JPS587868B2 - ガス安全弁装置 - Google Patents
ガス安全弁装置Info
- Publication number
- JPS587868B2 JPS587868B2 JP4958280A JP4958280A JPS587868B2 JP S587868 B2 JPS587868 B2 JP S587868B2 JP 4958280 A JP4958280 A JP 4958280A JP 4958280 A JP4958280 A JP 4958280A JP S587868 B2 JPS587868 B2 JP S587868B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- fuse
- valve
- ball valve
- obstacle
- Prior art date
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- Expired
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- Safety Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はガス過流出時にガスの放出を遮断するために
ガスコック内に内装するガスコックの安全弁(以下ガス
ヒューズという)に関するものである。
ガスコック内に内装するガスコックの安全弁(以下ガス
ヒューズという)に関するものである。
従来のガスヒューズ(特公昭39−26363号公報)
は第4図に示す構造を有し、このものにおいては、ガス
コック本体aの垂直ガス通路1内に筒状のガスヒューズ
8が固定されており、このガスヒューズ8の上部には弁
座2が、下部には筒体9が、その中間を柱部12で連結
された状態で形成されており、筒体9の中には球弁3が
収容され、止めピン10で受止められている。
は第4図に示す構造を有し、このものにおいては、ガス
コック本体aの垂直ガス通路1内に筒状のガスヒューズ
8が固定されており、このガスヒューズ8の上部には弁
座2が、下部には筒体9が、その中間を柱部12で連結
された状態で形成されており、筒体9の中には球弁3が
収容され、止めピン10で受止められている。
ガスヒューズ8のつば部13とガスコック本体aの段部
14との間にOリング15を介装した状態で、ガスコッ
ク本体aのめねじ16にカスヒューズ8のおねじ17を
ねじ込み固定し、またガスコック本体aの垂直ガス通路
1の下端開口にめくら蓋5をねじ込み固定する。
14との間にOリング15を介装した状態で、ガスコッ
ク本体aのめねじ16にカスヒューズ8のおねじ17を
ねじ込み固定し、またガスコック本体aの垂直ガス通路
1の下端開口にめくら蓋5をねじ込み固定する。
このガスヒューズ8においてガス過流出時にはガス流に
よって球弁3が上昇作動し、弁座2に球弁3が圧接して
ガスの放出を遮断する。
よって球弁3が上昇作動し、弁座2に球弁3が圧接して
ガスの放出を遮断する。
最近のFFストーブ等の省エネルギー型のガス器具は第
5図に示す様にガス器具内に電磁弁、減圧弁、バーナー
から成る構造を有し、従来のヒューズコツクにこのガス
器具を接続すると、器具点火時にガスヒューズが作動し
てガスを遮断し、ガス器具が使えない問題がある。
5図に示す様にガス器具内に電磁弁、減圧弁、バーナー
から成る構造を有し、従来のヒューズコツクにこのガス
器具を接続すると、器具点火時にガスヒューズが作動し
てガスを遮断し、ガス器具が使えない問題がある。
その原因はこのガス器具の点火時には電磁弁が瞬間的に
開かれ、減圧弁の応答遅れにより短時間に瞬時過大流量
のガスが流れ、この瞬時過大流量に対してガスヒューズ
が瞬時に応答してガスを遮断するためである。
開かれ、減圧弁の応答遅れにより短時間に瞬時過大流量
のガスが流れ、この瞬時過大流量に対してガスヒューズ
が瞬時に応答してガスを遮断するためである。
この電磁弁が開いて後のガス流量の経時変化を図示する
と第6図の様になる。
と第6図の様になる。
本発明の技術的課題は、ガスヒューズの筒体を長くする
ことなしに球弁が弁座に圧接するまでの時間を長くして
、前記の瞬時の過流に対する応答性を緩和する点にある
。
ことなしに球弁が弁座に圧接するまでの時間を長くして
、前記の瞬時の過流に対する応答性を緩和する点にある
。
上記の技術的課題を解決するための本発明の技術的手段
は、ガスヒューズ8の筒体9の内側に互いに対向しかつ
上下に互い違いに設定された複数の障害突起4を突設し
、当該障害突起4の先端とこの障害突起4に対向する筒
体9の内壁との間隔及び上下の障害突起4の先端間の間
隔を、各々の球弁3の外径より若干大きくすることであ
る。
は、ガスヒューズ8の筒体9の内側に互いに対向しかつ
上下に互い違いに設定された複数の障害突起4を突設し
、当該障害突起4の先端とこの障害突起4に対向する筒
体9の内壁との間隔及び上下の障害突起4の先端間の間
隔を、各々の球弁3の外径より若干大きくすることであ
る。
上記の技術的手段は次の様に作用する。
すなわち電磁弁が開かれる前はガスが流れないので球弁
3は受け皿6又は止めピン10上に静止している。
3は受け皿6又は止めピン10上に静止している。
この状態から電磁弁を開くと、球弁3は上昇を始め、下
部の障害突起4に衝突してはじかれ、次に球弁3は横方
向に移動し、障害突起4の先端と筒体9の内壁の間を通
り抜け、再び上昇し、上部の障害突起4に衝突しながら
上昇する動作を繰り返す。
部の障害突起4に衝突してはじかれ、次に球弁3は横方
向に移動し、障害突起4の先端と筒体9の内壁の間を通
り抜け、再び上昇し、上部の障害突起4に衝突しながら
上昇する動作を繰り返す。
この様に球弁3が複数の障害突起4に衝突するたびに上
昇速度が減少し、かつジグザグに上昇するので、球弁3
が弁座2に達するまでに長い時間を要する。
昇速度が減少し、かつジグザグに上昇するので、球弁3
が弁座2に達するまでに長い時間を要する。
この間に瞬時の過大流は筒体9を通過してしまうので、
瞬時の過大流によってガスヒューズ8が閉じられること
はない。
瞬時の過大流によってガスヒューズ8が閉じられること
はない。
通常の過流出時にはガスの過大放出が長時間(少なくと
も5/100秒以上)継続されるので、この過大流出に
よって球弁3が押し上げられて弁座2に達し、ガスヒュ
ーズ8が閉じられる。
も5/100秒以上)継続されるので、この過大流出に
よって球弁3が押し上げられて弁座2に達し、ガスヒュ
ーズ8が閉じられる。
以下本発明の実施例を図を参照し説明する。
第2図に示す第2実施例においては、上部を弁座2下部
を筒体9で一体に形成したガスヒューズ8を垂直ガス通
路1の中に固定し、このガスヒューズ8の筒体9の内側
に互いに対向しかつ上下に互い違いに設定された複数の
障害突起4を突設し、当該障害突起4の先端とこの障害
突起4に対向する筒体9の内壁との間隔及び上下の障害
突起4の先端間の間隔を、各々球弁3の外径より若干大
きくする。
を筒体9で一体に形成したガスヒューズ8を垂直ガス通
路1の中に固定し、このガスヒューズ8の筒体9の内側
に互いに対向しかつ上下に互い違いに設定された複数の
障害突起4を突設し、当該障害突起4の先端とこの障害
突起4に対向する筒体9の内壁との間隔及び上下の障害
突起4の先端間の間隔を、各々球弁3の外径より若干大
きくする。
次に筒体9内に球弁3を収容し下端部にわたした止めピ
ン10で受け止める。
ン10で受け止める。
なお一般的には筒体9の内径は8〜10mm、球弁3の
外径は7〜8mm程度であり、このとき障害突起4の先
端と対向する筒体9の内壁との間隔を球弁3の外径より
0.1〜0.mm程度大きくなるように障害突起4の突
出長さを設定する。
外径は7〜8mm程度であり、このとき障害突起4の先
端と対向する筒体9の内壁との間隔を球弁3の外径より
0.1〜0.mm程度大きくなるように障害突起4の突
出長さを設定する。
又第1図に示す第1実施例においては、ガスコック又は
ガスアダプター等の本体aの垂直ガス通路1の中に直接
弁座2を形成し、障害突起4を突設させたものである。
ガスアダプター等の本体aの垂直ガス通路1の中に直接
弁座2を形成し、障害突起4を突設させたものである。
そして球弁3は本体aの下端に設けたメクラブタ5に突
設した上端に受け皿6を有する支承杆7に受支されて所
定位置に安定するようにしたものである。
設した上端に受け皿6を有する支承杆7に受支されて所
定位置に安定するようにしたものである。
又特公昭34−6783公報で開示されている、適当な
角度の上り勾配をガス通路内に形成し、この勾配を球弁
が転動上昇するヒューズ機構においても、ガス通路内に
障害突起を突設することにより、上記と同様の瞬時の過
流出に対する応答性の緩和作用を有する。
角度の上り勾配をガス通路内に形成し、この勾配を球弁
が転動上昇するヒューズ機構においても、ガス通路内に
障害突起を突設することにより、上記と同様の瞬時の過
流出に対する応答性の緩和作用を有する。
図中の符号11はガスヒューズ8の中間部に形成したガ
ス流通孔を示す。
ス流通孔を示す。
図面はこの発明に係るガス安全弁装置の実施例を示した
もので、第1図は第1実施例の縦断正面図、第2図は第
2実施例の縦断正面図、第3図は同上の安全弁の側面図
、第4図は従来例を示すガス安全弁装置の縦断正面図、
第5図は瞬時過大流量の発生するガス器具の説明図、第
6図は上記ガス器具の流量特性を示す線図である。 3・・・・・・球弁、4・・・・・・障害突起、8・・
・・・・ガスヒューズ、9・・・・・・筒体。
もので、第1図は第1実施例の縦断正面図、第2図は第
2実施例の縦断正面図、第3図は同上の安全弁の側面図
、第4図は従来例を示すガス安全弁装置の縦断正面図、
第5図は瞬時過大流量の発生するガス器具の説明図、第
6図は上記ガス器具の流量特性を示す線図である。 3・・・・・・球弁、4・・・・・・障害突起、8・・
・・・・ガスヒューズ、9・・・・・・筒体。
Claims (1)
- 1 電磁弁、減圧弁、バーナーから成る構造を有し、ガ
スの開閉を電磁弁で行なう構造のガス器具を接続するヒ
ューズコックにおいて、ガスヒューズの筒体の内側に互
いに対向し上下互い違いに設定された複数の障害突起を
突設し、当該障害突起の先端とこの障害突起に対向する
筒体の内壁との間隔、及び上下の障害突起の先端間の間
隔を、各各球弁の外径より若干大きくしたガス安全弁装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4958280A JPS587868B2 (ja) | 1980-04-17 | 1980-04-17 | ガス安全弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4958280A JPS587868B2 (ja) | 1980-04-17 | 1980-04-17 | ガス安全弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5690174A JPS5690174A (en) | 1981-07-22 |
JPS587868B2 true JPS587868B2 (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=12835206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4958280A Expired JPS587868B2 (ja) | 1980-04-17 | 1980-04-17 | ガス安全弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587868B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH017729Y2 (ja) * | 1984-01-12 | 1989-03-01 | ||
JPH0250810B2 (ja) * | 1984-08-15 | 1990-11-05 | Nippon Steel Corp |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57100677U (ja) * | 1980-12-12 | 1982-06-21 | ||
JPS5818167U (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-04 | 株式会社藤井合金製作所 | ガス過流出防止弁 |
-
1980
- 1980-04-17 JP JP4958280A patent/JPS587868B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH017729Y2 (ja) * | 1984-01-12 | 1989-03-01 | ||
JPH0250810B2 (ja) * | 1984-08-15 | 1990-11-05 | Nippon Steel Corp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5690174A (en) | 1981-07-22 |
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