JPS587846B2 - 多重油圧サ−ボアクチュエ−タ - Google Patents
多重油圧サ−ボアクチュエ−タInfo
- Publication number
- JPS587846B2 JPS587846B2 JP10646678A JP10646678A JPS587846B2 JP S587846 B2 JPS587846 B2 JP S587846B2 JP 10646678 A JP10646678 A JP 10646678A JP 10646678 A JP10646678 A JP 10646678A JP S587846 B2 JPS587846 B2 JP S587846B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- actuator
- hydraulic servo
- load
- servo
- multiple hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Actuator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、航空機等に使用される多重油圧サーボアクチ
ュエータの改良に関する。
ュエータの改良に関する。
従来、多重油圧アクチュエータは、第1図に示す如く、
油圧源lからの圧力油をサーボアンプaからの出力電流
に比例して送出するサーボ弁bと、該サーボ弁からの圧
力油により作動する負荷駆動用アクチュエータCと、該
アクチュエータの変位を負の極性の電気信号に変換して
送出する変位変換器dと、アクチュエータCの負荷圧力
を負の極性の電気信号に変換して送出する差圧変換器e
とを設けてなる油圧サーボアクチュエータをf1,f2
,f3,・・・の如く3系統以上有し、該各油圧サーボ
アクチュエータをサーボアンプaと負荷jとの間に並列
に設けてなるものが油圧サーボ系の信頼性を確保しうる
ものとして一般的に使用されている。
油圧源lからの圧力油をサーボアンプaからの出力電流
に比例して送出するサーボ弁bと、該サーボ弁からの圧
力油により作動する負荷駆動用アクチュエータCと、該
アクチュエータの変位を負の極性の電気信号に変換して
送出する変位変換器dと、アクチュエータCの負荷圧力
を負の極性の電気信号に変換して送出する差圧変換器e
とを設けてなる油圧サーボアクチュエータをf1,f2
,f3,・・・の如く3系統以上有し、該各油圧サーボ
アクチュエータをサーボアンプaと負荷jとの間に並列
に設けてなるものが油圧サーボ系の信頼性を確保しうる
ものとして一般的に使用されている。
しかし、この種多重油圧アクチュエータにおいては、第
2図に示す如く、各系統のアクチュエータCの出力ピス
トンg1,g2,g3を結合リンクhとナットiにより
固定し、さらに、該結合リンクと負荷jとを別のリンク
(図示せず)により結合するものであるから、系統間に
生ずる誤差のため各系統の負荷分担に不均衡が生じ、一
部の系統のアクチュエータに異常圧力を発生することと
なる。
2図に示す如く、各系統のアクチュエータCの出力ピス
トンg1,g2,g3を結合リンクhとナットiにより
固定し、さらに、該結合リンクと負荷jとを別のリンク
(図示せず)により結合するものであるから、系統間に
生ずる誤差のため各系統の負荷分担に不均衡が生じ、一
部の系統のアクチュエータに異常圧力を発生することと
なる。
この結果、高圧力ゲイン特性を有するサーボ弁を使用し
て高分解特性を得ようとしてもそれを達成できない欠点
があり、また、上記の如くアクチュエータCの負荷圧力
即ち出力ピストン両側の差圧が各系統でばらつくので、
アクチュエータCの負荷圧力を検出しこのとき得られる
電気信号をアンプk2を介しモニタ回路(図示せず)に
送っても、該系統の故障を判断できないという欠点があ
った。
て高分解特性を得ようとしてもそれを達成できない欠点
があり、また、上記の如くアクチュエータCの負荷圧力
即ち出力ピストン両側の差圧が各系統でばらつくので、
アクチュエータCの負荷圧力を検出しこのとき得られる
電気信号をアンプk2を介しモニタ回路(図示せず)に
送っても、該系統の故障を判断できないという欠点があ
った。
本発明はかかる問題点を解決すべくなされたもので、圧
力油を油圧源からサーボアンプの出力電流に比例して送
出するサーボ弁と、該サーボ弁からの圧力油により作動
する負荷駆動用アクチュエータとを設けてなる油圧サー
ボアクチュエータを3系統以上有し、該各油圧サーボア
クチュエータを前記サーボアンプと負荷との間に並列に
配設する多重油圧サーボアクチュエータにおいて、前記
各油圧サーボアクチュエータが夫々有する出力ピストン
と負荷とを結合する結合部が、該各出力ピストンのひと
つと負荷とを剛に連結するとともに他の出力ピストンに
摺動自在に嵌挿した結合リンクと、該リンク及び前記他
の出力ピストンを弾性的に結合するバネとから構成され
る多重圧サーボアクチュエータであって、系統間に誤差
があってもそれを吸収でき、どのアクチュエータ内にも
異常圧力を発生させず、各系統のアクチュエータの負荷
圧力にばらつきがないように改良された多重油圧サーボ
アクチュエークを提供するものであるしかして、本多重
油圧サーボアクチュエータによれば、高圧力ゲイン特性
を有するサーボ弁を使用して高分解能特性を得ることが
できるものでありまた、上記の如くどのアクチュエータ
内にも異常圧力を発生させないので安定した動特性を得
られるし、さらに、差圧変換器から送出される電気信号
を故障判断用信号に使用できる等多くの利点を有するも
のである。
力油を油圧源からサーボアンプの出力電流に比例して送
出するサーボ弁と、該サーボ弁からの圧力油により作動
する負荷駆動用アクチュエータとを設けてなる油圧サー
ボアクチュエータを3系統以上有し、該各油圧サーボア
クチュエータを前記サーボアンプと負荷との間に並列に
配設する多重油圧サーボアクチュエータにおいて、前記
各油圧サーボアクチュエータが夫々有する出力ピストン
と負荷とを結合する結合部が、該各出力ピストンのひと
つと負荷とを剛に連結するとともに他の出力ピストンに
摺動自在に嵌挿した結合リンクと、該リンク及び前記他
の出力ピストンを弾性的に結合するバネとから構成され
る多重圧サーボアクチュエータであって、系統間に誤差
があってもそれを吸収でき、どのアクチュエータ内にも
異常圧力を発生させず、各系統のアクチュエータの負荷
圧力にばらつきがないように改良された多重油圧サーボ
アクチュエークを提供するものであるしかして、本多重
油圧サーボアクチュエータによれば、高圧力ゲイン特性
を有するサーボ弁を使用して高分解能特性を得ることが
できるものでありまた、上記の如くどのアクチュエータ
内にも異常圧力を発生させないので安定した動特性を得
られるし、さらに、差圧変換器から送出される電気信号
を故障判断用信号に使用できる等多くの利点を有するも
のである。
以下図面を参照し実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。
する。
第3図において、Aは本発明の重要な特徴部分となる結
合部である。
合部である。
結合部Aは、各系統のアクチュエータの出力ピストン1
,2,3のうちひとつ例えば出力ピストン2と負荷とを
剛に連結するとともに他の出力ピストン1,3に摺動自
在に嵌挿した結合リンク4と、該結合リンク及び前記他
の出力ピストン1,3を弾性的に結合する圧縮バネ8a
,8cとにより構成される。
,2,3のうちひとつ例えば出力ピストン2と負荷とを
剛に連結するとともに他の出力ピストン1,3に摺動自
在に嵌挿した結合リンク4と、該結合リンク及び前記他
の出力ピストン1,3を弾性的に結合する圧縮バネ8a
,8cとにより構成される。
図において、5bは出力ピストン2と結合リンク4とを
固定するナット、5a,5cは出力ピストン1,3に螺
合するナット、6a,6cはナット5a,5cの緩み止
め、7a,7cは出力ピストン1,3上を摺動可能に嵌
挿されるばね受けであって、圧縮ばね8a,8cが夫々
、出力ピストン1,3のアクチュエータ側と結合リンク
4との間及び結合リンク4とばね受7a,7cの間に介
装され、また、出力ピストン2と負荷とが結合リンク4
と図示を省略した別のリンク羨により剛に連結されるも
のである。
固定するナット、5a,5cは出力ピストン1,3に螺
合するナット、6a,6cはナット5a,5cの緩み止
め、7a,7cは出力ピストン1,3上を摺動可能に嵌
挿されるばね受けであって、圧縮ばね8a,8cが夫々
、出力ピストン1,3のアクチュエータ側と結合リンク
4との間及び結合リンク4とばね受7a,7cの間に介
装され、また、出力ピストン2と負荷とが結合リンク4
と図示を省略した別のリンク羨により剛に連結されるも
のである。
本発明は以上の構成に基づくものであるから、系統間に
誤差があっても、それを吸収できて、どのアクチュエー
タ内にも異常圧力を発生させない。
誤差があっても、それを吸収できて、どのアクチュエー
タ内にも異常圧力を発生させない。
従って高圧力ゲイン特性を有するサーボ弁を使用して高
分解能特性が得られ、また、安定した動特性が得られ、
さらに、差圧変換器から送出され電気信号を故障判断用
信号に利用しうるものである。
分解能特性が得られ、また、安定した動特性が得られ、
さらに、差圧変換器から送出され電気信号を故障判断用
信号に利用しうるものである。
本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲内で種々の設計変更を施しうろこ
とはいうまでもない。
要旨を逸脱しない範囲内で種々の設計変更を施しうろこ
とはいうまでもない。
第1図は従来の多重油圧サーボアクチュエータを示す説
明図、第2図は上記多重油圧サーボアクチュエータと負
荷との間の結合部を示す側面図、第3図は本発明に係る
多重油圧サーボアクチュエータの要部を示す側面図であ
る。 a・・・サーボアンプ、b・・・サーボ弁、C・・・ア
クチュエータ、f,,f2,f3・・・各系統の油圧サ
ーボアクチュエータ、j・・・負荷、l・・・油圧源、
A・・・結合部、1,2,3・・・出力ピストン、4・
・・結合リンク、8a,8c・・・圧縮ばね。
明図、第2図は上記多重油圧サーボアクチュエータと負
荷との間の結合部を示す側面図、第3図は本発明に係る
多重油圧サーボアクチュエータの要部を示す側面図であ
る。 a・・・サーボアンプ、b・・・サーボ弁、C・・・ア
クチュエータ、f,,f2,f3・・・各系統の油圧サ
ーボアクチュエータ、j・・・負荷、l・・・油圧源、
A・・・結合部、1,2,3・・・出力ピストン、4・
・・結合リンク、8a,8c・・・圧縮ばね。
Claims (1)
- 1 圧力油を油圧源からサーボアンプの出力電流に比例
して送出するサーボ弁と、該弁から送出される圧力油に
より作動する負荷駆動用アクチュエータとを設けてなる
油圧サーボアクチュエータを3系統以上有し、該各油圧
サーボアクチュエータを前記サーボアンプと負荷との間
に並列に配設する多重油圧サーボアクチュエータにおい
て、前記各油圧サーボアクチュエータが夫々有する出力
ピストンと負荷とを結合する結合部が該出力ピストンの
ひとつと負荷とを剛に連結するとともに他の出力ピスト
ンに摺動自在に嵌挿した結合リンクと、該リンク及び前
記他の出力ピストンを弾性的に結合するばねとから構成
されていることを特徴とする多重油圧サーボアクチュエ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10646678A JPS587846B2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 多重油圧サ−ボアクチュエ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10646678A JPS587846B2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 多重油圧サ−ボアクチュエ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5533945A JPS5533945A (en) | 1980-03-10 |
JPS587846B2 true JPS587846B2 (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=14434323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10646678A Expired JPS587846B2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 多重油圧サ−ボアクチュエ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587846B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019064423A1 (ja) | 2017-09-28 | 2019-04-04 | 三菱電機株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2533114B2 (ja) * | 1987-04-30 | 1996-09-11 | 株式会社東芝 | 画像再生装置 |
CN107477046B (zh) * | 2017-09-30 | 2019-04-23 | 中国航发沈阳发动机研究所 | 带自反馈的作动筒 |
-
1978
- 1978-08-31 JP JP10646678A patent/JPS587846B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019064423A1 (ja) | 2017-09-28 | 2019-04-04 | 三菱電機株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5533945A (en) | 1980-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE60235445D1 (de) | Mechanismus mit belastungssensor für bremsbedienung | |
US3411410A (en) | Position control servo systems | |
US4594537A (en) | Redundant control system for X-wing valve actuators | |
JPS587846B2 (ja) | 多重油圧サ−ボアクチュエ−タ | |
EP0767935B1 (en) | Integrator management for redundant active hand controllers | |
EP0840102B1 (en) | Interference spectrometer | |
JPS624721B2 (ja) | ||
JPS596255Y2 (ja) | 多重油圧サ−ボアクチュエ−タ | |
JPS5927521Y2 (ja) | 電空変換器 | |
JP3549024B2 (ja) | 制振装置 | |
JPS6130170Y2 (ja) | ||
JP3223433B2 (ja) | 電空ポジショナ | |
RU2042574C1 (ru) | Система управления летательным аппаратом | |
CN219608288U (zh) | 一种力传感器 | |
JPS60109602A (ja) | 電気−空気圧変換器 | |
JP2625713B2 (ja) | 偏波面制御装置 | |
JP2556527B2 (ja) | 荷重検出器 | |
SU1425593A1 (ru) | Нелинейный фильтр | |
JPS5918199Y2 (ja) | ピストン操作用ジョイント | |
SU492877A1 (ru) | Резервированный след щий электропривод | |
JPS63120434U (ja) | ||
JPS6086925A (ja) | 電力合成方式 | |
JPS61275827A (ja) | 光偏波制御方式 | |
JPH0293131A (ja) | ディスクブレーキ | |
JPH08254551A (ja) | 光変流器 |