JPS588091Y2 - 洋傘の露先 - Google Patents

洋傘の露先

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Publication number
JPS588091Y2
JPS588091Y2 JP906481U JP906481U JPS588091Y2 JP S588091 Y2 JPS588091 Y2 JP S588091Y2 JP 906481 U JP906481 U JP 906481U JP 906481 U JP906481 U JP 906481U JP S588091 Y2 JPS588091 Y2 JP S588091Y2
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JP
Japan
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tip
umbrella
locking pieces
opening
accommodating part
Prior art date
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JP906481U
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JPS57123016U (ja
Inventor
信夫 村田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は洋傘の露先に係り、更に詳しくは外力や温度変
化による熱膨張によって外れることがないように構成し
た洋傘の露先に関するものである。
金属製の骨から構成される洋傘の骨の先端には危険を防
止するために球体状の露先と呼ばれる保護具が取付けら
れる。
従来のこの種の露先は球体の一部に突設された収容部を
有し、この収容部中に骨の先端部を嵌合すると共に、収
容部の側面に形成された突片に穿設された小孔に糸を通
して傘布の先端部を締結固定する構造が採用されている
ところが、このような構造を採用すると合成繊維を多用
した傘布が温度や湿度によって伸縮し、傘布が伸びた場
合には、露先が糸によって傘布に固定されていたとして
も、露先自体に外力が加わると骨から抜けてしまい、骨
の先端が露出し、極めて危険な状態となるという欠点が
あった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するためになさ
れたもので、外力が加わったり、温度変化による傘布の
熱膨張が生じても骨充から脱落することがないように構
成した洋傘の露先を提供することを目的としている。
以下、図面に示す実施例に基いて本考案の詳細を説明す
る。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもので、各図
において、符号1で示すものは露先で、この露先1は金
属や合成樹脂等から形成され、その端には球体部1aが
形成され、これに連続して収容部1bが形成されており
、この収容部1bには軸線方向に沿って長方形の開口部
1Cが形成されている。
一方、符号2で示すものは傘の骨で、金属板などから断
面U字状に形成され、その先端は押しつぶされた閉塞部
2aとなっており、前記露先1の収容部1b中に嵌合さ
れる程度の大きさを有する。
他方、符号3で示すものは係止具で、左右一対の係止片
4,5からなる。
各係止片4,5は全く同一に形成され、突出部4a、5
aと、嵌入部4b、5bとを有する。
突出部4a、5aにはそれぞれ透孔4c、5cが形成さ
れ、さらに各突出部4 a 、5 aの先端部にはスト
ッパ4 d 、5 dが形成されており、これらストッ
パ4 d 、5 dの上下方向の長さは突出部4a、5
aと嵌入部4b、5bとの幅の差とほぼ等しい。
また、ストッパ4 d 、5 dの幅は前記露先1の収
容部1bに形成された開口部1Cの幅より狭い 次に、以上のように構成された露先1の取付方法につき
説明する。
まず、骨2の先端部を露先1の収容部1b中に嵌合させ
るが、この時、U字状の断面をもって形成された骨2の
開放端側を開口部1Cと対応させた状態で嵌合させる。
この状態で一方の係止片4をその嵌入部4b側が球状部
1a側に至るように嵌入部4b側から開口部1C中に嵌
入させ、骨2の開放側から骨中に嵌入させ、嵌入部4b
の先端を閉塞部2aの内側に位置させる。
次に、もう一方の係止片5も同様にして、その嵌入部5
bから開口部1C中に嵌入させ、嵌入部5bが骨2の閉
塞部2aと反対側に向くように、かつ、そのストッパ5
dが係止片4の突出部4aのストッパ4dが形成されて
いる側と反対側の端縁に係止されるようにして収容部1
b中に嵌入させる。
この時、係止片4側のストッパ4dも係止片5の突出部
5aのストッパ5dが形成されている側と反対側の端縁
に係止される。
この状態が第2図および第3図に示す状態で、ストッパ
4 d 、5 dがそれぞれ係止片4,5に対するスト
ッパとなり、かつ、透孔4 c 、5 cが同一軸線上
に重なる。
この状態で、第3図に鎖線で示すように、傘布6の先端
を露先1の上方にまで導き、透孔4 c 、5 c中に
通される糸7によって縫着すると共に、糸7を利用して
傘布6の先端を露先1の収容部1bに巻き付けて固定す
る。
この状態では左右一対の係止片4,5から成る係止具3
は露先1から抜は出すこともなく、また、露先1も係止
片4の嵌入部4bの先端が骨2の閉塞部2aの内側に当
たるため骨2から抜けることがない。
従って、露先1が抜は出す方向に外力が加わっても、傘
布6が熱膨張によって伸びても、露先1は骨2から抜は
出すことがなく、骨2の先端の鋭い閉塞部2aが露出す
ることがない。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、係止
具を介して露先と骨とを連結し、係止具を介して傘布の
先端を露先に固定する構造を採用しているため、露先に
対して抜は出す方向の外力が加わっても、傘布が熱膨張
によって伸びても露先が骨から抜は出すことがなく、傘
骨の先端が露出して危険な状態となるなどの不都合は全
くなくなるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は分解斜視
図、第2図は縦断側面図、第3図は取付状態の斜視図で
ある。 1・・・・・・露先、1a・・・・・・球状部、1b・
・・・・・収容部、1C・・・・・・開口部、2・・・
・・・骨、2a・・・・・・閉塞部、3・・・・・・係
止具、4,5・・・・・・係止片、4 a 、5 a・
・・・・・突出部、4b、5b・・・・・・嵌入部、4
c 、5 c・・・・・・透孔、4d、5d・・・・
・・ストッパ、6・・・・・・傘布、7・・・・・・糸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面がほぼU字状に形成されかつ先端に閉塞部が形成さ
    れている傘骨の先端が嵌合される収容部を有する洋傘の
    露先において、前記露光の収容部に軸方向に沿って長方
    形の開口部が形成され、該開口部から挿入され、傘骨の
    U字状断面の空間中に嵌入される左右一対の係止片から
    成る係止具を備え、これ等係止片は前記露光の収容部の
    開口部から上方に突出される突出部と、収容部中に嵌入
    される嵌入部とをそれぞれ有し、前記突出部の対向する
    位置に透孔が形成されると共に、各突出部の先端部には
    それぞれ互に他の係止片の突出部の後端縁を係止するス
    トッパが形成されていることを特徴とする洋傘の露先。
JP906481U 1981-01-23 1981-01-23 洋傘の露先 Expired JPS588091Y2 (ja)

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JP906481U JPS588091Y2 (ja) 1981-01-23 1981-01-23 洋傘の露先

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Publication Number Publication Date
JPS57123016U JPS57123016U (ja) 1982-07-31
JPS588091Y2 true JPS588091Y2 (ja) 1983-02-14

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ID=29807199

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JPS57123016U (ja) 1982-07-31

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