JPS587918B2 - 玩具花火用紙管への紙栓の取付け方法 - Google Patents
玩具花火用紙管への紙栓の取付け方法Info
- Publication number
- JPS587918B2 JPS587918B2 JP9546880A JP9546880A JPS587918B2 JP S587918 B2 JPS587918 B2 JP S587918B2 JP 9546880 A JP9546880 A JP 9546880A JP 9546880 A JP9546880 A JP 9546880A JP S587918 B2 JPS587918 B2 JP S587918B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- paper tube
- stopper
- tube
- lower mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Toys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、玩具花火、特に炎、火粉または火花を出すも
のの一種である、朝顔すすきと称される竹柄付きの手持
ち花火に使用される紙管の一端部に能率よく紙栓を取付
ける方法に関するものである。
のの一種である、朝顔すすきと称される竹柄付きの手持
ち花火に使用される紙管の一端部に能率よく紙栓を取付
ける方法に関するものである。
この種9紙管には、火薬を洩れることなく保持させるた
めに一端に紙栓を取付けて閉塞するようにしているが、
従来方法では、別途形成された紙管の一端に、全面に糊
付けした紙テープを当てがい、この紙テープを指先でま
さぐるようにして適当に千切りそのまま紙管に揉み付け
るようにして取付ける、謂わば、手作りといった手段に
よりなされている。
めに一端に紙栓を取付けて閉塞するようにしているが、
従来方法では、別途形成された紙管の一端に、全面に糊
付けした紙テープを当てがい、この紙テープを指先でま
さぐるようにして適当に千切りそのまま紙管に揉み付け
るようにして取付ける、謂わば、手作りといった手段に
よりなされている。
このために生産性が低く、また品質面でムラが出来易く
、完全に紙管を閉塞していない状態がままあるために、
充填した火薬が零れ出て、これが事故を誘発することに
つながるといった重大な問題をも抱えている。
、完全に紙管を閉塞していない状態がままあるために、
充填した火薬が零れ出て、これが事故を誘発することに
つながるといった重大な問題をも抱えている。
本発明はこのような問題を解消した、極めて高能率でし
かも品質ムラのない確実に糊付けがなされた紙栓を取付
けるための方法を提供するものである。
かも品質ムラのない確実に糊付けがなされた紙栓を取付
けるための方法を提供するものである。
以下に本発明の方法を実施例に基き、図面と共に説明す
る。
る。
図において1は平板状の上型2と下型3とを合わせて成
る治具であり、これらの上型2と下型3には第2図に示
すように上型2と下型3を合わせた状態で夫々連通状と
なる多数の貫通孔4,4……が開設され、さらに各貫通
孔4,4……の周囲には下型3の上面で受皿状の凹部5
が設けてある。
る治具であり、これらの上型2と下型3には第2図に示
すように上型2と下型3を合わせた状態で夫々連通状と
なる多数の貫通孔4,4……が開設され、さらに各貫通
孔4,4……の周囲には下型3の上面で受皿状の凹部5
が設けてある。
そして、下型3の左右両側に突出させたダボ6,6を上
型2に対応させて設けたダボ孔7,7に嵌合させ一体に
重ね合わせるようにしてある。
型2に対応させて設けたダボ孔7,7に嵌合させ一体に
重ね合わせるようにしてある。
このように上型2と下型3を重ね合わせると各貫通孔4
,4……には凹部5によって貫通孔径より大きい中空部
Aが形成される。
,4……には凹部5によって貫通孔径より大きい中空部
Aが形成される。
そして、上型2と下型3とを分離させた状態で第3図に
示すように下型3上に、糊を沁み込ませた紙栓用の紙8
を乗せ、その上から上型2を重ね合わせる。
示すように下型3上に、糊を沁み込ませた紙栓用の紙8
を乗せ、その上から上型2を重ね合わせる。
この状態で同図aのように上型2の上部から貫通孔4に
別途形成された紙管9を挿し込み、次に該紙管9を押し
下げると、糊によって濡れて強度の低下している紙8が
中空部Aによって支持を失なっている状態のところを紙
管9の先端で押し下げられるために中空部Aの周縁Bで
破断されて略円形の紙片8′となり、同図bのように紙
管9の先端に乗せられる形で凹部5の底面に押し付けら
れる。
別途形成された紙管9を挿し込み、次に該紙管9を押し
下げると、糊によって濡れて強度の低下している紙8が
中空部Aによって支持を失なっている状態のところを紙
管9の先端で押し下げられるために中空部Aの周縁Bで
破断されて略円形の紙片8′となり、同図bのように紙
管9の先端に乗せられる形で凹部5の底面に押し付けら
れる。
引続き紙管9を押し下げる動作に伴ない紙片8′はその
周辺部を同図Cのように紙管9外面と貫通孔4内壁間を
通過させられる過程1で紙管9の先端部周囲に糊付け固
着されることとなり、貫通孔4から下方へ押し出された
ときは同図dのように紙管9の先端部の周囲に略同長に
所要の幅を持った糊付部8”が周回形成されるために、
完全に糊付け固着された紙栓を取付けることができる。
周辺部を同図Cのように紙管9外面と貫通孔4内壁間を
通過させられる過程1で紙管9の先端部周囲に糊付け固
着されることとなり、貫通孔4から下方へ押し出された
ときは同図dのように紙管9の先端部の周囲に略同長に
所要の幅を持った糊付部8”が周回形成されるために、
完全に糊付け固着された紙栓を取付けることができる。
なお、下型3上に乗せる紙8は薄い紙を複数枚重ねて使
用すれば紙栓の強度をさらに高めることができる。
用すれば紙栓の強度をさらに高めることができる。
このように紙を受ねて使用する場合は各紙の繊維方向を
交互に違えて重ねることにより強度に方向性のない強い
紙栓とすることができる。
交互に違えて重ねることにより強度に方向性のない強い
紙栓とすることができる。
以上に述べたように本発明の方法は、紙管を挿通し得る
貫通孔を設けた上下一対をなす治具を用い、さらに該治
具の下型の貫通孔上端の周囲に凹部を設け、該下型上に
糊を沁み込ませた紙を乗せた状態で上型を重ね合わせ、
別に形成された紙管を上型上から貫通孔に挿し込み、そ
のまま押し下げて下型下面より取出すことにより紙管の
端部に紙栓を取付けるものであるから、従来方法に比べ
て著しく生産性を高めることができ、しかも糊付けが確
実に行なわれるために紙管の端部を完全に閉塞するから
、充填した火薬を零すようなこともなく、安全性の面で
も利点を有する品質のよいものが得られるといったよう
に多くの利点を有するものである。
貫通孔を設けた上下一対をなす治具を用い、さらに該治
具の下型の貫通孔上端の周囲に凹部を設け、該下型上に
糊を沁み込ませた紙を乗せた状態で上型を重ね合わせ、
別に形成された紙管を上型上から貫通孔に挿し込み、そ
のまま押し下げて下型下面より取出すことにより紙管の
端部に紙栓を取付けるものであるから、従来方法に比べ
て著しく生産性を高めることができ、しかも糊付けが確
実に行なわれるために紙管の端部を完全に閉塞するから
、充填した火薬を零すようなこともなく、安全性の面で
も利点を有する品質のよいものが得られるといったよう
に多くの利点を有するものである。
図は本発明の実施例に係わるもので第1図は治具の分解
斜視図、第2.図は治具の側断面図、第3図は本発明の
取付け方法の順序を示す要部断面図、第4図は本発明の
方法によって得られる紙栓を取付けた紙管の斜視図であ
る。 1……治具、2……上型、3……下型、4,4……貫通
孔、5……凹部、8……紙、9……紙管。
斜視図、第2.図は治具の側断面図、第3図は本発明の
取付け方法の順序を示す要部断面図、第4図は本発明の
方法によって得られる紙栓を取付けた紙管の斜視図であ
る。 1……治具、2……上型、3……下型、4,4……貫通
孔、5……凹部、8……紙、9……紙管。
Claims (1)
- 1 紙管を挿通し得る太さの貫通孔を設けた一対の上型
と下型より成り、さらに下型の貫通孔上端の周囲に凹部
を周設した治具を使用し、下型上に糊を沁み込ませた紙
を乗せた状態で上型を重ね合わせ、別に形成された紙管
を上型上から貫通孔に挿し込み、そのまま押し下げて下
型の下面より取出すことにより紙管の端部に前記紙栓用
の紙を貼着させることを特徴とする玩具花火用紙管への
紙栓の取付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9546880A JPS587918B2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 玩具花火用紙管への紙栓の取付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9546880A JPS587918B2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 玩具花火用紙管への紙栓の取付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5721796A JPS5721796A (en) | 1982-02-04 |
JPS587918B2 true JPS587918B2 (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=14138475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9546880A Expired JPS587918B2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 玩具花火用紙管への紙栓の取付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587918B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2676177B2 (ja) * | 1992-08-12 | 1997-11-12 | 三菱電機株式会社 | 半導体メモリ |
-
1980
- 1980-07-11 JP JP9546880A patent/JPS587918B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5721796A (en) | 1982-02-04 |
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