JPS587682A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPS587682A
JPS587682A JP56106735A JP10673581A JPS587682A JP S587682 A JPS587682 A JP S587682A JP 56106735 A JP56106735 A JP 56106735A JP 10673581 A JP10673581 A JP 10673581A JP S587682 A JPS587682 A JP S587682A
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須沢 修
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液晶パネルを背後から照明した際に液晶パネ
ルの表示見切り内が、少なくとも2色以上に多色表示さ
れ次液晶表示装置に関する。
近年、液晶の応用が進み、ツイストネマチック(以下T
Nと省略する)液晶に加え、ゲストホスト(以下GHと
省略する)、DTN等も市場に出回る様になるに従い、
表示の多色化への要望が高まってきた。これは、透過型
または昼夜兼行型、または必要に応じてバックライトを
照明し、バックライト照明された液晶パネルの見切り内
の表示が、少なくとも2色以上の多色表示をすることに
より、機能別表示、装飾効果、及びさまざまな応用、用
途開発に応えるものである。
従来、表示の多色化に対しては、第1図に示すように偏
光子1′ft多色化したものがあった。第1図に於て、
1#′i上偏光子で、多色部?0,11゜12より構成
される。2#−を不偏光子で3は上基板、4は下基板、
5はスペーサ、6は液晶であり、これら全総称して液晶
パネル7と呼ぶ。8は半透過反射子又は光散乱子であり
、9はバックライト用光源である。液晶6はTN液晶の
他にGH液晶、DTN液晶等がある。GH液晶の場合は
、下偏光板2は省略できる。ここでは液晶6がTN液晶
の場合を例にして説明するが、GH又はDTHの場合も
同様である。以下の図面の説明本同様である。
光源9を放出し次光は半透過反射子又は光散乱子8を通
過し、液晶パネル7を照明する。ところが液晶パネルの
上側光子1が3つの部分10,11゜12に分割され、
各部分異なった色の偏光子で構成されている為、10,
11.12の部分は、それぞれの偏光子の色に応じて異
なっ念色に見えた。
しかし、第1回の従例来では、偏光子1をいくつかの部
分(10,11,12)に分割するには、各異った色の
偏光子10,11.12’jij用意し、貼り合わせる
方法がとられていた。この方法だと各偏光子10,11
,1;)t−任意形状に切り取り上基板5に貼り合わせ
るのは困難である。一般に上基板3と上側光子1の貼り
合わせは粘着剤を用いるが、あらかじめ偏光子1に粘着
剤を塗布した後、任意形状に切り堆る際、任意形状切り
取りが量産、特に小ロツト生産には不向きであるばかり
でなく、切り取りの縁の粘着剤層に気泡、塗りムラ、ハ
ガレが生じ念り、偏光子1自体の縁にもヒビが入りやす
く、又、分割され元側光子10゜11.12の上基板3
への貼り付けも、互に、隙間のないように貼り合わせる
ことが難しく歩留りも悪かった。さらに、偏光子1の色
相自体も、さまざまな色特性のものを入手するのは困難
である。
これは、偏光子1は一般に、PVA等のフィルムを延伸
し、ヨウ素、その他の色tAヲ吸着させて作成するが、
偏光子1の量産の工程上、少ロットでさまざまな色特性
紮有する偏光子を製造することは大変なコスト高となり
、液晶表示装置が非常に高価なものとなってしまつ九。
第1図に示す従来の偏光子1を分割し、貼シ合わせる方
式は、以上説明した様に、非常にコストの高いものであ
り、製造上も困難なものであった。
第2図は、従来の多色液晶表示装置の第2の実施例であ
る。第2図では、液晶表示装置を透過型GH型として説
明するが、TN型やDSM型、DTH型、等でも同様の
説明が成り立つ。13け偏光子であり、上基板14の上
に配置される。15は下基板である。16はスペーサで
あり、液晶17は、スペーサ16により、例えば3室、
18゜19.20に分けられている。18,19.20
各々の液晶は互に異った色をしている。以上から液晶パ
ネル21が構成されている。22は半透過反射子又は光
拡散子であり、25d光源である。
光源23より放出され次光は、半透過反射子又は光拡散
子22により散乱され、液晶パネル21を照明する。と
ころが、液晶17は、スペーサ16により、互に色の異
った5種類の液晶18,19゜20で構成されている為
、偏光板13を通過し次光は各液晶18.19.20の
納められている場所の違いにより、異った色相を呈する
。この場合スペーサ16が表示見切り内に入るため、ス
ペーサの巾だけは光源25からの放出光が半透過反射子
又は光拡散子22で散乱された光が直接明視される為、
表示外観が悪いこと、スペーサ16の中形状は必ずしも
直線に形成されない為、表示外観が悪いこと、液晶17
を数種類−第2図で#−i5種91118.19.20
注入する必要があシ、工数。
歩留り、に問題があること、色の異なる液晶層18.1
9.20’ii−任意部分に任意パターンで形成する事
は、注入口の設計上不可能なこと、等数々の問題があっ
た。
本発明の多色表示の液晶表示装置は、第1図や第2図に
示し定従来の多色表示液晶表示装置の欠点を克服し、簡
単な方法で歩留シが良く、安価な液晶表示装置1ft提
供し、液晶の応用分野の拡大に貢献するものである。
第5回゛は、本発明の多色表示の液晶表示装置の第1の
実施例である。24は上側光子、25Fi上基板、26
はスペーサ、27Fi下基板、28は不偏光子、29F
i液晶であり、以上から、液晶バネに50が構成されて
いる。なお、液晶パ4ルs。
は、TN型で図示し一次が、GH型、D13M型、DT
N型等でも同様であり、液晶の表示方式によっては上下
偏光子24.28の4万、又は双方がない場合もあるが
、本明細書と同様の説明が成り立つ、液晶の表示方式の
違いにより多色表示の説明に支障が々いのけ第1図、第
2図、第3図だけでなく、以下に図示説明される図面に
対しても同様である。51は半透過反射子、又は光拡散
子である。36は光源であシ、半透過反射子又は光拡散
子31と光源S6の中間に色素子S2が配される。
色素子52は、多色の色領域55,54.55を有する
0色素子は透光性である必要があり、光が色素子32に
よって遮断され、液晶パネル30に届かない遮光性素子
は除外される。透光性の意味の中には、若干でも光が液
晶パネル30に届く種類や、半透光性のものも含まれる
6色素子32は色付のプラスチックフィルム、各種1M
脂、プラスチック板、ガラス板等の投込みや、半透過反
射子又祉光拡散子51との貼シ合わせの他、色付きの透
過性インク、ラッカー、11w1I、接着剤等會半透過
反射子又は光拡散子31の光源36側の面へのスプレー
、ハケ塗り、ディッピング、印刷、スビ/ナー塗布等で
塗り九本のでもよい、又、色フイルタ−、プラスチック
板、フィルム、ガラス等に任意の部分だけ、別の色會重
ね合わせたり、任意の部分だけ色抜けをして結果として
2以上の色構成されたものであってもよい、又、色素子
320分割部分ss、sa、ssは一体のものでなく、
別個のもので、例えば、各部分に投込まれたり、各領域
で、半透過反射子又は光拡散子51に貼シ合わされてい
ても、又、一体のもので各部分が異なる色を呈するもの
でもよい。半透過反射子又は光拡散子31は、光源36
から放出され、色素子52t−通過した光を拡散して液
晶パネル30Yt照明するものである。半透過反射子と
しては、既に市販され、各種液晶表示装置に使用されて
いる半透過反射板がある。これは、昼間の明るい光、又
は強い光が1lIIaパネル50の前面から入射したと
きには反射し、暗い場所では、バックライト光源36の
光をよく拡散し、液晶パネル5ots明する半透過反射
性を有する。光拡散子は、乳白色プラスチック樹脂、例
えば乳白色アクリル、乳白色デルリン、乳白色ポリカー
ボネート、乳白色スチレン等や、乳白色プラスチック板
、乳白色ガラス、乳白色フィルム等の他、光散乱性を有
する乳黄色、乳青色等の色つきのものでもよい、いずれ
にしても光散乱性を有し、光源36から放出され、色素
子52全通過した光が、散乱される性質を有する。
色素子32は、液晶パネル50の表示見切り内の少なく
と4一部分が包含されるように配される。
色素子52の色目少なくとも一色以上とし、光源56か
ら放出された光が、色素子52f通過し、液晶パネル3
0t−照明する際に、液晶パネル30の見切部内を少な
くと42つの領域に色分けされた照明がなされる。少な
くとも2つ以上の色分は領域のうち、少なくとも1以上
の色分は領域が無色であってもよい。液晶パネル50の
表示見切り内kR’Aする光が、すべて色素子32を通
過し次光であるときは、色素子32は、光源56t−放
出した光が、少なくとも1ケ所以上着色され、液晶パネ
ル50の表示見切り内が、少なくとも2以上の色分は領
域ができるように着色されていなければならない。2以
上の色分は領域の中には、少なくとも1ケ所以上が、白
、黒、灰色であって龜よい、即ち、本明細書の色の中に
は、白、黒、灰色も含まれる。又、液晶パネル30の表
示見切り領域内を照明する光が、全部色素子32を通過
し次光でなく、一部のみが、色素子S2を通過し、残#
)Fi色素子32を通過しない光である場合、例えば、
液晶パネル30の表示見切り部内の一部のみに色素子3
2が配されてい光や、色素子32の一部が切シ堆られて
い交りする場合は光源561に放出した光は、一部は色
素子s2會通過し、半透過反射子又は光散乱子51t−
通過し、一部は、色素子52を通過せず、あるいは通過
しても着色されずに光散乱子51で散乱されて、液晶パ
ネル50の表示見切り内の2以上の領域を異った色で照
明する。この場合は、色素子S2は、光散乱子31と異
なる色で少なくとも1ケ所以上−色素子32の全体が着
色された場合を含む一着色されていればよい0以上の様
に、本発明の液晶表示装置−第3図−は構成される。
この様に構成すると、光源36を放出した光は55.5
4.55で色分けされた色素子32を通過した後に光散
乱子51によって散乱された後に液晶パネル50f照明
する為、色素子520色分けされた領域35,34.3
5の境界が例えば印刷による隙間や、色の重なりがあっ
ても散乱され液晶パネル5oを照明する光は色素子32
の色分は領域ss、sa、ssの境界が隙間を生じたり
色の重なりを生じて見苦しい筋を生ずることなく除々に
異なる色に変化する為、美しい色分は表示になる。即ち
、従来例の第1図の複数の偏光板を貼り合わせる方式の
様に、貼り合わせ境界が見苦しく見える欠点もなく、色
素子32の各領域53゜54.55の多少の色の重なシ
合わせや隙間を生じても差しつかえない為、多色液晶表
示装置が非常に製作しやすく、又、歩留りもよい。又、
偏光板の切り取りゃ貼り合わせ、細かい色分は領域表示
等は非常に困難であっ几が、第3図の本発明の液晶表示
装置では、印刷、投げ込み、貼り付は等で簡単に製造で
き歩留りもよい。又、色も、各色のインキ、接着剤、フ
ィルム、プラスチック等が使用でき、一般に布板されて
いる各色の組合わせが容易にできるのみならず、自由な
色配合、が容易、かつ確実、安価に実現できる。又、人
間の目には、色分けの境界がアナログ的に変化するのが
自然であり、美しく感じられるが、第1図、第2図の従
来例のなしえなかったアナログ的色領域境界変化を容易
かつ確実、安価に実現した。また、第2図の従来例の各
色液晶紮スペーサ16で区切り、各室に納める方法は、
スペーサ16部分が明視され、見苦しかったが、第3図
に示した本発明の液晶表示装置はその恐れはない、又、
スペーサ16がつぶれる際、スペーサ160つぶれた縁
がギザギザしたり、つぶれた巾が大き過ぎたシ、小さす
ぎたり、波打ったりすることもない、又、液晶パネル5
0の製造方法は従来のままでよく、色素子S2f付加し
次構造で良い為、液晶パネル30の信頼性、製造の容易
性にすぐれる。又、色素子32を付加するだけで良い為
、色素子32の製造上何らかのミスを生じた場合、色素
子32のみを交替すればよく、従来例第1図、第2図の
様に液晶パネル7.21自体が不良になることがない為
、全体として安価であシ、製造の容易性にもすぐれる6
色素子32が半透過反射子又は光散乱子31と一体にな
った場合−例えば印刷したり、貼り合わせ念ときでも半
透過反射子又は光散乱子31を捨てればよく、その価格
は一般に、液晶パネル30自体の価格に比べて非常に安
く、全体として安価な液晶表示装置を構成できる。又、
色配合も第1図の偏光板1や第2図の液晶17を任意の
色で製造することは非常に困難かつ高価であったが本発
明では安価に製造できる。さらに1液晶パネル30を変
えずに色素子52のみを取り替えれば、取り替え次色素
子32が取り替え前のものと異った配色であれば、容易
かつ安価、確実に、異った配色の液晶表示装置を実現で
きる。又、色素子320色パターン変更も容易であり、
さまざまな用途のさまざまな要求に応えるものである。
さらに1第1図、第2図の従来例では、細かな色パター
ンや、色模様、点、線状色パターンを出すことは非常に
難しく高価であったが、第5図の本発明の液晶表示装置
では、容易に実現できる。又液晶パネル50が、反射型
、又は半透過反射型であり、昼間、あるいは明るい採光
下ではバックライl必要としないとき、色素子51が、
半透過反射子又は光散乱子の下に配されている為、光源
36會消しておいても、液晶パネル5oの上方から採光
された光は、半透過反射子又は光散乱子31で反射され
、液晶パネル5oの点灯状態t−明視できる。又、暗い
場所では光源561fr:点灯させると、色素子32罠
より、液晶パネル5oが異った2以上の色で色分は表示
され、美しい表示が出る。即ち、昼夜兼行表示が可能で
あり、充分な採光下では光源36を非点灯状11にして
良く、低消費電力が可能であり、不充分な採光下では、
光源36を点灯させることにより、色彩豊かな表示を提
供できる。さらに1第5図の本発明の液晶表示装置は、
液晶パネル5oの見切り内の場所(よ)色分は表示が可
能であり、見切り内を機能別に表示して各機能別に色分
は表示する機能別色分は表示が可能である。その為、見
やすく、機能表示の見間違えの少ない表示装置が可能と
なる。
第4図は本発明の第2の実施例である。37は上側光子
、!I8は上基板、59はスペーサ、40は下基板、4
1は下漬光子、42は液晶であり、以上から液晶パネル
45が構成されている。44は半透過反射子又は光散乱
子であり、47は色素子であり、色部分45と46の2
領域より成る。
48は光源である6色素子47は液晶パネル43の表示
見切り内全すべておおうような大きさ、又#i構成はな
く、光源48を放出した光の一部分は色素子47によっ
て着色されず、直接半透過反射子又は光散乱子44にあ
たって光散乱され、液晶パネル43の表示見切り内の少
なくとも一部分を照明する。色素子47は少なくとも半
透過反射子又は光散乱子4Aの色と異なる少なくとも一
色以上の色領域45.46から成る。その他の構成は本
発明の第1の実施例、第3図で述べたのと同様である。
このよう罠すると、第3図の効果の他に色素子47の面
積が少ない分だけ、材料費が低減できる利点、及び、着
色を要しない部分は、色素子47t−通過しないので光
の強度が弱まらない利点がある。一般に色素子470色
領域部45.46のいずれかが透明であっても透過光強
度は、透過前に比較して数嘩〜士数慢以上落ちるが、第
4図のではその心配がない。
第5図は本発明の第5の実施例である。49は上側光子
、50は上基板、51Viスペーサ、52は下基板、5
3は下漬光子、54#i液晶であり、以上から液晶パネ
ル55が構成される。56は半透過反射子又は光散乱子
である。62Fi光源である。61は色素子であり、色
領域57.58゜59.60より構成される。このうち
、59#i通し穴であり、切り抜き、打ち抜き、プレス
抜き、熱切り取り、型成形等によって製造される。形は
丸、楕円、四角、等任意である。光源62を放出した光
は一部は色素子の大部分5?t−通過し、色素子61に
よって着色されず、直接、半透過反射子又は光散乱子5
6に当たり、光散乱されて、液晶パネル55の少なくと
も一部分を照明する。これにより、材料費や光の透過性
の点で本発明の第2の実施例、第4図と同様の効果が得
られる。その他の効果は、本発明の第1の実施例、第3
図と同様である。
第6図は本発明の第4の実施例である。65Fi上偏光
子、64け上基板、65はスペーサ、66け下基板、6
7は下漬光子、68は液晶であり、以上から液晶パネル
69が構成される。70は半透過反射子又は光散乱子で
あり、76F′i色領域71.72.75.74.75
より構成される色素子である。77は光源である。色素
子76は半透過反射子又は光散乱子70の光源77側の
面へ色つきインク、樹脂、接着剤、ラッカー、等を印刷
することにより構成される。色領域7Sの様に着色印刷
されない領域があってもよい。非着色領域75は第4図
又は第5図の様に、色素子が存在しなかつtす、又は通
し穴であってもよい。このようにしても本発明の第1の
実施例の第3図を使つて説明したのと同様の効果が得ら
れる。第6図の様に半透過反射子又は光散乱子70の下
面に印刷すると、色素子76が印刷されればよいので、
投げ込みや貼り合わせの場合よりも部品点数が少なくて
済む。液晶パネル69のパターンと色素子76のパター
ンとの相互の位置合わせが容易、かつ、精度が出る利点
がある。さらに、印刷は一般的な技術であり、技術的に
確立されている、安価量産に向く、色配合が任意かつ容
易である、細かな精度で印刷できる等の利点がある。当
然、印刷に用いる色素子は透明又は半透明で、光源77
ケ放出した光が、色素子76會通過し、光散乱子70で
散乱されて液晶パネル69を照明できるものでなくては
ならない。第6図に示した様に色領域74と75に、意
図されない印刷の隙間が生じた場合や色領域71と72
の境界に意図されない印刷の重なりが生じた場合も、光
源77を放出した光は半透過反射子又は光拡散子70で
光散乱された後、液晶パネル69f照明するので、印刷
相互の隙間や重なりは見えず、色領域74と75゜71
と72の境界はアナログ的に変化し、美しい多色カラー
を生じて明視される。従って印刷自体大変作業性、量産
性に富み、歩留りもよくコストも安い。また、その他に
第5図と同様の効果が得られる。
第7図は本発明の第5の実施例である。78は上偏光子
、79Fi上基板、80はスペーサ、81は下基板、8
2Fi下偏光子、83は液晶であり、以上から液晶パネ
ル84が構成される。85は半透過反射子又は光散乱子
である。86は透明又は半透明又は半透7過反射フィル
ム(以下透過性フィルムと省略する)でおり、色素子9
0が印刷されている。色素子90は少なくとも2以上の
色領域87.88.89に分割されている。91は光源
である。このようにすると、透過性フィルム86は、薄
く、ロールからの印刷が可能であり、大量生産に向く。
フィルム86上への印刷はスクリーン印刷のみならず、
グラビア印刷等で大量に非常に安価に生産できる。又、
印刷精度もより細かに正確になる。半透過反射子又は光
散乱子85が高価な場合は、それに比べて非常に安価な
色素子9G印刷付き透過性フィルム86を組合わせるこ
とによシ、半透過反射子又は光散乱子85上への印刷ミ
スによるコストアップを防ぐことができる。
なお、色素子90は透過性フィルム86の液晶ノ(ネル
84側に印刷してもよい、その他の構成は餉5図〜第6
図と同様である。この他罠第3図で示した効果′に本つ
第8図は本発明の第6の実施例である。9Zti上偏光
子、95は上基板、94はスペーサ、95は下基板、9
6は下漬光子、97は液晶であり、以上から液晶パネル
98が構成される 99゜100は半透過反射子は光散
乱子であり、100は少なくと奄2以上の色領域一本例
では5ケの色領域101,102.10!$−ケ有する
色素子である。105は光源である。その他の構成は第
5図〜第7図と同様である。このようにすると、光源1
05を放出した光は半透過反射子又は光散乱子100に
よって散乱された後、色素子104で着色され、さらに
半透過反射子又は光散乱子99で散乱される為、各色領
域101,102.103の境界のアナログ的色変化が
より顕著になる。特に色領域101〜105の境界に意
図しない隙間や、色の重なりがある場合、その不都合さ
、不自然性、不連続性が一層目立たず、美しいアナログ
的変化の多色表示を実現できる。その他の効果は#!3
図の実施例と同様である。
第9図は本発明の第3図〜第8図に示し次第1〜第6の
実施例の構造を有する9晶表示装置を使用した実施応用
例である。時計表示を用いて説明する。表示機能Kti
ALARM、AM、PM、時分があり、それぞれ異った
色のバックライトが照明され、ALARM部は106領
域が赤、AM部107は青、PM部108は紫、時表示
部109は黄、コロン点滅秒表示部110は緑、分表示
部111は白色のバックライト照明だとする。するとそ
れぞれ、各機能別に色分けされ、表示される為106の
AI、ARM部にALARM表示され念ときには直ちに
iaimできる。ま友、色彩的にも美しく、装飾性を有
する表示が可能である。さらに106〜111の各色分
は領域部の境界がアナログ的に連続的色変化をし、見た
目に自然であり、美感がある。第1図に示した従来例の
偏光板型だと、偏光板10,11.12のつなぎ合わせ
部が目立ち、美しい表示装置とは言えなかった。また各
色の偏光板10,11,121−任意形状に切り取り貼
り合わせることは、工数増、歩留り低下につながり、コ
ストアップの要因に々つ交。さらに偏光板1Q、11.
12の色も限定されていた。
第2図に示した従来例の液晶18.19.201−スペ
ーサ16によって各室に分け、多色表示する方法は、ス
ペーサ16が目立ち、不自然、かつ、美感を損ねた。第
9図に於て、ムLARM 、AM。
PM、2.:、31.のそれぞれの境界にスペーサが入
った場合、表示は非常に見づらいものとなり、美感も損
なわれる。tI穴、それぞれに′fII晶18.19.
20の注入口を設けることは非常に困難かつコストアッ
プ歩留り低下の要因となる。
その他液晶t8,19,20i各色用意しなければなら
ないことも製造上困難である。このように従来例第1図
〜第2図の方式では第9図に示し次機能別色分は素示紮
するには美感が損なわれるだけでなく、製造上も困難で
あり、かつ、歩留りも悪く、材料費的にもコストアップ
になる。しかし第3図〜第8図に示した本発明の液晶表
示装置だと、材料費も安く、かつ信頼性、量産性に富み
、製造も容易、歩留りも高く安価にできる。また、任意
の色ケ、任意のパターンで出せ、各色領域106〜11
1の境界の色変化がアナログ的、連続的かつ自然であり
見た目に美しい。また例えば、第5図で色素子52奮取
シ替えれば、液晶パネル30には手を加えず、任意の場
所全任意の着色パターンで照明できる利点がある。ま几
、このような機能別色表示は、時計だけでなくさまざま
な分野で応用可能である。例えば、計測器、各種メータ
ー、自動車用メーター、各種警報装置、各種インジケー
ター等である。これらの装置では、常に表示に注意を払
う必要があり、精神的に疲れ、神経、肉体的に疲労が増
す事が多い。これらの表示装置に於て、各種機能が第9
図に示す様に、機能別に色分は表示されていると、人間
の注意はそれだけ軽減され、疲労も軽減される。さらに
人間は美しいものを見たときは、疲れにくい特性をもつ
本発明の第5図〜第8図の構造を有する液晶表示装置は
、従来の第1図〜第2図の構造を有する液晶表示装置に
比較して、第9図の様な機能別表示に於て美しい装飾性
豊かな表示外11!會有し従って疲労も少なくて済む。
第10図は本発明の第2の応用実施例である。
第9図と同様に時計表示を用いて説明する。液晶パネル
はネガ表示されており、点灯部分がバックライト光のパ
ターン部の光もれにより表示する。
第10図に於ても第9図と同様に、機能別に表示ブロッ
クが分かれ、それぞれ異った色のバックライトが照明す
るものとする。112ALARM部には赤、115AM
部には青、114PM部には紫、115の時表示部には
黄、116の秒表示部には緑、−117の分表示部には
白色のバックライトが当たるものとする。すると、すべ
ての表示がないときは画面全体はネガ表示の地の色が出
る。
そしである表示がされ友とき、その表示パターンと共に
その表示パターンに合わせた色照明が液晶表示のネガ部
分から抜けてきて、パターンと同時に色でも表示する。
例えばALARM表示がされると、ALARMがネガパ
ターン表示されると共に、ALARMのネガパターン形
状に背後の赤いバックライト光が漏れてくる。即ち、表
示が、パターンと共に色でも表示する訳であり、機能別
の表示効果が2倍となり、装飾感に富み、美しい表示?
するのみならず、読み取り間違いの少ない表示全提供す
ることになる。また、ネガ表示の場合不必要な個所は表
示されないので、必要な表示のみ、パターンと色の2重
表示を提供することになり、より正確、確実な情報を伝
えることになる。
ネガ表示の場合、第3図を用いて説明すると、TN液晶
表示の場合は、上下偏光子92.96の偏光軸を液晶9
7の配向に合わせてネガ表示にすればよく、DTN液晶
表示の場合も同様てあり、透過型GH表示の場合は、上
下偏光子92.96のうちどちらか一方のみ使用すれは
よく、液晶97の配向に合わせて偏光軸をそろえる。相
転位型GHの場合は上下偏光子92.96は共に必要で
ない。その他の液晶表示装置の場合も、同様にそれぞれ
の表示方式に合わせてネガが表示にする。
ネガ表示の場合、ネガの地の色は黒が最も良い。
黒は、すべての色を吸収する為、最も効率の良い表示で
あるが、その他のネガ色であって本かまわない。さて、
従来例、第1図に示した各種偏光板IQ、11.12の
貼り合わせによるネガ表示を行なうと、偏光板10,1
1.12自体色偏光子である為、それぞれの領域が、そ
れぞれの偏光子に応じた色に抜けてきてしまう欠点があ
る。又、各偏光子10.11.12の境界を完全にしな
いと、境界がネガ表示されず、透けて見えるが、すきま
なく偏光子を貼り合わせるのは困難である。
又、第2図に示した液晶18.19.20’iスペーサ
16によって各室に分け、多色表示する方法は、ネガ表
示しようとしても、液晶18 、19 。
20部分がネガ表示できても、スペーサ16部分はネガ
表示されずに光が抜けてしまう欠点があつた。従って第
1図、第2図に示しt従来例でのネガ表示は本質的に完
全にネガにするのが困難であり、かつ、製造上も難しか
った。ところが、第3図〜第8図に示し定本発明の液晶
表示装置だと、例えば第3図の本発明の液晶表示装置に
於て、液晶29iTN型とし、上下偏光子24.28全
液晶29の配向に合わせて表示部の地を黒にした場合、
112〜117の各表示部の地の色に変化はない、従っ
て112〜117の色表示境界部から色が抜けてきたり
、一部子完全な地の部分があつtりする心配はない。地
の黒さは液晶パネル50によって決まり、色素子52に
よっては決まらない。従って、表示ブロック112〜1
17の境界がなく、表示画面全体が一様に同じ黒い地の
液晶表示装置全実現でき、ブロック112〜117毎に
、あらかじめ着色された表示画面でなく、完全に一様な
ネガ表示画面を提供できる。又、表示ネガの地の部分を
黒でなく、青、緑、赤といつ次色にし次とき、又は、黒
の地が薄いときは、112〜117の各ブロック部がそ
れぞれ異っ次色の地になるが、その場合も、本発明の第
3図〜第8図の液晶表示装置で構成すれば、ブロック1
12〜117の境界部がアナログ的、連続的、に変化す
る為、表示画面が美しく、装飾感に富む。従って時計の
みならず、さまざまな分野、例えば、計測器、各種メー
ター、自動車用メーター、各種1F4il装置、各種イ
ンジケーター等に応用可能であり、これらの表示装置の
表示読み取り間違い會少なぐし、読み取り時の疲労も軽
減される。その他の効果は第9図で説明したのと同様な
効果をもつ。
以上述べた様に、本発明の4晶表示装置は、量産性に富
み、高歩留りで生産でき安価である。また、各色を任意
の色彩で、任意パターンで照明できる。また、機能別表
示等各種応用に向き、液晶のさまざまな応用、用途開発
に応えるものであり産業の発展に貢献すること大である
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の液晶表示装置。 第3図〜第8図は本発明の液晶表示装置。 第9図、第10図は本発明の液晶表示装置の応用例 7.21.50 、As、55.69,84゜98は液
晶パネル。 9.23,56.4B、62.77.91゜105は光
源。 8.22,51,44,56,70,85゜99は半透
過反射子又は光散乱子。 52.47.61,76.90.IQ4は色素子。 以   上 出願人 信州精器株式会社 代理人 弁理士最上  務 第1因 7 第2iX Z 第3図 4/ 第4図 1 第5図 3 6 第6図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 液晶パネルの下に半透過反射子又は光散乱子を設け、該
    半透過反射子又は光散乱子の下方から光源によって光が
    前記液晶パネルの表示面に照明されるように構成され、
    前記半透過反射子又は光散乱子の下面又は下方に、前記
    液晶パネルの表示部の見切り内の少なくとも一部分が包
    含されるように透過性色素子を配し、少なくとも前記9
    晶パネルの表示部の一部分以上をネガ型表示とし、前記
    ネガ型表示部を各機能別表示領域に分け、前記各機能別
    表示領域には、それぞれ異なる色の色素子が配され、前
    記色素子の色の種類は少なくとも全体で2以上とし、前
    記ネガ表示部が数字9文字パターン、又は模様9図形等
    のパターンが点灯した際に、前記光源によって、前記点
    灯パターン形状に従って、各領域の各機能別毎に、少な
    くとも2以上の異なる色で表示され明視される液晶表示
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6172283A (ja) * 1984-09-14 1986-04-14 カシオ計算機株式会社 液晶表示装置
JPH0489920U (ja) * 1983-03-23 1992-08-05

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0489920U (ja) * 1983-03-23 1992-08-05
JPS6172283A (ja) * 1984-09-14 1986-04-14 カシオ計算機株式会社 液晶表示装置

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