JPS5880329A - 安息香酸ナトリウムのポリプロピレン樹脂への分散方法 - Google Patents
安息香酸ナトリウムのポリプロピレン樹脂への分散方法Info
- Publication number
- JPS5880329A JPS5880329A JP17830081A JP17830081A JPS5880329A JP S5880329 A JPS5880329 A JP S5880329A JP 17830081 A JP17830081 A JP 17830081A JP 17830081 A JP17830081 A JP 17830081A JP S5880329 A JPS5880329 A JP S5880329A
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- JP
- Japan
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- sodium benzoate
- polypropylene resin
- weight
- solution
- aqueous solution
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
てポリプロピレン樹脂に分散せしめる方法の改良に関す
る。
る。
安息香酸す） ＩＪウムは、食品添加物としてＦＤＡに
認められている物質の中で、ポリプロピレンに対し透明
核剤効果のある数少ない物質の１つである。しかし乍ら
、ミートトレー、シーウマイトレー等の薄肉シート成形
物の透明核剤として用いる場合は、ジターシャリブチル
安息香酸アルミニウムモノヒドレイトやジペンジリデン
ンルビトールを添加した本のに較べて甚しく透明性が劣
るのが現状であった。
認められている物質の中で、ポリプロピレンに対し透明
核剤効果のある数少ない物質の１つである。しかし乍ら
、ミートトレー、シーウマイトレー等の薄肉シート成形
物の透明核剤として用いる場合は、ジターシャリブチル
安息香酸アルミニウムモノヒドレイトやジペンジリデン
ンルビトールを添加した本のに較べて甚しく透明性が劣
るのが現状であった。
、本発明者らは、安息香酸す） ＩＪウムの有する優れ
た食品安全性に注目し、透明核剤としての効果を向上せ
しめるべく、鋭意検討を重ねた結果、安息香酸ナトリウ
ム，の微粉末をポリプロピレン樹脂にブレンドし押出機
などで混練する従来の分散方法に問題があることを見出
し、更に検討を進めた結果、驚くべきことに安息香酸ナ
トリウムを溶液として添加することにより、著しく透明
化効果を向上しうろことを見出して本発明に到達した。
た食品安全性に注目し、透明核剤としての効果を向上せ
しめるべく、鋭意検討を重ねた結果、安息香酸ナトリウ
ム，の微粉末をポリプロピレン樹脂にブレンドし押出機
などで混練する従来の分散方法に問題があることを見出
し、更に検討を進めた結果、驚くべきことに安息香酸ナ
トリウムを溶液として添加することにより、著しく透明
化効果を向上しうろことを見出して本発明に到達した。
即ち、本発明は、安息香酸ナトリウムをポリプロピレン
樹脂に透明核剤として分散するに際し、安息香酸ナトリ
ウムを１０〜４０重量％濃度の溶液として粒状乃至は粉
末状ポリプロピレン樹脂に添加し、しかるのち押出成形
する安息香酸ナトリウムのポリプロピレン樹脂への分散
方法である。
樹脂に透明核剤として分散するに際し、安息香酸ナトリ
ウムを１０〜４０重量％濃度の溶液として粒状乃至は粉
末状ポリプロピレン樹脂に添加し、しかるのち押出成形
する安息香酸ナトリウムのポリプロピレン樹脂への分散
方法である。
本発明において重要なことは、安息香酸ナトリウムを均
一に添加することであり、この目的の為には、安息香酸
ナトリウムを溶剤に溶解して、溶液として、ポリプロピ
レン樹脂粉末乃至はベレット状などの粒状物に添加し、
プレンダー、ヘンシェルミキサー等により均一に分散せ
しめ、必要により辿常用いられる押出機等によりペレッ
ト化し、しかるのち押出成形してシートを製造し、必要
により該シートを熱成形して成形品とする方法が採用さ
れる。而して、この際用いられる安息香酸ナトリウムの
溶剤としては、水、低級アルコールあるいはこれらの混
合液などが用いられるが、効果及び経済性の面から水を
単独で用いる方法が最も好ましい方法として採用される
。
一に添加することであり、この目的の為には、安息香酸
ナトリウムを溶剤に溶解して、溶液として、ポリプロピ
レン樹脂粉末乃至はベレット状などの粒状物に添加し、
プレンダー、ヘンシェルミキサー等により均一に分散せ
しめ、必要により辿常用いられる押出機等によりペレッ
ト化し、しかるのち押出成形してシートを製造し、必要
により該シートを熱成形して成形品とする方法が採用さ
れる。而して、この際用いられる安息香酸ナトリウムの
溶剤としては、水、低級アルコールあるいはこれらの混
合液などが用いられるが、効果及び経済性の面から水を
単独で用いる方法が最も好ましい方法として採用される
。
また、ポリプロピレン樹脂に安息香酸ナトリウムの溶液
を添加する際の溶液中の安息香酸ナトリウムの濃度とし
ては、例えばペレット化時あるいは成形時の発泡を防ぐ
意味からも出来るだけ高いａ度が望ましぐ、通常１０〜
４０重量％、好ましくは２０〜４０重量％、さらに好ま
しくは３０〜４０重量％の濃度範囲が採用される。
を添加する際の溶液中の安息香酸ナトリウムの濃度とし
ては、例えばペレット化時あるいは成形時の発泡を防ぐ
意味からも出来るだけ高いａ度が望ましぐ、通常１０〜
４０重量％、好ましくは２０〜４０重量％、さらに好ま
しくは３０〜４０重量％の濃度範囲が採用される。
安息香酸ナトリウムの添加量としては、通常ポリプロピ
レン樹脂１００重量部に対し、００１重量部坩上であり
、約０３重量部でその効果は飽和するので、通常００１
〜０５重量部、好ましくは０．０５ ＝ ０．２重量部
の範囲で用いられる。
レン樹脂１００重量部に対し、００１重量部坩上であり
、約０３重量部でその効果は飽和するので、通常００１
〜０５重量部、好ましくは０．０５ ＝ ０．２重量部
の範囲で用いられる。
本発明において使用するポリプロピレン樹脂としては、
通常メルトインデックス（Ｍ■）＝ ０．５〜８の範囲
のポリプロピレンホモポリマー、あるいはエチレン含量
３重量％以下のエチレン−プロピレンランダムコポリマ
ーが好ましく、特にＭＩ＝’ １〜４の範囲のポリプロ
ピレンホモポリマー、エチレン含゛量２重量％以下のエ
チレン−プロピレンランダムコポリマー及びこれらのポ
リプロピレン樹脂を主成分とし低密度ポリエチレンまた
はエチレン−プロピレンゴムを副成分とするブレンド物
が好ましい。
通常メルトインデックス（Ｍ■）＝ ０．５〜８の範囲
のポリプロピレンホモポリマー、あるいはエチレン含量
３重量％以下のエチレン−プロピレンランダムコポリマ
ーが好ましく、特にＭＩ＝’ １〜４の範囲のポリプロ
ピレンホモポリマー、エチレン含゛量２重量％以下のエ
チレン−プロピレンランダムコポリマー及びこれらのポ
リプロピレン樹脂を主成分とし低密度ポリエチレンまた
はエチレン−プロピレンゴムを副成分とするブレンド物
が好ましい。
本発明において安息香酸ナトリウム溶層のポリプロピレ
ン樹脂への分散は、通常、ポリプロピレン樹脂に酸化防
止剤、塩酸捕捉剤等のポリプロピレン樹脂用安定剤とと
もに安息香酸゛ナトリウム溶液を所定量添加した後、プ
レンダー、ヘンシェルミキサー等で均一に予備分散し、
続いて通常の押出機等を用いて押出成形することにより
おこなわれる。
ン樹脂への分散は、通常、ポリプロピレン樹脂に酸化防
止剤、塩酸捕捉剤等のポリプロピレン樹脂用安定剤とと
もに安息香酸゛ナトリウム溶液を所定量添加した後、プ
レンダー、ヘンシェルミキサー等で均一に予備分散し、
続いて通常の押出機等を用いて押出成形することにより
おこなわれる。
よして、本発明の方法により安息香酸ナトラムを分散せ
しめたポリプロピレン樹脂を用いて、例えば押出成形に
よりシートを製造し次いで該シートを用いて熱成形して
ミートトレー、シーウマイトレ等を製造した場合は、従
来の微粉末状安息香酸ナトリウムを添加したものに較べ
て著しぐ製品の透明性が向上し、これにより安息香酸ナ
トリウムの使用量（減少せしめることが出来る。
しめたポリプロピレン樹脂を用いて、例えば押出成形に
よりシートを製造し次いで該シートを用いて熱成形して
ミートトレー、シーウマイトレ等を製造した場合は、従
来の微粉末状安息香酸ナトリウムを添加したものに較べ
て著しぐ製品の透明性が向上し、これにより安息香酸ナ
トリウムの使用量（減少せしめることが出来る。
以下、実施例により本発明を更に説明する。
なお、ＭＩ測定試験は、ＡＳＴＭ ＤＩ２１に規定され
た方法に準じて行った。
た方法に準じて行った。
実施例１
Ｍ Ｉ ＝ １．５のポリプロピレンホモポリマー粉末
１００重量部に安息香酸す） ＩＪウムの６５重量％濃
度の水溶液を安息香酸す） ＩＪウム換算で０２重量部
、アイオノツクスを０１重量部、ステアリン酸カルシウ
ムを０１重量部添加し、ヘンシのシートを作り、該シー
トを使って関西自動ＰＫ４００熱板成形機で縦１８．５
ｃｍ Ｘ横９．５ ｃｒｎ Ｘ高さ２、５ ｃｍのミ
ートトレーを作製した。
１００重量部に安息香酸す） ＩＪウムの６５重量％濃
度の水溶液を安息香酸す） ＩＪウム換算で０２重量部
、アイオノツクスを０１重量部、ステアリン酸カルシウ
ムを０１重量部添加し、ヘンシのシートを作り、該シー
トを使って関西自動ＰＫ４００熱板成形機で縦１８．５
ｃｍ Ｘ横９．５ ｃｒｎ Ｘ高さ２、５ ｃｍのミ
ートトレーを作製した。
この様にして得られたミートトレーの透明性を万国視力
検査表を使って評価し、結果を表−１に示した。
検査表を使って評価し、結果を表−１に示した。
実施例２〜５
実施例１．において３５重量％濃度の安息香酸ナトリウ
ム水溶液を安息香酸ナトリウム換算で０．０５重量部、
０１重量部、０３重量部および０５重帯部と夫々に変え
て添加した他は同様にして試験を行い、結果を表−１に
示した。
ム水溶液を安息香酸ナトリウム換算で０．０５重量部、
０１重量部、０３重量部および０５重帯部と夫々に変え
て添加した他は同様にして試験を行い、結果を表−１に
示した。
実施例６
実施例１においてＭＩ＝１．５のエチレン含栄ｏ５重量
％のエチレン−プロピレンランダムコポリマーを使用し
た他は同様にして試験を行ない結果を表−１に示した。
％のエチレン−プロピレンランダムコポリマーを使用し
た他は同様にして試験を行ない結果を表−１に示した。
実施例７
実施例１において２０重量％濃度の水／エタノール＝１
／１水溶液を用いる他は同様にして試験を行ない結果を
表−１に示しだ。
／１水溶液を用いる他は同様にして試験を行ない結果を
表−１に示しだ。
比較例１〜２
実施例１において安息香酸ナトリウムの添加重量部を添
加する方法に変えた以外は同様、にして試験を行い結果
を表−１に示した。
加する方法に変えた以外は同様、にして試験を行い結果
を表−１に示した。
比較例６
実施例１において安息香酸す） ＩＪウムを添加しない
他は同様にして試験を行い結果を表−１に示した。
他は同様にして試験を行い結果を表−１に示した。
比較例４
実施例１において２重量係濃度の安息香酸ナトリウム水
溶液を用いる他は同様にして試験を行なったところ、シ
ート成形段階で発泡が著しく、シートができなかった。
溶液を用いる他は同様にして試験を行なったところ、シ
ート成形段階で発泡が著しく、シートができなかった。
この傾向は８重量％濃度の安息香酸ナトリウム水溶液を
用いた場合も同様であって、良質のシートが得られなか
った。
用いた場合も同様であって、良質のシートが得られなか
った。
表 −１
〔註〕透明性評価方法：
特許出願人 三井東圧化学株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 、（１）安息香酸ナトリウムをポリプロピレン樹脂に透
明核剤として分散するに際し、安息香酸ナトリウムを１
０〜４０重量％濃度の溶液として粒状乃至は粉末状ポリ
プロピレン樹脂に添加し、しかるのち押出成形すること
を特徴とする安息香酸ナトリウムのポリプロピレン樹脂
への分散方法。 （２）水溶液として添加する特許請求の範囲第１項記載
の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17830081A JPS5880329A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 安息香酸ナトリウムのポリプロピレン樹脂への分散方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17830081A JPS5880329A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 安息香酸ナトリウムのポリプロピレン樹脂への分散方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5880329A true JPS5880329A (ja) | 1983-05-14 |
Family
ID=16046057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17830081A Pending JPS5880329A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 安息香酸ナトリウムのポリプロピレン樹脂への分散方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5880329A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH041233A (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-06 | Chisso Corp | ホスフエート系化合物の分散方法 |
-
1981
- 1981-11-09 JP JP17830081A patent/JPS5880329A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH041233A (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-06 | Chisso Corp | ホスフエート系化合物の分散方法 |
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