JPS5889309A - 連続式成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、瓦等の成形品を連続的に成形しうる連続式
成形装置に関するものである。

コンベヤを応用した従来の瓦の連続式成形装置の構成図
を第１図に示し、その断面図を第２図に示す。これらの
図において、両端の駆動用２連鎖歯車１．２に一対の無
端チェーン８が掛は渡され、一対の無端チェーン８０間
に、チェーン８に沿ってレール４が配設されている。複
数個のパレット（受型台）５杜、相互に接近した状態で
レール４上に配置されていて係合具６によって両側の無
端チェーン８に係合され、無端チェーン８の移動に伴っ
てレール４上を摺動するようになっている。

複数個の受型７は、上側に移動してきたパレット５上に
順次載置され、相互に密接した状態で移送されるように
なっている。７オーミングダイ８は、この受Ｗｉ７と対
面するよう蝉設けられており、ホッパー９内を流下して
受Ｗ７の上に載り、受型７の移動とロール１０の巻き込
み力とによって送り込ま“れてくる成形材料ｔ　ｔ’を
締め固めて成形する。

そして、得られる成形品１２は、切断装置１８で受型７
ごとの寸法に切断され、ついで受型７ごとパレット５か
ら外され養生硬化される。１８諷はモータである。

ところで、この装置は、パレット５の側面に長穴と丸穴
を形成し、第８図に示すように丸穴１４どうしもしくは
長穴１５どうしが対応するようにパレット５を配置し、
図示のような保合具６の先端部を上記丸穴１４もしくは
長穴１５に嵌合し他端部を無端チェーン８に係合してパ
レット５を移送するようにしている。すなわち、無端チ
ェーン８が鎖歯車ＩＫａつて移動すると、パレット５も
第４図に示すようにレール４のわん曲部に沿って移送さ
れるのであるが、そのときパレット５間の間隔が開く。

この間隔の開き分に対応する余裕がないとパレット５が
レール４のわん曲部Ｋａつて円滑に移送されないため、
パレット６には長穴１５が設けられており、パレット５
間の間隔が開いても係合具６とパレット５間に無理な力
が生じないようｋなっている。すなわち、後方（反進行
方向側）のパレット（第１図）５の長穴１５には係合具
６の先端が長穴１５の後端に接触した状態で嵌合してい
るため、長穴１５の長さ分だけの動きの余裕が設けられ
ている。なお、前方および後方ツバレット５には、長穴
１５または丸穴１４に係合する保合具６によって無端チ
ェーン３の移動力が伝えられる。この装置は、後方のパ
レット５の丸穴１４形成部分を押さえて固定しておき、
前方のパレット５を前方に引張ると、前方のパレット５
と後方のパレット５の間の間隔が後方のパレット５の長
穴１５の長さ分だけ開きうる。しかし、前方および後方
のパレット５の長穴１５と係合している保合具６は、無
端チェーン３に固定されているため、上記のようなパレ
ット５間の間隔の開きは、無端チェーン３が伸びない限
シ生じない。

ところが、第５図に示すように、７オーミングダイ８の
下に後方のパレット５　が位置し７オーミングダイ８か
ら出たところに前方のパレット５′が位置するようにな
ると、後方のパレット５′が。

成形材料１１で押圧されて固定され、前方のパレット５
゛がモータ１８°３の力により強く前方に引張られるよ
うになる。この場合、チェーン８に伸びが生じなければ
パレット５．５間の間隔が開くことは・、ぽい。しかし
、実際には、後方のパレット５′と前方のパレット５と
の間でチェーン８の伸びが生じるため、その伸びの分だ
けパレツ）５’、５’間の間隔が開く。このよう忙パレ
ット５．５間の間隔が開くとその上の受型７間の間隔も
開き、その開きにより成形品１２に引張り力が加わって
成形品１２にクラック１６が入るという問題が生じてい
た。

この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、コ
ンベヤの無端帯の移送面上に、複数個の受型が適宜の間
隔て受型台を介してもしくは直接取付けられ、との受型
に対面するようにフォーミングダイが無端帯の上方（設
けられ、成形材料をフォーミングダイと受型の間で締め
固めて成形する連続式成形装置であって、ある受型台も
しくは受型とその前方の受型台もしくは受型とが、中央
部を中心に開閉しうるようｋなっている略Ｕ字状連結具
を用い、その連結具のＵ字状の一端をある受型台もしく
は受型に取付は他端をその前方の受型台もしくは受型に
取付けることにより連結されていることを特徴とする連
続式成形装置をその要旨とするものである。

すなわち、ある受型台もしくは受型とその前方の受型台
もしくは受型とを上記の連結具で連絡することにより、
コンベヤの駆動車の部分でも受型台、受型が円滑に移動
し、しかも無端帯の伸びが阻止されるようｋなるため成
形品のクラックの発生が防止されるようになる。

つぎに、この発明を実施例にもとづいて説明する、。

第６図はこの発明の一実施例の要部の拡大図である。こ
の装置は、前方のパレット５の側縁の長穴１５近傍部分
に、かぎ形の第１の連結アーム！ ２０の一端を固定し他端を後方のパレット５側に伸ばす
とともに、握力のパレット５′の側縁の長穴１５近傍部
分ｋかぎ形の第２の連結アーム２１の一端を一穴し他端
を前方のパレット５側に伸ばして第１の連結アーム２０
の他端と重ね合わせ、ピン２２により回動自在に連結し
ている。すなわち、上記第１および第２の連結アーム２
１．２２により１、中央部のピン２２を中心に開閉する
略Ｕ字状連結具２８が構成されており、このＵ字状の一
端が前方のパレット５に取付けられ他端が後方のパレッ
ト５に取付けられ、前方および後方のパレット５，５が
略Ｕ字状連結具２８の中央ピン２２を中心に左右に揺動
しうる状態で連結されている。

それ以外の部分は第１図の装置と同じであるから図示お
よび説明を省略する。

このように構成した結果、後方のパレット５がフォーミ
ングダイ８の下に位置して成形材料１１で押圧されて固
定され、前方のパレット５がモータｔ　ａａの力により
強く前方援引張られて本、前方および後方のパレット５
．５が連結具２８で連結されているためチェーン８に無
理な力が加わらずチェーン８の伸びが生じない。そのた
め、成形品１２にクラックが生じ女い。また、連結具２
８がピン２２を中心に開閉するため、鎖歯車部分でパレ
ット５がレール４のわん曲部に漬って移動するときに、
パレット５間の間隔が適正かだけ円滑に開くようになる
。したがって、レール４のわん曲部でのパレット５の移
動も円滑に行われるようになる。

なお、上記の実施例では、無端チェーン８にパレット５
を取付け、これに受型７を載置するようにしているが、
受型７を直接無端チェーン８に取付けるようにしてもよ
いし、無端チェーン８に代えて無端ベルトを用いるよう
にしてもよい。

この発明の連続式成形装置は、以上のように構成されて
いるため、成形品に無端帯の伸びに起因するクラックを
生じさせることなく連続的に成形品を製造しつるのであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の構成図、第２図はその断面図、第８図
はパレットに保合具を装着する説明図、第４図はパレッ
トがレールのわん曲部を移動する状態の説明図、第５図
は成形品にクラックが生じる状態の説−図、第６図はこ
の発明の一実施例の要部の拡大図である。 ８・・・無端チェーン　５・・・パレット　７−４１１
８・・・フォーミングダイ　１０・・・ロール　１１・
・・成形材・料　２０，２１・・・連結アーム　２２・
・・ピン２８・・・略Ｕ字状連結具 特許出願人　松下電工株式会社 代理人　弁理士　松　本　武　　彦 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＜１）、、　　コンベヤの無端帯の移送面上に１複数個
   の受型が適宜の間隔て受型台を介してもしくは直接取付
   けられ、との受型に対面するようにフォーミングダイが
   無端帯の上方に設けられ、成形社料をフォーミングダイ
   と受型の間で締め固めて成形する連続式成形装置であっ
   て、ある受型台もしくは受型とその前方の受型台もしく
   は受型とが、中央部を中心に開閉しうるようｋなってい
   る略Ｕ字状連結具を用い、その連結具のＵ字状の一端を
   ある受型台もしくは受型に取付は他端をその前方の受型
   台もしくは受型に取付けることｋより連結されているこ
   とを特徴とする連続式成形装置。 （２）　　無端帯が無端チェーンまたは無端ベルトであ
   る特許請求の範囲第１項記載の連続式成形装置。 （８）連続式成形装置が夏用連続式成形装置である特許
   請求の範囲第１項または第２項記載の連続式成形装置。