JPS5876565A - 補強用マツト及び補強用マツトの製造方法 - Google Patents

補強用マツト及び補強用マツトの製造方法

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JPS5876565A
JPS5876565A JP56170751A JP17075181A JPS5876565A JP S5876565 A JPS5876565 A JP S5876565A JP 56170751 A JP56170751 A JP 56170751A JP 17075181 A JP17075181 A JP 17075181A JP S5876565 A JPS5876565 A JP S5876565A
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JP
Japan
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glass fiber
mortar
mat
resin
fiber bundles
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JP56170751A
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川島 貞男
千春 伊藤
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Asahi Fiber Glass Co Ltd
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Asahi Fiber Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモルタル或は樹脂等の組成物の補強体として好
適な補強用マット及びその製造方法に関するものである
硝子繊維で補強されたモルタル(GRCりは硝子繊維束
切断物(チョツプドストランド、以下C8と略称)とモ
ルタルを予め混合し、所定形状に成型硬化せしめること
によって製造することができるが、この方法は次の如き
難点を有する。
(1)O8とモルタルを混合する際、硝子繊維が傷つき
、強度が低下し易い。
(2)O8とモルタルを充分良く混合するためには水分
の多い流動性の良好なモルタルを使用する必要があり、
高強度の硬化製品をうろことができ難い。
(8)O8とモルタルを充分良く混合するためには、比
較的短いaSを使用する必要があり、充分強度の大きい
硬化製品をうることができ難い。
(4)  混合中にCBが開繊して絡まり合い均一な製
品をうるととが困難である。
モル°タルとaSの混合に伴う難点を解決するため、a
Sとモルタルを型面に同時に吹付ける方法も提案されて
いるが、層間剥離を生じ難い巣のない均質な製品をうろ
ことが困難である等の難点がある。
上述の難点を解決するため予め所定形状を附与した硝子
繊維補強体にモルタルを注入する方法(注型法という)
も提案されているが、この方法は、 (1)  モルタルの注入に際し硝子繊維が動き易く、
硝子繊維が偏在し易い。
(2)  モルタルが硝子繊維補強体中を均一に通過し
雛く、モルタルが、その構成成分に分離し易く、均一な
製品をうろことができない。
等の難点を有し、注型法は実際的方法とは云えない。
本発明者は上述のような難点を有しない補強体(注型用
補強体という)をうるため研究を重ね特許出願を行った
(以下先発間という)。この注型用補強体を使用すると
、注型法を行ってもモルタル成分の分離が生ずることな
く、この補強体はaRal造用として好適なものである
そして、この発明においては補強体として長尺の硝子繊
維束を結合剤で結合したマット状物を使用する。
本発明者は注型用補強体について各種実験を重ねる過程
において、注型法で時として発生する補強体界面におけ
るモルタル硬化の遅延及びこれに伴う強度低下という難
点を解決する方途について検討を行った結果、本発明に
到達したものである。以下述べるように、本発明の補強
体は次の如き利点を併せ有することも判明した。
(1)  本発明の補強用マットを構成する硝子繊維束
はポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂又
はメラミン樹脂硬化物で被覆されているので、硝子繊維
束のアルカリによる劣化を有効に防止しうる。
(2)  又、本発明のマットは硝子繊維束が細い場合
でも圧縮率が大きく、硝子繊維束が動き難い。又、モル
タル中の粗粒成分の通過抵抗が一層小さく、モルタル成
分の分離が一層起り難い。
次に本発明を更に具体的に説明する。
本発明においては、1,000m当りの重量が20〜5
00tの長尺の硝子繊維束を使用する。
硝子繊維束はブッシングから引出した硝子繊維に集束剤
を附与して集束することによって製造され、硝子繊維束
の1,000m当りの重量、は硝子繊維の太さ及び集束
本数によって実質的に定まる。硝子繊維束の1,000
m当りの重量(以下太さという)を上述の範囲とし、好
適な結果をうるための硝子繊維束の太さ及び集束本数は
夫々10〜30μ及び30〜7000本程度である。な
お、゛集束剤としては酢酸ビニル重合体、ポリエステル
等の被膜形成剤、アミン系界面活性剤等の潤滑剤等を固
型分として合計3%程度を含む液状のものが適当である
。又、集束剤の附与量は固型分として硝子繊維束重量の
05〜2チ程度とするのが適当である。
硝子繊維束の太さは目的とする成型物の大きさに応じて
定められ、一般的にこの大きさが大きい程太い繊維束が
使用されるが、この太さがあまり太きいとG、RO中の
硝子線維のミクロ的分布が不均一となる。硝子繊維の太
さがあまり小さいとモルタル注入時にモルタル成分の分
離が起り易く、又、モルタル注入抵抗が犬となって作業
性が低下し、モルタルが注入口から遠い部分の端部に到
着し難くなる。
長尺の硝子繊維束を移動するコンベア上に落下堆積せし
める。ここに長尺とは未切断の連続した繊維束若しくは
6ocrn以上望ましくは100口以上の切断物をいう
。硝子繊維束は無方向に彎曲した形状をなしてコンベア
上に堆積し、互に絡み合いマット状物となる。なお、硝
子繊維束の堆積量は300〜1.200 F /m’程
度とするのが適当である。
硝子繊維束に熱硬化性結合剤を附与して加熱し、結合剤
を重合硬化せしめて硝子繊維束同志を結合せしめる。こ
の際熱硬化性の結合剤の重合を充分に行うことが必要で
あり、1合が不充分の場合モルタル硬化の遅延及びこれ
に伴う強度低下が生じ重合が極端に低い場合モルタルが
硬化しない場合もあることが判明した。例えば従来FR
P補強用として用いられているコンティニュアスストラ
ンドマット(C8M) 製造の場合におけるように、ポ
リエステル樹脂のエマルジョンを使用した場合には通常
の条件ではモルタルの硬化の阻害を有効に防止するに足
る程充分に重合した被膜をうろことはできない(なお、
加熱温度、加熱時間を極端に大きくすることにより重合
を充分大とすることができるが、この方法は実際的では
ない)。
硝子繊維束に硬化性を有する液状の不飽和ポリエステル
樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、又はメラミン樹
脂を噴霧し、樹脂の薄い被膜を形成せしめた後80〜1
60℃において1〜3分程度加熱して樹脂を硬化せしめ
、硝子繊維束同志を樹脂硬化物で結合し、且つ硝子繊維
束の表面には樹脂硬化物の薄膜を形成することにより、
本発明の目的に極めて好適なマットを得ることができた
好ましい高重合の硬化物は液状の不飽和ポリエステル樹
脂とスチレンの混合物(両者の混合比は100〜300
 : 100程度とするのが適当である)を使用するこ
とによりうることかできる。或は硬化剤を含むエポキシ
樹脂を使用することもできる。
何故結合剤の重合が不充分であるとモルタル硬化の遅延
が生ずるのかその理由は充分明らかでないが、重合が不
充分の場合、セメントに含まれるアルカリ成分により結
合剤重合分が分解して生ずる低分子成分がモルタルの硬
化を遅延せしめるものと考えられ、硝子繊維束マットを
1 % NaOH溶液に、20℃において5分間浸漬し
た場合における結合剤の溶出量が全結合剤の量(灼熱減
量)の15 wt%以下のものを使用することにより好
適な結果の得られることが判明した。
例えば従来のC8Mのようにポリエステルエマルジョン
を1更用した場合、アルカリ溶出量は25 wt%であ
り、モルタル硬化の遅延が生ずるが、不飽和ポリエステ
ルとスチレンの混合物を用いた場合、アルカリ溶出量は
10 wt%であり、極めて好適ガ結果をうることがで
きる。
同、樹脂の附与量は硝子繊維束に対し集束剤との合計量
が2〜5 Q wt%となるよう定めるのが適当である
。樹脂量があまり少いと効果が充分でなく、樹脂量があ
まり多いと樹脂の耐着が不均一となり、均一な製品が得
難くなる。
本発明の補強体を所定形状となし、モルタルを注入する
と、モルタルは速に硬化し長い、傷のない硝子繊維束で
補強された強度の大きいGROをうろことができ、しか
もモルタル中のアルカリによる硝子繊維の劣化が生じ難
い。
なお又、補強体の嵩密度及び圧縮度を夫々20〜2oo
Kg/ll、0.5覇以上とすることにより、充分明に
述べたようにモルタル補強用として一層好適な補強体を
うるととができる(上記条件を充す補強体にモルタルを
注入すると硝子繊維束はマクロ的な片寄りを生ずること
なく、而もミクロ的には移動可能であり、且つ硝子繊維
束がミクロ的には動きうるため、モルタル中の粗粒成分
も容易に補強体中を通り抜け、モルタル分離を生ずるこ
とがない)。
なお、圧縮度とは、100t/−の割合で長尺の硝子繊
維束を彎曲した形状をなして堆積したマット状物の厚み
をJ工S  02202号の厚みの測定法に準じた方法
により2007の荷重を用いて測定した場合の厚みを意
味する。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 太さ13μの硝子繊維200本に酢ビ系集束剤を固型分
として1チ附与集束してなる1、000m当りの重量8
3Pvの連続したストランドを53oyv/rp?の割
合で移動するコンベア上に落下堆積せしめた。落下しっ
゛つあるストランドにBPOを1重量%含み、且つ空気
硬化剤を附与した液状の不飽和ポリエステル樹脂(昭和
高・子株式会社製157BQT)を、ストランド1対し
15重量%の割合で吹付け、12.0℃で分間加熱して
樹脂を硬化させ、厚み71a1嵩。
重87Kg/m”、アルカリ溶出量10 wt%のマド
状物を得だ。このマット状物を第1図に示′ようにポル
トランドセメント5重量部、砂((祁以下)3重量部、
水3重量部よシなるモルル中を通過せしめて、マット状
物にモルタル含浸せしめ、更に上面に同組成のモルタル
をプレー装置でスプレーし、ローラーで表面を:滑にし
、50°Cで5時間養生し、1ケ月経過jGROの物性
を測定し、次の結果を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の補強用マットを使用してGRCを製造
する方法を示す説明図である。 なお、図中1は補強用マット、2はモルタを示す。 ) 七 ツ 5 タ ヒ ス 炙     2 才/順 シ 手続補正書 昭和57年2月25日 特許庁長官島田春樹 殿 1・事件の表示 昭和56年特  許 願第170751号事件との関係
      特許出願人 4・代理人

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 1. OOOm当りの重量が20〜500r/
    の長尺の硝子繊維束が彎曲した形状をなして堆積してい
    るマット状物であシ、硝子繊維束はアルカリ溶出量15
    チ以下の不飽和ポリエステル樹脂又はエポキシ樹脂、フ
    ェノール樹脂、又はメラミン樹脂硬化物で被覆され、且
    つ互に結合されておシ、集束剤と樹脂硬化物との合計量
    と硝子繊維束の重量との割合は2〜50 : 100で
    あることを特徴とする補強用マット。
  2. (2) 1,000 m当りの重量が20〜500rI
    JO長尺の硝子繊維束を移動するコンベア上に堆積せし
    めてマット状物とする工程、スチレンを含む不飽和ポリ
    エステル樹脂組成物を附与する工程、マット状物を加熱
    し樹脂組成物を硬化させる工程とを含む補強用マットの
    製造方法。
JP56170751A 1981-10-27 1981-10-27 補強用マツト及び補強用マツトの製造方法 Granted JPS5876565A (ja)

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JPS6366939B2 JPS6366939B2 (ja) 1988-12-22

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63249756A (ja) * 1987-04-01 1988-10-17 旭フアイバ−グラス株式会社 プレス成型用マツト
JPS63249757A (ja) * 1987-04-01 1988-10-17 旭フアイバ−グラス株式会社 コンテイニユアスストランドマツト及びコンテイニユアスストランドマツト用バインダ
JPS63256758A (ja) * 1987-04-15 1988-10-24 旭フアイバ−グラス株式会社 ガラス繊維マツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63249756A (ja) * 1987-04-01 1988-10-17 旭フアイバ−グラス株式会社 プレス成型用マツト
JPS63249757A (ja) * 1987-04-01 1988-10-17 旭フアイバ−グラス株式会社 コンテイニユアスストランドマツト及びコンテイニユアスストランドマツト用バインダ
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