JPS5881827A - 制動エネルギ−入出力装置 - Google Patents
制動エネルギ−入出力装置Info
- Publication number
- JPS5881827A JPS5881827A JP17834881A JP17834881A JPS5881827A JP S5881827 A JPS5881827 A JP S5881827A JP 17834881 A JP17834881 A JP 17834881A JP 17834881 A JP17834881 A JP 17834881A JP S5881827 A JPS5881827 A JP S5881827A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bevel gear
- gear
- energy
- sun
- planetary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D61/00—Brakes with means for making the energy absorbed available for use
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車、自転車、産業用機械など加速と制動
をくり返す装置において、無駄に捨てられてしまう制動
時の慣性エネルギーを、差動機構を介して積極的にばね
等に吸収させて蓄え、発進加速時にそれらを利用するこ
とができるエネルギー人出力装置を提供することを目的
とする。
をくり返す装置において、無駄に捨てられてしまう制動
時の慣性エネルギーを、差動機構を介して積極的にばね
等に吸収させて蓄え、発進加速時にそれらを利用するこ
とができるエネルギー人出力装置を提供することを目的
とする。
自動車などの慣性体の制動時に失うエネルギーを発進加
速に再利用するためには、自動車などが持つ既存の性能
を低下させることなく、その慣性エネルギーを機能的に
効率よく出し入れする必要がある。、エネルギーの出し
入れは、速度の高低にかかわらず、あるときは徐々に、
やるときは急激に、自由に切り替え操作ができなければ
ならない。
速に再利用するためには、自動車などが持つ既存の性能
を低下させることなく、その慣性エネルギーを機能的に
効率よく出し入れする必要がある。、エネルギーの出し
入れは、速度の高低にかかわらず、あるときは徐々に、
やるときは急激に、自由に切り替え操作ができなければ
ならない。
装置そのものの経済性、信頼性、安全性も重要で−実用
上、いろいろな困難な問題に直面する。
上、いろいろな困難な問題に直面する。
本発明は上述した諸要求を満足する制動エネルギー人出
力装置を提供するものであり、以下本発明の実施例を図
面に基づいて説明する。
力装置を提供するものであり、以下本発明の実施例を図
面に基づいて説明する。
第1図において、1は回転慣性体に連結する原動軸、2
は原動軸1に緩装された太陽傘歯車、遊星傘歯車3と4
は中央を原動軸1を貫通固定した遊星傘歯車支持軸5に
互いに対向して緩装されて太陽傘歯車2と噛み合ってい
る。傘歯車6は太陽傘歯車2と対向して原動軸1に緩装
されて遊星傘歯車3,4と噛み合っている。型車7は傘
歯車6と一体となり逆転防止用製子8と係合している。
は原動軸1に緩装された太陽傘歯車、遊星傘歯車3と4
は中央を原動軸1を貫通固定した遊星傘歯車支持軸5に
互いに対向して緩装されて太陽傘歯車2と噛み合ってい
る。傘歯車6は太陽傘歯車2と対向して原動軸1に緩装
されて遊星傘歯車3,4と噛み合っている。型車7は傘
歯車6と一体となり逆転防止用製子8と係合している。
ばね9は型車7と原動軸1に固定されたカラー10を連
結している。てこ11に力Fを加えると摩擦制動子12
は太陽傘歯車20制動作用をなす。
結している。てこ11に力Fを加えると摩擦制動子12
は太陽傘歯車20制動作用をなす。
上記構成の制動エネルギー人出力装置においてまず、型
子8と摩擦制動子120作用について説明する。型車7
と型子8とは逆転防止用として係合しているもので、正
回転のときは型子8は作用しないから、型車7は自由に
回転することができる。また、摩擦制動子12は制動エ
ネルギーの入出力時に、力Fがてこ11に加えられると
、太陽傘歯車2の側面を圧縮し、回転を制動する作用を
するものである。従って、制動エネルギーの大出力時以
外は、太陽傘歯車2は摩擦制動子12によって何ら抵抗
を受けることがないから自由に回転することができる。
子8と摩擦制動子120作用について説明する。型車7
と型子8とは逆転防止用として係合しているもので、正
回転のときは型子8は作用しないから、型車7は自由に
回転することができる。また、摩擦制動子12は制動エ
ネルギーの入出力時に、力Fがてこ11に加えられると
、太陽傘歯車2の側面を圧縮し、回転を制動する作用を
するものである。従って、制動エネルギーの大出力時以
外は、太陽傘歯車2は摩擦制動子12によって何ら抵抗
を受けることがないから自由に回転することができる。
静止している回転慣性体が原動機よりエネルギーを供給
されて回転速度が徐々に増加したとすると、原動軸1は
回転慣性体と連結しているから、やはり、回転速度が徐
々に加速されて正回転する。
されて回転速度が徐々に増加したとすると、原動軸1は
回転慣性体と連結しているから、やはり、回転速度が徐
々に加速されて正回転する。
前述のとおり、型子8と摩擦制動子12は作用しないか
ら、太陽傘歯車2、遊星傘歯車3,4、遊星傘歯車支持
軸5、傘歯車6、型車7、ばね9、カラー10は何ら外
力を受けることなく原動軸1と一体となって正回転する
。回転慣性体の回転速度が低下するときも系全体の作1
用は変らない。従って、制動時のエネルギーの出し入れ
がなければ本装置が取り付けられていても、本装置が取
り付けられていない従前の機能と変わりはなく、性能を
損うことはほとんどない。
ら、太陽傘歯車2、遊星傘歯車3,4、遊星傘歯車支持
軸5、傘歯車6、型車7、ばね9、カラー10は何ら外
力を受けることなく原動軸1と一体となって正回転する
。回転慣性体の回転速度が低下するときも系全体の作1
用は変らない。従って、制動時のエネルギーの出し入れ
がなければ本装置が取り付けられていても、本装置が取
り付けられていない従前の機能と変わりはなく、性能を
損うことはほとんどない。
次に、原動機からのエネルギーの供給が絶たれた回転慣
性体が、自然停止を待って回転していて本装置のてこ1
1に力Fが加えられたときの動作について説明する。
性体が、自然停止を待って回転していて本装置のてこ1
1に力Fが加えられたときの動作について説明する。
自然停止を待って回転する回転慣性体と連結する原動軸
1上の太陽傘歯車2と傘歯車6、遊星傘歯車3.4は、
共に相対的に静止の状態で、全体が一体となり原動軸1
0回転N1で正回転する。ここで、てこ11に力Fが徐
々に加えられると、太陽傘歯車2の回転N2は、摩擦制
動子12によってN2に逆った摩擦抵抗が与えられて減
速する。摩擦1制動子120作用でN2がN1から停止
まで連続して変化するときの遊星傘歯車3.4は、太陽
傘歯車2に対して相対的に公転しながら回転することに
なり、太陽傘歯車2と傘歯車6は、遊星傘歯車支持軸5
に対して相対的に静止の状態から互いに逆転しはじめる
。つまり、傘歯車6の回転N6は、N2の変化に対応し
てN1から2N+に変わる。従って、原動軸1に固定さ
れたカラー10の回転N1゜と、傘歯車6と一体の型車
7の回転N7とは回転差を生じて、N7はN1[1より
も回転が相対的にN1 まで増加する。この差動回転に
よって回転慣性体の持つエネルギーは、ばね9に蓄力さ
れるが、この反作用で、回転慣性体の停止時間は自然停
止時間よりも短くなる。いったん、ばね9に蓄えられた
エネルギーは、型車7と型子8により逆止作用が働くか
ら、傘歯車6を逆回転させることはない。
1上の太陽傘歯車2と傘歯車6、遊星傘歯車3.4は、
共に相対的に静止の状態で、全体が一体となり原動軸1
0回転N1で正回転する。ここで、てこ11に力Fが徐
々に加えられると、太陽傘歯車2の回転N2は、摩擦制
動子12によってN2に逆った摩擦抵抗が与えられて減
速する。摩擦1制動子120作用でN2がN1から停止
まで連続して変化するときの遊星傘歯車3.4は、太陽
傘歯車2に対して相対的に公転しながら回転することに
なり、太陽傘歯車2と傘歯車6は、遊星傘歯車支持軸5
に対して相対的に静止の状態から互いに逆転しはじめる
。つまり、傘歯車6の回転N6は、N2の変化に対応し
てN1から2N+に変わる。従って、原動軸1に固定さ
れたカラー10の回転N1゜と、傘歯車6と一体の型車
7の回転N7とは回転差を生じて、N7はN1[1より
も回転が相対的にN1 まで増加する。この差動回転に
よって回転慣性体の持つエネルギーは、ばね9に蓄力さ
れるが、この反作用で、回転慣性体の停止時間は自然停
止時間よりも短くなる。いったん、ばね9に蓄えられた
エネルギーは、型車7と型子8により逆止作用が働くか
ら、傘歯車6を逆回転させることはない。
このようにして、てこ11の力Fを任意に調節して、型
車7とカラー10の間に差動回転を生じさせて、原動軸
1の回転の高速、低速のいかんにかかわらず、緩急自在
に、連続的又は断続的に回転慣性体のエネルギーを、原
動軸10回転が停止するまで、ばね9に蓄えつづけるこ
とができる。
車7とカラー10の間に差動回転を生じさせて、原動軸
1の回転の高速、低速のいかんにかかわらず、緩急自在
に、連続的又は断続的に回転慣性体のエネルギーを、原
動軸10回転が停止するまで、ばね9に蓄えつづけるこ
とができる。
次に、ばね9に蓄えられたエネルギーを回転慣1性体へ
戻す作用について説明する。蓄えられたエネルギーを放
出して復元するときのばね9の両端は、相対的に逆方向
へ回るから、ばね9を介して連結されている型車7とカ
ラー10は、それぞれ相対的に逆方向へ回転する。型車
7と一体の傘歯車6は型車7、型子80作用で逆回転す
ることはないから、カラー10と一体の遊星傘歯車支持
軸5は傘歯車6とは相対的に逆方向の正回転をすること
になり、遊星傘歯車6,4は回転しながら公転するが、
このとき、太陽傘歯車2と傘歯車6とは遊星傘歯車支持
軸5に対して相対的に逆転するから、太陽傘歯車2も正
回転する。
戻す作用について説明する。蓄えられたエネルギーを放
出して復元するときのばね9の両端は、相対的に逆方向
へ回るから、ばね9を介して連結されている型車7とカ
ラー10は、それぞれ相対的に逆方向へ回転する。型車
7と一体の傘歯車6は型車7、型子80作用で逆回転す
ることはないから、カラー10と一体の遊星傘歯車支持
軸5は傘歯車6とは相対的に逆方向の正回転をすること
になり、遊星傘歯車6,4は回転しながら公転するが、
このとき、太陽傘歯車2と傘歯車6とは遊星傘歯車支持
軸5に対して相対的に逆転するから、太陽傘歯車2も正
回転する。
一方、太陽傘歯車2が摩擦制動子112で制動されてい
るとすれば、ばね9はエネルギーを放出して復元するこ
とができない。ここで、てこ11の−力Fを任意に緩め
ると、太陽傘歯車2と遊星傘歯車支持軸5は差動的に正
回転すると共に、ばね9に蓄えられたエネルギーを原動
軸1へ放出する。
るとすれば、ばね9はエネルギーを放出して復元するこ
とができない。ここで、てこ11の−力Fを任意に緩め
ると、太陽傘歯車2と遊星傘歯車支持軸5は差動的に正
回転すると共に、ばね9に蓄えられたエネルギーを原動
軸1へ放出する。
エネルギーの放出は、てこ11の力Fの調節一つで、緩
急自在に、連続的又は断続的に行なうことができる。ま
た、原動機よりの駆動力とばね9に蓄えられたエネルギ
ーを協力して回転慣性体へ供給することもできる。てこ
11に加える力Fを、遊星傘歯車3,4が自転しないあ
たりに調節して交互に強くしたり緩めたりすると、エネ
ルギーの人出の切り替えを瞬時に行なうことができると
共に、入出力の微調も簡単に行なうことができる。
急自在に、連続的又は断続的に行なうことができる。ま
た、原動機よりの駆動力とばね9に蓄えられたエネルギ
ーを協力して回転慣性体へ供給することもできる。てこ
11に加える力Fを、遊星傘歯車3,4が自転しないあ
たりに調節して交互に強くしたり緩めたりすると、エネ
ルギーの人出の切り替えを瞬時に行なうことができると
共に、入出力の微調も簡単に行なうことができる。
第2図について説明する。太陽歯車と、太陽歯車と噛み
合って回転する遊星歯車を軸支して太陽歯車を公転する
回転体と、遊星歯車と噛み合って太陽歯車軸上を回転す
る歯車とを、それぞれ、第1、第2、第3の回転要素と
する差動歯車列において、第1図は、第2回転要素を原
動軸につなぎ第1、または、第3回1要素に外力を加え
て差動回転を得たのに対して、第2図は、第1回転要素
を原動軸につなぎ、第6回転要素に外力を加えて差耐回
転を得るようにしたものである。
合って回転する遊星歯車を軸支して太陽歯車を公転する
回転体と、遊星歯車と噛み合って太陽歯車軸上を回転す
る歯車とを、それぞれ、第1、第2、第3の回転要素と
する差動歯車列において、第1図は、第2回転要素を原
動軸につなぎ第1、または、第3回1要素に外力を加え
て差動回転を得たのに対して、第2図は、第1回転要素
を原動軸につなぎ、第6回転要素に外力を加えて差耐回
転を得るようにしたものである。
第2図において、第1図と共通する部分は同一番号を付
しである。太陽歯車13、遊星歯車14、内歯歯車15
は、それぞれ、第1図の太陽傘歯車2、遊星傘歯車3、
傘歯車6に相当し、外歯歯車17、遊星歯車18、内歯
歯車19は、それぞれ対向する太陽歯車13、遊星歯車
14、内歯歯車15の歯数と同じ歯数で、遊星歯車支持
回転体16を介して第1回転要素と第2回転要素が互い
に回転方向、回転比とも同一となるように、変速機とし
て付加したものである。原動軸1上に埋込まれたキーに
喫着され原動軸1方向に自由に滑動し得るように緩装さ
れたクラッチ20、加圧板21と、クラッチ20と加圧
板21との間に挿入されたばね22は、てこ11に力F
を加えたときに摩擦抵抗子23と内歯歯車15の側面と
の間に摩擦抵抗を生じさせて、第3回転要素としての内
歯歯車15に原動軸10回転力を伝え、系に差動回転を
与えるためのものである。
しである。太陽歯車13、遊星歯車14、内歯歯車15
は、それぞれ、第1図の太陽傘歯車2、遊星傘歯車3、
傘歯車6に相当し、外歯歯車17、遊星歯車18、内歯
歯車19は、それぞれ対向する太陽歯車13、遊星歯車
14、内歯歯車15の歯数と同じ歯数で、遊星歯車支持
回転体16を介して第1回転要素と第2回転要素が互い
に回転方向、回転比とも同一となるように、変速機とし
て付加したものである。原動軸1上に埋込まれたキーに
喫着され原動軸1方向に自由に滑動し得るように緩装さ
れたクラッチ20、加圧板21と、クラッチ20と加圧
板21との間に挿入されたばね22は、てこ11に力F
を加えたときに摩擦抵抗子23と内歯歯車15の側面と
の間に摩擦抵抗を生じさせて、第3回転要素としての内
歯歯車15に原動軸10回転力を伝え、系に差動回転を
与えるためのものである。
回転慣性体と連結する原動軸1がN1で回転していると
きに、てこ11に力Fを徐々に加えると、内歯歯車15
の回転N15は静止状態からN1まで変化する。ここで
、太陽歯車16の歯数をT15、内歯歯車15の歯数を
Tlsとすると、N1と遊星歯車支持回転体160回転
N16の関係は、N1−(1+T’s/T’s ) x
Na6であるから、内歯歯車15の回転1’hSが0
からN1まで変わると、N16はN1/(1+Tj5/
Tj3 )からN1まで変わる。変速機の出力軸として
の外歯歯車17の回転N17は(1+ ’hs/T+s
)倍されるからNayはN1から(1+T+s/T+
5) XNaとなり、原動軸1と固定されたカラー10
の回転N1oと外歯歯車17と一体の型車7の回転N7
は、回転差を生じて、N7はN1[1よりも回転が相対
的に(T+s /Ta3) X Naまで増加する。内
歯歯車15はエネルギー貯゛蓄時には原動軸1と同じ正
回転をしエネルギー放出時には原動軸1と逆の回転をす
る。
きに、てこ11に力Fを徐々に加えると、内歯歯車15
の回転N15は静止状態からN1まで変化する。ここで
、太陽歯車16の歯数をT15、内歯歯車15の歯数を
Tlsとすると、N1と遊星歯車支持回転体160回転
N16の関係は、N1−(1+T’s/T’s ) x
Na6であるから、内歯歯車15の回転1’hSが0
からN1まで変わると、N16はN1/(1+Tj5/
Tj3 )からN1まで変わる。変速機の出力軸として
の外歯歯車17の回転N17は(1+ ’hs/T+s
)倍されるからNayはN1から(1+T+s/T+
5) XNaとなり、原動軸1と固定されたカラー10
の回転N1oと外歯歯車17と一体の型車7の回転N7
は、回転差を生じて、N7はN1[1よりも回転が相対
的に(T+s /Ta3) X Naまで増加する。内
歯歯車15はエネルギー貯゛蓄時には原動軸1と同じ正
回転をしエネルギー放出時には原動軸1と逆の回転をす
る。
系全体の差動回転による回転慣性体のエネルギー人出装
置としての作用は第1図と同じである。
置としての作用は第1図と同じである。
摩擦”制動子24は、緊急制動を行ないたいときに、従
来の制動方式に簡単に切り替えることができるようにす
るために設けられたものである。てこ11に加えられる
力が十分強いと、ばね22の反撥力に打ち勝って、加圧
板21は摩擦制動子24を強く圧締し、強力な制動力を
得ることができる。
来の制動方式に簡単に切り替えることができるようにす
るために設けられたものである。てこ11に加えられる
力が十分強いと、ばね22の反撥力に打ち勝って、加圧
板21は摩擦制動子24を強く圧締し、強力な制動力を
得ることができる。
てこT5、逆転防止用制子保持板26、摩擦制動子27
、ばね28は、ばね9に蓄えられたエネルギーが不要と
なったときに回転慣性体へ戻さずに放出したり、原動軸
1を逆回転させたりすると−きのために設けられたもの
である。てこ25に力F′を加えると、逆転防止用制子
保持板26は、摩擦制動子27の制動を受けなくなり、
てこ11を操作しても、エネルギーを原動軸1へ戻すこ
とはなく、型車7と型子8で拘束されていたばね9を開
放して、蓄えられていたエネルギーを放出する。
、ばね28は、ばね9に蓄えられたエネルギーが不要と
なったときに回転慣性体へ戻さずに放出したり、原動軸
1を逆回転させたりすると−きのために設けられたもの
である。てこ25に力F′を加えると、逆転防止用制子
保持板26は、摩擦制動子27の制動を受けなくなり、
てこ11を操作しても、エネルギーを原動軸1へ戻すこ
とはなく、型車7と型子8で拘束されていたばね9を開
放して、蓄えられていたエネルギーを放出する。
原動軸1を逆回転させるときは、てこ25に力It”
゛を加えることにより、逆転防止用禦子保持板2
6を空転させて、型子Bの機能を解除する。
゛を加えることにより、逆転防止用禦子保持板2
6を空転させて、型子Bの機能を解除する。
以上に詳述したとおり、本発明による、回転慣性体の制
動時の慣性エネルギーを蓄え、これを発進加速に利用す
るエネルギー人出力装眞において自動車など発進、停止
がほぼ交互に、また頻繁にくり返される装置にあっては
、その効果が著しい。
動時の慣性エネルギーを蓄え、これを発進加速に利用す
るエネルギー人出力装眞において自動車など発進、停止
がほぼ交互に、また頻繁にくり返される装置にあっては
、その効果が著しい。
また、回転慣性体の回転速度の高低にかかわらずに、小
量のエネルギーの人出から、大量のエネルギーの人出に
至るまで、任意に、かつ容易に行なうことができること
は非常に有効である。緊急制動、倍力制動、急発進によ
る原動機との協力駆動などの各機能は、本装置を取り付
けることによって、従前の機能を損うことはほとんどな
い。また本装置によれば、一度に膨大なエネルギーを蓄
える必要がないから、エネルギーの貯蓄のために、大質
量のバッテリーや高速で回転するフライホイールを必要
としないので、経済性に富む。接触摩擦抵抗による制御
部は、過負荷時の故障防止に役立つなど、安全性も高・
く、極めて実用的なものである。
量のエネルギーの人出から、大量のエネルギーの人出に
至るまで、任意に、かつ容易に行なうことができること
は非常に有効である。緊急制動、倍力制動、急発進によ
る原動機との協力駆動などの各機能は、本装置を取り付
けることによって、従前の機能を損うことはほとんどな
い。また本装置によれば、一度に膨大なエネルギーを蓄
える必要がないから、エネルギーの貯蓄のために、大質
量のバッテリーや高速で回転するフライホイールを必要
としないので、経済性に富む。接触摩擦抵抗による制御
部は、過負荷時の故障防止に役立つなど、安全性も高・
く、極めて実用的なものである。
第1図は本発明の制動エネルギー人出力装置の実施例を
示す構成図。第2図は他の実施例を示す構成図である。 1・・・・・・原動軸、2・・・・・・太陽傘歯車、6
,4・・・・・・遊星傘歯車、5・・・・・・遊星傘歯
車支持軸、6・・・・・・傘歯車、7・・・・・・型車
、8・・・・・・型子、9.22. 2B。 ・・・・・・ばね、10・・・・・・カラー、11,2
5・旧・・てこ、12、2.4.27・・・・・・摩擦
制動子、13・・・用太陽歯車、14.18・・・・・
・遊星歯車、15.19・・・・・・内歯歯車、16・
・・・・・遊星歯車支持回転体、17・旧・・外歯歯車
、20・・・・・・クラッチ、21・・川・加圧板、2
3・・・・・・摩擦抵抗子、26・・・・・・逆転防止
用製子保持板。 特許出願人 ビーバ株式会社 代表取締役 へ百板 晃
示す構成図。第2図は他の実施例を示す構成図である。 1・・・・・・原動軸、2・・・・・・太陽傘歯車、6
,4・・・・・・遊星傘歯車、5・・・・・・遊星傘歯
車支持軸、6・・・・・・傘歯車、7・・・・・・型車
、8・・・・・・型子、9.22. 2B。 ・・・・・・ばね、10・・・・・・カラー、11,2
5・旧・・てこ、12、2.4.27・・・・・・摩擦
制動子、13・・・用太陽歯車、14.18・・・・・
・遊星歯車、15.19・・・・・・内歯歯車、16・
・・・・・遊星歯車支持回転体、17・旧・・外歯歯車
、20・・・・・・クラッチ、21・・川・加圧板、2
3・・・・・・摩擦抵抗子、26・・・・・・逆転防止
用製子保持板。 特許出願人 ビーバ株式会社 代表取締役 へ百板 晃
Claims (1)
- 太陽歯車と、太陽歯車と噛み合って回転する遊星歯車を
軸支して太陽歯車を公転する回転体と、遊星歯車と噛み
合って太陽歯車軸上を回転する歯車との6つの回転要素
からhる差動歯車列において、任意の2つの回転要素を
第一1及び第2回転要素として互いに回転方向、回転比
とも同一となるように構成し、第1回転要素を原動軸に
つなぎ、第2回転要素には逆転防止用架子を設けると共
に弾性体を介して原動軸と連結し、第5回転要素に外力
を加えて、原動軸と第2回転要素との間に差動回転を生
じさせるようにしたことを特徴とする制動エネルギー人
出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17834881A JPS5881827A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 制動エネルギ−入出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17834881A JPS5881827A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 制動エネルギ−入出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5881827A true JPS5881827A (ja) | 1983-05-17 |
Family
ID=16046917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17834881A Pending JPS5881827A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 制動エネルギ−入出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5881827A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019152322A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-12 | 廣喜 磯川 | 車両のブレーキ時の慣性力を次の発進時の補助動力として回生する装置 |
-
1981
- 1981-11-09 JP JP17834881A patent/JPS5881827A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019152322A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-12 | 廣喜 磯川 | 車両のブレーキ時の慣性力を次の発進時の補助動力として回生する装置 |
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