JPS587849B2 - 摩擦ロック装置 - Google Patents
摩擦ロック装置Info
- Publication number
- JPS587849B2 JPS587849B2 JP9344675A JP9344675A JPS587849B2 JP S587849 B2 JPS587849 B2 JP S587849B2 JP 9344675 A JP9344675 A JP 9344675A JP 9344675 A JP9344675 A JP 9344675A JP S587849 B2 JPS587849 B2 JP S587849B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- inner cylinder
- collar
- spring
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、シャフトに密着巻装されたコイルばねの摩擦
力によりシャフトをロックするメカニカルロック装置に
関する。
力によりシャフトをロックするメカニカルロック装置に
関する。
上記構成をなす通常のメカニカルロック装置にあっては
、コイルばねを解除レバーの回転操作により巻き戻し方
向に付勢してコイルばねを拡開させることによりロック
解除をなし、このロック解除時にシャフトは解放されて
自由に伸縮移動ができるようになっている。
、コイルばねを解除レバーの回転操作により巻き戻し方
向に付勢してコイルばねを拡開させることによりロック
解除をなし、このロック解除時にシャフトは解放されて
自由に伸縮移動ができるようになっている。
しかしながら、この伸縮操作はロック解除操作と同時に
なさなければならないので操作がきわめて煩雑であると
いう欠点があった。
なさなければならないので操作がきわめて煩雑であると
いう欠点があった。
本発明はこのような事情にもとづきなされたもので、そ
の目的とするところは、シャフトを復帰用スプリングに
より付勢することにより、上記欠点を除去できるメカニ
カルロック装置を提供しようとするものである。
の目的とするところは、シャフトを復帰用スプリングに
より付勢することにより、上記欠点を除去できるメカニ
カルロック装置を提供しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を図示するメカニカルロック装
置にもとづき説明する。
置にもとづき説明する。
図中1は外筒であり、この外筒1の一端には、閉塞部材
たとえば取付孔2aを有するボトムキャップ2がかしめ
固着されている。
たとえば取付孔2aを有するボトムキャップ2がかしめ
固着されている。
この外筒1内には内筒3が一側を挿入されており、この
内筒3の一端は上記ボトムキャップ2内面に形成された
凹部2bに嵌合されている。
内筒3の一端は上記ボトムキャップ2内面に形成された
凹部2bに嵌合されている。
また、この内筒3の外周面には固定カラー4が溶着等の
手段により固着されており、この固定カラー4は、外筒
1の他端部にかしめ固着されている。
手段により固着されており、この固定カラー4は、外筒
1の他端部にかしめ固着されている。
また、5はストップカラーであり、上記内筒3内周面に
かしめ固着されている。
かしめ固着されている。
そして、上記内筒3の他側にはシャフト6が伸縮可能に
挿入されている。
挿入されている。
このシャフト6のストップカラー5側の端部には連結部
材たとえば連結ピン7が貫通されており、この連結ピン
7の両端は上記シャフト6から外方へ突出している。
材たとえば連結ピン7が貫通されており、この連結ピン
7の両端は上記シャフト6から外方へ突出している。
また、上記内筒3の固定カラー4とストップカラ−5と
の間の部分には、長孔3aが形成されており、この長孔
3aに上記連結ピン7の突出端が遊挿されている。
の間の部分には、長孔3aが形成されており、この長孔
3aに上記連結ピン7の突出端が遊挿されている。
この連結ピン7の突出端部には、環状のばね受けカラー
8が挿入固着されている。
8が挿入固着されている。
このばね受けカラー8は、外筒1と内筒3との間で摺動
するようになっている。
するようになっている。
そして、このばね受けカラー8と前述したボトムキャッ
プ2との間には復帰用スプリング9が介装されている。
プ2との間には復帰用スプリング9が介装されている。
そして、内筒3は一端及び中間部に位置してシャフト6
が遊貫される軸受部材10.11を備え、軸受部材10
、11の中間部には案内孔3bが穿設されており、さら
に操作レバー12が、その一端が内筒3内に位置してシ
ャフト6の外周部に巻回されるとともに、他端が案内孔
3bに周方向に変位自在に挿通されて内筒3の外方に突
出されている。
が遊貫される軸受部材10.11を備え、軸受部材10
、11の中間部には案内孔3bが穿設されており、さら
に操作レバー12が、その一端が内筒3内に位置してシ
ャフト6の外周部に巻回されるとともに、他端が案内孔
3bに周方向に変位自在に挿通されて内筒3の外方に突
出されている。
シャフト6と内筒3との間に形成された間隙には、操作
レバーの両側に位置して1対のコイルばね13,14が
介設されている。
レバーの両側に位置して1対のコイルばね13,14が
介設されている。
これらコイルばね13,14は、相互に反対方向に巻回
されるとともに、自由状態におけるコイル内径がシャフ
ト6の外径より小さく形成されている。
されるとともに、自由状態におけるコイル内径がシャフ
ト6の外径より小さく形成されている。
また前記コイルばね13,14は、各外側端が前記軸受
部材10,11の係止孔10a,11aに挿入係止され
、各内側端が操作レバー12の1対のばね隣接面12a
,12aに当接連結されている。
部材10,11の係止孔10a,11aに挿入係止され
、各内側端が操作レバー12の1対のばね隣接面12a
,12aに当接連結されている。
前記軸受部材10,11はコイルばね13,14が自然
螺線角以上にその曲がり可能なロンド軸と傾斜したばね
受面10b,1lbをもっている。
螺線角以上にその曲がり可能なロンド軸と傾斜したばね
受面10b,1lbをもっている。
前記コイルばね13,14の外周、内筒3の内側には、
コイルばね13,14に密接するスリーブ15が設けら
れている。
コイルばね13,14に密接するスリーブ15が設けら
れている。
このスリーブ15には軸方向にスリット(図示しない)
が形成されており周方向に弾性変形可能になっている。
が形成されており周方向に弾性変形可能になっている。
また、上記シャフト6の突出端には、雄ねじ部6bが形
成されており、この雄ねじ部6bにはナット16および
取付孔17aを有するクレビス1Tが螺着されている。
成されており、この雄ねじ部6bにはナット16および
取付孔17aを有するクレビス1Tが螺着されている。
ついで、このような構成をなす装置の作用を説明する。
操作レバー12を解除操作しないロック状態においては
、コイルばね13,14がシャフト6の外周部に密着し
て例えば矢印A方向のロンド軸力が作用したときには、
コイルばね14とシャフト6の摩擦作用によりコイルば
ね14が図中2点鎖線で示すように軸力方向に自然螺線
角以上にそり曲がることによって、内筒3とシャフト6
との相対的軸方向変位が妨げられる。
、コイルばね13,14がシャフト6の外周部に密着し
て例えば矢印A方向のロンド軸力が作用したときには、
コイルばね14とシャフト6の摩擦作用によりコイルば
ね14が図中2点鎖線で示すように軸力方向に自然螺線
角以上にそり曲がることによって、内筒3とシャフト6
との相対的軸方向変位が妨げられる。
また操作レバー12を矢印B方向に回動して解除操作し
た非ロック状態においては、コイルばね13,14が各
々巻き戻し方向に付勢されてシャフト6との密着が解除
されるが、この時、スリーブ15は、コイルばね13,
14の直径方向の均一な拡大を確実にする効果があり、
シャフト6は内筒3に対し軸方向に変位自在となる。
た非ロック状態においては、コイルばね13,14が各
々巻き戻し方向に付勢されてシャフト6との密着が解除
されるが、この時、スリーブ15は、コイルばね13,
14の直径方向の均一な拡大を確実にする効果があり、
シャフト6は内筒3に対し軸方向に変位自在となる。
このことから、シャフト6は内筒3に対して自在に伸縮
できることになり所望の位置に摺動させることができる
。
できることになり所望の位置に摺動させることができる
。
しかも、シャフト6は、復帰用スプリング9の弾性力に
よりばね受けカラー8および連結ピン7を介して伸長方
向に付勢されており、よって、上記ロック解除時には、
シャフト6は人手を介さずに伸長方向に移動される。
よりばね受けカラー8および連結ピン7を介して伸長方
向に付勢されており、よって、上記ロック解除時には、
シャフト6は人手を介さずに伸長方向に移動される。
そしてシャフト6が所望位置にきたときに解除レバー1
2を解除すれば、シャフト6はこの位置でロツクされる
。
2を解除すれば、シャフト6はこの位置でロツクされる
。
なお、上記シャフト6の伸長位置はばね受けカラー8が
固定カラー4に係止することにより制限される。
固定カラー4に係止することにより制限される。
逆に、シャフト6を縮める場合には、上記のようにして
ロック解除時に復帰用スプリング9の弾性力に抗してシ
ャフト6を短縮方向に移動させる。
ロック解除時に復帰用スプリング9の弾性力に抗してシ
ャフト6を短縮方向に移動させる。
なお、このシャフト6の短縮位置はシャフト6端部がス
トップカラ−5に係止されることにより制限される。
トップカラ−5に係止されることにより制限される。
したがって、シャフト6は所定ストローク内で伸縮され
、これにより、ボトムキャップ2とクレビス17との間
の離間距離を変化させることができる。
、これにより、ボトムキャップ2とクレビス17との間
の離間距離を変化させることができる。
このような構成をなすメカニカルロック装置はたとえば
リクライニングシ一トに使用すれば便宜である。
リクライニングシ一トに使用すれば便宜である。
すなわち、背凭れ台の中途部を座台に回動自在に枢支し
、この背凭れ台の下端部つまり自由点と、座台あるいは
脚の固定点との間に、上記メカニカルロック装置をボト
ムキャップ2、クレビス17を介して装着する。
、この背凭れ台の下端部つまり自由点と、座台あるいは
脚の固定点との間に、上記メカニカルロック装置をボト
ムキャップ2、クレビス17を介して装着する。
そして、背凭れ台を倒したい場合には前述のようにして
メカニカルロック装置のロツク解除をした後背凭れ台に
人体の荷重をかける。
メカニカルロック装置のロツク解除をした後背凭れ台に
人体の荷重をかける。
これにより、復帰用スプリング9の弾性力に抗して背凭
れ台が倒れ、この後再びメカニカルロック装置をロック
することにより背凭れ台を所望位置に固定できる。
れ台が倒れ、この後再びメカニカルロック装置をロック
することにより背凭れ台を所望位置に固定できる。
また、背凭れ台を起こす場合にはメカニカルロック装置
のロックを解除すれば上記復帰用スプリング9の弾性力
により、背凭れ台は人手を要せずに起こされ、この後再
びメカニカルロック装置をロックすることにより所望角
度に固定される。
のロックを解除すれば上記復帰用スプリング9の弾性力
により、背凭れ台は人手を要せずに起こされ、この後再
びメカニカルロック装置をロックすることにより所望角
度に固定される。
このようにして簡単な操作でリクライニング操作を行な
うことができる。
うことができる。
本発明は以上説明したようになり、復帰用スプリングの
弾性力によりシャフトを付勢したので、ロック解除操作
時にシャフトを人手により伸長させる手間が省け、操作
がきわめて簡単になる。
弾性力によりシャフトを付勢したので、ロック解除操作
時にシャフトを人手により伸長させる手間が省け、操作
がきわめて簡単になる。
しかも、固定カラーとばね受けカラーとの係止作用およ
びシャフト端部とストップカラーの係止作用により、シ
ャフトの伸縮移動のストロークを確実に制限できる。
びシャフト端部とストップカラーの係止作用により、シ
ャフトの伸縮移動のストロークを確実に制限できる。
また、外筒により復帰用スプリングは被覆保護すること
もできる。
もできる。
図は本発明の一実施例を示す断面図である。
1・・・・・・外筒、2・・・・・・ボトムキャップ(
閉塞部材)、3・・・・・・内筒、3a・・・・・・長
孔、4・・・・・・固定カラー、5・・・・・・ストッ
プカラー、6・・・・・ウヤフト、1・・・・・・連結
ピン(連結部材)、8・・・・・・ばね受けカラー、9
・・・・・・復帰用スプリング、12・・・・・・操作
レバー(操作部材)、13,14・・・・・・コイルば
ね。
閉塞部材)、3・・・・・・内筒、3a・・・・・・長
孔、4・・・・・・固定カラー、5・・・・・・ストッ
プカラー、6・・・・・ウヤフト、1・・・・・・連結
ピン(連結部材)、8・・・・・・ばね受けカラー、9
・・・・・・復帰用スプリング、12・・・・・・操作
レバー(操作部材)、13,14・・・・・・コイルば
ね。
Claims (1)
- 1 内筒と、この内筒に伸縮可能に挿入されたシャフト
と、このシャフトに密着巻装されシャフトとの摩擦力に
よってこのシャフトをロックするコイルばわと、このコ
イルばねを巻き戻し方向に付勢して上記ロックを解除す
る操作部材と、上記内筒の内周に固定され上記シャフト
の端部を係止するストップカラーと、一端を上記内筒の
中途部外周に固定カラーを介して固定され他端を閉塞部
材で閉塞される外筒と、上記シャフトの端部に突設され
るとともに内筒に形成された長孔に遊挿される連結部材
と、この連結部材に固着され外筒と内筒との間に摺動自
在に介装されたばね受けカラーと、このばね受けカラー
と閉塞部材との間に介装された復帰用スプリングとを具
備したことを特徴とするメカニカルロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9344675A JPS587849B2 (ja) | 1975-07-31 | 1975-07-31 | 摩擦ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9344675A JPS587849B2 (ja) | 1975-07-31 | 1975-07-31 | 摩擦ロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5217157A JPS5217157A (en) | 1977-02-08 |
JPS587849B2 true JPS587849B2 (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=14082543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9344675A Expired JPS587849B2 (ja) | 1975-07-31 | 1975-07-31 | 摩擦ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587849B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63177899A (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-22 | 宮田 幸男 | 洗濯物の乾燥方法とその装置 |
JPH0521897U (ja) * | 1991-08-27 | 1993-03-23 | 有限会社吉田鉄工所 | 布用のしわ伸ばし装置 |
-
1975
- 1975-07-31 JP JP9344675A patent/JPS587849B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5217157A (en) | 1977-02-08 |
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