JPS5890616A - 磁気光学回転子 - Google Patents

磁気光学回転子

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JPS5890616A
JPS5890616A JP57195199A JP19519982A JPS5890616A JP S5890616 A JPS5890616 A JP S5890616A JP 57195199 A JP57195199 A JP 57195199A JP 19519982 A JP19519982 A JP 19519982A JP S5890616 A JPS5890616 A JP S5890616A
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polarization
light
wave
loop
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JP57195199A
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ア−ブ・セ・ルフエ−ブル
ラルフ・エイ・バ−グ
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Leland Stanford Junior University
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/032Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using magneto-optic devices, e.g. Faraday or Cotton-Mouton effect
    • G01R33/0322Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using magneto-optic devices, e.g. Faraday or Cotton-Mouton effect using the Faraday or Voigt effect
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/09Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on magneto-optical elements, e.g. exhibiting Faraday effect

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、通過する偏光の偏光方向を回転する磁気光
学回転子に関し、特に、ファラデー効果を利用する磁気
光ファイバ回転子に関する。
ある種の物質は、それ自身、通過する光の偏光方向を回
転するような光学活性を示す。しかしながら、光ファイ
バの材料として最もあたり前に用いられているガラス(
シリカ)は、この光学活性を示さない。1845年に、
ファラデーは、この光学活性を有しないとされているガ
ラスおよびその他の物質が、強磁場に置かれたときに、
この性質を獲得することを発見した。磁力線に平行に物
質を通過する光は、この磁り纏によって影響され、その
ため光の偏光方向が回転される。この発見は、「ファラ
デー効果」としてよく知られている。7アラデー効果の
最も興味深い特徴は、任意の波長についての回転子の回
転が伝播の方向に関係なく定位置観察者の観察方向から
同一であることにある。したがって、各方向で一度磁場
を通過する光線は、2倍の回転角を有することになる(
この特徴は、自然の光学活性と興なるところである。)
このようなファラデー効果による回転の曇は、次の要素
に依存する。
1、 物質のベルデ定数(ファラデー効果に対する物質
の磁化率の示標) 2、 光の伝播方向に平行に物質に対して加えられる磁
場の部分強度 3、 物質に対して印加される磁場の長さシリカは、比
較的小さなベルデ定数を有する。
したがって、シリカ光ファイバで適切なファラデー回転
を生み出すためには、磁場の強度を極めて強くしなけれ
ばならず、または磁場内に挿入したファイバの長さを極
めて長くしなければならず、あるいはこれらの双方を渦
だされなければならない。ガラス光ファイバ中でのファ
ラデー回転を大きくすることに含まれる困難な点を示す
ものとして、約12センチメ−1・ルの長さの単一モー
ド光ファイバで、たったの  度のファラデー回転を生
ずるのに約1000ガウスのくファイバに平行な方向め
)磁場強度が必要であることを理解すべきであろう。こ
のように、シリカはそのベルデ定数が小さいため、ガラ
ス光ファイバ中での充分なファラデー回転を得ることは
極めて困難である。
この発明は、平行な側面および曲面状端部を有する楕円
形状のループを形成するために軸のまわりに巻回された
単一モード光ファイバ材料の単一の連続したストランド
を備える。(たとえば磁束密度のような)B場ベクトル
が、ループの直線方向に実質的に平行であるように磁石
が配置される。
ループのこの直線部分(11面)を光が伝播するにつれ
て、偏光方向はファラデー効果により回転される。
ファイバを通過した光が任意のループの一方側(直線部
分)からこのループの他の側へ移動すると、その伝播方
向は逆転する。このように、ループの一方側でのB場と
同一方向に光が伝播し、ループの他方側でのB場から反
対方向に伝播するであろう。これらの状況のもとでは、
定位置−東者の視点からは、ループの一方側での偏光の
方向がループの他方側でのそれと鏡像の関係にあること
が予想され、したがって回転角は相殺し、回転角度の合
計はOとなるであろう。しかしながら、この発明では、
ループの端部における曲論1部分が、1/2波長の偏光
モードすなわち180度の位相差で光の空間的な分離を
与えるのに充分な直線複屈折を生み出すように形成され
ている。このため、偏光面の回転を生み出し、ループの
各直線部分において偏光が観察者に対して同一に現われ
、それによってファラデー回転が相互に相殺するよりも
むしろ相互に加わることを許容するであろう。したがっ
て、たとえiuのループについてのファラデー回転が比
較的小さくても、一連のこれらのループを設けることに
より、大きなファラデー回転を得ることができる。
たとえば4メートルのようにかなりの長さを磁場にさら
すようにループ内にファイバを巻回することにより、弱
い磁場強度を与える磁石を用いても大きなファラデー回
転を得ることができる。また、このファイバループによ
り、この発明の磁気光学回転子は極めて小形にされ得る
。このことは、比較的小さな磁石を用い得ることを意味
し、効果的である。
任意の量のファラデー回転に必要な磁束密度は、ファイ
バループの数に依存する。1つの実施例においては、長
さ約15センチの16上個のファイλ バルーブに加えられる1000ガウスの磁束密度(Bフ
ィールド)は、約45度のファラデー回転を与える。こ
のような磁場は、たとえば電磁石または永久磁石などの
ような適当な手段により達成され得る。
この発明の磁気光学回転子は、そのいくつかが付加的な
光学機器を含む様々な用途に利用できる。
たとえば、この回転子は光学アイソレータとして用いる
ことができる。この用途では、回転子は偏光子と組合せ
て用いられるであろう。光源から偏光子を介して伝えら
れた光は、回転子により45度回転され、かつ光が回転
子を出たときと同一の偏光で回転子に戻るならば、その
戻り光にさらに45度の回転角が加えられる。この2個
の45度の回転角が加えられ、そのため光源に戻る光は
光源から出てくる光に対して直交するように偏光される
であろう。このような戻り光が光源に達するのを防止す
るために、偏光子は、この直交するように偏光された光
を遮断するであろう。
他の用途では、この発明は逆方向に伝播する光波を結合
”することにより一力itとして用いられ得る。上述し
たような誘起された磁場と同様に磁場を光が通過するに
つれて、(地磁気のような)周囲の磁場がこの逆方向に
伝mする光の位相に影響し、したがってこの逆方向の伝
播光間の位相差を測定することにより、磁場の強度を決
定し得る。
さらに他の用途では、この発明は、ファイバのループに
加えられる磁場の磁束密度を調整することにより、偏光
の方向を変化させ得る振幅変調器として用い得る。この
偏光され、かつ振幅が変調された光を偏光子を通すこと
により、振幅が変調された光を得ることが可能である。
同様に、この発明は、磁場の強度を変化させることによ
り位相変調器として用いてもよい。好ましくは、ファラ
デー効果が磁場の強度に応じて光の位相を直接的に偏光
するように、円偏光が用いられる。
この発明の磁気光学回転子は、第1図ないし第14図に
主として関連して説明される概念および原理に基づくも
のC66す、他方この発明の構造に関しては主として第
15図および第16図に示す。
この磁気光学回転子の特定の用途は第17図ないし第2
4図において説明する。
偏光分析の基本原理を知ることは、この発明を完全に理
解するのに有用である。したがって、最初に、任意の光
波の偏光を説明するために、この明細書において用いる
2個の座標系の簡単な説明を行なう。各座標系は通常の
モードの概念によるものであり、すなわちファイバを伝
播するこれらのモードは位相関係を除いては変化されて
いない。
第1の座標系は8複屈折のための通常の1組のモードを
含み、第2の座標系は直線複屈折のための1組の通常の
モードを含む、したがって、第1の座、標系は(ファラ
デー効果に基づく)8複屈折の効果を解析するのに特に
有益であり、他方第、2の座標系は(たとえばファイバ
の曲げ部分に基づく)直線の複屈折の偏光効果を分析す
るのにより適切である。
1羞OFF 第1の座標系では、光波の偏光は、211の円偏光成分
の合成として表現され、それぞれの成分はファイバの2
個の円偏光モードの各一方で伝播し、通常等しい速度で
反対方向に回転する電気ベクトルを有する。一方の円偏
光は、「右手円偏光」として参照され、他方は「左手円
偏光Jとして参照される。光の円偏光成分の逆方向に回
転する場ベクトルは、8複屈折について通常のモード(
すなわち位相を除いては変化せずに伝播するこれらのモ
ード)を示し、かつベクトル12.14として第1図で
略図的に示される。光波の偏光を表わす、これらのベク
トル12.14の合成は、ベクトル16により示される
。2個の円偏光成分の場ベクトルの大きさが等しいとき
、第1図に示すように、示された光波の偏光は直線であ
る。このことは、ベクトル12.14が空間を横切って
反対方向に回転するにつれて、ベクトル12.14の進
行を示す第1A図、第1B図および第1c図を比較する
ことにより完全に理解し得る。ベクトル12゜14の大
きさが等しいため、合成ベクトル16は単一の線になり
、第1図では垂直な線である。飯た、第1八図ないし第
1C図の比較から明らかなように、合成ベクトル16の
大きさはこの垂直線に沿って増加・減少するであろう。
垂直線の向きは、「偏光方向」として参照される。この
点に関し、第1図の線により示した直線偏光は、合成ベ
クトル16が存在する直線の向きが垂直であるので、「
垂直方向」として参照する偏光方向を有する。
場ベクトル12.14の大きさが等しくない場合には、
場ベクトル12.14が逆方向に回転するにつれて第2
図に示すように合成ベクトル16の先端が楕円18に治
った軌跡を描くため、光波の偏光は1“楕円]と呼ばれ
ることになる。さらに、場ベクl−ル12,14の一方
の大きさが0であるときには、光波の偏光は、もちろん
円偏光である。
このことは第3図に例示されており、この第3図はたと
えばベクトル12のような成分場ベクトルの一方に一致
する合成ベクトル16を示しており、そのためこのベク
トル16の先端は円19に沿った軌跡を描く。
前述の説明から明らかなように9偏光された光は、楕円
の程度を変化させ、このl15WIは一方側で直線(楕
円度が0である状*>から、他方側で円(楕円度が1に
等しい状態)までにわたる。このことは、楕円の長軸の
向きに1aiiする、用語「偏光の方向」と対照的であ
る。もちろ2、ん、円偏光は長軸を有せず、したがって
この偏光を有する光は(時計方向の) 「右手円偏光」
、あるいは(反時計方向の)「左千円偏光」として参照
される。
偏光に基づく直線複屈折の効果を分析するのに適切な第
2の座標系では、単純なカーテシアン座標系が用いられ
る。第1図ないし第3図を参照して議論した合成ベクト
ル16は、第4図に示すようにXY平面内にプロットさ
れており、X軸直線成分20とY軸直線成分21とに分
Wlされ、これらの成分は直線複屈折のための通常の偏
光モードを表わす。これらの直交ベクトル20.21の
大きさはそれによって示される光波が進むにつれて、各
軸に沿ってプラスからマイナスへ増加・減少し、(のた
め対応して合成ベクトル16がDで示した斜線に沿って
プラスからマイナスに増加・減少する。ベクトル20.
21の振動が同時であれば、光波の偏光は直線であり、
他方これらが同時に起こらないならば、光波の偏光はあ
る程度の楕円性を有する。偏光の方向(すなわち楕円の
長軸)は、ベクトル20.21の相対的な大きさにより
決定される。たとえばベクトル20.21が同時に等し
い大きさで振動すると仮定すれば、偏光の方向は45度
であり、偏光の状態は第4図に示すように直線であるだ
ろう。
前述の説明に加えて、ファイバの複屈折が偏光の楕円性
および方向に影響し得ることを今や理解すべきである。
直線複屈折は、ある通常の偏光モードにおいての光の伝
播速度を増加させ、他方他の通常のモードでの光の伝播
速度を減少させ、それによって直交場ベクトル20.2
1 (第5図)の位相の相互間の相対的な変化を引起こ
す。このように、直線複屈折が、偏光の楕円性に変化を
もたらす。しかしながら、ある種の状況のもとでは、偏
光の楕円性の変化に加えて、直線複屈折は、偏光の方向
における変化をももたらす。このことは、第5図を参照
することによりより一層理解され得る。このi15図は
、垂直方向から反時計方向に傾斜された方向に直線的に
偏光された光波についての第4図に関連して議論するベ
クトル16.20゜21を略図的に示すものである。ベ
クトル16により表わす直線偏光波が直線複屈折に出会
うと、その偏光の楕円度は増加し始めるであろう。直線
複屈折がベクトル20.21 (第4図)により示す通
常のモード成分量に1/4波長に等しい位相差をあ、た
えると仮定すれば、偏光は最大となるまでその楕円性を
増加させるであろう。この点で、付加的な直線複屈折が
、偏光の楕円性における減少を引起こすであろう。仮に
複屈折が通常のモード成分20.21 (第4図)間に
1/4波長(すなわち180度)位相差を与えるのに充
分なものであるならば、偏光は、再び、直線となるであ
ろう(楕円度0)。しかしながら、偏光は、ベクトル1
6により第5図に想像線で示すように、垂直方向から反
対方向にすなわち反時計方向に30度傾けられるように
再度方向が変わるであろう。このように、通常のモード
成分量に180度(すなわち1/2波長)に等しい位相
差を与えるのに充分な直線複屈折を導入することにより
、線形偏光波の方向は、同じ大きさだけY軸から反対方
向に傾けられるように変化され得る。
直線複屈折と同様に、同夜屈折は、ある通常の円偏光モ
ードで伝播速度の増加を引起こすが、他の通常の円偏光
モードでは伝播速度を減少させる。
これにより、2個の各通常の偏光モードの2個の逆方向
に回転する場ベクトル12.14(第1図ないし第3図
)が興なる速度で回転しくすなわち他方の位相を進める
のに対して一方の位相を引き戻す)、それによって偏光
の方向を回転させる。
このように、一般原則としては、同夜屈折は偏光の方向
を変化させ、他方直線複屈折は偏光の楕円度を変化させ
、かつ上述のようにある種の状況のもとでは偏光の方向
をも変化させ得る。
直線複屈折および同夜屈折の組合せが光ファイバのある
位置に存在するとき、この地点における複屈折は楕円複
屈折として示される。このような楕円複屈折は、上で議
論したようなモードの組のいずれかと興なる様々な通常
のモードの組を含む。
さらに、楕円複屈折は、同夜屈折の大きさに対する直線
複屈折の大きさに部分的に依存するより複雑な方法で光
の偏光に影響する。この目的のためには、楕円複屈折の
直線成分および同成分が実質的に等しいならば、犀に直
線複屈折部分のみが存在するならば起こるであろう状態
よりも実質的に大きな偏光状態に、かなり太き(影響す
るであろう。
多数の複屈折源が存在する。たとえば、現在入手可能な
すべての光ファイバは、製造過程においてファイバ内に
生じた歪に基づく一定量の残留直線複屈折を有する。ざ
らに、直線複屈折は、ファイバ内に歪を作るためにファ
イバを曲げることによっても作られ得る。他方、同夜屈
折は磁場にファイバを露出することにより)?イバ内に
作り得る。このようにして作られた複屈折の―は、ファ
イバに平行な方向のB場の関数である。このように、フ
ァラデー効果は8複屈折効果に必須である。
同夜屈折を作る他の方法は、ファイバをねじることであ
る。しかしながら、干渉計のような装置についてのねじ
りにより誘起した複屈折は、「相反効果」を与える。す
なわち、このねじりにより、光の偏光は、定位置の観察
者の視点からある伝播方向で時計回りにおよび他の伝播
方向で反時計回りに回転される。逆に、磁気光学(ファ
ラデー)回転は、任意の偏光された光を観察者により観
察されるように伝播6方自と無関係に同一の方向に回転
させる。このように、このようなファラデー効果は、「
非相反効果」を与えるものとして示される。この点に関
し、直線複屈折の効果が非相反効果よりもむしろ相反効
果を生み出すことをも理解し得るであろう。
光ファイバにおけるフンラブ−効 光ファイバにおけるファラデー効果を説明する。
第6図に示すように、矢印24で示す方向にそこを伝播
する光波を有するある長さの光ファイバ22が存在する
。この議論のために、光波が電場べクトル26により表
わされているように直線偏光されていると仮定する。先
に示したように、ファラデー効果は、矢印28で示す伝
播方向に平行に磁場(B欄)を印加することによ−り光
フアイバ内に発生される。このような磁場28は、2個
の円偏光モードの一方に対しての光波の伝播速度を増加
させ、他方の円偏光モードに対してはこれを皆!lさせ
る。第1図に戻り、こ′のような伝播速陵における興な
る変化の効果は、たとえば場ベクトル14の位相を進め
、欄ベクトル12の位相を引き戻し、それによって合成
ベクトル16の方向をベクトル14の回転方向における
伝播速度の差の変化に等しい量だけ回転させる。したが
って、第6図に示すように、同様の方法でベクトル26
が、磁場28の影響により角度θだけ回転するであろう
。ベクトル16により示される波が干渉計・ループ(I
I示せず)のような装置を通過するならば1.1   
  波26はファイバ22に戻り、再び第7図に示すよ
うにそこを通過する。干渉計装置が波26の偏光に影響
せずそのためこの波が装置から出たときと同一の偏光で
すなわち直線であり垂直方向から角度θだけ傾斜された
偏光でファイバ22に入ると仮定すれば、披26の伝播
方向3oがファイバ22を通る第2の軽路を構成すると
き、この伝播方向30は磁場28の方向と逆になるであ
ろう。
このことは、これは、波26が磁場28と同一の方向に
伝播する場合に発生したのと反対の形態で、場ベクトル
12.14(第1図)に影響する。すなわち、合成ベク
トル16(第1図)は、成分ベクトル14の方向ではな
くむしろ成分ベクトル12の方向に回転するであろう。
このように、光波26の偏光方向が、光波の観測位置か
らある伝播方向に対して時計回りに、ならびに他の伝播
方向に対して反時計回りに回転するであろう。しかしな
がら、定位置の観測者の視点からは、波26の偏光が、
伝播の方向に関係なく同一方向で回転するように見える
であろう。このように、波26の偏光が7?イバ22を
通って戻る場合に角度θだけ回転するならば、合計の回
転角は第7図に示すように20に等しいであろう。
前述のように、代表的には、光ファイバは小さなベルデ
定数を有しており、それゆえに、巨大な磁場あるいは長
いファイバが用いられなければ、角度θは小さくなるで
あろう。結局、上述のように、光フアイバ中で大きなフ
ァラデー効果を実現することは困難であった。
ファイバループ内でのファラデ偏動 ループを形成するために第8図に示すようにファイバ3
2のようなファイバを曲げることにより、美印2Bで表
わす場のような任意の磁場に対してファイバのかなりの
部分をさらすことが可能である。このファイバループ3
2は、2個の直線部分34.36とその園に存在する曲
線部分38とを有するように形成されている。直線部分
34.36は、これらの部分でファラデー効果が発生す
るように、磁場28に対して平行な方向に向けられてい
る。この議論のために、(たとえば曲部38により誘起
されるような)ファイバの直線複屈折は無視される。ま
た、電場ベクトル4oにより示す曲線偏光光波が矢印4
2の方向にファイバ32を介して伝播し、かつ磁場28
はファイバ32の直線部分34.36の(れぞれで角度
θだけファラデー効果により光40の偏光の方向を回転
させると考えられる。第6図および第7図を参照して行
なった議論から、伝播方向42は磁場の方向と同一であ
る場合、磁場28がたとえば時計回りのようなある方向
にベクトル40を回転し、他方伝播方向42が磁場28
の方向と反対であるときには、(光波の観察位置から)
反時計方向のような反対の方向に回転する。さらに、第
7図に述べた状態とは逆に、(すなわち#f7図では、
ファイバ22を介して戻る光は)?イバを出るときと定
位置の11w1者の視点からは同一であり、)定位置の
観lI者の視点から、直線部分34を出る光が偏光を有
゛ジることすなわち直線部分36に入る方向と反対の方
向に垂直方向から傾斜されていることが理解されるであ
ろう。これは、ベクトル40が曲成部分38を通過する
ときのベクトル40を視覚化することにより理解され得
るように、ファイバの幾何学的形状に基づくものである
。このように、(光波40により観察されるように)i
![線部分34.36内の時計回りおよび半時計回りの
回転は相互に相殺し、そのため光波4oが直線部分36
に存在するとき、直線部分34に導入したときと同一の
偏光すなわち垂直方向への直線偏光であるしたがって、
ファイバをループ32に曲げることにより、全体のファ
ラデー回転は0となる。
前述の議論は、ファイバ32を曲げることにより曲線部
分38において生じた直線複屈折の影響を無視するとい
う点において非常に簡略化されたものであるということ
を注意すべきである。このような直線複屈折は、光の偏
光の非常に有利な方法での変形を可能にするであろう。
より特定的には、直線部分38を形成することにより生
じた直線複屈折の量を正確にコントロールすることによ
り、相互に相殺するよりもむしろ相互に付加し合うよう
に、直線部分34.36でのファラデー回転を引起こす
のにこのような直線複屈折が用いられ得る。
論的なファラデー回転を与えるための直属JB以上」L 第8図を参照してWAi&シたファイバーループ32を
第9図においても示す。しかしながら、18図と興なり
第9図は、ループ32内の曲がった(曲線部分38)に
より誘起された直線複屈折の効果をも表わす。曲線部分
38は、2mの直交偏光モードにおける光の闇の1/2
波長の空間的分離すなわちiso*の位相差を与えるよ
うに、その曲率半径が選ばれている。この180麿の位
相差か引起こされる複屈折の効果は、光波の斜め方向か
ら偏光方向を変化することにあり、そのため垂直方向か
ら角度θだけ時計回りに傾斜することなしに、垂直軸か
ら角度θだけ反時計方向に傾斜される。他の観点から述
へると、定位置の観察者の視点から、波40の偏光は、
直線部分36に入る光と同様に直線部分34を出る光に
ついての偏光と等しく見えるであろう。定位−の観察者
によりIl寮されるとき、双方の直線部分34.36に
ついての、このファラデー回転は同一方向であるため、
部分36を介してのファラデー回転は、部分34からの
それに加わり、それゆえに直線部分36上に存在する波
40は、垂直方向から角度2θだけ傾斜された偏光方向
を有する。このような方法では、ファイバ32の曲線部
分3Bに生じた直**屈折は、直線部分34.36内で
ファラデー回転を相互に加わることを引起こすのに有利
に用いられる。さらに、ループ32内での7アラデ一回
転に基づく角[2θがたとえ小さいものであっても、一
連のループを与えることにより、より大きなファラデー
回転を得ることが可能である。
波40の偏光における上述の変化は、第10A図ないし
第10F図を参照することにより、より完全に1!解さ
れ得る。このllloA図ないし第10F図は、固定観
察者の視点からよりもむしろ、波の前方の視点から見た
波40を表わす。第10A図は、光波が垂直な直線偏光
で直線部分34(第9図)に入るときのベクトル40に
より示される光波を示す。この直線部分34内の磁場2
8(Ill−9図)により誘起される8複屈折の効果を
説明するのに適するように、このベクトルは、2個の反
対方向の回転ベクトル46.48の合成として示される
。波40が直線部分34を介して伝播するにつれて、た
とえばベクトル46のような反対方向に回転するベクト
ルの一方の位相は侵透し、他方、他方のベクトル48の
位相は進行する。ベクトル46.48の位相変化の差の
合成は、#110B図に示すように、垂直方向からたと
えば時計方向に角度θだけ偏光の方向を傾斜する。波4
0が曲線部分38に入るとき、波40は直線複屈折に遭
遇し、したがって直線複屈折についての通常のモードに
関しベクトル40を表現するのに適当である。したがっ
て、第108@Iのベクトル40が、2個の直線偏光さ
れた直交ベクトル50.52の合計として、第10C図
に示される。波40が曲線部分38を通過す、るにつれ
て、一方の偏光モードの位相は進行し、他方、他方の偏
光モードの位相は倹退し、そのためこれらの閣の位相は
180度だけシフトする。このことは、第5図に関して
述べた形態で波40の偏光に影響し、そのため曲線部分
38の存在によって、第10D図に示すようにたとえば
反時計方向のような波40がループ内に入るときと反対
の方向に角度θだけ傾いた偏光方向を、波40が有する
。今や、その内部に磁場28により8複屈折が誘起され
ている直線部分を通って波40がその横断を開始してい
るので、再度座標系を変更するのに好ましく、そのため
第10D図のベクトル40は、第10E図に示すように
、逆方向に回転するベクトル46.48により再度示さ
れている。波40が直線部分36を横切るとき、波40
の伝播方向は磁場28に対して逆方向であるので、ベク
トル46は後退するよりもむしろ進行し、ベクトル48
の位相は進行するよりも後退するであろう。ベクトル4
6.48のこの位相差の変化の効果は、第10F図に示
すように、角度θだけ反時計方向に合成ベクトル40を
回転することであり、そのためベクトル40は今や垂直
方向から角度2θだけ傾けられてい、1    る0 差の 償を行なうために直交 面内で 接するループに
ファイバを 回すること一 第7図および第8因に関して議論したファイバループ3
2をll111図においても示す。しかし、第11図で
は、ファイバ32は、付加的な直線部分60、およびこ
の直線部分60を直線部分36に結合する付加的な曲線
部分62を備える付加的なループを有するものとしでて
示されている。このループは、直線部分34.36およ
び曲線部分38により形成されたループがある水平平面
内に存在し、他方直線部分36.60および曲線部分6
2により形成されたループがある垂直平面内に存在する
ように方向付けられている。この方法によりファイバ3
2を巻回すること、すなわち直交平面内に隣接するルー
プを設けることは効果的である。なぜならば、このこと
は、曲線部分28゜62内での過剰のあるいは過少の複
屈折により誘起される偏光誤差を補償するからである。
第5図および第10図に関して行なった議論より、通常
の偏光モードで光を伝播させるために、172波長の空
間的分離すなわち180度の位相差を与えるのに十分な
複屈折を引起こす曲率半径を曲線部分が有しなければな
らないことが思い出されるであろう。たとえば、曲線部
分38の曲率半径を、この位相差が180度前後である
ように仮定すれば、光波40の偏光の楕円度は、光波4
0が曲線部分38を通過するにつれて、たとえば111
1図に示すように直線からやや楕円に近(なるように変
化するであろう。波40が、直線部分36を介して伝播
するときに、)?ラブ二回転が起こり、そのため楕円偏
光の長軸は、曲線部分62に達すると、垂直方向から2
0だけ傾く。しかしながら、この点における波40の偏
光は、(このときの残留ファイバ複屈折を無視すれば)
この同一の楕円状態であるだろう。なぜならば、ファラ
デー回転は優先の楕円度には影響しないからである。曲
線部分62の曲率半径を、曲線部分38の曲率半径に正
確に等しいと仮定すれば、波40が曲線部分62を横切
ると、その偏光は直線に戻るであろう。
このことは、曲線部分62が曲線部分38の存在する平
面に直交する平面内に存在するので、それゆえに、通常
の偏光モードが部分38内と同様に、部分62内で反対
の形態で影響されることになる。
たとえば、曲線部分38がある一次モードの伝播速度を
増大させ、他方二次モードでの伝播速度を減少させると
仮定すれば、曲線部分38に直交する曲線部分62は、
−次モードで伝播速度を減少させ、二次モードで伝播速
度を増大させるであろう。このように、曲線部分62の
直線複屈折は、通常のモードで光の位相を、曲線部分3
8内の位相から反対の方向に等量だけシフトさせる。そ
れゆえに、曲線部分62の直線複屈折は、曲線部分38
の複屈折を補償し、そのため波40はほぼ直線に偏光さ
れた状態に戻る。結局、波40は直線部分60を介して
伝播し、この直線部分60では他のファラデー回転が生
じ−(おり、そのため偏光の方向は直線部分60の存在
によって、垂直方向から3θ1.1′番)傾番ノられて
いる。
曲線部分38.62および直線部分、34.36゜60
は、適切な形態または軸のまわりにファイバ32を巻回
することにより形成し得る。このような形態すなわち軸
の説明は、次に行なう。
上述した方法でのファイバ32の巻回の効果は、実質的
に平行な平面内でループに巻回したファイバを考慮する
ことによって、より一層明らかとなるであろう。これが
事実であるならば、各曲線部分は、2個の偏光モードに
対して、同一の方法ですなわち各曲線部分があるモード
での伝播速度を増加させ、他方他のモードでの伝播速度
を減少させるような方法で、影響するであろう。ループ
の大きさがすべて等しく、曲率半径が180度の位相差
を与えるのに必要な位相差よりやや大きいかあるいは小
さいと仮定すれば、各ループは、直線偏光された入力波
の楕円度を漸増するように付加的な方法で偏光状態を変
化させるであろう。波の楕円性が考慮中の偏光の方向に
対して最大に達すると、偏光の方向は、$5図に関して
上述した方法で、垂直方向から反対方向に頬(ように変
化するであろう。このことは、すべてのファラデー回転
が先に見積った)7ラデ一回転を相殺しようとするので
、特に有利であ−る。
ファイバを直交平面内で隣接するループに巻回すること
による他の効果は、上述のように、様々な波長の光を曲
線部分38.62の曲率半径を変更することなく用い得
ることにある。2個の偏光モードの光間に180度の位
相差を与えるのに必要な曲率半径は、用いる光の波長に
依存するので、この曲率半径に正しく適合しない波長の
光を用いると、過大のあるいは過少のファイバ屈曲部(
すなわち曲線部分38.62)を用いるため、偏光状態
に関して同一の誤差を与えることになるであろう。しか
しながら、ファイバを直交平面内で隣接するループに巻
回することは、これらの誤差を相殺し、そのためこの発
明は、曲線部分38.62の直線IFF折に正確に適合
しない波長の光の使用をも許容し得る。
ファイバの残留直  屈折の影響 第1図ないしWi11図について行なったこれまでの議
論は、ファイバ32の残留直線複屈折の影響を無視して
いた。曲線部分38.62については、ファイバを屈曲
することにより誘起された直線mg折が残1iR11屈
折の少なくとも10倍位の大きさを有するので、このよ
うな複屈折は無視できる。直線部分34.36.60で
は、しかしながら、この残留2m屈折は必ずしも無視で
きない。上述の「偏光分析」の議論から、im*屈折お
よび同夜屈折の双方がファイバ中のある特定的な地点に
おいて存在するならば、この複屈折の組合せが、楕円複
屈折をもたらし、この楕円?!屈折は、特に同―のll
l1m複屈折および同夜屈折が存在するならば、偏光状
態(たとえば楕円度)に実質的に変化をもたらし得るこ
とを思い起こすであろう。同夜屈折が、ファラデー効果
に基づく各直線部分34゜36.60に存在し、残留複
屈折がファイバ32全体にわたり存在するならば、楕円
IN屈折が、直線部分34.36.60内に存在するで
あろう。
このような直m*屈折の影響は、低残i!1m屈折を有
するファイバを用いることにより減少させることができ
、そのためフ7・ラブ−効果に基づく同夜屈折はファイ
バの残留直線複屈折よりも数倍大きくなるであろう。好
ましくは、ファイバ32の残−直線複屈折は、直線部分
34,36.60内での同夜屈折よりも少なくとも、た
とえば5倍ないし10倍小さいものであるべきである。
同夜屈折の残留直線複屈折に対する好ましい比重を達成
することができない場合には、直lll5!1分34.
36.6′O内での同夜屈折の量は、巻回の間ファイバ
の直線部分をよじることにより増加し得る。そのため、
実際には、このよじりにより誘起された同夜屈折は残留
直線複屈折を凌駕するであろう。このことは、ファイバ
の残留2m屈折の影響を効果的に減少させるであろう。
このようなよじりから得られた偏光方向の回転量は、フ
ァイバがよじりにより回転される鳳の約7パーセントに
等しい。このよじりにより誘起された回転は、非可逆的
であるファラデー回転とは陵対に、可逆であることを理
解するであろう。このように、ある偏光方向によじりに
より回転が引起こされるとき、他の偏光方向についての
よじりにより誘起された回転によって相殺されるであろ
う。それゆえに、光波がファイバを2回通過するならば
、このような光波の偏光の方向はファラデー回転の嫌に
等しくなるであろう。
部  の  率半径 第12図に略図的に示すように、曲線部分38゜62は
、1組の直交するように方向付けられた円筒状形体64
.66のまわりにファイバ32を巻回することにより形
成し得る。この形体64,66は、曲線部分38.62
の曲率半径を与えるように選ばれた゛−半径を有してお
り、この曲線部分38.62は2個の直交モード内での
光の間での180度の好ましい位相差(1/2波長)を
与える。
曲線部分38.62についてのこの曲率半径は、ファイ
バ32が直線部分34.36.60内でテンションを有
しあるいはテンションを有することなく巻回されるか否
かにいうことに依存している。
まず、テンションを与えずにファイバ32を巻回するこ
とを考慮すると、曲線部分の曲率半径は。
次の式を用いて計算し得る。
R−4πar”N/λ      (1)式中、aはフ
ァイバの光弾性係数に依・存する定数であり、「はファ
イバの半径であり、Nは(たとえば円筒体のまわりの)
回転数であり、ならびにλは光の波長である。シリカフ
ァイバおよび0゜633ミクロンの波長を用いると仮定
すれば、定数raJの値は0.133であろう。さらに
、このファイバが55ミクロンの半径を有すると仮定す
れば、式1は R−0,8N        (2) となる。
式2より、任意のファイバおよび任意の波長の光に対し
て、曲率半径rRJが回転数rNJの関数であることが
理解されるであろう。ファイバを第12図に示すように
、円筒体のまわりに1/2回転巻回すると仮定すれば、
この曲率半径は0゜4センチメートルとなるであろう。
当業者は、これが案内されるモードが案内され得なくな
るような比較的小さな半径を有しており、それによって
光エネルギの損失がもたらされることを理解するであろ
う。この損失を避けるために、ファイバ32は、第13
図における曲線部分62について示すように、円筒体6
4のまわりにさらに数回転、たとえば1ないし1/2回
転巻回されてもよい。
この方法での巻回数の増加は、式(2)とは別に、たと
えば1.2センチメートルのような曲率半径の増加を許
容する。
上述のようにテンションを有することなくファイバを巻
回するよりもむしろ、ファイバ32をテンションを与え
つつ巻回するならば、好ましい分離λ/2(すなわち1
80度の位相差)を与えるのに必要な曲率半径は、式(
2)により定義された値よりも大きくなるであろう。な
ぜならば、このようなテンションは、曲線部分に付加的
な圧力を与え、したがって曲線部分を形成するためにフ
ァイバを屈曲することにより生じる複屈折に対して直線
複屈折を加えることになるからである。
1/2波長(λ/2)に等しい2個の直交偏光モード内
での光の闇の空間的な分離を与えるためには、ファイバ
の屈曲に基づく空閤的分all(λ/k)は、ファイバ
を屈曲することに基づ(空間分離(λ/l )に加わり
、そのためこの合計は172波長に等しくなる。すなわ
ち、 (λ/k  )  +  (λ/l )−λ/2   
 <3)たとえば、k−3および■−6であるならば、
合計の空閲分鐘λ/2に対して、屈曲はλ/3の空間分
離を与え、他方テンションはλ/6の空間分離を与える
であろう。このように、kおよび■の値が、式(3)を
満足するように選ばれる。
kの任意の値について、必要な曲率半径(R)が、次の
式により定義される。
R−2πar2NK/λ   (4) ざらに、Iの任意の値についての必要な張力は、F−λ
Er /2xNa am   (5)により定義される
。式中、Eはヤングの母数であり、αはファイバの形状
に依存する係数であり、これは溶融シリカからなる丸い
ファイバについては約1.8である。これとは別に、式
(1)は、式(1)のより一般的な式であり、かつkに
2を置換えることにより式(4)は式(1)となること
が理解されるであろう。
このように、式(3)9式(4)および式(5)を用い
て、1/2波長の空間分離(すなわち180度の位相!
りを与えるの′に必要な張力および曲率半径の組合せを
決定し得る。張力により誘起された複屈折を用いて、任
意の回転数についての曲率半径は、好ましい1/2波長
の空閤分鹸を生み出すのに必要な曲率半径よりも大きく
なるということが重要である。したがって、ファイバに
正しくテンションを与えることにより、ファイバを1/
2回転巻回することが可能であり、かつ屈曲に基づくエ
ネルギ損失を避けるのに充分な大きさの―率半径を利用
することも可能である。
テンションを有しつつファイバ32を巻回することのさ
らに他の効果は、第14図に示されており、ここでは円
筒体66上で172回転巻回された曲線部分62が示さ
れている。テンシコンを与えずに春目した場合のファイ
バ32の位置を実線で示し、他方テンシコンを有しつつ
巻回したファイバ32の位置はm像線で示す。ファイバ
のテンションを有する場合と有さない場合の相対的な位
置は、説明のためにこの図面上に示されていると理解し
得る。第14図から、ファイバがテンションを有しない
ように巻回されたときには、ファイバの弾性に基づく曲
線部分62に隣接する直線部分36.60のそれぞれに
緩かな屈曲部が存在することを理解し得るであろう。こ
のような緩かな屈曲部は、直線部分36.60の参照番
@69により示す端部に9最の直線複屈折を導入する。
先に示したように、このような直線複屈折は、好ましく
ない楕円複屈折を与えるための直線部分36゜62に同
夜屈折を組合わし得る。しかしながら、ファイバ32に
テンションを与えることにより、想像線で示すように、
これらの緩かな屈曲および関連する直線複屈折は、実質
的に除去され、それによって楕円複屈折を減少すなわち
除去し得る。
これらの直線部分にこれらのテンションにより生じる張
力が伝播方向に直交する平面内で、ファイバ全体にわた
り等しく分散されているので、ファイバ32にテンシコ
ンを与えることにより直線部分36.60内に複屈折を
導入しないことが理解され得る。
へのファイバの 回− 第15図に示すように、ファイバ32は、曲線部分38
.62および直線部分34.36.60(第12図)の
ような曲線部分および直線部分を有する一連のループを
与えるように、軸70上で巻回され得る。この輪70は
、アルミニウムのような非磁性材料により作られ、かつ
断面四角形の中央部分72を備える。1対の円筒部分7
4,76は中央部分72の各端部に形成されており、こ
の中央部分に対して垂直である。円筒部分74゜76は
相互に垂直となるように方向付けられている。第15図
から明らかなように、円筒部分74は、右端部75(a
)および左端部75 (b )を有しており、中央部分
72の各平行側部から突出している。v4様に、円筒部
分76は上端部77<a>および下端部77(b)を有
しており、これらは中央部分72の各平行端部から突出
している。さらに、円筒部分74.76は、中央部分7
2の側面に等しいあるいはそれよりも大きな直径を有す
る。
ファイバ32は、まず、2個の直線部分80゜82を結
合するファイバの曲線部分78を形成するために、円筒
部分76の上端部77(a)のまわりに巻回される。次
に、このファイバは、直線部分82を直線部分84と結
合する曲線部分83を形成するために、水平円筒部分7
7の左端部75bのまわりに巻回される。直線部分84
を直線部分88に連結するために垂直円筒部分76の下
端部77bのまわりに他の曲線部分86を形成すること
により、この巻回が連続する。最後に、直線部分88を
直線部分92に連結するために、他の曲線部分90が、
ファイバ32を水平部分74の右端部75bの周囲に巻
回することにより形成される。この巻回は、直線部分8
0.82.84゜88.92を相互に平行とするように
行なわれることを理解し得るであろう。さらに、このフ
ァイバを上述のように巻回することにより、曲線部分7
8.86は水平方向の平面内に存在し、他方曲線部分8
3.90が垂直平面内に存在するであろう。このように
、隣接する曲線部分は直交平面内に存在し、それゆえに
この方法のl#回は、第11図に関し議論した誤差の補
償を与えるものである。
説明を明確にするために、単に4回転(の曲線部分)が
、第12図のファイバ32内に形成されているが、ファ
イバ32は、さらに多くの回転を備えるように同一の方
法で巻回されてもよいことを理解するであろう。たとえ
ば、構成された得る実施例では、合計32の回転が用い
られている。
この実施例につ、いての説明は以下のとおりである。
曲線部分の数:32 直線部分の数:33 直線部分の長さ:          12cm円筒体
の直径:          2.5c−円筒体の周囲
の巻回数=1.5 (第13図) ファイバの外1!:      iioミクロン光の波
長:       0.633ミクロンファイバの全長
=    (約)4メートル1     張カニ   
  張力なしに巻回されている。
よじり:   よじりなしに巻回されている。
その上にファイバ32が巻回されている軸7oは、磁気
センサ98として−まとめに参照され得る。
第16図に示すように、磁石100の極間に、磁気セン
サ98を起重することにより、磁場がファイバ32に与
えられ、そのためこの磁石の8場はファイバ32の直線
部分に平行である。磁石100は、いかなる形式あるい
は形状のものでもよい。たとえば、磁石100は電磁石
あるいは永久磁石のいずれであってもよい。さらに、こ
の磁石は、たとえばトロイド形あるいは馬蹄形の形状を
していてもよい。この磁場の強度がほぼ1000ガウス
であるならば、上述の説明により巻回されたファイバは
、各方向にファイバを伝播する光に対して合計45度の
ファラデー回転を与えるであろう。このように、光波が
ある方向にファイバ32全体を伝播しかつ他の方向では
このファイバ32を通って戻るならば、合計の77ラデ
一回転は90度である。次に、このファラデー回転の大
きざが特に、光学分離器としてこの発明を用いるときに
有効であることが明らかとなる。磁気センサおよび磁石
100は、磁気光学回転子102としてその全体が参照
されるであろう。
光学分離器としてのこの発明の利用 第17図を参照して、この発明磁気回転子1゜2は、光
学発振器106を形成するために偏光子104と組合せ
て用いられてもよい。好ましくは、ド108に沿って配
置される。光は、光l111゜より光フアイバ108内
に導入される。
好ましくは、偏光子104は、偏光子104を通過する
光の偏光が光11110により生み出された光の偏光に
適合するように方向付けられており、そのためファイバ
108内に導入されたほとんど全ての光源の光が、偏光
子104を通プて回転子102まで通過する。この議論
のために、光源110により生み出された光は垂直方向
で直線偏光にされており、かつ偏光子104がこの偏光
を通し、他方直交する偏光は拒絶すると仮定する。この
直線偏光は、ベクトル112で、第16図において示さ
れている。
第17図から明らかなように、九l1i110により生
み出された光源光112は、偏光子104を通過すると
きその偏光を変化されない。しかしながら、光波112
が回転子102を通過するとき、その偏光方向は45度
回転される。ベクトル112により示す光波が、干渉計
ループ(図示せず)のような装置を伝播するならば、波
112はファイバ108に戻り、かつ第18図に示すよ
うに再度この装置を伝播するであろう。干渉計が、波1
12の偏光に影響せず、そのためこの波はファイバ10
8を出たときと同一の偏光、すなわち垂直方向から45
度傾いた直線偏光で、ファイバ108に入ると考えられ
る。したがって、第18図に示すように、光波112は
、観察者の視点からは、゛回転子102を出たときの波
112(第16図)の偏光と等しい偏光で、回転子10
2に入るように示されている。波112が回転子102
を通過すると、その偏光方向はさらに45度回転される
であろう。回転子102が、定位置のwe者の視点から
、伝播方向に関係なく同一方向に偏光を回転するので、
波112の最初の451の回転が第2の45度の回転に
加わり、そのために波112は、回転子102を出たと
き水平方向の偏光を有する。偏光子104は、偏光子1
04を通過する偏光に垂直である偏光を遮断するので、
波112が、偏光子1044r:通って光8110に伝
播することが防止される。−光子104は、ファイバ1
08からの光を結合し、そのためある方向の分散光線内
で偏光子104がら除去される。
様々な形式の偏光子を用い得るが、この発明の分111
1W106において用いるのに特に好ましい偏光子を、
1119図に示す。この偏光子は、ファイバ108によ
り伝達される光のエバネセントフィールド< evan
escent field)内に配置される複屈折結晶
113を含む。このファイバ10Bは、略直方体EIA
ブロック116の上部表面115に対して開いているス
ロット114内に取付けられている。スロット114は
、弧状曲面底壁を有しており、このファイバはこの底壁
の外形に適合するようにスロット114内に取付番ブら
れている。ブロック116゛の上部表面115は、領域
117内のファイバ108から一部のクラッド部を除去
するために重ねられている。結晶113は、ブロック1
16内に取付けられており、この結晶113をファイバ
108のエバネセントフィールド内に位置決めするため
に、結晶の下部表面118はブロック116の上部表面
115に対向している。
ファイバ108および複屈折材料113の相対屈折率は
、所望の偏光モードの波の速度がファイバ108内でよ
りも複屈折結晶113内でより大きくなり、他方好まし
くない偏光モードの波の速度が複屈折結晶113内より
もファイバ108内でより大きくなるように、選択され
ている。所望の偏光モード(たとえば直線−垂直方向)
の光は、ファイバ108のコア部により案内され統げ、
これに対し不所望の偏光モード(たとえば直線−垂直方
向)の光は、ファイバ108から複屈折結晶113に結
合される。゛このように、この偏光子は、ある偏光モー
ドの光の通過を許容し、他方他の直交偏光モードでの光
の通過を防止する。この偏光子u、オプティクスレタ−
(Qpti(js 1−etters)第5巻第11号
(1980年11月)第479頁ないし第481頁に記
載されている。
変調器としてのこの発明の利用 この発明は、第18図の回転子102と偏光子104と
の配置を置換えることにより、振幅変調器として用いる
ことができ、そのため回転子102は第20図に示すよ
うに、光11110と偏光子104との間にある。この
ように、光源110からの光源光112が、ファイバに
沿って、まず回転子102まで伝播し、次に偏光子10
4まで伝播する。この用途では、回転子102の磁石1
00(第16図)は、ライン109により信号発生器1
19に接続された電磁石である。回転子102により与
えられるファラデー回転は磁石100の磁場の強度の関
数であるため、信号発生器119は、磁場を、したがっ
てファラデー回転を変化させるのに用い得る。さらに、
偏光子104はたとえば直線−垂直のある偏光の通過を
許容し、他方たとえば直線−水平のようなそれに直交す
る偏光を拒絶するので、ファラデー回転における変化は
、第19図に示すように振幅の変化に対応する偏光子1
04を介しての光の通過を引起こす。このような方法で
、この発明の回転子102は、振幅変調器として用いる
ことができる。
第20図の実施例もまた、−光子104を除去し、かつ
光源光112のような直線光ではなく円偏光を用いるこ
とにより、位相変調器として用いることができる。上述
の「偏光分析Jの議論から、ファラデー効果を与えるよ
うに方向付けられた磁場の存在が円偏光の位相を変化さ
せることに気付くであろう。このように、信号発生器1
19により磁場の強度を変化させることにより、円偏光
の位相はそれに応じて変化するであろう。この方法で、
この発明の回転子は位相変mWとしても用いることがで
きる。
磁力計としてのこの発明の利 この発明の回転子102は、さらに地磁気のような周囲
の磁場を検知するための磁力計としても用い得る。この
用途では、−磁石100(第16図)が回転子102か
ら除去されており、かつ磁気センサ(第15図)のみが
用いられる。この発明の磁力計は、サグナック(Sao
nac )干渉計に幾分類似するものであり、その回転
検知ループが磁気センサ98により置換えられているも
のである。
この発明の磁力計の動作を実行する原理を、第21図を
参照して説明する。第21図で示すように、この磁力計
は光フアイバ結合器120および磁気センサ98を含む
。磁気センサ98は二次元的に略図的に示しているが、
それぞれ124Aないし124Eにより示す5個の直線
部分を形成するために巻回されたファイバ122を備え
ているので、ファイバ122が第15図に関連して議論
した方法で珊実に巻回され、好ましくは磁場に対するセ
ンサ98の感度を増大するために付加的な直線部分を形
成する付加的な巻回部を備えていることをWWIするで
あろう。直線部分124のうち、i     隣接する
部分は、各曲線部125により、すなわち直線部分12
4 (a ) 、 124−(b )IIIの曲線部分
125 (a ) 、直111r部分124−(b)、
124(C)間の曲線部分125(b)、直線部分12
4 (c )、 124 (d )閣の曲線部分125
(c )および直線部分124 (d >、 124 
(e )閣の曲線部分125(d)で結合されている。
このファイバ122の部分126.128は、それぞれ
磁気センサ98の両端部から突出しており、結合181
20の一方側で、それぞれ、ボートB。
Dを通過する。ファイバの部分126.128は、それ
ぞれボートA、ボートCを介してこの結合器の他方側か
ら突出している。
矢印WSにより示す光源の光波が、結合器120のボー
トAを介して伝播のためにファイバ126に結合されて
いる。好ましくは、この結合器120は50%の結合効
率を有しており、そのため波WSの光パワーの172が
、ファイバ128に結合されており、他方結合されてい
ない1/2がファイバ部分126を通り伝播する。この
ように、結合器120は光源光WSを2個の波W1.W
2に分能し、この21の波は磁気センサ98を介して反
対方向に伝播する。磁気センサ98の効率が利用する円
偏光の程度に依存するため、波W1゜W2は高度の円偏
光を有することが重要である。
この議論のために、波W1.W2が結合11120を去
るとき右手円偏光にされていると仮定する。
検出されるべき周囲の磁場のB場は、ベクトル130に
より第21図に示される。波W1.W2が磁気センサ9
8を介して伝播するときの波W1゜W2における最大の
効率のために、センサ98の方向付けは、曲線部分12
4が磁場120に平行となるようにすべきである。波W
1.W2への磁気センサ98の効果を述べると、右手円
偏光波が、その伝播方向が磁場のベクトル130と反対
方向にあるとき同位相で交替し、かつその伝播方向が磁
場130の方向と同一であるとき同位相で進行すること
が推測されるであろう。さらに、左手円偏光が、その伝
播方向が磁場130の方向と同一であるときに同位相で
後退し、かつその伝播方向が磁場130の方向と反対で
あるときにその位相が進行することが推測される。
波W1を最初に考慮すると、この右手円偏光波W1はセ
ンサ98の直線部分124Aを介してファイバの部分1
26から伝播するので、その伝播方向は磁場130の方
向と反対となり、したがってこの波W1の位相はたとえ
ば角度θだけ後退するであろう。位相シフトの量、した
がってθの値は、場1−30の強度に依存する。波w1
が曲線部分125Aを横切るとき、この曲線部分の直翰
襖屈折は、波W1の偏光を変形し、そのためこの波が直
線部分124Bに入ると、左手円偏光にされる。この直
線部分124Bでは、左手円偏光波W1の伝播方向は磁
場130と同一の方向であるので、波W1の位相は再び
角度θだけ後退し、そのため波W1は今ヤ2θだけ位相
が後退する。この波W1は、次に、その偏光が再び右手
円偏光に変換される曲線部分125Bを横切り、直線部
分1240に入るときその伝播方向は逆転される。した
がって、直線部分124cを介しての波w1の伝播はθ
に等しい位相の遅延をもたらし、4θの蓄積した位相欠
陥をもたらすであろう。同様に、曲線部分125Dは伝
播方向を逆転し、かつ波W1の偏光を右手円偏光に変換
し、したがって波W1の位相は直線部分124E内でさ
らにθだけ後退し、波W1に対して合計5θの位相の遅
れをもたらすであろう。
右手円−光波W2は、波W1についてまさに述べたと同
様の形態で磁気センサ98を介して伝播する。また、偶
数の曲論部分125が存在するので、波W2の偏光は直
線部分124の任意の位置において波W1と同様である
だろう。すなわち、直線部分124E、124G、12
4Aでは右手円偏光に偏光され、かつ直線部分124d
、124bでは左手円偏光に変換されるであろう。しか
しながら、波W2は波W1と反対の方向に伝播するので
、磁場130に関連するその方向は任意の直線部分12
4内での波W1の方向と反対となるであろう。それゆえ
に、後退する代わりに、波W2の位相は、波W2が各1
糠部分124を横切るとき角度θだけ前進し、したがっ
て5個の全直線部分124についての合計の位相の進み
は5θであるだろう。波W2が同位相で5θだけ前進し
、他方W1が同位相で同様の量だけ後退するので、この
出力に対する波W1.W211の合計の位相差は10θ
に等しいであるだろう。
波W1.W2が磁気センサ98を介して反対方向に伝播
された後、これらの波は矢印WOにより示す光学出力信
号を形成するように結合器120において再結合される
であろう。この光学出力信号WOの強度は、波W1.W
2の干渉の(たとえば強め合いまたは相殺のような)形
式および強さに依存し、このとき波W1.W2は結合器
120で再結合され、他方この結合a120は波W1゜
Wlfiの位相差に依存する。この位相差は、磁場13
0の強度の関数であるため、光学出力信号WOの強度は
同様に磁場の強度の関数となるであろう。したがって、
この信号WOの光学強度を検出することにより、磁場1
30の強度が決定され得る。センサ98を導電体の磁場
におけるセンサ98の位置決めを行なうことにより、好
ましくは直線部分124を導電体を介しての電流により
発生したB場に平行にすることにより、この磁力計を電
流センサとしても利用することができる。
光学出力信号WOの強度を検出するための光ファイバ装
置が、磁気センサ98.結合W120および第21図の
ファイバ122を備えるものとして第22図に示されて
いる。また、PZT■変調5140が、結合Ill 2
0のボートDと磁気センサ98との閣のファイバの部分
128に含まれている。各ファイバの部分126.12
8は、それぞれ、逆方向に伝播する波W1.W2の偏光
7を強制するために、結合器120とセンサ98との間
に配置された偏光II御器142.144を有する。
結合11120のボートCから突出するファイバ128
の部分は、NCで示す点において非反射的に終了してお
り、他方結合器120のボートAから突出するファイバ
126の部分は偏光子146、次に結合器148のボー
トA、Bを通っている。
ボートAから突出するこのファイバ部分126は、光1
1150で終了しており、この光源150はファイバ部
分126に光源光波WSを供、給する。特定的な例によ
れば、光源150は、ニューシャーシー州すウスプレー
ンフィールド、ノ入ドリーロード3005のジエネラル
オプトロニクスコーポレーションから商業的に入手可能
なGo−D I Pガリウムヒ素レーザーダイオードの
ような0.82ミクロンの波長を有する光を発生する発
光ダイオードを備えていてもよい。偏光1i11111
52は、光源光WSS’lA光子146を効率的に通過
するように、光源光WSの偏光を1整するために、光源
150と偏光子146との圃に備えられる。第2のファ
イバ154は結合a148のボートC,Dを通る。ボー
トCから突出するこのファイバ154の部分は、光検出
1!156に光学的に結合されており、他方ボートDか
ら突出する部分はrNCJで記された点で非反射性で終
了しくいる。特定的な例によれば、この光検出器156
は、標準的な逆バイアスのンリ」ンPIN形式のフォト
ダイオードであってもよい。この検出器゛156からの
出力が、ライン158上でロックインアン7(lock
−ir+)160まで供給され、このアンプは信号発生
器164からの基準信号をライン162を介して受取る
。基準信号周波数でPZT層変調器140を駆動するた
めに、信号発生!II 64が、ライン166により接
続されている。ロックインアンプ160は、この基準信
号を用いて、変調周波数での検出器出力信号を同期検出
する。このように、アンプ46は、変調器140の一次
周波数(すなわち第1次調波)でのバントパスフィルタ
を与え、この周波数の他のすべての調波をブロックする
アンプ160は、ディスプレイパネル170上で視覚デ
ィスプレイのために、ライン168上に信号を出力し、
この信号はこの第1次調波に比例する。
第22図の磁力針の動作の藺、光11150からの光W
3が、ファイバの部分126に投入される。
波WSは光の一部がボートDを介して失われる結合器1
48を介して伝播する。残りの光WSは偏光子146を
通り、この−光子146はたとえば垂直方向の直線偏光
を通過させる。この点に関し、偏光−一部152が、偏
光子146を通る光の通過を効率化するために調整され
る。このように、結合器120に入る光は、垂直方向の
直線偏光を有するであろう。結合器120は、光を2個
の逆方向に伝播する波W1.W2に分離する。波W1は
、最初に、ファイバ122の部分126を通って伝播し
、他方波W2は最初にファイバ122の部分128を通
って伝播する。偏光制御器142が、波W1の偏光の状
態を変換するために調整され、そのため波W1が磁気セ
ンサ98に入ると、たとえば右手円偏光のように円偏光
に変換されるであろう。同様に、偏光制御器144が、
波W2がセンサ98に入るときたとえば右手円偏光のよ
うな同一の偏光を有するように調整される。PZT変講
変調40がファイバ128内にさらに付加的な直線複屈
折を導入し、したがって制御器144が変調器140の
このような直線複屈折を補償するために調整され、その
ため波W1.W2がセンサ98に入ると、波W2は波W
1と同一の円偏光を有することを理解するであろう。波
W1.W2がセンサ98を通って逆方向に伝播するので
、第21図に関して議論したように、周囲の磁場の影響
により、一方の波は同位相で前進し、他方の波は優遇す
る。さらに、センサ98が、偶数の曲線部分125(第
21図)を備えているので、センサ98に存在する任意
の波の偏光がセンサ98に入ったときと同一であること
が、第21図より思い起こされるであろう。このように
、双方の波W1.W2は、センサ98を通過した後に、
右手円偏光に変換されるであろう。波W1.W2が、セ
ンサ98から結合器120に伝播するので、波W1.W
2はそれぞれ結合器144.142を通過するであろう
。これらの結合器は、可逆装置(すなわち伝播方向と無
関係に同一の形態で波に影響するもの)であるため、波
W1.W2は結合11122に達したとき、右手円偏光
から垂直直線偏光に変換されるであろう。この波W1.
W2は、次に、光学信号を形成するために結合器120
で再結合され、その一部がボートCで失われ、他方残り
の部分は偏光子146を伝播する。光学出力信号が垂直
直線偏光を有するので、この光学I!@は偏光子146
を介して結合器148まで達し、そこでは信号WOの一
部が光検出器156への伝播のためにファイバ154に
結合されて(する。
検出器156は光出力信号WOの強度に比例する信号を
出力し、かつこの信号5をロックインアンプへのライン
158に送る。先に示したように、アンプ160は、変
調器140の変調周波数で検出器出力信号を同期検出し
、そのためこのアンプ160は変調器38の一次周波数
でバンドパスフィルタを与え、この周波数の他のすべて
の調波をブロックする。検出器出力信号のこの一次調波
は、波W1.W2閣の位相差に比例する量を有するシヌ
ソイダル(5lnusoidal )関数であり、それ
ゆえにこのような位相差を示す磁場の強度の関数でもあ
る。アンプ140は、この−次調波成分に比例する信号
を出力し、かつ磁場の強度を直接示し、そしてこの信号
はディスプレイパネル170上で視覚的にディスプレイ
され得る。この検出装置の他の詳細な事項は、1982
年3月31日付で出願された国際用11PcT/US 
 82100400号において議論されている。
その特許出願において述べているように、次の式により
定義された周波数(fm)でのPZT変講変調40を動
作することが好ましい。なぜならば、この変調周波数使
用は、検出器156により測定された光学信号における
変調器により誘起された振幅変調を除去するからである
ての結合W120と変Il器140とのファイバの22
についての等価屈折率を示し、かっCはファイバ122
に与えられる光の自由空間での速度を示す。ファイバ長
の差であるLが、たとえば約6メートルと仮定すれば、
この変mW4波数丁 、1゜45に等しい等価屈折率を
有するシリカファイバに対して、約17.5メガヘルツ
であるだろう。
当業者は、現在のところ入手可能なファイバの位相賓調
器が、これらの高周波数では充分応答しないことをi+
imbでいるであろう。のみならず、高周波での光信号
の検出はより難しい。したがって、光検出器156の動
作範囲内のより低周波で動作するために第22図の@置
を適合させることが好ましい。このことは、第22図で
想像線で示すように、たとえば遅延線172を形成して
、ファイバ長の差(L)を大きくすることにより達成さ
れ得る。この遅延線172は、結合1i120とセンサ
98との闇のファイバの部分126から形成されてもよ
く、あるいは変調器140とセンサ98との間のファイ
バの部分128から形成されてもよい。たとえば、遅延
線172が約100メートルまでファイバ長の差しを増
加させると仮定すれば、式(6)により定義される変調
周波数rrr1は約1メガヘルツとなり、これは位相変
11W140の動作範囲内である。この遅延線172は
、ループ内に巻回されていてもよ(、そのためたとえば
サグナックの干渉計ループの形体で比較的小形となる。
しかしながら、周囲の磁場が、干渉計ループを逆方向に
通る光波に対して非可逆性の挙動を引起こす。遅延線1
72が干渉計ループと幾分類似するので、磁場から遅延
線172を分離するためにたとえばμmメタルlJtら
なるハウジング(図示せず)内にライン172を包みこ
むことが好ましい。
Ji1図に関連した議論から、磁気センサ98が偶数の
曲線部分125を有しているため、波W1゜W2の偏光
がセンサ98を通過する際に変化されないこと、すなわ
ち波W1.W2がセンサ98に入るとき右手円偏光であ
るならば、ごのセンサを離れるときに右手円偏光である
ことを想起するであろう。しかしながら、奇数個の曲線
部分125が設番プられているならば、波W1.W2の
偏光はセンサ98を通過するとき直交状態に変換される
であろう、すなわちこれらの波が右手円偏光でセンサ9
8に入るならば、これらは左手円偏光でセンサ98から
出ていくであろう。このように、偶数個の曲線部分12
5を有するセンサに対して、第22図の偏光制御器14
2.144は、上述したのと興なる方法で調整されねば
ならない。特定的には、制御器142.144は、逆方
向に伝播する波W1.W2がセンサ98に入るとき相互
に直交する円偏光を有するように調整されるべきである
。すなわち、波W1.W2の一方が右手円偏光、他方が
左手円偏光となるべきである。
今、第22図のセンサ98が偶数個の曲線部分125(
第21図)を有すると仮定すれば、制御器142は、結
合器120から出る際に直線偏光である波W1がセンサ
98に入るときたとえば右手円偏光に変換されているよ
うに調整されるであろう。同様に、制御器144は、結
合11120を離れる際に垂直直線偏光でもある波W2
が、センサ98に入る際にたとえば左手円偏光に変換さ
れるように強制される。その後、偏光はたとえば波W2
については右手円偏光および波W1につむXでは左手円
偏光の直交状態に変換される。制御器142.144が
可逆装置(すなわち、伝播方向と無関係に同一の形態で
波に影響するもの)であるので、制御器142は右手内
鍋光波W2を垂直直線偏光に変換し、かつ制御器144
が左手円偏光波W1を垂直直線偏光に変換するであろう
。このように、波W1.W2が、結合器122に入った
ときと同一の偏光で結合11120により再結合され、
そのためこれらの波W1.W2により形成された光学出
力信号WOは偏光子146を効果的に通過するであろう
1822図の磁力計において用いるために好ましい偏光
wJlll器の形式は、エレクトロニクス・レター (
E 1ectronlcs  L etters)の第
161第25(1980年9月25日)1778頁ない
し第780頁に記載されている。′a23図に示すよう
に、制御器は複数個の直立ブロック182Aないし18
2Dが取付けられたベース180を有する。隣接するブ
ロック182の間に、スプール184Aないし184C
が、それぞれシャフト186Aないし186C上に接輪
的に取付けられている。このシャフト186は、相互に
軸方向に整列されており、かつブロック182wJに回
転可能に取付けられている。スプール184は、略円筒
形状をし1    ており、かつシャフト186に接線
的に配ll!!されており、スプール184の軸はシャ
フト186の軸と垂直にされている。ファイバ・ストラ
ンド122がシャフト186内の軸方向の孔を通り延び
ており、かつ3個のコイル188Aないし188Cを形
成するために各スプール184のまわりに巻回されてい
る。コイル188の半径は、7?イバ122が各コイル
188において複屈折媒体を形成するために圧力を加え
られているようにされている。31のコイル188Aな
いし188Cは、ファイバ122の複屈折を調節するた
めに、それぞれ、シャフト184Aないし184Cの軸
のまわりに相互に独立に回転することができ、したがっ
てファイバ122を通過する光の偏光を制御し得る。コ
イル188の直径および旋四数は、外側のコイル188
Aおよび188Cが1/4波艮の空間的遅延を与え、他
方中央のコイル188Bが1/2波艮の空間的遅延を与
えるようにされている。174波長の゛コイル188A
および188Cは、偏光の楕円度をill ll1l 
b、かつ1/2波長コイル188Bが偏光の方向を制御
する。このことは、ファイバ122を通り伝播する光の
全am範囲を与えるものである。しかしながら、偏光の
方向(さもなければ中央コイル188Bにより与えられ
る)は2mの1/4波長コイル188A、188Cによ
り偏光の楕円度の正確なm!1を通じcII接灼に鯛W
され得るので、纏光!ll1l器が単に1/2波長コイ
ル188A、188Gのみを与えるように変形されてい
【もよいことがMlilされるであろう。したがプて、
偏光制御器142,144゜152が単に17′2波長
コイル188A、’188Gを含むようjc!22図に
示されている。この配置は、閾IIl器142,144
.−152の全体の大きさを小さくするものであるため
、スペース的制限を有するこの発明のめる種の用途にお
いてはh゛効である。
このように、偏光lll1lI&Il器142,144
.152は与えられた光および逆方向に伝播する波の双
方の偏光を確立・櫂持・@御する手段を与える。
この発明の磁力計において結合器120.140として
用いるための好ましい九ノ?イバ方向性結合器は、第2
4図に示すように、公告番号第0038023t4とし
て1981年lO月21日に第81/42で公告された
、ヨーロッパ特許出願第81.102677.3号にお
いて開示されている。この結合器は、その一方側から除
去されたクラッド部の一部を有する単一モード光ファイ
バ材料からなる2本の光フアイバストランド190^、
190Bを備える。、2本のストランド190A、19
0Bは、それぞれブロック193A、193Bに形成さ
れた各弧状の溝192A、192B内に取付けられてい
る。ストランド190A。
190Bは、光がストランドのコア部間で移動される相
互作用領域194を形成するために、クラッド部が並列
して除去されるストランドの部分に配置されている。除
去された材料の量は、各ストランド190のコア部が他
のストランドのエバネセントフィールド内にあるように
選ばれている。
結合器の中心のストランド19011の中心閤空閤は、
典型的にはコア部の直径の約2倍ないし3倍以下である
相互作用領域194でストランド19011を移動され
る光は方向性を有することを注意することが重要である
。すなわち、入力ボートAに与えられたほとんどすべて
の光が、ボートCに対して逆方向の結合を与えることな
く、出カポ−)−B、 Dに与えられる。同様に、入力
ボートCに与えられたほとんどすべての光が、出力ボー
トB、Dに与えられる。さらに、この方向性は対称であ
る。このように、入力ポートBまたは入力ボートDのい
ずれかに与えられた光は、出力ボートD、Cに与えられ
る。ざらに、この結合器が偏光に関し必然的に区別でき
ないものであり、したがって結合光の偏光を保持する。
このように、たとえば、垂直方向の偏光を有する光がボ
ートAに入力されたならば、ポート八からボートDに直
通する光と同様に、ボートAからボートDに結合された
光は、垂直方向の偏光のままとなる。
前述の説明から、結合器は、与えられた光を2本の反対
方向に伝播する波W1.W2に分離する光分離器として
機能し得ることが理解されるであろう。さらに、この結
合器は、逆方向叫伝播する波W1.W2が磁気センサ9
8を横切つ゛た**に結合するようにも機能し得る。
第22図に示した実施例では、各結合器12o。
148は、50%の結合効率を有しており、この結合効
率は光検出器156での最大先出りを与える。この明細
書中で用いたように、用語「結合効率」は、結合された
出りの総出力に対する比率をパーセントで表わしたもの
として定義される。たとえば、第24図を参照して、光
がボートAに与えられるならば、結合効率はボートDに
おける出力のボートB、Dにおける総出力に対する比に
等しい。さらに1、結合器120についての50%の結
合効率が、逆方向に伝播する波W1.W2が量的に等し
いことを確保する。
【図面の簡単な説明】
第1 A!i!119いし第1C図は、2個の逆方向に
回転する電場ベクトルからなる直線偏光光波の略図であ
り、かつ9聞を介して逆方向に回転するときのベクトル
の信号を示す。第2図は、大きさが等しくない2個の逆
方向に回転する電場ベクトルからなる楕円偏光光波を略
図的に示す図である。第3図は、単一の回転電場ベクト
ルの円偏光光波を示す略図である。第4図は、光波が伝
播するにつれて、その各軸に沿ってプラスからマイナス
へと大きさが増減する2個の直交伝播ベクトルからなる
直線偏光光波を示す略図である。第5図は、第4図の直
線偏光光波の略図であり、光波の偏光方向による効果を
示し、180度(1/2波長)の直交偏光モードでの光
間の相対的な位相シフトを与えるのに充分な直線複屈折
をもたらすものを示す。第6図は、ある長さの光ファイ
バに沿って伝播する光波の略図であり、磁場の存在によ
りファラデー効果によって回転される光波の偏光を示す
。 第7図は、第6図の光波および光ファイバを示す略図で
あり、光波がファイバを介して逆方向に伝播するとき(
すな′わち第6図に示すのと逆方向に伝播する状態で)
第6図に示すのと同一方向に回転される光波の偏光を示
す。第8図は、光ファイバのループを介して伝播する光
波の略図であり、ファラデー効果により回転される偏光
を示し、かつファイバの曲線部分における複屈折の正し
い量が存在しない状態を示す。第9図は、第8図の光波
とファイバループの略図であり、第9図のファイバの曲
線部分が偏光方向を変換するのに充分な直線複屈折率を
有している点において興なり、そのため定位置の観察者
の視点からの直論部分における偏光が同一であり、それ
によってファラデー効果が相殺するよりもむしろ相互に
重畳する状態を示す。第10A図ないし第10F図は、
直線偏光光波を略図的に示す図であり、この光波が第9
図のファイバループを伝播するときにこの光波に対する
複屈折率の影響を示す。第11図は、211のファイバ
ループを示す略図であり、このループは相互に直交する
平面内に存在しており、かつ直交平面内でファイバルー
プを方向付けることにより形成される偏光誤差補償を示
す。第12図は、ループの曲線部分に対して所望の曲率
半径を与えるような大きさの円筒体のまわりに巻回され
た第11図のファイバループを示す略図である。第1回
巻回されたファイバを示す略図である。第14図は、テ
ンシコンが与えられた第12図のファイバを巻回するこ
との効果を表わす略図である。第15図は、第11図お
よび第12図の技術により、軸のまわりに巻回されたフ
ァイバの斜視図である。 第1L図は、磁石の極間に配Wされた第15図の軸およ
びファイバを示す略図である。第17図および第18図
は、光学分離器として用いるこの発明の磁気光学回転子
を示す略図である。第19図は、たとえば第17図およ
び第18図の光学分離器中で、この発明の磁気光学回転
子に用いるための適切な光フアイバ偏光子の偏形式を示
す部分断面図である。第20図は、変調器として用いる
この発明の磁気光学回転子を示す略図である。第21図
は、磁力計として用いられるこの発明の磁気光学回転子
を示す略図である。第22図は、光学出力信号の強度を
同期検出するための1つの好ましい検出装置を示す、第
21図の磁力計の略図である。第23図は、第22図の
磁力計に用いるのに好ましい偏光制御器の斜視図である
。124図は、第21図および第22図の磁力計に用い
るのに好ましい、光フアイバ方向性結合器の部分断面平
面図である。 図において、28は磁場、32はファイバループ、34
.36は直線部分、38は曲線部分、60は付加的な直
線部分、62は付加的な曲I11部分、70は軸、74
.76は円筒部分、78は曲線部分、80.82は直線
部分、84.88はam部分、86.90は曲線部分、
100は磁石、102は回転子、104は偏光子、10
8は光ファイバ、110は光源、122はファイバ、1
24Aないし124EGよ直線部分、125は曲線部分
、126はファイバを示す。 特許出願人 ザ・ボード・オプ・ トラスティーズ・オプ・ザ・ レランド・スタンフォード・ 図面のt)雷内容に変更なし) イ2り7 イラク5 (ヤ10e      670′ 9−IJ (夕16 手続補正書(方式) 1、事件の表示 FIBm57年特許願第 195199  号2、発明
の名称 磁気光学11転子 3、補正をする暑 事件との関係 特許出願人 住 所  アメリカ合衆国、カリフォルニア州、スタン
フォード(番地なし) 名 称  ザ・ボードφオプ・トラスティーズ・オプ・
ザ・レランド・スタンフォード・ジュニア・ユニバーシ
ティ代表1  ローランス・ダプリュ・オズポーン4、
代理人 住 所 大飯市を区天神橋2丁目3番9号 八千代第一
ピル自発補正 6、II正の対象 願書の3.*野田願人の代表者の−、!ll1Iiなら
びに委任状および訳文 7、補正の内容 (1) 願書の3.特許出願人の代表者の−に「ローラ
ンス・ダプリュ・オズポーン」を補充致します、その目
的で新たに調製した訂正願書を添付致します。 (2) 部層で鵬いた図面を14@のとおり補充致しま
す。なお内容についての変更はありません。 (3) 委任状および訳文を別紙のとおり補充致します
。 以上

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 磁場のB場にさらすための光ファイバからなる
    ループを備え、前記ループは前記B場の成分に平行な第
    1の部分および第2の部分を有しており、それによって
    前記第1および第2の部分を通過する光の偏光を回転さ
    せ、前記光波の前記第1の部分におけるB場成分に対す
    る相対的な伝播方向がファイバの前記第2の部分におけ
    る方向と反対となるように、前記第1の部分および第2
    の部分が方向付けられており、前記第1の部分および前
    記第2の部分での偏光回転が加わるように前記光波の偏
    光方向を変換するために、前記ファイバは前記第1の部
    分および第2の部分間の前記ループの第3の部分に十分
    な直線複屈折を有することを特徴とする、光学偏光回転
    子。
  2. (2) 前記第1の部分および第2の部分における前記
    光波の偏光回転方向は、前記ファイバを通る前記光波の
    伝播方向とは無関係に同一である、特許請求の範囲第1
    項記載の光学偏光回転子。
  3. (3) 前記ループの前記第1の部分および前記第2の
    部分は直線であり、前記第3の部分が曲線である、特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の光学偏光回転子。
  4. (4) 前記第3の部分での前記直線複屈折は、はぼ1
    80度に等しい前記ファイバの2個の直交偏光モードに
    おける光間に位相差を与える、特許請求の範囲第1項な
    いし第3項のいずれかに記載の光学偏光回転子。
  5. (5) 前記光波は円偏光であり、かつ前記磁場が誘起
    した偏光回転は、前記円偏光光波の位相シフトとして表
    わされる、特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    かに記載の光学偏光回転子。
  6. (6) 前記ループに光学的に結合された光フアイバ材
    料からなる第2のループを備え、前記各ループは相互に
    直交する平面内にそれぞれ存在する、特許請求の範囲第
    1項ないし第5項のいずれかに記載の光学偏光回転子。
  7. (7) 前記ファイバの前記第3の部分の少なくとも一
    部の複屈折は、前記ファイバにテンションを与えること
    により誘起される、特許請求の範囲11項ないし第6項
    のいずれかに記載の光学偏光回転子。
  8. (8) ファイバの前記第1および第2の部分がよじら
    れている、特許請求の範囲第1項ないし第711のいず
    れかに記載の磁気光学回転子。
  9. (9) 前記ファイバの前記第1の部分および第2の部
    分における前記光波の偏光が、実質的に直轄である、特
    許請求の範囲第1項ないし第4項記載の磁気光学回転子
  10. (10) 軸をさらに備え、前記光ファイバは前記ルー
    プを形成するために前記軸に巻回されている、特許請求
    の範囲第1項ないし第9項記載の光学分1L
JP57195199A 1981-11-09 1982-11-05 磁気光学回転子 Pending JPS5890616A (ja)

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