JPS588154Y2 - 雛段飾りセツト - Google Patents
雛段飾りセツトInfo
- Publication number
- JPS588154Y2 JPS588154Y2 JP6157281U JP6157281U JPS588154Y2 JP S588154 Y2 JPS588154 Y2 JP S588154Y2 JP 6157281 U JP6157281 U JP 6157281U JP 6157281 U JP6157281 U JP 6157281U JP S588154 Y2 JPS588154 Y2 JP S588154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tier
- dolls
- main body
- chicks
- doll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
雛人形や雑兵を飾るための標準的な雛段飾り様式は、内
裏雛を最上段に配し、その左右に雪洞を置き、背後に屏
風を立て、内裏雛中央前に三宝に徳利をのせて供え、次
段に三人官女、三段目に五人囃子、四段目に随身を左右
に置いて、その中央に御膳等を供え、五段目には、向っ
て左に橘、同じく右に桜を飾り、その間に三人の仕丁を
置き、六段目と最下段に調度、駕籠、御所車等を飾るよ
うにしたものである。
裏雛を最上段に配し、その左右に雪洞を置き、背後に屏
風を立て、内裏雛中央前に三宝に徳利をのせて供え、次
段に三人官女、三段目に五人囃子、四段目に随身を左右
に置いて、その中央に御膳等を供え、五段目には、向っ
て左に橘、同じく右に桜を飾り、その間に三人の仕丁を
置き、六段目と最下段に調度、駕籠、御所車等を飾るよ
うにしたものである。
ところでこの種、上段飾り雛段は、階段状に奥行を設け
て形成して、その雛段に人形や各付属品を並べて飾り付
けしているが、その奥行と人形等の大きさ等のために、
かなり広い場所を占有することとなり、狭い部屋に居住
を余儀なくされている都市生活者にとっては極めて不向
きなものであり、前記したようにその飾様式も定着して
いるため漸新さや変化にとぼしく飽きやすい等の難点が
ある。
て形成して、その雛段に人形や各付属品を並べて飾り付
けしているが、その奥行と人形等の大きさ等のために、
かなり広い場所を占有することとなり、狭い部屋に居住
を余儀なくされている都市生活者にとっては極めて不向
きなものであり、前記したようにその飾様式も定着して
いるため漸新さや変化にとぼしく飽きやすい等の難点が
ある。
本考案はこのような問題を解決するためのものであって
、その目的とするところは、従来の雛人形上段飾りセッ
トや人殺飾りセット等の雛飾り様式にとられれず、雛人
形およびその付属品を自由な発想で自由形式に飾ること
のできる雛飾りセットを提供するにある。
、その目的とするところは、従来の雛人形上段飾りセッ
トや人殺飾りセット等の雛飾り様式にとられれず、雛人
形およびその付属品を自由な発想で自由形式に飾ること
のできる雛飾りセットを提供するにある。
以下、本考案の一実施例を図面について説明すると、図
面中、参照符号Ａで示すものは、本考案の雛飾りセット
で使用する雛段本体で、この雛段本体Ａは、パイプ鉄棒
またはプラスチック棒等を略Ｊ字形に折曲げて平行する
二本の側杆１．］を形威し、これ等側杆１，１には少な
くとも二段以上の棚受け２・・・・・・を設けたもので
あり、棚受け２・・・・・・の各基端は側杆１，１に遊
挿するジヨイント金具３・・・・・・によって高低調節
自在に固着され、図示により明白な如く、棚受け２・・
・・・・は水平状態となり、棚板４・・・・・・を載架
し、該棚板４・・・・・・上には人形やその付属品を配
置する。
面中、参照符号Ａで示すものは、本考案の雛飾りセット
で使用する雛段本体で、この雛段本体Ａは、パイプ鉄棒
またはプラスチック棒等を略Ｊ字形に折曲げて平行する
二本の側杆１．］を形威し、これ等側杆１，１には少な
くとも二段以上の棚受け２・・・・・・を設けたもので
あり、棚受け２・・・・・・の各基端は側杆１，１に遊
挿するジヨイント金具３・・・・・・によって高低調節
自在に固着され、図示により明白な如く、棚受け２・・
・・・・は水平状態となり、棚板４・・・・・・を載架
し、該棚板４・・・・・・上には人形やその付属品を配
置する。
第１図の場合の雛段本体Ａは上下二段の段部ａ１および
ａ２を形威し、第２図の場合の雛段本体Ａは上中下三段
の段部ｂ１．ｂ２およびｂ３をそれぞ札形成して成るも
のである。
ａ２を形威し、第２図の場合の雛段本体Ａは上中下三段
の段部ｂ１．ｂ２およびｂ３をそれぞ札形成して成るも
のである。
なお、図示しないが、本考案において、雛段本体Ａの側
杆１，１を木製に代えて製作できること勿論である。
杆１，１を木製に代えて製作できること勿論である。
この場合、高低調節用のジヨイント金具３・・・・・・
は不用となる。
は不用となる。
第３図は上記雛段本体Ａの使用によって構威された雛段
飾りセットの一例を示しており、内裏雛５、屏風６等を
飾るための最上段の前金には、第４図に示すようにこの
雛段飾りセットで配置される人形やその付属品等を出入
する容箱本体７を使用し、該容箱本体７に被覆する蓋体
８を雛段本体Ａおよび雑兵Ｂ等の載置台として使用する
。
飾りセットの一例を示しており、内裏雛５、屏風６等を
飾るための最上段の前金には、第４図に示すようにこの
雛段飾りセットで配置される人形やその付属品等を出入
する容箱本体７を使用し、該容箱本体７に被覆する蓋体
８を雛段本体Ａおよび雑兵Ｂ等の載置台として使用する
。
すなわち、第３図の雛段飾りセットにおいて、正面から
みて左方に第１図に示す構造、形体の雛段本体Ａを配置
し、該本体Ａの上段部ａ１に五人囃子１０の各人形を飾
り並べ、その下段部ａ２に仕丁１１の各人形を飾り並べ
、正面からみて右方には第２図に示す構造形体の雛段本
体Ａを配置し、該本体Ａの上段部ｂ１に三人官女１２の
各人形、その中段部ｂ２に随身１３の各人形、下段部ｂ
３に御膳１４等の雄具を飾り並べ、さらにこれら雛段本
体Ａ前面に所定の調度１５を飾り並べることにより段飾
りを形成する。
みて左方に第１図に示す構造、形体の雛段本体Ａを配置
し、該本体Ａの上段部ａ１に五人囃子１０の各人形を飾
り並べ、その下段部ａ２に仕丁１１の各人形を飾り並べ
、正面からみて右方には第２図に示す構造形体の雛段本
体Ａを配置し、該本体Ａの上段部ｂ１に三人官女１２の
各人形、その中段部ｂ２に随身１３の各人形、下段部ｂ
３に御膳１４等の雄具を飾り並べ、さらにこれら雛段本
体Ａ前面に所定の調度１５を飾り並べることにより段飾
りを形成する。
なお図中１６は毛せんを示す。
このように構成した本考案は、従来のように階段状に奥
行を設けて形成した雛段を不用にして上記所定の段飾り
が可能となり、段飾りの際には、人形やその付属品の収
納箱となる容箱と蓋体との置く場所さえあれば設置でき
、床面を広く占有しないため小さな部屋にも飾ることが
でき、しかも部屋の大きさ、飾る場所のスペースに応じ
誰でも自由な発想で飾り並べることができると共に特に
部屋が狭い場合には雛段本体それ自体を座敷、床の間等
に設置して人形飾り等を可能にすることができると共に
節句時以外には室内装飾物の飾り台として利用すること
ができ、さらに第３図に示す段飾り型式に制約されるこ
となく、雛段本体の複数使用によって取扱者の欲する雛
段の自由配列、組合わせによって段飾り効果を助長し、
一層立体感を与えるし、室内での雛人形台としては豪華
な印象を与えしめ、且つ雛段本体それ自体、組立分解が
迅速簡便にできる上にパイプ材等の使用により軽量化さ
れて取扱い易く、また第３図図示の雛段本体の如きは、
その下段部ｂ３の設定位置を同図鎖線で示す方向に反転
して各段部の段差に変化を持たせることが可能となり、
しかも雛段本体の各棚板の高低はジヨイント金具の調整
によって容易に可能となり、仕舞う場合は雛段本体、人
形等を容箱に入れて蓋をし、持ち運び、保管にも至便で
ある。
行を設けて形成した雛段を不用にして上記所定の段飾り
が可能となり、段飾りの際には、人形やその付属品の収
納箱となる容箱と蓋体との置く場所さえあれば設置でき
、床面を広く占有しないため小さな部屋にも飾ることが
でき、しかも部屋の大きさ、飾る場所のスペースに応じ
誰でも自由な発想で飾り並べることができると共に特に
部屋が狭い場合には雛段本体それ自体を座敷、床の間等
に設置して人形飾り等を可能にすることができると共に
節句時以外には室内装飾物の飾り台として利用すること
ができ、さらに第３図に示す段飾り型式に制約されるこ
となく、雛段本体の複数使用によって取扱者の欲する雛
段の自由配列、組合わせによって段飾り効果を助長し、
一層立体感を与えるし、室内での雛人形台としては豪華
な印象を与えしめ、且つ雛段本体それ自体、組立分解が
迅速簡便にできる上にパイプ材等の使用により軽量化さ
れて取扱い易く、また第３図図示の雛段本体の如きは、
その下段部ｂ３の設定位置を同図鎖線で示す方向に反転
して各段部の段差に変化を持たせることが可能となり、
しかも雛段本体の各棚板の高低はジヨイント金具の調整
によって容易に可能となり、仕舞う場合は雛段本体、人
形等を容箱に入れて蓋をし、持ち運び、保管にも至便で
ある。
しかも雛段の簡単化が図られ、雛段飾りに新しい趣向感
を与えることが可能となり、外観上体裁も良〈従来の雛
段に較べ廉価に提供できる等、実用面で顕著な効果を発
揮する。
を与えることが可能となり、外観上体裁も良〈従来の雛
段に較べ廉価に提供できる等、実用面で顕著な効果を発
揮する。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図に雛段本体の斜
視図、第２図は他の雛段本体の斜視図、第３図は使用状
態の斜視図、第４図は容箱と蓋体との分離斜視図である
。 Ａ：雛段本体、１：側杆、２：棚受け、３：ジヨイント
金具、４：棚板、７：容箱本体、８：蓋体。
視図、第２図は他の雛段本体の斜視図、第３図は使用状
態の斜視図、第４図は容箱と蓋体との分離斜視図である
。 Ａ：雛段本体、１：側杆、２：棚受け、３：ジヨイント
金具、４：棚板、７：容箱本体、８：蓋体。
Claims (1)
- 雛人形、雑兵等を出入れする容箱によって雛段の最上段
を形成し、該容箱に被蓋する蓋体によって雛段本体の載
置面を形威し、これ等、容箱の表面と蓋体の表面に毛せ
んを覆設し、前記、容箱によって形成される雛段の最上
段に内裏雛、屏風等の極り物を配置するとともに前記最
上段の雛段の前面に置かれる蓋体の載置面に任意配列、
組合わせによる複数の雛段本体を配置し、該雛段本体は
パイプ等を略Ｊ字形に折曲げて平行する二本の側杆を有
し、これ等、側杆に少なくとも二段以上の段状棚受けを
有し、該棚受けの各基端は側杆に遊挿するジヨイント金
具によって高低調節自在に固着され、該棚受けに人形や
その付属品を載架するとともにこれ等、棚受けの前面に
雑兵等を載置してなることを特徴とする雛段飾りセット
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6157281U JPS588154Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | 雛段飾りセツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6157281U JPS588154Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | 雛段飾りセツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57175687U JPS57175687U (ja) | 1982-11-06 |
| JPS588154Y2 true JPS588154Y2 (ja) | 1983-02-14 |
Family
ID=29857812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6157281U Expired JPS588154Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | 雛段飾りセツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588154Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-30 JP JP6157281U patent/JPS588154Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57175687U (ja) | 1982-11-06 |
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