JPS588362Y2 - 塗型剤スプレ−装置 - Google Patents

塗型剤スプレ−装置

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Publication number
JPS588362Y2
JPS588362Y2 JP16962676U JP16962676U JPS588362Y2 JP S588362 Y2 JPS588362 Y2 JP S588362Y2 JP 16962676 U JP16962676 U JP 16962676U JP 16962676 U JP16962676 U JP 16962676U JP S588362 Y2 JPS588362 Y2 JP S588362Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray
slurry
nozzle
coating
coating agent
Prior art date
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Expired
Application number
JP16962676U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5386414U (ja
Inventor
山下忠志
酒井健次
小原博
竹内克行
樋口禎一
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP16962676U priority Critical patent/JPS588362Y2/ja
Publication of JPS5386414U publication Critical patent/JPS5386414U/ja
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Publication of JPS588362Y2 publication Critical patent/JPS588362Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、遠心力鋳造金型内面に耐火物被覆をウェット
(湿式)スプレーコーティングするため□用いる新しい
塗型剤スプレー装置を提供しようとするものである。
遠心力鋳造によって鋳鉄管を製造する場合、金型内面に
各種の耐火性被覆を施して鋳造を行なうことは既知であ
るが1例えば硅藻土、ベントナイト及び水による耐火物
スラリーを用い、これをスプレー用ノズルを用いてスフ
レ−し、金型内面□コーティングする場合、この耐火物
スラリーによる被覆厚さは0.1〜3.0關の間で、鋳
造方案によって適当に選択されるのであるが、鋳放し状
態でセメンタイトのない組織を得るためには1通常00
−5s以上の厚さが必要とされ、これに伴ない必然的に
スプレーされるスプレー量も多量となる。
このような厚さの被覆を得るために必要なスラリー量を
、一度に金型内面に噴射させるとスラリーは沸騰して、
美しい整一な被覆を得ることが困難であり、このため数
回に分けて反復コーティングすることが必要であるが、
それでも尚かつノズルの吐出量が多いため、どうしても
粒子が粗くなる欠点がある。
そこで複数のかつ吐出量の小さいノズルを組合せて細粒
のスプレーが得られるようにし、かつコーティングに要
する時間を延長しない工夫が必要である。
このように多頭数のスプレーノズルを組合せて使用する
ようにした装置は、従来各種のものが開発されているが
、その多くは必要構造が複雑であると共に特にノズルの
取付けが煩雑であり、製作困難であると共に、生産工程
の中でコーティング条件(スプレー量、スプレーパター
ン、スプレー角度等)を安定に維持することが困難であ
る。
更に使用に当り、スラリーが乾燥するさいに生じる水蒸
気が、その複雑な配管に凝集付着し易く。
水滴となって、コーティング被覆上に落下して損傷を与
えるため、その結露を防止する等の構造も必要となり、
装置全体の構造を更に複雑化する欠点が生じるのである
本考案はこれらの問題点を解決するTこめになされたも
のであって、その特徴とする処は、スプレーに必要なス
ラリーの給送、排出路及びエア給送路を具備したノズル
ホルダーと、スフレ−角度を決めるためのマウント板と
によって、複数個のノズルが取付は可能とされた点にあ
る。
以下図示の実施例について本考案装置を詳述すると、第
1図は本考案装置の遠心力鋳造金型内における作動状態
を示す全体側面図であって、1は遠心力鋳造用金型の一
部を示しており、2はスプレーノズルであって、これら
複数個のノズル2群は何れもノズルホルダー3にマウン
ト板4を介してそれぞれ取付けられるようになっている
前記スプレーノズル2は、第4図にその詳細を示すよう
に、スラリーをスプレーするため、その使用スラリーの
沈澱防止を図り、スラリー給送口14とスラリー排出口
15とを備え、常にスラリーを循環させて置き、必要に
応じてスプレー用エアを送ることによって、図示省略し
であるがノズル内部に装設したニードル弁を押し上げて
、スラリーを噴射して霧化させ、スプレーが不要になれ
ば、停止用エアを送ってニードル弁を押し下げてスプレ
ーを停止させる構造とし、このためスプレー用エア給送
口16と、スプレー停止用エア給送口17とが設けられ
、取付用ボルト孔18によってマウント板4を介してノ
ズルホルダー3に取付けられるようにする。
ノズルホルダー3は、第3図のl−A断面に示すように
、そのノズル取付底面は平坦面とされた略かまぼこ型の
棒状体であるが、このホルダー3にはその長さ方向に沿
ってスラリー給送路7′スラリー排出路8′、スプレー
用エア給送路9′。
スプレー停止用エア給送路10′ が貫通状に設けられ
、これら各給送路7′排出路8′給送路9′。
10′ には、前記ノズル2の取付位置に対応して、ノ
ズル2の前記スラリー供給口14.スラリー排出口15
、スプレー用エヤ給送ロ16スプレー停止用エア給送口
17と連絡される連絡路f3// 、 911 。
l Q// 、 i l//がそれぞれ派出されて、取
付底面側に開口するようになっており、また前記ノズル
2側のボルト取付孔18と対応してボルト取付孔11が
設けられる。
このノズルホルダー3の先端には前記スラリー給送路7
′ とスラリー排出路8′ の各先端を連通ずる循環用
流路(図示省略)を設けたエンドカバー5が取付けられ
、又他端にはスラリー給送路7′スラリー排出路8′ス
プレー用エア給送路9′スプレー停止用エア給送路10
′ に夫々連通するスラリー給送管7.スラリー排出
管8、スプレー用エア給送管9、スプレー停止用エア給
送管10が付設されるのである。
スプレーノズル2とスプレーホルダー3間にバッキング
6を介して介入されるマウント板4は。
第1図示のように、スプレーノズル2の金型1内面に対
するスプレー角θを容易に取り得るためのものであり、
このためにホルダ3の底面とノズル2の取付面間に介入
させ、必要な取付角度が得られるようにしてあり、この
場合図示省略しであるが、マウント板4にも前記連絡孔
8〃、9〃、10〃。
11〃 とノズル2側の給送口14排出ロ15給送ロ1
6,17間を連通ずる連絡孔が設けられることになる。
このさいノズルホルダー3の底面を加工して、ノズル2
を所要のスプレー角θが得られるように直接取付けるよ
うにすることもできるし。
又マウント板4の各種取付角度面を持つものを準備し、
マウント板4を取換えることによって、スプレー角θを
任意に変更できるようにすることも可能である。
尚第2図は装置のエンドカバー5側からの正面図であり
、第1図において12はノズル2のスプレー角θにおけ
るスプレーパターンを示し、13は同ノズル2によって
金型内面上にコーティングされる耐火性被覆層を示して
いる。
本考案のスプレー装置によれば、多頭数のスプレーノズ
ル2群を組合せ配設し1個々のノズル2の吐出量は小さ
くして、細粒のスプレーが得られると共に必要な厚さく
例えば0,5mm以上)のコーティング層を短時間で施
工できるようにするに当り、これら多頭数の各ノズル2
に対して、その必要なスラリー並び□エアの供給は、1
本のブロック体であるノズルホルダー3内に、4個のス
ラリー給送路7′、スラリー排出路8′、スプレー用エ
ア給送路9′、スプレー停止用エア給送路10′として
、簡単かつコンパクトに内蔵され、これにより従来の配
管□よるもの□比し、露出表面積を小さくして、水蒸気
の凝集付着、結露を防止することができ、このさいブロ
ック体のホルダー表面□断熱性のゴム板やスポンジ板を
カバーさせれば。
結露は完全に防止できるのである。
従ってその平滑で美しく損傷のない耐火性被覆13が、
常に斉一に得られることになり、しかもスラリーは給排
循環型式のため沈澱もなくなり、更にそのスプレーノズ
ル2群の各取付けは、ホルダー底面に対してきわめて強
固に固定でき、その設定スプレー角θの変化も生ぜず、
均一で効率的なスプレー効果が得られるのみならず、マ
ウント板4の交換によってそのスプレー角θも広挾自在
に変更させることも容易であり、多頭数のノズルを用い
て、可成りの層厚の耐火性被覆を目的金型内面に、短時
間でかつ損傷のおそれなく、常に均一平滑で粒子の細か
いものを施蓋し得るものとして優れ、又必要構造もきわ
めて簡単化されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の全体側面図、第2図は同一端正
面図、第3図は第1図A−A線断面拡大図、第4図は同
ノズルスプレー詳細図である。 1・・・・・・金型、2・・・・・・スプレーノズル、
3・・・・・・ノズルホルダー 4・・・・・・マウン
ト板、5・・・・・・エンドカバー 7・・・・・・ス
ラリー給送管、8・・・・・・スラリー排出管、9・・
・・・・スプレー用エア給送管、10・・・・・・スプ
レー停止用エア給送管、7′・・・・・・スラリー給送
路、8′・・・・・・スラリー排出路、9′・・・・・
・スプレー用エア給送路、10′・・・・・・スプレー
停止用エア給送路、12・・・・・・スプレーパターン
、13・・・・・・耐火性被覆層、θ・・・・・・スプ
レー角。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遠心力鋳造金型に対して耐火性被覆を施すためのスプレ
    ー装置であって、スプレーに必要なスラリーの給送、排
    出路及びエア給送路を具備したノズルホルダーと、スプ
    レー角度を決めるためのマウント板とによって、複数個
    のノズルが取付は可能とされたことを特徴とする塗型剤
    スプレー装置。
JP16962676U 1976-12-17 1976-12-17 塗型剤スプレ−装置 Expired JPS588362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16962676U JPS588362Y2 (ja) 1976-12-17 1976-12-17 塗型剤スプレ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16962676U JPS588362Y2 (ja) 1976-12-17 1976-12-17 塗型剤スプレ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5386414U JPS5386414U (ja) 1978-07-15
JPS588362Y2 true JPS588362Y2 (ja) 1983-02-15

Family

ID=28777212

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JP16962676U Expired JPS588362Y2 (ja) 1976-12-17 1976-12-17 塗型剤スプレ−装置

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JPS5386414U (ja) 1978-07-15

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