JPS589098B2 - 3− アニリノ −5− ピラゾロンルイノ セイゾウホウホウ - Google Patents
3− アニリノ −5− ピラゾロンルイノ セイゾウホウホウInfo
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- JPS589098B2 JPS589098B2 JP48121955A JP12195573A JPS589098B2 JP S589098 B2 JPS589098 B2 JP S589098B2 JP 48121955 A JP48121955 A JP 48121955A JP 12195573 A JP12195573 A JP 12195573A JP S589098 B2 JPS589098 B2 JP S589098B2
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- Japan
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- anilino
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- chloro
- ethyl
- pyrazolones
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D231/00—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
- C07D231/02—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
- C07D231/10—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D231/14—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D231/44—Oxygen and nitrogen or sulfur and nitrogen atoms
- C07D231/52—Oxygen atom in position 3 and nitrogen atom in position 5, or vice versa
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C7/00—Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
- G03C7/30—Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
- G03C7/32—Colour coupling substances
- G03C7/36—Couplers containing compounds with active methylene groups
- G03C7/38—Couplers containing compounds with active methylene groups in rings
- G03C7/384—Couplers containing compounds with active methylene groups in rings in pyrazolone rings
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は3−アニリノ−5−ピラゾロン類の改良された
製造方法に関する。
製造方法に関する。
3−アニリノ−5−ピラゾロン類は染料の中間体として
あるいは写真用のマゼンタ色形成カグラーとして有用な
化合物である。
あるいは写真用のマゼンタ色形成カグラーとして有用な
化合物である。
3−アニリノ−5−ピラゾロン類のうち、3−アニリノ
基の2一位にハロゲン原子、アルキル基またはアルコキ
シ基の如き置換基を有しており、且つ3−アニリノ基に
炭素原子数6以上の疎水性基を有する化合物は、写真特
性が特に優れておりマゼンタ色形成カプラーとして極め
て有用である。
基の2一位にハロゲン原子、アルキル基またはアルコキ
シ基の如き置換基を有しており、且つ3−アニリノ基に
炭素原子数6以上の疎水性基を有する化合物は、写真特
性が特に優れておりマゼンタ色形成カプラーとして極め
て有用である。
3−アニリノー5−ピラゾロン類の合成に関してはこれ
までにいくつかの方法が提案されている。
までにいくつかの方法が提案されている。
しかしこれらの方法はいずれも反応工程が複雑であった
り、反応収率が低かったり、反応試剤が高価である等の
欠点があった。
り、反応収率が低かったり、反応試剤が高価である等の
欠点があった。
このうちで英国特許1129333号に記載された方法
、即ちβ−アニリノーβ−アルコキシアクリレート類と
ヒドラジン類とをアルカリ金属アルコキシドの存在下に
反応させる方法は、最も有効なものであるが、この方法
でも反応収率は必ずしも高くなかった。
、即ちβ−アニリノーβ−アルコキシアクリレート類と
ヒドラジン類とをアルカリ金属アルコキシドの存在下に
反応させる方法は、最も有効なものであるが、この方法
でも反応収率は必ずしも高くなかった。
特に、前述のような3−アニリノ基に疎水性基を有する
ピラゾロン類を合成する場合にこの方法を適用すると、
目的とする3−アニリノー5−ピラゾロン類はほとんど
得られないかあるいはごく少量しか得られなかった。
ピラゾロン類を合成する場合にこの方法を適用すると、
目的とする3−アニリノー5−ピラゾロン類はほとんど
得られないかあるいはごく少量しか得られなかった。
従って本発明の1つの目的は3−アニリノー5−ピラゾ
ロン類の改良された製造方法を提供することである。
ロン類の改良された製造方法を提供することである。
もう1つの目的は容易に且つ高収率に3−アニリノー5
−ピラゾロン類を製造する方法を提供することである。
−ピラゾロン類を製造する方法を提供することである。
更にもう1つの目的は各種の3−アニリノー5−ピラゾ
ロン類の製造に適用できる方法を提供することである。
ロン類の製造に適用できる方法を提供することである。
更にもう1つの目的は3〜アニリノ基に疎水性基を有す
る3−アニリノー5−ピラゾロン類を容易に且つ高収率
に製造する方法を提供することである。
る3−アニリノー5−ピラゾロン類を容易に且つ高収率
に製造する方法を提供することである。
他のもう1つの目的は以下の記載から明らかになろう4
これらの目的はβ−アニリノ−β〜アレコキシアクリレ
ート類とヒドラジン類とを反応させて3−アニリノー5
−ピラゾロン類を製造する方法において、β−アニリノ
−β−アルコキシアクリレート類とヒドラジン類とを反
応させる過程において、8以上14未満のpKa値を有
する化合物フェノール、0−、m−もしくはp−クレゾ
ール、0−、m一もしくはp−クロロフェノール、0−
、m一もしくはp−フロロフェノール、θ〜、m一もし
くはp−プロモフェノール、2・3−、2・4−、2・
5−、2・6−、3・4−もしくは35−ジメチルフエ
ノーレ、2・3・5−もしくは2・4・6−トリメチル
フェノール、o−、p−もしくはm−メトキシフェノー
ル、ターシャリープチルフェノール、ヒドロキノン、カ
テコール、レゾルシノール、メチルハイドロキノン、タ
ーシャリープチルハイドロキノン、n−オクチルハイド
ロキノン、2・5−ジターシャリープチルハイドロキノ
ン、ナフトールまたはホウ酸を存在させることによって
達成された。
これらの目的はβ−アニリノ−β〜アレコキシアクリレ
ート類とヒドラジン類とを反応させて3−アニリノー5
−ピラゾロン類を製造する方法において、β−アニリノ
−β−アルコキシアクリレート類とヒドラジン類とを反
応させる過程において、8以上14未満のpKa値を有
する化合物フェノール、0−、m−もしくはp−クレゾ
ール、0−、m一もしくはp−クロロフェノール、0−
、m一もしくはp−フロロフェノール、θ〜、m一もし
くはp−プロモフェノール、2・3−、2・4−、2・
5−、2・6−、3・4−もしくは35−ジメチルフエ
ノーレ、2・3・5−もしくは2・4・6−トリメチル
フェノール、o−、p−もしくはm−メトキシフェノー
ル、ターシャリープチルフェノール、ヒドロキノン、カ
テコール、レゾルシノール、メチルハイドロキノン、タ
ーシャリープチルハイドロキノン、n−オクチルハイド
ロキノン、2・5−ジターシャリープチルハイドロキノ
ン、ナフトールまたはホウ酸を存在させることによって
達成された。
本発明によれば、β−アニリノーβ−アルコキシアクリ
レート類とヒドラジン類とを8以上14未満のpKa値
を有する化合物の存在下に反応させることによって3−
アニリノー5−ピラゾロン類を高収率で得ることができ
る。
レート類とヒドラジン類とを8以上14未満のpKa値
を有する化合物の存在下に反応させることによって3−
アニリノー5−ピラゾロン類を高収率で得ることができ
る。
本発明の方法は特に一般式CI)で示される3−アニリ
ノ−5−ピラゾロン類の製造に適用した場合に有用であ
る。
ノ−5−ピラゾロン類の製造に適用した場合に有用であ
る。
式中R,はアシルアミノ基、アルキルスルファモイレ基
、アリールスルファモイル基またはアルコキシカルボニ
ル基を、R2はハロゲ塔原子、アルキル基またはアルコ
キシ基を、Xはアリール基を表わす。
、アリールスルファモイル基またはアルコキシカルボニ
ル基を、R2はハロゲ塔原子、アルキル基またはアルコ
キシ基を、Xはアリール基を表わす。
一般式CI)においてR1で示される基は6以上の炭素
原子、好ましくは8乃至26の炭素原子を含むのがよい
、R1に含まれるアルキル基およびアリーレ基は置換さ
れていてもよい。
原子、好ましくは8乃至26の炭素原子を含むのがよい
、R1に含まれるアルキル基およびアリーレ基は置換さ
れていてもよい。
一般式(1)においてR2で示されるハロゲン原子は弗
素、塩素、臭素等を包含し、またアルキル基およびアル
コキシ基は1乃至8の炭化数を含むものを包含する。
素、塩素、臭素等を包含し、またアルキル基およびアル
コキシ基は1乃至8の炭化数を含むものを包含する。
R2として、塩素原子、炭素数1乃至4のアルキル基ま
たは炭素数1乃至4のアルコキシ基は特に有用である。
たは炭素数1乃至4のアルコキシ基は特に有用である。
一般式〔■〕においてXで示されるアリール基は置換も
しくは無置換のフエニル基を包含する。
しくは無置換のフエニル基を包含する。
フエニル基への置換基としてはノロゲン原子、アルキル
基、アルコキシ基、アシル基、アルコキシカルボニル基
、カルボキシ基、スルホ基、二トロ基、アミノ基、アシ
ルアミノ基、スルホンアミド基、ウレイド基、シアノ基
、等が適当である。
基、アルコキシ基、アシル基、アルコキシカルボニル基
、カルボキシ基、スルホ基、二トロ基、アミノ基、アシ
ルアミノ基、スルホンアミド基、ウレイド基、シアノ基
、等が適当である。
本発明の方法によれば一般式(I)で示される3−アニ
リノー5−ピラゾロン類は一般式(I)で示されるβ−
アニリノーβ−アルコキシアクリレート類と一般式(H
)で示されるアリールヒドラジン類とを反応させること
によって製造することができる。
リノー5−ピラゾロン類は一般式(I)で示されるβ−
アニリノーβ−アルコキシアクリレート類と一般式(H
)で示されるアリールヒドラジン類とを反応させること
によって製造することができる。
(1)X−NH−NH2
式中R1、R2およびXは一般式(1)と同義であり、
R3およびR4は、同じでも異ってもよく、各々アルキ
ル基を表わす。
R3およびR4は、同じでも異ってもよく、各々アルキ
ル基を表わす。
一般式〔■〕においてR3およびR4で示されるアルキ
ル基は1乃至8の炭素数を含むものを包含する。
ル基は1乃至8の炭素数を含むものを包含する。
炭素数1乃至4のアルキル基は特に有用である。
本発明に用いられるβ−アニリノーβ−アルコキシアク
リレート類は英国特許1129334号、仏国特許14
69360号、特開昭47−5375号、特開昭50−
36458号等に記載された方法に従って製造すること
ができる。
リレート類は英国特許1129334号、仏国特許14
69360号、特開昭47−5375号、特開昭50−
36458号等に記載された方法に従って製造すること
ができる。
β−アニリノーβ−アルコキシアクリレート類の代表的
な化合物例を次に示す。
な化合物例を次に示す。
1 β一(2−クロロ−5−テトラデカノイルアミノア
ニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチレ 2.β一(2−メトキシー5−テトラデカノイルアミノ
アニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチレ 3 β−(2−クロロ−5−オクタデカノイルアミノア
ニリノ)一β−メトキシアクリル酸メチル 4.β−(2−メトキシー5−ドデカノイルアミノアニ
リノ)一β一エトキシアクリル酸エチル5.β一(2−
クロロ−5−ヘキサデカノイルアミノアニリノ)一β一
エトキシアクリル酸エチレ 6.β−〔2−メトキシー5−(2−(2・4ージーt
ert−ペンチルフエノキシ)プチルアミド}アニリノ
〕一β−メトキシアクリル酸プチレ 7.β一(2−クロロ−4−テトラテシルスルフアモイ
ルアニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチル 8.β一(2−クロロ−5−rトラテシルスルファモイ
ルアニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチル 9,β−(2−クロロ−5−ドデシルスルファモイルア
ニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチレ io.β−{2−クロロ−5−(1・1−ジメチルヘキ
サデシルスルファモイル)アニリノ}−β−エトキシア
クリル酸エチル 11.β一(2−オクチルオキシ−5−シクロヘキシル
スルファモイルアニリノ)−β一エトキシアクリル酸エ
チル 12.β−〔2−クロロー5−(3−(2・4−ジ−t
ert−ペンチル)フエノキシ)プロビルスルファモイ
ル}アニリノ〕一β一エトキシアクリル酸メチル 13.β=〔2−クロロ−5−(3−(3−ペンタデシ
ルフエノキシ)プロビルスルファモイル}アニリノ〕−
β−エトキシアクリル酸エチル14.β−〔2−クロロ
−5−(4−(3−ペンタデシルフエノキシ)プチルス
ルファモイノ1アニリノ〕一β一エトキシアクリル酸エ
チル 15.β=〔2−クロロー5−(2−(ドテシルサクシ
ンイミド)エチルスルファモイル}アニリノ〕−β−エ
トキシアクリル酸エチル 15.β−〔2〜クロロ−5−{2〜(ドデシルサクシ
ンイミド)エチルスルファモイル}アニリノ〕−β−工
・キシアクリル酸エチル 16.β一〔2−クロロ−4−(2−(3−tert一
ブチルー4−ヒドロキシフエノキシ)テトラテシルスル
ファモイル}アニリノ〕−β一エトキシアクリル酸エチ
ル 17.β一〔2−クロロ−5−(N−(2−シアノエチ
ル)−N−ヘキサデシルスルファモイル}アニリノ〕一
β一エトキシアクリル酸エチル18.β−2・5−ジク
ロロ−4−(3−(2・4−ジ−tert−ペンチルフ
エノキシ)プロビルスルファモイノ四アニリノ〕一β一
エトキシアクリル酸エチル 19.β−〔2−メトキシー5−(3−(2・4ジ−t
ert−ベンチルフエノキシ)プロビルスルファモイル
}アニリノ〕一β一エトキシアクリル酸エチル 20.β一(2−メトキシー5−テトラデシルファモイ
ルアニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチル 21。
ニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチレ 2.β一(2−メトキシー5−テトラデカノイルアミノ
アニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチレ 3 β−(2−クロロ−5−オクタデカノイルアミノア
ニリノ)一β−メトキシアクリル酸メチル 4.β−(2−メトキシー5−ドデカノイルアミノアニ
リノ)一β一エトキシアクリル酸エチル5.β一(2−
クロロ−5−ヘキサデカノイルアミノアニリノ)一β一
エトキシアクリル酸エチレ 6.β−〔2−メトキシー5−(2−(2・4ージーt
ert−ペンチルフエノキシ)プチルアミド}アニリノ
〕一β−メトキシアクリル酸プチレ 7.β一(2−クロロ−4−テトラテシルスルフアモイ
ルアニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチル 8.β一(2−クロロ−5−rトラテシルスルファモイ
ルアニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチル 9,β−(2−クロロ−5−ドデシルスルファモイルア
ニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチレ io.β−{2−クロロ−5−(1・1−ジメチルヘキ
サデシルスルファモイル)アニリノ}−β−エトキシア
クリル酸エチル 11.β一(2−オクチルオキシ−5−シクロヘキシル
スルファモイルアニリノ)−β一エトキシアクリル酸エ
チル 12.β−〔2−クロロー5−(3−(2・4−ジ−t
ert−ペンチル)フエノキシ)プロビルスルファモイ
ル}アニリノ〕一β一エトキシアクリル酸メチル 13.β=〔2−クロロ−5−(3−(3−ペンタデシ
ルフエノキシ)プロビルスルファモイル}アニリノ〕−
β−エトキシアクリル酸エチル14.β−〔2−クロロ
−5−(4−(3−ペンタデシルフエノキシ)プチルス
ルファモイノ1アニリノ〕一β一エトキシアクリル酸エ
チル 15.β=〔2−クロロー5−(2−(ドテシルサクシ
ンイミド)エチルスルファモイル}アニリノ〕−β−エ
トキシアクリル酸エチル 15.β−〔2〜クロロ−5−{2〜(ドデシルサクシ
ンイミド)エチルスルファモイル}アニリノ〕−β−工
・キシアクリル酸エチル 16.β一〔2−クロロ−4−(2−(3−tert一
ブチルー4−ヒドロキシフエノキシ)テトラテシルスル
ファモイル}アニリノ〕−β一エトキシアクリル酸エチ
ル 17.β一〔2−クロロ−5−(N−(2−シアノエチ
ル)−N−ヘキサデシルスルファモイル}アニリノ〕一
β一エトキシアクリル酸エチル18.β−2・5−ジク
ロロ−4−(3−(2・4−ジ−tert−ペンチルフ
エノキシ)プロビルスルファモイノ四アニリノ〕一β一
エトキシアクリル酸エチル 19.β−〔2−メトキシー5−(3−(2・4ジ−t
ert−ベンチルフエノキシ)プロビルスルファモイル
}アニリノ〕一β一エトキシアクリル酸エチル 20.β一(2−メトキシー5−テトラデシルファモイ
ルアニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチル 21。
β−{2−クロロー5−(N−メチルーN−オクタデシ
ルスルファモイル)アニリノ}一βーエトキシアクリル
酸エチル 22.β−{2−クロロー5−(4−ドテシル)フエニ
ルスルファモイル)アニリノ}一β一エ−キシアクリル
酸エチル 23.β−(2−メチル−5−ドデシルスルファモイル
アニリノ)一β一エトキシアクリル酸メチレ 24,β−〔2−クロロー5−(2−(N−プチルヘキ
サデシルアミド)エチルスルファモイル}アニリノ〕一
β一エトキシアクリル酸エチル25.β一(2・5−ジ
クロロー4−シクロヘキシルスルファモイルアニリノ)
−β〜エトキシアクリル酸エチル 26.β−(2−クロロー5−テトラデシルオキシ力ル
ポニルアニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチル 27.β−(2−メチル−5−テトラデシルオキシカル
ボニルアニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチル 28.β〜〔2−メトキシー5−(2−(2・4一ジ−
tert−ペンチルフエノキシ)エトキシカルボニル}
アニリノ〕一β一エトキシアクリル酸エチル 29.β−l2−クロロ−5−(2−(2−ドテシルサ
クシンイミド)エトキシ力ルボニル}アニリノ〕一β一
エトキシアクリル酸エチル 30.β−{2−クロロ−5−(2−プトキシテトラデ
シルオキシカルボニル)7=リ/)=β−エトキシアク
リル酸エチル 31.β−〔2−メチル−5−(4−(2・4−ジ−t
ert−ペンチルフエノキシ)プトキシカルポニノ1ア
ニリノ}アニリノ〕−β一エトキシアクリル酸エチル 32.β−〔2−クロロ−5−{2−(3−ペンタデシ
ルフエノキシ)エトキシカルボニル}アニリノ〕−β−
エトキシアクリル酸エチル 33.β−〔2−クロロ−5[2(3−tert=ブチ
ルー4−ヒドロキシフエノキシ)テトラデシルオキシカ
ルボニル}アニリノ〕−β−エトキシアクリル酸エチル 34.β−{2−メトキシー5−(2−ヘキシルデシル
オキシカルボニル)アニリノ}−β一エトキシアクリル
酸エチル 35.β−{2−クロロ−4−(2−ドテシルオキシカ
ルポニルエトキシカルボニル)アニリノ}−β−エトキ
シアクリル酸エチル 36.β−{2−メトキシー5−テトラテシルオキシカ
ルボニルメトキシカルボニル)アニリノ}=β−エトキ
シアクリル酸エチル 本発明に用いられるヒドラジン類特にアリールヒドラジ
ン類は公知方法に従って製造することができる。
ルスルファモイル)アニリノ}一βーエトキシアクリル
酸エチル 22.β−{2−クロロー5−(4−ドテシル)フエニ
ルスルファモイル)アニリノ}一β一エ−キシアクリル
酸エチル 23.β−(2−メチル−5−ドデシルスルファモイル
アニリノ)一β一エトキシアクリル酸メチレ 24,β−〔2−クロロー5−(2−(N−プチルヘキ
サデシルアミド)エチルスルファモイル}アニリノ〕一
β一エトキシアクリル酸エチル25.β一(2・5−ジ
クロロー4−シクロヘキシルスルファモイルアニリノ)
−β〜エトキシアクリル酸エチル 26.β−(2−クロロー5−テトラデシルオキシ力ル
ポニルアニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチル 27.β−(2−メチル−5−テトラデシルオキシカル
ボニルアニリノ)一β一エトキシアクリル酸エチル 28.β〜〔2−メトキシー5−(2−(2・4一ジ−
tert−ペンチルフエノキシ)エトキシカルボニル}
アニリノ〕一β一エトキシアクリル酸エチル 29.β−l2−クロロ−5−(2−(2−ドテシルサ
クシンイミド)エトキシ力ルボニル}アニリノ〕一β一
エトキシアクリル酸エチル 30.β−{2−クロロ−5−(2−プトキシテトラデ
シルオキシカルボニル)7=リ/)=β−エトキシアク
リル酸エチル 31.β−〔2−メチル−5−(4−(2・4−ジ−t
ert−ペンチルフエノキシ)プトキシカルポニノ1ア
ニリノ}アニリノ〕−β一エトキシアクリル酸エチル 32.β−〔2−クロロ−5−{2−(3−ペンタデシ
ルフエノキシ)エトキシカルボニル}アニリノ〕−β−
エトキシアクリル酸エチル 33.β−〔2−クロロ−5[2(3−tert=ブチ
ルー4−ヒドロキシフエノキシ)テトラデシルオキシカ
ルボニル}アニリノ〕−β−エトキシアクリル酸エチル 34.β−{2−メトキシー5−(2−ヘキシルデシル
オキシカルボニル)アニリノ}−β一エトキシアクリル
酸エチル 35.β−{2−クロロ−4−(2−ドテシルオキシカ
ルポニルエトキシカルボニル)アニリノ}−β−エトキ
シアクリル酸エチル 36.β−{2−メトキシー5−テトラテシルオキシカ
ルボニルメトキシカルボニル)アニリノ}=β−エトキ
シアクリル酸エチル 本発明に用いられるヒドラジン類特にアリールヒドラジ
ン類は公知方法に従って製造することができる。
ヒドラジン類の代表的な化合物例を次に示す。
1.フエニルヒドラジン
2.2−1ロロフエニルヒドラジン
3.4−l7口フエニルヒドラジン
4.4−7ロモフエニルヒドラジン
5,4−フロロフエニルヒドラジン
6.2・5−ジクロロフエニルヒドラジン7.2・6−
ジクロロフエニルヒドラジン8,3・5−yプロモフエ
ニルヒドラジン9 2・4・6−トリクロロフエニルヒ
ドラジン10.2・4・6−トリプロモフエニルヒドラ
ジン11,2−シアノフエニルヒドラジン 12.4−シアノフエニルヒドラジン 13.3−ニトロフエニルヒドラジン 14。
ジクロロフエニルヒドラジン8,3・5−yプロモフエ
ニルヒドラジン9 2・4・6−トリクロロフエニルヒ
ドラジン10.2・4・6−トリプロモフエニルヒドラ
ジン11,2−シアノフエニルヒドラジン 12.4−シアノフエニルヒドラジン 13.3−ニトロフエニルヒドラジン 14。
4−アミノフエニルヒドラジン15.4−メチルアミン
フエニルヒドラジン16.4−アセトアミドフエニルヒ
ドラジン17.4−(2−(2・4−ジーtert−ペ
ンチルフエノキシ)プチルアミド〕フエニルヒドラジン 18.2・6−ジ,Iルフエニルヒドラジン19.2・
6−ジエチルフエニルヒドラジン20.2−トリフルオ
ロメチルフエニルヒドラジン21.4−メトキシフエニ
ルヒドラジン 22.2−エトキシフエニルヒドラジン 23.4−7エニルフエニルヒドラジン 24.4−フエノキシフエニルヒドラジン25.4−プ
チルフエニルヒドラジン 26.4〜(N−メチルベンズアミド)フエニルヒドラ
ジン 27.3−(N−N−ジエチルカルバモイル)フエニル
ヒドラジン 28.4−(N−メチルフエニルスルホンアミド)フエ
ニルヒドラジン 29,4−メチルウレイドフエニルヒドラジン30.3
−アセチルフエニルヒドラジン 31.2−メチル−5−二トロフエニルヒドラジン32
.2−Iロロ−5−シアノフエニルヒドラジン33.2
−メチル−5−クロロフエニルヒドラジン34.2・6
−ジクロロ−4−メチルフエニル35、2・6−ジクロ
ロ−4−メトキシフエニルヒドラジン 36.2・4−ジクロロ−6−メチルフエニルヒドラジ
ン 37.2−クロロ−4・6−ジメチルフエニルヒドラジ
ン 38.2・6−)クロロー4−ニトロフエニルヒドラジ
ン 39.2・4・6−トリメチル−3−ニトロフエニルヒ
ドラジン 40.2・4・6−トリメチル−3−アセトアミドフエ
ニルヒドラジン 41.7・5〜ジカルボキシフエニルヒドラジン42,
4−エトキシカルポニルフエニルヒドラジン43.2・
6−ジクロローテトラデシルオキシカルボニルフエニル
ヒドラジン 44.4−(N−N−ジメチルスルファモイル)フエニ
ルヒドラジン 45.3−スルホ−4−フエノキシフエニルヒドラジン 46.2−メトキシ−5−メチル−3・4・6−トリク
ロロフエニルヒドラジン 47.3−ジメチルアミノ〜4−プロモフエニルヒドラ
ジン 48.ナフチルヒドラジン 49.プチルヒドラジン 50.シクロへキシルヒドラジン 51.2−ペンゾチアゾリルヒドラジン 反応に用いられる各成分の割合は限定されるものではな
い。
フエニルヒドラジン16.4−アセトアミドフエニルヒ
ドラジン17.4−(2−(2・4−ジーtert−ペ
ンチルフエノキシ)プチルアミド〕フエニルヒドラジン 18.2・6−ジ,Iルフエニルヒドラジン19.2・
6−ジエチルフエニルヒドラジン20.2−トリフルオ
ロメチルフエニルヒドラジン21.4−メトキシフエニ
ルヒドラジン 22.2−エトキシフエニルヒドラジン 23.4−7エニルフエニルヒドラジン 24.4−フエノキシフエニルヒドラジン25.4−プ
チルフエニルヒドラジン 26.4〜(N−メチルベンズアミド)フエニルヒドラ
ジン 27.3−(N−N−ジエチルカルバモイル)フエニル
ヒドラジン 28.4−(N−メチルフエニルスルホンアミド)フエ
ニルヒドラジン 29,4−メチルウレイドフエニルヒドラジン30.3
−アセチルフエニルヒドラジン 31.2−メチル−5−二トロフエニルヒドラジン32
.2−Iロロ−5−シアノフエニルヒドラジン33.2
−メチル−5−クロロフエニルヒドラジン34.2・6
−ジクロロ−4−メチルフエニル35、2・6−ジクロ
ロ−4−メトキシフエニルヒドラジン 36.2・4−ジクロロ−6−メチルフエニルヒドラジ
ン 37.2−クロロ−4・6−ジメチルフエニルヒドラジ
ン 38.2・6−)クロロー4−ニトロフエニルヒドラジ
ン 39.2・4・6−トリメチル−3−ニトロフエニルヒ
ドラジン 40.2・4・6−トリメチル−3−アセトアミドフエ
ニルヒドラジン 41.7・5〜ジカルボキシフエニルヒドラジン42,
4−エトキシカルポニルフエニルヒドラジン43.2・
6−ジクロローテトラデシルオキシカルボニルフエニル
ヒドラジン 44.4−(N−N−ジメチルスルファモイル)フエニ
ルヒドラジン 45.3−スルホ−4−フエノキシフエニルヒドラジン 46.2−メトキシ−5−メチル−3・4・6−トリク
ロロフエニルヒドラジン 47.3−ジメチルアミノ〜4−プロモフエニルヒドラ
ジン 48.ナフチルヒドラジン 49.プチルヒドラジン 50.シクロへキシルヒドラジン 51.2−ペンゾチアゾリルヒドラジン 反応に用いられる各成分の割合は限定されるものではな
い。
通常はβ−アニリノ−β−アルコキシアクリレート類1
モルに対してヒドラジン類を0.5〜2.5モル程度、
pKa値8以上14未満の化合物を0.1〜10モル程
度用いると好ましり詰来が得られる。
モルに対してヒドラジン類を0.5〜2.5モル程度、
pKa値8以上14未満の化合物を0.1〜10モル程
度用いると好ましり詰来が得られる。
β−アニリノ−β−アルコキシアクリレート類とヒドラ
ジン類との反応は通常は無溶媒で行われるが、必要に応
じて不活性溶媒を用いることもできる。
ジン類との反応は通常は無溶媒で行われるが、必要に応
じて不活性溶媒を用いることもできる。
不活性溶媒は反応試剤を溶解しうるもので、沸点が50
℃以上のものが好ましい。
℃以上のものが好ましい。
具体的には例えばメタノール、エタノール、グロパノー
ル、プタノール、ベンゼン、クロロベンゼン、キシレン
、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
リコールモノエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンなどがある。
ル、プタノール、ベンゼン、クロロベンゼン、キシレン
、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
リコールモノエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンなどがある。
反応は一般に50〜200℃程度に加熱して行うのがよ
い。
い。
好ましい温度は反応試剤により一定ではないが、通常8
0〜120℃の範囲が有効である。
0〜120℃の範囲が有効である。
反応は窒素ガスの如き不活性ガスの雰囲気中で、軽度の
減圧下に行うのが反応生成物の着色を防止する上で好ま
しい。
減圧下に行うのが反応生成物の着色を防止する上で好ま
しい。
本発明に従ってβ−アニリノーβ−アルコキシアクリレ
ート類とヒドラジン類とをpKa値8以上14未満の化
合物の存在下に反応させると、β一位のアルコキシ基に
代ってヒドラジンが導入されたβ−アニリノーβ−ヒド
ラジンアクリレート類が生成することがわかった。
ート類とヒドラジン類とをpKa値8以上14未満の化
合物の存在下に反応させると、β一位のアルコキシ基に
代ってヒドラジンが導入されたβ−アニリノーβ−ヒド
ラジンアクリレート類が生成することがわかった。
例えば一般式〔■〕で示されるアクリレート類と一般式
〔■〕で示されるヒドラジン類とからは一般式〔■〕で
示される化合物が生成する。
〔■〕で示されるヒドラジン類とからは一般式〔■〕で
示される化合物が生成する。
式中、R1、R2、R4およびXは一般式(I)および
(I)と同義である。
(I)と同義である。
β−アニリノーβ−ヒドラジノアクリレート類例えば一
般式〔■〕で示される化合物は、強アルカリ例えば苛性
ソータ;苛性カリ、水酸化バリウムの如き金属水酸化物
;ナトリウムエトキシト−カリウムプトキシドの如き金
属アルコキシド等を用いることにより容易にかつ高収率
に閉環して3−アニリノー5−ピラゾロン類例えば一般
式(I)で示される化合物を生成する。
般式〔■〕で示される化合物は、強アルカリ例えば苛性
ソータ;苛性カリ、水酸化バリウムの如き金属水酸化物
;ナトリウムエトキシト−カリウムプトキシドの如き金
属アルコキシド等を用いることにより容易にかつ高収率
に閉環して3−アニリノー5−ピラゾロン類例えば一般
式(I)で示される化合物を生成する。
この反応は不活性溶剤一例えば前述の不活性溶剤の存在
下に行われ得る。
下に行われ得る。
本発明に従って3−アニリノー5−ピラゾロン類を製造
する場合に東中間生成物のβ−アニリノーβ−ヒドラジ
ノアクリレート類を一旦分類し、次にこれを閉環反応さ
せて目的物を製造してもよいし、中間生成物を分離する
ことなく連続的に閉環反応を行ってもよい。
する場合に東中間生成物のβ−アニリノーβ−ヒドラジ
ノアクリレート類を一旦分類し、次にこれを閉環反応さ
せて目的物を製造してもよいし、中間生成物を分離する
ことなく連続的に閉環反応を行ってもよい。
β−アニリノーβ−ヒドラジノアクリレート類を一旦分
離し、単離精製してから閉環反応を行えば閉環反応時の
副生成物の生成がなく最終段階での精製をほとんど要し
ない程純粋な3−アニリノー5−ピラゾロンが得られる
利点がある。
離し、単離精製してから閉環反応を行えば閉環反応時の
副生成物の生成がなく最終段階での精製をほとんど要し
ない程純粋な3−アニリノー5−ピラゾロンが得られる
利点がある。
本発明の大きな利点は、公知の方法によっては困難であ
ったかまたは不町能であった3−アニリノ基に疎水性基
を有する3−アニリノー5−ピラゾロン類の精製が容易
かつ高収率に行えることである。
ったかまたは不町能であった3−アニリノ基に疎水性基
を有する3−アニリノー5−ピラゾロン類の精製が容易
かつ高収率に行えることである。
これは本発明に用いられるpKa8以上14未満の化合
物が複雑な副反応を抑制し、選択的にβ−アニリノーβ
−ヒドラジノアクリレート類の生成を促進させる作用を
有するためと考察される。
物が複雑な副反応を抑制し、選択的にβ−アニリノーβ
−ヒドラジノアクリレート類の生成を促進させる作用を
有するためと考察される。
なお、3−アニリノ基に疎水性基を有する3−アニリノ
ー5−ビラゾロン類を精製する場合、まず3−アニリノ
ー5−ピラゾロン類をつくり、次に疎水性基を導入する
方法もある。
ー5−ビラゾロン類を精製する場合、まず3−アニリノ
ー5−ピラゾロン類をつくり、次に疎水性基を導入する
方法もある。
例えばβ−アルコキシーβ−(2−クロロー5−ニトロ
アニリノ)アクリル酸エチルとフエニルヒドラジンから
1ーフエニル−3−(2−クロロ−5−=トロ7=Jノ
)−5−ピラゾロンをつくり、これを環元して1−フエ
ニルー3−(2−クロロ−5−アミノアニリノ)−5〜
ピラゾロンとし、充分精製してからテトラデカン酸クロ
リドと反応させて、1−フエニル−3−(2−クロロ−
5〜テトラデカノイルアミノアニリノ)−5−ピラゾロ
ンをつくることかできる。
アニリノ)アクリル酸エチルとフエニルヒドラジンから
1ーフエニル−3−(2−クロロ−5−=トロ7=Jノ
)−5−ピラゾロンをつくり、これを環元して1−フエ
ニルー3−(2−クロロ−5−アミノアニリノ)−5〜
ピラゾロンとし、充分精製してからテトラデカン酸クロ
リドと反応させて、1−フエニル−3−(2−クロロ−
5〜テトラデカノイルアミノアニリノ)−5−ピラゾロ
ンをつくることかできる。
しかしこの方法は本発明の方法にくらべて反応工程の複
雑さや収率の点で著しく劣るものである。
雑さや収率の点で著しく劣るものである。
以下に具体例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例 1
β−(2−クロロ−5−テトラテカノイルアミノアニリ
ノ)−β−エトキシアクリル酸エチル9.8f、2・4
・6−}Jクロロフェニルヒドラジン6.37およびフ
ェノール(pKa値:9.998)io.oyを、30
mmHgの減圧下に80℃で6時間加熱し丸反応混合物
にメタノール40mlおよび苛性ソーダ1,67を加え
、水浴中で10分間攪拌してから、反応混合物を約10
0mlの氷水中に注いだ。
ノ)−β−エトキシアクリル酸エチル9.8f、2・4
・6−}Jクロロフェニルヒドラジン6.37およびフ
ェノール(pKa値:9.998)io.oyを、30
mmHgの減圧下に80℃で6時間加熱し丸反応混合物
にメタノール40mlおよび苛性ソーダ1,67を加え
、水浴中で10分間攪拌してから、反応混合物を約10
0mlの氷水中に注いだ。
クロロホルム各30mlを用いて2回抽出を行い、抽出
液をlO%苛性ソーダ水溶液各50mlで3回洗浄し、
次いで水各60mlで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウム
を用いて乾燥した。
液をlO%苛性ソーダ水溶液各50mlで3回洗浄し、
次いで水各60mlで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウム
を用いて乾燥した。
クロロホルムを留去した残査をゲルパーミューションク
口マトグラフイーによって測定したところ、80%の、
■−(2・4・6−トリクロロフエニル)−3−(2−
クロロ−5−テトラデカノイルアミノアニリノ)−5−
ピラゾロンが含有されていることがわかった。
口マトグラフイーによって測定したところ、80%の、
■−(2・4・6−トリクロロフエニル)−3−(2−
クロロ−5−テトラデカノイルアミノアニリノ)−5−
ピラゾロンが含有されていることがわかった。
残査をシリカゲル力ラムクロマトグラフイー〔溶剤はク
ロロホルム:酢酸エチル一10:1(容量)〕により精
製し8.6g(収率70%)の目的物を得た。
ロロホルム:酢酸エチル一10:1(容量)〕により精
製し8.6g(収率70%)の目的物を得た。
酢酸エチルとn−ヘキサンの混合溶媒(容量比1:l)
から再結晶したものの融点は92〜96℃であった。
から再結晶したものの融点は92〜96℃であった。
上史例 1
実施例1におけるフェノールの代りに、本発明における
範囲以外のpKa値を有する化合物である2・4・6−
トリクロ口フェノール(pKa値:6.41)を用いて
、実施例1と同様に操作し、ゲルパーミューションク口
マトグラフイーによって測定した目的化合物の含有量は
45%であった。
範囲以外のpKa値を有する化合物である2・4・6−
トリクロ口フェノール(pKa値:6.41)を用いて
、実施例1と同様に操作し、ゲルパーミューションク口
マトグラフイーによって測定した目的化合物の含有量は
45%であった。
実施例 2
実施例1におけるフェノールの代りに、0−クレゾール
(pKa値:10.287)を用いて実施例1と同様に
操作し、ゲルパーミューションク口マトグラフイーによ
って測定した目的化合物の含有量は85%であった。
(pKa値:10.287)を用いて実施例1と同様に
操作し、ゲルパーミューションク口マトグラフイーによ
って測定した目的化合物の含有量は85%であった。
実施例 3
β−〔2−クロロ−5−(2−(2・4−ジーtert
−ペンチルフエノキシ)プチルアミド}アニリノ〕一β
一エトキシアクリル酸エチル50f、2・6−ジクロロ
ー4−メトキシフエニルヒドラジン202およびo−ク
レゾール30Pを用いて、実施例lと同様にしてl−(
2・6−ジクロロー4一メトキシ)−3−C2−クロロ
−5−{2−(2・4−ジーtert−ペンチルフエノ
キシ)プチルアミド}アニリノ〕−5−ピラゾロンを得
た。
−ペンチルフエノキシ)プチルアミド}アニリノ〕一β
一エトキシアクリル酸エチル50f、2・6−ジクロロ
ー4−メトキシフエニルヒドラジン202およびo−ク
レゾール30Pを用いて、実施例lと同様にしてl−(
2・6−ジクロロー4一メトキシ)−3−C2−クロロ
−5−{2−(2・4−ジーtert−ペンチルフエノ
キシ)プチルアミド}アニリノ〕−5−ピラゾロンを得
た。
エタノールから再結晶したものの融点は176〜177
℃であった。
℃であった。
実施例 4
β一〔2−クロロ−5−(3−(2・4−ジーtert
−ペンチルフエノキシ)ブロビルスルファモイル}アニ
リノ〕一β−メトキシアクリル酸エチル45g、2・4
・6−トリクロロフエニルヒドラジン20?およびフェ
ノール302を用いて、実施例1と同様にして1−(2
・4・6−トリクロ口フエニル)−3−(2−クロロー
5−{3−(2・4−V−tert−ペンチルフエノキ
シ)プロビルスルファモイル}アニリノ−5−ピラゾロ
ンを得た。
−ペンチルフエノキシ)ブロビルスルファモイル}アニ
リノ〕一β−メトキシアクリル酸エチル45g、2・4
・6−トリクロロフエニルヒドラジン20?およびフェ
ノール302を用いて、実施例1と同様にして1−(2
・4・6−トリクロ口フエニル)−3−(2−クロロー
5−{3−(2・4−V−tert−ペンチルフエノキ
シ)プロビルスルファモイル}アニリノ−5−ピラゾロ
ンを得た。
エタノールから再結晶したものの融点は173〜175
℃であった。
℃であった。
実施例 5
β−(2−メトキシー5−テトラデシルオキシ力ルポニ
ルアニリノ)一β一エトキシアクリル酸ェ+ル40f,
2・4・6−トリクロロフェニルヒドラジン202およ
びフェノール309を用いて、実施例1と同様にして1
−(2・4・6−トリクロロフエニル)−3−(2−メ
トキシ−5−テトラデシルオキシ力ルポニルアニリノ)
−5−ピラゾロンを得た。
ルアニリノ)一β一エトキシアクリル酸ェ+ル40f,
2・4・6−トリクロロフェニルヒドラジン202およ
びフェノール309を用いて、実施例1と同様にして1
−(2・4・6−トリクロロフエニル)−3−(2−メ
トキシ−5−テトラデシルオキシ力ルポニルアニリノ)
−5−ピラゾロンを得た。
メタノールから再結晶したものの融点は110〜112
℃であった。
℃であった。
Claims (1)
- 1 β−アニリノ−β−ノルコキシアクリレート類とヒ
ドラジン類とを反応させて3−アニリノー5−ピラゾロ
ン類を製造する方法において、β−アニリノーβ−アル
コキシアクリレート類とヒドラジン類とを反応させる際
、フェノール、O−、m−もしくはp−クレゾール、0
−、m一もしくはp−クロロフェノール、0−、m−も
しくはp一フロロフェノール、0−、m一もしくはp−
ブロモフェノール、2・3−、2・4−、2・5−、2
・6−、3・4−もしくは3・4−ジメチルフェノール
、2・3・5−もしくは2・4・6−トリメチルフェノ
ール、0−、p−もしくはm−メトキシフェノール、タ
ーシャリープチルフェノール、ヒドロキノン、カテコー
ル、レゾルシノール、メチルハイドロキシノン、ターシ
ャリーブチルハイドロキノン、n−オクチルハイドロキ
ノン、2・5−ジターシャリーブチルハイドロキノン、
ナフトールまたはホウ酸を存在させることを特徴とする
方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48121955A JPS589098B2 (ja) | 1973-10-30 | 1973-10-30 | 3− アニリノ −5− ピラゾロンルイノ セイゾウホウホウ |
DE19742451602 DE2451602A1 (de) | 1973-10-30 | 1974-10-30 | Verfahren zur herstellung von 3-anilino-5-pyrazolonen |
US05/519,310 US3979412A (en) | 1973-10-30 | 1974-10-30 | Process for producing 3-anilino-5-pyrazolones |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48121955A JPS589098B2 (ja) | 1973-10-30 | 1973-10-30 | 3− アニリノ −5− ピラゾロンルイノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5070366A JPS5070366A (ja) | 1975-06-11 |
JPS589098B2 true JPS589098B2 (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=14824035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48121955A Expired JPS589098B2 (ja) | 1973-10-30 | 1973-10-30 | 3− アニリノ −5− ピラゾロンルイノ セイゾウホウホウ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US3979412A (ja) |
JP (1) | JPS589098B2 (ja) |
DE (1) | DE2451602A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2320939A1 (fr) * | 1975-08-11 | 1977-03-11 | Gaf Corp | Esters imidiques, amidines, leur obtention et leur application a la production d'anilino-pyrazolones |
US4138571A (en) * | 1976-11-15 | 1979-02-06 | Gaf Corporation | Nitrophenyl imino propionates |
US4281143A (en) * | 1979-09-04 | 1981-07-28 | Eastman Kodak Company | Process for preparing 1-aryl-3-amino-5-pyrazolones |
US4374253A (en) * | 1981-09-28 | 1983-02-15 | Eastman Kodak Company | Method for preparing 1-aryl-3-arylamino-2-pyrazolin-5-ones from N-aryl-3-arylamino-3-oximinopropionamides |
KR100479019B1 (ko) * | 1998-05-22 | 2005-08-29 | 씨제이 주식회사 | 캐테콜히드라존유도체,이의제조방법및그를함유한약제학적조성물 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1449259A (fr) * | 1964-10-07 | 1966-08-12 | Eastman Kodak Co | Procédé de préparation de 5-pyrazolones |
FR1469360A (fr) * | 1965-02-24 | 1967-02-10 | Eastman Kodak Co | Nouveau procédé de préparation de coupleurs formateurs de colorant magenta |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1129333A (en) * | 1964-10-07 | 1968-10-02 | Eastman Kodak Co | Preparation of 3-substituted-amino-5-pyrazolones |
GB1134329A (en) * | 1965-02-24 | 1968-11-20 | Eastman Kodak Co | Substituted pyrazolone compounds |
DE2042920A1 (de) * | 1970-08-29 | 1972-03-02 | Agfa Gevaert AG, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung von3 Anihno pyrazolonen (5) |
-
1973
- 1973-10-30 JP JP48121955A patent/JPS589098B2/ja not_active Expired
-
1974
- 1974-10-30 US US05/519,310 patent/US3979412A/en not_active Expired - Lifetime
- 1974-10-30 DE DE19742451602 patent/DE2451602A1/de not_active Withdrawn
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1449259A (fr) * | 1964-10-07 | 1966-08-12 | Eastman Kodak Co | Procédé de préparation de 5-pyrazolones |
FR1469360A (fr) * | 1965-02-24 | 1967-02-10 | Eastman Kodak Co | Nouveau procédé de préparation de coupleurs formateurs de colorant magenta |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5070366A (ja) | 1975-06-11 |
DE2451602A1 (de) | 1975-05-07 |
US3979412A (en) | 1976-09-07 |
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