JPS5888133A - 異形ガラス製品の口焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、異形ガラス製品、例えば楕円形や長円形の
ガラス皿や容器を製造するために用いる口焼き装置に関
するものである。

楕円形のガラス皿を製作するには、溶融ガラスをプレス
成形１こよって楕円形（こ形付けした後、その口部周縁
をバーナで焼き、口部周縁を角のないよう丸く仕上げる
ものである。

上記のような口焼きを行なうには、楕円形ガラス皿の開
閉］こバーナを楕円形１こ配置し、各バーナで口部周縁
を加熱することか最も単純な方法と考えられるか、ガラ
ス皿を一箇づつ加熱するため大量生産Ｊこ適さないばか
りでなく、各バーナ火炎が口部周縁の一定位置を加熱す
るため、口部周縁の全体を均一に仕上げることができな
いという問題かある。

また、ガラス皿が真円形状の場合、ガラス皿を移動させ
ながら回転を与え、移動途中１こ配置したバーナで口部
周縁を加熱するようにすれば、口部周縁とバーナの間隔
を常時一定多こ保つことができ、しかもガラス皿の回転
により口部周縁全体か連続して加熱されるので、口部周
縁か均一に仕上がると同時Ｉこ、自動化による大量生産
か可能になる。

ところが楕円形のようなガラス皿の場合、上記のような
方法で口焼きを行なうと、ガラス皿の回転ｆこより、口
部周縁とバーナとの間隔が楕円形の長軸方向番こは接近
して焼すぎとなり、同短軸方向１こは間隔が大となって
焼不足となるため、口部周縁を均一に仕上げることがで
きず、実用不可能であり、楕円形ガラス孤の需要増にと
もなう日焼きの自動化が切望されているのか現状である
。

この発明は、上記のような点ｌこかんがみてなされたも
のであり、楕円形のような異形ガラス製品の日焼きが完
全自動で能率よく、しかも均一１こ加工することができ
る日焼装置を提供するのが目的である。

、この発明の構成は、異径ガラス製品（こ移動と回転を
与え、ガラス製品の移動方向に多数のバーナを通過する
ガラス製品ｉこ対して進退動自在となるよう配置し、各
バーナをガラス製品と同形で一体に回転するカムで進退
勤させ、通過するガラス製品の口部周縁と各バーナの間
隔を一定１こ保って日焼を行なうようにしたものである
。

以下、この発明を添付回向の実施例に基づいて説明する
。

図示のよう（こ、長円のエンドレスＩこ形成された走行
体１の一方の端部に楕円形ガラス皿Ａの供給機構２が設
けられ、走行体１の一方直線走行部分における途中に日
焼用の加熱機構３が配置され、同上の他方の端部］こ日
焼後のガラス皿Ａを取出す取出し機構４が設けられてい
る。

上記・走行体１は、可動台車５１こ投けたフレーム６の
両端に各々か上下二段となるスプロケット７と８を取付
け、上下の両端スプロケットにわたって各々エンドレス
チェン９を巻架し、一端のスプロケット８を駆動するモ
ータ１０によりチェノ９に第２図矢印Ｂ方向の移動を与
えるようになっている。

上記チェノ９の外周に一定の間隔をもってホルダー１１
を取付け、各ホルダー１１は垂直の回転軸１２を回動自
在１こ保持している。

ホルダー１１は第３図のよう番こ、その両側蚤こ車輪１
３が設けられ、チェノ９を挾むよう１こしてフレーム６
上番こ配置された内側ガイドレール１４と外側ガイドレ
ール１５１こ上記車輪１３が載り、チェノ９と共に各ホ
ルダー１１が円滑１こ移動するようになっている。

各回転軸１２は下端（こピニオン１６が取付けられ、上
端１こは中間受台１７を介してガラス皿Ａを載置する支
持台１８゛カチ固定されている。

支持台１８は図示詳細を省したが上面が凹段部１こ形成
され、中間受台１７は下部がこの凹入部分に着脱自在１
こ嵌合し、その上面ｆこガラス皿ＡのＦ端接地部が丁度
嵌合する凹孔を備え、ガラス皿Ａを回転軸１２と一体１
こ回転する支持か行なえるよう（こなっている。

従って、中間受台１７をガラス皿Ａの種類だけ用意し、
これを選択して使用すれば、ガラス皿の変化１こ対応す
ることかできる。

前記回転軸１２の途中１こ、ガラス皿Ａと等しい平面的
な形状を有するカム１９が固定されている。

このカム１９は支持台１日上１こ載置されたガラス皿Ａ
と長軸および短軸が同方向番こなるよう１こ配置されて
いる。

上記のカム１９は、ガラス皿Ａの平面形状１こ一致する
ものが種々用鰍され、加工せんとするガラス＠に応じた
ものが一１転軸１２１こ取付けられること）こなる。

前記加熱機構３は、チェノ９が直線移動する部分蚤こお
いて、ガラス皿Ａと略等しい高さ位ｌ！ｌｌこ、多数の
バーナ２１を移動方向ｆこ一定間隔の配置をもって並べ
、各バーナ２１を通過するガラス皿のカム１９＋こより
進退勤させるようになっている。

各バーナ２１はチェノ９の移動方向（こ対して直角で先
端のノズル２２がガラス皿Ａの口部周縁に対して進退動
自在となるよう配置されている。

第３図のように、各バーナ２１の直下には、カム２９と
等しい高さの位置１こ、移動台車５上の支持枠２３１こ
取付けたローラ２４での支持１こよって、進退杆２５か
バーナ２１と平行するよう１こ配置され、支持枠２３１
こローラ２６で中途が支持されたバーナ２１の後端がリ
ンク２７で進退杆２５と連結され、進退杆２５の後端は
、上端が支持枠２３に枢止された揺動アーム２８の下端
と長孔を介して連結され、揺動アーム２日と支持枠２３
間に張膜したばね２９によって進退杆２５に先端の転子
３０がカム１９に常時圧接する方向の前進弾性を付与し
ている。

進退杆２５とバーナ２１は一体ｔこ進退動するよう番こ
連動され、カム“１．９の回転で進退杆２５か進退動す
ると、回転するガラス皿Ａに対してバーナ２１が等しい
動きをすることになる。

なお、バーナ２１は、進退杆２５の転子３０かカム１９
（こ当接するとき、ノズル２２かガラス皿Ａの口部周縁
との間１こ所定の間隔を保つようにセットされている。

加熱機構３におけるバーナ並列部分の下方１こ、移動す
るピニオン１６が噛合するラック３１か配置され、ガラ
ス皿Ａが加熱機構３　を通過するとき、ラック３１とピ
ニオン１６の噛合１こより回転軸１２を介して回転する
よう１こなっている。

回転軸１２に取付けたカム１９は、加熱機構３を通過す
るとき、各進退杆２５を順次押圧すると同時１こ、回転
しながら移動するため、カムの形状に応じた進退動を与
えること）こなり、各）く−ナ２１は通過して行くガラ
ス皿Ａ１こ対し口部周縁との開音こ一定の間隔を保つよ
うＩこ進退動することになる。

また、第４図はカム１９１こよって進退動が付与される
バーナ２１の他の進退機構を示しており、先端がカム１
９に当接する進退杆２５を支持枠２３１こ固定したパイ
プ４１とブツシュ４２で水平１こ支持し、進退杆２５の
後端を揺動アーム２８と連結すると共番こ、進退杆２５
の途中に下端を連結した垂直杆４３の上端を支持枠２３
＋こ取付けたガイド４４で保持し、垂直杆４３が水平移
動するよう１こなっている。

垂直杆４３の途中に角度調整機構４５を介してバーナ２
１が固定され、ノズル２２がガラス皿Ａの口部周縁１こ
臨んでいると共番こ、揺動杆２８の下端にばね２９が連
結されている。

このような構造を採用すると、ノズル２２の高さ位置を
自由Ｉこ調整することができると共昏こ、バーナ２１は
傾斜状態のままで水平移動することになり、ガラス皿Ａ
１こ対するノズル２２の高さ位置＄こ変化がなく、口部
周縁全体を均一に加熱することができる。

この発明の日焼装置は上記のような構成であり、供給機
構２はターンテーブル３２上でプレス成形したガラス皿
Ａをバキューム式の取出し機３３で中間コンベヤ３４上
ｆこ送り、このロンベヤ３４で送られてきたガラス皿Ａ
を取出し機３５で走行体１の第２図左側端部１こ位置す
る支持台１８の中間受台１７上に供給される。

走行体１は第２図矢印Ｂ方向に移動し、ガラス皿Ａは加
熱機構３１こ向けて進むことＩこなるが、厘熱機構３Ｉ
こ達するまでの途中１こおいて、姿勢制佃ガイド３６が
ガラス皿Ａとカム１９の配置関係を揃える。このガイド
３６は第２図ｆこ示すよう１こ、ガラス＠Ａとカム１９
の各々に摺接する摺動板で形成され、例えばガラス皿Ａ
とカム１９の長軸が共１こ移動方向に沿うようにするも
のである。

ガラス皿Ａが加熱機構３の先端部に臨むと、先ずピニオ
ン１６かラック３１１こ噛合するため、回転しなから進
むことになり、次にカム１９が回転しながら進退杆２５
に当接する。

各バーナ２１は先端のノズル２２からの火炎１Ｃよって
、通過して行くガラス皿Ａの口部周縁を加熱することに
なるか、カム１９の回転と移動により、ガラス皿Ａ１こ
臨むバーナ２１は口部周縁との間に一定の間隔を保つよ
うに進退動する。

従って、回転しながら移動するガラス皿Ａはその口部周
縁が第２図Ｉこ示すよう）こ、各バーナ２１により等し
い条件をもって連続的１こ加熱され、口部か所定の焼上
りとなる。

加熱機構３を通過したガラス皿Ａは、ピニオン１６がラ
ック３１から解放されるため回転が停止し、ガイド３７
を通過するとき再び姿勢を制御されて取出し機構４１こ
進み、この機構１４で冷却用コンベヤ３Ｂ上シこ取出さ
れることｌこなる。

このよう番こ、走行体１１こ一定の間隔で取付けた支持
台１日が供給機構２Ｉこ臨むごとにガラス皿Ａを供給し
、ガラス皿Ａを移動させながら加熱機構３の部分で回転
を与え、カム１９と進退杆２５で各バーナ２１に進退動
を付与してバーナ２１とガラス皿の口部周縁との間隔を
一定ｆこ保ち、口部周縁を等しい条件で連続約６こ加熱
するものである。

以上のように、この発明によると、上記のような構成で
あるので、異形ガラス製品の口部円縁を全く等しい条件
で連続的１こ加熱でき、異形ガラス製品の口焼きが自動
鞄１ζ行なえるよう１こなる。

また、異形ガラス製品を移動させなから口焼きできるの
で、異形ガラス製品の大量生産か可能になり、製造コス
トの大幅なダウンを図ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明番こ係る日焼装置の正面図、第２図は
同上の横断平面図、第３図は同縦断側面図、第４図はバ
ーナ進退機構の他の例を示す縦断面図である。 １は走行体、３は加熱機構、９はチェノ、１２は回転軸
、１６はピニオン、１８は支持台、１９はカム、２１は
バーナ、２２はノズル、２５は進退杆、２９はバネ、３
１はラック、Ａはガラス皿特許出願人　　　抹式会社武
内製作所

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行体１こ異形ガラス製品の回転支持台を取付け、前記
   回転支持台ｆこ異形ガラス製品と同形のカムをガラス製
   品と等しい配置をもって固定し、前記ガラス製品の移動
   途中にガラス製品の聞縁部に対して進退動自在となる多
   数のバーナを移動方向に沿って並べ、各バーナと通過す
   るガラス製品の周縁の間隔を一定に保つようカムの回転
   番こよってバーナを進退動させるようにしたことを特徴
   とする異形ガラス製品の日焼装置。