JPS587478B2 - カ−ドセイリキコウ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 カードをフアイルするレールが、基礎ジレートに交換可
能に組み込まれるようなカード整理機構は公知である。

カードは、たとえば名前、住所あるいは他の記載をカー
ド式に集めるのに使用され、かつカードは、レール上に
、これらカードのそれぞれが他のカードを傷つけずに簡
単に取り外されあるいは１つあるいは複数の別のカード
に交換されることができるようにそれぞれ取り付けられ
ている。

従って基礎プレートは、レールおよびカードを含めて完
全に平らに構成されている。

カードの上縁、すなわちレールに対して直角に位置する
縁が、それぞれのレールに沿ってその都度次のように互
いにずらされている。

つまり上縁で始められる単数あるいは複数の説明が邪魔
されないようにである。

カードのレールへの固定は、有利には側方の打ち出され
た舌片によって行なわれ、該舌片は、レールの上方に簡
単に曲げられた縦縁に係合している。

本発明の構成は、公知の形式の機構に比べて、製造およ
び操作において著しい利点を有している。

要するに本発明では、基礎プレートが、それぞれのレー
ルの一端蔀近くにレール方向に対して直角に延びる短い
制限片を有しており、該制限片にレールの端縁が使用位
置で当接されていて、ならびにレールの下方には指孔が
配置されていて、この指孔によって、基礎プレート背面
側から操作者の指によって制限片の上縁を越えてレール
を持ち上げることを可能にされる。

このような指孔からレール中央の方へわずかに離れて、
基礎プレートが有利に打ち出された案内片を有しており
、この案内片は、基礎プレートから曲げられ、かつ基礎
プレートの外方へ翼状にレールに対して直角に対向する
方向に向かうほぼ方形の２つの舌状片の形に形成されて
いて、これらの舌状片は、使用位置において、中央で拡
大された相応する長孔を通ってレールを貫通している。

類似の形式で２つの舌状片を打ち出しかつ曲げることに
よって基礎プレートから形成された支持片は、それぞれ
基礎プレートにおける他方のレール端部に設けられてお
り、端縁に切り欠きを有するこのようなレール端部は、
レール上面が前記支持片の翼状に曲げられた端部に対し
て支持される形式で使用位置に不動に保持される。

このような形式で打ち出されかつ曲げられた案内片ある
いは支持片は、簡単に製造され同時にこれに対し従来の
普通にびょう留めされたピンとして保持されることがで
きる。

有利にはそれぞれのレールが、中央線に沿って方形、三
角形あるいは円形のわずかにリブ状の隆起部を有してお
り、この隆起部の下方にはレール端部近くに使用位置で
相応する形状の隆起部分が基礎プレートに設けられてい
る。

隆起部分は、基礎プレートに取り付けるさいにレールを
案内スるという利点を有している。

さらに有利には、両方のレール端部が正確に同じ形式で
構成されていて、それぞれのレールはあらゆる方向で使
用可能である。

さらに、レールの下方に使用位置で基礎プレートの指孔
を位置している個所に、レールはたとえば小さな打ち出
された突起を設けられており、かつ突起の傾斜端部はレ
ール中央に向けられ、さらにこの突起は、指孔を介して
制限片の上縁を越えてレール端部を持ち上げるさいにレ
ールがその長手方向で押されることを軽減するのに使用
される。

カード整理機構全体の平らな形状により、全体として撮
影されあるいは別の適当な形式で複写されることが可能
である。

これに関連してさらに、表面をつや消しされた軽金属合
金から成るレールが製造されることが有利であり、該レ
ールは、カードの記載面を撮影あるいは複写するさいの
不都合な反射を排除されている。

以下に図示の実施例につき本発明を説明する。

縦縁２および３がほぼ１８０度上方に曲げられた方形状
の薄板から成る基礎プレート１は、第１図においてたと
えば４つの押し出された縦方向の補強リブ４〜７が設け
られており、該補強リブの間にはそれぞれ中央線に沿っ
てそれぞれ１つのレールが固定可能辱ある。

これら？レールのうち符号８で示されたレールのみが基
礎プレート中央に示されている。

図面において右側の基礎プレート縁の近くに、やはりそ
れぞれのリブの中間に基礎プレート平面から突出する制
限片９〜１３が設けられており、これらの制限片はたと
えば型を打ち出されてかつ上方に曲げられた舌状片であ
り、これらの舌状片にそれぞれレールの端縁が使用位置
で当接している。

制一片９〜１３０近くには、さらにレールの下方にそれ
ぞれ１つの指孔１９〜２３が基礎プレートに形成されて
いて、該指孔は制限片よりレール中央にずらされている
。

レールの長手方向に対して直角に位置するそれぞれ１つ
の丁字形横断面の案内片２４〜２８が、レール８の、中
央拡大範囲を有する長孔３４を通って上方に突出しかつ
レールを使用位置に保持する。

基礎プレート１０反対側縁には、相応する位置に支持片
１４〜１８が設けられており、これらの支持片がレール
に対して直角にやはり丁字形の横断面を有していて、こ
れらの支持片に、使用位置でレール端縁に設けられた切
り欠き３８が当接し、このばあい一方側でレールの切り
欠きが基礎プレートの支持片と、並びに他方側でレール
の長孔に案内片が、レールの精確な位置決めを得るため
に協働している。

案内片２４〜２８ならびに支持片１４〜１８が、有利に
は基礎プレート１から打ち出された２つの舌状片から成
っており、これらの舌状片は上方に曲げられていてかつ
これら舌状片の端部が、レール長手方向に対して直角に
位置し互いに離反する２方向で基礎プレートに対して平
行に翼状に曲げられている。

レール８は、有一利にはその中央線に沿ってほぼ方形の
隆起部３９を有するように形成されており、この隆起部
の上面は、使用位置で一方のレール端部においては、長
孔３４内で、案内片２４〜２８の翼状に曲げられた端部
の下側縁に対して支持されていて、かつ他方のレール端
部においては、切り欠き３８内で支持片１４〜１８の相
応する端部の下側縁に対して支持されている。

隆起部の下側では、レール８の隆起部３９が、図面にお
いて左側に位置するレール端部近くでたとえば基礎プレ
ート１の円形の隆起部分２９〜３３に載せられていて、
これらの隆起部分２９〜３３によって挿入ずるさいにや
はり案内されかつ使用位置に支持される。

第１図に示される最終的配置のレール８は以下のように
組み立てられる。

すなわち、レール８の長孔３４の拡大された中央部分が
まず案内片２６の頭を介して引っ張られ、次いでレール
が軽い圧力下で基礎プレート１に対して、左側レール端
部の切り欠き３８が支持片１６に、右側レール端部が制
限片１１に係止するように当接されるまで左側に移動せ
しめられ、従って制限片１１および支持片１６がレール
のそれ以上の縦方向移動を排除されるのである。

レールが基礎プレート１から解離されるぱあいには、レ
ールは、操作者の指によって指孔２１を通って下方から
、右側レール端部が制限片１１の上方縁を越えるまでつ
かまれ、さらにレールは、切り欠き３８が支持片１６の
範囲から、かつ長孔３４の拡大された中央部分が案内片
２６の範囲から外れるまで圧力によって左側から移動さ
れる。

第２図は使用位置における基礎プレート１およびレール
８の右側端蔀の縦断面図を示しており、これにより案内
片２６および指孔２１に対するレールの位置が判る。

簡単な形式で打ち出されかつ曲げによって形成された突
起３６が、レール８の隆起部３９の下側で、レールが使
用位置から右側へ持ち上げられかつ移動されるさいに操
作者の指にある程度のささえを与えるのに使用される。

第３図はレールを取り除いた状態を示す縦断面であり、
支持片１６と隆起部分３１とを有する基礎プレートの左
側端部を示している。

第４図は案内片２６の個所でレールに対して垂直方向に
破断した横断面図であり、使用位置における基礎プレー
ト１に対するレール８の状態が判る。

さらに、レール８の隆起部３９の下側が隆起部分３１に
支持され、かつ隆起部３９の上側が基礎プレートから打
ち出された案内片２６の翼状に側方に曲げられた端部に
支持されていることが判る。

さらに第４図からは、レール８の縦縁が上方に向かって
曲げられ次いで基礎プレートに対して平行に側方に曲げ
られていることが判る。

従って、レールの縦縁は、複数のカードをファイルする
ことができ、このばあいこれらのカード３５は耳状のス
リット３７を介して行なうことができ、スリット３７に
よって舌片が形成され、それぞれの舌片の下方に曲げら
れた片がレール８のそれぞれ一方の縦縁の下方で係合し
ている。

第５図の平面図においては、使用位置におけるレール８
の左側端部芹らびにレールの右側端部近くに形成された
長孔３４が示されていで、この位置で切り欠き３８が支
持片１６と長孔３４が案内片２６と係合している。

両方のレール端部は同様に形成されており、要するにそ
れぞれ１つの切り欠き３８を有していて、このためレー
ル端部はあらゆる位置方向でも使用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はカード整理機構の平面図、第２図は使用位置に
おける基礎プレートおよびレールの右側端部の縦断面図
、第３図はレールを取り除いた状態を示す縦断面図、第
４図は案内片の個所でレールに対して垂直方向に破断し
た横断面図、第５図は使用位置におけるレールの一部分
を拡大して示す平面図である。 １・・・・・・基礎プレート、２，３・・・・・・縦縁
、４，５，６，７・・・・・・補強リブ、８・・・・・
・レール、９，１０，１１，１２，１３・・・・・・制
限片、１４，１５，１６，１７，１８・・・・・・支持
片、１９，２０，２１，２２，２３・・・・・・指孔、
２４，２５，２６，２７，２８・・・・・・案内片、２
９，３０，３１，３２，３３・・・・・・隆起部分、３
４・・・・・・長孔、３５・・・・・・カード、３６・
・・・・・突起、３７・・・・・・スリット、３８・・
・・・・切り欠き。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 基礎プレートと、該基礎プレートに交換可能に取り
   付けられる１つあるいは複数のレールとを有するカード
   整理機構であって、前記レールの縁が、やはり交換可能
   なカードを保持するため耐使用され、該カードは使用位
   置で実際基礎プレートに対して平行に位置していて、そ
   れぞれのカード両縁部には舌片あるいは類似のものが設
   けられており、これらの舌片がレールの縦縁に係合して
   いる形式のものにおいて、前記プレート１が、それぞれ
   のレール８の一端部近くにレール方向に対して直角に延
   びる短い制限片９〜１３を有しており、該制限片に、レ
   ールの一端部が使用位置で当接するようになっており、
   さらにレールの下側に配置された指孔１９〜２３と、基
   礎プレート１から打ち出されていてレール長手方向に対
   して直角に互いに離反する方向で該基礎プレートに対し
   て平行に翼状に曲げられた舌状の案内片２４〜２８と、
   該案内片と同じ形状の支持片１４〜１８とが設けられて
   おり、さらにレールの一方端縁には中央部で拡大された
   長孔３４が形成されていて、かつ他方端縁には切り欠き
   ３８が形成されており、使用位置でレールを位置決する
   ために前記案内片２４〜２８が長孔３４を通って突出し
   、且つレール表面が支持片の端部に支持されるように支
   持片１４〜１８にレール切り火き３８が当接するように
   なっていることを特徴とするカード整理機構。