JPS5879817A - 酸化チタンの濃縮法 - Google Patents

酸化チタンの濃縮法

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JPS5879817A
JPS5879817A JP56178707A JP17870781A JPS5879817A JP S5879817 A JPS5879817 A JP S5879817A JP 56178707 A JP56178707 A JP 56178707A JP 17870781 A JP17870781 A JP 17870781A JP S5879817 A JPS5879817 A JP S5879817A
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titanium
slag
titanium oxide
iron
molten iron
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Application number
JP56178707A
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English (en)
Inventor
Hidemasa Nakajima
中島 英雅
Shozo Okamura
岡村 祥三
Masanobu Sueyasu
末安 正信
Sakae Kojo
古城 栄
Koji Okane
岡根 幸司
Toyosuke Tagami
田上 豊助
Juichiro Fukuda
福田 充一郎
Masaharu Anezaki
姉崎 正治
Toru Matsuo
亨 松尾
Seiichi Masuda
誠一 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock

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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は石炭、コークス、ピッチ、重質油等の炭素質
物質を高温の溶融鉄浴中に吹込んでガス化する鉄浴ガス
化法を用い、砂鉄、チタン鉄鉱等のチタン源原料に含有
される酸化チタンを経済的にかつ効率よく濃縮する方法
に関する チタンは高炉の炉床保護効果があるため、高炉操業にお
いて砂鉄、チタン鉄鉱等のチタン源原料を適宜配合して
いるが、砂鉄は極めて安価な鉄源であるため、製銑原料
コストの面から見れば、その配合を上げた方が有利であ
る。しかしながら、一方で高炉へのチタン配合率を上げ
すぎると、かえって羽目等を損傷するおそれがあるため
、現実にはそれほど砂鉄等の配合率を上げることはでき
ない。
また、通常の高炉銑にはTiが0.196前後含有され
ているが、転炉吹錬等の酸化精錬により全量製鋼スラグ
中に移行し、また該製鋼スラグ中の酸化チタン含有率も
極めて低いものであるため、チタン源としては利用でき
なかった。
この発明者らは、チタン源原料を高炉に投入することな
く該チタン源原料中のvescrlV等の金属を効率的
に還元回収し、かつ酸化チタン濃度を経済的に上昇させ
得る方法について種々検討を重ねた結果、鉄浴ガス化炉
で石炭、コークス、ピッチ等の炭素質物質をガス化する
際に多量に熱が発生すること、および溶融鉄浴中には常
に多量の炭素が溶解していること、さらに該鉄浴ガス化
炉内の酸化ポテンシャルがrelCrSV等の金属酸化
物の還元反応は起こるが、酸化チタンの還元反応は起こ
らないレベルにあるということに着目し、高炉等の反応
装置のかわりに鉄浴ガス化炉を用い、チタン源原料の溶
解とFe、Cr、V等の金属酸化物の選択的還元を行な
わせ、チタン酸化物の濃縮を行なわせ得る方法を見い出
し、さらに前記炭素質物質に含有される灰分によりチタ
ン酸化物が希釈されるのを防ぐために、ガス化室と還元
室を隔壁等で分離し、溶融鉄部分を導通させた一体構造
の溶解炉を用い、該溶解炉のガス化室側に炭素質物質を
酸素等のガス化剤とともに吹込んでガス化すると同時に
、還元室側にチタン源原料をガス化室側の灰分、スラグ
および酸素と遮断した状態で投入する方法が、チタン酸
化物の濃縮に極めて効率的であることを見い出した。
すなわち、この発明はガス化室と還元室が隔壁等で分離
され、溶融鉄部分が導通している一体構造の溶解炉に相
当量の溶融鉄を貯え、ガス化室側の該溶融鉄浴中に石炭
、コークス、ピッチ、重質油等の炭素質物質を酸素等の
ガス化剤と共に吹込んでガス化すると同時に、還元室側
にはチタン源原料を投入して、該チタン源原料に含有さ
れるFe1Crs V等の金属酸化物を選択的に還元す
ることにより、還元室側のスラグ中の酸化チタンの含有
率を上昇させる方法である。
石炭等の鉄浴ガス化法は、ガス化反応に必要な熱を溶融
鉄浴によって与える方式であり、高温の溶融鉄が貯えら
れたガス化炉内に石炭等の炭素質物質を酸素、水蒸気等
のガス化剤と共に吹込むことによりガス化する方式であ
る。
すなわち、石炭等をガス化剤と共に溶融鉄浴中に吹込む
と、鉄浴中で石炭等炭素質物質の分解反応によりH1ガ
スの生成とCの溶解が起こる。鉄浴中に溶解したCは同
時に吹込まれる酸素と反応してCOガスとなるが、この
時に多量の熱が生成する。従って、ガス化中に砂鉄、チ
タン鉄鉱等のチタン源原料を投入すると、該チタン踪原
料は鉄浴中で急速に受熱され溶解すると同時に、鉄浴中
に溶解している多量の炭素とpe等の金属酸化物が反応
し、該金属酸化物の選択的還元反応が進行する。これに
伴い、系内の酸化ポテンシャルでは、還元されないスラ
グ中の酸化チタン濃度が上昇する。しかしながら、ガス
化とpc%Cr1■等の還元および酸化チタンの濃縮を
同一の反応室内で行なうと、ガス化に用いられる石炭等
炭素質物質中の灰分ならびにガス化中に添加した媒溶剤
により核反応室内のスラグ量が増大し、酸化チタンの濃
縮効果は小さくなるため、使用する炭素質物質は灰分の
少ないものに限定され好ましくない。
また、ガス化室内にチタン源原料を投入した場合、該チ
タン源原料中に含まれるCr1■等の難還元性物質の酸
化物は、ガス化室内の酸化ポテンシャルでは還元されに
<<、酸化チタンとともにスラグ中に残存し、酸化チタ
ンの濃縮が十分に行なわれないという問題が生ずる。し
かし、この問題は次のような方法により解決することが
できる。
すなわち、溶融鉄を貯える溶解炉を隔壁によって炭素質
物質のガス化室と、チタン源原料の溶解・酸化チタンの
濃縮を行なう還元室とに分け、チタン源原料がガス化室
側に吹込まれる酸素、生成スラグと遮断された状態で添
加されるようにし、さらにガス化とチタン源原料の溶解
および該原料中の金属酸化物の還元に共通に使用される
溶融鉄浴を前記ガス化室および還元室の炉底から吹込ま
れるAt 1Ng等の底吹攪拌ガスにより攪拌、流通せ
しめる。また、ガス化室および還元室の溶融鉄浴を複数
本の導通管等で連結させ、電磁ポンプ、スターラー等で
攪拌、流通せしめてもよい。
この方法により、還元室に吹込まれたチタン源原料中の
F6%Cr、V等の金属融化物は、酸素が共存していな
いため、鉄浴中の炭素で急速に還元され、スラグ中の酸
化チタン濃度が上昇し、またガス化室側のスラグと遮断
されているため、効果的に酸化チタンの濃縮を行なう仁
とができる。同時に、ガス化室では炭素質物質のガス化
によって高温、高炭素の鉄浴が生成し、これが底吹攪拌
ガスあるいは電磁ポンプ等の効果で還元室に流入してチ
タン源原料の溶解と還元に必要な熱と炭素とを供給する
次に、この発明の一実施例について説明する。
この発明法を実施するための装置としては、基本的には
第1図に示すごとく、炉内が隔壁(!)によってガス化
! (31と還元室14)に区分され、かつ隔壁(りと
炉底との間を溶融鉄(6)が自由に流通できる構造の溶
解炉(1)であって、前記ガス化室(3)側には石炭等
炭素質物質Oηと酸素拳尋を吹込むための非浸漬上吹ラ
ンス(llと媒溶剤投入シ、 −) +71およびガス
回収ダクト(@)を有し、前記還元室(4)側には粉状
にしたチタン源原料Q鴫を吹込むための非浸漬上吹ラン
ス(9)と媒溶剤投入シュートlOjおよびガス回収ダ
クト(11ンを有し、炉底に溶融鉄を攪拌するためのガ
ス吹込みノズル(I′401が設けられている。0→は
スラグ排出口、061は酸化チタン濃縮スラグ取出口、
Hは出湯口、翰はスラグ、シυは酸化チタン濃縮スラグ
である。
上記装置により、酸化チタン濃縮スラグを製造するには
、溶解炉filに貯えられた温度約1200〜1500
’Oの溶融鉄浴中に、先ず、ガス化室(3)側に設けた
非浸漬上吹ランス(5)より炭素質物質(l?)と酸素
(l樽を吹込む。このとき、鉄浴中で炭素質物質+17
)の分解が起こり、H,、COガス等が生成し、ガス回
収ダクト(8)より回収される。その後、炉内の鉄浴温
度がガス化反応による熱により加熱され1500〜17
00 ’C!の温度に達すると、炭素質物質(17)と
酸素−の吹込みを継続しながら還元室(4)側に設けた
非浸漬上吹ランス(9)より粉状のチタン源原料(11
1を吹込む。炉内に投入されたチタン源原料は酸素Q〜
と遮断された状態にあるため、鉄浴中で急速に受熱され
溶解すると同時に、鉄浴中に溶解している多量の炭素と
反応し、pe%Cr1V等の金属酸化物の還元反応が進
行し、酸化チタン濃縮スラグa!υが生成する。また、
ガス化室(3)と還元室(4)は隔壁(2)によって区
分されているため、酸化チタン濃縮スラグ体υはガス化
によって生成したスラグと混合せず、酸化チタンの濃縮
はきわめて効率的に行なえる。一方、このとき、ガス化
室(3)側と還元室(4)側の炉底に設けたノズル(1
gl(11よりAr 、 N! 、 Q重、001等の
底吹攪拌ガス(2)を吹込んで鉄浴を流動攪拌せしめる
と、チタン源原料(I@をより効率的に溶解させ、該チ
タン源原料0鴫中に含有されるFe、α。
V等の金属酸化物を歩留りよく還元させることができ、
酸化チタンの濃縮をより効率的に行なうことができる。
なお、チタン源原料Onはランス(9)によらずに、塊
状または粉状で媒溶剤投入シーートαlまたはノズル・
場より炉内に投入する方法をとってもまい。
また、第2図はこの発明法を実施するための他の実施例
装置を示す。この溶解炉−はガス上室ノ1)と還元室−
に区分され、かつ鉄浴部分を複数本の連通管l!11(
財)にて導通させ、連通管−には電磁ポンプ(ハ)を具
備し、これによりガス化室(31)と還元室い4の間で
溶融鉄−を循環させることができる。前記ガス化室@1
)側には石炭等炭素質物質G力と酸素等のガス化剤11
c18+を吹込むための非浸漬上吹ランス(61と、媒
溶剤投入シーートー、生成ガスを回収するための昇降ス
カート鴎およびフードケl)を有し゛、前記還元室翰側
には粉状のチタン源原料(44を吹込むための非浸漬上
吹ランス瞥とts溶剤投入シ、−ト圓およびガス回収ダ
クトi4〜を有し、ガス化室cllJおよび還元室(i
(4の炉底には溶融鉄關を撹拌するためのガス次込みノ
ズル圓@7)がそれぞれ設けられている。囮はスラグ排
出口、旧1ヨスラグ、団は酸化チタン濃縮スラグ取出口
、1わは酸化チタン濃縮スラグ、關は出湯口である。
なお、前記還元室@力で生成する酸化チタン濃縮スラグ
Illの流動性を上げ、チタン源原料■に含有されるl
?e、(、r等の金属酸化物の還元反応を効率よく行な
わせ、かつ酸化チタン′aw4スラグ1の排出性をよく
するために、還元室敬に対して高周波誘導加熱装置−ま
たはアーク式加熱装置−1灯油あるいはガス化室釦)に
おける生成ガス団等を燃焼させることのできるバーナ団
等の局部的加熱手段のうちのいずれかを備えることが望
ましい。
上記第2図に示される装置により酸化チタン濃縮スラグ
を製造する場合は、溶解炉−に貯えられた温度約120
0〜1500℃の溶融鉄浴中に、先ず、ガス上室@υ側
に設けた非浸漬上吹ランス(61より炭素質物質071
と酸素(至)を吹込む、このとき、鉄浴中で炭素質物質
問の分解が起こり、Ha 、 COガス尋が生成し、昇
降スカート囮およびフード@υを介して回収される。こ
の間、ガス化室C311および還元室の4内の溶融鉄−
は、電磁ポンプ關の作用により連通管aLII−を介し
てガス化室釦)および還元室俤力間を循環し、ガス化室
嶋)で発生した熱は還元室−側の鉄浴に伝えられ、溶解
炉■内の溶融鉄■の温度はほぼ均一な状態で上昇する。
その後、炉内の鉄浴温度がガス化反応による熱により加
熱され、1500〜1700°Cの温度に達すると、炭
素質物質@力と酸素−の吹込みを継続しながら、還元室
C+4側に設けた非浸漬上吹ランス(ハ)より粉状のチ
タン源原料(6)を吹込む。炉内に投入されたチタン源
原料圏は酸素−と適所された状態にあるため、鉄浴中で
急速に受熱され溶解すると同時に、鉄浴中に溶解してい
る多量の炭素と反応しFe、 Cr、 V等の金属酸化
物の還元反応が進行し、酸化チタン濃縮スラグIが生成
する口また、ガス化室et+と還元室−は連通管−−に
よって溶融鉄−が導通している以外は完全に区分されて
いるため、ガス化によって生成したスラグ四と酸化チタ
ン濃縮スラグit+とが混合せず、酸化チタンの濃縮は
きわめて効率的に行なえる。
一方、このときガス化室町)と還元室−の炉底に設けた
ノズル囲動よりAr、 Nz @ (h@ C(b等の
底吹攪拌ガスI71を吹込んで鉄浴を流動攪拌せしめる
ことにより、石炭等炭素質物質に71のガス化およびチ
タン源原料の溶解がより効率よく行なわれ、チタン源原
料中に含有されるFe、 Cr、 V等の金属酸化物を
歩留りよく還元させることができる。
また同時に、還元室@4に対して高周波誘導加熱装置−
またはアーク式加熱装置−、バーナ呵等により局部加熱
を行なうことにより、該還元室(9)で生成する酸化チ
タン濃縮スラグII)の流動性を上げ、前記チタン源原
料■に含有されるFe、Cr、V等の金属酸化物の還元
反応を効率よく行なわしめ、かつ該酸化チタン濃縮スラ
グわ0の排出性を向上せしめることが可能である。
なお、チタン源原料←乃はランス(4段によらずに、塊
状または粉状で媒溶剤投入シーート←蜀またはノズル1
47)より炉内に投入する方法をとってもよい。
なお、上記した第1図および第2図に示される装置に用
いられる非浸漬上吹ランス(6)としては、第3図に示
すごとく、例えば中心孔(a、)とその周囲音ζ多孔<
am>を配し、中心孔(at )  から微粉砕した炭
素質物質(lηの力を、周囲の多孔(al)から酸素等
ガス化剤(I@−をそれぞれ吹出す構造のものを用いる
ことができる。また、炭素質物質のガス化にわいては、
炭素質物質を炉底ノズルozmから、酸素を非浸漬上吹
ランス(6)から吹込む方法、炭素質物質および酸素を
共に炉底ノズルHi46)から吹込む方法をとることも
できる。
以下、この発明の実施例について説明する。
〔実施例1〕 第1図に示す構造の15トン溶解炉に、温度1315℃
の溶銑15トンを貯え、ガス化室側に非浸漬上吹ランス
を用いて、第1表に示す組成を有する石炭粉と酸素をそ
れぞれ2500kl!/)Ir、 150ONm/Hr
吹込んだ。そして、鉄浴温度が1610°Cに達し鉄浴
が脱珪した時点でガス化室側の酸素流量を135ON〆
/Hrとし、還元室側に非浸漬上吹ランスより第2表に
示す組成を有する砂鉄(イルメナイト)の吹込みを開始
した。砂鉄の投入量は鉄浴温度の変化を見ながら増減さ
せたが、平均的には約820 #/urであった。なお
、ガス化室側には、スラグ塩基度が1.2〜2.0程度
になるように媒溶剤を適宜添加した。
砂鉄の吹込み開始後約3時間経過した時点で酸素、石炭
および砂鉄の吹込みを中止し、操業を停止した。なお、
上記操業中は、ガス化室側および還元室側の炉底からA
rガスをそれぞれ50 NW/Hrずつ吹込んで鉄浴を
強攪拌した。本実施例における操業中の鉄浴組成および
温度変化を第3表に、還元室側に生成した最終スラグ組
成を第4表にそれぞれ示す。
第4表より明らかなごとく、砂鉄中のTiOxが大巾に
濃縮され、砂鉄中の鉄分も効率よく回収できた。
第2表  砂鉄組成(96) 第3表 鉄浴組成および温度変化(チ)第4表  最終
スラグ組成(%) 〔実施例2〕 第2図に示す構造の15トン溶解炉に、温度1300’
Cの溶銑15トンを貯え、ガス化室側に非浸債聾ンスを
用い実施例1と同一組成を有する石炭粉と酸素をそれぞ
れ250 okti/Hr、 150 oNvf/Hr
吹込んだ。そして、鉄浴温度が1635”Cに達し、鉄
浴が脱珪した時点でガス化室側の酸素流塩を130 O
Nm’/Hrとし、還元室側に非浸漬上吹ランスより第
2表に示す組成を有する砂鉄(イルメナイト)の吹込み
を開始した。砂鉄の投入層は鉄浴温度の変化を見ながら
増減させたが、平均的には約10001g/Hrであっ
た。この間、ガス化室側にはスラグ塩基度1.2〜2.
0程度になるように媒溶剤を適宜添加した。なお、この
間、還元室側での砂鉄の鉄浴への溶解を助長するために
、還元室側鉄浴表面をアークにより加熱した。
砂鉄の吹込み開始後約3時間経過した時点で石炭および
砂鉄の吹込みを中止し、操業を停止した。
なお、操業中はガス化室側の炉底からN、ガス を70
 NWI/’)Tr 、還元室の炉底から同じ< Ns
ガスを。
3(lh//Hr  それぞれ吹込んで鉄浴を強攪拌し
た。
本実施例における操業中の鉄浴組成および温度変化を第
5表に、還元室側に生成した最終スラグ組成を第6表に
それぞれ示す。
第6表より明らかなごとく、本実施例においても砂鉄中
のTies が大巾に濃縮され、砂鉄中の鉄分も効率よ
く回収できた。
第5表 鉄浴組成および温度変化(嚢)第6表 最終ス
ラグ組成(%)
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明法を実施するための装置
の一例を示す概略図、第3図は同上装置における非浸漬
上吹ランスの一例を示す概略図である。 l、30・・・溶解炉、2・・隔壁、3,31・・・ガ
ス化室、4、32−・・還元室、5,9.43・・・非
浸漬上吹ランス、20.49−・・スラグ、21,51
 ・・・酸化チタン濃縮スラグ、33・・・連通管。 出願人  住友金属工業株式会社 代理人  押  1) 良  久 第1図 第3図 第2図 第1頁の続き 0発 明 者 福田充一部 東京都千代田区丸の内1−3− 2住友金属工業株式会社内 0発 明 者 姉崎正治 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番 地住友金属工業株式会社鹿島製 鉄屑内 0発 明 者 松尾亨 尼崎市西長洲本通1丁目3番地 住友金属工業株式会社中央技術 研究所内 0発 明 者 増田誠− 尼崎市西長洲本通1丁目3番地 住友金属工業株式会社中央技術 研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶解炉に相当量の溶融鉄を貯え、該溶融鉄浴中に石炭、
    コークス、ピッチ、重質油等の炭素質物質を酸素等のガ
    ス化剤と共に吹込んでガス化すると同時に砂鉄、チタン
    鉄鉱等のチタン源原料の1種または2種以上を前記鉄浴
    中に投入し、該チタン源原料に含有されるpc、Cr等
    の金属酸化物を選択的に還元することにより、スラグ中
    の酸化チタン含有率を上昇させる方法において、ガス化
    室と還元室が隔壁または連通管等で分離され、溶融鉄浴
    が導通する一体構造の溶解炉を用い、該溶解炉のガス化
    室側に炭素質物質を酸素等のガス化剤と共に吹込んでガ
    ス化すると同時に、還元室側にチタン源原料をガス化室
    側の灰分、スラグおよび酸素と連断した状態で投入し、
    該チタン源原料に含有されるF@、 Cr% V等の金
    属酸化物等を選択的に還元することにより、還元室側の
    スラグ中の酸化チタン含有率を上昇させることを特徴と
    する酸化チタンの濃縮法。
JP56178707A 1981-11-07 1981-11-07 酸化チタンの濃縮法 Pending JPS5879817A (ja)

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