JPS588716Y2 - 密封容器の開封カッタ− - Google Patents
密封容器の開封カッタ−Info
- Publication number
- JPS588716Y2 JPS588716Y2 JP2003378U JP2003378U JPS588716Y2 JP S588716 Y2 JPS588716 Y2 JP S588716Y2 JP 2003378 U JP2003378 U JP 2003378U JP 2003378 U JP2003378 U JP 2003378U JP S588716 Y2 JPS588716 Y2 JP S588716Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- holder
- main body
- lower edge
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は上端口に合成樹脂製の薄いシール板を密封張設
してなる缶等の容器、特にシール板が浅いカップ状を呈
して容器内に嵌入した状態に固着されている密封容器を
開封するカッターに関する。
してなる缶等の容器、特にシール板が浅いカップ状を呈
して容器内に嵌入した状態に固着されている密封容器を
開封するカッターに関する。
従来のこの種の開封カッターは単に金属プレートを折り
曲げて端縁に内向きに突出する実力を設けただけのもの
が一般的であったが、実力をシール板の内側面に当てが
って押し切りする場合に、金属プレートのエッヂ部によ
って指を怪我することが往々にしてあり、ヌカを入れ過
ぎると指が滑ったり、カッター全体が曲がってシール板
を確実に切断することができない等の欠点があった。
曲げて端縁に内向きに突出する実力を設けただけのもの
が一般的であったが、実力をシール板の内側面に当てが
って押し切りする場合に、金属プレートのエッヂ部によ
って指を怪我することが往々にしてあり、ヌカを入れ過
ぎると指が滑ったり、カッター全体が曲がってシール板
を確実に切断することができない等の欠点があった。
本考案はこのような欠点に鑑み、以下説明する構成とす
ることによって、前記欠点を解消し切り易く而も怪我を
することがない安全な開封カッターを安価に提供するこ
とを目的とするものである。
ることによって、前記欠点を解消し切り易く而も怪我を
することがない安全な開封カッターを安価に提供するこ
とを目的とするものである。
以下その詳細を図面の実施例について説明する。
１は下向きコ字形の金属プレートの一側下縁に内向きに
突出する実力２を設けてなるカッター主体であり、３は
このカッター主体１の上から嵌合することのできる下向
きコ字形の合成樹脂製ホルダ一体である。
突出する実力２を設けてなるカッター主体であり、３は
このカッター主体１の上から嵌合することのできる下向
きコ字形の合成樹脂製ホルダ一体である。
前記カッター主体１の天板１ａの前後両端にはホルダ一
体３の前後端面３ ａ ｒ ３ ｂを挟圧状に低比する
係止片４が設けられ、これによりカッター主体１が妄り
に前後移動しないようになっている。
体３の前後端面３ ａ ｒ ３ ｂを挟圧状に低比する
係止片４が設けられ、これによりカッター主体１が妄り
に前後移動しないようになっている。
５はホルダ一体３の一側下縁に設けられた係合縁であり
、カッター主体１の下縁と係止してカッター主体１の下
方への放出しを阻止するもので、通常は実力２の保持も
兼ねて実力側に設けられる。
、カッター主体１の下縁と係止してカッター主体１の下
方への放出しを阻止するもので、通常は実力２の保持も
兼ねて実力側に設けられる。
６はホルダ一体３の側面部に形成された凹凸刻みの指押
部である。
部である。
前記カッター主体１はその実力２及び係止片４を一枚の
薄い金属板をプレスで打ち抜いてコ字形に折曲形成し、
実力２側の側面部１ｂを他１１１１１１ｃより少し長目
に形成する。
薄い金属板をプレスで打ち抜いてコ字形に折曲形成し、
実力２側の側面部１ｂを他１１１１１１ｃより少し長目
に形成する。
従ってホルダ一体３も実力２側の側面部３Ｃが他側３ｄ
より少し長目に形成され、カッター主体１を嵌合すると
きにホルダ一体３の短かい方の側面部３ｄ側より押し込
んで強制嵌合するようになっている。
より少し長目に形成され、カッター主体１を嵌合すると
きにホルダ一体３の短かい方の側面部３ｄ側より押し込
んで強制嵌合するようになっている。
第５図は本考案開封カッターを密封缶容器に当てがって
開封しようとする状態を示す縦断面図であり、同図にお
いて、７は缶胴、８は浅いカップ状を呈した合成樹脂製
の薄いシール板であり、両者はその上端部が巻締めによ
り一体とされて容器内を気密に密封しでいる。
開封しようとする状態を示す縦断面図であり、同図にお
いて、７は缶胴、８は浅いカップ状を呈した合成樹脂製
の薄いシール板であり、両者はその上端部が巻締めによ
り一体とされて容器内を気密に密封しでいる。
従ってシール板８を切断して開封するにはカッター主体
１内に容器の巻締め部を嵌入させて実力２をシール板８
の内周面８ａに臨ませ、そしてそのまま実力２をシール
板８に押し当てる。
１内に容器の巻締め部を嵌入させて実力２をシール板８
の内周面８ａに臨ませ、そしてそのまま実力２をシール
板８に押し当てる。
するとシール板８と缶胴７との間に少許の距離Ｓを存し
ているから実力２はシール板８を内側面より貫通して核
部を突き切り、そのままカッター主体１を缶胴７の内周
面に沿って一周させるとシール板８は円形状に切断され
る。
ているから実力２はシール板８を内側面より貫通して核
部を突き切り、そのままカッター主体１を缶胴７の内周
面に沿って一周させるとシール板８は円形状に切断され
る。
本考案は上述のように、内向きに突出する実力を有する
カッター主体に、合成樹脂製のホルダ一体を嵌合させ、
カッター主体の天板の前後両端にホルダ一体の前後端面
を挟圧状に液止する係止片を設けると共に、ホルダ一体
の一側下縁にカッター主体の下縁と係止し得る係合縁を
設けたものであるから、シール板を切断する際はホルダ
一体を持って切断することができるものであり、その為
金属プレートのエッヂ部が外部に露出しないから怪我を
することが皆無となり、又カッター主体はホルダ一体に
簡単に嵌めることができると共に一旦嵌合されると妄り
に外れることがなく、又、実力はホルダ一体の係合縁で
保持されているから薄い金属プレートでもこれによって
補強され、従来のように妄りに曲がったり変形せず、又
操作し易いのでシール板の開封を簡単迅速に行い得て便
利であり、而も体裁が良く、構造も簡単で安価に実施し
得る等の実用的優れた効果を有する。
カッター主体に、合成樹脂製のホルダ一体を嵌合させ、
カッター主体の天板の前後両端にホルダ一体の前後端面
を挟圧状に液止する係止片を設けると共に、ホルダ一体
の一側下縁にカッター主体の下縁と係止し得る係合縁を
設けたものであるから、シール板を切断する際はホルダ
一体を持って切断することができるものであり、その為
金属プレートのエッヂ部が外部に露出しないから怪我を
することが皆無となり、又カッター主体はホルダ一体に
簡単に嵌めることができると共に一旦嵌合されると妄り
に外れることがなく、又、実力はホルダ一体の係合縁で
保持されているから薄い金属プレートでもこれによって
補強され、従来のように妄りに曲がったり変形せず、又
操作し易いのでシール板の開封を簡単迅速に行い得て便
利であり、而も体裁が良く、構造も簡単で安価に実施し
得る等の実用的優れた効果を有する。
第１図は本考案開封カッターの斜視図、第２図は同分解
斜視図、第３図及び第４図は第１図におけるＡ−Ａ線及
び同Ｂ−Ｂ線の縦断面図、第５図は使用状態の一例を示
す縦断面図である。 １・・・・・・カッター主体、２・・・・・・実力、３
・・・・・・ホルダ一体、４・・・・・・係止片、５・
・・・・・係合縁、１ａ・・・・・・天板、３ａ、３ｂ
・・・・・・前後端面。
斜視図、第３図及び第４図は第１図におけるＡ−Ａ線及
び同Ｂ−Ｂ線の縦断面図、第５図は使用状態の一例を示
す縦断面図である。 １・・・・・・カッター主体、２・・・・・・実力、３
・・・・・・ホルダ一体、４・・・・・・係止片、５・
・・・・・係合縁、１ａ・・・・・・天板、３ａ、３ｂ
・・・・・・前後端面。
Claims (2)
- （１）下向きコ字形の金属プレートの一側下縁に内向き
に突出する実力を設けてなるカッター主体と、その上か
ら嵌合することのできる下向きコ字形の合成樹脂製ホル
ダ一体との組合わせよりなり、カッター主体の天板の前
後両端にホルダ一体の前後端面を挟圧状に低比する係止
片を設けると共に、ホルダ一体の一側下縁にカッター主
体の下縁と係止し得る係合縁を設けたことを特徴とする
密封容器の開封カッター。 - （２）前記実用新案登録請求の範囲第（１）項記載の密
封容器の開封カッターにおいて、ホルダ一体の側面部に
凹凸刻みの指押部を形成したもの。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003378U JPS588716Y2 (ja) | 1978-02-17 | 1978-02-17 | 密封容器の開封カッタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003378U JPS588716Y2 (ja) | 1978-02-17 | 1978-02-17 | 密封容器の開封カッタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54123951U JPS54123951U (ja) | 1979-08-30 |
| JPS588716Y2 true JPS588716Y2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=28850245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003378U Expired JPS588716Y2 (ja) | 1978-02-17 | 1978-02-17 | 密封容器の開封カッタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588716Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-17 JP JP2003378U patent/JPS588716Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54123951U (ja) | 1979-08-30 |
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