JPS5876291A - 植毛転植材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特公昭３６年第４７６８号、同４８年第１６
９０８号公報に開示された発明と同様、いわゆる植毛転
植材に関するものである。植毛板積村の構成社、上記公
報の記載から明らかなとおシ、基材となる台紙等に、短
繊維を４［設する接着剤を塗布し、その塗布面に靜電楕
毛等の方法を以て短Ｉａ維を植設して、植毛基材を製シ
この植毛基材に植設された短繊維の頂上に熱可塑性合成
有脂を以て短繊維を板積するための板積接着剤層を形成
して成るものである。そして、この楕毛転植材をもって
シャツ尋の生地面に、短線＃１を板積して短繊維による
図柄、模様を形成するには％植毛転槙材Ｋ１１ｉ設され
た短ＩｊＩｔ麹の頂上に塗布された板積接層剤層をシャ
ツ等の面に電ね合せ、これ金力Ω熱押圧して、板積接着
剤層を成る種の図柄どう９に溶融’Ｌ、ｉｌ！融し九転
植接着剤を以てシャツ等の生地面と基材に植設された短
繊維の頂上を成る徳の図柄状に接着した後、槌毛転罹材
をシャツ等の生地面からひ睡はがすことによって、植毛
転植材の基材に植設された短繊維を溶融された１植接着
剤の図柄とうシに基材からはぎとり、シャツ等の化ｍ面
に溶融された１槌接着剤の図柄どうりの組繊＃１群を板
積し、シャツ等の生地面に短１１１ｍによる図柄を形成
するものである。この、植毛転植材の板積接着剤層は、
４１毛基材に８設された短繊維の頂上にスクリーン印１
！ＩＩの方法を用いてこれを形成すも従って、植毛基材
に要求される最少極度の条件＃ｉ槓毛基材に皺ができた
シ、カールしないようにすることである。植毛基材に皺
ができたり、カールするようなことがあると、正常な転
４１接着剤−の印桐ができないからである。

植毛基材に皺ができたり、カールする主な要因は一植毛
基材の製造に当って基材となる台紙に短繊維を植設する
接着剤を塗布し、これに短繊維を植設して、植設しえ短
繊維を台紙に固着するため乾燥する必要がるるが、これ
を乾燥する際水分を含んだ台紙と、この台紙面に１−状
に付着し牟嫉着剤層とはその収縮率ｔ−異にすることに
よって生ずる塊像であると考えられる。父、植毛基材は
、檜毛転植材を以て、短繊維の１穐を行う場合、植毛基
材に植設された短繊維が無理なく基材からひきぬけるよ
うな植毛基材に仕上けなければならない。

そうでないとシャツ等の生地面に１楕された短繊維の頂
上（４１１毛基材に植設されていたときの短繊維の根元
）に、短繊維を基材に植設するために塗布した１＃！着
剤の乾燥避れた微細片を付着して基材からひきぬかれる
ことがらシ、或は１この微細片が基材を構成するＩｌｌ
、維′Ｘ等をも付着してひきぬかれることになる場合も
おって、商品価値のない短＊維による植毛図柄ができて
しまう場合がおるからである。更に、槓毛転橿材に形成
される１植接着剤についても特殊な配慮が必賛である。

植毛転檜材を以てシャツ等の生地面に板積されたＩＨｉ
稙雑による図柄り、転極された短繊維が、それぞれ直立
し、毛並が揃った状顧て転極されなけれはならない。

そうでないと、不体裁な短繊維による図柄が形成されて
しまうからである。従って、Ｎ上転極材に形成される１
植接着剤層についても、加熱抑圧時に溶融され九転檜接
着剤が、植毛基材に植設された短繊維の頂上或は、短繊
維自体ｔ−めｔシ深くまで埋めてしまうような溶融の仕
方をする１植接着剤の層であってはならない。上記した
特公昭３６年ｇ４７６８号、並に特公昭４８年１６９０
８号の公報に示された発明には、これらの点の昧題解医
について何等の手段も開示されていない。

ｆｌ、、だし％実公昭４８年第９９０７８号の公報には
、檜毛転禎材の植毛基材に関し、上ｄピ［馳を解決した
考案が開示されている。

しかし、上記考案を実施するに当って、基材に短繊維を
植設するために塗布する接着剤は植毛基材を製る上で大
いに問題がおる。

それは、接着剤の調合剤としてナフサを用いることであ
る。ナフサは周知の通シ揮釦性ｔ”壱すム従って、実公
昭４８年第９９０７８号の公報に開示された考案？：実
施して植毛、基材ｔ−製ろうとすると、その作業場内に
ナフサによる揮発性ガスが充満することがある。そして
その中で静電収付装置による短繊維のＭ設作業が行なわ
れて作業場内には短繊維が飛散浮遊している。＊Ｗ吹付
装置は周知の通シ、その操作中靜寛吹付装置ｉＩＭｊ辺
におきた条件変化によって静電吹付装置にかかる高電圧
の電流変化を生じ異状放電をおこすことがおる。この放
電によって短繊維が飛散して浮遊する作業内に充電し′
たす７すの畑父性ガスに弓１火し、これが爆発すること
があるので、はとんどの楢毛東者はこの調合剤を用いな
い。

本発明線上紀した植毛基材、並に植毛転植材の転植接着
剤に関して上記課題を解決した有用な発明である。

以下１本発明の実施例ｔ−Ｍ９．明する。

水分を滲透する性ｊｘをもった上實紙ｌに、ボリエテレ
７グリコール等の界面活性剤を混入して粘度１００〜３
０００Ｆ８８度に調合したアクリル糸の熱可塑性合成樹
脂溶剤を、上Ｈピ上質紙に５０〜１００　ｆ／ｎ／程度
の割合で塗布して台紙面に極薄の接着剤皮膜２を形成す
るとともに、静電吹付方法を以て短線Ｉｋ群３を植設し
５次で、これを加熱乾燥して上記極薄の接着剤皮膜を乾
燥固化して短繊維群を上記上質紙に密植−着した植毛台
紙４となした後、その短繊維群の頂上に融点ｍ度の＾い
熱可塑性合成樹脂から成る接着剤を以て所望の図柄状に
塗布して短繊維解重植床５を形成し１次で短繊維群板積
床面に熱可塑性合成樹脂粉末６’　ｔ−散布し、更に、
これを加熱乾燥して、上記熱可塑性合成樹脂粉末を牛溶
融状態とし、これを上記短繊維群板積床面に融着同定し
て植上転植材７を形成するものである。

本発明にかかる槌上転槙材７ｔ−製る前工栓で製られる
植毛台紙４は、上記した如きものでめるので１台紙ｌに
は上記した如きアクリル系熱可塑性合成ｍｍｍ剤の接着
剤成分が粘度を低めてるることと、界面活性剤の働きに
より、台紙の楕成分である繊維゛質中によく―透し１台
紙表面は、上記接着剤によって他滓展状の接着剤皮・・
ｊ１２が形成されていることになる。

これに短繊維を検収した後加熱戦法して％短繊維を植設
している接着−刑皮換２を固化して１台紙上に短繊維群
を固着させた植毛台紙とする。（第１図（イ）、Ｈ参照
） しかし、ｆ−通の紙を用いた台紙１１に、界Ｉｊ１１活
性剤を混入しない熱０工塑性合成樹脂接着剤′ｌｒ−布
すると台紙上に、いわゆる熱０ＴＩｉ性合成樹脂による
接着剤の層１２が成る厚みをもった状態で接着形成きれ
ることになる。また１ これに、静電吹付によって植設されるＩＩ！ｉｉ繊維群
１繊維群上３根元１３ａが上記した成る厚みをもった接
着剤の層に成る程度の深さまで埋設されたかたちで植設
されることになる。

これを加熱乾燥して、接着剤を固化して２台紙上に短Ｉ
ｌｌ！１ｉｔ−固着させた植毛台紙１４とする。（第２
（へ）、（→図−照） この両植毛台紙を比軟検討すると５次の相異が明らかに
なる。即ち、前者は、台紙１に！！着剤成分が十分−み
込み、台紙表面には極＃ｈ膜の接着剤皮膜２が形成され
ている構成となっておシ、しかもその接′Ｍ剤には界面
活性剤が混入されているので、これに短繊維３を植設し
て力ｎ熱乾謙を行っても、台紙ｌの収縮率と台紙に形成
された極４Ｍ状の接着剤皮膜２との収縮率とは、めまシ
問題とならない。しかも加熱乾燥に当っても、また加熱
乾燥彼でも接着剤に混入した界面活性剤が作用して。

台紙（この台部には、接着剤成分が滲透しているンと台
紙に塗布した接着剤の湿潤性が保持され植毛台紙４の台
紙１に皺ができたシ、或はカールしたシすることが阻止
される。

これに反し、後者は１台紙１１に成る程度の厚みをもっ
た接着剤層１２が形成されていて、これに短繊維１３を
植設して加熱乾燥を行うと、成る程度接着剤の水分ｔ−
Ｓみこんで台紙１１と、その台紙上に層状をなして成る
厚みを以て接着し九接着剤層１２とは、轟然その収縮率
に相違を米たし。

この収縮率を調査する何ものもなくしかも台紙と接着剤
層とは台紙表面で接着しているので、その収縮率の相違
によって植毛台紙を形成する台紙に皺ができ友９又カー
ルをおこしたりしてしまう。

（−３図参照ン又、これを以て槓上転罹材とし植上転植
材を行った場合も、次の相違を生ずるＩＪち、前者の植
毛台紙４は、Ａｉ１配したように１台紙面に湿潤性を保
たれた極樗膜状の接９ｒＩ剤皮膜２が形成され、これに
短繊維３０也几３暑がごく浅くつきささって植設されて
いるので、この短繊維３は台紙ｌから容易にひきぬかれ
ることかで右る。

これに反し、後者の植毛台紙１４は、ｉｌ」配したよう
に、台紙１１面に成る極度の厚みを以て層状に接着剤層
１２が形成され、これに短繊維１３の根元１３ｍが戚２
程度の深さまでつきささって堀設された形で植設されて
いる。しかも、この接着剤層１２は加熱乾燥により固化
されている。独って、この短繊維１３は、相当強い力を
以１植毛台紙１４をシャツ１０％の生地面からひきはが
さないと。

台紙１１から抜けない。

それはかシでなく短繊維１３の根元１３ａは、前記した
ように接着剤層１２に陳くつきささってお′Ｃ１しかも
、この接盾斉ＩＪＪ曽１２は、刃口熱乾燥によって固化
されているので、短繊維１３を台紙１１からひきぬくと
き、この礼法固化された接盾斎ｊ層１２形成倣片１２ａ
をも短＄１４１１３の仇元１３ａに付着してひきぬかれ
ることもおる。更に、この接着剤層１２は台紙１１の表
面に接着されているのであるから、場合によってこの接
着剤１−形成値片１２　ａが、台紙１＄面の稙維賀倣片
１１までもむしシとって付着してひきぬかれることがあ
る。

（第４図（へ）、　（＋＝Ｉ参照参 照光本発明かる槙上転植材の植毛台紙は、上記したよう
な欠点を耕除し九構成となっている。

父、この植毛台紙を作るに当って接着剤の一合剤として
ナフサに代ってポリエチレングリコールを用いるのでｈ
実公昭４８年第９９０７８号の公報に開示された考案′
に実施するときのような危険は全くない。

次に、槓上転極材を製るために４１１毛台紙に殖設され
九短線ｍ群の頂上に形成する板積接着剤層について説明
する。槓毛板積拐を以てシャツ尋の失地面ｌＯに短繊維
群１３を、転檜して、短楓維紳からなる図柄を形成する
には、４１１１［上転植材の転値級増剤層１５と、シャ
ツ等の生地面ｌＯを重ね合せ、これを加熱押圧して植毛
転稙材の転樋襞看剤層１２を成る種の図柄どうりに浴融
して、浴融した接着剤をシャツ等の面に図柄状に接層し
、これが冷却して凝結した後、檜上転櫨材を栴成する植
毛台紙１４を７ヤツ等の生表面１０からひきはがすこと
によって、植毛台紙４に植設された短繊維群１３の頂上
に転ｍ接着削１５を以て形成された図柄どう）の短繊維
群が植毛台紙からひきぬかれ、シャツ等の生地面１０に
転極し、７ヤツ等の生地面に短繊維群による図柄するも
のである。（第５１参照ン 従って、植毛台紙１４に植設された短繊維群１３の頂上
に形成された転４１ｉｌ嵌庸剤ノー１２は、加熱抑圧に
よって浴融するものであるが、この溶融がめまシゆるく
行なわれると、第６−印、（ロ）に示すように、浴融し
た接′ｙｉｔ剤１５が獣檀する短繊維１３の幹の−ｍ分
まで埋没しｌこ９、或は第７図印、（嗜に示すように植
毛１台紙１４の台紙１１まで付層してしまうことがある
。、前者の場合は、不体赦な短繊維図柄がシャツ勢のｉ
ｉ＋＋に形成されるが、後省の場合には、植毛台紙とシ
ャツ等の主地がひきはがせなくなってしまう。

前記した特公昭３６年第４７６８号、同４８年第１６９
０８号、実公昭４８年第９９０７８号の公報には、いず
れもこの点に関してのｌＮｌ１亀Ｐｓ決手段は示されて
いない。

本発明は、上ｂピ欠点を排除するため１次の如くこの課
題を解決した。即ち、植毛台紙４に植設された短繊維群
の頂上には、加熱抑圧によっては浴融せず、ただ前記短
Ｉｋ維群の頂上を図柄状に巣末して冠着する機能のみを
有する融点温度の高い熱可塑性合成樹脂から成る層を形
成して、これを短繊維解重植床５とし、この短繊維群板
積床５０次面に、シャツ勢の生地面１０と短＊ｍ押転慣
床の表面１接着させるようにして、上記欠点を排除する
ことにし、この接着剤として、粉末の熱可塑性合成１１
脂６′ｔ−散布固着することにし良。そして。

この粉末の熱可塑性合成樹脂が違厳中或は保存中に短繊
維朴板積床５から分離しないようにするため加熱乾燥を
行って牛浴融状態で↓配短線維転慎床５の表面に融着し
た。ＣＭ８図参照）上記構成の植毛板積羽７を以て、シ
ャツ等の生地面１０に短繊維図柄を転極するには、ノヤ
ソ等の生地面１０と植上転植材７のｆｉ：着鉾ｊ６敗布
固着面とを血ね合せて、これを加熱押圧する。

そうすると、＃ｍｌシた粉末の熱ロエ塑性合成樹脂６が
溶融し、シャツ等の生地面１０に接層すると同時に、熱
可塑性合成樹脂から成る短Ｍｌ維解重植床５の面をも接
着し、それ以外の部分には融着しない。

そして、これが耐廊したとき線、シャツ等の生地面１０
に、上記短線＃：私愼床５が強固に接着する。その後、
シャツ等の生地面から植毛台紙４をひきはがすと、＃１
毛台紙から短繊維鮮転樋床の図柄どうりに短ｍ維奸がひ
きぬかれ、ンヤン等の生地面には短繊維から成る図柄が
形成される。

従って、上記したような不良品をだすことがない。

【図面の簡単な説明】

第１図（へ）は１本発明ｔｌ−実施するために装られる
植毛台紙の断面図 第１図（嗜は、第１図（イ）に示す植毛台紙の一部拡大
断面図 第２図（イ）は従来の植毛台紙の断面図第２図（ロ）は
％第２図（イ）に示す植毛台紙の一部拡大断面図 第３図は、植毛台紙の不良品の断面図 第４図（へ）は、従来の植上転植材を以て槓上転慣を行
ったときに生ずることのめる欠陥品の断面図第４図（＋
＝０はｓｍ４図（へ）に示す欠陥品の一部拡大断面図 第５図は、植毛転極材本米の檜上転極状緒會示す断面図 ＃１６図印（ロ）、第７図印（ロ）は第４図（イ）（−
と同じく従来の植毛転植材を以て植毛板積を行ったとき
に生ずることのめる欠陥品の断面図並に一部拡大断面図 第８図は、本発明にかかる槙上転楓材の断面図第２図（
へ）は、本発明にかかる植毛転植材を以て　　。 柚上転ｍを行ったときの断面図 第９図（噂は、第９幽（へ）の一部拡大断薗図１．１１
・・・台紙％２，１２・・・短繊維を植成する接着剤、
３．１３・・・短繊維、４．１４・・・植毛台紙。 ５・・・短歓紬許転植床、６・・・粉末状の熱可塑性合
成樹脂、１０・・・被転植材％　１５・・・短繊維板積
用嵌着剤 出願人　　株式会社東京宝米社 代理人　　志　村　　正　ｌ；和１、。 ・、−１・パ 第１図（イ）　　　　　　第１図（〔 賃 第２　図（イ）　　　　　　　　　　第２　図（口＼ 一口 第３図 ４８５ コ） 第４図（イ） ） 第４図（ロ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水分を滲透する性質をもった上質紙ｌに、ポリエチレン
   グリコール等の界面１活性剤を混入して粘度１００〜３
   ０００Ｐａ鴨度に調合したアクリル系の然町朧性合成ａ
   ｔ脂溶剤を、上記上質紙に５０〜１００　ｔ／ｌｄ程度
   の割合で塗布して台紙面に極薄の接着剤皮換２ｔ−形成
   するとともに、静電吹付方法を以て短繊維群３を植設し
   ５次で、これを加熱乾燥して上記極薄の接着剤皮膜を乾
   謙同化して組繊＊群を上記上質紙に田植固着した植毛台
   紙４となした後、七Ｏ翅繊維群の頂上に融点温度の高い
   熱可塑性合成有脂から成る接着剤を以て所望の図板状に
   塗布して短繊維押板植床５を形成し２次で短繊維群板積
   床面に熱可塑性合成有脂粉末６ｔ−散布し、艷に、−こ
   れを加熱棹鎌して、上記熱可塑性合成＊ｍ粉末を牛浴融
   状態とし、これを上記組繊一群板積床向にＭ着固定して
   成ることを％鎮とする櫂毛転植材