JPS588335Y2 - ガス遠心分離機 - Google Patents
ガス遠心分離機Info
- Publication number
- JPS588335Y2 JPS588335Y2 JP12862378U JP12862378U JPS588335Y2 JP S588335 Y2 JPS588335 Y2 JP S588335Y2 JP 12862378 U JP12862378 U JP 12862378U JP 12862378 U JP12862378 U JP 12862378U JP S588335 Y2 JPS588335 Y2 JP S588335Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clearance
- lubricating oil
- gas centrifuge
- rotating body
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、軸受の潤滑油の蒸発量を規制するクリアラン
スシールを設けたガス遠心分離機に関する。
スシールを設けたガス遠心分離機に関する。
ガス遠心分離機は第1図にその要部を示すように真空タ
ンク1の内部にモータロータ2と下部軸3を有する回転
体4が配設され、筐た回転体4の上部は図示していない
上部軸受で支えられている。
ンク1の内部にモータロータ2と下部軸3を有する回転
体4が配設され、筐た回転体4の上部は図示していない
上部軸受で支えられている。
真空タンク1の下部にはモータステータ5を有する下部
フランジ6aが取り付けられている。
フランジ6aが取り付けられている。
下部フランジ6aの下方にはブラケットIが設けられ、
ブラケットT内の下部軸受8により下部軸3は回転自在
に支持される。
ブラケットT内の下部軸受8により下部軸3は回転自在
に支持される。
ブラケットT内には、下部軸受8のための潤滑油9が満
たされており、この潤滑油9の蒸発量を規制するための
クリアランスシール10が下部フランジ6aに取付けら
れ下部軸3との間でクリアランス部を設けるように構成
されている。
たされており、この潤滑油9の蒸発量を規制するための
クリアランスシール10が下部フランジ6aに取付けら
れ下部軸3との間でクリアランス部を設けるように構成
されている。
ガス遠心分離機におけるクリアランスシール10は、下
部軸3との隙間を僅少にして下部軸受8の潤滑油9が蒸
発しないようにするものである。
部軸3との隙間を僅少にして下部軸受8の潤滑油9が蒸
発しないようにするものである。
潤滑油9の蒸発量は、クリアランスシール10の表面温
度およびクリアランス部の圧力により規制され、クリア
ランスシール10の表面温度が高いほと、クリアランス
部の圧力が低いほど潤滑油9の蒸発量は増大する。
度およびクリアランス部の圧力により規制され、クリア
ランスシール10の表面温度が高いほと、クリアランス
部の圧力が低いほど潤滑油9の蒸発量は増大する。
潤滑油の蒸発量の増大は、回転体4の側面圧の上昇を招
来し、モータ入力の増加、モータ入力増加によるモータ
損失の発熱増加で下部軸受8の温度が高くなり、潤滑油
9の温度も上昇して、ガス遠心分離機の回転性能への悪
影響に結びつく。
来し、モータ入力の増加、モータ入力増加によるモータ
損失の発熱増加で下部軸受8の温度が高くなり、潤滑油
9の温度も上昇して、ガス遠心分離機の回転性能への悪
影響に結びつく。
又、下部フランジ6にクリアランスシール10がボルト
等により取付けられるとその接触面での熱伝達が悪(な
り、回転体4の風損、モータ損失および下部軸受8損失
により回転体4の下部軸3が温度上昇を1ねき、この下
部軸3の放射熱を受けるクリアランスシール10は温度
カ高くなる恐れがあった。
等により取付けられるとその接触面での熱伝達が悪(な
り、回転体4の風損、モータ損失および下部軸受8損失
により回転体4の下部軸3が温度上昇を1ねき、この下
部軸3の放射熱を受けるクリアランスシール10は温度
カ高くなる恐れがあった。
本考案は、かかる事情をかんがみてなされたもので、ク
リアランスシールと下部7ランジを一体化することによ
り、クリアランス部の表面温度を下げて、潤滑油の蒸発
量を少なくシ、さらに加工工数の低減、分解組立時間の
短縮できるガス遠心分離機を提供することを目的とする
。
リアランスシールと下部7ランジを一体化することによ
り、クリアランス部の表面温度を下げて、潤滑油の蒸発
量を少なくシ、さらに加工工数の低減、分解組立時間の
短縮できるガス遠心分離機を提供することを目的とする
。
以下、本考案の一実施例を第1図と同一部分は同一符号
で示す第2図によって詳細に説明する。
で示す第2図によって詳細に説明する。
なお、第1図と重複する部分の説明は省略する。
すなわち、第2図において下部フランジ6bの中央部下
面に延下して突出したクリアランス部11を一体的に形
成する。
面に延下して突出したクリアランス部11を一体的に形
成する。
このクリアランス部11は回転体4の下部軸3との間に
形成され、下部軸受8の潤滑油9の慈発量を規制する。
形成され、下部軸受8の潤滑油9の慈発量を規制する。
ここで、下部軸3の軸径をaとし、筐たクリアランス部
11の内径をbとすると−=1.01〜1.6 とな
るようにガス遠心分離機を構成している。
11の内径をbとすると−=1.01〜1.6 とな
るようにガス遠心分離機を構成している。
しかして、従来のクリアランスシール10と下部フラン
ジ6aとを一体化した本考案のクリアランス部11を有
する下部フランジ6bにより構成することにより、回転
体の分解組立時に従来のようにクリアランスシール10
の分解組立の必要がなくなり、分解組立の時間短縮にな
る。
ジ6aとを一体化した本考案のクリアランス部11を有
する下部フランジ6bにより構成することにより、回転
体の分解組立時に従来のようにクリアランスシール10
の分解組立の必要がなくなり、分解組立の時間短縮にな
る。
オた一体化した構造によりクリアランス部11の表面温
度は下部7ランジ6bから外気への熱伝達により低くお
さえることが出来る。
度は下部7ランジ6bから外気への熱伝達により低くお
さえることが出来る。
これにより下部軸受8の潤滑油9の蒸発量が少なくてす
み、下部軸受8の寿命が長くなるとともに、ガス遠心分
離機の回転性能の向上につながる。
み、下部軸受8の寿命が長くなるとともに、ガス遠心分
離機の回転性能の向上につながる。
第3図は、本考案の他の実施例を示したもので、第2図
と異なる点は冷却水路12を設けた下部フランジ6cに
下部軸受8の潤滑油9の蒸発を規制するクリアランス部
11を設けたことにある。
と異なる点は冷却水路12を設けた下部フランジ6cに
下部軸受8の潤滑油9の蒸発を規制するクリアランス部
11を設けたことにある。
この構造のガス遠心分離機では、クリアランス部110
表面温度を下部フランジ6cの冷却水路12により低温
に保つことが出来る。
表面温度を下部フランジ6cの冷却水路12により低温
に保つことが出来る。
これにより下部軸受8の潤滑油9の蒸発量をより少なく
することが出来る。
することが出来る。
以下説明したように本考案によれば下部フランジとクリ
アランスシールとを一体化することにより、回転体の分
解組立の時にクリアランスシールの分解組立の必要がな
くなりガス遠心分離機の組立時間の短縮になる。
アランスシールとを一体化することにより、回転体の分
解組立の時にクリアランスシールの分解組立の必要がな
くなりガス遠心分離機の組立時間の短縮になる。
オた、回転体の風損、モータ損失、軸受損失による回転
体の下部軸からの放射熱を下部フランジの放熱効果によ
り、外部に放熱して、クリアランス部の表面温度を低く
おさえることが出来るため、軸受の潤滑油の蒸発量が少
なくなり、軸受の寿命を長くするとともに、回転体の風
損増加によるモータ入力の増加を防止しガス遠心分離機
の運転費が少なくてすむなどの効果がある。
体の下部軸からの放射熱を下部フランジの放熱効果によ
り、外部に放熱して、クリアランス部の表面温度を低く
おさえることが出来るため、軸受の潤滑油の蒸発量が少
なくなり、軸受の寿命を長くするとともに、回転体の風
損増加によるモータ入力の増加を防止しガス遠心分離機
の運転費が少なくてすむなどの効果がある。
第1図は従来のガス遠心分離機を示す主要部の断面図、
第2図および第3図は本考案の各実施例を示す主要部の
断面図である。 1・・・・・・lc空タンク、2・・・・・・モータロ
ータ、3・・・・・・下部軸、4・・・・・・回転体、
5・・・・・・モータステータ、6a・・・・・・下部
7ランジ、6b・・・・・・下部フランジ、6c・・・
・・・下部フランジ、7・・・・・・ブラケット、8・
・・・・・下部軸受、9・・・・・・潤滑油、10・・
・・・・クリアランスシール、11・・・・・・クリア
ランス部、12・・・・・・冷却水路。
第2図および第3図は本考案の各実施例を示す主要部の
断面図である。 1・・・・・・lc空タンク、2・・・・・・モータロ
ータ、3・・・・・・下部軸、4・・・・・・回転体、
5・・・・・・モータステータ、6a・・・・・・下部
7ランジ、6b・・・・・・下部フランジ、6c・・・
・・・下部フランジ、7・・・・・・ブラケット、8・
・・・・・下部軸受、9・・・・・・潤滑油、10・・
・・・・クリアランスシール、11・・・・・・クリア
ランス部、12・・・・・・冷却水路。
Claims (1)
- 真空タンク内に配設された回転体を駆動するモータステ
ータが取付けられる下部フランジと軸受の潤滑油の蒸発
量を規制するクリアランスシールとを一体化してなるこ
とを特徴とするガス遠心分離機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12862378U JPS588335Y2 (ja) | 1978-09-21 | 1978-09-21 | ガス遠心分離機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12862378U JPS588335Y2 (ja) | 1978-09-21 | 1978-09-21 | ガス遠心分離機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5546523U JPS5546523U (ja) | 1980-03-26 |
JPS588335Y2 true JPS588335Y2 (ja) | 1983-02-15 |
Family
ID=29092493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12862378U Expired JPS588335Y2 (ja) | 1978-09-21 | 1978-09-21 | ガス遠心分離機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588335Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5950767U (ja) * | 1983-06-27 | 1984-04-04 | 横河電機株式会社 | 記録紙検出装置 |
JPS6319281A (ja) * | 1986-07-12 | 1988-01-27 | Konica Corp | ロ−ル状記録媒体を用いた画像記録装置 |
-
1978
- 1978-09-21 JP JP12862378U patent/JPS588335Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5546523U (ja) | 1980-03-26 |
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