JPS5885674A - フランジバツク調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビカメラのフランジパック調整装置に関す
るものである。

従来のテレビカメラのフランジパック調整装置の基本的
構成の一例を第１図に示し説明する。１は無限源を、￥
ミュレートするコリメータで１ｓはコリメータレンズ、
ｌｂは光源、ｌｃは測定チャート、　ｆｃはコリメータ
レンズ１ａの焦点距離、２は被測定テレビカメラで、ム
は被測定テレビ、カメラ２のレンズ、２ｂは入射光を電
気信号に変換する撮像管、ｆｓはテレビカメラ２のレン
ズ２ｍの焦点距離、Ｘはフランジバック距離であり、３
はテレビモニタである。

このように構成されたフランシバ、り調整装置における
調整方法は、コリメーターから投影される測定チャート
ＩＣの投影像を、被測定テレビカメラ２で撮像し、ゼデ
オモニタ３を監視しながら最良焦点となるように該被測
定テレビカメラ２のフランジバック距離Ｘを調整してい
た。しかし一般にテレビカメラ用レンズの解像度はフラ
ンジバック距離Ｘに対しブロードな変化を示すため調整
時の測定感度が第２図に示したように悪くなる欠点があ
った。即ちフランジバック距離を示すＸ軸において最良
焦点位置んでは、被測定テレビカメラ２の出力電圧Ｅの
変化ΔＥの距離変化ΔＸに対する比ΔＶΔＸは４零であ
り、最良焦点位置Ｘ０付近での測定精度が最も悪くな゛
るため、最良焦点位置Ｘ０が検出しにくくなる欠点があ
る。さらにテレビモニタ３を監視しながら視覚によって
最良焦点の調整をしていたため９個人差が多く熟練を必
要とし作業能率が悪い欠点があった。

本発明はこれらの欠点を解決すべくなされたもので、テ
レビカメラのフランジバックの最良焦点位置を２表示器
に明確に表示できるようにするなど調整の精度向上２作
業能率の向上および初心者でも短時間で調整できるよう
にすることを目的としている。このような目的を達成す
るため本考案は、コリメータレンズの焦点位置に光学的
に前後して、たとえば２枚の測定チャートを設置し、被
測定テレビカメラのフランジバック位置の変化に対する
出力Ｅの変化ΔＥ／ΔＸを、最良焦点位置付近で大きく
して測定精度向上を図ると共に、被測定テレビカメラの
映像信号から得られる焦点の変化成分を直流電圧に変換
し表示器で表示するようにしたもので、以下図示する実
施例によって詳細に説明する。

第３図は本発明によるテレビカメラ用フランジバック調
整装置の一実施例を示す系統図である７第３図において
第１図と同符号の、ものは相当部分を示し、　ｌａはコ
リメータレンズ１ａの焦点位置に設置される測定チャー
）ＩＣの後方に設置した測定チャートで、　ｌｅは測定
チャー）１ｃの前方に設置した測定チャートである。こ
こで１例えば測定チャート１ｃとＩＪ、ｌｅの間隔を等
しくｔに設定しておく。４は被測定テレビカメラ２の映
像信号から得られる前後２枚の測定チャー）１ｄ、１ｇ
に対応した信号を取り出す分離回路で２例えば４ａは増
幅器、４ｂはバンドパスフィルタ、　４ｃは前後２枚の
測定チャー）１ｄ。

１ｅから得られる信号を分離するアナログスイッチから
なり、５は該分離回路４の出力を直流電圧に変換する検
出回路で１例えば５ａ、５ｂはそれぞれの出力に対する
ピークホールド回路である。６は該検出回路５め出力を
表示する表示器であり２例えば゛電圧計である。

次にこの、第３図に示す実施例の動作を説明する。

上記コリメータ１は２枚の測定チャー）　１ａ　、　１
ｅを光学的に前後して所定の位置（ここでは等間隔ｔ）
に設置しているので被測定テレビカメラ２のフランジハ
ック距離Ｘを変化させて各々のチャート１ｃ。

ｌｄ、ｌｅに最良に焦点を合せた場合の被測定テレビカ
メラ２の出力は、第４図のｃ、ｄ、ｅとなる。今被測定
テレビカメラ２のフランジバック位置Ｘが最良焦点位置
Ｘ。点にある場合は測定チャートｃが最大出力となり測
定チャートｄ、ｅの出力はＣより低い出力になる。しか
しこのＸ０付近でのフランジバック位置Ｘの微少変化に
対するテレビカメラ２出力の変化量ΔＥ／ΔＸは、逆に
測定チャートＣよりもｄ、ｅの方が大きな変化を示すた
め、測定チャート・ｌｄ、ｌｅ比出力よる最良焦点検出
の方が容易になる。

（ΔＥ、／ΔＸ〈ΔＢ、／ΔＸ）即ちコリメータレンズ
ｌａの焦点位置の測定チャートＣから得られる出力Ｃが
最大になる位置を検出するよりも２前後２枚の測定チャ
ー）１ｄ、ＩＣから得られる出力ｄおよびｅの差が零に
なる位置を検出する方が容易になる。

このような特性を持つ出力信号ｄおよびｅは増幅器心バ
ンドパスフィルタ４ｂを通過しアナログスイッチ４ｃで
各々の出力電圧に分離゛される。アナログスイッチ４ｃ
で分離された２つの信号は検出回路５ａ　、５ｂで直流
電圧に変換され表示器、６でフランジバック位置Ｘの変
化に応じた差電圧を表示するので。

被測定テレビカメラ２のフランジバックの調整が容易と
なる。すなわち最良焦点検出刈からの微少変化に対して
も比較的大きな差電圧が得られるため、検出精度が向上
する。

このように２本発明の基本原理は、焦点位置に対して光
学的に前後して配置した測定チャー）　ｂ＋。

１ｅ出力を用−いる事によって最良焦点位置の測定精度
を向上すると同時に、これによって得られる電気信嬉を
利用して個人差に影響されない客観的なフランジバック
調整装置を実現することができる。

この場合、測定チャートの個数や位置はＱンズの特性そ
の他の条件によって選定すれば良く、また測定時に被測
テレビカメラ２がら得られる信号の処理方法やその表示
方法は、テレビカメラの方式その他の条件に上り本実施
例以外の既存の方法を取る事も可能である。

また１本発明の基本原理（焦点位置に対して光学的に前
後して測定チャートを配意する）は、コリメータを使用
しない７ランジバツク３１１１ｉにおいても応用可能で
ある。さらに実施例においては。

焦点位置に前後して複数枚の測定チャートを配置゛する
方式を示したが、１枚の測定チャートを傾斜させ配置す
る場合も本発明の範囲内に含まれる。

以上説明したごとく本発明のフランシバ、り調整方式を
用いると、たとえば調整作業を表示器により客観的に行
なう事が可能となり視覚による判断が不要となる。従っ
て熟練は必要とせず個人差なく能率よく調整ができるの
で実用上の効果は極めて大である。また最良焦点位置を
電気的な信号として検出し得る本発明のフランジバック
調整方式を所定の調整制御機構と組合せる事によりフラ
ンシバ、り調整の自動化が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のテレビカメラのフランジバック調整装置
の系統図、第２図は従来のフランジバック調整装置を用
いたときの７ランジバ、り距り１ｍ対テレビカメラの出
力電圧特性図、第３図は本発明の一例を示すテレビカメ
ラの７ランジパツク調整装置の系統図で。 ■＝コリメータ、ｌｄ：コリメータレンズ１ｍの焦点位
置の後方に設置した測定チャート、１６：前方に設置し
た測定チャート、４：分離回路、５：検出回路、６：表
示器、第４図は９本発明のフランジハック調整装置を用
いたときのフｊンジバック距離対テレビカメラの出力電
圧特性図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）レンズの焦点位置に対して、光学的に前後した位置
   に像を有するすくなくとも１枚の測定チャートと、該各
   々の測定チャート像を撮像する被測定テレビカメラと、
   該被測定テレビカメラの映像信号より上記各々の測定チ
   ャート像を撮像する被測定テレビカメラと、該被測定テ
   レビカメラの映像信７号より、上記各々の測定チャート
   像に対応する各々の信号成分を取り出すための信号処理
   回路とから構成された事を特徴とするテレビカメラの７
   ランジバツク調整装置。 ２）レンズの焦点位置に対して、光学的に前後した位置
   に像を有するすくな（とも１枚の測定チャートと、該各
   々の測定チャートｉを撮像子る被測定テレビカメラと、
   該被測定テレビカメラの映像信号より上記各々の測定チ
   ャート像に対応する各々の信号成分を取り出すための信
   号処理回路と、該信号処理回路の各々の出力信号レベル
   差を表示する表示器とから構成された事を特徴とするフ
   ランジバック調整装置。