JPS588741A - 導電性熱可塑性エラストマ− - Google Patents

導電性熱可塑性エラストマ−

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JPS588741A
JPS588741A JP10910982A JP10910982A JPS588741A JP S588741 A JPS588741 A JP S588741A JP 10910982 A JP10910982 A JP 10910982A JP 10910982 A JP10910982 A JP 10910982A JP S588741 A JPS588741 A JP S588741A
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JP
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thermoplastic elastomer
composition according
conductive thermoplastic
conductive
weight ratio
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JP10910982A
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チヤールズ・エフ・ブライツク
フイリツプ・アール・モリン
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Uniroyal Inc
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Uniroyal Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、導電性熱可塑性ニジストマー組成物とそのよ
うな組成物で製造した成型品に関する。
従来多年の間にわたって、半導体ポリマーが、電カケー
グルやコネクター中のストランドシールドや絶縁シール
ドとしてワイヤー、ケーブル工業に使用されてきた。こ
の目的のために要求される抵抗率は、通常、500〜5
,000オームonである。半導体の他の用途は、操作
室や溶媒噴霧型の塗装装置等の場所で起こりうる爆発の
危険性を除去するための静電気の放電用として、当初発
展してきた。高い導電性を有するカーボンブラックは、
導電性が要求される場合の適用において、プラスチック
、ニジストマー、コーティング等に配合するのに有用で
あるものとして開示されてきた。このように、高導電性
カーボンブラックであるケチエンブラック(Ketje
nblack ) (登録商標) Eaについての、ア
ルマク社(Armak OOmpany )発行のプロ
ダクトデータプレティン(Product DateB
ulletin ) A 75−9には、表面積の大き
いカーボンブラックは、導電性組成物に配合する際に、
他の商業的に入手可能なEGOF 、  SOFおよび
アセチレン型のカーボンブラックよりも確かに有利であ
ることが開示されている。言及された適用は、高電圧ワ
イヤおよびケーブルの配合を包含する。また、言及され
たポリマーは、ポリエチレン、熱可塑性エラストマー、
オヨヒエチレンープロビレンデムを含む。
点火線や同軸ケーブルにおける導電性ポリマーの利用は
、既に開示されている〔ノーマン著、「導電性のゴムと
プラスチック」、アプライドサイエンスパブリツシャー
ズ(Appliea 5ciencepub11she
rs )社発行、P’、253〕。
本発明は、ポリ−アルファーオレフィンプラスチックと
混合したEPDM型ゴムよりなる低抵抗値の半導体熱可
塑性エラストマーブレンドに指向し、このブレンドは、
高い有効表面積を有する高導電性カーボンブラックを含
有して、異例のほどに良好な物性を特徴とする。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
第1図は、本発明に係る導電性熱可塑性エラストマー組
成物で囲繞され、さらに絶縁物と外部ジャケットで被覆
されたガラス繊維コアを有する自動車用のイグニッショ
ンケーブルを示す一部切欠した斜視図であり、第2図は
、金属導体、誘電性スペーサ、ドレインワイヤ(dra
in wirθ)を有する導電性熱可塑性エラストマー
シールドおよび外部ジャケットを使用した同軸ケーブル
を示す一部切欠した斜視図である。
本発明において、使用する熱可塑性エラストマーは、ポ
リ−アルファーオレフィンプラスチック(たとえば、ポ
リエチレンまたはポリプロピレン)と、EPDMとして
知られているエチレン、プロピレンおよび共重合可能な
非共役ジエン(たとえば、5−エチリデン−2−ノルボ
ルネン、ジシクロペンタンジエン、1.4−へキサジエ
ン等)のゴム状共重合体とのブレンドである。熱可塑性
エラストマーブレンドは、W、 X、フィッシャー(F
lscher )の米国特許第3,75 B、643号
(1973年、9月11日)、米国特許第3.806.
し158号(1974年、4月26日)、米国特許第3
,835,201号(1974年、9月10日)、R,
クロスビーら(0rosbie )の米国特許第3,8
51,411号(1973年11月19日)、A、 P
、ウオルフ(wolff)の米国特許第3.946.8
97号(1976年、6月60日)H6L、モリス(M
orris )の米国特許第4,031,1.り9! 
4,098,848号(1978年、7月4日)、D、
 J、ダンカン(Duncan )の米国特許第4,1
43,099号(1979年、3月6日)′に開示され
ており、それらの開示は、参照することにより、本明細
書開示の一部とする。
本発明の目的を達成するために、熱可塑性エラストマー
ブレンドを得るために用いられるEPDM三元共重合体
ゴムは、エチレンとプロピレンとを、50:50〜90
:10、好ましくは65235〜85+15の重量比で
含有する。EPDM中のジエンの量は、2〜20重量%
であり、好ましくは4〜10重量%である。
熱可塑性エラストマーを得るためにF、PDM三元共重
合体ゴムかブレンドされるポリ−アルファーオレフィン
樹脂は、エチレン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン
−1,4−メチル−ペンテン−1等のオレフィンを慣用
の方法で重合することにより得られる、固体状の、高分
子量樹脂状プラスチック材料である。ポリエチレン〔低
密度(たとえば0.910〜0.9259/QQ )、
中密度(たとえば0.925〜0.940 g/QQ 
)、または高密度(たとえば0.941〜0.966 
g/cc ) ]のような本質的に結晶性のポリオレフ
ィンが、低圧法または高圧法のいずれで製造されたかに
かかわらず、線状ポリプロピレンを含めて、使用される
。ポリゾロピレンは、高結晶性のアイソタクチック構造
およびシンジオタクチック構造を有する好ましいポリオ
レフィンプラスチックである。しばしば、ポリゾロピレ
ンの密度は0.800〜0.9809/ QQである。
0.900〜0.9 ’I Oの密度を有する大部分の
アイソタクチックポリプロピレンは、特に言及される。
エチレンとプロピレンとの結晶性ブロック共重合体(そ
れは、非晶質のエチレン−プロピレンランダムエラスト
マーと区別されるプラスチックである。)も、また、使
用することができる。アルファーオレフィンで高度に改
質したポリエチレンやポリプロピレンもポリオレフィン
樹脂の中に含められる〔参照[塞ポリオレフィyJ 、
N、 V、 M−ニゲ(Boenig)、エルセビール
パブリッシング社、N、 Y、 1966年発行〕。も
し所望なら、種々のポリオレフィンの混合物も使用する
ことができる。
本発明に用いられる熱可塑性エラストマーブレンドは、
前記EPDM三元共重合体ゴムと示す−アルファーオレ
フィンプラスチックとを、5〇二50〜75125の重
量比で、好ましくは50:50〜70+30の重量比で
、最も好ましくは50150〜65:35の重量比で含
有する。
本発明に係る導電性熱可塑性ニジストマー組成物を製造
するために、前記熱可塑性エラストマーブレンドが、熱
可塑性ニジストマー100嵐量部あたり、10〜40重
量部の、好ましくは15〜30重量部の、最も好ましく
は15〜25重量部の高導電性カーボンブラックと混合
される。この種のカーボンブラックは、シャコブス(、
racobus )らの米国特許第3,723,355
号(1973年6月27日)に開示されているように、
ガス化法により得ることかでき、少なくとも7507L
” / &〜1200m”/gの表面積、好ましくは少
なくとも800m2/g〜1100771”/Nの表面
積、最も好ましくは850m2/11〜1050m”/
gの表面積を有する。カーボンブラックは、慣用のゴム
まだはプラスチック配合技術に従って、密閉式ミキサ(
たとえば、バンバリー(登録商標)ミキサ)、開放形ロ
ールミルのような慣用のゴムまたはプラスチック混合装
置の助けにより、または押出機形ミキサ中で、熱可塑性
エラストマーに混合される。
その結果得られた導電性熱可塑性エラストマーは、約1
.5〜10,000オーム確の抵抗率、通常は20〜1
00オームσの抵抗率、最も好ましくは2〜50オーム
確の抵抗率を特徴とする。本発明の最も著しい特徴は、
そのような導電性組成物が例外的な物性、とりわけ、7
ooop81よりも少なくない引張り強度、好ましくは
1100 psiまたはそれ以上の引張り強度を有する
と同時に、100q6またはそれ以上の極限伸び、好ま
しくは200q6またはそれ以上の極限伸びを有するこ
とである。このような性質は、実質量の強化形の他のカ
ーボンブラックを組成物中に含有させないと、ガス化カ
ーボンブラックを含有する加硫したゴム弾性混合物は、
とても受は入れがたい物性しか有しないことを開示して
いる、前記米国特許第3,723,355号の教示から
とうてい予期することができないものである。
本発明に係る組成物は、特に、熱変形に対する抵抗性に
ついて著しい。すなわち、本発明の組成物は、アンダー
ライターズラボラトリーズスタンダード(Underw
riters Lavoratories 5tand
ard)62による測定で、300″Fで2,000 
&の荷重下で50係よりも少ない熱変形を示す。
本発明の導電性組成物における前述の良好な物性は、エ
チレン対プロピレン比が示された範囲内にある場合に限
り、得られるものである。エチレン対プロピレン比がこ
の範囲から外れると、導電性組成物の物性は不満足なも
のとなる。
本発明は、工業的に受容された3、000〜7.000
Ω/リニアルフイートの範囲内の抵抗値の導電性コアを
有する自動車用イグニッションケ1 −プルを提供することができる。
以下、本発明の実施例について、さらに詳細に説明する
。なお、実施例において、特にことわらない限り、すべ
ての量は重量で示す。
例  1 本発明の導電性熱可塑性組成物の特別の例において、用
いられたEPDMは、エチレンとプロピレンとを75:
250重量比で含有し、第三成分のモノマー(ターモノ
マー)がエチリデ7ノルボルネンであり、ヨウ素価は1
0であり、ゼロ剪断粘度が135℃で2.6 X 10
8ポアズであり、ムーニー粘度が257”Fで50ML
−4である。用いたポリ−アルファーオレフィンプラス
チックは、メルトフローインデックスが11であるポリ
プロピレンホモポリマーである。EPDM対ポリゾロピ
レン比は、重量で60:40である。
この実施例で用いたカーボンブラックは、アルマク社製
のベレット化したケチエンブラックBOというファーネ
スブラックであり、以下の物性を有している。
2 ヨー素価     950Tn9/9 N2吸着面積(BgT)  1000 m2/11DB
P吸収     340al/100g粒子径    
  3 Q millimicrone着色力    
  95−100 (xhnA3=100)揮発分  
    1係 灰  分          0.5 qbpH9,5 粗粒子      0.01係 見かけかさ密度     150g/βカーボンブラッ
クの20部を、BPDMとポリプロピレンとの100部
および下記の配合表の他の添加剤と混合した。配合表に
おいて、安定剤は、マグネシウムオキサイド1013,
5−シーを一ブチルー4−ハイドロキシシンナメートメ
タン24係、ジラウロイルチオンプロビオネート40係
、および2− (3’ 、 5’−シーt−ジチル−2
′−ハイドロキシフエニル)−5−クロロベンゾトリア
ゾール20係の混合物である。
EPDM            60.0ポリゾロピ
レン        40.0オイル(たとえば比重 0.876のパラフィン 炭化水素オイル)       10.0安定剤   
  1.0 カーボンブラック      20.0バンバリー型の
密閉式混合機中で、EPDMとポリプロピレンと安定剤
とを、250’F〜660″′Fの温度範囲で6分間混
合し、次にオイルを添加して混合を600〜360 ’
Fで2分間継続した。その上にカーボンブラックを充填
し、得られるブレンドを、660〜380″Fでさらに
2分間混練した。
このバッチを、310”Ei’で2本ロール機によりシ
ート状にし、次いで、冷却し、粗砕した。粗砕した材料
は、次に、L/Dが24対1、圧縮比が2.8 : 1
のスクリニーを有する1カ1のディビス−スタンダード
(Davis−8tandard ) (登録商標)押
出機を用いて、幅1”/4”%厚み0.025’の小5 片となるように押し出された。押出機における谷ゾーン
(Zone )の温度は以下のとおりである。
ゾーン1(最後部)   375”F #  2      400°F’ 1 3      420’F’ l 4(前部)    450”I? ダ  イ                  450
°F前記の結果として得られた押し出された小片を基に
した導電性熱可塑性ニジストマーの物性は、以下のとお
りである。
抵抗率(オーム/ cm )      5..8未老
化の場合の物性 ショアーA−型硬度       78引張り強さくp
si)       1720100俤モジユ′ラス(
psl)     1120極限伸び(%)     
  45゜ 7日間老化した場合の物性8121°C引張り強さくp
si)       1580極限伸び(係)    
   460 前述のような良好な物性が、補強フィラーを添6 加することなく、また、前に参照した米国特許第3,7
23,355号により教示された加硫をすることなく、
導電性熱可塑性エラストマー組成物において達成されて
いることは、特に注目すべきである。
例  2 例2は、種々のEPDMを用いて得た、本発明に係る導
電性熱可塑性組成物の実施例である。
DOPD”はジシクロペンタジェンを表わし、ENB”
はエチリデンノルがルネンを表わす。
ラン      123456 E/P比  5Z/4865/35 B152め427
詮77/δターモノマー    DOPD   ENE
   ENB   ENB   ]1iiNB   E
NBヨー素価   10  10  10  10  
10  19ML−4G257’F  60  60 
50  40  50 55すべての他の成分および混
合条件は、例1と同じである。
未老化の場合の物性 ショアーA型硬度   86  88  90  90
  92  89引張り強度psi  1080 13
40 1140 1260 1110 1800100
チモジ5−ラスpsi   1080 1290 11
00  1190 1080 1370極限伸びq61
00 210 280 350 250 500熱変形
96   5.64.85゜9 3.8 4.0 5.
B比重   、097.097.0930.970,9
60.96例  3 本発明に係る導電性熱可塑性エラストマー組成物は、当
業者に周知の慣用の方法を用いて、種々の有用な成形品
に二次加工することができる。第1図に示すように、自
動車用イグニッションケーゾル10が、ガラス繊維コー
ドキャリヤー14〔それは、組立部品(assembl
y )が押出機で処理されうるように、補強材として機
能する。]、たとえば、よじり、束にした、サイジング
した15〜150 psiの破断強度を有するモノフイ
ラメントから作られたガラス繊維コードの上に、スリー
ブ12の形状となるように、組成物を押し出すことによ
り作ることができる。押し出された組成物12は、3,
000〜7.000Ω/フイートの抵抗値を有するよう
に、充分な厚み(たとえば1.2〜2.5+n)で適用
される。この組立部品は、EPDM−ポリプロピレン混
合物、ポリウレタン、または他のゴムやプラスチックに
基づく熱可塑性エラストマーの押し出された層16(た
とえば1.5朋厚)である、絶縁部材で絶縁され、そし
て、ガラス繊維で編んだ強化材18で被覆される。上記
の組立部品は、次に、熱可塑性エラストマー(特に、前
記米国特許第3,806.558号で開示されたEPD
M−ポリプロピレン混合物)、または他の適当なゴム(
たとえば、シリコン)、またはプラスチック組成物であ
ることができる押し出された層20(たとえば1.0朋
厚)で外装される。この種のイグニッションケーブルの
完成品ハ、50.000ボルトの耐圧があり、漏電や静
電気帯電もない。これは、現在の工業規格よりも、20
.000〜30,000ボルトも高い。
例1の前記高導電性熱可塑性ニジストマーは、0.07
5 ’の自動車用イグニッションケーブルコアに押し出
されたとき、以下のような物性を有していた。
抵抗値(オーム/フィート)   5,000オーム(
オーム/crn)      165オーム熱変形(3
00″I?)(アンダーライターズラボラトリーズ規格
62) 250グラム荷重    8.8% 500   #      13.09b1000  
1     40.0% 2000  147、Oq6 加熱老化−0,270’マンドレルを包んだときにクラ
ッキングが生ずるまでの老化時間@275’″F   
    840+時間Q600“F      540
+ #3325″′F      336+ gΦ35
0”F      120十 一本例(5,000Ω/
フイート)によれば本発明9 条約な要求[3,000〜7,000Ω/リニアルフィ
ート:抵抗形高強力(resistance type
 hightension )イグニッションケーブル
用のSAE明細、T557] の範囲内にある ラジオ
妨害は最少となった。本発明の組成物は、長時間の加熱
老化を与えた後においてさえも、非常に安定であり、基
づく慣用のイグニッションリード線とは違って、本発明
のケーブルは、屈曲の後においてさえも、その電気的特
性を保持している。ガラス繊維コアを導電性粒子で含浸
した慣用のイグニッションケーブル構造物は、屈曲する
とファイバーコア内での粒子の移動に帰因して、その導
電性を減少する傾向にある。これとは対照的に本発明の
イグニッションケーブル構造物においては、ガラス繊維
コアは導電性カーボン粒子で含浸されないで、その代り
に、導電性は、ガラス繊維コアの表面上の本発明の導電
性組成物のスリーブまたは被覆により0 与えられる。導電性熱可塑性エラストマーの被覆または
スリーブの導電性は、含浸したコアに基づく慣用のイグ
ニッションケーブルとは異なり、本発明のイグニッショ
ンケーブルの屈曲によっては不利な影響を受けない。本
発明のイグニッションケーブル組立部品においては、ガ
ラス繊維コアまたはキャリヤは、導電性粒子で含浸され
ることによる導電性部材として役立つものではなく、前
述のように、組立部品が押し出しできるようにキャリヤ
または補強材として役立に過ぎない。屈曲による悪影響
を受けることがないのに加えて、本発明の組立部品は、
より一層便利であり、経済的に製造することができる。
第2図に示された本発明の態様は、中央の金属導体32
と、その周囲を囲繞するゴム製、プラスチック製または
熱可塑性エラストマー製の誘電性スペーサ34と、1ま
たはそれ以上の埋封されたドレインワイア38を含む、
本発明に従って配合された導電性熱可塑性エラストマー
組成物層36と、絶縁材料の外部ジャケット40とを有
する同軸ケーブル30よりなる。通常、少なくとも1本
のドレインワイヤが、接地用ケーブルの接続用のためと
同様にテスト用のために、構造物の中に含まれる。導電
層は、導体により搬送される一部ラジオ周波数信号を妨
害する外部周波数信号を吸収し、かつ、そらす。本発明
のブレンドの使用は、高価のみならず特に屈曲による雑
音源であり、大きな屈曲や使用により漏電を防止するこ
とができず、並行かつまっすぐに張られた電カケープル
からの磁気誘動電流に対して感じやすいワイヤブレード
または金属箔型のシールドを本質的に置きかえる。本発
明の導電性熱可塑性エラストマーシールドは、完全な保
護を与え、外部からの妨害と漏電とを防止するのにきわ
めて効果的である。それば、外部からの電磁線に対して
効果的にシールドする。
本発明の巻回した同軸ケーブルについてのテスト結果は
、良好であり、250ピコフアラツドのキャパシタンス
と31DBセパレーシヨン/フイートを有した。巻回し
た形状から伸長した形状に6 至るまで、電気的特性に何らの変化もなかった。
抵抗値は、290Ω/インチであり、良好な周波数応答
が400 MH2にわたって得られ、200DB損失/
 100 ftが発現された。
前記から、本発明は数々の利点を有することが明らかで
ある。本発明の導電性熱可塑性エラストマー組成物は製
造可能であり、便利な低廉で迅速な熱可塑法により有用
な物品に形成することができ、本発明の組成物において
は、硬化のための費用のかかる長期の保持時間も必要で
はなく、加硫剤、または加硫手段も必要としない。本発
明の組成物は、良好な物理特性と著しく低い体積抵抗率
を同時に有している。特に恵要なことは、300”’l
li’での良好な熱変形率を有しており、優れた耐熱老
化性を有することである。この組成物は、その可撓性に
おいて全く顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る導電性熱可塑性ニジストマー組
成物で囲繞され、さらに絶縁物と外部ジャケットで被覆
されたガラス繊維コアを有する自4 動車用イグニッションケーブルを示す一部切欠した斜視
図であり、第2図は、金属導体、誘電性スペーサ、ドレ
インワイヤを有する導電性熱可塑性エラストマーシール
ドおよび外部ジャケットを使用した同軸ケーブルを示す
一部切欠した斜視図である。 10・・・自動車用イグニッションケーブル、12・・
・スリーブ(導電性熱可塑性エラストマー組成物)、 14・・・グラスファイバーコード支持体、16・・・
熱可塑性エラストマ一層(絶縁層)、18・・・編組強
化材、 20・・・外部ジャケット、 30・・・同軸ケーブル、 32・・・金属導体、 34・・・誘電性スペーサ、 36・・・導電性熱可塑性ニジストマー組成物層(シー
ルド) 38・・・ドレインワイア、 40・・・外部ジャケット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)50:50〜90:10の重量比でエチレンとプ
    ロピレンとを含有し、三元共重合体の重量に対して2〜
    20憾の共重合可能な非共役ジエンを含有スるエチレン
    、プロピレンおよび該ジエンのビム状三元共重合体(A
    )とポリ−アルファーオレフィンプラスチック(B)と
    の(A) : (B)の重量比が50:50〜75 :
     25であるブレンドと、前記(A)および(B)の合
    計の重量100部あたり10〜40部の、表面積が75
    0〜1200m” / gである導電性ファーネスブラ
    ックとの混合物よりなり、 抵抗率が1.5から10.000オーム礪であり、引張
    り強さが少なくとも1,000 psiであり、極限伸
    びが少なくとも100優であり、熱変形が600℃で2
    ,0009の荷重下で50係よりも小さいことを特徴と
    する導電性熱可塑性エラストマー組成物。 (2)前記ファーネスブラックが存在する唯一のカーボ
    ンブラックであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の導電性熱可塑性エラストマー組成物。 (3)前記(A−)中のエチレン対プロピレンの重量比
    が65 g 35〜85:15であり、前記ジエンの量
    が三元共重合体の重量の4〜10q6であり、前記(A
    )対(B)の重量比が50!50〜70:30であり、
    前記カーボンブラックの量が前記(A)と(B)との合
    計重量100部あたり15部〜60部であり、前記カー
    ボンブラックの表面積が850〜1,10077!”/
    、li’であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の導電性熱可塑性エラストマー組成物。 (4)前記ジエンがエチリデンノルボルネンであること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の導電性熱可
    塑性ニジストマー組成物。 (5)  前記(B)がポリエチレンであることを特徴
    とする特許請求の範囲第6項に記載の導電性熱可塑性ニ
    ジストマー組成物。 (6)抵抗率が2〜100オームσであり、引張り強さ
    が少なくとも1100 psiであり、極限伸びが少な
    くとも200q6であることを特徴とする特許請求の範
    囲第6項に記載の導電性熱可塑性エラストマー組成物。 (7)前記(A)対(B)の重量比が50:50〜65
    :65であり、前記カーボンブラックの重量が前記(A
    )と(B)との合計重量100部に対して15〜25部
    であり、組成物の抵抗率が2〜50オームのであること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の導電性熱可
    塑性エラストマー組成物。 +s+  前記ジエンがエチリデンノルボルネンであり
    、前記(B)がポリプロピレンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項に記載の導電性熱可塑性ニジスト
    マー組成物。 (9)  特許請求の範囲第1項に記載の組成物から製
    造された導電性成形品。 αG  加硫することなく製造された特許請求の範囲第
    9項に記載の導電性成形品。 (11)  自動車用イグニッションケーブルの導電性
    部材が特許請求の範囲第6項に記載の導電性熱可塑性エ
    ラストマー組成物から作られた、3,000〜7.00
    0オーム/フイートの範囲内の抵抗値を有するスリーブ
    であり、該スリーブが電気絶縁体の被覆により囲繞され
    ている、自動車用イグニッションケーブルである成形品
    。 (12+  導電性スリーブがキャリヤとして機能する
    中心部のガラス繊維コアを囲繞する特許請求の範囲第1
    1項に記載のイグニッションケーブル。 (131内部導体、それを囲繞する電気絶縁体および特
    許請求の範囲第1項に記載の組成物より成る外部半導体
    より成る同軸ケーブル。 (14)金属スクリーンのない特許請求の範囲第(13
    )項に記載の同軸ケーブル。
JP10910982A 1981-06-25 1982-06-24 導電性熱可塑性エラストマ− Pending JPS588741A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333443A (ja) * 1986-07-28 1988-02-13 Sumitomo Bakelite Co Ltd 導電性樹脂組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333443A (ja) * 1986-07-28 1988-02-13 Sumitomo Bakelite Co Ltd 導電性樹脂組成物

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