JPS5886521A - カメラの撮影情報設定装置 - Google Patents
カメラの撮影情報設定装置Info
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- JPS5886521A JPS5886521A JP57194509A JP19450982A JPS5886521A JP S5886521 A JPS5886521 A JP S5886521A JP 57194509 A JP57194509 A JP 57194509A JP 19450982 A JP19450982 A JP 19450982A JP S5886521 A JPS5886521 A JP S5886521A
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/091—Digital circuits
- G03B7/093—Digital circuits for control of exposure time
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
木兄@紘カメラ、41に写真撮影に使用される撮影情報
である、シャッタ速度、絞り値を手動的に設定する撮影
情報設定装置に関する。 前記の如き撮影情報は通常シャッタダイヤル、絞り値設
定ダイヤル或いは絞りリングを回動するととKよって手
動的に設定しているoしかしこの方法でれ、経験に頼っ
てシャッタ速度、絞り値を選ぶ為撮影に不慣れな者は応
々にして適正な写真を得ることができない。 一方シャツタ速度、絞り値のいずれか一方を予めセット
し、該セット値に基いて他の撮影情報を自動的に算出し
、これにより適正な写真が得られる様にした、所謂シャ
ッタ速度優先自動露出制御方式、絞り優先自動露出制御
方式が提案された。 該方法は前者の欠点を解決するものであるが、いずれか
一方の撮影情報が撮影者の意志に反して自動的に決まる
為、少々適正露出からずれていても自己の意志を充分に
入れて撮影したいと言う使用者にとっては不満足なもの
であった。 そこでシャッタ速度、絞り値のいずれか一方の撮影情報
を手動的に七ットし、該セット値と被写体の明るさ等の
撮影情報から適正露出を与える他方の露出情報を自動的
に算出し、他方の露出情報の為のダイヤル等をこの算出
結果に一致戚い社その値の近くに調整すべくシフトして
、他方の露出情報も手動的に設定できる様にしたシステ
ム、所鯖ゼレメソッドシステムが提案された。かかるシ
ステムでは例えば急いで調節した時などには一回で算出
結果に一致させること社中り困難であって、算出結果の
値の前後を数回往復することがしとしとであった。 そこで、調節された七ット値が算出結果近傍に到達した
時或いはセラF値が算出結果をわずかに超えた様な場合
には設定値は算出結果と一致した旨の指示を行い、Ws
堅し易くした装置、即ち、算出結果と設定値との大小を
比較する際に余裕範囲を設けることにより、調整し易く
し九装置も提案された。 しかしながら、従来のものは、この余裕範囲が剪るさに
応じて変化する為KF7Aるさkよっては従来装置と同
様に調節しKくい欠点があり九〇本発明の目的は上記従
来装置の欠点を一挙に解決しえ調節し晶い(四メソッド
方式の撮影情報設定装置を提供せんとするものである。 尚本発明に関連する記述Fi第70(03図並びに破開
に関連し九第96頁〜第゛99頁、第269頁〜第24
4頁、111#に亀242頁〜露244頁、(15)式
、(16)式であるが理解を容易とする為に以下の発明
の詳細な説明においては前記図画以外の区内についても
詳述する。 以下、図面に従って、本発明のカメラ・システムを更に
詳細に説明する。 第1図は、本発明の一実施例に係るカメラ・システムの
適用されるカメラ装置の6面図で、同図(a) 75L
JI面図、同図(b)が上面図、同図(c)が底面図、
同図(a)が右側面図、同図(e)が左側面図、同図(
f)が背面図をそれぞれ示すものである。 同図示構成のカメラ装置は、TTL測光方式に依る両優
先方式の自動露出制御機構を備える一眼レフレックス・
カメラであって、特にその操作性に重点を於いた部品配
置を行っている。 ゛このカメラ装置は、光学系であるレンズ装置2と本体
系であるボディ4から構成されて昼り、異なった種類の
レンズ装置と本体−系の種々の組合せが可能”となって
おり、広範な撮影を可能としている点は、従来の一眼レ
フレックス・カメラと同じである。 前記レンズ装置2は、距離調節りング6と絞り調節リン
グ8を備えてなり、締付環10に依ってボディ4に装着
される。なお、このレンズ装置2は距離調節□リング6
に依って被写体の結像位置を変更する事が可能であり、
即ちフォーカシング操作が可能であり、また絞り調節リ
ング8に依ってその絞り値のプリセットを行う事が出来
る。ここで、絞り値のA−リセットとは、絞り調節リン
グ8に依って、その周上に表示されている絞り位表示9
をレンズ装置2の鏡筒に付された指標7に合せる事を言
い、実際、この状態ではレンズ装置2は開放状態にある
。この様にして、プリセット絞り値は、シャッタ・レリ
ーズを行った後の露出時にボディ4からの駆動力に依っ
てレンズ装置20絞シ羽根をプリセット位置まで絞り込
む事に依って得られる。しかし、原則として、このカメ
ラ装置は自動露出制御を行う点に操作性の重点を置いて
いる為、絞り調節リング8は、その周上に付されたマー
ク12を指標7に合せた状態でボディ4側から絞り値1
のプリセットを行う事が可能な如く構成されておシ、こ
の機構が、このカメラ装置で絞り制御を行う場合の中心
的な機能を果す事となる。また、とのし/ズ装置2は、
その開放絞り値等に関する情報をボディ4側に伝達する
機構を備える。この機構は、ボディ4内に組み込まれた
演算装置が、露出制御の為の演算を行うに当って必要な
情報を取り込む上で重要な機構である。 ボディ4は、最も基本的には、前記レンズ装置2に依っ
て導入さiた被写体像をフィルム面に結像させる為の暗
箱を゛構成するもので、フィルムとしてはパトローネ入
りの35ミリ・ロール・フィルムを内蔵し、該ロール・
フィルムを巻取りスプールに1フレ一ム分ずつ巻取る事
に依って露出面の交換を行っている。シャッタはフィル
ムの露出面のレンズ装置2側に配される2暴走行式のフ
ォーカル・プレーン;シャッタで、後にも詳詠するが、
2幕の走行力はチャージされたスプリング力に依って、
そして、2幕の走行タイミングの制御、即ち走行開始制
御は電気的な手段に竿って行なわれる・ボディ4は・ク
ーイック・リターン・ミラー及びペンタ・プリズム部1
1を中心とするファインダ機構を内蔵しており、ファイ
ンダ窓13を通じて撮影前に於ける、フレーミング操作
、フォーカシング操作を行う如く構成される。この゛フ
ァインダ機構に関しては、良く知られている1眼レフの
ファインダ機構と全く同じである。ただ、異なる点は、
後にも詳述するが、ファインダ窓13から、撮影・に必
要な情報の大部分を入手出来る点であり、この事はこの
カメラ装置の1つの特徴となっている。なお、このファ
インダ機構には、レンズ装置2を通じて導入された被写
体光の明るさを測光するTTL測光機能が付加されてお
り、自動、露出制御の為の演算に必要な被写体輝度情報
(チペックス値:BV)を得ている。 ボディ4の上面には、フィルムの巻取りスプールに連動
して、フィルムを1フレー^分巻き上げると共に、シャ
ッタ・レリーズ時に必要な機構部分を動かす為のスプリ
ング類をチャージする為の巻上げレバー14が備えられ
る0この巻上げレバー14に憐つ゛て巻上げられたフィ
ルムのフレーム数はフィルム・カウンタ15に表示され
る。なお、前記巻1げレバー14の回転中心に設けられ
たボタン16は多重露出用ボタンで、このボタン16を
押したままで、巻上げにバー14を操作すると必要な機
構部分のチャージのみ行なわれて、フィルムの巻上げは
行なわれない。更に、この巻上げレバー14に付された
機能は、カメラ装置内の電気機能部に対する電源スィッ
チの役目であり、矢印α方向にわずかに引き出す事に依
り電源をオンとする。この機能は、電池消耗が激しく、
特に電池消耗に依って、その機能に重大な誤動作を引き
起す可能性の多い自動露出制御機構を有するカメラ装置
としては、電源の切り忘れ防止として効果的である。 18はシャッタ・レリーズ・ボタンで、従来のカメラと
同じく、ボディ4を両手でホールドした時、右手の人差
し指で押下可能に、ボディ′4の上面に配され、このボ
タン18の押下げに依ってシャッタ・レリーズ以降に必
要な諸動作が開始される事となる。ちなみに、前記シャ
ッタ・レリーズ・ボタン18の中心に設けられた穴20
は、ケーブル・レリーズない、しはエア・レリーズの挿
入孔である。前簀己シャッタ・レリーズ・ボタン18の
近くには、該ボタン18の周囲を回動する事に依って各
種の機能を選択する如く構成されるセレクタ・レバー2
2が配されている。このセレクタ・レバー22はシャッ
タ・レリーズ・ボタン18を操作するのと同じ指、即ち
ボディ4をホールドした右手の人差し指で操作可能であ
る。 今、前記セレクタ・レバー22をマーク24が選択され
る位置に回動して合せた場合、前記シャッタ・レリーズ
・ボタン18がロックされて、押下不可と゛なる。この
ロック状態は、シャツダレリーズ・ボタン18が押下げ
られだ後に、マーク24が選択された場合に於いて、該
ボタン18を押し下げたまま保持する上でも適用出来る
為、シャッタ速度がパルプ位置に選択されている場合の
長時間露出を可能ならしめるものでもある。即ち、この
セレクタ・レバー22に依るマーク24の選択は、シャ
ッタ・レリーズ・ボタン18の誤操作に依る押下を防止
・すると共に長時間露出を可能にするという2つの機能
を得る上で適用され名事となる。 また、前記セレクタ・レバー22をマーク26が選択さ
れる位置に合せた場合、AE(Automatlc−E
xposure)ロック′状態となる。このAEロック
状態では、自動露出制御動作中にあって、測光及び演算
の結果得られた露出量(絞シと7ヤツタ速度の組合せ)
を、マーク26が選択される直前の量に保持すべく、測
光量を固定保持し、その後、測光量に変化を生じても、
前記露出量を固定しそ、実際に露出が行なわれる場合、
前記固定された露出量に従わせる事となる。この機能は
特に輝度差の激しい被写体の撮影に当って、実際に撮影
したいフレームと、測光に係わる被写体輝度だけ得だい
フレームが異なる場合に極めて効果的に適用なし得るも
ので、自動露出制御機能を備えるカメラにあっては、是
非とも必要な機能である。このAEロック機構には、機
械的なりランプ機構と電気的な処理機構が考えられるが
、このカメラ装置に於いては電気的な処理機構が適用さ
れる事と゛なる。なお、前記マーク26を選択している
レバー22はシャッタ・レリーズ・ボタン18の押下げ
後の復帰に伴って、原位置に自動的に復帰する。ちなみ
に、前記レバー22の復帰を妨げる様な外力が加わって
いる場合は、この限りではない。 また、前記セレクタ・レバー22をマーク28が選択さ
れる位置に合せた場合、セルフ・タイマ・セットの状態
となる。このカメラ装置に於いては、セルフ・タイマは
従来のカメラと違って、電気的に時間をカウントする機
構を備えるもので、このセルフ・タイマ・セットの状態
下にあって、シャッタ・レリーズ・ボタン18が押下さ
れた場合、シャッタ・レリーズに伴う一連の動作は、予
め定められた一定時間後に発せられる電気信号に依って
制御される。なお、セルフ・タイマが動作している期間
は、ボディ4の上面に配され、セレクタ・レバー22が
原位置にある時は、その下に隠されている発光ダイオー
ド(LED)ランプ32が点滅してセルフ・タイマ・動
作中である事を知らせる。なお、セルフ・タイマ動作中
に前記セレクタ・レバー22を原位置に復帰させれば、
セルフ・タイマ・セット解除となり、その後はシャッタ
・レリーズ・ボタン18に依る通常のシャッタ・レリー
ズが可能となる。また、このカメラに於けるセルフ・タ
イマ機構は、シャッタ・レリーズ動作が行なわれだ後も
、解除されない為、再びセルフ・タイマ・セット動作を
行う事無く繰シ返しセルフ・タイマ撮影が可能である。 この機能は、後にも述べるが、モータ・ドライブ装置と
の組合せによって時間々隔を置いての自動撮影をも可能
ならしめるものであって、その有用性は極めて大きい。 前記セレクタ・レバー2?をマーク30が選択される位
置に合せた場合、バッテリ・チェックの状態となる。こ
のバッテリ・チェック状態にあってLEDランプ32が
点滅すれば、電源電池の電圧は十分にある事を示してお
り、また消灯したままであれば電源電池の電圧が低乍し
ており、カメラ装置の電気機能が十分に動作し得ない事
を知らせる。なお、マーク30の位置を選択されたセレ
クタ・レバー22は、常時、スプリングの付勢力に依っ
てマーク28の位置に向う復帰力を印加されており、バ
ッテリ・チェック後、指を離すとマーク28の位置に戻
される。この機能は、バッテリ・チェック後、レバー2
2を戻し忘れた場合、カメラ装置が正常に機能しないば
かりでなく、点滅するLEDランプ32に依って無駄な
電源の消費が行なわれるのを防ぐ為である。 34は、露出情報の中で、絞り値又はシャッタ速度を設
定する為のダイヤルで、その設定値は表示窓36に表示
される。このカメラ装置が、自動露出制御機構を備える
事は再三述べたところであるが、特に絞り優先、又はシ
ャッタ速度優先のうちいずれか一方の方式のみを採るも
のではなく、両方式を選択的に使い分ける事の出来る方
式、所謂両優先方式を採るものである。従って、絞り値
を設定して自動的にシャッタ速度を演算制御する絞り優
先モードとシャッタ速度を設定して自動的に絞り値を演
算制御するシャッタ速度優先モードの2つのモードが選
択可能な訳であるが、先に掲げた(1) 、 (2)式
からも明らかな如く、絞りが優先的に選択されても、シ
ャッタ速度が優先的に選択されても、演算を行う上での
取り扱いは全く同じであり、従して、1つのダイヤル3
4で絞り値又はシャッタ速度に相当する所望の量を設定
する如き構成を採っている。ここで、ダイヤル34に設
定されている量が、絞り値であるかシャッタ速度である
かは、モード切換スイッチ38の切換えによって特定す
る。なお、モード切換スイッチ38の切換えに依って、
表示窓36に表示されている数値の内容が切換わる。即
ち、モード切換スイッチ38が、絞り優先モードに切換
わっている時は、表示窓36には絞り値が表示され、又
シャッタ速度優先モードに切換わっている時は、表示窓
36にはシャッタ速度が表示される。この機構は、並列
して表示されている絞り値とシャッタ速度の一方を選択
的に連撃する一簡単なものでよい。 40はASA感度設定ダイ1.ヤルで、使用するフィル
ムのASA感度を設定するものである。 このダイヤル40は、矢印β方向に指でわずかにつまみ
上げると回転可能であり、フィルム感度設定後指を離す
と、矢印βと逆方向にスプリングの付勢力で復帰して設
定位置が固定される。 これは、撮影中にダイヤル40が不用意に回転しない為
に設けられた機構である。 42は、自動露出制御を行うに当って、適正な露出−量
に対して、過剰又は不足した露出量で写真撮影を行ない
たい時に、前記ASA感度設定ダイヤル40を動かして
、実際のフィルム感度に対して設定フィルム感度を変更
する事に依り、過剰又は不足した露出量を得るべく指標
しである目盛である。これは、先に掲げた関係式(1)
、 (2)からも明らかな如く、実際のフィルム感度
に対して、設定フィルム感度を変更すれば、演算の結果
、適正とみなされ算出された露出量は、実際の使用フィ
ルムに対しては設定フィルム感度に与えた変更の分だけ
過剰か不足となる事に着目して、演算回路ないしはその
演算ルー 。 チンに特別な変更を加える事なく、容易に過剰露出ない
しは不足−出での写真撮影を可能とするもので、極めて
有効な方法であると云えよう。 44はフィルム巻戻しノブで、巻戻しレバー46を収納
しており、巻上げレバー14に依って1フレ一ム分ずつ
巻き上げられながら露出を行なわれていつだフィルムは
、このノブの回転に依って、パトローネ内に再収容され
る。フィルムの巻戻しを行jうに当っては、ボディ4の
底面に設けられた巻き戻し、ボタン48を押して、フィ
ル二巻取り機構をフィルム巻上げレ−<−X+から解除
した上で、フィルム巻戻しノブ44から巻戻しレバー4
6を引き出して、矢印γ方向に回転させて行う。このフ
ィルムの巻戻しに関しては良く知られるところである。 このカメラ装置には、一般のカメラと同じ様に、アクセ
ブリー・シュー50が設けられている。 勿論、主な目的はストロボないしはフラッシュ撮影に当
っての発光器を取り付ける為であるが、本発明のカメラ
・システムに含まれるストロボは後にも詳述する様に、
このカメラ装置と密接に連携するものである。、また、
このアクセサリ−・シュー50には、本発明のカメラ・
システムに含まれる外部測光用のアダプタが接続可能で
ある。 なお、このアクセサリ−・シュー50はシンクロ用の接
点52の他に、ストロボや外部測光アダプタ等から制御
情報を取り込む制御端子54及びデータを取り込むデー
タ端子56及び、AEロック端子58を備える。前記制
御端一1−54からは、数段のレベル信号が入力され、
それぞれ異なるモードの動作をカメラに指示し、前記デ
ータ端子56からは、ストロボに設定された絞り値や外
部測光アダプタで測光された被写体輝度に関するデータ
がアナログ値で入力される。 なお、ストロボや外部i1光アダプタの事に関しては後
に詳述する。 60は、アイピース・シャッタのレバーである。 アイピース・シャッタはファインダ窓13を遮光する為
に設けられるもので、特にセルフ・タイマ使用時等の如
く、ファインダ窓13から目を離した時、ファインダ窓
13から侵入した光が、フィルム面を露光するのを防止
すると共に、特に□自動露出制御を行うに当って0前提
となる被写体゛輝度情報にファインダ窓13からの侵入
光に依る誤差が加わるのを防ぐ為のものであって、前記
アイピース・シャッタ・レバー60を矢印C方向に操作
する事に依って、ファインダ窓は閉鎖され′る。この機
構はTTL測光機能を有するカメラには是非必要とされ
るものであろう。 62は、X接点で、一般的なカメラに備えられるものと
全く同様の機能を有するもので、ストロボやフラッシュ
を使用しての撮影に当ってのシンクロ接点を構成するも
のである。 64は絞り込みレバーで、矢印δ方向に押すと、レンズ
装置2は絞り込まれる。今、レンズ装置2の絞り調節リ
ング8によって絞シ値がプリセットさ些ている場合、前
記絞り込みレバー64の操作に依ってレンズ装置2はそ
のプリセット位置まで絞シ込まれる事となり、また絞り
調節リング8上のマーク12が1標7に合わせである場
合は、前記絞シ込みレバー64の操作は規制される。な
お、絞り込みレバー64が絞り込み位置に操作された状
態で絞り調節リング8上のマーク12を指標7に合せる
事は出来るが、これは誤操作であるとしてファインダ1
3゛内に警告が出される。なお、このレンズ装置2の絞
り調節リング8の状態とボディ゛4の絞り込みレバー6
4及びモード切換スイッチ3゛8の状態の関連について
は後に詳細に述べる。この絞シ込みレバー64は、絞り
込み位置に操作された状態でロックされるが、このロッ
クは解除ボタン66を押す事に依って解除され、該レバ
ー64は原位置に復帰する。 このカメラ装置の底面には、三脚固定用のね゛じ穴68
が設けられているが、このねじ穴68はモータ・ドライ
ブ装置の装着の為にも用いる事が出来る。なお、モータ
・ドライブ装置の装着に当っては、巻上げレバー14の
軸下部の蓋70を除去する事に依って、巻き上げレバー
14の軸ど一モータ・ドライブ装置の巻上げ軸を嵌合し
て機械的な結合を行っている。モータ・ドライブ装置の
装着時には、ボディ4底面の接点装置72を通Bて、モ
ータ・ドライブ装置に制−御信号が与えられる。このモ
ータ・ドライブ装置に関しても後に詳述するが、このモ
ータ・ドライブ装置はシャッタ・レリーズ後、シャッタ
・しIJ +ズに伴うカメラの全ての動作が終了した後
、モータの駆動力に依って、フィルム巻上げレバー14
に代って、フィルム巻上げを行うと共にその他の必要部
分をチャージする作用を有するもので、連続してシャッ
タ・レリーズを行う事を可能ならしめると共に、撮影者
が所望のシャッタ・チャンスをとらえる事を容易述らし
めるもので、モータやその駆動電源の為の容積や重量を
別とすれば、極めて有用性に優れた機能である。 なお、フィルム巻戻しノブ44を上に引き上げると、ボ
ディ4の背面の裏蓋74が開き、パトローネ入りのフィ
ルムのつめ替えが出来る。 この裏蓋74の開放に依って、ボディ4上面のフィルム
・カウンタ15はリセットされて原指示位置に復帰する
。 以上、このカメラ装置の各部の構成について簡単に説明
して来たが、なお、レンズ装置2とボディ4の具体的な
情報のやり取りないしはボディ4側からのレンズ装置2
め絞り制御機構、アクセサリ−・シュー50に装着され
るストロボないしは外部測光アダプタとカメラ装置の動
作の関係、ボディ4底面に装着されるモータ・ドライブ
装置とカメラ装置の動作の関係、更にファインダ13内
の情報ないしはデータ表示とカメラ装置の動作及び操作
の関係等について不十分なので、以下に更に詳細な説明
を行う。 第2図は、第1図示カメラ装置のレンズ装置2とボディ
・4を切離した場合を説明する為の斜視図で、レンズ装
置2はボディ4に対して矢印λの如く移動させて組み合
される。ボディ4は、前記レンズ装置2の取付面にマウ
ント環76を備えてなり、該マウント環76はその外周
端部に3個の独立した鍔部78A、78旦、78Cを突
出させている。このマウント環76は、光軸に直角な面
に平行に、即、ちフィルム面に対して平行に、光路を囲
む様にして一ボディ4に強固に固定される。これは、こ
のマウィト環76がレンズ装置2.をボディ4に結合す
る唯一の部材でありミこの取付精度の狂いや経年変化は
、フィルム面に結像される被写体像に確実に悪影響を与
える事に拠るものである。これに対して、レンズ装置2
側には締付環10が回転可能に設けられるが、この締付
環10は図示の状態で、レンズ装置2を矢印λ方向に゛
移動して、ボ゛ディ4に組合せた時、前記マウント環7
6の鍔部78A、78B、78Cのそれぞれが通過可能
な切欠部80A、80B、、80Cを備える円環で、前
記マウント環76の各鍔部78A、78B。 78Cをして対応する切欠部80A、80B。 80Cを通過きせた後、前記締付環10を矢印φ方向に
回動させる事に依り、前記各鍔部78A、78.B、7
8Cを前記締付環10の非切欠部82A、82B、82
C’に係合させてレンズ装置2をボディ4に固着させる
如く構成されるものである。 レンズ装置2のボディ4への取付側には、ボディ4との
間で情報交換ないしは制御の為の種々のメカニズムが備
えられる。 84はレンズ装置2の開放位置からの絞り段数と関連す
るレバーで、環状穴86に沿って矢印ψ及びφ方向に可
動に配されている。このレバー84は強力なスプリング
に依って矢印φ方向に付勢されているが、レンズ装置2
がボディ4に取付けられておらず、締付環10が図示の
如く準備状1態となっている時は、環状穴86中を矢印
φ方向に移動した状態で保持されている。 この状態は、レンズ装置2をボディ4に取付けるべく締
付環10を矢印φ方向に回動させる事に依って解除され
る。この時、レバー84は前記スプリングの付勢力に依
って矢印φ方向に移(動するが、ある位置まで達すると
その移動を規制される。このある位置とは、レンズ装置
2のプリセット絞り値に対する開放位置からの絞り段数
I対応するもので、矢印ψ方向寄りになればなる程、小
さな絞シ段数忙、矢印φ方向寄りになればなる程、大、
きな絞シ段数にそれぞれ対応するものである。このレン
ズ装置2が絞り設定リング8で絞シ値のプリセットを行
う事が出来る事に関しては先にも述べた通りであるが、
レバー84の移動規制位置は、このプリ七ッド絞り値に
依って変化する為、これに伴ってレバー84も移動し、
従って、このレバー846位置に依って、絞り設定リン
グ8に依って設定されたプリセット絞り値に対する開放
絞りからの絞り込み段数をボディ4側に伝達する可能性
を有する。ここで可能性°′と書いたのは、この実施例
に適用したカメラ装置は、あくまで自動露出制御を行う
事に主眼を置いておシ、後にも詳述するが、カメラ装置
のボディ側からの絞り値のプリセットも可能である為、
特にレバー84の位置検出を行ってレンズ装置2の絞り
設定リング8でプリセットされた絞り段数の検出を行う
事を必要としないからである。 このレバー84は、絞り設定リング8上のマーク12が
指標7に合せである時は、常にそのレンズ装置の最矢絞
シ段数に対応する位置、゛即ちスプリングの付勢力に依
って環状穴86中を矢印φ方向にいっばいに移動した状
態となる。 ちなみにレバー84はスプリングの付勢力に従゛うφ方
向への移動をどの位置で規制されても、絞り段数の小さ
い方向に対して、即ち矢印ψ方向に対してはスプリング
の付勢力に逆って動かす事が゛可能である。即ち、レバ
ー84をスプリングの付勢力に逆って所望の位置に設定
する事に依って絞り設定す/グ8に依らずに所望の絞り
値を設定出来る事となる。この特性は、サーボ・モー、
夕でこのレバー84の位置を制御する事に依って絞り値
を自動制御する、所謂サーボ式AEカメラに適用可能で
あり、実現されても来たが応答が遅い等の欠点を有する
為、本実施例では、別の方式に依ってこの特性を生かし
ている。 さて、88で示されるのは絞り込みレバーであるが、こ
の絞り込みレバー88は矢印Ω方向が絞りの開放位置、
即ち大口径側に対応し、スプリングに依って常時この方
向に付勢されている。また矢印ν方向はレンズの絞り込
み位置即ち小口径側に、対応する為、前記絞り込みレバ
ー88を前記スプリングの付勢力に逆って矢印ν方向に
移動させる事に依ってレンズ装置2は開放位置から前記
レバー84の位置に対応する絞り段数分だけ絞り込まれ
る事となる。 また、90で示されるのi、このレンズ装置2の開放絞
り値に対応した突出量゛を有する開放ピ′ンで、ボディ
4に対してレンズ装置2の開放絞り値を伝達する為に用
いられる。この開放ビン90は、TTL測光に依る被写
体輝度情報に基く露出演算に於いて正確な被写体輝度情
報の算出の為の各種補正を行う上で、重要な存在である
。 また91で示されるのは、このレンズ装置2の最大絞り
値即ち最小口径に対応する突出量を有する最小口径ビン
で、ボディ4に対してレンズ装置2の最大絞り値を伝達
する為に用いられる。この最小口径ビン91は、露出制
御に当って、制御可能なレンズ装置2の絞りの限界を検
出する上で用いられる。 92は絞り設定リング8上のマーク12が指標7に合わ
されている時、突出するAEピンでミレンズ装置2側で
は絞り値のプリセットが行なわれてい、ない事をボデ1
4側に伝達する為に設けられたものである。 一方、ボディ側には、以上述べた如きレンズ装置2の各
種メカニズムと連携する機構を備える。 94は、その矢印e側の面を、レンズ装置2に設けられ
たレバー84の矢印φ側の面に当接させて動作するAE
レバーで、常時矢印θ方向に弱いスプリングカゼ付勢さ
れている。この庇レバー94を矢印θ方向に付勢するス
プリングはレンズ装置2側のレバー84を矢印φ方向に
付勢する力に比較して極めて弱く、従ってレバー84が
矢印φ方向に移動しようとする力に抗する事は出来ない
。従って、このAEレバー94はレンズ装置2側のレバ
ー84に依って常時σ方向に付勢される事となる。との
AEレバー94は、巻き上げレバー14の操作時k、前
記レバ) 。 −84を伴って、また、その付勢力に抗して矢印θ方向
に移動して、図示の位置にロックされる。このロックは
、シャッタ・レリーズ時に解除されるが、ロックの解除
に依って当然、AEレバー94は、レバー84の付勢力
に依って矢印σ方向に走る事となる。なお、ボディ4は
ダイヤル34に依って設定されるか又は演算の結果求め
られた制御絞り値に基いて、AEレバー94を適宜な位
置でクランプする機構を備えており、このクランプ機構
が動作すると前記AEレバー94はクランプ位置で停止
する。従って、当然、レバー84も前記AEレバー94
のクランプ位置に対応する位置で矢印φ方向へ゛の移動
を規制される事となり、絞り段数のプリセットが行なわ
れる事になる。即ち、前記AEレバー94のクランプ位
置は、レンズ装置2の絞り段数を規定子る上で極めて重
要であジ、従ってそのクランプ位置を検出する機構には
精度の高いものが要求される。かかる機構としては、A
Eレバー94がロック位置を基準として、矢印σ方向て
移動するに当っての移動量をパルスに変換する事に依り
、このパルス数を絞り段数に対応せしめてカウントして
所望の絞り段数を得る如き構成が適用される。なお、そ
の構造上、ボディ4に設けられている絞り込みレバー6
4を矢印δ方向に押してレンズを絞り込みたい場合、A
Eレバー94の基準位置でのロックないしは、所望位置
でのクランプが解除されて、AEレバー94はレバー8
4の付勢力に依って矢印σ方向に走る事となる。この吟
、レンズ装置2側の絞り設定リング8で絞り値が選択設
定されていた場合、この絞り値までの絞り段数に対応す
る位置でレバー84がその走行を規制され、従ってAE
レバー94もその走行を停止し、結局設定された絞り値
まで絞り込みが行なわれ′るが、絞り設定リング8でマ
ーク12が設定されていた場合−、レバー84は最大絞
り値の位置、即ち最小口径位置まで走行規制されない為
、結局、最大絞り値まで絞り込みが行なわれる事となる
。。 従って、この実施例に於いては絞シ設定リング8がマー
ク12を設定している時は、絞り込みレバー64は操作
出来ない様にロックされる構成が採られている。−しか
し、何らかの原因でEレバー94の基準位置へのロック
がシャッターレリーズ以前に解除された場合−多重露出
用のボタン16を押した状態で巻き上げレバーを操作す
る事に依って、フィルムを送る事なしに容易にとのAE
レバー94の基準位置にロック状態とする事が出来る。 なお、このAEレバー94が基準位置にロックされてい
る事をAEチャージがなされている状態と云い中、また
AEレバー94を基準位置にロックする事をAEチャー
ジを行うと云う。また、AE、レバー94が基準位置か
ら解除される事をAEディス・チャージと云′う。 96はレンズ装置2の開放絞り値を取り込む為の開放入
力ピンで、レンズ装置2の開放ピン90と当接して該ピ
ン90の突出量に応じた信号、即ちレンズ装置2の開放
絞り値に応じた信号を取り込む為のものである。なお、
この開放入力ピン9゛6は、その移動量をディジタル値
に変換する機構に連結されており、結局、レンズ装置2
の開放絞り値はディジタル値で取り込まれる事となる。 97はレンズ装置2の最小口径絞り値−を取り込む為の
最小口径入力ピンで、レンズ装置2の最小口径ピン91
と当接して該ピン91の突出量に応じた信号、即ちレン
ズ装置2の最大絞り値、即ち最小口径絞りに応じた信号
を取り込む為のものである。なお、この最小口径入力ピ
ン97は、その移動量をディジタル値に変換する機構に
連結されており、結局、レンズ装置2の最大絞り値上デ
ィジタル値で取り込まれる事となる。 98は絞り駆動レバーで、矢印ε方向の面をレンズ装置
2の絞り込みレバー88の矢印Ω方向の面に当接ないし
は対面させ、シャッタ・レリーズ時の露出開始前に矢印
ε方向に移動して、絞り駆動レバー88を矢印シー′方
向に駆動し、゛レンズ装置2の絞りを開放位置からレバ
ー84に依って特定される絞シ位置まで絞り込ませるも
のである。なお、この絞り駆動レバー98は、露出終了
後、矢印ω方向に移′動して原位置に復帰し、レンズ装
置2の絞りを再び開放状態とする。この絞り駆動レバー
98はボディ4の絞り込みし゛バー64を矢印δ方高に
操作する事に依っても、矢印ε方向に移動可能である。 これは、ファイイダ13から絞り込まれたレンズ装置2
を通ビて被写体像を見る為に必要な機構である。 100はレンズ装置2のAEピン92と対面するAE検
出部で、レンズ装装置2の絞り設定リング8に依ってマ
ーク12が選択された場合に、突出するAEピン92を
検出して、マーク12が選択されている事を示す制御信
号を取り込む為に設けられている。 なお、以上の説明からも明らかな如く、レンズ装置2の
絞り値をボディ4側から制御しようとする場合、絞り設
定リング8のマーク12が指標7に合わされている必要
があるところから、以降このマーク12の事をAEマー
クと称する。 次に、レンズ装置2をボディ4に装着してから絞り込み
、即ちシャッタ・レリーズが行なわれるまでのレバー8
4、AEレバー94、絞り込みレバー88、絞り駆動レ
バー98のそれぞれの動きについて、絞シ設定リング8
が何らかの絞り値に設定されている場合を第3図の説明
図に従って、絞り設定リング8がAEマーク12! に設定されている場合を耐4図の説明図に従ってそれぞ
れ説明する。 第3図は前にも述べた様に、レンズ装置2側で何らかの
絞り値がプリセットされている状態に於ける一各レバー
の動作、説明図であるが、同図(a)はボディ4に装着
される準備状態にあるレンズ装置2で、締付リング10
が装着位置まで回転していない為、レバー84は、該レ
バー84を矢印φ方向に付勢するスプリングの力に逆っ
て、矢印ψ方向に移動させられた状態に保持されてい、
る。芥、レンズ装置2をボディ4に装着する事なく締は
リング10のみを矢印φ方向に回動した場合、前記レバ
ー84は同図(1))に示す如く絞り設定リング8に、
依って規定される位置まで矢印φ方向に移動する。この
移動はレバー84を矢印φ方向に移動させようとするス
プリングの力に依為。今度は、このレンズ装置2をAE
チャニジ未完の、ないしは、絞シ込みレバー64が押圧
操作されている時のボディ4に装着したとし゛よう。こ
の場合、ボディ4側のAEレバー94は矢印θ方向にス
プリングで付勢された状態にあるが、特別にロックされ
ていない為、レンズ装置2の締付リング10を矢印φ方
向に向って回動させてボディ4に装着すると、レバー8
4を矢印φ方向に回動させようとするスプリングの付勢
力の方が、AEレバー94を矢印θ方向に移動させよう
とするスプリングの付勢力に優っている為、レバー84
は同図(J)に示す如く、絞り設定リング8に依って一
定される位置まで矢印φ方向に移動、する。これに伴っ
て、AEレバー94は前記レバー84に押されて同図(
c)に示す如き状態となる。今、ここでボディ4の絞り
込みレバー64を原位置に復帰させた状態で巻上げレバ
ー14を操作して、AEチャージが行なわれたとすると
、AEレバー94はレバー゛84の付勢力に逆って矢印
θ方向に駆動され、同図■に示す如くその基準位置でロ
ックされる。 従って、レンズ装置2側のレバー84は前記症レバー9
4に押されて同図(D′)に示す如き状態で保持される
事となる。なお、AEチャージの完゛了したボディ4に
レンズ装置2を装着した場合も全く同様に、A E’レ
バー94牟びレバー84の位置は同図(2)0に示す如
き位置に保持されるであろう事は自明である。次にシャ
ッタ・レリーズが行なわれると、AEレバー94のロッ
クが解除される為、レバー84はAEレバー94のスプ
リング付勢力に抗して矢印σ方向に走り、同図いに示す
如く絞り設定りング8に依って規定される位置で停止す
る。この時、レバー84に押されて走って来たAEレバ
ー94も同図(ト)に示す如く、レバー84の停止した
位置で停止する。次に、ボディ4の絞り駆動レバー98
が同図側に空す如く矢印ε方向に移動すると、同図いに
示す如くレンズ装置2の絞り込みレバー88が矢印ν方
向に駆動さ゛れ、絞りはレバー84に依って規定される
位置まで絞り込まれる。この状態に於いて、露出が開始
されるが、同図■的の、状態は少なくとも露出が停止す
るまで保持・ される。なお、露出が終了しイ絞シ駆動
レバー98が矢印ω方向に復帰するとレバー−84、絞
゛り込みレバー88、AEレバー94、絞り駆動レバー
98は同図<o (C’)に示す礒き状態に復帰する事
となる。 なお、以上の動作を通じて、レバー84、AEレバー9
4は特に意味のある動作をしている訳ではない。これは
先にも述べた様に本実施例にあってはレバー84からボ
ディ4に対して絞り設定リング8に依ってプリセットさ
れた絞り値に関する絞り段数情報番数′り込む機構を有
する訳ではなく、またAEレバー94゛は所望位置でク
ランプする事に依り、レバー84が矢印σ方向に走るの
を規制して、所謂ボディ4側から絞シのプリセットを行
う為に用いられるものであって、レンズ装置2側の絞り
設定リング8に依って絞りのプリセットを行っている以
上、レバー84.94は何らの作用も行なっていない。 しかし、同図の説明からも明らかな如く、各レバー84
.94はそれぞれ独立の機能を有しながら、その機能に
無関係なモードにあっては何ら干渉や動作障害を起す事
はない。これは、ある1;)のレンズ装置構成に対する
AEレバー94及びレバー84の配置、各レバーを付勢
するスプリングの力配分に依るところが大きい。 第4図は前にも述べた様に、レンズ装置2側では何ら絞
り値がプ′リセットされ゛ていない状態に於ける各レバ
ニの動作説明図であるが、同図(a)はボディ4に装着
される準備状態にあるレンズ装置2で、締付リング10
が装着位置まで回転していない為、レバー84は該レバ
ー84を矢印φ方向に付勢するスプリングの力に逆って
、矢印ψ方向に移動させられた状態に゛保持されている
。今、レンズ装置2をボディ4に装着する事なく締付リ
ング10のみを矢印φ方向に回動した場合、前記レバー
84は同図(b)に示す如く矢印φ方向に−ばいに移動
する。ちなみに、この移動位置は絞り設定リング8でレ
ンズ装置の最小絞りを選択した場合に規定される位置と
同じである・。なお、この移動力はレノ(−84を矢印
φ方向に移動させようとするスプリングの力に依る。今
度は、このし〉ズ装置゛2をAEチャージ未完の1、な
いしは、絞り込みレノ<−64が押圧されている状態の
ボディ4に装着したとしよう。この場合、ボディ4側の
:AEしA −94は、前の撮影状況ないしは、絞り込
みレノ<’−64の状態に応じて不確定な位置にある。 即ち、ボディ4側から絞りのプリセット制御を行なった
場合、AEレバー94は制御される絞り値に応じた場所
でクランプされて、次にAEチャージが行なわれるまで
その位置に脅まる事となり、また絞り込みレバー64が
操作くれるとAEディスチャージされると共にクランプ
も解除される。 従って、レンズ装置2の締付環10を矢印φ方向に向っ
て回動させてボディ4に装着すると、・レバー84はそ
のスプリング力に依って同図(b)に示す位置に向って
付勢されるが、実際には庇゛レバー94が同図(c)に
示される位置(これは−例であって、実際にどの位置で
あるかi不確定である)にクランプされている為、レノ
<−84は該AEレバー94に依って同図(C′)に示
される位置まで矢印φ方向に移動して、AEレノ(−9
4に依ってそれ以上の移動を規jIIされる。今、ここ
で、ボディ4の巻上げしA< −14が操作されAEチ
ャージが行なわれたとすると、AEレノ(−94はレバ
ー84の付勢力に逆って矢印a方向に駆動され、同図0
に示す、如くその基準位置でロックされる。従って、し
、ンズ装置2側の・レバー84は前記AEレバー94に
押されて同図(ハ)に示す如き状態で保持される事とか
、る。なお、“AEチャージの完了したボディ4にレン
ズ装置72を装着した場合も全く゛同様にAEレバー9
4及びレバー84の位置は同図(6)(I5)に示す如
き位置に保持されるであろう事は自明である。欠に、シ
ャッタ・レリーズが行なわれると、AEレバー94のロ
ックが解除される為7レパー84はAEVバー94のス
プリング付勢力に抗′して矢印σ方向に走り始める。A
Eレバー94は前記レバー84に押されて矢印σ方向に
走るが、その間カメラ装置内では、前記AEレバー94
の走行移動量をパルス的に検出してボディ4側で設定な
いしは演算された絞りに対応する絞り込み段数に相当す
る移動量を走行すると該AEレバー94をクランプして
、それ以上の走行を規制する。従って、AEレバー94
は同図■に示す位置で゛クランプ保持される事となるが
、同時にレバー84も前記AEレバー94に依ってその
走行を同図いに示す位置で規制される。以上の動作を通
じて、ボディ4側で設定ないしは演算された絞りがプリ
セットされた状態となる訳である。次に、ボディ4の絞
り駆動レバー98が同図(ト)に示す如く矢印ε方向に
移動すると、同図いに示す如くレンズ装置2の絞り込み
レバー88が矢印υ方向に駆動さ庇、絞シはレバー84
に依って規制さ・れる位置まで絞シ込まれる。 この状態に於いて、露出が開始されるが、同図■鉤の状
態は少なくとも露出が停止子るまで保持される。なお、
露出が終了して絞り駆動レバー98が矢印ω方向に復/
帰するとレバー84、絞り込みレバー88、AEレバー
94、絞り駆動レバー98は同図(C) (C’) v
c示すと同等の状態に復帰する事となる。 以上の動作は、レンズ装置2で開放測光を行いながら行
う。絞り優先及びシャッタ速度優先を含む自動露出制御
動作が適用されている時に行なわれる動作であり、特に
カメラ装置のボディ↓側から絞り値の制御を行う上で効
果的である。 第5図は本実施例のカメラ・システムに適用されるスト
ロボの一例を示すもので、同図(a)は正面図(b)は
背面図、(c)は底面図である。このストロボは良く知
られている自動調光機能を備えるが、更にカメラ装置と
の情報交換機能を有する点に特色がある。 同図中、102は発光部で、このストロボめ発光能力を
限度とする閃光を出す。また、104は前記多光部10
2の閃光を調光すべく被写体からの反射閃光を検出する
光検出部である。このストロボに於いて適用される自動
調光方式は、写真撮影に当って、一旦ストロボを発光さ
せ前記発光部102から被写体に対して投光すると同時
に、前記光検出部10′4で被写体からの反射光を測光
し、〜前記反射光の総量が所定の1値になったら前記発
光部102からの発光を停止させる事に依って、フイ化
ム面に適正な露光量を与えんとするものそある。なお、
かかる自動調光を行う為には、使用するフィルム感度と
撮影レンズの絞り値が予め設定情報として与えられてい
る必要があり、その為に設けられたのがフィルム感度設
定ダイヤル106と絞り値設定ダイヤル108である。 ここ′で考えるに、フィルム感度や絞り値に関する設定
情報は、カメラ装置本体側に設けたフィルム感度設定ダ
イヤル40及び絞りないしはシャッタ速度を設定する為
のダイキル34を通じて行なってもよい様にも思われる
が、この実施例ではストロボを、このシステム以外のカ
メラ・システムに用いる事をも可゛能ならしめる為に敢
えて自動調光に必要な前提情報の入力手段はストロボ側
に設けた。なお、前記絞り値設定ダイヤル108はマニ
ュアルモード、即ち自動調光に頼らないで操作者が絞り
値を設定するというモードと自動調光を行うに当っての
所望の絞り値を選定するというモードとを選択する事が
出来る。この選択は、前記ダイヤル108上に記したマ
ニュアル・モード表示110ないしは絞り値表示112
をストロ・ボ本体に設けた指標114に合せるべくダイ
ヤル108を回転操作する事に依って行なわれる。また
、前記フィルム感度設定ダイヤル106は、その回転を
規制するロック・レバー116を矢印τ方向に移動させ
る事に依り回転可能となる。このPツク・ルバー116
は常時、矢印τ゛と逆方向にスプリングで付勢されてお
り、前記フィルム感度設定ダイヤル106が不用意に回
転しない様にしている。なお、前記ダイヤル106の回
転に依って該ダイヤル106上に設けた窓118内にフ
ィルムのASA感度表示120が現われるが、この中で
所望のASA感度表示120を該ダイヤル106に設け
た指標122に合せる事に依゛つてフィルム感度設定開
完了する。なお、このフィルム感度設定ダイヤル106
はガイ゛ド・ナンバー計算盤をも兼ねており、ダイヤル
108に依ってマニュアル・モードが選択されている場
合、被写体までの距離に基いてレンズ装置2の絞り値を
手動で設定するに当って用いる事が出来る。即ち、絞り
値設定ダイヤル108が、マニュアル・モードに設定さ
れている時、ストロボは自動調光を行なわずに、そのス
トロボの持つ最大の光量を発光する。従って、フィルム
面に対して適正な露光量を与える為には撮影距離と撮影
レンズの綾り値の組合せに適切なものを選択する必要力
するが、その為に用いられるガイド・ナンバー計算盤は
、フィルム感度に従ってそのストロボの持つガイド・ナ
ンバーに適合する様に撮影距離に対する絞り値の組合せ
を変更する如き構成が取られる。従って、フィルム感度
設定ダイヤル1″o6をガイド・ナンバー計算盤として
用いる事は当然考えられる事であるが、この実施例にあ
っては、該ダイヤル106に設けた窓部124に絞り値
の系列表示、126を、該ダイヤル106の前記窓部1
24の周縁に撮影距離の系列表示128を行い、対応す
る絞り値の表示126と撮影距離の表示128から撮影
者が手動でカメラ装置側の絞り値を設定する事に依りフ
ィルム面に適正な露出量を与える如き構成を取っている
。なお、良く知られる様に、多くのストロボはコンデン
サ放電型の構成を取っており、電池ないしは商用電源を
昇圧してクセノン放電管を発光させるに十分な電圧とし
た上でコンデンサに蓄積し、撮影時に前記コンデンサの
電荷をクセノン放電管を通じて放電する事に依り該放電
管を発光させ−る如き構成が採られている。従って、前
記クセノン放電管が確実に発光する為には、前記コンデ
ンサが規定の電圧まで充電されている事が必要であり、
該コンデンサへの充電が完了していないうちに撮影を行
ってもストロボが発光しない為、フィルム面に十分な露
光が得られない事となる。従って、必要とされるのが、
充電完了表示灯130であり、充電完了時に発光して撮
影者にその事を知らしめるものである。なお、この充電
完了表示灯130は発光テスト用のスイッチを兼ねてお
り、このスイッチを押す事に依ってストロボは発光する
。この機能は、フラッシュ・メータ等を使用゛して露出
測定を行う場合に効果的に用いる事が出来る。132は
電源スィッチでこのスイッチを投入する事に依ってコン
デンサへの充電が開始される事となる。 以上述べたこのストロボの機能は従来から知られている
自動調光装置を備えだストロボと大略同様の機能を有す
る1もの゛であるが、このストロボは先にも述べた如く
カメラ装置との組合せに依ってカメ、う・システムの1
つの構成要素をなし、カメラ装置の操作性を大巾に向上
なし得るものである。 第5図示ストロボは第1図示カメラ装置のアクセサリ−
・シュー50に装着可能であるが、その場合、カメラ装
置の背面側からストロボ本体下部に設けたシュー134
を前記アクセサリ−・シュー50に嵌合装着した後、締
付リング136、で締付ける事に依って固定する。なお
、ストロボのシュー134の底部には、シンクロ用接点
138、制御信号用接点140、データ信号用接点14
2を備えており、ストロボ装着時に、アクセサリ−・シ
ュー50のシンクロ用接点52、制御端子54、データ
端子56とそれぞれ電気的に接続される。更に、前記シ
ュー134はその一部に接地端子144を備えており、
ストロボの装着時にアクセサリ−・シュー50本体に対
して接地させる諷 ストロボ光に依って撮影を行うに当って、フォーカル・
プレーン・シャッタを備えたカメラがストロボの発光と
同調して露出を行う事が出来るシャッタ速度は即ちスト
ロボ同調シャッタ速度TSYNは一般に60分の1秒な
いし125分の1秒以下の低速側であるが、カメラ操作
に当ってこの設定を誤まる事はしばしば起る事であり、
またストロボ撮影の為にシャッタ速度を設定しなおした
りする事はその操作性を妨げる事ともなり、何らかの対
策が必要とされて来た。 これに対して、本実施例に適用されるストロボは誤操作
に備えて単なる警告を行うという様に消極的な方式では
なく、ストロボ側からストロボ撮影に必要なシャッタ速
度を制御するという積極的な方式を採用している。これ
には、ストロボ光に依る撮影に先立って、カメラ装置側
のシャッタ速度がどこに設定されていても自動的にスト
ロボ同調シャッタ速度TS・YNでシャッタを切らせる
全自動方式と、カメラ装置側のシャッタ速度がストロ、
ポ同調シャッタ速度TSYN以上の高速側に設定されて
いた場合の、みに、自動的にストロボ同調シャッタ速度
TSYNでシャッタを切らせ、このストロボ同調シャッ
タ速度TSYNより小さなシャッタ速度域では、゛カメ
ラ装置側で設定されたシャッタ速度でシャッタを切らせ
る半自動方式が考えられるが、本実施例では、全自動方
式ないしは半自動方式を適宜選択して採用する如く構成
されている。この全自動方式と半自動方式を選択するの
が、ストロボ本体の背面に設けた切換スイッチ146で
、ある。 なお、この切換スイッチ146の切換位置の判別信号は
、ストロボの充電が完了した事を示す信号と共に制御接
点140からアクセサリ−・シュー50の制御端子54
に2つの情報を持つ信号として与えられる事となる。こ
れは、カメラ側の制御端子54からストロボ(i!Jり
制御接点140に電圧を印加した時に流れる電流値がl
記切換スイッチ1°46の切換位置に依って真“ブる様
に設定する事で可能となる。な釦、このSつの情報はそ
れぞれが、ストロボの充電が完コ、した事を示す情報と
のアンド条件に従ってカメラ装置側に与えられる事とな
る。従って、ス]ロボの充、電が完了していない時はカ
メラ鍵゛置償への信号伝達はない。今、ストロボの充電
が気了した事を示す信号が、第1の情報として与λられ
た場合、それは全゛自動方式を示す信号としてカメラ装
置に取り込まれる事となり、また黄電完了信号が第2の
情報フして与えられた場合それは半自動方式を示す信号
□としてカメラ装置に取り込まれる事とな慝。この制御
端子54力らの第1ないしは第2の情報信号に依ってこ
のカメラ装置はストロボ撮影モードとなり、そのシャッ
タ速度は、ストロボ同調シャッタ速度ないしは、それ以
下の秒時(半自動の場合)を選択する事となり、同時に
データ端子56から絞り値ないしは全量発光のデータの
取り込みを1行か う。 ζ このデータ端子56には、絞り設定ダイヤル:
108に依って設定さ、れた情報がアナログ値で
与えられる。即ち、自動調光モードにあっては、:
先にも述べた如く、レンズの絞り値に関する情報は不可
冬なものであり、これをストロボ側で1 設定する如
く構成したが、この設定値をそのままカメラ装置側の絞
り制御信号とする為には、その伝送系が必要である。そ
の為にストロボ側に設けらル売のがデータ接点142で
あり、またカメラ本体側に設けられたのがデータ端子5
6である。今、カメラ装置側に充電完了信号が入力され
ると、カメラ装置はデータ端子56か゛ ら、絞り値
に関するアナログ情報を取り込んで、その情報に従・つ
て絞シ制御を行う事となる。なお“、ストロボの絞す設
定ダイヤル1o8が、マニ・ユアル・モードに選択され
ている場合、そのデータ接点142には、他の絞り値に
対応するレベル以外のアナログ情報、例えば絞り値を表
わす一データよりも比較的高いレベルのアナログ信号が
出力され、それに依ってストロボがマニュアル・モード
にあり、最大の光量で発光するという事を示す信号がカ
メラ本体側に伝送される。 この時は、カメラ装置側での絞り制御は行遅われない為
、レンズ装置2側で所望のないしはガイド・オン・−一
計算盤より算出した絞υ値を絞り設定り′フグ8を通じ
て設赴する必要がある。 以上、述べた如き構成に依れば、この実施例に於けるカ
メラ・システムは、ストロボという補助光を用いての撮
影に当っても全く自動的に適正な露出量を得る事が出来
るもので、従来から自動調光ストロボを用いての撮影に
当って、カメラ装置側のシャッタ速度をストロボ、と同
調・ 可能なスト・ボ同調シャッタ゛速度TSYN以下
、゛例えば60分の1秒以下に設定すると異にそδ絞り
値を自動詞光ρ為にストロボ側から指定される値に設定
する必要があったのに対して、シャッタ速度の設定も絞
り値の設定も全く自動的に行なわれるので、大巾な操作
性の向上と誤操作の回避が可能である。またカメラ装置
側では、ストロボの充電が完了しない限り自動露出制御
り為の動作がなされる事となる為、充電未完のままでシ
ャッタ・レリーズを行って゛も、適正露出ないしはそれ
に近い露出量での写真撮影が行なわれる事となる為、良
好な写真画像の得られる確率が高くなって来るという事
は、従来の力。 メ5装置がストロボ撮影を行うに当ってストロボの充電
が未完でシャッタ・レリーズ時にスト0ボが発光しなか
った場合、ストロボ撮影の為に設定されたシャッタ速度
と絞り値では露出不足となる事が多かったのに較べて大
きな進歩である。 また、このカメラ・システムでは、ストロボ撮影に当っ
て、カメラ装置側では何ら特別な操作を要せず単にスト
ロボをカメラ装置に装着してストロボの電源スィッチを
投入し、このストロボが発光可能なまでに充電された時
、カメラ装置側は自動的にストロボ撮影モードに切換ゎ
る為、後は単に距離を合せてシャッタ・レリー□ズを行
う動作のみであり、従来の、ストロボ撮影に当って種々
の設定操作を要したカメラ装置に対して、大巾な操作性
の向上を図っている。 カメラに自動露出制御機能を組み込む上で最も重要なも
のの1つに側光系が掲げられる。こ9測光系は露出演算
の為の1要素である被写体輝度情報を取り込む為の機能
を有するもので、光電変換素子を通じて被写体の明るさ
を電気信号に変換する如き構成が最も多く用いられてい
る。 現在、−眼しフレツクネ・カメラに組み込まれる露出計
はその大部分が内光式(、T T L ’) ijl!
I光方式を採用“しており、これは自動露出制御機能を
備える一眼レフレックス・カメジーに於いても例外では
ない。このTTL測光方式は実際にレンズを′通じて入
射する被写体の明るさを測光する事となるので比較的正
確な測光が可能であり、焦点距離の異なるレンズを用も
だ場合でも、同等に適用出来る為その有用性は極めて大
きい。 また、ファインダーを通じて測光部分ないしはフレーム
の確認が出来る為、容易に測光量に補正を加える事も出
来る。 このTTL測光方式を用いたカメラ装置に於いて論議さ
れるのが、フレーム中の測光領域に関する問題である。 この測゛光領域もフレームの特定部分、例えば中心上の
みを重点的に測光する部分測光領域とフレームの全部分
を平均的に測光する平均測光領域の2つに大別されるが
、。 中にはこの部分測光領域と平均測光領域を組み合せたシ
、平均測光領域をいくつかに分割して各領域のウェイト
を変える等の変則的な測光領域も考えられている。 自動露出制御機能を組み込むカメラ装置にあ′つてi、
この測光領域には平均測光領域を適用するのが即写性等
から見ても好都合である為、広く平均測光領域が適用さ
れているが、やはり多少の問題点をも含むものである。 これは、広角レンズ等を用いる時に太き外問題となる事
であるが、実際に写したい被写体に比較して誉景の明る
さが極端に異なる様な場合、自動露出制御機構は′背景
の明る。さに従って露出制御動作を行い、実際に写した
い被写体に対しては極端な露出不足ないしは露出過剰と
なってしまう虞れがある。この様な点に対処すべく、先
に述べだAEコロ2機構は設けられたものであるが、こ
の様な平均測光を行う如きカメラ装置で、フレーム内の
特定の位置にある被写体の明るさのみを測光したい場合
、一度、被写体に接近して被写体の特定の位置がフレー
ムの大部分を占める様に7レーミングした上で、測光を
行い、その後AEロック機構を動作させながら被写体か
ら離れて、所望の7レーミング及びフォーカシングを行
った上でシャッタ・レリーズを行うというわずられしい
操作がつきまとう。 これを避ける為には、やはり部分測光に依る被写体輝度
の測光が好ましい。 本実施例のカメ・う・システムに於いては、かかる問題
点に対処すべく、カメラ装置のアクセサリ−・シュー5
0にTTL測光計とは別の外部測光計を装着可能に構成
すると共にこの外部測光計に依る測光結果に基いて自動
露出制御を行う如き構成を採っている。 第6図は本実施例のカメラ・システムに適用される外部
測光計の斜視図を示すもので、この測光計の底面145
に設けた′接点146は、カメラ装置側のアクセサリ−
・シュー50内に設けられた制御端子54と接触可能で
、測光計がアクセサリ−・シ;−−50に装着された際
にその事をカメラ側に知らしめるものである。これは、
アクセサリ−・シュー50に取り付けられるストロボの
全自動、半自動を示す2つの情報から成る充電完了信号
とは別の第3の情報とじて測光計からカメラ装置に与え
られるものである。この第3の情報を受けたカメラ装置
は、外部測光モードに切換わり、データ端子56から入
力されるり、ナログ情報を被写体輝度情報として取り込
む事となる。な勘、測光計底面に設けられた接点148
は前記アクセサリ−・シュー50に測光計装着時にデー
タ端子56と接触可能であり、受光窓150から入射し
た被写体光の輝度をアナログ・データハ゛シて出力し、
前記データ端子、56を通じてカメラ装置側に伝送する
。前記受、光窓150の受光角は目的一応じて適宜固定
設定してよいが、この実施例では受光角にズーム機能を
付与し、測光計上面のダイヤル152に依って、使用′
撮影レンズの焦点距離及び所望の測光領域に応じて受光
角を自由に且つ可変的に設定なし得る如く構成した。 かかる構成にあって、力・メラ装置はアクセサリ−・シ
ュー50に外部測光用の測光計を装着した状態で自動的
に外部測光モードに切換わり該測光計からの測光情報に
基いて自動露出制御動作を行う事となり、その適用範囲
を更に拡大なし得るものである。 今、−眼レフレックス・カメラに組み込すれるTTL露
出計や、先に述べた外部測光計を考。 えるに、これらの測光方式は被写体からの反射光を測光
する如き構成を採る所謂反射光式の測光方式である為、
その測光量は被写体輝度として被写体の実際の輝度に対
応するものである。 しかし、この被写体輝度は被写体の色調や表面の状態に
依って大きく影響される為、実用上は別としても、正確
な光の明るさ、即ち照度を測光する事に依って被写体の
色調等に影響されない正確な露出決定を行おう゛とする
場合には適切な方法とは言えない。例Zば同−照明下で
白一色の被写体と黒一色の被写体を測光する場合、反射
光式で測光した場合、当然その測光量には違いが生ずる
訳であるが、入射光式で測光した場合、当然その測光量
は両波写体の置かれている照明条件にのみ左右される為
、両者で違いは生じない。従って、実際に正確な露出量
を知る 、うとする場−谷、入射光式の方で望まし
く、カメ゛う装置、特に自動露出制御機能を有するカメ
ラ装置にあっても入射光式に依る測光結果に基く自動露
出制御が出来る方が望ましい。 かかる観点から、この実施例に於けるカメラ。 システムは外部測光系として更に、入射光式の露出計を
システムに含めた。 第7図は本実施例のカメラ・システムに適用される入射
光式露出計の斜視図を示すもので、この露出計60はカ
メラ装置とコード154で連結される。′このコード1
54は露出計160からカメラ装置へ種々の情報ないし
は一データを伝送する為の信号線を含み、一端のカプラ
ー156をカメラ装置のアクセサリ−・シュ“−50に
装着すると共に他端に設けられたプラグ158を露出計
160、のソケット162に装着する°“事に依って露
出計160をカメラ装置に連結している。 カプラー156の底面1伊4に設けた接点166はカメ
ラ装置側のアクセサリ−・シュー50内に設けられた制
御端子54と接触可能で、前に述べた外部測光計の場合
と全く同じく、露出計160がカメ長装置と連結された
際にその事をカメラ側に知らしめるものである。これは
同様にアクセサリ−・シュー50に取付は尾れるストロ
ボの全自動、半自動を示す2つの情報から成る充電完了
信号とは別の第3の情報として露出計からカメラ装置に
与えられるものである。この第3の情報を受けたカメラ
装置は外部測光モードに切換わり、データ端子56から
入力されるアナ・ログ情報を照度情報として取り込む事
となる。なお、この照度情報は先に述べた外部測光計か
ら入力される被写体輝度情報と露出演算上は全く等価な
値として取゛り扱われる。なお、カプラー156の底面
に設けられた接点168は前記アクセサリ−・シュー5
0に装着時にデータ端子56と接触可能であり、露出計
160で測光の結果得られた照度情報をアナログ°デー
タとして、前記データ端子56を通じてカメラ゛装置側
に伝送する。更に、カプラー156の底面に設けられた
接点170は、前記アクセサリ−・シュー50のAEロ
ック端子58と接触可能であり、カプラー156の装着
と同時に、この接点170は前記AEロック端子58に
接触してカメラ装置の自動露出制御機構、特に、測光量
をロックする。このAEロックは露出計160に設けた
測光ボタン174を押している間だけ解除される。なお
、この測光ボタン174を押す事に依って露出計160
は測巻を開始し、離す事に依って測光を停止する。 露出計160について更に詳細に説明するならば176
は回転可能に設けられる受光ヘッドで、その受光部は半
球形の拡散部材178で覆われて°いる。測光時にぼ、
この受光ヘッド176の受光部を被写体部からカメラ装
置側に向けて位置させた上で測光ボタン174を押す。 この操作に依って、カメラ装置側のAEロックが解除さ
れ、自動露出制御の為の演算が開始されると共に、露出
計160は測光を開始して前記受光部で測光された照度
に関するデータがコード154を通じてカメラ装置側に
アナログ・データとして与えられる。ここで、AEロツ
′りを解除されたカメラ装置は自動露出制御の為の演算
を前記照度に関するデータに基いて行う。なお、測光時
には、その測光ゐ結果得られた照1は露出計160側の
メータ180に依っても表示さ 。 れる。従って、撮影者はメータ180の指針182の指
示から肚算盤184を通じて適正露出を得るに必要な絞
り値とシャッタ速度の組合せを知る事も出来る。測光終
了時には、測光ボタン174の押圧を解除する事に依っ
て、カメラ装置は再びAEロック状態に入ると共にメー
タ180の指針182はクランプされる。この状態で、
露出計160を測光位置から外し、カメラ装置側で適宜
フレーミング、フォーカシング等の操作を行った後、シ
ャッタ・レリーズする事に依り、AEロックされた演算
結果に基いて自動的゛に露出制御がなされ所望の条件で
の露出を得る事が出来る。 なお、この入射光式の露出計にカメラ装置のAEロック
機能を付与したのは、入射光式の露ら離れて被写体の近
くで用いられる必要があり、従って露出計160に依る
測光操作を行う場所と撮影を行う為のカメラ装置の場所
が必ずしも同じでなく、また測光を続けながらシャッタ
・レリーズを行うと被写体の中に露出、計が入って撮影
されてしまう虞れがあり、これを避ける必要がある、と
いう理由に拠る。 即ち、露出計160は、単体で用いられる一般的な入射
光式露出計と同じ様に、一時的に被写体の近辺で測光操
作すると共に測光時のみカメラ装置のAEロック゛を外
して測光データに基く自動露出制御の為の演算を行なわ
しめ、測光終了後はAEロックに依って測光時の演算結
果をロックして、その後露出計160を測光位置から外
しても、測光時の演算結果に基く露出制御を可能ならし
めるものである。 以上、述べた如く自動露出制御機能を有するカメラ装置
に入射光式露出計に依る測光データに基く自動露出制御
機能を付与する事に依り、カメラ装置の適用範囲を大巾
に拡大なし得るも。 のである。 ・ 本実施例のカメラ・システムはモータ・ドライブ装
置の適用を可能ならしめている。このモータ・ドライブ
装置はシャッタ・レリーズ後のフィルムの巻上げを自動
的に行う機構を有するもので、動体の連続撮影を行った
り、適確なシャッタ・チャンスをとらえる上で極めて有
効に利用なし得るものであるが、特にフィルムの巻上げ
操作が不要となるので、その分だけ写真撮影の為の7レ
ーミングやフォーカシングに専念出来る上、シャッタ・
チャンスに対する余裕が生する為、撮影の可能性を大寸
に向上させる事が出来る。 この実施例のカメラ・システムに適用されるモ有効に適
用され、モータ・ドライブ装着前に比較してカメラ装置
の操作性を悪化させない、コンパクトで機能的にも優れ
たものである車力r要求される。 第8図は本実施例のカメラ・システムに適用されるモー
タ・ドライブ装置の一例を示す斜視図であって、同図中
186はモータ・ドライブ装置本体、188は前記本体
186上に回動自在に突出しており、カメラ装置のボデ
ィ4底面に設けられたねじ穴68と螺合可能で、前記本
体186をボディ4に装着する為のカメラ取付ねじ、1
90は前記カメラ取付ねじ188と軸着され、前記取付
ねじ188を回転させる為の取付リング、192はとの
モーデ・ドライブ装置の電源スィッチ、194は使用フ
ィルムの撮影可能コマ数又は撮影者が希望するとのモー
タ・ドライブ装置に依る撮影希望コマ数を設定する為の
コマ数設定ギア、196は、このモータ・ドライブ装置
に依って1コマ分ずつ送られるフィルムの撮影可能な残
コマ数、′あるいは前記コマ数設定ギア194に依って
設定されたコマ数を表示する為のフィルム・カウンタ、
198はこのモータ・ドライブ装置がカメラ装置に装着
された時、ボディ4 ’T面の接点装置72と連結され
る接点端子、200はとのモータ・ドライブ装置の装着
時にカメラ装置の巻上げレバー14の軸と嵌合して機械
的な連結を行う為の巻上げカプラ、202はカメラ装置
ボディ4底面にモータ・ドライブ装置を装着した場合−
巻戻しボタン48の操作が出来なくなる為、このボタン
48をモータ・ドライブ装置側から操作する為に設けら
れた巻き戻しレバー、204は前記巻戻しレバー 20
’2を操作する事に依って、本体186上に突出し、
カメラ装置ボディ4底面の巻き戻しボタン48を押圧す
る為の巻き戻しピンである。 なお、モータ・ドライブ装置をカメラ装置に装着するに
際してはボディ4゛の底、面の蓋70を除去してカメラ
装置の巻き上げレバー14の軸と連動するカプラ206
を露出させてから行う必要がある。前記蓋70の除去後
に、モータ・ドライブ装置本体186をカメラ装置ボデ
ィ4底面に装着すると、前記本体186側の巻上げカプ
ラ200と前記ボディ4側のカプラ206は嵌合して、
モータ・ドライブ装置側からのフィルムの巻き上げが可
能となる。 なお、カメラ装置に装着されたモータ・ドライブ装置は
カメラ装置の各動作と密接に連携して動作する必要があ
り、その為にはカメラ装置との間に何らかの情報伝達手
段が必要である。 カメラ装置側の接点装置72及びモータ・ドライブ装置
側の接点端子198はその為に設けられたもので、モー
タ・ドライブ装置をカメラ装置に装着した時、カメラ装
置ボディ4底面の接点装置72に含まれる3個の接点2
14.216.218はモータ・ドライブ装置本体18
6の接点端子198に含まれる3個の接点208.21
0、′ 212とそれぞれ電気的に結合される。なお、
ここで接点208及び214の当接は、カメラ装置とモ
ータ・ドライブ装置のアース線を結合するものであり、
また接点210及び216の当接は、カメラ装置側かち
モータ・ドライブ装置に対して露出完了から巻き上げが
完了するまでの間、巻き上げモータを駆動させる信号を
伝送するものであり、また接点212及び218の当接
はモータ・ドライブ装置側に設けたシャッタ・レリーズ
信号から力゛メラ装置のシャッタ・レリーズを行なわせ
る為のものである。 なお、220は前述したシャ・ツタ・レリーズ装置であ
り、遠隔からカメラ装置の操作、特にシャッタ・レリー
ズとモータ・ドライブ装置に依るフィルムの巻き上げを
行う為の装置であ、る。 このシャッタ・レリーズ装置220は、適宜長さの制御
コード222に依ってモータ・ドライブ装置本体186
に連結されるが、これは前記制御コード222の先端に
設けたプラグ224をモータ・ドライブ装置本体186
に設けたソケット226に績挿する事に依って行なわれ
る。 このシャッタ・レリーズ装置220は操作ボタ゛ン22
8を備えるが、この操作ボタン228を押す事に依って
モータ・ドライブ装置からカメラ装置に対して、先に述
べた接点212.218を通じてシャッタ・レリーズ信
号が与えられる。 この操作ボタン228は、その作用としてはカメラ装置
側のボディ4上面に設けたンヤツタ・レリーズ・ボタン
18と全く同じで蔦−る。なお、前゛記操作ボタン22
8は押下゛したまま矢印方向にスライドさせる事に依っ
て、押した状態でロックされる。 以上、述べた如き構成のモータ・ドライブ装置について
更に詳述するに、カメラ装置にモータ・ドライブ装置を
適用する場合、先ずカメラ装置ポ゛ディ4の底面に設け
た蓋70を除去した後、カメラ装置ボディ4底面とモー
タ・ドライブ装置本体186上面を合せる。この状態で
、巻き上げカプラ200はカプラ206と嵌合可能な位
置にあり、また取付ねじ1゜88はねじ穴68に螺入可
能な位置にあり、またピン204は巻き戻しボタン48
と対面する位置にあり、男に接点端子198の各接点2
08.210.212は、接点装置72の対応する接点
・214.216.218に当接可能な位置にある様に
位置決めの必要がある。この位置決めはカメラ装置とモ
ータ・ドライブ装置の向きを逆にしない限り、モータ・
ドライブ装置本体186の上面縁部に設けた保持縁22
8でカメラ装置ボディ4の底面を保持させる事に依つ、
て容易に且つ迅速に行、う事が出来る。次に、1付リン
グ190を回動させる事に依って取付”i’Bxssが
回動しながらボディ4底面のhじ穴68に螺入され、モ
ータ・ドライブ装置をカメラ装置に対して強固に固定す
る1゜この状態で、巻き上げカプラ200とカプラ20
6は嵌合し、接点端子198の前記各接点208.21
0.212は接点装置72の対応する接点214.21
61.218、に当接する。なお、巻き上げカプラ20
0とカプラ206の嵌合は、巻上げカプラ200の2本
の爪230をカプラ20′6の2個の係合穴232に挿
入する事に依ってなされるが、各カプラの回転位置に依
っては、モータ・ドライブ装置の装着時に巻上げカプラ
200の爪230がカプラ206の係合穴232にうま
く係合しない場合がある。この様な場合に備えて、巻上
げカプラ200はその軸方向に沈み込み可能となってお
り、スプリングの付勢力に依って突出保持されている。 即ち、巻上げカプラ200の爪230がカプラ206の
係合穴232に係合しない場合、爪230はカプラ20
6の係合穴232以外の部分で押されて沈み込む為、モ
ータ・ドライブ装置装着時に各々カプラに無理な力が加
わるのを防止できる。しかし、カメラ装置側の巻き上げ
レバー14の操作ないしは、モータ・ドライブ装置側の
モータの回転に依って、巻上げカプラ200又はカプラ
206が回動して、爪230と係合穴232が係合可能
な位置関係になると爪230がスプリングの付勢力に依
って突出して係合穴232と係合する。 モータ・ドライブ装置を装着する事に依ってこのカメラ
装置は、撮影終了後のフィルム巻上げの自動化と連続写
真撮影が可能と1なる。撮影者は、モータ・ドライブ装
置に依る撮影を行いたい場合電源スィッチ192に依っ
てモータ・ドライブ装置の電源を投入する。この時、既
にカメラ装置側でフィルム巻上げが完了していればモー
タ・ドライブ装置は待機状態にあるが、もしフィルム巻
上げが完了していなけれシモータ・ドライブ装置は一旦
フイルム巻上げ動作を行ってから待機状態となる。次に
、カメラ装置側のシャッタ・レリシズ・ボタ/18を押
す事に依って、このモータ・ドライブ装置に依る撮影後
のフィルム巻上げが行なわれる。また、前記7ヤツタ・
レリーズ・ボタン18を押したままの状態で保持する事
に依り、連続的にシャツなお、フィルムの巻上げが1回
行なわれる毎にフィルム・力゛ウンタ196は減算カウ
ントを行い、このカウンタ196の内容が60”となう
た時点で、このモータ・ドライブ装置はその動作を規制
される。これは、フィルムのパーフォレーションの保護
やモータ・ドライブ装置のモータに無理な力を加えない
様にするという意味で重要な機能である。 フィルム全コマの撮影終了後、フィルムの巻戻しを行う
場合、巻戻しレバー202を矢印方向に回動させる事に
依り、ピン204がカメラ装置の巻戻しピン48を押し
て、フィルムの巻戻しが可能となる。 なお、シャッタ・レリーズ装置220は、カメラ装置に
設けられたシヤツク・レリーズ・ボタン18と全く同様
の作用を有するもので、操作ボノン228の押下に依っ
てシャッタ・レリーズとフィルムの巻上げが行なわれ、
該操作ボタン228を押したままの状態に維持するかな
レリーズとフィルムの巻上げが行なわれる。 また、カメ≧装置ボディ4上面に設けたセレクタ・レバ
ー22をマーク28が選択される位置に合せたまま、シ
ャッタ・レリーズ・ボタン18を押したままの状態に維
持するかないしはシャッタ・レリーズ装置220の操作
ボタン228を押した状態でロックした場合、セルフ・
タイマ機構に依って特定される・時間々隔を置いて、シ
3.ヤッタ・レリーズとフィルム巻上げが繰り返して行
なわれる。 以上述べた如く、この実施例のカメラ・システムに適用
されるモ、−タ・ドライブ装置は、こ?カメラ装置の使
用範゛囲を大巾に鉱夫なし得ると共にカメラ装置の機動
性、速写性、操作性を大巾に向上させるものである。 ファインダはカメラの操作に当って極めて重要な役割を
果すものであり、カメラ操作の基本となるフレーミング
操作やフォーカシング操作を含めて、大部分のカメラ操
作がイアインダをのぞいた状態で行なわれる事から、フ
ァインダはカメラの操作性と重雫な関連を有するもので
あるという事は先にも述べた通りであるが、その為に、
カメラ操作に必要な情報の大部分をファインダを通じて
知る事が出来ればその操作性を大巾に向上させる′事が
出来る。しかし、ファインダ内で表示される撮影情報は
、限られた面積゛に効率的に配される必要があり、表示
情報の確認が容易である事も必要である。この事は、撮
影者がフレーミンクやフォーカシングに専念する事が出
来るという意味で重要である。 ゛本実施例のカメラ
・システムは、カメラ装装置ファインダーに、撮影情報
を効率的に且つ見易く、またカメラの誤操作を防止して
またその操作性を向上さする様な、新規の情報表示系を
備えている。 操作者はこの情報表示系を通じて、シャッタ速度、絞り
値低輝度警告、高輝度警告、自動か手動かの別、パルプ
、ストロボの充電完了、誤操作に対する警告等、種々の
情報を入手可能であり、従って、ファインダをのぞい9
たままの状態で、あらゆる事態に対処するべく情報の入
手が可能となる。 第9図は、カメラ装置のファインダ窓13がらのぞいた
場合のファインダ情報の説明図であって、フォーカシン
グ・スクリーン23′4には、フォーカシングをより確
実にiた迅速に行う為のスプリット部236とマイクロ
・プリズム部238が同軸的に配されている。このフォ
ーカシング・スクリーン234は、この上に被写体を写
し出して、フォーカシングと7レーミンクという操作を
行う上で最も重要な部分であるがミこのフォーカシング
・スクリーン234の外周外の一部で、操作者は撮影に
必要な所望の情報を得る事が出来る。撮影情報は暗黒中
のストロボ撮影や舞台の撮影等に於いても確認可能な様
に、LED等の発光素子を用いて表示する如く構成され
るが、この実施例に於いては更に情報をディジタル的に
表示する事を特徴としている。 撮影情報のディジタル表示は従来よく用いられていた定
点式や追討式等の相対的に撮影情報を入手する方法と違
って客観的な撮影情報を知る事が出来る為、撮影者はフ
レーミンク操作やフォーカシング操作を行うに当って被
写界深度や手プレ等の予測が可能とガリ、正確な写真撮
影操作が可能となる。 このLED表示器は、フォーカシング・スクリーン23
4外の一部に設けられており、逆数“を表わす為の記号
表示部240と8字セグメントから成り4桁の数字又は
記号を表示する為の数字記号表示部242及び小数点を
表わす為の・小数点表示部243とから成る第1の表示
部244と、小数点を表わす為の小数点表示部24゛6
と8字セグメントから成り2桁の数字又は記号を表示す
る為の数字記号表示部248から成る第2の表示部25
0と、手動か自動かのモードを表示す、る為に手動の時
に°゛M″の文字を表示する第3の表示部252から構
成されている。 前記第1の表示部は主としてシャッタ速度表示の為に前
記°第2の表示部は主として絞り値表示の為にそれぞれ
用いられるが、操作モードに依っては他の情報表示を行
う事もある。 即ち、前記第1の表示部は60秒から2000分の1秒
までのシャッタ速度の表示を行う他、シャッタ速度とし
てパルプが選択された場合、”buLb” の表示を行
い、またストロボ撮影の時ストロボが充電完了した時、
撮影者にストロボ撮影が可能であること、を知らしめる
べ(”EF”の表示をストロボ撮影の為のシャッタ速度
と併せて表示するものであり、更には撮影が正常に行な
われない事を撮影者に知らしめるべく警告としてEEE
E”の点滅表示も行う。 また、前記第2の表示部はFl、2からF22までの絞
りの表示を行う他、レンズ装置2の絞りを絞り込んだま
ま、絞り設定リング8を操作して手動で露出調節を行う
場合、手動で設定された絞り値が適正露出に対して不足
である時は”op”なる点滅表示を、過剰である時は”
cL”ガる点滅表示を、適正であるときはoo″なる表
示をそれぞれ行い、撮影者に適正な絞りを知らしめるも
のであり、更には撮影が正常に行なわれない事を撮影者
に知らしめるべく警告として、”EFJ”の点滅表示を
前記第1の表示部と共に行う。 以上、説明した様な)・アインダ内情報はカメラ装置の
各操作モードと密接な関連を持っている事から、以下に
第1図示カメラ装置の各操作モードの説明を行いながら
、それに伴って如何なる情報がファインダ内に表示され
るかについて第10図の表示例を示す説明図を通じ、て
明らかにする。 今、第1図示カメラ装置でシャッタ速度優先の自動露出
制御撮影(以下、AE撮影と云う)を行う場合、ボディ
4上面のモード切換スイッチ38をシャッタ速度優先モ
ード側に設定し、ダイヤル34の回転操作を通じて、シ
ャッタ速度・の設定入力が可能な様にする。また、レン
ズ装置2側の絞り設定リング8のマーク12を指標7に
設定して、レンズ装置2の絞りをボディ4側からプリセ
ット制御出来る様にする。かかる状態で、このカメラ装
置はシャッタ速度優先のAE撮影が可能な状態となって
おり、今ダイヤル34を回動すると前記第1の表示部2
44に表示されるシャッタ速度が前記ダイヤル34の回
動に応じて変化する。なお、この時のシャッタ速度の表
示は第10図(a) −(1)に示す″通りであるが、
撮影者は前記第1の表示部2°″44に表示されるシャ
ッタ速度を見ながら前記ダイヤル34を回動操作する事
に依って所望のシャッタ速度を選択設定する事が出来る
。同時に不図示の演算回路では、被写体の明るさに対応
する被写体輝度情報(または照度情報゛)に基いて、適
正露出又は撮影者の希望する段数だけ過剰な又は不足し
た露出(これは、ボディ4上面に設けたASA感度設定
ダイヤル40で目盛42の(→又は←)を選択する事に
依って設定されるが、以下この露出の事も適正露出と称
する)を得るに必要な絞り値が演算され、第2の表示部
250に第10図(a)、−(1)に示す如く表示され
る。従って、撮影者は自分で設定したシャッタ速度に対
して演算された絞り値をシャッタ・レリーズに先立って
知る事が出来る。この状態で、シャッタ・レリーズを行
なえば、カメラ装置は、演算された絞り値までレンズ装
置2を絞り込み、設定されたシャッタ速度で7ヤツタ・
レリーズを行う事となる。 なお、使用撮影レンズ装置2の佼−り、即ち口径には上
限と下限があり、もし、設定されたシャッタ速度に対し
て演算されたレンズの口径が撮影レンズ装置2の最大口
径より大きい場合、即ち被写体輝度が低い場合、演算さ
れた絞り値での絞り制御は不可能である。この様な場合
、その事を撮影者に知らしめるべく第2の表示部250
には絞り制御が可能な最大口径に対応する撮影レンズ2
の絞り値、即ち開放絞り値を点滅表示させる。なお、撮
影レンズ20制御可能な゛最大口径、即ち開放絞り値は
レンズ装置2の開放ピン90からボディ4側の開放入力
ピン96を通じて取り込まれる。 また、もしダイヤル34に依って設定されたシャッタ速
度に対して演算されたレンズの口径が、撮影レン“ズ装
置2の最小口径より小さい場合、即ち被写体輝度が高い
場合、演算された絞り値での絞り制御は不可能である。 この様な場合、その事を撮影者に知らしめるべく第2の
表示部250には絞り制御が可能な最小口径に対応する
撮影レンズ2の絞り値、即ち最大絞り値を点滅表示させ
る。なお、撮影レンズ装置2の制御可能な最小口径、即
ち最大絞り値はレンズ装置2の最小口径ピッ91からボ
ディ4側の最小口径入力ビン97を通じて取り込まれる
。 なお、設定されたシャッタ速度に対して、被写体輝度が
低過ぎるカニ゛又は高過ぎるかして、第2の表示部25
0で開放絞り値又は最大絞り値が点滅表示されて警告を
出している場合°でも、シャッタ・レリーズは可能であ
り、との場合、絞り値は第2の表示部250に点滅表示
されている値に従って制御される。 また、次に絞り優先のAE撮影を行う場合、ボディ4上
面のモード切換スイッチ38を絞り優先モード側に設定
し、ダイヤル34の回転操作を通じて絞り値の設定入力
が可能な様にする。 また、レンズ装置2側の絞り設定リジグ8のマーク12
を指標7に設定し′て、レンズ装置2の絞りはボディ4
側のダイヤル34で設定された絞り値にプリセット制御
出来る様にする。かかる状態で、こ℃カメラ装置は絞り
優先のAE撮影が可能な状態となっており、今、ダイヤ
ル34を回動すると前記第2の表示部250に表示され
る絞り値が前記ダイヤル34の回動に応じて゛変化する
。なお、この時の絞シ値の表示は第10図(a) −(
II)に示す通りであるが、撮影者は前記第2の表示部
250に表示される絞シ値を見ながら、前記ダイヤル3
4を回動操作する事に依って所望の絞り値を選択設定す
る事が出来る。同□時に、不図示の演算回路では、被写
体の明るさに対応する被写体輝度情報(または照度情報
)K基いて、適正露出を得るに必要なシャッタ速度が演
算され、第1の表示部244に第10図(a) −(1
)に示す如く表示される。従って、撮影者は自分で設定
した絞り値に対して演算されたシャッタ速度をシャッタ
・レリーズに先立って知る事が出来る。この状態で、シ
ャッタ・レリーズを行なえば、カメラ装置は設定された
絞り値までレンズ装置2を絞り込み演算されたシャッタ
速度でシャッタ・レリーズを行う事とする。 なお、使用撮影レンズ装置2の絞り、即ち口径には上限
と下限があり、もしボディ4側のダイヤル34に依って
設定されたレンズの口径が撮影レンズ装置2あ最大口径
よシ大きい場合、設定された絞り値での絞り制御は不可
能である。 この様な場合、絞り値は誤まって設定された訳であり、
何らかの対策が必要であ−るが、本実施例に於いては、
この様な誤設定に対しては、撮影レンズの最大口径の絞
り値即ち開放絞り値が設定されたものとして取り扱う。 例えば、レンズ装#2の開放絞)値がFナンバーで′1
゜8″であるにもかかわらず、ボディ4側のダイヤル3
4で絞り値をFす/パーで“1.4 ” に設定した
とした場合、実際にカメラ装置では、設定絞り値はFナ
ンバーで′″1.8’を設定したものとして取り扱い、
この値に基いてシャッタ速度の演算を行う。この時、フ
ァインダ内の表示は第10図(e) −(1)に示す如
く、゛ダイヤル34の設定値に無関係に実際O露出の制
御に供する絞り値及びシャッタ速度が表示される。 逆忙、ボディ4側のダイヤル34に依って設定されたレ
ンズの口径が撮影レンズ装置2の最小口径より小さい場
合、設定された絞り値での絞り制御は不可能である。こ
の様な場合、絞シ値は誤まって設定された訳であり、何
らかの対策が必要であるが、本実施例に於いては、かか
る誤設定に対しては、撮影レンズの最小口径の絞り値、
即ち最大絞り値が設定されたものとして取扱う。例えば
、レンズ装置2の最大絞り値がFナンバーで”16”で
あるにもかかわらず、ボディ4側のダイヤル34で絞り
値をFナンバーで@22#に設定したとした場合、実際
にカメラ装置では、設定絞り値はFナンバーで”16’
を設定したものとして取シ扱い、この値に基いてシャッ
タ速度の演算を行う。この時、ファインダ内の表示は第
10図(e) −(Ir)に示す如くダイヤル34の設
定値に無関係に実際の露出の制御に供する絞り値及びシ
ャッタ速度が表示される。 更に、カメラ装置ボディ4で制御出来るシャッタ速度に
は上限と下限があり、もし設定された絞り値に対して演
算された・シャッタ速度がボディ4で制御出来るシャッ
タ速度より遅い場合、即ち被写体輝度が低い場合、演算
されたシャッタ速度でのシャッタ制御は不可能である。 この様な場合、その事を撮影者に知らしめるべく第1の
表示部244にはシャラダ制御が可能な最長時間に対応
するシャッタ速度を点滅表示させる。 また、もしダイヤル34に依って設定された絞り値に対
して演算されたシャッタ速度がボディ4で制御出来るシ
ャッタ速度より速い場合、即ち被写体輝度が高い場合、
演算されたシャッタ速度でのシャッタ制御は不可能であ
る。この様な場合、演算されたシャッタ速度でのシャッ
タ制御は不可能である。この様な場合、その事を撮影者
に知らしめるべく第1の表示部244にはシャッタ制御
が可能な最も速いシャッタ速度を点滅表示させる。 なお、設定された絞シ値に対して、被写体輝度が低過ぎ
るか又は高過ぎるかして第1の表示部244で最長シャ
ッタ速度又は最高速シャッタ速度が点滅表示されて警告
釜行っている場合でも、シャッタ・レリーズは可能であ
り、この場合、シャッタ速度は第1の表示部244に点
滅表示されている値に従って制御される。 第1図示のカメラ装置は主としてシャッタ速度優先AE
撮影か又は絞り優先AE撮影という、上に述べた2つの
モードで用いる事に主眼を置いて構成しであるが、通常
の写真撮影にあっては上記2つのモードで撮影に於ける
大部分の要求を満足する事が出来るもρと思われる。 しかし、レンズ装置2側は、常に絞シ設定り/グ8上の
マーク1zt−指標7に合せて用いられるとは限らず、
時として該リング8上の絞シ値表示9を指標7に合せる
という操作が行なわれる可能性もある。この様な場合、
カメラ装置は開放測光手動露出調節撮影モードとなる。 この時、モード・セレクタ38の設定位置に依ってダイ
ヤル34でシャッタ速度を優先的に設定した上でレンズ
装置2側で絞り値を手動で設定するモードとダイヤル3
4で絞シ値を優先的に設定した上で、レンズ装置2側で
も同一の絞シ値を手動で設定する、モードの2つが考え
られる。 今、モード・セレクタ38がシャッタ速度優先側に設定
されている場合、ダイヤル34はシャッタ速度を設定す
る為のダイヤルとして用いられる事となシ、このダイヤ
ル34を回動する事に依って任意のシャッタ速度を選択
設定する事が出来る。なお、選択設定さ五たシャッタ速
度は第1θ図(a)−億)に示す貴く第1の表示部24
4に表示される。一方、カメラ装置はし/ズ装置2を通
じて測光した被写体輝度情報や設定されたシャッタ速度
等に基いて適正露出を得るに必要な撮影レンズ装置2の
絞シ値を演算して、第10図(a) −(I)に示す如
く、第2の表示部250に表示する。壜お、この時、第
2の表示部250 K表示された絞シ値はボディ4側か
ら制御されるものではなく、レンズ装置2側の絞シ設定
リング8に依って、その上の絞シ値表示9のうち、第2
の表示″5250に表示された絞り値を指標7に合せる
事に依って、レンズ装置2側でプリセットされる。この
様に、第2の表示部25OK表示された絞〕値がレンズ
装置2側で手動で設定する事が必要である事を撮影者に
知らしめる為にファインダ内の第3の表示部252には
M”の文字が表示される。また、モード・セレクタ38
が絞り優先側に設定されている場合ダイヤル34は絞り
値を設定する為のダイヤβとして用いられる事となシ、
このダイヤル34を回動する事に依って任意の絞シ値を
選択設定する事が出来る。 なお、選択設定された絞り値は第10図(a)−億)に
示す如く第2の表示部250に表示される。一方、カメ
ラ装置はレンズ装置2を通じて測光した被写体輝度情報
や設定された絞シ値等に基いて適正露出を得るに必要な
シャッタ速度を演算して、第10同幅)−(III)に
示す如く、第2の表示部244に表示する。な7お、こ
の時、第2の表示部250に表示された絞り値はボディ
4側から制御されるものではなく、レンズ装置2側の絞
り設定リング8に依って、その上の絞シ値表示9゛のう
ち、第2の表示部250に表示された絞り値と同じ絞り
値、即ちダイ丁ル34に依って設定された絞シ値を指標
7に合せる事に依って、レンズ装置2側でプリセットさ
れる。この様に、第2の表示部250に表示さ朴た絞シ
値がレンズ装置2側で手動で設定する事が必要ヤあβ事
を撮影者に知らしめる為にファインダ内の第3の表示部
252にはM”の文字が表示される。 以上、述べた如く、ダイ゛ヤル34でシャツJり速度又
は絞り値を設定し、ファインダ内の第2の表示部250
の表示に従って、手動でレンズ装置2側の絞シ値をプリ
セットする事に依って、シャッタ・レリーズ時には、レ
ンズ装置2は手動でプリセットされた位置まで絞シ込ま
れ、ボディ4ではダイヤル34に依って、設定されたシ
ャッタ速度ないしは演算の結果求められたシャッタ速度
でシャッタが切られ、適正露出での撮影が可能である。 なお、この開放測光手動露出調節撮影モードにあっても
、特に、モード・セレクタ38が絞シ優先側に設定され
ている場合、ダイヤル34で設定する絞シ値とレンズ装
置2側で設定する絞υ値とが常に一致する様に予め設定
しておく事に依シ、このカメラ装置は絞シ優先のkE@
影動作を行う事となる。即ち、絞シ優先AE撮影は、設
定された絞り値に対して、露出時間を演算して制御する
ものであるから、予め設定した絞り値に対して、レンズ
装置2をプリセットする場合、それをボディ4側から行
なおうと、レンズ装置側で行なおうと、系の動作は同じ
であるからである。但し、この場合、絞シ値をボディ4
とレンズ装置2、の両方で設定しなければならない為、
操作性に著しい障害を伴う事はやむを得ない。 なお、開放測光手動露出調節撮影モードにあっては、設
定されたシャッタ速度に対して演算された絞り値が、レ
ンズ装置2の開放絞り値より小さい値であったシ、また
最大絞シ値よシ大きい値である場合も生じ得る訳である
が、その場合は設定不可能な値であるとして、°それを
撮影者に知らしめる及く開放絞シ値の表示又は最大絞シ
値の表示を点滅させて警告、を行う。 また、このモードにあっては、設定された絞−ζ) シ値に対して演算されたシャッタ速度がボディ4で制御
出来る最小シャッタ速度(低速)よシ小さい竺であった
凱また最大シャッタ速度(高速)より大きい値である場
合も生じ得る訳であるが、その場合は制御不可能な値÷
あるとしてそれ:を撮影者に知らしめる゛べく最小シャ
ッタ速度の表示又は最大シャッタ速度の表示を点滅させ
て警告を行う。 1お、このモードにあって、特にモード・セレクタ38
が絞り優先側に設定されている場合、ダイヤル34で設
定する絞シ値の範囲とレンズ装置2側で設定する事の出
来る絞シ値の範囲は当然具なる。 つまシ、使用撮影レンズ装置2の絞シ、即ち口径には上
限と下限があシ、もしボディ4側のダイヤル34に依っ
て設定されたレンズの口径が撮影レンズ装置2の最大口
径より大きい場合、設定された絞シ値での絞シ制御は不
可能である。 この様な場合、絞シ値は誤まって設定された訳であり、
何らかの対策が必要であるが、本実施例に於いては、こ
の様な誤設定に対しては、撮影レンズの最大口径の絞シ
値即ち開放絞り値が設定されたものとして取り扱う。こ
の事については、絞り優先AE撮影モ゛−ドの場合と全
く同一じである。 逆に、ボディ4側のダイヤル34に依って設定されたレ
ンズの口径が撮影レンズ装置2の最小口径より小さい場
合、設定された絞り値での絞シ制御は不可能である。こ
の様な場合、絞シ値は誤まって設定された訳であシ、何
らかの対策が必要であるが、本実施例に於いては、かか
る誤設定に対しては、撮影レンズの最小口径の絞り値、
即ち最大絞り値が設定されたものとして取扱う−8この
事についても、絞シ優先AB撮影モードの場合と全く同
じである。 上に述べたシャッタ速度優先、絞シ優先の各AB撮影及
び開放測光手動露出調節撮影モー ドは全て開放測光し
か行っておらず、従ってファインダーのフォーカシング
・スクリーン234に依って、絞シの与える効果、特に
被写界深度効果のシャッタ・レリーズの確認が出来ない
という問題点がある。 特に、AE撮影の時は1、ファインダ内の第2の表示部
に泰示されている絞シ値は、シャッタ・レリーズ後にプ
リセットされる如き構成を採っている為、シャッタ・レ
リーズ前に絞り込みレバー64に依つぞ絞シ込み確認を
行う事は出来ない0これは、第2図の説明からも明らか
な如くルンズ装置2側の絞シ設定リング8がAE撮影の
為にマーク凸に選択設定されている時には、絞シ込みレ
バー64を操作するとAEチャージが解除されて、ボデ
ィ4側からレンズ装置2側の絞り制御が不可能となる為
であシ、その為に先にも述べた如くこの様な場合には絞
シ込゛みレバー64はロックされて操作出来ない様にし
である。 これに対して、開放測光手動露出調節撮影モードの場合
は、絞シ込みレバー64の操作に依って、レンズ装置2
側の絞シ設定リング8でプリセットされている絞′シ位
置までレンズ装置2を絞り込む事が出来る。この操作を
通じて、撮影者はフォーカシング・スクリーン234を
通じてレンズ装置2が設定位置まで絞シ込まれた時の像
の状態を知る事が出来る。ところで、この時の絞シ込み
操作に依シ、カメラ装置は開放測光から絞シ込み測光動
作に切換わり、モード切換スイッチ38がシャッタ優先
又は絞シ優先のいずれを選択しているかに依ってカメラ
装置の制御動作が異なってくる。もし、前記モード切換
スイッチ38が絞シ優先側に設定されている場合、カメ
ラ装置は絞シ込み測光絞り優先AE撮影モードとなり、
該スイッチ38がシャッタ速度優先側に設定されている
場合、カメラ装置は絞シ込み測光手動露出調節撮影モー
ドとなる。 今、絞シ込み測光絞り優先AE撮影について説明するに
、レンズ装置2は常時絞り込まれた状態にあり、その絞
シ値は絞シ設定リング8の設定位置に依って変わる。一
方、ダイヤル34には、この時如何なる絞り値が設定さ
れていても、無視される。この時、ボディ4では絞シ設
定リング8に依って設定された位置まで絞シ込まれたレ
ンズ装置2を通じて被写体の絞シ値を加味した輝度の測
光が行なわれ、これに対して適正露出を与える様なシャ
ッタ速度の演算が行なわれる。この様にして演算された
シャッタ速度はファインダ内の第1の表示部に第10図
(a)−(財)に示す如く表示される。 以上の操作の後、シャッタ・レリーズを行うと、レンズ
装置2側では、絞り込まれた状態での絞シ値を維持し、
ボディ4では、演算の結果得られ、第1の表示部244
に表示されたシャッタ速度に従って、シャッタが切られ
、適正露出での撮影が可能である。 なお、このモードにあっても、絞シ込み測光の結果演算
されたシャッタ速度がボディ4で制御出来るシャッタ速
度よシ遅い場合、演算されたシャッタ速度でのシャッタ
制御は不可能である。この様な場合、その事を撮影者に
知らしめるべく第1の表示部244にはシャッタ制御が
可能な最長時間に対応するシャッタ速度を点滅表示させ
る。 また、もし絞シ込み測光の結果演算されたシヤツタ速度
がボディ4で制御比、来るシャッタ速度より速い場合、
演算されたシャッタ速度でのシャッタ制御は不可能であ
る。この様な場合、そあ事を撮影者に知らしめるべく第
1の表示部にはシャッタ制御が可能な最も速いシャッタ
速度を点滅表示させる。 なお、このモードにあたっては、ファインダ内の第2の
表示部260・に絞シ値の表示は行なわない。何故なら
ば、第2図の説明でも述べた様に、ボディ4には、レン
ズ装置2側の絞シ設定リング8で設定された絞り値を取
り込む手段を備えないからである。 次に、絞り込み測光手動露出調節撮影について説明する
に、レンズ装置2は常時絞り込まれた状態にあり、その
絞シ値は絞り設定リング8の設定位置に依って変わる。 一方、ダイヤル34では、この時、シャッタ速度の設定
がなされ゛るが、設定されたシャッタ速度はファインダ
内の第1の表示部244に表示される。この時、ボディ
4では絞り設定リング8に依って設定された位置まで絞
り込まれたレンズ装置量2を通じて被写体の絞り値を加
味した輝度の測光が行なわれ、これに対して設定された
シャッタ速度で適正露出が得られるか否かの判別を行う
。もし、この時の絞り値とジャシタ速度の組合せで適正
露出ないしは適正露出に対して一定の許容範囲内の露出
量が得られると判別された場合は、第10図(a) −
(V)に示す如く第2の表示部250に00″の表示が
なされ、□撮影者に現に設一定されている絞シ値とシャ
ッタ速度で適正露出ないしは許容露出量が得られる事を
知らせる。 一方、現に設定されている絞シ値とシャッタ速度の組合
せでは適正露出ないしは許容露出量に対して、露出不足
であると判別された場合は、第2の表示部250に第1
0図(a) −fflに示す如く′OP”の点滅表示が
なされ、撮影者に設定されている絞シ値とシャッタ速度
では適正露出に対して露出不足である事を知らせる。こ
れに対して、撮影者は絞シ設定リング8を操作して、撮
影レンズ装置2の絞υをよシ大ロ径側に設定しなおすか
、ダイヤル34を操作して、シャッタ速度をよシ低速側
に設定しなおすかして、設定露出の補正を第2の表示部
2SOに適正露出を示す”OO”表示が見出せるまで行
う事に依り、適正露出ないしは許容露出量を樽るに必要
な絞シないしはシャッタ速度を設定する事が出来る。 逆に、現に設定されている絞シ値とシャッタ速度の組合
せでは適正露出ないしは許容露出量に対して、露出過剰
であると判別された場合は、第2の表示部250に第1
0図(a) −(V)に示す如くcL’の点滅表示がな
され、撮影者に設定されている絞シ値とシャッタ速度で
は適正露出ないしは許容露出量に対して露出過剰である
事を知らせる。これに対して、撮影者は、絞シ設定リン
グ8を操作して撮影し/ズ装置2の絞りをよシ小ロ径側
に設定しなおすか、ダイヤル34を操作して、シャッタ
速度をより高速側に設定しなおすかして、設定露出の補
正を第2の表示部250に適正露出を示すOO”の表示
が見出せるまで行う事に依り、適正露出ないしは許容露
出量を得るに必要な絞シないしはシャッタ速度を設定す
る事が出来る。 なお、この絞シ込み測光手動露出調節撮影モ1
・ 一ドにあっては、ファインダ内の第3の表示部252に
は、手動モードである事を示す”M”の表示がなされる
。 以上の操作の後、シャッタ・レリーズを行うと、レンズ
装置2では絞シ込まれた状態での絞シ値を維持し、ボデ
ィ4ではダイヤル34に依って設定されたシャッタ速度
でシャッタが切られ適正露出での撮影が可能である。 次に、モード切換スイッチ3Bが7ヤツタ速度優先モー
ド側に切換わっている時は、ダイヤル34に依ってパル
プ・モードを選択する事が出来る。このダイヤル34が
パルプに設定されている時はシャッタ・レリーズ・ボタ
/18を押している間シャッタが開いたままになるの”
で7ヤツタ、速度は操作者の意思に従う事になるが、多
くの場合、パルプ成長時間露出の為に用いられるもので
ある。 今、パルプ撮影−を行う場合、ダイヤル34に依ってパ
ルプを設定すると共に、レンズ装置2側の絞シ設定リン
グ8に依ってマーク12を指標7に合せた場合、シャッ
タ速度が設定さnていない為、制御すべき絞シ値・の演
算を行う事は出来ない。従って、絞シ、が何らかの値に
手動で設定されるのが望ましいが、特に絞り値が設定さ
れていない場合、本実施例に於いては、パルプが概して
低輝度側で用いられる事が多い点に着目して、絞9値を
開放絞シ値に制御する如く構成される。この時、ファイ
ンダ内の第1の表示部244には’buLb″ の表示
がなされ、第2の表示部250には、使用撮影レンズ装
置2の開放絞シ値が表示される事は第10図(b) −
(1)に示す通シである。 一方、パルプ撮影を行うに尚って、ダイヤル34に依っ
てパルプを設定すると共にレンズ装置2側の絞ね設定リ
ング8上の絞シ値表示9に従って、レンズ装置2側で絞
シ値を設定した場合、カメラ装置は完全に手動モードと
なる。この時、ファインダ内表示は第10図(b) −
CI)に示す如く、第1の表示部244に”buLb
”の表示を行い、第3の表示部252に”M”の表示を
行う。 この時、第2の表示部250゛にし/ズ装置2側で設定
された絞υ値が表示されないのは、前にも再三述べて来
た事であるが、レンズ装置2で設定された絞シ値を取り
込む為の手段をボディ4側に備えていない為である。 次に、ストロボ撮影について述べるが、このカメラ装置
、特に本実施例のカメラ・システムに於いては、主とし
て第5図示ストロボを適用する如き構成を採っており、
ストロボに依る自動露出制御撮影が可能である。 第5図示のストロボは先にも述べた如く自動調光機能を
備えておシ、カメラ装置ボディ4のアクセサリ−・シュ
ー50にシュー134を嵌合装着する事に依シボディ4
に結合され、シンクロ用接点138、制御信号用接点1
40、データ信号用接点142のそれぞれが、ボディ4
側のシンクロ用接点52、制御端子54、データ端子5
6と電気的に結合される6 なお、このストロボを考えるに当っては、自動詞光モニ
ドで用いる場合と全量発光モードで用いる場合の2つに
分けて考える必要がある。 前記自動調光モードは、絞シ設定ダイヤル108に依っ
て所望の絞り値を設定した時に選択されるものであって
、設定された絞シ値に於いてフィルム面に適正な露出量
を与える如く、発光部102から閃光を発すると共に被
写体からの反射光を光検出部104で検出して前記発光
部102から発せられる閃光を調光する如き構成を採っ
て・いる事については先にも述べた通シであるが、この
時絞り設定ダイヤル108に依って設定された絞シ値は
データ信号用接点142からデータ端子56を通じてボ
ディ4側にアナログ信号で与えられる。 一方、全量発光モードは、絞り設定ダイヤル10gに依
って特に絞シ値を設定せず、マーク″′M”が設定され
た時に選択されるものであって、発光部102から発せ
られる閃光は何ら制御されずに、このストロボで可能な
全量が出力発光される。なお、この時、ストロボが全量
発光モードにある事は、データ信号用接点142からデ
ータ端子56を通じてボディ4′側に予め定められたレ
ベルのアナログ信号で与えられる。 なお、このストロボ装置は自動調光モードにあっても全
量発光モードにあっても、カメラ装置ボディ4に対して
、シャッタ速度の制御を行、うべく信号を与える。これ
は、現在知られているフォーカル・プレーン・シャッタ
が60分の1秒′ないしは125分の1秒以上のシャッ
タ速度ではストロボが同調する事が出来ないという事実
に対して考えられたものである事については先に゛も述
べた通シであるが、この制御は全自動又は半自動という
2つの形式を自由に選択出来る形で適用されている。こ
の全自動又は半自動の切換えは切換スイッチ146の選
択に依って行なわれるものであって、今、全自動方式が
選択されている場合、ボディ4のダイヤル34に依って
如何なるシャッタ速度が選択されていても、ストロボー
の充電完了と同時に、ストロボ側から制御信号用接点1
40、制御端子54を通じて充電完了信号が第1のレベ
ルのアナログ信号で入力さ、れ、ボディ4側のシャッタ
速度にストロボ同調シャッタ速度TSYNが設定され、
また半自動方式が選択されている場合、ボディ4のダイ
ヤル34に依ってストロボ同調シャッタ速度TSYN以
上のシャッタ速度が選択されている場合に限って、スト
ロボの充電完了と同時にスト′ロボ側から制御信号用接
点1401制御端子54を通じて入切される第2のレベ
ルのアナログ信号で与えられる充電完了信号に依ってボ
ディ4側のシャッタ速度に自動的にストロボ同調速度T
S”田が設定され、ボディ4のダイヤル34に依ってス
トロボ同調速度TSYN以下に設定されていたシャッタ
速度はそのまま制御の為のシャッタ速度とされる。 なお、ストロボ側の切換スイッチ146−1)Z全自動
方式に選択されていても半自動方式が選択されていても
、ボディ4側のダイヤル34に依りてパルプが設定され
ている場合は、バルブ最優先となシカメラ装置のシャッ
タはパルプ制御される事となる。 一方、カメラ装置ボディ4及びストロボが如何なる状態
に設定されている場合でも、レンズ装置2側の絞シ設定
り/グ8がどの様な位置に設定されて伝るかに依ってカ
メラ装置の操作は大きく異なって来る。それは、絞シ設
定リング8に依ってマーク12が指標7を指す如く選択
されているか否かによる。 なお、ストロボ撮影時にストロボ側からボディ4に充。 電完了信号が入力されるとファインダ内の第1の表示部
244の下位2桁には充電完了でストロボが発光可能で
ある事を撮影者に知らしめるべくEF”の表示がなされ
る。この表示は第10図(C)に示す通シである。 以下、各種の制御又は操作方法について列挙するが、以
下に述べる種々の方式は撮影目的に応じて適宜使い分け
る必要がある事は言うまでもない。 第1番目に、ストロボが自動調光モード釦あって、シャ
ッタに対しては全自動が設定されており、′なお且つシ
ャッタ速度はダイヤル34に依って秒時が設定されてお
シ、絞シ設定リング8はマー、り12を選択されている
場合で返るが、この時、ストロボの充電完了前はカメラ
装置はシャッタ優先A’E撮影モードにあってAE撮影
が可能な状態にあやが、ストロボが充電完了してその事
を示す信号がボディ4に与えられるとカメラ装置は全自
動・自動調光・自動ストロボ撮影モードに切替わる。こ
の時、ボディ4に於けるシャッタ速度は自動的にストロ
ボ同調シャッタ速度TSYN 、例えば60分の1秒に
設定され、撮影レンズ2の絞シは、ストロボ側の絞シ設
定ダイヤル108に依って設定された絞シ値で、ボディ
4側から制御される事となる。なお、この時、ファイン
ダ内には第10図(c) −(I)に示す如き表示がな
される事となシ、第1の表示部244にはストロボ同調
シャッタ速度TSYN 、例えば60分の1秒の表示と
ストロボの充電が完了した事を撮影者に知らせる為の”
EF”の表示がなされ、第2の表示部250には、スト
ロボ側で設定された絞シ値が表示される。なお、この状
態でシャッタ・レリーズを行うと、ストロボは単独で自
動詞t−1光を行い、カメラ装置はファインダ内表示と
同一のシャッタ速度及び絞り値で制御される事となる。 第2番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては全自動が設定されておシ、なお且つシャ
ッタ速度はダイヤル34に依って秒時が設定されておシ
、絞シ設定リング8がマーク12を選択されていない場
合であるカ、コの時、ストロボの充電完了前はカメラ装
置は開放測光手動露出調節撮影モードにあって、撮影可
能な状態にあるが、ストロボが充電完了してその事を示
す信号がボディ4に与えられるとカメラ装置は全自動・
自動調光・手動ストロボ撮影モードに切換わる。この時
、ボディ4に於けるシャッタ速度は自動的にストロボ同
調シャッタ速度に設定され、撮影レンズ2の絞シは絞シ
設定リング8に依って手動で設定制御される事となる。 なお、この時、ファインダ内には第10図(i−) −
(II)に示す如きl示がなされる事となシ、第1の表
示部244にはストロボ同調シャッタ速度の表示とスト
ロボの充電が完了した事を撮影者に知らせる為のBF”
の表示がなされ、第2の表示部250には、ストロ計測
で設定された絞り値が表示され、第3の表示部252に
は絞りを手動で絞り設定リング8に依って合せる必要の
ある事を示す0M”表示がなされる。従って、撮影者は
ファインダ内の第2の表示部252に表示された絞シ値
、即ちストロボ側で設定された絞り値に従ってレンズ装
装置2側で絞シの設定を行う必要があるが、この状態で
シャッタ・レリーズを行うと、ストロボは単独で自動調
光発光を行い、カメラ装置はファインダ内1表示と同一
のシャッタ速度とレンズ装置2に手動で設定された絞シ
値で制御される事となる6 第3番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては全自動が設定され−ており、なお且つシ
ャッタ速度はダイヤル34に依ってパルプ位置が設定さ
れており、絞り設定リング8がマーク12を選択されて
いる場合であるが、この時、ストロボ′の充電完了前は
カメラ装置はパルプ撮影モードにあって、開放絞り口で
のパルプ撮影が可能な状態にあるがストロボが充電完了
してその事を示す信号がボディ4に与えられるとカメラ
装置はパルプ・自動調光・自動ストロボ撮影モードに切
換わる。この時、ボディ4に於けるシャッタ速度は優先
的にパルプを維持設蛍され、撮影レンズ2の絞シはスト
ロボ側の絞シ設走ダイヤル108に依って設定された絞
シ値で、ボディ4側から制御される事となる0なお、こ
の時、ファインダ内には第10図(c) −(III)
に示す如き表示がなされる事となシ、第1の表示部24
4には一パルプ撮影である事を示す”b”表示と、スト
ロボの充電が完了した事を撮影者吟知らせる為のEF”
の表示がなされ、第2の表示部250には、ストロボ側
で設定された絞シ値が表示される。なお、この状態でシ
ャッタ・レリーズを行うと、ストロボは単独で自動調光
発光を行い、カメラ装置は撮影者の意思に依る任意のシ
ャッタ速度とファインダ内表示と同一の絞シ値で制御さ
れる事となる。 第4番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては全自動が設定されておシ、なお且つシャ
ッタ速度はダ1ヤル34に依ってパルプ位置が設定され
ておシ、絞シ設定リング8がマーク12を選択されてい
ない場合であるが、この時、ストロボの充電完了前はカ
メラ装置はパルプ撮影モードにあって、レンズ装置2側
で設定された絞シ値でのパルプ撮影が可能な状態にある
が、ストロボが充電完了してその事を示す信号がボディ
4に与えられるとカメラ装置はパルプ・自動調光・手動
ストロボ゛撮影モードに切換わる。この時、ボディ4に
於けるシャッタ速度は優先的にパルプを維持設定され、
撮影レンズ2の絞シは絞り設定りング8に依って手動で
設定制御される事になる。なお、この時、ファインダ内
には第10図(C)−側に示す如き表示がなされる事と
゛なり、第1の表示部244にはパルプ撮影である事を
示す“b″表示、ストロボの充電が完了した事を撮影者
に知らせる為の’EF”の表示がなされ゛、第2の表示
部250には、ストロボ側で設定された絞シ値が表示さ
、れ、第3の表示部252には絞りを手動で絞り設定リ
ング8に依って合せる必要のあ6事を示す′M”表示が
なされる。従って、撮影者はファインダ内の第2の表示
部252に表示された絞シ値、即ちストロボ側で設定さ
れた絞シ値に従ってレンズ装置2側で絞りの設定を行う
必要があるが、この状態でシャッタ・レリーズを行うト
、ストロボは単独で自動調光発光を行い、カメラ装置は
撮影者の意思に依る任意のシャッタ速度とレンズ装置2
に手動が設定された絞シ値で制御される事となる。 第5番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては半自動が設定されておシ、なお且つシャ
ッタ速度はダイヤル34に依って秒時が設定されておシ
、絞シ設定リング8はマーク12を選択している場合で
あるが、ストロボの充電完了前はカメラ装置はシャッタ
優先AE撮影モードにあってAE撮影が可能な状態にあ
るが、ストロボが充電完了してその事を示す信号がボデ
ィ4に与えられ乏とカメラ装置は半自動・自動調光・自
動ストロボ撮影モードに切換わる。この時、ボディ4に
於けるシャッタ速度はボディ4のダイヤル34に依って
設定されているシャッタ速度がストロボ同調シャッタ速
度TSYN−a上であればストロボ同調シャッタ速度T
SYNにまた、ストロボ同調シャッタ速度TSYN以下
であれば、ダイヤル34?の設定秒時に設定され、撮影
レンズ2の絞りは、艮トロボ側の絞り設定ダイヤル10
8に依って設定された絞り値で、ボディ4側から制御さ
れる事となる。なお、この時、ファインダ内には第1θ
図(c) −(V)に示す如き表示がなされる事となり
、第1の表示部244にはス)ctボ同調シャッタ速度
TSYN又は設定されたシャッタ速度の表示ζストロボ
の充電が完了した事を撮影者に知らせる為の”EFr′
の表示がなされ、第2の表示部250には、ストロ′ボ
側、で設定された絞シ値が表示される。なお、゛この状
態でシャッタ・レリーズを行うと、ストロボは単独で′
自動調光発光を行(′。 カメラ装置はファインダ、白表示と同一のシャッタ速度
及び絞υ値で制御される事となる。 第6番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては半白゛動が設定されておシ、なお且つシ
ャッタ速度はダイヤル34に依って秒時が′設定されて
おり、絞り設定リング8がマーク12を選択されていな
い場合であるが、この時、ストロ、ボの充電完了前はカ
メラ装置は開放測光手動露出調節撮影モード(あって、
撮影可能な状態にあるが、ストロボが充電完了してその
事を示す信号がポ・ディ4′に与えられるとカメラ装置
は半自動・自動調光・手動ストロボ撮影モー′ドに切換
わる。この時、ボディ4に於けるシャッタ速度はボディ
4のダイヤル34に依って設定されているシャッタ速度
がストロボ同調シャッタ速度以上であればスト、ロボ同
調シャッタ速度にまた、ストロボ同調シャッタ速度以下
であれば、ダイヤル34での設定秒時に設定され、゛撮
影し/ズ2の絞シは絞シ設定リング8に依って手動、で
設定制御される事となる。 なお、この時、ファインダ内には第10図(C)−(V
Dに示す如き表示がなされる事となシ、第1の表示部2
44にはストロボ同調シャッタ速度TSYN又は設定さ
れたシャッタ速度の表示とスト10ポの充電が完了した
事を撮影者に知らせる為のEF”の表示がなされ、第2
の表示部250には、ストロボ側で設定された絞シ値が
表示され、第3の表示部252には絞シを手動で絞シ設
定リング8に依って合せる必要のある事を示す“M”表
示がなされる。従って、撮影者はファインダ内の第2の
表示部252に表示された絞り値、即ちストロボ側で設
定された絞シ値に従ってレンズ装置2側で絞シの設定を
行う必要があるが、この状態でシャッタ・レリーズを行
うと、ストロボは単独で自動調光発光を行い、カメラ装
置はファインダ内表示と同一のシャッタ速度とレンズ装
置2に手動で設定された絞り値で制御される事となる。 第7番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては半自動が設定されており、なお且つシャ
ッタ速度はダイヤル34に依ってパルプ位置が設定され
ており、絞り設定リング8がマーク12を選択されてい
る場合であるが、この時、ストロボの充電完了前はカメ
ラ装置はパルプ撮影モードにあって、開放絞り値でのパ
ルプ撮影が可能な状態にあるが、ストロボが充電完了し
てその事を示す信号がボディ4に与え。られるとカメラ
装置はノメルプ・自動詞・光・自動ストロボ撮影モード
に切換わるOこの時、ボディ4に於けるシャッタ速度は
優、先約にパルプを維持設定され、撮影レンズ2の絞シ
はストロボ側の絞シ設置定ダイヤル108に依って設定
された絞り値で、ボディ4側から制御される事となる。 なお、この時、ファインダ内には第10図(C)−(4
)に示す如き表示がなされる事となシ゛、第1の表示部
244にはパルプ撮影である事を示す”l、I+表示と
、ストロボの充電が完了した事を撮影者に知らせる為の
”EF”の表示がなされ、第2の表示部250には、ス
トロボ側で設定された絞り値が表示される。なお、この
状態でシャッタ・レリーズを行うと、ストロボは単iで
自動調光モードを行い、カメラ装置は撮影者の意思に依
る任意のシャッタ速度とファインダ内表示と同一の絞り
′値で制御される事−となる。 第8番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては半自動が設定されており、なお且つシャ
ッタ速度はダイヤル34に依ってバルブ位置が設定され
てふ―す、絞り設定リング8がマーク12を選択してい
ない場合であるが、この時、ストロボの充電完了前はカ
メラ装置はバルブ撮影モードにあって、レンズ装置2側
で設定された絞り値でのパルプ撮影が可能な状態にある
が、ストロボが充電完了してその事を示す信号がボディ
4に与えられるとカメラ装置はパルプ・自動調光・手動
ストロボ撮影モー−ドに切換わる。この蒔、ボディ4に
於けるシャッタ速度は優先的にパルプを維持設定され、
撮影レンズ2の絞シは絞シ設定リング8に依って手動で
設定制御される事になる。なお、この時、ファインダ内
には第1゛0図(c)−−に示す如き表示がなされ客車
となり、第1の表示部244にはバルブ撮影である事を
示すb”表示と、ストロボの充電が完了した事を撮影者
に知らせる為の’EF″の表示がなされ、第2の表示部
250には、ストロボ側で設定された絞p値が表示され
、第2の表示部252には絞りを手動で絞シ設定りング
8に依って合せる必要のある事を示す′M”表示がなさ
れる。従って、撮影者はファインダ内の第2の表示部2
52に表示された絞り値、即ちストロボ側で設定された
絞シ値に従ってレンズ装置2側で絞シの設定を行う必要
があるが、この状態でシャッタ・レリーズを行うと、ス
トロボは単独で自動調光発光を行い、カメラ装置は撮影
者の意思に依る任意のシャッタ速度とレンズ装置2に手
動で設定された絞υ値で制御される事となる。 第9番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シャ
ッタに対しては全自動モードが設定されており、なお且
つシャッタ速度はダイヤル34に依って秒時が設定され
ておシ、絞シ設定リング8はマーク12を選択し七いる
場合であるが、この時、ストロボの充電完了前はカメラ
装置はシャッタ優先AFi撮影廖−ドにあってAE撮影
が可能な状態にあるが、ストロボが充電完了してその事
を示す信号がボディ4に与えられ、るとカメラ装置は全
自動・全量発光・最小口径ストロボ撮影モードに切換わ
る。この時、ボディ4に於けるシャッタ速度は自動的に
ストロボ同調シャッタ速度’rsYN例えば60分の1
秒に設定され、撮影し/ズ2の絞シは、使用撮影レンズ
装置2の最大絞シ値に制御される事となる。なお、この
時、ファインダ内には、第10図(d) −(I)に示
す如き表示がなされる事となり、第1の表示部244に
は、ストロボ同調シャッタ速度、例えば60分の1秒の
シャッタ速度の表示とストロボの充電が完了した事を撮
影者に知らせる為のEF”の表示がなされる。々お第2
の表示部250には何らの表示もなされないが、これは
レンズ装置2が最大絞υ値まで絞り込まれる事が、必ず
しも適正露′光を与えるとは限らず、むしろ誤操作とし
て撮影者に警告を与えんが為である。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置はファインダ内表示と同一の
シャッタ速度゛とレンズ装置2の最大絞シ値で制御され
る事となる。 第10番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シ
ャッタに対しては全自動モードが設゛定されており、な
お且つシャッタ速度はダイヤル34に依って秒時が設定
されておシ、絞シ設定リング8はマーク12を選択して
いない場合であるが、この時、ストロボの充電完了前は
カメラ装置は開放測光手動露出調節撮影モードにあって
撮影可能な状態にあるが、ストロボが充電完了してその
事を示す信号がボディ4に与えられるとカメラ装置は全
自動・全量発光・手動ストロボ撮影モードに切換わる0
この時、ボディ4に於けるシャッタ速度は自動的にスト
ロボ同調シャッタ速度に設定され、撮影レンズ2の絞り
は、絞シ一定リング8に依って手動で設定制御される事
となる。なお、この時、ファインダ内には、第10図(
d) −(I[)に示す如き表示がなされる事とな一シ
、第1の表示部244には、ストロボ同調シャッタ速度
の表示とストロボの充電が完了した事を撮影者に知らせ
る為の”EF”の表示がなされ、第3の表示部252に
は絞りを手動で設定リング8に依って合せる必要のある
事を示すnMl1表牟がなされる。従って、!影者は、
ストロボに付属しているガイド・ナンバー計算盤106
に依って、カメラ装置から被写体までの距離に基いてレ
ーンズ装置2に設定すべき絞シ値を求め、絞り設定リン
グ8に依って手動で絞シ設定を行う必要がある。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置はファインダ内表示と同一の
シャッタ速度とレンズ装置2に手動で設定された絞シ値
で制御される事となる。 第11番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シ
ャッタに対しては全自動モードが設定されておシ、なお
且つシャッタ速度はダイヤル34に依ってパルプ位置が
設定されておシ、絞り設定り/グ8はマーク12を選択
されている場合であるが、この時、ストロボの充電完了
前はカメラ装置はパルプ撮影モードにあって開放絞りで
のパルプ撮影が可能な状態にあるが、ストロボが充電完
了してその事を示す信号がボディ4に与えられるとカメ
ラ装置はパルプ・全量発光・最小0径ストロボ撮影モー
ドに切換わる。この時、ボディ4に於けるシャッタ速度
は優先的にパルプを維持設定され、撮影レンズ2の絞シ
は、使用撮影レンズ装置2の最大絞り値に制御される事
となる。゛なお、この時、ファインダ内には、第10図
(d) −(III)に示す如き表示がなされる事とな
シ、第1の表示部244には、ノ(ルブ撮影である事を
示す”b”の表示とストロボの充電が完了した事を撮影
者に知らせる為の”EF”の表示がなされる。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置は撮影者の意思による任意の
シャッタ速度゛とレンズ装置2の最大絞り値で制御され
る事となる。 第1?番″目に、ストロボが全量発光モードにあって、
シャッタに対しては全自動モードが設定されており、な
お且つシャッタ速度はダイヤル34に依ってパルプ位置
が設定されており、絞り設定リング8はマーク12を選
択されていない場合であるが、この時、ストロボの充電
完了前にカメラ装置はパルプ撮影モードにあってレンズ
装置2側で設定された絞り値でのパルプ撮影が可能な状
態にあ、るが、ストロボが充電完了してその事を示す信
号がボディ4に与えられるとカメラ装置はパルプ・全量
発光・手動ストロボ撮影モードに切換わる。この時、ボ
・ディ4に於けるシャッタ速度は優先的にパルプを維持
設定され、撮影レンズ2の絞りは、絞シ設定リング8に
依って手動で設定制御される事となる。 なお、この時、ファインダ内には、第10図(d)−一
に示す如き表示がなされる事となり、第1の表示部24
4には、パルプ′撮影である事を示す”b”の表示と亥
トロポの充電が完了した事を撮影者に知らせる為のEF
”の表示がなされ、第3の表示部252には絞りを手動
で設定り/グ8に依って合せる必要のある事を示す”M
11表示45なされる。従って、撮影者、は、ストロボ
に付属しているガイド・ナンバー計算盤106に依って
、カメラ装置から被写体までの距離に基いてレンズ装置
2に設定すべき絞シ値を求め、絞り設定リング8に依っ
て手動で絞9設定を行う必要がある。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置は撮影者の意思に依る任意の
シャッタ速度とレンズ装置2に手動で設定された絞り値
で制御される事となる0 第13番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シ
ャッタに対しては半自動モードが設定されており、なお
且つシャッタ速度はダイヤル34に依って秒時75j設
定されており、絞り設定り/グ8はマーク12を選択さ
れている場合であるが、この時、ストロボの充電完了前
はカメラ装置はシャッタ優先AE撮影モードにあってA
E撮影が可能な状態にあるが、ストロボが充電完了して
その事を示す信号がボディ4に与えられるとカメラ装置
は半自動・全量発光・最小口径ストロボ撮影モードに切
換わる。この時、ボディ4に於けるシャッタ速度はボデ
ィ4のダイヤル34に依って設定されているシャッタ速
度がストロボ同調シャッタ速度T8YN以上の高速側で
あればストロボ同調シャッタ速度TSYNに、またスト
ロボ同調シャッタ速度TSYN以下の低速側であれば―
ダイヤル34での設定秒時に設定され、撮影レンズ2の
絞りは、使用撮影レンズ装置2の最大絞り値に制御され
る一ムとなる。なお、この時、ファインダ内には、第1
0図(d) −ff)に示す如き表示がなされる事とな
り、第1の表示部244には、ストロボ同調シャッタ速
度ないしは設定されたシャッタ速度の表示とストロボの
充電が完了した事を撮影者に知らせる為の′EF″の表
示がなされる。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置はファインダ内表示と同一の
シャッタ速度とレシズ装置2の最大絞り値で制御される
事となる。 第14番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シ
ャッタに対しては半自動モードが設定されており、なお
且つシャッタ速度はダイヤル34に依って秒時が設定さ
れており1.絞り設定リング8はマーク12を選択され
ていない場合であるが、この時、ストロボの充電完了前
はカメラ装置は開放測光手動露出調節撮影モニドにあっ
て撮影可能な状態にあるが、ストロボが充電完了してそ
の事を示す信号がボディ4に与えられるとカメラ装置は
半自動・全量発光・手動ストロボ撮影モードに切換わる
。この時、ボディ4に於けるシャッタ速度はボディ4の
ダイヤル34に依って設定されているシャッタ速度がス
トロボ同調シャッタ速度以上の高速側であればス)fi
ボ同調シャッタ速度に、またストロボ同調シャッタ速度
以下の低速側であれば、ダイヤル34での設宮秒時に設
定され、撮影レンズ2の絞りは、絞シ設定リング8に依
って手動で設定制御される事となる。なお、この時、フ
ァインダ内には、第10図(d) −(Vl>に示す如
き表示がなされる事となシ、第1の表示部244には、
ストロボ同調シャッタ速度あるいは設定されたシャッタ
速度の表示とストロボの充電が完了し走事を撮影者に知
らせる為の”EF”の表示がなされ、第3の表示部25
2には絞シを手動で設定リング8に依って合せる必要の
ある事を示すM”表示がなされる。従って、撮影3者は
、ストロボに付属しているガイド・ナンバー計算盤10
6に依って、カメラ装置から被写体までの距離に基いて
レンズ装置2に設定すべき絞シ値を求め、絞り設定リン
グ8に依って手動で絞り設定を行う必要がある。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置はファインダ内表示と同一の
シャッタ速度とレンズ装置2に手動で設定された絞り値
で制御される事となる。 第15番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シ
ャッタに対しては半自動モードが設定されておシ、なお
且つシャッタ速度はダイヤル34に依ってパルプ位置が
設定されておシ、絞シ設定リング8はマーク12を選択
されている場合であるが、この、!I1.aストロボの
充電完了前はカメラ装置はパルプ撮影モードにあって開
放絞シでのパルプ撮影が可能な状態にあるが、ストロボ
が充電完了9してその事を示す信号がボディ4に与えう
れるとカメラ装置はパルプ・全量発光・最小口径ストロ
ボ撮影モードに切換わる。こ0時、ボディ4に於けるシ
ャッタ速度は優先的にパルプを維持設定され、撮影レン
ズ2の絞シは、使用撮影レンズ装置2の最大絞シ値に制
御される事となる。なお、この時、ファイ/ダ内には、
第10図(d)−(イ)に示す如き表示がなされる事と
なり、第1の表示部244には、パルプ撮影である事を
示す。”b”の表示とストロボの充電が完了した事を撮
影者に知らせる為のEF”の表示がなされる。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行・い、力戸う装置は撮影者の意思に依る任意
のシャッタ速度とレンズ装置2の最大絞り値で制御され
る事となる。 第16番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シ
ャッタに対しては半自動モードが設定されており、なお
且つシャッタ速度はダイヤル34に依ってパルプ位置が
設定されておシ、絞り設定リング8はマーク12を選択
されていない場合であるが、この時、ストロボの充電完
了前はカメラ装置はパルプ撮影モードにあってレンズ装
置2側で設定された絞り値でのパルプ撮影が可能な状態
にあるが、ストロボが充電完了してその事を示す信号が
ボディ4に与えられるとカメラ装置はバルブ・全量発光
・−手動ストロボ撮影モードに切換わる。この時、ボデ
ィ4に於けるシャッタ速度は優先的にバルブを維持設定
され、撮影レンズ2の絞シは、絞シ設定リング8に依っ
て手動で一般定制御され′る事となる0なお、この時、
ファインダ内には、第10図(d)−−に示す如き表示
がなiれる事となシ、第1の表示部244には、パルプ
撮影である事を示す”b”の表示とストロボの充電が完
了した事を撮影者に知らせる為の”EF”の表示がなさ
れ、第3の表示部252には絞シを手動で設定リング8
に依って合せる必要のある事を示す゛Ml+表示がなさ
れる。従って、撮影者は、ストロボに付属しているガイ
ド・ナンバー計算盤106に依って、カメラ装置から被
写体までの距離に基いてレンズ装置2に設定すべき絞シ
値を求め、絞シ設定リング8に依って手動で絞シ設定を
行う必要があ′る。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置は撮影者の意思に依る任意の
シャッタ速度とレンズ装置2に手動で設定された絞シ値
で制御される事となる。 なお、上述したストロボ撮影モードにあってカメラ装置
ボディ4側のモード切換スイッチ38が絞シ優先側を選
択され・ている場合、ダイヤル34に依る絞シの設定値
は全く無視され、絞り値はストロボ−側−設定された絞
シ値か又はレンズ装置2側の絞り設定リング8で設定さ
れた絞り値ないしは最大絞シ値に制御される。 今、ストロボが全自動モードにある時は、シャッタ速度
は自動的にスト−6ボ同調シヤツタ速度、例えば60分
の1秒に設定されるのであるが、ストロボが半自動モー
ドにある時は、ボディ4側に設定されたシャッタ速度が
なければストロボ同調シャッタ速度以下のシャッタ速度
に関する制御が出来なくなる虞れがある。従って、以上
述べた各モードは原則としてモード切換、スイッチ38
がシャッタ速度優先側にある事を条件とするが、時とし
て前記モード切換スイッチ38が絞シ優先側に設定され
たまま半自動のストロボ撮影が行なわれる事も有り得る
。従って、かかる問題に対処すべく、本実施例のカメラ
・システムでは、ストロボ撮影モードの時、モード切換
スイッチ38が絞シ優′先側に設定されている場合、ス
トロボ側で半自動モードが設定されていても、切換スイ
ッチ146の状態に無関係にシャッタ速度がストロボ同
調シャッタ速度に設定される、所謂全自動モードで制御
する゛如く構成される。これは、半自動モードが使われ
るのは、シャツ−タ速度に関して何らかの意図するとこ
ろがある時であると考えられる以上、絞り優先側で用い
られる事はないとの見解に基くものである。 以上、説明したストロボ撮影時の撮影モードを図表化し
たのが、第11図囚である。但し、同図はパルプ撮影の
場合については、特に掲げてはいないが、シャッタ速度
の代シにバルブをおきかえて考えれば同じである。 次に、本実施例のカメラ・システムに於ける誤操作防止
システムに付いて説明する。 本来ならば、総体的で且つ合理的なシステム設計に基く
カメラ・システムであれば、誤操作ないしは誤動作の生
じ畢ない設計でなければならないのであるが、現在、我
々が知り得る限りにYいて、最も精度に優れ良好な写真
画像を得る事の出来る露出制御手段、即ちシャッタ装置
や絞り装置はその大部分が機械的な構成部品で構成され
ており、その動作も相当(複雑な機構を備える機械的な
シーク、ンス機構に依って行なわれる。これに対して、
カメラ装置を総体的なシステムとしてとらえ、合理的な
制御をi用する為には、大巾に電気的な制御機構を導入
する必要がある訳であるが、この電気機械のイン゛ター
フエースやカメーラ装置の持つ複雑な機構の制約から完
全に誤操作やi動作が発生しない様な構成を採る事は極
めて困難である。これに対して、本実施例に於いては、
撮影者に依る誤操作が行なわれた場合は、誤操作の行な
われた事を検出してその事を撮影者に知らせると共に、
誤操作に伴う誤動作を防止する為にシャッタ・レリーズ
が行なわれない様にロックする方式を採用している。 この実施1に適用されたカメラ装置に於いては、如何な
る操作を行った場合が誤操作とみなされるかについて、
以下に第11図゛(B)の論理説明図に従って説明する
。なお、ここに述べた誤操作は、第2図で説明した様な
、レンズ装置2のレバー84及びボディ4側のAEレバ
ー94の動作特性と密接な関連を持っている。即ち、レ
ンズ装置2側の絞□り設定リング8でマーク12を選択
設定している場合、レンズ装置2側では、絞り値として
最大絞り値を選択した場合と等価とみなされる為、ボデ
ィ4側のAEし、、<−94に依って何らの絞り制御が
なされない場合1、レンズ装置では無条件に最小口径絞
り位置まで絞り込まれる事となり制御不可能である。ま
た、AE撮影を行おうとする時、AEし・(−94がチ
ャージされていない場合、ボディ4側からのレンズ装置
2の絞り制御は不可聾である。この実施例では、以上の
2つのケースを誤動作として警告ロックを行っているが
、これらのケースは第11図(B) K示しり(I)、
(II)、(2)、(IV)で示される状態に相当する
。しかし、特に@)、a)の状態は、フィルムの巻き上
げレバー14の操作に依るフィルム巻き上げ完了後の状
態である事を条件とする。伺故ならば、AEレバー94
はフィルム巻き上げに依るAEチャージ前は、特別な操
作を行なわない限りAEディス・チャージ状態にあり、
この状態は必ずしも誤動作状態ではないからである。な
お、レンズ装置2の絞りを絞り込みレバー64で絞り込
んだ状態でのAEチャージ状態は第2図説明からも明ら
かな如く存在、し得ない事であるので、第11図CB)
では空白となっている。 なお、第111n(B) −(1)〜幌に示した誤操作
状態は如何なる場合に発生するかを考えてみよう。 今、レンズ装置2側の絞り設定リング8がマーク12t
−選択されている時は、カメラ装置はモード切換スイッ
チの状態に応じてシャッタ速度優先又は絞り優先のAE
撮影モードとなっており、ファインダ内には第10図(
a)の(1)ないしは(II)に示す如き表示がなさ′
れている。ががる状態で、撮影者が第2の表示部250
“に表示された絞り値まで、実際にレンズ装置2を絞り
込んで被写界深度をファインダ・スクリーン234で確
認しようとしても、AE撮影モードではAEレバー94
の構造上、ボディ4側で設定されるか、もしくは演算さ
れた絞り値までレンズ装置2を絞り込む事は出来ない。 かかる条件にもかかわ。らず、仮に絞り込みレバー64
でレンズ装置2を絞り込んだとすると、絞り設定リング
8のマーク12で設定される絞り位置が、このレンズ装
置2の最小白径絞り位置に対応する事から、レンズ装置
2は最小口径絞り位置まで絞り込まれる事となる。この
状態は第11図(B)−(1−)、(I[)の状態に相
当し明らかに誤操作となるが、この実施例に於いては先
に述べた如く、レンズ装置2の絞り設定リング8がマー
ク12i選択されている時は、絞り込みレバー64はそ
の動作を規制される為、この様な事態の起る事は防子さ
れている。これに対して、撮影者が、深度確認の為に、
まず第1の手順としてレンズ装置2の絞り設定リング8
に依るマーク12の選択を解除して、手動で確認したい
絞り値をレンズ装置2側で設定して、その上で絞り込み
レバー64を操作して、レンズ装置2を設定された位置
まで絞り込む事は何ら差支えはなく、この時カメラ装置
は絞り込み測光手動露出調節撮影モードないしは絞り込
み測光絞り優先AE撮影モードとなり、被写界深度の確
認が可能である。 この状態では、第2図説明からも明らかな如く、AEレ
バー94はAEディス・チャージ状態にある。 しかし、この状態からもし撮影者がレンズ装置2の絞り
設定リング8のマーク12を再設定した場合は、第11
図(B) −(1)又は(II)の状態となるが、これ
は先にも述べた如く明らかに誤操作でありファインダ内
には、第10図(f)に示す如く”EEEE EE”
の警告ロックを示す点滅表示がなされ、シャッタ・レリ
ーズが出来ない様にロックされる。 マタ、第11 図(B)−(1)文は(It) ノ状態
から、もし撮影者が、゛絞り込み解除ボタン66に依っ
てレンズ装置2の絞り込みを解除した場合は第11図(
B) −[[)、(V)K示す如<AEI/バー94が
AEディス・チャージされたままの状態でAE撮影モー
ドに戻る事となり、これもAE撮影が不可能である点で
誤操作であり、ファインダ内には第10図(f)に示す
如く″耳EEE EE”の警告ロックを示す点滅表示
がなされ、シャツダレリーズが出来ない様にロックされ
る。 第11図[F])−(1)、(II)の状態で、第10
図(f)に示す如き誤操作の警告を受けた撮影者は、レ
ンズ装置2の絞り設定リング8をマーク12から解除す
る事に依り、絞り込み測光手動露出調節撮影又は絞り込
み測光絞り優先AE撮影が可能となり、更に絞り込み解
除ボタン66に依ってレンズ装置2を開放とする事に依
り開放測光手動露出調節撮影を行う事も可能である。更
にこの状態から、レンズ装置2の絞り設定リング8−r
マー112t−設定f′石と、第11図(B) −@)
、QV)に示す如く再び警告ロック状態となるが、この
警告ロックは以下の方法で解除する事が出来る。 第11図03) −([1) 、釦の状態で、第10図
(f)に示す如き誤操作の警告を受けた撮影者はレンズ
装置2の絞り設定リング8t−マーク12から解除する
事に依り、開放測光手動露出調節撮影を行う事が可能と
なる。また、別の方法として、ボディ4上面に設けた多
重露出ボタン16を押したまま、フィルム巻き上げレバ
ー14を操作する事に依り、AEレバー94を再チャー
ジして、シャッタ優先ないしは絞り優先のAE撮影を可
能とする事も出来る。 なお、第11図03)−(2)、ff)は、フィルム巻
上げ完の時のみ誤動作として判定され、フィルム巻上げ
未完の時はシャッタ優先ないしは絞り優先のAE撮影モ
ードとして取り扱われるが、第11図(B) = (r
)、([)の状態は、フィルム巻上げの完、未完に・か
かわらず誤動作として判定される。 以上、述べた如くこの実施例のカメラ・システムにあっ
ては、機械的な構成ないしは伝統的なレンズ装置の構成
と、新たな改善や機能向上の為に導入された各1種の制
御機構の間に発生する各種の制約に対して、積極的な改
善を試へて性能の向上及び広範化を計っており、なお且
つ防ぐ事の出来ない誤操作や誤動作に対しては、ファイ
ンダ内に警告を出して撮影者に知らせると共にシャッタ
機構をロックして撮影が行なわれない様に構成している
。 次に、第1図示カメラ装置に付与された、種々の性能を
実現させる為の具体的な構成について詳述する。 従来から知られているカメラ装置は、レンズ装置の絞り
を決定する絞り制御機構と、フィルム面に対する露出時
間を決定するシャッタ機構を倶えてなるが、これらの2
つの機構は伝統的にもまた将来的rも機械的な制御機構
を含む構成が一般的とされている。しかし、カメラ・シ
ステムを構成する種々の制御機構に対して近年、電気的
な制御機構を付加した構成が提唱され且つ実現されて来
ている。これらの電気的な機構を持った構成は、その大
部分がカメラ装置の測光系を含む露出制御機構に集約4
されるものであるが、これは一般的な測光系が光導変換
機能に依って被写体輝度等の情報を電気信号としてカメ
ラ・システムの中に取り込んでいる事から、自動露出制
御を行う為には、どうしても電気と機械の間のインター
・フェースを経由す−る必要があるからである〇 かかるインター・フェースはカメラ・システムの中に於
ける単一機能を果す上に於いては単純な機構で十分であ
り、具体的な構成に関しても古くから知ら゛れているが
、カメラ・システムに要求される機能の増大に伴って、
その構成も複雑化する傾向′にある。これに対して、現
在、知られている多くのカメラ・システムが比較的簡単
なアナログ的な電気制御系を適用しているが、これは、
単にシャッタ速度優先か又は絞り優先かのいずれかの機
能を果すだけの構成しか採っていない為、比較晶簡単で
経済的4“回路構成で実現可能な為である。 しかし、上記実施例の′カメラ・システムの如くシャッ
タ速度優先及び絞り優先の両機能を有する他、種に、0
判別、判断機能を有する構成は、相当に複雑な構成とな
る事が予想されるが、特にかかる構成に純アナログ的な
電気間iを適用する事は精度的にも問題があるばかりで
なく、その構成が複雑化し、経済性の悪化と装置の大型
化をまねく事となる為、好ましい方策とは云えない。 これに対して、考えられるのが、制御回路の大部分を集
積化の可能なディジタル電気回路で構成する方法である
が、これは第1図示のカメラ・システムの如く、種々の
機能を有するカメラ装置を実現する為には極めて合理的
な方法と云えよう。このディジタル電気回路は、アナロ
グ電気回路に比較してシステム・デザインが容易で′あ
り、種々の制御態様を簡単に実現出来る他、仕様の変更
に対しても即座に対応出来る特徴を有する為、カメラ・
システムの如く、種々の判別判断機能や測定、表示機能
を有する機器に対して適用するに極めて好適である。 従って、本実施例のカメラ・システムに適用される制御
系統はその大部分オデイジタル化された電気回路で構成
されるもので、信頼性と経済性の向上を図っている。 今、第1図示のカメラ装置が如何なるシステムに依って
作動するかという事を説明す・る前に、第1図示カメラ
装置が測光データ、設定データ、動作条件、動作状態等
に関する入力を如何なる方法、構成を通じて行っている
かという事に関して説明する。かかる種々の情報の入力
を考える事はディジタル的なシステムを懲戒する十で比
較的重要な事であり、特にカメラ・システムの如く、種
々の機械的な作動部分を小さなスペースにコンパクトに
収め先システムに於いては考慮しなければならない大き
な問題である。 前記カメラ装置は基本的にはTTL測光系を有するもの
であり、受光素子としてはCdSないしはシリコン受光
素子等の光電変換素子を適用される。前記光電変換素子
の出力はアナログ信□号であるが、後に対数2圧゛縮さ
れた上で、即ちアペッrス値変換゛された上でA−D変
換器を通じてディジタル情報に変換される。かがる測光
系から得られた情報を、開放測光の場合アペックス値で
B V o、絞り込み測光の場合をB V sとすると
、それぞれ BVo=BV−AVo−AVc (8)BVs
=BV−AV−AVc’ <4)で表わす事が
出来るが、上式中AVoはレンズ装置2の開放絞り値、
AVは絞シ込みに依る実際の絞夛値、A V cはレン
ズ装置2の開放時の曲シ誤差、AVC’は絞シ込み時の
曲シ誤差にそれぞれ相当するものである。なお、前記各
自り誤差AVc、AVc′は副巻時の撮影レンズ装置2
の絞p値に基いて演算して求める必要があるが、開放時
’cr;IIt1. v誤差に関しては、レンズ装置2
側から開放絞シ値の入力がなされる為、容易に演算出来
るのに対して、絞り込み時の曲り誤差に関しては、レン
ズ装置2側からボディ4側に対して実際の絞り込み値を
入力する手段がない為、演算する事が不可能である。従
って、本実施例のカメラ・システムに於いては、絞り込
み時の曲り誤差は無視するものとし、 B V s = BV −AV (5
)と見なす事とする。 以上の説明からも明らかな如く測光系から得られるデー
タは、上記(8)式ないしは(5)式で表わされる被写
体輝度に関するデータである。 なお、前記データは、後にA−D変換器を通じて8ビツ
トのディジタル・データに変換されるが、このディジタ
ル・データは最下位ビット5が” 縮”の重みを持ち、
最上位ビットが”16”の重みを持つ2進データである
。即ち、測光データはアペックス値でh段の精度のディ
ジタル・データに変換される事となる。 なお、TTL測光測光量しては、受光量に比例したアナ
ログ電圧信号を対数圧縮してアペックス値相当のアナロ
グ信号に変換して出力する周知の回路を適用する。 また、このカメラ装置には前にも述べた如く、ボディ4
上面に撮影フィルムのASA感度設定ダイヤル40が設
けられる。このASA感度設定ダイヤル40は、使用す
るフィルムのASA感度を設定するものであるが、この
ASA感度はアペックス値で1段毎の値に設定されてい
るのが現状の市販フィルムの傾向である。従って、この
ASA感度設定ダイヤル40に依り、フィルム感度とし
てはASA16.20.25.32.40.50.64
.801,100.125.160.200.250.
320.400.500.640、800・・・・・・
という具合に、アベックへ値でH段積度で入力設定され
る事となる。しかし、勿論、とのASA感度設定ダイヤ
ル40に依って設定されるフィルム感度データもディジ
タル値として取シ込まれる事となるが、2進数値コード
で、10進数のiに相当する値を入力する事は不可能で
ある。これに対して、2進数値コードのてもよいが、こ
のカメラ・システムの他のデータの全てが2進数値で1
段の精度の値を取っている為、他のデータとの間のディ
ジタル演算の為のマツチングが取れず、掛算又は割算を
含む複雑な演算操作を行う必要が出て来る。反面、実際
の制御の為の演算結果が2進数値で1段の精度で得られ
たのでは、かかる複雑な演
である、シャッタ速度、絞り値を手動的に設定する撮影
情報設定装置に関する。 前記の如き撮影情報は通常シャッタダイヤル、絞り値設
定ダイヤル或いは絞りリングを回動するととKよって手
動的に設定しているoしかしこの方法でれ、経験に頼っ
てシャッタ速度、絞り値を選ぶ為撮影に不慣れな者は応
々にして適正な写真を得ることができない。 一方シャツタ速度、絞り値のいずれか一方を予めセット
し、該セット値に基いて他の撮影情報を自動的に算出し
、これにより適正な写真が得られる様にした、所謂シャ
ッタ速度優先自動露出制御方式、絞り優先自動露出制御
方式が提案された。 該方法は前者の欠点を解決するものであるが、いずれか
一方の撮影情報が撮影者の意志に反して自動的に決まる
為、少々適正露出からずれていても自己の意志を充分に
入れて撮影したいと言う使用者にとっては不満足なもの
であった。 そこでシャッタ速度、絞り値のいずれか一方の撮影情報
を手動的に七ットし、該セット値と被写体の明るさ等の
撮影情報から適正露出を与える他方の露出情報を自動的
に算出し、他方の露出情報の為のダイヤル等をこの算出
結果に一致戚い社その値の近くに調整すべくシフトして
、他方の露出情報も手動的に設定できる様にしたシステ
ム、所鯖ゼレメソッドシステムが提案された。かかるシ
ステムでは例えば急いで調節した時などには一回で算出
結果に一致させること社中り困難であって、算出結果の
値の前後を数回往復することがしとしとであった。 そこで、調節された七ット値が算出結果近傍に到達した
時或いはセラF値が算出結果をわずかに超えた様な場合
には設定値は算出結果と一致した旨の指示を行い、Ws
堅し易くした装置、即ち、算出結果と設定値との大小を
比較する際に余裕範囲を設けることにより、調整し易く
し九装置も提案された。 しかしながら、従来のものは、この余裕範囲が剪るさに
応じて変化する為KF7Aるさkよっては従来装置と同
様に調節しKくい欠点があり九〇本発明の目的は上記従
来装置の欠点を一挙に解決しえ調節し晶い(四メソッド
方式の撮影情報設定装置を提供せんとするものである。 尚本発明に関連する記述Fi第70(03図並びに破開
に関連し九第96頁〜第゛99頁、第269頁〜第24
4頁、111#に亀242頁〜露244頁、(15)式
、(16)式であるが理解を容易とする為に以下の発明
の詳細な説明においては前記図画以外の区内についても
詳述する。 以下、図面に従って、本発明のカメラ・システムを更に
詳細に説明する。 第1図は、本発明の一実施例に係るカメラ・システムの
適用されるカメラ装置の6面図で、同図(a) 75L
JI面図、同図(b)が上面図、同図(c)が底面図、
同図(a)が右側面図、同図(e)が左側面図、同図(
f)が背面図をそれぞれ示すものである。 同図示構成のカメラ装置は、TTL測光方式に依る両優
先方式の自動露出制御機構を備える一眼レフレックス・
カメラであって、特にその操作性に重点を於いた部品配
置を行っている。 ゛このカメラ装置は、光学系であるレンズ装置2と本体
系であるボディ4から構成されて昼り、異なった種類の
レンズ装置と本体−系の種々の組合せが可能”となって
おり、広範な撮影を可能としている点は、従来の一眼レ
フレックス・カメラと同じである。 前記レンズ装置2は、距離調節りング6と絞り調節リン
グ8を備えてなり、締付環10に依ってボディ4に装着
される。なお、このレンズ装置2は距離調節□リング6
に依って被写体の結像位置を変更する事が可能であり、
即ちフォーカシング操作が可能であり、また絞り調節リ
ング8に依ってその絞り値のプリセットを行う事が出来
る。ここで、絞り値のA−リセットとは、絞り調節リン
グ8に依って、その周上に表示されている絞り位表示9
をレンズ装置2の鏡筒に付された指標7に合せる事を言
い、実際、この状態ではレンズ装置2は開放状態にある
。この様にして、プリセット絞り値は、シャッタ・レリ
ーズを行った後の露出時にボディ4からの駆動力に依っ
てレンズ装置20絞シ羽根をプリセット位置まで絞り込
む事に依って得られる。しかし、原則として、このカメ
ラ装置は自動露出制御を行う点に操作性の重点を置いて
いる為、絞り調節リング8は、その周上に付されたマー
ク12を指標7に合せた状態でボディ4側から絞り値1
のプリセットを行う事が可能な如く構成されておシ、こ
の機構が、このカメラ装置で絞り制御を行う場合の中心
的な機能を果す事となる。また、とのし/ズ装置2は、
その開放絞り値等に関する情報をボディ4側に伝達する
機構を備える。この機構は、ボディ4内に組み込まれた
演算装置が、露出制御の為の演算を行うに当って必要な
情報を取り込む上で重要な機構である。 ボディ4は、最も基本的には、前記レンズ装置2に依っ
て導入さiた被写体像をフィルム面に結像させる為の暗
箱を゛構成するもので、フィルムとしてはパトローネ入
りの35ミリ・ロール・フィルムを内蔵し、該ロール・
フィルムを巻取りスプールに1フレ一ム分ずつ巻取る事
に依って露出面の交換を行っている。シャッタはフィル
ムの露出面のレンズ装置2側に配される2暴走行式のフ
ォーカル・プレーン;シャッタで、後にも詳詠するが、
2幕の走行力はチャージされたスプリング力に依って、
そして、2幕の走行タイミングの制御、即ち走行開始制
御は電気的な手段に竿って行なわれる・ボディ4は・ク
ーイック・リターン・ミラー及びペンタ・プリズム部1
1を中心とするファインダ機構を内蔵しており、ファイ
ンダ窓13を通じて撮影前に於ける、フレーミング操作
、フォーカシング操作を行う如く構成される。この゛フ
ァインダ機構に関しては、良く知られている1眼レフの
ファインダ機構と全く同じである。ただ、異なる点は、
後にも詳述するが、ファインダ窓13から、撮影・に必
要な情報の大部分を入手出来る点であり、この事はこの
カメラ装置の1つの特徴となっている。なお、このファ
インダ機構には、レンズ装置2を通じて導入された被写
体光の明るさを測光するTTL測光機能が付加されてお
り、自動、露出制御の為の演算に必要な被写体輝度情報
(チペックス値:BV)を得ている。 ボディ4の上面には、フィルムの巻取りスプールに連動
して、フィルムを1フレー^分巻き上げると共に、シャ
ッタ・レリーズ時に必要な機構部分を動かす為のスプリ
ング類をチャージする為の巻上げレバー14が備えられ
る0この巻上げレバー14に憐つ゛て巻上げられたフィ
ルムのフレーム数はフィルム・カウンタ15に表示され
る。なお、前記巻1げレバー14の回転中心に設けられ
たボタン16は多重露出用ボタンで、このボタン16を
押したままで、巻上げにバー14を操作すると必要な機
構部分のチャージのみ行なわれて、フィルムの巻上げは
行なわれない。更に、この巻上げレバー14に付された
機能は、カメラ装置内の電気機能部に対する電源スィッ
チの役目であり、矢印α方向にわずかに引き出す事に依
り電源をオンとする。この機能は、電池消耗が激しく、
特に電池消耗に依って、その機能に重大な誤動作を引き
起す可能性の多い自動露出制御機構を有するカメラ装置
としては、電源の切り忘れ防止として効果的である。 18はシャッタ・レリーズ・ボタンで、従来のカメラと
同じく、ボディ4を両手でホールドした時、右手の人差
し指で押下可能に、ボディ′4の上面に配され、このボ
タン18の押下げに依ってシャッタ・レリーズ以降に必
要な諸動作が開始される事となる。ちなみに、前記シャ
ッタ・レリーズ・ボタン18の中心に設けられた穴20
は、ケーブル・レリーズない、しはエア・レリーズの挿
入孔である。前簀己シャッタ・レリーズ・ボタン18の
近くには、該ボタン18の周囲を回動する事に依って各
種の機能を選択する如く構成されるセレクタ・レバー2
2が配されている。このセレクタ・レバー22はシャッ
タ・レリーズ・ボタン18を操作するのと同じ指、即ち
ボディ4をホールドした右手の人差し指で操作可能であ
る。 今、前記セレクタ・レバー22をマーク24が選択され
る位置に回動して合せた場合、前記シャッタ・レリーズ
・ボタン18がロックされて、押下不可と゛なる。この
ロック状態は、シャツダレリーズ・ボタン18が押下げ
られだ後に、マーク24が選択された場合に於いて、該
ボタン18を押し下げたまま保持する上でも適用出来る
為、シャッタ速度がパルプ位置に選択されている場合の
長時間露出を可能ならしめるものでもある。即ち、この
セレクタ・レバー22に依るマーク24の選択は、シャ
ッタ・レリーズ・ボタン18の誤操作に依る押下を防止
・すると共に長時間露出を可能にするという2つの機能
を得る上で適用され名事となる。 また、前記セレクタ・レバー22をマーク26が選択さ
れる位置に合せた場合、AE(Automatlc−E
xposure)ロック′状態となる。このAEロック
状態では、自動露出制御動作中にあって、測光及び演算
の結果得られた露出量(絞シと7ヤツタ速度の組合せ)
を、マーク26が選択される直前の量に保持すべく、測
光量を固定保持し、その後、測光量に変化を生じても、
前記露出量を固定しそ、実際に露出が行なわれる場合、
前記固定された露出量に従わせる事となる。この機能は
特に輝度差の激しい被写体の撮影に当って、実際に撮影
したいフレームと、測光に係わる被写体輝度だけ得だい
フレームが異なる場合に極めて効果的に適用なし得るも
ので、自動露出制御機能を備えるカメラにあっては、是
非とも必要な機能である。このAEロック機構には、機
械的なりランプ機構と電気的な処理機構が考えられるが
、このカメラ装置に於いては電気的な処理機構が適用さ
れる事と゛なる。なお、前記マーク26を選択している
レバー22はシャッタ・レリーズ・ボタン18の押下げ
後の復帰に伴って、原位置に自動的に復帰する。ちなみ
に、前記レバー22の復帰を妨げる様な外力が加わって
いる場合は、この限りではない。 また、前記セレクタ・レバー22をマーク28が選択さ
れる位置に合せた場合、セルフ・タイマ・セットの状態
となる。このカメラ装置に於いては、セルフ・タイマは
従来のカメラと違って、電気的に時間をカウントする機
構を備えるもので、このセルフ・タイマ・セットの状態
下にあって、シャッタ・レリーズ・ボタン18が押下さ
れた場合、シャッタ・レリーズに伴う一連の動作は、予
め定められた一定時間後に発せられる電気信号に依って
制御される。なお、セルフ・タイマが動作している期間
は、ボディ4の上面に配され、セレクタ・レバー22が
原位置にある時は、その下に隠されている発光ダイオー
ド(LED)ランプ32が点滅してセルフ・タイマ・動
作中である事を知らせる。なお、セルフ・タイマ動作中
に前記セレクタ・レバー22を原位置に復帰させれば、
セルフ・タイマ・セット解除となり、その後はシャッタ
・レリーズ・ボタン18に依る通常のシャッタ・レリー
ズが可能となる。また、このカメラに於けるセルフ・タ
イマ機構は、シャッタ・レリーズ動作が行なわれだ後も
、解除されない為、再びセルフ・タイマ・セット動作を
行う事無く繰シ返しセルフ・タイマ撮影が可能である。 この機能は、後にも述べるが、モータ・ドライブ装置と
の組合せによって時間々隔を置いての自動撮影をも可能
ならしめるものであって、その有用性は極めて大きい。 前記セレクタ・レバー2?をマーク30が選択される位
置に合せた場合、バッテリ・チェックの状態となる。こ
のバッテリ・チェック状態にあってLEDランプ32が
点滅すれば、電源電池の電圧は十分にある事を示してお
り、また消灯したままであれば電源電池の電圧が低乍し
ており、カメラ装置の電気機能が十分に動作し得ない事
を知らせる。なお、マーク30の位置を選択されたセレ
クタ・レバー22は、常時、スプリングの付勢力に依っ
てマーク28の位置に向う復帰力を印加されており、バ
ッテリ・チェック後、指を離すとマーク28の位置に戻
される。この機能は、バッテリ・チェック後、レバー2
2を戻し忘れた場合、カメラ装置が正常に機能しないば
かりでなく、点滅するLEDランプ32に依って無駄な
電源の消費が行なわれるのを防ぐ為である。 34は、露出情報の中で、絞り値又はシャッタ速度を設
定する為のダイヤルで、その設定値は表示窓36に表示
される。このカメラ装置が、自動露出制御機構を備える
事は再三述べたところであるが、特に絞り優先、又はシ
ャッタ速度優先のうちいずれか一方の方式のみを採るも
のではなく、両方式を選択的に使い分ける事の出来る方
式、所謂両優先方式を採るものである。従って、絞り値
を設定して自動的にシャッタ速度を演算制御する絞り優
先モードとシャッタ速度を設定して自動的に絞り値を演
算制御するシャッタ速度優先モードの2つのモードが選
択可能な訳であるが、先に掲げた(1) 、 (2)式
からも明らかな如く、絞りが優先的に選択されても、シ
ャッタ速度が優先的に選択されても、演算を行う上での
取り扱いは全く同じであり、従して、1つのダイヤル3
4で絞り値又はシャッタ速度に相当する所望の量を設定
する如き構成を採っている。ここで、ダイヤル34に設
定されている量が、絞り値であるかシャッタ速度である
かは、モード切換スイッチ38の切換えによって特定す
る。なお、モード切換スイッチ38の切換えに依って、
表示窓36に表示されている数値の内容が切換わる。即
ち、モード切換スイッチ38が、絞り優先モードに切換
わっている時は、表示窓36には絞り値が表示され、又
シャッタ速度優先モードに切換わっている時は、表示窓
36にはシャッタ速度が表示される。この機構は、並列
して表示されている絞り値とシャッタ速度の一方を選択
的に連撃する一簡単なものでよい。 40はASA感度設定ダイ1.ヤルで、使用するフィル
ムのASA感度を設定するものである。 このダイヤル40は、矢印β方向に指でわずかにつまみ
上げると回転可能であり、フィルム感度設定後指を離す
と、矢印βと逆方向にスプリングの付勢力で復帰して設
定位置が固定される。 これは、撮影中にダイヤル40が不用意に回転しない為
に設けられた機構である。 42は、自動露出制御を行うに当って、適正な露出−量
に対して、過剰又は不足した露出量で写真撮影を行ない
たい時に、前記ASA感度設定ダイヤル40を動かして
、実際のフィルム感度に対して設定フィルム感度を変更
する事に依り、過剰又は不足した露出量を得るべく指標
しである目盛である。これは、先に掲げた関係式(1)
、 (2)からも明らかな如く、実際のフィルム感度
に対して、設定フィルム感度を変更すれば、演算の結果
、適正とみなされ算出された露出量は、実際の使用フィ
ルムに対しては設定フィルム感度に与えた変更の分だけ
過剰か不足となる事に着目して、演算回路ないしはその
演算ルー 。 チンに特別な変更を加える事なく、容易に過剰露出ない
しは不足−出での写真撮影を可能とするもので、極めて
有効な方法であると云えよう。 44はフィルム巻戻しノブで、巻戻しレバー46を収納
しており、巻上げレバー14に依って1フレ一ム分ずつ
巻き上げられながら露出を行なわれていつだフィルムは
、このノブの回転に依って、パトローネ内に再収容され
る。フィルムの巻戻しを行jうに当っては、ボディ4の
底面に設けられた巻き戻し、ボタン48を押して、フィ
ル二巻取り機構をフィルム巻上げレ−<−X+から解除
した上で、フィルム巻戻しノブ44から巻戻しレバー4
6を引き出して、矢印γ方向に回転させて行う。このフ
ィルムの巻戻しに関しては良く知られるところである。 このカメラ装置には、一般のカメラと同じ様に、アクセ
ブリー・シュー50が設けられている。 勿論、主な目的はストロボないしはフラッシュ撮影に当
っての発光器を取り付ける為であるが、本発明のカメラ
・システムに含まれるストロボは後にも詳述する様に、
このカメラ装置と密接に連携するものである。、また、
このアクセサリ−・シュー50には、本発明のカメラ・
システムに含まれる外部測光用のアダプタが接続可能で
ある。 なお、このアクセサリ−・シュー50はシンクロ用の接
点52の他に、ストロボや外部測光アダプタ等から制御
情報を取り込む制御端子54及びデータを取り込むデー
タ端子56及び、AEロック端子58を備える。前記制
御端一1−54からは、数段のレベル信号が入力され、
それぞれ異なるモードの動作をカメラに指示し、前記デ
ータ端子56からは、ストロボに設定された絞り値や外
部測光アダプタで測光された被写体輝度に関するデータ
がアナログ値で入力される。 なお、ストロボや外部i1光アダプタの事に関しては後
に詳述する。 60は、アイピース・シャッタのレバーである。 アイピース・シャッタはファインダ窓13を遮光する為
に設けられるもので、特にセルフ・タイマ使用時等の如
く、ファインダ窓13から目を離した時、ファインダ窓
13から侵入した光が、フィルム面を露光するのを防止
すると共に、特に□自動露出制御を行うに当って0前提
となる被写体゛輝度情報にファインダ窓13からの侵入
光に依る誤差が加わるのを防ぐ為のものであって、前記
アイピース・シャッタ・レバー60を矢印C方向に操作
する事に依って、ファインダ窓は閉鎖され′る。この機
構はTTL測光機能を有するカメラには是非必要とされ
るものであろう。 62は、X接点で、一般的なカメラに備えられるものと
全く同様の機能を有するもので、ストロボやフラッシュ
を使用しての撮影に当ってのシンクロ接点を構成するも
のである。 64は絞り込みレバーで、矢印δ方向に押すと、レンズ
装置2は絞り込まれる。今、レンズ装置2の絞り調節リ
ング8によって絞シ値がプリセットさ些ている場合、前
記絞り込みレバー64の操作に依ってレンズ装置2はそ
のプリセット位置まで絞シ込まれる事となり、また絞り
調節リング8上のマーク12が1標7に合わせである場
合は、前記絞シ込みレバー64の操作は規制される。な
お、絞り込みレバー64が絞り込み位置に操作された状
態で絞り調節リング8上のマーク12を指標7に合せる
事は出来るが、これは誤操作であるとしてファインダ1
3゛内に警告が出される。なお、このレンズ装置2の絞
り調節リング8の状態とボディ゛4の絞り込みレバー6
4及びモード切換スイッチ3゛8の状態の関連について
は後に詳細に述べる。この絞シ込みレバー64は、絞り
込み位置に操作された状態でロックされるが、このロッ
クは解除ボタン66を押す事に依って解除され、該レバ
ー64は原位置に復帰する。 このカメラ装置の底面には、三脚固定用のね゛じ穴68
が設けられているが、このねじ穴68はモータ・ドライ
ブ装置の装着の為にも用いる事が出来る。なお、モータ
・ドライブ装置の装着に当っては、巻上げレバー14の
軸下部の蓋70を除去する事に依って、巻き上げレバー
14の軸ど一モータ・ドライブ装置の巻上げ軸を嵌合し
て機械的な結合を行っている。モータ・ドライブ装置の
装着時には、ボディ4底面の接点装置72を通Bて、モ
ータ・ドライブ装置に制−御信号が与えられる。このモ
ータ・ドライブ装置に関しても後に詳述するが、このモ
ータ・ドライブ装置はシャッタ・レリーズ後、シャッタ
・しIJ +ズに伴うカメラの全ての動作が終了した後
、モータの駆動力に依って、フィルム巻上げレバー14
に代って、フィルム巻上げを行うと共にその他の必要部
分をチャージする作用を有するもので、連続してシャッ
タ・レリーズを行う事を可能ならしめると共に、撮影者
が所望のシャッタ・チャンスをとらえる事を容易述らし
めるもので、モータやその駆動電源の為の容積や重量を
別とすれば、極めて有用性に優れた機能である。 なお、フィルム巻戻しノブ44を上に引き上げると、ボ
ディ4の背面の裏蓋74が開き、パトローネ入りのフィ
ルムのつめ替えが出来る。 この裏蓋74の開放に依って、ボディ4上面のフィルム
・カウンタ15はリセットされて原指示位置に復帰する
。 以上、このカメラ装置の各部の構成について簡単に説明
して来たが、なお、レンズ装置2とボディ4の具体的な
情報のやり取りないしはボディ4側からのレンズ装置2
め絞り制御機構、アクセサリ−・シュー50に装着され
るストロボないしは外部測光アダプタとカメラ装置の動
作の関係、ボディ4底面に装着されるモータ・ドライブ
装置とカメラ装置の動作の関係、更にファインダ13内
の情報ないしはデータ表示とカメラ装置の動作及び操作
の関係等について不十分なので、以下に更に詳細な説明
を行う。 第2図は、第1図示カメラ装置のレンズ装置2とボディ
・4を切離した場合を説明する為の斜視図で、レンズ装
置2はボディ4に対して矢印λの如く移動させて組み合
される。ボディ4は、前記レンズ装置2の取付面にマウ
ント環76を備えてなり、該マウント環76はその外周
端部に3個の独立した鍔部78A、78旦、78Cを突
出させている。このマウント環76は、光軸に直角な面
に平行に、即、ちフィルム面に対して平行に、光路を囲
む様にして一ボディ4に強固に固定される。これは、こ
のマウィト環76がレンズ装置2.をボディ4に結合す
る唯一の部材でありミこの取付精度の狂いや経年変化は
、フィルム面に結像される被写体像に確実に悪影響を与
える事に拠るものである。これに対して、レンズ装置2
側には締付環10が回転可能に設けられるが、この締付
環10は図示の状態で、レンズ装置2を矢印λ方向に゛
移動して、ボ゛ディ4に組合せた時、前記マウント環7
6の鍔部78A、78B、78Cのそれぞれが通過可能
な切欠部80A、80B、、80Cを備える円環で、前
記マウント環76の各鍔部78A、78B。 78Cをして対応する切欠部80A、80B。 80Cを通過きせた後、前記締付環10を矢印φ方向に
回動させる事に依り、前記各鍔部78A、78.B、7
8Cを前記締付環10の非切欠部82A、82B、82
C’に係合させてレンズ装置2をボディ4に固着させる
如く構成されるものである。 レンズ装置2のボディ4への取付側には、ボディ4との
間で情報交換ないしは制御の為の種々のメカニズムが備
えられる。 84はレンズ装置2の開放位置からの絞り段数と関連す
るレバーで、環状穴86に沿って矢印ψ及びφ方向に可
動に配されている。このレバー84は強力なスプリング
に依って矢印φ方向に付勢されているが、レンズ装置2
がボディ4に取付けられておらず、締付環10が図示の
如く準備状1態となっている時は、環状穴86中を矢印
φ方向に移動した状態で保持されている。 この状態は、レンズ装置2をボディ4に取付けるべく締
付環10を矢印φ方向に回動させる事に依って解除され
る。この時、レバー84は前記スプリングの付勢力に依
って矢印φ方向に移(動するが、ある位置まで達すると
その移動を規制される。このある位置とは、レンズ装置
2のプリセット絞り値に対する開放位置からの絞り段数
I対応するもので、矢印ψ方向寄りになればなる程、小
さな絞シ段数忙、矢印φ方向寄りになればなる程、大、
きな絞シ段数にそれぞれ対応するものである。このレン
ズ装置2が絞り設定リング8で絞シ値のプリセットを行
う事が出来る事に関しては先にも述べた通りであるが、
レバー84の移動規制位置は、このプリ七ッド絞り値に
依って変化する為、これに伴ってレバー84も移動し、
従って、このレバー846位置に依って、絞り設定リン
グ8に依って設定されたプリセット絞り値に対する開放
絞りからの絞り込み段数をボディ4側に伝達する可能性
を有する。ここで可能性°′と書いたのは、この実施例
に適用したカメラ装置は、あくまで自動露出制御を行う
事に主眼を置いておシ、後にも詳述するが、カメラ装置
のボディ側からの絞り値のプリセットも可能である為、
特にレバー84の位置検出を行ってレンズ装置2の絞り
設定リング8でプリセットされた絞り段数の検出を行う
事を必要としないからである。 このレバー84は、絞り設定リング8上のマーク12が
指標7に合せである時は、常にそのレンズ装置の最矢絞
シ段数に対応する位置、゛即ちスプリングの付勢力に依
って環状穴86中を矢印φ方向にいっばいに移動した状
態となる。 ちなみにレバー84はスプリングの付勢力に従゛うφ方
向への移動をどの位置で規制されても、絞り段数の小さ
い方向に対して、即ち矢印ψ方向に対してはスプリング
の付勢力に逆って動かす事が゛可能である。即ち、レバ
ー84をスプリングの付勢力に逆って所望の位置に設定
する事に依って絞り設定す/グ8に依らずに所望の絞り
値を設定出来る事となる。この特性は、サーボ・モー、
夕でこのレバー84の位置を制御する事に依って絞り値
を自動制御する、所謂サーボ式AEカメラに適用可能で
あり、実現されても来たが応答が遅い等の欠点を有する
為、本実施例では、別の方式に依ってこの特性を生かし
ている。 さて、88で示されるのは絞り込みレバーであるが、こ
の絞り込みレバー88は矢印Ω方向が絞りの開放位置、
即ち大口径側に対応し、スプリングに依って常時この方
向に付勢されている。また矢印ν方向はレンズの絞り込
み位置即ち小口径側に、対応する為、前記絞り込みレバ
ー88を前記スプリングの付勢力に逆って矢印ν方向に
移動させる事に依ってレンズ装置2は開放位置から前記
レバー84の位置に対応する絞り段数分だけ絞り込まれ
る事となる。 また、90で示されるのi、このレンズ装置2の開放絞
り値に対応した突出量゛を有する開放ピ′ンで、ボディ
4に対してレンズ装置2の開放絞り値を伝達する為に用
いられる。この開放ビン90は、TTL測光に依る被写
体輝度情報に基く露出演算に於いて正確な被写体輝度情
報の算出の為の各種補正を行う上で、重要な存在である
。 また91で示されるのは、このレンズ装置2の最大絞り
値即ち最小口径に対応する突出量を有する最小口径ビン
で、ボディ4に対してレンズ装置2の最大絞り値を伝達
する為に用いられる。この最小口径ビン91は、露出制
御に当って、制御可能なレンズ装置2の絞りの限界を検
出する上で用いられる。 92は絞り設定リング8上のマーク12が指標7に合わ
されている時、突出するAEピンでミレンズ装置2側で
は絞り値のプリセットが行なわれてい、ない事をボデ1
4側に伝達する為に設けられたものである。 一方、ボディ側には、以上述べた如きレンズ装置2の各
種メカニズムと連携する機構を備える。 94は、その矢印e側の面を、レンズ装置2に設けられ
たレバー84の矢印φ側の面に当接させて動作するAE
レバーで、常時矢印θ方向に弱いスプリングカゼ付勢さ
れている。この庇レバー94を矢印θ方向に付勢するス
プリングはレンズ装置2側のレバー84を矢印φ方向に
付勢する力に比較して極めて弱く、従ってレバー84が
矢印φ方向に移動しようとする力に抗する事は出来ない
。従って、このAEレバー94はレンズ装置2側のレバ
ー84に依って常時σ方向に付勢される事となる。との
AEレバー94は、巻き上げレバー14の操作時k、前
記レバ) 。 −84を伴って、また、その付勢力に抗して矢印θ方向
に移動して、図示の位置にロックされる。このロックは
、シャッタ・レリーズ時に解除されるが、ロックの解除
に依って当然、AEレバー94は、レバー84の付勢力
に依って矢印σ方向に走る事となる。なお、ボディ4は
ダイヤル34に依って設定されるか又は演算の結果求め
られた制御絞り値に基いて、AEレバー94を適宜な位
置でクランプする機構を備えており、このクランプ機構
が動作すると前記AEレバー94はクランプ位置で停止
する。従って、当然、レバー84も前記AEレバー94
のクランプ位置に対応する位置で矢印φ方向へ゛の移動
を規制される事となり、絞り段数のプリセットが行なわ
れる事になる。即ち、前記AEレバー94のクランプ位
置は、レンズ装置2の絞り段数を規定子る上で極めて重
要であジ、従ってそのクランプ位置を検出する機構には
精度の高いものが要求される。かかる機構としては、A
Eレバー94がロック位置を基準として、矢印σ方向て
移動するに当っての移動量をパルスに変換する事に依り
、このパルス数を絞り段数に対応せしめてカウントして
所望の絞り段数を得る如き構成が適用される。なお、そ
の構造上、ボディ4に設けられている絞り込みレバー6
4を矢印δ方向に押してレンズを絞り込みたい場合、A
Eレバー94の基準位置でのロックないしは、所望位置
でのクランプが解除されて、AEレバー94はレバー8
4の付勢力に依って矢印σ方向に走る事となる。この吟
、レンズ装置2側の絞り設定リング8で絞り値が選択設
定されていた場合、この絞り値までの絞り段数に対応す
る位置でレバー84がその走行を規制され、従ってAE
レバー94もその走行を停止し、結局設定された絞り値
まで絞り込みが行なわれ′るが、絞り設定リング8でマ
ーク12が設定されていた場合−、レバー84は最大絞
り値の位置、即ち最小口径位置まで走行規制されない為
、結局、最大絞り値まで絞り込みが行なわれる事となる
。。 従って、この実施例に於いては絞シ設定リング8がマー
ク12を設定している時は、絞り込みレバー64は操作
出来ない様にロックされる構成が採られている。−しか
し、何らかの原因でEレバー94の基準位置へのロック
がシャッターレリーズ以前に解除された場合−多重露出
用のボタン16を押した状態で巻き上げレバーを操作す
る事に依って、フィルムを送る事なしに容易にとのAE
レバー94の基準位置にロック状態とする事が出来る。 なお、このAEレバー94が基準位置にロックされてい
る事をAEチャージがなされている状態と云い中、また
AEレバー94を基準位置にロックする事をAEチャー
ジを行うと云う。また、AE、レバー94が基準位置か
ら解除される事をAEディス・チャージと云′う。 96はレンズ装置2の開放絞り値を取り込む為の開放入
力ピンで、レンズ装置2の開放ピン90と当接して該ピ
ン90の突出量に応じた信号、即ちレンズ装置2の開放
絞り値に応じた信号を取り込む為のものである。なお、
この開放入力ピン9゛6は、その移動量をディジタル値
に変換する機構に連結されており、結局、レンズ装置2
の開放絞り値はディジタル値で取り込まれる事となる。 97はレンズ装置2の最小口径絞り値−を取り込む為の
最小口径入力ピンで、レンズ装置2の最小口径ピン91
と当接して該ピン91の突出量に応じた信号、即ちレン
ズ装置2の最大絞り値、即ち最小口径絞りに応じた信号
を取り込む為のものである。なお、この最小口径入力ピ
ン97は、その移動量をディジタル値に変換する機構に
連結されており、結局、レンズ装置2の最大絞り値上デ
ィジタル値で取り込まれる事となる。 98は絞り駆動レバーで、矢印ε方向の面をレンズ装置
2の絞り込みレバー88の矢印Ω方向の面に当接ないし
は対面させ、シャッタ・レリーズ時の露出開始前に矢印
ε方向に移動して、絞り駆動レバー88を矢印シー′方
向に駆動し、゛レンズ装置2の絞りを開放位置からレバ
ー84に依って特定される絞シ位置まで絞り込ませるも
のである。なお、この絞り駆動レバー98は、露出終了
後、矢印ω方向に移′動して原位置に復帰し、レンズ装
置2の絞りを再び開放状態とする。この絞り駆動レバー
98はボディ4の絞り込みし゛バー64を矢印δ方高に
操作する事に依っても、矢印ε方向に移動可能である。 これは、ファイイダ13から絞り込まれたレンズ装置2
を通ビて被写体像を見る為に必要な機構である。 100はレンズ装置2のAEピン92と対面するAE検
出部で、レンズ装装置2の絞り設定リング8に依ってマ
ーク12が選択された場合に、突出するAEピン92を
検出して、マーク12が選択されている事を示す制御信
号を取り込む為に設けられている。 なお、以上の説明からも明らかな如く、レンズ装置2の
絞り値をボディ4側から制御しようとする場合、絞り設
定リング8のマーク12が指標7に合わされている必要
があるところから、以降このマーク12の事をAEマー
クと称する。 次に、レンズ装置2をボディ4に装着してから絞り込み
、即ちシャッタ・レリーズが行なわれるまでのレバー8
4、AEレバー94、絞り込みレバー88、絞り駆動レ
バー98のそれぞれの動きについて、絞シ設定リング8
が何らかの絞り値に設定されている場合を第3図の説明
図に従って、絞り設定リング8がAEマーク12! に設定されている場合を耐4図の説明図に従ってそれぞ
れ説明する。 第3図は前にも述べた様に、レンズ装置2側で何らかの
絞り値がプリセットされている状態に於ける一各レバー
の動作、説明図であるが、同図(a)はボディ4に装着
される準備状態にあるレンズ装置2で、締付リング10
が装着位置まで回転していない為、レバー84は、該レ
バー84を矢印φ方向に付勢するスプリングの力に逆っ
て、矢印ψ方向に移動させられた状態に保持されてい、
る。芥、レンズ装置2をボディ4に装着する事なく締は
リング10のみを矢印φ方向に回動した場合、前記レバ
ー84は同図(1))に示す如く絞り設定リング8に、
依って規定される位置まで矢印φ方向に移動する。この
移動はレバー84を矢印φ方向に移動させようとするス
プリングの力に依為。今度は、このレンズ装置2をAE
チャニジ未完の、ないしは、絞シ込みレバー64が押圧
操作されている時のボディ4に装着したとし゛よう。こ
の場合、ボディ4側のAEレバー94は矢印θ方向にス
プリングで付勢された状態にあるが、特別にロックされ
ていない為、レンズ装置2の締付リング10を矢印φ方
向に向って回動させてボディ4に装着すると、レバー8
4を矢印φ方向に回動させようとするスプリングの付勢
力の方が、AEレバー94を矢印θ方向に移動させよう
とするスプリングの付勢力に優っている為、レバー84
は同図(J)に示す如く、絞り設定リング8に依って一
定される位置まで矢印φ方向に移動、する。これに伴っ
て、AEレバー94は前記レバー84に押されて同図(
c)に示す如き状態となる。今、ここでボディ4の絞り
込みレバー64を原位置に復帰させた状態で巻上げレバ
ー14を操作して、AEチャージが行なわれたとすると
、AEレバー94はレバー゛84の付勢力に逆って矢印
θ方向に駆動され、同図■に示す如くその基準位置でロ
ックされる。 従って、レンズ装置2側のレバー84は前記症レバー9
4に押されて同図(D′)に示す如き状態で保持される
事となる。なお、AEチャージの完゛了したボディ4に
レンズ装置2を装着した場合も全く同様に、A E’レ
バー94牟びレバー84の位置は同図(2)0に示す如
き位置に保持されるであろう事は自明である。次にシャ
ッタ・レリーズが行なわれると、AEレバー94のロッ
クが解除される為、レバー84はAEレバー94のスプ
リング付勢力に抗して矢印σ方向に走り、同図いに示す
如く絞り設定りング8に依って規定される位置で停止す
る。この時、レバー84に押されて走って来たAEレバ
ー94も同図(ト)に示す如く、レバー84の停止した
位置で停止する。次に、ボディ4の絞り駆動レバー98
が同図側に空す如く矢印ε方向に移動すると、同図いに
示す如くレンズ装置2の絞り込みレバー88が矢印ν方
向に駆動さ゛れ、絞りはレバー84に依って規定される
位置まで絞り込まれる。この状態に於いて、露出が開始
されるが、同図■的の、状態は少なくとも露出が停止す
るまで保持・ される。なお、露出が終了しイ絞シ駆動
レバー98が矢印ω方向に復帰するとレバー−84、絞
゛り込みレバー88、AEレバー94、絞り駆動レバー
98は同図<o (C’)に示す礒き状態に復帰する事
となる。 なお、以上の動作を通じて、レバー84、AEレバー9
4は特に意味のある動作をしている訳ではない。これは
先にも述べた様に本実施例にあってはレバー84からボ
ディ4に対して絞り設定リング8に依ってプリセットさ
れた絞り値に関する絞り段数情報番数′り込む機構を有
する訳ではなく、またAEレバー94゛は所望位置でク
ランプする事に依り、レバー84が矢印σ方向に走るの
を規制して、所謂ボディ4側から絞シのプリセットを行
う為に用いられるものであって、レンズ装置2側の絞り
設定リング8に依って絞りのプリセットを行っている以
上、レバー84.94は何らの作用も行なっていない。 しかし、同図の説明からも明らかな如く、各レバー84
.94はそれぞれ独立の機能を有しながら、その機能に
無関係なモードにあっては何ら干渉や動作障害を起す事
はない。これは、ある1;)のレンズ装置構成に対する
AEレバー94及びレバー84の配置、各レバーを付勢
するスプリングの力配分に依るところが大きい。 第4図は前にも述べた様に、レンズ装置2側では何ら絞
り値がプ′リセットされ゛ていない状態に於ける各レバ
ニの動作説明図であるが、同図(a)はボディ4に装着
される準備状態にあるレンズ装置2で、締付リング10
が装着位置まで回転していない為、レバー84は該レバ
ー84を矢印φ方向に付勢するスプリングの力に逆って
、矢印ψ方向に移動させられた状態に゛保持されている
。今、レンズ装置2をボディ4に装着する事なく締付リ
ング10のみを矢印φ方向に回動した場合、前記レバー
84は同図(b)に示す如く矢印φ方向に−ばいに移動
する。ちなみに、この移動位置は絞り設定リング8でレ
ンズ装置の最小絞りを選択した場合に規定される位置と
同じである・。なお、この移動力はレノ(−84を矢印
φ方向に移動させようとするスプリングの力に依る。今
度は、このし〉ズ装置゛2をAEチャージ未完の1、な
いしは、絞り込みレノ<−64が押圧されている状態の
ボディ4に装着したとしよう。この場合、ボディ4側の
:AEしA −94は、前の撮影状況ないしは、絞り込
みレノ<’−64の状態に応じて不確定な位置にある。 即ち、ボディ4側から絞りのプリセット制御を行なった
場合、AEレバー94は制御される絞り値に応じた場所
でクランプされて、次にAEチャージが行なわれるまで
その位置に脅まる事となり、また絞り込みレバー64が
操作くれるとAEディスチャージされると共にクランプ
も解除される。 従って、レンズ装置2の締付環10を矢印φ方向に向っ
て回動させてボディ4に装着すると、・レバー84はそ
のスプリング力に依って同図(b)に示す位置に向って
付勢されるが、実際には庇゛レバー94が同図(c)に
示される位置(これは−例であって、実際にどの位置で
あるかi不確定である)にクランプされている為、レノ
<−84は該AEレバー94に依って同図(C′)に示
される位置まで矢印φ方向に移動して、AEレノ(−9
4に依ってそれ以上の移動を規jIIされる。今、ここ
で、ボディ4の巻上げしA< −14が操作されAEチ
ャージが行なわれたとすると、AEレノ(−94はレバ
ー84の付勢力に逆って矢印a方向に駆動され、同図0
に示す、如くその基準位置でロックされる。従って、し
、ンズ装置2側の・レバー84は前記AEレバー94に
押されて同図(ハ)に示す如き状態で保持される事とか
、る。なお、“AEチャージの完了したボディ4にレン
ズ装置72を装着した場合も全く゛同様にAEレバー9
4及びレバー84の位置は同図(6)(I5)に示す如
き位置に保持されるであろう事は自明である。欠に、シ
ャッタ・レリーズが行なわれると、AEレバー94のロ
ックが解除される為7レパー84はAEVバー94のス
プリング付勢力に抗′して矢印σ方向に走り始める。A
Eレバー94は前記レバー84に押されて矢印σ方向に
走るが、その間カメラ装置内では、前記AEレバー94
の走行移動量をパルス的に検出してボディ4側で設定な
いしは演算された絞りに対応する絞り込み段数に相当す
る移動量を走行すると該AEレバー94をクランプして
、それ以上の走行を規制する。従って、AEレバー94
は同図■に示す位置で゛クランプ保持される事となるが
、同時にレバー84も前記AEレバー94に依ってその
走行を同図いに示す位置で規制される。以上の動作を通
じて、ボディ4側で設定ないしは演算された絞りがプリ
セットされた状態となる訳である。次に、ボディ4の絞
り駆動レバー98が同図(ト)に示す如く矢印ε方向に
移動すると、同図いに示す如くレンズ装置2の絞り込み
レバー88が矢印υ方向に駆動さ庇、絞シはレバー84
に依って規制さ・れる位置まで絞シ込まれる。 この状態に於いて、露出が開始されるが、同図■鉤の状
態は少なくとも露出が停止子るまで保持される。なお、
露出が終了して絞り駆動レバー98が矢印ω方向に復/
帰するとレバー84、絞り込みレバー88、AEレバー
94、絞り駆動レバー98は同図(C) (C’) v
c示すと同等の状態に復帰する事となる。 以上の動作は、レンズ装置2で開放測光を行いながら行
う。絞り優先及びシャッタ速度優先を含む自動露出制御
動作が適用されている時に行なわれる動作であり、特に
カメラ装置のボディ↓側から絞り値の制御を行う上で効
果的である。 第5図は本実施例のカメラ・システムに適用されるスト
ロボの一例を示すもので、同図(a)は正面図(b)は
背面図、(c)は底面図である。このストロボは良く知
られている自動調光機能を備えるが、更にカメラ装置と
の情報交換機能を有する点に特色がある。 同図中、102は発光部で、このストロボめ発光能力を
限度とする閃光を出す。また、104は前記多光部10
2の閃光を調光すべく被写体からの反射閃光を検出する
光検出部である。このストロボに於いて適用される自動
調光方式は、写真撮影に当って、一旦ストロボを発光さ
せ前記発光部102から被写体に対して投光すると同時
に、前記光検出部10′4で被写体からの反射光を測光
し、〜前記反射光の総量が所定の1値になったら前記発
光部102からの発光を停止させる事に依って、フイ化
ム面に適正な露光量を与えんとするものそある。なお、
かかる自動調光を行う為には、使用するフィルム感度と
撮影レンズの絞り値が予め設定情報として与えられてい
る必要があり、その為に設けられたのがフィルム感度設
定ダイヤル106と絞り値設定ダイヤル108である。 ここ′で考えるに、フィルム感度や絞り値に関する設定
情報は、カメラ装置本体側に設けたフィルム感度設定ダ
イヤル40及び絞りないしはシャッタ速度を設定する為
のダイキル34を通じて行なってもよい様にも思われる
が、この実施例ではストロボを、このシステム以外のカ
メラ・システムに用いる事をも可゛能ならしめる為に敢
えて自動調光に必要な前提情報の入力手段はストロボ側
に設けた。なお、前記絞り値設定ダイヤル108はマニ
ュアルモード、即ち自動調光に頼らないで操作者が絞り
値を設定するというモードと自動調光を行うに当っての
所望の絞り値を選定するというモードとを選択する事が
出来る。この選択は、前記ダイヤル108上に記したマ
ニュアル・モード表示110ないしは絞り値表示112
をストロ・ボ本体に設けた指標114に合せるべくダイ
ヤル108を回転操作する事に依って行なわれる。また
、前記フィルム感度設定ダイヤル106は、その回転を
規制するロック・レバー116を矢印τ方向に移動させ
る事に依り回転可能となる。このPツク・ルバー116
は常時、矢印τ゛と逆方向にスプリングで付勢されてお
り、前記フィルム感度設定ダイヤル106が不用意に回
転しない様にしている。なお、前記ダイヤル106の回
転に依って該ダイヤル106上に設けた窓118内にフ
ィルムのASA感度表示120が現われるが、この中で
所望のASA感度表示120を該ダイヤル106に設け
た指標122に合せる事に依゛つてフィルム感度設定開
完了する。なお、このフィルム感度設定ダイヤル106
はガイ゛ド・ナンバー計算盤をも兼ねており、ダイヤル
108に依ってマニュアル・モードが選択されている場
合、被写体までの距離に基いてレンズ装置2の絞り値を
手動で設定するに当って用いる事が出来る。即ち、絞り
値設定ダイヤル108が、マニュアル・モードに設定さ
れている時、ストロボは自動調光を行なわずに、そのス
トロボの持つ最大の光量を発光する。従って、フィルム
面に対して適正な露光量を与える為には撮影距離と撮影
レンズの綾り値の組合せに適切なものを選択する必要力
するが、その為に用いられるガイド・ナンバー計算盤は
、フィルム感度に従ってそのストロボの持つガイド・ナ
ンバーに適合する様に撮影距離に対する絞り値の組合せ
を変更する如き構成が取られる。従って、フィルム感度
設定ダイヤル1″o6をガイド・ナンバー計算盤として
用いる事は当然考えられる事であるが、この実施例にあ
っては、該ダイヤル106に設けた窓部124に絞り値
の系列表示、126を、該ダイヤル106の前記窓部1
24の周縁に撮影距離の系列表示128を行い、対応す
る絞り値の表示126と撮影距離の表示128から撮影
者が手動でカメラ装置側の絞り値を設定する事に依りフ
ィルム面に適正な露出量を与える如き構成を取っている
。なお、良く知られる様に、多くのストロボはコンデン
サ放電型の構成を取っており、電池ないしは商用電源を
昇圧してクセノン放電管を発光させるに十分な電圧とし
た上でコンデンサに蓄積し、撮影時に前記コンデンサの
電荷をクセノン放電管を通じて放電する事に依り該放電
管を発光させ−る如き構成が採られている。従って、前
記クセノン放電管が確実に発光する為には、前記コンデ
ンサが規定の電圧まで充電されている事が必要であり、
該コンデンサへの充電が完了していないうちに撮影を行
ってもストロボが発光しない為、フィルム面に十分な露
光が得られない事となる。従って、必要とされるのが、
充電完了表示灯130であり、充電完了時に発光して撮
影者にその事を知らしめるものである。なお、この充電
完了表示灯130は発光テスト用のスイッチを兼ねてお
り、このスイッチを押す事に依ってストロボは発光する
。この機能は、フラッシュ・メータ等を使用゛して露出
測定を行う場合に効果的に用いる事が出来る。132は
電源スィッチでこのスイッチを投入する事に依ってコン
デンサへの充電が開始される事となる。 以上述べたこのストロボの機能は従来から知られている
自動調光装置を備えだストロボと大略同様の機能を有す
る1もの゛であるが、このストロボは先にも述べた如く
カメラ装置との組合せに依ってカメ、う・システムの1
つの構成要素をなし、カメラ装置の操作性を大巾に向上
なし得るものである。 第5図示ストロボは第1図示カメラ装置のアクセサリ−
・シュー50に装着可能であるが、その場合、カメラ装
置の背面側からストロボ本体下部に設けたシュー134
を前記アクセサリ−・シュー50に嵌合装着した後、締
付リング136、で締付ける事に依って固定する。なお
、ストロボのシュー134の底部には、シンクロ用接点
138、制御信号用接点140、データ信号用接点14
2を備えており、ストロボ装着時に、アクセサリ−・シ
ュー50のシンクロ用接点52、制御端子54、データ
端子56とそれぞれ電気的に接続される。更に、前記シ
ュー134はその一部に接地端子144を備えており、
ストロボの装着時にアクセサリ−・シュー50本体に対
して接地させる諷 ストロボ光に依って撮影を行うに当って、フォーカル・
プレーン・シャッタを備えたカメラがストロボの発光と
同調して露出を行う事が出来るシャッタ速度は即ちスト
ロボ同調シャッタ速度TSYNは一般に60分の1秒な
いし125分の1秒以下の低速側であるが、カメラ操作
に当ってこの設定を誤まる事はしばしば起る事であり、
またストロボ撮影の為にシャッタ速度を設定しなおした
りする事はその操作性を妨げる事ともなり、何らかの対
策が必要とされて来た。 これに対して、本実施例に適用されるストロボは誤操作
に備えて単なる警告を行うという様に消極的な方式では
なく、ストロボ側からストロボ撮影に必要なシャッタ速
度を制御するという積極的な方式を採用している。これ
には、ストロボ光に依る撮影に先立って、カメラ装置側
のシャッタ速度がどこに設定されていても自動的にスト
ロボ同調シャッタ速度TS・YNでシャッタを切らせる
全自動方式と、カメラ装置側のシャッタ速度がストロ、
ポ同調シャッタ速度TSYN以上の高速側に設定されて
いた場合の、みに、自動的にストロボ同調シャッタ速度
TSYNでシャッタを切らせ、このストロボ同調シャッ
タ速度TSYNより小さなシャッタ速度域では、゛カメ
ラ装置側で設定されたシャッタ速度でシャッタを切らせ
る半自動方式が考えられるが、本実施例では、全自動方
式ないしは半自動方式を適宜選択して採用する如く構成
されている。この全自動方式と半自動方式を選択するの
が、ストロボ本体の背面に設けた切換スイッチ146で
、ある。 なお、この切換スイッチ146の切換位置の判別信号は
、ストロボの充電が完了した事を示す信号と共に制御接
点140からアクセサリ−・シュー50の制御端子54
に2つの情報を持つ信号として与えられる事となる。こ
れは、カメラ側の制御端子54からストロボ(i!Jり
制御接点140に電圧を印加した時に流れる電流値がl
記切換スイッチ1°46の切換位置に依って真“ブる様
に設定する事で可能となる。な釦、このSつの情報はそ
れぞれが、ストロボの充電が完コ、した事を示す情報と
のアンド条件に従ってカメラ装置側に与えられる事とな
る。従って、ス]ロボの充、電が完了していない時はカ
メラ鍵゛置償への信号伝達はない。今、ストロボの充電
が気了した事を示す信号が、第1の情報として与λられ
た場合、それは全゛自動方式を示す信号としてカメラ装
置に取り込まれる事となり、また黄電完了信号が第2の
情報フして与えられた場合それは半自動方式を示す信号
□としてカメラ装置に取り込まれる事とな慝。この制御
端子54力らの第1ないしは第2の情報信号に依ってこ
のカメラ装置はストロボ撮影モードとなり、そのシャッ
タ速度は、ストロボ同調シャッタ速度ないしは、それ以
下の秒時(半自動の場合)を選択する事となり、同時に
データ端子56から絞り値ないしは全量発光のデータの
取り込みを1行か う。 ζ このデータ端子56には、絞り設定ダイヤル:
108に依って設定さ、れた情報がアナログ値で
与えられる。即ち、自動調光モードにあっては、:
先にも述べた如く、レンズの絞り値に関する情報は不可
冬なものであり、これをストロボ側で1 設定する如
く構成したが、この設定値をそのままカメラ装置側の絞
り制御信号とする為には、その伝送系が必要である。そ
の為にストロボ側に設けらル売のがデータ接点142で
あり、またカメラ本体側に設けられたのがデータ端子5
6である。今、カメラ装置側に充電完了信号が入力され
ると、カメラ装置はデータ端子56か゛ ら、絞り値
に関するアナログ情報を取り込んで、その情報に従・つ
て絞シ制御を行う事となる。なお“、ストロボの絞す設
定ダイヤル1o8が、マニ・ユアル・モードに選択され
ている場合、そのデータ接点142には、他の絞り値に
対応するレベル以外のアナログ情報、例えば絞り値を表
わす一データよりも比較的高いレベルのアナログ信号が
出力され、それに依ってストロボがマニュアル・モード
にあり、最大の光量で発光するという事を示す信号がカ
メラ本体側に伝送される。 この時は、カメラ装置側での絞り制御は行遅われない為
、レンズ装置2側で所望のないしはガイド・オン・−一
計算盤より算出した絞υ値を絞り設定り′フグ8を通じ
て設赴する必要がある。 以上、述べた如き構成に依れば、この実施例に於けるカ
メラ・システムは、ストロボという補助光を用いての撮
影に当っても全く自動的に適正な露出量を得る事が出来
るもので、従来から自動調光ストロボを用いての撮影に
当って、カメラ装置側のシャッタ速度をストロボ、と同
調・ 可能なスト・ボ同調シャッタ゛速度TSYN以下
、゛例えば60分の1秒以下に設定すると異にそδ絞り
値を自動詞光ρ為にストロボ側から指定される値に設定
する必要があったのに対して、シャッタ速度の設定も絞
り値の設定も全く自動的に行なわれるので、大巾な操作
性の向上と誤操作の回避が可能である。またカメラ装置
側では、ストロボの充電が完了しない限り自動露出制御
り為の動作がなされる事となる為、充電未完のままでシ
ャッタ・レリーズを行って゛も、適正露出ないしはそれ
に近い露出量での写真撮影が行なわれる事となる為、良
好な写真画像の得られる確率が高くなって来るという事
は、従来の力。 メ5装置がストロボ撮影を行うに当ってストロボの充電
が未完でシャッタ・レリーズ時にスト0ボが発光しなか
った場合、ストロボ撮影の為に設定されたシャッタ速度
と絞り値では露出不足となる事が多かったのに較べて大
きな進歩である。 また、このカメラ・システムでは、ストロボ撮影に当っ
て、カメラ装置側では何ら特別な操作を要せず単にスト
ロボをカメラ装置に装着してストロボの電源スィッチを
投入し、このストロボが発光可能なまでに充電された時
、カメラ装置側は自動的にストロボ撮影モードに切換ゎ
る為、後は単に距離を合せてシャッタ・レリー□ズを行
う動作のみであり、従来の、ストロボ撮影に当って種々
の設定操作を要したカメラ装置に対して、大巾な操作性
の向上を図っている。 カメラに自動露出制御機能を組み込む上で最も重要なも
のの1つに側光系が掲げられる。こ9測光系は露出演算
の為の1要素である被写体輝度情報を取り込む為の機能
を有するもので、光電変換素子を通じて被写体の明るさ
を電気信号に変換する如き構成が最も多く用いられてい
る。 現在、−眼しフレツクネ・カメラに組み込まれる露出計
はその大部分が内光式(、T T L ’) ijl!
I光方式を採用“しており、これは自動露出制御機能を
備える一眼レフレックス・カメジーに於いても例外では
ない。このTTL測光方式は実際にレンズを′通じて入
射する被写体の明るさを測光する事となるので比較的正
確な測光が可能であり、焦点距離の異なるレンズを用も
だ場合でも、同等に適用出来る為その有用性は極めて大
きい。 また、ファインダーを通じて測光部分ないしはフレーム
の確認が出来る為、容易に測光量に補正を加える事も出
来る。 このTTL測光方式を用いたカメラ装置に於いて論議さ
れるのが、フレーム中の測光領域に関する問題である。 この測゛光領域もフレームの特定部分、例えば中心上の
みを重点的に測光する部分測光領域とフレームの全部分
を平均的に測光する平均測光領域の2つに大別されるが
、。 中にはこの部分測光領域と平均測光領域を組み合せたシ
、平均測光領域をいくつかに分割して各領域のウェイト
を変える等の変則的な測光領域も考えられている。 自動露出制御機能を組み込むカメラ装置にあ′つてi、
この測光領域には平均測光領域を適用するのが即写性等
から見ても好都合である為、広く平均測光領域が適用さ
れているが、やはり多少の問題点をも含むものである。 これは、広角レンズ等を用いる時に太き外問題となる事
であるが、実際に写したい被写体に比較して誉景の明る
さが極端に異なる様な場合、自動露出制御機構は′背景
の明る。さに従って露出制御動作を行い、実際に写した
い被写体に対しては極端な露出不足ないしは露出過剰と
なってしまう虞れがある。この様な点に対処すべく、先
に述べだAEコロ2機構は設けられたものであるが、こ
の様な平均測光を行う如きカメラ装置で、フレーム内の
特定の位置にある被写体の明るさのみを測光したい場合
、一度、被写体に接近して被写体の特定の位置がフレー
ムの大部分を占める様に7レーミングした上で、測光を
行い、その後AEロック機構を動作させながら被写体か
ら離れて、所望の7レーミング及びフォーカシングを行
った上でシャッタ・レリーズを行うというわずられしい
操作がつきまとう。 これを避ける為には、やはり部分測光に依る被写体輝度
の測光が好ましい。 本実施例のカメ・う・システムに於いては、かかる問題
点に対処すべく、カメラ装置のアクセサリ−・シュー5
0にTTL測光計とは別の外部測光計を装着可能に構成
すると共にこの外部測光計に依る測光結果に基いて自動
露出制御を行う如き構成を採っている。 第6図は本実施例のカメラ・システムに適用される外部
測光計の斜視図を示すもので、この測光計の底面145
に設けた′接点146は、カメラ装置側のアクセサリ−
・シュー50内に設けられた制御端子54と接触可能で
、測光計がアクセサリ−・シ;−−50に装着された際
にその事をカメラ側に知らしめるものである。これは、
アクセサリ−・シュー50に取り付けられるストロボの
全自動、半自動を示す2つの情報から成る充電完了信号
とは別の第3の情報とじて測光計からカメラ装置に与え
られるものである。この第3の情報を受けたカメラ装置
は、外部測光モードに切換わり、データ端子56から入
力されるり、ナログ情報を被写体輝度情報として取り込
む事となる。な勘、測光計底面に設けられた接点148
は前記アクセサリ−・シュー50に測光計装着時にデー
タ端子56と接触可能であり、受光窓150から入射し
た被写体光の輝度をアナログ・データハ゛シて出力し、
前記データ端子、56を通じてカメラ装置側に伝送する
。前記受、光窓150の受光角は目的一応じて適宜固定
設定してよいが、この実施例では受光角にズーム機能を
付与し、測光計上面のダイヤル152に依って、使用′
撮影レンズの焦点距離及び所望の測光領域に応じて受光
角を自由に且つ可変的に設定なし得る如く構成した。 かかる構成にあって、力・メラ装置はアクセサリ−・シ
ュー50に外部測光用の測光計を装着した状態で自動的
に外部測光モードに切換わり該測光計からの測光情報に
基いて自動露出制御動作を行う事となり、その適用範囲
を更に拡大なし得るものである。 今、−眼レフレックス・カメラに組み込すれるTTL露
出計や、先に述べた外部測光計を考。 えるに、これらの測光方式は被写体からの反射光を測光
する如き構成を採る所謂反射光式の測光方式である為、
その測光量は被写体輝度として被写体の実際の輝度に対
応するものである。 しかし、この被写体輝度は被写体の色調や表面の状態に
依って大きく影響される為、実用上は別としても、正確
な光の明るさ、即ち照度を測光する事に依って被写体の
色調等に影響されない正確な露出決定を行おう゛とする
場合には適切な方法とは言えない。例Zば同−照明下で
白一色の被写体と黒一色の被写体を測光する場合、反射
光式で測光した場合、当然その測光量には違いが生ずる
訳であるが、入射光式で測光した場合、当然その測光量
は両波写体の置かれている照明条件にのみ左右される為
、両者で違いは生じない。従って、実際に正確な露出量
を知る 、うとする場−谷、入射光式の方で望まし
く、カメ゛う装置、特に自動露出制御機能を有するカメ
ラ装置にあっても入射光式に依る測光結果に基く自動露
出制御が出来る方が望ましい。 かかる観点から、この実施例に於けるカメラ。 システムは外部測光系として更に、入射光式の露出計を
システムに含めた。 第7図は本実施例のカメラ・システムに適用される入射
光式露出計の斜視図を示すもので、この露出計60はカ
メラ装置とコード154で連結される。′このコード1
54は露出計160からカメラ装置へ種々の情報ないし
は一データを伝送する為の信号線を含み、一端のカプラ
ー156をカメラ装置のアクセサリ−・シュ“−50に
装着すると共に他端に設けられたプラグ158を露出計
160、のソケット162に装着する°“事に依って露
出計160をカメラ装置に連結している。 カプラー156の底面1伊4に設けた接点166はカメ
ラ装置側のアクセサリ−・シュー50内に設けられた制
御端子54と接触可能で、前に述べた外部測光計の場合
と全く同じく、露出計160がカメ長装置と連結された
際にその事をカメラ側に知らしめるものである。これは
同様にアクセサリ−・シュー50に取付は尾れるストロ
ボの全自動、半自動を示す2つの情報から成る充電完了
信号とは別の第3の情報として露出計からカメラ装置に
与えられるものである。この第3の情報を受けたカメラ
装置は外部測光モードに切換わり、データ端子56から
入力されるアナ・ログ情報を照度情報として取り込む事
となる。なお、この照度情報は先に述べた外部測光計か
ら入力される被写体輝度情報と露出演算上は全く等価な
値として取゛り扱われる。なお、カプラー156の底面
に設けられた接点168は前記アクセサリ−・シュー5
0に装着時にデータ端子56と接触可能であり、露出計
160で測光の結果得られた照度情報をアナログ°デー
タとして、前記データ端子56を通じてカメラ゛装置側
に伝送する。更に、カプラー156の底面に設けられた
接点170は、前記アクセサリ−・シュー50のAEロ
ック端子58と接触可能であり、カプラー156の装着
と同時に、この接点170は前記AEロック端子58に
接触してカメラ装置の自動露出制御機構、特に、測光量
をロックする。このAEロックは露出計160に設けた
測光ボタン174を押している間だけ解除される。なお
、この測光ボタン174を押す事に依って露出計160
は測巻を開始し、離す事に依って測光を停止する。 露出計160について更に詳細に説明するならば176
は回転可能に設けられる受光ヘッドで、その受光部は半
球形の拡散部材178で覆われて°いる。測光時にぼ、
この受光ヘッド176の受光部を被写体部からカメラ装
置側に向けて位置させた上で測光ボタン174を押す。 この操作に依って、カメラ装置側のAEロックが解除さ
れ、自動露出制御の為の演算が開始されると共に、露出
計160は測光を開始して前記受光部で測光された照度
に関するデータがコード154を通じてカメラ装置側に
アナログ・データとして与えられる。ここで、AEロツ
′りを解除されたカメラ装置は自動露出制御の為の演算
を前記照度に関するデータに基いて行う。なお、測光時
には、その測光ゐ結果得られた照1は露出計160側の
メータ180に依っても表示さ 。 れる。従って、撮影者はメータ180の指針182の指
示から肚算盤184を通じて適正露出を得るに必要な絞
り値とシャッタ速度の組合せを知る事も出来る。測光終
了時には、測光ボタン174の押圧を解除する事に依っ
て、カメラ装置は再びAEロック状態に入ると共にメー
タ180の指針182はクランプされる。この状態で、
露出計160を測光位置から外し、カメラ装置側で適宜
フレーミング、フォーカシング等の操作を行った後、シ
ャッタ・レリーズする事に依り、AEロックされた演算
結果に基いて自動的゛に露出制御がなされ所望の条件で
の露出を得る事が出来る。 なお、この入射光式の露出計にカメラ装置のAEロック
機能を付与したのは、入射光式の露ら離れて被写体の近
くで用いられる必要があり、従って露出計160に依る
測光操作を行う場所と撮影を行う為のカメラ装置の場所
が必ずしも同じでなく、また測光を続けながらシャッタ
・レリーズを行うと被写体の中に露出、計が入って撮影
されてしまう虞れがあり、これを避ける必要がある、と
いう理由に拠る。 即ち、露出計160は、単体で用いられる一般的な入射
光式露出計と同じ様に、一時的に被写体の近辺で測光操
作すると共に測光時のみカメラ装置のAEロック゛を外
して測光データに基く自動露出制御の為の演算を行なわ
しめ、測光終了後はAEロックに依って測光時の演算結
果をロックして、その後露出計160を測光位置から外
しても、測光時の演算結果に基く露出制御を可能ならし
めるものである。 以上、述べた如く自動露出制御機能を有するカメラ装置
に入射光式露出計に依る測光データに基く自動露出制御
機能を付与する事に依り、カメラ装置の適用範囲を大巾
に拡大なし得るも。 のである。 ・ 本実施例のカメラ・システムはモータ・ドライブ装
置の適用を可能ならしめている。このモータ・ドライブ
装置はシャッタ・レリーズ後のフィルムの巻上げを自動
的に行う機構を有するもので、動体の連続撮影を行った
り、適確なシャッタ・チャンスをとらえる上で極めて有
効に利用なし得るものであるが、特にフィルムの巻上げ
操作が不要となるので、その分だけ写真撮影の為の7レ
ーミングやフォーカシングに専念出来る上、シャッタ・
チャンスに対する余裕が生する為、撮影の可能性を大寸
に向上させる事が出来る。 この実施例のカメラ・システムに適用されるモ有効に適
用され、モータ・ドライブ装着前に比較してカメラ装置
の操作性を悪化させない、コンパクトで機能的にも優れ
たものである車力r要求される。 第8図は本実施例のカメラ・システムに適用されるモー
タ・ドライブ装置の一例を示す斜視図であって、同図中
186はモータ・ドライブ装置本体、188は前記本体
186上に回動自在に突出しており、カメラ装置のボデ
ィ4底面に設けられたねじ穴68と螺合可能で、前記本
体186をボディ4に装着する為のカメラ取付ねじ、1
90は前記カメラ取付ねじ188と軸着され、前記取付
ねじ188を回転させる為の取付リング、192はとの
モーデ・ドライブ装置の電源スィッチ、194は使用フ
ィルムの撮影可能コマ数又は撮影者が希望するとのモー
タ・ドライブ装置に依る撮影希望コマ数を設定する為の
コマ数設定ギア、196は、このモータ・ドライブ装置
に依って1コマ分ずつ送られるフィルムの撮影可能な残
コマ数、′あるいは前記コマ数設定ギア194に依って
設定されたコマ数を表示する為のフィルム・カウンタ、
198はこのモータ・ドライブ装置がカメラ装置に装着
された時、ボディ4 ’T面の接点装置72と連結され
る接点端子、200はとのモータ・ドライブ装置の装着
時にカメラ装置の巻上げレバー14の軸と嵌合して機械
的な連結を行う為の巻上げカプラ、202はカメラ装置
ボディ4底面にモータ・ドライブ装置を装着した場合−
巻戻しボタン48の操作が出来なくなる為、このボタン
48をモータ・ドライブ装置側から操作する為に設けら
れた巻き戻しレバー、204は前記巻戻しレバー 20
’2を操作する事に依って、本体186上に突出し、
カメラ装置ボディ4底面の巻き戻しボタン48を押圧す
る為の巻き戻しピンである。 なお、モータ・ドライブ装置をカメラ装置に装着するに
際してはボディ4゛の底、面の蓋70を除去してカメラ
装置の巻き上げレバー14の軸と連動するカプラ206
を露出させてから行う必要がある。前記蓋70の除去後
に、モータ・ドライブ装置本体186をカメラ装置ボデ
ィ4底面に装着すると、前記本体186側の巻上げカプ
ラ200と前記ボディ4側のカプラ206は嵌合して、
モータ・ドライブ装置側からのフィルムの巻き上げが可
能となる。 なお、カメラ装置に装着されたモータ・ドライブ装置は
カメラ装置の各動作と密接に連携して動作する必要があ
り、その為にはカメラ装置との間に何らかの情報伝達手
段が必要である。 カメラ装置側の接点装置72及びモータ・ドライブ装置
側の接点端子198はその為に設けられたもので、モー
タ・ドライブ装置をカメラ装置に装着した時、カメラ装
置ボディ4底面の接点装置72に含まれる3個の接点2
14.216.218はモータ・ドライブ装置本体18
6の接点端子198に含まれる3個の接点208.21
0、′ 212とそれぞれ電気的に結合される。なお、
ここで接点208及び214の当接は、カメラ装置とモ
ータ・ドライブ装置のアース線を結合するものであり、
また接点210及び216の当接は、カメラ装置側かち
モータ・ドライブ装置に対して露出完了から巻き上げが
完了するまでの間、巻き上げモータを駆動させる信号を
伝送するものであり、また接点212及び218の当接
はモータ・ドライブ装置側に設けたシャッタ・レリーズ
信号から力゛メラ装置のシャッタ・レリーズを行なわせ
る為のものである。 なお、220は前述したシャ・ツタ・レリーズ装置であ
り、遠隔からカメラ装置の操作、特にシャッタ・レリー
ズとモータ・ドライブ装置に依るフィルムの巻き上げを
行う為の装置であ、る。 このシャッタ・レリーズ装置220は、適宜長さの制御
コード222に依ってモータ・ドライブ装置本体186
に連結されるが、これは前記制御コード222の先端に
設けたプラグ224をモータ・ドライブ装置本体186
に設けたソケット226に績挿する事に依って行なわれ
る。 このシャッタ・レリーズ装置220は操作ボタ゛ン22
8を備えるが、この操作ボタン228を押す事に依って
モータ・ドライブ装置からカメラ装置に対して、先に述
べた接点212.218を通じてシャッタ・レリーズ信
号が与えられる。 この操作ボタン228は、その作用としてはカメラ装置
側のボディ4上面に設けたンヤツタ・レリーズ・ボタン
18と全く同じで蔦−る。なお、前゛記操作ボタン22
8は押下゛したまま矢印方向にスライドさせる事に依っ
て、押した状態でロックされる。 以上、述べた如き構成のモータ・ドライブ装置について
更に詳述するに、カメラ装置にモータ・ドライブ装置を
適用する場合、先ずカメラ装置ポ゛ディ4の底面に設け
た蓋70を除去した後、カメラ装置ボディ4底面とモー
タ・ドライブ装置本体186上面を合せる。この状態で
、巻き上げカプラ200はカプラ206と嵌合可能な位
置にあり、また取付ねじ1゜88はねじ穴68に螺入可
能な位置にあり、またピン204は巻き戻しボタン48
と対面する位置にあり、男に接点端子198の各接点2
08.210.212は、接点装置72の対応する接点
・214.216.218に当接可能な位置にある様に
位置決めの必要がある。この位置決めはカメラ装置とモ
ータ・ドライブ装置の向きを逆にしない限り、モータ・
ドライブ装置本体186の上面縁部に設けた保持縁22
8でカメラ装置ボディ4の底面を保持させる事に依つ、
て容易に且つ迅速に行、う事が出来る。次に、1付リン
グ190を回動させる事に依って取付”i’Bxssが
回動しながらボディ4底面のhじ穴68に螺入され、モ
ータ・ドライブ装置をカメラ装置に対して強固に固定す
る1゜この状態で、巻き上げカプラ200とカプラ20
6は嵌合し、接点端子198の前記各接点208.21
0.212は接点装置72の対応する接点214.21
61.218、に当接する。なお、巻き上げカプラ20
0とカプラ206の嵌合は、巻上げカプラ200の2本
の爪230をカプラ20′6の2個の係合穴232に挿
入する事に依ってなされるが、各カプラの回転位置に依
っては、モータ・ドライブ装置の装着時に巻上げカプラ
200の爪230がカプラ206の係合穴232にうま
く係合しない場合がある。この様な場合に備えて、巻上
げカプラ200はその軸方向に沈み込み可能となってお
り、スプリングの付勢力に依って突出保持されている。 即ち、巻上げカプラ200の爪230がカプラ206の
係合穴232に係合しない場合、爪230はカプラ20
6の係合穴232以外の部分で押されて沈み込む為、モ
ータ・ドライブ装置装着時に各々カプラに無理な力が加
わるのを防止できる。しかし、カメラ装置側の巻き上げ
レバー14の操作ないしは、モータ・ドライブ装置側の
モータの回転に依って、巻上げカプラ200又はカプラ
206が回動して、爪230と係合穴232が係合可能
な位置関係になると爪230がスプリングの付勢力に依
って突出して係合穴232と係合する。 モータ・ドライブ装置を装着する事に依ってこのカメラ
装置は、撮影終了後のフィルム巻上げの自動化と連続写
真撮影が可能と1なる。撮影者は、モータ・ドライブ装
置に依る撮影を行いたい場合電源スィッチ192に依っ
てモータ・ドライブ装置の電源を投入する。この時、既
にカメラ装置側でフィルム巻上げが完了していればモー
タ・ドライブ装置は待機状態にあるが、もしフィルム巻
上げが完了していなけれシモータ・ドライブ装置は一旦
フイルム巻上げ動作を行ってから待機状態となる。次に
、カメラ装置側のシャッタ・レリシズ・ボタ/18を押
す事に依って、このモータ・ドライブ装置に依る撮影後
のフィルム巻上げが行なわれる。また、前記7ヤツタ・
レリーズ・ボタン18を押したままの状態で保持する事
に依り、連続的にシャツなお、フィルムの巻上げが1回
行なわれる毎にフィルム・力゛ウンタ196は減算カウ
ントを行い、このカウンタ196の内容が60”となう
た時点で、このモータ・ドライブ装置はその動作を規制
される。これは、フィルムのパーフォレーションの保護
やモータ・ドライブ装置のモータに無理な力を加えない
様にするという意味で重要な機能である。 フィルム全コマの撮影終了後、フィルムの巻戻しを行う
場合、巻戻しレバー202を矢印方向に回動させる事に
依り、ピン204がカメラ装置の巻戻しピン48を押し
て、フィルムの巻戻しが可能となる。 なお、シャッタ・レリーズ装置220は、カメラ装置に
設けられたシヤツク・レリーズ・ボタン18と全く同様
の作用を有するもので、操作ボノン228の押下に依っ
てシャッタ・レリーズとフィルムの巻上げが行なわれ、
該操作ボタン228を押したままの状態に維持するかな
レリーズとフィルムの巻上げが行なわれる。 また、カメ≧装置ボディ4上面に設けたセレクタ・レバ
ー22をマーク28が選択される位置に合せたまま、シ
ャッタ・レリーズ・ボタン18を押したままの状態に維
持するかないしはシャッタ・レリーズ装置220の操作
ボタン228を押した状態でロックした場合、セルフ・
タイマ機構に依って特定される・時間々隔を置いて、シ
3.ヤッタ・レリーズとフィルム巻上げが繰り返して行
なわれる。 以上述べた如く、この実施例のカメラ・システムに適用
されるモ、−タ・ドライブ装置は、こ?カメラ装置の使
用範゛囲を大巾に鉱夫なし得ると共にカメラ装置の機動
性、速写性、操作性を大巾に向上させるものである。 ファインダはカメラの操作に当って極めて重要な役割を
果すものであり、カメラ操作の基本となるフレーミング
操作やフォーカシング操作を含めて、大部分のカメラ操
作がイアインダをのぞいた状態で行なわれる事から、フ
ァインダはカメラの操作性と重雫な関連を有するもので
あるという事は先にも述べた通りであるが、その為に、
カメラ操作に必要な情報の大部分をファインダを通じて
知る事が出来ればその操作性を大巾に向上させる′事が
出来る。しかし、ファインダ内で表示される撮影情報は
、限られた面積゛に効率的に配される必要があり、表示
情報の確認が容易である事も必要である。この事は、撮
影者がフレーミンクやフォーカシングに専念する事が出
来るという意味で重要である。 ゛本実施例のカメラ
・システムは、カメラ装装置ファインダーに、撮影情報
を効率的に且つ見易く、またカメラの誤操作を防止して
またその操作性を向上さする様な、新規の情報表示系を
備えている。 操作者はこの情報表示系を通じて、シャッタ速度、絞り
値低輝度警告、高輝度警告、自動か手動かの別、パルプ
、ストロボの充電完了、誤操作に対する警告等、種々の
情報を入手可能であり、従って、ファインダをのぞい9
たままの状態で、あらゆる事態に対処するべく情報の入
手が可能となる。 第9図は、カメラ装置のファインダ窓13がらのぞいた
場合のファインダ情報の説明図であって、フォーカシン
グ・スクリーン23′4には、フォーカシングをより確
実にiた迅速に行う為のスプリット部236とマイクロ
・プリズム部238が同軸的に配されている。このフォ
ーカシング・スクリーン234は、この上に被写体を写
し出して、フォーカシングと7レーミンクという操作を
行う上で最も重要な部分であるがミこのフォーカシング
・スクリーン234の外周外の一部で、操作者は撮影に
必要な所望の情報を得る事が出来る。撮影情報は暗黒中
のストロボ撮影や舞台の撮影等に於いても確認可能な様
に、LED等の発光素子を用いて表示する如く構成され
るが、この実施例に於いては更に情報をディジタル的に
表示する事を特徴としている。 撮影情報のディジタル表示は従来よく用いられていた定
点式や追討式等の相対的に撮影情報を入手する方法と違
って客観的な撮影情報を知る事が出来る為、撮影者はフ
レーミンク操作やフォーカシング操作を行うに当って被
写界深度や手プレ等の予測が可能とガリ、正確な写真撮
影操作が可能となる。 このLED表示器は、フォーカシング・スクリーン23
4外の一部に設けられており、逆数“を表わす為の記号
表示部240と8字セグメントから成り4桁の数字又は
記号を表示する為の数字記号表示部242及び小数点を
表わす為の・小数点表示部243とから成る第1の表示
部244と、小数点を表わす為の小数点表示部24゛6
と8字セグメントから成り2桁の数字又は記号を表示す
る為の数字記号表示部248から成る第2の表示部25
0と、手動か自動かのモードを表示す、る為に手動の時
に°゛M″の文字を表示する第3の表示部252から構
成されている。 前記第1の表示部は主としてシャッタ速度表示の為に前
記°第2の表示部は主として絞り値表示の為にそれぞれ
用いられるが、操作モードに依っては他の情報表示を行
う事もある。 即ち、前記第1の表示部は60秒から2000分の1秒
までのシャッタ速度の表示を行う他、シャッタ速度とし
てパルプが選択された場合、”buLb” の表示を行
い、またストロボ撮影の時ストロボが充電完了した時、
撮影者にストロボ撮影が可能であること、を知らしめる
べ(”EF”の表示をストロボ撮影の為のシャッタ速度
と併せて表示するものであり、更には撮影が正常に行な
われない事を撮影者に知らしめるべく警告としてEEE
E”の点滅表示も行う。 また、前記第2の表示部はFl、2からF22までの絞
りの表示を行う他、レンズ装置2の絞りを絞り込んだま
ま、絞り設定リング8を操作して手動で露出調節を行う
場合、手動で設定された絞り値が適正露出に対して不足
である時は”op”なる点滅表示を、過剰である時は”
cL”ガる点滅表示を、適正であるときはoo″なる表
示をそれぞれ行い、撮影者に適正な絞りを知らしめるも
のであり、更には撮影が正常に行なわれない事を撮影者
に知らしめるべく警告として、”EFJ”の点滅表示を
前記第1の表示部と共に行う。 以上、説明した様な)・アインダ内情報はカメラ装置の
各操作モードと密接な関連を持っている事から、以下に
第1図示カメラ装置の各操作モードの説明を行いながら
、それに伴って如何なる情報がファインダ内に表示され
るかについて第10図の表示例を示す説明図を通じ、て
明らかにする。 今、第1図示カメラ装置でシャッタ速度優先の自動露出
制御撮影(以下、AE撮影と云う)を行う場合、ボディ
4上面のモード切換スイッチ38をシャッタ速度優先モ
ード側に設定し、ダイヤル34の回転操作を通じて、シ
ャッタ速度・の設定入力が可能な様にする。また、レン
ズ装置2側の絞り設定リング8のマーク12を指標7に
設定して、レンズ装置2の絞りをボディ4側からプリセ
ット制御出来る様にする。かかる状態で、このカメラ装
置はシャッタ速度優先のAE撮影が可能な状態となって
おり、今ダイヤル34を回動すると前記第1の表示部2
44に表示されるシャッタ速度が前記ダイヤル34の回
動に応じて変化する。なお、この時のシャッタ速度の表
示は第10図(a) −(1)に示す″通りであるが、
撮影者は前記第1の表示部2°″44に表示されるシャ
ッタ速度を見ながら前記ダイヤル34を回動操作する事
に依って所望のシャッタ速度を選択設定する事が出来る
。同時に不図示の演算回路では、被写体の明るさに対応
する被写体輝度情報(または照度情報゛)に基いて、適
正露出又は撮影者の希望する段数だけ過剰な又は不足し
た露出(これは、ボディ4上面に設けたASA感度設定
ダイヤル40で目盛42の(→又は←)を選択する事に
依って設定されるが、以下この露出の事も適正露出と称
する)を得るに必要な絞り値が演算され、第2の表示部
250に第10図(a)、−(1)に示す如く表示され
る。従って、撮影者は自分で設定したシャッタ速度に対
して演算された絞り値をシャッタ・レリーズに先立って
知る事が出来る。この状態で、シャッタ・レリーズを行
なえば、カメラ装置は、演算された絞り値までレンズ装
置2を絞り込み、設定されたシャッタ速度で7ヤツタ・
レリーズを行う事となる。 なお、使用撮影レンズ装置2の佼−り、即ち口径には上
限と下限があり、もし、設定されたシャッタ速度に対し
て演算されたレンズの口径が撮影レンズ装置2の最大口
径より大きい場合、即ち被写体輝度が低い場合、演算さ
れた絞り値での絞り制御は不可能である。この様な場合
、その事を撮影者に知らしめるべく第2の表示部250
には絞り制御が可能な最大口径に対応する撮影レンズ2
の絞り値、即ち開放絞り値を点滅表示させる。なお、撮
影レンズ20制御可能な゛最大口径、即ち開放絞り値は
レンズ装置2の開放ピン90からボディ4側の開放入力
ピン96を通じて取り込まれる。 また、もしダイヤル34に依って設定されたシャッタ速
度に対して演算されたレンズの口径が、撮影レン“ズ装
置2の最小口径より小さい場合、即ち被写体輝度が高い
場合、演算された絞り値での絞り制御は不可能である。 この様な場合、その事を撮影者に知らしめるべく第2の
表示部250には絞り制御が可能な最小口径に対応する
撮影レンズ2の絞り値、即ち最大絞り値を点滅表示させ
る。なお、撮影レンズ装置2の制御可能な最小口径、即
ち最大絞り値はレンズ装置2の最小口径ピッ91からボ
ディ4側の最小口径入力ビン97を通じて取り込まれる
。 なお、設定されたシャッタ速度に対して、被写体輝度が
低過ぎるカニ゛又は高過ぎるかして、第2の表示部25
0で開放絞り値又は最大絞り値が点滅表示されて警告を
出している場合°でも、シャッタ・レリーズは可能であ
り、との場合、絞り値は第2の表示部250に点滅表示
されている値に従って制御される。 また、次に絞り優先のAE撮影を行う場合、ボディ4上
面のモード切換スイッチ38を絞り優先モード側に設定
し、ダイヤル34の回転操作を通じて絞り値の設定入力
が可能な様にする。 また、レンズ装置2側の絞り設定リジグ8のマーク12
を指標7に設定し′て、レンズ装置2の絞りはボディ4
側のダイヤル34で設定された絞り値にプリセット制御
出来る様にする。かかる状態で、こ℃カメラ装置は絞り
優先のAE撮影が可能な状態となっており、今、ダイヤ
ル34を回動すると前記第2の表示部250に表示され
る絞り値が前記ダイヤル34の回動に応じて゛変化する
。なお、この時の絞シ値の表示は第10図(a) −(
II)に示す通りであるが、撮影者は前記第2の表示部
250に表示される絞シ値を見ながら、前記ダイヤル3
4を回動操作する事に依って所望の絞り値を選択設定す
る事が出来る。同□時に、不図示の演算回路では、被写
体の明るさに対応する被写体輝度情報(または照度情報
)K基いて、適正露出を得るに必要なシャッタ速度が演
算され、第1の表示部244に第10図(a) −(1
)に示す如く表示される。従って、撮影者は自分で設定
した絞り値に対して演算されたシャッタ速度をシャッタ
・レリーズに先立って知る事が出来る。この状態で、シ
ャッタ・レリーズを行なえば、カメラ装置は設定された
絞り値までレンズ装置2を絞り込み演算されたシャッタ
速度でシャッタ・レリーズを行う事とする。 なお、使用撮影レンズ装置2の絞り、即ち口径には上限
と下限があり、もしボディ4側のダイヤル34に依って
設定されたレンズの口径が撮影レンズ装置2あ最大口径
よシ大きい場合、設定された絞り値での絞り制御は不可
能である。 この様な場合、絞り値は誤まって設定された訳であり、
何らかの対策が必要であ−るが、本実施例に於いては、
この様な誤設定に対しては、撮影レンズの最大口径の絞
り値即ち開放絞り値が設定されたものとして取り扱う。 例えば、レンズ装#2の開放絞)値がFナンバーで′1
゜8″であるにもかかわらず、ボディ4側のダイヤル3
4で絞り値をFす/パーで“1.4 ” に設定した
とした場合、実際にカメラ装置では、設定絞り値はFナ
ンバーで′″1.8’を設定したものとして取り扱い、
この値に基いてシャッタ速度の演算を行う。この時、フ
ァインダ内の表示は第10図(e) −(1)に示す如
く、゛ダイヤル34の設定値に無関係に実際O露出の制
御に供する絞り値及びシャッタ速度が表示される。 逆忙、ボディ4側のダイヤル34に依って設定されたレ
ンズの口径が撮影レンズ装置2の最小口径より小さい場
合、設定された絞り値での絞り制御は不可能である。こ
の様な場合、絞シ値は誤まって設定された訳であり、何
らかの対策が必要であるが、本実施例に於いては、かか
る誤設定に対しては、撮影レンズの最小口径の絞り値、
即ち最大絞り値が設定されたものとして取扱う。例えば
、レンズ装置2の最大絞り値がFナンバーで”16”で
あるにもかかわらず、ボディ4側のダイヤル34で絞り
値をFナンバーで@22#に設定したとした場合、実際
にカメラ装置では、設定絞り値はFナンバーで”16’
を設定したものとして取シ扱い、この値に基いてシャッ
タ速度の演算を行う。この時、ファインダ内の表示は第
10図(e) −(Ir)に示す如くダイヤル34の設
定値に無関係に実際の露出の制御に供する絞り値及びシ
ャッタ速度が表示される。 更に、カメラ装置ボディ4で制御出来るシャッタ速度に
は上限と下限があり、もし設定された絞り値に対して演
算された・シャッタ速度がボディ4で制御出来るシャッ
タ速度より遅い場合、即ち被写体輝度が低い場合、演算
されたシャッタ速度でのシャッタ制御は不可能である。 この様な場合、その事を撮影者に知らしめるべく第1の
表示部244にはシャラダ制御が可能な最長時間に対応
するシャッタ速度を点滅表示させる。 また、もしダイヤル34に依って設定された絞り値に対
して演算されたシャッタ速度がボディ4で制御出来るシ
ャッタ速度より速い場合、即ち被写体輝度が高い場合、
演算されたシャッタ速度でのシャッタ制御は不可能であ
る。この様な場合、演算されたシャッタ速度でのシャッ
タ制御は不可能である。この様な場合、その事を撮影者
に知らしめるべく第1の表示部244にはシャッタ制御
が可能な最も速いシャッタ速度を点滅表示させる。 なお、設定された絞シ値に対して、被写体輝度が低過ぎ
るか又は高過ぎるかして第1の表示部244で最長シャ
ッタ速度又は最高速シャッタ速度が点滅表示されて警告
釜行っている場合でも、シャッタ・レリーズは可能であ
り、この場合、シャッタ速度は第1の表示部244に点
滅表示されている値に従って制御される。 第1図示のカメラ装置は主としてシャッタ速度優先AE
撮影か又は絞り優先AE撮影という、上に述べた2つの
モードで用いる事に主眼を置いて構成しであるが、通常
の写真撮影にあっては上記2つのモードで撮影に於ける
大部分の要求を満足する事が出来るもρと思われる。 しかし、レンズ装置2側は、常に絞シ設定り/グ8上の
マーク1zt−指標7に合せて用いられるとは限らず、
時として該リング8上の絞シ値表示9を指標7に合せる
という操作が行なわれる可能性もある。この様な場合、
カメラ装置は開放測光手動露出調節撮影モードとなる。 この時、モード・セレクタ38の設定位置に依ってダイ
ヤル34でシャッタ速度を優先的に設定した上でレンズ
装置2側で絞り値を手動で設定するモードとダイヤル3
4で絞シ値を優先的に設定した上で、レンズ装置2側で
も同一の絞シ値を手動で設定する、モードの2つが考え
られる。 今、モード・セレクタ38がシャッタ速度優先側に設定
されている場合、ダイヤル34はシャッタ速度を設定す
る為のダイヤルとして用いられる事となシ、このダイヤ
ル34を回動する事に依って任意のシャッタ速度を選択
設定する事が出来る。なお、選択設定さ五たシャッタ速
度は第1θ図(a)−億)に示す貴く第1の表示部24
4に表示される。一方、カメラ装置はし/ズ装置2を通
じて測光した被写体輝度情報や設定されたシャッタ速度
等に基いて適正露出を得るに必要な撮影レンズ装置2の
絞シ値を演算して、第10図(a) −(I)に示す如
く、第2の表示部250に表示する。壜お、この時、第
2の表示部250 K表示された絞シ値はボディ4側か
ら制御されるものではなく、レンズ装置2側の絞シ設定
リング8に依って、その上の絞シ値表示9のうち、第2
の表示″5250に表示された絞り値を指標7に合せる
事に依って、レンズ装置2側でプリセットされる。この
様に、第2の表示部25OK表示された絞〕値がレンズ
装置2側で手動で設定する事が必要である事を撮影者に
知らしめる為にファインダ内の第3の表示部252には
M”の文字が表示される。また、モード・セレクタ38
が絞り優先側に設定されている場合ダイヤル34は絞り
値を設定する為のダイヤβとして用いられる事となシ、
このダイヤル34を回動する事に依って任意の絞シ値を
選択設定する事が出来る。 なお、選択設定された絞り値は第10図(a)−億)に
示す如く第2の表示部250に表示される。一方、カメ
ラ装置はレンズ装置2を通じて測光した被写体輝度情報
や設定された絞シ値等に基いて適正露出を得るに必要な
シャッタ速度を演算して、第10同幅)−(III)に
示す如く、第2の表示部244に表示する。な7お、こ
の時、第2の表示部250に表示された絞り値はボディ
4側から制御されるものではなく、レンズ装置2側の絞
り設定リング8に依って、その上の絞シ値表示9゛のう
ち、第2の表示部250に表示された絞り値と同じ絞り
値、即ちダイ丁ル34に依って設定された絞シ値を指標
7に合せる事に依って、レンズ装置2側でプリセットさ
れる。この様に、第2の表示部250に表示さ朴た絞シ
値がレンズ装置2側で手動で設定する事が必要ヤあβ事
を撮影者に知らしめる為にファインダ内の第3の表示部
252にはM”の文字が表示される。 以上、述べた如く、ダイ゛ヤル34でシャツJり速度又
は絞り値を設定し、ファインダ内の第2の表示部250
の表示に従って、手動でレンズ装置2側の絞シ値をプリ
セットする事に依って、シャッタ・レリーズ時には、レ
ンズ装置2は手動でプリセットされた位置まで絞シ込ま
れ、ボディ4ではダイヤル34に依って、設定されたシ
ャッタ速度ないしは演算の結果求められたシャッタ速度
でシャッタが切られ、適正露出での撮影が可能である。 なお、この開放測光手動露出調節撮影モードにあっても
、特に、モード・セレクタ38が絞シ優先側に設定され
ている場合、ダイヤル34で設定する絞シ値とレンズ装
置2側で設定する絞υ値とが常に一致する様に予め設定
しておく事に依シ、このカメラ装置は絞シ優先のkE@
影動作を行う事となる。即ち、絞シ優先AE撮影は、設
定された絞り値に対して、露出時間を演算して制御する
ものであるから、予め設定した絞り値に対して、レンズ
装置2をプリセットする場合、それをボディ4側から行
なおうと、レンズ装置側で行なおうと、系の動作は同じ
であるからである。但し、この場合、絞シ値をボディ4
とレンズ装置2、の両方で設定しなければならない為、
操作性に著しい障害を伴う事はやむを得ない。 なお、開放測光手動露出調節撮影モードにあっては、設
定されたシャッタ速度に対して演算された絞り値が、レ
ンズ装置2の開放絞り値より小さい値であったシ、また
最大絞シ値よシ大きい値である場合も生じ得る訳である
が、その場合は設定不可能な値であるとして、°それを
撮影者に知らしめる及く開放絞シ値の表示又は最大絞シ
値の表示を点滅させて警告、を行う。 また、このモードにあっては、設定された絞−ζ) シ値に対して演算されたシャッタ速度がボディ4で制御
出来る最小シャッタ速度(低速)よシ小さい竺であった
凱また最大シャッタ速度(高速)より大きい値である場
合も生じ得る訳であるが、その場合は制御不可能な値÷
あるとしてそれ:を撮影者に知らしめる゛べく最小シャ
ッタ速度の表示又は最大シャッタ速度の表示を点滅させ
て警告を行う。 1お、このモードにあって、特にモード・セレクタ38
が絞り優先側に設定されている場合、ダイヤル34で設
定する絞シ値の範囲とレンズ装置2側で設定する事の出
来る絞シ値の範囲は当然具なる。 つまシ、使用撮影レンズ装置2の絞シ、即ち口径には上
限と下限があシ、もしボディ4側のダイヤル34に依っ
て設定されたレンズの口径が撮影レンズ装置2の最大口
径より大きい場合、設定された絞シ値での絞シ制御は不
可能である。 この様な場合、絞シ値は誤まって設定された訳であり、
何らかの対策が必要であるが、本実施例に於いては、こ
の様な誤設定に対しては、撮影レンズの最大口径の絞シ
値即ち開放絞り値が設定されたものとして取り扱う。こ
の事については、絞り優先AE撮影モ゛−ドの場合と全
く同一じである。 逆に、ボディ4側のダイヤル34に依って設定されたレ
ンズの口径が撮影レンズ装置2の最小口径より小さい場
合、設定された絞り値での絞シ制御は不可能である。こ
の様な場合、絞シ値は誤まって設定された訳であシ、何
らかの対策が必要であるが、本実施例に於いては、かか
る誤設定に対しては、撮影レンズの最小口径の絞り値、
即ち最大絞り値が設定されたものとして取扱う−8この
事についても、絞シ優先AB撮影モードの場合と全く同
じである。 上に述べたシャッタ速度優先、絞シ優先の各AB撮影及
び開放測光手動露出調節撮影モー ドは全て開放測光し
か行っておらず、従ってファインダーのフォーカシング
・スクリーン234に依って、絞シの与える効果、特に
被写界深度効果のシャッタ・レリーズの確認が出来ない
という問題点がある。 特に、AE撮影の時は1、ファインダ内の第2の表示部
に泰示されている絞シ値は、シャッタ・レリーズ後にプ
リセットされる如き構成を採っている為、シャッタ・レ
リーズ前に絞り込みレバー64に依つぞ絞シ込み確認を
行う事は出来ない0これは、第2図の説明からも明らか
な如くルンズ装置2側の絞シ設定リング8がAE撮影の
為にマーク凸に選択設定されている時には、絞シ込みレ
バー64を操作するとAEチャージが解除されて、ボデ
ィ4側からレンズ装置2側の絞り制御が不可能となる為
であシ、その為に先にも述べた如くこの様な場合には絞
シ込゛みレバー64はロックされて操作出来ない様にし
である。 これに対して、開放測光手動露出調節撮影モードの場合
は、絞シ込みレバー64の操作に依って、レンズ装置2
側の絞シ設定リング8でプリセットされている絞′シ位
置までレンズ装置2を絞り込む事が出来る。この操作を
通じて、撮影者はフォーカシング・スクリーン234を
通じてレンズ装置2が設定位置まで絞シ込まれた時の像
の状態を知る事が出来る。ところで、この時の絞シ込み
操作に依シ、カメラ装置は開放測光から絞シ込み測光動
作に切換わり、モード切換スイッチ38がシャッタ優先
又は絞シ優先のいずれを選択しているかに依ってカメラ
装置の制御動作が異なってくる。もし、前記モード切換
スイッチ38が絞シ優先側に設定されている場合、カメ
ラ装置は絞シ込み測光絞り優先AE撮影モードとなり、
該スイッチ38がシャッタ速度優先側に設定されている
場合、カメラ装置は絞シ込み測光手動露出調節撮影モー
ドとなる。 今、絞シ込み測光絞り優先AE撮影について説明するに
、レンズ装置2は常時絞り込まれた状態にあり、その絞
シ値は絞シ設定リング8の設定位置に依って変わる。一
方、ダイヤル34には、この時如何なる絞り値が設定さ
れていても、無視される。この時、ボディ4では絞シ設
定リング8に依って設定された位置まで絞シ込まれたレ
ンズ装置2を通じて被写体の絞シ値を加味した輝度の測
光が行なわれ、これに対して適正露出を与える様なシャ
ッタ速度の演算が行なわれる。この様にして演算された
シャッタ速度はファインダ内の第1の表示部に第10図
(a)−(財)に示す如く表示される。 以上の操作の後、シャッタ・レリーズを行うと、レンズ
装置2側では、絞り込まれた状態での絞シ値を維持し、
ボディ4では、演算の結果得られ、第1の表示部244
に表示されたシャッタ速度に従って、シャッタが切られ
、適正露出での撮影が可能である。 なお、このモードにあっても、絞シ込み測光の結果演算
されたシャッタ速度がボディ4で制御出来るシャッタ速
度よシ遅い場合、演算されたシャッタ速度でのシャッタ
制御は不可能である。この様な場合、その事を撮影者に
知らしめるべく第1の表示部244にはシャッタ制御が
可能な最長時間に対応するシャッタ速度を点滅表示させ
る。 また、もし絞シ込み測光の結果演算されたシヤツタ速度
がボディ4で制御比、来るシャッタ速度より速い場合、
演算されたシャッタ速度でのシャッタ制御は不可能であ
る。この様な場合、そあ事を撮影者に知らしめるべく第
1の表示部にはシャッタ制御が可能な最も速いシャッタ
速度を点滅表示させる。 なお、このモードにあたっては、ファインダ内の第2の
表示部260・に絞シ値の表示は行なわない。何故なら
ば、第2図の説明でも述べた様に、ボディ4には、レン
ズ装置2側の絞シ設定リング8で設定された絞り値を取
り込む手段を備えないからである。 次に、絞り込み測光手動露出調節撮影について説明する
に、レンズ装置2は常時絞り込まれた状態にあり、その
絞シ値は絞り設定リング8の設定位置に依って変わる。 一方、ダイヤル34では、この時、シャッタ速度の設定
がなされ゛るが、設定されたシャッタ速度はファインダ
内の第1の表示部244に表示される。この時、ボディ
4では絞り設定リング8に依って設定された位置まで絞
り込まれたレンズ装置量2を通じて被写体の絞り値を加
味した輝度の測光が行なわれ、これに対して設定された
シャッタ速度で適正露出が得られるか否かの判別を行う
。もし、この時の絞り値とジャシタ速度の組合せで適正
露出ないしは適正露出に対して一定の許容範囲内の露出
量が得られると判別された場合は、第10図(a) −
(V)に示す如く第2の表示部250に00″の表示が
なされ、□撮影者に現に設一定されている絞シ値とシャ
ッタ速度で適正露出ないしは許容露出量が得られる事を
知らせる。 一方、現に設定されている絞シ値とシャッタ速度の組合
せでは適正露出ないしは許容露出量に対して、露出不足
であると判別された場合は、第2の表示部250に第1
0図(a) −fflに示す如く′OP”の点滅表示が
なされ、撮影者に設定されている絞シ値とシャッタ速度
では適正露出に対して露出不足である事を知らせる。こ
れに対して、撮影者は絞シ設定リング8を操作して、撮
影レンズ装置2の絞υをよシ大ロ径側に設定しなおすか
、ダイヤル34を操作して、シャッタ速度をよシ低速側
に設定しなおすかして、設定露出の補正を第2の表示部
2SOに適正露出を示す”OO”表示が見出せるまで行
う事に依り、適正露出ないしは許容露出量を樽るに必要
な絞シないしはシャッタ速度を設定する事が出来る。 逆に、現に設定されている絞シ値とシャッタ速度の組合
せでは適正露出ないしは許容露出量に対して、露出過剰
であると判別された場合は、第2の表示部250に第1
0図(a) −(V)に示す如くcL’の点滅表示がな
され、撮影者に設定されている絞シ値とシャッタ速度で
は適正露出ないしは許容露出量に対して露出過剰である
事を知らせる。これに対して、撮影者は、絞シ設定リン
グ8を操作して撮影し/ズ装置2の絞りをよシ小ロ径側
に設定しなおすか、ダイヤル34を操作して、シャッタ
速度をより高速側に設定しなおすかして、設定露出の補
正を第2の表示部250に適正露出を示すOO”の表示
が見出せるまで行う事に依り、適正露出ないしは許容露
出量を得るに必要な絞シないしはシャッタ速度を設定す
る事が出来る。 なお、この絞シ込み測光手動露出調節撮影モ1
・ 一ドにあっては、ファインダ内の第3の表示部252に
は、手動モードである事を示す”M”の表示がなされる
。 以上の操作の後、シャッタ・レリーズを行うと、レンズ
装置2では絞シ込まれた状態での絞シ値を維持し、ボデ
ィ4ではダイヤル34に依って設定されたシャッタ速度
でシャッタが切られ適正露出での撮影が可能である。 次に、モード切換スイッチ3Bが7ヤツタ速度優先モー
ド側に切換わっている時は、ダイヤル34に依ってパル
プ・モードを選択する事が出来る。このダイヤル34が
パルプに設定されている時はシャッタ・レリーズ・ボタ
/18を押している間シャッタが開いたままになるの”
で7ヤツタ、速度は操作者の意思に従う事になるが、多
くの場合、パルプ成長時間露出の為に用いられるもので
ある。 今、パルプ撮影−を行う場合、ダイヤル34に依ってパ
ルプを設定すると共に、レンズ装置2側の絞シ設定リン
グ8に依ってマーク12を指標7に合せた場合、シャッ
タ速度が設定さnていない為、制御すべき絞シ値・の演
算を行う事は出来ない。従って、絞シ、が何らかの値に
手動で設定されるのが望ましいが、特に絞り値が設定さ
れていない場合、本実施例に於いては、パルプが概して
低輝度側で用いられる事が多い点に着目して、絞9値を
開放絞シ値に制御する如く構成される。この時、ファイ
ンダ内の第1の表示部244には’buLb″ の表示
がなされ、第2の表示部250には、使用撮影レンズ装
置2の開放絞シ値が表示される事は第10図(b) −
(1)に示す通シである。 一方、パルプ撮影を行うに尚って、ダイヤル34に依っ
てパルプを設定すると共にレンズ装置2側の絞ね設定リ
ング8上の絞シ値表示9に従って、レンズ装置2側で絞
シ値を設定した場合、カメラ装置は完全に手動モードと
なる。この時、ファインダ内表示は第10図(b) −
CI)に示す如く、第1の表示部244に”buLb
”の表示を行い、第3の表示部252に”M”の表示を
行う。 この時、第2の表示部250゛にし/ズ装置2側で設定
された絞υ値が表示されないのは、前にも再三述べて来
た事であるが、レンズ装置2で設定された絞シ値を取り
込む為の手段をボディ4側に備えていない為である。 次に、ストロボ撮影について述べるが、このカメラ装置
、特に本実施例のカメラ・システムに於いては、主とし
て第5図示ストロボを適用する如き構成を採っており、
ストロボに依る自動露出制御撮影が可能である。 第5図示のストロボは先にも述べた如く自動調光機能を
備えておシ、カメラ装置ボディ4のアクセサリ−・シュ
ー50にシュー134を嵌合装着する事に依シボディ4
に結合され、シンクロ用接点138、制御信号用接点1
40、データ信号用接点142のそれぞれが、ボディ4
側のシンクロ用接点52、制御端子54、データ端子5
6と電気的に結合される6 なお、このストロボを考えるに当っては、自動詞光モニ
ドで用いる場合と全量発光モードで用いる場合の2つに
分けて考える必要がある。 前記自動調光モードは、絞シ設定ダイヤル108に依っ
て所望の絞り値を設定した時に選択されるものであって
、設定された絞シ値に於いてフィルム面に適正な露出量
を与える如く、発光部102から閃光を発すると共に被
写体からの反射光を光検出部104で検出して前記発光
部102から発せられる閃光を調光する如き構成を採っ
て・いる事については先にも述べた通シであるが、この
時絞り設定ダイヤル108に依って設定された絞シ値は
データ信号用接点142からデータ端子56を通じてボ
ディ4側にアナログ信号で与えられる。 一方、全量発光モードは、絞り設定ダイヤル10gに依
って特に絞シ値を設定せず、マーク″′M”が設定され
た時に選択されるものであって、発光部102から発せ
られる閃光は何ら制御されずに、このストロボで可能な
全量が出力発光される。なお、この時、ストロボが全量
発光モードにある事は、データ信号用接点142からデ
ータ端子56を通じてボディ4′側に予め定められたレ
ベルのアナログ信号で与えられる。 なお、このストロボ装置は自動調光モードにあっても全
量発光モードにあっても、カメラ装置ボディ4に対して
、シャッタ速度の制御を行、うべく信号を与える。これ
は、現在知られているフォーカル・プレーン・シャッタ
が60分の1秒′ないしは125分の1秒以上のシャッ
タ速度ではストロボが同調する事が出来ないという事実
に対して考えられたものである事については先に゛も述
べた通シであるが、この制御は全自動又は半自動という
2つの形式を自由に選択出来る形で適用されている。こ
の全自動又は半自動の切換えは切換スイッチ146の選
択に依って行なわれるものであって、今、全自動方式が
選択されている場合、ボディ4のダイヤル34に依って
如何なるシャッタ速度が選択されていても、ストロボー
の充電完了と同時に、ストロボ側から制御信号用接点1
40、制御端子54を通じて充電完了信号が第1のレベ
ルのアナログ信号で入力さ、れ、ボディ4側のシャッタ
速度にストロボ同調シャッタ速度TSYNが設定され、
また半自動方式が選択されている場合、ボディ4のダイ
ヤル34に依ってストロボ同調シャッタ速度TSYN以
上のシャッタ速度が選択されている場合に限って、スト
ロボの充電完了と同時にスト′ロボ側から制御信号用接
点1401制御端子54を通じて入切される第2のレベ
ルのアナログ信号で与えられる充電完了信号に依ってボ
ディ4側のシャッタ速度に自動的にストロボ同調速度T
S”田が設定され、ボディ4のダイヤル34に依ってス
トロボ同調速度TSYN以下に設定されていたシャッタ
速度はそのまま制御の為のシャッタ速度とされる。 なお、ストロボ側の切換スイッチ146−1)Z全自動
方式に選択されていても半自動方式が選択されていても
、ボディ4側のダイヤル34に依りてパルプが設定され
ている場合は、バルブ最優先となシカメラ装置のシャッ
タはパルプ制御される事となる。 一方、カメラ装置ボディ4及びストロボが如何なる状態
に設定されている場合でも、レンズ装置2側の絞シ設定
り/グ8がどの様な位置に設定されて伝るかに依ってカ
メラ装置の操作は大きく異なって来る。それは、絞シ設
定リング8に依ってマーク12が指標7を指す如く選択
されているか否かによる。 なお、ストロボ撮影時にストロボ側からボディ4に充。 電完了信号が入力されるとファインダ内の第1の表示部
244の下位2桁には充電完了でストロボが発光可能で
ある事を撮影者に知らしめるべくEF”の表示がなされ
る。この表示は第10図(C)に示す通シである。 以下、各種の制御又は操作方法について列挙するが、以
下に述べる種々の方式は撮影目的に応じて適宜使い分け
る必要がある事は言うまでもない。 第1番目に、ストロボが自動調光モード釦あって、シャ
ッタに対しては全自動が設定されており、′なお且つシ
ャッタ速度はダイヤル34に依って秒時が設定されてお
シ、絞シ設定リング8はマー、り12を選択されている
場合で返るが、この時、ストロボの充電完了前はカメラ
装置はシャッタ優先A’E撮影モードにあってAE撮影
が可能な状態にあやが、ストロボが充電完了してその事
を示す信号がボディ4に与えられるとカメラ装置は全自
動・自動調光・自動ストロボ撮影モードに切替わる。こ
の時、ボディ4に於けるシャッタ速度は自動的にストロ
ボ同調シャッタ速度TSYN 、例えば60分の1秒に
設定され、撮影レンズ2の絞シは、ストロボ側の絞シ設
定ダイヤル108に依って設定された絞シ値で、ボディ
4側から制御される事となる。なお、この時、ファイン
ダ内には第10図(c) −(I)に示す如き表示がな
される事となシ、第1の表示部244にはストロボ同調
シャッタ速度TSYN 、例えば60分の1秒の表示と
ストロボの充電が完了した事を撮影者に知らせる為の”
EF”の表示がなされ、第2の表示部250には、スト
ロボ側で設定された絞シ値が表示される。なお、この状
態でシャッタ・レリーズを行うと、ストロボは単独で自
動詞t−1光を行い、カメラ装置はファインダ内表示と
同一のシャッタ速度及び絞り値で制御される事となる。 第2番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては全自動が設定されておシ、なお且つシャ
ッタ速度はダイヤル34に依って秒時が設定されておシ
、絞シ設定リング8がマーク12を選択されていない場
合であるカ、コの時、ストロボの充電完了前はカメラ装
置は開放測光手動露出調節撮影モードにあって、撮影可
能な状態にあるが、ストロボが充電完了してその事を示
す信号がボディ4に与えられるとカメラ装置は全自動・
自動調光・手動ストロボ撮影モードに切換わる。この時
、ボディ4に於けるシャッタ速度は自動的にストロボ同
調シャッタ速度に設定され、撮影レンズ2の絞シは絞シ
設定リング8に依って手動で設定制御される事となる。 なお、この時、ファインダ内には第10図(i−) −
(II)に示す如きl示がなされる事となシ、第1の表
示部244にはストロボ同調シャッタ速度の表示とスト
ロボの充電が完了した事を撮影者に知らせる為のBF”
の表示がなされ、第2の表示部250には、ストロ計測
で設定された絞り値が表示され、第3の表示部252に
は絞りを手動で絞り設定リング8に依って合せる必要の
ある事を示す0M”表示がなされる。従って、撮影者は
ファインダ内の第2の表示部252に表示された絞シ値
、即ちストロボ側で設定された絞り値に従ってレンズ装
装置2側で絞シの設定を行う必要があるが、この状態で
シャッタ・レリーズを行うと、ストロボは単独で自動調
光発光を行い、カメラ装置はファインダ内1表示と同一
のシャッタ速度とレンズ装置2に手動で設定された絞シ
値で制御される事となる6 第3番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては全自動が設定され−ており、なお且つシ
ャッタ速度はダイヤル34に依ってパルプ位置が設定さ
れており、絞り設定リング8がマーク12を選択されて
いる場合であるが、この時、ストロボ′の充電完了前は
カメラ装置はパルプ撮影モードにあって、開放絞り口で
のパルプ撮影が可能な状態にあるがストロボが充電完了
してその事を示す信号がボディ4に与えられるとカメラ
装置はパルプ・自動調光・自動ストロボ撮影モードに切
換わる。この時、ボディ4に於けるシャッタ速度は優先
的にパルプを維持設蛍され、撮影レンズ2の絞シはスト
ロボ側の絞シ設走ダイヤル108に依って設定された絞
シ値で、ボディ4側から制御される事となる0なお、こ
の時、ファインダ内には第10図(c) −(III)
に示す如き表示がなされる事となシ、第1の表示部24
4には一パルプ撮影である事を示す”b”表示と、スト
ロボの充電が完了した事を撮影者吟知らせる為のEF”
の表示がなされ、第2の表示部250には、ストロボ側
で設定された絞シ値が表示される。なお、この状態でシ
ャッタ・レリーズを行うと、ストロボは単独で自動調光
発光を行い、カメラ装置は撮影者の意思に依る任意のシ
ャッタ速度とファインダ内表示と同一の絞シ値で制御さ
れる事となる。 第4番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては全自動が設定されておシ、なお且つシャ
ッタ速度はダ1ヤル34に依ってパルプ位置が設定され
ておシ、絞シ設定リング8がマーク12を選択されてい
ない場合であるが、この時、ストロボの充電完了前はカ
メラ装置はパルプ撮影モードにあって、レンズ装置2側
で設定された絞シ値でのパルプ撮影が可能な状態にある
が、ストロボが充電完了してその事を示す信号がボディ
4に与えられるとカメラ装置はパルプ・自動調光・手動
ストロボ゛撮影モードに切換わる。この時、ボディ4に
於けるシャッタ速度は優先的にパルプを維持設定され、
撮影レンズ2の絞シは絞り設定りング8に依って手動で
設定制御される事になる。なお、この時、ファインダ内
には第10図(C)−側に示す如き表示がなされる事と
゛なり、第1の表示部244にはパルプ撮影である事を
示す“b″表示、ストロボの充電が完了した事を撮影者
に知らせる為の’EF”の表示がなされ゛、第2の表示
部250には、ストロボ側で設定された絞シ値が表示さ
、れ、第3の表示部252には絞りを手動で絞り設定リ
ング8に依って合せる必要のあ6事を示す′M”表示が
なされる。従って、撮影者はファインダ内の第2の表示
部252に表示された絞シ値、即ちストロボ側で設定さ
れた絞シ値に従ってレンズ装置2側で絞りの設定を行う
必要があるが、この状態でシャッタ・レリーズを行うト
、ストロボは単独で自動調光発光を行い、カメラ装置は
撮影者の意思に依る任意のシャッタ速度とレンズ装置2
に手動が設定された絞シ値で制御される事となる。 第5番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては半自動が設定されておシ、なお且つシャ
ッタ速度はダイヤル34に依って秒時が設定されておシ
、絞シ設定リング8はマーク12を選択している場合で
あるが、ストロボの充電完了前はカメラ装置はシャッタ
優先AE撮影モードにあってAE撮影が可能な状態にあ
るが、ストロボが充電完了してその事を示す信号がボデ
ィ4に与えられ乏とカメラ装置は半自動・自動調光・自
動ストロボ撮影モードに切換わる。この時、ボディ4に
於けるシャッタ速度はボディ4のダイヤル34に依って
設定されているシャッタ速度がストロボ同調シャッタ速
度TSYN−a上であればストロボ同調シャッタ速度T
SYNにまた、ストロボ同調シャッタ速度TSYN以下
であれば、ダイヤル34?の設定秒時に設定され、撮影
レンズ2の絞りは、艮トロボ側の絞り設定ダイヤル10
8に依って設定された絞り値で、ボディ4側から制御さ
れる事となる。なお、この時、ファインダ内には第1θ
図(c) −(V)に示す如き表示がなされる事となり
、第1の表示部244にはス)ctボ同調シャッタ速度
TSYN又は設定されたシャッタ速度の表示ζストロボ
の充電が完了した事を撮影者に知らせる為の”EFr′
の表示がなされ、第2の表示部250には、ストロ′ボ
側、で設定された絞シ値が表示される。なお、゛この状
態でシャッタ・レリーズを行うと、ストロボは単独で′
自動調光発光を行(′。 カメラ装置はファインダ、白表示と同一のシャッタ速度
及び絞υ値で制御される事となる。 第6番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては半白゛動が設定されておシ、なお且つシ
ャッタ速度はダイヤル34に依って秒時が′設定されて
おり、絞り設定リング8がマーク12を選択されていな
い場合であるが、この時、ストロ、ボの充電完了前はカ
メラ装置は開放測光手動露出調節撮影モード(あって、
撮影可能な状態にあるが、ストロボが充電完了してその
事を示す信号がポ・ディ4′に与えられるとカメラ装置
は半自動・自動調光・手動ストロボ撮影モー′ドに切換
わる。この時、ボディ4に於けるシャッタ速度はボディ
4のダイヤル34に依って設定されているシャッタ速度
がストロボ同調シャッタ速度以上であればスト、ロボ同
調シャッタ速度にまた、ストロボ同調シャッタ速度以下
であれば、ダイヤル34での設定秒時に設定され、゛撮
影し/ズ2の絞シは絞シ設定リング8に依って手動、で
設定制御される事となる。 なお、この時、ファインダ内には第10図(C)−(V
Dに示す如き表示がなされる事となシ、第1の表示部2
44にはストロボ同調シャッタ速度TSYN又は設定さ
れたシャッタ速度の表示とスト10ポの充電が完了した
事を撮影者に知らせる為のEF”の表示がなされ、第2
の表示部250には、ストロボ側で設定された絞シ値が
表示され、第3の表示部252には絞シを手動で絞シ設
定リング8に依って合せる必要のある事を示す“M”表
示がなされる。従って、撮影者はファインダ内の第2の
表示部252に表示された絞り値、即ちストロボ側で設
定された絞シ値に従ってレンズ装置2側で絞シの設定を
行う必要があるが、この状態でシャッタ・レリーズを行
うと、ストロボは単独で自動調光発光を行い、カメラ装
置はファインダ内表示と同一のシャッタ速度とレンズ装
置2に手動で設定された絞り値で制御される事となる。 第7番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては半自動が設定されており、なお且つシャ
ッタ速度はダイヤル34に依ってパルプ位置が設定され
ており、絞り設定リング8がマーク12を選択されてい
る場合であるが、この時、ストロボの充電完了前はカメ
ラ装置はパルプ撮影モードにあって、開放絞り値でのパ
ルプ撮影が可能な状態にあるが、ストロボが充電完了し
てその事を示す信号がボディ4に与え。られるとカメラ
装置はノメルプ・自動詞・光・自動ストロボ撮影モード
に切換わるOこの時、ボディ4に於けるシャッタ速度は
優、先約にパルプを維持設定され、撮影レンズ2の絞シ
はストロボ側の絞シ設置定ダイヤル108に依って設定
された絞り値で、ボディ4側から制御される事となる。 なお、この時、ファインダ内には第10図(C)−(4
)に示す如き表示がなされる事となシ゛、第1の表示部
244にはパルプ撮影である事を示す”l、I+表示と
、ストロボの充電が完了した事を撮影者に知らせる為の
”EF”の表示がなされ、第2の表示部250には、ス
トロボ側で設定された絞り値が表示される。なお、この
状態でシャッタ・レリーズを行うと、ストロボは単iで
自動調光モードを行い、カメラ装置は撮影者の意思に依
る任意のシャッタ速度とファインダ内表示と同一の絞り
′値で制御される事−となる。 第8番目に、ストロボが自動調光モードにあって、シャ
ッタに対しては半自動が設定されており、なお且つシャ
ッタ速度はダイヤル34に依ってバルブ位置が設定され
てふ―す、絞り設定リング8がマーク12を選択してい
ない場合であるが、この時、ストロボの充電完了前はカ
メラ装置はバルブ撮影モードにあって、レンズ装置2側
で設定された絞り値でのパルプ撮影が可能な状態にある
が、ストロボが充電完了してその事を示す信号がボディ
4に与えられるとカメラ装置はパルプ・自動調光・手動
ストロボ撮影モー−ドに切換わる。この蒔、ボディ4に
於けるシャッタ速度は優先的にパルプを維持設定され、
撮影レンズ2の絞シは絞シ設定リング8に依って手動で
設定制御される事になる。なお、この時、ファインダ内
には第1゛0図(c)−−に示す如き表示がなされ客車
となり、第1の表示部244にはバルブ撮影である事を
示すb”表示と、ストロボの充電が完了した事を撮影者
に知らせる為の’EF″の表示がなされ、第2の表示部
250には、ストロボ側で設定された絞p値が表示され
、第2の表示部252には絞りを手動で絞シ設定りング
8に依って合せる必要のある事を示す′M”表示がなさ
れる。従って、撮影者はファインダ内の第2の表示部2
52に表示された絞り値、即ちストロボ側で設定された
絞シ値に従ってレンズ装置2側で絞シの設定を行う必要
があるが、この状態でシャッタ・レリーズを行うと、ス
トロボは単独で自動調光発光を行い、カメラ装置は撮影
者の意思に依る任意のシャッタ速度とレンズ装置2に手
動で設定された絞υ値で制御される事となる。 第9番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シャ
ッタに対しては全自動モードが設定されており、なお且
つシャッタ速度はダイヤル34に依って秒時が設定され
ておシ、絞シ設定リング8はマーク12を選択し七いる
場合であるが、この時、ストロボの充電完了前はカメラ
装置はシャッタ優先AFi撮影廖−ドにあってAE撮影
が可能な状態にあるが、ストロボが充電完了してその事
を示す信号がボディ4に与えられ、るとカメラ装置は全
自動・全量発光・最小口径ストロボ撮影モードに切換わ
る。この時、ボディ4に於けるシャッタ速度は自動的に
ストロボ同調シャッタ速度’rsYN例えば60分の1
秒に設定され、撮影し/ズ2の絞シは、使用撮影レンズ
装置2の最大絞シ値に制御される事となる。なお、この
時、ファインダ内には、第10図(d) −(I)に示
す如き表示がなされる事となり、第1の表示部244に
は、ストロボ同調シャッタ速度、例えば60分の1秒の
シャッタ速度の表示とストロボの充電が完了した事を撮
影者に知らせる為のEF”の表示がなされる。々お第2
の表示部250には何らの表示もなされないが、これは
レンズ装置2が最大絞υ値まで絞り込まれる事が、必ず
しも適正露′光を与えるとは限らず、むしろ誤操作とし
て撮影者に警告を与えんが為である。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置はファインダ内表示と同一の
シャッタ速度゛とレンズ装置2の最大絞シ値で制御され
る事となる。 第10番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シ
ャッタに対しては全自動モードが設゛定されており、な
お且つシャッタ速度はダイヤル34に依って秒時が設定
されておシ、絞シ設定リング8はマーク12を選択して
いない場合であるが、この時、ストロボの充電完了前は
カメラ装置は開放測光手動露出調節撮影モードにあって
撮影可能な状態にあるが、ストロボが充電完了してその
事を示す信号がボディ4に与えられるとカメラ装置は全
自動・全量発光・手動ストロボ撮影モードに切換わる0
この時、ボディ4に於けるシャッタ速度は自動的にスト
ロボ同調シャッタ速度に設定され、撮影レンズ2の絞り
は、絞シ一定リング8に依って手動で設定制御される事
となる。なお、この時、ファインダ内には、第10図(
d) −(I[)に示す如き表示がなされる事とな一シ
、第1の表示部244には、ストロボ同調シャッタ速度
の表示とストロボの充電が完了した事を撮影者に知らせ
る為の”EF”の表示がなされ、第3の表示部252に
は絞りを手動で設定リング8に依って合せる必要のある
事を示すnMl1表牟がなされる。従って、!影者は、
ストロボに付属しているガイド・ナンバー計算盤106
に依って、カメラ装置から被写体までの距離に基いてレ
ーンズ装置2に設定すべき絞シ値を求め、絞り設定リン
グ8に依って手動で絞シ設定を行う必要がある。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置はファインダ内表示と同一の
シャッタ速度とレンズ装置2に手動で設定された絞シ値
で制御される事となる。 第11番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シ
ャッタに対しては全自動モードが設定されておシ、なお
且つシャッタ速度はダイヤル34に依ってパルプ位置が
設定されておシ、絞り設定り/グ8はマーク12を選択
されている場合であるが、この時、ストロボの充電完了
前はカメラ装置はパルプ撮影モードにあって開放絞りで
のパルプ撮影が可能な状態にあるが、ストロボが充電完
了してその事を示す信号がボディ4に与えられるとカメ
ラ装置はパルプ・全量発光・最小0径ストロボ撮影モー
ドに切換わる。この時、ボディ4に於けるシャッタ速度
は優先的にパルプを維持設定され、撮影レンズ2の絞シ
は、使用撮影レンズ装置2の最大絞り値に制御される事
となる。゛なお、この時、ファインダ内には、第10図
(d) −(III)に示す如き表示がなされる事とな
シ、第1の表示部244には、ノ(ルブ撮影である事を
示す”b”の表示とストロボの充電が完了した事を撮影
者に知らせる為の”EF”の表示がなされる。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置は撮影者の意思による任意の
シャッタ速度゛とレンズ装置2の最大絞り値で制御され
る事となる。 第1?番″目に、ストロボが全量発光モードにあって、
シャッタに対しては全自動モードが設定されており、な
お且つシャッタ速度はダイヤル34に依ってパルプ位置
が設定されており、絞り設定リング8はマーク12を選
択されていない場合であるが、この時、ストロボの充電
完了前にカメラ装置はパルプ撮影モードにあってレンズ
装置2側で設定された絞り値でのパルプ撮影が可能な状
態にあ、るが、ストロボが充電完了してその事を示す信
号がボディ4に与えられるとカメラ装置はパルプ・全量
発光・手動ストロボ撮影モードに切換わる。この時、ボ
・ディ4に於けるシャッタ速度は優先的にパルプを維持
設定され、撮影レンズ2の絞りは、絞シ設定リング8に
依って手動で設定制御される事となる。 なお、この時、ファインダ内には、第10図(d)−一
に示す如き表示がなされる事となり、第1の表示部24
4には、パルプ′撮影である事を示す”b”の表示と亥
トロポの充電が完了した事を撮影者に知らせる為のEF
”の表示がなされ、第3の表示部252には絞りを手動
で設定り/グ8に依って合せる必要のある事を示す”M
11表示45なされる。従って、撮影者、は、ストロボ
に付属しているガイド・ナンバー計算盤106に依って
、カメラ装置から被写体までの距離に基いてレンズ装置
2に設定すべき絞シ値を求め、絞り設定リング8に依っ
て手動で絞9設定を行う必要がある。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置は撮影者の意思に依る任意の
シャッタ速度とレンズ装置2に手動で設定された絞り値
で制御される事となる0 第13番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シ
ャッタに対しては半自動モードが設定されており、なお
且つシャッタ速度はダイヤル34に依って秒時75j設
定されており、絞り設定り/グ8はマーク12を選択さ
れている場合であるが、この時、ストロボの充電完了前
はカメラ装置はシャッタ優先AE撮影モードにあってA
E撮影が可能な状態にあるが、ストロボが充電完了して
その事を示す信号がボディ4に与えられるとカメラ装置
は半自動・全量発光・最小口径ストロボ撮影モードに切
換わる。この時、ボディ4に於けるシャッタ速度はボデ
ィ4のダイヤル34に依って設定されているシャッタ速
度がストロボ同調シャッタ速度T8YN以上の高速側で
あればストロボ同調シャッタ速度TSYNに、またスト
ロボ同調シャッタ速度TSYN以下の低速側であれば―
ダイヤル34での設定秒時に設定され、撮影レンズ2の
絞りは、使用撮影レンズ装置2の最大絞り値に制御され
る一ムとなる。なお、この時、ファインダ内には、第1
0図(d) −ff)に示す如き表示がなされる事とな
り、第1の表示部244には、ストロボ同調シャッタ速
度ないしは設定されたシャッタ速度の表示とストロボの
充電が完了した事を撮影者に知らせる為の′EF″の表
示がなされる。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置はファインダ内表示と同一の
シャッタ速度とレシズ装置2の最大絞り値で制御される
事となる。 第14番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シ
ャッタに対しては半自動モードが設定されており、なお
且つシャッタ速度はダイヤル34に依って秒時が設定さ
れており1.絞り設定リング8はマーク12を選択され
ていない場合であるが、この時、ストロボの充電完了前
はカメラ装置は開放測光手動露出調節撮影モニドにあっ
て撮影可能な状態にあるが、ストロボが充電完了してそ
の事を示す信号がボディ4に与えられるとカメラ装置は
半自動・全量発光・手動ストロボ撮影モードに切換わる
。この時、ボディ4に於けるシャッタ速度はボディ4の
ダイヤル34に依って設定されているシャッタ速度がス
トロボ同調シャッタ速度以上の高速側であればス)fi
ボ同調シャッタ速度に、またストロボ同調シャッタ速度
以下の低速側であれば、ダイヤル34での設宮秒時に設
定され、撮影レンズ2の絞りは、絞シ設定リング8に依
って手動で設定制御される事となる。なお、この時、フ
ァインダ内には、第10図(d) −(Vl>に示す如
き表示がなされる事となシ、第1の表示部244には、
ストロボ同調シャッタ速度あるいは設定されたシャッタ
速度の表示とストロボの充電が完了し走事を撮影者に知
らせる為の”EF”の表示がなされ、第3の表示部25
2には絞シを手動で設定リング8に依って合せる必要の
ある事を示すM”表示がなされる。従って、撮影3者は
、ストロボに付属しているガイド・ナンバー計算盤10
6に依って、カメラ装置から被写体までの距離に基いて
レンズ装置2に設定すべき絞シ値を求め、絞り設定リン
グ8に依って手動で絞り設定を行う必要がある。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置はファインダ内表示と同一の
シャッタ速度とレンズ装置2に手動で設定された絞り値
で制御される事となる。 第15番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シ
ャッタに対しては半自動モードが設定されておシ、なお
且つシャッタ速度はダイヤル34に依ってパルプ位置が
設定されておシ、絞シ設定リング8はマーク12を選択
されている場合であるが、この、!I1.aストロボの
充電完了前はカメラ装置はパルプ撮影モードにあって開
放絞シでのパルプ撮影が可能な状態にあるが、ストロボ
が充電完了9してその事を示す信号がボディ4に与えう
れるとカメラ装置はパルプ・全量発光・最小口径ストロ
ボ撮影モードに切換わる。こ0時、ボディ4に於けるシ
ャッタ速度は優先的にパルプを維持設定され、撮影レン
ズ2の絞シは、使用撮影レンズ装置2の最大絞シ値に制
御される事となる。なお、この時、ファイ/ダ内には、
第10図(d)−(イ)に示す如き表示がなされる事と
なり、第1の表示部244には、パルプ撮影である事を
示す。”b”の表示とストロボの充電が完了した事を撮
影者に知らせる為のEF”の表示がなされる。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行・い、力戸う装置は撮影者の意思に依る任意
のシャッタ速度とレンズ装置2の最大絞り値で制御され
る事となる。 第16番目に、ストロボが全量発光モードにあって、シ
ャッタに対しては半自動モードが設定されており、なお
且つシャッタ速度はダイヤル34に依ってパルプ位置が
設定されておシ、絞り設定リング8はマーク12を選択
されていない場合であるが、この時、ストロボの充電完
了前はカメラ装置はパルプ撮影モードにあってレンズ装
置2側で設定された絞り値でのパルプ撮影が可能な状態
にあるが、ストロボが充電完了してその事を示す信号が
ボディ4に与えられるとカメラ装置はバルブ・全量発光
・−手動ストロボ撮影モードに切換わる。この時、ボデ
ィ4に於けるシャッタ速度は優先的にバルブを維持設定
され、撮影レンズ2の絞シは、絞シ設定リング8に依っ
て手動で一般定制御され′る事となる0なお、この時、
ファインダ内には、第10図(d)−−に示す如き表示
がなiれる事となシ、第1の表示部244には、パルプ
撮影である事を示す”b”の表示とストロボの充電が完
了した事を撮影者に知らせる為の”EF”の表示がなさ
れ、第3の表示部252には絞シを手動で設定リング8
に依って合せる必要のある事を示す゛Ml+表示がなさ
れる。従って、撮影者は、ストロボに付属しているガイ
ド・ナンバー計算盤106に依って、カメラ装置から被
写体までの距離に基いてレンズ装置2に設定すべき絞シ
値を求め、絞シ設定リング8に依って手動で絞シ設定を
行う必要があ′る。 この状態で、シャッタ・レリーズを行うとストロボは全
量発光を行い、カメラ装置は撮影者の意思に依る任意の
シャッタ速度とレンズ装置2に手動で設定された絞シ値
で制御される事となる。 なお、上述したストロボ撮影モードにあってカメラ装置
ボディ4側のモード切換スイッチ38が絞シ優先側を選
択され・ている場合、ダイヤル34に依る絞シの設定値
は全く無視され、絞り値はストロボ−側−設定された絞
シ値か又はレンズ装置2側の絞り設定リング8で設定さ
れた絞り値ないしは最大絞シ値に制御される。 今、ストロボが全自動モードにある時は、シャッタ速度
は自動的にスト−6ボ同調シヤツタ速度、例えば60分
の1秒に設定されるのであるが、ストロボが半自動モー
ドにある時は、ボディ4側に設定されたシャッタ速度が
なければストロボ同調シャッタ速度以下のシャッタ速度
に関する制御が出来なくなる虞れがある。従って、以上
述べた各モードは原則としてモード切換、スイッチ38
がシャッタ速度優先側にある事を条件とするが、時とし
て前記モード切換スイッチ38が絞シ優先側に設定され
たまま半自動のストロボ撮影が行なわれる事も有り得る
。従って、かかる問題に対処すべく、本実施例のカメラ
・システムでは、ストロボ撮影モードの時、モード切換
スイッチ38が絞シ優′先側に設定されている場合、ス
トロボ側で半自動モードが設定されていても、切換スイ
ッチ146の状態に無関係にシャッタ速度がストロボ同
調シャッタ速度に設定される、所謂全自動モードで制御
する゛如く構成される。これは、半自動モードが使われ
るのは、シャツ−タ速度に関して何らかの意図するとこ
ろがある時であると考えられる以上、絞り優先側で用い
られる事はないとの見解に基くものである。 以上、説明したストロボ撮影時の撮影モードを図表化し
たのが、第11図囚である。但し、同図はパルプ撮影の
場合については、特に掲げてはいないが、シャッタ速度
の代シにバルブをおきかえて考えれば同じである。 次に、本実施例のカメラ・システムに於ける誤操作防止
システムに付いて説明する。 本来ならば、総体的で且つ合理的なシステム設計に基く
カメラ・システムであれば、誤操作ないしは誤動作の生
じ畢ない設計でなければならないのであるが、現在、我
々が知り得る限りにYいて、最も精度に優れ良好な写真
画像を得る事の出来る露出制御手段、即ちシャッタ装置
や絞り装置はその大部分が機械的な構成部品で構成され
ており、その動作も相当(複雑な機構を備える機械的な
シーク、ンス機構に依って行なわれる。これに対して、
カメラ装置を総体的なシステムとしてとらえ、合理的な
制御をi用する為には、大巾に電気的な制御機構を導入
する必要がある訳であるが、この電気機械のイン゛ター
フエースやカメーラ装置の持つ複雑な機構の制約から完
全に誤操作やi動作が発生しない様な構成を採る事は極
めて困難である。これに対して、本実施例に於いては、
撮影者に依る誤操作が行なわれた場合は、誤操作の行な
われた事を検出してその事を撮影者に知らせると共に、
誤操作に伴う誤動作を防止する為にシャッタ・レリーズ
が行なわれない様にロックする方式を採用している。 この実施1に適用されたカメラ装置に於いては、如何な
る操作を行った場合が誤操作とみなされるかについて、
以下に第11図゛(B)の論理説明図に従って説明する
。なお、ここに述べた誤操作は、第2図で説明した様な
、レンズ装置2のレバー84及びボディ4側のAEレバ
ー94の動作特性と密接な関連を持っている。即ち、レ
ンズ装置2側の絞□り設定リング8でマーク12を選択
設定している場合、レンズ装置2側では、絞り値として
最大絞り値を選択した場合と等価とみなされる為、ボデ
ィ4側のAEし、、<−94に依って何らの絞り制御が
なされない場合1、レンズ装置では無条件に最小口径絞
り位置まで絞り込まれる事となり制御不可能である。ま
た、AE撮影を行おうとする時、AEし・(−94がチ
ャージされていない場合、ボディ4側からのレンズ装置
2の絞り制御は不可聾である。この実施例では、以上の
2つのケースを誤動作として警告ロックを行っているが
、これらのケースは第11図(B) K示しり(I)、
(II)、(2)、(IV)で示される状態に相当する
。しかし、特に@)、a)の状態は、フィルムの巻き上
げレバー14の操作に依るフィルム巻き上げ完了後の状
態である事を条件とする。伺故ならば、AEレバー94
はフィルム巻き上げに依るAEチャージ前は、特別な操
作を行なわない限りAEディス・チャージ状態にあり、
この状態は必ずしも誤動作状態ではないからである。な
お、レンズ装置2の絞りを絞り込みレバー64で絞り込
んだ状態でのAEチャージ状態は第2図説明からも明ら
かな如く存在、し得ない事であるので、第11図CB)
では空白となっている。 なお、第111n(B) −(1)〜幌に示した誤操作
状態は如何なる場合に発生するかを考えてみよう。 今、レンズ装置2側の絞り設定リング8がマーク12t
−選択されている時は、カメラ装置はモード切換スイッ
チの状態に応じてシャッタ速度優先又は絞り優先のAE
撮影モードとなっており、ファインダ内には第10図(
a)の(1)ないしは(II)に示す如き表示がなさ′
れている。ががる状態で、撮影者が第2の表示部250
“に表示された絞り値まで、実際にレンズ装置2を絞り
込んで被写界深度をファインダ・スクリーン234で確
認しようとしても、AE撮影モードではAEレバー94
の構造上、ボディ4側で設定されるか、もしくは演算さ
れた絞り値までレンズ装置2を絞り込む事は出来ない。 かかる条件にもかかわ。らず、仮に絞り込みレバー64
でレンズ装置2を絞り込んだとすると、絞り設定リング
8のマーク12で設定される絞り位置が、このレンズ装
置2の最小白径絞り位置に対応する事から、レンズ装置
2は最小口径絞り位置まで絞り込まれる事となる。この
状態は第11図(B)−(1−)、(I[)の状態に相
当し明らかに誤操作となるが、この実施例に於いては先
に述べた如く、レンズ装置2の絞り設定リング8がマー
ク12i選択されている時は、絞り込みレバー64はそ
の動作を規制される為、この様な事態の起る事は防子さ
れている。これに対して、撮影者が、深度確認の為に、
まず第1の手順としてレンズ装置2の絞り設定リング8
に依るマーク12の選択を解除して、手動で確認したい
絞り値をレンズ装置2側で設定して、その上で絞り込み
レバー64を操作して、レンズ装置2を設定された位置
まで絞り込む事は何ら差支えはなく、この時カメラ装置
は絞り込み測光手動露出調節撮影モードないしは絞り込
み測光絞り優先AE撮影モードとなり、被写界深度の確
認が可能である。 この状態では、第2図説明からも明らかな如く、AEレ
バー94はAEディス・チャージ状態にある。 しかし、この状態からもし撮影者がレンズ装置2の絞り
設定リング8のマーク12を再設定した場合は、第11
図(B) −(1)又は(II)の状態となるが、これ
は先にも述べた如く明らかに誤操作でありファインダ内
には、第10図(f)に示す如く”EEEE EE”
の警告ロックを示す点滅表示がなされ、シャッタ・レリ
ーズが出来ない様にロックされる。 マタ、第11 図(B)−(1)文は(It) ノ状態
から、もし撮影者が、゛絞り込み解除ボタン66に依っ
てレンズ装置2の絞り込みを解除した場合は第11図(
B) −[[)、(V)K示す如<AEI/バー94が
AEディス・チャージされたままの状態でAE撮影モー
ドに戻る事となり、これもAE撮影が不可能である点で
誤操作であり、ファインダ内には第10図(f)に示す
如く″耳EEE EE”の警告ロックを示す点滅表示
がなされ、シャツダレリーズが出来ない様にロックされ
る。 第11図[F])−(1)、(II)の状態で、第10
図(f)に示す如き誤操作の警告を受けた撮影者は、レ
ンズ装置2の絞り設定リング8をマーク12から解除す
る事に依り、絞り込み測光手動露出調節撮影又は絞り込
み測光絞り優先AE撮影が可能となり、更に絞り込み解
除ボタン66に依ってレンズ装置2を開放とする事に依
り開放測光手動露出調節撮影を行う事も可能である。更
にこの状態から、レンズ装置2の絞り設定リング8−r
マー112t−設定f′石と、第11図(B) −@)
、QV)に示す如く再び警告ロック状態となるが、この
警告ロックは以下の方法で解除する事が出来る。 第11図03) −([1) 、釦の状態で、第10図
(f)に示す如き誤操作の警告を受けた撮影者はレンズ
装置2の絞り設定リング8t−マーク12から解除する
事に依り、開放測光手動露出調節撮影を行う事が可能と
なる。また、別の方法として、ボディ4上面に設けた多
重露出ボタン16を押したまま、フィルム巻き上げレバ
ー14を操作する事に依り、AEレバー94を再チャー
ジして、シャッタ優先ないしは絞り優先のAE撮影を可
能とする事も出来る。 なお、第11図03)−(2)、ff)は、フィルム巻
上げ完の時のみ誤動作として判定され、フィルム巻上げ
未完の時はシャッタ優先ないしは絞り優先のAE撮影モ
ードとして取り扱われるが、第11図(B) = (r
)、([)の状態は、フィルム巻上げの完、未完に・か
かわらず誤動作として判定される。 以上、述べた如くこの実施例のカメラ・システムにあっ
ては、機械的な構成ないしは伝統的なレンズ装置の構成
と、新たな改善や機能向上の為に導入された各1種の制
御機構の間に発生する各種の制約に対して、積極的な改
善を試へて性能の向上及び広範化を計っており、なお且
つ防ぐ事の出来ない誤操作や誤動作に対しては、ファイ
ンダ内に警告を出して撮影者に知らせると共にシャッタ
機構をロックして撮影が行なわれない様に構成している
。 次に、第1図示カメラ装置に付与された、種々の性能を
実現させる為の具体的な構成について詳述する。 従来から知られているカメラ装置は、レンズ装置の絞り
を決定する絞り制御機構と、フィルム面に対する露出時
間を決定するシャッタ機構を倶えてなるが、これらの2
つの機構は伝統的にもまた将来的rも機械的な制御機構
を含む構成が一般的とされている。しかし、カメラ・シ
ステムを構成する種々の制御機構に対して近年、電気的
な制御機構を付加した構成が提唱され且つ実現されて来
ている。これらの電気的な機構を持った構成は、その大
部分がカメラ装置の測光系を含む露出制御機構に集約4
されるものであるが、これは一般的な測光系が光導変換
機能に依って被写体輝度等の情報を電気信号としてカメ
ラ・システムの中に取り込んでいる事から、自動露出制
御を行う為には、どうしても電気と機械の間のインター
・フェースを経由す−る必要があるからである〇 かかるインター・フェースはカメラ・システムの中に於
ける単一機能を果す上に於いては単純な機構で十分であ
り、具体的な構成に関しても古くから知ら゛れているが
、カメラ・システムに要求される機能の増大に伴って、
その構成も複雑化する傾向′にある。これに対して、現
在、知られている多くのカメラ・システムが比較的簡単
なアナログ的な電気制御系を適用しているが、これは、
単にシャッタ速度優先か又は絞り優先かのいずれかの機
能を果すだけの構成しか採っていない為、比較晶簡単で
経済的4“回路構成で実現可能な為である。 しかし、上記実施例の′カメラ・システムの如くシャッ
タ速度優先及び絞り優先の両機能を有する他、種に、0
判別、判断機能を有する構成は、相当に複雑な構成とな
る事が予想されるが、特にかかる構成に純アナログ的な
電気間iを適用する事は精度的にも問題があるばかりで
なく、その構成が複雑化し、経済性の悪化と装置の大型
化をまねく事となる為、好ましい方策とは云えない。 これに対して、考えられるのが、制御回路の大部分を集
積化の可能なディジタル電気回路で構成する方法である
が、これは第1図示のカメラ・システムの如く、種々の
機能を有するカメラ装置を実現する為には極めて合理的
な方法と云えよう。このディジタル電気回路は、アナロ
グ電気回路に比較してシステム・デザインが容易で′あ
り、種々の制御態様を簡単に実現出来る他、仕様の変更
に対しても即座に対応出来る特徴を有する為、カメラ・
システムの如く、種々の判別判断機能や測定、表示機能
を有する機器に対して適用するに極めて好適である。 従って、本実施例のカメラ・システムに適用される制御
系統はその大部分オデイジタル化された電気回路で構成
されるもので、信頼性と経済性の向上を図っている。 今、第1図示のカメラ装置が如何なるシステムに依って
作動するかという事を説明す・る前に、第1図示カメラ
装置が測光データ、設定データ、動作条件、動作状態等
に関する入力を如何なる方法、構成を通じて行っている
かという事に関して説明する。かかる種々の情報の入力
を考える事はディジタル的なシステムを懲戒する十で比
較的重要な事であり、特にカメラ・システムの如く、種
々の機械的な作動部分を小さなスペースにコンパクトに
収め先システムに於いては考慮しなければならない大き
な問題である。 前記カメラ装置は基本的にはTTL測光系を有するもの
であり、受光素子としてはCdSないしはシリコン受光
素子等の光電変換素子を適用される。前記光電変換素子
の出力はアナログ信□号であるが、後に対数2圧゛縮さ
れた上で、即ちアペッrス値変換゛された上でA−D変
換器を通じてディジタル情報に変換される。かがる測光
系から得られた情報を、開放測光の場合アペックス値で
B V o、絞り込み測光の場合をB V sとすると
、それぞれ BVo=BV−AVo−AVc (8)BVs
=BV−AV−AVc’ <4)で表わす事が
出来るが、上式中AVoはレンズ装置2の開放絞り値、
AVは絞シ込みに依る実際の絞夛値、A V cはレン
ズ装置2の開放時の曲シ誤差、AVC’は絞シ込み時の
曲シ誤差にそれぞれ相当するものである。なお、前記各
自り誤差AVc、AVc′は副巻時の撮影レンズ装置2
の絞p値に基いて演算して求める必要があるが、開放時
’cr;IIt1. v誤差に関しては、レンズ装置2
側から開放絞シ値の入力がなされる為、容易に演算出来
るのに対して、絞り込み時の曲り誤差に関しては、レン
ズ装置2側からボディ4側に対して実際の絞り込み値を
入力する手段がない為、演算する事が不可能である。従
って、本実施例のカメラ・システムに於いては、絞り込
み時の曲り誤差は無視するものとし、 B V s = BV −AV (5
)と見なす事とする。 以上の説明からも明らかな如く測光系から得られるデー
タは、上記(8)式ないしは(5)式で表わされる被写
体輝度に関するデータである。 なお、前記データは、後にA−D変換器を通じて8ビツ
トのディジタル・データに変換されるが、このディジタ
ル・データは最下位ビット5が” 縮”の重みを持ち、
最上位ビットが”16”の重みを持つ2進データである
。即ち、測光データはアペックス値でh段の精度のディ
ジタル・データに変換される事となる。 なお、TTL測光測光量しては、受光量に比例したアナ
ログ電圧信号を対数圧縮してアペックス値相当のアナロ
グ信号に変換して出力する周知の回路を適用する。 また、このカメラ装置には前にも述べた如く、ボディ4
上面に撮影フィルムのASA感度設定ダイヤル40が設
けられる。このASA感度設定ダイヤル40は、使用す
るフィルムのASA感度を設定するものであるが、この
ASA感度はアペックス値で1段毎の値に設定されてい
るのが現状の市販フィルムの傾向である。従って、この
ASA感度設定ダイヤル40に依り、フィルム感度とし
てはASA16.20.25.32.40.50.64
.801,100.125.160.200.250.
320.400.500.640、800・・・・・・
という具合に、アベックへ値でH段積度で入力設定され
る事となる。しかし、勿論、とのASA感度設定ダイヤ
ル40に依って設定されるフィルム感度データもディジ
タル値として取シ込まれる事となるが、2進数値コード
で、10進数のiに相当する値を入力する事は不可能で
ある。これに対して、2進数値コードのてもよいが、こ
のカメラ・システムの他のデータの全てが2進数値で1
段の精度の値を取っている為、他のデータとの間のディ
ジタル演算の為のマツチングが取れず、掛算又は割算を
含む複雑な演算操作を行う必要が出て来る。反面、実際
の制御の為の演算結果が2進数値で1段の精度で得られ
たのでは、かかる複雑な演
【操作も無意味となって来る
。従グて、このカメラ・シス法を採っている。 即ち、”1″、”又”はそれぞれ 3 1 1 1 丁+1+百=0.375 ・・・・・・・・・・・・
・・ (6)2 1 1 ■+T+T= 0.6 2 5 ・・・・・・・・
・・旧・・ (カで、1段精度で近似−する事が出来
るが、その際生ずる誤差は±0.042段であり、1段
、即ち0、125段に比較すれば十分に許容なし得る誤
差範囲′Cある。従って、ASA感度設定ダイヤル40
に依って設定されるフィルム感度は1段精度の2進数値
コードで直接入力される事となる。なお、このカメラ・
シス′テムの中では、フィルム感度ば4ピツトのディジ
タル・データとして取り扱われるが、このディジタル・
データは最下の重みを持つ2進データである。勿論、こ
の2進データは(6)、(7)式に示す如き1段積度の
フィが立つ事がわかる。従って、7ビツトのフィルム感
度に関するデータの入力に当っては、特にを見なくとも
、後に当該ビットに”1”’を立てる如き構成を採る事
が出来るので、この実施例のカメラ・システムに於いて
は、ASA感度設定ダイヤル40からは、フィルム感度
に関するデータとして6ビツトの2進コードで入力を行
っており、後に7ビツトのデータに変換する如き構成を
採っている。 第12図は、A S、 A感度”設定ダイヤル40から
、フィルム感度に関するディジタル・データを入力する
為の具体的な構成を示すもので、ASA感度設定ダイヤ
ル40と軸着され該ダイヤルの回動に依って回転させら
れるディジタル・データ設定板254から、該ダイヤル
回転位置に応じたディジタル・データが得られる如く構
成される。前記ディジタル・データ設定板254は絶縁
基盤255上にフィルム感度設定データの各ビットに対
応する複数本の同心円状の導電環256と、このデータ
設定板2540半径方向に延在する導体262を通じて
前記導電環256の全てと電気的導通を保っている共通
環258とを配して成るものである。なお、前記共通環
258はブラシ260と常に当接状態にあるが、このブ
ラシ26°0は抵抗261を通じて電源Vccに接続さ
れると共にインバータ263に接続されている。なお、
′前記各導電環256間はフィルム感度設定データの各
ピントに対応するデータ・トランクとなっており、各ト
ランクに対してデータの各ピントに対応する6本のブラ
シ264が対接している。前記トランクはフエ イルム感度を1段毎に設定するASA感度設定ダイヤル
40の各設定位置毎に対応して、設定データのディジタ
ル値の各ビット中、重み2”であるものに対応するブラ
シ264と前記導電環256間に電気的な接触を行なわ
せるべく前記各ブラシ264と対接する部分に前記導電
環256から半径方向に延在する導電部266を配して
成るものである。 後にも、詳述するが、このカメラ・システムは8個のタ
イミング・パルスに依って制御されている。かかるタイ
ミング・パルスは第13図に示す如<TBO−TB7で
ある。これは、フィルム感度データの取り込みの場合に
於いても例外ではなく、各種゛設定データないしは設定
条件の入力の為には第13図に示すTBI〜TB6の6
個のタイミング・パルスが用いられる。 第12図示構成に於いては、ブラシ264にそれぞれダ
イオード265を通じて前記タイミンク・パ)レスTB
I〜TB6t−印加する如き構成となっているが、かか
る構成にあってタイミング・パルスの印加された1ブラ
シ264が導電部266に対接していない場合、電源V
ccは抵抗261を通じてインバータ263に印加され
、す る為、インバータ263はロウ・レベル出力を行い、ま
たブラシ264が導電部266に対接している場合、イ
ンバータ263の入力は、前記導電環256、ブラシ2
64、ダイオード265を通じてロウ・レベルに引かれ
る為、該インバータ263はノ・イ・レベル出力を行う
。・即ち、前記インバータ263からは前記ASA感度
設定ダイヤル40に依って設定されたASA感度のアペ
ックス値相当の6桁ディジタル値が、タイミンク・パル
スTB1〜TB6に同期して下位桁ビットから順次出力
される。この6ビツに係るデータであり、先に−も述べ
た如く、下位の重みを持つ更に下位のビットに1”を立
てて、トのデータに変換される。以上、述べ′た如くし
で、フィルム感度に関するデータSV(アペックス値)
は最終的に1段積度の7ビツトのディジタル・データと
して取シ込まれる0 上に述べた様な構成を通じて第1図示カメラ装置は使用
撮影フィルムのフィルム感度SVをアペックス値相当の
ディジタル値で取り込んでいる。 更に、このカメラ装置には、前にも述べた如く、使用す
る撮影レンズ装置2の開放絞り値AVo(アペックス値
)をディジタル値で取り込む構成を有する。これは、第
2図の説明でも明らかにした様に、レンズ装置2はその
レンズの開放絞り値AVoに対応した突出量を有する開
放ピン90を備え、ボディ4側は前記開放ピン90の突
出量を検出する開放入力ピン96を備える。この開放入
力ピン96はその移動量を検出してレンズ装置2の開放
絞り値AVoをディジタル値で取り込む機構に連結され
る。かがる機構は第14図にその詳細な構成を示される
ものであって、開放入力ピン96ぽ、一端を前記開放ピ
ン90に当接し、該ビン90の突出量に応じて移動する
が、この移動量は前記開放入力ピン96の他端に当接す
る揺動レバー268の軸270を中心とする揺動量に置
き換えられる。この揺動量は、その大きさに従って、4
ビツトのディジタル値に変換して取り出されるが、その
為に設けられたのが、軸270を中心とする扇診の開放
絞り値検出板272である。この開放絞り値検出板27
2は絶縁基板上に開放絞り値AV、oのディジタル・デ
ータの各ビットに対応する軸270を中心と゛した4本
の同心円状1導電環゛274と、紋理274に対して同
心円状に配されると共に、抵抗275を通じて電源Vc
cに接続され、更にインバータ279に接続される共通
環276を配して成る。なお、前記各導電環274間は
、レンズ装置2の開放絞り値AVoデータの各ビットに
対応するデータ・トラックとなっており、各トラックに
対して前記揺動レバー268の一端に設けた4本のブラ
シ280が対応する。前記ブラシ280は、該ブラシと
並置され前記共通環276と常に対接している共通ブラ
シ282との間で電気的に導通状態にある。前記導電環
274は前記揺動レバー268の揺動量に対応して、レ
ンズの開放絞り値A V oの各ビット中、l”である
ものに対応するトラックと対応するブラシ280と電気
的に閉回路するべく、各トラック上の前記ブラシ280
と対接する部分に導電部282を延在させて成るもので
、レンズ装置2の開放ピン9oからボディ4の開放入力
ピン96を通じて設定入力されたレンズ装置2の開放絞
り値AV。 のアペックス値相当のディジタル値は前記ブラシ280
と前記導電部282の選択的な対接に置き換えられる。 なお、このレンズ装置2の開放絞り値A V oの取り
込みに当っても、第13図示のタイミング・パルスが関
与して来る。この開放絞り値AVoの取り込みに用いら
れるのは、TB3〜TB604個のタイミング・パルス
である。 第14図示構成に於いては、導電環274にそれぞれダ
イオード277を通じて前記タイミ。 ング・パルスTB3〜TB6を印加する如き構成となっ
ているが、かかる構成にあってタイミング・パ1ルスの
印加された導電環274から延在する導電部282にブ
ラシ280が対接していない場合、電源Vccは抵抗2
75を通じてインバータ279に印加される為、インバ
ータ279はロウ・レベル出力を行い、また該導電部2
82にブラシ280が対接している場合、インバータ2
79の入力は前記共通環276、共通ブラシ283、ブ
ラシ2801導電環274、ダイオード277を通じて
ロウ・レベルに引かれる為、該インバータ279はノ・
イ・レベル出力を行う。即ち、前記インバータ279か
らは前記開放ピン90から開放入力ピン92を通じて入
力された撮影レンズ装置2の開放絞り値相当の4桁のデ
ィジタル値が、タイミング・パルスTB3〜TB6に同
期して上位ビットから順次出力される。この4ビツトの
データは、最上位″1” □ 桁が4”の重みを持ち最下位桁が百の重みを持つ。 この開放絞り値AVoに関するデータを取り込むに当っ
て問題とされるのが、レンズ装置2に設けられた開放ピ
ン90の開放絞り値A V 。 に対応する突出量の差である。即ち、レンズ装置2及び
カメラ・ボディ4共に、スペース上の制約から前記開放
ピン90の突出量を各開放絞り値AVo毎に大巾に変化
させる事が出来ない上、レンズ装置2とボディ4が着脱
可能な構成となっている為、精度的にかかる微少な突出
量の差を確実に読み取る事・が難かしい。これは、特に
2進コードのディジタル・データを第14図示構成の如
き開放絞り値検出板272からブラシ280の位置に対
応して読み取ろうとする場合、ブラシ2゜80が、ある
データを示す位置とその隣の他データを示す位置の間に
位置した場合、ブラシ280の精度上の制約等から誤読
取りを行う虞れが生じる。この時の誤読取データは決し
て隣接するデータとの中間データとはならず、全く異な
ったデータとして取り出される事となる為、システムの
動作の上でかかる誤読取は大きな問題となる。従って、
考えられたのが、使用レンズ装置2の開放絞り値AVo
を読み取る場合、2進コードではなくグレー・コードで
読み取るという方法である。かかるグレー・コードは良
く知られる、様に、隣接するディジタル・データ間では
、1ビツトしかその内容が異ならないというもので、第
14図示構成の如き機構を通じて、開放入力ピン96の
移動量に対応したディジタル・データを読み取るに当っ
て極めて有効に適用なし得るものである。従って、本実
施例のカメラ・システムに於いては、レンズ装置2の開
放絞り値A V oを取り込む為の機構にはグレー・′
コードを適用し、後に演算等の処理の為のデータとして
、2進数値コードに変換する如き構成を採っている。 更に詳細に説明するならば、グレー・コードは、第15
図の対照表にも示す如く、通常のバイナリ−・コードと
違って、隣接するコード間で1ビツトしか異ならず、1
0進数及び2進コードに対して図示の如く対応している
。今、このグレー・コードとバイナリ−・コードの関係
について考えて見るに、両者は全くランダムな関係を持
つものでは々い。即ち、バイナリ−・コードの各桁に対
してグレーコードの各桁を対応させた上で、このバイナ
リ°−・コードを見てみると、グレー・コードのO”の
桁に対応する桁はその1つ上位の桁と同じ内容であり、
グレー・コードの“l”の桁に対応する桁は、そF)
1つ上位の桁に対して反転した内容となっている事がわ
かる。 従って、タイミング・パルスTB3〜TB61C同期し
て上位桁から取り込まれたグレー・コニドのデータを、
第16図に示す如き、回路を通じて取り出す事に依りバ
イナリ−・コードに変換されたデータとして得る事が出
来る。 即ち、J−に型のフリップ・フロップは、そのJ−に入
力が同一人力の時は第17図に示す如きQ出力を行う。 つまり、J−に入力が共に1111+の時は、次のクロ
ック・パルスに同期シて、Q出力は反転され、J−に入
力が共に0”の時は、Q出力は同一内容に保持され、る
。従って、第16図示の如き回路を通じて、J−にクリ
ップ・フロップあJ−に入力端子にグレー・コードを上
位桁よね順次与えた場合、そのQ出力。 端子からクロック・パルスに同期して順次得られるデー
タは、前記グレー・コードのバイナリ−・コードへの変
換データである。 以上述べた如く、第1図示カメラ装置は上に述べた様な
構成を通じて、使用撮影レンズ装置の開放絞り値AVo
をアペックス値相当のディジタル値で取り込んでいるに のカメラ装置に於いては、レンズ装置2がその絞りを手
動で、即ち絞り設定リング8に依って撮影者の所望する
絞り値をプリセットするマニュアル状態とその絞りをボ
ディ4側からプリセットする事の出来る、即ち絞り設定
リング8に依ってマーク12が選択されている自動状態
のいずれの状態にあるかをボディ4側に伝達する機構を
備える事については先にも述べた通りである。 即ち、レンズ装置2側には絞り設定リング8に依ってマ
ーク12が選択されている時、突出するAEピン92が
設けられており、ボディ4側には前記AEピン92と対
面し、前記AEビン92が突出した事を検出するAE検
出部100 ’が設けられているが、このA
E検出部100は第1,4図に示す如くスイッチ284
と連動している。このスイッチ284は常閉接点であり
、一端を抵抗275を通じて電源Vccに接続されると
共にインバータ279の入力端に接続されており、他端
はダイオード277を通じて、タイミング・パル、l’
TB1を印加されている。、即ち、スイーツチz84は
前記タイミング・パルスTB1に依ってその状態をセン
スされており、閉状態にあっては、インバータ279の
一人力は前記スイッチ284、ダイオード277を通じ
てロウ・レベルに引かれる為、該インバータ279はハ
イ・レベル出力を行い、また開状態にあっては、前記イ
ンバータ279の入力端に、抵抗275を通じて電源V
ccが印加される為、該インバータ279はロウ・レベ
ル出力を咎う。 従って一前記AEピン92が突出していない時、即ちマ
ニュアル状態にある時、前記インバータ279からはタ
イミング・パルスTBIに同期。 してハイ・レベル出力が、また該AEピンが突出してい
る時、即ち自動状態にある時、前記インバータ279か
らはタイミング・パルスTBIて同期してロウ・レベル
出力がなされる。 以上、述べた如き構成を通じて、本実施例のカメラ・シ
ステムはレンズ装置2の絞り設定リン〆8に依る絞りの
設定条件ミ即ち絞りゃプリセットがレンズ側で行なわれ
る様な状態、にあるか、ボディ側で行なわれる様な状態
にあるかの条件を取り込んでいる。なお、以下の説明に
於いては、前記インバータ279からタイ′ミング・パ
ルスTBIに同期して出力されるノ・イ・レベル信号の
事をMNAL信号と称する。 また、第1図示カメラ装置は、レンズ装置2をボディ4
側の絞り込みレバー64を操作する事に依って絞ね込む
事が出来る構成を採っている事については先に述べた通
りであるが、この絞り込みレバー64は単に機械的にレ
ンズ装置2を絞り込む作用を着するのみでなく、第14
図に示す如くレンズ装置2を絞り込み状態とし、た事を
検出する為のスイッチ286に連動する。 このスイッチ286は常開接点であり、一端を抵抗27
5を通じて電源Vccに接続されると共にインバータ2
79の入力端に接続されており、他端はダイオード27
7を通じて、タイミング・パルスTB2を印加されてい
る。即ち、スイッチ286は前記タイミング・パルスT
B2に依ってその状態をセンスされており、開状態にあ
っては、前記インバータ279の入力端に、抵抗275
を通じて電源Vccが印加される為、!インバータ27
9はロウ・レベル出力を行い、また閉状態にあっては前
記インバータ279の入力は前記スイッチ286、ダイ
オード277を通じてロウ・レベルに引かれる為、該イ
ンバータ279はハイ・レベル出力を行う。従って、前
記絞り込みレバー64を操作して、撮影レンズ2を絞り
込み状態とすると、前記インバータ279からはタイミ
ング・パルスTB2に同期シてハイ・レベル出力が行な
われる。 以上、述べた如き構成を通じて、本実施例のカメラ・シ
ステムはレンズ装置2が”絞り込まれた状態にあるか否
かに関する条件を取り込んでいる。なお、以下の説明に
於いては、前記インバータ27.9からタイミング・パ
ルスTB2に同期して出力されるハイ・レベル信号の事
ヲ5PDW信号と称する。 以上の説明を通じても明らかな如く、第14図示インバ
ータ279からは、タイミング・パルスTB1のタイミ
ングに同期してMNAL信号が、タイミング・パルスT
B2のタイミングに同期して5PDW信号が、またタイ
ミング・パルスTB3〜TB6の信号に同期して使用撮
影レンズ装置2の開放絞り値’A V oに関す゛るデ
ータが上位桁側から順次出方される事となる訳であるが
、インバータ279の出力は前記タイミング・パルスT
B1〜TB6に従って適宜分別される事となる。なお、
この構成については後に詳述する。 第1図示カメラ装置は、前にも述べた様に撮影者の所望
するシャッタ速度もしくは絞り値を設定する為のダイヤ
ル34をボディ4前面に備え毬。このダイヤル34は、
シャッタ優先撮影の時はシャッタ速度TV(アペックス
値)を、絞り優先の時は絞り値AV(アペックス値)を
それぞれディジタル値で設定入力する為のもので、その
具体的な構成は、ASA感度設定ダイヤル40からフィ
ルム感度のディジタル値を取り込む為の構成と類似して
いる。即ち、ダイヤA/34は第18−図に示す如く、
該ダイヤル34と共に回転させられるディジタル・デー
タ設定板288から、該ダイヤルの回転位置に応じたデ
ィジタル・データをシステムに入力する如く構成される
。前記ディジタル・データ設定板288は絶縁基板上に
シャッタ速度TV又は絞り値AVデータのディジタル催
告ピットに対応する複数本の同心円状の導電環′292
と、このデータ設定板288の半径方向に延在する導体
298を通じて前記導電環292の全てと電気的導通を
保っている共通環294とを配して成! るものである。なお、前記共通環294はブラシ296
と常に当接状態にあるが、このブラシ296は抵抗29
7.を通じて電源Vccに接続されると共にインバータ
299に接続されている。 なお、前記各導電環292間はシャッタ速度TV又は絞
り値AVのディジタル・データの各ピットに対応jるデ
ータ・トラックとなっており、各トラックに対してデー
タの各ピットに対応する5本のブラシ290が対接して
いる。前記上ラックはシャッタ速度TV又は絞り値AV
を設定するダイヤル34の各設定位置毎に対応して、+
1 設定データのディジタル値の各ピット中、”■”である
ものに対応するブラシ290と前記導電環292間に電
気的な接触を行なわせるべく、前記各ブラシ290と対
接する部分に前記導電環256から半径方向に延在する
導電部300を配して成るものである。 なお、かかる構成からシャッタ速度TV又は絞り値AV
を取り込む為にもやは゛す、タイミング・パルスが関与
して来る。第18図示構成に於いては、5本のブラシ2
90にそれぞれダイオード301を通じて前記タイミン
グ・パルスの中で、TB2〜TB6を印加する如き構成
となつ−ているが、かかる構成にあって、タイミング・
パルスの印加されたブラシ290が導電部300に対接
していない場合、電源Vccは抵抗297を通じてイン
バータ299に印加される為、インバータ263はロウ
・レベル出力を行い、またブラシ290が導電部300
に対接している場合、インバータ299の入力は、前記
導電環292、ブラシ290、ダイオード3’01を通
じてロウ・レベルに引かれる為、該インバータ299は
ハイ・レベル出力を行う。即ち、前記インバータ299
からは、前記ダイヤル34に依って設定されたシャッタ
速度TV又は絞り値AVのアペックス値相当の5桁のデ
ィジタル値がタイミング・パルスTB2〜T B 6
K同期して下位桁ピットから順次出力される。この5ビ
ツトのデータはその最下位桁が1″の重みを持つもので
あり、その最上位ピットが8”の重みを持つものである
。 ところで、ダイヤル34の設定に依って、上に述べた如
き構成を通じて得られたディジタル・データはシャッタ
速度TVに関するデータであるか絞り値AVに関するデ
ータであるかを特定する必要があるが、この区別の為に
設けられているのが、ボディ4上面に設けられたモード
切換スイッチ38である。′このモード切換スイッチ3
°8は絞り優先モード側に設定されている時閉回路する
スイッチ302と連動している。 このスイッチ302は常開接点であり、一端を抵抗29
7を通じて電源Vccに接続されると共にインバータ2
990入力端に接続されており、他端はダイオード30
1を、通じてタイミング・パルスTB1を印加されてい
る。即ち、スイッチ302は前記タイミング俸パルスT
B1に依ッてその状態をセンスされており、開状態にあ
っては、インバータ299の入力端に抵抗297を通じ
て電源Vcc7印加される為、該インバータ299はロ
ウ・レベル出力を行い、閉状態にあっては、前記インバ
ータ2990入力は前記スイッチ302、ダイオード3
01を通じてロウ・レベルに引かれる為、該インバータ
299はハイ・レベル出力を行う。従って、前記モード
切換スイッチ38が絞り優先モード側に切換わっている
時、前記イ”シバータ299からは、タイミング・パ乞
スTBIに同期してハイ・レベル出力がなされ、また前
記モード切換スイッチ38がシャッタ優先モード側に切
換わっている時、前記インバータ299からはロウ・レ
ベル出力がなされる。 以上、述べた如き構成を通じて、本実施例のカメラ・シ
ステムはダイヤル34に依って設定されるデータがシャ
ッタ速度TVに関するものであるか絞り値に関するもの
であるかの判別を行っている。なお、以下の説明に於い
ては、前記インバータ299からタイミング・パルス■
に同期して出力されるハイ・レベル信号の事をASLC
信号と称する。 なお、この実施例に於いては、シャッタ速度TVはダイ
ヤル34に依って1段きざみの値の中から選択設定され
、絞り値は1段きざみの値の中から選択設定される事と
なる様に構成しである。即ち、1段きざみのシャッタ速
度の設定にもかかわらず、ダイヤル34は一段のデータ
を含む絞り値の設定も行う必要がある為、この
゛ダイヤル34の設定位置に依っては、シャッタ設定が
行なわれる事となる。この問題に対処する為に、この実
施例では、シャッタ速度に関するデータの設定は必要な
設定ディジタル値に対して、1倍した値で行い、ダイヤ
ル34の設焼位置に応じて読み出されたディジタル・デ
ータは後に2倍してシャッタ速度に関するアペックス値
相当のディジタル・データTVとして用いでいる。 上述した如く、第1図示カメラ装置は、インバータ29
9から、タイミング・パルスT’B 1に同期して、ダ
イヤル34に依って設定されたデータがシャッタ速度に
関するものであるか、絞り値に関するものであるかを判
別する為のAsLC信号〜が出力され、またタイミング
・パルス′l″に32〜’l’ B (3に同期して、
ダイヤル34に依つて設定された゛データが上位桁側か
ら順次出力される事となる訳であるが、インバータ29
9の出力は前記タイミング・パルスTBl−TB6に従
って適宜分別される事となる。なお、この構成について
は後に詳述する。 以上、述べた如き構成を通じて、本実施例のカメ′う・
システムは、撮影者がダイヤル34を通じて設定したシ
ャッタ速度TVないしは絞り値A4をアペックス値相当
のディジタル値で取り込んでいる。 また、このカメラ装置は、使用する撮影レンズ装置2の
最小口径絞り値を検出する構成を有する。これは、第2
図の説明でも明らかにした様に、レンズ装置2は、その
レンズの最小口径絞り値に対応した突出量を有する最小
口径ピン91を備え、ボディ4側は前記最小口径ピン9
1の突出量を検出する最小口径入力ピン97を備える。 この最小口径入力ピン97はその移動量を検出してレン
ズ装置2の最小口径絞り値が、予め与えられている複数
個の絞り値のうちどの値に属するかを特定する為の機構
に連結される。 かかる機構は、第19図にその詳細な構成を示されるも
のであって、最小口径入力ピン97は一端を前記最小口
径ピン9゛1に当接し、該ビン91の突出量に応じて移
動するが、この移動量は前記最小口径入力ビン97の他
端に当接する揺動レバー304の軸303を中心とする
揺動量に置き換えられる。この揺動量は、Fナンバーで
Fil、F16.F22.F32.F45゜F64の絞
り値の1つを選択する為の量として用いられるが、その
為に設けられたのが、軸303を中心とする扇形の最小
口径絞り検出板306である。この最小口径絞り検出板
306は絶縁基盤上に最小口径絞り値としてFナンバー
のFil、F16.F22.F32.F45゜F64の
絞り値を選択する事が出来る様な6個の電極308を該
検出板の周方向に配列して成り、前記電極308は前記
レバー304の先端に設けられたブラシ305と該レバ
ー304の揺動量に応じて選択的に当接可能である。同
時に;前記最小口径絞す検出板306ば、その周方向に
延在する共通電極310を有し、前記ブラシ305はそ
の・揺動位置にかかわらず常時、前記共通電極310と
摺接しており、前記電極308の1個と前記共通電極3
10の間をブリッジする如く構成される。なお、前記共
通電極310は抵抗314を通じて電源Vccに接続さ
れると共にインバータ3160入力端に接続されており
、また6個の電極308はダイオード312を通じて、
タイミング・パルスTBl〜TB5をそれぞれ印加され
る。 かかる構成にあって、レンズ装置2の最小口径絞り値に
対応する突出量を有する最小口径ピン91の突出量はボ
ディ4側の最小口径入力ピン97に依って検出され、前
記ブラシ305が前記最小口径入力ピン97の移動量に
従って、前記6個の電極308のうちの1個を選択して
前記共通電極310との間を導通とする。今、前記ブラ
シ305と接触している電極308にダイオード312
を通じて対応するタイミング・パルスが入力されていな
い場合、インバータ316の入力端は電源Vccに依っ
てハイ・レベルとなる為、その出力はロウ・レベルとな
り、ま・た、この電極308にダイオード312を通じ
て対応する一タイミング・パルスが入力された場合、イ
ンバータ316の入力端はロウ・レベルとなる為、・そ
の出力はハイ・レベルとなる。即ち、前記インバータ3
16からは、検出された最小口径絞り値に対応するタイ
ミング・パルスに同・期して、ハイ・レベル出力が行わ
れるもので、前記インバータ316の出力をタイミング
・パルスTBI〜TB(5に基いて分別する事に依り、
検出された最小口径絞す値がFナンバーでFu。 F16.F22.F32.F45.F64のうちどの値
に該当するものであるかを検出する事が出来る。 以上、述べた如く、第1図示カメラ装置は、使用撮影レ
ンズ装置2の最小口径絞り値AMAXを入力する事が出
来るが以下の説明にあっては、前記インバータ316の
出力信号を総称してAM A X’と称する。 以上の説明から明らかな如く、設定されたフィルム感度
データSv1使用撮影レンズ装置の開放絞り値データA
V o 、マニュアル状態、自動状態の判別信号MN
′AL、レンズ装置の絞り込み信号5PDW1シャッタ
速度TV又は絞り値AVの設定データ、絞り優先モード
選択信号ASLC1使用撮影レンズ装置の最小口径絞ゎ
検出信号ANx A x等は全てタイミング・パルスT
l3t−TB6に同期して取り込まれるものである。 即ち、第20図に示す如く、インバータ263(第12
図)からは、タイミング・パルス萌「〜TB5に同期し
て、フィルム感度Svに関す”8”の重みをもつビット
Sv、まで順次出力される。このフィルム感度Svに関
するデータが変換される事については先にも述べた通り
である。また、インバータ279(第14図)からは、
タイミング・パルスTBIに同期して、レンズ装置2側
で絞りが選択されている事を示すMNAL信号が出力さ
れ、夕゛イミング・パルスTB2に同期して、レンズ装
置2が絞り込み状態にある事を示すS P DW倍信号
出力され、まだタイミンク・パルスTB3〜7r]「r
ti同期して、使用レンズ装置2の開放絞り値AVoに
関するグレー・コード・データAVoGCがiの重みを
持ピッ)AVO4GCまで順次出力される。このレンズ
装置2の開放絞り値A V o−に関するグレー・コー
ド・データAvoGcは、先にも述べた如く、後にバイ
ナリ−・コード・データAVoに変換される。更に、イ
ンバータ299(第18図)からは、タイミング・パル
スTBzに同期して、絞り優先モードである事を示す信
号AsLCが出力され、またタイミング・パルスTB2
−TB 6に同期して、設定されたシャッタ速度TV又
は絞り値AVに関するデータが出力される。なお、ここ
で、タイミング・パルスTB2に同期してl” 出力されるデータは百の重みを持ち、タイミング・パル
スTB3に同期して出力されるデータは”l”の重みを
持ち、タイミング・パルスTB4に同期して出力される
データは2″め重みを持ち、タイミング・パルス’ff
了KM期して出力されるゾーンはN4”のに−yを持ち
、−タイミング・パルスTB6に同期して出力されるデ
ータは”8”の重みを持つが、これは絞り値AVがi段
積度でデータ入力される事に基くものである。これに対
して、共通のダイヤル34から入力されるシャッタ速度
はl”段精度で設定される事となる為、シャッタ速度で
l”の重みを持つピッ)TVIはタイミング・パル“l
” スTB2に同期して図の重みを持つデータとして、2”
の重みを持つビットTV2はタイミング・パルスTB3
に同期して′l”の重みを持つデータとして、N4”の
重みを持゛つビットTV4はタイミング・パルスTB4
に同期して”2”の重みを持つデータとして、N8”の
重みを持つビットTv8はタイミング・パルスTBSに
同期して”4″の重みを持つデータとして、N16”の
重みを持つピッ)TVI6はタイミング・パルス’rU
’i;’に同期して′″8”の重み身持つデータとして
それぞれ取り込まれる事となる。裏返して云えばシャッ
タ速度TVに関するデータは一旦1倍して、一段精度の
デー2 りとして絞り値データの精度と合致させた上で、共通の
ダイヤル34で設定したのと同じである。 従って、インバータ299からタイミング・パルスTB
2〜TB5に同期して出力されるデータをシャッタ速度
TVとして取り扱う時は、2倍して用いる事となる。 更にインバータ316(第19図)からは、使用撮影レ
ンズ装置2の最小口径絞り値がFナンバーでFil、F
16.F22.F32.F45.F64のいずれである
かを示す信号A M A X’が出力さ ゛れる
が、このインバータ316の出力AMAX’が、タイミ
ング・パルスTBI−TB6のどれに同期しているかで
、最小口径絞り値が決定される。 第1図示カメラ装置は他にも種々の動作条件設定の為の
スイッチ機構を有するが、シャッタ・レリーズ・ボタン
18に連動するスイッチ機構もその中の1つである。こ
のスイッチ機構は第21図に示す如き構成を有するもの
であるが、シャッタ・レリーズ・ボタン18の押圧操作
によってスイッチS1が閉成して、インバータエlを通
じてハイ・レベル出力がなされ、シャッタ・レリーズ以
降必要なカメラの動作を開始させるものである。なお、
これらの動作は、リフレックス・ミラーのはね上げ、レ
ンズ装置2のプリセット位置までの絞り込冬、2幕走行
式・フォーカル・プレーン・シャッタ先幕の走行開始等
の動作を含む。以降の説明では、このスイッチ機構の事
をSW2と称し、その出力信号をSRと称する。 また、セレクタ・レバー22は2つのスイッチ機構に連
動している。1つはAEロックの為のスイッチ機構であ
るが、このスイッチ機構は第21図に示す如各構成を有
するもので、セレクタ・レバー22をマーク26が選択
される位置に合せた場合、スイッチSlが閉成して、イ
ンバータ■1を通じてノ・イ・レベル出力がなされ、と
のハイ・7レベル出力に基いて測光量が固定保持される
。以降の説明では、このスイッチ機構の事を5AELK
、その出力信号をAELKと称する。他の1つは、セ
ルフ・タイマー−セットの為のスイッチ機構であるが、
このスイッチ機構はN21図に示す如き構成を有するも
ので、セレクタ・レバー22をマーク28が選択される
位置に合せた場合、スイッチSlが閉成して、インバー
タ11を通じてノ・イ・レベル出力がなされ、このハイ
・レベル出力に依ってシャッタ・レリーズ・ボタン18
の押圧後、一定時間を経過してからシャッタ・レリーズ
が行なわれるという、所謂セルフ・タイマ撮影が行なわ
れる。以降の説゛明では、と1のスイッチ機構の事を8
8BLP 。 その出力信号を5ELFと称する。 また、第1・図示カメラ装置は他にも種々の動作状態判
別の為のスイッチないしは機構を備える。先ず、ボディ
4側に設けられたAEレバー94が、AEチャージ状態
にあるか否かを検出する為に、AEチャージ検出スイッ
チ機構が設けられる。このスイッチ機構は第21図に示
す如き構成を有するもので、AEレバー94がAEチャ
ージ状態にある時、スイッチSが閉回路してインバータ
■1から“1″′出力を行う如く構成されるものである
。なお、以降の説明では、このスイッチ機構の事を5A
ECG 、その出力信号の事をAECGと称する。 また、フィルムの巻上げが完了しているか否かを検出す
る為に、巻上げ完了検出スイッチ機構が設けられる。こ
のスイッチ機構は第21図・に示す如き機構を有するも
ので、巻上げレバー14に依ってフィルムの巻上げ及び
シャッタ・レリーズ時に必要な機構部分を動かす為のス
プリング類のチャージが完了した時、スイッチ81が閉
成し、インバータ11から“1“出〜力を行う如く構成
されるものである。なお、前記スイッチSlはシャッタ
・レリーズ後、所要の動作が順次行なわれ、2幕走行式
・フォーカル・プレーン・シャッタの後幕が走行を終了
するまで閉成状態にある。なお、以降の説明では、この
スイッチ機構の事を[P 、その出力信号の事をWNU
P信号と称する。・ 更に、フォーカル・ブレーン・シャッタの先幕が走行開
始したか否かを検出する為に、先幕走行検出スイッチ機
構が設けられる。このスイッチ機構は第22図に示す如
き構成を有するもので、先幕が走行を開始すると、それ
まで閉成していたスイッチS2が開成して、それまでな
されていた“1″出力が“0″出力となる如く構成され
るものである。このスイッチ機構の出力は、シャッタ速
度を計時して後幕の走行開始時間の制御を行う為に用い
られるものである。 なお、以降の説明では、このスイッチ機構の事を5CT
ST、その出力信号をCTSTと称する。 また、第1図示カメラ装置は、先にも述べた如く、レン
ズ装置2の制御の為の絞りをボディ4側からプリセット
する機構を備えるが、この機構の動作概要は第2図の説
明中に既に述べた。 即ち、シャッタ・レリーズ直前の状態にあって、AEレ
バー94はAEチャージ位置にロックされた状態にあり
、レンズ装置2側の絞りプリセット用のレバー84を、
該レンズ装置2の開放絞シブリセット位置に保持してい
る。かかるロック状態はシャッタ・レリーズ時に解除さ
れるが、ロック解除に依ってAEレバー94は、最小口
径プリセット側に付勢されているレバー84の保持を解
除する事となる為、レバー84は最小口径プリセット側
に向って走行を開始する。 同時に、レバー84の移動量をパルス的手段に依って検
出する事に依り、走行するレバー84に依る絞りのプリ
セット絞シ段数(これはレバー84の走行に伴い増大し
ている)を知シ、制御の為の絞り段数と一致した時点で
、前記AEレバー94をクランプする事に依り、レバー
84を制御の為の絞り段数分走行した位置に停止させる
。以上の動作を通じて、ボディ4側から、レンズ装置2
の絞りプリセットを行う事が可能となる訳であるが、第
23図に示すのは、レバー84の走行量をパルス変換し
て検出する為の機構である。AEレバー94はアーム3
1°8と一体化されており、このアーム318は軸32
0中心に揺動可能なアーム322にピン324に依って
回動自在に保持されている。かかる構成に依ってAEレ
バー94は矢印δ又はσ方向に移動可能となっており、
不図示のスプリングに依って矢印a方向に軽く付勢され
ている。レバー326は軸327に軸支されると共にそ
の一部をピン328に依って前記アーム318に回動自
在に連結されるが、このレバー326は前記ABレバー
94の走行量に応じたパルス数を得る為に設けられたも
のである。前記レバー326はその先端にブラシ330
を備えており、AEレバー94の矢印a又はσ方向への
動きに対して矢印す又はa方向に軸327を中心に揺動
するものである。前記ブラシ330は扇形のパルス発生
板322に常に摺接しており、その一部を接地されてい
る共通電極334に常に対接させ、他の部分を扇形の径
方向に突出したくし歯状電極336に対面している。前
記くし歯状電極336は互いに導通関係にあシ、抵抗3
38を通じて電源Vccに接続されると共にインバータ
340の入力端に接続される。かかる状態で、AEレバ
ー94が矢印a又はσ方向に動けば、前記ブラシ330
は前記パルスA生板332に摺接して矢印す又はa方向
に動く。こ〕 の時、ブラシ330は前記くし歯状電極336に接触、
非接触を繰シ返しながら移動する事となるが、接触状態
の時、インバータ340の入力端は接地側に引かれてロ
ウ・レベルとなシ、その出力は・・イ・レベルとなり、
一方弁接触状態の′時、インバータ340の入力端は電
源Vccに依ってハイ・レベルとなシその出力はロウ・
レベルとなる。従って、AEレバー94が、AE−yヤ
ージ状態にあるロック位置からレンズ装置2側のレバー
84の付勢力に従って矢印σ側に走行すれば、当然、ブ
ラシ330も矢印a方向に走る。事となり、インバータ
340からはAEレバー94の走行量に応じたパルス信
号が得られる事となる。従って、このパルス信号のパル
ス数をカウントする事により、AEレバー94の走行量
、即ちレバー84に依る絞り段数のプリセット位置を知
り、所望の絞り段数に達したところで前記AEレバー9
4をクランプする事に依って、レンズ装置2のレバー8
4に依る絞りのプリセットを行う事が出来る。 なお、AEレバー機構やクランプ機構等の如く、機械的
な動作手段とインバータ340の出力パルス信号をカウ
ントする電気的な手段の間、には、当然動作時間の間に
差が出て来るが、これは経験的なデータに基いて、機械
的な又は電気的な一補正を行う事に依って解決を行なわ
なければならない事は云うまでもない。 また、第23図示の如き構成を有するパルス発生板33
2の如き接点機構を通じて得られたパルスは必ずしもそ
の波形が、カウントの為に適した整形されたパルスでは
ないが、インバータ340を通じて反転される時、ある
程度整形される。しかし、必要ならば、更に波形整形手
段を通じて波形整形を行ってもよい。 以上述べた如き構成を通じて、このカメラ・システムは
レンズ装置2の絞りのプリセットをボディ側から行う事
が出来るもので、パルス数のカウントというディジタル
的な手段を通じて絞りのプリセットの為のレバーのクラ
ンプ位置を決定し−ている為、極めて精度の高い絞りプ
リセットが可能である。なお、以降の説明に於いては、
インバータ340の出力を含むAEレバー94の位置検
出の為のパルス信号をFP’Cと総称する。 この実施例のカメラ・システムが、ストロボを挿着して
、自動的にストロボ撮影が行なわれる事については前に
も述べた通りであるが、更に第24図に従って、このス
トロボの動作について詳細に説明する。同図中、342
は自動調光方式のストロボ・ユニットで、発光々量を被
写体からの反射光に従って制御するもので、光量制御の
為の要素としてフィルム感度設定ダイヤル106からの
フィルム感度情報及び絞り設定ダイヤル108からの絞
り値情報が用いられる。 かかるストロボ−やユニット342の構成についでは、
良く知られているの′で詳細な説明は省略fbtがスト
ロボ・ユニット342がストロボ撮影を行う為には、不
図示の放電用コンデンサが所要の電圧まで充電されなけ
ればならない。このコンデンサの充電完了に従って、こ
のストロ ボ・ユニット342は発光可能となる訳
であるが、この事を外部に知らしめるべく、信号線34
4を通じて放電用コンデ゛/すの充電完了を示す信号が
出力される。この信号は電流回路346に導入されるが
、この時、この電流回路346は切換スイッチ146の
状態に応じて、全自動充電完了信号としての第1の電流
量信号と半自動充電完了信号としての第2の電流量信号
との夫々の信号を制御接点140から受は入れることが
できる様になる。なお、制御端子54から制御接点14
0に前記第1の電流量又は第2の電流量が流れ込むこと
ができる状態となると、カメラ装置側で叫そのことを検
出してカメラは自動的にストロボ撮iモードに切換わり
、ボディ4に内蔵される不図示のTTL測光1系からの
アナログ情報に代ってデータ端子56からのアナログ情
報をA−D変換して取シ込む回路に切換わる。なお、前
にも述べたが、前記第1の電流量(全自動充電完了信号
)に依ってカメラ装置がストロボ撮影モードに切換わる
と、ボディ4側でいかなるシャッタ速度が設定されてい
ても自動的に60分の1秒に制御される事となシ、まだ
前記第2の電流量(半自動充電完了信号)に依ってカメ
ラ装置がストロボ撮影モードに切換わると、ボディ4側
で60分の1秒以上のシャッタ速度が設定されている場
合に函って、自動的に60分の1秒に制御される事とな
る。−万、データ端子56はデータ接点142゛からス
トロボ側の絞シ設定ダイヤル108に依って設定された
絞υ値に関するデータを前記絞り設定ダイヤル108と
直結されたレベル設定器348を通じてアナログ情報で
受は取っている。このアナログ情報はA−D変換され、
ディジタル情報としてカメラ装置側に取り込まれ、絞り
制御の為のデータとして用いられる。 ストロボ側から全自動又゛は半自動の充電完了信号を受
は堆ることによシストロボ撮影モードとなったカメラ装
置に於いて、シャッタ・レリーズを行うとシンクロ用接
点52.138を通じてストロボ・ユニット342にボ
ディ4のシャッタの動きと同調した発光指令が与えられ
、ストロボ・ユニット342は自動調光動作し、一方カ
メラ装置側は、60分の1秒ないしはそれ以下(半自動
の場合)のシャッタ速度でンヤツタ・レリーズを行うと
共に、ストロボ側で設定された絞り値に従って絞り制御
を行う。 な唇、以下の説明に於いては、制御端子54を通じて検
出される第1の電流量を含む全自動充電完了を示す信号
をC8Al信号、また第2の電流量を含む半自動充電完
了を示す信号をC8A2信号、またこれらの2つの充電
完了を示す信号を併せ゛てC8A信号と総称する。また
、データ端子56を通じて入力される政り値に関するデ
ータをVSA信号と総称する。 この実施例のカメラ・システムが、外部測光計を装着し
て、より広範な露出制御を可能ならしめている点につい
ては前にも述べた通りであるが、更に第25図、第26
図示の外部測光計のブロック図に従って、外部測光計の
動作について詳細に説明する。 第25図中、350は反射光式測光計で、被写体からの
反射光を撮影レンズ等を介する事無く直接的に測光する
機能を有する。この外部測光計350は、カメラ装置側
の端子54から接点146を通じて外部測光モード信号
としての第3の電流量が流入可能な電流回路352を備
えておシ、この反射光式測光計を装着されたカメラ装置
側では、制御端子54から接点146に前記第3の電流
量で電流が流入可能となるとそれを検出して自動的に外
部測光モードに切換わり、ボディ4に内蔵される不図示
のTTL測光系からのアナログ情報に代って、データ端
子56からのアナログ情報をA−Di換して取り込む回
路が選択される。同時に、前記外部測光計350からは
、データ接点148からデータ端子56に測光の結果得
られた被写体輝度情報がアナログ情報として与えられる
・が、このアナログ情報はA−D変換されディジタル情
報としてカメラ装置側に取り込まれ、露出制御の為のデ
ータとし用いられる。 また、第26図中−354は入射光式測光計で、被写体
部の照度を直接測光する機能を有する。この外部測光計
354は、第25図示測光計と同様にカメラ装置側の制
御端子54から接点166を通じて外部測光モード信号
としての第3の電流量が流入可能な電流回路356を備
えており、この入射光式測光計を装着されたカメラ装置
側では、制御端子54から接点166に前記第3の電流
量の電流が流入可能となるとそれを検出して自動的に外
部測光モードに切換わシ、ボディ4に内蔵される不図示
のTTL測光系からのアナログ情報に代って、データ端
子56からのアナログ情報をA−D変換して取り込む回
路が選択される。同時に、前記外部測光計354からは
、データ接点168からデータ端子56に測光の結果得
られた照度情報がアナログ情報として与えられるが、こ
のアナログ報はA−D変換されディジタル情報としてカ
メラ装置側に取り込まれ、露出制御の為のデータとして
用いられる。なお、この時、カメラ装置側に取り込ま、
れたデータは、入射光式で測光し次照度情報であるが、
予め反射光式で測光した被写体輝度情報と等価に扱う事
の出来る様な形に変換しておく事に依り特に問題は生じ
ない。 以上、述べた説明からも明らかな如く、外部測光計につ
いては、反射光式のものでも、入射光式のものでも全く
等価に取り扱う事が可能であるが、特に入射光式につい
て異なる点は、カメラ装置のAPロック機能を備える点
である。 即ち、入射光式測光計35・4は、測光ボタン174を
押圧している間だけ測光を行い測光データを端子168
に出力する様に構成されている。従って、測光ンタン1
74が押圧されテ少らず、端子168に測光データが出
力されていない時は、カメラ装置はAEロック状態にあ
った方が望ましい。従って、前記測光ボタン174は常
閉スイッチ(不図示)と連動しており、前記スイッチは
接点170.AEロック、端子58を介して、ボディ2
に内蔵されるAEロック用のスイッチ5AELKと並列
接続される。 以上、述べた如くこの実施例のカメラ・システムは反射
光式、入射光式の外部測光計を適用可能となっているが
、以下の説明に於いては、制御端子54を通じて検出さ
れる第3の電流量を含む外部測光モードを示す信号をO
LM信号と総称し、またデータ端子56を通じて入力さ
れる測光量に関するデータをOB倍信号称する。 ° このOB倍信号アペックス値で、被写体輝度BVに
等価なものとする。 以上、詳細に述べた様な機構構成を通じて、本実施例の
カメラ・システムに於いては、各種の入力データ、設定
データ並びに設定条件動作状態に関する情報を取り込ん
でいる。 以上の説明からも明らかな如く、本実施例のカメラ・シ
ステムは種々の手段を通じて露出制御の為に必要なデー
タや動作条件や動作状態に関する情報を取り込んでおり
、これらの入力情報は次に説明するディジタル制御シス
テムに依って処理される。 前にも説明したが、本実施例のカメラ・システムは、総
体的な系を有機的に結び付けた動作制御を行うと共に、
小型、高精度で製造に当っての調整を簡略化し、また数
多の入力情報に対して最も合理的な動作展開を行なう事
を可能ならしめるべく、制御システムとしてディジタル
制御システムを適用している。 以下に、本発明カメラ・システムに対して、適用したデ
ィジタル制御システムの一例について説明するが、特に
カメラの持つ構造上の制約や限界ないしは前に述べた動
作定義等の関係で、必ずしも合理的なシステムの展開を
行っていない。それは、本実施例に適用したカメラ装置
機構が従来から知られているカメラ機構の概念から大巾
に飛躍した理想的な構成を持つまでに至ッテオラス、本
実施例のカメラ・システムも、またそれを越えるもので
はないからである。第27図は、第1図示のカメラ装置
が前に述べた種々の性能を満足させる為に採られるディ
ジタル制御システムの大略ブロック図であるが、この制
御システムはカメラ・システムの持つ最も伝統的な各種
機構1、例えばシャッタ走行機構、絞り込み機構、ミラ
ー・アップ並びにクイック・リターン機構等に加えて各
種数値データないしは動作条件の設定機能及び各機構の
動作状態判別機能等を含む機構部分358に対して3つ
の大き゛なブロックに分けられる。この3つの大きなブ
ロックとは入力側°御部36o1中央制御部362、出
力制岬部364で前記各制御部は1個のバス・ライン3
66で連結される。なお、前記機構部分358には、先
に説明した情報の入方部、即ち測光部、各種データ設定
部、各種条件設定部、各種動作状態判別部等の他に、各
種露出制御機構、各種表示機構を備える。 前記入力制御部360は前記機構部分358から入力系
統368を通じて測光アナログ・データ、各種条件設定
信号、動作状態判別信号が入力さ、れるが、ここで前記
データや信号等は情報処理の為に最適なディジタル情報
に変換され、入力バス・ライン370を通じて中央制御
部362に転′送される。 前記中央制御部362は前記機構部分358から入力系
統372を通じて各種設定データや各種条件設定信号等
が入力されるが、ここで前記データや信号等は情報処理
の為に最適な形に変換されて前記入力制御部360から
のディジタル情報と共に必要な演算処理を加えられ、演
算終了の後、前記機構部分358に含まれる各種露出制
御機構及び各種表示機構の制御の為に必要な情報として
出力バス・ライ/374を通じて出力制御部364に伝
送される。一方、前記中央制御部362はタイミング・
ライン376を通じて、前記機構部分358に各種設定
データや各種条件設定信号の取シ込みの為のタイミング
信号及び灸種表示機構のダイナミック駆動用のタイミン
グ信号を与えている。 前記出力制御部364は前記機構部分358か1入力さ
れる各種条件設定信号や各種動作状態判別信号及び前記
中央制御部362から入力される制御情報に基いて、前
記機構部分358の各種露出制御機構に制御信号を与え
ると共に各種表示機構に必要な情報を表示させる。 第27図示のカメラの機構部分の機能構成を第28図の
概略構成図に従って更に詳細に説明する。 この機構部分358はカメラ装置の入出力及び制御表示
に関する全ての動作に関与−するものであって、入力の
為の各種設定、スイッチないしは検出スイッチ又は測定
装置、出力の為の各種スイッチ及び線路、制御の為の各
種電源プランジャー、表示の為の各種表示機構等を備え
て成る。 同図中、378は先に説明したTTL測光手段で、その
出力信号は不図示の手段を通じて対数圧縮され開放測光
の場合はBVo=BV −AVo −AVc、絞りぎみ
測光の場合はBVs二HV −AV −Av″c な
る1アペツクス相当のアナログ値で出力される事となる
。前記TTL測光手段378の出力アナログ信号は入力
制御部360の信号切換回路380を通ピてA−D変換
器382に与えられディジタル・データに変換された上
で系に取り込まれる事となる。なお、前記信号切換回路
380は前記TTL測光手段378以外の他の測光手段
、即ち反射光式測光計350、入射光式測光計354や
ストロボ装置384からのアナログ嚇データをディジタ
ル値に変換するに当って、前記A−D変換器382を共
用する為に設けられたものである。 ストロボ装置384は第24図にその簡単なブロック図
を示したが、このストロボ装置384がカメラ装置ボデ
ィ4に挿着されるとストロボ装置384のデータ接点1
42、制御接点140、シンクロ用接点138のそれぞ
れがボディ4のアクセサリ−・シュー50に設けたデー
タ端子56、制御端子54、シンクロ用接点52のそれ
ぞれと接触する。この状態で、ストロボ装置384の電
源スィッチ132(第5図)をオンすると、絞9設定ダ
イヤル108に依って設定された絞り値に関するデータ
VSAがデータ接点142からデータ端子56を通じて
入力され、入力制御部360の信号切換回路380に与
えられる。この状態で、ストロボ装置384でストロボ
発光の為の充電が完了していない場合、充電完了を示す
信号C8Aの入力がなく、従って前記データVSAは前
記信号切換回路380部で入力規制された状態となる。 ストロボ装置384の充電が完了すると、制御端子54
からストロボ装置384側のデータ接点140を通じて
充電完了検出回路386に電流が流入可能となる。即ち
、ストロボ装置384からデータ接点140、制御端子
54を通じて充電完了を示す信号C8Aが負電流信号の
形で入力され、この信号C8Aは入力制御部360に設
けた電流検出器386に依って検出される事となる。 この電流検出器386は制御端子54から外部に電流が
流出すると、前記信号切換回路380に制御信号を与え
て、TTL測光手段378からのアナログ信号に代って
端子56から入力されるアナログ信号をA −り変換器
382に与える機能と、前記電流の大きさを検出して、
該電流量に含まれる制御信号を判別する機能を有するも
のである。従って、前記ストロボ装置384から充電完
了を示す信号C8Aが入力されると、前記信号切換回路
380は端子54からアナログ値で入力された絞9値に
関するデータVSA=iA−D変換器382に入力する
手となる為、前記絞り値に関するデータvS′Aはディ
ジタル・データに変換された上で系に取シ込まれる事と
なる。一方、前記電流検出器386は前記C8A信号を
検出して、系をストロボ撮影モードとすべぐ充′IIL
児了信号CGUPを出力すると共に、切換スイッチ14
6に依って充電完了信号の電流量を2段階に切換える機
能を有する充電完了検出回路346に依って、2段階の
電流量を選択的に争えられている前記C8A信号の電流
量に従って、電流検出器386はこのストロボ撮影モー
ド示全自動に係るものか半自動に係るものかを判別し、
全自動に係〜るものである時、全自動信号FATを出力
する。従って、前記電流検出器386の出力である充電
完了信号CGUPの入力と、全自動信号FATの有無に
従って糸は全自動又は半自動のストロボ撮影モードとな
るものである。 なお、ストロボ撮影の為のストロボ装置384の発光ト
リガーは、機構部分358側に設けたシンクロスイッチ
388に依って行なわれるが、ストロボ装置384はシ
ンクロ用接点138.52を通じて前記スイッチ388
に連結される。なお、このシンクロスイッチ388は良
く知られている様に、2幕走行式・フォーカル・プレー
ン・シャッタの場合、先幕が走行終了した事を検出する
部材390に依って、オン動作させられる。 このシンクロスイッチ388は、本実施例のカメラ・シ
ステムを構成するべく、ボディ4のアクセサリ−・シュ
ー50に装着されるストロボ装置384のみでなく、他
の一般的なストロボ又はフラッシュ装置との同期を取る
為にも用いられるが、その為に、X接点64にも接続さ
れている。 反射光式測光計350は第25図にその簡単なブロック
図を示したが、この測光計350がカメラ装置ボディ4
に装着されると測光計350の接点148.146のそ
れぞれが、ボディ4のアクセサリ−・ソニー50に設け
たデータ端子56、制御端子54のそnぞれと接触する
。この時制御端子54から測光計350側の接点146
に電流が流入可能となる。即ち、測光計350から接点
146、制御端子54を通じて、外部測光計が装着され
た事を示す信号OLMが負電流信号の形で入力され、こ
の信号OLMは入力制御部360に設けた電流検出器3
86に依って検出される事となる。従って、この電流検
出器386から前記信号切換回路380に制御信号が与
えられ、’I’TL測光手段378からのアナログ信号
に代ってデータ端子56からムナログ値で入力された測
光量に関するデータOBがA−D変換器382に入力さ
れ、前記データOBはディジタル・データに変換された
上で系に取り込まれる事となる。なお、この測光量デー
タOBは撮影レンズ装置を通しての測光に依って得られ
たものではない為、各種の補正は不必要であり、得られ
た信号はそのまま被写体輝度BVに対応するものである
。−万前記電流検出器386は前記OLM信号をその電
流量から判別して、系を外部測光モードにさせるべく制
御信号OLMを出力する。前記制御信号OLMの入力に
依って系は外部測光データに基〈諸動作を行う事となる
。 入射光式測光計354は第26図にその簡単なブロック
図を示したが、この測光計350のカプラー156(第
7図)がカメラ装置ボディ4に装着されるとカプラー1
56の接点168.166.170のそれぞれが、ボデ
ィ4のアクセサリー・ツユ−50に設けたデータ端子5
6、制御端子54、AEロック端子58のそれぞれと接
触する。この時、制御端子57!から測光計354側の
接点166に電流が流入可能となる。 即ち、測光計354から接点166、制御端子54を通
じて外部測光計が装着された事を示す信号OLMが負電
流信号の形で入力され、この信号OL Mは入力制御部
360に設けた電流検出器386に依って検出される事
となる。従って、この電流検出器386から前記信号切
換回路380に制御信号が与えられ、TTL測光手段3
78からのアナログ信号に代ってデータ端子56からア
ナログ値で入力される測光蓋に関するデータOBがA−
D変換器382に入力可能となる。 なお、この入射光式測光計354は常閉のAEロック・
スイッチ392を備えており、カプラー156をボディ
4のアクセサリ−・シュー50に装着した時、カプラー
156の接点170、アクセサリ−・シュー50のAE
ロック端子58を通じて前記AEロック・スイッチ39
2が、この機構部分358に含まれる常用のAEロック
・スイン1SABLKを短絡する為、このカメツク・ス
イッチ392は測光計354に測光を行なわせる。為の
測光ボタン174と連動しており、該ボタンを操作する
事゛に依り、開成される為、測光計354側で測光が開
始されるとカメラ装置はAEロック状態が解除される。 この時、測光計354から接点168には、測光量に関
するデータOBがアナログ値で出力され、このデータO
Bはデニタ端子56から信号切換回路380を通じてA
−D変換器382に入力され、ディジタル・で−夕に変
換され人士で系に取り込まれる事となる。 なお、この測光量データOBは反射光式での測光に依っ
て得られたものではない為、被写体輝度゛情報BVとは
全く異なる照度に関するデータであるが1.アペックス
演算式での取り扱いが被写体輝度情報BVと全く同じで
ある事から、測光計354の出力アナログ値を適宜調整
する事により、得られた測光量データOBはそ、のまま
被写体輝度BVに対応さ、せる事が出来る。一方、前記
電流検出器386は前記OLM信号をその電流量から判
別して、系を外部測光モードにさせるべく制御信号OL
Mを出力する。前記制御信号OLMの入力に依って系が
外部測光データに基く諸動作を行う事については、反射
光式測光計を用いた場合と全く同じである。 即ち、このカメラ・システムに於いては、反射光式測光
計、入射光式測光計のいずれを外部測光アダプタとして
用いた場合でも、AEロックの有無や使用性の問題を除
けば、系は全く同じ動作を行うものである6 以上の説明から明らかな如(1,A−D変換器382の
出力ディジタル信号は、電流検出器386からの出力信
号C()UP、 FAT、 OLMに依ってその意味を
特定されるもので、系も前記電流検出器386の出力に
依ってその動作を所要のモードの動作に変更する。なお
、以降の説明では前記A−D変換器382の出力ディジ
タル信号をDDと総称することにする。 なお、(の入力制御部360は、前記機構部分358に
設定された各種の条件及び動作状態7を検出して取り込
んでおり、第21図に示したと同様のスイッチ構成を有
する5AELK、巻き上げ完了検出スイッチ5WNUP
、AEチャージ検出スイッチ8AECGを通じて、AE
ロックの為のAELK信号、巻き上げ完了検出スイッチ
W人UP、AEレバー94がAEチャージの状態にある
事を示すABCG信号等を取シ込んでいる。 ちなみに前記ABロック・スイッチ5AELKはボディ
4上面に設けたセレクタ・レバー22に、前記スイッチ
5WNUPは巻き上げレバー14に依って動作させられ
る機構に、前記スイッチAECGはAPレバー94に連
動する機構にそれぞれ連動して動作させられる。 以上、述べた如くして入力制御部360に取シ込まれた
データ及び条件設定信号は、適宜時間的な整合をされた
上で入力バス・ライン370を通じて中央制御部362
に転送される。 前記中央制御部362は機構部分358から各種の設定
データ及び設定条件を取り込んでいる。この中央制御部
362はタイミング・ライン394を通じて第13図に
示す如きタイミング°パルスを出力しており、このタイ
ミング・パルスに同期して、ブイルム感度SVに関する
データSv1、撮影レンズ装置の開放絞り値AVoに関
するデータAVo(グレー・コード)、撮影レンズ装置
の絞りがレンズ装置側で設定されている事を示す信号M
NAL 、撮影レンズ装置が絞り込まれている事を示す
信号S P DW、設定された絞り値AV又はシャッタ
速度TVに関するデータ、このデータが絞シ値AYに関
するものである事を示す信号ノxsLc 、撮影レンズ
装置の最小口径絞り値が何であるかを示す信号AMAX
等を取シ込んでいる。 以上述べた、各種データ、設定条件等の信号については
、第12〜第19図の構成を通じて取り込む事となるが
、その詳細については既に述べた通りである。 この中央制御部362に於いては、種々の演算制御が行
なわれ、カメラ機構部分358の各露出制御優構の制御
の為の゛データ信号及び表示の為のデータ信号を出力バ
ス・ライン374を通じて出力制御部364に与える。 この出力制御部364は、カメラ装置の動作を開始させ
るシャッタ・レリーズ制御、レンズ装置の絞p値を設定
又は演算された絞りに制御する絞り制御、シャッタ速度
を設定又は演算された速度に制御するシャッタ速度制御
、必要な情報を表示させる表示制御の各制御機能を有す
るもので、機構部分358に設けられたシャッタ・レリ
ーズ手段396、絞り制御手段398、シャッタ速度制
御手段400、ディジタル表示手段402、点滅表示手
段404に対する制御信号を出力している。−万、この
出力制御部364は前記機構部分358の各種の設定条
件及び動作状態を検出すると共に、それらの信号を取り
込んでおシ、第21図に示したと同様のスイッチ構成を
有するセルフタイマ・セット・スイッチ5SELF、ン
ヤツタ・レリーズ・スイッチSW2、第22図に示した
と同様のスイッチ構成を有する先幕走行開始スイッチ5
CTSTを通じて、セルフ・タイマがセットされている
事を示す5ELF信号、シャッタ・レリーズ後のカメラ
動作を開始させるためのシャッターレリーズSR信号、
2幕走行式・フオニカル・プレーン・シャッタの先幕が
走行した事を示すCTST信号を印加される。更に、前
記出力制御部364は第23図示の構成を通じて、AE
レバー94がAEチャージ位置から走行した距離をパル
ス変換して得られるF P C信号の取り込みも行って
いる。 なお、前記スイッチ5SELFはボディ4上面に設けた
セレクタ・レバー22に、前記シャッタ・レリーズ・ス
イッチSW2はシャッタ・レリーズ・ボタン18に、前
記スイッチ5CTSTは先幕走行開始検出部材406に
それぞれ連動する。 このカメラ装置の機構部分358は機械的なシーケンス
制御機構と電磁ソレノイドを用いた電気的な制御機構を
併せて適用されるもので、前記シャッタ・レリーズ手段
396、絞り制御手段398、シャッタ速度制御手段4
00が電気的な制御に係る部分である。、 前記シャッタ・レリーズ手段396はカメラ装置の機械
的なシーケンスを走行開始させる為のトリガーを与える
もので、極めて小型の電磁ソレノイドを用いて所要の動
作を行う。なお、このシャッタ・レリーズ手段396の
動作は前記入力制御部360に入力されたシャッタ・レ
リーズ信号SR,セルフ・タイマ・セット信号5ELP
及び、この出力制御部364に入力された巻上げ完了信
号WNUP等と密接な関連をもっている。 前記シャッタ・レリーズ手段396の動作に依って走行
開始した機械的なシーケンスの中には、AEレバー94
をチャージ位置から走行させる動作も含まれる。このA
Eレバー94は前にも述べた様に、チャージ位置から、
ディスチャージ位置に向って走行する間、適宜位置でり
ランプされる事に依2てレンズ装置2の絞り値をプリセ
ットする機能を有するものであるが、このクランプ位置
を決定するのが、AEレバー94のAEチャージ位置か
らの走行量である。 即ち、このAEレバー94のAEチャージ位置からの走
行量は電2図の説明からも1らかな様に、レンズ装置2
の制御絞シ段数のプリセット値に対応するものであるめ
で、前記AEレバー94の走行量を検出しながら、検出
量が制御部ち□段数に対応する値になった時、前記AE
レバる事に依り、レンズ装置2に絞りをプリセットする
事が出来る。 かかる動作中、前記AEレバー94の走行量に対応して
前記出力制御部に入力されるのがEPC信号である。こ
のFPC信号は前記AEレバー94の走行量に応じた数
のパルス信号で−あシ、−従って、このFPC信号をカ
ラ/り等に依って計数する事に依り、容易に前記レバー
94の走行量を知る事が出来る。 前記絞り制御手段398は前記AEし、<−94のAE
チャージ位置からの走行量が前記中央制御部362から
与えられた絞り制御段−数に対応する量になった時、前
記AEレノ(−94をクランプする為の機構を動作させ
るもので、これも小型の電磁ソレノイドを用いて所要の
動作を行う。 なお、前記シャッタ・レリーズ手段396の動作に依っ
て走行開始した機械的なシーケンスは、前記AEレバー
94をチャージ位置から走行させる動作の他に、ミラー
のはね上げ、撮影レンズ装置2のプリセット絞りへめ絞
り込み、2幕走行式・フォーカル−プレーン・シャッタ
の先幕走行開始等の動作も含むものである。 一般に2幕走行式・フォーカル・プレーン・シャッタに
依るシャッタ速度の制御は、先幕の走行開始時点から後
幕の走行開始時点までの時間制御に依って行なわれてい
るが、このカメラ装置も例、外ではない。即ち、シャッ
タの先幕が走行を開始して後、後幕の走行を規制しなが
ら時間を計時して、前記中央制御部362から与えられ
たンヤツタ速度に対応する時間が経過した後に後幕を走
行開始させる事に依って所要のシャッタ速度を得ようと
するものである。勿論このカメラ装置に於いては、時間
の計時は電気的な手段に依っている。 前記シャッタの先幕が走行を開始すると機構部分358
から、その事を示す信号CTSTが出力され、る。この
CT忌T信号を受けた出力側、両部364は、前記中央
制御部362から与えられたシャッタ速度データに基い
て、時間を計時し、前記シャッタ速度に対応する時間が
経過した後。 シャッタ後幕を走行開始させる為に設けられているのが
、ンヤツタ速度制御手段400であって、これも小型の
電磁ソレノイドを用いて所要の動作を行う如く構成され
るものである。 以上、述べた如く、前記シャッタ・レリーズ手段396
、絞り制御手段398、シャッタ速度制御手段400は
このカメラ・システムに於いて、電気的な制御系が露出
制御の為に直接関与する部分であり、極めて重要な地位
を占めるものである。 なお、かかる電気的制御手段の動作中にも、カメラ装置
そのものの機械的なシーケンスは動作を継続しており、
シャッタ後幕走行終了後のミラーのクイック・リターン
及びレンズ装置の絞り込みの駆動の解除等には、やはシ
機械的な制御機構が関与して来るものである。 この出力制御部346の他の機能としては、撮影者に対
して撮影に必要な情報を提示する表示機能がある。第1
図示カメラ装置はファインダ13内に撮影に必要なデ・
−夕を表示する表示器を備えている事については前にも
述べた事であるが、このデータ表示器は系の機構部分、
358に含まれるもので、402で示されている。この
データ表示器402は前記出力制御部364から表示す
べきデー/に関する情報、即ち表示の為のデコニド信号
を受は取ると共に、中央制御部362からタイミング・
ライノ394を通じてダイナミック表示駆動の為のタイ
ミング信号を受は取っている。このダイナミック表示駆
動とは、良く知られている表示方法であるが、表示器を
構成する全表示ユニットに時間的に変化する共通の表示
情報を与えると共に、タイミング信号に依って前記表示
ユニットを選択駆動する事に依り、所望の表示ユニット
に所望のデータを表示させる如き表示方法であシ′、回
路構成が簡略化されると共に電力消−費が少なくなる等
の特徴を有する為広く用いられている。このダイナミッ
ク表示駆動は特にカメラ装置の如く、スペースに制約が
あシ大容量の電源を組み込めない場合特に有利である。 また、第1図示カメラ装置ボディ4f面にはLEDラッ
プ32が備えられているが、このI、EDう/ブ32の
機能も重要である。即ち、1つはバッテリー・チェック
の際に点灯する事に依り、バッテリー残量が十分にある
事を示す機能であり、もう1つはセルツブタイマを使用
しての撮影の際に点滅する事に依り、セルフ・タイマが
動作中である事を示す機能である。このLEDう/プ3
2に対しても、前記出力制御部364から制御信号が与
えられる。 以上、述べた如く、機構部分358は前記入力制御部3
60、中央制御部362、出力制御部364と測光デー
タ、外部入力データ、設定データ、設定条件、判別状態
等の入力条件やシャッタ・レリーズ、絞り、シャッタ速
度等の制御や表示等を緊密に結び付けている。 次に、第8図にその詳細を示したモータ・ドライブ装置
であるが、とのモータ・ドライブ装装置は第28図中4
05で表わされる。このモータ・ドライブ装置405は
その接点210からボディ4の接点216を通じてスイ
ッチ5WNUPに接続されている。前記スイッチ5WN
UPはカメラ装置に於いて、フィルムの巻上げが完了し
てから、シャッタ・レリーズが行なわれ、シャッタの後
幕が走行終了す′るまでオン状態となる事については前
にも述べへ通りであるが、従って、インバータを通じて
前述の期間・・イ・レベルとなるWNUP信号を得る事
が出来る。前記モータ・ドライブ装置は、前記インバー
タを通過する前のWNUP信号、即ちWNUP信号を受
けて制御される。このWNUP信号は、カメラの動作サ
イクルの中で前述の期間以外の期間、即ちシャッタ後幕
が走行終了してからフィルムの巻上げが完了するまでの
間ハイレベルとなるもので、前記モータ・ドライブ装置
405はこのWNUP信号に基いて、フィルム巻上げ用
のモータを駆動している。即ち、とのモータ・ドライブ
装置に依れば、シャッタ・レリーズ後、シャッタ後幕が
走行を終了すると直ちにフィルムの巻上げ動作を開始し
、フィルムの巻上げが完了した時点でフィルム巻上げ動
作を停止するもので、誤動作の恐れが無く、まだ迅速な
フィルム巻上げ動作が可能である。 なお、このモータ・ドライブ装置405は第8図中にも
示したがカメラ装置のシャッタ・レリーズを遠隔から行
う事の出来るシャッタ、・レリース装置220を備える
が、このシャッタ・レリーズ装置220は特にモー タ
・ドライブ装置405と電気回路的なつながりをもつも
のではない。このシャッタ・レリーズ装置220に設け
られた操作ボタ/228は機構部分358の7ヤツタ拳
レリーズ昏ス゛イツチSW2と接°点212.218を
介して回路的に並、列接線されるスイッチR8W 2と
連動するもので、機能的に゛はボディ4上面に設けられ
た、ツヤツタ・レリーズ・ボタン18と全く同一である
。 さて、前記入力制御部3601−中央制御部362、出
力制御部364は上に述べた如く種々の機能を分担して
いるが、その動作はパス・ライン366で関連ずけられ
ておシ、機能部分゛358と共に合理的なシステムを形
成しでいる。 このシステムの主な動作は、撮影者に依って設、定され
たデータないしは条件に従って、外部条件(測光データ
等)に基く演算を行い、露出制御の為に必要な制御デー
タを導出し、前記制御データの中から必要なものを表示
して撮影者に知らしめると共に前記制御データに基いて
露出制御を行うものであるが、以下にこのカメラ装置の
種々のモードに於ける動作について概説する。 今、入力制御部360のA−D変換器382にディジタ
ル変換して出力されたデータDDは、開放側光に依る測
光データBVo、絞シ込み測光に依る測光データBVs
、ストロボ装f384からの絞り制御データVSA、外
部測光アダプタ350.354からの外部測光データO
Bのうちのいずれかに相当する訳であるが、これらは前
記電流検出器386の出力である充電完了信号CGUP
、外部測光モード制御信号OLMや、・絞り込みレバ
ー64に連動するスイッチ286の出力である絞り込み
信号5PDW等の信号に依って分別されそれぞれ対応す
る処理を行なわれる事となる。 今、カメラ装置ボディ4のアクセサリ−・シュー50に
ストロボ装置384や外−測光アダプタ350.354
が装着されていない場合について考えてみるに、この時
、カメラ装置は5つのモードの撮影態様(パルプ撮影を
除く)を採する事が出来る。 この5つのモードは、ボディ4の上面に設けられるモー
ド・セレクタ38及びボディ4の前面に設けられる絞り
込みレバー′64の状態、並びにレンズ装置2の絞υ設
定リングの状態に依って、絞シ優先AE撮影モード、シ
ャッタ優先AE撮影モード、開放測光手動露出調節撮影
モード、絞シ込み測光手動露出調節撮影モード、絞り込
み測光絞シ優先AB撮影モードの各モードを選択する°
事が出来る事については、第11図にも示す通りである
が、特にデータの演算処理を行う場合、開放測光手動露
出調節撮影モードは絞り″優先又はシャッタ優先の各A
E撮影モードと同じであるので、必要とされる演算ルー
チンは4つに大別される。 今、モード・セレクタ38が絞り優先側に、絞り込みレ
バー64が開放側に、レンズ装置2の絞り設定す/グ8
がマーク】2を選択する位置にそれぞれ設定されている
時、システムは絞り優先AE撮影モードとなる。この時
、測光の結果得られた被写体輝度に関する測光量BV。 は前にも述べたが、レンズ装置2の開放絞り値AVoと
曲り誤差A V cを含むもので、実際の被写体輝度デ
ータBVに対して、BVo=BV−AV o −AV
cなる関係にある事は前の(3)式でも示した通りであ
る。一方、機構部分358側では、フィルム感度に関す
るデータsv、レンズ装置2の開放絞り値に関するデー
タAvo1撮影者の所望する絞り値AV等が設定されて
おり、また曲り誤差A V cに関するデータAVcも
、前記開放絞P値データAVoから導出されている。 この曲り誤差AVcの導出は、後にも詳述するが特に演
算には依らず、予め設定されている複数個の曲り誤差デ
ータの中から、使用撮影レンズ装置2の開放絞り値AV
oに対応するものを選択導出する如き構成に依っている
。 露出制御の為の演算を開始するに先立って、このカメラ
・システムで・はダイヤル34に依って設定された絞り
値AVが、使用撮影レンズ装置2の開放絞り値AVo以
上で且つ最大絞り値AMAX以下にある事を比較演算す
る。も−し、かかる比較波!の結果、ダイヤル34で設
定された絞シ値AVが、開放絞り値AVoよりも小かっ
た場合、設定絞り値AVとして開放絞り値A V oを
置き換え、逆にダイヤル34で設定された絞り値AVが
、最大絞り値AMAXよりも大きかった場合、設定絞り
値AVとして最大絞り値AMAXを置き換える操作が行
なわれる。 これは、前にも述べた様に、絞り値AVの設定をレンズ
装置2側でなく、ダイヤル34.側で行う為、その設定
値が時として使用撮影レンズ装置2に依って制御出来る
範囲を越えている場合が有り得るからであって、その場
合、撮影レンズ装置2の上限又は下限の絞り値AVo又
はAMAXを制御の為の絞り値AVとして適用する為で
ある。 なお、機構部分358に設けられた、TTL測光手段3
78からA−D変換器382を通じて入力制御部360
に取シ込まれた測光データBVoは更に中央制御部36
2に導入され以下の演算処理を施される。 先ず、上述の如くして取り込まれた測光データBVoに
フィルム感度データSvを加算する。 即ち BVo + SV = BY + SV −AVo −
AVc−・・=・・・・・・(8)iる演算が行なわれ
る訳であるが、この式は前述の(2)式から BVo+8V二EV −AV o −AVc ・
・ (9)に相当するものである。次に、上記演算
結果に、レンズ装置2の開放絞シ値データA V o及
び曲り誤差データA、 V cを加算する。 即ち BVo 十S V + AVo + AVc = EV
’−1Qo)なる演算が行なわれる訳であるが、以上
あ計算を通じて測光データに基く、使用フィルムに対す
る適正な露出量EVの演算が行なわれる墨となる。 なお、この演算は先にも述べた如くディジタル演算を行
っている訳であるが、(8)、(9)、0011式の演
算に依つ゛て演算レジスタがオーバー・フローした場合
、この演算レジスタの最大容量をその演算結果とする。 次に、上述の如くして求めた露出量EVから、ダイヤル
34に依って設定された絞り値データAVの減算を行う
が、その結果は、(I)式からも明らかな如く EV−AV=TV・・・・・・・:・・・・ ・・ ・
・・・・ ・・・・・・(11)となり、設定された絞
シ値λVに対して適正露出を得るに必要シャッタ速度T
Vを求める事が出来る。 なお、この様にして求められたシャッタ速度TVは、設
定された絞シ値AVに対して(10)式の露出量EVを
満足する為の制御データで。−あるが、時としてこの演
算結果が、カメラ装置のボディ4に付与されたシャッタ
速度の限界を越えてしまうおそれがあり、この様な場合
、その事を撮影者に知らせて誤操作を防止する必要があ
る。 その為に、このカメラ・システムでは、演算の結果求め
られたシャッタ速度TVがカメラ装置のボディ4に組み
込まれたシャッタ機構の、最大7ヤツタ速度TMAX以
下であシ且つ最小シャッタ速HTMIN以上であるか否
かを比較演算する。 もし、かかる比較積算の結果、演算の結果求められたシ
ャッタ速度TVが、最大シャッタ速度’I”MAX又は
最小シャッタ速度TMINの限界を越えた場合は、その
限界値TMAX又はTMINを演算の結果求められたシ
ャッタ速度TVに代えて、制御の為のシャッタ速度TV
とするが、同時に撮影者にその事を報知する為の動作が
行なわれる事は勿論である。 次に、制御の為の絞シ値データAVからは撮影し/ズ装
置2の開放絞り値データAVoの減算が行なわれ AV −AV o = AV s ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (12)絞り
制御の為の、絞り込み段数AVsが算出される。なお、
このカメラ・システムが絞り制御の為に絞bBみの段数
AVs制御を行うのは、第2図に示した撮影レンズ装置
2の制御機構が段数制御機構を採用しているからである
。 以上述べた如き演算操作を通じて、設定された絞り値A
Vに基〈シャッタ速度TVと制御絞り段数A V sが
導出される事となる。 なお、上の演算の結果を、撮影者はファインダー13内
で確認する事が出来るが、この時の表示は第1θ図(a
)の(II)に示す如くダイヤル34で設定された絞り
値と演算の結果得られたシャッタ速度を併せて表示する
如き形式を採る。ちなみにこの表示の形態については既
に説明した通りである。 上の演算結、果に基いて、カメラ装置はシャッタ・レリ
ーズ後の露出制御を行2訳であるが、レンズ装置2は、
その絞り設定リング8がマーク22を選択している為、
ボディ4側から絞り込み段数AVsのプリセット制御が
行なわれる。 なお、レンズ装置2側の絞り設定リング8がマーク22
を選択していない場合、ボディ4側からレンズ装置2の
絞シ込み路数A V sをプリセットする事は不可能で
あり、実際の露出制御時にはレンズ装置2は、絞り設定
リング8に依つてプリセットされた絞り位置まで絞シ込
まれる事となる。従って、このカメラ・システムでは、
この様に゛場合を、開綽測光手動露出調節撮影モー)”
、!:しており、ファインダー3内に表示された絞シ値
、即ちボディ4側のダイヤル34に依って設定された絞
り値に基いて、レンズ装置2側の絞り設定りング8に依
って絞り値のプリセットを行う事に依り、演算されたシ
ャッタ速度である。なお、この様な開放測光手動露出調
節撮影モードに於いては、ファインダー1,3内に第1
0°図(al−011)に示す如く、ダイヤル34で設
定された絞り値や演算されたシャッタ速度以外に“M″
′字の表示を行い、撮影レンズ装置2の絞り値を、表示
に従って手動で設定す9る必要がある事を撮影者に知ら
しめている事については前にも説明した通シである。な
お、この手動露出調節撮影゛モードは、先ずダイヤル3
4に依って設定されるのが絞り値であるところから、絞
シ優先的な性格を持つもの−と言えよう。特に、〜 興味深いのは、この手動露出調節撮影モードにあって、
レンズ装置2でプリセット設定ないしは絞シ込み設定し
た絞り値とダイヤル34に依って設定する絞り値へを常
に同じ値になる様に気を付けておく事に依シ、このカメ
ラ装置は絞シ優先AH撮影動作を行う事である。 今、モード・セレクタ38がシャッタ速度優先側に、絞
り込みレバー64が開放側に、レンズ装置2の絞シ設定
り/グ8がマーク12を選択する位置にそれぞれ設定さ
れている時、システムはシャッタ速度優先AE撮影モー
ドとなる。 この時、測光の結果得られたi写体、輝度に関する測光
量B V o’は前にも述べたが、レンズ装置2の開放
絞り値AVoと曲り誤差A V cを含むので、実際の
被写体輝度データBVに対して、BVo=BV−AVo
−AVc fxル関係にある事は、前にも述べた通りで
ある。一方、機構部分358゛では、フィル、ム感度に
関するデータSVルンズ装置2の開放絞り値に関するデ
ータAVO1撮影者の所望するシ9ヤツ、り速度TV等
が設定されており、また曲り誤差AVcに関するデー2
AVcも、前期開放絞シ値データAVoから導出されて
いる点については、絞bit先の場合と同じである。 今、′機構部分358に設けられた、TTL測。 元手段378からA−D変換器382を通じて入力制御
部360に取シ込まれた測光データBVoは更に中央制
御部362に導入され以下の演算処理を施される。 先ず、上述の如くして取シ込まれた測光データBVoに
フィルム感度データSVを加算する。 即ちBTo+5V=BV+5V−AVo−AVcなる演
jE−が行なわれる訳であるが、この式は前述の(2)
式カG) BVo、+5V=EV−AVo −AVc
K相当f ルモのである事については、絞り優先5y′
)場合と同じである。次に、上記演算結果に、レンズ装
置2の開放絞シ値データA V o及び曲り誤゛差デー
タA V c ヲ加11fル。ffl] チBVo+S
V+AVo+AVc;Evなる演算が行なわれる訳で−
あるが、以上の計算を通じて測光データに基〈使用フィ
ルムに対する適正な露出量E′Vの演算が行なわれる事
となる。 なお、この演算は先にも述べた如くディジタル演算を行
っている訳であるが、上記一連の演算に依って演算レジ
スタが1−バー・フローした場合−この演算レジスタの
最大容量をその演算結果とする。 次に、上述の如くシソ求めて露出量EVから、ダイヤル
34に依って設定されたジャツレ速度データTVの減算
を行うが、その結果は、(1)式からも明ら、かな如く EV−TV二AV ・・・・・・・・・ ・・・・・
・・・・・・・・・・・・(13)となり、設定された
シャッタ速度TVに対して適正露出を得るに必要絞シ値
AVを求める事が出来る。 なお、こめ様にして求められた絞り値AVは、設定され
たシャッタ速度TVに対して演算された露出量EVを満
足する為の制御データであるが、時としてこの演算結果
がレンズ装置2で制御する事の出来る絞υ値の限界を越
えてしまう虞れがあり、この様な場合、その事を撮影者
に知らせて誤操作を防止する必要がある。その為に、こ
のカメラ・システムでは、演算の結果、求められた絞り
値AVがレンズ装置2で制御出来る最大絞り値AMAX
以下であシ且つ最小絞り値AVo以上であるか否かを比
較演算する。もし、かかる比較演算の結果、演算の結果
求められた絞り値AVが、最大絞り値AMAX又は最小
絞り値AVoの限界を越えた場合は、その限界値AMA
X又はAVQを演算の結果求められた絞り値AVに代゛
えて、制御の為の絞り値AVとするが、同時に撮影者に
その事を報知する為の動作が行なわれる事は勿論である
。 次に、制御の為の絞シ値データAVからは撮影レンズ装
置2の開放絞シ値データAVoの減算AV = AVo
= AV sが行なわれ絞シ制御の為の、・絞り込み
段数A V sが算出される。なお、このカメラ・シス
テムが絞り制御の為に絞シ込みの段数AVs制御を行う
のは、第2図に示した撮影し/ズ装置2の制御機構が段
数制御機構を採用しているからである点については前に
、1も述べた通りである。 以上、述べた如き演算操作を通じて、設定されたシャッ
タ速度TVに基゛〈制御絞り段数4Vsが導出される事
となる。 なお、上の演算の結果を撮影者はファインダー13内で
確認する事が出来るが、この時の表示は第10図(al
の(1)に示す如くダイヤル34で設定されたシャッタ
速度との演算の結果得られた絞り値を°併せて表示する
働き形式を採る。なお、この表示の形態については既に
説明した通りである。 上の演算結果に基いて、カメラ装置はシャッタ・レリー
ズ後の露出制御を行う訳であるが、レンズ装置2は、そ
の絞シ設定リングがマーク22を選択している為、ボデ
ィ4側から絞り込み段数AVsのプリセット制御が行な
われる。4なお、レンズ装置2側の絞り設定リング8が
マーク22を選択している為、ボディ4側から絞り込み
段数AVsのプリセット制御が行なわれる。 なお、レンズ装置2側の絞り設定リング8がマーク22
を選択していない場合、ボディ4側からレンズ装置2の
絞9込み段数AVsをプリセットする事は不可能でアリ
、実際の露出制御時にはレンズ装置2は、絞り設定リン
グ8に依ってプリセットされた絞シ位置まで絞り込まれ
る事となる。従って、このカメラ・システムでは、この
様な場合を、開放測光′手動露出調節撮影モードとして
−おり、ファインダ13内に表示された絞り値、即ち演
−の結果導出された絞り値に基いて、レンズ装置2側の
絞り設定リング8に依って絞υ値のプリセットを行う事
に依り、設定されたシャッタ速度とレンズ装置2でプリ
セットされた絞り値での露出制御が可能である。 なお、この様な開放測光手動露出調節撮影モードに於い
ては、ファインダー13内に第10図(al −(組に
示す如く、”M”字の表示を行い、撮影レンズ装置2の
絞り値を、表示に従?て手動で設定する必要がある事を
撮影者に知らしめている事については前にも説明した通
りである。なお、この手動露出調節撮影モードは、先ず
ダイヤル34に依って設定されるのがシャッタ速度であ
るところから、シャッタ速度優先的な性格を持つものと
言えよう。 次に、モード・セレクタ38が絞り優先側に、絞り込み
レバ64が絞り込み側に、レンズ装置2の絞り設定リン
グ8が特定の絞υ値をプリセットする様な位置にそれぞ
れ設定されている時1、システムは絞り込み絞り優先A
E撮影モードどなる。この時、測光の結果得られた被写
体輝度に関する測光量BVsは前にも述べた様に、レン
ズ装置2の絞り込み絞り値AVと曲り誤差AVc’を要
素として含むものであるが、このシステムに於いては、
前記絞り値AVを取り込む手段を持たない為、曲り誤差
を求−める事は不可能であり、従って曲り誤差AVc’
を無視している。従って、前記測光量BVsは、実際の
被写体輝度データBVに対してBVs = BV −A
Vなる関係にある事は前の(5)式でも示した通りであ
る。一方、機構部分358側では、フィルム感度に関す
るデータSVが設定されている。 前記機構部分358に設けられたTTL測光手段378
からA−D変換器382を通じて入力制御部360に取
り込まれた絞り込み測光データBVsは更に中央制御部
362に導入され以下の演算処理を施される。 先ず、上述の如くして取り込まれた測光データBVsに
フィルム感度デー′りSvを加算する。 即ち BVs +8V=BV−AV+SV・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・Iなる演算が行な
われる訳であるが、この式は前述の(1) 、 (21
式から BVs + SV = EV −AY = TV・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1
9に相当するlもので、かかる演算を通じて適正露出E
vを得るに必要なシャッタ速度TVを導出する事が出来
る。 なお、この様にして求められたシャッタ速度TVは、絞
シ込まれたレンズ装置2の絞り値AVに対してα9式の
露出量Evを満足する為の7制御データであるが、時と
してこの演算結果が、カメラ装置のボディ4に付与され
たシャッタ速度の限界を越えてしまう虞れがあり、この
様な′場合、その事を撮影者に知らせて誤操作を防止す
る必要がある。その為に1.このカメラ・システムでは
演算の結果算出されたシャッタ速度TVが、カメラ装置
のボディ4に組み込まれたシャッタ機−橋の最大シャッ
タ速度TMAX以下であり、且つ最小シャッタ速度TM
IN以上であるか否かを比較演算する。もしかかる比較
演算の結果、演算の結果求められたシャッタ速度T、V
が最大シャッタ速7TMAXと最小シャッタ速度TMI
Nの限界を越えた場合は、その限界値TMAX又はT’
MINを演算の結果求められたシャッタ速度TVに代え
て制御の為のシャッタ速度TVとするが、同時に撮影者
にその事を報知する為の動作が行なわれる事は勿論であ
る。 ちなみに、その撮影モード′にあっては、ダイヤル34
に依って設定された絞り値は全く無視される。 以上、述べた如き演算−作を通じて、絞り込まれた撮影
レンズ装置2の絞り値に基くシャッタ速度が導出される
事となる。 なお、上の演算の結果を撮影者はファインダー13内で
確認する事が一出来るが、この時の表示は第10図(a
lの(IVIに示す如き形式を採る。この表示の髪態に
ついては既に説明した通シである。 上の演算結果に基いて、カメラ装置はシャッタ・レリー
ズ後の露出制御を行う訳であるが、シャッタはボディ4
側でシャッタ速度TVに制御され、レンズ装置2の絞り
は、絞り込み状態のまま手動で設定された絞り位置に保
持される事となる。 次にモード・セレクタ38がシャッタ速度優先側に、絞
り込みレバー64が絞り込み側に、レンズ装置2の絞り
設定リング8が特定の絞り値をプリセットする様な位置
にそれぞれ設定されている時、システムは絞り込み測光
手動露出調節撮影モードとなる。この時、測光の結果得
られた被写体輝度に関する測光量BVsは前にも述べた
が、レンズ装置2の絞り込み絞り値AVと曲シ誤差を含
むものであり、このシステムに於いては、前記絞り値A
Vを取シ込む手段を持たない為、曲り誤差を無視してい
る。述って前記測光量BVsは実際の被写体輝度データ
BYに対してBVs = BV −AVなる関係にある
事は前にも述べた通りである。一方、機構部分358側
ではフィルム感度に関するデータSv及び撮影者の所望
するシャッタ速度TV等が設定されている。 声機構部分358に設けられたTTL測光手段378か
らA−D変換器382を通じて入力制御部360に取り
込まれた絞り・込み測光データBVsは更に中央制御部
362に導入され以下の演算処理を施される。 先ず、上述の如くして取シ込まれた測光デiりBVsに
フィルム感度データSvを加算する。 即チ、BVs + 5V=BV−AV+ SVナル演算
カ行なわれる訳であるが、この式は前にも述べた様K
BVs + SV = EV −AV = TV K8
当するもノテ、かかる演算を通じて適正露出Evを得
るに必要なシャッタ速度TVを導出する事が出来る。 なお、この様にして求められたシャッタ速度TVは、絞
り込まれたレンズ装置2の絞シ値AVに対して、露出量
Evを満足する為の演算データであるが、この演算デ戸
夕は必ずしもカメレ装置ボディ4のダイヤル34に依っ
て設定された制御の為のシャッタ速度TV’と同じでは
ない。 従って、撮影者が適正露出EVを実現したい場合は、レ
ンズ装置2の絞り設定リング8を操作して、演算データ
TVを設定データTV’に等しくなる様に絞り調節を行
うか又は設定されたシャッタ速度TV’のデータ変更を
行って演算データTVと等しくなる様にするかのシャッ
タ速度調節を行う必要がある。 このカメラ・システムでは演算の結果得られた演算f
−I T V K + K 1、− (K2−Kl )
(7)許容誤差範囲を設定し、ダイヤル34に依って設
定されたシ・ヤツタ速度TV’が前記許容誤差範囲内に
入る様な手動操作をファインダ13内表示を通じて撮影
者に指示する如き構成を採っている。 以下にその演算動作について説明するが、先ず演算の結
果得られたシャッタ速度データTVにに1なる定数を、
加算する。この加算の結果得られたデータTV+に1が
゛演算レジスタの容量をオーバー・フローしている場合
、この演算レジスタの最大容量をその演算結果とする。 次に、上述の如くして得られたデータTV+に1からダ
イヤル34に依って設定されたシャッタ速度データTV
’を減算し、減算の結果キャリーが出た場合、設定され
たシャッタ速度データTV’が許容誤差の範囲内にない
事を示すもので、このカメラ・システムでは撮影者に対
してレンズ装置2の絞り込み量を少なくする、即ち絞り
を開放側に調節するか又はシャッタ速度データTV’の
設定データを小さくする様な指示を与えるべく動作す、
る。また、この減算の結果キャリーが出なかった場合、
前記減算め結果TV+K 1− TV’から更に定数に
2を減算してTV + Kl−TV’ −に2二TV
−(K2− Kl ) −TV’・・・・・・・・・・
・・・・・・・Oeなる結果を得る。この減算の結果、
キャリーが出れば、設定シャッタ速度データW′は演算
されたシャッタ゛速度TVに対して十に、1、−(K2
−Kl)の許容誤差範囲内にあるとして、その事を撮影
者に知らしめる如き動作を行うが、逆にキャリーが出な
かった場゛合、設定されたシャッタ速度TV’が許容誤
差範囲内にない事を示すもので、このカメラ・システム
では撮影者に対してレンズ装置2の絞り込み量゛を大き
くする、即ち絞りを小口径側に調節するか又はシャッタ
速度データTV’の設定データを大きくする様な指示を
与えるべく動作する。 以上述べた如き演算操作を通じて、設定されたシャッタ
速度TV’に対して、絞シ込まれた撮。 影レンズ装置2の絞り込み量の適否又は逆に絞り込まれ
た撮影レンズ装置2の絞シ込み量に対する設定されたシ
ャッタ速度W′の適否が判別される事となる。 なお、上の判別の結果を撮影者はファインダ13内で確
認する事が出来るが、この時の表示は第10図(a’)
の(V)に示す如き形式を採る。この表示の形態につい
ては既に説明した通りであるが、かかる表示に基いて撮
影者は適正露出を得るに最適なツヤツタ速度TVとレン
ズ装置2の絞り込み量の組み合せを調節する事が出来る
ものである。 なお、゛このモードにあってカメラ装置は、そのシ、ヤ
ツタをダイヤル34で撮影者が設定したシャッタ速度T
V’に基いてボディ4側で制御し、レンズ装置2の絞り
を、絞り込み状態のまま撮影者に依って手動で設定され
た絞り位置に保持する事となる。 なお、この絞り込み手動露出調節撮影に関する表示と撮
影者の手動操作については、前に述べたところであるの
で、ここでは詳細な説明は省略する。 以上、述べた絞り優先AE撮影、シャッタ優先AE撮影
、開放測光手動露出調節撮影、絞り込み絞り優先AE撮
影、絞り込み測光手動露出・調節撮影の各モードは全て
、機構部分358に設けたTTL測光手段378に依る
測光量に基いて動作するものであるが、前にも述べた様
に、このカメラ・システムは外部測光アダプタを適用す
る事が可能である。 次に、カメラ装置ボディ4のアクセサリーー・シュ〒5
0に反射光式測光計350、入射光式測光計354等の
外部測光アダプタが装着されている場合について考えて
みるに、この時カメラ装置は3つのモードの撮影態様(
パルプ撮影を除く)を採る事が出来る。 この3つのモードは、ボディ4の上面に設けられるモー
ド・セレクタ38及びレンズ装置2の絞り設定リング並
びに絞シ込みレバー64の状態に依って絞シ優先AE撮
影モード、シャッタ優先AE撮影モード、外部測光手動
露出調節゛撮影モードの各モードを選択する事が出来る
。 以下に上記各モードについて説明してゆくが、特に本質
的にTTL測光手段378を適用した場合と異なるもの
ではない。しかし、この時特に留意しなければならない
点は、外部測光アダプタを適用した時得られる測光量が
TTL測光手段378を通じて得られた測光量とは全く
性質の異なるものである由、他の特別な演算操作が必要
になって来る事である。 即ち、外部測光計350.354に依って測光された測
光量はその測光方法が反射光式に依るものであっても、
入射光式に依るものであっても、被写体輝度BVに相当
するデータとして与えられる。従って、その測光量に使
用撮影レンズ装置2d開放絞シ値AVoや曲り誤差AV
c等に関する要素を含んでいない為、被写体輝度BVを
算出する過程が要らない。 この外部測光アダプタを用いての撮影にあって、モード
・セレクタ38が絞り優先側に、絞′り込みレバー64
が開放側に、レンズ装置2の絞り設定リング8がマーク
12を選択する位置にそれぞれ設定されている時、シス
テムは外部測光絞り優先AE撮影モードとなる。この時
、測光の結果得られた測光量は、そのまま被写体輝度B
Vに対応するものであるので、開放絞り値AVoや曲り
誤差AVcの加算を行う必要がない。 この点を除けば、後の演算操作は、先に述べた絞り優先
AE撮影モードと全く同じである。また、演算結果の表
示に関しても、この場合絞り優先AE撮影之−ドの場合
と全く同じであって、第10図(a) −(1)に示す
通り゛である。 なお、レンズ装置2側の絞シ設定リング8がマーク12
を選択していない場合、ボディ4側からレンズ装置2の
絞シ込み段数AVsのブリセラ、トを行う事は不可能で
あり、実際の露出制御時には、絞りはレンズ装置2側の
絞り設定リング8に依って設定された値に制御される。 この亭−は、とりもなおさずボディ4のダイヤル34に
設定したのと同じ絞シ値をレンズ装置2側でも、手動セ
ットする必要がある事を意味する。 ナオ、この場合、測光量は外部測光アダプタを通じて行
なっている為、レンズ装置20y放、絞り込みいずれの
状態を問わず、同一の操作を適用する事が出来る。従っ
て、このカメラ・システムでは、この様にレンズ装置2
側の絞り設定リング8がヤーク12を選択していない場
合、レンズ装置2の開放、絞り込みの状態にかかわらず
外部測光手動露出調節撮影モードとしており、ファイン
ダ13内に表示された絞り値、即ちポルディ4側のダイ
ヤル34に依って設定された絞り値に基いて、レンズ装
置2側の絞り設定リング8に依つ゛て絞シ値のプリセッ
トないしは絞り込み設定を行う事に依り、演算されたシ
ャッタ速度とレリセットないしは絞シ込み設定された絞
り値での露出制御が可能である。なお、この外部測光手
動露出調節撮影モードに於いては、開放測光手動露出調
節撮影モードの場合と全く同じく、ファインダー13内
に第10図(a)−(11に示す如くダイヤル34に依
って設定された絞り値と、演算されたシャッタ速度と手
動でレンズ装置2を設定する必要のある事を示す”M”
表示がなされる。 また、この外部測光アダプタを用いての撮影にあって、
モード・セレクタ38がシャッタ速度優先側に、゛絞り
込みレバー64が開放側に、レンズ装置2の絞り設定リ
ング8がマーク12を選択する位置にそれぞれ設定され
ている時、システムは外部測光シャッタ速度優先AE撮
影モードとなる。この時、測光の結果得られた測光量は
、そのまま被写体輝度B’Vに対応するものであるので
、開放絞り値AVoや曲9誤差AVcの加算を行う必要
がない。この点を除けば、後の演算操作は先に述べたシ
ャッタ速度優先AE撮影モードと全く同じである。また
演算結果の表示に関してもシャッタ速度優先AE撮影モ
ードの場合と全く同じであって第10図(al −(I
tに示す通りである。 なお、レンズ装置2側の絞り設定リング8がマーク12
を選択していない場合、ボディ4側からレンズ装置2の
絞り込み段数AVsのプリセットを行う事は不可能であ
り、実際の露出制御時には絞りはレンズ装置2側の絞り
設定リング8に依って設定された値に制御される。この
事は、とりもなおさずダイヤル34に設定されたシャッ
タ速度や測光量等に基いて演算された絞り値をレンズ装
置2側で手動でセットする必要のある事を意味する。な
お、この場合、測光量は外部測光アダプタを通じて行っ
ている為、レンズ装置2の開放、絞り込みいずれの状態
を問わず同一の操作を適用する事が出来る。従って、こ
のカメラ・システムではこの様に、レンズ装置2側の絞
り設定リング8がマーク12を選択していない場合、レ
ンズ装置2の開放、絞り込みの状態にかかわらず、外部
測光手動露出調節撮影モードとしており、ファインダ1
3内に表示された絞り値、即ち演算の結果導出された絞
り値に基いて、レンズ装置2側の絞り設定リング8に依
って絞り値のプリセットないしは絞り込み設定を行う事
に依り、設定されたシャッタ速度と演算された絞り値で
の露出制御が可能である。なお、この外部測光手動露出
調節撮影モードに於いては、開放測光手動露出調節撮影
モードの場合と全く同じくファインダ13内に第10図
(a) −(Itに示す如くダイヤル34に依って設定
されたシャッタ速度と演算された絞り値と、手動でレン
ズ装置2を設定する必要のある事を示す”M”表示がな
される。 なお、この外部測光手動露出調節撮影モードも、モード
・セレクタ38が絞り優先側に設定されているかシャッ
タ速度優先側に設定されているかで、絞り優先的な性格
を持つものか、シャッタ速度優先的な性格を持つものか
に分けられるが、本質的な差異を有する訳ではない・但
し、モード・セレクタ38が絞り優先側に設定されてい
る場合、レンズ装置2でプリセット設定ないしは絞り込
み設定した絞り値とダイヤル34に依って設定する絞シ
値を常に同じ値になる様にしておく限りに於いて、この
カメラの装置は絞り優先AE撮影動作を行う事にある。 以上、述べた如く、外部測光アダプタを用いての撮影に
当っては、その演算ルーチンは1部の違いを除けば、T
TL測光手段を用いての撮影の場合と同じである。 以上説明した、TTL測光及び外部測光に依る各撮影モ
ード及びそれに対応する演算ルーチンの関係を図表化し
たのが第29図の説明図である。同図は、モード・セレ
クタ38の状態、レンズ装置2の絞り設定リング8の状
態、絞り込みレバー64の状態並びに測光方法の違い等
について、とのカメラのシステムが採る撮影モードと4
つの演算ルーチンを示している。なお、レンズ装置2の
絞り設定リング8でマーク12を選択した状如で且つ絞
り込みレバー64がレンズ装置2の絞り込み位置を選択
した状態にある時は、誤操作として取り扱い警告ロック
を行う事については既に説明した通りである。 一方、このカメラ・システムが自動調光方式の・・スト
ロボと密接に連携して動作する機能を有する点について
は前にも述べたところであるが、次にこのストロボ装置
384を撮影に適用した一場合について考えてみる。こ
のストロボ装置384をカメラ装置ボディ4のアクセサ
リ−・シュー50に装着してボディ4との間の電気的な
結合が行なわれた後、前記ストロボ装置384が発光可
能な状態、′即ち廃光の為の充電が完了すると、このカ
メラ装置はストロボ撮影モードに切換わるO この時、カメラ装置とストロボ装置の各条件設定のしか
たに依って16の撮影態様を採る事が出来る点について
は既に説明した通りであるが、このストロボ撮影モー゛
ドにあってカメラ拠置内で行なわれる演算は4つのルー
チンに大別される。 この4つの演算ルーチンは、ストロボ装置384の絞り
設定ダイヤル108、切換スイッチ146の状態に依っ
て、適宜選択されるもので、特に−力、メラ装置側で設
定される種々−の要因に対しては、各制御系で対応する
モードを決定し動作させるものである。 なお、ストロボ装置384、カメラ装置の各部の設定状
態に応じてこのシステムがどのような動作モードとなる
かについては、第11囚人にも示したところであるが、
前記4つの演算ルーチンは、全自動、自動調光、自動モ
ードと半自動・自動調光・自動モードと全自動・全量発
光・手動モードと半自動・全量発光・手動モードのそれ
ぞれに対応するもので;他のモードの動作も前記4つの
演算ルーチンに依る演算結果に基く動作に集約される。 − 今、全自動・自動調光・自動モードの場合、ストロボ装
置384は絞シ設定ダイヤル10′8とフイ゛ルム感度
設定ダイヤル106に依って設定された絞り値及びフィ
ルム感度に従って自動調光発光可能な状態となるが、一
方カメラ装置側には前記絞シ設定ダイヤル108に依っ
て設定された絞り値に対応するアナログ信号のデータV
SAが与えられると共−に、充電完了信号cSAが与え
られる。この充電完了信号C8Aは全自動・半自動に関
する電流量に依存する制御信号を含んでいるが、全自動
モードとなるのは、前にも述べた様に、この充電完了信
号O8Aに全自動モードの制御信号が含1れているか又
はカメラ装置側のモード・セレクタ38が絞り優先とな
っている場合である。 カメラ装置側に取り込まれた絞り値データはA−D変換
器382でディジタル値に変換した上で中央制御部36
2に取、り込ま五るが、この絞り値に関するデータVS
Aは、実際に制御の為に用いられる絞シ値AYに対して
定数08T2の分だけバイアスされている。これは、絞
り値に関するデー、夕VSAをアナログ信号装でいる上
、このアナログ値に数多の段数を設けている事から、微
少な電圧域では誤入方を生ずる虞れがある為、適宜バイ
アスを与えである事に依るもので、ディジタル変換デー
タDDも実際に用いられている絞り値データAVに対し
てバイアスに相当する分だけ大きなデータとなっている
からである。従って、先ず VSA−C!ST2 =AV 曲・・・・旧・曲・
・・・・曲(17)なる演算を行って、ストロボ側から
入力された絞りに関する制御データAVを導−比する。 この様にして求められた絞り値AVは、ストロボ装装置
384側の絞り設定ダイヤル108に対応するものであ
るが、時としてこの演算結果がレンズ装置゛2で制御す
る事の出来る絞シ値の限界を越えてしまう事も有り、こ
の様な場合、その事を撮影者に知らせて誤操作を防止す
る必要がある。その為に、このカメラ・システムでは、
ストロボ装置384側で設定された絞り値AVがレンズ
装置2で制御出来る最大絞り値AMAX以下であり、且
つ最小絞り値AVo以上であるか否かを比較演算する。 屯し、かかる比較演算δ結果、前記絞り値AVが最大絞
り値AMAX又は最小絞り値AVoの限界を越えた場合
は、その限界値AMAX又はAVoをストロボ装置38
4側で設定された絞り値AVに代えて、制御の為の絞り
値AVとするが、同時に撮影者にその事を報知する為の
動作が行なわれる事は勿論である。 次に、制御の為の絞り値データAVから撮影レンズ装置
2の開放絞り値AVoの減算AV −AV9= AVs
が行なわれ、絞シ制御の為の絞り込み段数AVsが算出
される。 なお、上記の演算は全自動・自動調光・手動モードの場
合も全く同様に行なわれる。しかし、このモードにあっ
ては、制御絞り込み段数AVsに関するデータは絞り制
御の為に用いられない。 上記演算の結果を撮影者はファインダー13内で確認す
る事ができるが、この時の表示又は第10図(clの(
1) (11に示す通りであって、ストロボ同調速度T
SYN、例えば60分の1秒のシャッタ速度とストロボ
装置−384の充電が完了してストロボ撮影モードとな
っている事を示す”EF”の表示と、制御の為に用いら
れる絞り値AVの表示がなされる。なお、手動モードの
場合、ファインダー13内に表示された絞9値AVは撮
影者が手動でレンズ装置2側に設定する必要があシ、従
って、その−事を示す”M”表示が併せてなされる事は
、第10図(C)の(Illにも示す通りである。 なお、この全自動、自動調光・自動モード並びに全自動
・自動調光・手動モードの時のカメラ装置及びストロボ
装置384の動作゛に4ついては既に前に説明した通り
である。 次に、半自動・自動調光・自動モードの場合、ストロボ
装置384は絞り設定ダイヤル1os−とフィルム感度
設定ダイヤル106に依って設定された絞シ値及びフィ
ルム感度に従って自動調光率光可能な状態となるが、一
方カメラ装置側には前記絞り設定ダイヤル108に依っ
て設定きれた絞り値に対応するアナログ信号のデータV
SAが与えられると共に、充電完了信号C8Aが与えら
れる。この充電完了信号08には全自動・半自動に関す
る電流量に依存する制御信号を含んでいるが、半自動モ
ードとなるのはご前にも説明した様に、この充電完了信
号08Aに半自動モードの制御信号が含まれており、且
つカメラ装置側のモード・セレクタ38がシャッタ速度
優先となっている場合である。 この場合は、先ずカメラ装置ボディ4のストロボ同調シ
ャッタ速度TSYNとボディ4のダイヤル34で設定さ
れたシャyり速度TVいずれが太きいかの比較演算が行
なわれる。この比較演算の結果、いずれか低速側のシャ
ッタ速度が制御の為のシャッタ速度TVとされる。 次に、ストロボ装置384から力。メラ装置側に取り込
まれた上でディジタル変換された絞り。 値データVSAからパイブスに相当する定数08T2の
減算■5A−C8T2=AVを行って、ストロボ側から
入力された絞りに関する制御データAVを導出する。な
お1.この様にして求められた絞り値AVは、ストロボ
装置′384側の絞り設定ダイヤル108に対応するも
のであるが、時としてこの演算結果がレンズ装置2で制
御する事の出来る絞り値の限界を越えてしまう事も有り
、この様な場合、その事を撮影者に知らせて誤操作を防
止する必要がある。その為に、このカメラ・シおテムで
はストロボ装置384側で設定された絞り値AVがレン
ズ装置2で制御出来る最大絞り値AMAX以下であり、
且つ最小絞り値AVo以上であるか否かを比較演算する
。もし、かかる比較演算の結果、前記絞り値AVが最大
絞り値AMAX又は最小絞り値AVoの限界を越えた場
合は、その限界値AMAX又はAVoをストロボ装置3
84側で設定された絞り値AVに代えて、制御の為の絞
り値AVとするが、同時に撮影者にその事を報知する為
の動作が行なわれる事は勿論である。 次に、制御の為の絞シ値データAVから撮影レンズ装置
2の開放絞シ値AVoの減算AV −AV。 = AVsが行なわれ、絞り制御の為の絞り込み段数A
Vsが算出される。 なお、上記の演算は半自動・自動調光・手動モードの場
合も全く同様に行なわれる。しかし、このモードにあっ
ては、制御被り込み段数AVsに関するデータは絞り制
御の為に用いられない。 上記演算の結果を撮影者はファインダー13内で確認す
る事が出来るが、この時の表示は第1O図(C)の(V
) 、 (Vl)に示す通りであって、先の比較演算の
結果、選定された制御の為のシャッタ速度、TVと、ス
トロボ装置384の充電が完了してストロボ撮影モード
となっている事を示す”BF”の表示と、制御の為に用
いられる絞り値AV’の表示がなされる。なお、手動モ
ードの場合、ファインダー13内に表示された絞fi4
AVは撮影者が手動でレンズ装置2側に設定する必要が
あり、従って、その事を示す”M“表示が併せてなされ
る事は第10図(C)の(Vllにも示す通りである。 なお、こ0半自動・自動調光・自動モード並びに半自動
・自動調光・手動モードの時カメラ装置及びストロボ装
置38゛4の動作については既に前に説明した通りであ
る。 次に、全自動・全量発光・手動モードの場合、ストロボ
装置384は絞り設定ダイヤル108で特別に絞り値を
′設定する事なく全量発光可能な状態となるが、一方カ
メラ装置側には、前記絞り設定ダイヤル108に絞り値
が設定されてない事を示すレベルのアナログ信号のデー
タVSAが与えられると共に充電完了信号08Aが与え
られる。この充電完了信号O8Aは全自動・半自動に関
する電流量に依存する制御信号を含んでいるが、全自動
モードとなるのは、前にも述べた様に、この充電完了信
号qSAに全自動モードの制御信号が含まれているか又
はカメラ装置側のモード・セレクター38が絞り優先と
なっている場合である。 なお、カメラ装置側に取シ込まれたデータVSAは、如
何なる絞り値もストロボ側で設定されていな諭事を示す
べく、A−D変換器382でのA−D変換の結果オーバ
ー・フローする様なアナログ量が設定されている。従っ
て、ストロボ撮影モードにあって、A−D変換器382
がオーバー・フローした時に、これを全量発光モードを
示す信号としてカメラ装置側に取り込んでおり、この時
はカメラ装置のボディ4側からレンズ装置2の絞りのプ
リセット制御は行なわれない。 従って、この様な場合には、レンズ装置2側の絞り設定
リング8に依って手動でプリセットする必要がある。 この様な、制御ルーチンは全自動・全量発光で最小口径
モードの場合も全く同様に行なわれる。 しかし、このモードにあっては、レンズ装置2側の絞り
設定リング8に依ってマーク12が選択されている為、
レンズ装置2は最小口径位置にプリセットさ・れたのと
等価な状態となり、結局、その絞りは最小口径に制御さ
れる事となる。 以上述べた如き判別動作に依って設定されたモードの状
態を撮影者はファインダー13内で確認する事が出来る
が、この時の表示は第10図(d)、の(11、(1)
に示す通りであって、ストロボ同調速度TSYN、例え
ば60分の1秒のシャッタ速度と、ストロボ装置384
の充電が完了してストロボ撮影モードとなっている事を
示す“EF”の表示がなされる。なお、手動モードの場
合、撮影者が手動でレンズ装置2の絞り値をプリセット
する必要のある事を示す“M”表示がなされる事につい
ては第10図(d)の(1)にも示す通りであるが、最
小口径モードの場合、レンズ装置2の絞りは無設定状態
である為、その事を撮影者に知らしめる意味も含めて、
第10図(d)の(T)に示す如く絞りに関する情報は
一切表示しない。 なお、この全自動、全量発光、手動モード並びに全自動
、全量発光、最小口径モードの時のカメラ装置及びスト
ロボ装置384の動作については、既に前に説明した通
りであるので、更に詳細な説明は行なわない。 次に、半自動・全量発光・手動モードの場合、ストロボ
装置384は絞り設定ダイヤル108で特別に絞り値を
設定する事もなく、即ちマニマアル・モード表示110
を設定する事に依り全量発光可能な状態となるが、一方
カメラ装置側には前記絞り設定ダイヤル108に絞り値
が設定されていない事を示すレベルのアナログ信号のデ
ータVSAが与えられると共に充電完了信号C8Aが与
えられる。この充電完了信号O8Aは全自動、半自動に
関する電流量に依存する制(財)信号を含んでいるが、
半自動モードとなるのは、前にも説明した様に、この充
電完了信号C8Aに半自動モードの制御信号が含まれて
おり、且つカメラ装置側のモード・セレクタ38がシャ
ッタ速度優先となっている場合である。 この場合は、先ずカメラ装置最ディ4のストロボ同調シ
ャッタ速度TSYNとボディ4のダイヤル34で設定さ
れたシャッタ速度TVのいずれが大きいかの比較演算が
行なわれる。この比較演算の結果、いずれか低速側のシ
ャッタ速度が制御の為のシャッタ速度TVとされる。 次に、ストロボ装置384からカメラ装置側に取り込ま
れたデータVSAは、如何なる絞9値もストロボ側で設
定されていない事を示すべく、A−D変換器382での
A−D変換の結果、オーバー・フローする様なアナログ
量が設定されている。従って、ストロボ撮影モードにあ
って、A−D変換器382がオーバー・フローした時に
、これを全量発光モードを示す信号としてカメラ装置側
に取り込んでおり、この時はカメラ装置のボディ4側か
らレンズ装置2の絞りプリセット制御は行なわれない。 従って、この様な場合には、レンズ装置z側の絞り設定
リング8に依って手動でプリセットする必要がある。 なお、この様な制御ルーチンは半自動・全量発光・最小
口径モードの場合も全く同様に行なわれる。しかし、こ
のモードにあっては、レンズ装置2側の絞シ設定リング
8に依ってマーク12が選択されている為、レンズ装置
2は最小口径位置にプリセットされたのと等価な状態と
なり、結局その絞りは最小口径に制御される事となる。 以上、述べた如き判別動作に依って設定されたモードの
状態を撮影者はファインダ13内で確認する事が出来る
が、この時の表示は第10図(d) −M (Vllに
示す通りであって、先の比較演算の結果、選定された制
御の為の、シャッタ速度Wと、ストロボ装置384の充
電が完了してストロボ撮影モードとなっている事を示す
“EF”の表示がなされる。なお、手動モードの場合、
撮影者が手動でレンズ装置2の絞り値をプリセットする
必要のある事を示す”M”表示がなされる事については
第10図(d)の(1)にも示す1通りであるが、最小
口径モードの場合、レンズ装置2の絞りは無設定状態で
ある為、その事を撮影者に知ら1める意味も含めて、第
10図(dlの(11に示す如く絞りに関する情報は一
切表示しない。 なお、この半自動・全量発光・手動モード並びに半自動
・全量発光・最小口径モードの時のカメラ装置及びスト
ロボ装置384の動作については、既に説明した通りで
あるので更に詳細な説明は行なわない。 なお、ストロボ撮影モードにあって、カメラ装置のボデ
ィ4側でパルプが選択されていた場合、以上述べた各ス
トロボ撮影モードに於ける、全自動又は半自動に関する
制御、即ちシャッタ速度に関する自動的な速度決定制御
に優先して、パルプでの撮影が可能となる。 従って、パルプでのストロボ撮影モードにあっては、特
にその為の演算は行なわれず、撮影レンズ装置の絞り制
御の為のみに、上に述べた各ストロボ撮影モードと同様
の演算制御が行なわれる事となる。 従って、このカメラ・システムに於いては、測光結果に
基く露出制御の為の演算に4つのルーチン、ストロボ撮
影に依る露出制御の為の演算に4つのルーチンと、合計
8つの大まかな演算制御ルーチンを含むもので、各種の
撮影態様は、この8つの大まかな演算制御ルーチンを変
則的に適用する事に依って実現されるものである・以上
、述べた如き演算ルーチンを含む、このカメラ・システ
ムは設定入力データ、設定条件、動作状態を取り込んで
、総合的な判断の元に演W及び各機構の制御を行うもの
で、かかるシステムに適用される制御システムは合理的
な考えの元に効率的にアレンジする必要があろう。 即ち、上に述べた8つの演算ルーチンを系の中心とじて
、撮影者の希望する各様の撮影モードの要求に応え、外
部から入力されるデータを自動的に判別して系に取シ込
み、力“メラ機構の持つ各種の機械的な制約に付随する
誤設定又は誤操作を検出してその事を撮影者に知らしめ
ると共に各種の撮影に必要な情報の表示を行なわじめ、
カメラ機構の機械的動作に対して効果的な制御信号及び
制御シーケンスを設定する事を可能ならしめた制御シス
テムを実現する必要がある。 かかる観点に立って、構成されたのが、第30図のブロ
ック図に示す如き制御部ゆであるが、同図は第28図中
の入力制御部360、中央制御部362、出力制御部3
64をより具体的に示したものである。 このシステムは基本的にクロック・パルスCPに依って
制御されているがその為に中央制御部362に設けられ
ているのが、クロック・′パルス発生器542である。 このクロック・パルスCPはシステム全体に分配されて
いるが、このクロック・パルス発生器542は具体的に
は、第31図に示す如き構成を通じて実現する事が出−
来る。このクロック・パル哀CPのクロック周期は、後
に説明する実時間を計時する上で極めて重要であシ、同
第31図示可変抵抗542Aで十分に調節設定される必
要がある。 このクロック・パルスCPは、システム・パルス発生器
544に導入されているが、このシステム・パルス発生
器544は前記クロック・パルスCPに基いて第32図
に示す如きシステム・パルスを発生している。シ、δテ
ム・パルスはカウンタ・パルスCT1〜゛OT4及びタ
イミング・パルスT B O”〜T87等から成ってお
り、このカメラ・システムの各種の動作は前記システム
・パルスに基いて行なわれる。なお、このシステムでは
、タイミング・パルスTB 0−TB 7の間を1ワ一
ド時間としている。 なお、このシステム・パルス発生器544は第33図に
その具体的な構成を示すものであるが、カウンタ・パル
スOTI、C!T2.C!T4を発生させる為にcD4
o)c+ (RCjA製)の集積回路、素子を適用した
2進アツプ・カウンタを用いており、またタイミング・
パルスTBO〜TB7を発生させる為にCD4028
(RCA製)の集積回路素子を適用したデコーダを用い
ている。 前記集積回路素子CD4029は第34図にその詳細な
ロジック・ダイヤグラムを示されるものであり、機能的
にアップ/ダウン・カウンタであるが、どの実施例では
クロック・パルスCPに同期して動作する2進アツプ・
カウンタとして用いている。かかる構成にあって、クロ
ック・パルス端子OL K K 前記クロック・パルス
CPを入力する事に依って、その出力端子Q1〜Q3か
ら第32図に示す如きカウンタ・パルスOTI〜OT4
をそれぞれ得る事が出来るものである。 また、前記集積回路素子0D4028は第35図にその
詳細なロジック・ダイヤグラムを示すものであり、機能
的に2進数値のデコーダを構成している。このシステム
では、この素子のA〜C端子に前記カウンタ・パルスO
TI、CT2゜OT4を入力する事に依り、その出力端
子QO〜Q7から第3乏図に示す如きタイミング・パル
スTBO〜TB7を得る事が出来るものである。 上述の如くして得られたタイミング・パルスTB1〜T
B6はドライバ回路546に与えられ、このドライバ回
路546からはタイミンタル表示手段402をダイナミ
ック駆動する為の桁パルスとしてタイミング・ライン3
94を通じて該表示手段402に与えられると共に、フ
ィルム感度入力機構518、開放絞シ値・MNA L並
びに5PDW信号設定入力機構522、AV・TV並び
にAβLO設定機構528、趣大絞り設定機構536に
対してデータ取り込みの為のタイミング・パルスとして
タイミング・ライン394を通じて前記各機構に与えら
れる。 ここで、前記フィルム感度入力機構518は第12図に
示す如き構成を有しており、フィルム感度Sv′はタイ
ミング・パルスTB1〜TB6に同期して下位桁から順
次取り出す事が出来る。 この詳細については、前にも既に述べた通りである。フ
ィルム感度に関するデータSvは/3段精度で設定され
たデ タを/8段精度で近似して入力されるものである
。即ち、当初フィルム感度の入力機構518からは4段
のiみに対しては一段の重みを持つビットに、シ3段の
重みに対しては4段の重みを持つビットに、それぞれ“
1”を立てることによりフィルム感度に関するデータS
v′がカメラ・システム中に取り込まれる事については
既に述べた。しかし、このままではh段積度の近似デー
タとはならなもので、し段又は14段の重みに対応する
ビットに1″を立てて取り込まれたフィルム感度に関す
るデータSv′は無条件に4段の重みに対応するビット
に”ビを立てることによりh段積度で近似されたデータ
゛としてカメラ・システム中に取り込む必要がある事に
ついても既に述べたところである。これは、まさに第(
6) 、 (7)式の近似をそのまま実行したにすぎな
い0′ここで、フィルム感度Svに関するデータSv′
の一段の重みを持つビットに”1”を立てて、h段積度
の所期のフィルム感度データSVに変換する役目をする
のが、セット回路520である。このセット回路520
は、タイミング・パルスTBI〜TB6に同期して下位
桁から順次入力されるフィルム感度に関するデータSv
′の−の重みを持つビット、即ちTBIに同期して入力
されたビットないしは偽の重みを持つビット、即ちTB
2に同期して入力されたビットに“1”を検出した場合
、次のワード時間のTBOのタイミングに”1”を立て
て、TBO〜TB6に同期したh段積度のフィルム感度
デ−タS■を得る事が出来るものである。 なお、かかるセット回路520はその詳細な回路図を第
36図に示されるものであって、同図からも明らかな如
く、タイミング・パルスTB1、〜TB6に同期して、
下位桁から順次入力されるフィルム感度に関するデータ
S■′のうち下位2桁、即ち、TBIに同期・した14
段の重みを持つビット又はTB2に同期した4段の重み
を持つビットに1′が立っている事を、オアゲ−)OR
Iを通じて入力されるタイミング・パルスTBI又はT
B2に依ってアンド・ゲートAND1番通じて検出し、
該アンド・ゲートANDIの出力をフリップ・フロップ
F1のJ入力端の入力信号とする事如依って、入力デー
タSV′の1 1段又は1段の重さを有するビットに“1”が立ってい
る事を検出し、記憶する。この時、前記スリップ・フロ
ップF1のQ出力は“1″となり、この“1”出力は次
の°ワード時間の最初のタイミ゛ング・パルスTBOに
同期して、アンド・ゲートAND2を通じて読み出され
る。このアンド・ゲートAND2の出力は、オア・ゲー
)011’t2を通じて、フィルム感度データSVの4
段の重みのビットとして、タイミング・パルスTBOに
同期して出力される事と欧る為、結局、フィルム感度S
vはタイミング・パルスTBOからTB6に同期したh
段積度のデータとして取シ出される事となる。 以降の説明に於いては、前記オア・ゲー)OR2の出力
■の事をフィルム感度設定データDTSVと称する。 また、前記開放絞り値・MNAL、5PDW設定機構5
22は、第14図に示す如き構成を有しており、タイミ
ング・パルスTBIに同期してMNAL信号を、タイミ
ング・パルスTB2に同期して5pDn信号を、タイミ
ング・パルスTB3〜TB6に同期してレンズ装置2の
開放絞り値AVoに関するデータAVo (グレー・コ
ード)を上位桁から順次、それぞれ取り出す事が出来る
。こめ詳細については前にも述べた通シである。 開放絞り値データAVoは、そのグレー・コード相当の
データAVo (グレー・コード)が開放絞り値・MN
AL 、5PDW設定機構522から、タイミング・パ
ルスTB3〜TB6に同期して上位桁か゛ら順次入力さ
れる事についてば既に述べたところであるが、前記設定
機構522から入力される情報の中にはMNAL信号や
5PDW信号も含ま゛れている為、この中から開放絞り
値AVoに関するデータAVo、 (グレー・コード)
のみを分別する必要がある。その為の要に供するqが信
号分別回路524である。この信号分別回路524はタ
イミング・パルスTB3〜TB6に同期して入力される
開放絞シ値AVoに関するデータAVo (グレー・コ
ード)をタイミング・パルスに基いて分離するもので、
この信号分別回路524に依って分別されたデータAV
o (グレー・コード)は次のグレー・コード・バイナ
リ−・コード変換器526を通じて開放絞り値データA
V。 に変換される。使用撮影レンズ装置2の開放絞り値をグ
レー・コードで設定する必要のある点については前にも
既に述べたが、このグレー・コード・バイナリ−・コー
ド変換器526は第16図に示したと同様の原理に基〈
構成を有し、タイミング・パルスT8.3からTB6に
同期して上位桁か1ら順次入力された開放絞り値AVo
に関するデータAVo (グレー・コード)はバイナリ
−・コードに変換され、タイミング・パルスTB2から
TBSに同期した怖段精度のデータAVoを得る事が出
来るものである。 なお、前記信号分別回路524及びグレー・コード・バ
イナリ−・コード変換器526はその詳細な回路図を第
37図に示されるものであって、同図からも明らかな如
くタイミング・パルスTB3〜TB6に同期して、上位
桁から順次入力される開放絞り値AVoに関するデータ
AVo (グレー・コード)は、タイミング・パルスT
BI、TB2を人力されるノア・ゲートN0RIの出力
を受けているアンド・ゲー)AND3に依って; MN
AL信号や8PDW信号等と分離され、4ビツト・パラ
レル入力パラレル出力シフト・レジスタCD4035
(ROA製)のJ端子に直接、K端子に斗ンバータIN
Vlを通じて与えられる。 この集積回路素子0D4035は第38図にその詳細な
論理回路構成図を示すもので、同図□ 示トランス・ミッション・ゲートは第39図にその論理
構成を示すものである。 このCD4035は、tのP/s端子に”0”入力の時
、直列シフト・レジスタとして動作し、シs端子に”1
”入力の時、パラレル・シフト・レジスタとして動作す
る如く構成されるもので、この5 一端子にはタイミン
グ・パルスTB2をJ入力端に受け、タイミング・パル
スTB6をに入力端に受けるフリップ・フロップF2の
Q出力が入力されている。即ち、このクリップ・フロッ
プF2はタイミング・パルスTB2が立上った次のクロ
ック・パルスCPの立上り、即ち、 TB3の立上り1
に同期してセットさ□れ、TB6が立上った次のクロッ
ク・パルスCPの立上り、即ちTB6の立下りに同期し
て、リセットさ昨るもので、開放絞り値AVOに関する
データAVo (グレー・・コード)が入力されている
TB3〜TB6の間、CD4035の一端子に”O”入
力を与え、CD4035を直列型のシフト・レジスタと
して動作させるものである′。 今、前記集積回路素子0D4035が直列型のシフト・
レジスタとして動作している間、そのJ、に端子に互い
に反転したグレー・コードの直列データが上位桁から順
次入力された場合、即ちこれはとりもなおさずJ、に端
子に同一の直列データが入力された事に相当するが、グ
レー・コードの直列データはバイナリ−・コードの直列
データに変換されて蓄積される。この動作は、開放絞り
値AVoに関するデータAVo (グレー・コード)が
入力されるTB3〜TB6のタイミング・パルスの発生
している間に行なわれる。 、以上の動作の後、タイミング・パルスTB7のタイミ
ングに移ると、フリップ・フロップF2がリセットして
そのQ出力が“1“になる為、このQ出力を偽端子に受
けている0D4035はパラレル型シフト・レジスタと
して動作する事となるが、このOD4035はそのQ3
出力をD2人力に、Q 2 tm−力をD1人力に、Q
1出力をDO大入力それぞれ与えている為、この0D4
035は、%端子に”1”入力が与えられている間、即
ち、TB7〜TB2の間道直列のレジスタとして動作す
る事となる。この時、QO端子からは゛、上位桁から順
次このレジスタにバイナIJ 、+変換されて蓄積され
た開放絞り値データAVoが、下位桁から順次、タイミ
ング・パルスTB7〜TB2に同期して出力される事と
なる。このデータAVoは、タイミング・パルスTB7
からT’B2の間リセット状態にあるフリップ・70ツ
ブF2の互出力を受けているアンド・ゲートAND4を
通じて取シ出されるが、このデータAVoは、それぞれ
のビットの重さとタイミング・パルスとの対応が、他の
データと異なる。 従って、フリップ・フロップF3〜F5を通じて3ピツ
ト分の遅延時間を持たせた上で、フリップ・フロップF
5のQ出力端子から、タイミング・パルスTB2からT
B6に同期したデータとして取シ出す事となる。この様
にして開放絞り値AVoはタイミング・パルスTB2か
らTB6に同期したη段積度のデータとして取り出され
る事となる。 以降の説明に於いては、前記クリップ・フロップF5の
Q出力■の事を開放絞シ値データDTAOと称する。 以上述べた如くして得られた使用撮影レンズ装置2の開
放絞り値AVoは開放測光時の曲り誤差AVcと密接な
関係を持っており、開放測光に依る露出制御の為の演算
を行う場合、この曲り誤差AVcを考慮する必要がおる
。この曲り誤差AVcは使用撮影レンズ装置2の開放絞
り値AV。 に基いて演算して求める事が出来るが、この実施例のシ
ステムでは、入力されると考えられる開放絞り値AVo
のそれぞれに対して、予め対応する曲り誤差デー夕AV
cを準備しておき、入力された開放絞り値AVoに対応
する曲シ誤差データAVcを選択して取り込む如き構成
を採っている。かかる曲シ誤差データAVcは固定デー
タROM528に蓄積されており、入力された開放絞り
値AVoに対応して適宜選択され、タイミング・パルス
TBOからTB3に同期する4精精度のデータとして下
位桁から順次出力されるものである。 以上、述べた如き曲り誤差の取り込みの為の詳細な構成
は、第37図に示されておシ、レジスタ0D4−035
のQO〜Q3の各端子からのデータは、デコーダCD4
028に依ってデコードされて、このデコーダの出力Q
2〜Q9のいずれか1つを”1”出力とする。前記デコ
ーダの出力は予め複数個の曲り誤差AVcを記憶してい
るR OMに与えられ、前記デコーダ出力に対応する番
地に書き込んである4ピツトの曲り誤差データA、Vc
を出力する。このROMの出力はタイミング用バッファ
OD4042の各DI。 D2.D3.D’4入力端子に与えられる。このタイミ
ング用バッファOD4042はROA社製の集積回路素
子であって、第40図にそのブロック構成図を示すもの
である。このタイミング用バッファは、そのPol端子
にVccを与えられており、従ってTB7のタイミング
で前記ROMの出力を取り込んでTB7以外のタイミン
グで記憶出力する作用を有する本のであるが、これは前
記レジスタ0D4035が開放絞り値AVoをバイナリ
−変換して取り込みを終了するのがTB7の立上りのタ
イミングであり、この時点でVジスタOD 4035の
QO,Ql、Q2.Q3端子からパラレルに出力され始
めるのが、バイナリ−変換された開放絞り値AYoであ
る事から、前記ROMの出力が入力された開放絞り値A
Voに対応する曲り誤差AVcとなるのはTB7のタイ
ミングであり、従って、この時の出力をT′B7のタイ
ミングで取り込む事に依って、必要な曲り誤差AVcを
得る為である。 以上、述べた如くしてタイミング用バッファOD 40
42に記憶された曲り誤差データAYcはQO,Ql、
Q2.Q3端子から出力され次に直列データに変換する
為の集積回路素子MC14539(モトローラ製)のX
O,XI、X2゜X3端子にそれぞれ1人力される。こ
の集積回路素子MC14539Fi第41図にそのブロ
ック図を、第42図に真理値表、第43図に具体的なロ
ジック・ダイヤグラムを示すものであって、X’0 、
XI 、 X2 、X3端子を通じて並列に入力され
た曲り誤差データAVcは、A、B、STの各端子にそ
れぞれ入力されるカウンタ・パルスCT 1 、O,T
2 、OT4に基いて、タイミング・パル゛スTB 0
−TB 3に同期した直列データとしてZ端子から出力
される。この様にして、曲り誤差AVcはタイミング・
パルスTBO〜TB3に同期したh精精度のデータとし
て集積回路素子MC14539のZ端子から取り出され
る事となる。 なお、以降の説明に於いては、前記集積回路素子Me1
4539のZ端子出力■の事を曲り誤差データDTAO
と称する。 tた、前記’T’V −A’V’ ASLO設定機構5
28は第18図に示す如き構成を有しており、タイミン
グ・パルスTBIに同期してASLO信号を、タイミン
グ・パルスTB2〜TB6に同期してダイヤル゛34に
依って設定されたシャッタ速度TV又は絞り値AVをそ
れぞれ取り出す事が出来る。この詳細につい′ては既に
述べた通−りである。 ダイヤル34に依って設定されたシャッタ速度TV、絞
り値AV等のデータが、AV・TV・ASLO設定機構
528を通じてタイミング・パルスTB2〜TB6に同
期して取り込まれる事については前にも述べた通りであ
るが、該設定機lll528からのデータは、シャッタ
速度TVに対応するものであるか、絞り値AVに対応す
るものであるかを区別されない。但し、このデータが、
シャッタ速度TVとして取り込まれたものか、絞り値と
して取り込まれたものかは、TBIのタイミング・パル
スに同期して取り込まれる絞り設定信号ASLOに依っ
て判別される。なン、前記データは前記絞り設定信号A
sLcと共に前記AV、TV、ASLC設定機構528
から取り込まれるが、゛該設定機構528の出力信号の
中から、タイミング・パルスTB2’〜TB6に同期し
て取り込まれる前記データを分別するのが、信号分別回
路532である。前記信号分別回路532に依って分別
されたデータは、そのまま絞り値に関するデータAVと
して用いる事が出来るが、このデータをシャッタ速度T
Vに関゛するデータとして用いる為には、前にも既に述
べた様に、2倍する必要がある。これは、ダイヤル34
に依る絞り値AVの設定最小単位が1段であるのに対し
て、共通Gダイヤル34を通じて設定されるシャッタ速
度TVの最小単位が1段である為に、シャッタ速度TV
は1倍して、絞り値AVとデータの最小単位を一致させ
だ上で設定し、後にこのデータをシャツ〉速度として用
いる場合に2倍す名如き構成を採っている。かかる目的
を達成する為に用いられるのが、2倍回路530で、デ
ータは前記2倍回路530を通じてシャッタ速度に関す
るデータTVとして出力される。なお、この2倍回路5
30の作用は、タイミング・パルス・TB2〜TB6に
同期して入力されたデータをタイ。ミンク・パルスTB
3〜TB7に同期したデータとして出力する如く、デー
タにタイミング・パルス1個分の遅延を与える点にある
゛。 以上、述べた如くして、設定されたシャッタ速度に関す
るデータTVは、タイミング・パルスTB3〜TB7に
同期して1精精度のデータとして入力される事となり、
また設定された絞り値に関するデータAVは、タイミン
グ・パルスTB2〜TB6に同期して、b段積度のデー
タとして入力される事となる。 以上述べた、信号分別回路532及び2倍回路530の
具体的な回路構成図は、第44図に示す通りであるがT
V、AV、ASLC!設定機構528の出力は、インバ
ータ’INV2を通じてタイミング・パ次スTBIを入
力されているアンド・ゲー)AND4で、タイミング・
パルスT82〜TB6に同期しているT V=・AVに
関する信号のみを分離される。この様にして分離された
データを絞シ値に関する情報とする場合、このままでよ
いが、シャッタ速度に関するデータとする為には、スリ
ップ・フロップF6で、1クロック時間遅延させて、タ
イミング・パルスTB3〜TB7に同期した1精精度の
データとして取り出す事となる。 なお、以降の説明に於いては、前記アンド・ゲートAN
D4−の出力■の事を絞り設定データDTAVと称し、
前記フリップ・フロップF6の。出力■、)*を、阜ッ
、速度設定デー) DTTVと称する。 また、前記最大絞り値設定機構536は、第19図に示
す如き構成を有しており、タイミング・パルスT B、
1〜TB6に同期して使用撮影レンズ装置2の最大絞り
値AMAXに関するデータA M A X’を取り出す
事が出来るが、この事については既に述べた。 この最大絞り値設定機構536は、それ自体で最大絞り
値データAMAXを預生するものではなく、固定データ
ROM534に格納されている数多の固定データの中か
ら、所要の最大絞り値データAMAXを選択、出力させ
るものである。即ち、最大絞シ値設定機構536から、
タイミング・パルスTBI〜TB6に同期して入力され
るデータAMAX′ば、第20図にも示す様に、実際の
最大絞り値AMAXの各FナンバーF11.F16.F
22.F32.F45゜F64毎にタイミング・パルス
TBI〜TB6がそれぞれ対応しており、従って前記最
大絞り値設定機構536から、直列人力−並列出力レジ
スタ538にデータを直列に導入蓄積した上で、該レジ
スタ538のどのピットから11”出力がなされている
かを見れば、使用撮影レンズ装置2の最大絞シ値AMA
Xが、Fil、F16゜F22.F32.F45.F6
4のいずれであるかが判明する。従って、前記レジスタ
538の並列出力を固定データROM534に導き、こ
の固定データROM534に後述のインストラクション
ROM504から最大絞り値AMAXを指定する信号が
入力した時は、前記レジスタ538に依って指定される
最大絞シ値AMAXを出力するものである。 なお、最大絞り値AMAXを固定データROM534か
ら導出する為の具体的な構成にろいては後に詳述する。 一方、前記開放絞り値・MNAL 、5PDW設定機構
522からタイミング・パルスTBI。 TB2に同期して入力されたMNAL信号及びS −P
D W信号は条件信号記憶回路548に導入されタイ
ミング・パルスに基いて両信号を分別された上で、記憶
される。その結果、前記条件信号記憶回路548からは
MNALないしMNAL信号及び5PDWないし5PD
W信号を得る事が出来るものである。 前記条件信号記憶回路548は第45図にその詳細な構
成を示されるものであるが、MNA L・5PDW設定
機構522からタイミング・パルスTBI、TB2のそ
れぞれに同期して入力したMNAL信号及び5PDW信
号のうちMNA L信号はタイミング・パルスTB2を
クロック入力とするフリップ・フロップFIOに依って
検出記憶される事となり、また5PDW信号はタイミン
グ・パルスTB3をクロック入力とするフリップ・フロ
ップFilに依って検出記憶される。 その結果、前記フリップ・フロップFIOのQ出力端子
からはMNAL信号が、Q出力端子からはMNAL信号
が、また前記フリップ・フロップF11めQ出力端子か
らは5PDW信号が、Q出力端子からは5PDW信号が
それぞれ出力される事となる。 tた、前記T V −A V −A S L O設定機
構528からタイミング・パルスTBIに同期して入力
されたASLO信号は前記条件信号記憶回路548に導
入され、タイミング・パルスに基いて分別−され記憶さ
れる。その結果、前記条件信号記憶回路゛548からは
ASLO信号ないしASLO信号を得る事が出来る。 なお、この詳細についても第45図に示されるもノテア
って、TV−AV−ASLO設定機構528からタイミ
ング・パルスTBIに同期して入力し。たA S L
O信号は、タイミング・パルスTB2をクロック入力と
するフリップ・フロップF9に依って検出記憶される事
となシ、従って前記フリップ・フロップF9のQ出力端
子からはASL′O信号が、回出力端子からMASLC
!信号が出力される事となる。 一方、前記条件信号記憶回路548は前記信号分別回路
532でタイミング・パルスTB2〜TB6に同期して
分別されたデータを取り込んでいるが、これはダイヤル
34に依ってパルプ・モードが選択された時に、その事
を判別する為である。即ち、このシステムではダイヤル
34に依って設定されたデータの全ビットが”O″の時
をパルプ・モードとしておシ、従ってタイミング・パル
スTB2〜TB60間に、″′θ″信号のみしか入力さ
れなかった場合、その事を検出する事に依りパルプ・モ
ードを判別している。 即ち、前噛己条件信号記憶回路548はタイミング・パ
ルスTB2〜TB6の間に前記信号分別回路532の出
力端から1つの”1″出力もなかつた場合、その事を検
出記憶する作甫を有する。 この記憶信号は、シャッタ速度がパルプ・モードにある
事を示すB L B−信号ないしは逆のBLB信号とし
て前記条件信号記憶回路548から出力される。 なお、この詳細についても、第45図に示されるもノテ
アッテ、TV−AV、−AS’″LC設定機構528か
らタイミング・パルスTB1〜TB6に同期して入力さ
れたデータは、インバータ■Nv3を通じてタイミング
・パルスTB’lを入力されているアンド・ゲー)AN
D5に依ってタイミング・パルスTBIに同期したA8
LO信号、倉除いた上で、J−にフリップ・フロップF
7のJ入力端子に入力される。このJ−にフリップ・フ
ロップF・7はそのクロック入力としてクロック・パル
スCPを入力されており、またに入力端子にはタイミン
グ・パルスTBIを入力されている。このフリップ・フ
ロップF7のQ出力は更に他のJ−にフリップ・フロッ
プF8のに入力端子に又回出力はJ入力端子に与えられ
ている。なお、前記J−にフリップ・フロップF8のク
ロック入力としてはクロック・パルスTBOが入力され
ている。 かかる構成にあって、タイミング・パルスTBIがフリ
ップ・フロップF7のに入力端子に入力された時点で、
次のクロック・パルスCPの立上りに同期してフリップ
・クロップF7は一旦、リセット状態に置かれる。この
時、アンド・ゲ−) AND5からタイミング・パルス
TB1〜TB6の間に、1つでも”1”出力があった場
合、このフリップ・フロップF7はセット状態となり、
そのQ出力が”1”となる0この”1”出力はクリップ
・フロップF8のに端子入力となる為、このフリップ・
フロップF8のクロック入力としてTBOが入力しても
、フリップ・フローツブF8はリセット状態にある為、
そのQ出力は°0″に保持される。逆゛に、アンド・ゲ
ー)AND5からタイミング・パルスTBI〜TB6の
間に1.1つの′1”出力もなかった場合、このフリッ
プ・クロップ1” ’/ TrLリセット拭悪を株狩し
、ヤノ見出力も1”の省マである。この”1”出力は、
フリップ・フロップF8のJ端子入力となる為、このフ
リップ・フロップF8のクロック入力としてTBOが入
力するとフリップ・フロップF8はセット状態となシ“
、そのQ出力は”1”に保持される。この状態は、アン
ド・ゲー)AND5からTB2〜TB6のタイ′ミング
に、1つでも、”1“出力がなされれば、次のTBOの
時間に解消される0以上述べた如くして、前記フリップ
・フロップF8のQ出力端子からはBLB信号が、回出
力端子からはBLB信号が出力される事となる。 以上述べた如き構成を通じて、前記条件信号記憶回路5
48からは機構部分358に於ける各種条件の設定状況
に応じて、MNAL信号。 信号が出力される事となる。 一方、機構部分358から入力制御部360に対しても
種々のデータ、条件設定信号、状態判別信号等が入力さ
れている。 TTL測光手段378からのアナログ出力又は端子56
から入力されるアナログ信号は、電流検出器386に依
って制御される信号切換回路380を通じて選択的にA
−D変噸器に入力されるが、このA−D変換器は、基準
レベル発生手段550 、A−D変換制御回路552.
積分器554.積分器制御手段555.比較器556゜
カウンタ558.フリップ・フロップ560゜562、
バッファ・レジスタ564から構成されている。 このA−D変換器は、一般にデュアル・2ング、A−D
変換器と呼ばれΣ゛よく知られ九A−り変換器であって
、入力されたアナログ・データを一定の時間、正方向に
積分して、入力アナログ、データに比例した積分レベル
を得、その後、前記積分レベルから、予め定められた一
定のレベル信号に基いて負方向に積分し、当初入力され
たアナログ・データをこの負方向への積分が開始されて
から終了するまでの時間に対応させて、前記時間中に基
準となるパルス信号を計数する事に依って、前記入力ア
ナログ・データのディジタル変換値を得る如く構成され
るものである。 かかる構成を有するA−D変換器にあって、前記積分器
554は入力アナログ・データを正方向に、また基準レ
ベル信号を負方向にそれぞれ積分する為に用いられるも
ので、′また前記基準レベル発生手段550は前記基準
レベル信号を発生する為に、また前記積分器制御手段5
55の残留積分値のクリアの為に、まだ前記A−D変換
制御回路552は、前記積分器554に入力される信号
、即ちアナログ・データと基準レベル信号の切換え及び
前記積分器554の正方向、食方、向のランプ切換えの
為に、前記比較器556は、前記積分器554の出力と
基準レベル(この実施例では接地レベル)を比較して、
負方向積分が終了した事を検出する為に、前記カウンタ
568は入力アナログ・データを正方向に一定時間積分
する際の一定時間を計時すると共に基準レベル信号を逆
方向に定積分する際の積分時間の計時の為に、前記バッ
ファ・レジスタ564は前記積分器554に依る基準レ
ベル信号の逆方向への定積分が終了した時点で、前記カ
ウンタ558の内容、を取9込んで記憶する為に、また
、前記フリップ・フロップ560は前・・妃A −D変
換制御回路552を通じて取り込まれ前記積分器554
に与えられる信号の切換え及び前記積分器554の積分
方向切換え、即ちランプ切換の為の信号を発生する為に
、また前記クリップ・フロップ562はA−D変換の結
果、カウンタ558がオーバー・フローシタ事を検出す
る為の検出指令信号を出力する為にそれぞれ用いられる
ものである。 なお、比較器556は、入力積分値がある蒔は“1”出
力、入力積分値が一定のレベルを下まわると”0”出力
を行う如く構成されるものである。 かかる構成にあってA−D変換を開始するに当っては、
当初A−D変換制御回路p52はそのa入力端子から゛
入力されたアナログ・データを取り込んで積分器5i4
に与える。この時、フリップ・フロップ560は未だリ
セット状態にあり、従って前記積分器554は正方向に
積分する如く設定されている為、前記入力アナログ・デ
ータは前記積分器554に依って正方向に積分される。 同時にカウンタ558はクロック・パルスCPに同期し
て計数を開始する。前記カウンタ558は前にも述べた
様に時間制御とA−D変換データの取り込みの為に用い
られるものであって、入力されたクロック・パルスOP
を適宜分周して基準時間を作り、この基準時間を計数す
る如き構成を採っている。 以上、述べた如き計数動作の後、前記カウンタ558が
オーバー・フローすると、即ち、計数開始後、一定の時
間が経過すると該カウンタ558の内容は全て“0”と
なり、同時にフリップ・フロップ560がセットされる
。つまり、フリップ・フロップ560がセットしたとい
う事は、カウンタ558が計数を開始してから一定時間
経過した事を示すものであシ、この事はとシもなおさず
積分器554に依る入力アナログ・データの積分が一定
時間行なわれた事を意味するものであ・る。この時の積
分器554の出力が、入力アナログ・データに比例する
ものである事は説明するまでもない。 前記フリップ・フロップ560の出力は、A−D変換制
御回路552に与えられ、該積分器554に与える入力
を前記A−D変換制御回路552のb端子側に接続され
る基準レベル発生手段550からの基準電圧信号に切換
えると同時に、前記積分器554を負方向に積分する如
く設定する事に依り、前記積分器554をして前記基準
電圧信号を逆方向に積分させる。従って、このb入力端
子からの基準電圧に基いて、先のデータ積分の結果、前
記積分器554に蓄積されているデータが逆積分される
。一方、先にオーバー、フローしてその内容が全て“0
”となったカウンタ558は、継続して計数を行う。 なお、この時、カウンタ558に依る計数量と前記積分
器554に依る逆積分量は比例関係にある事は自明であ
る。この逆積分の結果、この積分器55.4の出力が一
定の値に埠すると、即ち、先に一定時間積分されたアナ
ログ・データの積分量に相当する。逆積分が終了すると
比較器556の出力が”1”から°0”に変化する為、
その事が検出されるが、この時、直ちにこの比較器55
6の出力変化に基いてバッファ・レジスタ564は前記
カウンタ558の計数量を取り込んで記憶する。この時
、バッファ・レジスタ564に記憶されたカウンタ55
8の計数量は、前記積分器554に依る逆積分量、即ち
前記積分器554に依って先に一定時間積分されたアナ
ログ・データに対応するものである。この実施例のシス
テムでは、かかる動作の後、前記バッファ・レジスタ5
64に゛導入され記憶されたカウンタ558の計数量を
、入力アナログ・データに対応するディジタル変換デー
タとして。 いる。 なお、以上の動作の後も、前記カウンタ558更に計数
を継続し、この計数の結果、カウンタ558が再びオー
バー・フローすると、該カウンタ558の内容は全て”
0”となり、同時にフリップ・フロップ560がリセッ
トされると共にクリップ・フロップ562がセットされ
る。前記フリップ・フロップ560のリセットに依って
、前記A−D変換制御回路552は、一旦、前記積分器
制御手段555を通じて前記積分器554をクリアして
後、そのa入力端子から入力されるアナログ・データを
取り込んで積分器554に与え、前記アナログ・データ
の積分を再び行なわしめる事となる。以上、述べた如く
して、このA−D変換器は以降同様動作を繰り返して行
う為、この実施例のシステムは常に新、しいアナログ・
データを繰シ返してA−D変換し゛て取シ込む事となり
、バッファ・v−、<スタ564の内容は常に新しい入
力アナログ・データに対応するディジタル・データに更
新される。 なお、−このA−D変換器、の動作状態は常にシステム
に依って検出される必要があるが、その為に設けられて
いるのが、論理回路566である。この論理回路566
は、前記比較器556フリツブ・フロップ560.56
2の出力信号を取シ込んでおり、入力アナログ・データ
が積分器554に依って積分中゛である事を示すINT
信号、A−D変換が終了して、A−D変換データの転送
読み出しが可能である事を示すADOE信号、A−D変
換の結果;入力アナログ・データが大き過ぎて、カウン
タ558がオーバーフローした事を示すADOF信号を
出力する。 以上、述べた如くして、機構部分358から入力制御部
360に導入されたアナログ・データは、バッファ・レ
ジスタ564にディ2タル変換データDDとして蓄積さ
れるが、このデータDDは、信号切換回路568を通じ
て、前記論理回路566からの指令に基いて、タイミン
グ・パルスTBO〜TB7に同期したディジタル・デー
タとして下位桁から順次、入力バス・ライン370に乗
せられ、中央制御部362に転送される。 一方、前記論理回路566から出力されるZNT信号は
タイミング・パルスTB7に同期した信号として、また
ADOE信号はタイミング・ノくバスTB6に同期した
信号として、それぞ訃バス、ライン366に乗せられる
。なお、この詳細については後に説明する。 機構部分358の端子54は、ストロボの充電完了信号
C8A及び外部測光アダプタ・モードを示す信号OLM
等の入力が行なわれるが、これらの信号は先にも述べた
様に、電流検出器386に依ってストロボの充電が完了
したか否かを示すCGUP信号、ストロボ撮影時のシャ
ッタ速度が全自動である事を示すFAT信号、外部測光
アダプタが適用されている事を示すOLM信号に分別さ
れる。これらの信号は更にエンコーダ570で、2個の
信号OU、AOに変換される。このCU及びAO倍信号
、第47図の説明図にも示す如く、OU倍信号0”の時
は、システムに測光データに基く露出制御を行わせる事
を意味しているもので、この時、AO倍信号′”0”で
あればTTL測光撮影モードを指示する事となり、1”
であれば外部測光撮影モードを指示する事となる。また
、OU倍信号”1”の時は、システムにストロボ撮影モ
ードを指示するもので、この時AO倍信号0”であれば
シャッタ速度を半自動で制御する事を指示し、”1”で
あればシャッタ速度を全自動で制御する事を指示す不も
の士ある。これらの信号OU 、AOはそれぞれマルチ
・プレクサ572の端子a、bに与えられる。 前記マルチ・プレクサ572は、入力端子a〜fを備え
、前記入力端子からの入力信号をタイミング・パルスT
BI〜TB6に同期して出力される直列信号に変換して
出力する如ズ構成されるものである。このマルチ・プレ
クサ572のc、d、eの各端子には、それぞれAEロ
ック信号AELK、AEチャージ信号A EOG。 巻門上げ完了信号WNUPが与えられ、f端子には前記
論理回路566からAD変換オーツ(−・フローを示す
信号ADOFが与えられるOその結果、このマルチ・プ
レクサ572からは、タイミング・パルスTBI〜TB
6のそれぞれに同期して、ADO’F信号、AELK信
号、AEOG信号、WNU−P信号、AO倍信号OU倍
信号出力される事となり、この直列信号は、前記信号切
換回路568から、タイミング・パルスTBI〜TB6
に同期して、順次入力バス・ライン370に乗せられ、
中央制御部362に転送される。 なお、この信号切換回路568は、前記論理回路566
からの指令に基づいて制御されるもので、人、カアナロ
グ・データのA−D変換が終了して、A−D変換データ
の転送が可能となった時点でバッファーレジスタ564
の出力を入力バス・ライン370に与え、前記以外の状
態に於いては、マルチ・プレクサ572の直列出力信号
を入力バス・ライン370に与えるものである。 以上、説明した入力制御部360は、第48図にその詳
細なブロック構成図を示されるものである。同図中、5
5°7はクロック・パルスCPを32分周して計時の為
の基準クロックを発生している分周カウンタであって、
そのQ4端子から基準クロックを発生している。この基
準クロックはインバータINV4を通じてカウンタ55
8のクロック端子に入力されており、従って、このカウ
ンタ558は′前記基準クロックを分局カウントしてそ
のQO〜Q7端子から8ビツトの計数データを出力する
。なお、前記カウンタ558の出力データの最上位ピッ
)Q7は、インバータINV5を通じてフリップ・クロ
ック560のクロック端子に与えられる。この、フリッ
プ・フロップ560はそのQ出力をその゛D大入力して
おシ、実質的に前記カウンタ558の最上位ビットの延
長の1ピツトを構成するものである。また、前記インバ
ータINV5の出力は、前記フリップ・フロップ560
のQ出力を一方の入力端に受けるナンド・ゲー)NAN
Dlに導入され、このナンド・ゲー)NAND 1の出
力は、71ルツプ・フロップ562のクロック ゛
端子に与えられる。このフリツγ・フロップ562も前
記フリレプ・フロップ560と同様に、そのQ出力をそ
のD入力としておシ、実質的に、前記カウンタ558、
フリップ・フロン、プ560の更に延長の1ビツトを構
成するものである。 即ち、以上の説明からも明らかな様に、前記分周カウン
タ577、カウンタ558、フリップ・フロップ560
,562は総体的に見れば、全体で15ビツトの分周カ
ウンタを構成している°訳である。この実施例では、か
かる15ビツトの分周カウンタを実現する為に集積回路
素子MCI4520 (モトロー゛う製)を2つ用いた
。 この集積回路素子MC14520は第49図のブロック
・ダイヤグラムに示す様に、4ピツトのカウンタを2個
含むデュアル・アップ・カウンタで、その中の1個のカ
ウンタは、第50図のロジック・ダイヤグラムに示す如
き構成を有する。 従って、前記集積回路素子M’014520を第51図
に示す如く、組合せる事に依って、前に述べた15ビツ
トのカウンタを実現する事が出来る。 かかる構成は、4ピツトのカウンタを4個直列に接続す
る事に依って実現されている、訳であるが、この様に構
成されたカウンタは、その最下位桁のビットより5ビツ
ト目までを分周カウンタ557として用いており、また
第6ビツト目から第13ビツト目までを、8ピツトのカ
ウンタ、即ちカウンタ558に゛充当しており、第14
゜、5ビツト目をそれぞれレリップ、70ツブ5605
62として充当している。以上、述べた如き構成を有す
るカウンタは、ダイレクト・リセット端子に信号入力が
あると直ちにリセットする0第48図中、バッファ・レ
ジスタ564は、パラレル・イン−パラレル・アウト型
のレジスタで構成されており、そのクロック端子C入力
の立上りに同期して入力端子DO〜D7に入力されてい
るデータを取り込んで記憶し、そのQO〜Q7端子に出
力するものである。このバッファ・レジスタ564はそ
のDo−D7端子のそれぞれに、前記カウンタ558の
QO−Q7端子出力を受けておシ、そのQO−Q7端子
出力のそれぞれを、信号分別回路568のXO〜X7入
力端子に与えている。また、このバッファ・レジス、り
564のクロック端子Cには、インノく−タINV8を
通じて比較器556の出力が与えうしており、従って、
このバッファ・レジスタ564は前記比較器556の出
力が”1”から“0”に立下がる時、即ち積分器554
に依る負方向への定積分が終了した時に前記カウンタ5
58の計数データを取り込む事となる。 なお、前記バッファ・レジスタ564は具体的には、第
38図に示した、4ピツトのパラレル・イン−パラレル
・アウト型あシフトレジスタの集積回路素子0D403
5 (BOA製)を、第52図に示す如く、2個並置す
る事に依って容易に実現する事が出来るものである。 信号切換回路1568とマルチ・プレクサ572は基本
的に同一構成を有するマルチ・プレクサであって両者共
に、集積回路素子MC14512(モトローラ製)を適
用して構成する事が出来る。 この集積回路床、子MC14512は第53図のロジッ
ク・ダイヤグラムに示す如き構成と、第54図の真理値
表に示す如き特性を有する。この集積回路素子MCI4
512は、Xo−X7端子から8ビツトの並列データを
入力されており、そのDIS端子に”0”信号を印加し
た状態でA。 B、Cの各端子から第32図に示す如きカウンタ・パル
スを与えると、タイミング・パルスTBO〜TB7に、
同期して、前記XO〜X7端子の入力データが、そのZ
端子から順次切換回路568のXO〜X7の各端子には
、前記バッファ・レジスタQσ〜Q7の各出力信号の入
力を受けており、そのA、B、O各端子にはそれぞれカ
ウンタ・パルスCTI 、CT2 、 CT4が入力さ
れている。また、マルチ・プレクサ572のX1端子に
は、AD変換の結果、カウンタ558がオーバー・フロ
ーした事を示すADOF’信号が、X2端子にはAEL
K信号が、゛X3端子にはAECG信号が、X4端子に
は・WNUP信号が、X5端子にはAO倍信号、X6端
子にはCU倍信号それぞれ入力されそおり、そのA、B
、6各端子にはそれぞれカウンタ・パルスOTI 、C
T2゜CT4が入力されている。なお、切換回路568
の出力端子Zとマルチ・プレクサ572の出力端子Zは
互いにワイヤド・オア結合−されており、入力バス・ラ
イン370に連結している。かかる構成にあって、前記
信号切換回路568のDIS端子にはINV9を介して
、前記マルチ・プレクサ572のDIS端子に入力され
ている切換制御信号と同一の信号が与えられている為、
前記入力バス・ライン370には、前記切換制御信号の
状態に応じて、前記信号切換回路568のXO〜X7か
ら入力されているデータ又は前記マルチ・°プレクサ5
72のXo−X7から入力されている各種信号のうちい
ずれか一方が、タイミング・パルスTBO7−T、B7
に同期して出力される事となる。 また、前記フリップ・フロップ560の出力は、インバ
ーターNV7を通じてクロック・パルスCP同期のフリ
ップ・、フロップF14のD端子に入力されており、前
記゛フリップ・フロップF14のQ出力は、タイミング
・パルスTBO同期の7リツプ・フロップF15のD端
子に入力されている。艷に、この“クリップ・フロシブ
F15のQ出力はタイミング・パルスTBO同期のフリ
ップ・フロップF′16のD端子に入力されており、ま
たこのフリップ・フロップF16のQ出力はタイミング
・パルスTBO同期のフリップ・フロップF17のD端
子に入力されている。 以上、述べた如き構成に於いて、フリップ・フoツ:7
’F14〜F17の動作を第55図のタイミング・チャ
ートに従って説明する。今、クリップ・フロップ560
の出力が°1”から°0”に変化すると即ち、インバー
ターNV7の出力が“0”から°1”に変化すると、前
記フリップ・フロッゾF14は、直後のクロック・パル
スCPに同期してセットされ、フリップ・フロップF1
5のD端子に“1”信号が入力される。従って、フリッ
プ・フロップF15は、次のタイミング・パルスTBO
の立上りに同期してセットされる為、そのQ出力は”1
”となる。こめフリップ・フロップF15のQ出力は、
フリップ・フロップF16のD端子に入力される為、フ
リップトフロップF16は次のタイミング・パルスTB
Oの立上りに同期してセットされる為、その′Q比出力
°1”となる。つまり、以上の動作を通じて、フリップ
・フロップF15のQ出力とフリップ・フロップF16
の4出力のアンド条件を採る事に依って、前記比較器5
56の出力が“0”から”1”に変化した直後の1ワ一
ド時間を得る事が出来る。この様にして得られた1ワ一
ド時間は、A−D変換が終了した事を示すADCE信号
を得る為の基礎となるものである。なお前記フリップ・
フロップF16のQ出力端子からの“1″出力は更に、
フリップ・フロップF17のD端子に入力される為、フ
リップ・フロップF17は次のタイミング・パルスTB
Oの立上りに同期してセットされ、そのQ出力は”1”
となる。 つマク、以上の動作を通じて、クリップ・フロップF1
6のQ出力とフリ′ツブ・フロップF17の4出力のア
ンド゛条件を採る事に依って、前記比較器556の出力
が“0”から“1”に変化してから2番目の1ワ一ド時
間を得る事が出来る。 この様にして得られた1ワ一ド時間は、A−D変換が終
了した事を示すADCE信号の出力があった1ワ一ド時
間の直後の1ワ一ド時間にA−D変換データを転送する
為に用いられる。 なお、前記フリップ・フロップF15のQ出力及びフリ
ップ・フロップF16のり出力はタイミング・パルスT
BSを入力されているアンド・ゲートAND9に与えら
れるが、その結果、第55図に示す如く、フリップ・フ
ロップ560のQ出力が1°から°0“に変化した直後
の1ワ一ド時間の、TB6のタイミングに前記アンド・
ゲートAND9から信号出力がなされるが、この信号は
AD変換が終了した事を示すA−D変換終了信号ADC
Eとしてオア・ゲートOR4を通じてバス・ライン36
6に乗せられる0即ち、前記フリップ・フロップ560
のQ出力が1”から“0”に変化したという事は、それ
まで負方向に定積分を行っていた積分器554のランプ
が切換わった事、即ち、A−D変換が完全に終了した事
を示すものであるからである。なお、この事は後に詳述
する。 また、前記クリップ・フロップF16のQ出力及びフリ
ップ・フロップF17のΦ出力は、アンド・ゲートAN
D10に与えられる々5、その結果、第55図に示す如
く、前記ADCE信号が出力された次の1ワ一ド間ノ・
イ・しベルとなる信号が該アンド・ゲートから出力さ些
る。このアンド・ゲートAND10の出力信号は、デー
タ転送の為の制御信号としてインバータINV9を通じ
て信号切換回路568のDIS端子に与えられ−ると共
に、マルチ・プレクサ572のDIS端子に直接与えら
れる。その結果、前記ADCE信号が出力された次の1
ワ一ド間だけ、バッファ・レジスタ564内のデータ、
即ち、A−り変換に依って得られたディジタル・データ
が、信号切換回路568のZ端子からタイミング。 パルスTBO−TB7に同期して下位桁から順次入力バ
スライン370に出力される事となるOなお、この間、
マルチ・プレクサ572のDIS端子には前記アンド・
ゲートANDIOから”l”信号が入力されている為、
そのZ端子からの出力を規制される事となる。即ち、通
常の状態にあっては、インプット・バス370に対して
は、マルチ・プレクサ572のZ端子から、タイミング
・パルスT B−1〜TB6に同期して、AELK。 AECG、WNUP、AO,CU等の、信号が出力され
ているが、A−D変換終了後、ADCE信号が出力され
ると、その水のワード時間の間のみ信号切換回路568
を通じて、バッファ・レジスタ564に蓄積されている
A−D変換ディジタル・データDDが出力され名もので
ある〇一方、前記フリップ・フロップ560のQ出力は
インバータINVIOを通じて、タイミング・パルスT
B7の入力を受けているアンド・ゲートAN()8に入
力されている。即ち゛、前記フリップ・フロップ560
のQ出力が0°の間、前記アンド・ゲートAND8から
はタイミング・パルスTB7に同期した信号が出力され
る。このアンド・ゲートAND8の出力信号は、積分器
554が入力アナログ・データを正方向に積分中である
事を示すINT信号として、オア・ゲー)OR4を通じ
てバス・ライン366に乗せられる0即ち、前記クリッ
プ・70ツブ560のQ出力が”0”であるという事は
、前記積分器554が、入力アナログ・データを正方向
に積分している事を示すものであるからである。なお、
この事は後に詳述する。 一方、前記比較器556の出力は、クロック・パルスC
P同期のフリップ・フロップFj3のD端子に入力され
゛ている。また、このフリップ・フロップFi3のQ出
力は、同じくクロック・パルスCP同期のフリップ・フ
ロ2プF12のD端子に入力されている。前記クリップ
・フ、ロツブF13のQ出力及び前記フリップ・フロッ
プF12のQ出力はアンド・ゲートAND7に与えられ
ており、このアンド・ゲートAND7の出力はオア・ゲ
ートOR3を通じて、分周カウンタ557.カウンタ5
58、フリップ・フロン7’560,562のそれぞれ
のダイレクト・リセット端子Rに与えられる。 これは、積分器554が負方向への定積分の後、そのラ
ンプが切換えられた場合、正方向への積分が開始されて
−Hリセットされた比較器556から正出力が得られる
までには、いくらかの遅延時間があるのに対して(これ
は全く積分器554の特性に依る)、カウンタ558の
動作開始時間と比較器556から正出力が出始める時間
とが異ならない為に設軟られたものであって、比較器5
56から正出力が出始めた場合、その直後の1クロック
時間だけ、前記分周カウンタ557.カウンタ558、
フリップ・フロップ560,562にダイレクト・リセ
ットをかけて、カウンタ558に依る計数開始時間を比
較器556の出力開始時間と合せる為の構成である。 また、フリップ・フロップ562のQ出力は、D入力端
子に比較器556の出力信号を受けているフリップ・フ
ロップF118のクロック端子に入力されており、積分
器554が負方向に定積分を行っている間、比較器55
6の出力が1”から“O”に反転していないにもかかわ
らず、即ち、A−D変換カ終了していないにもかかわら
すカウンタ558がオーバー・フローした場合、フリッ
プ・フロップ562がセットされて、そのQ端子出力を
クロックとしているフリップ・フロップF18のQ端子
から°1“出力がなされる如く構成される。このフリッ
プ・フロップF18のQ出力信号はA−D変換の結果、
カウンタ558がオーバー・フローした事を示すADO
F信号としてマル升プレクサ572のX1端子に与えら
れる。 以上、述べ尼如き構成を有する入力制御部360の動作
について以下、第56図、第57図の動作特性図に従っ
て更に詳細に説明する。 ちなみに、第56図はA−D変換が順調に行なわれだ場
合を、第57図はA−D変換の結果。 オーバー・フローが生じた場合をそれぞれ示すものであ
る。 先ず、電源投入時には、不図示のバワーアイブ・クリア
回路からクリア信号PUCが出力されて、分周カウンタ
557’、カウンタ558゜フリップ、・フロップ56
0,562.F1a。 F15.F16.F17をクリア・リセットする0この
状態で7リツプ・フロップ560のQ出力は0”であり
、従ってA−D変換制御回路552は積分器554のラ
ンプを正方向とし、同時に入力アナログ・データを積分
器554に与える。この時、比較器556の出力は“1
”となり、また略同時にカウンタ558は分周カウンタ
557の出力パルスのカウントアツプを開始する。この
積分が行なわれている間、フリップ・フロップ560の
”0”出力はインバータINVIOを通じてアンド・ゲ
ートAND8に与えられており、従ってこのアンド・ゲ
ートAND8からオア・ゲートOR4を通じてバ亥・ラ
イン366には、タイミング・パルスTB7に同期して
、積分器554が入力アナログ・データを積分中である
事る示すINT信号が出力。 される。 以上、述べた如き積分動作中に、カウンタ558がオー
バーフローすると、フリップ・フロップ560の出力が
“1”となプ、同時に分周カウンタ557.カウンタ5
58の内容は全ビット“0”となり、再び“0“から計
数を開始する。このフリップ・フロップ560のQ端子
からの“1”出力に依って、A−D変換制御回路552
は積分器554のランプを負方向とし、同時−基準レベ
ル発生手段550からの基準レベル信号を積分器554
に与える。この負方向への積分が開始された時点で、前
記積分器554の積分値は、前記入力アナログ・データ
に比例するものである。この負方向への積分が行なわれ
ている間、フリップ・フロップ560は、“1”出力を
続けるので、アンド・ゲートAND8はその出力を規制
される為、勿論INT信号は出力されない。 以上、述べた積分器554に依る負方向への積分の結果
、前記積分器554の出力信号が一定のレベルまf下る
と、即ち積分が終了すると、比較器556の出力が°l
“から“0”へと変化する。その結−果、前記比較器5
56の出力信号をインバータINV8を通じてクロック
端子Cに受けているバッファ・レジスタ564は、その
時点で、カウンタ558に計数され、QO−Q7端子か
ら出力されている計数データを取り込んテ記憶スる。こ
の様にして、バッファ・レジスタ564に取シ込まれた
計数データは、先にも述べた様に入力アナログ・データ
に対応するディジタル値である。 なお、以上の動作の後も、カウンタ558は計数動作を
継続し、とのカウンタ558がオーバー・70−するト
、フリップ・フロップ560がリセットされてそのQ出
力がO”になると共に7リツプ・フロップ562がセッ
トされてそのQjtl力が1°となる。フリップ・フロ
ップ562のQ出力は、スリップ・フロップF18のク
ロック端子に与えられるが、このフリップ・フロップF
18のD端子に出力を与えている比較器556の出力は
既に“0”となっているので、当然、セットされない。 一方、前記フリップ・フロラ“ブ560のQ出力はイン
バータINV7を通じてクリップ・フロップF14のD
端子に1”入力を与える為、第55図のタイミング・ノ
くバスからも明らかな様に、フリップ・フロップ560
のQ出力が6°0”となってから最初のタイミング・ノ
くル子TBOから始まる1ワ一ド間に、テンド・ゲート
AND9から、タイミング・ノくバスTB6に同期した
ADCE信号が、オア・ゲートOR4を通じてバス・ラ
イン366に与えられる。即ち、このシステムでは、積
分器554に依る負方向への定積分中及び、定積分後も
計数を継続しているカウンタ558がオーバー・フロー
した時点をもって、A−D変換の終了としており、従っ
て、以上述べた如く、フリップ・フロップ560のQ出
力が1”から“0″に変化した時点をもってA−D変換
の終了を検出している訳である。 また、前記ADCE信′号が出力された、次のワード時
間には、第55図に示す如く、アンド・ゲートANDI
Oから1ワ一ド間“1”出力がなされ、との゛1°出男
はマルチ・プレクサ572のDIS端子に与えられ、該
マルチ・プレクサ572のZ端子からの信号出力を規制
し、同時にインバータINV9を通じて“0”信号とし
て信号切換回路568のDIS端子に与えられ、との1
”信号の出力されている1ワ一ド間だけ、タイミング・
パルスTBO〜TB7に同期して、バッファ・レジスタ
564に蓄積されていたA−D゛変換データDDを2出
力端子を通じて下薇桁から順次入力バス、ライン379
に送出せしめる〇一方、カウンタ558のオーツく−・
フローに依ろてリセットされたフリップ・フロップ56
0のQ出力*h−D変換制御回路552に与えられるが
、前記Q出力を受けたA−D変換制御回路552は前記
積分器554を一旦、クリアして、そのランプを正方向
に切換えると共に入力アナログ・データを前記積分器5
54に入力する。負方向から正方向へランプを切換えら
れた積分器554は、直ちに積分を開始する訳ではなく
、素子の特性上、一定の遅延時間を置いてから積分が開
始される為、積分器554の出力が一定のしづルを上ま
わり、比較器556が°1“出力を開始するまでは一定
)時間を要する。 これに反して、カウンタ558は該カウンタ558のオ
ーバー・フロー後、全ピッドO”の状態から直ちに次の
計数動作を開始している為、積分器554で入力アナロ
グ・データの正確な積分が行なわれなくなる虞れがある
。これを防止する為に設けられているのが、フリップ・
フロップF12.F13.アンド・ゲートAND 7か
らなるダイレクト・リセット機構であり、正方向への積
分時に比較器556から”1”出力が出始める様になる
と、その事を検出して、分周カウンタ557.カウンタ
558.フリップ・フロップ560.562を一旦、ク
リア・リセットして新たに全ピット“0”の状態からの
計数を開始させんとするものである。 以上、述べた如き動作は、繰り返して行なわれ、1つの
A−D変換サイクル毎に、A−D変換終了を示すADC
E信号、及び、A−D変換されたディジタル・データD
Dが出力される。なお、先にも述べた様に、入力バス・
ライン370からは、A−D変換されたディジタル・デ
ータDDが出力されるワード時間を除けば、AELK信
号、AECG信号、WNUP信号、AO倍信号CU倍信
号タイミング・パルスTBI〜TB6に同期して繰り返
して出力されるものである。 なお、積分器554に依る正方向への積分に依って入力
アナログ・データに対応する積分値を得だ後、前爬積分
器554に依る負方向への・積分を行うに当って、前記
積分器554゛の出力が一定のレベルを下まわらないう
ちに、即ち比較器556の出力が°1”のままの状態で
、カウンタ558がオーバー・フローして、フリップ・
フロップ562がセットされた場合、前記比較器55゛
6の出力をD入力とし゛ているフリップ・フロップF1
8はセットされ、そのQ出力端子からはA−D変換の結
果がオーバー・フローした事を示すADOF信号が出力
され、マルチ・プレクサ572のX1端子に与えられる
。一方、カウンタ558のオーバー・フローと同時に、
フリップ・フロップ560はリセットされる為、そのQ
出力を受けているA−D変換制御回路552は、積分器
554をクリアする為、この時点で比較器554の出力
は”1”から“0°に立下がる。 従って、前記比較器554の出力をインバータINV8
を通じてクロック端子に与えられているバッファ・レジ
スタ564は、その時点のカウンタ558の内容を取り
込むが、この時カウンタ558はオーバー・フローして
全ピットが°0”状態となっている為、バッファ・レジ
スタ564への取り込みデータは全ピット“0°のデー
タである0 なお、以上の如くしてA−D変換の結果がオーバ、−フ
ローした場合でも、前記フリップ・フロップ560の出
力に基、いて、ADCE信号及びINT信号はバス・ラ
イン366に送出される。 ち々みに一ストロボ撮影時にA−D変換の結果がオーバ
・−フローするのは、カメラ装置側の絞りを手動で設定
する必要がある事を示す信号として、ストロボ装置38
4から絞り制御の為のアナログ信号としてA−D変換器
382がオーバー・フローする様な量が与えられた場合
である0従って、この時、バッファ・レジスタ564に
取り込まれた全ピット“0”のデータは、当然システム
としては無視する事となる。 以上、述べた如くして機構部分358から入力側ゝ両部
360に取り込まれたアナログ・データや各種条件又は
状態判別信号は入力バス・ライン370を通じて、中央
制御部362に与えられ、またA−D変換の状態を示す
信号ADCEやINT信号はバス・ライン366に乗せ
られる。 ここで、再び中央制御部362に戻って説明を続ける。 中央制御部362に於いては、バス・ライン366は入
力バス・セレクタ578に連結している。前記入力バス
・セレクタ578は、バス・ライン366にタイミング
・パルスTB6に同期して入力されるADCE信号を検
出して入力バス・ライン370に乗って来る信号が、条
件信号であるのか、’A−D変換データDDであるのか
の判別を行い、前記入力バス・ライン370からの入力
信号の処理を指示する信号を出力している。 一方、前記入力バス・ライン370は、中央制御部36
2の条件レジスタ574及び信号切換回路576に連結
しており、通常前記信号切換回路576は、A −D変
換データを記憶する為のDレジスタ516の循還回路と
して作用している。 前記条件レジスタ574は前記入力バス・セレクタ37
8から条件取り込みを指令する信号が入力されたとき、
前記入力バス・ライン370に乗っているADOF信号
、AELK信号、AECG信号、WNUP信号、AO倍
信号CU倍信号タイミング・パルスTBI〜TB6に従
って取り込み記憶するものである。 まだ、前記信号切換回路576は、通常はDし/7タ5
16の内容DRを循還させているが、前記入力バス・セ
レクタ578からデータの取り込み指令する信号が入力
されると、前記入力バス・ライン370に乗っているA
−D変換データDDをタイミング・パルスTBO−TB
7に従って取り込・み記憶する。 従って、前記条件レジスタ574及びDレジスタ516
は入力バス・ライン370を通じて、常に繰り返して新
だな設定条件又は動作状態及びA−D変換データDDを
入力されそれを記憶しており、特にA−D変換データの
取り込み周期は前記A−D変換器のA−D変換周期と同
じである。なお、前記信号切換回路576は前記条件レ
ジスタ574からAELK信号の入力を受けており、と
のAELK信号が入力されると、たとえ前記入力バス・
セレクタ578からデータ取り込みを指令する信号が入
力されても、Dレジスタ516のデータDRの循還を継
続して新たなA−D変換データの取り込みを行なわない
。 このカメラ・システムはかかる構成を通じてAEロック
を行っている。 以上、述べた入力バス、ライン370からの条件信号及
びAD変換データDDの中央制御部362への取り込み
構成について以下に更に詳細な説明を行う。 今、入力制御部360でA−1変換が終了し、その事を
水子信号ADCEがタイミング・パルスTB6に同期し
てバス・ライン366に乗せられた場合、前記ADCE
信号が出力された次のワード時間に入力バス・ライン3
70には、タイミング・パルスTBO−TB7に同期し
て、A−D変換データDDが下位桁より順次出力される
事については既に述べた通シであるが、その為′、中央
制御部362側でもタイミング・ノくバスTB6に同期
したADCE信号を検出した次のワード時間に、タイミ
ング・パルスTBO〜TB7に同期して入力バス・ライ
ン370をDレジスタ51βに取り込む事に依って、前
記Dレジスタ516にA−D変換データDDを蓄積する
事が出来る。なお、上記以外のワード時間には、入力制
御部360から入カッ(ス・ライン370に乗っている
のは1.各種の信号であシ、従ってタイミング・パルス
に基いて、前記入力バス・ライン370の信号を条件レ
ジスタ574に取9込めばよい。 従って、・前記入力バス・セレクタ578はバス・ライ
ン366の信号を取り込み1.TB6のタイミングにA
DCE信号が入力された事を検出し、次の1ワ一ド時間
、入力バス・2イン370からA−D変換データの取り
込みを指令する様な構成を採ればよい。 かかる観点から、本実施例では前記入力バス・セレクタ
578に第58図に示す如き構成を適用している0即ち
、同図からも明らかな様にバス・ライン366はタイミ
ング・パルスTB7同期のフリップ・フロップF18の
D端子に導入され、このフリップ・フロップF18のQ
出力は、タイミング・パルスTBO同期のフリップ・フ
ロップF19のD端子に与えられている。 3かかる構
成に於いて、各フリップ・フロップF18.F19は第
59図に示す如き動作を行う事となる。つまシタイミン
グ・パ〃スTB7同期のフリップ・フロップF18は、
そのD端子入力が少なくともTB6のタイミングで、°
1”でない限シ、即ち、バス・ライン366にADCE
信号がない限シセットされない。この時、フリップ・フ
ロップF18のQ出力は”0°であり、従ってこの”0
”出力をD端子に受け゛ているタイミング・パルスTB
O同期の7リツプ・フロップF19はリセット状態にあ
りそのQ出力■が“1”となっている。この■信号は、
前記条件し・ジスタ574に与えられ、前記条件レジス
タ574に対して入力バス・ライン370の内容の取り
込みを行なわせるものである。 、かかる条件レジス
タ574はその詳細な構成を第60図に示すが、同図か
らも明らかな如く、シフトレジスタSRIとクロックの
立下りに同期して取り込みを行うラッチLから構成され
るものである。 前記シフトレジスタSRIはそのD端子を入力バス・ラ
イン370に接続されておシ、クロック・パルスCPに
同期して入力バス・ライン370のデータを取シ込んで
いる。かかる構成にあっては入力パス・ライン370に
各クロック・パルスCP毎に乗せられている檜号は、全
てこのシフトレジスタSRIに順次取り込まれ、各クロ
ック・パルスCP毎に同期して、出力端子QOからQ5
へと順送りに出力される。従ってこの状態にあって、前
記シフト・レジスタSRIのQO〜Q5出力端子からの
出力データは全て不確定なデータであるが、前記入力バ
ス・ライン370にA−D変換データDDが乗っていな
い時間、即ちADCE信号がバス・ライン336に送出
された次の1ワ一″ド時間を除く間の、タイミング・パ
ルスTB7の時5間には、シフト・レジスタSRIのQ
O〜Q5出力端子からはそれぞれCU倍信号AO倍信号
WNUP信号、AECG信号、AELK信号、ADOF
信号が出力されている事となる。これは前記CU倍信号
タイミング・パルスT’B6に、AO倍信号タイミング
・パルスTB5に、WNUP信号がタイミング・パルス
TB4に、AECG信号がタイミング・パルスTB3に
、AECG信号がTB2に、AELK信号がTBIに、
ADOF信号がTBOに同期してそれぞれ人力パス・ラ
イン366に乗せられる事を考え合せればd自である。 従って、前記シフトレジスfSR1のQO−Q5出力端
子からの出力をそれぞれDO〜D5端子に受けているク
ロックの立下りに同期するラッチLに、タイミング・パ
ルスTB7の出力されている間のみ立下がる信号を与え
る事に依って、該ラッチLにCU、AO,WNUP、A
ECG、、AELK、ADOFの各信号を取り込み蓄積
する事が出来る。この実施例に於いては入力バス・セレ
クタ578からの出力信号■の入力を受けているアンド
・ゲートAND11にタイミング・パルスTB7を入力
する事に依り% ADCE信号の出力された次の1ワ一
ド時間のみ、出力規制を受けるタイミング・パルスTB
7と同期した信号を得、更にこの信号をクロック・ノく
バスCPの入力を受けているアンド・ゲー1−AND1
2に与える事に依って、クロック・パルスCPに同期し
た信号、即ちタイミング・パルスTB7の間に立下り動
作を行う信号を得、この信号を取り込み信号として前記
ランチLのクロック端子に与えている。 以上、述べた如き構成を通じて、前記ラッチLを形成す
るパラレル・インgパラレル・アウト・“レジスタには
、バス・ライン366にADCE信号が乗せられた次の
1ワ一ド時間を除いて、各1ワ一ド時間毎に新たな設定
条件又は動作状態に関する信号入力が行なわれ且つ更新
される事となる。なお、4前記ラツチLを形成するパラ
レル。 インνパラレル・アウト・レジスタBRIのQO端子か
らはCU倍信号40端子からはτ■倍信号、Q1端子か
らはAO倍信号%Q1端子からはAO倍信号%Q2端子
からはWNUP信号が、口端子からはWNUP信号が%
Q3端子からはAECG信号が、Q3端子からはAEC
G信号が、Q4端子からはAELK信号が、Q4端子か
らはAELK信号が%Q5端子からはADOF信号が、
Q5端子からはADOF信号がそれぞれ出力されるもの
である。 なお、この条件レジスタ574は、具体的には第61図
に示す如き回路構成に依って実現する事が出来る。同図
からも明らかな如く、第60図示シフトレジスタSRI
は集積回路素子CD4015でまた、ラッチLは集積回
路素子CD4042を2個用いて構成している。 前記集積回路素子CノD4015(RCA製)は第62
図にそのロジック・ダイヤグラムを示されるところのデ
ュアル・4ビツト・スタチック・シフトレジスタであっ
て、そのQ31出力をD2端子入力として与えており、
実質的に8ビトのシフトレジスタを構成している。この
実施例では、そのうち6ビツトをシフ、トレジスタSR
Iと′して用いる。また、前記集積回路素子CD404
2は既に第40図のロジック・ダイヤグラムに明らかに
し、た様に、4ピツトのラッチであって、そのクロック
入力の立下りに同期してデータの並列取り込みを行い、
該クロック入力が0°の間データの保持を行う如き構成
を有する。なお、このラッチCD4042を2個並列に
用いる事に依って、8ビツトのラッチを構成する事が出
来る事は自明であるが、この実施例ではそのうちの6ビ
ツトをラッチLとして用いている。 一方、第58図示フリップ・フロップF18のD端子に
、バス・ライン366からTB6のタイミングに“1”
信号が与えられた場合、即ちAECE信号があった場合
、前記フリップ・フロップF18はTB7のタイミング
でセットされ、そのQ出力を°1°とする。従って、前
記Q出力を受けているタイミング・パルスTBO同期の
フリップ・フロップF19は、次のワード時間の最初の
タイミング・パルスTBOの立上りに同期してセットさ
れ、そのQ出力■を“1”とする。なお、前記フリップ
・フロップF18はセットされてから、次のタイミング
・パルスTB7の立上りまでしかその状態を保持しない
から、フリップ・フロップF19のD入力は、このフリ
ップ・フロップがセットされた次のタイミング・パルス
TBOの立上りの時間には、即に°0”となっている。 従って、フリップ・フロップF19はTBOの立上りか
ら、次のTBOの立上りまでの1ワ一ド時間だけセット
状態を保持され、そのQ出力■もこの1ワ一ド時間だけ
“1゜となる。 この■−倍信号、前記信号切換回路576に与えられる
が、前記■信号を受けた信号切換回路576は前記Dレ
ジスタ516の内容の循環を停止させて、前記入力バス
・ライン370に乗っているデータをTBOからTB7
の1ワ一ド間だけDレジスタ516に導入する。なお、
この1ワ一ド間に導入されたデータは入力制御部360
側で、この1ワ一ド間だけ入力バス・ライン370に乗
せられたA−D変換データDDである。なお、この様に
してDレジスタ516に取シ込まれたデータは、次のデ
ータ取り込みまで前記信号切換回路576を通じて循環
させられる事となる。 前記信号切換回路576及びDレジスタ516の詳細な
構成は第63図の回路構成図に示す通りであるが、Dレ
ジスタ516としては、第64図のブロック・ダイヤグ
ラムに示す如き8ビツトシフト・レジスタの集積回路素
子CD4021(RCA製)を適用している。 第63図示構成にあって、アンド・ゲートAND13に
は、第58図示スリップ・70ツブF19のQ出力■及
び第60図示うッチLのQO出力AELKが印加されて
おり、従って、AEロック状態で無くて、即ちAELK
信号が1°で且つデータの取り込みを指令する信号■が
“O”の時はこのアンド・ゲー)AND13の出力は′
O”である。従って、この時前記アンド・ゲートAND
13の出力を直接受けているアンド・ゲートAND14
はその出力を規制され、該アンド・ゲー)AND13の
出力をインバータINV9を通じて入力されているアン
ド・ゲートAND15は導通となるため、Dレジスタ5
16の内容DRはQ8端子から前記アンド・ゲートAN
D15、前記冴アゲートOR5を通じて循環させられる
事となる。 一方、前記フリップ・70ツブF19の。出力■、即ち
データの堆り込みを指令する信号が“1″の時でも、A
Eロック状路外0時AELK信号が0”となシ、従って
、前記アンド・ゲー)AND13の出力は°0°となる
為、−Dレジスタ516は入力バス・ライン370から
A−D変換データの取り込みは行なわず、アンド・ゲー
)AND15、オア・ゲートOR5を通じてその内容D
R,即ち前に取り込んだA−D変換データDDを循環保
持する事となる。 °これに対して、AEロック状態でなくて、即ちAEL
K信号が1”で、且つ前記フリップ・70ツブF19の
Q出カ■、即ちデータの取り込みを指令する信号が”1
′となると、このアンド・ゲーLAND13の出力は1
°となり、従って、この時前記アンド・ゲートAND1
3の出力を受けているアンド・ゲー)AND14は導通
となり、該アンド・ゲー)AND13の出力をインバー
タINV9を通じて入力されているアンド・・ゲートA
ND15はその出力を規制される。従って入力パス・ラ
イン370上に、前記フリップ・フロップF19゛のQ
出カ■が”1”の間だけ乗せられ1ているA−D変換デ
ータDDは前記アンド・ゲー)AND14を通じて前記
Dレジスタ516にタイミング・パルスTBO〜TB7
に同期し下位桁より順次取り込まれる事となる。 以上、述べた如き構成を通じて、前記入力制御部360
で得られたA−D変換データDD及び各種条件ないし状
態信号は中央制御部362に堆シ込まれるものである。 さて、第30図中、500は演算回路でインストラクシ
ョンROM504からの演算命令に従って、Aレジスタ
510のデータARとデータ・セレクタ502に依って
指定されるデータとの間で所要の演算を実行させる如く
構成される。 ナオ、この時前記インストラクションROM504から
出力される演算命令は、−先に説明し九8つの演算制御
ルーチンを含むもので、各撮影モードによってひとつの
演算制御ルーチンが選択的に実行される事となる。 前記演算回路500は、Aレジスタ510の他にBレジ
スタ512、Cレジスタ514という補助レジスタと共
働する。なお、506は前記Bレジスタ512のデータ
BRを循環させたり、Aレジスタ510からのデータA
R’を書き込んだりする為のデー)、508は前記Cレ
ジスタ514のデータCRを循環させたり、Aレジスタ
510からのデータARを書き込んだりする為のゲート
である。 前記データ・セレクタ502は% a、 bl c
。 d+ e+ f+ g’+ 11.iの9つの端子から
入力されるデータの中の1つを前記インストラクション
RO,M504からの命令に従って選択的に前記演算回
路500に与える如く構成されるものである。 前記データ、セレクタ502の端子aからはフィルム感
度データ6Tsvがb端子からは開放絞シ値データDT
AOが、C端子からは曲り誤差データDTACが、d端
子からはシャッタ速度データDTTVが、C端子からは
絞り値データDTAVが入力される事゛になるが、これ
らの≠−タ、D’TSV、DTAO,DTAC,DTT
V、DTAVが如何にして得られるかに関しては既に述
べた通りである。 また、前記データ・セレクタ502の端子fからは固定
データROM534に蓄積されている幾つかの固定デー
タの中から、インストラクションROM504に依って
指定されるデータが取り込まれる。 前記固定データROM534に蓄積されているデータは
、データの全てのビットが“0”であるC8’TO他の
特定のデ」りを表わすC3TC。 C3TD、C3TEデータの全てのピットが”l”であ
るC3TF、ボディ4で制御なし得る最少のシャッタ速
度を表わすデータTMIN、ボディ4で制御なし得る最
大のシャッタ速度を表わすデータTMAX、ストロボ撮
影に当ってのストロボ同調可能なシャッタ速度を表わす
TSYN1演算の為の定数C3TI、C3T2.使用撮
影レンズ装置2の最大絞り値AMAX等であるが、これ
らのデータはインストラクションROM504からの指
令に1基いてi択的にデータ・セレクタ502の端子f
に与えられる。 なお、前記最大絞り値に関するデータAMAXに関して
は、前記固定データROM534内に複数個が格納され
ており、これらの絞シ値はレンズ装置2からボディ4側
に取シ込まれた最大絞り値に関するデータAMAX’に
基−で適宜選択され出力される。 ちなみに、前記固定データROM534に書き込まれる
固定データは、各種の演算の為の定数や、レンズ装置2
やボディ4に依る機構上の制約、例えばシャッタ速度の
上下限等に関するものであって、レンズ装置2やボディ
4の性能、演算方式ないしはデータ設定や制限の方式等
に依って適宜設定されるものである。 また、前記データ・セレクタ502の端子g。 h、iからはそれぞれDレジスタ516.Bレジスタ5
12.Cレジスタ514のそれぞれの内容、DD%BR
,CRが選択的に取り込まれる事となる。 なお、前記データ・セレクタ502の端子a〜iのうち
、どの端子から演算回路に対してデータを取り込むかは
全てインストラクションROM504からの指令に依っ
て決定されるもので、このデータセレクタ502に依っ
て選ばれたデータは全て演算回路500に導入される。 前記演算回路500は前記インストラクションROM5
.04からの命令に従って、Aレジスタ510に前記デ
ータ・セレクタ502に依って選択されたデータの取し
込みを行ったり、前記Aレジスタ510のデー タAR
と前記データセレクタ502に依って選択されたデータ
との間で所要の演算を行ってその結果をAレジスタ51
0に蓄積したり、前記演算の結果キャリー又はポローが
出た時には、キャリー・フリップ・フロップ540をセ
ットしたり前記Aレジスタ510の内容ARとBレジス
タ512の内容BRないしはCレジスタ514の内容C
Rとの交換を行ったシ等の演算制御動作を行うものであ
る。 今、上記演算回路500に演算制御命令を与えるインス
トラクションROM504の事について説明する。 中央制御部362に設けられたインストラクションRO
M504は先にも述べた様に、8つの演算制御ルーチン
を含んでおり、これら8つのルーチンは条件信号記憶回
路548から出力される5PDW信号、ASLC信号並
びに条件レジスタ574から出力されるAO倍信号びC
U倍信号状態に依って選択される。前記5PDW信号、
ASLC信号、AO倍信号CU倍信号状態°に従って、
前記インストラクション頭504の演算制御ルーチンを
決定するのが、プログラム・セレクタ590である。 前記インストラクションR−OM504は、前記プログ
−ラム・セレクタ580に依って選択設定されたルーチ
ンを実行し、システムに対する制御信号を出力する如く
構成されるが、各ルーチンを実行させる為に設けられて
いるのが、プログラム・カウンタ582である。このプ
ログラム・カウンタ582はそのインヒビット端子にラ
ンチ584を接続されているが、このラッチ584は、
最初のA−D変換が終了して何らかのA−D変換データ
DDが得られ々い限り、前記プログ1ラム・カウンタ5
82がスタートしない様に1該プログラム・カウンタ5
82の計数動作を規制する為に設けられており、前記入
力バス・セレクタ578で最初のADCE信号が検出さ
れると同時に前記規制を解除して前記プログラム・カウ
ンタ582の計数動作を開始させる。 前記プログ1ム、カウンタ582はタイミングパルスT
BO毎に1つづつカウント・アップしてゆく如き構成を
有するもので、このシステムでは実質的にタイミング・
パルスTBO−TB7までの1ワ一ド間に、前記インス
トラクションROM504に依る1ステップ分の演算制
御動作が行なわれる。 前記プログラム・カウンタ582は以降、連続して繰り
返し計数動作を行、い、一定のステップまで計数動作が
進行する毎にその事を示す信号を出力する。この信号は
前記インストラクションROM504が1個のルーチン
の演算制御を終了した事を示すもので、この信号は論理
回路598に与えられる。この信号は前記論理回路59
8で時間的な要素を加味されて、1つは演算が終了した
事を示すべくタイミング・パルスTBSに同期してバス
・ライン366に乗せられるCALE信号として、1つ
は前記CALE信号の出された次のタイミング・パルス
TBOから出力され、出力バス・ライン374に転送デ
ータを乗せる為のR8ND信号として出力される。 以上、述べた如きプログラム・セレクタ580゜プログ
ラム・カウンタ582.インストラクションROM50
Δの構成について以下に詳述する。 第65図は、インストラクションROM 504の制御
系及び論理回路598、ラッチ回路584、プログラム
・セレクタ58o1プログラム・カウンタ582のブロ
ック構成図を示すものである。 同図中、プログラム・セレ゛クタ580は集積回路素子
CD4019(RCA製)から構成されるものであるが
、この集積回路素子CD4019は第66図にそのロジ
ック・ダイヤグラムを示す通り゛のアンド・オア・セレ
クトゲートである。 またプログラム・カウンタ582は集積回路素子CD4
024(RCA製)から構成されるものであるが、この
集積回路素子CD4024は第67図にそのロジック・
ダイヤグラムを示す通りのリップル・カウンタである。 前記プログラム・セレクタ580はそのKA端子に前記
条件レジスタ574の出力であるCU倍信号、またKB
端子にCU倍信号入力されており、ストロボ撮影モード
でない時は、AI。 A2端子の各入力信号をDI、B2の各出力端子に出力
し、ストロボ撮影モードの時はBl。 B2端子の各入力信号をDI、B2の各出力端子に出力
する如く構成される。前記プログラム・セレクタ580
のA’l端子には、アンド・ゲ−4AND16の出力が
与えられるが、このアンド・ゲートAND16は5PD
W信号とAO倍信号インバータINVIO−e通じて得
られるAO倍信号入力されている。また、該セレクタ5
8のB1端子にはADOF唯号、A2端子にはASLC
信号、B2端子にオア・ゲートOR6を通じてAO倍信
号びASLC信号を入力されている。 かかる構成にあって、前記プログラム・セレクタ580
はCU倍信号”1“の時、即ちストロボ撮影モードでな
い時に、4個の演算制御プログラムをまたCU倍信号“
1”の時、即ちストロボ撮影モードの時に4個の□演算
制御プログラムをそれぞれ選択する事が出来るもので、
全体として前に説明した8つの演算制御ルーチイを指定
する事が出来るものである。 前記インストラクションROM504は8つの入力端子
AO〜A7の入力の組み合せに依つて28(= 2 s
6 )ステップの命令を実行する事が出来るがこの実
施例システムでは、32ステツプから成る8つのルーチ
ンを実行する如く構成されるもので、そのA5’〜A7
端子からの入力の組み合せに依って前に説明した8つの
演算制御ルーチシをAO−A4端子からの入力に従って
、32ステツプ′の各ルーチンを実行するものである。 このインストラクションROM 504は、その人1入
力端子にCU倍信号与えられておシ、またA6.A5の
各入力端・子にそれぞれ前記プログラム・セレクタ58
0の各Di、D2出力端子からの信号入力を受けている
。また、前記ROM504のAO〜A4の各入力端子に
はプログラム・カウンタ582のQ1〜Q5の各出力を
受けてい−る。 なお、前記プログラム・カウンタ582は、タイミング
・パルスTBOの立下り毎に同期して、1づつカウント
アツプしてゆく如き構成を取っている。このプログラム
・カウンタ5820カウント・アップに依るインストラ
クションROM504の歩進開始は最初のA−D変換の
結果、Dレジスタ516に何らかのA−D変換データD
Dが蓄積されている必要があり、電源スイッチ投入後A
−D変換が終了せず、前記Dレジスタ516に何らのA
−D変換I−タDDも蓄積されていないまま、前記プロ
グラム・カウンタ582がカウント・アップする事は誤
動作をまねく事となる。従ってこのシステムでは、AE
ロックがなされていない状態で入力制御部360側でA
−D変換が終了した後で、始めて前記プログラム・カウ
ンタ582がカウント・アップ動作を開始する如き構成
を採っている。即ち中央制御部362に設けられた入力
バス・セレクタ578のフリップ・70ツブF19(第
58図)のQ出力■と、システムAEロック状態にない
事を示すAELK信号を受けているアンド・ゲートAN
D21の出力をJ−に型フリップ・フロップF20のJ
端子に導入する事に依って、AEロックでない状態で、
最初のADCE信号がバス・ライン366に乗せられた
場合、前記フリップ′・フロップF20をセットして、
そのQ出力を71”とする。従って、前記フリップ・7
0:、/7’F20のQ端子出力をインバータ■NV1
1..t−ア・ゲートo′R7を通じてダイレクト・リ
セット端子R8Tに入力されているプログラム・カウン
タ582は、前記フリップ・フロップF20のセットと
同時にダイレクト・リセット端字R8T入カが°0”と
なり、タイミンク・パルスTB7の立下りに同期してカ
ウント・アップ動作を開始する。 前記インストラクションROM504は8個の、出力端
子0PO−OF2を備えているが、OP7〜OP5の3
ビツトの出方で命令コードが構成されoP4〜oPoの
5ピツトでオペランド・コードが構成されるものである
。かかるインストラクションROM504としてこの実
施例では第68図にそのブロック図を示す様な、集積回
路素子1702A(インテル製)を適用している。 このインストラクションROM504の出力コードは第
69図のコード説明図に示す如き意味を持っている。 今、命令コードについて説明する。 即ち、OR7はこの命令が演算に関するものであるのか
、データ交換に関するものであるかを決定するもので、
OR7が”0”の時は、演算を指令し、1“の時はデー
タ交換を指令するものである。 OR7が0“即ち演算指令がなされている時はOR6が
その演算の内容を指令するもので、OR6が0”の時は
加算、“1”の時8.は減算を指令している。 また、この時はOR5が、その演算結果の処理を指令す
るもので、OR5がO”の時は演算結果をAレジスタ5
10に記録せず、OR5が“1”の時は演算結果をAレ
ジスタ510に記録する事を指令している。 逆にOR7が“1″即ちデータ交換指令がなされている
時は、OR6はデータ交換の条件を指令するもので、O
R6が“0”の時はキャリー・フリップ・フロップ54
0がリセット状態の時無効であり、またOR6が°−1
”の時は、キャリー・クリップ・フロップ540カリセ
ツト状態の時有効である。 また、この時は6P5もデータ交換の条件を指令してお
り、OR5が”0”の時は、キャリー・フリップ・フロ
ップ540がセット状態の時無効であり、またOR5が
”1”の時は、キャリー・フリップ・フロップ540が
セット状態の時有効である。 以上の事を総合して個別に検討してゆくに、OR7が、
“0°の時、Oj6が“0°で、OR5が”0”の時は
Aレジスタ510の内容ARと、オペランド・コードで
指定されるデータとを加算するが、その結果をAレジス
タ510には書き込まないという事であるから、結局は
何も行なわないという事である。以降の説明ではこの命
令の事をN00Pと称子る。 OR7が“0°の時、OR6が“0°でOR5が“1°
の時は、Aレジスタ510の内容ARと、オペランド・
コードで指定されるデータとを加算した上でその結果を
Aレジスタ510に書き込むという所謂加算を指令して
いるものである。 以降の説明ではこの命令の事をADDと称する。 OR7が“0°の時、OR6が°1”で、OR5が”0
゛の時は、Aレジスタ510の内容ARからオペランド
・コードで指定されるデータを減算するが、その結果な
Aレジスタ510は書き込まないという事であるが、こ
の演算は演算結果よりもむしろ演算の結果、キャリー・
フリップ・フロップ540がセットしたか否かを見るも
のであって、結局Aレジスタ510の内容とオペランド
・コードで指定されるデータを比較しているものである
。以降の説明ではこの命令の事をLTと称する。 OR7が0”′の時、OR6が“1°で、OR5が“1
″の時は、Aレジスタ510の内容ARからオペランド
・コードで指定されるデータを減算した上で、その結果
をAレジスタ510に書き込むという所謂減算を指令し
ているものである。以降の説明ではこの命令の事をSU
Bと称する。 OR7が“1°の時、OR6が°0”で、OR5が°0
”の時はAレジスタ5゛10の内容ARとオペランド・
コードで指定されるデータの交換が、キャリー・クリッ
プ・フロップ540がリセットしている場合も、セット
している場合も無効であるという事を指令しているもの
で、結局何もしない事を指令している。以降の説明では
この命令の事をN0OP2と称する。 OR7が@1”の時、OR6が“0”で、OR5が“1
”の時はAレジスタ510の内容ARとオ 2ペランド
・コードで指定されるデータの交換が、キャリー・クリ
ップ・フロップ540がリセットしている時は無効であ
るが、セットしている場合は有効であるという事を指令
しているもので、結局キャリー・7リツプ・フロップ5
40がセットしている時のみデータ交換を行う事を指令
しているものである。以降の説明ではこの命令の事をS
WCと称する。 OF2が”loの時、OF2が”l”で、OF2が10
”の時はAレジスタ51oの内容ARとオペランド・コ
ードで指定されるデータの交換が、キャリー・フリップ
・フロップ540がリセットしている時は、有効である
がセットしている場合は無効であるという事を指令して
いるもので、結局キャリー・フリップ・フロップ540
がリセットしている時のみデータ交換を行う事を指令し
ているものである。 以降の説明ではこの命令の事をSWNと称する0 OF2が”l”の時、OF2が”l”で、OF2が“1
”の時はAレジスタ510の内容ARとオペランド・コ
ードで指令されるデニタの交換が、キャリー・フリップ
・フロップ540がリセットしていてもセットしていて
も有効であるという事を指令しているもので、結局キャ
リー・フリップ・フロップ540の状態にかかわらずデ
ータ交換を行う事を指令しているものである。以降の説
明ではこの命令の事をSWUと称する。 なお、上に説明したデータ交換の場合、Aレジスタ51
0とデータの交換を行う相手のオペランドが、Bレジス
タ512又はCレジスタ514であればAレジスタ゛5
10の内容ARをオペランドに書き込む事が出来るが、
オペランドが固定データ又は設定デーオの場合、Aレジ
スタ510の内容ARをオペランドに書き込む事は出来
ない。従ってこの場合、データ交換ではなくオペランド
のデータがAレジスタ510に一方的に書き込まれる、
所謂データの読み込み動作となるが、本実施例システム
では特にデータ交換命令とデータ読み込゛み命令を区別
せず、このデータ交換命令はオペランドがレジスタの場
合のみデータ交換命令として作用し、オペランドがレジ
スタ以外の場合はデータ読み込み命令として作用するも
のである。 以上述べた如くこのインストラクションROM504は
、以上述べた8つの命令体系を有するものである。 次に、オペランド・コードについて説明する。 O20はオペランドが固定データであるか、可変データ
であるかを区別するものであって、O20が0”の時は
オペランドは固定データであって固定データR,0M5
34からOP3〜OPOに依って指定される固定データ
を指定するものである。まだ、O20が′0”の時は、
オペランドは可変データであって、データ・セレクタ5
02のa −iの各入力端子から入力される可変データ
を指定するものである。 O20が60”の時即ち固定データに関していえば、O
P3〜OPOに依って指定されるデータはOF2.OF
2.OPI、OPoが”oooo”の時全ビット″0”
のC3TOデータ、”ooio”の時、1110000
0”のC3TCデータ、”0100”の時、11010
000”のC3TD −データ、”0110”の時”0
0011111”のC3TEデータ、0111”の時全
ビット″l”のC3TFデータであり、またOF2.O
F2.opi。 OPOが”1ooo”の時カメラ装置ボディ4で制御な
し得る最低速シャッタ速度T M I N、”1001
″、の時、カメラ装置ボディ4で制御なし得る最高速シ
ャッタ速度TMA4. ”1010”の時レンズ装置2
で制御出来る最大絞シ値AMA4、”1011″の時カ
メラ装置ボディ4で制御されるストロボ同調シャッタ速
度TSYN、 1100”の時演算の為の第1の定数
C8T l、”1101″の時演算の為の第2の定数C
3T2の各データである。 O20がl”の時、即ち可変データに関していえばOP
3〜OPQに依って指定されるデータはOF2.OF2
.OPI、OPOが1000”の時Dレジスタ516の
内容DR1即ちAD変換データDDであるDTDR1″
1oo1”の時DT8V、 ’1010”ノ時D T
T V、”1011”ノ時D T A V%”110
0”の時DTAO,”1101”の時D T A C,
”1110”の時Bレジスタの内容BRであるところの
DTBJ 1111”の時Cレジスタの内容CRであ
るところのDTCRである。 前記インストラクションROM504のアドレスと命令
及びオペランド・コー′ドの対照表を第70図(a)〜
(h)に示す。 第70図(a)に示されるのは、インストラクションR
OM504のA7〜A5端子入力が全て′0°′の場合
に選択されるルーチンでストロボ撮影モードでない時、
シャッタ速度優先で且つ絞りが絞り込まれていないか、
又は外部測光モードら時に適用されるルーチンである。 これは第29図に示すところの第3のルーチンに相当す
る。 また、第70図(b)に示されるのは、インストラクシ
ョンROM504のA7.A6端子入力が”0”でA5
端子入力がl”の場合に選択されるルーチンで、ストロ
ボ撮影モードでない時絞り優先で且つ絞すが絞シ込まれ
ていないか又は外部測光モードの時に適用されるルーチ
ンである。これは第29図に示すところの第1のルーチ
ンに相当する。 また、第70図(C)に示されるのは、インストラクシ
ョンROM 504のA7.A5端子入力が0”で、へ
6端子入力がl”の場合に選択されるルーチンでストロ
ボ撮影モードでない時絞シ優先で且つ、絞シが絞シ込ま
れており、外部測光モードでない時に適用されるルーチ
ンである。これは第29図に示すところの第2のルーチ
ンに相当する。 また、第70図(d)に示されるのはインストラクショ
ンROM504のA7端子入力が0”で、A6.A5端
子入力がl”の場合に選択されるルーチンで、ストロボ
撮影モードでない時シャッタ優先で且つ、絞りが絞り込
まれており、外部測光モードでない時に適用されるルー
、チンである。これは第29図に示、すところの。第4
のルーチンに相当する。 また第70図(e)に示されるのはインストラクション
ROM504のA7端子入力が1”で、A6.A5端子
入力が′0”の場合に選択されるルーチンで、ストロボ
が充電完了してストロボ撮影モードとなった時、ストロ
ボ装置側でレンズ装置2の絞り値が設定され、同時にカ
メラ装置側のシャッタ速度が半自動で制御される時に適
用されるルーチンである。以降の説明ではこのルーチン
を第5のルーチンと称する。 また第70図(f)に示されるのはインストラクション
ROM504のA7.A5端子入力がl IIでA6端
子入力が′0″の場合に選択されるルーチンで、ストロ
ボ装置側でレンズ装置2の絞り値が設定され、同時にカ
メラ装置側のシャッタ速度が全自動で制御される時に適
用されるルーチンでるる。以降の説明ではこのルーチン
を第6のルーチンと称する。 また、第70図(ωに示されるのけインストラクション
ROM504のA7.A6端子入力がII I IIで
A5端子入力が0”の場合に選択されるルーチンで、レ
ンズ装置?の絞り値がカメラ装置側で設定され、同時に
カメラ装置側のシャッタ速度が半自動で制御される時に
適用されるルーチンである。以降の説明ではこのルーチ
ンを第7のルーチンと称する。 また第70図(h)に示されるのはインストラクション
R,0M504のA7.A6.A5端子入力が′1”の
時に゛選択されるルーチンで、レンズ装置2の絞り値が
カメラ装置側で設定され、同時にカメラ装置側のシャッ
タ速度が全自動で制御される時に適用されるルーチンで
おる。以降の説明ではこのルーチンを第8のルーチンと
称する。 ちなみに、外部測光アダプタを用いての撮影に当っては
ASLC信号の状態に依って、前記第1又は第3のルー
チンを採る事となるが、その場合不必要な演算ステップ
は実行しない。即ち外部測光アダプタを用いての測光の
場合、TTL測光に対して測光時の撮影レンズ装置2の
開放絞り値AVo及び曲り誤差AVcを考える必要がな
く従って前記第1又は第3のルーチンを実行するに当っ
て開放絞シ値A V o及び曲り誤差A V cの補正
演算を行うステップを無視してもよい。ちなみに第1及
び第3のルーチンでの当該ステップは、第70図(a)
、Φ)から明らかな様に第8ステツプのADD−DTA
Oと、第9ステツプのADD−DTACである。 また、特に第5〜第8のルーチンを実行している時に、
A−D変換器がオーバー・フローした場合は、その事を
示す信号ADOFはストロボ撮影に当って、レンズ装置
2の絞り値を手動で設定する事が必要である事を示す信
号として作用するが、第1〜第8のルーチンを実行して
いる時にA−D変換器382がオーバー・フローした場
合は、その事を示す信号ADOFは測光の結果得られた
データが大き過ぎる事を示すものである。従ってその場
合は何らかの警告を出す必要がらり、四にオーぷ−・フ
ローしその内容が不明となったレジスタの内容をそのレ
ジスタの最大容量、即ち全ビット”l”とする必要があ
る。この操作は測光結果BVoに、フィルム感度sv、
開放絞り値AVo、曲り誤差AVc等を加算した場合の
Aレジスタ510のオーバー・フローと全く等価に扱う
事が出来る。従ってこの実施例ではストロボ撮影モード
でない時、A−D変換器382がオーバニ°フローした
場合は、第1〜第4の演算ルーチンを実行するステップ
中、上に述べた加算のステップの次のステップ即ち第A
ステップに於いて、キャリー・フリップ・フロップ54
0にダイレクト・セット信号が与えられ該キャリー・ク
リップ°・フロップ540がセットされる如く構成され
るものである。 更に、第1〜第4ルーチンを実行している時に、演算の
結果得られた絞り門又はシャッタ速度がレンズ装置2の
絞シ値の最大又は最小の限界ないしはボディ4で制御す
る事の出来るシャッタ速度の限界を越えた場合、その事
を示す警告を行う必要がある。 これは、ディジタル表示器402の表示絞り・蓚又は表
示シャッタ速度を点滅させる事に依って容易に実現する
事が出来る。かかる動作は演算の結果として絞シ値又は
シャッタ速度が導出された後に演算結果が絞り値又はシ
ャッタ速度の限界値内にあるか否かを判別するステップ
で、キャリー・クリップ・フロップ540のセット又は
リセット状態に基いて、絞り値の表示点滅信号AVFL
又はシャッタ速度表示の点滅信号T’VPLを発生させ
ればよい訳で、第1〜第4の演算ルーチンの第Eステッ
プ及び第Gステップでキャリー・79ツブ・フロップ5
400出方を見ればよい。 以上述べた如く、A−D変換の結果生じたオーバー・フ
ロー、測光データに各種データを加算した結果生じたオ
ーバ町フロー、ならびに演算の結果得られた絞り値又は
シャッタ速度が制御・の限界値を越えた場合にディジタ
ル表示器402の絞り値表示又は7ヤツタ速度表示を点
滅させる為の信号を発生するのが論理回路586である
。 論理回路586は前記キャリー・フリップ・フロップ5
40の出力と前記プログラム・セレクタ580の出力を
受けておシ、前記プログラム・セレクタ580で指定さ
れる特定のアドレスで、前記キャリー・クリップ・フロ
ップ540の出力を判別し、ディジタル表示器402に
表示“されるシャッタ速度又は絞り値を点滅させるべく
信号を行う。 前記論理回路586から出力されたシャッタ速度の点滅
信号TVFLは、一旦フリップ・フロップ588に記憶
された上でマルチ・プレクサ594に与えられ、また絞
りの点滅信号AV’Fは一旦フリップ・フロップ590
に記憶された上でマルチ・プレクサ594に与えられる
。 なお、ディジタル表示器402に表示したシャッタ速度
又は絞り値を点滅させる条件については前にも述べたの
で、ここでは説明は省略するが、このシステムの中でか
かる点滅信号が如何なる状態で発生するかは後に詳述す
る。 なお、この論理回路586には、論理回路598からR
8ND信号を受けており、前記R8ND信号に依って前
記クリップ・フロップ588.590−はリセットされ
る。 なお、上に述べた様に外部測光アダプタ使用時に第8,
9ステツプを無視させる為の信号を発生させたり°、ス
トロボ撮影モード以外の時に生じたADOF信号に依っ
てキャリー・フリップ・フロップ540をダイレクトセ
ットしたり、またAD変換オーバー・フローや各種デー
タを加算した結果中じたオーバー・フローや演算の結果
求められた絞り値又はシャッタ速度の限界値オーバーに
対して、ディジタル表示器402に点滅信号を与えたり
する左の論理は全てプログラム・セレクタ580の出力
と密接な関係を持っている。 かかる論理を実現する為の回路構成図を第71図に示す
が、同図中600で示されるのは集積回路素子MC14
514(モ)o−ラ製)で構成される4ビツト・ラッチ
−16ラインのデコーダを示すものである。この集積回
路素子MC14514は第72図のブロック・ダイヤグ
ラム及び第73図のロジック・ダイヤグラムに示す如き
構成を有するものでDl−D4から入力される4ビツト
のデータを、5o−8’15の16個の出力ラインにデ
コード出力する如く構成されるものである。 第71図示構成にあって、プログラム・セレクタ580
の出力Q1〜Q5のうちQ1〜Q4がデコーダ600の
DI−D4端子に入力されている。同図中アンド・グー
)AND27は、外部測光゛キードの時、第1又は第3
のルーチンに於ける第8ステツプと第10ステツプを検
出してプログラムの実行規制信号■を出力する為のもの
で、CU倍信号AO倍信号アンド・ゲートAND30に
与える事に依って得られる外部測光モードを示す信号の
入力を受けると共に、前記プログラム・セレクタ580
のQ5出カのインバータINV12に依る反転信号並び
に前記デコーダ600の出力S8.S9出カをオア・グ
ー)OR9を通じて得られる信号の入力を受けており、
系が外部測光モードにある事を示す信号と前記プログラ
ム・セレクタ580の出力が第8ステツプ又は第9ステ
ツプにある事を示す信号とのアンド論理に従って信号■
を出方する如く構成されるものである。 また、アンド・ゲートAND28は、ストロボ撮影モー
ドでない時、A−D変換器382に依るA−D変換の結
果がオーバー・フローした場合に、第1〜第4のルーチ
ンに於ける第10ステツプを検出してキャリー・フリッ
プ・フロップ540をダイレクトセットする為のセット
信号■を出力する為のもので、CU倍信号ADOF信号
をアンド・グー)AND29に与える事に依って得られ
るストロボ撮影モードでない時にA−Di換5382が
オーバー・フローした事を示す信号の入力を受けると共
に前記プログラム・セレクタ580のQ5出力のインバ
ータINV12に依る反転信号並びに前記デコーダ60
0の出力8100入力を受けており、系がストロボ撮影
モードにない7時のADOF信号と前記プログラム・セ
レクタ580の出力が第1Oステツプにある事を示す信
号とのアンド論理に従って、信号■を出力する如′く構
成されるものである。 アンド・ゲートAND25は、ディジタル表示器402
の表示絞り値を点滅させる為の′信号AVFLを出力す
るクリップ・フロップ590のJ端子に入力を与える為
のもので、アンド・グー)AND26はディジタル表示
器402の表示シャッタ速度を点滅させる為の信号TV
FLを出力するクリップ・フロップ588のJ端子に入
力を与える為のもの゛である。アンド・グー)AND2
4はASLC信号とCU倍信号入力されており、ストロ
ボ撮影モードでない時、絞り値が優先的に選択されてい
る事を示す信号出力を行うもので、この出力は前記アン
ド・グー)AND26に直接に、まだ前記アンド・ゲー
ト・AND25にインバータINv13を通じてそれぞ
れ入力されている。これは絞り優先モードが選択されて
いる時は演算して求められるのはシャッタ速度であり、
従って点滅を指令する信号が来た時に、この信号がAV
FL信号を出力する為のフリップ・フロップ590のJ
端子に行かない様にする為であり、逆に絞り優先モード
でない時、即ちシャッタ優先モードが選択されてVる時
は、演算して求められるのは絞り値であり、従って点滅
を指令する信号が来た時に、この信号がTVFL信号を
出力する為の7リツプ・フロップ588のJ端子に行か
ない様にする為である。 前記点滅を指令する信号はオア・グー)OR11からア
ンド・ゲートAND25.AND26の双方に与えられ
る。57 このオア・ゲート出力は前記点滅を指令する
信号を、出力する為の2つの条件を含むものである。 1つはアンド・ゲートAND22を通じて出力される第
1の条件であり、これはキャリー・フリップ・フロップ
540がセットしている事を条件としており、該アンド
・ゲート、AND22は前記キャリー・クリップ・フロ
ップ540からセット信号CAの入力を受けている。 他の1つは、アンド・ゲートA、ND23を通じて出力
される第2の条件であり、これはキャリー・フリップ・
フロップ540がリセットしている事を条件、としてお
り、該アンド・グー) ANI)23は前記キャリー・
クリップ・フロップ540からリセット信号CAの入力
を受けている。 前記アンド・グー)AND22はオア・グー)OR16
を通じて前記デコーダ600(7)811.81−i出
力を入力されると共に、前記プログラム・セレクタ58
0のQ5出力をインバータINV12を通じて入力され
ており、捉ってキャリー、フリップ・フロップ540か
らCA倍信号入力を受けて、且つ前記プログラム・セレ
クタ580に依るプログラム・ステップが、誠Bステッ
プと第Vステップの時にl”出力を行う如く構成される
。 また、前記アンド・ゲートAND2’3は前記゛デコー
ダ600の80出カ及び前記プログラム・セレクタ58
0のQ5出カを入力されており、従ってキャリ町フリッ
プ・フロップ54.0からCA倍信号入力を受けて、且
つ前記プログラム・カウンタ580に依るプログラム・
ステップが第Vステップの時、“l”出力を行う如く構
成される。 なお、前記キャリー・フリップ・フロップ540からキ
ャリー信号CAが出る条件については後に詳述する。 なお、前記フリップ・フロップ588.’590はいず
れもオア・ゲート0R12を通じて、クロック・パルス
CPとタイミング・パルスTB7のインバータINV、
14に依る反転信号の入力を受けている。即ち、この2
つのフリップ・フロップ588,590はタイミング・
パルスTB7の時間の最初のクロック・パルスCPの立
Fりに同期している訳でおる。 また、前記フリップ・フロップ588,590はいずれ
もそのに端子にR8ND信号の入力を受けている。この
)tsND信号は、プログラム・カウンタ580のプロ
グラム歩進出力に依って進められている各ルーチンの終
了するのが、第70図からも明らかな如く8つのルーチ
ンとも共通して第Vステップである一事から、前記プ請
グラム・セレクタ580の出力が第Vステップ以降にな
ったところで演算が終了した事を示すCALB信号3が
出力され、その後演算の結果得られた各データを転送す
、る事を指令する信号が一出力されるが、この信号がR
,8ND信号である。 前記CALE信号及びR8ND信号は第65図に示す如
き論理回路598のロジック構成を通じて得られる。
゛ 前記CALB信号は第65図に示す様に前記プログラム
・カウンタ582のQ5.Q4出力を受けているアンド
・グー)AND20の出力と、前記プログラム・カウン
タ582のQ3出力のインバータINV23に依る反転
出力を受けているアンド・ゲートAND68から出力さ
れる。 このCALE信号は、第70図からも明らかな様にプロ
グラム・ステップの第Xステップから第Vステップまで
の4ワ一ド間ハイ・レベルにある信号である。 また前記RS N、 D信号は、第65図に示す様に前
記プログラム・カウンタ582のQ2. Q3出力を
オア・ゲートOR8を通じて入力されると共に、前記ア
ンド・グー)AND20の出力、即ちプログラム・ステ
ップの第Xステイブから第Vステップ、即ち最終ステッ
プまでの8ワード間ハイ・レベルにある信号を入力され
ているアンド・ゲートAND9から出力される。従って
このR8ND信号は、第70図からも明らかな様にプロ
グラム・ステップの第Qステップから第V2’テツプ、
即ち最終ステップまでの6゛ワ一ド間ハイ・レベルにあ
る様に設定された信号として出力される事となる。 しかし、第65図に示す様に前記プログラム・カウンタ
582のダイレクト・リセット端子R8Tには、オア・
ゲートOR7を通じてアンド・チー)AND18の出力
即ち前記プログラム・カウンタ582のQ3.QO高出
力前記アンド・チー)AND20の出力とのアンド条件
信号が与えられている。この時前記アンド・ゲートAN
D 18の出力は、第70図からも明らかな様に、プロ
グラム・ステップの第Tステップの1ワ一ド間だけハイ
・レベルにある様に設定される。しかしこのアンド・ゲ
ートAND18の出力がハイ・レベルとなると、前記プ
ログラム・カウンタ582は直ちにリセットされる為、
前記アンド・チー)AND18出力は、立上った瞬間に
ロウレベルに下る。 同様に前記R,SND信号も、プログラム・ステップが
第Tステップに入った瞬間にロウ・レベルに立下がる事
となる為、前記R8ND信号は実5質的に第Qステップ
から第Sステップまでの3ワ一ド間ハイ・レベルにある
信号として出力される事となる。なお前記CALE信号
は論理回路578の一部を形成するアンド・ゲートAN
D62に入力される。このアンド・チー)AND62は
タイミング・パルスTB5の入力を受けている為、CA
LE信号がハイ・レベルの間タイミノlパルスTBSに
同期した“1”信号出力を行うものである。このタイミ
ング・パルスTBSとの同期をとられたCALE信号は
オア・ゲート0R22を通じて4ワ一ド間パス・ライン
366に乗せられる。一方この論理回路598はオア・
チー)OR22からバス・ライン366に無条件にタイ
ミング・パルスTB4を載せている。 従ってバス−ライン366にはタイミング・パルスTB
O〜TB3に同期した4ビット間″′0”信号が、タイ
ミング・パルスTB4に同期シテ″1°“信号が、タイ
ミング・パルスT85に同期してCA L E信号が、
タイミング・パルス’I”B6に同期してAI)CB倍
信号、タイミング・パルスTB7に同期してINT信号
がそれぞれ載っている事に、なる。 次に、第30図示データ・セレクタ502及び固定デー
タI(0M534並びに使用撮影レンズ装置2の最大絞
り値AMAXを取り込むに当っての虹に詳細な回路構成
について第75図の回路構成図に従って説明する。 前記固定チー タROM 534 ハ、c s ’r゛
o 。 C3TC,C3TD、C8’TE、C3TF、TMIN
、TMAX、AMAX、TSYN、C8Tl、C8T’
2の11個のデータを直列に格納しており、史に前記直
列データを並列に6個配−して成るものである。しかし
、使用撮影レンズ装置2の最大絞り値に関するデータA
MAXのみは、6個の並置データのそれぞれで異なって
おり、Fナンバーで、Fil、F16.F22゜F32
.F45.F64の値に関するデータを収納している。 この固定データROM534は基本的には、第68歯に
示′した、集積回路素子1702Aで構成する事が出来
るものである。 かかるデータ配置に於いて、前記固定データROM53
4d1そのA3〜A6人カ端子にインストラクションF
LOM504の出力OP3〜OPQの出力を受けており
、前記直列データの特定のデータを指定されている。従
って、A。 〜A2端子にそれぞれカウンタ・パルスCT1〜C’T
4を入力する事に依って、該R,OM534の出力端子
QO−Q5からは、AMAXを除けば全く同じ6個のデ
ータが、タイミング・パルスTBO−TB7に同期して
下位桁から順次出力される事となる。 前記Qo−Q5の出力は、それぞれアンド・チー)AN
D31〜AND36に入力されているが、このアンド・
チー)AND31−AND36は、使用撮影レンズ装置
2の最大絞り値に依って選択的に導通となるものでるる
。このアンド・ゲートAND 31−AND 36の出
力はオア・グー) OR12にまとめられており、この
オア・ゲートO’R12からは、インストラクション・
ItOM504に依って指定された固定データが出力さ
れる事となる。 一方、使用撮影レンズ装置2の最大絞り値AMAXに関
するデータは、最大絞り値設定機構536から中央制御
部362に取り込まれ、6ビツトのシフト・レジスタ5
38に取り込まれる。 このシフトレジスタ538は、第62図にロジック・ダ
イアグラムを示すところの集積回路素子CD 40 F
!lyの6ビツトを用いて構成する事が出来る。この
シフト・レジスタ538のQl〜Q6の出力は常に、バ
ッファ・レジスタ602の入力端子DI−D6に与えら
れており、このバッファ・レジスタ602にクロックと
して与えられているタイミング・パルスT B’0 (
7)立上りに同期して、前記シフト・レジスタ538の
内容ハバツファ・レジ□スタ602に取り込まれ記憶さ
れる。即ち、前記シフト・レジスタ538に取り込まれ
るデータAMAXはTBl−TB6に同期しており、従
って、TB7のタイミングの時に、A M A X’は
前記シ゛7ト、レジュタ538に完全に取り込まれた状
態にある為シフト・レジスタ538の内容uTBoの立
上りで、バッファ・レジスタ602に取り込まれ、記憶
されるものである。 前記バッファ・レジスタ60?7)Ql−Q6出力は、
前記アンド・ゲートAND31−AND36に与えられ
ており、記憶されたAMAXに応じて、前記アンド・グ
ー) AND 31−AND36のうちの1つを選択的
に導通とするものである。 ちなみに、前記固定データROM534はそのC8端子
にインストラクションROM504のOP出1カを受け
ており、第69図に示した、オペランド・コードのOP
4の項を見ても明らかな様に、このOP4が′0”の時
のみ、インストラクションR,OM504で指定された
データをQO−C5端子を通じて出力するものである。 なお、前iピバツファ・レジスタ602は集積回路素子
C,D40 j3 (RCA製)を3個組み合せて構成
する事が出来るものである。ちなみに、前記集積回路素
子C,D4013は第76図のブロック・ダイヤグラム
に示される様なデュアルタイプのD型フリツプイフ、ロ
ッゾである。 以上、述べた如き構成を通じて、インストラクショyR
OM504で前記固定データI東OM2B5に格納され
ている固定データがオペランドとして指定された場合、
前記オア・ゲート0R12の出力を受けているワイヤー
ド・オア・ゲートORl 3から、信号線lOに対して
指定された固定データがタイ/ミンク・パルスTBO−
TB7に同期して下位桁から順次出力されるものである
。 一方、前記ワイヤード・オア・グー)ORI 3には、
データ・セレクタ502の出力が与えられている。この
データ・セレクタ502は第53図にそのロジック・ダ
イヤグラムを示されるところの、集積回路素子MC14
512(モトローラ製)から成る8チヤンネル・データ
・セレクタであって、そのX O−X 7 m子から入
力されるデータをA、 B、 C端子からの入力信号に
従つ〜て選択的にZ端子から出力する如く構成されるも
のである。前記L B、C’の各端子には、インスト
ラクションROM504からopo、。 PI、OP2の各出力が入力されており、第69図から
も明らかな様に、OPO,OP、1.OP2出力の組合
せに依って、DFL、DTSV、DTTV、DTAV、
DTAO,DTAC,BJCRの各可変データが選択的
にZ端子に出力される。なお、このデータ・セレク、#
502f4そのDIS端子にインバータINV14を通
じてOP4信号の入力を受けており、そのINH端子に
インバータINV15を通じてOP3の信号の入力を受
けているが、第69図に示したオペランド・コードのO
P4.OP3の項を見ても明らかな様に、このOP4.
OP3が゛°l″の時のみ、このデータ・セレクタ50
2はXO〜X7端子から入力される可変データをZ端子
から出力し、・ワイヤード・オア・ゲート0FL13を
通じて信号線lOに出力するものである。 以上、述べた如き構成を通じて、インストラクションR
OM504で前記データ・セレクタ502に依って選択
される可変データが、オペランドとして指定された場合
、前記データ・セレクタ502のZ端子出力を受けてい
るワイヤード・オア・ゲートORI 3から信号線IO
に指定された可変データが、タイミング・パルスTBO
〜’I”B7に同期して下位桁から順次出力されるもの
゛である。 また、論理回路592は、前記条件信号記憶回路548
からMNAL信号、MNAL信号。 ’BLB信号、8PDW信号、5PDW信号。 A8LC信号の入力を受けており、同時に前記条件レジ
スタ、574からAECG信号、WNUP信号、CU倍
信号4力を受けている。この論理回路592は、前記各
種の信号を一定の論理に従って判別して、出力制御部3
64に対するディジタル表示器402の表示器“復信号
及び出力制御部364の制御信号を作っている。 この論理回路592からi1フィルムの巻き上げが完了
している事を示すWNUP信号、警告信号”EEEEE
E”の表示指令信号EDSP、パルプの表示″’bul
b”の表示指令信号BDSP、 ストロボ撮影モードの
時、ストロボの充電が完了した事を示す”EF”の表示
指令信号E F D S、 レンズ装置2の絞りを手
動で設定する必要のある事を示す”M”の表示指令信号
MDSPの出力がなされる。 前記EDSP信号は、カメラ装置に操作誤まりがあった
時に発生させられる訳であるが、これハ、先にも述べた
様に、レンズ装置2でマー′り12が選択されている状
態で、絞り込みレバー64に依るレンズ装置2の絞シ込
みが行なわれている場合とフィルムの巻き上げが完了し
ている状態でレンズ装置2でマーク12が選択されてお
り、また絞り込みレバー64に依るレンズ装置2の絞り
込みが行なわれていない状態に於いて、ボディ4側のA
Eレバー94がAEディス・チャーヂの状態となってい
る場合の2つの状態に基いて出力される。即ち、このE
DS P信号は EDSP=SPDW−MNAL+SPDW−MNAL・
WN[JP−AECG・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・ 0■なる論理式を満
足させた状態で出力されるものである。 また、’BDSP信号は、バルブ信号BLBがI 11
の時に出力される信号である。 また、EFD8信号は、CO倍信号”I nの時に出力
される信号である。 また、前記M I) S P’倍信号、レンズ装置2の
絞り設定リング8で絞り値が設定されている状態で、絞
り込みレバー64に依るレンズ装置2′の絞り込みが行
なわれていないか又は絞り込みレバー64に依る絞り込
みが、シャッタ優先モードの時に行なわれているかの2
つの状態に於1いて出力されるものである。即ち、MD
SP信号は ニー MDSP=SPIN−MNAL−f名P[−MN肚・A
SLC・・1.・・ 住9なる論理式を満足させた状
態で出力されるものでるる。 前記論理回路592は゛第77図にそのロジック・ダイ
ヤ・ダラムを示されるものである。同図中、アンド・グ
ー)AND37.AND38゜AND39及びオア・グ
ー)ORI 4は上記第0梯式を満足させる為の論理構
成であり、オア・ゲートOR14からはED8F信号が
得られる。 また、アンド・ゲートAND40.AND41及びオア
・ゲート0R15は上記第四式を満足させる為・の論理
構成であり、オア・グー)OR15からはMDSP信号
が得られる。 前記論理回路592の出力及び、フリップ・フロップ・
588,590の出力TVF、AVFは、次、にマルチ
・プレクサ594に与えられて、タイミング・パルスT
BO〜T B ’7に同期した信号に変換される。 第78図は、前記マルチ・プレクサ594のプロック図
であるが、このマルチ・プレクサは、第53図に詳細な
ロジック・ダイヤ・グラムを示すところの集積回路素子
MC14512を適用する事が出来る。このマルチ・プ
レクサは、入力端子X0−X7を有す垢が、XO端子鵠
接地されており、またそのX1端子にはWNUP信号。 X2端子にはAVFL信号、X3端°子にはTVFL信
号、X4端子にはEDSP信号、X5端子にはBDS
P信号、X6端子にはBF’DS信「 号、X7端子にはMDSP信号の入力を受けている。こ
れらの入力信号は1.A、B、Cの各端子に入力される
カウンタ・ノくルスCTl、CT2、CT4に依って、
タイミング・・くパルスT F30〜TB7に同期した
信号として、Z端子から信号線0に直列に出力される。 以上、述べた如くして、WNUP信号はタイミング・パ
ルスT 131に、AVFV信号はタイミング・パルス
TH2に、TVFL信号はタイミ。 ング・パルスTB’3に、EDSP信号はタイミング・
パルスTB4に、BD8P信号はタイミンク・/</l
/スTB5に、EFDS信号はタイミンク・パルスTB
5に、MDsP信号ハタイミング・パルスTB7にそれ
ぞれ同期して信号線0に出力されるものである。 ちなみに、このマルチプレクサ594はそのINH端子
にR8ND信号の入力を受けており、R8ND信号の出
力されている間は、そのZ端子からの信号出力を規制さ
れるものである。 第79図は第30図示演算回路500のロジック・ダイ
ヤグラムであるが、同図中アンド・グー)ANI)45
はAレジスタ510の循環用ゲート、アンド・グー)A
ND47はBレジスタ512の循環用ゲート、アンド・
グー)AND49はCレジスタ514の循環用ゲートを
それぞれ示すものである。Aレジスタ510.Bレジス
タ512.Cレジスタ514は通常状態に於いては、そ
れぞれ前記各アンド・グー)AND45.AND47.
AND49を通・じて、それぞれの内容AR,BR,,
cRを循環させている。 この演算回路500は、前記インストラクションROM
504からの演算制御命令opo。 OPI、OF2.OF2.OF2.OF2.OF2.O
F2に依って制御される。前記インストラクションRO
M 5’ 04の出力は、第69図に示す如く、命令コ
ードOP7’、OP6.OP5とオペランド・コードO
P4.OP3.o−p2゜OPl、OPOに分けられる
が、この演算回路500では、前記各コードをゲート群
を通じてデコードし、所要の演算や制御動作を行うもの
である。 捷だ、この演2算回路500は、データ・セレクタ50
2を通じて各種の固定データ及び可変データを取り込ん
でいるが、これらのデータは、第75図示回路の出力信
号線[相]からアンド・ゲートAND60に取り込んで
いる。なお、このアンド・グー)AND60はインバー
タINV21を通じて、第71図示回路の出力信号線■
の信号を取り込んでいるが、これは外部測光モードにあ
る時、演算に不必要なステップ間だけ、指定されたオペ
ランドのデータの取り込みを規制して、実質的に不必要
な演算が行なわれない様にする為のものである。このア
ンド・ゲートAND60の出力はアンド−ゲートAND
43及びエクスクルシブ・オア・ゲートEX2及びアン
ド・ゲートAND57.AND59に与えられているが
、前記アンド・グー)AND43は、Aレジスタ510
にオペランドのデータを直接取り込む時に用いられるも
のであり、前記エクスクルシブ・オア・ゲートEX2並
びにアントゲ−)AND57.AND59は、Aレジス
タj−10のデータARとオペランドのデータを演算す
る時に用いられるものである。 第791図中、エクスクルシブ・オア、ゲートEX1、
EX2.EX3及びアンド・ゲートAND57゜AND
58.ANDs9.AND61. オア・ゲート0R
21,フリップ・フロップF21は演算部分を構成する
ものでろるJこの演算部分の構成は良く知られた加減算
回路であって、エクスクルシブ・オア・ゲートEXlの
入力である0P6が0”の時は加算回路として、OR6
が”l nの時は減算回路としてそれぞれ動作するもの
である。これは、第69図のOR60項にも示す様に、
演算モードの時に、OR6が”0”′の場合は加算、′
1″”の場合は減算という金層体系に従った構成である
。なお、フリップ・フロップF21はオア・ゲート0F
L21から発生するキャリーを記憶するキャリー・クリ
ップ・フロップであるが、これは通常演算に於ける桁−
トげの為のキャリーを記憶する為のものであ、って、。 最終桁の演算で発生したキャリー即ち、TB7のタイミ
ングでオア・グー)OR21から出力されたキャリーは
タイミング・パルスTB7をインバータINV15を通
じて反転した信号の入力を受けているアン下・グー)A
ND61’に依って規制される。このオア・グー)OR
21から出力されるキャリーは、アンド・ゲートAND
5”6を通じてキャリー・フリップ・フロップ540の
J端子に与えられるが、このキャリー・フリップ・フロ
ップ540はそのクロック入力として、タイミング・パ
ルスTB7のインバータINV16に依る反転信号とク
ロック・パルスCPのオア・グー)OR23に依るオア
条件信号を入力されている為、′J又はに端子入力に従
って、このフリップ・フロップ540がセット又はリセ
ットするのはTB7のタイミングの最初♀り、0″ツク
・パルスCPの立上りに同期してである。即ち、このキ
ャリー・フリップ−・フロップ540はタイミング・パ
ルスTB7で発生したキャリー、即ち演算の最後の段階
で発生したキャリーに依ってセットされるものである。 なお、・演算モードでない時は、第69図からも明らか
な様に、命令コードのOR7が′1″となる為、インバ
ータINV17を通じてOR7の入力を受けているアン
ド・ゲートAND56は、その出力を規制されるもので
ある。 以上、述べた如くして、演算の結果束じたキャリーは、
キャリー・フリップ・フロップ540に依って検出配憶
され、そのQ出力からCA倍信号Q出刃端子から(−″
A倍信号して出力される。 なお、上に述べた加減算回路に依って得られた演算結果
はエクス・クルシブ・オア・ゲートEX3を通じて出力
され、アンド・ゲートAND44に与えられる。このア
ンド・ゲートAND44の出力はオア・ゲートORI
7を通じてAレジスタ510に与えられている為、もし
このアンド・ゲートAND44が導通していれば上記の
演算結果はAレジスタ510に導入記憶される事となる
。この様に、演算結果がAレジスタ510に取り込まれ
るのは、第69図からも明らかな様に、演算モードであ
って且つAレジスタ0.Nの命令信号が出される時であ
る。即ちOR7がII OIIでOP 5が1゛の時に
、Aレジスタのデータ循環用のアンド・ゲートANI)
、$5が非導通となり、演算結果を取り込む為のアンド
・ゲートANI)44が導通となればよい訳で、その為
に設けられたのが、アンド・グー)AND51. イ
ンバータINV21.ノア・ゲートN0R2である。前
記アンド・グー)AND51はOR5及び、インバータ
■Nv21を通じて得られるOR7の反転信号の入力を
受けており、OR7が′0”でOR5が′l”の時即ち
、インストラクションROM504からの出力命令がA
DD又はSUBの時の゛みに1”出力を行う如く構成さ
れる。このアンド・グー)AND51のl”出力はアン
ド・ゲートAND44に与えられ該ゲートAND44を
導通とし、またノア・ゲートN0Ft2を通じて反転さ
れた上でアンド・グー)AND45に与えられ、該ゲー
トAND45を禁止する。 かかる構成を通じて、Aレジスタ510には、演算結果
が導入される訳でらる。 アンド・ゲートAND43は、アンド・グー)AND6
0を通じて入力される固定ないし可変データをAレジス
タ510に取り込む為に設けられたゲートであって、そ
の他の入力端子には、オア・グー)OR16を介して、
アンド・ゲートAND52及びAND53の出力を受け
ている。前記アンド・グー)AND。52及びAND5
3は少なくともOR7が”I II、即ち第69図から
明らかな様に、データ交換モー上゛の時でなければ導通
しない。前記アンド・ゲートAND52は他に前記キャ
リー・フリップ・フロップ540のQ出力CAとOF2
の入力を受けており、第69図からも明らかな様に“、
0゛P5が゛°lパでキャリーCAが1′′の時に、”
1′出力を行うものである。また、前記アンド・ゲート
AND、53は、他に前記キャリー艷フリップ′・フロ
ップ540のQ出、力C,Aと0P60入力を受けてお
り、第69図からも明らかな様に、OF2が#、i l
+でキャリーC,AがO”の時に、ご1″出力を行う、
ものである。かかる構成を通じて、アンド・ゲートAN
D52出力が”1゛′となるのは、SWC,命令又はS
W、U命令が通った時であり、アンド・グー)AND5
3出力が”lIIとなるのはSWN命令、又はSWU命
令が通った時である。 以上の構成を通じて、データ交換モードにある時、キャ
リー・フリップ・フロップ540の出力状態が、インス
トラクションROM504から出力される条件に合致す
れば、オア・ゲート−OI’t 16からl”出力がな
され、アンド・ゲ−)AND43を導通とする為、アン
ド・ゲートAND60を通じて導入されているオペラン
ドの可変又は固定データがAレジスタ510に取り込み
記憶される事となる。なお、この時、 ′前記オア・
グー)ORI 6のl”出力は、ノア・ゲートN0R2
を通じて、0”信号としてアンド・グー)AND45に
与えられる為、該ゲートAND45によるAレジスタ5
10の循環は禁止される。 一方、Aレジスタ510の出力は、アンド・ゲートAN
D46及びAND48に与えられているが、これはデー
タ交換モードの時、オペランドのデータが、Bレジスタ
BR,又CレジスタCRであった場合、Aレジスタ51
0にオペランドのデータを取り込むと同時に、それまで
Aレジスタ510に記憶されていたデータをオペランド
に移す為である。 オペランドとしてBレジスタ512又はCレジスタ51
4が選択された場合、第69図からも明らかな様に、オ
ペランド・コードのうちOF2.OF2.OF2.OP
lが全てl”となる。この事はアンド・ゲートAND5
0で検出される。一方JtO時、OPOがOnであれば
Bレジスタ512を、また、opoが1 uであればC
、レジスタ514が選択される。従って、OPOは直接
アンド・グー)AND55に与えられると同時にインバ
ータlNV2Oを通じてアンド・ゲートAND54に与
えられる。 このアンド・グー)AND54には、前記アン−ド・ゲ
ート50の出力と前記オア・グー) OR16の出力が
与えられている為、データ交換モードで、オペランドと
してBレジ゛スタ512が指定され且つ、データ交換の
条件が満たされた時のみ、前記アンド・ゲートAND5
4は”] 11出力を行い、この°l”出力はオア・ゲ
ート0R20を通じて前記アンド・グー) AND 4
6に与えられる。その為、前記アンド・ゲートAND4
6は導通となり、従って、Aレジスタ510のデータは
前記アンド・ゲートAND46、オア拳ゲート0R18
を通じてBレジスタ512に取り込まれる事となる。な
お、この時、オア・ゲート0R20の61”′出力は、
インバータINV18を通じてアンド・ゲートAND4
7に与えられる為、Bレジスタ512のデータBRを循
環させる為のアンド・グー)AND47は禁止される。 また、アンド・ゲートAND55には、OPO信号の他
に前記アンド・ゲート50の出力と前記オア・グー)O
RI 6の出力が与えられている為、データ交換モード
で、オペランドとしてCレジスタ5.14が指定され、
且つデータ咬換の条件が満たされた時のみ、前記アンド
・グー)AND55はl”出力を行い前記アンド・グー
)AND48に与える。その為、前記アンド・グー)A
ND46は導通となり、従って、Aレジスタ510のデ
ータは前記アンド・ゲートAND 48.オア・ゲート
0R19を通じてCレジスタ514に取シ込まれる事ど
なる。なお、この時、アシド・ゲートAND55の”l
”出力は、インバータINV19を通じてアンド・グー
)AND49に与えられる為、Cレジスタ514のデー
タCBを循環させる為の、アンド・ゲートAND49は
禁止される。 なお、前記キャリー・クリップ・フロップ540は、そ
のに端子に0P70入力を受けている為、データ交換モ
ー ドとなって最初のタイミング・パルスTB7の時間
の最初のクロック・パルスCPの立上りに同期してリセ
ット状態とされるが、このTB7のタイミングに入った
時点で、指令されたデータ交換は終了している。 以上、述べ、た如き構成を通じて、この演算8回路50
0は、インストラクションROM504からの命令に従
って、必要な演算ないしはデータ交換を行うもので、第
70図示の各ルーチンに従って、この演算回路500を
動作させる事に依り、最終的にAレジスタ510には、
演算の結果求められたか当初設定されたかを問わず、デ
ィジタル表示器4.02に表示する為の制御絞り値ない
しは、絞り値に関するデータが得られ、Bレジス、り5
12には、演算の結果求められたか当初設定されたかを
問わず、表示及び制御の為のシャッタ速度(、関する制
御データが得られ、Cレジスタ514には、レンズ装置
2の絞り段数を制御する為の制御データが得られるもの
である。 この演算回路50oに依る演算が終了するとプログラム
・カウンタ582の出力を受けている論理回路598か
らR8N−D信号が出力される事については先にも述べ
た通りであるが、このR8ND信号は演算終了後の3ワ
一ド間ハイ・レベルにおる信号である。 このREND信号は第79図示演算回路500のアンド
・グー)AND42. ノア、ゲートN0R2,オア
・ゲート0R20に与えられ、その為、アンド・ゲート
ANI)42.AND46が導通となり、アンド・ゲー
トAND45.AND47が禁止される。その為、レジ
スタの出力は、アンド・ター)AND42.オア・ゲー
ト0R17を通じてAレジスタ510に直結され、前記
Aレジスタ510の出力はアンド・ゲートAND46、
オア・ゲート0R18を通じてBレジスタ512に直結
される為、信号線@がらは、R8NI)の信号が”l”
である3ワ一ド間に、前記A、[1,Cの各レジスタの
データAFL。 BJCRが、Bレジスタ512の内容Bit。 Aレジスタ510の内容AR,Cレジスタ514の内容
CR,の順で、順次出力される事となる。 第78図示マルチ・プレクサー594の信号線0出力及
び第79図示演算回路500の出力線@出力は、出力論
理回路596に与えられる。 この出力論理回路596は第80図のロジック・ダイヤ
グラムに示す如き構成を有するものであるが、この出力
論理回路596は出力バス・ライン374に時間的に制
御されたデータ及び信号を載せる役目を負うものでるる
。 とIの出力論理回路596は出力バス・ライン374へ
の出力端にオア・グー)OR24を備えており、このオ
ア・ゲートには、信号線Oの出力、アンド・ゲートAN
D64.AND63の各出力が与え、られている。信号
線0の出力は、マ“ルチ・プレクサ594からタイミン
グ・パルスTBI−TB7に同期したWNUP信号、A
VFL信号、TVFL信号、F、D8P信号、B゛r;
sp倍信号 Epns信号、MD8P信号で、sす、そ
のままオア・グー)OR24を通じて出力バス・ライン
374に載せられる事となる。このマルチ・プレクサ5
94の出力は、前にも述ヘタ様に、R8ND信号がハイ
・レベルにある3ワ一ド間は、その出力を規制される。 一方、前記REND信号がハイ・レベルとなると、この
ハイ・レベル信号は前記演算回路500からの信号線@
出力を受けているアンド・グー)AND65を導通とす
る。このアンド・グー)AND6.5出力は、アンド・
グー)AND64に与えられるが、このアンド・グー’
)AND64は設定条件記憶回路548から、パルプ・
モードを示す信号Bf、B及び条件レジスタ574から
ストロボ撮影モードでない事を示す信号で17を入力さ
れているナンド・ゲートNAND3の出力を受けており
、従ってストロボ撮影モードでなくて且つシャッタ速度
としてパルプが設定されている状態でなければ、前記ア
ンド・ゲートAND64は導通となる。従って、前記ア
ンド・ゲートA N、D 64を通じて、REND信号
が′1″である3ワ一ド間に、演算回路500のBレジ
スタ512.Aレジスタ510.Cレジスタ514の各
内容HB、”AR,CRが、タイミング・パルスに同期
してオア・グー)OR24から順次出力バス・ライン3
74に載せられる事となる。 一方、ストロボ撮影モードでなくて且つシャッタ速度と
してパルプが設定されている状態であれば、前記ナンド
・ゲートNAND3の出力は0″となり、従ってアンド
・グー)AND)64は禁止される。その為、演算回路
500から信号線(!すに出力された、−データは出力
バス・ライン374には載せられない。 しかし、かかるパルプ撮影モードの時悴は、前にも述べ
た様に、絞り値に関しては、開放側−御して、且つレン
イ装置2の開放絞シ値A V 。 をディジタ;表示器402に表示する。 従って、紋り段数を制御する為のデータは全ビット″′
0”でよいが、開−放絞り値AVoの表示の為には、ど
うしても使用撮影レンズ装置2の開放絞り値A V o
を出力制御部360に転送する必要がある。その為には
、制御される絞り値即ちAレジスタ510のデータAR
がバス・ライン374に載せられるのと同じタイミング
で、使用撮影レンズ装置2の開放絞り値AVoをバス・
ライン374に載せればよい。その為に、アンド・ゲー
トAND62.AND63が設けられている。前記アン
ド・グー)AND62はプログラム・カウンタ582の
Q5出力及びデコーダ600のSll出力を入力されて
おり、従って、このアンド・グー)、AND62は、演
算回路500から、Aレジスタ510のデータARが出
力線@に出力されると同じlワード間だけl”となる。 アンド・グー)AND63は前記ナンド・グー)NAN
D3の出力をインバータINV22を通じて入力される
と共に、前記アンド・グー)AND62の出力及び、第
37図示回路からの■信号、即ちDTAOを与えられて
おり、従って、ストロボ撮影モードでない時に、パルプ
が選択された場合、演算回路500゜からAレジスタ5
10のデータARが出力されるのと同じタイミングで、
使用撮影レンズ装置2の開放絞り値データAVQが、オ
ア・ゲート0R24を通じて出力バス・ライン374に
載せられるものでるる。 第81図は、バス・ライン366、入力バス・う、イン
370.出力バス・ライン374に載せられる信号及び
データに関しそ前に説明した事をまとめた説明図である
。 即チ、バス・ライン366には、タイミング・パルスT
BO〜TB3tでのタイミング間は0”信号が載ってお
り、タイミング・パルスTB5に同期してCALE信号
が、タイミング・パルスTB6に同期してADCB信号
が、タイミング・パルスTB7に同期してINT信号が
載っているが、このバス・ライン366の信号は、入力
制御部360.中央制御部362.出力制御部364の
各部で、データ転送の為のタイミングを決定する為に重
層な役目を持つものである。 また、入力バス・ライン370は、入力制御部360か
ら中央制御部362に対して、各種の信号及びデータを
タイミング・グくバスTBO〜TB7に基いて転送する
為に重要な働きをしており、各種信号の転送時には、タ
イミング・パ゛ルスTBIに同期してADOF信号、タ
イミング・パルスTB2に同期してABLK信号、タイ
ミング・パルスTB3.に同期してA E CG信号、
タイミング・パルスTB4に同期してWNtJP信号、
タイミング・パルδTB5に同期シてAO倍信号タイミ
ング・パルスTB6[同期してCU倍信号それぞれ載せ
られるものでるり、また、データ(この場合はA−D変
換データDDであるが)の場合は、タイミング・パルス
TB Q−TB 7に同期して、%段積度のデータが下
位桁から順次載せられる。 また、出力バス・ライン374は、中央制御部36.2
から出力制御部364に対して、各種の信号及びデータ
をタイミング・パルスTBO〜TB7に基いて転送する
為に重革な働き□をしており、各種信号の転送時には、
タイミトグ・ノ(バスTBlに同期してWNUP信号、
タイミング・パルスTB2に同期してTVF’L信号、
タイミング・パルスTB3に同期してA V F L信
号、タイミング・パルスTi4に同期してE DSP信
号、タイミング・パルスT B Sに同期してBD8P
信号、タイミング・)くパルスTB6に同期してE F
D 8信号、タイミング・パルスTB7に同期してM
D8P信号がそれぞれ載せられるものであり、またデー
タ、例えばシャッタ速度TV、絞り値AV、開放絞り値
AY O,制御絞り段数AVs等の場合は、タイミング
・がバスTl30〜TB7に同期して、%段積度のデー
タが下位桁から順次載せられるものである。 次に、出力制御部3164について説明する。 出力制御部364は大きく分けて2つの機能を有するも
のである。1つは表示制御機能であ%1つは露出制御機
能である。 この出力制御部364には、中央制御部362から出力
バス・ライン374を通じて、各種Ω条件信号や各種デ
ータを入力されている。これらの信号やデータは、時間
的な制御のもとに入力される為、前記出力バス・ライン
374に入力されるのが゛、如何なる信号又はデータで
あるかをノ 知る為には、信号又はデータが出力バス・ライン374
に載せられる時間を知る必要がある。 かかる時間を得る為に設けられているのが、バス・ライ
ン366から信号入力を受けている同期回路660であ
る。 この同期回路660は、第82図にその詳細な回路構成
図を示すものであるが、同図中700は、リング・カウ
ンタである。このリング・カウンタ700は第38図に
ロジック・ダイヤグラムを示したところの集積回路素子
CD4035に依って構成する事が出来る。 バス・ライン366id、タイミング・パルスTB6に
同期して動作するフリップ・、フロップF22のD端子
に入力される為、このフリップ・フロップF22では、
タイミング・パルスTBSに同期してバス・ライン36
6に載せられているCALE信号が検出される。このフ
リップ・フロップP22のQ出力は、タイミング・パ)
レスTBOに同期して動作するクリップ・フロップF2
3のD入力端子に与えられる。このフリップ・フロップ
F23のQ出力はタイミング・ノくバスTBOを入力さ
れているアンド・グー)AND66を通じて前記リング
・カウンタ700.のクロック端子CL Kに入力され
る事となる。このリング・カウンタ700はそのQO,
Q3出力をアンド・ゲートAND67を介して、J及び
に端子に戻している。なお、前記リング・カウンタ70
0のQO比出力信号線0に出力されると共にクロック・
パルスCPの入力を受けているオア・グー)OR27を
通じて信号線0に出力され、Q1出力はクロック・パル
スCPO入力を受けているオア・グー)OFL26を通
じて信号線[相]に出力され、Q3出力はクロック・パ
ルスCPの入力、を受けているオア・ゲート0R25を
通じて信号線[相]に出力される。 なお、前記クリップ・フロップF23のQ出力は、フリ
ップ・フロップF24のS端子に入力され、そのQ出力
は信号線Oに出力される。 このフリップ・フロップF24のR端子には、パワー・
アップ・クリア信号PUCが与えられる。 また、フリップ・フロップF23のダイレクト・リセッ
ト端子Rには後述する信号線[相]からダイレクト・リ
セット信号が入力される。 かかる構成に於いて、その動作について第83図に従っ
て説明する。 今、バス・ライン366にタイミング・パルスTBSに
同期したCALE信号が載せられると、タイミング・パ
ルスTB6に同期して動作するフリップ・フロップF2
2は、セットされそのQ出力は′1”となる。前記CA
LE信号は4ワ一ド間、出力される為、このフリップ・
フロツプリ22は4ワ一ド間″′l°′出カを続ける事
となる。 − 0前記フリツプ・フロップF22のQ出力は、タイミン
グ・パルスTBOに同期したクリップ・70ツブF2°
3のD端子に入力される為、次のタイミング・パルスT
BOの立上りに同期して、このフリップ・フロップF2
3はセクトされそのQ出力は”l ITとなる。このフ
リップ・フロップF23は、前記スリップ・□フロップ
F22が4ワ一ド間セット状態にある事から、一様に4
ワ一ド間セット状態を続ける事となる。 前記フリップ・フロップF23のQ出力は、タイミング
・パルスTBOを入力される、アンド・グー) A N
D 6.6に入力される為、このアンド・ゲートAN
D66からは、前記フリップ・フロップF’23がセッ
ト状態になってがら4ワ一ド間、TBOに同期した信号
出力がなされる事となる。 このアンド・グー)AND66の出力は、リング・カウ
レタ700゛のクロック・端子CLKに与えられる為、
このリング・カウンタ700はタイミング・パルスTB
Oの立上り毎に同期してQo、Ql、Q2.Q3出力端
子から第83図示の如き出力を行う事と゛なる。なお、
このリング・カラ/り700(7)QO,Ql、Q2の
出1力がアンド・グー)AND67に入力さレテおり、
このアンド・ゲートAND67の出力が、J及びに端子
に入力されているのは、カウント開始時点に、QO端子
から、カウント出力を出させる為である。なお、このリ
ング・カウンタ゛700の出力極性が通常″l”で、カ
ウント出力時に”0”となるのは、T/C端子を接地し
てその様な出力特性を得ているからである。 従って、信号線[相]には、最初にCALE信号が検出
され人、次の1ワ一ド時間だけ、”0”レベルとなる信
号出力がなされる。 また、オア・グー)OR25,0R26,0R27から
は、′第83図に示す如く、タイミング・パルスTBQ
〜TB7の各立上り時間に、立下り特性を持つ様なパル
ス出力がそれぞれ信号線(!■、すΦ、 (、jjlか
ら出力される。なお、信号線0の立下り出力は、出力バ
ス・ライン366に各種信号が載せられるワード時間と
対応しており、信号線(!Φの立下り出力は、出力バス
・ライン366にシャッタ速度データTVが載せられる
ワード時間と対応しており、信号線(ゆの立下り出力は
、出力バス・ライン366に制御絞り臀数データAVs
が乗せられるワード時間と対応するものである事は前に
述べた各棟信号やデータの送り出し時間の関係から明ら
かである。 一方、フリップ・フロップF24はフリップ・フロップ
I” 23のQ出力に依ってセットされるが、このフリ
ップ・70ツブF24のQ端子から信号線@への出力信
号は、第1回目の演算が終了しない限り−、カメラ機構
のシャッタ・レリーズ後の動作が行なわれない様にする
為に用いられる。このフリップ・フロップF 2 ’4
ハパワー・アップ・クリア信号PUCをそのリセット
端子Rに受けている。−また、このバス・ライン366
はタイミング・パルスTBO同期のフリップ・フロン7
7F25のD端子に入力されるが、このクリップ・フロ
ップF25はタイミング・パルスTB7の時間にバス・
ライン366に載せられる■、NT倍信号即ち入力扁両
部360のA−D変換器が入力アjログ・データの積分
中である事を示す信号の検出に用いられるものであって
、そのQ出力は信号線◎に載せられる。 この同期回路660のフリップ・フロップF23はその
ダイレ゛クト・リセット端子Rに信号線[相]からダイ
レクト・リセット信号の入力を受けるが、これは、シャ
ッタ・レリーズが行なわれる以前の時間とシャッタ・、
レリーズが行なわれた後にセルフ・タイマーが動作して
いる時間以外の如何なる時間にへも、出力制御部364
へのデータ等の取り込みを行なわない様にフリップ・フ
ロップF23のセット動作を禁止する為のものである。 これは、るる演算結果に基いて、シャッタ・レリーズが
行なわれ、カメラ装置の各機構が動作を開始してから後
・、他のデータ、特にTTL測光を行なっている場合は
、絞り込みやミラーアップの影響を受けたデータが入力
され、正常な露出制御動作が妨げられる1を防止する為
のものである。 出力バス・ライン366に載っている各種信号やデータ
は、以上述べた如き同期回路660からの出力及びタイ
°ミング・パルスTBO−TB7に依って時間的な判断
のもとに分離され、この出力制御部364のそれぞれ対
応する機能部分に取り込まれる事となる。 前記出力バス・ライン366中の各種信号は、デマルチ
・プレクサ610に依ってタイミング・パルスTBO〜
T B 7に基く分離を受け、出力制御レジスタ622
に蓄積される。 カカるデマルチ・プレクサ6−10及び出力制御レジス
タ622を含む構成は、第84図にその詳細な構成を示
されるものであって、デマルチ・プレクサ610として
は、第62図にロジック・ダイヤグラムを示されるとこ
ろの集積回路素子CD4015を適用しており、また出
力制御し、ジスJ622としては第38図にそのロジッ
ク・ダイヤグラムを示されるところの集積回路素子CD
4035を2個適用している。 かかる構成にあって、デマルチ・プレクサ610はその
クロック端子Cに第′82図示回路660の信号線■出
力の入力を受けており、また、出力制御レジスタ622
はそのクロック端子Cにアンド・ゲートAND69を介
してタイミング・パル、*TB1と第82図不同期回路
660の信号線0出力のアンド条件信号を入力されてい
る。即ち、前にも述べた様に、バス・ライン366゛に
タイミング・パルスTBSに同期したCALE信号が載
せられた、次のワード時間には、タイミング・パルスT
BI−TB7に同期して第81図に示す様に出力バスラ
イン378にはWNUP、−TVFL、AVFL、EI
)SP、EDSP。 EFDS、MA8Pの各信号が入力される為、デマルチ
・プレクサ610は、このワード間に、信号線0出力を
タイミング・パルスとして前記各信号を直列に取り込む
。かかる動作の後、次のワード時間になると、信号−線
0出力がロウ・レベルカラハイ・レベルとなる為、アン
ド・ケートAND69はタイミング・パルスTB1に同
期シた信号出力を行う様になる為、前記デマルチ・プレ
クサ610のQOl、 Ql 1. Q21. Q31
. QO2゜Ql2.Q22 の各出力は出力制御レ
ジスタ゛622のDO−D6端子から該レジスタに取り
込ま、れ蓄積される。その結果、前記出力制御レジスタ
622のQO〜Q6の各出力端子からはxti)sp。 EFDS、Bl)SP、EDSP、AVFL、TVFL
。 WNUP の各信号が出力される事となる。 一方、出力バス・ライン37−4に載っている、シャッ
タ速度TV、絞り値AV、制御制御段数□AVsの各デ
ータは、カメラ装置の各機構の制御の為のデータと1表
示の為のデータとでその取り扱いが異なる。 今、表示の為のデータの取り込みについて説明するに、
出力バス・ライン374中、表示の為に世いられるデー
タはシャッタ速度データT Yと絞り値データAVの2
つである。これらの信号は、表示制御回路652を通じ
て四捨五入方れ、ディジタル表示器402への表示に適
した形に変換され、また、急激なデータの変化に依るデ
ィジタル表示器402のチラッキを防止する為、データ
取り込みの間隔をチラッキが無くなる程度に調節された
上で、出力バス・ライン374に各データが載せられて
いるワード時間に基い°て表示絞シ値は絞り位表示用
レジスタ648に、\表示シャッタ速度TvDsはシャ
ッタ速度表示用レジスタ650−にそれぞれ取り込まれ
記憶される。 かかる表示の為のデータの取り込み回路の詳細なロジッ
ク構成図を第85図に示す。 同図中、998は出力バス・ライン374がら入力され
たデータを四捨五入する為の四捨五入回路でろって、集
積回路素子CD4032(RCA製)で構成されるもの
である。この集積回路素子CD4032は第86図にそ
のブロック・ダイヤ・グラムが、また第87図にそのロ
ジック・ダイヤ・グラムが示されるところの3個の直列
加算器で形成されるものであるが、第85図示回路では
、その中で1個だけを用いている。 この四捨五入回路998はそのAl端子に出力バス・ラ
イン374の出力データを受けており、BljJ子ニタ
イミング・パルスTBIの入力を受けている。また、キ
ャリ一端子CAにはタイミング・パルスTB7の入力を
受けている。 かかる構成にあって、出力バス・ライン374からAl
端子にデータが入力される場合、K段積度のビットはT
L3tのタイミングで入力される訳でるるが、同じタイ
ミングで、81端子にはタイミング・パルスTBlがへ
カされる。即ち、データ7の%段積度のビットにのみ1
1..111を加算する事になる訳であるが、もしこの
杢イ段精度のビットにlIIが立っていれば、%段積度
のビットにキャリーが出て桁上げが行なわれる事となり
、またデータの%段積度のビットにO”′が立っていれ
ば%段積度のビットにはキャリー、が及ばない。従って
、この四捨五入回路998のS端子からの出力データを
%段積度のビットより上位桁を見る限りに於いて、この
出力データは%段積度のビットで四捨五入を行つ以上述
べた如く、前記四捨五入回路998に於いて、表示の為
に適した%段積度のデータに変換され、そのS端子カニ
ら出力されたデータは、絞り値表示用レジスタ648及
びシャッタ速度表示用レジスタ650のそれぞれのD端
子に与えられる。なお、この段階で、前記四捨五入回路
998で四捨五入され%段積rに変換されたデータが、
何に関するデータであるかは、時間的な判断に依る必要
があ゛す、従って、前記各レジスタ6’48.650は
それぞれのクロック端子Cに入力される制御パルスに従
って、それぞれ対応するデータを取り込む事とな□る。 なお、この四捨五入回路998は、そのキャリ一端子C
Aにタイミング・パルスTB7の入力を受ける事に依っ
てリセットされる。 前記絞り表示用レジスタ648はそのクロック端子Cに
オア・ゲートOR31を通じてクリップ・フロップF2
7のq出力とクロック・バルー スCPのオア条件の入
力を受けており、また前記シャッタ速度表示用レジスタ
650はそのクロック端子C1にオア・グー)OR32
を通じてフリップ・フロップF26のQ出力とクロック
舎パルスCPのオア条件の入力を受けている。 前記フリップ・フロップF′26のQ出力は前記フリッ
プ・フロップF27のD入力となっており、また該フリ
ップ・フロップF26のD入力にはインバータINV2
5を通じてオア・グー)OR29の出力を受けている。 一方、前記フリップ・フロップF27のQ出力はフリッ
プ・フロップF28のセット端子Sに与えられてお゛す
、そのQ出力はオア・グー)OFL28に与えられてい
る。前記オア・グー)OR28は一方インバータINV
24を介して後述の信号源に接続された信号線[相]か
ら、2H2のオン・オフ信号を入力、されており、この
オア・ゲート0R28の出力信号は前記オア・ゲートO
)′t29に与えられ名。このオア・ゲート0R29は
一方、第82図示り“ング・カウンタ700のQO端子
出力である、信号線0からの信号入力を受けている。な
お、前記信号線0からの2Hz のオン・オフ信号はオ
ア・グー)OR30を通じてフリップ・フロップF28
゛のリセット端子Rにも与えられている。このフリップ
・フロップF28のリセット端子Rには他にも前記オア
・ゲート0R30を通じてパワー・アップ・クリア信号
P’LICが入力される。一方、前記フリップ・フロッ
プF26.F27の各′ダイレクト・リセット端子Rに
も、パワー・アップ・クリア信号PIJCが入力される
事となる。 かかる構成にあって、その動作を第88図のタイミング
・チャートに従って説明するに、今、信号線qφから送
られて来る2Hz信号がハイ・レベルとなると、インバ
ータINV24の出力はロウ・レベルとなる。この状態
でフリップ・フロップF28はリセット状態にあり、そ
のQ出力は、′0”である為、オア・ゲート0FL28
の出力は0゛であわ、従って、オア・ゲートOR2,9
は、信号線0から入力される第82図示リング・カウ、
ンタ700のQO比出力即ち、通常′1°′で、CAL
E信号の次の1ワ一ド間だけ0”どなる信号を出力する
事が出来る。 このオア・ゲート0R29の出力はインバータINV2
5を通じて、タイミング・パルスTBOに同期したクリ
ップ・フロラブF26のD端子に与えられる為、このフ
リップ・フロップF26は前記インバータINV25か
ら1ワードの間”l”出力をし、次の1ワ一ド間だけセ
ット状態となる。このフリップ・フロップF26がセッ
トされている間は、出力バス・ライン374にシャッタ
速度データTVが載せられている時間゛に相当している
為、このフリップ・フロップF26のQ出力とクロック
・パルスCPの入力を受けているオア・ゲート0R32
を通じて、シャッタ速度表示用レジスタ650に対して
、データ取り込みの為のクロック・パルスが与、tられ
ると、前記四捨五入回路998からの表示シャッタ速度
TVDSが、前記レジスタ650に取り込まれ記憶され
る事となる。一方、前記フリップ・フロップF26のQ
出力は、タイミングパルスTBQに同期したフリップ・
フロップF27のD端子に入力されている為、このフリ
ップ鳴フロップF27は、前記フリップ・フロップF2
6がセットされた1ワ一ド間の次の1ワ一ド間だけセッ
ト状態となる。、従って、このフリップ・フロップF2
7がセットされている1間は、出力バス・ライン374
に絞り値データAVが載せられている時間に相当してい
る為、このフリップ・フロップF27のQ出力とクロッ
ク・パルスCPの入力を受けているオア・ゲート0R3
1を通じて、絞り値表示用レジスタ648に対して、デ
ータ取り込みの為のクロック・パルスが与えられると、
前記四捨五入回路998からの表示絞り値AVD8が、
前記レジスタ648に取り込まれ記憶される事となる。 なお、前記フリップ・フロップF27のQ出力はフリッ
プ・フロップF28のセット端子に与えられている為、
前記フリップ・フロップ・F27のセットと共にこのフ
リイブ・フロップF28もセットされそのQ出力がl”
となる。 このQ出力はオア・ゲート0R28に与えられその出力
を1”とする為、オア・ゲート0R28の出力はl”と
なり、オア・ゲート0R29に与えられる。従って、′
信号線0からの信号はオア・グー)OR29’を通過せ
ず、フリップ・フロップF26.F27も共にリセット
状態を保持され、従って前記シャッタ速度表示用レジス
タ650及び絞り値表示用レジスタ648に対する対応
データの取り込み更新は行なわれない。 このフリップ・フロップF28は、信号線[相]からの
2Hz信号のインバータINV24に依る反転信号をオ
ア・グー)OR30を通じて入力されている為、前記2
Hz信号が、ロウ・レベルとなった時点でリセットされ
る事となる。 一方、このロウ・レベルとなった2Hz信号は、インバ
ータINV24を通じて、前記オア・ゲート0R28に
一1″信号を与え、その出力を”l”としている為、信
号iOからの信号は受は付は不可の状態を保持される。 次に、信号線[相]からの2Hz信号が、ハイ・しベル
になると、前記フリップ・フロップF28出力は0“と
なる為、信号線0からの信号が受は付は可能となり、従
って、前に述べたと同様の方法に依って、シャッタ速度
表示用レジスタ650に汁−シては新たな表示シャッタ
速度TVDSが、まだ絞り値表示用レジスタ648に対
しては、新たな表示絞り値AVDSがそれぞれ取り込ま
れ記憶される事となる。 以上、述べた如き構成を通じて、シャッタ速度、絞り値
とも、表示の為のデータは、21−[z毎に取り込まれ
る事となる為、ディジタル表示器402内に於ける、細
かなデータの変化に依るチラッキや誤読取を防止する事
が出来るものであって、ディジタル表示システムとして
は極めて有効なデータの取り込み方法ないしは表示方法
である。 以上、述べた如くして、絞り値表示用レジスタ648及
びシャッタ速度表示用レジスタ650に四捨五入された
上で、%段積度のデータとして2H2間隔で取り込まれ
た表示絞り値AVDS入び表示シャッタ速度TVDSは
、次の表示制御回路624及〜び、表示用ドライバー6
56を通じてディジタル表示器402に表示される事と
なる。 前記表示制御回路624は単に絞り値やシャッタ速度の
表示を行うものでばなく、カメラ装置の偽作モード及び
動作状態に応じて、第10図に示す如く、記号等の表示
や、表示の点滅制御等も行う必要があり、その為に、こ
こでは前記出力制御レジ艮タロ22に出力・(ス・ライ
ン′374から取り込まれ蓄積されている各種信号TV
FL、AVFL、EDSP、BDSP、EFD8.MD
8P等が関与して来るものである。 前記表示制御回路624は第89図にその詳細なブロッ
ク図を示される−ものであるが、同図中702は絞り値
表示用のデコーダROMであって、第9図のファインダ
内表示器の第2の表示部250に対する絞り値及びOP
”、”cL”。 00”、’EE”等の記号の表示を行なわしめる為のも
のであり、7″o4はシャッタ速度表示用のデコーダR
OMであって、第1の表示部244に対するシャッタ速
度の表示を行なわしめる為のものであり、また706は
前記第1の表示部244に対して、” EREE″、’
buLb”、 ”bEF”。 BF”等の記号表示を行なわしめる為の記号表示用のデ
コーダROMをそれぞれ示すものである。 ディジタル表示器402は、前にも述べた様にタイミン
グ・パルスTB1〜TB6に基いてダイナミック駆動さ
れているが、その詳細を第90図に示すディジタル表示
器402の平面図に従って説明する。 同図中、第1の表示部244は分数表示の為の表゛示素
子708、シャッタ速度並びに記号表示用の4つの7セ
グメント表示素子710,714゜及び小数点表示素子
712から構成されるものであるが、7セグメント表示
素子718Hタイミング・パルスTB3のタイミングで
表示駆動され、7セグメント表示素子716はタイミン
グ・パルスTB4のタイミングで表示駆動され、7セグ
メント表示素子714及び分数表示の為の表示素子70
8はタイミy’グ・パルスTBSのタイミングで表示駆
動され、7セグメント表示素子710及び小数点表示素
子712はタイミンクパルスTB6のタイミングで表示
駆動されるものである。 また、同図中、第2の表示部250は7セグメント表示
素子720,724及び小数点表示素子722から構成
されるものであり、また第3の表示部252は、″M″
表示を行う為の表゛示素子726から構成されるもので
あるが、前記7セグメント表示素子724及び”M”表
示を行う為の表示素子726はタイミング・〕くルスT
BIのタイミングで表示駆動され、7セグメント表示素
子720及び小数点表示素子722はタイミング・パル
スTB2のタイミングで表示駆動゛されるものである。 従って、前記各7セグメント表示素子710゜714、
716. 718. 720. 724に対して7ラ
イジで並列にタイミング・パルスTBO〜TB7に同期
した時分割的な表示器5号を与えると共に、前記”M”
表示用衣′示素子726、ノ 小数点表示素子722.71Z及び分数表示用表示素子
708に対して、1ラインで、タイミング・パルス″”
rBt、TB2.TB6’、T’B6のそれぞれに同期
した表示信号を与える事に依り、このディジタル表示器
402は、ダイナミック駆動する事が出来る。 尚前記表示器402としては、R7A−122−9(B
OW MAR製)が使用可能である。 前記絞り値表示用デコーダROM702は第68図のブ
ロック・ダイヤグラムに示す如き構成ノ を有する集積回路素子1702Aで構成されており、そ
の入力端子AOにはタイミング・パルスTB2の人力を
受け、また入力端子AI−A6には絞り値表示用にジス
タロ48の入力を受け、また入力端子A7には前記出力
制御レジスタ6゛22からEDS P信号の入力を受け
ている。 また、そのC8端子には、タイミング・パルスTBI、
TB2の入力を受けているノア・ゲートNOR3°の出
力をオアφゲート0R40を通じて入力されている。 従って、前記絞り値表示用デコーダROM702は、少
なくともTBl、Tl32のタイミング以外では、その
出力番規制されている。その為、TBIのタイミングで
はその人O端子入力が”0”であり、TB2のタイミン
グではそのA O,端子に入力″l”となる。従って、
絞り値表示用レジスタ648からの入カデLりに応じて
、タイミング・パルスTBI、TB2の各タイミン゛グ
で出力端子DO−D7から、ディジタル表示器402の
17セグメント表示素子724並びに7セグメント表示
素子7201小数点表示素子722の表示駆動用の8ラ
インの出力を行う。 なお1.このデコーダR,OM702のDO〜D6の7
ラインの出力は前記7セグメント表示素子、720,7
24のセグメント選択用として、また該デコーダROM
702のD7の1ラインの出力は前記小数点表示素子7
22の選択駆動用としてそれ“ぞれ用いられる事となる
。 前記シャッタ速度表示用デコーダlROM704は、第
68図のブロック・グイヤグレムに示す如き構成を有す
る集積回路素子1702Aで構成されており、その入力
端子AOにはタイミング・パルスTB4.TB6の入力
を受けているオア・ゲート01”L38の出′力を受け
、また入力端子AIにぼタイミング・パルスTBS、T
B(5の入力を受けているオア・グー)OR39の出力
を受けている。また、入力端子A2〜A7にはシャッタ
速度表示用レジスタ650の出力を受けている。また、
そのC8端子には、タイミング・パルスTBI、TB2
の入力を受けているノ、ア・グー) N、OR3の出力
をインバータI NV 341.t7−ゲー)OR42
、オフーゲ−)OR43を4じて入力されている。従っ
て、前記シャッタ速度表示用デコーダROM704は、
少なくともTBI、TB2のタイミングではそρ出力を
規制されてへる。従って、このデコーダROM−704
の出力が意味を持つのは、TBa〜TB6のタイミング
であるが、今タイミングーパルスTB4.TB5.TB
6共に入力されていない時、即・ちTB3のタイミング
では、そのAQ、Al端子の入力が共に0”となり、ま
たタイミング・パにスTB4が入力されている時は、そ
の人O端子入力のみが1”となり、またタイミング・パ
ルスTBSが入力されている時は、その人1端子入力の
みが“l”となり、また〉イミング・パルスTB6が入
力されている時は、そのAO,AI端子入ガが共に1”
となる。従って、シャッタ速度表示用レジスタ650か
らの出力に応じて、タイミング・パルスTBa〜TB6
の各タイミングで、出力端子DQ−D7からは、それぞ
れディジタル表’ii402の7セグメント表示素子7
18.7セグメント表示素子716.7セグメント表示
素子714並びに分数表示素子708.7セグメント表
示素子710並びに小数点表示素子712の表示駆動用
の8ラインの出力を行う。 なお、このデコーダROM704のDO〜D6の7ライ
ン出力は、前記7セグメント表示素子710.714,
716..718のセグメント選択用として、まだ該デ
コーダROM702のD7の1ライン出力は前記分数表
示素子708及び前記小数点表示素子722の選択駆動
用としてそれぞれ用いられる事となる。 前記記号表示用デコーダROM706は第68図のブロ
ック・ダイヤグラムに示す如き構成を有する集積回路素
子1702Aで構成されそおり、その入力端子AOには
前記オア・ゲート0R38を通じてタイミング・パルス
’rB4.TB’6(7)入力を受けており、また入力
端子AIKは前記オア・ゲートOR39を通じてタイミ
ング・パルスTBS、TB6の入力を受けている。また
、入力端子A4〜A6には、それぞれ”EF”、
’”bEF”、buLb”、′EEEE”の表示を指
令する信号が入力されている。また、そのC8端子には
、タイミング・パルスTBI、TB2の入力を受けてい
るノア・グー)NOR3の出力をインバー1INV34
、オア・グー)OR41t−通じて入力されている。従
って、前記シャッタ速度表示用デコーダR,0M706
は、少なくともTBI、TB2のタイミングではその出
力を規制されている。従って、このデコーダROM70
6の出力が意味を持つのはT’B3〜TB6のタイミン
グであるが、今タイミング・パルスTB4゜TB5.T
B5共に入力されていない時、即ち、TB3のタイミン
グでは、そのAo、A1端ぞの入力が共に0”となり、
またタイミング・パルスTB4が入力されている時は、
そのAO端子入力のみが1”となり、またタイミング・
パルスTBSが入力されている時は、そのAl端子入力
のみが1”となり、またタイミング・パルスTB6が入
力されている時は、そのAO。 Al端子入力が共に”l”となる。従って、このデコー
ダROM706はそのA4〜A7端子入力に応じて、タ
イミング・パルスTB3〜TB6の各タイミングで、出
力端子Do−D6からは、それぞれディジタル表示器4
02の7セグメント表示素子718.7セグメント表示
素子716.7セグメント表示素子714.7セグメン
ト表示素子710の表示駆動用の7ラインの出力を行う
。なお、このデコーダROM706のDO〜D6の7ラ
イン出力は、前記7セグメント表示素子710.7!4
,716,718のセグメント選択用として用いられる
事となる。 なお、前記各デコーダROM702,704゜706の
各DQ−D5出力はそれぞれまとめられて、全体で7ラ
インの信号として表示駆動回路656に与えられる。ま
た、前記デコーダROM702,704の各D7出力は
1本に1とめられてオア・ゲートOR,37を通じて前
記表示駆動回路656に与えられる。尚表示駆動回路6
56としては2個の75491(TI製)が用いられて
いる。 一方、”M ”記号表示素子726を表示させる為の信
号は、アンド・グー)AND74に依ってM D S
))信号をタイミング・パルスTBIに同期して出力す
る事に依って得られる。このアンド・グー)’AND7
4の出力は、前記オア・ゲート0R37を通じて、前記
デコーダROM702.704の各D7出力と共に前記
表示駆動回路656に与えられる。 なお、前記各デコーダROM702,704゜706は
種々の要因によってその出力を規制される。特に、デコ
ーダR,0M704と706の各出力は、いずれもタイ
ミング・パルスTB3〜TB5に同期して出力される為
、いずれか一方を選択して出力を行なわせる必要がある
。壕だ、シャッタ速度の表示データを点滅させたい時は
、デコーダROM704の出力を一定周期で規制する必
要があり、絞り値の表示データを点滅させたい時は、デ
コーダROM702の出力を一定周期で規制する必要が
あり、更に、エラー警告の表示”EEEEEE”を点滅
表示させる時は、デコーダROM702,706の出力
を一定周期で規制する必要があり、更に、入力制御部3
60に於けるA−D変換器での入力アナログ・データの
積分中、即ちINT信号が入力されている間は、ファイ
ンダ内にあるディジタル表示器402の発光がTTL測
光系に悪影響をおよぼす虞れがある為、全てのデコーダ
ROM702. 704. 706の出力規制を行いデ
ィジタル表示器402を不動作とする必要があり、更に
カメラ装置機構が露出の為の動作を行っている時は、フ
ァインダ内のディジタル表示器402の発光が露出に悪
影響を及ぼす虞れがあり、またセルフ・タイマ動作中や
長秒時の露出時間での撮影を行う場合のディジ、タル表
示器402の不必要な動作に依る無駄な電池の消耗を防
止する為に全てのデコーダR,0M702,704゜7
06の出力規制を行って、ディジタル表示器402を不
動作とする必要がある。 第89図中、ノア・グー)N−OR5には信号線[相]
、Oから、信号入力がなされているが、信号線◎からは
、カメラ装置の露出制御機構が動作を開始する以前に”
l”となる信号が、信号線Oからはカメラ装置の露出゛
制御機構が動作を終了してから後に”1”となる信号が
それぞれ入力されている。従って、このノア・ゲートN
0R5からはカメラ装置の露出制御機構が動作中である
時に1″となる信号出力がなされる事となる。このノア
・ゲートN OR5’の出力は、オア・グー)OR34
に与えられる。一方、このオア・ゲートには、第゛82
図示の信号線[相]から積分中を示すINT信号が入力
されており、従って、このオア・グー)OR34の出力
はディジタル表示器402の全ての表示を消す為のブラ
ンキング信号として作用する事となる。前記オア・グー
)OR34の出力はオア・ゲートOR35からインバー
タI NV 27を通じて反゛転され、0”信号として
アンド・ゲートAND74に与えられる為、アンド・ゲ
ートAND74はその出力を規制され、従って、′M”
表示の為の選択表示信号にブランキングがかかる事とな
る。 一方、前記オア・ゲート0R35の出力はオア・ゲート
OR40を通じてデコーダROM702のC8m子K、
オア・ゲート0R42,0R43を通じてデコーダRO
M704のC8端子に、オア・グー)OR42,0R4
3を通じてデコーダROM706のv丁端子にそれぞれ
与えられる事となる為、前記各デコーダR,OM702
゜704、.706の各出力にブランキングがかかる事
となる為、ディジタル表示器402の表示は゛規制され
る事となる。 なお、オア・グー)OR35にはクロック・パルスCP
が与えられており、前記オア・グー)OR34の出力が
”0”の時は、常にクロック・パルスCPに同期した信
号が出力される事となるが、このクロック・パルスCP
に同期り。 た信号は前記各デコーダROM702,704゜706
の出力内容が変化する時に、ディジタル表示器402に
不要なデータ表示がなされない様にブランキングをかけ
る為に用いられるものである。 今、前記ディジタル表示部402に対して、その第1の
表示部244にシャッタ速度の表示を行わしめ、その第
2の表示部250に絞り値ないしは、′CL″″OP″
″oo”等の記号の表示を行なわしめ、もし必要ならば
第3の表示部252にM”表示を行なわせる場合には、
BDSP信号、ED8P信号、BFDS信号は当然″O
”であり、従°つて、デコーダROM702のU端子に
対しては、先tも述べた様にTBIとTB2以外の時間
にブランキング信号が印加され、またデコーダROM7
04のC8端子に対しては、先にも述べた様にTBIと
TB2のタイミングでブランキング信号が印加される。 一方、前記デコーダROM706のC8端子に対しては
、BD8P信号、EDSP信号及びEFDS信号の入力
を受けているアンド・グー)AND73の出力信号を入
力され、従ってその出力が”l”となっているノア・グ
ー)NOR4の出力が、オア・ゲート0R41を通じて
ブランキング信号として与えられる為このデコーダRO
M706の出力は規制される。 従って、前記デコーダROM702,704からの出力
に基いて、前記ディジタル表示器402はその第1の表
示部244にシャッタ速度の表示を行い、その第2の表
示部250に絞り値ないしは”cL“′、”OP”、O
O”等の記号の表示を行ない、また必要ならば第3の表
示部252に”M”表示を行う。 かかる表示状態にあって、今、演算の結果求められた絞
り値がし、ンズ装置2で制御なし得る限界を越えた場合
に絞り値の表示を点滅させるべくAvFL信号として”
l”が出力される事へについては既に述べたところであ
るが、この場合、このAVFL信号は、2Hzのオン・
オフ信号が載っている信号線[相]からインバータIN
V33を通じて2l−1zのオン・オフ信号を与えられ
ているナンド・ゲートNAND3に与えられる為、この
ナンド・グー)NAND3からは2Hzのオン・オフ信
号が出力され、ナンド・ゲ−)NAND4に入力される
。一方、このナンード・ゲートNAND4は、ナンド・
ゲートNAND2の入力を受けているが、このナンド・
グー)NAND3ばその入力のうちEDSP信号が′0
”であ・る為、その出力はl“であり、従って該ナンド
・グー)NAND−4は2Hzのオン・オフ信号出力を
行う事となる。このナンド・グー)NAND4出力は、
オア・ゲート0R40を通じてデコーダROM702の
C8端子に入力され、該ROMの出力に2Hzでブラン
キングをかける。 従って、このデコーダROM702に依ってディジタル
表示器402の第2の表示部250に表示される絞り値
表示は2Hzで点滅させられる事となる。 また−1演算の結果求められたシャッタ速度がボディ4
で制御なし得る限界を越えた場合にシャッタ速度の表示
を点滅させるべ(TVFL信号として”1”が出力され
る事については既に述べたところであるが、この場合、
このTVFL信号は、2H2のオン・オフ信号が載って
いる信号線[相]からインバータINV33を通じて2
Hzのオン・オフ゛信号が与えられているアンド・ゲー
トAND72に与えられる為、このアンド・ゲートAN
D72から/d 2 Hzのオンパオフ信号が出力され
る事となる。このアンド・ゲートAND72の一出力は
、オア・グー)OR43を通じてデコーダR,0M70
4のC8端子に入力すれ、該FLOMの出力に2Hzで
ブランキングをかける。従って、このデコーダROM7
04に依ってディジタル表示器402の第1の表示部2
44に表示されるシャッタ速度表示は2Hzで点滅させ
られる事となる。 次に、ストロボ撮影モードと々って、充電完了信号が入
力制御部360に与えられると、EFDS信号としての
”■“信号が中央制御部362より出力される事につい
ては前にも述べた通りであるが、この時、第1の表示部
には、第10図(c)(cl)に示す如く、制御される
シャッタ速度と充電完了・を示すEF″の表示がなされ
る。 なお、制御されるシャッタ速度は、分数表示素子708
.7セグメント表示素子710゜714及び小数薇表示
素子712をもって表示されるもので、デコーダROM
704とタイミング・パルスTB5.TB6が関与する
ものであり、また充電完了を示す”EF”表示は17セ
グメントi示素子716,718をもって行なわれるも
ので、デコーダROM706とタイミング・パルスTB
3.T’B4が関与するものである。 今、EFDS信号としての“l”が第89図で示すデコ
ーダROM706のA41子に入力すると、このデコー
ダROM706からタイミング・パルスTB3.TB4
の間に出力される信号は、第1の表示部の7セグメント
表示素子716.718を’EF”とする。 一方、デコーダROM704には、シャッタ速度表示用
レジスタ650から、シャッタ速度表示用の信号が印加
される。なお、この時のシャッタ速度はストロボ同調シ
ャッタ速度(例えば60分の1秒)以下であるので、第
1の表示部の7セグメント表示素子710及び714に
依る表示の範囲を越える事はない。 かかる状態で、アンド・グー)AND73には、EFD
S信号が入力されるが、このアンド・ゲートAND73
はオア・グー)OR44を通じてタイミング・パルスT
B3.TB4(7)入力を受けている為、このアンド・
グー)AND73はTB3.T、B4のタイミングで1
”出力を行うi′となる。このI II出力は、ノア・
グー)’N0I(,4に入力され、その出力を0”とす
る為、このノア・ゲートNo)’t4の出力をインバー
タINV32を通じて反転した上でオア・グー)OFt
43を通じてC8端子に入力されているデコーダROM
704はTB3.TB4のタイミング間だけブランキン
グがかかり、また前記ノア・ゲートN0R4の出力をオ
ア・グー)OFL41を通じてC8端子に入力されてい
るデコーダROM706はTB3.TB4以外のタイミ
ング、即ち、TBS、T、Ij6のタイミング間にブラ
ンキングをかけられる事となる。 従って、ストロボ撮影モードにあっては、ディジタル表
示器402の第1の表示部244にはシャッタ速度とE
F”の表示がなされる事となる。一方、前記ディジタル
表示器402の第2の表示部250には、ストロボ艇全
量発光モードでない甲り絞シ値表示用レジスタ648か
ら絞り値データの出力がなされ、該データに従って、デ
コーダR,0M702から表示絞り値の信号出力がなさ
れ、絞り位表示がなされる事となる。また、ディジタル
表示器402の第3の表示部252に対しては、MDS
P信号が1”となっていれば”M”表示がなされる。 また、シャッタ速度としてパルプが選択された場合は、
BDSP信号として“1”信号が出力される事について
は前にも述べた通りであるが、この時、第1の表示部に
は、第1O図(b)に示す如く、“b uLb”の表示
がなされる。BDS P信号としてl”が入力されると
、この”l”信号はアンド・ゲートAND70、AN:
D71に入力されるが、前記アンド・グー)AND70
はEFD8信号をインバータINV30を通じて入力さ
れており、前記アンド・ゲートAND71はEFDS信
号を直接入力されている為、FiFD8信号が′θ″で
ある限シ、アンド・ゲ−)AND70の出力がl”とな
って、デコーダROM706のA6入力端子に入力され
る。 その結果前記デコーダROM706からは、ディジタル
表示器402の第1の表示部244に”buLb”の表
示を行なわせるべく信号出力がなされる。かかる状態で
、BDSP信号は、ノア、ゲート′″″N0R4に入力
される為、その出力を0”とするが、その為このノア・
ゲートNOR。 4の出力をインバータINV32を通じ゛て反転した上
でオア・グー)OR43を通じてC8端子に入力されて
いるデコーダR,0M704はブランキングがかかり、
また前記ツアーゲートN0R4の出力をオア・ゲート0
R41を通じてv丁端子に入力されているデコーダRO
M706は、”buLb”表示の為の信号出力を行う事
となる。従って、パルプ撮影モードにあっては、ディジ
タル表示器402の第1の表示部244には、”buL
b”の表示がなさ゛れる事となる。一方、−前記ディジ
タル表示器402の第2の表示部250には、MDSP
信号が”l”でない限り、絞り表示用レジスタ648か
らの出力信号に従って、使用撮影レンズ装置2の開放絞
り値が表示され、またMDSP信号がl”であれば、絞
り値の表示はなされず、第3の表示部252に″M″表
示がなされる。なおこの事は、第10図cb)vL示す
通りである。 また、ストロボ撮影モードにあって、なお且つシャッタ
速度としてパルプが選択された場合は、EFDS信号及
びBDSP信号としてそれぞれ″′1″信号が出力され
る事については前にも述べた通りであるが、この時、第
1の表示部には第10図(C)、 (d)に示す如くb
EF” の表示がなされる。EFDS信号及びBDS
P信号として1”が入力されると、両人力を受けている
アンド・ゲートAND71の出力が”l”となって、デ
コーダROM706のA5端子に入力される。その結果
、前記デコーダROM706からは、ディジタル表示器
402の第1の表示部244に’buLb”の表示を行
なわせるべく信号出力がなされる。かかる状態でBDS
P信号はノア・グー)NOR4に入力される為、その出
力を0“′とするが、その為、このノア・ゲートN0R
4の出力をインバータINV32を通じて反転した上で
オア・グー)OR43を通じて旨端子に入力されている
デ゛コーダROM704はブランキングがかかり、また
前記ノア・メートN0R4の出力をオア・ゲート0R4
1を通じてC8端子に入力されているデコーダROM7
06は”bEF” 表示の為の信号出力を行う事となる
。従って、ストロボ撮影モードで且つパルプ撮影モード
にあっては1、ディジタル表示器402の第1の表示部
244にはbEF”の表示がなされる事となる。一方、
前記ディジタル表示器402の第2の表示部250には
、ストロボが全量発光モードでない限9、絞り値表示用
レジスタ648から絞り値データの出力がなされ、該デ
ータに従ってデコーダROM702から表示絞り値の信
号出力がなされ、絞り値表示がなされる事となる。また
、ディジタル表示器402の第3の表示部252に対し
ては、M D S’ P信号が61″となっていればM
”表示がなされる。 まだ、ED8P信号として”l”信号が入力されると、
前記ディジタル表示器402の第1゜第2の表示部24
4.250にEEBE EE”の点滅表示が行なわれる
。 この様に、HDSP信号として“1”信号が入力された
場合、デコーダROM702に対しては、”EE”表示
の為の信号出力を行なわせるべくその人7入力端子にE
D8P信号を入力すると共に、デコーダR,OM706
に対しては、“EEEE”表示の為の信号出力を行なわ
せるべく、その人7入力端子にHDSP信号を入力する
。 一方、このEDSP信号は、2H2のオン・オフ信−号
が載っている信号線[相]からインバータINV33を
通じて2Hzのオン−オフ信号を与えちれているナンド
・グー)NAND2に与えられる為、このナンド・ゲー
トNAND2からは2H2のオン・オフ信号が出力され
、ナンド・ゲートNAND4に入力される。一方、この
ナンド・ゲートNAND4はナンド・ゲートNAND3
の出力を受けているが、このナンド・ゲートNAND3
はその人力のうちAVFI。 信号がO”である限り、その出方は”1″であり、従っ
て、該ナンド・ゲートNAND4は2Hzのオン・オフ
信号出方を行い7、この信号はオア・ゲート0R40を
通じてデコーダROM702<7)C8端子に入力され
、該ROM702の出力に2Hzでブランキングをかけ
る。従って、このデコーダROM702に依ってディジ
タル表示器402の第2の表示部250に表示されるE
B”表示は2Hzで点滅させられる事となる。また、前
記ナンド・ゲートNAND2の出力である2Hzのオン
・オフ信号はインバー′りINM28を通じて反転され
、前記ナンド・グー)NAND4の出力である2Hzの
オン・オフ信号と位相を合せられた後、オア・ゲートo
g、itを通じてデコーダ几0M706のC8端子べ入
力され、該R,OM706の出方に2Hzでブランキン
グをかける。従って、この7’ コ−F ROM 70
6に依ってディジタル表示器402の第1の表示部24
4に表示される’ EEBE”表示は2Hzで点滅させ
られる事となる。一方、前記HDSP信号は、ノア・ゲ
ートN0R4に入力される為、このノア・ゲ□−トN0
R4は“0”出力を行う事となり、このノア・ゲートN
0R4のo”出力をインバータINV32を通じて反転
した上でオア・ゲート0R43を通じて、正I端子に入
力されているデコーダROM704はその出力を完全に
規制される事となる。 以上、述べた如<EDSP信号として”1”信号入力が
あった場合は、ディジタル表示器402には、”E’E
EE EE”の2出間隔での点滅表示が行なわれる事と
なる訳である。 次に、出力バス・ライン374から制2御の為のデータ
の取り込みが如何にして行なわれるかについて詳述する
。 出力バス・ライン374に載せられ七いる制御の為のデ
ータは、シャッタ速度制御用のデータTVと、絞り込み
段数制御の為のデータAVsであるが、前記シャッタ速
度制御データTVは前にも既に述べた通り、CALE信
号がパスライン366に載せられた次l7)1ワ一ド時
間に、タイミング・パルスTBO〜TB7に同期した1
/8段精度のデータで出力バスライン374に載せられ
、まだ前記絞り込み段数制御データAVsは前にも述べ
た様に、CALE信号がバス・ライン366に載せられ
てから3ワード目の1ワ一ド時間にタイミング・パルス
TBO〜TB7に同期した1/8段精度のデータとして
出カッくス・ライン374に載せられる。即ち、前記シ
ャッタ速度制御データTVは第82図不同期回路660
L7?出力信号線[相]の出力に同期しておシ、また絞
シ込み段数制御データAVsは信号線[相]の出力に同
期している。即ち、シャッタ速度制御データTVは、出
力バス・ライン374から前記信号線■出力に同期して
取シ込め”ばよい訳でおるが、このノシャツタ速度制御
データTVは、アペックス値、即ち実際のシャツタ秒時
の逆数の対数圧縮値に対応している為、アペックス値相
当のシャッタ速度データTV’から実際のシャツタ秒時
に対応するデータを得る為には、何らかの演算操作を必
要とする。即ち、このシャッタ速度データTVを実際の
シャツタ秒時に対応さ鮪た大きさの信号とする為には、
基準となるシャッタ速度のアペックス値から前記シャッ
タ速度制御データTVを減算する必要がある。この減算
の結果得られたデータは、制御シャツタ秒時のアペック
ス値相当の段数に対応するもので、この様に得られたデ
ータを基準となるシャッタ速度に基いて指数伸長する事
に依って実時間を得る事が出来るものである。以上、述
べた如く、アペックス相当のシャッタ速度から実時間を
得る為には、基準となるシャッタ速度からシャッタ速度
データ″′T Vを減算する必要がある訳であるが、そ
の為に設けられているのが減算回路612である。 以上、述べた如くして減算回路612を通じて得られた
制御シャツろ秒時データTVsは、7ヤツタ秒時制御レ
ジスタ614及び626に入力されるが、前記各レジス
タ614,626 は前記同期回路660からのシャッ
タ速度データの取シ込み時間を指定する制御信号に基い
て、前記シャツタ秒時制御データTVを出力バスライ/
374から分離して取り込み蓄積する。ちなみに、前記
シャツタ秒時制御レジスタ614は前記シャツタ秒時デ
ータTVsの整数部、前記シャッタ制御レジスタ626
は前記シャツタ秒時データTVの小数部の記憶の為に設
けられたものである。 一方、絞り込み段数制御データAVsは、出力バズ・ラ
イン374から前記信号線[相]出力に同期して取シ込
めばよい訳であって、前記絞り込み段数制御データAV
sは、絞゛シ込み段数制御レジスタ628に前記同期回
路660からの絞り込み段数制御データAVsの取り込
み時間を指定すする制御楡号に基いて前記絞シ込み段数
制御データAVsを出力バス・ライン374から分離し
て取り込み記憶する。 以上説明した様な、制御の為のデータ、即ち前記シャツ
タ秒時制御データTV及び絞シ込み段数制御データAV
sを取り込む為の構成は、その詳細なロジック・ダイヤ
グラムを第91図に示すものである。 第91図からも明らかな様にシャツタ秒時制御レジスタ
614及び626は第82図示の信号線[相]出力をク
ロック端子C入力とする集積回路素子CD4015に集
約されており、また絞り込み段数制御レジスタ628は
好82図示の信号線[相]出カーをクロック端子C入力
とする集積回路素子CD4015で構成されている。 なお、前記集積回路素子CD4015は第62図にその
詳細なロジック・ダイヤグラムを示されるものである。 第91図示構成にあって、アンド拳グー)AND75、
AND 76. AND 77. AND 78.オ
ア・グー) 0R45,0R46,エクスクルシブ・オ
ア・ゲートEX4.EX5.インバータINV35.フ
リップ・フロップF29.ノア・ゲートNoR5で構成
されるのは周知の減算回路構成であって、ノア・ゲート
N0R5に対してタイミング・パルスTBO〜TB7に
同期して入力されるデータから、出力バスライン374
にタイミング・パルスTBO−TB7に開明して入力き
れるデータの減算を行・りて、その結果を壬りスクルシ
ブ・オア・グー)EX5がら、タタイミング拳パルスT
BO〜TB7に同期して出力する。ちなみに、前記イン
バータINV35を通じてアンド・ゲートAND78に
タイミング拳パルスTB7を入力する目的は、演算の最
終段階で生じるキャリーを阻止して、次のTBO〜TB
7に於ける演算に対するキャリーのまわり込みを阻、止
する為のものである。 なお、ノア・グー)NOR5に対しては、シャツタ秒時
制御の為の基準となるシャツタ秒時のアペックス相当値
が入力される事となる訳であるが、この実施例では最高
速の2000分の1秒を基準シャツタ秒時としておシ、
従って前記ノア・ゲートN0R5に対しては2000分
の1秒のシャッタ秒時に対応する2進コード・データが
入力される事となる。このデータは、後にも示すが、”
10101000”であシ、従ってこのデータをタイミ
ングΦパルスTBO−TB7に同期させた場合、タイミ
ング−パルスTB7.TB5.TB3゜で前記ノア−グ
ー)NOR5に1”入力が与えられる事と゛なる。かプ
)る構成を実現すべく、この実施例では、前記ノア・グ
ー)NO,R5に、対してタイミング・パルスTB3.
TB5.TB7の入力を行っている。 以上、述べた如き構成を有する減算回路612のエクス
クルシブ・オア・グー)EX5からの出力データは、前
記7ヤツタ秒時制御レジスタ614+626の入力端子
りに与えられるが、この段階では、前記データが実際に
制御シャツタ秒時TVに対応するものであるか否かは不
明である。 そこで、本実施例では前記シャレタ秒時制御レジスタ6
14+626のクロック端子Cに、出力バス・ライン3
74にシャッタ速度に関するデータTVが載せられるの
と同じワード時間に、前記同期回路660の出力信号線
[相]から出力される信号を印加する。その結果、該レ
ジスタ614+626は、前記減算゛回路612の出力
の中から、7ヤツタ秒時制御データTVを分別して取り
込み蓄積するものである。かかる動作を通じて、前記7
ヤツタ秒時制御レジスタ614+626のQO〜Q7の
各端子からは、シャツタ秒時制御データTVが上位桁か
ら下位桁に向けて並列出力されており、そのQO〜Q4
出力が整数部、Q5〜Q7が小数部にそれぞれ対応する
ものである。 一方、絞り込み段数制御レジスタ628は、出力バス・
ライン374を入力端子りに受けているが、このレジス
タのクロック端子Cには、出力バス・ライン374に絞
り込み段数制御データAVsが載せられるのと同じワー
ド時間で、前記同期回路660の1出力信号線[相]か
ら出力される信号を入力されている為、該レジスタ62
8は前記出力で(ス・ライン374中のデータの中から
、絞シ込み段数制御データAVsを分別して取シ込み蓄
積するもので1ある。かかる動作を通じて、前記絞シ込
み段数制御レジスタ628のQO〜Q7の各出力端子か
らは、絞シ込み段数制御データAVsが上位桁から下位
桁に向けて並列出力される事となる。 以上、述べた如くしてシャツタ秒時制御レジスタ614
+626に蓄積されたシャツタ秒時制御データTV及び
絞シ込み段数制御レジスタ628に蓄積された絞シ込み
段数制御データAVsに基いてこのカメラ・システムの
機構部分358に於ける露出制御動作が行なわれる事と
なるが、今、このカメラ機構部分358とその動作シー
ケンスについて説明する。 このカメラ・システムが機構部分358に設けられたシ
ャッタ・レリーズ手段396.絞シ制御手段398.シ
ャッタ速度制御手段400という3つの電磁機械変換手
段を通じて動作制御さされる−という事については先に
も述べた通りであるが、今前記各制御手段の動作につい
て説明する。 このカメラ・システムの機械的機構の大部分は、伝統、
的なカメラ機構と稠ら変わるものではない。 前記シャッタ・レリーズ手段396は、一定時間通電す
る事に依ってカメラ機構の機械的なシーケンスを走行さ
せるトリガー機構に連動する電磁ソレノイドであって、
この電磁ンレノイドへのパルイ的な通電に依って、ボデ
ィ4側−から絞り値をプリセットする為のAEレバー9
40走行開始、レンズ装置2の絞シ込み駆動、ミラーの
はね上げ、フォーカル・ブレーン・シャラダの先幕の走
行を開始させる等の機械的シーケンス機構が動作する。 また、前記絞シ制御手段398は、通電する事に依って
、前記AEレバー94のクランプ機構をクランプ解除側
に付勢する電磁ソレノイドであって、この電磁ソレノイ
ドへの通電に依って前記AEレバー94はクランプ解除
状態で走行動作可能であり、通電停止に依ってクランプ
される。かかる構成に於いて、前記カメラ機構の機械的
なシーケッスの走行開始前に、前記絞り制御手段398
を通電動作させて前記AEレバー94のクランプ機構を
クランプ解除側に保持しておき、前記カメラ機構の機械
的なシーケンスの走行開始に伴って走行開始するAEレ
バー94の走行が可能な状態にしておく。次に、機械的
なシーケンスに従ってAEレバ゛−94が走行開始した
場合その走行量を検出して、この走行量が所定の値にな
ったところで前記絞シ制御手段398への通電を停止す
る事に依シ、前記AEレバー94の夛ランプ機構をクラ
/プ位置に復帰させて前記AE、レバー94をクランプ
する。以上、述べた如くしてレンズ装置20絞シ値をプ
リセットする事が出来る訳であるが、この事については
、前にも述べた通電である。 また、前記シャッタ速度制御手段400は、通電する事
に依って、フォーカル・プレーン・シャッタの後幕が走
行開始するのを規制する電磁ソレノイドであって、この
電磁ソレノイドの通電に依゛りて前記シャッタ後幕は走
行規制状態にあり、また樋、電停止に依って前記シャー
ツタ後幕の走行規制が解除され、前記シャッタ後幕は走
行を開始する。かかる構成に於いて、前記カメラ機構の
機械的なシーケンスの走行開始と一同時に、前記シャッ
タ速度制御手段400を通電動作させて前記シャッタ後
幕を走行規制しておき、シャッタ先幕走行後、計時を開
始して、この計時時間が所定の値になったところで、前
記ンヤツタ速度制御手慇400への通電を停止する事に
依シ、前記ンヤツタ後幕の走行規制を解除し、て、前記
シャッタ後幕を走行開始させる事に依って露出時間の制
御を行う事が出来る。 なお、前記7ヤツタ後幕−の走行が終了すると機械的な
シーケンス機構は、ミラーや絞シ込み駆動レバー98等
の復帰動作を行う。 なお、前記シャッタ・レリーズ手段396.絞り制御手
段398.シャッタ速度制御手段400はその動作タイ
ミング及θ動作す間を正確に制御される必要があり、そ
の為には種々の条件に従って得られる7確なシーケンス
制御の為の信号が必要となって来るが、その為に出力制
御部364に設けられたのが、制御信号発生回路646
である0この制御信号発生回路646iらは、前記ンヤ
ッタ・レリー ズ手段396.絞り制御手段398.シ
ャッタ速度制御手段400に対して、適切な露出制御動
作が行なわれる様なタイミングで、適切な時間だけ、駆
動制御信号が与えられるが、これらの制御タイミングな
いしは時間は、セルフ・タイマの動作時間、絞り込み段
数制御レジスタ628に蓄積された絞シ込み段数分をA
Eレバー94が走行するタイミング、シャッタ先幕が走
行開始した後、シャッタ秒時制御レジスタ614,62
6に蓄積されたシャツタ秒時データに対応する実時間が
経過するタイミング、機械的なシーケンス機構の機械的
な遅れを補償する時間等に基いて作らdるものである。 前記シャツタ秒時制御レジスタ6艮6の出力データ及び
前記絞シ込み段数制御レジスタ628の出力データは、
データ・セレクタ632に入力され、前記制御信号発生
回路646からの指令に基いて選択的にダウン・カウン
タ642に与えられる。 一方、前記シャツタ秒時制御レジスタ614の出力デー
タは、各種の時間的な制御の為の時間に対応する定数デ
ータを発生する為に設けられた定数発生回路616の出
力データと共にセレクト・ゲート618に入力され、前
1己制御信号発生回路646からの指令に基いて選択的
に分周回路620に与えられる。 なお、前記ダウン・カウンタ642はそのクロック端子
にセレクト・ゲート640を介して、AEレバー94の
走行に伴って入力されるパルス信号FPC及び前記分周
回路620の出力パルス信号を入力されており、前記デ
ータ・セレクタ632から入力されるデータを前記セレ
クト・ゲート640を介して入力′されるパルスに基い
て減算カウントし、□かかる減算カウントの結果発生し
たキャリーを前記制御信号発生回路646に与える如き
構成となっている。 かかる構成にあって、今、絞り込体段数制御を行う場合
、前記データ・セレクタ632を通じ□ て、前記絞シ込み段数制御レジスタ628がらダウン・
カウンタ642に対して、絞シ込み段数制御データAV
sが与えられる。一方、前記ダウン・カウンタ642の
クロック端子には前記セレクト・グー)640を介して
AEレバー94の走行量に応じて出力されるパルス信号
FPCが入 ′力される。゛この時、AEレバー94が
走行スると、前記漬°ウン・カウンタ642に於いては
、前記パルス信号FPCに依って前記絞シ込み段数制御
データAVsが減算される。づλかる動作を通じて前記
ダウン・カウンタ642からキャリーが出力すると、こ
のキャリーは前記パルス信号FPCO入カパルス数が前
記絞シ込み段数制御データAVsに一致した事を示すも
のであって、AEレバー94のその時の走行位置が、レ
ンズ装置2の絞り込み制御段数分のプリセット位置に来
た事を示すものである。従って、前記ギヤ1ノーを入力
された制御信号発生子”’1646’U、前記絞シ制御
手段398を通じて、前記AEレバー94をクランプす
る事に依り、レンズ装置2の絞り込み段数を前記絞り込
み段数制御データAVsと同じ値にプリセットする事が
出来るもので弗る。 また、今、シャツタ秒時制御を行う場合、前記データ・
セレクタを通じて、前記シャツタ秒時制御レジスタ62
6からダライ・カウレタ642に対して、シャツタ秒時
制御データTVのうちの小数以下のデータが与えられる
。なお、このダウン・カウンタ642は前記小数以下の
データに“1”を加算した上で、8倍したデータとして
、このデータを取り込む。一方、前記ダウン・カウンタ
642のクロック端子には前記セレクト台ゲート640
を介して前記分周回路620の出力パルスが入力される
。この時、分周回路620は、前記シャツタ秒時制御レ
ジスタj14から、シャツタ秒時制御データTVのうち
整数部のデータをセレクト・ゲニト618を通じて取り
込んだ上で、基準時間の1/8のパルス信号で分周して
、パルス出力するもので、前記ダウン・カウンタ642
に取り込まれたデータは、前記分周回路620の出力パ
ルスに基いて減算される。かかる動作を通じて゛、前記
ダウン・カウンタ642からキャリーが出力すると、こ
のキャリーは前記分周回路620の出力パルス数が、小
数以下のシャツタ秒時制御データに関するデータに一致
した事を示すものであって、前記シャツタ秒時制御デー
タに対応する実時間が経過した事を示すものである。従
って、前記キャリーを入力された制御信号発生手段64
6は、前記シャッタ速度制御手段400を通じて、シャ
ッタ後幕を走行開始させる事に依り、シャツタ秒時を、
前記シャッタ秒時制御データ′毘に対応する実時間に制
御する事が出来るものである。 なお、シャツタ秒時制御の事について更に詳細に説明す
るならば、前記シャツタ秒時制御データTVsは1/8
段精度のデータで与えられるものであって、このデータ
を今、 Tvs−P + s、 (18
)とおく。但し、P、αは整数値である。このデータは
基準時間Yに対して、 TR=Y×2(P+百)(19) なる実際の露光時間に相当するものである。し、かじ、
ディジタル的な回路で 2(P + g) を演算する
為には極めて複雑な回路、となる為、この実施例では 2P+ sキ2”(1+” ) (20
)で近以している。従って、実際の露光時間TRは TR= Y x 2Px (1+′り
(21)で表わされる事となる。なお、この式は。 TR=”x 2Px (8+α) (22
)で置き換える事が出来る為2分周回路620で分周し
て¥x2Pなる分周パルスを作り、この分周パルスで、
ダウン・カウンタ642に取シ込まれた8+αなるデー
タを減算カウントする事に依って7ヤツタ秒時の実時間
TRを得る事が出来るものである。 なお、前記定数発生回路616からは、セルフ秒時を特
定すべきデータ、機械的なシーケンスの動作遅れを補償
すると共に、前記ンヤツタ・レリーズ手段396の動作
時間を決定する為の゛データ、及び前に説明した2比の
オン・オフ信号を発生させる、為のデータが出力されて
おり、いずれも前記分周回路620によって分周され、
実時間に変換された上で、前記制御信号発生回・路64
6に与えられ、前記シャッタ・レリーズ手段396.絞
シ制御手段398.シャッタ速度制御手段400に対す
る出力制御信号の基礎となるものである。 次に、この出力制御部364の詳細な動作とそれを実現
する為の詳細な回路構成を説明する。 本実施例のカメラ・システムに於いては、カメラ装置の
制御状態を8つの状態1て分けている。 コレハ、カメラ装置の動作が、種々のシーケンスを介し
て成り立っている為であり、電気的な制御回路の動作も
かかるシーケンスに対応さぜ゛る必要があるからである
。 このカメラ・システムでは、前記8つの制御状態を特定
する為にCCO〜CC7の信号を作っているが、このC
CO−CC7の各信号に対応するカメラ装置の動作を第
92図に従って説明する。 CCO信号の状態は、入力開開j部360に依る測光な
いしはアナログ・データの取り込み及びA−D変換、中
央側間部362に依る演算、出力制御部364に依る各
糧データの表示を繰り返すサイクルであって、シャッタ
eレリーズ・ボタ刈8 f−i甲−圧されるまで、(I
II’)のループでcc。 信号は保持される。この状態にあって、撮影者はファイ
ンダ13内のディジタル表示器102で各種データの表
示を確認し、設定データの変更等を行う事が出来る。な
お、EDSP信号が“1”であるか、又は電源投入後最
初のCALE信号が出力されていない限シ、とのCCO
信号の状態は保持される。 CC2信号の状態は、セル″フ・タイマの動作中に対応
するサイクルであシ、この間ディジタル表示器402に
依る各種データの表示は停止されるが、入力制御部36
0に依る測光ないしはアナログ・データの取り込み及び
A−D変換、中央制御部362に依る演算は繰り返して
行なわれており、その間、後述するLEDランプ32は
゛点滅して、セルフ・タイマ動作中である事を撮影者に
知らしめる。なお、こ@CCO信号の状態から、CC2
信号の状態への移行は、5ELF信号が“ドの時、シャ
ッタ・レリーズ・ボタン18が押され、SR信号が°1
”となった時に行なわれる(1)。なお、 CC2信号
の状態にあって、5ELF信号が”0”となるか、又は
EDSP信号が1”となると、カメラ装置はCC2信号
の状態からCCO信号の状態へ戻る(If)。 CC3〜CC6信号の状態は全く、カメラ装置機横部分
358の機械的なシーケンスの移行と併行して移行する
ものであって、CC3−m号の状態に移行すると、絞シ
制御手段398への通電が開始され、AEレバー94の
クランプ機構がフラング解除側に付勢され、AEレバー
94が走行可能となる。 ちなみに、とのCC3信号の状態は、セルフ・タイマ動
作中であるCC2信号の状態°が終了した時CC2は号
の状態から移行するか(■)、またはシャッタ・レリー
ズ・ボタン18の押圧時に、5ELF信号が°0”であ
った場合に、CCO信号の状態から直接移行する(1)
事に依って得られる。 なお、このCC3は号の状態は、予め定められた一定時
間保持され、しかる後にCC1信号の状態に移行する(
Vl)。 とのCCI信号の状態にあっては、カメラ装置機構部分
358のシャッタ・レリーズ手段396に通電され、機
械的なシーケンスを走行開始させる為のトリガー機構を
動作させる。このCC1信号の状態も予め定められた一
定時間保持され、次のCC5信号の状態に移行させられ
る(■)が、前記トリガー機構の動作に依って、力ンラ
装置の機械的なシーケンスが走行を開始する。 前記CC5信号の状態は、絞り制御サイクルであって、
前記機械的なシーケンスに依って、ミラー・アップ、A
Eレバー94の走行等の動作が行なじれる。このCC5
信号の状態にあっては、AEレバー94の走行量に応じ
て出力されるパルス信号FPに依る前記絞り込み段数制
御データAVsの減算カウントが行なわれ、前記パルス
信号FPCのパルス数が前9記データAVsに6一致す
るか、又そうでない時は予め定められた一定の時間経過
後に於いて、このCC5信号の状態からCC4信号への
状態への移行(■)が行ユわれるが、この時前記絞り制
御手段398に対する通電が停止して前記AEレバー9
4がクランプされその走行′を規制される。即ち、この
CC5信号の状態にある間に、レンズ装置2のボディ4
側からの絞シブリセットがなされる事となる。 なお、このCC5信号の状態が予め定められた一定の時
間経過後に、終了してCC4信号の状態に移行するのは
、パルス信号FPC(7)パルス数が前記データAVs
に一致しなかった場合であって、これはレンズ装置2側
で絞りプリセットが手動でなされている場合や、自動的
に最小口径の絞り値AMAXが選択される様な場合に適
用されるものである。 なお、このCC5信号の状態に入ると、シャッタ後幕の
走行を規制すべく、シャッタ速度制御手段400に対す
る通電が開始される。 なお、このCC5信号の状態にあって、絞りのプリセッ
トと、絞り駆動レバー98に依るレンズ装置2の絞り込
み動作は併行して行なわれる。 次に、CC5信号から、CC4fi号の状態に移行する
と、機械的なシーケンスの進行に依ってシャッタ先幕が
走行を開始する。このンヤノタ先幕の走行開始に依って
、直ちにフィルム面に対する露光が開始される訳ではな
く、機械的な遅れ時間が存在する為、この時間を補償す
る意味も含めて、このCC4信号の状態が設定しである
。 次に、シャッタ先幕のスタートに依って露光が開始され
るとCTST信号が入力されるが、とのCTST信号に
依って、とのCC4信号の状態は、CC6信号の状態に
移′行する(■)。 CC6信号の状態は、シャッタ速度制御サイクルであっ
て、CC6信号の状態に入ってから、シャツタ秒時制御
データTVsと基準時間Yに基く実時間の計時が行なわ
れ、シャツタ秒時制御データmに対応する時間が経過し
た後、 CC6信号の状態からCC7信号の状態に移行
する(X)このCC7信号の状態に於いては、先に通電
状態とされたシャッタ速度制御手段400の通電が解か
れ、シャッタ後幕がスタートして、フィルム面に対する
露光の停止を行う。なお、シャッタ後幕の走行終了後に
は、機械的なシーケンスは、ミラーや絞り駆動レバーの
クイック・リターンを行う。 ちなみに、BDSP信号が”1”の状態にあっテハ、シ
ャッタ・レリーズ・ボタン18に連動するスイッチSW
2からの信号SRが“1”である限、D、CC6信号の
状態は保持され、前記SR信号が“0”となった時点で
、CC6信号の状態からCCO信号の状態に復帰する事
となる(Xll)。これは、パルプ撮影モードにあって
はフリーズ・ボタン18がシャッタ速度を直接手動で制
御する為に用いられる事を考えての機能である。 また、CC7信号の状態は、撮影終了後にも、既に、行
なわれた露出制御の基礎となるデータをファインダ13
内で確認する事の出来る、所謂ポスト表示の行なわれる
状態である。このCC7信号の状態に入ると、ディジタ
ル表示器4.02の動作規制が解除されて、各種の撮影
情報の表示が行なわれるが、この撮影情報は、既に行な
われた露出制御に関するものである。なお、このCC7
信号゛の状態は、CC6信号の状態からCC7信号の状
態に移行した時点で、なお、信号SRが“1”であった
場合、即ち、シャッタ・し」ノーズ・ボタン18が押さ
れ続けていた場合に介在する状態であって、前記信号S
Rが°0”と□なると、直ちにCCO信号の状態に復帰
する(XI)。 また、CC6信号の状態からCC7信号の状態に移行し
た時点で、信号SRが既に”0”となっていた場合、即
ちシャッタ・レリーズ・ボタン18が既に押圧解除され
ていた場′合には、システムはCC7信号の状態に移行
した後、直ちにCCOの状 態に復帰する。 また、たとえ、CC7信号の状態でシャッタ・レリーズ
・ボタン18が、押下され続けていても、前に説明した
モータ・ドライブ装置や手動ボ依ってフィルムの巻、き
上げが行なわれると、システムはCC7信号の状態から
CCO信号の状態に復帰する事となる。これは、モータ
・ドライブ装置に依って、連続的な撮影/を行う場合、
シャッタ・レリーズ・ボタン18を押した状態に保持す
る事でそれを実現する上で重要な機能である。 以上、述べた如く、本実施例のカメラ・システムに於い
ては、出力制御部364は、前記CCO〜CC7CCO
8つの制御状態化に置かれる事となる訳である0 以上、説明した各信号CCO〜CC7のシータン〆と、
前記各信号の状態に於ける、シャッタ・レリーズ手段3
96.絞り制御手段398゜シャッタ制御手段400の
電磁ソレノイドに対する通電信号の状態を第93図のシ
ーケンス説明図に示す。 なお、第93図中、PCI、Fe2.Fe2は前記CC
0−CC7信号を得る為の基礎となる信号である。 今、前記制量信号発生回路646及びCCO〜CC7C
COついて説明する前に、絞り込み制御段数データAV
Sやシャツタ秒時制御データTVに基く制御の為の基礎
となる構成動作及び他の時間的な制御信号を得る為の構
成動作に関して説明する。 第94図は、第30図示、シャッタ秒時制御レジスタ6
14.定数発生回路616.セレクト・グー)618.
分周回路620の詳細な構成を示すものであって、同図
中、618A〜618Dで示されるのは、第66図に詳
細なロジック図を示す集積回路素子CD4019から構
成されるセレクト・ゲートであって、4個で第30図示
のセレクト・ゲート618を構成している。 また、分周回路620Fi集積回路素子MC14536
(モトローラ製)で構成されるものである。なお、この
集積回路素子MC14536は第95図にそのブロック
図を示すところのプログラマ・プル・タイマーである。 この、プログラマ・プル・タイマーは全体で24段まで
の分周が可能であり、A、13.C,Dの各端子から入
力される4ビツトのデータ及び8b端子から入力される
信号に基いて、In端子から入力されるパルス信号を分
周して、DO端子から出力する如く構成されるものであ
る。なお、前記A。 B、C,Dの各端子からの入力データは16段分周まで
を、また8b端子入力は”0”の時に更に8段分周を行
なわせる為のものである。 第94図中、フリップ・フロップF39はクロック・パ
ルスを分周して、そのQ出力を前記分周回路620のI
n端子に入力する為のものである。この実施例システム
に於いては、クロック・パルスとして64 KHzのパ
ルス信号を用いているが、かかる構成を通じて、前記分
周回路620のIn端子には、32 KHzのオン・オ
フ・パルスが印加される事となる。 この32 KHzのパルスは、先に説明した基準時間Y
の1/8の時間を作る為の基礎となるものであって、こ
の分周回路620は、その入力端子A、B、C,D入力
が全て”0”で8b端子入力が”1”の時に、そのDo
端子から16KHz倍したYに対応する周期のパルス信
号を出力する如く構成されるものである。即ち、この分
周回路620は・16 KHzのパルス信号を、入力端
子A、B、C,Dからの入力データ及び8b端端子入力
骨に基いて分周してそのり、O端子から信号線Oに出力
するものである。なお、この分周回路620は、リセッ
ト端子Rを備え、後述する信号線Oからの入力信号に従
ってリセットされる。 前記セレクト・グー) 618.AはそのA1〜A4端
子にンヤツタ秒時制御レジスタ614のQ1〜Q4から
、シャツタ秒時制御データTVの整数部の下位4ピツト
を入力されており、また、B1〜B4端子には、8秒の
セルフ時間を得る為のデータ即ち、“1010”データ
が入力されており、また、Ka端子に後述するCC6信
号、Kb端子に後述するCC2信号の入力を受けている
。 即ち、このセレクト・グー)618AはCC2信号の時
間には、セルフ秒時に関するデータをそのD1〜D4端
子から出力し、CC6信号の時間に゛は、シャツタ秒時
制御データTVの整数部の下位4ピツトをそのD1〜D
4端子から出力する。 また、セレクト・ゲート618BはそのA1〜A4端子
に、後述するCC3とCC4信号の時間を指定する為の
固定データが入力されてがり、またβ1〜B4端子には
後述するCC5信号の時間として、一定の時間を指定す
る為の固定データが入力されている。なお、このCC3
゜CC4信号の時間としては、2m5ecの時間が用い
られており、その為に前記A1〜A4端子には”011
0”データが入力されている。 また、前記CC5信号の時間としては、AEレバー94
の走行時間等を考慮、して30m5ecという時間が用
いられており、その為に前記B1〜B4端子には”10
10’”デ・−夕が入力されている。 なお、このセレクト・ゲート618Bは、Ka端子にオ
ア・グー)OR57を介して、CC1。 CC3信号の入力を受けており、Kb端子にはCC5信
号の入力を受けている。即ち、このセレクト・ゲート6
18BI/′i、CC1及びCC3信号の時間には、2
m5ecの時間に関するデータをそのD1〜D4端子か
ら出力し、CC5信号の時間には、30m5ec時間に
関するデータをそのD1〜D4端子から出力するもので
ある。 また、セレクト・ゲート618Cは、その人1〜A4端
子に、前記セレクト・グー)618AのD1〜D4出力
を、またそのB1〜B4端子に前記セレクト・ゲート6
18BのD1〜D4出力を入力されており、またKa端
子にはオア・ゲート0R55を通じテ’c C2信号、
CC6信号を入力されており、またKb端子には、オア
ーゲートOR56,OR57を通じて、CCI信号、C
C3信号、CC5信号を入力されている。 即ち、このセレクト・グー)618Cは、CC2゜CC
6信号の時間には、前記セレクト・ゲート618AのD
1〜D4端子出力を、そのD1〜D4端子から出力し、
CCI、CC3,CC5信号の時間には、前記セレクト
・グー)618BのD1〜D4端子出力を、そのD1〜
D4端子から出力するものである。 また、セレクト・ゲート618DFi、そのA1〜A4
端子に、前記セレクト・ゲート618CのDI−D4出
力を、またそのB1〜B4端子に前に説明した、2Hz
の信号を作る為のデータ、即ち、”1101”データを
入力されている。 また、そのKa端子には、オア・グー)OR54゜0R
55,0R56,0R57を通じてCCI。 CC2,CC3,CC5,CC6信号を°入力されてお
り、Kb端子には、インバータINV47を通じて前記
Ka端子入力の反転信号が入力されている。 即ち、このセレクト・ゲート61’8Dは、CCI 。 CC2,C,C3,CC5,CC6の各信号の時間には
、前記セレクト・グー)618CのDI〜D4端子出力
を、そのD1〜D4端子から出力し、前記以外の時の時
間、即ち、CCO,CC4。 CC7の各信号の時間には、前記2 Hz信号に関する
データをそのD1〜’D 4端子から出力するものであ
る。 前記セレクト・グー)618DのD1〜D4出力は、そ
れ゛ぞれ前記分周口Ii!8620のA〜Dの各端子に
入力される。 一方、前記/ヤツタ秒時制御しンスタ614のQO端子
出力、即ち、シャツタ秒時制御データTVの最上位ビッ
トは、CC6信号の入力を受けているナンド・グー)N
AND 29から、インバータ■Nv451.+7・ゲ
ート0R53を通じて、前記分周回路620のD端子に
入力される。 また、前記ナンド・ゲートNAND29の出力は、イン
バータINV46を通じてCC2信号を入力しているア
ンド・グー)AND91を通じて、前記分周回路620
の8b端子に入力される。 以上述べた如き構成に於いて、Cco〜CC7の各信号
の状態毎に分周回路620のA−D入力及び8b端子入
力の状態を説明する。 CCO,CC4,CC7信号の時間に於いては、セレク
ト・ゲート618DのKb端子入力が°1”となり、ま
た、分周回路620の8b端子入力が”1”となる為、
分周回路620のA、B、C,Dの各入力端子及び8b
端子の各入力が、それぞれ“、−1”、“0′°、”1
”、”1”。 “1”となり、従ってこの分梗回路620のり。 O端子からは16 KHzのパルスを“1101”段分
周したパルス出力、即ち2Hzのパルス出力がなされる
事となる。 CC2信号の時間に於いては、セレクト・ゲ−1618
AのB1〜B4端子入力が、セレクト・ゲート618C
,618Dを通じて分周口N620のA、B、C,D端
子に入力され、捷た8b端子入力は”0”〜となる為、
分周回路620のA、B、C,Dの各入力端子及び8b
端子の各入力がそれぞれ0”、”1”、”0”。 1”、”0”となり、従って、この分周回路620のD
O端子から信号aOに対しては、16KHzのパルスを
1010”段プラス8段分周したパルス出力、即ち16
秒周期のパルス出力がなされる事となる。 なお、この16秒周期のパルスは、この□パルスが最初
に“0”から1”に立上る時点、即ち、分周開始後8秒
経過した時点をしてセルフタイマ時間の終了の“時点と
して用いている。 次に、CC3及びCC1信号の時間に於いては、セレク
ト・ゲート618BのA1〜A4端子入力が、セレクト
・ゲート618C,618Dを通じて分周回路620の
A、B、C,D端子に入力され、また分周回路620の
8b端子入力が“1”となる為、分周回路゛62oのA
、B、C。 Dの各入力端子及び8b端子の各入力がそれぞれ”0”
、”1”、“1”、°0”、1”となり、従ってこの分
周回路620(7)DO端子から信号線0に対しては、
16 KHzのパルスを0110”段分周したパルス出
力、即ち4m5ec周期のパルス出力がなされる事とな
る。なお、この4 m sec’周期のパルスは、この
パルスが最初に”0”から°1”・に立上る時点、即ち
分周開始後、2m冠経過した時点をしてCC3又はCC
I信号の終了時点として用いる。 CC5信号の時間に於いては、セレクト・グー) 61
8BのB1〜B4端子入力が、セレクト・ゲート618
C,618D、を通じて分周回路620のA、B、C,
D端子に入力され、また分周回路620の8b端子入力
が“l”となる為、分周回路620のA、B、C,Dの
各人力端子及び8b端子の各入力がそれぞれ”0”。 1”、”0”、”1”、11”となり、従って、この分
周回路620のDO端子から信号線Oに対しては、16
KHzのパルスを1010”°段分周したパルス出力
、即ち64m5ec周期のパルス出力がなされる事とな
る。なお、この64m5ec周期ノパルスはこのパルス
が最初に二〇”から”1”に立上る時点、即ち分周開始
後、32m5ec経過した時点をしてCC5信号の終了
時点として用いている。 CC6信号の時間に於いては、セレクト・グー)618
AのA1〜A4端子入力、即ちンヤツタ秒時制御データ
TVの整数部の下位4ビツトが、セレクト・ゲート61
8C,618Dを通じて、分周回路620のA、B、C
,D端子に入力され、また、前記シャツタ秒時制御デー
タTVの整数部の最上位ピットが”0”の時は、分周口
−620の8b端子入力は”l”となり、また前記シャ
ツタ秒時制御データTVの整数部の最上位ビットが”1
”の時は、分周回路620のD端子入力は“1”となり
、8b端子入力は“0”となる。 従って、分周回路620のDO端子からは信号線0に1
6 KHzのパルス信号を前記シャツタ秒時制御データ
TVに基いて分周して得られる、前記(財)式のY×2
pに相当するパルス信号が出力される事となる。 なお、このパルス信号は、後に、前記に)式の8+αに
相当するデータをダウン・カウントする為に用いられ、
このダウン・カウントの終了した時点をもってシャッタ
先幕が走行開始して後、シャツタ秒時の実時間が経過し
た事を検出するものである。 第96図は、第30図示、シャッタ秒時制御レジスタ6
26.絞り込み段数制御レジスタ628゜データ・セレ
クタ632.ダウン・カウンタ642゜セレクト・ゲー
ト640の詳細な構成を示すものであって、同図中デー
タ・セレクタ632は、第66図に詳細なロジック図を
示す集積回路素子CD4019を2個並列に用いたセレ
クト・ゲートで構成されており、絞り込み制御レジスタ
628のQO〜Q7端子出力をそのB7〜BO端子に入
力されており、また、シャツタ秒時制御レジスタ626
のQ5〜Q7端子出力、即ちシャツタ秒時制御データT
Vsの小数点以下の3ビツト分をそのA2〜AO端子に
入力されている。また、このデータ・セレクタ632は
そのA3端子に1”信号を入力されており、A4〜A7
端子を接地されている。即ち、このデータ・セレクタ6
32は、AO〜A3端子に、前記(8))式に示される
ところの8+αデータ・、の入力を受けており、またB
O−B7端子に絞り込み段数制御データAVsの入力を
受けている訳である。また、このデータ・セレクタ63
21i、そのKa端子にCC4、Kb端子にCC3信号
を入力されており、従って、CC3の時間にはこのデー
タ・セレクタ632はそのDO〜D7端子から絞り込み
段数制御データAVsを出力、し、CC4の時間には、
このデータ・セレクタ632Ii、そのDO〜D7端子
から(財)式の8+αデータを出力する事となる。 このデータ・セレクタ632のDO〜D7出力はダウン
・カウンタ642のJO−J7に入力されており、PR
E端子にオア・グー)OR59を介じてCC3信号ない
しはCC4信号が入力された時点で、前記ダウン・カウ
ンタ642は前記データ・セレクタ632のDO〜D7
端子の出力データを取り込んで記憶する。 ちなみに、このダウン・カウンタ642は、第34図に
その詳細なロジック・ダイヤグラムを示されるところの
集積回路素子CD4029を2個用いて構成される、ダ
ウン・カウンタであって、そのクロック端子CLK入力
に基いて、前記JO−J7端子から入力され記憶された
データを減算カウントし、その結果、キャリー(ポロー
)が生じた場合、その事を示す信号をCO2端子から出
力する事となる。このCO端子出力信号は通常゛1“で
あり、キャリーが生じた場合に′0”となるものであり
、この信号はクロック・パルスCPに同期したフリップ
・フロンプF40のD端子に入力されており、従って、
このダウンニカウンタ642に依る減算カウントが終了
した場合、このフリップ・フロップF40−のQ端子か
らその事を示すべくクロック・ノミルスCPに同期した
信号が、信号線Oに出力される。 一方、このダウン・カウンタ642Fi)のクロック端
子CLKにナンド・ゲニトNAND31NAND 29
を通じてCC5信号の時間に、FP倍信号入力を受け、
またナンド・ゲートNAND31、NAND30を通じ
てCC6の時間に、前記分周回路620のDO端子出力
、即ち信号線0の信号入力を受ける事となる。従って、
このダウン・カウンタ642の動作を第93図示シーケ
ンスに基いて説明する。 このダウン・カウンタ642はCO3信号の時間に、絞
り込み段数制御レジ夏タロ28の出力データをデータ・
セレクタ632を通じて、JO〜J7端子から取り込み
記憶する。この次に、CC5信号の時間に移行すると、
ナンド・ゲートNAND30.NAND31を通じてF
PC信号が入力され、CO3信号の時間に記憶された絞
り込み段数制御データAVsをFPC信号に従ってダウ
ン・カウントして、その結果、減算カウントが終了する
と、CO2端子出力信号が”1゜から°0”に移行する
。この時点で、AEレノく−94は、前記絞り込み段数
制御データAVsに対応する絞り込み量をプリセットす
る様な位置まで走行している訳である。勿論、この時の
走行量は、絞り制御手段398に依るAEし・く−94
のクランプが行われるまでの機械的な遅れ時間を考慮し
て、適宜補償量が加味しである事は言うまでもない。こ
の時、CO2端子出力信号が°0”となった事は、フリ
ップ・フロップF40で検出され、そのd出力端子から
信号線[相]に・対して、AEレバー94が前記絞り込
み段数制御゛データAVsに対応する位置まで走行した
事を示すべくクロッ“り・パルスCPに同期した信号出
力がなされるものである。 ま°た、このダウン・カウンタ642はCC4信号の時
間に、シャツタ秒時制御レジスタ626のQ5〜Q7端
子出力データ、即ちシャツタ秒時制御データTVsの小
数点以下のデータに加えて整数部の最下位ビットに対応
するビットに”1”を位てたデータを、実質的に整数デ
ータとして、即ち8倍して8+αデータとして、データ
・セレクタ632を通じてJO〜J3端子から取り込み
記憶する。この次に、CC5信号の時間に移行すると、
ナンド・ゲートNAND30.NAND31を通じて信
号線Oから、分周回路620のDO端子出力がクロック
端子CLKに入力される事となるが、この信号線@には
、CC6の時間には、前にも説明した様に、基準時間Y
を一倍した時間即ち16 KHzのパルス信号を、シャ
ツタ秒時制御データTVsに基いて分周した・、クルス
p 周期百×2 なるパルス出力が行なわれており、従って
、C’C4倍号の時間に記憶された8+αを前記Y×2
pなる周期のパルス信号に従って、ダウン・カウントし
て、その結果、減算カウントが終了するとC02#4子
出力信号が“1′から0”へ移行する。この時点で、C
C6の時間に入ってからY×2p×(8+α)なる時間
が経過している訳であり、シャツタ秒時制御データT
Vs (=P + s )に対応する近似的な実時間が
得られた訳である。この時、CO2端子出力信号が0”
となった事は、フリップ・フロップF40で検出され、
そのQ出力端子から信号線Oに対して、CC6信号の状
態に入ってから前記シャツタ秒時制御データTVsに対
応す゛る実時間が経過した事を示すべくクロック・パル
スCPに同期した信号出力がなされるものである。 第97図は、前記制御信号発生回路646の詳細な回路
図を示すもので、前に述べた制御信号CCO〜C’C7
を得る為の論理回路を構成している。 なおj同図中990でボされるのは、第35図に詳細な
ロジック・ダイヤグラムを示した集積回路素子CD40
28で構成されるデコーダーであって、クリップ・フロ
ップF32.F33゜F34の各Q出力であるPCl、
FC2,FC3をデコードして、Cco−cc7の信号
として出力するものである。なお、前記FC1,F−C
2゜Fe2の各信号は第93図に示す通りの状態で、前
記各7リツプ・フロップF32.F33.F34のQ出
力端子から出力される、これ”らpフリップ・フロッグ
F32.F33.F34はいずれもクロック・パルスC
Pに同期している。 今、フリップ・フロップF32のセット条件を、5FC
1,’Jjツ)条件をRFC2,717ツプ・フロップ
F33のセット条件をS’FC2゜リセット条件をRF
C2,7リツプ・クロックF34のセット条件を5FC
3,リセット条件をRFC3,前記の全フリップ・70
ツブF32゜F1a、F34のダイレクト・リセット条
件をFDRと置く。 前記FDRの条件が成り立つという事は、フリップ・フ
ロップF32.F33・、F34がクロック・パルスC
Pに無関係にリセットされ、従って、デコーダ990か
らはCCo信号として1”出力がなされる。即ち、系は
CCo信号の状態に置かれるか又は戻される事となる。 このFDHの条件は、パワー・アップ・クリア信号PU
Cが入力されるか、CC2信号の状態、即ちセルフ・タ
イマ動作中に゛EDSP信号が”1”となるか、もしく
はフィルムの巻き上げが完了しておらず、WNUP信号
が“0”であシ、且つCC7信号の状態でない時か、C
C7信号の状態で巻き上げが完了しており、WNUP信
号が1°となっており、且つ2Hzに対応する時間が経
過した時に成立する。 ちなみに、CC7信号が”1”、WNUP信号が”l”
+ 2 Hz信号が”1”の時にFDRが成立するのは
、シャッタ・レリーズ・ボタン18が押圧され続けた状
態で、フィルムの巻き上げが完了して、なお且つ次の演
算結果が、表示用のレジスタに取り込まれるまでの時間
をおいて後に、次の制御状態に入る為であり、特にモー
タ・ドライブ製麹を用いて、ンヤッタ・レリーズ・ボデ
ン18を押し続けたままの状態で連続撮影を行う上で重
要な条件である。 なお、前記FDHの条件を満たす為に関与するのが、ア
ンド・ゲートAND85.AND86゜AND87、オ
ア・ゲート0R47,0R48゜0R49,インバータ
INV42である。 CC2信号の条件が成立するという事は、′前記フリッ
プ・フロップF33がセット状態に置かれ、フリップ・
フロップF32.F34がリセット状態に置かれるとい
う事であり、その為には5FC2の条件が成立する事が
必要とされる。 即ち、CC2信号の状態を作る為には、CCo信号の状
態で、EDSP信号が“0“であり、且つFDHの条件
が成り立っておらず、信号線@からの信号が”1”□即
ち、中央制御部362に於ける演算が終了していて、な
お且つ信号線Oからの信号が”1”の時、即ち、中央制
御部362から出力制御部364に対するデータの転送
が行なわれていない時にシャッタ・レリーズ・ボタン1
8が押され、SR信号が”l”となった時に成立する事
に依って5FC2の条件が成立する事が必要である。 なお、この時に、5ELF信号が“0”であった場合は
、同時に、5FCIの条件も併せて成立する為、系はC
CO信゛号の状態からcc3信号の状態に、cc2信号
°め状態を経ずに移行する事となる。 なお、前記CC2信号の状態にある時、5EcF信号が
”0”となり、且つSR信号が”0”となった場合は、
セルフ・タイマ撮影が解除されたものとしてRFC2の
条件が成立し、系はcc。 の状態に戻る事となる。 一方、CC2信号の状態にある時、信号線[相]の信号
が“1”となり、即ち、分周回路620のDO端子から
“1“出力がなされ且つ、信号線Oの信号が°1”の時
には5FCIの条件が成立し、系tlcc3信号の状態
に移行する。 cc3信号の状態からCC1信号の状態に移行するのは
、前記信号線[相]の信号が”1”となった時、即ち2
m secが経過した時に、これに依ってRFC2の
条件が成立した時である。 CCI信号の状態からCC5信号の状態に移行するのは
、前記信号線[相]の信号が”1”となった時、即ち2
m5ecが経過した時に、これに依って5FC3の条件
が成立した時である。 CC5信号の状態からCC4信号の状態に移行するのは
、MDSP信号が0”で、信号線[相]の信号が°°1
”となった時、即ちAEレバー94が絞り込み段数制御
データAVsに対応する量だけ走行した時か又は、前記
信号線[相]の信号が“1”となった時即ち30m5e
cが経過した時に、これに依ってRPCIの条件が成立
した時、である。 CC4信号の状態から’C’C6信号の状態に移行する
のは、シャッタ先幕が走行を開始してCTST信号が”
1”となって、5FC2の条件が成立した時である。 CC6信号の状態からCC7信号の状態に移゛行するの
は、BDSP信号が”0”で、信号線[相]の出力が1
”となった時、即ちシャツタ秒時制御データTVsに対
応する実時間の計時が終了した時に、これに依ってSF
C1の条件が成立した時である。 なお、CC6信号の状態にあって、BDSP信号が°1
”で且つSR信′号が”0”となった場合、RFC2及
びRFC4の条件が成立して、系はCCO信号の状態に
戻る。 また、CC7信号の状態にあって、SR信号が”0”と
なると、RFCI及びRFC2及びRFC40条件が成
立して、系ucco信号の状態に戻る。 なお、5FC1に関与しているのは、アンド・ゲートA
ND79.八ND80.AND87゜ナンド・ゲートN
AND5.NAND6.NAND7、NANDI 6.
NAND23.インバータINV36、 INV37.
INV38. INV39、フリ、ツブ・フロップF
35に依る論理構成である。 また、R,FClに関与しているのは、アンド・ゲート
AND81.AND90.ナンド・グー)NAND8.
NAND9. NANDIO,NANDll、N
ANDI9、インバータINV44.フリップ・フロッ
プF31、オア・ゲート0R50゜0R51,0R52
に依る論理構成である。 まだ、5FC2に関与しているのは、ナンド・ グー
ト NAND 1 7 、NAND 1 8
、 NAND24.7リツプ・70ツブF30.F3
1.インバータINV48に依る論理構成である。 また、R,F’C2に関与して−るのは、ナンド・ グ
ー ト NAND 1 2 、 NAND 1
4 、 NAND20、NAND8.NAND9
、フリップ・フロップF36、アンド・ゲートAND8
1.AND88、t7−ゲート0R50,インバータI
NV37゜INV38.INV44に依る論理構成であ
る。 また、5FC3に関与しているのはナンド・ゲートNA
ND13.アンド・ゲートAND89゜オア・ゲート0
R51,インバータINV43゜フリップ・70ツブF
37である。 また、RFC3に関与しているのは、ナンド・ゲートN
AND 9 、NAND 14 、NAND21 。 インバータINV37に依る論理回路である。 なお、この制御信号発生回路646からは、飢記分周回
路620のダイレクト・リセット端子Rに対すΣダイl
レフト・リセット信号を信号線0を通じて与えている。 この信号線Oに”1“出゛カがなされる条件は、CC7
信号の状態に−あづ゛てSR信号が“0″と ゛なった
時、5FCICI条件、5FC2(D条件。 RF C,2の条件、5FC3の条件の各条件が成立し
てから最初のクロック・パルスCPの1ビット間の間で
あって、このダイレクト・リセット信号に依って、前記
分周回路620の内容が全てクリアされるものである。 なお、この信号H@に”l”出力を行う為に) 関与しているのが、ナンド・グー)NAND9゜NAN
D22.NAND25.NAND26゜NAND 27
、NAND 28 、 インバーターNV37、I
NV40. オフ・ゲート0R50で構成される論理構
成である。 また、この制御信号発生回路646からは、前記シャッ
タ・レリーズ手段396、絞り制御手段398、シャッ
タ速度制御手段400に対して、それぞれ通電信号が与
えられるが、シャッタ・レリーズ手段396に対しては
、ccl信号の時間に通電信号が与えられ、嵯り制御手
段398に対しては、CC3,CC1,CC5信号の時
間に通電信号が与えられ、シャッタ速度側゛御手段40
0に対しては、CC5,CC4゜CC6の時間′に通電
信号が与えられる。 かかる動作を実現する為に、前記ンヤソタ・レリーズ手
段396に対しては、CCI信号が直接与えられ、絞り
制御手段398に対してはアンド・ゲートAND 82
を介して、Fe2信号と、CC7信号のインバータIN
V41に依る反転信号が与えられ、シャツ、り速度制御
手段400に対しては、アンド・ゲート82を介して、
FC3信号と、前記インバータINV41の出力信号が
与えられるものである。 また、この制御信号発生回路646からは、第82図示
フリップ・フロップF23のダイレクト・リセット端子
Rに対して信号線@を介して、ダイレクト・リセット信
号を与えている。 これは、露出制御動作中に、出力制御部364に対して
、中央制御部362から新たな演算データが入力される
事を禁止する為のものであって、アンド・ゲートAND
−84を介して、フリップ・フロップF32.F34の
各Q出力のアンド条件が成立した時に、゛この信号は”
1′となるものである。 更に、説明するならば、この制御信号発生回路646か
らは、セルフ・タイマーが動作中である事を示すと共に
電源が正常である事を示すLED′表示器32を点滅さ
せるべく駆動回路404に対して制御信号が出されるが
、このLED表示器32の駆動制御回路の構成を第゛9
8図に示す。 同図中、800で示されるのは、15段の分周回路であ
って、64KHz−のクロック・パルスCiを15段分
周して2Hzのオン、オフ信号を発生している。この2
Hz信号はアンド・ゲートAND 1’OOに与えられ
ている。 また、808で示され、るのは、バ、ツテリ・チェック
回路であって、バッテリ・チェック時に、バッテリの残
量が十分な時に”1”信号を出力する如く構成されるも
のである。 前記バッテリ・チェック回路808の出力は、前記CC
2信号と共にオア・グー)OR100を介して前記アン
ド・グー)ANDlooに与えられており、このアンド
・ゲートAND 100の出力信号はLED駆動回路4
04に与えられている。 かかる構成にあって、セルフ・タイマ、動作中であるC
C2信号が1°の時又は、バッチIJ 。 チェックの結果、バッテリ残量が十分である場合、前記
LED駆動回路404に対して、2Hzのオン・オフ信
号が与えられ、従ってUED表示器32が点滅表示する
ものである。 本実施例のカメラ・システムの構成は、説明が不十分な
がらも、上に述べた通りである。 なお、各データが、如何なる形で演算に用いられている
かを第99図の対照表に示す。ここでは被写体輝度BV
、フィルム感度Sv、シャッタ速度TV、絞り値AV、
開放絞り値A Vo +滑車ロ径絞シ値AMAX、露出
量EV、ストロボ側からの設定絞り値の各アペックス系
列のそ゛ 1 れぞれに対する/8段精度の8ピツトの2進コードを対
応させておシ、ま′た入力制御部に於いてAD変換が行
なわれるに際してのアナログ・データに対する変換ディ
ジタル値として同じ<1/精度度の8ビツトの2進コー
ドを対応させている。 なお、第37図に示した、曲シ誤差ROM 528は、
与えられた開放絞り値AVoに対して、第゛100図に
示す如き曲り誤差AVcの2進コード・データを出力す
るものである。 また、第89図に示した絞り値表示用デコーダROM7
02.シャッタ速度表示用デコーダROM704.記号
表示用デ:7−1”ROM706の各人力2進コードと
表示データの対照表を第101図に示す。 この実施例のシステムでは、データを第99図、第10
0図、第101図の各対照表に示す如き2進コードで取
り扱っており、第70図に示した各演算ルーチζは、全
てこの対照表に示す如き2進データに基いて行っている
。 従って、この明細書中では、説明が不十分であった部分
ないしは、第79図示のブ゛ロック図に示す演算回路が
、第69図に示した演、軍命令に従って如何なる動作を
行うか等については、第70図に示した各演算ルーチン
と、第99図。 第100図、第101図に加えてその他の全ての図面を
対照する事に依って当業者なら容易に推考し得るものと
信する。 以上のIIIK本発IJ]によれd算出結果に被写体の
輝度に無関係な一定値を算入するととKよって余裕範囲
を生成したので、いかなる明るさでも容易に、かつ嵩早
く調節動作を完了することができるものである0 41閾の1M!率な収― 納1図は本発明の一実施拘に係るカメラ・システムの通
用されるカメラ装置の6−図。 m2図は@1図示カメラ輪置のレンズ装置2とボディ4
なりノ嘔した場合を説明する為の#I′祝図。 11%3凶はレンズV&皺2儒で何らかの赦抄値がプリ
セットされている状gIMK於ける各レバーの動作e5
ita−0 m4図はレンズ装置2伺では何ら紋b*が1/、′ / 、/ リセットされていない状態に於ける各レバーの動作説明
図。 第5図は本実施例のカメラ・システムに適用されるスト
ロボの一例を示f3面図。 第6図は本実施例のカメラ・システムに適用される外部
測光計の斜視図。 第7図は本実施例のカメラ・システムに適用さ−れる入
射光式露出計の斜視図。 第8図は本実施例のカメラ・システムに適用されるモー
タ・ドライブ装置の一例を示す斜視図。 第9図はカメラ装置のファインダ窓13からのぞいた場
合のファインダ情報の説明図。 第10図は第9図示ファインダ情報の表示例を示す説明
図。 第11図(4)はストロボ撮影時の撮影モードを図表化
した説明図。 第11図の)はカメラの各撮影モードの関係を示す論理
説明図。 第12図はASA感度設定ダイヤル4oから、フィルム
感度に関するディジタル・データを入力する為の具体的
な構成図。 第13図はタイミング・パルスTBI〜TB6の状態を
説明する為のタイムチャート。 第14図はレンズ装置2の開放絞り値、絞りリングの状
態、絞り駆動レノ5〒に関する情報を入力する為の具体
的な構成図。 第15図はバイナ】r−・コードとグレー・コードの対
照図。 第16図はグレー・コードからバイナリ−・コードへの
変換回路の原理図。 第17図は第16図示フリップ・フロップの動作を説明
する為の論理説明図。 第18図はダイヤル34に依って設定されたデータ及び
モード切換スイッチ38の状態を入力する為の具体的な
構成図。 第19図はレンズ装置2の最小口径絞り値を入力する為
の具体的な構成図。 第20図は各種データ及び情報の入力タイミングを示す
説明図。 第21図、第22図は各種スイッチの状態を入力する為
の具体的な構成図。 第23図はAEレバー94の走行量を検出入力する為の
具体的な構成図。 第24図はストロボ撮影′装置の概略ブロックl 構
成図。 第25図は外部測光計の概略ブロック構成図。 第26図は入射光式露出計の概略ブロック構成図。 第27図は本実施例のカメラ・システムの概略ブロック
構成図。 第28図は第27図示カメラ・システムの機構部分の機
能構成を示す概略構成図。 第29図はTTL測光及び外部測光に依る各撮影モード
及びそれに対応する演算ルーチンの関係を図表化した説
明図。 第30図は本実施例のカメラ″システムの制御回路の概
略ブロック図。 第31図はクロック・パルスCPの発生回路の回路溝・
成因。 第32図はシステム・パルス発生器の出力パルス波形を
示すタイム・チャート。 第33図は一システム・パルス発生器の具体的な構成図
。 第34図は集積回路素子CD4029のロジック・ダイ
ヤグラム。 第35図は集積回路素子CD4028のロジック・ダイ
ヤグラム。 第36図はセット回路520の詳細な回路構成図。 第37図はグレー・バイナリ−変換器の詳細な回路構成
図。 第3)8図は集積回路素子CD4035の詳細な回路構
成図。 第39図/fi第38図示トランスミッション・ゲート
の論理構成図。 第40図は集積回路素子CD4042のブロック構成図
。 第41図は集積回路素子MC14539のブロック構成
図。 第42図は集積回路素子MC14539の説明図。 第43図緯集積回路素子MC14539のロジック・ダ
イヤグラム。 第44図は信号分別回路及び2倍回路の具体的な回路構
成図。 第45図は条件信号記憶回路の詳細な回路構成図。 第46図はバルブ信号の検出を説明する為のタイミング
・チャート。 第47図1dcU及びAO倍信号論理説明図。 第48図は入力制御部の詳細なブロック構成図。 第49図は集積回路素子MC14520のブロック・ダ
イヤグラム。 第50図は第49図示のカウンタの1個のロジック・ダ
イヤグラム。 第51図は第49図示集積回路素子MC14520に依
るカラ。ンタ558及びスリップ・70ツブ560,5
62の構成図。 第52図は集積回路素子CD4035の組合せに依るバ
ッファ・レジスタ564の構成図。 第53図は集積回路素子MC14512のロジック・ダ
イヤグラム。 第54図は第53図示集積回路素子MC14512の説
明図。 第55図は入力制御部の動作を説明する為のタイム・チ
ャート。 第八6図、第57図は入力制御部に於けるA−り変換の
状態を説明する為のタイム・チャート。 第58図は入力バス・セレクタ578のロジック構成図
。 第59図は第58図示フリップ・フロップF−18、F
19の動作を説明するタイム・チャート。 第60図は条件レジスタ574のブロック構成図。 第61図は第60図示回路を集積回路素子を用いて具体
化した場合の回路構成図。 第62図は集積回路素子CD40150ロジツク・ダイ
ヤグラム。 第63図は信号切換回路及びDレジスタの詳細な回路構
成図。 第64図は集積回路素子CD4021のブロック・ダイ
ヤグラム。 第65図はインストラクションROM5040制御手及
び論理回路598のブロック構成図。 第66図は集積回路素子CD4019のロジック・ダイ
ヤグラム。 第67図は集積回路素子CD4024のロジック・ダイ
ヤグラム。 第68図はインストラクションROM504゛のブロッ
ク図。 第69図はインストラクションROM504の出力コー
ドの説明図。 第70図はインストラクションROM504のアドレス
と命令及びオペランド・コードの対照を説明する図。 第71図はアドレス・デコーダ600の出力論理回路構
成図。 第72図は集積回路素子MC14514のフ゛ロック構
成図。 第73図は集積回路素子MC14514の9シツクダイ
ヤグラム。 第74図は論理回路598のロジック・ダイヤグラム。 第75図は、第30図示データ・セレクタ502及び固
定テンタROM534並びに使用撮影レンズ装置2の最
大絞り値AMAXを取り込む為の回路の詳細な回路槽′
成因。 第76図は集積回路素子CD4013のブロック・ダイ
ヤグラム。 第77図は論理回路5920ロジツク・ダイヤグラム。 第78図はマルチ・プレクサ594のブロック図。 第79図は演算回路5000ロジツク・ダイヤグラム。 第80図は論理回路596のロジック・ダイヤグラム。 第81図はバス・ライン、入力バス・ライン、出力バス
・ラインの信号及びデータの説明図。 第82図は同期回路660の詳細な回路構成図。 第83図は第82図足回期回路の出力タイミング・チャ
ート。 第84図はデマルチ・プルフサ610及び出力制御レジ
スタ622を含む詳細な回路構成図。 第85図は表示の為のデータ取り込み回路の詳細なロジ
ック構成図。 第86図は集積回路素子CD4032のブロック・ダイ
ヤグラム。 第87図は集積回路素子CD4032のロジック・ダイ
ヤグラム。 第88図は第85図示回路の動作タイミング・チャート
。 第89図は表示制御回路624の詳細なブロック構成−
。 第90図はディジタル表示器402の平面図。 第91図は制御の為のデータを取り込む為の詳細なロジ
ック・ダイヤグラム。 第92図は出力制御部の動作を説明する為のフロー・チ
ャート。 第93図は第91図のフロー・チャートに基くシーケン
ス説明図。 第94図はシャツタ秒時制御レジスタ614゜定数発生
回路616.セレクト・グー−) 618 。 分周回路620の詳細な構成図。 第95図は集積回路素子MC14536のブロック・ダ
イアグラム。 第96図はシャツタ秒時制御レジスタ62’ 6 。 絞り込み段数制御レジスタ628.データ・セレクタ6
32.ダウン・カウンタ642.セレクト・グー)64
0の詳細な構成図。 第97図は制御信号発生回路646の詳細な回路構成図
。 ′ 第98図はLED表示器の駆動制御回路の回路構成図。 第99図はデータと2進コードの対照を説明する図。 第100図は曲り誤差ROM528の入力開放絞り値と
出力面り誤差の2進コードの対照を説明する図。 第101図は絞り値表示用デコーダRoM7o2゜シャ
ッタ速度表示用デコーダROM704.記号表示用デコ
ーダROM7’06の各人力2進コ(CL)
(b)(C) 14ρ lダ2 /44 第5θ図 第522 第60図 第61図 % 乙2 図 第 83 図 ■゛
。従グて、このカメラ・シス法を採っている。 即ち、”1″、”又”はそれぞれ 3 1 1 1 丁+1+百=0.375 ・・・・・・・・・・・・
・・ (6)2 1 1 ■+T+T= 0.6 2 5 ・・・・・・・・
・・旧・・ (カで、1段精度で近似−する事が出来
るが、その際生ずる誤差は±0.042段であり、1段
、即ち0、125段に比較すれば十分に許容なし得る誤
差範囲′Cある。従って、ASA感度設定ダイヤル40
に依って設定されるフィルム感度は1段精度の2進数値
コードで直接入力される事となる。なお、このカメラ・
シス′テムの中では、フィルム感度ば4ピツトのディジ
タル・データとして取り扱われるが、このディジタル・
データは最下の重みを持つ2進データである。勿論、こ
の2進データは(6)、(7)式に示す如き1段積度の
フィが立つ事がわかる。従って、7ビツトのフィルム感
度に関するデータの入力に当っては、特にを見なくとも
、後に当該ビットに”1”’を立てる如き構成を採る事
が出来るので、この実施例のカメラ・システムに於いて
は、ASA感度設定ダイヤル40からは、フィルム感度
に関するデータとして6ビツトの2進コードで入力を行
っており、後に7ビツトのデータに変換する如き構成を
採っている。 第12図は、A S、 A感度”設定ダイヤル40から
、フィルム感度に関するディジタル・データを入力する
為の具体的な構成を示すもので、ASA感度設定ダイヤ
ル40と軸着され該ダイヤルの回動に依って回転させら
れるディジタル・データ設定板254から、該ダイヤル
回転位置に応じたディジタル・データが得られる如く構
成される。前記ディジタル・データ設定板254は絶縁
基盤255上にフィルム感度設定データの各ビットに対
応する複数本の同心円状の導電環256と、このデータ
設定板2540半径方向に延在する導体262を通じて
前記導電環256の全てと電気的導通を保っている共通
環258とを配して成るものである。なお、前記共通環
258はブラシ260と常に当接状態にあるが、このブ
ラシ26°0は抵抗261を通じて電源Vccに接続さ
れると共にインバータ263に接続されている。なお、
′前記各導電環256間はフィルム感度設定データの各
ピントに対応するデータ・トランクとなっており、各ト
ランクに対してデータの各ピントに対応する6本のブラ
シ264が対接している。前記トランクはフエ イルム感度を1段毎に設定するASA感度設定ダイヤル
40の各設定位置毎に対応して、設定データのディジタ
ル値の各ビット中、重み2”であるものに対応するブラ
シ264と前記導電環256間に電気的な接触を行なわ
せるべく前記各ブラシ264と対接する部分に前記導電
環256から半径方向に延在する導電部266を配して
成るものである。 後にも、詳述するが、このカメラ・システムは8個のタ
イミング・パルスに依って制御されている。かかるタイ
ミング・パルスは第13図に示す如<TBO−TB7で
ある。これは、フィルム感度データの取り込みの場合に
於いても例外ではなく、各種゛設定データないしは設定
条件の入力の為には第13図に示すTBI〜TB6の6
個のタイミング・パルスが用いられる。 第12図示構成に於いては、ブラシ264にそれぞれダ
イオード265を通じて前記タイミンク・パ)レスTB
I〜TB6t−印加する如き構成となっているが、かか
る構成にあってタイミング・パルスの印加された1ブラ
シ264が導電部266に対接していない場合、電源V
ccは抵抗261を通じてインバータ263に印加され
、す る為、インバータ263はロウ・レベル出力を行い、ま
たブラシ264が導電部266に対接している場合、イ
ンバータ263の入力は、前記導電環256、ブラシ2
64、ダイオード265を通じてロウ・レベルに引かれ
る為、該インバータ263はノ・イ・レベル出力を行う
。・即ち、前記インバータ263からは前記ASA感度
設定ダイヤル40に依って設定されたASA感度のアペ
ックス値相当の6桁ディジタル値が、タイミンク・パル
スTB1〜TB6に同期して下位桁ビットから順次出力
される。この6ビツに係るデータであり、先に−も述べ
た如く、下位の重みを持つ更に下位のビットに1”を立
てて、トのデータに変換される。以上、述べ′た如くし
で、フィルム感度に関するデータSV(アペックス値)
は最終的に1段積度の7ビツトのディジタル・データと
して取シ込まれる0 上に述べた様な構成を通じて第1図示カメラ装置は使用
撮影フィルムのフィルム感度SVをアペックス値相当の
ディジタル値で取り込んでいる。 更に、このカメラ装置には、前にも述べた如く、使用す
る撮影レンズ装置2の開放絞り値AVo(アペックス値
)をディジタル値で取り込む構成を有する。これは、第
2図の説明でも明らかにした様に、レンズ装置2はその
レンズの開放絞り値AVoに対応した突出量を有する開
放ピン90を備え、ボディ4側は前記開放ピン90の突
出量を検出する開放入力ピン96を備える。この開放入
力ピン96はその移動量を検出してレンズ装置2の開放
絞り値AVoをディジタル値で取り込む機構に連結され
る。かがる機構は第14図にその詳細な構成を示される
ものであって、開放入力ピン96ぽ、一端を前記開放ピ
ン90に当接し、該ビン90の突出量に応じて移動する
が、この移動量は前記開放入力ピン96の他端に当接す
る揺動レバー268の軸270を中心とする揺動量に置
き換えられる。この揺動量は、その大きさに従って、4
ビツトのディジタル値に変換して取り出されるが、その
為に設けられたのが、軸270を中心とする扇診の開放
絞り値検出板272である。この開放絞り値検出板27
2は絶縁基板上に開放絞り値AV、oのディジタル・デ
ータの各ビットに対応する軸270を中心と゛した4本
の同心円状1導電環゛274と、紋理274に対して同
心円状に配されると共に、抵抗275を通じて電源Vc
cに接続され、更にインバータ279に接続される共通
環276を配して成る。なお、前記各導電環274間は
、レンズ装置2の開放絞り値AVoデータの各ビットに
対応するデータ・トラックとなっており、各トラックに
対して前記揺動レバー268の一端に設けた4本のブラ
シ280が対応する。前記ブラシ280は、該ブラシと
並置され前記共通環276と常に対接している共通ブラ
シ282との間で電気的に導通状態にある。前記導電環
274は前記揺動レバー268の揺動量に対応して、レ
ンズの開放絞り値A V oの各ビット中、l”である
ものに対応するトラックと対応するブラシ280と電気
的に閉回路するべく、各トラック上の前記ブラシ280
と対接する部分に導電部282を延在させて成るもので
、レンズ装置2の開放ピン9oからボディ4の開放入力
ピン96を通じて設定入力されたレンズ装置2の開放絞
り値AV。 のアペックス値相当のディジタル値は前記ブラシ280
と前記導電部282の選択的な対接に置き換えられる。 なお、このレンズ装置2の開放絞り値A V oの取り
込みに当っても、第13図示のタイミング・パルスが関
与して来る。この開放絞り値AVoの取り込みに用いら
れるのは、TB3〜TB604個のタイミング・パルス
である。 第14図示構成に於いては、導電環274にそれぞれダ
イオード277を通じて前記タイミ。 ング・パルスTB3〜TB6を印加する如き構成となっ
ているが、かかる構成にあってタイミング・パ1ルスの
印加された導電環274から延在する導電部282にブ
ラシ280が対接していない場合、電源Vccは抵抗2
75を通じてインバータ279に印加される為、インバ
ータ279はロウ・レベル出力を行い、また該導電部2
82にブラシ280が対接している場合、インバータ2
79の入力は前記共通環276、共通ブラシ283、ブ
ラシ2801導電環274、ダイオード277を通じて
ロウ・レベルに引かれる為、該インバータ279はノ・
イ・レベル出力を行う。即ち、前記インバータ279か
らは前記開放ピン90から開放入力ピン92を通じて入
力された撮影レンズ装置2の開放絞り値相当の4桁のデ
ィジタル値が、タイミング・パルスTB3〜TB6に同
期して上位ビットから順次出力される。この4ビツトの
データは、最上位″1” □ 桁が4”の重みを持ち最下位桁が百の重みを持つ。 この開放絞り値AVoに関するデータを取り込むに当っ
て問題とされるのが、レンズ装置2に設けられた開放ピ
ン90の開放絞り値A V 。 に対応する突出量の差である。即ち、レンズ装置2及び
カメラ・ボディ4共に、スペース上の制約から前記開放
ピン90の突出量を各開放絞り値AVo毎に大巾に変化
させる事が出来ない上、レンズ装置2とボディ4が着脱
可能な構成となっている為、精度的にかかる微少な突出
量の差を確実に読み取る事・が難かしい。これは、特に
2進コードのディジタル・データを第14図示構成の如
き開放絞り値検出板272からブラシ280の位置に対
応して読み取ろうとする場合、ブラシ2゜80が、ある
データを示す位置とその隣の他データを示す位置の間に
位置した場合、ブラシ280の精度上の制約等から誤読
取りを行う虞れが生じる。この時の誤読取データは決し
て隣接するデータとの中間データとはならず、全く異な
ったデータとして取り出される事となる為、システムの
動作の上でかかる誤読取は大きな問題となる。従って、
考えられたのが、使用レンズ装置2の開放絞り値AVo
を読み取る場合、2進コードではなくグレー・コードで
読み取るという方法である。かかるグレー・コードは良
く知られる、様に、隣接するディジタル・データ間では
、1ビツトしかその内容が異ならないというもので、第
14図示構成の如き機構を通じて、開放入力ピン96の
移動量に対応したディジタル・データを読み取るに当っ
て極めて有効に適用なし得るものである。従って、本実
施例のカメラ・システムに於いては、レンズ装置2の開
放絞り値A V oを取り込む為の機構にはグレー・′
コードを適用し、後に演算等の処理の為のデータとして
、2進数値コードに変換する如き構成を採っている。 更に詳細に説明するならば、グレー・コードは、第15
図の対照表にも示す如く、通常のバイナリ−・コードと
違って、隣接するコード間で1ビツトしか異ならず、1
0進数及び2進コードに対して図示の如く対応している
。今、このグレー・コードとバイナリ−・コードの関係
について考えて見るに、両者は全くランダムな関係を持
つものでは々い。即ち、バイナリ−・コードの各桁に対
してグレーコードの各桁を対応させた上で、このバイナ
リ°−・コードを見てみると、グレー・コードのO”の
桁に対応する桁はその1つ上位の桁と同じ内容であり、
グレー・コードの“l”の桁に対応する桁は、そF)
1つ上位の桁に対して反転した内容となっている事がわ
かる。 従って、タイミング・パルスTB3〜TB61C同期し
て上位桁から取り込まれたグレー・コニドのデータを、
第16図に示す如き、回路を通じて取り出す事に依りバ
イナリ−・コードに変換されたデータとして得る事が出
来る。 即ち、J−に型のフリップ・フロップは、そのJ−に入
力が同一人力の時は第17図に示す如きQ出力を行う。 つまり、J−に入力が共に1111+の時は、次のクロ
ック・パルスに同期シて、Q出力は反転され、J−に入
力が共に0”の時は、Q出力は同一内容に保持され、る
。従って、第16図示の如き回路を通じて、J−にクリ
ップ・フロップあJ−に入力端子にグレー・コードを上
位桁よね順次与えた場合、そのQ出力。 端子からクロック・パルスに同期して順次得られるデー
タは、前記グレー・コードのバイナリ−・コードへの変
換データである。 以上述べた如く、第1図示カメラ装置は上に述べた様な
構成を通じて、使用撮影レンズ装置の開放絞り値AVo
をアペックス値相当のディジタル値で取り込んでいるに のカメラ装置に於いては、レンズ装置2がその絞りを手
動で、即ち絞り設定リング8に依って撮影者の所望する
絞り値をプリセットするマニュアル状態とその絞りをボ
ディ4側からプリセットする事の出来る、即ち絞り設定
リング8に依ってマーク12が選択されている自動状態
のいずれの状態にあるかをボディ4側に伝達する機構を
備える事については先にも述べた通りである。 即ち、レンズ装置2側には絞り設定リング8に依ってマ
ーク12が選択されている時、突出するAEピン92が
設けられており、ボディ4側には前記AEピン92と対
面し、前記AEビン92が突出した事を検出するAE検
出部100 ’が設けられているが、このA
E検出部100は第1,4図に示す如くスイッチ284
と連動している。このスイッチ284は常閉接点であり
、一端を抵抗275を通じて電源Vccに接続されると
共にインバータ279の入力端に接続されており、他端
はダイオード277を通じて、タイミング・パル、l’
TB1を印加されている。、即ち、スイーツチz84は
前記タイミング・パルスTB1に依ってその状態をセン
スされており、閉状態にあっては、インバータ279の
一人力は前記スイッチ284、ダイオード277を通じ
てロウ・レベルに引かれる為、該インバータ279はハ
イ・レベル出力を行い、また開状態にあっては、前記イ
ンバータ279の入力端に、抵抗275を通じて電源V
ccが印加される為、該インバータ279はロウ・レベ
ル出力を咎う。 従って一前記AEピン92が突出していない時、即ちマ
ニュアル状態にある時、前記インバータ279からはタ
イミング・パルスTBIに同期。 してハイ・レベル出力が、また該AEピンが突出してい
る時、即ち自動状態にある時、前記インバータ279か
らはタイミング・パルスTBIて同期してロウ・レベル
出力がなされる。 以上、述べた如き構成を通じて、本実施例のカメラ・シ
ステムはレンズ装置2の絞り設定リン〆8に依る絞りの
設定条件ミ即ち絞りゃプリセットがレンズ側で行なわれ
る様な状態、にあるか、ボディ側で行なわれる様な状態
にあるかの条件を取り込んでいる。なお、以下の説明に
於いては、前記インバータ279からタイ′ミング・パ
ルスTBIに同期して出力されるノ・イ・レベル信号の
事をMNAL信号と称する。 また、第1図示カメラ装置は、レンズ装置2をボディ4
側の絞り込みレバー64を操作する事に依って絞ね込む
事が出来る構成を採っている事については先に述べた通
りであるが、この絞り込みレバー64は単に機械的にレ
ンズ装置2を絞り込む作用を着するのみでなく、第14
図に示す如くレンズ装置2を絞り込み状態とし、た事を
検出する為のスイッチ286に連動する。 このスイッチ286は常開接点であり、一端を抵抗27
5を通じて電源Vccに接続されると共にインバータ2
79の入力端に接続されており、他端はダイオード27
7を通じて、タイミング・パルスTB2を印加されてい
る。即ち、スイッチ286は前記タイミング・パルスT
B2に依ってその状態をセンスされており、開状態にあ
っては、前記インバータ279の入力端に、抵抗275
を通じて電源Vccが印加される為、!インバータ27
9はロウ・レベル出力を行い、また閉状態にあっては前
記インバータ279の入力は前記スイッチ286、ダイ
オード277を通じてロウ・レベルに引かれる為、該イ
ンバータ279はハイ・レベル出力を行う。従って、前
記絞り込みレバー64を操作して、撮影レンズ2を絞り
込み状態とすると、前記インバータ279からはタイミ
ング・パルスTB2に同期シてハイ・レベル出力が行な
われる。 以上、述べた如き構成を通じて、本実施例のカメラ・シ
ステムはレンズ装置2が”絞り込まれた状態にあるか否
かに関する条件を取り込んでいる。なお、以下の説明に
於いては、前記インバータ27.9からタイミング・パ
ルスTB2に同期して出力されるハイ・レベル信号の事
ヲ5PDW信号と称する。 以上の説明を通じても明らかな如く、第14図示インバ
ータ279からは、タイミング・パルスTB1のタイミ
ングに同期してMNAL信号が、タイミング・パルスT
B2のタイミングに同期して5PDW信号が、またタイ
ミング・パルスTB3〜TB6の信号に同期して使用撮
影レンズ装置2の開放絞り値’A V oに関す゛るデ
ータが上位桁側から順次出方される事となる訳であるが
、インバータ279の出力は前記タイミング・パルスT
B1〜TB6に従って適宜分別される事となる。なお、
この構成については後に詳述する。 第1図示カメラ装置は、前にも述べた様に撮影者の所望
するシャッタ速度もしくは絞り値を設定する為のダイヤ
ル34をボディ4前面に備え毬。このダイヤル34は、
シャッタ優先撮影の時はシャッタ速度TV(アペックス
値)を、絞り優先の時は絞り値AV(アペックス値)を
それぞれディジタル値で設定入力する為のもので、その
具体的な構成は、ASA感度設定ダイヤル40からフィ
ルム感度のディジタル値を取り込む為の構成と類似して
いる。即ち、ダイヤA/34は第18−図に示す如く、
該ダイヤル34と共に回転させられるディジタル・デー
タ設定板288から、該ダイヤルの回転位置に応じたデ
ィジタル・データをシステムに入力する如く構成される
。前記ディジタル・データ設定板288は絶縁基板上に
シャッタ速度TV又は絞り値AVデータのディジタル催
告ピットに対応する複数本の同心円状の導電環′292
と、このデータ設定板288の半径方向に延在する導体
298を通じて前記導電環292の全てと電気的導通を
保っている共通環294とを配して成! るものである。なお、前記共通環294はブラシ296
と常に当接状態にあるが、このブラシ296は抵抗29
7.を通じて電源Vccに接続されると共にインバータ
299に接続されている。 なお、前記各導電環292間はシャッタ速度TV又は絞
り値AVのディジタル・データの各ピットに対応jるデ
ータ・トラックとなっており、各トラックに対してデー
タの各ピットに対応する5本のブラシ290が対接して
いる。前記上ラックはシャッタ速度TV又は絞り値AV
を設定するダイヤル34の各設定位置毎に対応して、+
1 設定データのディジタル値の各ピット中、”■”である
ものに対応するブラシ290と前記導電環292間に電
気的な接触を行なわせるべく、前記各ブラシ290と対
接する部分に前記導電環256から半径方向に延在する
導電部300を配して成るものである。 なお、かかる構成からシャッタ速度TV又は絞り値AV
を取り込む為にもやは゛す、タイミング・パルスが関与
して来る。第18図示構成に於いては、5本のブラシ2
90にそれぞれダイオード301を通じて前記タイミン
グ・パルスの中で、TB2〜TB6を印加する如き構成
となつ−ているが、かかる構成にあって、タイミング・
パルスの印加されたブラシ290が導電部300に対接
していない場合、電源Vccは抵抗297を通じてイン
バータ299に印加される為、インバータ263はロウ
・レベル出力を行い、またブラシ290が導電部300
に対接している場合、インバータ299の入力は、前記
導電環292、ブラシ290、ダイオード3’01を通
じてロウ・レベルに引かれる為、該インバータ299は
ハイ・レベル出力を行う。即ち、前記インバータ299
からは、前記ダイヤル34に依って設定されたシャッタ
速度TV又は絞り値AVのアペックス値相当の5桁のデ
ィジタル値がタイミング・パルスTB2〜T B 6
K同期して下位桁ピットから順次出力される。この5ビ
ツトのデータはその最下位桁が1″の重みを持つもので
あり、その最上位ピットが8”の重みを持つものである
。 ところで、ダイヤル34の設定に依って、上に述べた如
き構成を通じて得られたディジタル・データはシャッタ
速度TVに関するデータであるか絞り値AVに関するデ
ータであるかを特定する必要があるが、この区別の為に
設けられているのが、ボディ4上面に設けられたモード
切換スイッチ38である。′このモード切換スイッチ3
°8は絞り優先モード側に設定されている時閉回路する
スイッチ302と連動している。 このスイッチ302は常開接点であり、一端を抵抗29
7を通じて電源Vccに接続されると共にインバータ2
990入力端に接続されており、他端はダイオード30
1を、通じてタイミング・パルスTB1を印加されてい
る。即ち、スイッチ302は前記タイミング俸パルスT
B1に依ッてその状態をセンスされており、開状態にあ
っては、インバータ299の入力端に抵抗297を通じ
て電源Vcc7印加される為、該インバータ299はロ
ウ・レベル出力を行い、閉状態にあっては、前記インバ
ータ2990入力は前記スイッチ302、ダイオード3
01を通じてロウ・レベルに引かれる為、該インバータ
299はハイ・レベル出力を行う。従って、前記モード
切換スイッチ38が絞り優先モード側に切換わっている
時、前記イ”シバータ299からは、タイミング・パ乞
スTBIに同期してハイ・レベル出力がなされ、また前
記モード切換スイッチ38がシャッタ優先モード側に切
換わっている時、前記インバータ299からはロウ・レ
ベル出力がなされる。 以上、述べた如き構成を通じて、本実施例のカメラ・シ
ステムはダイヤル34に依って設定されるデータがシャ
ッタ速度TVに関するものであるか絞り値に関するもの
であるかの判別を行っている。なお、以下の説明に於い
ては、前記インバータ299からタイミング・パルス■
に同期して出力されるハイ・レベル信号の事をASLC
信号と称する。 なお、この実施例に於いては、シャッタ速度TVはダイ
ヤル34に依って1段きざみの値の中から選択設定され
、絞り値は1段きざみの値の中から選択設定される事と
なる様に構成しである。即ち、1段きざみのシャッタ速
度の設定にもかかわらず、ダイヤル34は一段のデータ
を含む絞り値の設定も行う必要がある為、この
゛ダイヤル34の設定位置に依っては、シャッタ設定が
行なわれる事となる。この問題に対処する為に、この実
施例では、シャッタ速度に関するデータの設定は必要な
設定ディジタル値に対して、1倍した値で行い、ダイヤ
ル34の設焼位置に応じて読み出されたディジタル・デ
ータは後に2倍してシャッタ速度に関するアペックス値
相当のディジタル・データTVとして用いでいる。 上述した如く、第1図示カメラ装置は、インバータ29
9から、タイミング・パルスT’B 1に同期して、ダ
イヤル34に依って設定されたデータがシャッタ速度に
関するものであるか、絞り値に関するものであるかを判
別する為のAsLC信号〜が出力され、またタイミング
・パルス′l″に32〜’l’ B (3に同期して、
ダイヤル34に依つて設定された゛データが上位桁側か
ら順次出力される事となる訳であるが、インバータ29
9の出力は前記タイミング・パルスTBl−TB6に従
って適宜分別される事となる。なお、この構成について
は後に詳述する。 以上、述べた如き構成を通じて、本実施例のカメ′う・
システムは、撮影者がダイヤル34を通じて設定したシ
ャッタ速度TVないしは絞り値A4をアペックス値相当
のディジタル値で取り込んでいる。 また、このカメラ装置は、使用する撮影レンズ装置2の
最小口径絞り値を検出する構成を有する。これは、第2
図の説明でも明らかにした様に、レンズ装置2は、その
レンズの最小口径絞り値に対応した突出量を有する最小
口径ピン91を備え、ボディ4側は前記最小口径ピン9
1の突出量を検出する最小口径入力ピン97を備える。 この最小口径入力ピン97はその移動量を検出してレン
ズ装置2の最小口径絞り値が、予め与えられている複数
個の絞り値のうちどの値に属するかを特定する為の機構
に連結される。 かかる機構は、第19図にその詳細な構成を示されるも
のであって、最小口径入力ピン97は一端を前記最小口
径ピン9゛1に当接し、該ビン91の突出量に応じて移
動するが、この移動量は前記最小口径入力ビン97の他
端に当接する揺動レバー304の軸303を中心とする
揺動量に置き換えられる。この揺動量は、Fナンバーで
Fil、F16.F22.F32.F45゜F64の絞
り値の1つを選択する為の量として用いられるが、その
為に設けられたのが、軸303を中心とする扇形の最小
口径絞り検出板306である。この最小口径絞り検出板
306は絶縁基盤上に最小口径絞り値としてFナンバー
のFil、F16.F22.F32.F45゜F64の
絞り値を選択する事が出来る様な6個の電極308を該
検出板の周方向に配列して成り、前記電極308は前記
レバー304の先端に設けられたブラシ305と該レバ
ー304の揺動量に応じて選択的に当接可能である。同
時に;前記最小口径絞す検出板306ば、その周方向に
延在する共通電極310を有し、前記ブラシ305はそ
の・揺動位置にかかわらず常時、前記共通電極310と
摺接しており、前記電極308の1個と前記共通電極3
10の間をブリッジする如く構成される。なお、前記共
通電極310は抵抗314を通じて電源Vccに接続さ
れると共にインバータ3160入力端に接続されており
、また6個の電極308はダイオード312を通じて、
タイミング・パルスTBl〜TB5をそれぞれ印加され
る。 かかる構成にあって、レンズ装置2の最小口径絞り値に
対応する突出量を有する最小口径ピン91の突出量はボ
ディ4側の最小口径入力ピン97に依って検出され、前
記ブラシ305が前記最小口径入力ピン97の移動量に
従って、前記6個の電極308のうちの1個を選択して
前記共通電極310との間を導通とする。今、前記ブラ
シ305と接触している電極308にダイオード312
を通じて対応するタイミング・パルスが入力されていな
い場合、インバータ316の入力端は電源Vccに依っ
てハイ・レベルとなる為、その出力はロウ・レベルとな
り、ま・た、この電極308にダイオード312を通じ
て対応する一タイミング・パルスが入力された場合、イ
ンバータ316の入力端はロウ・レベルとなる為、・そ
の出力はハイ・レベルとなる。即ち、前記インバータ3
16からは、検出された最小口径絞り値に対応するタイ
ミング・パルスに同・期して、ハイ・レベル出力が行わ
れるもので、前記インバータ316の出力をタイミング
・パルスTBI〜TB(5に基いて分別する事に依り、
検出された最小口径絞す値がFナンバーでFu。 F16.F22.F32.F45.F64のうちどの値
に該当するものであるかを検出する事が出来る。 以上、述べた如く、第1図示カメラ装置は、使用撮影レ
ンズ装置2の最小口径絞り値AMAXを入力する事が出
来るが以下の説明にあっては、前記インバータ316の
出力信号を総称してAM A X’と称する。 以上の説明から明らかな如く、設定されたフィルム感度
データSv1使用撮影レンズ装置の開放絞り値データA
V o 、マニュアル状態、自動状態の判別信号MN
′AL、レンズ装置の絞り込み信号5PDW1シャッタ
速度TV又は絞り値AVの設定データ、絞り優先モード
選択信号ASLC1使用撮影レンズ装置の最小口径絞ゎ
検出信号ANx A x等は全てタイミング・パルスT
l3t−TB6に同期して取り込まれるものである。 即ち、第20図に示す如く、インバータ263(第12
図)からは、タイミング・パルス萌「〜TB5に同期し
て、フィルム感度Svに関す”8”の重みをもつビット
Sv、まで順次出力される。このフィルム感度Svに関
するデータが変換される事については先にも述べた通り
である。また、インバータ279(第14図)からは、
タイミング・パルスTBIに同期して、レンズ装置2側
で絞りが選択されている事を示すMNAL信号が出力さ
れ、夕゛イミング・パルスTB2に同期して、レンズ装
置2が絞り込み状態にある事を示すS P DW倍信号
出力され、まだタイミンク・パルスTB3〜7r]「r
ti同期して、使用レンズ装置2の開放絞り値AVoに
関するグレー・コード・データAVoGCがiの重みを
持ピッ)AVO4GCまで順次出力される。このレンズ
装置2の開放絞り値A V o−に関するグレー・コー
ド・データAvoGcは、先にも述べた如く、後にバイ
ナリ−・コード・データAVoに変換される。更に、イ
ンバータ299(第18図)からは、タイミング・パル
スTBzに同期して、絞り優先モードである事を示す信
号AsLCが出力され、またタイミング・パルスTB2
−TB 6に同期して、設定されたシャッタ速度TV又
は絞り値AVに関するデータが出力される。なお、ここ
で、タイミング・パルスTB2に同期してl” 出力されるデータは百の重みを持ち、タイミング・パル
スTB3に同期して出力されるデータは”l”の重みを
持ち、タイミング・パルスTB4に同期して出力される
データは2″め重みを持ち、タイミング・パルス’ff
了KM期して出力されるゾーンはN4”のに−yを持ち
、−タイミング・パルスTB6に同期して出力されるデ
ータは”8”の重みを持つが、これは絞り値AVがi段
積度でデータ入力される事に基くものである。これに対
して、共通のダイヤル34から入力されるシャッタ速度
はl”段精度で設定される事となる為、シャッタ速度で
l”の重みを持つピッ)TVIはタイミング・パル“l
” スTB2に同期して図の重みを持つデータとして、2”
の重みを持つビットTV2はタイミング・パルスTB3
に同期して′l”の重みを持つデータとして、N4”の
重みを持゛つビットTV4はタイミング・パルスTB4
に同期して”2”の重みを持つデータとして、N8”の
重みを持つビットTv8はタイミング・パルスTBSに
同期して”4″の重みを持つデータとして、N16”の
重みを持つピッ)TVI6はタイミング・パルス’rU
’i;’に同期して′″8”の重み身持つデータとして
それぞれ取り込まれる事となる。裏返して云えばシャッ
タ速度TVに関するデータは一旦1倍して、一段精度の
デー2 りとして絞り値データの精度と合致させた上で、共通の
ダイヤル34で設定したのと同じである。 従って、インバータ299からタイミング・パルスTB
2〜TB5に同期して出力されるデータをシャッタ速度
TVとして取り扱う時は、2倍して用いる事となる。 更にインバータ316(第19図)からは、使用撮影レ
ンズ装置2の最小口径絞り値がFナンバーでFil、F
16.F22.F32.F45.F64のいずれである
かを示す信号A M A X’が出力さ ゛れる
が、このインバータ316の出力AMAX’が、タイミ
ング・パルスTBI−TB6のどれに同期しているかで
、最小口径絞り値が決定される。 第1図示カメラ装置は他にも種々の動作条件設定の為の
スイッチ機構を有するが、シャッタ・レリーズ・ボタン
18に連動するスイッチ機構もその中の1つである。こ
のスイッチ機構は第21図に示す如き構成を有するもの
であるが、シャッタ・レリーズ・ボタン18の押圧操作
によってスイッチS1が閉成して、インバータエlを通
じてハイ・レベル出力がなされ、シャッタ・レリーズ以
降必要なカメラの動作を開始させるものである。なお、
これらの動作は、リフレックス・ミラーのはね上げ、レ
ンズ装置2のプリセット位置までの絞り込冬、2幕走行
式・フォーカル・プレーン・シャッタ先幕の走行開始等
の動作を含む。以降の説明では、このスイッチ機構の事
をSW2と称し、その出力信号をSRと称する。 また、セレクタ・レバー22は2つのスイッチ機構に連
動している。1つはAEロックの為のスイッチ機構であ
るが、このスイッチ機構は第21図に示す如各構成を有
するもので、セレクタ・レバー22をマーク26が選択
される位置に合せた場合、スイッチSlが閉成して、イ
ンバータ■1を通じてノ・イ・レベル出力がなされ、と
のハイ・7レベル出力に基いて測光量が固定保持される
。以降の説明では、このスイッチ機構の事を5AELK
、その出力信号をAELKと称する。他の1つは、セ
ルフ・タイマー−セットの為のスイッチ機構であるが、
このスイッチ機構はN21図に示す如き構成を有するも
ので、セレクタ・レバー22をマーク28が選択される
位置に合せた場合、スイッチSlが閉成して、インバー
タ11を通じてノ・イ・レベル出力がなされ、このハイ
・レベル出力に依ってシャッタ・レリーズ・ボタン18
の押圧後、一定時間を経過してからシャッタ・レリーズ
が行なわれるという、所謂セルフ・タイマ撮影が行なわ
れる。以降の説゛明では、と1のスイッチ機構の事を8
8BLP 。 その出力信号を5ELFと称する。 また、第1・図示カメラ装置は他にも種々の動作状態判
別の為のスイッチないしは機構を備える。先ず、ボディ
4側に設けられたAEレバー94が、AEチャージ状態
にあるか否かを検出する為に、AEチャージ検出スイッ
チ機構が設けられる。このスイッチ機構は第21図に示
す如き構成を有するもので、AEレバー94がAEチャ
ージ状態にある時、スイッチSが閉回路してインバータ
■1から“1″′出力を行う如く構成されるものである
。なお、以降の説明では、このスイッチ機構の事を5A
ECG 、その出力信号の事をAECGと称する。 また、フィルムの巻上げが完了しているか否かを検出す
る為に、巻上げ完了検出スイッチ機構が設けられる。こ
のスイッチ機構は第21図・に示す如き機構を有するも
ので、巻上げレバー14に依ってフィルムの巻上げ及び
シャッタ・レリーズ時に必要な機構部分を動かす為のス
プリング類のチャージが完了した時、スイッチ81が閉
成し、インバータ11から“1“出〜力を行う如く構成
されるものである。なお、前記スイッチSlはシャッタ
・レリーズ後、所要の動作が順次行なわれ、2幕走行式
・フォーカル・プレーン・シャッタの後幕が走行を終了
するまで閉成状態にある。なお、以降の説明では、この
スイッチ機構の事を[P 、その出力信号の事をWNU
P信号と称する。・ 更に、フォーカル・ブレーン・シャッタの先幕が走行開
始したか否かを検出する為に、先幕走行検出スイッチ機
構が設けられる。このスイッチ機構は第22図に示す如
き構成を有するもので、先幕が走行を開始すると、それ
まで閉成していたスイッチS2が開成して、それまでな
されていた“1″出力が“0″出力となる如く構成され
るものである。このスイッチ機構の出力は、シャッタ速
度を計時して後幕の走行開始時間の制御を行う為に用い
られるものである。 なお、以降の説明では、このスイッチ機構の事を5CT
ST、その出力信号をCTSTと称する。 また、第1図示カメラ装置は、先にも述べた如く、レン
ズ装置2の制御の為の絞りをボディ4側からプリセット
する機構を備えるが、この機構の動作概要は第2図の説
明中に既に述べた。 即ち、シャッタ・レリーズ直前の状態にあって、AEレ
バー94はAEチャージ位置にロックされた状態にあり
、レンズ装置2側の絞りプリセット用のレバー84を、
該レンズ装置2の開放絞シブリセット位置に保持してい
る。かかるロック状態はシャッタ・レリーズ時に解除さ
れるが、ロック解除に依ってAEレバー94は、最小口
径プリセット側に付勢されているレバー84の保持を解
除する事となる為、レバー84は最小口径プリセット側
に向って走行を開始する。 同時に、レバー84の移動量をパルス的手段に依って検
出する事に依り、走行するレバー84に依る絞りのプリ
セット絞シ段数(これはレバー84の走行に伴い増大し
ている)を知シ、制御の為の絞り段数と一致した時点で
、前記AEレバー94をクランプする事に依り、レバー
84を制御の為の絞り段数分走行した位置に停止させる
。以上の動作を通じて、ボディ4側から、レンズ装置2
の絞りプリセットを行う事が可能となる訳であるが、第
23図に示すのは、レバー84の走行量をパルス変換し
て検出する為の機構である。AEレバー94はアーム3
1°8と一体化されており、このアーム318は軸32
0中心に揺動可能なアーム322にピン324に依って
回動自在に保持されている。かかる構成に依ってAEレ
バー94は矢印δ又はσ方向に移動可能となっており、
不図示のスプリングに依って矢印a方向に軽く付勢され
ている。レバー326は軸327に軸支されると共にそ
の一部をピン328に依って前記アーム318に回動自
在に連結されるが、このレバー326は前記ABレバー
94の走行量に応じたパルス数を得る為に設けられたも
のである。前記レバー326はその先端にブラシ330
を備えており、AEレバー94の矢印a又はσ方向への
動きに対して矢印す又はa方向に軸327を中心に揺動
するものである。前記ブラシ330は扇形のパルス発生
板322に常に摺接しており、その一部を接地されてい
る共通電極334に常に対接させ、他の部分を扇形の径
方向に突出したくし歯状電極336に対面している。前
記くし歯状電極336は互いに導通関係にあシ、抵抗3
38を通じて電源Vccに接続されると共にインバータ
340の入力端に接続される。かかる状態で、AEレバ
ー94が矢印a又はσ方向に動けば、前記ブラシ330
は前記パルスA生板332に摺接して矢印す又はa方向
に動く。こ〕 の時、ブラシ330は前記くし歯状電極336に接触、
非接触を繰シ返しながら移動する事となるが、接触状態
の時、インバータ340の入力端は接地側に引かれてロ
ウ・レベルとなシ、その出力は・・イ・レベルとなり、
一方弁接触状態の′時、インバータ340の入力端は電
源Vccに依ってハイ・レベルとなシその出力はロウ・
レベルとなる。従って、AEレバー94が、AE−yヤ
ージ状態にあるロック位置からレンズ装置2側のレバー
84の付勢力に従って矢印σ側に走行すれば、当然、ブ
ラシ330も矢印a方向に走る。事となり、インバータ
340からはAEレバー94の走行量に応じたパルス信
号が得られる事となる。従って、このパルス信号のパル
ス数をカウントする事により、AEレバー94の走行量
、即ちレバー84に依る絞り段数のプリセット位置を知
り、所望の絞り段数に達したところで前記AEレバー9
4をクランプする事に依って、レンズ装置2のレバー8
4に依る絞りのプリセットを行う事が出来る。 なお、AEレバー機構やクランプ機構等の如く、機械的
な動作手段とインバータ340の出力パルス信号をカウ
ントする電気的な手段の間、には、当然動作時間の間に
差が出て来るが、これは経験的なデータに基いて、機械
的な又は電気的な一補正を行う事に依って解決を行なわ
なければならない事は云うまでもない。 また、第23図示の如き構成を有するパルス発生板33
2の如き接点機構を通じて得られたパルスは必ずしもそ
の波形が、カウントの為に適した整形されたパルスでは
ないが、インバータ340を通じて反転される時、ある
程度整形される。しかし、必要ならば、更に波形整形手
段を通じて波形整形を行ってもよい。 以上述べた如き構成を通じて、このカメラ・システムは
レンズ装置2の絞りのプリセットをボディ側から行う事
が出来るもので、パルス数のカウントというディジタル
的な手段を通じて絞りのプリセットの為のレバーのクラ
ンプ位置を決定し−ている為、極めて精度の高い絞りプ
リセットが可能である。なお、以降の説明に於いては、
インバータ340の出力を含むAEレバー94の位置検
出の為のパルス信号をFP’Cと総称する。 この実施例のカメラ・システムが、ストロボを挿着して
、自動的にストロボ撮影が行なわれる事については前に
も述べた通りであるが、更に第24図に従って、このス
トロボの動作について詳細に説明する。同図中、342
は自動調光方式のストロボ・ユニットで、発光々量を被
写体からの反射光に従って制御するもので、光量制御の
為の要素としてフィルム感度設定ダイヤル106からの
フィルム感度情報及び絞り設定ダイヤル108からの絞
り値情報が用いられる。 かかるストロボ−やユニット342の構成についでは、
良く知られているの′で詳細な説明は省略fbtがスト
ロボ・ユニット342がストロボ撮影を行う為には、不
図示の放電用コンデンサが所要の電圧まで充電されなけ
ればならない。このコンデンサの充電完了に従って、こ
のストロ ボ・ユニット342は発光可能となる訳
であるが、この事を外部に知らしめるべく、信号線34
4を通じて放電用コンデ゛/すの充電完了を示す信号が
出力される。この信号は電流回路346に導入されるが
、この時、この電流回路346は切換スイッチ146の
状態に応じて、全自動充電完了信号としての第1の電流
量信号と半自動充電完了信号としての第2の電流量信号
との夫々の信号を制御接点140から受は入れることが
できる様になる。なお、制御端子54から制御接点14
0に前記第1の電流量又は第2の電流量が流れ込むこと
ができる状態となると、カメラ装置側で叫そのことを検
出してカメラは自動的にストロボ撮iモードに切換わり
、ボディ4に内蔵される不図示のTTL測光1系からの
アナログ情報に代ってデータ端子56からのアナログ情
報をA−D変換して取シ込む回路に切換わる。なお、前
にも述べたが、前記第1の電流量(全自動充電完了信号
)に依ってカメラ装置がストロボ撮影モードに切換わる
と、ボディ4側でいかなるシャッタ速度が設定されてい
ても自動的に60分の1秒に制御される事となシ、まだ
前記第2の電流量(半自動充電完了信号)に依ってカメ
ラ装置がストロボ撮影モードに切換わると、ボディ4側
で60分の1秒以上のシャッタ速度が設定されている場
合に函って、自動的に60分の1秒に制御される事とな
る。−万、データ端子56はデータ接点142゛からス
トロボ側の絞シ設定ダイヤル108に依って設定された
絞υ値に関するデータを前記絞り設定ダイヤル108と
直結されたレベル設定器348を通じてアナログ情報で
受は取っている。このアナログ情報はA−D変換され、
ディジタル情報としてカメラ装置側に取り込まれ、絞り
制御の為のデータとして用いられる。 ストロボ側から全自動又゛は半自動の充電完了信号を受
は堆ることによシストロボ撮影モードとなったカメラ装
置に於いて、シャッタ・レリーズを行うとシンクロ用接
点52.138を通じてストロボ・ユニット342にボ
ディ4のシャッタの動きと同調した発光指令が与えられ
、ストロボ・ユニット342は自動調光動作し、一方カ
メラ装置側は、60分の1秒ないしはそれ以下(半自動
の場合)のシャッタ速度でンヤツタ・レリーズを行うと
共に、ストロボ側で設定された絞り値に従って絞り制御
を行う。 な唇、以下の説明に於いては、制御端子54を通じて検
出される第1の電流量を含む全自動充電完了を示す信号
をC8Al信号、また第2の電流量を含む半自動充電完
了を示す信号をC8A2信号、またこれらの2つの充電
完了を示す信号を併せ゛てC8A信号と総称する。また
、データ端子56を通じて入力される政り値に関するデ
ータをVSA信号と総称する。 この実施例のカメラ・システムが、外部測光計を装着し
て、より広範な露出制御を可能ならしめている点につい
ては前にも述べた通りであるが、更に第25図、第26
図示の外部測光計のブロック図に従って、外部測光計の
動作について詳細に説明する。 第25図中、350は反射光式測光計で、被写体からの
反射光を撮影レンズ等を介する事無く直接的に測光する
機能を有する。この外部測光計350は、カメラ装置側
の端子54から接点146を通じて外部測光モード信号
としての第3の電流量が流入可能な電流回路352を備
えておシ、この反射光式測光計を装着されたカメラ装置
側では、制御端子54から接点146に前記第3の電流
量で電流が流入可能となるとそれを検出して自動的に外
部測光モードに切換わり、ボディ4に内蔵される不図示
のTTL測光系からのアナログ情報に代って、データ端
子56からのアナログ情報をA−Di換して取り込む回
路が選択される。同時に、前記外部測光計350からは
、データ接点148からデータ端子56に測光の結果得
られた被写体輝度情報がアナログ情報として与えられる
・が、このアナログ情報はA−D変換されディジタル情
報としてカメラ装置側に取り込まれ、露出制御の為のデ
ータとし用いられる。 また、第26図中−354は入射光式測光計で、被写体
部の照度を直接測光する機能を有する。この外部測光計
354は、第25図示測光計と同様にカメラ装置側の制
御端子54から接点166を通じて外部測光モード信号
としての第3の電流量が流入可能な電流回路356を備
えており、この入射光式測光計を装着されたカメラ装置
側では、制御端子54から接点166に前記第3の電流
量の電流が流入可能となるとそれを検出して自動的に外
部測光モードに切換わシ、ボディ4に内蔵される不図示
のTTL測光系からのアナログ情報に代って、データ端
子56からのアナログ情報をA−D変換して取り込む回
路が選択される。同時に、前記外部測光計354からは
、データ接点168からデータ端子56に測光の結果得
られた照度情報がアナログ情報として与えられるが、こ
のアナログ報はA−D変換されディジタル情報としてカ
メラ装置側に取り込まれ、露出制御の為のデータとして
用いられる。なお、この時、カメラ装置側に取り込ま、
れたデータは、入射光式で測光し次照度情報であるが、
予め反射光式で測光した被写体輝度情報と等価に扱う事
の出来る様な形に変換しておく事に依り特に問題は生じ
ない。 以上、述べた説明からも明らかな如く、外部測光計につ
いては、反射光式のものでも、入射光式のものでも全く
等価に取り扱う事が可能であるが、特に入射光式につい
て異なる点は、カメラ装置のAPロック機能を備える点
である。 即ち、入射光式測光計35・4は、測光ボタン174を
押圧している間だけ測光を行い測光データを端子168
に出力する様に構成されている。従って、測光ンタン1
74が押圧されテ少らず、端子168に測光データが出
力されていない時は、カメラ装置はAEロック状態にあ
った方が望ましい。従って、前記測光ボタン174は常
閉スイッチ(不図示)と連動しており、前記スイッチは
接点170.AEロック、端子58を介して、ボディ2
に内蔵されるAEロック用のスイッチ5AELKと並列
接続される。 以上、述べた如くこの実施例のカメラ・システムは反射
光式、入射光式の外部測光計を適用可能となっているが
、以下の説明に於いては、制御端子54を通じて検出さ
れる第3の電流量を含む外部測光モードを示す信号をO
LM信号と総称し、またデータ端子56を通じて入力さ
れる測光量に関するデータをOB倍信号称する。 ° このOB倍信号アペックス値で、被写体輝度BVに
等価なものとする。 以上、詳細に述べた様な機構構成を通じて、本実施例の
カメラ・システムに於いては、各種の入力データ、設定
データ並びに設定条件動作状態に関する情報を取り込ん
でいる。 以上の説明からも明らかな如く、本実施例のカメラ・シ
ステムは種々の手段を通じて露出制御の為に必要なデー
タや動作条件や動作状態に関する情報を取り込んでおり
、これらの入力情報は次に説明するディジタル制御シス
テムに依って処理される。 前にも説明したが、本実施例のカメラ・システムは、総
体的な系を有機的に結び付けた動作制御を行うと共に、
小型、高精度で製造に当っての調整を簡略化し、また数
多の入力情報に対して最も合理的な動作展開を行なう事
を可能ならしめるべく、制御システムとしてディジタル
制御システムを適用している。 以下に、本発明カメラ・システムに対して、適用したデ
ィジタル制御システムの一例について説明するが、特に
カメラの持つ構造上の制約や限界ないしは前に述べた動
作定義等の関係で、必ずしも合理的なシステムの展開を
行っていない。それは、本実施例に適用したカメラ装置
機構が従来から知られているカメラ機構の概念から大巾
に飛躍した理想的な構成を持つまでに至ッテオラス、本
実施例のカメラ・システムも、またそれを越えるもので
はないからである。第27図は、第1図示のカメラ装置
が前に述べた種々の性能を満足させる為に採られるディ
ジタル制御システムの大略ブロック図であるが、この制
御システムはカメラ・システムの持つ最も伝統的な各種
機構1、例えばシャッタ走行機構、絞り込み機構、ミラ
ー・アップ並びにクイック・リターン機構等に加えて各
種数値データないしは動作条件の設定機能及び各機構の
動作状態判別機能等を含む機構部分358に対して3つ
の大き゛なブロックに分けられる。この3つの大きなブ
ロックとは入力側°御部36o1中央制御部362、出
力制岬部364で前記各制御部は1個のバス・ライン3
66で連結される。なお、前記機構部分358には、先
に説明した情報の入方部、即ち測光部、各種データ設定
部、各種条件設定部、各種動作状態判別部等の他に、各
種露出制御機構、各種表示機構を備える。 前記入力制御部360は前記機構部分358から入力系
統368を通じて測光アナログ・データ、各種条件設定
信号、動作状態判別信号が入力さ、れるが、ここで前記
データや信号等は情報処理の為に最適なディジタル情報
に変換され、入力バス・ライン370を通じて中央制御
部362に転′送される。 前記中央制御部362は前記機構部分358から入力系
統372を通じて各種設定データや各種条件設定信号等
が入力されるが、ここで前記データや信号等は情報処理
の為に最適な形に変換されて前記入力制御部360から
のディジタル情報と共に必要な演算処理を加えられ、演
算終了の後、前記機構部分358に含まれる各種露出制
御機構及び各種表示機構の制御の為に必要な情報として
出力バス・ライ/374を通じて出力制御部364に伝
送される。一方、前記中央制御部362はタイミング・
ライン376を通じて、前記機構部分358に各種設定
データや各種条件設定信号の取シ込みの為のタイミング
信号及び灸種表示機構のダイナミック駆動用のタイミン
グ信号を与えている。 前記出力制御部364は前記機構部分358か1入力さ
れる各種条件設定信号や各種動作状態判別信号及び前記
中央制御部362から入力される制御情報に基いて、前
記機構部分358の各種露出制御機構に制御信号を与え
ると共に各種表示機構に必要な情報を表示させる。 第27図示のカメラの機構部分の機能構成を第28図の
概略構成図に従って更に詳細に説明する。 この機構部分358はカメラ装置の入出力及び制御表示
に関する全ての動作に関与−するものであって、入力の
為の各種設定、スイッチないしは検出スイッチ又は測定
装置、出力の為の各種スイッチ及び線路、制御の為の各
種電源プランジャー、表示の為の各種表示機構等を備え
て成る。 同図中、378は先に説明したTTL測光手段で、その
出力信号は不図示の手段を通じて対数圧縮され開放測光
の場合はBVo=BV −AVo −AVc、絞りぎみ
測光の場合はBVs二HV −AV −Av″c な
る1アペツクス相当のアナログ値で出力される事となる
。前記TTL測光手段378の出力アナログ信号は入力
制御部360の信号切換回路380を通ピてA−D変換
器382に与えられディジタル・データに変換された上
で系に取り込まれる事となる。なお、前記信号切換回路
380は前記TTL測光手段378以外の他の測光手段
、即ち反射光式測光計350、入射光式測光計354や
ストロボ装置384からのアナログ嚇データをディジタ
ル値に変換するに当って、前記A−D変換器382を共
用する為に設けられたものである。 ストロボ装置384は第24図にその簡単なブロック図
を示したが、このストロボ装置384がカメラ装置ボデ
ィ4に挿着されるとストロボ装置384のデータ接点1
42、制御接点140、シンクロ用接点138のそれぞ
れがボディ4のアクセサリ−・シュー50に設けたデー
タ端子56、制御端子54、シンクロ用接点52のそれ
ぞれと接触する。この状態で、ストロボ装置384の電
源スィッチ132(第5図)をオンすると、絞9設定ダ
イヤル108に依って設定された絞り値に関するデータ
VSAがデータ接点142からデータ端子56を通じて
入力され、入力制御部360の信号切換回路380に与
えられる。この状態で、ストロボ装置384でストロボ
発光の為の充電が完了していない場合、充電完了を示す
信号C8Aの入力がなく、従って前記データVSAは前
記信号切換回路380部で入力規制された状態となる。 ストロボ装置384の充電が完了すると、制御端子54
からストロボ装置384側のデータ接点140を通じて
充電完了検出回路386に電流が流入可能となる。即ち
、ストロボ装置384からデータ接点140、制御端子
54を通じて充電完了を示す信号C8Aが負電流信号の
形で入力され、この信号C8Aは入力制御部360に設
けた電流検出器386に依って検出される事となる。 この電流検出器386は制御端子54から外部に電流が
流出すると、前記信号切換回路380に制御信号を与え
て、TTL測光手段378からのアナログ信号に代って
端子56から入力されるアナログ信号をA −り変換器
382に与える機能と、前記電流の大きさを検出して、
該電流量に含まれる制御信号を判別する機能を有するも
のである。従って、前記ストロボ装置384から充電完
了を示す信号C8Aが入力されると、前記信号切換回路
380は端子54からアナログ値で入力された絞9値に
関するデータVSA=iA−D変換器382に入力する
手となる為、前記絞り値に関するデータvS′Aはディ
ジタル・データに変換された上で系に取シ込まれる事と
なる。一方、前記電流検出器386は前記C8A信号を
検出して、系をストロボ撮影モードとすべぐ充′IIL
児了信号CGUPを出力すると共に、切換スイッチ14
6に依って充電完了信号の電流量を2段階に切換える機
能を有する充電完了検出回路346に依って、2段階の
電流量を選択的に争えられている前記C8A信号の電流
量に従って、電流検出器386はこのストロボ撮影モー
ド示全自動に係るものか半自動に係るものかを判別し、
全自動に係〜るものである時、全自動信号FATを出力
する。従って、前記電流検出器386の出力である充電
完了信号CGUPの入力と、全自動信号FATの有無に
従って糸は全自動又は半自動のストロボ撮影モードとな
るものである。 なお、ストロボ撮影の為のストロボ装置384の発光ト
リガーは、機構部分358側に設けたシンクロスイッチ
388に依って行なわれるが、ストロボ装置384はシ
ンクロ用接点138.52を通じて前記スイッチ388
に連結される。なお、このシンクロスイッチ388は良
く知られている様に、2幕走行式・フォーカル・プレー
ン・シャッタの場合、先幕が走行終了した事を検出する
部材390に依って、オン動作させられる。 このシンクロスイッチ388は、本実施例のカメラ・シ
ステムを構成するべく、ボディ4のアクセサリ−・シュ
ー50に装着されるストロボ装置384のみでなく、他
の一般的なストロボ又はフラッシュ装置との同期を取る
為にも用いられるが、その為に、X接点64にも接続さ
れている。 反射光式測光計350は第25図にその簡単なブロック
図を示したが、この測光計350がカメラ装置ボディ4
に装着されると測光計350の接点148.146のそ
れぞれが、ボディ4のアクセサリ−・ソニー50に設け
たデータ端子56、制御端子54のそnぞれと接触する
。この時制御端子54から測光計350側の接点146
に電流が流入可能となる。即ち、測光計350から接点
146、制御端子54を通じて、外部測光計が装着され
た事を示す信号OLMが負電流信号の形で入力され、こ
の信号OLMは入力制御部360に設けた電流検出器3
86に依って検出される事となる。従って、この電流検
出器386から前記信号切換回路380に制御信号が与
えられ、’I’TL測光手段378からのアナログ信号
に代ってデータ端子56からムナログ値で入力された測
光量に関するデータOBがA−D変換器382に入力さ
れ、前記データOBはディジタル・データに変換された
上で系に取り込まれる事となる。なお、この測光量デー
タOBは撮影レンズ装置を通しての測光に依って得られ
たものではない為、各種の補正は不必要であり、得られ
た信号はそのまま被写体輝度BVに対応するものである
。−万前記電流検出器386は前記OLM信号をその電
流量から判別して、系を外部測光モードにさせるべく制
御信号OLMを出力する。前記制御信号OLMの入力に
依って系は外部測光データに基〈諸動作を行う事となる
。 入射光式測光計354は第26図にその簡単なブロック
図を示したが、この測光計350のカプラー156(第
7図)がカメラ装置ボディ4に装着されるとカプラー1
56の接点168.166.170のそれぞれが、ボデ
ィ4のアクセサリー・ツユ−50に設けたデータ端子5
6、制御端子54、AEロック端子58のそれぞれと接
触する。この時、制御端子57!から測光計354側の
接点166に電流が流入可能となる。 即ち、測光計354から接点166、制御端子54を通
じて外部測光計が装着された事を示す信号OLMが負電
流信号の形で入力され、この信号OL Mは入力制御部
360に設けた電流検出器386に依って検出される事
となる。従って、この電流検出器386から前記信号切
換回路380に制御信号が与えられ、TTL測光手段3
78からのアナログ信号に代ってデータ端子56からア
ナログ値で入力される測光蓋に関するデータOBがA−
D変換器382に入力可能となる。 なお、この入射光式測光計354は常閉のAEロック・
スイッチ392を備えており、カプラー156をボディ
4のアクセサリ−・シュー50に装着した時、カプラー
156の接点170、アクセサリ−・シュー50のAE
ロック端子58を通じて前記AEロック・スイッチ39
2が、この機構部分358に含まれる常用のAEロック
・スイン1SABLKを短絡する為、このカメツク・ス
イッチ392は測光計354に測光を行なわせる。為の
測光ボタン174と連動しており、該ボタンを操作する
事゛に依り、開成される為、測光計354側で測光が開
始されるとカメラ装置はAEロック状態が解除される。 この時、測光計354から接点168には、測光量に関
するデータOBがアナログ値で出力され、このデータO
Bはデニタ端子56から信号切換回路380を通じてA
−D変換器382に入力され、ディジタル・で−夕に変
換され人士で系に取り込まれる事となる。 なお、この測光量データOBは反射光式での測光に依っ
て得られたものではない為、被写体輝度゛情報BVとは
全く異なる照度に関するデータであるが1.アペックス
演算式での取り扱いが被写体輝度情報BVと全く同じで
ある事から、測光計354の出力アナログ値を適宜調整
する事により、得られた測光量データOBはそ、のまま
被写体輝度BVに対応さ、せる事が出来る。一方、前記
電流検出器386は前記OLM信号をその電流量から判
別して、系を外部測光モードにさせるべく制御信号OL
Mを出力する。前記制御信号OLMの入力に依って系が
外部測光データに基く諸動作を行う事については、反射
光式測光計を用いた場合と全く同じである。 即ち、このカメラ・システムに於いては、反射光式測光
計、入射光式測光計のいずれを外部測光アダプタとして
用いた場合でも、AEロックの有無や使用性の問題を除
けば、系は全く同じ動作を行うものである6 以上の説明から明らかな如(1,A−D変換器382の
出力ディジタル信号は、電流検出器386からの出力信
号C()UP、 FAT、 OLMに依ってその意味を
特定されるもので、系も前記電流検出器386の出力に
依ってその動作を所要のモードの動作に変更する。なお
、以降の説明では前記A−D変換器382の出力ディジ
タル信号をDDと総称することにする。 なお、(の入力制御部360は、前記機構部分358に
設定された各種の条件及び動作状態7を検出して取り込
んでおり、第21図に示したと同様のスイッチ構成を有
する5AELK、巻き上げ完了検出スイッチ5WNUP
、AEチャージ検出スイッチ8AECGを通じて、AE
ロックの為のAELK信号、巻き上げ完了検出スイッチ
W人UP、AEレバー94がAEチャージの状態にある
事を示すABCG信号等を取シ込んでいる。 ちなみに前記ABロック・スイッチ5AELKはボディ
4上面に設けたセレクタ・レバー22に、前記スイッチ
5WNUPは巻き上げレバー14に依って動作させられ
る機構に、前記スイッチAECGはAPレバー94に連
動する機構にそれぞれ連動して動作させられる。 以上、述べた如くして入力制御部360に取シ込まれた
データ及び条件設定信号は、適宜時間的な整合をされた
上で入力バス・ライン370を通じて中央制御部362
に転送される。 前記中央制御部362は機構部分358から各種の設定
データ及び設定条件を取り込んでいる。この中央制御部
362はタイミング・ライン394を通じて第13図に
示す如きタイミング°パルスを出力しており、このタイ
ミング・パルスに同期して、ブイルム感度SVに関する
データSv1、撮影レンズ装置の開放絞り値AVoに関
するデータAVo(グレー・コード)、撮影レンズ装置
の絞りがレンズ装置側で設定されている事を示す信号M
NAL 、撮影レンズ装置が絞り込まれている事を示す
信号S P DW、設定された絞り値AV又はシャッタ
速度TVに関するデータ、このデータが絞シ値AYに関
するものである事を示す信号ノxsLc 、撮影レンズ
装置の最小口径絞り値が何であるかを示す信号AMAX
等を取シ込んでいる。 以上述べた、各種データ、設定条件等の信号については
、第12〜第19図の構成を通じて取り込む事となるが
、その詳細については既に述べた通りである。 この中央制御部362に於いては、種々の演算制御が行
なわれ、カメラ機構部分358の各露出制御優構の制御
の為の゛データ信号及び表示の為のデータ信号を出力バ
ス・ライン374を通じて出力制御部364に与える。 この出力制御部364は、カメラ装置の動作を開始させ
るシャッタ・レリーズ制御、レンズ装置の絞p値を設定
又は演算された絞りに制御する絞り制御、シャッタ速度
を設定又は演算された速度に制御するシャッタ速度制御
、必要な情報を表示させる表示制御の各制御機能を有す
るもので、機構部分358に設けられたシャッタ・レリ
ーズ手段396、絞り制御手段398、シャッタ速度制
御手段400、ディジタル表示手段402、点滅表示手
段404に対する制御信号を出力している。−万、この
出力制御部364は前記機構部分358の各種の設定条
件及び動作状態を検出すると共に、それらの信号を取り
込んでおシ、第21図に示したと同様のスイッチ構成を
有するセルフタイマ・セット・スイッチ5SELF、ン
ヤツタ・レリーズ・スイッチSW2、第22図に示した
と同様のスイッチ構成を有する先幕走行開始スイッチ5
CTSTを通じて、セルフ・タイマがセットされている
事を示す5ELF信号、シャッタ・レリーズ後のカメラ
動作を開始させるためのシャッターレリーズSR信号、
2幕走行式・フオニカル・プレーン・シャッタの先幕が
走行した事を示すCTST信号を印加される。更に、前
記出力制御部364は第23図示の構成を通じて、AE
レバー94がAEチャージ位置から走行した距離をパル
ス変換して得られるF P C信号の取り込みも行って
いる。 なお、前記スイッチ5SELFはボディ4上面に設けた
セレクタ・レバー22に、前記シャッタ・レリーズ・ス
イッチSW2はシャッタ・レリーズ・ボタン18に、前
記スイッチ5CTSTは先幕走行開始検出部材406に
それぞれ連動する。 このカメラ装置の機構部分358は機械的なシーケンス
制御機構と電磁ソレノイドを用いた電気的な制御機構を
併せて適用されるもので、前記シャッタ・レリーズ手段
396、絞り制御手段398、シャッタ速度制御手段4
00が電気的な制御に係る部分である。、 前記シャッタ・レリーズ手段396はカメラ装置の機械
的なシーケンスを走行開始させる為のトリガーを与える
もので、極めて小型の電磁ソレノイドを用いて所要の動
作を行う。なお、このシャッタ・レリーズ手段396の
動作は前記入力制御部360に入力されたシャッタ・レ
リーズ信号SR,セルフ・タイマ・セット信号5ELP
及び、この出力制御部364に入力された巻上げ完了信
号WNUP等と密接な関連をもっている。 前記シャッタ・レリーズ手段396の動作に依って走行
開始した機械的なシーケンスの中には、AEレバー94
をチャージ位置から走行させる動作も含まれる。このA
Eレバー94は前にも述べた様に、チャージ位置から、
ディスチャージ位置に向って走行する間、適宜位置でり
ランプされる事に依2てレンズ装置2の絞り値をプリセ
ットする機能を有するものであるが、このクランプ位置
を決定するのが、AEレバー94のAEチャージ位置か
らの走行量である。 即ち、このAEレバー94のAEチャージ位置からの走
行量は電2図の説明からも1らかな様に、レンズ装置2
の制御絞シ段数のプリセット値に対応するものであるめ
で、前記AEレバー94の走行量を検出しながら、検出
量が制御部ち□段数に対応する値になった時、前記AE
レバる事に依り、レンズ装置2に絞りをプリセットする
事が出来る。 かかる動作中、前記AEレバー94の走行量に対応して
前記出力制御部に入力されるのがEPC信号である。こ
のFPC信号は前記AEレバー94の走行量に応じた数
のパルス信号で−あシ、−従って、このFPC信号をカ
ラ/り等に依って計数する事に依り、容易に前記レバー
94の走行量を知る事が出来る。 前記絞り制御手段398は前記AEし、<−94のAE
チャージ位置からの走行量が前記中央制御部362から
与えられた絞り制御段−数に対応する量になった時、前
記AEレノ(−94をクランプする為の機構を動作させ
るもので、これも小型の電磁ソレノイドを用いて所要の
動作を行う。 なお、前記シャッタ・レリーズ手段396の動作に依っ
て走行開始した機械的なシーケンスは、前記AEレバー
94をチャージ位置から走行させる動作の他に、ミラー
のはね上げ、撮影レンズ装置2のプリセット絞りへめ絞
り込み、2幕走行式・フォーカル−プレーン・シャッタ
の先幕走行開始等の動作も含むものである。 一般に2幕走行式・フォーカル・プレーン・シャッタに
依るシャッタ速度の制御は、先幕の走行開始時点から後
幕の走行開始時点までの時間制御に依って行なわれてい
るが、このカメラ装置も例、外ではない。即ち、シャッ
タの先幕が走行を開始して後、後幕の走行を規制しなが
ら時間を計時して、前記中央制御部362から与えられ
たンヤツタ速度に対応する時間が経過した後に後幕を走
行開始させる事に依って所要のシャッタ速度を得ようと
するものである。勿論このカメラ装置に於いては、時間
の計時は電気的な手段に依っている。 前記シャッタの先幕が走行を開始すると機構部分358
から、その事を示す信号CTSTが出力され、る。この
CT忌T信号を受けた出力側、両部364は、前記中央
制御部362から与えられたシャッタ速度データに基い
て、時間を計時し、前記シャッタ速度に対応する時間が
経過した後。 シャッタ後幕を走行開始させる為に設けられているのが
、ンヤツタ速度制御手段400であって、これも小型の
電磁ソレノイドを用いて所要の動作を行う如く構成され
るものである。 以上、述べた如く、前記シャッタ・レリーズ手段396
、絞り制御手段398、シャッタ速度制御手段400は
このカメラ・システムに於いて、電気的な制御系が露出
制御の為に直接関与する部分であり、極めて重要な地位
を占めるものである。 なお、かかる電気的制御手段の動作中にも、カメラ装置
そのものの機械的なシーケンスは動作を継続しており、
シャッタ後幕走行終了後のミラーのクイック・リターン
及びレンズ装置の絞り込みの駆動の解除等には、やはシ
機械的な制御機構が関与して来るものである。 この出力制御部346の他の機能としては、撮影者に対
して撮影に必要な情報を提示する表示機能がある。第1
図示カメラ装置はファインダ13内に撮影に必要なデ・
−夕を表示する表示器を備えている事については前にも
述べた事であるが、このデータ表示器は系の機構部分、
358に含まれるもので、402で示されている。この
データ表示器402は前記出力制御部364から表示す
べきデー/に関する情報、即ち表示の為のデコニド信号
を受は取ると共に、中央制御部362からタイミング・
ライノ394を通じてダイナミック表示駆動の為のタイ
ミング信号を受は取っている。このダイナミック表示駆
動とは、良く知られている表示方法であるが、表示器を
構成する全表示ユニットに時間的に変化する共通の表示
情報を与えると共に、タイミング信号に依って前記表示
ユニットを選択駆動する事に依り、所望の表示ユニット
に所望のデータを表示させる如き表示方法であシ′、回
路構成が簡略化されると共に電力消−費が少なくなる等
の特徴を有する為広く用いられている。このダイナミッ
ク表示駆動は特にカメラ装置の如く、スペースに制約が
あシ大容量の電源を組み込めない場合特に有利である。 また、第1図示カメラ装置ボディ4f面にはLEDラッ
プ32が備えられているが、このI、EDう/ブ32の
機能も重要である。即ち、1つはバッテリー・チェック
の際に点灯する事に依り、バッテリー残量が十分にある
事を示す機能であり、もう1つはセルツブタイマを使用
しての撮影の際に点滅する事に依り、セルフ・タイマが
動作中である事を示す機能である。このLEDう/プ3
2に対しても、前記出力制御部364から制御信号が与
えられる。 以上、述べた如く、機構部分358は前記入力制御部3
60、中央制御部362、出力制御部364と測光デー
タ、外部入力データ、設定データ、設定条件、判別状態
等の入力条件やシャッタ・レリーズ、絞り、シャッタ速
度等の制御や表示等を緊密に結び付けている。 次に、第8図にその詳細を示したモータ・ドライブ装置
であるが、とのモータ・ドライブ装装置は第28図中4
05で表わされる。このモータ・ドライブ装置405は
その接点210からボディ4の接点216を通じてスイ
ッチ5WNUPに接続されている。前記スイッチ5WN
UPはカメラ装置に於いて、フィルムの巻上げが完了し
てから、シャッタ・レリーズが行なわれ、シャッタの後
幕が走行終了す′るまでオン状態となる事については前
にも述べへ通りであるが、従って、インバータを通じて
前述の期間・・イ・レベルとなるWNUP信号を得る事
が出来る。前記モータ・ドライブ装置は、前記インバー
タを通過する前のWNUP信号、即ちWNUP信号を受
けて制御される。このWNUP信号は、カメラの動作サ
イクルの中で前述の期間以外の期間、即ちシャッタ後幕
が走行終了してからフィルムの巻上げが完了するまでの
間ハイレベルとなるもので、前記モータ・ドライブ装置
405はこのWNUP信号に基いて、フィルム巻上げ用
のモータを駆動している。即ち、とのモータ・ドライブ
装置に依れば、シャッタ・レリーズ後、シャッタ後幕が
走行を終了すると直ちにフィルムの巻上げ動作を開始し
、フィルムの巻上げが完了した時点でフィルム巻上げ動
作を停止するもので、誤動作の恐れが無く、まだ迅速な
フィルム巻上げ動作が可能である。 なお、このモータ・ドライブ装置405は第8図中にも
示したがカメラ装置のシャッタ・レリーズを遠隔から行
う事の出来るシャッタ、・レリース装置220を備える
が、このシャッタ・レリーズ装置220は特にモー タ
・ドライブ装置405と電気回路的なつながりをもつも
のではない。このシャッタ・レリーズ装置220に設け
られた操作ボタ/228は機構部分358の7ヤツタ拳
レリーズ昏ス゛イツチSW2と接°点212.218を
介して回路的に並、列接線されるスイッチR8W 2と
連動するもので、機能的に゛はボディ4上面に設けられ
た、ツヤツタ・レリーズ・ボタン18と全く同一である
。 さて、前記入力制御部3601−中央制御部362、出
力制御部364は上に述べた如く種々の機能を分担して
いるが、その動作はパス・ライン366で関連ずけられ
ておシ、機能部分゛358と共に合理的なシステムを形
成しでいる。 このシステムの主な動作は、撮影者に依って設、定され
たデータないしは条件に従って、外部条件(測光データ
等)に基く演算を行い、露出制御の為に必要な制御デー
タを導出し、前記制御データの中から必要なものを表示
して撮影者に知らしめると共に前記制御データに基いて
露出制御を行うものであるが、以下にこのカメラ装置の
種々のモードに於ける動作について概説する。 今、入力制御部360のA−D変換器382にディジタ
ル変換して出力されたデータDDは、開放側光に依る測
光データBVo、絞シ込み測光に依る測光データBVs
、ストロボ装f384からの絞り制御データVSA、外
部測光アダプタ350.354からの外部測光データO
Bのうちのいずれかに相当する訳であるが、これらは前
記電流検出器386の出力である充電完了信号CGUP
、外部測光モード制御信号OLMや、・絞り込みレバ
ー64に連動するスイッチ286の出力である絞り込み
信号5PDW等の信号に依って分別されそれぞれ対応す
る処理を行なわれる事となる。 今、カメラ装置ボディ4のアクセサリ−・シュー50に
ストロボ装置384や外−測光アダプタ350.354
が装着されていない場合について考えてみるに、この時
、カメラ装置は5つのモードの撮影態様(パルプ撮影を
除く)を採する事が出来る。 この5つのモードは、ボディ4の上面に設けられるモー
ド・セレクタ38及びボディ4の前面に設けられる絞り
込みレバー′64の状態、並びにレンズ装置2の絞υ設
定リングの状態に依って、絞シ優先AE撮影モード、シ
ャッタ優先AE撮影モード、開放測光手動露出調節撮影
モード、絞シ込み測光手動露出調節撮影モード、絞り込
み測光絞シ優先AB撮影モードの各モードを選択する°
事が出来る事については、第11図にも示す通りである
が、特にデータの演算処理を行う場合、開放測光手動露
出調節撮影モードは絞り″優先又はシャッタ優先の各A
E撮影モードと同じであるので、必要とされる演算ルー
チンは4つに大別される。 今、モード・セレクタ38が絞り優先側に、絞り込みレ
バー64が開放側に、レンズ装置2の絞り設定す/グ8
がマーク】2を選択する位置にそれぞれ設定されている
時、システムは絞り優先AE撮影モードとなる。この時
、測光の結果得られた被写体輝度に関する測光量BV。 は前にも述べたが、レンズ装置2の開放絞り値AVoと
曲り誤差A V cを含むもので、実際の被写体輝度デ
ータBVに対して、BVo=BV−AV o −AV
cなる関係にある事は前の(3)式でも示した通りであ
る。一方、機構部分358側では、フィルム感度に関す
るデータsv、レンズ装置2の開放絞り値に関するデー
タAvo1撮影者の所望する絞り値AV等が設定されて
おり、また曲り誤差A V cに関するデータAVcも
、前記開放絞P値データAVoから導出されている。 この曲り誤差AVcの導出は、後にも詳述するが特に演
算には依らず、予め設定されている複数個の曲り誤差デ
ータの中から、使用撮影レンズ装置2の開放絞り値AV
oに対応するものを選択導出する如き構成に依っている
。 露出制御の為の演算を開始するに先立って、このカメラ
・システムで・はダイヤル34に依って設定された絞り
値AVが、使用撮影レンズ装置2の開放絞り値AVo以
上で且つ最大絞り値AMAX以下にある事を比較演算す
る。も−し、かかる比較波!の結果、ダイヤル34で設
定された絞シ値AVが、開放絞り値AVoよりも小かっ
た場合、設定絞り値AVとして開放絞り値A V oを
置き換え、逆にダイヤル34で設定された絞り値AVが
、最大絞り値AMAXよりも大きかった場合、設定絞り
値AVとして最大絞り値AMAXを置き換える操作が行
なわれる。 これは、前にも述べた様に、絞り値AVの設定をレンズ
装置2側でなく、ダイヤル34.側で行う為、その設定
値が時として使用撮影レンズ装置2に依って制御出来る
範囲を越えている場合が有り得るからであって、その場
合、撮影レンズ装置2の上限又は下限の絞り値AVo又
はAMAXを制御の為の絞り値AVとして適用する為で
ある。 なお、機構部分358に設けられた、TTL測光手段3
78からA−D変換器382を通じて入力制御部360
に取シ込まれた測光データBVoは更に中央制御部36
2に導入され以下の演算処理を施される。 先ず、上述の如くして取り込まれた測光データBVoに
フィルム感度データSvを加算する。 即ち BVo + SV = BY + SV −AVo −
AVc−・・=・・・・・・(8)iる演算が行なわれ
る訳であるが、この式は前述の(2)式から BVo+8V二EV −AV o −AVc ・
・ (9)に相当するものである。次に、上記演算
結果に、レンズ装置2の開放絞シ値データA V o及
び曲り誤差データA、 V cを加算する。 即ち BVo 十S V + AVo + AVc = EV
’−1Qo)なる演算が行なわれる訳であるが、以上
あ計算を通じて測光データに基く、使用フィルムに対す
る適正な露出量EVの演算が行なわれる墨となる。 なお、この演算は先にも述べた如くディジタル演算を行
っている訳であるが、(8)、(9)、0011式の演
算に依つ゛て演算レジスタがオーバー・フローした場合
、この演算レジスタの最大容量をその演算結果とする。 次に、上述の如くして求めた露出量EVから、ダイヤル
34に依って設定された絞り値データAVの減算を行う
が、その結果は、(I)式からも明らかな如く EV−AV=TV・・・・・・・:・・・・ ・・ ・
・・・・ ・・・・・・(11)となり、設定された絞
シ値λVに対して適正露出を得るに必要シャッタ速度T
Vを求める事が出来る。 なお、この様にして求められたシャッタ速度TVは、設
定された絞シ値AVに対して(10)式の露出量EVを
満足する為の制御データで。−あるが、時としてこの演
算結果が、カメラ装置のボディ4に付与されたシャッタ
速度の限界を越えてしまうおそれがあり、この様な場合
、その事を撮影者に知らせて誤操作を防止する必要があ
る。 その為に、このカメラ・システムでは、演算の結果求め
られたシャッタ速度TVがカメラ装置のボディ4に組み
込まれたシャッタ機構の、最大7ヤツタ速度TMAX以
下であシ且つ最小シャッタ速HTMIN以上であるか否
かを比較演算する。 もし、かかる比較積算の結果、演算の結果求められたシ
ャッタ速度TVが、最大シャッタ速度’I”MAX又は
最小シャッタ速度TMINの限界を越えた場合は、その
限界値TMAX又はTMINを演算の結果求められたシ
ャッタ速度TVに代えて、制御の為のシャッタ速度TV
とするが、同時に撮影者にその事を報知する為の動作が
行なわれる事は勿論である。 次に、制御の為の絞シ値データAVからは撮影し/ズ装
置2の開放絞り値データAVoの減算が行なわれ AV −AV o = AV s ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (12)絞り
制御の為の、絞り込み段数AVsが算出される。なお、
このカメラ・システムが絞り制御の為に絞bBみの段数
AVs制御を行うのは、第2図に示した撮影レンズ装置
2の制御機構が段数制御機構を採用しているからである
。 以上述べた如き演算操作を通じて、設定された絞り値A
Vに基〈シャッタ速度TVと制御絞り段数A V sが
導出される事となる。 なお、上の演算の結果を、撮影者はファインダー13内
で確認する事が出来るが、この時の表示は第1θ図(a
)の(II)に示す如くダイヤル34で設定された絞り
値と演算の結果得られたシャッタ速度を併せて表示する
如き形式を採る。ちなみにこの表示の形態については既
に説明した通りである。 上の演算結、果に基いて、カメラ装置はシャッタ・レリ
ーズ後の露出制御を行2訳であるが、レンズ装置2は、
その絞り設定リング8がマーク22を選択している為、
ボディ4側から絞り込み段数AVsのプリセット制御が
行なわれる。 なお、レンズ装置2側の絞り設定リング8がマーク22
を選択していない場合、ボディ4側からレンズ装置2の
絞シ込み路数A V sをプリセットする事は不可能で
あり、実際の露出制御時にはレンズ装置2は、絞り設定
リング8に依つてプリセットされた絞り位置まで絞シ込
まれる事となる。従って、このカメラ・システムでは、
この様に゛場合を、開綽測光手動露出調節撮影モー)”
、!:しており、ファインダー3内に表示された絞シ値
、即ちボディ4側のダイヤル34に依って設定された絞
り値に基いて、レンズ装置2側の絞り設定りング8に依
って絞り値のプリセットを行う事に依り、演算されたシ
ャッタ速度である。なお、この様な開放測光手動露出調
節撮影モードに於いては、ファインダー1,3内に第1
0°図(al−011)に示す如く、ダイヤル34で設
定された絞り値や演算されたシャッタ速度以外に“M″
′字の表示を行い、撮影レンズ装置2の絞り値を、表示
に従って手動で設定す9る必要がある事を撮影者に知ら
しめている事については前にも説明した通シである。な
お、この手動露出調節撮影゛モードは、先ずダイヤル3
4に依って設定されるのが絞り値であるところから、絞
シ優先的な性格を持つもの−と言えよう。特に、〜 興味深いのは、この手動露出調節撮影モードにあって、
レンズ装置2でプリセット設定ないしは絞シ込み設定し
た絞り値とダイヤル34に依って設定する絞り値へを常
に同じ値になる様に気を付けておく事に依シ、このカメ
ラ装置は絞シ優先AH撮影動作を行う事である。 今、モード・セレクタ38がシャッタ速度優先側に、絞
り込みレバー64が開放側に、レンズ装置2の絞シ設定
り/グ8がマーク12を選択する位置にそれぞれ設定さ
れている時、システムはシャッタ速度優先AE撮影モー
ドとなる。 この時、測光の結果得られたi写体、輝度に関する測光
量B V o’は前にも述べたが、レンズ装置2の開放
絞り値AVoと曲り誤差A V cを含むので、実際の
被写体輝度データBVに対して、BVo=BV−AVo
−AVc fxル関係にある事は、前にも述べた通りで
ある。一方、機構部分358゛では、フィル、ム感度に
関するデータSVルンズ装置2の開放絞り値に関するデ
ータAVO1撮影者の所望するシ9ヤツ、り速度TV等
が設定されており、また曲り誤差AVcに関するデー2
AVcも、前期開放絞シ値データAVoから導出されて
いる点については、絞bit先の場合と同じである。 今、′機構部分358に設けられた、TTL測。 元手段378からA−D変換器382を通じて入力制御
部360に取シ込まれた測光データBVoは更に中央制
御部362に導入され以下の演算処理を施される。 先ず、上述の如くして取シ込まれた測光データBVoに
フィルム感度データSVを加算する。 即ちBTo+5V=BV+5V−AVo−AVcなる演
jE−が行なわれる訳であるが、この式は前述の(2)
式カG) BVo、+5V=EV−AVo −AVc
K相当f ルモのである事については、絞り優先5y′
)場合と同じである。次に、上記演算結果に、レンズ装
置2の開放絞シ値データA V o及び曲り誤゛差デー
タA V c ヲ加11fル。ffl] チBVo+S
V+AVo+AVc;Evなる演算が行なわれる訳で−
あるが、以上の計算を通じて測光データに基〈使用フィ
ルムに対する適正な露出量E′Vの演算が行なわれる事
となる。 なお、この演算は先にも述べた如くディジタル演算を行
っている訳であるが、上記一連の演算に依って演算レジ
スタが1−バー・フローした場合−この演算レジスタの
最大容量をその演算結果とする。 次に、上述の如くシソ求めて露出量EVから、ダイヤル
34に依って設定されたジャツレ速度データTVの減算
を行うが、その結果は、(1)式からも明ら、かな如く EV−TV二AV ・・・・・・・・・ ・・・・・
・・・・・・・・・・・・(13)となり、設定された
シャッタ速度TVに対して適正露出を得るに必要絞シ値
AVを求める事が出来る。 なお、こめ様にして求められた絞り値AVは、設定され
たシャッタ速度TVに対して演算された露出量EVを満
足する為の制御データであるが、時としてこの演算結果
がレンズ装置2で制御する事の出来る絞υ値の限界を越
えてしまう虞れがあり、この様な場合、その事を撮影者
に知らせて誤操作を防止する必要がある。その為に、こ
のカメラ・システムでは、演算の結果、求められた絞り
値AVがレンズ装置2で制御出来る最大絞り値AMAX
以下であシ且つ最小絞り値AVo以上であるか否かを比
較演算する。もし、かかる比較演算の結果、演算の結果
求められた絞り値AVが、最大絞り値AMAX又は最小
絞り値AVoの限界を越えた場合は、その限界値AMA
X又はAVQを演算の結果求められた絞り値AVに代゛
えて、制御の為の絞り値AVとするが、同時に撮影者に
その事を報知する為の動作が行なわれる事は勿論である
。 次に、制御の為の絞シ値データAVからは撮影レンズ装
置2の開放絞シ値データAVoの減算AV = AVo
= AV sが行なわれ絞シ制御の為の、・絞り込み
段数A V sが算出される。なお、このカメラ・シス
テムが絞り制御の為に絞シ込みの段数AVs制御を行う
のは、第2図に示した撮影し/ズ装置2の制御機構が段
数制御機構を採用しているからである点については前に
、1も述べた通りである。 以上、述べた如き演算操作を通じて、設定されたシャッ
タ速度TVに基゛〈制御絞り段数4Vsが導出される事
となる。 なお、上の演算の結果を撮影者はファインダー13内で
確認する事が出来るが、この時の表示は第10図(al
の(1)に示す如くダイヤル34で設定されたシャッタ
速度との演算の結果得られた絞り値を°併せて表示する
働き形式を採る。なお、この表示の形態については既に
説明した通りである。 上の演算結果に基いて、カメラ装置はシャッタ・レリー
ズ後の露出制御を行う訳であるが、レンズ装置2は、そ
の絞シ設定リングがマーク22を選択している為、ボデ
ィ4側から絞り込み段数AVsのプリセット制御が行な
われる。4なお、レンズ装置2側の絞り設定リング8が
マーク22を選択している為、ボディ4側から絞り込み
段数AVsのプリセット制御が行なわれる。 なお、レンズ装置2側の絞り設定リング8がマーク22
を選択していない場合、ボディ4側からレンズ装置2の
絞9込み段数AVsをプリセットする事は不可能でアリ
、実際の露出制御時にはレンズ装置2は、絞り設定リン
グ8に依ってプリセットされた絞シ位置まで絞り込まれ
る事となる。従って、このカメラ・システムでは、この
様な場合を、開放測光′手動露出調節撮影モードとして
−おり、ファインダ13内に表示された絞り値、即ち演
−の結果導出された絞り値に基いて、レンズ装置2側の
絞り設定リング8に依って絞υ値のプリセットを行う事
に依り、設定されたシャッタ速度とレンズ装置2でプリ
セットされた絞り値での露出制御が可能である。 なお、この様な開放測光手動露出調節撮影モードに於い
ては、ファインダー13内に第10図(al −(組に
示す如く、”M”字の表示を行い、撮影レンズ装置2の
絞り値を、表示に従?て手動で設定する必要がある事を
撮影者に知らしめている事については前にも説明した通
りである。なお、この手動露出調節撮影モードは、先ず
ダイヤル34に依って設定されるのがシャッタ速度であ
るところから、シャッタ速度優先的な性格を持つものと
言えよう。 次に、モード・セレクタ38が絞り優先側に、絞り込み
レバ64が絞り込み側に、レンズ装置2の絞り設定リン
グ8が特定の絞υ値をプリセットする様な位置にそれぞ
れ設定されている時1、システムは絞り込み絞り優先A
E撮影モードどなる。この時、測光の結果得られた被写
体輝度に関する測光量BVsは前にも述べた様に、レン
ズ装置2の絞り込み絞り値AVと曲り誤差AVc’を要
素として含むものであるが、このシステムに於いては、
前記絞り値AVを取り込む手段を持たない為、曲り誤差
を求−める事は不可能であり、従って曲り誤差AVc’
を無視している。従って、前記測光量BVsは、実際の
被写体輝度データBVに対してBVs = BV −A
Vなる関係にある事は前の(5)式でも示した通りであ
る。一方、機構部分358側では、フィルム感度に関す
るデータSVが設定されている。 前記機構部分358に設けられたTTL測光手段378
からA−D変換器382を通じて入力制御部360に取
り込まれた絞り込み測光データBVsは更に中央制御部
362に導入され以下の演算処理を施される。 先ず、上述の如くして取り込まれた測光データBVsに
フィルム感度デー′りSvを加算する。 即ち BVs +8V=BV−AV+SV・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・Iなる演算が行な
われる訳であるが、この式は前述の(1) 、 (21
式から BVs + SV = EV −AY = TV・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1
9に相当するlもので、かかる演算を通じて適正露出E
vを得るに必要なシャッタ速度TVを導出する事が出来
る。 なお、この様にして求められたシャッタ速度TVは、絞
シ込まれたレンズ装置2の絞り値AVに対してα9式の
露出量Evを満足する為の7制御データであるが、時と
してこの演算結果が、カメラ装置のボディ4に付与され
たシャッタ速度の限界を越えてしまう虞れがあり、この
様な′場合、その事を撮影者に知らせて誤操作を防止す
る必要がある。その為に1.このカメラ・システムでは
演算の結果算出されたシャッタ速度TVが、カメラ装置
のボディ4に組み込まれたシャッタ機−橋の最大シャッ
タ速度TMAX以下であり、且つ最小シャッタ速度TM
IN以上であるか否かを比較演算する。もしかかる比較
演算の結果、演算の結果求められたシャッタ速度T、V
が最大シャッタ速7TMAXと最小シャッタ速度TMI
Nの限界を越えた場合は、その限界値TMAX又はT’
MINを演算の結果求められたシャッタ速度TVに代え
て制御の為のシャッタ速度TVとするが、同時に撮影者
にその事を報知する為の動作が行なわれる事は勿論であ
る。 ちなみに、その撮影モード′にあっては、ダイヤル34
に依って設定された絞り値は全く無視される。 以上、述べた如き演算−作を通じて、絞り込まれた撮影
レンズ装置2の絞り値に基くシャッタ速度が導出される
事となる。 なお、上の演算の結果を撮影者はファインダー13内で
確認する事が一出来るが、この時の表示は第10図(a
lの(IVIに示す如き形式を採る。この表示の髪態に
ついては既に説明した通シである。 上の演算結果に基いて、カメラ装置はシャッタ・レリー
ズ後の露出制御を行う訳であるが、シャッタはボディ4
側でシャッタ速度TVに制御され、レンズ装置2の絞り
は、絞り込み状態のまま手動で設定された絞り位置に保
持される事となる。 次にモード・セレクタ38がシャッタ速度優先側に、絞
り込みレバー64が絞り込み側に、レンズ装置2の絞り
設定リング8が特定の絞り値をプリセットする様な位置
にそれぞれ設定されている時、システムは絞り込み測光
手動露出調節撮影モードとなる。この時、測光の結果得
られた被写体輝度に関する測光量BVsは前にも述べた
が、レンズ装置2の絞り込み絞り値AVと曲シ誤差を含
むものであり、このシステムに於いては、前記絞り値A
Vを取シ込む手段を持たない為、曲り誤差を無視してい
る。述って前記測光量BVsは実際の被写体輝度データ
BYに対してBVs = BV −AVなる関係にある
事は前にも述べた通りである。一方、機構部分358側
ではフィルム感度に関するデータSv及び撮影者の所望
するシャッタ速度TV等が設定されている。 声機構部分358に設けられたTTL測光手段378か
らA−D変換器382を通じて入力制御部360に取り
込まれた絞り・込み測光データBVsは更に中央制御部
362に導入され以下の演算処理を施される。 先ず、上述の如くして取シ込まれた測光デiりBVsに
フィルム感度データSvを加算する。 即チ、BVs + 5V=BV−AV+ SVナル演算
カ行なわれる訳であるが、この式は前にも述べた様K
BVs + SV = EV −AV = TV K8
当するもノテ、かかる演算を通じて適正露出Evを得
るに必要なシャッタ速度TVを導出する事が出来る。 なお、この様にして求められたシャッタ速度TVは、絞
り込まれたレンズ装置2の絞シ値AVに対して、露出量
Evを満足する為の演算データであるが、この演算デ戸
夕は必ずしもカメレ装置ボディ4のダイヤル34に依っ
て設定された制御の為のシャッタ速度TV’と同じでは
ない。 従って、撮影者が適正露出EVを実現したい場合は、レ
ンズ装置2の絞り設定リング8を操作して、演算データ
TVを設定データTV’に等しくなる様に絞り調節を行
うか又は設定されたシャッタ速度TV’のデータ変更を
行って演算データTVと等しくなる様にするかのシャッ
タ速度調節を行う必要がある。 このカメラ・システムでは演算の結果得られた演算f
−I T V K + K 1、− (K2−Kl )
(7)許容誤差範囲を設定し、ダイヤル34に依って設
定されたシ・ヤツタ速度TV’が前記許容誤差範囲内に
入る様な手動操作をファインダ13内表示を通じて撮影
者に指示する如き構成を採っている。 以下にその演算動作について説明するが、先ず演算の結
果得られたシャッタ速度データTVにに1なる定数を、
加算する。この加算の結果得られたデータTV+に1が
゛演算レジスタの容量をオーバー・フローしている場合
、この演算レジスタの最大容量をその演算結果とする。 次に、上述の如くして得られたデータTV+に1からダ
イヤル34に依って設定されたシャッタ速度データTV
’を減算し、減算の結果キャリーが出た場合、設定され
たシャッタ速度データTV’が許容誤差の範囲内にない
事を示すもので、このカメラ・システムでは撮影者に対
してレンズ装置2の絞り込み量を少なくする、即ち絞り
を開放側に調節するか又はシャッタ速度データTV’の
設定データを小さくする様な指示を与えるべく動作す、
る。また、この減算の結果キャリーが出なかった場合、
前記減算め結果TV+K 1− TV’から更に定数に
2を減算してTV + Kl−TV’ −に2二TV
−(K2− Kl ) −TV’・・・・・・・・・・
・・・・・・・Oeなる結果を得る。この減算の結果、
キャリーが出れば、設定シャッタ速度データW′は演算
されたシャッタ゛速度TVに対して十に、1、−(K2
−Kl)の許容誤差範囲内にあるとして、その事を撮影
者に知らしめる如き動作を行うが、逆にキャリーが出な
かった場゛合、設定されたシャッタ速度TV’が許容誤
差範囲内にない事を示すもので、このカメラ・システム
では撮影者に対してレンズ装置2の絞り込み量゛を大き
くする、即ち絞りを小口径側に調節するか又はシャッタ
速度データTV’の設定データを大きくする様な指示を
与えるべく動作する。 以上述べた如き演算操作を通じて、設定されたシャッタ
速度TV’に対して、絞シ込まれた撮。 影レンズ装置2の絞り込み量の適否又は逆に絞り込まれ
た撮影レンズ装置2の絞シ込み量に対する設定されたシ
ャッタ速度W′の適否が判別される事となる。 なお、上の判別の結果を撮影者はファインダ13内で確
認する事が出来るが、この時の表示は第10図(a’)
の(V)に示す如き形式を採る。この表示の形態につい
ては既に説明した通りであるが、かかる表示に基いて撮
影者は適正露出を得るに最適なツヤツタ速度TVとレン
ズ装置2の絞り込み量の組み合せを調節する事が出来る
ものである。 なお、゛このモードにあってカメラ装置は、そのシ、ヤ
ツタをダイヤル34で撮影者が設定したシャッタ速度T
V’に基いてボディ4側で制御し、レンズ装置2の絞り
を、絞り込み状態のまま撮影者に依って手動で設定され
た絞り位置に保持する事となる。 なお、この絞り込み手動露出調節撮影に関する表示と撮
影者の手動操作については、前に述べたところであるの
で、ここでは詳細な説明は省略する。 以上、述べた絞り優先AE撮影、シャッタ優先AE撮影
、開放測光手動露出調節撮影、絞り込み絞り優先AE撮
影、絞り込み測光手動露出・調節撮影の各モードは全て
、機構部分358に設けたTTL測光手段378に依る
測光量に基いて動作するものであるが、前にも述べた様
に、このカメラ・システムは外部測光アダプタを適用す
る事が可能である。 次に、カメラ装置ボディ4のアクセサリーー・シュ〒5
0に反射光式測光計350、入射光式測光計354等の
外部測光アダプタが装着されている場合について考えて
みるに、この時カメラ装置は3つのモードの撮影態様(
パルプ撮影を除く)を採る事が出来る。 この3つのモードは、ボディ4の上面に設けられるモー
ド・セレクタ38及びレンズ装置2の絞り設定リング並
びに絞シ込みレバー64の状態に依って絞シ優先AE撮
影モード、シャッタ優先AE撮影モード、外部測光手動
露出調節゛撮影モードの各モードを選択する事が出来る
。 以下に上記各モードについて説明してゆくが、特に本質
的にTTL測光手段378を適用した場合と異なるもの
ではない。しかし、この時特に留意しなければならない
点は、外部測光アダプタを適用した時得られる測光量が
TTL測光手段378を通じて得られた測光量とは全く
性質の異なるものである由、他の特別な演算操作が必要
になって来る事である。 即ち、外部測光計350.354に依って測光された測
光量はその測光方法が反射光式に依るものであっても、
入射光式に依るものであっても、被写体輝度BVに相当
するデータとして与えられる。従って、その測光量に使
用撮影レンズ装置2d開放絞シ値AVoや曲り誤差AV
c等に関する要素を含んでいない為、被写体輝度BVを
算出する過程が要らない。 この外部測光アダプタを用いての撮影にあって、モード
・セレクタ38が絞り優先側に、絞′り込みレバー64
が開放側に、レンズ装置2の絞り設定リング8がマーク
12を選択する位置にそれぞれ設定されている時、シス
テムは外部測光絞り優先AE撮影モードとなる。この時
、測光の結果得られた測光量は、そのまま被写体輝度B
Vに対応するものであるので、開放絞り値AVoや曲り
誤差AVcの加算を行う必要がない。 この点を除けば、後の演算操作は、先に述べた絞り優先
AE撮影モードと全く同じである。また、演算結果の表
示に関しても、この場合絞り優先AE撮影之−ドの場合
と全く同じであって、第10図(a) −(1)に示す
通り゛である。 なお、レンズ装置2側の絞シ設定リング8がマーク12
を選択していない場合、ボディ4側からレンズ装置2の
絞シ込み段数AVsのブリセラ、トを行う事は不可能で
あり、実際の露出制御時には、絞りはレンズ装置2側の
絞り設定リング8に依って設定された値に制御される。 この亭−は、とりもなおさずボディ4のダイヤル34に
設定したのと同じ絞シ値をレンズ装置2側でも、手動セ
ットする必要がある事を意味する。 ナオ、この場合、測光量は外部測光アダプタを通じて行
なっている為、レンズ装置20y放、絞り込みいずれの
状態を問わず、同一の操作を適用する事が出来る。従っ
て、このカメラ・システムでは、この様にレンズ装置2
側の絞り設定リング8がヤーク12を選択していない場
合、レンズ装置2の開放、絞り込みの状態にかかわらず
外部測光手動露出調節撮影モードとしており、ファイン
ダ13内に表示された絞り値、即ちポルディ4側のダイ
ヤル34に依って設定された絞り値に基いて、レンズ装
置2側の絞り設定リング8に依つ゛て絞シ値のプリセッ
トないしは絞り込み設定を行う事に依り、演算されたシ
ャッタ速度とレリセットないしは絞シ込み設定された絞
り値での露出制御が可能である。なお、この外部測光手
動露出調節撮影モードに於いては、開放測光手動露出調
節撮影モードの場合と全く同じく、ファインダー13内
に第10図(a)−(11に示す如くダイヤル34に依
って設定された絞り値と、演算されたシャッタ速度と手
動でレンズ装置2を設定する必要のある事を示す”M”
表示がなされる。 また、この外部測光アダプタを用いての撮影にあって、
モード・セレクタ38がシャッタ速度優先側に、゛絞り
込みレバー64が開放側に、レンズ装置2の絞り設定リ
ング8がマーク12を選択する位置にそれぞれ設定され
ている時、システムは外部測光シャッタ速度優先AE撮
影モードとなる。この時、測光の結果得られた測光量は
、そのまま被写体輝度B’Vに対応するものであるので
、開放絞り値AVoや曲9誤差AVcの加算を行う必要
がない。この点を除けば、後の演算操作は先に述べたシ
ャッタ速度優先AE撮影モードと全く同じである。また
演算結果の表示に関してもシャッタ速度優先AE撮影モ
ードの場合と全く同じであって第10図(al −(I
tに示す通りである。 なお、レンズ装置2側の絞り設定リング8がマーク12
を選択していない場合、ボディ4側からレンズ装置2の
絞り込み段数AVsのプリセットを行う事は不可能であ
り、実際の露出制御時には絞りはレンズ装置2側の絞り
設定リング8に依って設定された値に制御される。この
事は、とりもなおさずダイヤル34に設定されたシャッ
タ速度や測光量等に基いて演算された絞り値をレンズ装
置2側で手動でセットする必要のある事を意味する。な
お、この場合、測光量は外部測光アダプタを通じて行っ
ている為、レンズ装置2の開放、絞り込みいずれの状態
を問わず同一の操作を適用する事が出来る。従って、こ
のカメラ・システムではこの様に、レンズ装置2側の絞
り設定リング8がマーク12を選択していない場合、レ
ンズ装置2の開放、絞り込みの状態にかかわらず、外部
測光手動露出調節撮影モードとしており、ファインダ1
3内に表示された絞り値、即ち演算の結果導出された絞
り値に基いて、レンズ装置2側の絞り設定リング8に依
って絞り値のプリセットないしは絞り込み設定を行う事
に依り、設定されたシャッタ速度と演算された絞り値で
の露出制御が可能である。なお、この外部測光手動露出
調節撮影モードに於いては、開放測光手動露出調節撮影
モードの場合と全く同じくファインダ13内に第10図
(a) −(Itに示す如くダイヤル34に依って設定
されたシャッタ速度と演算された絞り値と、手動でレン
ズ装置2を設定する必要のある事を示す”M”表示がな
される。 なお、この外部測光手動露出調節撮影モードも、モード
・セレクタ38が絞り優先側に設定されているかシャッ
タ速度優先側に設定されているかで、絞り優先的な性格
を持つものか、シャッタ速度優先的な性格を持つものか
に分けられるが、本質的な差異を有する訳ではない・但
し、モード・セレクタ38が絞り優先側に設定されてい
る場合、レンズ装置2でプリセット設定ないしは絞り込
み設定した絞り値とダイヤル34に依って設定する絞シ
値を常に同じ値になる様にしておく限りに於いて、この
カメラの装置は絞り優先AE撮影動作を行う事にある。 以上、述べた如く、外部測光アダプタを用いての撮影に
当っては、その演算ルーチンは1部の違いを除けば、T
TL測光手段を用いての撮影の場合と同じである。 以上説明した、TTL測光及び外部測光に依る各撮影モ
ード及びそれに対応する演算ルーチンの関係を図表化し
たのが第29図の説明図である。同図は、モード・セレ
クタ38の状態、レンズ装置2の絞り設定リング8の状
態、絞り込みレバー64の状態並びに測光方法の違い等
について、とのカメラのシステムが採る撮影モードと4
つの演算ルーチンを示している。なお、レンズ装置2の
絞り設定リング8でマーク12を選択した状如で且つ絞
り込みレバー64がレンズ装置2の絞り込み位置を選択
した状態にある時は、誤操作として取り扱い警告ロック
を行う事については既に説明した通りである。 一方、このカメラ・システムが自動調光方式の・・スト
ロボと密接に連携して動作する機能を有する点について
は前にも述べたところであるが、次にこのストロボ装置
384を撮影に適用した一場合について考えてみる。こ
のストロボ装置384をカメラ装置ボディ4のアクセサ
リ−・シュー50に装着してボディ4との間の電気的な
結合が行なわれた後、前記ストロボ装置384が発光可
能な状態、′即ち廃光の為の充電が完了すると、このカ
メラ装置はストロボ撮影モードに切換わるO この時、カメラ装置とストロボ装置の各条件設定のしか
たに依って16の撮影態様を採る事が出来る点について
は既に説明した通りであるが、このストロボ撮影モー゛
ドにあってカメラ拠置内で行なわれる演算は4つのルー
チンに大別される。 この4つの演算ルーチンは、ストロボ装置384の絞り
設定ダイヤル108、切換スイッチ146の状態に依っ
て、適宜選択されるもので、特に−力、メラ装置側で設
定される種々−の要因に対しては、各制御系で対応する
モードを決定し動作させるものである。 なお、ストロボ装置384、カメラ装置の各部の設定状
態に応じてこのシステムがどのような動作モードとなる
かについては、第11囚人にも示したところであるが、
前記4つの演算ルーチンは、全自動、自動調光、自動モ
ードと半自動・自動調光・自動モードと全自動・全量発
光・手動モードと半自動・全量発光・手動モードのそれ
ぞれに対応するもので;他のモードの動作も前記4つの
演算ルーチンに依る演算結果に基く動作に集約される。 − 今、全自動・自動調光・自動モードの場合、ストロボ装
置384は絞シ設定ダイヤル10′8とフイ゛ルム感度
設定ダイヤル106に依って設定された絞り値及びフィ
ルム感度に従って自動調光発光可能な状態となるが、一
方カメラ装置側には前記絞シ設定ダイヤル108に依っ
て設定された絞り値に対応するアナログ信号のデータV
SAが与えられると共−に、充電完了信号cSAが与え
られる。この充電完了信号C8Aは全自動・半自動に関
する電流量に依存する制御信号を含んでいるが、全自動
モードとなるのは、前にも述べた様に、この充電完了信
号O8Aに全自動モードの制御信号が含1れているか又
はカメラ装置側のモード・セレクタ38が絞り優先とな
っている場合である。 カメラ装置側に取り込まれた絞り値データはA−D変換
器382でディジタル値に変換した上で中央制御部36
2に取、り込ま五るが、この絞り値に関するデータVS
Aは、実際に制御の為に用いられる絞シ値AYに対して
定数08T2の分だけバイアスされている。これは、絞
り値に関するデー、夕VSAをアナログ信号装でいる上
、このアナログ値に数多の段数を設けている事から、微
少な電圧域では誤入方を生ずる虞れがある為、適宜バイ
アスを与えである事に依るもので、ディジタル変換デー
タDDも実際に用いられている絞り値データAVに対し
てバイアスに相当する分だけ大きなデータとなっている
からである。従って、先ず VSA−C!ST2 =AV 曲・・・・旧・曲・
・・・・曲(17)なる演算を行って、ストロボ側から
入力された絞りに関する制御データAVを導−比する。 この様にして求められた絞り値AVは、ストロボ装装置
384側の絞り設定ダイヤル108に対応するものであ
るが、時としてこの演算結果がレンズ装置゛2で制御す
る事の出来る絞シ値の限界を越えてしまう事も有り、こ
の様な場合、その事を撮影者に知らせて誤操作を防止す
る必要がある。その為に、このカメラ・システムでは、
ストロボ装置384側で設定された絞り値AVがレンズ
装置2で制御出来る最大絞り値AMAX以下であり、且
つ最小絞り値AVo以上であるか否かを比較演算する。 屯し、かかる比較演算δ結果、前記絞り値AVが最大絞
り値AMAX又は最小絞り値AVoの限界を越えた場合
は、その限界値AMAX又はAVoをストロボ装置38
4側で設定された絞り値AVに代えて、制御の為の絞り
値AVとするが、同時に撮影者にその事を報知する為の
動作が行なわれる事は勿論である。 次に、制御の為の絞り値データAVから撮影レンズ装置
2の開放絞り値AVoの減算AV −AV9= AVs
が行なわれ、絞シ制御の為の絞り込み段数AVsが算出
される。 なお、上記の演算は全自動・自動調光・手動モードの場
合も全く同様に行なわれる。しかし、このモードにあっ
ては、制御絞り込み段数AVsに関するデータは絞り制
御の為に用いられない。 上記演算の結果を撮影者はファインダー13内で確認す
る事ができるが、この時の表示又は第10図(clの(
1) (11に示す通りであって、ストロボ同調速度T
SYN、例えば60分の1秒のシャッタ速度とストロボ
装置−384の充電が完了してストロボ撮影モードとな
っている事を示す”EF”の表示と、制御の為に用いら
れる絞り値AVの表示がなされる。なお、手動モードの
場合、ファインダー13内に表示された絞9値AVは撮
影者が手動でレンズ装置2側に設定する必要があシ、従
って、その−事を示す”M”表示が併せてなされる事は
、第10図(C)の(Illにも示す通りである。 なお、この全自動、自動調光・自動モード並びに全自動
・自動調光・手動モードの時のカメラ装置及びストロボ
装置384の動作゛に4ついては既に前に説明した通り
である。 次に、半自動・自動調光・自動モードの場合、ストロボ
装置384は絞り設定ダイヤル1os−とフィルム感度
設定ダイヤル106に依って設定された絞シ値及びフィ
ルム感度に従って自動調光率光可能な状態となるが、一
方カメラ装置側には前記絞り設定ダイヤル108に依っ
て設定きれた絞り値に対応するアナログ信号のデータV
SAが与えられると共に、充電完了信号C8Aが与えら
れる。この充電完了信号08には全自動・半自動に関す
る電流量に依存する制御信号を含んでいるが、半自動モ
ードとなるのはご前にも説明した様に、この充電完了信
号08Aに半自動モードの制御信号が含まれており、且
つカメラ装置側のモード・セレクタ38がシャッタ速度
優先となっている場合である。 この場合は、先ずカメラ装置ボディ4のストロボ同調シ
ャッタ速度TSYNとボディ4のダイヤル34で設定さ
れたシャyり速度TVいずれが太きいかの比較演算が行
なわれる。この比較演算の結果、いずれか低速側のシャ
ッタ速度が制御の為のシャッタ速度TVとされる。 次に、ストロボ装置384から力。メラ装置側に取り込
まれた上でディジタル変換された絞り。 値データVSAからパイブスに相当する定数08T2の
減算■5A−C8T2=AVを行って、ストロボ側から
入力された絞りに関する制御データAVを導出する。な
お1.この様にして求められた絞り値AVは、ストロボ
装置′384側の絞り設定ダイヤル108に対応するも
のであるが、時としてこの演算結果がレンズ装置2で制
御する事の出来る絞り値の限界を越えてしまう事も有り
、この様な場合、その事を撮影者に知らせて誤操作を防
止する必要がある。その為に、このカメラ・シおテムで
はストロボ装置384側で設定された絞り値AVがレン
ズ装置2で制御出来る最大絞り値AMAX以下であり、
且つ最小絞り値AVo以上であるか否かを比較演算する
。もし、かかる比較演算の結果、前記絞り値AVが最大
絞り値AMAX又は最小絞り値AVoの限界を越えた場
合は、その限界値AMAX又はAVoをストロボ装置3
84側で設定された絞り値AVに代えて、制御の為の絞
り値AVとするが、同時に撮影者にその事を報知する為
の動作が行なわれる事は勿論である。 次に、制御の為の絞シ値データAVから撮影レンズ装置
2の開放絞シ値AVoの減算AV −AV。 = AVsが行なわれ、絞り制御の為の絞り込み段数A
Vsが算出される。 なお、上記の演算は半自動・自動調光・手動モードの場
合も全く同様に行なわれる。しかし、このモードにあっ
ては、制御被り込み段数AVsに関するデータは絞り制
御の為に用いられない。 上記演算の結果を撮影者はファインダー13内で確認す
る事が出来るが、この時の表示は第1O図(C)の(V
) 、 (Vl)に示す通りであって、先の比較演算の
結果、選定された制御の為のシャッタ速度、TVと、ス
トロボ装置384の充電が完了してストロボ撮影モード
となっている事を示す”BF”の表示と、制御の為に用
いられる絞り値AV’の表示がなされる。なお、手動モ
ードの場合、ファインダー13内に表示された絞fi4
AVは撮影者が手動でレンズ装置2側に設定する必要が
あり、従って、その事を示す”M“表示が併せてなされ
る事は第10図(C)の(Vllにも示す通りである。 なお、こ0半自動・自動調光・自動モード並びに半自動
・自動調光・手動モードの時カメラ装置及びストロボ装
置38゛4の動作については既に前に説明した通りであ
る。 次に、全自動・全量発光・手動モードの場合、ストロボ
装置384は絞り設定ダイヤル108で特別に絞り値を
′設定する事なく全量発光可能な状態となるが、一方カ
メラ装置側には、前記絞り設定ダイヤル108に絞り値
が設定されてない事を示すレベルのアナログ信号のデー
タVSAが与えられると共に充電完了信号08Aが与え
られる。この充電完了信号O8Aは全自動・半自動に関
する電流量に依存する制御信号を含んでいるが、全自動
モードとなるのは、前にも述べた様に、この充電完了信
号qSAに全自動モードの制御信号が含まれているか又
はカメラ装置側のモード・セレクター38が絞り優先と
なっている場合である。 なお、カメラ装置側に取シ込まれたデータVSAは、如
何なる絞り値もストロボ側で設定されていな諭事を示す
べく、A−D変換器382でのA−D変換の結果オーバ
ー・フローする様なアナログ量が設定されている。従っ
て、ストロボ撮影モードにあって、A−D変換器382
がオーバー・フローした時に、これを全量発光モードを
示す信号としてカメラ装置側に取り込んでおり、この時
はカメラ装置のボディ4側からレンズ装置2の絞りのプ
リセット制御は行なわれない。 従って、この様な場合には、レンズ装置2側の絞り設定
リング8に依って手動でプリセットする必要がある。 この様な、制御ルーチンは全自動・全量発光で最小口径
モードの場合も全く同様に行なわれる。 しかし、このモードにあっては、レンズ装置2側の絞り
設定リング8に依ってマーク12が選択されている為、
レンズ装置2は最小口径位置にプリセットさ・れたのと
等価な状態となり、結局、その絞りは最小口径に制御さ
れる事となる。 以上述べた如き判別動作に依って設定されたモードの状
態を撮影者はファインダー13内で確認する事が出来る
が、この時の表示は第10図(d)、の(11、(1)
に示す通りであって、ストロボ同調速度TSYN、例え
ば60分の1秒のシャッタ速度と、ストロボ装置384
の充電が完了してストロボ撮影モードとなっている事を
示す“EF”の表示がなされる。なお、手動モードの場
合、撮影者が手動でレンズ装置2の絞り値をプリセット
する必要のある事を示す“M”表示がなされる事につい
ては第10図(d)の(1)にも示す通りであるが、最
小口径モードの場合、レンズ装置2の絞りは無設定状態
である為、その事を撮影者に知らしめる意味も含めて、
第10図(d)の(T)に示す如く絞りに関する情報は
一切表示しない。 なお、この全自動、全量発光、手動モード並びに全自動
、全量発光、最小口径モードの時のカメラ装置及びスト
ロボ装置384の動作については、既に前に説明した通
りであるので、更に詳細な説明は行なわない。 次に、半自動・全量発光・手動モードの場合、ストロボ
装置384は絞り設定ダイヤル108で特別に絞り値を
設定する事もなく、即ちマニマアル・モード表示110
を設定する事に依り全量発光可能な状態となるが、一方
カメラ装置側には前記絞り設定ダイヤル108に絞り値
が設定されていない事を示すレベルのアナログ信号のデ
ータVSAが与えられると共に充電完了信号C8Aが与
えられる。この充電完了信号O8Aは全自動、半自動に
関する電流量に依存する制(財)信号を含んでいるが、
半自動モードとなるのは、前にも説明した様に、この充
電完了信号C8Aに半自動モードの制御信号が含まれて
おり、且つカメラ装置側のモード・セレクタ38がシャ
ッタ速度優先となっている場合である。 この場合は、先ずカメラ装置最ディ4のストロボ同調シ
ャッタ速度TSYNとボディ4のダイヤル34で設定さ
れたシャッタ速度TVのいずれが大きいかの比較演算が
行なわれる。この比較演算の結果、いずれか低速側のシ
ャッタ速度が制御の為のシャッタ速度TVとされる。 次に、ストロボ装置384からカメラ装置側に取り込ま
れたデータVSAは、如何なる絞9値もストロボ側で設
定されていない事を示すべく、A−D変換器382での
A−D変換の結果、オーバー・フローする様なアナログ
量が設定されている。従って、ストロボ撮影モードにあ
って、A−D変換器382がオーバー・フローした時に
、これを全量発光モードを示す信号としてカメラ装置側
に取り込んでおり、この時はカメラ装置のボディ4側か
らレンズ装置2の絞りプリセット制御は行なわれない。 従って、この様な場合には、レンズ装置z側の絞り設定
リング8に依って手動でプリセットする必要がある。 なお、この様な制御ルーチンは半自動・全量発光・最小
口径モードの場合も全く同様に行なわれる。しかし、こ
のモードにあっては、レンズ装置2側の絞シ設定リング
8に依ってマーク12が選択されている為、レンズ装置
2は最小口径位置にプリセットされたのと等価な状態と
なり、結局その絞りは最小口径に制御される事となる。 以上、述べた如き判別動作に依って設定されたモードの
状態を撮影者はファインダ13内で確認する事が出来る
が、この時の表示は第10図(d) −M (Vllに
示す通りであって、先の比較演算の結果、選定された制
御の為の、シャッタ速度Wと、ストロボ装置384の充
電が完了してストロボ撮影モードとなっている事を示す
“EF”の表示がなされる。なお、手動モードの場合、
撮影者が手動でレンズ装置2の絞り値をプリセットする
必要のある事を示す”M”表示がなされる事については
第10図(d)の(1)にも示す1通りであるが、最小
口径モードの場合、レンズ装置2の絞りは無設定状態で
ある為、その事を撮影者に知ら1める意味も含めて、第
10図(dlの(11に示す如く絞りに関する情報は一
切表示しない。 なお、この半自動・全量発光・手動モード並びに半自動
・全量発光・最小口径モードの時のカメラ装置及びスト
ロボ装置384の動作については、既に説明した通りで
あるので更に詳細な説明は行なわない。 なお、ストロボ撮影モードにあって、カメラ装置のボデ
ィ4側でパルプが選択されていた場合、以上述べた各ス
トロボ撮影モードに於ける、全自動又は半自動に関する
制御、即ちシャッタ速度に関する自動的な速度決定制御
に優先して、パルプでの撮影が可能となる。 従って、パルプでのストロボ撮影モードにあっては、特
にその為の演算は行なわれず、撮影レンズ装置の絞り制
御の為のみに、上に述べた各ストロボ撮影モードと同様
の演算制御が行なわれる事となる。 従って、このカメラ・システムに於いては、測光結果に
基く露出制御の為の演算に4つのルーチン、ストロボ撮
影に依る露出制御の為の演算に4つのルーチンと、合計
8つの大まかな演算制御ルーチンを含むもので、各種の
撮影態様は、この8つの大まかな演算制御ルーチンを変
則的に適用する事に依って実現されるものである・以上
、述べた如き演算ルーチンを含む、このカメラ・システ
ムは設定入力データ、設定条件、動作状態を取り込んで
、総合的な判断の元に演W及び各機構の制御を行うもの
で、かかるシステムに適用される制御システムは合理的
な考えの元に効率的にアレンジする必要があろう。 即ち、上に述べた8つの演算ルーチンを系の中心とじて
、撮影者の希望する各様の撮影モードの要求に応え、外
部から入力されるデータを自動的に判別して系に取シ込
み、力“メラ機構の持つ各種の機械的な制約に付随する
誤設定又は誤操作を検出してその事を撮影者に知らしめ
ると共に各種の撮影に必要な情報の表示を行なわじめ、
カメラ機構の機械的動作に対して効果的な制御信号及び
制御シーケンスを設定する事を可能ならしめた制御シス
テムを実現する必要がある。 かかる観点に立って、構成されたのが、第30図のブロ
ック図に示す如き制御部ゆであるが、同図は第28図中
の入力制御部360、中央制御部362、出力制御部3
64をより具体的に示したものである。 このシステムは基本的にクロック・パルスCPに依って
制御されているがその為に中央制御部362に設けられ
ているのが、クロック・′パルス発生器542である。 このクロック・パルスCPはシステム全体に分配されて
いるが、このクロック・パルス発生器542は具体的に
は、第31図に示す如き構成を通じて実現する事が出−
来る。このクロック・パル哀CPのクロック周期は、後
に説明する実時間を計時する上で極めて重要であシ、同
第31図示可変抵抗542Aで十分に調節設定される必
要がある。 このクロック・パルスCPは、システム・パルス発生器
544に導入されているが、このシステム・パルス発生
器544は前記クロック・パルスCPに基いて第32図
に示す如きシステム・パルスを発生している。シ、δテ
ム・パルスはカウンタ・パルスCT1〜゛OT4及びタ
イミング・パルスT B O”〜T87等から成ってお
り、このカメラ・システムの各種の動作は前記システム
・パルスに基いて行なわれる。なお、このシステムでは
、タイミング・パルスTB 0−TB 7の間を1ワ一
ド時間としている。 なお、このシステム・パルス発生器544は第33図に
その具体的な構成を示すものであるが、カウンタ・パル
スOTI、C!T2.C!T4を発生させる為にcD4
o)c+ (RCjA製)の集積回路、素子を適用した
2進アツプ・カウンタを用いており、またタイミング・
パルスTBO〜TB7を発生させる為にCD4028
(RCA製)の集積回路素子を適用したデコーダを用い
ている。 前記集積回路素子CD4029は第34図にその詳細な
ロジック・ダイヤグラムを示されるものであり、機能的
にアップ/ダウン・カウンタであるが、どの実施例では
クロック・パルスCPに同期して動作する2進アツプ・
カウンタとして用いている。かかる構成にあって、クロ
ック・パルス端子OL K K 前記クロック・パルス
CPを入力する事に依って、その出力端子Q1〜Q3か
ら第32図に示す如きカウンタ・パルスOTI〜OT4
をそれぞれ得る事が出来るものである。 また、前記集積回路素子0D4028は第35図にその
詳細なロジック・ダイヤグラムを示すものであり、機能
的に2進数値のデコーダを構成している。このシステム
では、この素子のA〜C端子に前記カウンタ・パルスO
TI、CT2゜OT4を入力する事に依り、その出力端
子QO〜Q7から第3乏図に示す如きタイミング・パル
スTBO〜TB7を得る事が出来るものである。 上述の如くして得られたタイミング・パルスTB1〜T
B6はドライバ回路546に与えられ、このドライバ回
路546からはタイミンタル表示手段402をダイナミ
ック駆動する為の桁パルスとしてタイミング・ライン3
94を通じて該表示手段402に与えられると共に、フ
ィルム感度入力機構518、開放絞シ値・MNA L並
びに5PDW信号設定入力機構522、AV・TV並び
にAβLO設定機構528、趣大絞り設定機構536に
対してデータ取り込みの為のタイミング・パルスとして
タイミング・ライン394を通じて前記各機構に与えら
れる。 ここで、前記フィルム感度入力機構518は第12図に
示す如き構成を有しており、フィルム感度Sv′はタイ
ミング・パルスTB1〜TB6に同期して下位桁から順
次取り出す事が出来る。 この詳細については、前にも既に述べた通りである。フ
ィルム感度に関するデータSvは/3段精度で設定され
たデ タを/8段精度で近似して入力されるものである
。即ち、当初フィルム感度の入力機構518からは4段
のiみに対しては一段の重みを持つビットに、シ3段の
重みに対しては4段の重みを持つビットに、それぞれ“
1”を立てることによりフィルム感度に関するデータS
v′がカメラ・システム中に取り込まれる事については
既に述べた。しかし、このままではh段積度の近似デー
タとはならなもので、し段又は14段の重みに対応する
ビットに1″を立てて取り込まれたフィルム感度に関す
るデータSv′は無条件に4段の重みに対応するビット
に”ビを立てることによりh段積度で近似されたデータ
゛としてカメラ・システム中に取り込む必要がある事に
ついても既に述べたところである。これは、まさに第(
6) 、 (7)式の近似をそのまま実行したにすぎな
い0′ここで、フィルム感度Svに関するデータSv′
の一段の重みを持つビットに”1”を立てて、h段積度
の所期のフィルム感度データSVに変換する役目をする
のが、セット回路520である。このセット回路520
は、タイミング・パルスTBI〜TB6に同期して下位
桁から順次入力されるフィルム感度に関するデータSv
′の−の重みを持つビット、即ちTBIに同期して入力
されたビットないしは偽の重みを持つビット、即ちTB
2に同期して入力されたビットに“1”を検出した場合
、次のワード時間のTBOのタイミングに”1”を立て
て、TBO〜TB6に同期したh段積度のフィルム感度
デ−タS■を得る事が出来るものである。 なお、かかるセット回路520はその詳細な回路図を第
36図に示されるものであって、同図からも明らかな如
く、タイミング・パルスTB1、〜TB6に同期して、
下位桁から順次入力されるフィルム感度に関するデータ
S■′のうち下位2桁、即ち、TBIに同期・した14
段の重みを持つビット又はTB2に同期した4段の重み
を持つビットに1′が立っている事を、オアゲ−)OR
Iを通じて入力されるタイミング・パルスTBI又はT
B2に依ってアンド・ゲートAND1番通じて検出し、
該アンド・ゲートANDIの出力をフリップ・フロップ
F1のJ入力端の入力信号とする事如依って、入力デー
タSV′の1 1段又は1段の重さを有するビットに“1”が立ってい
る事を検出し、記憶する。この時、前記スリップ・フロ
ップF1のQ出力は“1″となり、この“1”出力は次
の°ワード時間の最初のタイミ゛ング・パルスTBOに
同期して、アンド・ゲートAND2を通じて読み出され
る。このアンド・ゲートAND2の出力は、オア・ゲー
)011’t2を通じて、フィルム感度データSVの4
段の重みのビットとして、タイミング・パルスTBOに
同期して出力される事と欧る為、結局、フィルム感度S
vはタイミング・パルスTBOからTB6に同期したh
段積度のデータとして取シ出される事となる。 以降の説明に於いては、前記オア・ゲー)OR2の出力
■の事をフィルム感度設定データDTSVと称する。 また、前記開放絞り値・MNAL、5PDW設定機構5
22は、第14図に示す如き構成を有しており、タイミ
ング・パルスTBIに同期してMNAL信号を、タイミ
ング・パルスTB2に同期して5pDn信号を、タイミ
ング・パルスTB3〜TB6に同期してレンズ装置2の
開放絞り値AVoに関するデータAVo (グレー・コ
ード)を上位桁から順次、それぞれ取り出す事が出来る
。こめ詳細については前にも述べた通シである。 開放絞り値データAVoは、そのグレー・コード相当の
データAVo (グレー・コード)が開放絞り値・MN
AL 、5PDW設定機構522から、タイミング・パ
ルスTB3〜TB6に同期して上位桁か゛ら順次入力さ
れる事についてば既に述べたところであるが、前記設定
機構522から入力される情報の中にはMNAL信号や
5PDW信号も含ま゛れている為、この中から開放絞り
値AVoに関するデータAVo、 (グレー・コード)
のみを分別する必要がある。その為の要に供するqが信
号分別回路524である。この信号分別回路524はタ
イミング・パルスTB3〜TB6に同期して入力される
開放絞シ値AVoに関するデータAVo (グレー・コ
ード)をタイミング・パルスに基いて分離するもので、
この信号分別回路524に依って分別されたデータAV
o (グレー・コード)は次のグレー・コード・バイナ
リ−・コード変換器526を通じて開放絞り値データA
V。 に変換される。使用撮影レンズ装置2の開放絞り値をグ
レー・コードで設定する必要のある点については前にも
既に述べたが、このグレー・コード・バイナリ−・コー
ド変換器526は第16図に示したと同様の原理に基〈
構成を有し、タイミング・パルスT8.3からTB6に
同期して上位桁か1ら順次入力された開放絞り値AVo
に関するデータAVo (グレー・コード)はバイナリ
−・コードに変換され、タイミング・パルスTB2から
TBSに同期した怖段精度のデータAVoを得る事が出
来るものである。 なお、前記信号分別回路524及びグレー・コード・バ
イナリ−・コード変換器526はその詳細な回路図を第
37図に示されるものであって、同図からも明らかな如
くタイミング・パルスTB3〜TB6に同期して、上位
桁から順次入力される開放絞り値AVoに関するデータ
AVo (グレー・コード)は、タイミング・パルスT
BI、TB2を人力されるノア・ゲートN0RIの出力
を受けているアンド・ゲー)AND3に依って; MN
AL信号や8PDW信号等と分離され、4ビツト・パラ
レル入力パラレル出力シフト・レジスタCD4035
(ROA製)のJ端子に直接、K端子に斗ンバータIN
Vlを通じて与えられる。 この集積回路素子0D4035は第38図にその詳細な
論理回路構成図を示すもので、同図□ 示トランス・ミッション・ゲートは第39図にその論理
構成を示すものである。 このCD4035は、tのP/s端子に”0”入力の時
、直列シフト・レジスタとして動作し、シs端子に”1
”入力の時、パラレル・シフト・レジスタとして動作す
る如く構成されるもので、この5 一端子にはタイミン
グ・パルスTB2をJ入力端に受け、タイミング・パル
スTB6をに入力端に受けるフリップ・フロップF2の
Q出力が入力されている。即ち、このクリップ・フロッ
プF2はタイミング・パルスTB2が立上った次のクロ
ック・パルスCPの立上り、即ち、 TB3の立上り1
に同期してセットさ□れ、TB6が立上った次のクロッ
ク・パルスCPの立上り、即ちTB6の立下りに同期し
て、リセットさ昨るもので、開放絞り値AVOに関する
データAVo (グレー・・コード)が入力されている
TB3〜TB6の間、CD4035の一端子に”O”入
力を与え、CD4035を直列型のシフト・レジスタと
して動作させるものである′。 今、前記集積回路素子0D4035が直列型のシフト・
レジスタとして動作している間、そのJ、に端子に互い
に反転したグレー・コードの直列データが上位桁から順
次入力された場合、即ちこれはとりもなおさずJ、に端
子に同一の直列データが入力された事に相当するが、グ
レー・コードの直列データはバイナリ−・コードの直列
データに変換されて蓄積される。この動作は、開放絞り
値AVoに関するデータAVo (グレー・コード)が
入力されるTB3〜TB6のタイミング・パルスの発生
している間に行なわれる。 、以上の動作の後、タイミング・パルスTB7のタイミ
ングに移ると、フリップ・フロップF2がリセットして
そのQ出力が“1“になる為、このQ出力を偽端子に受
けている0D4035はパラレル型シフト・レジスタと
して動作する事となるが、このOD4035はそのQ3
出力をD2人力に、Q 2 tm−力をD1人力に、Q
1出力をDO大入力それぞれ与えている為、この0D4
035は、%端子に”1”入力が与えられている間、即
ち、TB7〜TB2の間道直列のレジスタとして動作す
る事となる。この時、QO端子からは゛、上位桁から順
次このレジスタにバイナIJ 、+変換されて蓄積され
た開放絞り値データAVoが、下位桁から順次、タイミ
ング・パルスTB7〜TB2に同期して出力される事と
なる。このデータAVoは、タイミング・パルスTB7
からT’B2の間リセット状態にあるフリップ・70ツ
ブF2の互出力を受けているアンド・ゲートAND4を
通じて取シ出されるが、このデータAVoは、それぞれ
のビットの重さとタイミング・パルスとの対応が、他の
データと異なる。 従って、フリップ・フロップF3〜F5を通じて3ピツ
ト分の遅延時間を持たせた上で、フリップ・フロップF
5のQ出力端子から、タイミング・パルスTB2からT
B6に同期したデータとして取シ出す事となる。この様
にして開放絞り値AVoはタイミング・パルスTB2か
らTB6に同期したη段積度のデータとして取り出され
る事となる。 以降の説明に於いては、前記クリップ・フロップF5の
Q出力■の事を開放絞シ値データDTAOと称する。 以上述べた如くして得られた使用撮影レンズ装置2の開
放絞り値AVoは開放測光時の曲り誤差AVcと密接な
関係を持っており、開放測光に依る露出制御の為の演算
を行う場合、この曲り誤差AVcを考慮する必要がおる
。この曲り誤差AVcは使用撮影レンズ装置2の開放絞
り値AV。 に基いて演算して求める事が出来るが、この実施例のシ
ステムでは、入力されると考えられる開放絞り値AVo
のそれぞれに対して、予め対応する曲り誤差デー夕AV
cを準備しておき、入力された開放絞り値AVoに対応
する曲シ誤差データAVcを選択して取り込む如き構成
を採っている。かかる曲シ誤差データAVcは固定デー
タROM528に蓄積されており、入力された開放絞り
値AVoに対応して適宜選択され、タイミング・パルス
TBOからTB3に同期する4精精度のデータとして下
位桁から順次出力されるものである。 以上、述べた如き曲り誤差の取り込みの為の詳細な構成
は、第37図に示されておシ、レジスタ0D4−035
のQO〜Q3の各端子からのデータは、デコーダCD4
028に依ってデコードされて、このデコーダの出力Q
2〜Q9のいずれか1つを”1”出力とする。前記デコ
ーダの出力は予め複数個の曲り誤差AVcを記憶してい
るR OMに与えられ、前記デコーダ出力に対応する番
地に書き込んである4ピツトの曲り誤差データA、Vc
を出力する。このROMの出力はタイミング用バッファ
OD4042の各DI。 D2.D3.D’4入力端子に与えられる。このタイミ
ング用バッファOD4042はROA社製の集積回路素
子であって、第40図にそのブロック構成図を示すもの
である。このタイミング用バッファは、そのPol端子
にVccを与えられており、従ってTB7のタイミング
で前記ROMの出力を取り込んでTB7以外のタイミン
グで記憶出力する作用を有する本のであるが、これは前
記レジスタ0D4035が開放絞り値AVoをバイナリ
−変換して取り込みを終了するのがTB7の立上りのタ
イミングであり、この時点でVジスタOD 4035の
QO,Ql、Q2.Q3端子からパラレルに出力され始
めるのが、バイナリ−変換された開放絞り値AYoであ
る事から、前記ROMの出力が入力された開放絞り値A
Voに対応する曲り誤差AVcとなるのはTB7のタイ
ミングであり、従って、この時の出力をT′B7のタイ
ミングで取り込む事に依って、必要な曲り誤差AVcを
得る為である。 以上、述べた如くしてタイミング用バッファOD 40
42に記憶された曲り誤差データAYcはQO,Ql、
Q2.Q3端子から出力され次に直列データに変換する
為の集積回路素子MC14539(モトローラ製)のX
O,XI、X2゜X3端子にそれぞれ1人力される。こ
の集積回路素子MC14539Fi第41図にそのブロ
ック図を、第42図に真理値表、第43図に具体的なロ
ジック・ダイヤグラムを示すものであって、X’0 、
XI 、 X2 、X3端子を通じて並列に入力され
た曲り誤差データAVcは、A、B、STの各端子にそ
れぞれ入力されるカウンタ・パルスCT 1 、O,T
2 、OT4に基いて、タイミング・パル゛スTB 0
−TB 3に同期した直列データとしてZ端子から出力
される。この様にして、曲り誤差AVcはタイミング・
パルスTBO〜TB3に同期したh精精度のデータとし
て集積回路素子MC14539のZ端子から取り出され
る事となる。 なお、以降の説明に於いては、前記集積回路素子Me1
4539のZ端子出力■の事を曲り誤差データDTAO
と称する。 tた、前記’T’V −A’V’ ASLO設定機構5
28は第18図に示す如き構成を有しており、タイミン
グ・パルスTBIに同期してASLO信号を、タイミン
グ・パルスTB2〜TB6に同期してダイヤル゛34に
依って設定されたシャッタ速度TV又は絞り値AVをそ
れぞれ取り出す事が出来る。この詳細につい′ては既に
述べた通−りである。 ダイヤル34に依って設定されたシャッタ速度TV、絞
り値AV等のデータが、AV・TV・ASLO設定機構
528を通じてタイミング・パルスTB2〜TB6に同
期して取り込まれる事については前にも述べた通りであ
るが、該設定機lll528からのデータは、シャッタ
速度TVに対応するものであるか、絞り値AVに対応す
るものであるかを区別されない。但し、このデータが、
シャッタ速度TVとして取り込まれたものか、絞り値と
して取り込まれたものかは、TBIのタイミング・パル
スに同期して取り込まれる絞り設定信号ASLOに依っ
て判別される。なン、前記データは前記絞り設定信号A
sLcと共に前記AV、TV、ASLC設定機構528
から取り込まれるが、゛該設定機構528の出力信号の
中から、タイミング・パルスTB2’〜TB6に同期し
て取り込まれる前記データを分別するのが、信号分別回
路532である。前記信号分別回路532に依って分別
されたデータは、そのまま絞り値に関するデータAVと
して用いる事が出来るが、このデータをシャッタ速度T
Vに関゛するデータとして用いる為には、前にも既に述
べた様に、2倍する必要がある。これは、ダイヤル34
に依る絞り値AVの設定最小単位が1段であるのに対し
て、共通Gダイヤル34を通じて設定されるシャッタ速
度TVの最小単位が1段である為に、シャッタ速度TV
は1倍して、絞り値AVとデータの最小単位を一致させ
だ上で設定し、後にこのデータをシャツ〉速度として用
いる場合に2倍す名如き構成を採っている。かかる目的
を達成する為に用いられるのが、2倍回路530で、デ
ータは前記2倍回路530を通じてシャッタ速度に関す
るデータTVとして出力される。なお、この2倍回路5
30の作用は、タイミング・パルス・TB2〜TB6に
同期して入力されたデータをタイ。ミンク・パルスTB
3〜TB7に同期したデータとして出力する如く、デー
タにタイミング・パルス1個分の遅延を与える点にある
゛。 以上、述べた如くして、設定されたシャッタ速度に関す
るデータTVは、タイミング・パルスTB3〜TB7に
同期して1精精度のデータとして入力される事となり、
また設定された絞り値に関するデータAVは、タイミン
グ・パルスTB2〜TB6に同期して、b段積度のデー
タとして入力される事となる。 以上述べた、信号分別回路532及び2倍回路530の
具体的な回路構成図は、第44図に示す通りであるがT
V、AV、ASLC!設定機構528の出力は、インバ
ータ’INV2を通じてタイミング・パ次スTBIを入
力されているアンド・ゲー)AND4で、タイミング・
パルスT82〜TB6に同期しているT V=・AVに
関する信号のみを分離される。この様にして分離された
データを絞シ値に関する情報とする場合、このままでよ
いが、シャッタ速度に関するデータとする為には、スリ
ップ・フロップF6で、1クロック時間遅延させて、タ
イミング・パルスTB3〜TB7に同期した1精精度の
データとして取り出す事となる。 なお、以降の説明に於いては、前記アンド・ゲートAN
D4−の出力■の事を絞り設定データDTAVと称し、
前記フリップ・フロップF6の。出力■、)*を、阜ッ
、速度設定デー) DTTVと称する。 また、前記最大絞り値設定機構536は、第19図に示
す如き構成を有しており、タイミング・パルスT B、
1〜TB6に同期して使用撮影レンズ装置2の最大絞り
値AMAXに関するデータA M A X’を取り出す
事が出来るが、この事については既に述べた。 この最大絞り値設定機構536は、それ自体で最大絞り
値データAMAXを預生するものではなく、固定データ
ROM534に格納されている数多の固定データの中か
ら、所要の最大絞り値データAMAXを選択、出力させ
るものである。即ち、最大絞シ値設定機構536から、
タイミング・パルスTBI〜TB6に同期して入力され
るデータAMAX′ば、第20図にも示す様に、実際の
最大絞り値AMAXの各FナンバーF11.F16.F
22.F32.F45゜F64毎にタイミング・パルス
TBI〜TB6がそれぞれ対応しており、従って前記最
大絞り値設定機構536から、直列人力−並列出力レジ
スタ538にデータを直列に導入蓄積した上で、該レジ
スタ538のどのピットから11”出力がなされている
かを見れば、使用撮影レンズ装置2の最大絞シ値AMA
Xが、Fil、F16゜F22.F32.F45.F6
4のいずれであるかが判明する。従って、前記レジスタ
538の並列出力を固定データROM534に導き、こ
の固定データROM534に後述のインストラクション
ROM504から最大絞り値AMAXを指定する信号が
入力した時は、前記レジスタ538に依って指定される
最大絞シ値AMAXを出力するものである。 なお、最大絞り値AMAXを固定データROM534か
ら導出する為の具体的な構成にろいては後に詳述する。 一方、前記開放絞り値・MNAL 、5PDW設定機構
522からタイミング・パルスTBI。 TB2に同期して入力されたMNAL信号及びS −P
D W信号は条件信号記憶回路548に導入されタイ
ミング・パルスに基いて両信号を分別された上で、記憶
される。その結果、前記条件信号記憶回路548からは
MNALないしMNAL信号及び5PDWないし5PD
W信号を得る事が出来るものである。 前記条件信号記憶回路548は第45図にその詳細な構
成を示されるものであるが、MNA L・5PDW設定
機構522からタイミング・パルスTBI、TB2のそ
れぞれに同期して入力したMNAL信号及び5PDW信
号のうちMNA L信号はタイミング・パルスTB2を
クロック入力とするフリップ・フロップFIOに依って
検出記憶される事となり、また5PDW信号はタイミン
グ・パルスTB3をクロック入力とするフリップ・フロ
ップFilに依って検出記憶される。 その結果、前記フリップ・フロップFIOのQ出力端子
からはMNAL信号が、Q出力端子からはMNAL信号
が、また前記フリップ・フロップF11めQ出力端子か
らは5PDW信号が、Q出力端子からは5PDW信号が
それぞれ出力される事となる。 tた、前記T V −A V −A S L O設定機
構528からタイミング・パルスTBIに同期して入力
されたASLO信号は前記条件信号記憶回路548に導
入され、タイミング・パルスに基いて分別−され記憶さ
れる。その結果、前記条件信号記憶回路゛548からは
ASLO信号ないしASLO信号を得る事が出来る。 なお、この詳細についても第45図に示されるもノテア
って、TV−AV−ASLO設定機構528からタイミ
ング・パルスTBIに同期して入力し。たA S L
O信号は、タイミング・パルスTB2をクロック入力と
するフリップ・フロップF9に依って検出記憶される事
となシ、従って前記フリップ・フロップF9のQ出力端
子からはASL′O信号が、回出力端子からMASLC
!信号が出力される事となる。 一方、前記条件信号記憶回路548は前記信号分別回路
532でタイミング・パルスTB2〜TB6に同期して
分別されたデータを取り込んでいるが、これはダイヤル
34に依ってパルプ・モードが選択された時に、その事
を判別する為である。即ち、このシステムではダイヤル
34に依って設定されたデータの全ビットが”O″の時
をパルプ・モードとしておシ、従ってタイミング・パル
スTB2〜TB60間に、″′θ″信号のみしか入力さ
れなかった場合、その事を検出する事に依りパルプ・モ
ードを判別している。 即ち、前噛己条件信号記憶回路548はタイミング・パ
ルスTB2〜TB6の間に前記信号分別回路532の出
力端から1つの”1″出力もなかつた場合、その事を検
出記憶する作甫を有する。 この記憶信号は、シャッタ速度がパルプ・モードにある
事を示すB L B−信号ないしは逆のBLB信号とし
て前記条件信号記憶回路548から出力される。 なお、この詳細についても、第45図に示されるもノテ
アッテ、TV−AV、−AS’″LC設定機構528か
らタイミング・パルスTB1〜TB6に同期して入力さ
れたデータは、インバータ■Nv3を通じてタイミング
・パルスTB’lを入力されているアンド・ゲー)AN
D5に依ってタイミング・パルスTBIに同期したA8
LO信号、倉除いた上で、J−にフリップ・フロップF
7のJ入力端子に入力される。このJ−にフリップ・フ
ロップF・7はそのクロック入力としてクロック・パル
スCPを入力されており、またに入力端子にはタイミン
グ・パルスTBIを入力されている。このフリップ・フ
ロップF7のQ出力は更に他のJ−にフリップ・フロッ
プF8のに入力端子に又回出力はJ入力端子に与えられ
ている。なお、前記J−にフリップ・フロップF8のク
ロック入力としてはクロック・パルスTBOが入力され
ている。 かかる構成にあって、タイミング・パルスTBIがフリ
ップ・フロップF7のに入力端子に入力された時点で、
次のクロック・パルスCPの立上りに同期してフリップ
・クロップF7は一旦、リセット状態に置かれる。この
時、アンド・ゲ−) AND5からタイミング・パルス
TB1〜TB6の間に、1つでも”1”出力があった場
合、このフリップ・フロップF7はセット状態となり、
そのQ出力が”1”となる0この”1”出力はクリップ
・フロップF8のに端子入力となる為、このフリップ・
フロップF8のクロック入力としてTBOが入力しても
、フリップ・フローツブF8はリセット状態にある為、
そのQ出力は°0″に保持される。逆゛に、アンド・ゲ
ー)AND5からタイミング・パルスTBI〜TB6の
間に1.1つの′1”出力もなかった場合、このフリッ
プ・クロップ1” ’/ TrLリセット拭悪を株狩し
、ヤノ見出力も1”の省マである。この”1”出力は、
フリップ・フロップF8のJ端子入力となる為、このフ
リップ・フロップF8のクロック入力としてTBOが入
力するとフリップ・フロップF8はセット状態となシ“
、そのQ出力は”1”に保持される。この状態は、アン
ド・ゲー)AND5からTB2〜TB6のタイ′ミング
に、1つでも、”1“出力がなされれば、次のTBOの
時間に解消される0以上述べた如くして、前記フリップ
・フロップF8のQ出力端子からはBLB信号が、回出
力端子からはBLB信号が出力される事となる。 以上述べた如き構成を通じて、前記条件信号記憶回路5
48からは機構部分358に於ける各種条件の設定状況
に応じて、MNAL信号。 信号が出力される事となる。 一方、機構部分358から入力制御部360に対しても
種々のデータ、条件設定信号、状態判別信号等が入力さ
れている。 TTL測光手段378からのアナログ出力又は端子56
から入力されるアナログ信号は、電流検出器386に依
って制御される信号切換回路380を通じて選択的にA
−D変噸器に入力されるが、このA−D変換器は、基準
レベル発生手段550 、A−D変換制御回路552.
積分器554.積分器制御手段555.比較器556゜
カウンタ558.フリップ・フロップ560゜562、
バッファ・レジスタ564から構成されている。 このA−D変換器は、一般にデュアル・2ング、A−D
変換器と呼ばれΣ゛よく知られ九A−り変換器であって
、入力されたアナログ・データを一定の時間、正方向に
積分して、入力アナログ、データに比例した積分レベル
を得、その後、前記積分レベルから、予め定められた一
定のレベル信号に基いて負方向に積分し、当初入力され
たアナログ・データをこの負方向への積分が開始されて
から終了するまでの時間に対応させて、前記時間中に基
準となるパルス信号を計数する事に依って、前記入力ア
ナログ・データのディジタル変換値を得る如く構成され
るものである。 かかる構成を有するA−D変換器にあって、前記積分器
554は入力アナログ・データを正方向に、また基準レ
ベル信号を負方向にそれぞれ積分する為に用いられるも
ので、′また前記基準レベル発生手段550は前記基準
レベル信号を発生する為に、また前記積分器制御手段5
55の残留積分値のクリアの為に、まだ前記A−D変換
制御回路552は、前記積分器554に入力される信号
、即ちアナログ・データと基準レベル信号の切換え及び
前記積分器554の正方向、食方、向のランプ切換えの
為に、前記比較器556は、前記積分器554の出力と
基準レベル(この実施例では接地レベル)を比較して、
負方向積分が終了した事を検出する為に、前記カウンタ
568は入力アナログ・データを正方向に一定時間積分
する際の一定時間を計時すると共に基準レベル信号を逆
方向に定積分する際の積分時間の計時の為に、前記バッ
ファ・レジスタ564は前記積分器554に依る基準レ
ベル信号の逆方向への定積分が終了した時点で、前記カ
ウンタ558の内容、を取9込んで記憶する為に、また
、前記フリップ・フロップ560は前・・妃A −D変
換制御回路552を通じて取り込まれ前記積分器554
に与えられる信号の切換え及び前記積分器554の積分
方向切換え、即ちランプ切換の為の信号を発生する為に
、また前記クリップ・フロップ562はA−D変換の結
果、カウンタ558がオーバー・フローシタ事を検出す
る為の検出指令信号を出力する為にそれぞれ用いられる
ものである。 なお、比較器556は、入力積分値がある蒔は“1”出
力、入力積分値が一定のレベルを下まわると”0”出力
を行う如く構成されるものである。 かかる構成にあってA−D変換を開始するに当っては、
当初A−D変換制御回路p52はそのa入力端子から゛
入力されたアナログ・データを取り込んで積分器5i4
に与える。この時、フリップ・フロップ560は未だリ
セット状態にあり、従って前記積分器554は正方向に
積分する如く設定されている為、前記入力アナログ・デ
ータは前記積分器554に依って正方向に積分される。 同時にカウンタ558はクロック・パルスCPに同期し
て計数を開始する。前記カウンタ558は前にも述べた
様に時間制御とA−D変換データの取り込みの為に用い
られるものであって、入力されたクロック・パルスOP
を適宜分周して基準時間を作り、この基準時間を計数す
る如き構成を採っている。 以上、述べた如き計数動作の後、前記カウンタ558が
オーバー・フローすると、即ち、計数開始後、一定の時
間が経過すると該カウンタ558の内容は全て“0”と
なり、同時にフリップ・フロップ560がセットされる
。つまり、フリップ・フロップ560がセットしたとい
う事は、カウンタ558が計数を開始してから一定時間
経過した事を示すものであシ、この事はとシもなおさず
積分器554に依る入力アナログ・データの積分が一定
時間行なわれた事を意味するものであ・る。この時の積
分器554の出力が、入力アナログ・データに比例する
ものである事は説明するまでもない。 前記フリップ・フロップ560の出力は、A−D変換制
御回路552に与えられ、該積分器554に与える入力
を前記A−D変換制御回路552のb端子側に接続され
る基準レベル発生手段550からの基準電圧信号に切換
えると同時に、前記積分器554を負方向に積分する如
く設定する事に依り、前記積分器554をして前記基準
電圧信号を逆方向に積分させる。従って、このb入力端
子からの基準電圧に基いて、先のデータ積分の結果、前
記積分器554に蓄積されているデータが逆積分される
。一方、先にオーバー、フローしてその内容が全て“0
”となったカウンタ558は、継続して計数を行う。 なお、この時、カウンタ558に依る計数量と前記積分
器554に依る逆積分量は比例関係にある事は自明であ
る。この逆積分の結果、この積分器55.4の出力が一
定の値に埠すると、即ち、先に一定時間積分されたアナ
ログ・データの積分量に相当する。逆積分が終了すると
比較器556の出力が”1”から°0”に変化する為、
その事が検出されるが、この時、直ちにこの比較器55
6の出力変化に基いてバッファ・レジスタ564は前記
カウンタ558の計数量を取り込んで記憶する。この時
、バッファ・レジスタ564に記憶されたカウンタ55
8の計数量は、前記積分器554に依る逆積分量、即ち
前記積分器554に依って先に一定時間積分されたアナ
ログ・データに対応するものである。この実施例のシス
テムでは、かかる動作の後、前記バッファ・レジスタ5
64に゛導入され記憶されたカウンタ558の計数量を
、入力アナログ・データに対応するディジタル変換デー
タとして。 いる。 なお、以上の動作の後も、前記カウンタ558更に計数
を継続し、この計数の結果、カウンタ558が再びオー
バー・フローすると、該カウンタ558の内容は全て”
0”となり、同時にフリップ・フロップ560がリセッ
トされると共にクリップ・フロップ562がセットされ
る。前記フリップ・フロップ560のリセットに依って
、前記A−D変換制御回路552は、一旦、前記積分器
制御手段555を通じて前記積分器554をクリアして
後、そのa入力端子から入力されるアナログ・データを
取り込んで積分器554に与え、前記アナログ・データ
の積分を再び行なわしめる事となる。以上、述べた如く
して、このA−D変換器は以降同様動作を繰り返して行
う為、この実施例のシステムは常に新、しいアナログ・
データを繰シ返してA−D変換し゛て取シ込む事となり
、バッファ・v−、<スタ564の内容は常に新しい入
力アナログ・データに対応するディジタル・データに更
新される。 なお、−このA−D変換器、の動作状態は常にシステム
に依って検出される必要があるが、その為に設けられて
いるのが、論理回路566である。この論理回路566
は、前記比較器556フリツブ・フロップ560.56
2の出力信号を取シ込んでおり、入力アナログ・データ
が積分器554に依って積分中゛である事を示すINT
信号、A−D変換が終了して、A−D変換データの転送
読み出しが可能である事を示すADOE信号、A−D変
換の結果;入力アナログ・データが大き過ぎて、カウン
タ558がオーバーフローした事を示すADOF信号を
出力する。 以上、述べた如くして、機構部分358から入力制御部
360に導入されたアナログ・データは、バッファ・レ
ジスタ564にディ2タル変換データDDとして蓄積さ
れるが、このデータDDは、信号切換回路568を通じ
て、前記論理回路566からの指令に基いて、タイミン
グ・パルスTBO〜TB7に同期したディジタル・デー
タとして下位桁から順次、入力バス・ライン370に乗
せられ、中央制御部362に転送される。 一方、前記論理回路566から出力されるZNT信号は
タイミング・パルスTB7に同期した信号として、また
ADOE信号はタイミング・ノくバスTB6に同期した
信号として、それぞ訃バス、ライン366に乗せられる
。なお、この詳細については後に説明する。 機構部分358の端子54は、ストロボの充電完了信号
C8A及び外部測光アダプタ・モードを示す信号OLM
等の入力が行なわれるが、これらの信号は先にも述べた
様に、電流検出器386に依ってストロボの充電が完了
したか否かを示すCGUP信号、ストロボ撮影時のシャ
ッタ速度が全自動である事を示すFAT信号、外部測光
アダプタが適用されている事を示すOLM信号に分別さ
れる。これらの信号は更にエンコーダ570で、2個の
信号OU、AOに変換される。このCU及びAO倍信号
、第47図の説明図にも示す如く、OU倍信号0”の時
は、システムに測光データに基く露出制御を行わせる事
を意味しているもので、この時、AO倍信号′”0”で
あればTTL測光撮影モードを指示する事となり、1”
であれば外部測光撮影モードを指示する事となる。また
、OU倍信号”1”の時は、システムにストロボ撮影モ
ードを指示するもので、この時AO倍信号0”であれば
シャッタ速度を半自動で制御する事を指示し、”1”で
あればシャッタ速度を全自動で制御する事を指示す不も
の士ある。これらの信号OU 、AOはそれぞれマルチ
・プレクサ572の端子a、bに与えられる。 前記マルチ・プレクサ572は、入力端子a〜fを備え
、前記入力端子からの入力信号をタイミング・パルスT
BI〜TB6に同期して出力される直列信号に変換して
出力する如ズ構成されるものである。このマルチ・プレ
クサ572のc、d、eの各端子には、それぞれAEロ
ック信号AELK、AEチャージ信号A EOG。 巻門上げ完了信号WNUPが与えられ、f端子には前記
論理回路566からAD変換オーツ(−・フローを示す
信号ADOFが与えられるOその結果、このマルチ・プ
レクサ572からは、タイミング・パルスTBI〜TB
6のそれぞれに同期して、ADO’F信号、AELK信
号、AEOG信号、WNU−P信号、AO倍信号OU倍
信号出力される事となり、この直列信号は、前記信号切
換回路568から、タイミング・パルスTBI〜TB6
に同期して、順次入力バス・ライン370に乗せられ、
中央制御部362に転送される。 なお、この信号切換回路568は、前記論理回路566
からの指令に基づいて制御されるもので、人、カアナロ
グ・データのA−D変換が終了して、A−D変換データ
の転送が可能となった時点でバッファーレジスタ564
の出力を入力バス・ライン370に与え、前記以外の状
態に於いては、マルチ・プレクサ572の直列出力信号
を入力バス・ライン370に与えるものである。 以上、説明した入力制御部360は、第48図にその詳
細なブロック構成図を示されるものである。同図中、5
5°7はクロック・パルスCPを32分周して計時の為
の基準クロックを発生している分周カウンタであって、
そのQ4端子から基準クロックを発生している。この基
準クロックはインバータINV4を通じてカウンタ55
8のクロック端子に入力されており、従って、このカウ
ンタ558は′前記基準クロックを分局カウントしてそ
のQO〜Q7端子から8ビツトの計数データを出力する
。なお、前記カウンタ558の出力データの最上位ピッ
)Q7は、インバータINV5を通じてフリップ・クロ
ック560のクロック端子に与えられる。この、フリッ
プ・フロップ560はそのQ出力をその゛D大入力して
おシ、実質的に前記カウンタ558の最上位ビットの延
長の1ピツトを構成するものである。また、前記インバ
ータINV5の出力は、前記フリップ・フロップ560
のQ出力を一方の入力端に受けるナンド・ゲー)NAN
Dlに導入され、このナンド・ゲー)NAND 1の出
力は、71ルツプ・フロップ562のクロック ゛
端子に与えられる。このフリツγ・フロップ562も前
記フリレプ・フロップ560と同様に、そのQ出力をそ
のD入力としておシ、実質的に、前記カウンタ558、
フリップ・フロン、プ560の更に延長の1ビツトを構
成するものである。 即ち、以上の説明からも明らかな様に、前記分周カウン
タ577、カウンタ558、フリップ・フロップ560
,562は総体的に見れば、全体で15ビツトの分周カ
ウンタを構成している°訳である。この実施例では、か
かる15ビツトの分周カウンタを実現する為に集積回路
素子MCI4520 (モトロー゛う製)を2つ用いた
。 この集積回路素子MC14520は第49図のブロック
・ダイヤグラムに示す様に、4ピツトのカウンタを2個
含むデュアル・アップ・カウンタで、その中の1個のカ
ウンタは、第50図のロジック・ダイヤグラムに示す如
き構成を有する。 従って、前記集積回路素子M’014520を第51図
に示す如く、組合せる事に依って、前に述べた15ビツ
トのカウンタを実現する事が出来る。 かかる構成は、4ピツトのカウンタを4個直列に接続す
る事に依って実現されている、訳であるが、この様に構
成されたカウンタは、その最下位桁のビットより5ビツ
ト目までを分周カウンタ557として用いており、また
第6ビツト目から第13ビツト目までを、8ピツトのカ
ウンタ、即ちカウンタ558に゛充当しており、第14
゜、5ビツト目をそれぞれレリップ、70ツブ5605
62として充当している。以上、述べた如き構成を有す
るカウンタは、ダイレクト・リセット端子に信号入力が
あると直ちにリセットする0第48図中、バッファ・レ
ジスタ564は、パラレル・イン−パラレル・アウト型
のレジスタで構成されており、そのクロック端子C入力
の立上りに同期して入力端子DO〜D7に入力されてい
るデータを取り込んで記憶し、そのQO〜Q7端子に出
力するものである。このバッファ・レジスタ564はそ
のDo−D7端子のそれぞれに、前記カウンタ558の
QO−Q7端子出力を受けておシ、そのQO−Q7端子
出力のそれぞれを、信号分別回路568のXO〜X7入
力端子に与えている。また、このバッファ・レジス、り
564のクロック端子Cには、インノく−タINV8を
通じて比較器556の出力が与えうしており、従って、
このバッファ・レジスタ564は前記比較器556の出
力が”1”から“0”に立下がる時、即ち積分器554
に依る負方向への定積分が終了した時に前記カウンタ5
58の計数データを取り込む事となる。 なお、前記バッファ・レジスタ564は具体的には、第
38図に示した、4ピツトのパラレル・イン−パラレル
・アウト型あシフトレジスタの集積回路素子0D403
5 (BOA製)を、第52図に示す如く、2個並置す
る事に依って容易に実現する事が出来るものである。 信号切換回路1568とマルチ・プレクサ572は基本
的に同一構成を有するマルチ・プレクサであって両者共
に、集積回路素子MC14512(モトローラ製)を適
用して構成する事が出来る。 この集積回路床、子MC14512は第53図のロジッ
ク・ダイヤグラムに示す如き構成と、第54図の真理値
表に示す如き特性を有する。この集積回路素子MCI4
512は、Xo−X7端子から8ビツトの並列データを
入力されており、そのDIS端子に”0”信号を印加し
た状態でA。 B、Cの各端子から第32図に示す如きカウンタ・パル
スを与えると、タイミング・パルスTBO〜TB7に、
同期して、前記XO〜X7端子の入力データが、そのZ
端子から順次切換回路568のXO〜X7の各端子には
、前記バッファ・レジスタQσ〜Q7の各出力信号の入
力を受けており、そのA、B、O各端子にはそれぞれカ
ウンタ・パルスCTI 、CT2 、 CT4が入力さ
れている。また、マルチ・プレクサ572のX1端子に
は、AD変換の結果、カウンタ558がオーバー・フロ
ーした事を示すADOF’信号が、X2端子にはAEL
K信号が、゛X3端子にはAECG信号が、X4端子に
は・WNUP信号が、X5端子にはAO倍信号、X6端
子にはCU倍信号それぞれ入力されそおり、そのA、B
、6各端子にはそれぞれカウンタ・パルスOTI 、C
T2゜CT4が入力されている。なお、切換回路568
の出力端子Zとマルチ・プレクサ572の出力端子Zは
互いにワイヤド・オア結合−されており、入力バス・ラ
イン370に連結している。かかる構成にあって、前記
信号切換回路568のDIS端子にはINV9を介して
、前記マルチ・プレクサ572のDIS端子に入力され
ている切換制御信号と同一の信号が与えられている為、
前記入力バス・ライン370には、前記切換制御信号の
状態に応じて、前記信号切換回路568のXO〜X7か
ら入力されているデータ又は前記マルチ・°プレクサ5
72のXo−X7から入力されている各種信号のうちい
ずれか一方が、タイミング・パルスTBO7−T、B7
に同期して出力される事となる。 また、前記フリップ・フロップ560の出力は、インバ
ーターNV7を通じてクロック・パルスCP同期のフリ
ップ・、フロップF14のD端子に入力されており、前
記゛フリップ・フロップF14のQ出力は、タイミング
・パルスTBO同期の7リツプ・フロップF15のD端
子に入力されている。艷に、この“クリップ・フロシブ
F15のQ出力はタイミング・パルスTBO同期のフリ
ップ・フロップF′16のD端子に入力されており、ま
たこのフリップ・フロップF16のQ出力はタイミング
・パルスTBO同期のフリップ・フロップF17のD端
子に入力されている。 以上、述べた如き構成に於いて、フリップ・フoツ:7
’F14〜F17の動作を第55図のタイミング・チャ
ートに従って説明する。今、クリップ・フロップ560
の出力が°1”から°0”に変化すると即ち、インバー
ターNV7の出力が“0”から°1”に変化すると、前
記フリップ・フロッゾF14は、直後のクロック・パル
スCPに同期してセットされ、フリップ・フロップF1
5のD端子に“1”信号が入力される。従って、フリッ
プ・フロップF15は、次のタイミング・パルスTBO
の立上りに同期してセットされる為、そのQ出力は”1
”となる。こめフリップ・フロップF15のQ出力は、
フリップ・フロップF16のD端子に入力される為、フ
リップトフロップF16は次のタイミング・パルスTB
Oの立上りに同期してセットされる為、その′Q比出力
°1”となる。つまり、以上の動作を通じて、フリップ
・フロップF15のQ出力とフリップ・フロップF16
の4出力のアンド条件を採る事に依って、前記比較器5
56の出力が“0”から”1”に変化した直後の1ワ一
ド時間を得る事が出来る。この様にして得られた1ワ一
ド時間は、A−D変換が終了した事を示すADCE信号
を得る為の基礎となるものである。なお前記フリップ・
フロップF16のQ出力端子からの“1″出力は更に、
フリップ・フロップF17のD端子に入力される為、フ
リップ・フロップF17は次のタイミング・パルスTB
Oの立上りに同期してセットされ、そのQ出力は”1”
となる。 つマク、以上の動作を通じて、クリップ・フロップF1
6のQ出力とフリ′ツブ・フロップF17の4出力のア
ンド゛条件を採る事に依って、前記比較器556の出力
が“0”から“1”に変化してから2番目の1ワ一ド時
間を得る事が出来る。 この様にして得られた1ワ一ド時間は、A−D変換が終
了した事を示すADCE信号の出力があった1ワ一ド時
間の直後の1ワ一ド時間にA−D変換データを転送する
為に用いられる。 なお、前記フリップ・フロップF15のQ出力及びフリ
ップ・フロップF16のり出力はタイミング・パルスT
BSを入力されているアンド・ゲートAND9に与えら
れるが、その結果、第55図に示す如く、フリップ・フ
ロップ560のQ出力が1°から°0“に変化した直後
の1ワ一ド時間の、TB6のタイミングに前記アンド・
ゲートAND9から信号出力がなされるが、この信号は
AD変換が終了した事を示すA−D変換終了信号ADC
Eとしてオア・ゲートOR4を通じてバス・ライン36
6に乗せられる0即ち、前記フリップ・フロップ560
のQ出力が1”から“0”に変化したという事は、それ
まで負方向に定積分を行っていた積分器554のランプ
が切換わった事、即ち、A−D変換が完全に終了した事
を示すものであるからである。なお、この事は後に詳述
する。 また、前記クリップ・フロップF16のQ出力及びフリ
ップ・フロップF17のΦ出力は、アンド・ゲートAN
D10に与えられる々5、その結果、第55図に示す如
く、前記ADCE信号が出力された次の1ワ一ド間ノ・
イ・しベルとなる信号が該アンド・ゲートから出力さ些
る。このアンド・ゲートAND10の出力信号は、デー
タ転送の為の制御信号としてインバータINV9を通じ
て信号切換回路568のDIS端子に与えられ−ると共
に、マルチ・プレクサ572のDIS端子に直接与えら
れる。その結果、前記ADCE信号が出力された次の1
ワ一ド間だけ、バッファ・レジスタ564内のデータ、
即ち、A−り変換に依って得られたディジタル・データ
が、信号切換回路568のZ端子からタイミング。 パルスTBO−TB7に同期して下位桁から順次入力バ
スライン370に出力される事となるOなお、この間、
マルチ・プレクサ572のDIS端子には前記アンド・
ゲートANDIOから”l”信号が入力されている為、
そのZ端子からの出力を規制される事となる。即ち、通
常の状態にあっては、インプット・バス370に対して
は、マルチ・プレクサ572のZ端子から、タイミング
・パルスT B−1〜TB6に同期して、AELK。 AECG、WNUP、AO,CU等の、信号が出力され
ているが、A−D変換終了後、ADCE信号が出力され
ると、その水のワード時間の間のみ信号切換回路568
を通じて、バッファ・レジスタ564に蓄積されている
A−D変換ディジタル・データDDが出力され名もので
ある〇一方、前記フリップ・フロップ560のQ出力は
インバータINVIOを通じて、タイミング・パルスT
B7の入力を受けているアンド・ゲートAN()8に入
力されている。即ち゛、前記フリップ・フロップ560
のQ出力が0°の間、前記アンド・ゲートAND8から
はタイミング・パルスTB7に同期した信号が出力され
る。このアンド・ゲートAND8の出力信号は、積分器
554が入力アナログ・データを正方向に積分中である
事を示すINT信号として、オア・ゲー)OR4を通じ
てバス・ライン366に乗せられる0即ち、前記クリッ
プ・70ツブ560のQ出力が”0”であるという事は
、前記積分器554が、入力アナログ・データを正方向
に積分している事を示すものであるからである。なお、
この事は後に詳述する。 一方、前記比較器556の出力は、クロック・パルスC
P同期のフリップ・フロップFj3のD端子に入力され
゛ている。また、このフリップ・フロップFi3のQ出
力は、同じくクロック・パルスCP同期のフリップ・フ
ロ2プF12のD端子に入力されている。前記クリップ
・フ、ロツブF13のQ出力及び前記フリップ・フロッ
プF12のQ出力はアンド・ゲートAND7に与えられ
ており、このアンド・ゲートAND7の出力はオア・ゲ
ートOR3を通じて、分周カウンタ557.カウンタ5
58、フリップ・フロン7’560,562のそれぞれ
のダイレクト・リセット端子Rに与えられる。 これは、積分器554が負方向への定積分の後、そのラ
ンプが切換えられた場合、正方向への積分が開始されて
−Hリセットされた比較器556から正出力が得られる
までには、いくらかの遅延時間があるのに対して(これ
は全く積分器554の特性に依る)、カウンタ558の
動作開始時間と比較器556から正出力が出始める時間
とが異ならない為に設軟られたものであって、比較器5
56から正出力が出始めた場合、その直後の1クロック
時間だけ、前記分周カウンタ557.カウンタ558、
フリップ・フロップ560,562にダイレクト・リセ
ットをかけて、カウンタ558に依る計数開始時間を比
較器556の出力開始時間と合せる為の構成である。 また、フリップ・フロップ562のQ出力は、D入力端
子に比較器556の出力信号を受けているフリップ・フ
ロップF118のクロック端子に入力されており、積分
器554が負方向に定積分を行っている間、比較器55
6の出力が1”から“O”に反転していないにもかかわ
らず、即ち、A−D変換カ終了していないにもかかわら
すカウンタ558がオーバー・フローした場合、フリッ
プ・フロップ562がセットされて、そのQ端子出力を
クロックとしているフリップ・フロップF18のQ端子
から°1“出力がなされる如く構成される。このフリッ
プ・フロップF18のQ出力信号はA−D変換の結果、
カウンタ558がオーバー・フローした事を示すADO
F信号としてマル升プレクサ572のX1端子に与えら
れる。 以上、述べ尼如き構成を有する入力制御部360の動作
について以下、第56図、第57図の動作特性図に従っ
て更に詳細に説明する。 ちなみに、第56図はA−D変換が順調に行なわれだ場
合を、第57図はA−D変換の結果。 オーバー・フローが生じた場合をそれぞれ示すものであ
る。 先ず、電源投入時には、不図示のバワーアイブ・クリア
回路からクリア信号PUCが出力されて、分周カウンタ
557’、カウンタ558゜フリップ、・フロップ56
0,562.F1a。 F15.F16.F17をクリア・リセットする0この
状態で7リツプ・フロップ560のQ出力は0”であり
、従ってA−D変換制御回路552は積分器554のラ
ンプを正方向とし、同時に入力アナログ・データを積分
器554に与える。この時、比較器556の出力は“1
”となり、また略同時にカウンタ558は分周カウンタ
557の出力パルスのカウントアツプを開始する。この
積分が行なわれている間、フリップ・フロップ560の
”0”出力はインバータINVIOを通じてアンド・ゲ
ートAND8に与えられており、従ってこのアンド・ゲ
ートAND8からオア・ゲートOR4を通じてバ亥・ラ
イン366には、タイミング・パルスTB7に同期して
、積分器554が入力アナログ・データを積分中である
事る示すINT信号が出力。 される。 以上、述べた如き積分動作中に、カウンタ558がオー
バーフローすると、フリップ・フロップ560の出力が
“1”となプ、同時に分周カウンタ557.カウンタ5
58の内容は全ビット“0”となり、再び“0“から計
数を開始する。このフリップ・フロップ560のQ端子
からの“1”出力に依って、A−D変換制御回路552
は積分器554のランプを負方向とし、同時−基準レベ
ル発生手段550からの基準レベル信号を積分器554
に与える。この負方向への積分が開始された時点で、前
記積分器554の積分値は、前記入力アナログ・データ
に比例するものである。この負方向への積分が行なわれ
ている間、フリップ・フロップ560は、“1”出力を
続けるので、アンド・ゲートAND8はその出力を規制
される為、勿論INT信号は出力されない。 以上、述べた積分器554に依る負方向への積分の結果
、前記積分器554の出力信号が一定のレベルまf下る
と、即ち積分が終了すると、比較器556の出力が°l
“から“0”へと変化する。その結−果、前記比較器5
56の出力信号をインバータINV8を通じてクロック
端子Cに受けているバッファ・レジスタ564は、その
時点で、カウンタ558に計数され、QO−Q7端子か
ら出力されている計数データを取り込んテ記憶スる。こ
の様にして、バッファ・レジスタ564に取シ込まれた
計数データは、先にも述べた様に入力アナログ・データ
に対応するディジタル値である。 なお、以上の動作の後も、カウンタ558は計数動作を
継続し、とのカウンタ558がオーバー・70−するト
、フリップ・フロップ560がリセットされてそのQ出
力がO”になると共に7リツプ・フロップ562がセッ
トされてそのQjtl力が1°となる。フリップ・フロ
ップ562のQ出力は、スリップ・フロップF18のク
ロック端子に与えられるが、このフリップ・フロップF
18のD端子に出力を与えている比較器556の出力は
既に“0”となっているので、当然、セットされない。 一方、前記フリップ・フロラ“ブ560のQ出力はイン
バータINV7を通じてクリップ・フロップF14のD
端子に1”入力を与える為、第55図のタイミング・ノ
くバスからも明らかな様に、フリップ・フロップ560
のQ出力が6°0”となってから最初のタイミング・ノ
くル子TBOから始まる1ワ一ド間に、テンド・ゲート
AND9から、タイミング・ノくバスTB6に同期した
ADCE信号が、オア・ゲートOR4を通じてバス・ラ
イン366に与えられる。即ち、このシステムでは、積
分器554に依る負方向への定積分中及び、定積分後も
計数を継続しているカウンタ558がオーバー・フロー
した時点をもって、A−D変換の終了としており、従っ
て、以上述べた如く、フリップ・フロップ560のQ出
力が1”から“0″に変化した時点をもってA−D変換
の終了を検出している訳である。 また、前記ADCE信′号が出力された、次のワード時
間には、第55図に示す如く、アンド・ゲートANDI
Oから1ワ一ド間“1”出力がなされ、との゛1°出男
はマルチ・プレクサ572のDIS端子に与えられ、該
マルチ・プレクサ572のZ端子からの信号出力を規制
し、同時にインバータINV9を通じて“0”信号とし
て信号切換回路568のDIS端子に与えられ、との1
”信号の出力されている1ワ一ド間だけ、タイミング・
パルスTBO〜TB7に同期して、バッファ・レジスタ
564に蓄積されていたA−D゛変換データDDを2出
力端子を通じて下薇桁から順次入力バス、ライン379
に送出せしめる〇一方、カウンタ558のオーツく−・
フローに依ろてリセットされたフリップ・フロップ56
0のQ出力*h−D変換制御回路552に与えられるが
、前記Q出力を受けたA−D変換制御回路552は前記
積分器554を一旦、クリアして、そのランプを正方向
に切換えると共に入力アナログ・データを前記積分器5
54に入力する。負方向から正方向へランプを切換えら
れた積分器554は、直ちに積分を開始する訳ではなく
、素子の特性上、一定の遅延時間を置いてから積分が開
始される為、積分器554の出力が一定のしづルを上ま
わり、比較器556が°1“出力を開始するまでは一定
)時間を要する。 これに反して、カウンタ558は該カウンタ558のオ
ーバー・フロー後、全ピッドO”の状態から直ちに次の
計数動作を開始している為、積分器554で入力アナロ
グ・データの正確な積分が行なわれなくなる虞れがある
。これを防止する為に設けられているのが、フリップ・
フロップF12.F13.アンド・ゲートAND 7か
らなるダイレクト・リセット機構であり、正方向への積
分時に比較器556から”1”出力が出始める様になる
と、その事を検出して、分周カウンタ557.カウンタ
558.フリップ・フロップ560.562を一旦、ク
リア・リセットして新たに全ピット“0”の状態からの
計数を開始させんとするものである。 以上、述べた如き動作は、繰り返して行なわれ、1つの
A−D変換サイクル毎に、A−D変換終了を示すADC
E信号、及び、A−D変換されたディジタル・データD
Dが出力される。なお、先にも述べた様に、入力バス・
ライン370からは、A−D変換されたディジタル・デ
ータDDが出力されるワード時間を除けば、AELK信
号、AECG信号、WNUP信号、AO倍信号CU倍信
号タイミング・パルスTBI〜TB6に同期して繰り返
して出力されるものである。 なお、積分器554に依る正方向への積分に依って入力
アナログ・データに対応する積分値を得だ後、前爬積分
器554に依る負方向への・積分を行うに当って、前記
積分器554゛の出力が一定のレベルを下まわらないう
ちに、即ち比較器556の出力が°1”のままの状態で
、カウンタ558がオーバー・フローして、フリップ・
フロップ562がセットされた場合、前記比較器55゛
6の出力をD入力とし゛ているフリップ・フロップF1
8はセットされ、そのQ出力端子からはA−D変換の結
果がオーバー・フローした事を示すADOF信号が出力
され、マルチ・プレクサ572のX1端子に与えられる
。一方、カウンタ558のオーバー・フローと同時に、
フリップ・フロップ560はリセットされる為、そのQ
出力を受けているA−D変換制御回路552は、積分器
554をクリアする為、この時点で比較器554の出力
は”1”から“0°に立下がる。 従って、前記比較器554の出力をインバータINV8
を通じてクロック端子に与えられているバッファ・レジ
スタ564は、その時点のカウンタ558の内容を取り
込むが、この時カウンタ558はオーバー・フローして
全ピットが°0”状態となっている為、バッファ・レジ
スタ564への取り込みデータは全ピット“0°のデー
タである0 なお、以上の如くしてA−D変換の結果がオーバ、−フ
ローした場合でも、前記フリップ・フロップ560の出
力に基、いて、ADCE信号及びINT信号はバス・ラ
イン366に送出される。 ち々みに一ストロボ撮影時にA−D変換の結果がオーバ
・−フローするのは、カメラ装置側の絞りを手動で設定
する必要がある事を示す信号として、ストロボ装置38
4から絞り制御の為のアナログ信号としてA−D変換器
382がオーバー・フローする様な量が与えられた場合
である0従って、この時、バッファ・レジスタ564に
取り込まれた全ピット“0”のデータは、当然システム
としては無視する事となる。 以上、述べた如くして機構部分358から入力側ゝ両部
360に取り込まれたアナログ・データや各種条件又は
状態判別信号は入力バス・ライン370を通じて、中央
制御部362に与えられ、またA−D変換の状態を示す
信号ADCEやINT信号はバス・ライン366に乗せ
られる。 ここで、再び中央制御部362に戻って説明を続ける。 中央制御部362に於いては、バス・ライン366は入
力バス・セレクタ578に連結している。前記入力バス
・セレクタ578は、バス・ライン366にタイミング
・パルスTB6に同期して入力されるADCE信号を検
出して入力バス・ライン370に乗って来る信号が、条
件信号であるのか、’A−D変換データDDであるのか
の判別を行い、前記入力バス・ライン370からの入力
信号の処理を指示する信号を出力している。 一方、前記入力バス・ライン370は、中央制御部36
2の条件レジスタ574及び信号切換回路576に連結
しており、通常前記信号切換回路576は、A −D変
換データを記憶する為のDレジスタ516の循還回路と
して作用している。 前記条件レジスタ574は前記入力バス・セレクタ37
8から条件取り込みを指令する信号が入力されたとき、
前記入力バス・ライン370に乗っているADOF信号
、AELK信号、AECG信号、WNUP信号、AO倍
信号CU倍信号タイミング・パルスTBI〜TB6に従
って取り込み記憶するものである。 まだ、前記信号切換回路576は、通常はDし/7タ5
16の内容DRを循還させているが、前記入力バス・セ
レクタ578からデータの取り込み指令する信号が入力
されると、前記入力バス・ライン370に乗っているA
−D変換データDDをタイミング・パルスTBO−TB
7に従って取り込・み記憶する。 従って、前記条件レジスタ574及びDレジスタ516
は入力バス・ライン370を通じて、常に繰り返して新
だな設定条件又は動作状態及びA−D変換データDDを
入力されそれを記憶しており、特にA−D変換データの
取り込み周期は前記A−D変換器のA−D変換周期と同
じである。なお、前記信号切換回路576は前記条件レ
ジスタ574からAELK信号の入力を受けており、と
のAELK信号が入力されると、たとえ前記入力バス・
セレクタ578からデータ取り込みを指令する信号が入
力されても、Dレジスタ516のデータDRの循還を継
続して新たなA−D変換データの取り込みを行なわない
。 このカメラ・システムはかかる構成を通じてAEロック
を行っている。 以上、述べた入力バス、ライン370からの条件信号及
びAD変換データDDの中央制御部362への取り込み
構成について以下に更に詳細な説明を行う。 今、入力制御部360でA−1変換が終了し、その事を
水子信号ADCEがタイミング・パルスTB6に同期し
てバス・ライン366に乗せられた場合、前記ADCE
信号が出力された次のワード時間に入力バス・ライン3
70には、タイミング・パルスTBO−TB7に同期し
て、A−D変換データDDが下位桁より順次出力される
事については既に述べた通シであるが、その為′、中央
制御部362側でもタイミング・ノくバスTB6に同期
したADCE信号を検出した次のワード時間に、タイミ
ング・パルスTBO〜TB7に同期して入力バス・ライ
ン370をDレジスタ51βに取り込む事に依って、前
記Dレジスタ516にA−D変換データDDを蓄積する
事が出来る。なお、上記以外のワード時間には、入力制
御部360から入カッ(ス・ライン370に乗っている
のは1.各種の信号であシ、従ってタイミング・パルス
に基いて、前記入力バス・ライン370の信号を条件レ
ジスタ574に取9込めばよい。 従って、・前記入力バス・セレクタ578はバス・ライ
ン366の信号を取り込み1.TB6のタイミングにA
DCE信号が入力された事を検出し、次の1ワ一ド時間
、入力バス・2イン370からA−D変換データの取り
込みを指令する様な構成を採ればよい。 かかる観点から、本実施例では前記入力バス・セレクタ
578に第58図に示す如き構成を適用している0即ち
、同図からも明らかな様にバス・ライン366はタイミ
ング・パルスTB7同期のフリップ・フロップF18の
D端子に導入され、このフリップ・フロップF18のQ
出力は、タイミング・パルスTBO同期のフリップ・フ
ロップF19のD端子に与えられている。 3かかる構
成に於いて、各フリップ・フロップF18.F19は第
59図に示す如き動作を行う事となる。つまシタイミン
グ・パ〃スTB7同期のフリップ・フロップF18は、
そのD端子入力が少なくともTB6のタイミングで、°
1”でない限シ、即ち、バス・ライン366にADCE
信号がない限シセットされない。この時、フリップ・フ
ロップF18のQ出力は”0°であり、従ってこの”0
”出力をD端子に受け゛ているタイミング・パルスTB
O同期の7リツプ・フロップF19はリセット状態にあ
りそのQ出力■が“1”となっている。この■信号は、
前記条件し・ジスタ574に与えられ、前記条件レジス
タ574に対して入力バス・ライン370の内容の取り
込みを行なわせるものである。 、かかる条件レジス
タ574はその詳細な構成を第60図に示すが、同図か
らも明らかな如く、シフトレジスタSRIとクロックの
立下りに同期して取り込みを行うラッチLから構成され
るものである。 前記シフトレジスタSRIはそのD端子を入力バス・ラ
イン370に接続されておシ、クロック・パルスCPに
同期して入力バス・ライン370のデータを取シ込んで
いる。かかる構成にあっては入力パス・ライン370に
各クロック・パルスCP毎に乗せられている檜号は、全
てこのシフトレジスタSRIに順次取り込まれ、各クロ
ック・パルスCP毎に同期して、出力端子QOからQ5
へと順送りに出力される。従ってこの状態にあって、前
記シフト・レジスタSRIのQO〜Q5出力端子からの
出力データは全て不確定なデータであるが、前記入力バ
ス・ライン370にA−D変換データDDが乗っていな
い時間、即ちADCE信号がバス・ライン336に送出
された次の1ワ一″ド時間を除く間の、タイミング・パ
ルスTB7の時5間には、シフト・レジスタSRIのQ
O〜Q5出力端子からはそれぞれCU倍信号AO倍信号
WNUP信号、AECG信号、AELK信号、ADOF
信号が出力されている事となる。これは前記CU倍信号
タイミング・パルスT’B6に、AO倍信号タイミング
・パルスTB5に、WNUP信号がタイミング・パルス
TB4に、AECG信号がタイミング・パルスTB3に
、AECG信号がTB2に、AELK信号がTBIに、
ADOF信号がTBOに同期してそれぞれ人力パス・ラ
イン366に乗せられる事を考え合せればd自である。 従って、前記シフトレジスfSR1のQO−Q5出力端
子からの出力をそれぞれDO〜D5端子に受けているク
ロックの立下りに同期するラッチLに、タイミング・パ
ルスTB7の出力されている間のみ立下がる信号を与え
る事に依って、該ラッチLにCU、AO,WNUP、A
ECG、、AELK、ADOFの各信号を取り込み蓄積
する事が出来る。この実施例に於いては入力バス・セレ
クタ578からの出力信号■の入力を受けているアンド
・ゲートAND11にタイミング・パルスTB7を入力
する事に依り% ADCE信号の出力された次の1ワ一
ド時間のみ、出力規制を受けるタイミング・パルスTB
7と同期した信号を得、更にこの信号をクロック・ノく
バスCPの入力を受けているアンド・ゲー1−AND1
2に与える事に依って、クロック・パルスCPに同期し
た信号、即ちタイミング・パルスTB7の間に立下り動
作を行う信号を得、この信号を取り込み信号として前記
ランチLのクロック端子に与えている。 以上、述べた如き構成を通じて、前記ラッチLを形成す
るパラレル・インgパラレル・アウト・“レジスタには
、バス・ライン366にADCE信号が乗せられた次の
1ワ一ド時間を除いて、各1ワ一ド時間毎に新たな設定
条件又は動作状態に関する信号入力が行なわれ且つ更新
される事となる。なお、4前記ラツチLを形成するパラ
レル。 インνパラレル・アウト・レジスタBRIのQO端子か
らはCU倍信号40端子からはτ■倍信号、Q1端子か
らはAO倍信号%Q1端子からはAO倍信号%Q2端子
からはWNUP信号が、口端子からはWNUP信号が%
Q3端子からはAECG信号が、Q3端子からはAEC
G信号が、Q4端子からはAELK信号が、Q4端子か
らはAELK信号が%Q5端子からはADOF信号が、
Q5端子からはADOF信号がそれぞれ出力されるもの
である。 なお、この条件レジスタ574は、具体的には第61図
に示す如き回路構成に依って実現する事が出来る。同図
からも明らかな如く、第60図示シフトレジスタSRI
は集積回路素子CD4015でまた、ラッチLは集積回
路素子CD4042を2個用いて構成している。 前記集積回路素子CノD4015(RCA製)は第62
図にそのロジック・ダイヤグラムを示されるところのデ
ュアル・4ビツト・スタチック・シフトレジスタであっ
て、そのQ31出力をD2端子入力として与えており、
実質的に8ビトのシフトレジスタを構成している。この
実施例では、そのうち6ビツトをシフ、トレジスタSR
Iと′して用いる。また、前記集積回路素子CD404
2は既に第40図のロジック・ダイヤグラムに明らかに
し、た様に、4ピツトのラッチであって、そのクロック
入力の立下りに同期してデータの並列取り込みを行い、
該クロック入力が0°の間データの保持を行う如き構成
を有する。なお、このラッチCD4042を2個並列に
用いる事に依って、8ビツトのラッチを構成する事が出
来る事は自明であるが、この実施例ではそのうちの6ビ
ツトをラッチLとして用いている。 一方、第58図示フリップ・フロップF18のD端子に
、バス・ライン366からTB6のタイミングに“1”
信号が与えられた場合、即ちAECE信号があった場合
、前記フリップ・フロップF18はTB7のタイミング
でセットされ、そのQ出力を°1°とする。従って、前
記Q出力を受けているタイミング・パルスTBO同期の
フリップ・フロップF19は、次のワード時間の最初の
タイミング・パルスTBOの立上りに同期してセットさ
れ、そのQ出力■を“1”とする。なお、前記フリップ
・フロップF18はセットされてから、次のタイミング
・パルスTB7の立上りまでしかその状態を保持しない
から、フリップ・フロップF19のD入力は、このフリ
ップ・フロップがセットされた次のタイミング・パルス
TBOの立上りの時間には、即に°0”となっている。 従って、フリップ・フロップF19はTBOの立上りか
ら、次のTBOの立上りまでの1ワ一ド時間だけセット
状態を保持され、そのQ出力■もこの1ワ一ド時間だけ
“1゜となる。 この■−倍信号、前記信号切換回路576に与えられる
が、前記■信号を受けた信号切換回路576は前記Dレ
ジスタ516の内容の循環を停止させて、前記入力バス
・ライン370に乗っているデータをTBOからTB7
の1ワ一ド間だけDレジスタ516に導入する。なお、
この1ワ一ド間に導入されたデータは入力制御部360
側で、この1ワ一ド間だけ入力バス・ライン370に乗
せられたA−D変換データDDである。なお、この様に
してDレジスタ516に取シ込まれたデータは、次のデ
ータ取り込みまで前記信号切換回路576を通じて循環
させられる事となる。 前記信号切換回路576及びDレジスタ516の詳細な
構成は第63図の回路構成図に示す通りであるが、Dレ
ジスタ516としては、第64図のブロック・ダイヤグ
ラムに示す如き8ビツトシフト・レジスタの集積回路素
子CD4021(RCA製)を適用している。 第63図示構成にあって、アンド・ゲートAND13に
は、第58図示スリップ・70ツブF19のQ出力■及
び第60図示うッチLのQO出力AELKが印加されて
おり、従って、AEロック状態で無くて、即ちAELK
信号が1°で且つデータの取り込みを指令する信号■が
“O”の時はこのアンド・ゲー)AND13の出力は′
O”である。従って、この時前記アンド・ゲートAND
13の出力を直接受けているアンド・ゲートAND14
はその出力を規制され、該アンド・ゲー)AND13の
出力をインバータINV9を通じて入力されているアン
ド・ゲートAND15は導通となるため、Dレジスタ5
16の内容DRはQ8端子から前記アンド・ゲートAN
D15、前記冴アゲートOR5を通じて循環させられる
事となる。 一方、前記フリップ・70ツブF19の。出力■、即ち
データの堆り込みを指令する信号が“1″の時でも、A
Eロック状路外0時AELK信号が0”となシ、従って
、前記アンド・ゲー)AND13の出力は°0°となる
為、−Dレジスタ516は入力バス・ライン370から
A−D変換データの取り込みは行なわず、アンド・ゲー
)AND15、オア・ゲートOR5を通じてその内容D
R,即ち前に取り込んだA−D変換データDDを循環保
持する事となる。 °これに対して、AEロック状態でなくて、即ちAEL
K信号が1”で、且つ前記フリップ・70ツブF19の
Q出カ■、即ちデータの取り込みを指令する信号が”1
′となると、このアンド・ゲーLAND13の出力は1
°となり、従って、この時前記アンド・ゲートAND1
3の出力を受けているアンド・ゲー)AND14は導通
となり、該アンド・ゲー)AND13の出力をインバー
タINV9を通じて入力されているアンド・・ゲートA
ND15はその出力を規制される。従って入力パス・ラ
イン370上に、前記フリップ・フロップF19゛のQ
出カ■が”1”の間だけ乗せられ1ているA−D変換デ
ータDDは前記アンド・ゲー)AND14を通じて前記
Dレジスタ516にタイミング・パルスTBO〜TB7
に同期し下位桁より順次取り込まれる事となる。 以上、述べた如き構成を通じて、前記入力制御部360
で得られたA−D変換データDD及び各種条件ないし状
態信号は中央制御部362に堆シ込まれるものである。 さて、第30図中、500は演算回路でインストラクシ
ョンROM504からの演算命令に従って、Aレジスタ
510のデータARとデータ・セレクタ502に依って
指定されるデータとの間で所要の演算を実行させる如く
構成される。 ナオ、この時前記インストラクションROM504から
出力される演算命令は、−先に説明し九8つの演算制御
ルーチンを含むもので、各撮影モードによってひとつの
演算制御ルーチンが選択的に実行される事となる。 前記演算回路500は、Aレジスタ510の他にBレジ
スタ512、Cレジスタ514という補助レジスタと共
働する。なお、506は前記Bレジスタ512のデータ
BRを循環させたり、Aレジスタ510からのデータA
R’を書き込んだりする為のデー)、508は前記Cレ
ジスタ514のデータCRを循環させたり、Aレジスタ
510からのデータARを書き込んだりする為のゲート
である。 前記データ・セレクタ502は% a、 bl c
。 d+ e+ f+ g’+ 11.iの9つの端子から
入力されるデータの中の1つを前記インストラクション
RO,M504からの命令に従って選択的に前記演算回
路500に与える如く構成されるものである。 前記データ、セレクタ502の端子aからはフィルム感
度データ6Tsvがb端子からは開放絞シ値データDT
AOが、C端子からは曲り誤差データDTACが、d端
子からはシャッタ速度データDTTVが、C端子からは
絞り値データDTAVが入力される事゛になるが、これ
らの≠−タ、D’TSV、DTAO,DTAC,DTT
V、DTAVが如何にして得られるかに関しては既に述
べた通りである。 また、前記データ・セレクタ502の端子fからは固定
データROM534に蓄積されている幾つかの固定デー
タの中から、インストラクションROM504に依って
指定されるデータが取り込まれる。 前記固定データROM534に蓄積されているデータは
、データの全てのビットが“0”であるC8’TO他の
特定のデ」りを表わすC3TC。 C3TD、C3TEデータの全てのピットが”l”であ
るC3TF、ボディ4で制御なし得る最少のシャッタ速
度を表わすデータTMIN、ボディ4で制御なし得る最
大のシャッタ速度を表わすデータTMAX、ストロボ撮
影に当ってのストロボ同調可能なシャッタ速度を表わす
TSYN1演算の為の定数C3TI、C3T2.使用撮
影レンズ装置2の最大絞り値AMAX等であるが、これ
らのデータはインストラクションROM504からの指
令に1基いてi択的にデータ・セレクタ502の端子f
に与えられる。 なお、前記最大絞り値に関するデータAMAXに関して
は、前記固定データROM534内に複数個が格納され
ており、これらの絞シ値はレンズ装置2からボディ4側
に取シ込まれた最大絞り値に関するデータAMAX’に
基−で適宜選択され出力される。 ちなみに、前記固定データROM534に書き込まれる
固定データは、各種の演算の為の定数や、レンズ装置2
やボディ4に依る機構上の制約、例えばシャッタ速度の
上下限等に関するものであって、レンズ装置2やボディ
4の性能、演算方式ないしはデータ設定や制限の方式等
に依って適宜設定されるものである。 また、前記データ・セレクタ502の端子g。 h、iからはそれぞれDレジスタ516.Bレジスタ5
12.Cレジスタ514のそれぞれの内容、DD%BR
,CRが選択的に取り込まれる事となる。 なお、前記データ・セレクタ502の端子a〜iのうち
、どの端子から演算回路に対してデータを取り込むかは
全てインストラクションROM504からの指令に依っ
て決定されるもので、このデータセレクタ502に依っ
て選ばれたデータは全て演算回路500に導入される。 前記演算回路500は前記インストラクションROM5
.04からの命令に従って、Aレジスタ510に前記デ
ータ・セレクタ502に依って選択されたデータの取し
込みを行ったり、前記Aレジスタ510のデー タAR
と前記データセレクタ502に依って選択されたデータ
との間で所要の演算を行ってその結果をAレジスタ51
0に蓄積したり、前記演算の結果キャリー又はポローが
出た時には、キャリー・フリップ・フロップ540をセ
ットしたり前記Aレジスタ510の内容ARとBレジス
タ512の内容BRないしはCレジスタ514の内容C
Rとの交換を行ったシ等の演算制御動作を行うものであ
る。 今、上記演算回路500に演算制御命令を与えるインス
トラクションROM504の事について説明する。 中央制御部362に設けられたインストラクションRO
M504は先にも述べた様に、8つの演算制御ルーチン
を含んでおり、これら8つのルーチンは条件信号記憶回
路548から出力される5PDW信号、ASLC信号並
びに条件レジスタ574から出力されるAO倍信号びC
U倍信号状態に依って選択される。前記5PDW信号、
ASLC信号、AO倍信号CU倍信号状態°に従って、
前記インストラクション頭504の演算制御ルーチンを
決定するのが、プログラム・セレクタ590である。 前記インストラクションR−OM504は、前記プログ
−ラム・セレクタ580に依って選択設定されたルーチ
ンを実行し、システムに対する制御信号を出力する如く
構成されるが、各ルーチンを実行させる為に設けられて
いるのが、プログラム・カウンタ582である。このプ
ログラム・カウンタ582はそのインヒビット端子にラ
ンチ584を接続されているが、このラッチ584は、
最初のA−D変換が終了して何らかのA−D変換データ
DDが得られ々い限り、前記プログ1ラム・カウンタ5
82がスタートしない様に1該プログラム・カウンタ5
82の計数動作を規制する為に設けられており、前記入
力バス・セレクタ578で最初のADCE信号が検出さ
れると同時に前記規制を解除して前記プログラム・カウ
ンタ582の計数動作を開始させる。 前記プログ1ム、カウンタ582はタイミングパルスT
BO毎に1つづつカウント・アップしてゆく如き構成を
有するもので、このシステムでは実質的にタイミング・
パルスTBO−TB7までの1ワ一ド間に、前記インス
トラクションROM504に依る1ステップ分の演算制
御動作が行なわれる。 前記プログラム・カウンタ582は以降、連続して繰り
返し計数動作を行、い、一定のステップまで計数動作が
進行する毎にその事を示す信号を出力する。この信号は
前記インストラクションROM504が1個のルーチン
の演算制御を終了した事を示すもので、この信号は論理
回路598に与えられる。この信号は前記論理回路59
8で時間的な要素を加味されて、1つは演算が終了した
事を示すべくタイミング・パルスTBSに同期してバス
・ライン366に乗せられるCALE信号として、1つ
は前記CALE信号の出された次のタイミング・パルス
TBOから出力され、出力バス・ライン374に転送デ
ータを乗せる為のR8ND信号として出力される。 以上、述べた如きプログラム・セレクタ580゜プログ
ラム・カウンタ582.インストラクションROM50
Δの構成について以下に詳述する。 第65図は、インストラクションROM 504の制御
系及び論理回路598、ラッチ回路584、プログラム
・セレクタ58o1プログラム・カウンタ582のブロ
ック構成図を示すものである。 同図中、プログラム・セレ゛クタ580は集積回路素子
CD4019(RCA製)から構成されるものであるが
、この集積回路素子CD4019は第66図にそのロジ
ック・ダイヤグラムを示す通り゛のアンド・オア・セレ
クトゲートである。 またプログラム・カウンタ582は集積回路素子CD4
024(RCA製)から構成されるものであるが、この
集積回路素子CD4024は第67図にそのロジック・
ダイヤグラムを示す通りのリップル・カウンタである。 前記プログラム・セレクタ580はそのKA端子に前記
条件レジスタ574の出力であるCU倍信号、またKB
端子にCU倍信号入力されており、ストロボ撮影モード
でない時は、AI。 A2端子の各入力信号をDI、B2の各出力端子に出力
し、ストロボ撮影モードの時はBl。 B2端子の各入力信号をDI、B2の各出力端子に出力
する如く構成される。前記プログラム・セレクタ580
のA’l端子には、アンド・ゲ−4AND16の出力が
与えられるが、このアンド・ゲートAND16は5PD
W信号とAO倍信号インバータINVIO−e通じて得
られるAO倍信号入力されている。また、該セレクタ5
8のB1端子にはADOF唯号、A2端子にはASLC
信号、B2端子にオア・ゲートOR6を通じてAO倍信
号びASLC信号を入力されている。 かかる構成にあって、前記プログラム・セレクタ580
はCU倍信号”1“の時、即ちストロボ撮影モードでな
い時に、4個の演算制御プログラムをまたCU倍信号“
1”の時、即ちストロボ撮影モードの時に4個の□演算
制御プログラムをそれぞれ選択する事が出来るもので、
全体として前に説明した8つの演算制御ルーチイを指定
する事が出来るものである。 前記インストラクションROM504は8つの入力端子
AO〜A7の入力の組み合せに依つて28(= 2 s
6 )ステップの命令を実行する事が出来るがこの実
施例システムでは、32ステツプから成る8つのルーチ
ンを実行する如く構成されるもので、そのA5’〜A7
端子からの入力の組み合せに依って前に説明した8つの
演算制御ルーチシをAO−A4端子からの入力に従って
、32ステツプ′の各ルーチンを実行するものである。 このインストラクションROM 504は、その人1入
力端子にCU倍信号与えられておシ、またA6.A5の
各入力端・子にそれぞれ前記プログラム・セレクタ58
0の各Di、D2出力端子からの信号入力を受けている
。また、前記ROM504のAO〜A4の各入力端子に
はプログラム・カウンタ582のQ1〜Q5の各出力を
受けてい−る。 なお、前記プログラム・カウンタ582は、タイミング
・パルスTBOの立下り毎に同期して、1づつカウント
アツプしてゆく如き構成を取っている。このプログラム
・カウンタ5820カウント・アップに依るインストラ
クションROM504の歩進開始は最初のA−D変換の
結果、Dレジスタ516に何らかのA−D変換データD
Dが蓄積されている必要があり、電源スイッチ投入後A
−D変換が終了せず、前記Dレジスタ516に何らのA
−D変換I−タDDも蓄積されていないまま、前記プロ
グラム・カウンタ582がカウント・アップする事は誤
動作をまねく事となる。従ってこのシステムでは、AE
ロックがなされていない状態で入力制御部360側でA
−D変換が終了した後で、始めて前記プログラム・カウ
ンタ582がカウント・アップ動作を開始する如き構成
を採っている。即ち中央制御部362に設けられた入力
バス・セレクタ578のフリップ・70ツブF19(第
58図)のQ出力■と、システムAEロック状態にない
事を示すAELK信号を受けているアンド・ゲートAN
D21の出力をJ−に型フリップ・フロップF20のJ
端子に導入する事に依って、AEロックでない状態で、
最初のADCE信号がバス・ライン366に乗せられた
場合、前記フリップ′・フロップF20をセットして、
そのQ出力を71”とする。従って、前記フリップ・7
0:、/7’F20のQ端子出力をインバータ■NV1
1..t−ア・ゲートo′R7を通じてダイレクト・リ
セット端子R8Tに入力されているプログラム・カウン
タ582は、前記フリップ・フロップF20のセットと
同時にダイレクト・リセット端字R8T入カが°0”と
なり、タイミンク・パルスTB7の立下りに同期してカ
ウント・アップ動作を開始する。 前記インストラクションROM504は8個の、出力端
子0PO−OF2を備えているが、OP7〜OP5の3
ビツトの出方で命令コードが構成されoP4〜oPoの
5ピツトでオペランド・コードが構成されるものである
。かかるインストラクションROM504としてこの実
施例では第68図にそのブロック図を示す様な、集積回
路素子1702A(インテル製)を適用している。 このインストラクションROM504の出力コードは第
69図のコード説明図に示す如き意味を持っている。 今、命令コードについて説明する。 即ち、OR7はこの命令が演算に関するものであるのか
、データ交換に関するものであるかを決定するもので、
OR7が”0”の時は、演算を指令し、1“の時はデー
タ交換を指令するものである。 OR7が0“即ち演算指令がなされている時はOR6が
その演算の内容を指令するもので、OR6が0”の時は
加算、“1”の時8.は減算を指令している。 また、この時はOR5が、その演算結果の処理を指令す
るもので、OR5がO”の時は演算結果をAレジスタ5
10に記録せず、OR5が“1”の時は演算結果をAレ
ジスタ510に記録する事を指令している。 逆にOR7が“1″即ちデータ交換指令がなされている
時は、OR6はデータ交換の条件を指令するもので、O
R6が“0”の時はキャリー・フリップ・フロップ54
0がリセット状態の時無効であり、またOR6が°−1
”の時は、キャリー・クリップ・フロップ540カリセ
ツト状態の時有効である。 また、この時は6P5もデータ交換の条件を指令してお
り、OR5が”0”の時は、キャリー・フリップ・フロ
ップ540がセット状態の時無効であり、またOR5が
”1”の時は、キャリー・フリップ・フロップ540が
セット状態の時有効である。 以上の事を総合して個別に検討してゆくに、OR7が、
“0°の時、Oj6が“0°で、OR5が”0”の時は
Aレジスタ510の内容ARと、オペランド・コードで
指定されるデータとを加算するが、その結果をAレジス
タ510には書き込まないという事であるから、結局は
何も行なわないという事である。以降の説明ではこの命
令の事をN00Pと称子る。 OR7が“0°の時、OR6が“0°でOR5が“1°
の時は、Aレジスタ510の内容ARと、オペランド・
コードで指定されるデータとを加算した上でその結果を
Aレジスタ510に書き込むという所謂加算を指令して
いるものである。 以降の説明ではこの命令の事をADDと称する。 OR7が“0°の時、OR6が°1”で、OR5が”0
゛の時は、Aレジスタ510の内容ARからオペランド
・コードで指定されるデータを減算するが、その結果な
Aレジスタ510は書き込まないという事であるが、こ
の演算は演算結果よりもむしろ演算の結果、キャリー・
フリップ・フロップ540がセットしたか否かを見るも
のであって、結局Aレジスタ510の内容とオペランド
・コードで指定されるデータを比較しているものである
。以降の説明ではこの命令の事をLTと称する。 OR7が0”′の時、OR6が“1°で、OR5が“1
″の時は、Aレジスタ510の内容ARからオペランド
・コードで指定されるデータを減算した上で、その結果
をAレジスタ510に書き込むという所謂減算を指令し
ているものである。以降の説明ではこの命令の事をSU
Bと称する。 OR7が“1°の時、OR6が°0”で、OR5が°0
”の時はAレジスタ5゛10の内容ARとオペランド・
コードで指定されるデータの交換が、キャリー・クリッ
プ・フロップ540がリセットしている場合も、セット
している場合も無効であるという事を指令しているもの
で、結局何もしない事を指令している。以降の説明では
この命令の事をN0OP2と称する。 OR7が@1”の時、OR6が“0”で、OR5が“1
”の時はAレジスタ510の内容ARとオ 2ペランド
・コードで指定されるデータの交換が、キャリー・クリ
ップ・フロップ540がリセットしている時は無効であ
るが、セットしている場合は有効であるという事を指令
しているもので、結局キャリー・7リツプ・フロップ5
40がセットしている時のみデータ交換を行う事を指令
しているものである。以降の説明ではこの命令の事をS
WCと称する。 OF2が”loの時、OF2が”l”で、OF2が10
”の時はAレジスタ51oの内容ARとオペランド・コ
ードで指定されるデータの交換が、キャリー・フリップ
・フロップ540がリセットしている時は、有効である
がセットしている場合は無効であるという事を指令して
いるもので、結局キャリー・フリップ・フロップ540
がリセットしている時のみデータ交換を行う事を指令し
ているものである。 以降の説明ではこの命令の事をSWNと称する0 OF2が”l”の時、OF2が”l”で、OF2が“1
”の時はAレジスタ510の内容ARとオペランド・コ
ードで指令されるデニタの交換が、キャリー・フリップ
・フロップ540がリセットしていてもセットしていて
も有効であるという事を指令しているもので、結局キャ
リー・フリップ・フロップ540の状態にかかわらずデ
ータ交換を行う事を指令しているものである。以降の説
明ではこの命令の事をSWUと称する。 なお、上に説明したデータ交換の場合、Aレジスタ51
0とデータの交換を行う相手のオペランドが、Bレジス
タ512又はCレジスタ514であればAレジスタ゛5
10の内容ARをオペランドに書き込む事が出来るが、
オペランドが固定データ又は設定デーオの場合、Aレジ
スタ510の内容ARをオペランドに書き込む事は出来
ない。従ってこの場合、データ交換ではなくオペランド
のデータがAレジスタ510に一方的に書き込まれる、
所謂データの読み込み動作となるが、本実施例システム
では特にデータ交換命令とデータ読み込゛み命令を区別
せず、このデータ交換命令はオペランドがレジスタの場
合のみデータ交換命令として作用し、オペランドがレジ
スタ以外の場合はデータ読み込み命令として作用するも
のである。 以上述べた如くこのインストラクションROM504は
、以上述べた8つの命令体系を有するものである。 次に、オペランド・コードについて説明する。 O20はオペランドが固定データであるか、可変データ
であるかを区別するものであって、O20が0”の時は
オペランドは固定データであって固定データR,0M5
34からOP3〜OPOに依って指定される固定データ
を指定するものである。まだ、O20が′0”の時は、
オペランドは可変データであって、データ・セレクタ5
02のa −iの各入力端子から入力される可変データ
を指定するものである。 O20が60”の時即ち固定データに関していえば、O
P3〜OPOに依って指定されるデータはOF2.OF
2.OPI、OPoが”oooo”の時全ビット″0”
のC3TOデータ、”ooio”の時、1110000
0”のC3TCデータ、”0100”の時、11010
000”のC3TD −データ、”0110”の時”0
0011111”のC3TEデータ、0111”の時全
ビット″l”のC3TFデータであり、またOF2.O
F2.opi。 OPOが”1ooo”の時カメラ装置ボディ4で制御な
し得る最低速シャッタ速度T M I N、”1001
″、の時、カメラ装置ボディ4で制御なし得る最高速シ
ャッタ速度TMA4. ”1010”の時レンズ装置2
で制御出来る最大絞シ値AMA4、”1011″の時カ
メラ装置ボディ4で制御されるストロボ同調シャッタ速
度TSYN、 1100”の時演算の為の第1の定数
C8T l、”1101″の時演算の為の第2の定数C
3T2の各データである。 O20がl”の時、即ち可変データに関していえばOP
3〜OPQに依って指定されるデータはOF2.OF2
.OPI、OPOが1000”の時Dレジスタ516の
内容DR1即ちAD変換データDDであるDTDR1″
1oo1”の時DT8V、 ’1010”ノ時D T
T V、”1011”ノ時D T A V%”110
0”の時DTAO,”1101”の時D T A C,
”1110”の時Bレジスタの内容BRであるところの
DTBJ 1111”の時Cレジスタの内容CRであ
るところのDTCRである。 前記インストラクションROM504のアドレスと命令
及びオペランド・コー′ドの対照表を第70図(a)〜
(h)に示す。 第70図(a)に示されるのは、インストラクションR
OM504のA7〜A5端子入力が全て′0°′の場合
に選択されるルーチンでストロボ撮影モードでない時、
シャッタ速度優先で且つ絞りが絞り込まれていないか、
又は外部測光モードら時に適用されるルーチンである。 これは第29図に示すところの第3のルーチンに相当す
る。 また、第70図(b)に示されるのは、インストラクシ
ョンROM504のA7.A6端子入力が”0”でA5
端子入力がl”の場合に選択されるルーチンで、ストロ
ボ撮影モードでない時絞り優先で且つ絞すが絞シ込まれ
ていないか又は外部測光モードの時に適用されるルーチ
ンである。これは第29図に示すところの第1のルーチ
ンに相当する。 また、第70図(C)に示されるのは、インストラクシ
ョンROM 504のA7.A5端子入力が0”で、へ
6端子入力がl”の場合に選択されるルーチンでストロ
ボ撮影モードでない時絞シ優先で且つ、絞シが絞シ込ま
れており、外部測光モードでない時に適用されるルーチ
ンである。これは第29図に示すところの第2のルーチ
ンに相当する。 また、第70図(d)に示されるのはインストラクショ
ンROM504のA7端子入力が0”で、A6.A5端
子入力がl”の場合に選択されるルーチンで、ストロボ
撮影モードでない時シャッタ優先で且つ、絞りが絞り込
まれており、外部測光モードでない時に適用されるルー
、チンである。これは第29図に示、すところの。第4
のルーチンに相当する。 また第70図(e)に示されるのはインストラクション
ROM504のA7端子入力が1”で、A6.A5端子
入力が′0”の場合に選択されるルーチンで、ストロボ
が充電完了してストロボ撮影モードとなった時、ストロ
ボ装置側でレンズ装置2の絞り値が設定され、同時にカ
メラ装置側のシャッタ速度が半自動で制御される時に適
用されるルーチンである。以降の説明ではこのルーチン
を第5のルーチンと称する。 また第70図(f)に示されるのはインストラクション
ROM504のA7.A5端子入力がl IIでA6端
子入力が′0″の場合に選択されるルーチンで、ストロ
ボ装置側でレンズ装置2の絞り値が設定され、同時にカ
メラ装置側のシャッタ速度が全自動で制御される時に適
用されるルーチンでるる。以降の説明ではこのルーチン
を第6のルーチンと称する。 また、第70図(ωに示されるのけインストラクション
ROM504のA7.A6端子入力がII I IIで
A5端子入力が0”の場合に選択されるルーチンで、レ
ンズ装置?の絞り値がカメラ装置側で設定され、同時に
カメラ装置側のシャッタ速度が半自動で制御される時に
適用されるルーチンである。以降の説明ではこのルーチ
ンを第7のルーチンと称する。 また第70図(h)に示されるのはインストラクション
R,0M504のA7.A6.A5端子入力が′1”の
時に゛選択されるルーチンで、レンズ装置2の絞り値が
カメラ装置側で設定され、同時にカメラ装置側のシャッ
タ速度が全自動で制御される時に適用されるルーチンで
おる。以降の説明ではこのルーチンを第8のルーチンと
称する。 ちなみに、外部測光アダプタを用いての撮影に当っては
ASLC信号の状態に依って、前記第1又は第3のルー
チンを採る事となるが、その場合不必要な演算ステップ
は実行しない。即ち外部測光アダプタを用いての測光の
場合、TTL測光に対して測光時の撮影レンズ装置2の
開放絞り値AVo及び曲り誤差AVcを考える必要がな
く従って前記第1又は第3のルーチンを実行するに当っ
て開放絞シ値A V o及び曲り誤差A V cの補正
演算を行うステップを無視してもよい。ちなみに第1及
び第3のルーチンでの当該ステップは、第70図(a)
、Φ)から明らかな様に第8ステツプのADD−DTA
Oと、第9ステツプのADD−DTACである。 また、特に第5〜第8のルーチンを実行している時に、
A−D変換器がオーバー・フローした場合は、その事を
示す信号ADOFはストロボ撮影に当って、レンズ装置
2の絞り値を手動で設定する事が必要である事を示す信
号として作用するが、第1〜第8のルーチンを実行して
いる時にA−D変換器382がオーバー・フローした場
合は、その事を示す信号ADOFは測光の結果得られた
データが大き過ぎる事を示すものである。従ってその場
合は何らかの警告を出す必要がらり、四にオーぷ−・フ
ローしその内容が不明となったレジスタの内容をそのレ
ジスタの最大容量、即ち全ビット”l”とする必要があ
る。この操作は測光結果BVoに、フィルム感度sv、
開放絞り値AVo、曲り誤差AVc等を加算した場合の
Aレジスタ510のオーバー・フローと全く等価に扱う
事が出来る。従ってこの実施例ではストロボ撮影モード
でない時、A−D変換器382がオーバニ°フローした
場合は、第1〜第4の演算ルーチンを実行するステップ
中、上に述べた加算のステップの次のステップ即ち第A
ステップに於いて、キャリー・フリップ・フロップ54
0にダイレクト・セット信号が与えられ該キャリー・ク
リップ°・フロップ540がセットされる如く構成され
るものである。 更に、第1〜第4ルーチンを実行している時に、演算の
結果得られた絞り門又はシャッタ速度がレンズ装置2の
絞シ値の最大又は最小の限界ないしはボディ4で制御す
る事の出来るシャッタ速度の限界を越えた場合、その事
を示す警告を行う必要がある。 これは、ディジタル表示器402の表示絞り・蓚又は表
示シャッタ速度を点滅させる事に依って容易に実現する
事が出来る。かかる動作は演算の結果として絞シ値又は
シャッタ速度が導出された後に演算結果が絞り値又はシ
ャッタ速度の限界値内にあるか否かを判別するステップ
で、キャリー・クリップ・フロップ540のセット又は
リセット状態に基いて、絞り値の表示点滅信号AVFL
又はシャッタ速度表示の点滅信号T’VPLを発生させ
ればよい訳で、第1〜第4の演算ルーチンの第Eステッ
プ及び第Gステップでキャリー・79ツブ・フロップ5
400出方を見ればよい。 以上述べた如く、A−D変換の結果生じたオーバー・フ
ロー、測光データに各種データを加算した結果生じたオ
ーバ町フロー、ならびに演算の結果得られた絞り値又は
シャッタ速度が制御・の限界値を越えた場合にディジタ
ル表示器402の絞り値表示又は7ヤツタ速度表示を点
滅させる為の信号を発生するのが論理回路586である
。 論理回路586は前記キャリー・フリップ・フロップ5
40の出力と前記プログラム・セレクタ580の出力を
受けておシ、前記プログラム・セレクタ580で指定さ
れる特定のアドレスで、前記キャリー・クリップ・フロ
ップ540の出力を判別し、ディジタル表示器402に
表示“されるシャッタ速度又は絞り値を点滅させるべく
信号を行う。 前記論理回路586から出力されたシャッタ速度の点滅
信号TVFLは、一旦フリップ・フロップ588に記憶
された上でマルチ・プレクサ594に与えられ、また絞
りの点滅信号AV’Fは一旦フリップ・フロップ590
に記憶された上でマルチ・プレクサ594に与えられる
。 なお、ディジタル表示器402に表示したシャッタ速度
又は絞り値を点滅させる条件については前にも述べたの
で、ここでは説明は省略するが、このシステムの中でか
かる点滅信号が如何なる状態で発生するかは後に詳述す
る。 なお、この論理回路586には、論理回路598からR
8ND信号を受けており、前記R8ND信号に依って前
記クリップ・フロップ588.590−はリセットされ
る。 なお、上に述べた様に外部測光アダプタ使用時に第8,
9ステツプを無視させる為の信号を発生させたり°、ス
トロボ撮影モード以外の時に生じたADOF信号に依っ
てキャリー・フリップ・フロップ540をダイレクトセ
ットしたり、またAD変換オーバー・フローや各種デー
タを加算した結果中じたオーバー・フローや演算の結果
求められた絞り値又はシャッタ速度の限界値オーバーに
対して、ディジタル表示器402に点滅信号を与えたり
する左の論理は全てプログラム・セレクタ580の出力
と密接な関係を持っている。 かかる論理を実現する為の回路構成図を第71図に示す
が、同図中600で示されるのは集積回路素子MC14
514(モ)o−ラ製)で構成される4ビツト・ラッチ
−16ラインのデコーダを示すものである。この集積回
路素子MC14514は第72図のブロック・ダイヤグ
ラム及び第73図のロジック・ダイヤグラムに示す如き
構成を有するものでDl−D4から入力される4ビツト
のデータを、5o−8’15の16個の出力ラインにデ
コード出力する如く構成されるものである。 第71図示構成にあって、プログラム・セレクタ580
の出力Q1〜Q5のうちQ1〜Q4がデコーダ600の
DI−D4端子に入力されている。同図中アンド・グー
)AND27は、外部測光゛キードの時、第1又は第3
のルーチンに於ける第8ステツプと第10ステツプを検
出してプログラムの実行規制信号■を出力する為のもの
で、CU倍信号AO倍信号アンド・ゲートAND30に
与える事に依って得られる外部測光モードを示す信号の
入力を受けると共に、前記プログラム・セレクタ580
のQ5出カのインバータINV12に依る反転信号並び
に前記デコーダ600の出力S8.S9出カをオア・グ
ー)OR9を通じて得られる信号の入力を受けており、
系が外部測光モードにある事を示す信号と前記プログラ
ム・セレクタ580の出力が第8ステツプ又は第9ステ
ツプにある事を示す信号とのアンド論理に従って信号■
を出方する如く構成されるものである。 また、アンド・ゲートAND28は、ストロボ撮影モー
ドでない時、A−D変換器382に依るA−D変換の結
果がオーバー・フローした場合に、第1〜第4のルーチ
ンに於ける第10ステツプを検出してキャリー・フリッ
プ・フロップ540をダイレクトセットする為のセット
信号■を出力する為のもので、CU倍信号ADOF信号
をアンド・グー)AND29に与える事に依って得られ
るストロボ撮影モードでない時にA−Di換5382が
オーバー・フローした事を示す信号の入力を受けると共
に前記プログラム・セレクタ580のQ5出力のインバ
ータINV12に依る反転信号並びに前記デコーダ60
0の出力8100入力を受けており、系がストロボ撮影
モードにない7時のADOF信号と前記プログラム・セ
レクタ580の出力が第1Oステツプにある事を示す信
号とのアンド論理に従って、信号■を出力する如′く構
成されるものである。 アンド・ゲートAND25は、ディジタル表示器402
の表示絞り値を点滅させる為の′信号AVFLを出力す
るクリップ・フロップ590のJ端子に入力を与える為
のもので、アンド・グー)AND26はディジタル表示
器402の表示シャッタ速度を点滅させる為の信号TV
FLを出力するクリップ・フロップ588のJ端子に入
力を与える為のもの゛である。アンド・グー)AND2
4はASLC信号とCU倍信号入力されており、ストロ
ボ撮影モードでない時、絞り値が優先的に選択されてい
る事を示す信号出力を行うもので、この出力は前記アン
ド・グー)AND26に直接に、まだ前記アンド・ゲー
ト・AND25にインバータINv13を通じてそれぞ
れ入力されている。これは絞り優先モードが選択されて
いる時は演算して求められるのはシャッタ速度であり、
従って点滅を指令する信号が来た時に、この信号がAV
FL信号を出力する為のフリップ・フロップ590のJ
端子に行かない様にする為であり、逆に絞り優先モード
でない時、即ちシャッタ優先モードが選択されてVる時
は、演算して求められるのは絞り値であり、従って点滅
を指令する信号が来た時に、この信号がTVFL信号を
出力する為の7リツプ・フロップ588のJ端子に行か
ない様にする為である。 前記点滅を指令する信号はオア・グー)OR11からア
ンド・ゲートAND25.AND26の双方に与えられ
る。57 このオア・ゲート出力は前記点滅を指令する
信号を、出力する為の2つの条件を含むものである。 1つはアンド・ゲートAND22を通じて出力される第
1の条件であり、これはキャリー・フリップ・フロップ
540がセットしている事を条件としており、該アンド
・ゲート、AND22は前記キャリー・クリップ・フロ
ップ540からセット信号CAの入力を受けている。 他の1つは、アンド・ゲートA、ND23を通じて出力
される第2の条件であり、これはキャリー・フリップ・
フロップ540がリセットしている事を条件、としてお
り、該アンド・グー) ANI)23は前記キャリー・
クリップ・フロップ540からリセット信号CAの入力
を受けている。 前記アンド・グー)AND22はオア・グー)OR16
を通じて前記デコーダ600(7)811.81−i出
力を入力されると共に、前記プログラム・セレクタ58
0のQ5出力をインバータINV12を通じて入力され
ており、捉ってキャリー、フリップ・フロップ540か
らCA倍信号入力を受けて、且つ前記プログラム・セレ
クタ580に依るプログラム・ステップが、誠Bステッ
プと第Vステップの時にl”出力を行う如く構成される
。 また、前記アンド・ゲートAND2’3は前記゛デコー
ダ600の80出カ及び前記プログラム・セレクタ58
0のQ5出カを入力されており、従ってキャリ町フリッ
プ・フロップ54.0からCA倍信号入力を受けて、且
つ前記プログラム・カウンタ580に依るプログラム・
ステップが第Vステップの時、“l”出力を行う如く構
成される。 なお、前記キャリー・フリップ・フロップ540からキ
ャリー信号CAが出る条件については後に詳述する。 なお、前記フリップ・フロップ588.’590はいず
れもオア・ゲート0R12を通じて、クロック・パルス
CPとタイミング・パルスTB7のインバータINV、
14に依る反転信号の入力を受けている。即ち、この2
つのフリップ・フロップ588,590はタイミング・
パルスTB7の時間の最初のクロック・パルスCPの立
Fりに同期している訳でおる。 また、前記フリップ・フロップ588,590はいずれ
もそのに端子にR8ND信号の入力を受けている。この
)tsND信号は、プログラム・カウンタ580のプロ
グラム歩進出力に依って進められている各ルーチンの終
了するのが、第70図からも明らかな如く8つのルーチ
ンとも共通して第Vステップである一事から、前記プ請
グラム・セレクタ580の出力が第Vステップ以降にな
ったところで演算が終了した事を示すCALB信号3が
出力され、その後演算の結果得られた各データを転送す
、る事を指令する信号が一出力されるが、この信号がR
,8ND信号である。 前記CALE信号及びR8ND信号は第65図に示す如
き論理回路598のロジック構成を通じて得られる。
゛ 前記CALB信号は第65図に示す様に前記プログラム
・カウンタ582のQ5.Q4出力を受けているアンド
・グー)AND20の出力と、前記プログラム・カウン
タ582のQ3出力のインバータINV23に依る反転
出力を受けているアンド・ゲートAND68から出力さ
れる。 このCALE信号は、第70図からも明らかな様にプロ
グラム・ステップの第Xステップから第Vステップまで
の4ワ一ド間ハイ・レベルにある信号である。 また前記RS N、 D信号は、第65図に示す様に前
記プログラム・カウンタ582のQ2. Q3出力を
オア・ゲートOR8を通じて入力されると共に、前記ア
ンド・グー)AND20の出力、即ちプログラム・ステ
ップの第Xステイブから第Vステップ、即ち最終ステッ
プまでの8ワード間ハイ・レベルにある信号を入力され
ているアンド・ゲートAND9から出力される。従って
このR8ND信号は、第70図からも明らかな様にプロ
グラム・ステップの第Qステップから第V2’テツプ、
即ち最終ステップまでの6゛ワ一ド間ハイ・レベルにあ
る様に設定された信号として出力される事となる。 しかし、第65図に示す様に前記プログラム・カウンタ
582のダイレクト・リセット端子R8Tには、オア・
ゲートOR7を通じてアンド・チー)AND18の出力
即ち前記プログラム・カウンタ582のQ3.QO高出
力前記アンド・チー)AND20の出力とのアンド条件
信号が与えられている。この時前記アンド・ゲートAN
D 18の出力は、第70図からも明らかな様に、プロ
グラム・ステップの第Tステップの1ワ一ド間だけハイ
・レベルにある様に設定される。しかしこのアンド・ゲ
ートAND18の出力がハイ・レベルとなると、前記プ
ログラム・カウンタ582は直ちにリセットされる為、
前記アンド・チー)AND18出力は、立上った瞬間に
ロウレベルに下る。 同様に前記R,SND信号も、プログラム・ステップが
第Tステップに入った瞬間にロウ・レベルに立下がる事
となる為、前記R8ND信号は実5質的に第Qステップ
から第Sステップまでの3ワ一ド間ハイ・レベルにある
信号として出力される事となる。なお前記CALE信号
は論理回路578の一部を形成するアンド・ゲートAN
D62に入力される。このアンド・チー)AND62は
タイミング・パルスTB5の入力を受けている為、CA
LE信号がハイ・レベルの間タイミノlパルスTBSに
同期した“1”信号出力を行うものである。このタイミ
ング・パルスTBSとの同期をとられたCALE信号は
オア・ゲート0R22を通じて4ワ一ド間パス・ライン
366に乗せられる。一方この論理回路598はオア・
チー)OR22からバス・ライン366に無条件にタイ
ミング・パルスTB4を載せている。 従ってバス−ライン366にはタイミング・パルスTB
O〜TB3に同期した4ビット間″′0”信号が、タイ
ミング・パルスTB4に同期シテ″1°“信号が、タイ
ミング・パルスT85に同期してCA L E信号が、
タイミング・パルス’I”B6に同期してAI)CB倍
信号、タイミング・パルスTB7に同期してINT信号
がそれぞれ載っている事に、なる。 次に、第30図示データ・セレクタ502及び固定デー
タI(0M534並びに使用撮影レンズ装置2の最大絞
り値AMAXを取り込むに当っての虹に詳細な回路構成
について第75図の回路構成図に従って説明する。 前記固定チー タROM 534 ハ、c s ’r゛
o 。 C3TC,C3TD、C8’TE、C3TF、TMIN
、TMAX、AMAX、TSYN、C8Tl、C8T’
2の11個のデータを直列に格納しており、史に前記直
列データを並列に6個配−して成るものである。しかし
、使用撮影レンズ装置2の最大絞り値に関するデータA
MAXのみは、6個の並置データのそれぞれで異なって
おり、Fナンバーで、Fil、F16.F22゜F32
.F45.F64の値に関するデータを収納している。 この固定データROM534は基本的には、第68歯に
示′した、集積回路素子1702Aで構成する事が出来
るものである。 かかるデータ配置に於いて、前記固定データROM53
4d1そのA3〜A6人カ端子にインストラクションF
LOM504の出力OP3〜OPQの出力を受けており
、前記直列データの特定のデータを指定されている。従
って、A。 〜A2端子にそれぞれカウンタ・パルスCT1〜C’T
4を入力する事に依って、該R,OM534の出力端子
QO−Q5からは、AMAXを除けば全く同じ6個のデ
ータが、タイミング・パルスTBO−TB7に同期して
下位桁から順次出力される事となる。 前記Qo−Q5の出力は、それぞれアンド・チー)AN
D31〜AND36に入力されているが、このアンド・
チー)AND31−AND36は、使用撮影レンズ装置
2の最大絞り値に依って選択的に導通となるものでるる
。このアンド・ゲートAND 31−AND 36の出
力はオア・グー) OR12にまとめられており、この
オア・ゲートO’R12からは、インストラクション・
ItOM504に依って指定された固定データが出力さ
れる事となる。 一方、使用撮影レンズ装置2の最大絞り値AMAXに関
するデータは、最大絞り値設定機構536から中央制御
部362に取り込まれ、6ビツトのシフト・レジスタ5
38に取り込まれる。 このシフトレジスタ538は、第62図にロジック・ダ
イアグラムを示すところの集積回路素子CD 40 F
!lyの6ビツトを用いて構成する事が出来る。この
シフト・レジスタ538のQl〜Q6の出力は常に、バ
ッファ・レジスタ602の入力端子DI−D6に与えら
れており、このバッファ・レジスタ602にクロックと
して与えられているタイミング・パルスT B’0 (
7)立上りに同期して、前記シフト・レジスタ538の
内容ハバツファ・レジ□スタ602に取り込まれ記憶さ
れる。即ち、前記シフト・レジスタ538に取り込まれ
るデータAMAXはTBl−TB6に同期しており、従
って、TB7のタイミングの時に、A M A X’は
前記シ゛7ト、レジュタ538に完全に取り込まれた状
態にある為シフト・レジスタ538の内容uTBoの立
上りで、バッファ・レジスタ602に取り込まれ、記憶
されるものである。 前記バッファ・レジスタ60?7)Ql−Q6出力は、
前記アンド・ゲートAND31−AND36に与えられ
ており、記憶されたAMAXに応じて、前記アンド・グ
ー) AND 31−AND36のうちの1つを選択的
に導通とするものである。 ちなみに、前記固定データROM534はそのC8端子
にインストラクションROM504のOP出1カを受け
ており、第69図に示した、オペランド・コードのOP
4の項を見ても明らかな様に、このOP4が′0”の時
のみ、インストラクションR,OM504で指定された
データをQO−C5端子を通じて出力するものである。 なお、前iピバツファ・レジスタ602は集積回路素子
C,D40 j3 (RCA製)を3個組み合せて構成
する事が出来るものである。ちなみに、前記集積回路素
子C,D4013は第76図のブロック・ダイヤグラム
に示される様なデュアルタイプのD型フリツプイフ、ロ
ッゾである。 以上、述べた如き構成を通じて、インストラクショyR
OM504で前記固定データI東OM2B5に格納され
ている固定データがオペランドとして指定された場合、
前記オア・ゲート0R12の出力を受けているワイヤー
ド・オア・ゲートORl 3から、信号線lOに対して
指定された固定データがタイ/ミンク・パルスTBO−
TB7に同期して下位桁から順次出力されるものである
。 一方、前記ワイヤード・オア・グー)ORI 3には、
データ・セレクタ502の出力が与えられている。この
データ・セレクタ502は第53図にそのロジック・ダ
イヤグラムを示されるところの、集積回路素子MC14
512(モトローラ製)から成る8チヤンネル・データ
・セレクタであって、そのX O−X 7 m子から入
力されるデータをA、 B、 C端子からの入力信号に
従つ〜て選択的にZ端子から出力する如く構成されるも
のである。前記L B、C’の各端子には、インスト
ラクションROM504からopo、。 PI、OP2の各出力が入力されており、第69図から
も明らかな様に、OPO,OP、1.OP2出力の組合
せに依って、DFL、DTSV、DTTV、DTAV、
DTAO,DTAC,BJCRの各可変データが選択的
にZ端子に出力される。なお、このデータ・セレク、#
502f4そのDIS端子にインバータINV14を通
じてOP4信号の入力を受けており、そのINH端子に
インバータINV15を通じてOP3の信号の入力を受
けているが、第69図に示したオペランド・コードのO
P4.OP3の項を見ても明らかな様に、このOP4.
OP3が゛°l″の時のみ、このデータ・セレクタ50
2はXO〜X7端子から入力される可変データをZ端子
から出力し、・ワイヤード・オア・ゲート0FL13を
通じて信号線lOに出力するものである。 以上、述べた如き構成を通じて、インストラクションR
OM504で前記データ・セレクタ502に依って選択
される可変データが、オペランドとして指定された場合
、前記データ・セレクタ502のZ端子出力を受けてい
るワイヤード・オア・ゲートORI 3から信号線IO
に指定された可変データが、タイミング・パルスTBO
〜’I”B7に同期して下位桁から順次出力されるもの
゛である。 また、論理回路592は、前記条件信号記憶回路548
からMNAL信号、MNAL信号。 ’BLB信号、8PDW信号、5PDW信号。 A8LC信号の入力を受けており、同時に前記条件レジ
スタ、574からAECG信号、WNUP信号、CU倍
信号4力を受けている。この論理回路592は、前記各
種の信号を一定の論理に従って判別して、出力制御部3
64に対するディジタル表示器402の表示器“復信号
及び出力制御部364の制御信号を作っている。 この論理回路592からi1フィルムの巻き上げが完了
している事を示すWNUP信号、警告信号”EEEEE
E”の表示指令信号EDSP、パルプの表示″’bul
b”の表示指令信号BDSP、 ストロボ撮影モードの
時、ストロボの充電が完了した事を示す”EF”の表示
指令信号E F D S、 レンズ装置2の絞りを手
動で設定する必要のある事を示す”M”の表示指令信号
MDSPの出力がなされる。 前記EDSP信号は、カメラ装置に操作誤まりがあった
時に発生させられる訳であるが、これハ、先にも述べた
様に、レンズ装置2でマー′り12が選択されている状
態で、絞り込みレバー64に依るレンズ装置2の絞シ込
みが行なわれている場合とフィルムの巻き上げが完了し
ている状態でレンズ装置2でマーク12が選択されてお
り、また絞り込みレバー64に依るレンズ装置2の絞り
込みが行なわれていない状態に於いて、ボディ4側のA
Eレバー94がAEディス・チャーヂの状態となってい
る場合の2つの状態に基いて出力される。即ち、このE
DS P信号は EDSP=SPDW−MNAL+SPDW−MNAL・
WN[JP−AECG・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・ 0■なる論理式を満
足させた状態で出力されるものである。 また、’BDSP信号は、バルブ信号BLBがI 11
の時に出力される信号である。 また、EFD8信号は、CO倍信号”I nの時に出力
される信号である。 また、前記M I) S P’倍信号、レンズ装置2の
絞り設定リング8で絞り値が設定されている状態で、絞
り込みレバー64に依るレンズ装置2′の絞り込みが行
なわれていないか又は絞り込みレバー64に依る絞り込
みが、シャッタ優先モードの時に行なわれているかの2
つの状態に於1いて出力されるものである。即ち、MD
SP信号は ニー MDSP=SPIN−MNAL−f名P[−MN肚・A
SLC・・1.・・ 住9なる論理式を満足させた状
態で出力されるものでるる。 前記論理回路592は゛第77図にそのロジック・ダイ
ヤ・ダラムを示されるものである。同図中、アンド・グ
ー)AND37.AND38゜AND39及びオア・グ
ー)ORI 4は上記第0梯式を満足させる為の論理構
成であり、オア・ゲートOR14からはED8F信号が
得られる。 また、アンド・ゲートAND40.AND41及びオア
・ゲート0R15は上記第四式を満足させる為・の論理
構成であり、オア・グー)OR15からはMDSP信号
が得られる。 前記論理回路592の出力及び、フリップ・フロップ・
588,590の出力TVF、AVFは、次、にマルチ
・プレクサ594に与えられて、タイミング・パルスT
BO〜T B ’7に同期した信号に変換される。 第78図は、前記マルチ・プレクサ594のプロック図
であるが、このマルチ・プレクサは、第53図に詳細な
ロジック・ダイヤ・グラムを示すところの集積回路素子
MC14512を適用する事が出来る。このマルチ・プ
レクサは、入力端子X0−X7を有す垢が、XO端子鵠
接地されており、またそのX1端子にはWNUP信号。 X2端子にはAVFL信号、X3端°子にはTVFL信
号、X4端子にはEDSP信号、X5端子にはBDS
P信号、X6端子にはBF’DS信「 号、X7端子にはMDSP信号の入力を受けている。こ
れらの入力信号は1.A、B、Cの各端子に入力される
カウンタ・ノくルスCTl、CT2、CT4に依って、
タイミング・・くパルスT F30〜TB7に同期した
信号として、Z端子から信号線0に直列に出力される。 以上、述べた如くして、WNUP信号はタイミング・パ
ルスT 131に、AVFV信号はタイミング・パルス
TH2に、TVFL信号はタイミ。 ング・パルスTB’3に、EDSP信号はタイミング・
パルスTB4に、BD8P信号はタイミンク・/</l
/スTB5に、EFDS信号はタイミンク・パルスTB
5に、MDsP信号ハタイミング・パルスTB7にそれ
ぞれ同期して信号線0に出力されるものである。 ちなみに、このマルチプレクサ594はそのINH端子
にR8ND信号の入力を受けており、R8ND信号の出
力されている間は、そのZ端子からの信号出力を規制さ
れるものである。 第79図は第30図示演算回路500のロジック・ダイ
ヤグラムであるが、同図中アンド・グー)ANI)45
はAレジスタ510の循環用ゲート、アンド・グー)A
ND47はBレジスタ512の循環用ゲート、アンド・
グー)AND49はCレジスタ514の循環用ゲートを
それぞれ示すものである。Aレジスタ510.Bレジス
タ512.Cレジスタ514は通常状態に於いては、そ
れぞれ前記各アンド・グー)AND45.AND47.
AND49を通・じて、それぞれの内容AR,BR,,
cRを循環させている。 この演算回路500は、前記インストラクションROM
504からの演算制御命令opo。 OPI、OF2.OF2.OF2.OF2.OF2.O
F2に依って制御される。前記インストラクションRO
M 5’ 04の出力は、第69図に示す如く、命令コ
ードOP7’、OP6.OP5とオペランド・コードO
P4.OP3.o−p2゜OPl、OPOに分けられる
が、この演算回路500では、前記各コードをゲート群
を通じてデコードし、所要の演算や制御動作を行うもの
である。 捷だ、この演2算回路500は、データ・セレクタ50
2を通じて各種の固定データ及び可変データを取り込ん
でいるが、これらのデータは、第75図示回路の出力信
号線[相]からアンド・ゲートAND60に取り込んで
いる。なお、このアンド・グー)AND60はインバー
タINV21を通じて、第71図示回路の出力信号線■
の信号を取り込んでいるが、これは外部測光モードにあ
る時、演算に不必要なステップ間だけ、指定されたオペ
ランドのデータの取り込みを規制して、実質的に不必要
な演算が行なわれない様にする為のものである。このア
ンド・ゲートAND60の出力はアンド−ゲートAND
43及びエクスクルシブ・オア・ゲートEX2及びアン
ド・ゲートAND57.AND59に与えられているが
、前記アンド・グー)AND43は、Aレジスタ510
にオペランドのデータを直接取り込む時に用いられるも
のであり、前記エクスクルシブ・オア・ゲートEX2並
びにアントゲ−)AND57.AND59は、Aレジス
タj−10のデータARとオペランドのデータを演算す
る時に用いられるものである。 第791図中、エクスクルシブ・オア、ゲートEX1、
EX2.EX3及びアンド・ゲートAND57゜AND
58.ANDs9.AND61. オア・ゲート0R
21,フリップ・フロップF21は演算部分を構成する
ものでろるJこの演算部分の構成は良く知られた加減算
回路であって、エクスクルシブ・オア・ゲートEXlの
入力である0P6が0”の時は加算回路として、OR6
が”l nの時は減算回路としてそれぞれ動作するもの
である。これは、第69図のOR60項にも示す様に、
演算モードの時に、OR6が”0”′の場合は加算、′
1″”の場合は減算という金層体系に従った構成である
。なお、フリップ・フロップF21はオア・ゲート0F
L21から発生するキャリーを記憶するキャリー・クリ
ップ・フロップであるが、これは通常演算に於ける桁−
トげの為のキャリーを記憶する為のものであ、って、。 最終桁の演算で発生したキャリー即ち、TB7のタイミ
ングでオア・グー)OR21から出力されたキャリーは
タイミング・パルスTB7をインバータINV15を通
じて反転した信号の入力を受けているアン下・グー)A
ND61’に依って規制される。このオア・グー)OR
21から出力されるキャリーは、アンド・ゲートAND
5”6を通じてキャリー・フリップ・フロップ540の
J端子に与えられるが、このキャリー・フリップ・フロ
ップ540はそのクロック入力として、タイミング・パ
ルスTB7のインバータINV16に依る反転信号とク
ロック・パルスCPのオア・グー)OR23に依るオア
条件信号を入力されている為、′J又はに端子入力に従
って、このフリップ・フロップ540がセット又はリセ
ットするのはTB7のタイミングの最初♀り、0″ツク
・パルスCPの立上りに同期してである。即ち、このキ
ャリー・フリップ−・フロップ540はタイミング・パ
ルスTB7で発生したキャリー、即ち演算の最後の段階
で発生したキャリーに依ってセットされるものである。 なお、・演算モードでない時は、第69図からも明らか
な様に、命令コードのOR7が′1″となる為、インバ
ータINV17を通じてOR7の入力を受けているアン
ド・ゲートAND56は、その出力を規制されるもので
ある。 以上、述べた如くして、演算の結果束じたキャリーは、
キャリー・フリップ・フロップ540に依って検出配憶
され、そのQ出力からCA倍信号Q出刃端子から(−″
A倍信号して出力される。 なお、上に述べた加減算回路に依って得られた演算結果
はエクス・クルシブ・オア・ゲートEX3を通じて出力
され、アンド・ゲートAND44に与えられる。このア
ンド・ゲートAND44の出力はオア・ゲートORI
7を通じてAレジスタ510に与えられている為、もし
このアンド・ゲートAND44が導通していれば上記の
演算結果はAレジスタ510に導入記憶される事となる
。この様に、演算結果がAレジスタ510に取り込まれ
るのは、第69図からも明らかな様に、演算モードであ
って且つAレジスタ0.Nの命令信号が出される時であ
る。即ちOR7がII OIIでOP 5が1゛の時に
、Aレジスタのデータ循環用のアンド・ゲートANI)
、$5が非導通となり、演算結果を取り込む為のアンド
・ゲートANI)44が導通となればよい訳で、その為
に設けられたのが、アンド・グー)AND51. イ
ンバータINV21.ノア・ゲートN0R2である。前
記アンド・グー)AND51はOR5及び、インバータ
■Nv21を通じて得られるOR7の反転信号の入力を
受けており、OR7が′0”でOR5が′l”の時即ち
、インストラクションROM504からの出力命令がA
DD又はSUBの時の゛みに1”出力を行う如く構成さ
れる。このアンド・グー)AND51のl”出力はアン
ド・ゲートAND44に与えられ該ゲートAND44を
導通とし、またノア・ゲートN0Ft2を通じて反転さ
れた上でアンド・グー)AND45に与えられ、該ゲー
トAND45を禁止する。 かかる構成を通じて、Aレジスタ510には、演算結果
が導入される訳でらる。 アンド・ゲートAND43は、アンド・グー)AND6
0を通じて入力される固定ないし可変データをAレジス
タ510に取り込む為に設けられたゲートであって、そ
の他の入力端子には、オア・グー)OR16を介して、
アンド・ゲートAND52及びAND53の出力を受け
ている。前記アンド・グー)AND。52及びAND5
3は少なくともOR7が”I II、即ち第69図から
明らかな様に、データ交換モー上゛の時でなければ導通
しない。前記アンド・ゲートAND52は他に前記キャ
リー・フリップ・フロップ540のQ出力CAとOF2
の入力を受けており、第69図からも明らかな様に“、
0゛P5が゛°lパでキャリーCAが1′′の時に、”
1′出力を行うものである。また、前記アンド・ゲート
AND、53は、他に前記キャリー艷フリップ′・フロ
ップ540のQ出、力C,Aと0P60入力を受けてお
り、第69図からも明らかな様に、OF2が#、i l
+でキャリーC,AがO”の時に、ご1″出力を行う、
ものである。かかる構成を通じて、アンド・ゲートAN
D52出力が”1゛′となるのは、SWC,命令又はS
W、U命令が通った時であり、アンド・グー)AND5
3出力が”lIIとなるのはSWN命令、又はSWU命
令が通った時である。 以上の構成を通じて、データ交換モードにある時、キャ
リー・フリップ・フロップ540の出力状態が、インス
トラクションROM504から出力される条件に合致す
れば、オア・ゲート−OI’t 16からl”出力がな
され、アンド・ゲ−)AND43を導通とする為、アン
ド・ゲートAND60を通じて導入されているオペラン
ドの可変又は固定データがAレジスタ510に取り込み
記憶される事となる。なお、この時、 ′前記オア・
グー)ORI 6のl”出力は、ノア・ゲートN0R2
を通じて、0”信号としてアンド・グー)AND45に
与えられる為、該ゲートAND45によるAレジスタ5
10の循環は禁止される。 一方、Aレジスタ510の出力は、アンド・ゲートAN
D46及びAND48に与えられているが、これはデー
タ交換モードの時、オペランドのデータが、Bレジスタ
BR,又CレジスタCRであった場合、Aレジスタ51
0にオペランドのデータを取り込むと同時に、それまで
Aレジスタ510に記憶されていたデータをオペランド
に移す為である。 オペランドとしてBレジスタ512又はCレジスタ51
4が選択された場合、第69図からも明らかな様に、オ
ペランド・コードのうちOF2.OF2.OF2.OP
lが全てl”となる。この事はアンド・ゲートAND5
0で検出される。一方JtO時、OPOがOnであれば
Bレジスタ512を、また、opoが1 uであればC
、レジスタ514が選択される。従って、OPOは直接
アンド・グー)AND55に与えられると同時にインバ
ータlNV2Oを通じてアンド・ゲートAND54に与
えられる。 このアンド・グー)AND54には、前記アン−ド・ゲ
ート50の出力と前記オア・グー) OR16の出力が
与えられている為、データ交換モードで、オペランドと
してBレジ゛スタ512が指定され且つ、データ交換の
条件が満たされた時のみ、前記アンド・ゲートAND5
4は”] 11出力を行い、この°l”出力はオア・ゲ
ート0R20を通じて前記アンド・グー) AND 4
6に与えられる。その為、前記アンド・ゲートAND4
6は導通となり、従って、Aレジスタ510のデータは
前記アンド・ゲートAND46、オア拳ゲート0R18
を通じてBレジスタ512に取り込まれる事となる。な
お、この時、オア・ゲート0R20の61”′出力は、
インバータINV18を通じてアンド・ゲートAND4
7に与えられる為、Bレジスタ512のデータBRを循
環させる為のアンド・グー)AND47は禁止される。 また、アンド・ゲートAND55には、OPO信号の他
に前記アンド・ゲート50の出力と前記オア・グー)O
RI 6の出力が与えられている為、データ交換モード
で、オペランドとしてCレジスタ5.14が指定され、
且つデータ咬換の条件が満たされた時のみ、前記アンド
・グー)AND55はl”出力を行い前記アンド・グー
)AND48に与える。その為、前記アンド・グー)A
ND46は導通となり、従って、Aレジスタ510のデ
ータは前記アンド・ゲートAND 48.オア・ゲート
0R19を通じてCレジスタ514に取シ込まれる事ど
なる。なお、この時、アシド・ゲートAND55の”l
”出力は、インバータINV19を通じてアンド・グー
)AND49に与えられる為、Cレジスタ514のデー
タCBを循環させる為の、アンド・ゲートAND49は
禁止される。 なお、前記キャリー・クリップ・フロップ540は、そ
のに端子に0P70入力を受けている為、データ交換モ
ー ドとなって最初のタイミング・パルスTB7の時間
の最初のクロック・パルスCPの立上りに同期してリセ
ット状態とされるが、このTB7のタイミングに入った
時点で、指令されたデータ交換は終了している。 以上、述べ、た如き構成を通じて、この演算8回路50
0は、インストラクションROM504からの命令に従
って、必要な演算ないしはデータ交換を行うもので、第
70図示の各ルーチンに従って、この演算回路500を
動作させる事に依り、最終的にAレジスタ510には、
演算の結果求められたか当初設定されたかを問わず、デ
ィジタル表示器4.02に表示する為の制御絞り値ない
しは、絞り値に関するデータが得られ、Bレジス、り5
12には、演算の結果求められたか当初設定されたかを
問わず、表示及び制御の為のシャッタ速度(、関する制
御データが得られ、Cレジスタ514には、レンズ装置
2の絞り段数を制御する為の制御データが得られるもの
である。 この演算回路50oに依る演算が終了するとプログラム
・カウンタ582の出力を受けている論理回路598か
らR8N−D信号が出力される事については先にも述べ
た通りであるが、このR8ND信号は演算終了後の3ワ
一ド間ハイ・レベルにおる信号である。 このREND信号は第79図示演算回路500のアンド
・グー)AND42. ノア、ゲートN0R2,オア
・ゲート0R20に与えられ、その為、アンド・ゲート
ANI)42.AND46が導通となり、アンド・ゲー
トAND45.AND47が禁止される。その為、レジ
スタの出力は、アンド・ター)AND42.オア・ゲー
ト0R17を通じてAレジスタ510に直結され、前記
Aレジスタ510の出力はアンド・ゲートAND46、
オア・ゲート0R18を通じてBレジスタ512に直結
される為、信号線@がらは、R8NI)の信号が”l”
である3ワ一ド間に、前記A、[1,Cの各レジスタの
データAFL。 BJCRが、Bレジスタ512の内容Bit。 Aレジスタ510の内容AR,Cレジスタ514の内容
CR,の順で、順次出力される事となる。 第78図示マルチ・プレクサー594の信号線0出力及
び第79図示演算回路500の出力線@出力は、出力論
理回路596に与えられる。 この出力論理回路596は第80図のロジック・ダイヤ
グラムに示す如き構成を有するものであるが、この出力
論理回路596は出力バス・ライン374に時間的に制
御されたデータ及び信号を載せる役目を負うものでるる
。 とIの出力論理回路596は出力バス・ライン374へ
の出力端にオア・グー)OR24を備えており、このオ
ア・ゲートには、信号線Oの出力、アンド・ゲートAN
D64.AND63の各出力が与え、られている。信号
線0の出力は、マ“ルチ・プレクサ594からタイミン
グ・パルスTBI−TB7に同期したWNUP信号、A
VFL信号、TVFL信号、F、D8P信号、B゛r;
sp倍信号 Epns信号、MD8P信号で、sす、そ
のままオア・グー)OR24を通じて出力バス・ライン
374に載せられる事となる。このマルチ・プレクサ5
94の出力は、前にも述ヘタ様に、R8ND信号がハイ
・レベルにある3ワ一ド間は、その出力を規制される。 一方、前記REND信号がハイ・レベルとなると、この
ハイ・レベル信号は前記演算回路500からの信号線@
出力を受けているアンド・グー)AND65を導通とす
る。このアンド・グー)AND6.5出力は、アンド・
グー)AND64に与えられるが、このアンド・グー’
)AND64は設定条件記憶回路548から、パルプ・
モードを示す信号Bf、B及び条件レジスタ574から
ストロボ撮影モードでない事を示す信号で17を入力さ
れているナンド・ゲートNAND3の出力を受けており
、従ってストロボ撮影モードでなくて且つシャッタ速度
としてパルプが設定されている状態でなければ、前記ア
ンド・ゲートAND64は導通となる。従って、前記ア
ンド・ゲートA N、D 64を通じて、REND信号
が′1″である3ワ一ド間に、演算回路500のBレジ
スタ512.Aレジスタ510.Cレジスタ514の各
内容HB、”AR,CRが、タイミング・パルスに同期
してオア・グー)OR24から順次出力バス・ライン3
74に載せられる事となる。 一方、ストロボ撮影モードでなくて且つシャッタ速度と
してパルプが設定されている状態であれば、前記ナンド
・ゲートNAND3の出力は0″となり、従ってアンド
・グー)AND)64は禁止される。その為、演算回路
500から信号線(!すに出力された、−データは出力
バス・ライン374には載せられない。 しかし、かかるパルプ撮影モードの時悴は、前にも述べ
た様に、絞り値に関しては、開放側−御して、且つレン
イ装置2の開放絞シ値A V 。 をディジタ;表示器402に表示する。 従って、紋り段数を制御する為のデータは全ビット″′
0”でよいが、開−放絞り値AVoの表示の為には、ど
うしても使用撮影レンズ装置2の開放絞り値A V o
を出力制御部360に転送する必要がある。その為には
、制御される絞り値即ちAレジスタ510のデータAR
がバス・ライン374に載せられるのと同じタイミング
で、使用撮影レンズ装置2の開放絞り値AVoをバス・
ライン374に載せればよい。その為に、アンド・ゲー
トAND62.AND63が設けられている。前記アン
ド・グー)AND62はプログラム・カウンタ582の
Q5出力及びデコーダ600のSll出力を入力されて
おり、従って、このアンド・グー)、AND62は、演
算回路500から、Aレジスタ510のデータARが出
力線@に出力されると同じlワード間だけl”となる。 アンド・グー)AND63は前記ナンド・グー)NAN
D3の出力をインバータINV22を通じて入力される
と共に、前記アンド・グー)AND62の出力及び、第
37図示回路からの■信号、即ちDTAOを与えられて
おり、従って、ストロボ撮影モードでない時に、パルプ
が選択された場合、演算回路500゜からAレジスタ5
10のデータARが出力されるのと同じタイミングで、
使用撮影レンズ装置2の開放絞り値データAVQが、オ
ア・ゲート0R24を通じて出力バス・ライン374に
載せられるものでるる。 第81図は、バス・ライン366、入力バス・う、イン
370.出力バス・ライン374に載せられる信号及び
データに関しそ前に説明した事をまとめた説明図である
。 即チ、バス・ライン366には、タイミング・パルスT
BO〜TB3tでのタイミング間は0”信号が載ってお
り、タイミング・パルスTB5に同期してCALE信号
が、タイミング・パルスTB6に同期してADCB信号
が、タイミング・パルスTB7に同期してINT信号が
載っているが、このバス・ライン366の信号は、入力
制御部360.中央制御部362.出力制御部364の
各部で、データ転送の為のタイミングを決定する為に重
層な役目を持つものである。 また、入力バス・ライン370は、入力制御部360か
ら中央制御部362に対して、各種の信号及びデータを
タイミング・グくバスTBO〜TB7に基いて転送する
為に重要な働きをしており、各種信号の転送時には、タ
イミング・パ゛ルスTBIに同期してADOF信号、タ
イミング・パルスTB2に同期してABLK信号、タイ
ミング・パルスTB3.に同期してA E CG信号、
タイミング・パルスTB4に同期してWNtJP信号、
タイミング・パルδTB5に同期シてAO倍信号タイミ
ング・パルスTB6[同期してCU倍信号それぞれ載せ
られるものでるり、また、データ(この場合はA−D変
換データDDであるが)の場合は、タイミング・パルス
TB Q−TB 7に同期して、%段積度のデータが下
位桁から順次載せられる。 また、出力バス・ライン374は、中央制御部36.2
から出力制御部364に対して、各種の信号及びデータ
をタイミング・パルスTBO〜TB7に基いて転送する
為に重革な働き□をしており、各種信号の転送時には、
タイミトグ・ノ(バスTBlに同期してWNUP信号、
タイミング・パルスTB2に同期してTVF’L信号、
タイミング・パルスTB3に同期してA V F L信
号、タイミング・パルスTi4に同期してE DSP信
号、タイミング・パルスT B Sに同期してBD8P
信号、タイミング・)くパルスTB6に同期してE F
D 8信号、タイミング・パルスTB7に同期してM
D8P信号がそれぞれ載せられるものであり、またデー
タ、例えばシャッタ速度TV、絞り値AV、開放絞り値
AY O,制御絞り段数AVs等の場合は、タイミング
・がバスTl30〜TB7に同期して、%段積度のデー
タが下位桁から順次載せられるものである。 次に、出力制御部3164について説明する。 出力制御部364は大きく分けて2つの機能を有するも
のである。1つは表示制御機能であ%1つは露出制御機
能である。 この出力制御部364には、中央制御部362から出力
バス・ライン374を通じて、各種Ω条件信号や各種デ
ータを入力されている。これらの信号やデータは、時間
的な制御のもとに入力される為、前記出力バス・ライン
374に入力されるのが゛、如何なる信号又はデータで
あるかをノ 知る為には、信号又はデータが出力バス・ライン374
に載せられる時間を知る必要がある。 かかる時間を得る為に設けられているのが、バス・ライ
ン366から信号入力を受けている同期回路660であ
る。 この同期回路660は、第82図にその詳細な回路構成
図を示すものであるが、同図中700は、リング・カウ
ンタである。このリング・カウンタ700は第38図に
ロジック・ダイヤグラムを示したところの集積回路素子
CD4035に依って構成する事が出来る。 バス・ライン366id、タイミング・パルスTB6に
同期して動作するフリップ・、フロップF22のD端子
に入力される為、このフリップ・フロップF22では、
タイミング・パルスTBSに同期してバス・ライン36
6に載せられているCALE信号が検出される。このフ
リップ・フロップP22のQ出力は、タイミング・パ)
レスTBOに同期して動作するクリップ・フロップF2
3のD入力端子に与えられる。このフリップ・フロップ
F23のQ出力はタイミング・ノくバスTBOを入力さ
れているアンド・グー)AND66を通じて前記リング
・カウンタ700.のクロック端子CL Kに入力され
る事となる。このリング・カウンタ700はそのQO,
Q3出力をアンド・ゲートAND67を介して、J及び
に端子に戻している。なお、前記リング・カウンタ70
0のQO比出力信号線0に出力されると共にクロック・
パルスCPの入力を受けているオア・グー)OR27を
通じて信号線0に出力され、Q1出力はクロック・パル
スCPO入力を受けているオア・グー)OFL26を通
じて信号線[相]に出力され、Q3出力はクロック・パ
ルスCPの入力、を受けているオア・ゲート0R25を
通じて信号線[相]に出力される。 なお、前記クリップ・フロップF23のQ出力は、フリ
ップ・フロップF24のS端子に入力され、そのQ出力
は信号線Oに出力される。 このフリップ・フロップF24のR端子には、パワー・
アップ・クリア信号PUCが与えられる。 また、フリップ・フロップF23のダイレクト・リセッ
ト端子Rには後述する信号線[相]からダイレクト・リ
セット信号が入力される。 かかる構成に於いて、その動作について第83図に従っ
て説明する。 今、バス・ライン366にタイミング・パルスTBSに
同期したCALE信号が載せられると、タイミング・パ
ルスTB6に同期して動作するフリップ・フロップF2
2は、セットされそのQ出力は′1”となる。前記CA
LE信号は4ワ一ド間、出力される為、このフリップ・
フロツプリ22は4ワ一ド間″′l°′出カを続ける事
となる。 − 0前記フリツプ・フロップF22のQ出力は、タイミン
グ・パルスTBOに同期したクリップ・70ツブF2°
3のD端子に入力される為、次のタイミング・パルスT
BOの立上りに同期して、このフリップ・フロップF2
3はセクトされそのQ出力は”l ITとなる。このフ
リップ・フロップF23は、前記スリップ・□フロップ
F22が4ワ一ド間セット状態にある事から、一様に4
ワ一ド間セット状態を続ける事となる。 前記フリップ・フロップF23のQ出力は、タイミング
・パルスTBOを入力される、アンド・グー) A N
D 6.6に入力される為、このアンド・ゲートAN
D66からは、前記フリップ・フロップF’23がセッ
ト状態になってがら4ワ一ド間、TBOに同期した信号
出力がなされる事となる。 このアンド・グー)AND66の出力は、リング・カウ
レタ700゛のクロック・端子CLKに与えられる為、
このリング・カウンタ700はタイミング・パルスTB
Oの立上り毎に同期してQo、Ql、Q2.Q3出力端
子から第83図示の如き出力を行う事と゛なる。なお、
このリング・カラ/り700(7)QO,Ql、Q2の
出1力がアンド・グー)AND67に入力さレテおり、
このアンド・ゲートAND67の出力が、J及びに端子
に入力されているのは、カウント開始時点に、QO端子
から、カウント出力を出させる為である。なお、このリ
ング・カウンタ゛700の出力極性が通常″l”で、カ
ウント出力時に”0”となるのは、T/C端子を接地し
てその様な出力特性を得ているからである。 従って、信号線[相]には、最初にCALE信号が検出
され人、次の1ワ一ド時間だけ、”0”レベルとなる信
号出力がなされる。 また、オア・グー)OR25,0R26,0R27から
は、′第83図に示す如く、タイミング・パルスTBQ
〜TB7の各立上り時間に、立下り特性を持つ様なパル
ス出力がそれぞれ信号線(!■、すΦ、 (、jjlか
ら出力される。なお、信号線0の立下り出力は、出力バ
ス・ライン366に各種信号が載せられるワード時間と
対応しており、信号線(!Φの立下り出力は、出力バス
・ライン366にシャッタ速度データTVが載せられる
ワード時間と対応しており、信号線(ゆの立下り出力は
、出力バス・ライン366に制御絞り臀数データAVs
が乗せられるワード時間と対応するものである事は前に
述べた各棟信号やデータの送り出し時間の関係から明ら
かである。 一方、フリップ・フロップF24はフリップ・フロップ
I” 23のQ出力に依ってセットされるが、このフリ
ップ・70ツブF24のQ端子から信号線@への出力信
号は、第1回目の演算が終了しない限り−、カメラ機構
のシャッタ・レリーズ後の動作が行なわれない様にする
為に用いられる。このフリップ・フロップF 2 ’4
ハパワー・アップ・クリア信号PUCをそのリセット
端子Rに受けている。−また、このバス・ライン366
はタイミング・パルスTBO同期のフリップ・フロン7
7F25のD端子に入力されるが、このクリップ・フロ
ップF25はタイミング・パルスTB7の時間にバス・
ライン366に載せられる■、NT倍信号即ち入力扁両
部360のA−D変換器が入力アjログ・データの積分
中である事を示す信号の検出に用いられるものであって
、そのQ出力は信号線◎に載せられる。 この同期回路660のフリップ・フロップF23はその
ダイレ゛クト・リセット端子Rに信号線[相]からダイ
レクト・リセット信号の入力を受けるが、これは、シャ
ッタ・レリーズが行なわれる以前の時間とシャッタ・、
レリーズが行なわれた後にセルフ・タイマーが動作して
いる時間以外の如何なる時間にへも、出力制御部364
へのデータ等の取り込みを行なわない様にフリップ・フ
ロップF23のセット動作を禁止する為のものである。 これは、るる演算結果に基いて、シャッタ・レリーズが
行なわれ、カメラ装置の各機構が動作を開始してから後
・、他のデータ、特にTTL測光を行なっている場合は
、絞り込みやミラーアップの影響を受けたデータが入力
され、正常な露出制御動作が妨げられる1を防止する為
のものである。 出力バス・ライン366に載っている各種信号やデータ
は、以上述べた如き同期回路660からの出力及びタイ
°ミング・パルスTBO−TB7に依って時間的な判断
のもとに分離され、この出力制御部364のそれぞれ対
応する機能部分に取り込まれる事となる。 前記出力バス・ライン366中の各種信号は、デマルチ
・プレクサ610に依ってタイミング・パルスTBO〜
T B 7に基く分離を受け、出力制御レジスタ622
に蓄積される。 カカるデマルチ・プレクサ6−10及び出力制御レジス
タ622を含む構成は、第84図にその詳細な構成を示
されるものであって、デマルチ・プレクサ610として
は、第62図にロジック・ダイヤグラムを示されるとこ
ろの集積回路素子CD4015を適用しており、また出
力制御し、ジスJ622としては第38図にそのロジッ
ク・ダイヤグラムを示されるところの集積回路素子CD
4035を2個適用している。 かかる構成にあって、デマルチ・プレクサ610はその
クロック端子Cに第′82図示回路660の信号線■出
力の入力を受けており、また、出力制御レジスタ622
はそのクロック端子Cにアンド・ゲートAND69を介
してタイミング・パル、*TB1と第82図不同期回路
660の信号線0出力のアンド条件信号を入力されてい
る。即ち、前にも述べた様に、バス・ライン366゛に
タイミング・パルスTBSに同期したCALE信号が載
せられた、次のワード時間には、タイミング・パルスT
BI−TB7に同期して第81図に示す様に出力バスラ
イン378にはWNUP、−TVFL、AVFL、EI
)SP、EDSP。 EFDS、MA8Pの各信号が入力される為、デマルチ
・プレクサ610は、このワード間に、信号線0出力を
タイミング・パルスとして前記各信号を直列に取り込む
。かかる動作の後、次のワード時間になると、信号−線
0出力がロウ・レベルカラハイ・レベルとなる為、アン
ド・ケートAND69はタイミング・パルスTB1に同
期シた信号出力を行う様になる為、前記デマルチ・プレ
クサ610のQOl、 Ql 1. Q21. Q31
. QO2゜Ql2.Q22 の各出力は出力制御レ
ジスタ゛622のDO−D6端子から該レジスタに取り
込ま、れ蓄積される。その結果、前記出力制御レジスタ
622のQO〜Q6の各出力端子からはxti)sp。 EFDS、Bl)SP、EDSP、AVFL、TVFL
。 WNUP の各信号が出力される事となる。 一方、出力バス・ライン37−4に載っている、シャッ
タ速度TV、絞り値AV、制御制御段数□AVsの各デ
ータは、カメラ装置の各機構の制御の為のデータと1表
示の為のデータとでその取り扱いが異なる。 今、表示の為のデータの取り込みについて説明するに、
出力バス・ライン374中、表示の為に世いられるデー
タはシャッタ速度データT Yと絞り値データAVの2
つである。これらの信号は、表示制御回路652を通じ
て四捨五入方れ、ディジタル表示器402への表示に適
した形に変換され、また、急激なデータの変化に依るデ
ィジタル表示器402のチラッキを防止する為、データ
取り込みの間隔をチラッキが無くなる程度に調節された
上で、出力バス・ライン374に各データが載せられて
いるワード時間に基い°て表示絞シ値は絞り位表示用
レジスタ648に、\表示シャッタ速度TvDsはシャ
ッタ速度表示用レジスタ650−にそれぞれ取り込まれ
記憶される。 かかる表示の為のデータの取り込み回路の詳細なロジッ
ク構成図を第85図に示す。 同図中、998は出力バス・ライン374がら入力され
たデータを四捨五入する為の四捨五入回路でろって、集
積回路素子CD4032(RCA製)で構成されるもの
である。この集積回路素子CD4032は第86図にそ
のブロック・ダイヤ・グラムが、また第87図にそのロ
ジック・ダイヤ・グラムが示されるところの3個の直列
加算器で形成されるものであるが、第85図示回路では
、その中で1個だけを用いている。 この四捨五入回路998はそのAl端子に出力バス・ラ
イン374の出力データを受けており、BljJ子ニタ
イミング・パルスTBIの入力を受けている。また、キ
ャリ一端子CAにはタイミング・パルスTB7の入力を
受けている。 かかる構成にあって、出力バス・ライン374からAl
端子にデータが入力される場合、K段積度のビットはT
L3tのタイミングで入力される訳でるるが、同じタイ
ミングで、81端子にはタイミング・パルスTBlがへ
カされる。即ち、データ7の%段積度のビットにのみ1
1..111を加算する事になる訳であるが、もしこの
杢イ段精度のビットにlIIが立っていれば、%段積度
のビットにキャリーが出て桁上げが行なわれる事となり
、またデータの%段積度のビットにO”′が立っていれ
ば%段積度のビットにはキャリー、が及ばない。従って
、この四捨五入回路998のS端子からの出力データを
%段積度のビットより上位桁を見る限りに於いて、この
出力データは%段積度のビットで四捨五入を行つ以上述
べた如く、前記四捨五入回路998に於いて、表示の為
に適した%段積度のデータに変換され、そのS端子カニ
ら出力されたデータは、絞り値表示用レジスタ648及
びシャッタ速度表示用レジスタ650のそれぞれのD端
子に与えられる。なお、この段階で、前記四捨五入回路
998で四捨五入され%段積rに変換されたデータが、
何に関するデータであるかは、時間的な判断に依る必要
があ゛す、従って、前記各レジスタ6’48.650は
それぞれのクロック端子Cに入力される制御パルスに従
って、それぞれ対応するデータを取り込む事とな□る。 なお、この四捨五入回路998は、そのキャリ一端子C
Aにタイミング・パルスTB7の入力を受ける事に依っ
てリセットされる。 前記絞り表示用レジスタ648はそのクロック端子Cに
オア・ゲートOR31を通じてクリップ・フロップF2
7のq出力とクロック・バルー スCPのオア条件の入
力を受けており、また前記シャッタ速度表示用レジスタ
650はそのクロック端子C1にオア・グー)OR32
を通じてフリップ・フロップF26のQ出力とクロック
舎パルスCPのオア条件の入力を受けている。 前記フリップ・フロップF′26のQ出力は前記フリッ
プ・フロップF27のD入力となっており、また該フリ
ップ・フロップF26のD入力にはインバータINV2
5を通じてオア・グー)OR29の出力を受けている。 一方、前記フリップ・フロップF27のQ出力はフリッ
プ・フロップF28のセット端子Sに与えられてお゛す
、そのQ出力はオア・グー)OFL28に与えられてい
る。前記オア・グー)OR28は一方インバータINV
24を介して後述の信号源に接続された信号線[相]か
ら、2H2のオン・オフ信号を入力、されており、この
オア・ゲート0R28の出力信号は前記オア・ゲートO
)′t29に与えられ名。このオア・ゲート0R29は
一方、第82図示り“ング・カウンタ700のQO端子
出力である、信号線0からの信号入力を受けている。な
お、前記信号線0からの2Hz のオン・オフ信号はオ
ア・グー)OR30を通じてフリップ・フロップF28
゛のリセット端子Rにも与えられている。このフリップ
・フロップF28のリセット端子Rには他にも前記オア
・ゲート0R30を通じてパワー・アップ・クリア信号
P’LICが入力される。一方、前記フリップ・フロッ
プF26.F27の各′ダイレクト・リセット端子Rに
も、パワー・アップ・クリア信号PIJCが入力される
事となる。 かかる構成にあって、その動作を第88図のタイミング
・チャートに従って説明するに、今、信号線qφから送
られて来る2Hz信号がハイ・レベルとなると、インバ
ータINV24の出力はロウ・レベルとなる。この状態
でフリップ・フロップF28はリセット状態にあり、そ
のQ出力は、′0”である為、オア・ゲート0FL28
の出力は0゛であわ、従って、オア・ゲートOR2,9
は、信号線0から入力される第82図示リング・カウ、
ンタ700のQO比出力即ち、通常′1°′で、CAL
E信号の次の1ワ一ド間だけ0”どなる信号を出力する
事が出来る。 このオア・ゲート0R29の出力はインバータINV2
5を通じて、タイミング・パルスTBOに同期したクリ
ップ・フロラブF26のD端子に与えられる為、このフ
リップ・フロップF26は前記インバータINV25か
ら1ワードの間”l”出力をし、次の1ワ一ド間だけセ
ット状態となる。このフリップ・フロップF26がセッ
トされている間は、出力バス・ライン374にシャッタ
速度データTVが載せられている時間゛に相当している
為、このフリップ・フロップF26のQ出力とクロック
・パルスCPの入力を受けているオア・ゲート0R32
を通じて、シャッタ速度表示用レジスタ650に対して
、データ取り込みの為のクロック・パルスが与、tられ
ると、前記四捨五入回路998からの表示シャッタ速度
TVDSが、前記レジスタ650に取り込まれ記憶され
る事となる。一方、前記フリップ・フロップF26のQ
出力は、タイミングパルスTBQに同期したフリップ・
フロップF27のD端子に入力されている為、このフリ
ップ鳴フロップF27は、前記フリップ・フロップF2
6がセットされた1ワ一ド間の次の1ワ一ド間だけセッ
ト状態となる。、従って、このフリップ・フロップF2
7がセットされている1間は、出力バス・ライン374
に絞り値データAVが載せられている時間に相当してい
る為、このフリップ・フロップF27のQ出力とクロッ
ク・パルスCPの入力を受けているオア・ゲート0R3
1を通じて、絞り値表示用レジスタ648に対して、デ
ータ取り込みの為のクロック・パルスが与えられると、
前記四捨五入回路998からの表示絞り値AVD8が、
前記レジスタ648に取り込まれ記憶される事となる。 なお、前記フリップ・フロップF27のQ出力はフリッ
プ・フロップF28のセット端子に与えられている為、
前記フリップ・フロップ・F27のセットと共にこのフ
リイブ・フロップF28もセットされそのQ出力がl”
となる。 このQ出力はオア・ゲート0R28に与えられその出力
を1”とする為、オア・ゲート0R28の出力はl”と
なり、オア・ゲート0R29に与えられる。従って、′
信号線0からの信号はオア・グー)OR29’を通過せ
ず、フリップ・フロップF26.F27も共にリセット
状態を保持され、従って前記シャッタ速度表示用レジス
タ650及び絞り値表示用レジスタ648に対する対応
データの取り込み更新は行なわれない。 このフリップ・フロップF28は、信号線[相]からの
2Hz信号のインバータINV24に依る反転信号をオ
ア・グー)OR30を通じて入力されている為、前記2
Hz信号が、ロウ・レベルとなった時点でリセットされ
る事となる。 一方、このロウ・レベルとなった2Hz信号は、インバ
ータINV24を通じて、前記オア・ゲート0R28に
一1″信号を与え、その出力を”l”としている為、信
号iOからの信号は受は付は不可の状態を保持される。 次に、信号線[相]からの2Hz信号が、ハイ・しベル
になると、前記フリップ・フロップF28出力は0“と
なる為、信号線0からの信号が受は付は可能となり、従
って、前に述べたと同様の方法に依って、シャッタ速度
表示用レジスタ650に汁−シては新たな表示シャッタ
速度TVDSが、まだ絞り値表示用レジスタ648に対
しては、新たな表示絞り値AVDSがそれぞれ取り込ま
れ記憶される事となる。 以上、述べた如き構成を通じて、シャッタ速度、絞り値
とも、表示の為のデータは、21−[z毎に取り込まれ
る事となる為、ディジタル表示器402内に於ける、細
かなデータの変化に依るチラッキや誤読取を防止する事
が出来るものであって、ディジタル表示システムとして
は極めて有効なデータの取り込み方法ないしは表示方法
である。 以上、述べた如くして、絞り値表示用レジスタ648及
びシャッタ速度表示用レジスタ650に四捨五入された
上で、%段積度のデータとして2H2間隔で取り込まれ
た表示絞り値AVDS入び表示シャッタ速度TVDSは
、次の表示制御回路624及〜び、表示用ドライバー6
56を通じてディジタル表示器402に表示される事と
なる。 前記表示制御回路624は単に絞り値やシャッタ速度の
表示を行うものでばなく、カメラ装置の偽作モード及び
動作状態に応じて、第10図に示す如く、記号等の表示
や、表示の点滅制御等も行う必要があり、その為に、こ
こでは前記出力制御レジ艮タロ22に出力・(ス・ライ
ン′374から取り込まれ蓄積されている各種信号TV
FL、AVFL、EDSP、BDSP、EFD8.MD
8P等が関与して来るものである。 前記表示制御回路624は第89図にその詳細なブロッ
ク図を示される−ものであるが、同図中702は絞り値
表示用のデコーダROMであって、第9図のファインダ
内表示器の第2の表示部250に対する絞り値及びOP
”、”cL”。 00”、’EE”等の記号の表示を行なわしめる為のも
のであり、7″o4はシャッタ速度表示用のデコーダR
OMであって、第1の表示部244に対するシャッタ速
度の表示を行なわしめる為のものであり、また706は
前記第1の表示部244に対して、” EREE″、’
buLb”、 ”bEF”。 BF”等の記号表示を行なわしめる為の記号表示用のデ
コーダROMをそれぞれ示すものである。 ディジタル表示器402は、前にも述べた様にタイミン
グ・パルスTB1〜TB6に基いてダイナミック駆動さ
れているが、その詳細を第90図に示すディジタル表示
器402の平面図に従って説明する。 同図中、第1の表示部244は分数表示の為の表゛示素
子708、シャッタ速度並びに記号表示用の4つの7セ
グメント表示素子710,714゜及び小数点表示素子
712から構成されるものであるが、7セグメント表示
素子718Hタイミング・パルスTB3のタイミングで
表示駆動され、7セグメント表示素子716はタイミン
グ・パルスTB4のタイミングで表示駆動され、7セグ
メント表示素子714及び分数表示の為の表示素子70
8はタイミy’グ・パルスTBSのタイミングで表示駆
動され、7セグメント表示素子710及び小数点表示素
子712はタイミンクパルスTB6のタイミングで表示
駆動されるものである。 また、同図中、第2の表示部250は7セグメント表示
素子720,724及び小数点表示素子722から構成
されるものであり、また第3の表示部252は、″M″
表示を行う為の表゛示素子726から構成されるもので
あるが、前記7セグメント表示素子724及び”M”表
示を行う為の表示素子726はタイミング・〕くルスT
BIのタイミングで表示駆動され、7セグメント表示素
子720及び小数点表示素子722はタイミング・パル
スTB2のタイミングで表示駆動゛されるものである。 従って、前記各7セグメント表示素子710゜714、
716. 718. 720. 724に対して7ラ
イジで並列にタイミング・パルスTBO〜TB7に同期
した時分割的な表示器5号を与えると共に、前記”M”
表示用衣′示素子726、ノ 小数点表示素子722.71Z及び分数表示用表示素子
708に対して、1ラインで、タイミング・パルス″”
rBt、TB2.TB6’、T’B6のそれぞれに同期
した表示信号を与える事に依り、このディジタル表示器
402は、ダイナミック駆動する事が出来る。 尚前記表示器402としては、R7A−122−9(B
OW MAR製)が使用可能である。 前記絞り値表示用デコーダROM702は第68図のブ
ロック・ダイヤグラムに示す如き構成ノ を有する集積回路素子1702Aで構成されており、そ
の入力端子AOにはタイミング・パルスTB2の人力を
受け、また入力端子AI−A6には絞り値表示用にジス
タロ48の入力を受け、また入力端子A7には前記出力
制御レジスタ6゛22からEDS P信号の入力を受け
ている。 また、そのC8端子には、タイミング・パルスTBI、
TB2の入力を受けているノア・ゲートNOR3°の出
力をオアφゲート0R40を通じて入力されている。 従って、前記絞り値表示用デコーダROM702は、少
なくともTBl、Tl32のタイミング以外では、その
出力番規制されている。その為、TBIのタイミングで
はその人O端子入力が”0”であり、TB2のタイミン
グではそのA O,端子に入力″l”となる。従って、
絞り値表示用レジスタ648からの入カデLりに応じて
、タイミング・パルスTBI、TB2の各タイミン゛グ
で出力端子DO−D7から、ディジタル表示器402の
17セグメント表示素子724並びに7セグメント表示
素子7201小数点表示素子722の表示駆動用の8ラ
インの出力を行う。 なお1.このデコーダR,OM702のDO〜D6の7
ラインの出力は前記7セグメント表示素子、720,7
24のセグメント選択用として、また該デコーダROM
702のD7の1ラインの出力は前記小数点表示素子7
22の選択駆動用としてそれ“ぞれ用いられる事となる
。 前記シャッタ速度表示用デコーダlROM704は、第
68図のブロック・グイヤグレムに示す如き構成を有す
る集積回路素子1702Aで構成されており、その入力
端子AOにはタイミング・パルスTB4.TB6の入力
を受けているオア・ゲート01”L38の出′力を受け
、また入力端子AIにぼタイミング・パルスTBS、T
B(5の入力を受けているオア・グー)OR39の出力
を受けている。また、入力端子A2〜A7にはシャッタ
速度表示用レジスタ650の出力を受けている。また、
そのC8端子には、タイミング・パルスTBI、TB2
の入力を受けているノ、ア・グー) N、OR3の出力
をインバータI NV 341.t7−ゲー)OR42
、オフーゲ−)OR43を4じて入力されている。従っ
て、前記シャッタ速度表示用デコーダROM704は、
少なくともTBI、TB2のタイミングではそρ出力を
規制されてへる。従って、このデコーダROM−704
の出力が意味を持つのは、TBa〜TB6のタイミング
であるが、今タイミングーパルスTB4.TB5.TB
6共に入力されていない時、即・ちTB3のタイミング
では、そのAQ、Al端子の入力が共に0”となり、ま
たタイミング・パにスTB4が入力されている時は、そ
の人O端子入力のみが1”となり、またタイミング・パ
ルスTBSが入力されている時は、その人1端子入力の
みが“l”となり、また〉イミング・パルスTB6が入
力されている時は、そのAO,AI端子入ガが共に1”
となる。従って、シャッタ速度表示用レジスタ650か
らの出力に応じて、タイミング・パルスTBa〜TB6
の各タイミングで、出力端子DQ−D7からは、それぞ
れディジタル表’ii402の7セグメント表示素子7
18.7セグメント表示素子716.7セグメント表示
素子714並びに分数表示素子708.7セグメント表
示素子710並びに小数点表示素子712の表示駆動用
の8ラインの出力を行う。 なお、このデコーダROM704のDO〜D6の7ライ
ン出力は、前記7セグメント表示素子710.714,
716..718のセグメント選択用として、まだ該デ
コーダROM702のD7の1ライン出力は前記分数表
示素子708及び前記小数点表示素子722の選択駆動
用としてそれぞれ用いられる事となる。 前記記号表示用デコーダROM706は第68図のブロ
ック・ダイヤグラムに示す如き構成を有する集積回路素
子1702Aで構成されそおり、その入力端子AOには
前記オア・ゲート0R38を通じてタイミング・パルス
’rB4.TB’6(7)入力を受けており、また入力
端子AIKは前記オア・ゲートOR39を通じてタイミ
ング・パルスTBS、TB6の入力を受けている。また
、入力端子A4〜A6には、それぞれ”EF”、
’”bEF”、buLb”、′EEEE”の表示を指
令する信号が入力されている。また、そのC8端子には
、タイミング・パルスTBI、TB2の入力を受けてい
るノア・グー)NOR3の出力をインバー1INV34
、オア・グー)OR41t−通じて入力されている。従
って、前記シャッタ速度表示用デコーダR,0M706
は、少なくともTBI、TB2のタイミングではその出
力を規制されている。従って、このデコーダROM70
6の出力が意味を持つのはT’B3〜TB6のタイミン
グであるが、今タイミング・パルスTB4゜TB5.T
B5共に入力されていない時、即ち、TB3のタイミン
グでは、そのAo、A1端ぞの入力が共に0”となり、
またタイミング・パルスTB4が入力されている時は、
そのAO端子入力のみが1”となり、またタイミング・
パルスTBSが入力されている時は、そのAl端子入力
のみが1”となり、またタイミング・パルスTB6が入
力されている時は、そのAO。 Al端子入力が共に”l”となる。従って、このデコー
ダROM706はそのA4〜A7端子入力に応じて、タ
イミング・パルスTB3〜TB6の各タイミングで、出
力端子Do−D6からは、それぞれディジタル表示器4
02の7セグメント表示素子718.7セグメント表示
素子716.7セグメント表示素子714.7セグメン
ト表示素子710の表示駆動用の7ラインの出力を行う
。なお、このデコーダROM706のDO〜D6の7ラ
イン出力は、前記7セグメント表示素子710.7!4
,716,718のセグメント選択用として用いられる
事となる。 なお、前記各デコーダROM702,704゜706の
各DQ−D5出力はそれぞれまとめられて、全体で7ラ
インの信号として表示駆動回路656に与えられる。ま
た、前記デコーダROM702,704の各D7出力は
1本に1とめられてオア・ゲートOR,37を通じて前
記表示駆動回路656に与えられる。尚表示駆動回路6
56としては2個の75491(TI製)が用いられて
いる。 一方、”M ”記号表示素子726を表示させる為の信
号は、アンド・グー)AND74に依ってM D S
))信号をタイミング・パルスTBIに同期して出力す
る事に依って得られる。このアンド・グー)’AND7
4の出力は、前記オア・ゲート0R37を通じて、前記
デコーダROM702.704の各D7出力と共に前記
表示駆動回路656に与えられる。 なお、前記各デコーダROM702,704゜706は
種々の要因によってその出力を規制される。特に、デコ
ーダR,0M704と706の各出力は、いずれもタイ
ミング・パルスTB3〜TB5に同期して出力される為
、いずれか一方を選択して出力を行なわせる必要がある
。壕だ、シャッタ速度の表示データを点滅させたい時は
、デコーダROM704の出力を一定周期で規制する必
要があり、絞り値の表示データを点滅させたい時は、デ
コーダROM702の出力を一定周期で規制する必要が
あり、更に、エラー警告の表示”EEEEEE”を点滅
表示させる時は、デコーダROM702,706の出力
を一定周期で規制する必要があり、更に、入力制御部3
60に於けるA−D変換器での入力アナログ・データの
積分中、即ちINT信号が入力されている間は、ファイ
ンダ内にあるディジタル表示器402の発光がTTL測
光系に悪影響をおよぼす虞れがある為、全てのデコーダ
ROM702. 704. 706の出力規制を行いデ
ィジタル表示器402を不動作とする必要があり、更に
カメラ装置機構が露出の為の動作を行っている時は、フ
ァインダ内のディジタル表示器402の発光が露出に悪
影響を及ぼす虞れがあり、またセルフ・タイマ動作中や
長秒時の露出時間での撮影を行う場合のディジ、タル表
示器402の不必要な動作に依る無駄な電池の消耗を防
止する為に全てのデコーダR,0M702,704゜7
06の出力規制を行って、ディジタル表示器402を不
動作とする必要がある。 第89図中、ノア・グー)N−OR5には信号線[相]
、Oから、信号入力がなされているが、信号線◎からは
、カメラ装置の露出制御機構が動作を開始する以前に”
l”となる信号が、信号線Oからはカメラ装置の露出゛
制御機構が動作を終了してから後に”1”となる信号が
それぞれ入力されている。従って、このノア・ゲートN
0R5からはカメラ装置の露出制御機構が動作中である
時に1″となる信号出力がなされる事となる。このノア
・ゲートN OR5’の出力は、オア・グー)OR34
に与えられる。一方、このオア・ゲートには、第゛82
図示の信号線[相]から積分中を示すINT信号が入力
されており、従って、このオア・グー)OR34の出力
はディジタル表示器402の全ての表示を消す為のブラ
ンキング信号として作用する事となる。前記オア・グー
)OR34の出力はオア・ゲートOR35からインバー
タI NV 27を通じて反゛転され、0”信号として
アンド・ゲートAND74に与えられる為、アンド・ゲ
ートAND74はその出力を規制され、従って、′M”
表示の為の選択表示信号にブランキングがかかる事とな
る。 一方、前記オア・ゲート0R35の出力はオア・ゲート
OR40を通じてデコーダROM702のC8m子K、
オア・ゲート0R42,0R43を通じてデコーダRO
M704のC8端子に、オア・グー)OR42,0R4
3を通じてデコーダROM706のv丁端子にそれぞれ
与えられる事となる為、前記各デコーダR,OM702
゜704、.706の各出力にブランキングがかかる事
となる為、ディジタル表示器402の表示は゛規制され
る事となる。 なお、オア・グー)OR35にはクロック・パルスCP
が与えられており、前記オア・グー)OR34の出力が
”0”の時は、常にクロック・パルスCPに同期した信
号が出力される事となるが、このクロック・パルスCP
に同期り。 た信号は前記各デコーダROM702,704゜706
の出力内容が変化する時に、ディジタル表示器402に
不要なデータ表示がなされない様にブランキングをかけ
る為に用いられるものである。 今、前記ディジタル表示部402に対して、その第1の
表示部244にシャッタ速度の表示を行わしめ、その第
2の表示部250に絞り値ないしは、′CL″″OP″
″oo”等の記号の表示を行なわしめ、もし必要ならば
第3の表示部252にM”表示を行なわせる場合には、
BDSP信号、ED8P信号、BFDS信号は当然″O
”であり、従°つて、デコーダROM702のU端子に
対しては、先tも述べた様にTBIとTB2以外の時間
にブランキング信号が印加され、またデコーダROM7
04のC8端子に対しては、先にも述べた様にTBIと
TB2のタイミングでブランキング信号が印加される。 一方、前記デコーダROM706のC8端子に対しては
、BD8P信号、EDSP信号及びEFDS信号の入力
を受けているアンド・グー)AND73の出力信号を入
力され、従ってその出力が”l”となっているノア・グ
ー)NOR4の出力が、オア・ゲート0R41を通じて
ブランキング信号として与えられる為このデコーダRO
M706の出力は規制される。 従って、前記デコーダROM702,704からの出力
に基いて、前記ディジタル表示器402はその第1の表
示部244にシャッタ速度の表示を行い、その第2の表
示部250に絞り値ないしは”cL“′、”OP”、O
O”等の記号の表示を行ない、また必要ならば第3の表
示部252に”M”表示を行う。 かかる表示状態にあって、今、演算の結果求められた絞
り値がし、ンズ装置2で制御なし得る限界を越えた場合
に絞り値の表示を点滅させるべくAvFL信号として”
l”が出力される事へについては既に述べたところであ
るが、この場合、このAVFL信号は、2Hzのオン・
オフ信号が載っている信号線[相]からインバータIN
V33を通じて2l−1zのオン・オフ信号を与えられ
ているナンド・ゲートNAND3に与えられる為、この
ナンド・グー)NAND3からは2Hzのオン・オフ信
号が出力され、ナンド・ゲ−)NAND4に入力される
。一方、このナンード・ゲートNAND4は、ナンド・
ゲートNAND2の入力を受けているが、このナンド・
グー)NAND3ばその入力のうちEDSP信号が′0
”であ・る為、その出力はl“であり、従って該ナンド
・グー)NAND−4は2Hzのオン・オフ信号出力を
行う事となる。このナンド・グー)NAND4出力は、
オア・ゲート0R40を通じてデコーダROM702の
C8端子に入力され、該ROMの出力に2Hzでブラン
キングをかける。 従って、このデコーダROM702に依ってディジタル
表示器402の第2の表示部250に表示される絞り値
表示は2Hzで点滅させられる事となる。 また−1演算の結果求められたシャッタ速度がボディ4
で制御なし得る限界を越えた場合にシャッタ速度の表示
を点滅させるべ(TVFL信号として”1”が出力され
る事については既に述べたところであるが、この場合、
このTVFL信号は、2H2のオン・オフ信号が載って
いる信号線[相]からインバータINV33を通じて2
Hzのオン・オフ゛信号が与えられているアンド・ゲー
トAND72に与えられる為、このアンド・ゲートAN
D72から/d 2 Hzのオンパオフ信号が出力され
る事となる。このアンド・ゲートAND72の一出力は
、オア・グー)OR43を通じてデコーダR,0M70
4のC8端子に入力すれ、該FLOMの出力に2Hzで
ブランキングをかける。従って、このデコーダROM7
04に依ってディジタル表示器402の第1の表示部2
44に表示されるシャッタ速度表示は2Hzで点滅させ
られる事となる。 次に、ストロボ撮影モードと々って、充電完了信号が入
力制御部360に与えられると、EFDS信号としての
”■“信号が中央制御部362より出力される事につい
ては前にも述べた通りであるが、この時、第1の表示部
には、第10図(c)(cl)に示す如く、制御される
シャッタ速度と充電完了・を示すEF″の表示がなされ
る。 なお、制御されるシャッタ速度は、分数表示素子708
.7セグメント表示素子710゜714及び小数薇表示
素子712をもって表示されるもので、デコーダROM
704とタイミング・パルスTB5.TB6が関与する
ものであり、また充電完了を示す”EF”表示は17セ
グメントi示素子716,718をもって行なわれるも
ので、デコーダROM706とタイミング・パルスTB
3.T’B4が関与するものである。 今、EFDS信号としての“l”が第89図で示すデコ
ーダROM706のA41子に入力すると、このデコー
ダROM706からタイミング・パルスTB3.TB4
の間に出力される信号は、第1の表示部の7セグメント
表示素子716.718を’EF”とする。 一方、デコーダROM704には、シャッタ速度表示用
レジスタ650から、シャッタ速度表示用の信号が印加
される。なお、この時のシャッタ速度はストロボ同調シ
ャッタ速度(例えば60分の1秒)以下であるので、第
1の表示部の7セグメント表示素子710及び714に
依る表示の範囲を越える事はない。 かかる状態で、アンド・グー)AND73には、EFD
S信号が入力されるが、このアンド・ゲートAND73
はオア・グー)OR44を通じてタイミング・パルスT
B3.TB4(7)入力を受けている為、このアンド・
グー)AND73はTB3.T、B4のタイミングで1
”出力を行うi′となる。このI II出力は、ノア・
グー)’N0I(,4に入力され、その出力を0”とす
る為、このノア・ゲートNo)’t4の出力をインバー
タINV32を通じて反転した上でオア・グー)OFt
43を通じてC8端子に入力されているデコーダROM
704はTB3.TB4のタイミング間だけブランキン
グがかかり、また前記ノア・ゲートN0R4の出力をオ
ア・グー)OFL41を通じてC8端子に入力されてい
るデコーダROM706はTB3.TB4以外のタイミ
ング、即ち、TBS、T、Ij6のタイミング間にブラ
ンキングをかけられる事となる。 従って、ストロボ撮影モードにあっては、ディジタル表
示器402の第1の表示部244にはシャッタ速度とE
F”の表示がなされる事となる。一方、前記ディジタル
表示器402の第2の表示部250には、ストロボ艇全
量発光モードでない甲り絞シ値表示用レジスタ648か
ら絞り値データの出力がなされ、該データに従って、デ
コーダR,0M702から表示絞り値の信号出力がなさ
れ、絞り位表示がなされる事となる。また、ディジタル
表示器402の第3の表示部252に対しては、MDS
P信号が1”となっていれば”M”表示がなされる。 また、シャッタ速度としてパルプが選択された場合は、
BDSP信号として“1”信号が出力される事について
は前にも述べた通りであるが、この時、第1の表示部に
は、第1O図(b)に示す如く、“b uLb”の表示
がなされる。BDS P信号としてl”が入力されると
、この”l”信号はアンド・ゲートAND70、AN:
D71に入力されるが、前記アンド・グー)AND70
はEFD8信号をインバータINV30を通じて入力さ
れており、前記アンド・ゲートAND71はEFDS信
号を直接入力されている為、FiFD8信号が′θ″で
ある限シ、アンド・ゲ−)AND70の出力がl”とな
って、デコーダROM706のA6入力端子に入力され
る。 その結果前記デコーダROM706からは、ディジタル
表示器402の第1の表示部244に”buLb”の表
示を行なわせるべく信号出力がなされる。かかる状態で
、BDSP信号は、ノア、ゲート′″″N0R4に入力
される為、その出力を0”とするが、その為このノア・
ゲートNOR。 4の出力をインバータINV32を通じ゛て反転した上
でオア・グー)OR43を通じてC8端子に入力されて
いるデコーダR,0M704はブランキングがかかり、
また前記ツアーゲートN0R4の出力をオア・ゲート0
R41を通じてv丁端子に入力されているデコーダRO
M706は、”buLb”表示の為の信号出力を行う事
となる。従って、パルプ撮影モードにあっては、ディジ
タル表示器402の第1の表示部244には、”buL
b”の表示がなさ゛れる事となる。一方、−前記ディジ
タル表示器402の第2の表示部250には、MDSP
信号が”l”でない限り、絞り表示用レジスタ648か
らの出力信号に従って、使用撮影レンズ装置2の開放絞
り値が表示され、またMDSP信号がl”であれば、絞
り値の表示はなされず、第3の表示部252に″M″表
示がなされる。なおこの事は、第10図cb)vL示す
通りである。 また、ストロボ撮影モードにあって、なお且つシャッタ
速度としてパルプが選択された場合は、EFDS信号及
びBDSP信号としてそれぞれ″′1″信号が出力され
る事については前にも述べた通りであるが、この時、第
1の表示部には第10図(C)、 (d)に示す如くb
EF” の表示がなされる。EFDS信号及びBDS
P信号として1”が入力されると、両人力を受けている
アンド・ゲートAND71の出力が”l”となって、デ
コーダROM706のA5端子に入力される。その結果
、前記デコーダROM706からは、ディジタル表示器
402の第1の表示部244に’buLb”の表示を行
なわせるべく信号出力がなされる。かかる状態でBDS
P信号はノア・グー)NOR4に入力される為、その出
力を0“′とするが、その為、このノア・ゲートN0R
4の出力をインバータINV32を通じて反転した上で
オア・グー)OR43を通じて旨端子に入力されている
デ゛コーダROM704はブランキングがかかり、また
前記ノア・メートN0R4の出力をオア・ゲート0R4
1を通じてC8端子に入力されているデコーダROM7
06は”bEF” 表示の為の信号出力を行う事となる
。従って、ストロボ撮影モードで且つパルプ撮影モード
にあっては1、ディジタル表示器402の第1の表示部
244にはbEF”の表示がなされる事となる。一方、
前記ディジタル表示器402の第2の表示部250には
、ストロボが全量発光モードでない限9、絞り値表示用
レジスタ648から絞り値データの出力がなされ、該デ
ータに従ってデコーダROM702から表示絞り値の信
号出力がなされ、絞り値表示がなされる事となる。また
、ディジタル表示器402の第3の表示部252に対し
ては、M D S’ P信号が61″となっていればM
”表示がなされる。 まだ、ED8P信号として”l”信号が入力されると、
前記ディジタル表示器402の第1゜第2の表示部24
4.250にEEBE EE”の点滅表示が行なわれる
。 この様に、HDSP信号として“1”信号が入力された
場合、デコーダROM702に対しては、”EE”表示
の為の信号出力を行なわせるべくその人7入力端子にE
D8P信号を入力すると共に、デコーダR,OM706
に対しては、“EEEE”表示の為の信号出力を行なわ
せるべく、その人7入力端子にHDSP信号を入力する
。 一方、このEDSP信号は、2H2のオン・オフ信−号
が載っている信号線[相]からインバータINV33を
通じて2Hzのオン−オフ信号を与えちれているナンド
・グー)NAND2に与えられる為、このナンド・ゲー
トNAND2からは2H2のオン・オフ信号が出力され
、ナンド・ゲートNAND4に入力される。一方、この
ナンド・ゲートNAND4はナンド・ゲートNAND3
の出力を受けているが、このナンド・ゲートNAND3
はその人力のうちAVFI。 信号がO”である限り、その出方は”1″であり、従っ
て、該ナンド・ゲートNAND4は2Hzのオン・オフ
信号出方を行い7、この信号はオア・ゲート0R40を
通じてデコーダROM702<7)C8端子に入力され
、該ROM702の出力に2Hzでブランキングをかけ
る。従って、このデコーダROM702に依ってディジ
タル表示器402の第2の表示部250に表示されるE
B”表示は2Hzで点滅させられる事となる。また、前
記ナンド・ゲートNAND2の出力である2Hzのオン
・オフ信号はインバー′りINM28を通じて反転され
、前記ナンド・グー)NAND4の出力である2Hzの
オン・オフ信号と位相を合せられた後、オア・ゲートo
g、itを通じてデコーダ几0M706のC8端子べ入
力され、該R,OM706の出方に2Hzでブランキン
グをかける。従って、この7’ コ−F ROM 70
6に依ってディジタル表示器402の第1の表示部24
4に表示される’ EEBE”表示は2Hzで点滅させ
られる事となる。一方、前記HDSP信号は、ノア・ゲ
ートN0R4に入力される為、このノア・ゲ□−トN0
R4は“0”出力を行う事となり、このノア・ゲートN
0R4のo”出力をインバータINV32を通じて反転
した上でオア・ゲート0R43を通じて、正I端子に入
力されているデコーダROM704はその出力を完全に
規制される事となる。 以上、述べた如<EDSP信号として”1”信号入力が
あった場合は、ディジタル表示器402には、”E’E
EE EE”の2出間隔での点滅表示が行なわれる事と
なる訳である。 次に、出力バス・ライン374から制2御の為のデータ
の取り込みが如何にして行なわれるかについて詳述する
。 出力バス・ライン374に載せられ七いる制御の為のデ
ータは、シャッタ速度制御用のデータTVと、絞り込み
段数制御の為のデータAVsであるが、前記シャッタ速
度制御データTVは前にも既に述べた通り、CALE信
号がパスライン366に載せられた次l7)1ワ一ド時
間に、タイミング・パルスTBO〜TB7に同期した1
/8段精度のデータで出力バスライン374に載せられ
、まだ前記絞り込み段数制御データAVsは前にも述べ
た様に、CALE信号がバス・ライン366に載せられ
てから3ワード目の1ワ一ド時間にタイミング・パルス
TBO〜TB7に同期した1/8段精度のデータとして
出カッくス・ライン374に載せられる。即ち、前記シ
ャッタ速度制御データTVは第82図不同期回路660
L7?出力信号線[相]の出力に同期しておシ、また絞
シ込み段数制御データAVsは信号線[相]の出力に同
期している。即ち、シャッタ速度制御データTVは、出
力バス・ライン374から前記信号線■出力に同期して
取シ込め”ばよい訳でおるが、このノシャツタ速度制御
データTVは、アペックス値、即ち実際のシャツタ秒時
の逆数の対数圧縮値に対応している為、アペックス値相
当のシャッタ速度データTV’から実際のシャツタ秒時
に対応するデータを得る為には、何らかの演算操作を必
要とする。即ち、このシャッタ速度データTVを実際の
シャツタ秒時に対応さ鮪た大きさの信号とする為には、
基準となるシャッタ速度のアペックス値から前記シャッ
タ速度制御データTVを減算する必要がある。この減算
の結果得られたデータは、制御シャツタ秒時のアペック
ス値相当の段数に対応するもので、この様に得られたデ
ータを基準となるシャッタ速度に基いて指数伸長する事
に依って実時間を得る事が出来るものである。以上、述
べた如く、アペックス相当のシャッタ速度から実時間を
得る為には、基準となるシャッタ速度からシャッタ速度
データ″′T Vを減算する必要がある訳であるが、そ
の為に設けられているのが減算回路612である。 以上、述べた如くして減算回路612を通じて得られた
制御シャツろ秒時データTVsは、7ヤツタ秒時制御レ
ジスタ614及び626に入力されるが、前記各レジス
タ614,626 は前記同期回路660からのシャッ
タ速度データの取シ込み時間を指定する制御信号に基い
て、前記シャツタ秒時制御データTVを出力バスライ/
374から分離して取り込み蓄積する。ちなみに、前記
シャツタ秒時制御レジスタ614は前記シャツタ秒時デ
ータTVsの整数部、前記シャッタ制御レジスタ626
は前記シャツタ秒時データTVの小数部の記憶の為に設
けられたものである。 一方、絞り込み段数制御データAVsは、出力バズ・ラ
イン374から前記信号線[相]出力に同期して取シ込
めばよい訳であって、前記絞り込み段数制御データAV
sは、絞゛シ込み段数制御レジスタ628に前記同期回
路660からの絞り込み段数制御データAVsの取り込
み時間を指定すする制御楡号に基いて前記絞シ込み段数
制御データAVsを出力バス・ライン374から分離し
て取り込み記憶する。 以上説明した様な、制御の為のデータ、即ち前記シャツ
タ秒時制御データTV及び絞シ込み段数制御データAV
sを取り込む為の構成は、その詳細なロジック・ダイヤ
グラムを第91図に示すものである。 第91図からも明らかな様にシャツタ秒時制御レジスタ
614及び626は第82図示の信号線[相]出力をク
ロック端子C入力とする集積回路素子CD4015に集
約されており、また絞り込み段数制御レジスタ628は
好82図示の信号線[相]出カーをクロック端子C入力
とする集積回路素子CD4015で構成されている。 なお、前記集積回路素子CD4015は第62図にその
詳細なロジック・ダイヤグラムを示されるものである。 第91図示構成にあって、アンド拳グー)AND75、
AND 76. AND 77. AND 78.オ
ア・グー) 0R45,0R46,エクスクルシブ・オ
ア・ゲートEX4.EX5.インバータINV35.フ
リップ・フロップF29.ノア・ゲートNoR5で構成
されるのは周知の減算回路構成であって、ノア・ゲート
N0R5に対してタイミング・パルスTBO〜TB7に
同期して入力されるデータから、出力バスライン374
にタイミング・パルスTBO−TB7に開明して入力き
れるデータの減算を行・りて、その結果を壬りスクルシ
ブ・オア・グー)EX5がら、タタイミング拳パルスT
BO〜TB7に同期して出力する。ちなみに、前記イン
バータINV35を通じてアンド・ゲートAND78に
タイミング拳パルスTB7を入力する目的は、演算の最
終段階で生じるキャリーを阻止して、次のTBO〜TB
7に於ける演算に対するキャリーのまわり込みを阻、止
する為のものである。 なお、ノア・グー)NOR5に対しては、シャツタ秒時
制御の為の基準となるシャツタ秒時のアペックス相当値
が入力される事となる訳であるが、この実施例では最高
速の2000分の1秒を基準シャツタ秒時としておシ、
従って前記ノア・ゲートN0R5に対しては2000分
の1秒のシャッタ秒時に対応する2進コード・データが
入力される事となる。このデータは、後にも示すが、”
10101000”であシ、従ってこのデータをタイミ
ングΦパルスTBO−TB7に同期させた場合、タイミ
ング−パルスTB7.TB5.TB3゜で前記ノア−グ
ー)NOR5に1”入力が与えられる事と゛なる。かプ
)る構成を実現すべく、この実施例では、前記ノア・グ
ー)NO,R5に、対してタイミング・パルスTB3.
TB5.TB7の入力を行っている。 以上、述べた如き構成を有する減算回路612のエクス
クルシブ・オア・グー)EX5からの出力データは、前
記7ヤツタ秒時制御レジスタ614+626の入力端子
りに与えられるが、この段階では、前記データが実際に
制御シャツタ秒時TVに対応するものであるか否かは不
明である。 そこで、本実施例では前記シャレタ秒時制御レジスタ6
14+626のクロック端子Cに、出力バス・ライン3
74にシャッタ速度に関するデータTVが載せられるの
と同じワード時間に、前記同期回路660の出力信号線
[相]から出力される信号を印加する。その結果、該レ
ジスタ614+626は、前記減算゛回路612の出力
の中から、7ヤツタ秒時制御データTVを分別して取り
込み蓄積するものである。かかる動作を通じて、前記7
ヤツタ秒時制御レジスタ614+626のQO〜Q7の
各端子からは、シャツタ秒時制御データTVが上位桁か
ら下位桁に向けて並列出力されており、そのQO〜Q4
出力が整数部、Q5〜Q7が小数部にそれぞれ対応する
ものである。 一方、絞り込み段数制御レジスタ628は、出力バス・
ライン374を入力端子りに受けているが、このレジス
タのクロック端子Cには、出力バス・ライン374に絞
り込み段数制御データAVsが載せられるのと同じワー
ド時間で、前記同期回路660の1出力信号線[相]か
ら出力される信号を入力されている為、該レジスタ62
8は前記出力で(ス・ライン374中のデータの中から
、絞シ込み段数制御データAVsを分別して取シ込み蓄
積するもので1ある。かかる動作を通じて、前記絞シ込
み段数制御レジスタ628のQO〜Q7の各出力端子か
らは、絞シ込み段数制御データAVsが上位桁から下位
桁に向けて並列出力される事となる。 以上、述べた如くしてシャツタ秒時制御レジスタ614
+626に蓄積されたシャツタ秒時制御データTV及び
絞シ込み段数制御レジスタ628に蓄積された絞シ込み
段数制御データAVsに基いてこのカメラ・システムの
機構部分358に於ける露出制御動作が行なわれる事と
なるが、今、このカメラ機構部分358とその動作シー
ケンスについて説明する。 このカメラ・システムが機構部分358に設けられたシ
ャッタ・レリーズ手段396.絞シ制御手段398.シ
ャッタ速度制御手段400という3つの電磁機械変換手
段を通じて動作制御さされる−という事については先に
も述べた通りであるが、今前記各制御手段の動作につい
て説明する。 このカメラ・システムの機械的機構の大部分は、伝統、
的なカメラ機構と稠ら変わるものではない。 前記シャッタ・レリーズ手段396は、一定時間通電す
る事に依ってカメラ機構の機械的なシーケンスを走行さ
せるトリガー機構に連動する電磁ソレノイドであって、
この電磁ンレノイドへのパルイ的な通電に依って、ボデ
ィ4側−から絞り値をプリセットする為のAEレバー9
40走行開始、レンズ装置2の絞シ込み駆動、ミラーの
はね上げ、フォーカル・ブレーン・シャラダの先幕の走
行を開始させる等の機械的シーケンス機構が動作する。 また、前記絞シ制御手段398は、通電する事に依って
、前記AEレバー94のクランプ機構をクランプ解除側
に付勢する電磁ソレノイドであって、この電磁ソレノイ
ドへの通電に依って前記AEレバー94はクランプ解除
状態で走行動作可能であり、通電停止に依ってクランプ
される。かかる構成に於いて、前記カメラ機構の機械的
なシーケッスの走行開始前に、前記絞り制御手段398
を通電動作させて前記AEレバー94のクランプ機構を
クランプ解除側に保持しておき、前記カメラ機構の機械
的なシーケンスの走行開始に伴って走行開始するAEレ
バー94の走行が可能な状態にしておく。次に、機械的
なシーケンスに従ってAEレバ゛−94が走行開始した
場合その走行量を検出して、この走行量が所定の値にな
ったところで前記絞シ制御手段398への通電を停止す
る事に依シ、前記AEレバー94の夛ランプ機構をクラ
/プ位置に復帰させて前記AE、レバー94をクランプ
する。以上、述べた如くしてレンズ装置20絞シ値をプ
リセットする事が出来る訳であるが、この事については
、前にも述べた通電である。 また、前記シャッタ速度制御手段400は、通電する事
に依って、フォーカル・プレーン・シャッタの後幕が走
行開始するのを規制する電磁ソレノイドであって、この
電磁ソレノイドの通電に依゛りて前記シャッタ後幕は走
行規制状態にあり、また樋、電停止に依って前記シャー
ツタ後幕の走行規制が解除され、前記シャッタ後幕は走
行を開始する。かかる構成に於いて、前記カメラ機構の
機械的なシーケンスの走行開始と一同時に、前記シャッ
タ速度制御手段400を通電動作させて前記シャッタ後
幕を走行規制しておき、シャッタ先幕走行後、計時を開
始して、この計時時間が所定の値になったところで、前
記ンヤツタ速度制御手慇400への通電を停止する事に
依シ、前記ンヤツタ後幕の走行規制を解除し、て、前記
シャッタ後幕を走行開始させる事に依って露出時間の制
御を行う事が出来る。 なお、前記7ヤツタ後幕−の走行が終了すると機械的な
シーケンス機構は、ミラーや絞シ込み駆動レバー98等
の復帰動作を行う。 なお、前記シャッタ・レリーズ手段396.絞り制御手
段398.シャッタ速度制御手段400はその動作タイ
ミング及θ動作す間を正確に制御される必要があり、そ
の為には種々の条件に従って得られる7確なシーケンス
制御の為の信号が必要となって来るが、その為に出力制
御部364に設けられたのが、制御信号発生回路646
である0この制御信号発生回路646iらは、前記ンヤ
ッタ・レリー ズ手段396.絞り制御手段398.シ
ャッタ速度制御手段400に対して、適切な露出制御動
作が行なわれる様なタイミングで、適切な時間だけ、駆
動制御信号が与えられるが、これらの制御タイミングな
いしは時間は、セルフ・タイマの動作時間、絞り込み段
数制御レジスタ628に蓄積された絞シ込み段数分をA
Eレバー94が走行するタイミング、シャッタ先幕が走
行開始した後、シャッタ秒時制御レジスタ614,62
6に蓄積されたシャツタ秒時データに対応する実時間が
経過するタイミング、機械的なシーケンス機構の機械的
な遅れを補償する時間等に基いて作らdるものである。 前記シャツタ秒時制御レジスタ6艮6の出力データ及び
前記絞シ込み段数制御レジスタ628の出力データは、
データ・セレクタ632に入力され、前記制御信号発生
回路646からの指令に基いて選択的にダウン・カウン
タ642に与えられる。 一方、前記シャツタ秒時制御レジスタ614の出力デー
タは、各種の時間的な制御の為の時間に対応する定数デ
ータを発生する為に設けられた定数発生回路616の出
力データと共にセレクト・ゲート618に入力され、前
1己制御信号発生回路646からの指令に基いて選択的
に分周回路620に与えられる。 なお、前記ダウン・カウンタ642はそのクロック端子
にセレクト・ゲート640を介して、AEレバー94の
走行に伴って入力されるパルス信号FPC及び前記分周
回路620の出力パルス信号を入力されており、前記デ
ータ・セレクタ632から入力されるデータを前記セレ
クト・ゲート640を介して入力′されるパルスに基い
て減算カウントし、□かかる減算カウントの結果発生し
たキャリーを前記制御信号発生回路646に与える如き
構成となっている。 かかる構成にあって、今、絞り込体段数制御を行う場合
、前記データ・セレクタ632を通じ□ て、前記絞シ込み段数制御レジスタ628がらダウン・
カウンタ642に対して、絞シ込み段数制御データAV
sが与えられる。一方、前記ダウン・カウンタ642の
クロック端子には前記セレクト・グー)640を介して
AEレバー94の走行量に応じて出力されるパルス信号
FPCが入 ′力される。゛この時、AEレバー94が
走行スると、前記漬°ウン・カウンタ642に於いては
、前記パルス信号FPCに依って前記絞シ込み段数制御
データAVsが減算される。づλかる動作を通じて前記
ダウン・カウンタ642からキャリーが出力すると、こ
のキャリーは前記パルス信号FPCO入カパルス数が前
記絞シ込み段数制御データAVsに一致した事を示すも
のであって、AEレバー94のその時の走行位置が、レ
ンズ装置2の絞り込み制御段数分のプリセット位置に来
た事を示すものである。従って、前記ギヤ1ノーを入力
された制御信号発生子”’1646’U、前記絞シ制御
手段398を通じて、前記AEレバー94をクランプす
る事に依り、レンズ装置2の絞り込み段数を前記絞り込
み段数制御データAVsと同じ値にプリセットする事が
出来るもので弗る。 また、今、シャツタ秒時制御を行う場合、前記データ・
セレクタを通じて、前記シャツタ秒時制御レジスタ62
6からダライ・カウレタ642に対して、シャツタ秒時
制御データTVのうちの小数以下のデータが与えられる
。なお、このダウン・カウンタ642は前記小数以下の
データに“1”を加算した上で、8倍したデータとして
、このデータを取り込む。一方、前記ダウン・カウンタ
642のクロック端子には前記セレクト台ゲート640
を介して前記分周回路620の出力パルスが入力される
。この時、分周回路620は、前記シャツタ秒時制御レ
ジスタj14から、シャツタ秒時制御データTVのうち
整数部のデータをセレクト・ゲニト618を通じて取り
込んだ上で、基準時間の1/8のパルス信号で分周して
、パルス出力するもので、前記ダウン・カウンタ642
に取り込まれたデータは、前記分周回路620の出力パ
ルスに基いて減算される。かかる動作を通じて゛、前記
ダウン・カウンタ642からキャリーが出力すると、こ
のキャリーは前記分周回路620の出力パルス数が、小
数以下のシャツタ秒時制御データに関するデータに一致
した事を示すものであって、前記シャツタ秒時制御デー
タに対応する実時間が経過した事を示すものである。従
って、前記キャリーを入力された制御信号発生手段64
6は、前記シャッタ速度制御手段400を通じて、シャ
ッタ後幕を走行開始させる事に依り、シャツタ秒時を、
前記シャッタ秒時制御データ′毘に対応する実時間に制
御する事が出来るものである。 なお、シャツタ秒時制御の事について更に詳細に説明す
るならば、前記シャツタ秒時制御データTVsは1/8
段精度のデータで与えられるものであって、このデータ
を今、 Tvs−P + s、 (18
)とおく。但し、P、αは整数値である。このデータは
基準時間Yに対して、 TR=Y×2(P+百)(19) なる実際の露光時間に相当するものである。し、かじ、
ディジタル的な回路で 2(P + g) を演算する
為には極めて複雑な回路、となる為、この実施例では 2P+ sキ2”(1+” ) (20
)で近以している。従って、実際の露光時間TRは TR= Y x 2Px (1+′り
(21)で表わされる事となる。なお、この式は。 TR=”x 2Px (8+α) (22
)で置き換える事が出来る為2分周回路620で分周し
て¥x2Pなる分周パルスを作り、この分周パルスで、
ダウン・カウンタ642に取シ込まれた8+αなるデー
タを減算カウントする事に依って7ヤツタ秒時の実時間
TRを得る事が出来るものである。 なお、前記定数発生回路616からは、セルフ秒時を特
定すべきデータ、機械的なシーケンスの動作遅れを補償
すると共に、前記ンヤツタ・レリーズ手段396の動作
時間を決定する為の゛データ、及び前に説明した2比の
オン・オフ信号を発生させる、為のデータが出力されて
おり、いずれも前記分周回路620によって分周され、
実時間に変換された上で、前記制御信号発生回・路64
6に与えられ、前記シャッタ・レリーズ手段396.絞
シ制御手段398.シャッタ速度制御手段400に対す
る出力制御信号の基礎となるものである。 次に、この出力制御部364の詳細な動作とそれを実現
する為の詳細な回路構成を説明する。 本実施例のカメラ・システムに於いては、カメラ装置の
制御状態を8つの状態1て分けている。 コレハ、カメラ装置の動作が、種々のシーケンスを介し
て成り立っている為であり、電気的な制御回路の動作も
かかるシーケンスに対応さぜ゛る必要があるからである
。 このカメラ・システムでは、前記8つの制御状態を特定
する為にCCO〜CC7の信号を作っているが、このC
CO−CC7の各信号に対応するカメラ装置の動作を第
92図に従って説明する。 CCO信号の状態は、入力開開j部360に依る測光な
いしはアナログ・データの取り込み及びA−D変換、中
央側間部362に依る演算、出力制御部364に依る各
糧データの表示を繰り返すサイクルであって、シャッタ
eレリーズ・ボタ刈8 f−i甲−圧されるまで、(I
II’)のループでcc。 信号は保持される。この状態にあって、撮影者はファイ
ンダ13内のディジタル表示器102で各種データの表
示を確認し、設定データの変更等を行う事が出来る。な
お、EDSP信号が“1”であるか、又は電源投入後最
初のCALE信号が出力されていない限シ、とのCCO
信号の状態は保持される。 CC2信号の状態は、セル″フ・タイマの動作中に対応
するサイクルであシ、この間ディジタル表示器402に
依る各種データの表示は停止されるが、入力制御部36
0に依る測光ないしはアナログ・データの取り込み及び
A−D変換、中央制御部362に依る演算は繰り返して
行なわれており、その間、後述するLEDランプ32は
゛点滅して、セルフ・タイマ動作中である事を撮影者に
知らしめる。なお、こ@CCO信号の状態から、CC2
信号の状態への移行は、5ELF信号が“ドの時、シャ
ッタ・レリーズ・ボタン18が押され、SR信号が°1
”となった時に行なわれる(1)。なお、 CC2信号
の状態にあって、5ELF信号が”0”となるか、又は
EDSP信号が1”となると、カメラ装置はCC2信号
の状態からCCO信号の状態へ戻る(If)。 CC3〜CC6信号の状態は全く、カメラ装置機横部分
358の機械的なシーケンスの移行と併行して移行する
ものであって、CC3−m号の状態に移行すると、絞シ
制御手段398への通電が開始され、AEレバー94の
クランプ機構がフラング解除側に付勢され、AEレバー
94が走行可能となる。 ちなみに、とのCC3信号の状態は、セルフ・タイマ動
作中であるCC2信号の状態°が終了した時CC2は号
の状態から移行するか(■)、またはシャッタ・レリー
ズ・ボタン18の押圧時に、5ELF信号が°0”であ
った場合に、CCO信号の状態から直接移行する(1)
事に依って得られる。 なお、このCC3は号の状態は、予め定められた一定時
間保持され、しかる後にCC1信号の状態に移行する(
Vl)。 とのCCI信号の状態にあっては、カメラ装置機構部分
358のシャッタ・レリーズ手段396に通電され、機
械的なシーケンスを走行開始させる為のトリガー機構を
動作させる。このCC1信号の状態も予め定められた一
定時間保持され、次のCC5信号の状態に移行させられ
る(■)が、前記トリガー機構の動作に依って、力ンラ
装置の機械的なシーケンスが走行を開始する。 前記CC5信号の状態は、絞り制御サイクルであって、
前記機械的なシーケンスに依って、ミラー・アップ、A
Eレバー94の走行等の動作が行なじれる。このCC5
信号の状態にあっては、AEレバー94の走行量に応じ
て出力されるパルス信号FPに依る前記絞り込み段数制
御データAVsの減算カウントが行なわれ、前記パルス
信号FPCのパルス数が前9記データAVsに6一致す
るか、又そうでない時は予め定められた一定の時間経過
後に於いて、このCC5信号の状態からCC4信号への
状態への移行(■)が行ユわれるが、この時前記絞り制
御手段398に対する通電が停止して前記AEレバー9
4がクランプされその走行′を規制される。即ち、この
CC5信号の状態にある間に、レンズ装置2のボディ4
側からの絞シブリセットがなされる事となる。 なお、このCC5信号の状態が予め定められた一定の時
間経過後に、終了してCC4信号の状態に移行するのは
、パルス信号FPC(7)パルス数が前記データAVs
に一致しなかった場合であって、これはレンズ装置2側
で絞りプリセットが手動でなされている場合や、自動的
に最小口径の絞り値AMAXが選択される様な場合に適
用されるものである。 なお、このCC5信号の状態に入ると、シャッタ後幕の
走行を規制すべく、シャッタ速度制御手段400に対す
る通電が開始される。 なお、このCC5信号の状態にあって、絞りのプリセッ
トと、絞り駆動レバー98に依るレンズ装置2の絞り込
み動作は併行して行なわれる。 次に、CC5信号から、CC4fi号の状態に移行する
と、機械的なシーケンスの進行に依ってシャッタ先幕が
走行を開始する。このンヤノタ先幕の走行開始に依って
、直ちにフィルム面に対する露光が開始される訳ではな
く、機械的な遅れ時間が存在する為、この時間を補償す
る意味も含めて、このCC4信号の状態が設定しである
。 次に、シャッタ先幕のスタートに依って露光が開始され
るとCTST信号が入力されるが、とのCTST信号に
依って、とのCC4信号の状態は、CC6信号の状態に
移′行する(■)。 CC6信号の状態は、シャッタ速度制御サイクルであっ
て、CC6信号の状態に入ってから、シャツタ秒時制御
データTVsと基準時間Yに基く実時間の計時が行なわ
れ、シャツタ秒時制御データmに対応する時間が経過し
た後、 CC6信号の状態からCC7信号の状態に移行
する(X)このCC7信号の状態に於いては、先に通電
状態とされたシャッタ速度制御手段400の通電が解か
れ、シャッタ後幕がスタートして、フィルム面に対する
露光の停止を行う。なお、シャッタ後幕の走行終了後に
は、機械的なシーケンスは、ミラーや絞り駆動レバーの
クイック・リターンを行う。 ちなみに、BDSP信号が”1”の状態にあっテハ、シ
ャッタ・レリーズ・ボタン18に連動するスイッチSW
2からの信号SRが“1”である限、D、CC6信号の
状態は保持され、前記SR信号が“0”となった時点で
、CC6信号の状態からCCO信号の状態に復帰する事
となる(Xll)。これは、パルプ撮影モードにあって
はフリーズ・ボタン18がシャッタ速度を直接手動で制
御する為に用いられる事を考えての機能である。 また、CC7信号の状態は、撮影終了後にも、既に、行
なわれた露出制御の基礎となるデータをファインダ13
内で確認する事の出来る、所謂ポスト表示の行なわれる
状態である。このCC7信号の状態に入ると、ディジタ
ル表示器4.02の動作規制が解除されて、各種の撮影
情報の表示が行なわれるが、この撮影情報は、既に行な
われた露出制御に関するものである。なお、このCC7
信号゛の状態は、CC6信号の状態からCC7信号の状
態に移行した時点で、なお、信号SRが“1”であった
場合、即ち、シャッタ・し」ノーズ・ボタン18が押さ
れ続けていた場合に介在する状態であって、前記信号S
Rが°0”と□なると、直ちにCCO信号の状態に復帰
する(XI)。 また、CC6信号の状態からCC7信号の状態に移行し
た時点で、信号SRが既に”0”となっていた場合、即
ちシャッタ・レリーズ・ボタン18が既に押圧解除され
ていた場′合には、システムはCC7信号の状態に移行
した後、直ちにCCOの状 態に復帰する。 また、たとえ、CC7信号の状態でシャッタ・レリーズ
・ボタン18が、押下され続けていても、前に説明した
モータ・ドライブ装置や手動ボ依ってフィルムの巻、き
上げが行なわれると、システムはCC7信号の状態から
CCO信号の状態に復帰する事となる。これは、モータ
・ドライブ装置に依って、連続的な撮影/を行う場合、
シャッタ・レリーズ・ボタン18を押した状態に保持す
る事でそれを実現する上で重要な機能である。 以上、述べた如く、本実施例のカメラ・システムに於い
ては、出力制御部364は、前記CCO〜CC7CCO
8つの制御状態化に置かれる事となる訳である0 以上、説明した各信号CCO〜CC7のシータン〆と、
前記各信号の状態に於ける、シャッタ・レリーズ手段3
96.絞り制御手段398゜シャッタ制御手段400の
電磁ソレノイドに対する通電信号の状態を第93図のシ
ーケンス説明図に示す。 なお、第93図中、PCI、Fe2.Fe2は前記CC
0−CC7信号を得る為の基礎となる信号である。 今、前記制量信号発生回路646及びCCO〜CC7C
COついて説明する前に、絞り込み制御段数データAV
Sやシャツタ秒時制御データTVに基く制御の為の基礎
となる構成動作及び他の時間的な制御信号を得る為の構
成動作に関して説明する。 第94図は、第30図示、シャッタ秒時制御レジスタ6
14.定数発生回路616.セレクト・グー)618.
分周回路620の詳細な構成を示すものであって、同図
中、618A〜618Dで示されるのは、第66図に詳
細なロジック図を示す集積回路素子CD4019から構
成されるセレクト・ゲートであって、4個で第30図示
のセレクト・ゲート618を構成している。 また、分周回路620Fi集積回路素子MC14536
(モトローラ製)で構成されるものである。なお、この
集積回路素子MC14536は第95図にそのブロック
図を示すところのプログラマ・プル・タイマーである。 この、プログラマ・プル・タイマーは全体で24段まで
の分周が可能であり、A、13.C,Dの各端子から入
力される4ビツトのデータ及び8b端子から入力される
信号に基いて、In端子から入力されるパルス信号を分
周して、DO端子から出力する如く構成されるものであ
る。なお、前記A。 B、C,Dの各端子からの入力データは16段分周まで
を、また8b端子入力は”0”の時に更に8段分周を行
なわせる為のものである。 第94図中、フリップ・フロップF39はクロック・パ
ルスを分周して、そのQ出力を前記分周回路620のI
n端子に入力する為のものである。この実施例システム
に於いては、クロック・パルスとして64 KHzのパ
ルス信号を用いているが、かかる構成を通じて、前記分
周回路620のIn端子には、32 KHzのオン・オ
フ・パルスが印加される事となる。 この32 KHzのパルスは、先に説明した基準時間Y
の1/8の時間を作る為の基礎となるものであって、こ
の分周回路620は、その入力端子A、B、C,D入力
が全て”0”で8b端子入力が”1”の時に、そのDo
端子から16KHz倍したYに対応する周期のパルス信
号を出力する如く構成されるものである。即ち、この分
周回路620は・16 KHzのパルス信号を、入力端
子A、B、C,Dからの入力データ及び8b端端子入力
骨に基いて分周してそのり、O端子から信号線Oに出力
するものである。なお、この分周回路620は、リセッ
ト端子Rを備え、後述する信号線Oからの入力信号に従
ってリセットされる。 前記セレクト・グー) 618.AはそのA1〜A4端
子にンヤツタ秒時制御レジスタ614のQ1〜Q4から
、シャツタ秒時制御データTVの整数部の下位4ピツト
を入力されており、また、B1〜B4端子には、8秒の
セルフ時間を得る為のデータ即ち、“1010”データ
が入力されており、また、Ka端子に後述するCC6信
号、Kb端子に後述するCC2信号の入力を受けている
。 即ち、このセレクト・グー)618AはCC2信号の時
間には、セルフ秒時に関するデータをそのD1〜D4端
子から出力し、CC6信号の時間に゛は、シャツタ秒時
制御データTVの整数部の下位4ピツトをそのD1〜D
4端子から出力する。 また、セレクト・ゲート618BはそのA1〜A4端子
に、後述するCC3とCC4信号の時間を指定する為の
固定データが入力されてがり、またβ1〜B4端子には
後述するCC5信号の時間として、一定の時間を指定す
る為の固定データが入力されている。なお、このCC3
゜CC4信号の時間としては、2m5ecの時間が用い
られており、その為に前記A1〜A4端子には”011
0”データが入力されている。 また、前記CC5信号の時間としては、AEレバー94
の走行時間等を考慮、して30m5ecという時間が用
いられており、その為に前記B1〜B4端子には”10
10’”デ・−夕が入力されている。 なお、このセレクト・ゲート618Bは、Ka端子にオ
ア・グー)OR57を介して、CC1。 CC3信号の入力を受けており、Kb端子にはCC5信
号の入力を受けている。即ち、このセレクト・ゲート6
18BI/′i、CC1及びCC3信号の時間には、2
m5ecの時間に関するデータをそのD1〜D4端子か
ら出力し、CC5信号の時間には、30m5ec時間に
関するデータをそのD1〜D4端子から出力するもので
ある。 また、セレクト・ゲート618Cは、その人1〜A4端
子に、前記セレクト・グー)618AのD1〜D4出力
を、またそのB1〜B4端子に前記セレクト・ゲート6
18BのD1〜D4出力を入力されており、またKa端
子にはオア・ゲート0R55を通じテ’c C2信号、
CC6信号を入力されており、またKb端子には、オア
ーゲートOR56,OR57を通じて、CCI信号、C
C3信号、CC5信号を入力されている。 即ち、このセレクト・グー)618Cは、CC2゜CC
6信号の時間には、前記セレクト・ゲート618AのD
1〜D4端子出力を、そのD1〜D4端子から出力し、
CCI、CC3,CC5信号の時間には、前記セレクト
・グー)618BのD1〜D4端子出力を、そのD1〜
D4端子から出力するものである。 また、セレクト・ゲート618DFi、そのA1〜A4
端子に、前記セレクト・ゲート618CのDI−D4出
力を、またそのB1〜B4端子に前に説明した、2Hz
の信号を作る為のデータ、即ち、”1101”データを
入力されている。 また、そのKa端子には、オア・グー)OR54゜0R
55,0R56,0R57を通じてCCI。 CC2,CC3,CC5,CC6信号を°入力されてお
り、Kb端子には、インバータINV47を通じて前記
Ka端子入力の反転信号が入力されている。 即ち、このセレクト・ゲート61’8Dは、CCI 。 CC2,C,C3,CC5,CC6の各信号の時間には
、前記セレクト・グー)618CのDI〜D4端子出力
を、そのD1〜D4端子から出力し、前記以外の時の時
間、即ち、CCO,CC4。 CC7の各信号の時間には、前記2 Hz信号に関する
データをそのD1〜’D 4端子から出力するものであ
る。 前記セレクト・グー)618DのD1〜D4出力は、そ
れ゛ぞれ前記分周口Ii!8620のA〜Dの各端子に
入力される。 一方、前記/ヤツタ秒時制御しンスタ614のQO端子
出力、即ち、シャツタ秒時制御データTVの最上位ビッ
トは、CC6信号の入力を受けているナンド・グー)N
AND 29から、インバータ■Nv451.+7・ゲ
ート0R53を通じて、前記分周回路620のD端子に
入力される。 また、前記ナンド・ゲートNAND29の出力は、イン
バータINV46を通じてCC2信号を入力しているア
ンド・グー)AND91を通じて、前記分周回路620
の8b端子に入力される。 以上述べた如き構成に於いて、Cco〜CC7の各信号
の状態毎に分周回路620のA−D入力及び8b端子入
力の状態を説明する。 CCO,CC4,CC7信号の時間に於いては、セレク
ト・ゲート618DのKb端子入力が°1”となり、ま
た、分周回路620の8b端子入力が”1”となる為、
分周回路620のA、B、C,Dの各入力端子及び8b
端子の各入力が、それぞれ“、−1”、“0′°、”1
”、”1”。 “1”となり、従ってこの分梗回路620のり。 O端子からは16 KHzのパルスを“1101”段分
周したパルス出力、即ち2Hzのパルス出力がなされる
事となる。 CC2信号の時間に於いては、セレクト・ゲ−1618
AのB1〜B4端子入力が、セレクト・ゲート618C
,618Dを通じて分周口N620のA、B、C,D端
子に入力され、捷た8b端子入力は”0”〜となる為、
分周回路620のA、B、C,Dの各入力端子及び8b
端子の各入力がそれぞれ0”、”1”、”0”。 1”、”0”となり、従って、この分周回路620のD
O端子から信号aOに対しては、16KHzのパルスを
1010”段プラス8段分周したパルス出力、即ち16
秒周期のパルス出力がなされる事となる。 なお、この16秒周期のパルスは、この□パルスが最初
に“0”から1”に立上る時点、即ち、分周開始後8秒
経過した時点をしてセルフタイマ時間の終了の“時点と
して用いている。 次に、CC3及びCC1信号の時間に於いては、セレク
ト・ゲート618BのA1〜A4端子入力が、セレクト
・ゲート618C,618Dを通じて分周回路620の
A、B、C,D端子に入力され、また分周回路620の
8b端子入力が“1”となる為、分周回路゛62oのA
、B、C。 Dの各入力端子及び8b端子の各入力がそれぞれ”0”
、”1”、“1”、°0”、1”となり、従ってこの分
周回路620(7)DO端子から信号線0に対しては、
16 KHzのパルスを0110”段分周したパルス出
力、即ち4m5ec周期のパルス出力がなされる事とな
る。なお、この4 m sec’周期のパルスは、この
パルスが最初に”0”から°1”・に立上る時点、即ち
分周開始後、2m冠経過した時点をしてCC3又はCC
I信号の終了時点として用いる。 CC5信号の時間に於いては、セレクト・グー) 61
8BのB1〜B4端子入力が、セレクト・ゲート618
C,618D、を通じて分周回路620のA、B、C,
D端子に入力され、また分周回路620の8b端子入力
が“l”となる為、分周回路620のA、B、C,Dの
各人力端子及び8b端子の各入力がそれぞれ”0”。 1”、”0”、”1”、11”となり、従って、この分
周回路620のDO端子から信号線Oに対しては、16
KHzのパルスを1010”°段分周したパルス出力
、即ち64m5ec周期のパルス出力がなされる事とな
る。なお、この64m5ec周期ノパルスはこのパルス
が最初に二〇”から”1”に立上る時点、即ち分周開始
後、32m5ec経過した時点をしてCC5信号の終了
時点として用いている。 CC6信号の時間に於いては、セレクト・グー)618
AのA1〜A4端子入力、即ちンヤツタ秒時制御データ
TVの整数部の下位4ビツトが、セレクト・ゲート61
8C,618Dを通じて、分周回路620のA、B、C
,D端子に入力され、また、前記シャツタ秒時制御デー
タTVの整数部の最上位ピットが”0”の時は、分周口
−620の8b端子入力は”l”となり、また前記シャ
ツタ秒時制御データTVの整数部の最上位ビットが”1
”の時は、分周回路620のD端子入力は“1”となり
、8b端子入力は“0”となる。 従って、分周回路620のDO端子からは信号線0に1
6 KHzのパルス信号を前記シャツタ秒時制御データ
TVに基いて分周して得られる、前記(財)式のY×2
pに相当するパルス信号が出力される事となる。 なお、このパルス信号は、後に、前記に)式の8+αに
相当するデータをダウン・カウントする為に用いられ、
このダウン・カウントの終了した時点をもってシャッタ
先幕が走行開始して後、シャツタ秒時の実時間が経過し
た事を検出するものである。 第96図は、第30図示、シャッタ秒時制御レジスタ6
26.絞り込み段数制御レジスタ628゜データ・セレ
クタ632.ダウン・カウンタ642゜セレクト・ゲー
ト640の詳細な構成を示すものであって、同図中デー
タ・セレクタ632は、第66図に詳細なロジック図を
示す集積回路素子CD4019を2個並列に用いたセレ
クト・ゲートで構成されており、絞り込み制御レジスタ
628のQO〜Q7端子出力をそのB7〜BO端子に入
力されており、また、シャツタ秒時制御レジスタ626
のQ5〜Q7端子出力、即ちシャツタ秒時制御データT
Vsの小数点以下の3ビツト分をそのA2〜AO端子に
入力されている。また、このデータ・セレクタ632は
そのA3端子に1”信号を入力されており、A4〜A7
端子を接地されている。即ち、このデータ・セレクタ6
32は、AO〜A3端子に、前記(8))式に示される
ところの8+αデータ・、の入力を受けており、またB
O−B7端子に絞り込み段数制御データAVsの入力を
受けている訳である。また、このデータ・セレクタ63
21i、そのKa端子にCC4、Kb端子にCC3信号
を入力されており、従って、CC3の時間にはこのデー
タ・セレクタ632はそのDO〜D7端子から絞り込み
段数制御データAVsを出力、し、CC4の時間には、
このデータ・セレクタ632Ii、そのDO〜D7端子
から(財)式の8+αデータを出力する事となる。 このデータ・セレクタ632のDO〜D7出力はダウン
・カウンタ642のJO−J7に入力されており、PR
E端子にオア・グー)OR59を介じてCC3信号ない
しはCC4信号が入力された時点で、前記ダウン・カウ
ンタ642は前記データ・セレクタ632のDO〜D7
端子の出力データを取り込んで記憶する。 ちなみに、このダウン・カウンタ642は、第34図に
その詳細なロジック・ダイヤグラムを示されるところの
集積回路素子CD4029を2個用いて構成される、ダ
ウン・カウンタであって、そのクロック端子CLK入力
に基いて、前記JO−J7端子から入力され記憶された
データを減算カウントし、その結果、キャリー(ポロー
)が生じた場合、その事を示す信号をCO2端子から出
力する事となる。このCO端子出力信号は通常゛1“で
あり、キャリーが生じた場合に′0”となるものであり
、この信号はクロック・パルスCPに同期したフリップ
・フロンプF40のD端子に入力されており、従って、
このダウンニカウンタ642に依る減算カウントが終了
した場合、このフリップ・フロップF40−のQ端子か
らその事を示すべくクロック・ノミルスCPに同期した
信号が、信号線Oに出力される。 一方、このダウン・カウンタ642Fi)のクロック端
子CLKにナンド・ゲニトNAND31NAND 29
を通じてCC5信号の時間に、FP倍信号入力を受け、
またナンド・ゲートNAND31、NAND30を通じ
てCC6の時間に、前記分周回路620のDO端子出力
、即ち信号線0の信号入力を受ける事となる。従って、
このダウン・カウンタ642の動作を第93図示シーケ
ンスに基いて説明する。 このダウン・カウンタ642はCO3信号の時間に、絞
り込み段数制御レジ夏タロ28の出力データをデータ・
セレクタ632を通じて、JO〜J7端子から取り込み
記憶する。この次に、CC5信号の時間に移行すると、
ナンド・ゲートNAND30.NAND31を通じてF
PC信号が入力され、CO3信号の時間に記憶された絞
り込み段数制御データAVsをFPC信号に従ってダウ
ン・カウントして、その結果、減算カウントが終了する
と、CO2端子出力信号が”1゜から°0”に移行する
。この時点で、AEレノく−94は、前記絞り込み段数
制御データAVsに対応する絞り込み量をプリセットす
る様な位置まで走行している訳である。勿論、この時の
走行量は、絞り制御手段398に依るAEし・く−94
のクランプが行われるまでの機械的な遅れ時間を考慮し
て、適宜補償量が加味しである事は言うまでもない。こ
の時、CO2端子出力信号が°0”となった事は、フリ
ップ・フロップF40で検出され、そのd出力端子から
信号線[相]に・対して、AEレバー94が前記絞り込
み段数制御゛データAVsに対応する位置まで走行した
事を示すべくクロッ“り・パルスCPに同期した信号出
力がなされるものである。 ま°た、このダウン・カウンタ642はCC4信号の時
間に、シャツタ秒時制御レジスタ626のQ5〜Q7端
子出力データ、即ちシャツタ秒時制御データTVsの小
数点以下のデータに加えて整数部の最下位ビットに対応
するビットに”1”を位てたデータを、実質的に整数デ
ータとして、即ち8倍して8+αデータとして、データ
・セレクタ632を通じてJO〜J3端子から取り込み
記憶する。この次に、CC5信号の時間に移行すると、
ナンド・ゲートNAND30.NAND31を通じて信
号線Oから、分周回路620のDO端子出力がクロック
端子CLKに入力される事となるが、この信号線@には
、CC6の時間には、前にも説明した様に、基準時間Y
を一倍した時間即ち16 KHzのパルス信号を、シャ
ツタ秒時制御データTVsに基いて分周した・、クルス
p 周期百×2 なるパルス出力が行なわれており、従って
、C’C4倍号の時間に記憶された8+αを前記Y×2
pなる周期のパルス信号に従って、ダウン・カウントし
て、その結果、減算カウントが終了するとC02#4子
出力信号が“1′から0”へ移行する。この時点で、C
C6の時間に入ってからY×2p×(8+α)なる時間
が経過している訳であり、シャツタ秒時制御データT
Vs (=P + s )に対応する近似的な実時間が
得られた訳である。この時、CO2端子出力信号が0”
となった事は、フリップ・フロップF40で検出され、
そのQ出力端子から信号線Oに対して、CC6信号の状
態に入ってから前記シャツタ秒時制御データTVsに対
応す゛る実時間が経過した事を示すべくクロック・パル
スCPに同期した信号出力がなされるものである。 第97図は、前記制御信号発生回路646の詳細な回路
図を示すもので、前に述べた制御信号CCO〜C’C7
を得る為の論理回路を構成している。 なおj同図中990でボされるのは、第35図に詳細な
ロジック・ダイヤグラムを示した集積回路素子CD40
28で構成されるデコーダーであって、クリップ・フロ
ップF32.F33゜F34の各Q出力であるPCl、
FC2,FC3をデコードして、Cco−cc7の信号
として出力するものである。なお、前記FC1,F−C
2゜Fe2の各信号は第93図に示す通りの状態で、前
記各7リツプ・フロップF32.F33.F34のQ出
力端子から出力される、これ”らpフリップ・フロッグ
F32.F33.F34はいずれもクロック・パルスC
Pに同期している。 今、フリップ・フロップF32のセット条件を、5FC
1,’Jjツ)条件をRFC2,717ツプ・フロップ
F33のセット条件をS’FC2゜リセット条件をRF
C2,7リツプ・クロックF34のセット条件を5FC
3,リセット条件をRFC3,前記の全フリップ・70
ツブF32゜F1a、F34のダイレクト・リセット条
件をFDRと置く。 前記FDRの条件が成り立つという事は、フリップ・フ
ロップF32.F33・、F34がクロック・パルスC
Pに無関係にリセットされ、従って、デコーダ990か
らはCCo信号として1”出力がなされる。即ち、系は
CCo信号の状態に置かれるか又は戻される事となる。 このFDHの条件は、パワー・アップ・クリア信号PU
Cが入力されるか、CC2信号の状態、即ちセルフ・タ
イマ動作中に゛EDSP信号が”1”となるか、もしく
はフィルムの巻き上げが完了しておらず、WNUP信号
が“0”であシ、且つCC7信号の状態でない時か、C
C7信号の状態で巻き上げが完了しており、WNUP信
号が1°となっており、且つ2Hzに対応する時間が経
過した時に成立する。 ちなみに、CC7信号が”1”、WNUP信号が”l”
+ 2 Hz信号が”1”の時にFDRが成立するのは
、シャッタ・レリーズ・ボタン18が押圧され続けた状
態で、フィルムの巻き上げが完了して、なお且つ次の演
算結果が、表示用のレジスタに取り込まれるまでの時間
をおいて後に、次の制御状態に入る為であり、特にモー
タ・ドライブ製麹を用いて、ンヤッタ・レリーズ・ボデ
ン18を押し続けたままの状態で連続撮影を行う上で重
要な条件である。 なお、前記FDHの条件を満たす為に関与するのが、ア
ンド・ゲートAND85.AND86゜AND87、オ
ア・ゲート0R47,0R48゜0R49,インバータ
INV42である。 CC2信号の条件が成立するという事は、′前記フリッ
プ・フロップF33がセット状態に置かれ、フリップ・
フロップF32.F34がリセット状態に置かれるとい
う事であり、その為には5FC2の条件が成立する事が
必要とされる。 即ち、CC2信号の状態を作る為には、CCo信号の状
態で、EDSP信号が“0“であり、且つFDHの条件
が成り立っておらず、信号線@からの信号が”1”□即
ち、中央制御部362に於ける演算が終了していて、な
お且つ信号線Oからの信号が”1”の時、即ち、中央制
御部362から出力制御部364に対するデータの転送
が行なわれていない時にシャッタ・レリーズ・ボタン1
8が押され、SR信号が”l”となった時に成立する事
に依って5FC2の条件が成立する事が必要である。 なお、この時に、5ELF信号が“0”であった場合は
、同時に、5FCIの条件も併せて成立する為、系はC
CO信゛号の状態からcc3信号の状態に、cc2信号
°め状態を経ずに移行する事となる。 なお、前記CC2信号の状態にある時、5EcF信号が
”0”となり、且つSR信号が”0”となった場合は、
セルフ・タイマ撮影が解除されたものとしてRFC2の
条件が成立し、系はcc。 の状態に戻る事となる。 一方、CC2信号の状態にある時、信号線[相]の信号
が“1”となり、即ち、分周回路620のDO端子から
“1“出力がなされ且つ、信号線Oの信号が°1”の時
には5FCIの条件が成立し、系tlcc3信号の状態
に移行する。 cc3信号の状態からCC1信号の状態に移行するのは
、前記信号線[相]の信号が”1”となった時、即ち2
m secが経過した時に、これに依ってRFC2の
条件が成立した時である。 CCI信号の状態からCC5信号の状態に移行するのは
、前記信号線[相]の信号が”1”となった時、即ち2
m5ecが経過した時に、これに依って5FC3の条件
が成立した時である。 CC5信号の状態からCC4信号の状態に移行するのは
、MDSP信号が0”で、信号線[相]の信号が°°1
”となった時、即ちAEレバー94が絞り込み段数制御
データAVsに対応する量だけ走行した時か又は、前記
信号線[相]の信号が“1”となった時即ち30m5e
cが経過した時に、これに依ってRPCIの条件が成立
した時、である。 CC4信号の状態から’C’C6信号の状態に移行する
のは、シャッタ先幕が走行を開始してCTST信号が”
1”となって、5FC2の条件が成立した時である。 CC6信号の状態からCC7信号の状態に移゛行するの
は、BDSP信号が”0”で、信号線[相]の出力が1
”となった時、即ちシャツタ秒時制御データTVsに対
応する実時間の計時が終了した時に、これに依ってSF
C1の条件が成立した時である。 なお、CC6信号の状態にあって、BDSP信号が°1
”で且つSR信′号が”0”となった場合、RFC2及
びRFC4の条件が成立して、系はCCO信号の状態に
戻る。 また、CC7信号の状態にあって、SR信号が”0”と
なると、RFCI及びRFC2及びRFC40条件が成
立して、系ucco信号の状態に戻る。 なお、5FC1に関与しているのは、アンド・ゲートA
ND79.八ND80.AND87゜ナンド・ゲートN
AND5.NAND6.NAND7、NANDI 6.
NAND23.インバータINV36、 INV37.
INV38. INV39、フリ、ツブ・フロップF
35に依る論理構成である。 また、R,FClに関与しているのは、アンド・ゲート
AND81.AND90.ナンド・グー)NAND8.
NAND9. NANDIO,NANDll、N
ANDI9、インバータINV44.フリップ・フロッ
プF31、オア・ゲート0R50゜0R51,0R52
に依る論理構成である。 まだ、5FC2に関与しているのは、ナンド・ グー
ト NAND 1 7 、NAND 1 8
、 NAND24.7リツプ・70ツブF30.F3
1.インバータINV48に依る論理構成である。 また、R,F’C2に関与して−るのは、ナンド・ グ
ー ト NAND 1 2 、 NAND 1
4 、 NAND20、NAND8.NAND9
、フリップ・フロップF36、アンド・ゲートAND8
1.AND88、t7−ゲート0R50,インバータI
NV37゜INV38.INV44に依る論理構成であ
る。 また、5FC3に関与しているのはナンド・ゲートNA
ND13.アンド・ゲートAND89゜オア・ゲート0
R51,インバータINV43゜フリップ・70ツブF
37である。 また、RFC3に関与しているのは、ナンド・ゲートN
AND 9 、NAND 14 、NAND21 。 インバータINV37に依る論理回路である。 なお、この制御信号発生回路646からは、飢記分周回
路620のダイレクト・リセット端子Rに対すΣダイl
レフト・リセット信号を信号線0を通じて与えている。 この信号線Oに”1“出゛カがなされる条件は、CC7
信号の状態に−あづ゛てSR信号が“0″と ゛なった
時、5FCICI条件、5FC2(D条件。 RF C,2の条件、5FC3の条件の各条件が成立し
てから最初のクロック・パルスCPの1ビット間の間で
あって、このダイレクト・リセット信号に依って、前記
分周回路620の内容が全てクリアされるものである。 なお、この信号H@に”l”出力を行う為に) 関与しているのが、ナンド・グー)NAND9゜NAN
D22.NAND25.NAND26゜NAND 27
、NAND 28 、 インバーターNV37、I
NV40. オフ・ゲート0R50で構成される論理構
成である。 また、この制御信号発生回路646からは、前記シャッ
タ・レリーズ手段396、絞り制御手段398、シャッ
タ速度制御手段400に対して、それぞれ通電信号が与
えられるが、シャッタ・レリーズ手段396に対しては
、ccl信号の時間に通電信号が与えられ、嵯り制御手
段398に対しては、CC3,CC1,CC5信号の時
間に通電信号が与えられ、シャッタ速度側゛御手段40
0に対しては、CC5,CC4゜CC6の時間′に通電
信号が与えられる。 かかる動作を実現する為に、前記ンヤソタ・レリーズ手
段396に対しては、CCI信号が直接与えられ、絞り
制御手段398に対してはアンド・ゲートAND 82
を介して、Fe2信号と、CC7信号のインバータIN
V41に依る反転信号が与えられ、シャツ、り速度制御
手段400に対しては、アンド・ゲート82を介して、
FC3信号と、前記インバータINV41の出力信号が
与えられるものである。 また、この制御信号発生回路646からは、第82図示
フリップ・フロップF23のダイレクト・リセット端子
Rに対して信号線@を介して、ダイレクト・リセット信
号を与えている。 これは、露出制御動作中に、出力制御部364に対して
、中央制御部362から新たな演算データが入力される
事を禁止する為のものであって、アンド・ゲートAND
−84を介して、フリップ・フロップF32.F34の
各Q出力のアンド条件が成立した時に、゛この信号は”
1′となるものである。 更に、説明するならば、この制御信号発生回路646か
らは、セルフ・タイマーが動作中である事を示すと共に
電源が正常である事を示すLED′表示器32を点滅さ
せるべく駆動回路404に対して制御信号が出されるが
、このLED表示器32の駆動制御回路の構成を第゛9
8図に示す。 同図中、800で示されるのは、15段の分周回路であ
って、64KHz−のクロック・パルスCiを15段分
周して2Hzのオン、オフ信号を発生している。この2
Hz信号はアンド・ゲートAND 1’OOに与えられ
ている。 また、808で示され、るのは、バ、ツテリ・チェック
回路であって、バッテリ・チェック時に、バッテリの残
量が十分な時に”1”信号を出力する如く構成されるも
のである。 前記バッテリ・チェック回路808の出力は、前記CC
2信号と共にオア・グー)OR100を介して前記アン
ド・グー)ANDlooに与えられており、このアンド
・ゲートAND 100の出力信号はLED駆動回路4
04に与えられている。 かかる構成にあって、セルフ・タイマ、動作中であるC
C2信号が1°の時又は、バッチIJ 。 チェックの結果、バッテリ残量が十分である場合、前記
LED駆動回路404に対して、2Hzのオン・オフ信
号が与えられ、従ってUED表示器32が点滅表示する
ものである。 本実施例のカメラ・システムの構成は、説明が不十分な
がらも、上に述べた通りである。 なお、各データが、如何なる形で演算に用いられている
かを第99図の対照表に示す。ここでは被写体輝度BV
、フィルム感度Sv、シャッタ速度TV、絞り値AV、
開放絞り値A Vo +滑車ロ径絞シ値AMAX、露出
量EV、ストロボ側からの設定絞り値の各アペックス系
列のそ゛ 1 れぞれに対する/8段精度の8ピツトの2進コードを対
応させておシ、ま′た入力制御部に於いてAD変換が行
なわれるに際してのアナログ・データに対する変換ディ
ジタル値として同じ<1/精度度の8ビツトの2進コー
ドを対応させている。 なお、第37図に示した、曲シ誤差ROM 528は、
与えられた開放絞り値AVoに対して、第゛100図に
示す如き曲り誤差AVcの2進コード・データを出力す
るものである。 また、第89図に示した絞り値表示用デコーダROM7
02.シャッタ速度表示用デコーダROM704.記号
表示用デ:7−1”ROM706の各人力2進コードと
表示データの対照表を第101図に示す。 この実施例のシステムでは、データを第99図、第10
0図、第101図の各対照表に示す如き2進コードで取
り扱っており、第70図に示した各演算ルーチζは、全
てこの対照表に示す如き2進データに基いて行っている
。 従って、この明細書中では、説明が不十分であった部分
ないしは、第79図示のブ゛ロック図に示す演算回路が
、第69図に示した演、軍命令に従って如何なる動作を
行うか等については、第70図に示した各演算ルーチン
と、第99図。 第100図、第101図に加えてその他の全ての図面を
対照する事に依って当業者なら容易に推考し得るものと
信する。 以上のIIIK本発IJ]によれd算出結果に被写体の
輝度に無関係な一定値を算入するととKよって余裕範囲
を生成したので、いかなる明るさでも容易に、かつ嵩早
く調節動作を完了することができるものである0 41閾の1M!率な収― 納1図は本発明の一実施拘に係るカメラ・システムの通
用されるカメラ装置の6−図。 m2図は@1図示カメラ輪置のレンズ装置2とボディ4
なりノ嘔した場合を説明する為の#I′祝図。 11%3凶はレンズV&皺2儒で何らかの赦抄値がプリ
セットされている状gIMK於ける各レバーの動作e5
ita−0 m4図はレンズ装置2伺では何ら紋b*が1/、′ / 、/ リセットされていない状態に於ける各レバーの動作説明
図。 第5図は本実施例のカメラ・システムに適用されるスト
ロボの一例を示f3面図。 第6図は本実施例のカメラ・システムに適用される外部
測光計の斜視図。 第7図は本実施例のカメラ・システムに適用さ−れる入
射光式露出計の斜視図。 第8図は本実施例のカメラ・システムに適用されるモー
タ・ドライブ装置の一例を示す斜視図。 第9図はカメラ装置のファインダ窓13からのぞいた場
合のファインダ情報の説明図。 第10図は第9図示ファインダ情報の表示例を示す説明
図。 第11図(4)はストロボ撮影時の撮影モードを図表化
した説明図。 第11図の)はカメラの各撮影モードの関係を示す論理
説明図。 第12図はASA感度設定ダイヤル4oから、フィルム
感度に関するディジタル・データを入力する為の具体的
な構成図。 第13図はタイミング・パルスTBI〜TB6の状態を
説明する為のタイムチャート。 第14図はレンズ装置2の開放絞り値、絞りリングの状
態、絞り駆動レノ5〒に関する情報を入力する為の具体
的な構成図。 第15図はバイナ】r−・コードとグレー・コードの対
照図。 第16図はグレー・コードからバイナリ−・コードへの
変換回路の原理図。 第17図は第16図示フリップ・フロップの動作を説明
する為の論理説明図。 第18図はダイヤル34に依って設定されたデータ及び
モード切換スイッチ38の状態を入力する為の具体的な
構成図。 第19図はレンズ装置2の最小口径絞り値を入力する為
の具体的な構成図。 第20図は各種データ及び情報の入力タイミングを示す
説明図。 第21図、第22図は各種スイッチの状態を入力する為
の具体的な構成図。 第23図はAEレバー94の走行量を検出入力する為の
具体的な構成図。 第24図はストロボ撮影′装置の概略ブロックl 構
成図。 第25図は外部測光計の概略ブロック構成図。 第26図は入射光式露出計の概略ブロック構成図。 第27図は本実施例のカメラ・システムの概略ブロック
構成図。 第28図は第27図示カメラ・システムの機構部分の機
能構成を示す概略構成図。 第29図はTTL測光及び外部測光に依る各撮影モード
及びそれに対応する演算ルーチンの関係を図表化した説
明図。 第30図は本実施例のカメラ″システムの制御回路の概
略ブロック図。 第31図はクロック・パルスCPの発生回路の回路溝・
成因。 第32図はシステム・パルス発生器の出力パルス波形を
示すタイム・チャート。 第33図は一システム・パルス発生器の具体的な構成図
。 第34図は集積回路素子CD4029のロジック・ダイ
ヤグラム。 第35図は集積回路素子CD4028のロジック・ダイ
ヤグラム。 第36図はセット回路520の詳細な回路構成図。 第37図はグレー・バイナリ−変換器の詳細な回路構成
図。 第3)8図は集積回路素子CD4035の詳細な回路構
成図。 第39図/fi第38図示トランスミッション・ゲート
の論理構成図。 第40図は集積回路素子CD4042のブロック構成図
。 第41図は集積回路素子MC14539のブロック構成
図。 第42図は集積回路素子MC14539の説明図。 第43図緯集積回路素子MC14539のロジック・ダ
イヤグラム。 第44図は信号分別回路及び2倍回路の具体的な回路構
成図。 第45図は条件信号記憶回路の詳細な回路構成図。 第46図はバルブ信号の検出を説明する為のタイミング
・チャート。 第47図1dcU及びAO倍信号論理説明図。 第48図は入力制御部の詳細なブロック構成図。 第49図は集積回路素子MC14520のブロック・ダ
イヤグラム。 第50図は第49図示のカウンタの1個のロジック・ダ
イヤグラム。 第51図は第49図示集積回路素子MC14520に依
るカラ。ンタ558及びスリップ・70ツブ560,5
62の構成図。 第52図は集積回路素子CD4035の組合せに依るバ
ッファ・レジスタ564の構成図。 第53図は集積回路素子MC14512のロジック・ダ
イヤグラム。 第54図は第53図示集積回路素子MC14512の説
明図。 第55図は入力制御部の動作を説明する為のタイム・チ
ャート。 第八6図、第57図は入力制御部に於けるA−り変換の
状態を説明する為のタイム・チャート。 第58図は入力バス・セレクタ578のロジック構成図
。 第59図は第58図示フリップ・フロップF−18、F
19の動作を説明するタイム・チャート。 第60図は条件レジスタ574のブロック構成図。 第61図は第60図示回路を集積回路素子を用いて具体
化した場合の回路構成図。 第62図は集積回路素子CD40150ロジツク・ダイ
ヤグラム。 第63図は信号切換回路及びDレジスタの詳細な回路構
成図。 第64図は集積回路素子CD4021のブロック・ダイ
ヤグラム。 第65図はインストラクションROM5040制御手及
び論理回路598のブロック構成図。 第66図は集積回路素子CD4019のロジック・ダイ
ヤグラム。 第67図は集積回路素子CD4024のロジック・ダイ
ヤグラム。 第68図はインストラクションROM504゛のブロッ
ク図。 第69図はインストラクションROM504の出力コー
ドの説明図。 第70図はインストラクションROM504のアドレス
と命令及びオペランド・コードの対照を説明する図。 第71図はアドレス・デコーダ600の出力論理回路構
成図。 第72図は集積回路素子MC14514のフ゛ロック構
成図。 第73図は集積回路素子MC14514の9シツクダイ
ヤグラム。 第74図は論理回路598のロジック・ダイヤグラム。 第75図は、第30図示データ・セレクタ502及び固
定テンタROM534並びに使用撮影レンズ装置2の最
大絞り値AMAXを取り込む為の回路の詳細な回路槽′
成因。 第76図は集積回路素子CD4013のブロック・ダイ
ヤグラム。 第77図は論理回路5920ロジツク・ダイヤグラム。 第78図はマルチ・プレクサ594のブロック図。 第79図は演算回路5000ロジツク・ダイヤグラム。 第80図は論理回路596のロジック・ダイヤグラム。 第81図はバス・ライン、入力バス・ライン、出力バス
・ラインの信号及びデータの説明図。 第82図は同期回路660の詳細な回路構成図。 第83図は第82図足回期回路の出力タイミング・チャ
ート。 第84図はデマルチ・プルフサ610及び出力制御レジ
スタ622を含む詳細な回路構成図。 第85図は表示の為のデータ取り込み回路の詳細なロジ
ック構成図。 第86図は集積回路素子CD4032のブロック・ダイ
ヤグラム。 第87図は集積回路素子CD4032のロジック・ダイ
ヤグラム。 第88図は第85図示回路の動作タイミング・チャート
。 第89図は表示制御回路624の詳細なブロック構成−
。 第90図はディジタル表示器402の平面図。 第91図は制御の為のデータを取り込む為の詳細なロジ
ック・ダイヤグラム。 第92図は出力制御部の動作を説明する為のフロー・チ
ャート。 第93図は第91図のフロー・チャートに基くシーケン
ス説明図。 第94図はシャツタ秒時制御レジスタ614゜定数発生
回路616.セレクト・グー−) 618 。 分周回路620の詳細な構成図。 第95図は集積回路素子MC14536のブロック・ダ
イアグラム。 第96図はシャツタ秒時制御レジスタ62’ 6 。 絞り込み段数制御レジスタ628.データ・セレクタ6
32.ダウン・カウンタ642.セレクト・グー)64
0の詳細な構成図。 第97図は制御信号発生回路646の詳細な回路構成図
。 ′ 第98図はLED表示器の駆動制御回路の回路構成図。 第99図はデータと2進コードの対照を説明する図。 第100図は曲り誤差ROM528の入力開放絞り値と
出力面り誤差の2進コードの対照を説明する図。 第101図は絞り値表示用デコーダRoM7o2゜シャ
ッタ速度表示用デコーダROM704.記号表示用デコ
ーダROM7’06の各人力2進コ(CL)
(b)(C) 14ρ lダ2 /44 第5θ図 第522 第60図 第61図 % 乙2 図 第 83 図 ■゛
Claims (1)
- 予め手動設定される[1撮影情報に相応したデータを発
生する第1手段と、少なくとも被写体輝度に相応したデ
ータを発生する第2手段と、前記第1手段と第2手段出
力とを演算し、演算結果に相応したデータを発生する第
3手段と、該第3手段出力に一定値のデータを加える手
段と、前記第6手段出力から一定値のデータを減算する
手段と、手動設定される第2撮影情報に相応したデータ
を発生する蘂4手段と、前記加算#矛と減算結果と′の
範囲内に前記!14手段からのデータが入っているか否
かを検出し、検出結果に応じた信号を発生する指示手段
とを具備することを特徴とするカメラの撮影情報設定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57194509A JPS5886521A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | カメラの撮影情報設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57194509A JPS5886521A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | カメラの撮影情報設定装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50134391A Division JPS5258529A (en) | 1975-11-08 | 1975-11-08 | Camera system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5886521A true JPS5886521A (ja) | 1983-05-24 |
Family
ID=16325705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57194509A Pending JPS5886521A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | カメラの撮影情報設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5886521A (ja) |
-
1982
- 1982-11-08 JP JP57194509A patent/JPS5886521A/ja active Pending
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