JPS587469B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPS587469B2
JPS587469B2 JP53081338A JP8133878A JPS587469B2 JP S587469 B2 JPS587469 B2 JP S587469B2 JP 53081338 A JP53081338 A JP 53081338A JP 8133878 A JP8133878 A JP 8133878A JP S587469 B2 JPS587469 B2 JP S587469B2
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仁平庄八
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプリンタ装置、特にその印字タイミング制御装
置の改良に関するものである。
複数の活字が外周に設けられている活字ドラムを回転さ
せ、所望の活字に対して印字ハンマを打印作動させ活字
ドラムとハンマとの間に挿入された記録紙に印字作用を
行なうプリンタ装置が周知であり、電子式卓上計算機、
電子レジスタその他の情報機器の入出力装置として広範
囲に用いられている この種のプリンタ装置では、回転する活字ドラムから所
望の活字が選択されるので、従来装置では互いに近接し
た印字桁が同時に選択され印字ハンマによる同時印字作
動が行なわれる場合が生じる。
この様な近接桁における同時印字が行なわれると、両桁
間にある印字桁に対しても同時に記録紙に不正印字を行
なういわゆる引込み印字作用を生じるという欠点があっ
た。
この様な引込み印字は通常の印字よりも薄い印影を形成
するが、正規の印字作用が行なわれた時に記録情報が重
複し著しく読み取りにくい印字となり印字品質の重要な
低下要因となっていた。
引込み印字作用は1〜3桁置きの近接する印字桁が同時
に印字された時に著しく、特に、活字ドラムの活字面に
インクロールからインクが付着され、この活字に向って
記録紙が押圧されるインクロール式プリンタ装置におい
て、極めて鮮明な引込み印字が行われる。
また、インクリボンを用いたプリンタ装置においても、
インクの含浸量が多い場合には、汚れとなって現れる。
そこで、通常の場合、インクロール式プリンタ装置では
、前述した引込み印字を防止するために、活字ドラムの
各印字桁間には活字面より若干突出した記録紙受部が設
けられている。
しかしながら、前述した様な1〜3桁置きの同時印字が
行われると、多少、前述した引込み印字の悪影響を受け
る。
すなわち、剛性の高い記録紙受部を活字面からわずかに
浮かして設定すると、活字輪に偏心があった場合、該活
字輪のうち半径の大きい部分で記録紙を汚してしまうと
いう欠点があった。
また、記録紙が汚れない程度に記録紙受部を活字面から
離すと、該活字輪のうち半径の小さい部分で大きな印字
力を必要とし、さらに、記録紙に凹凸が生じて記録紙が
変形或いは破損するという欠点があった。
そこで、通常の場合、少したわむ記録紙受部を用い、該
記録紙受部を活字面から余裕をもって浮かせているが、
このような構成においても、前述した引込み印字の悪影
響を受け易い。
一方、少ない数の電磁手段により複数桁の印紙を行うプ
リンタ装置として、例えば特開昭49−5532号が知
られており、この種のプリンタ装置は、複数の印字桁を
含む印字桁群ごとに電磁手段が設けられ、印字指令信号
の供給により電磁手段が対応する印字桁群を印字拘束状
態から印字可能状態へ解除し、印字桁群の内1印字桁に
対してトリガ手段によりハンマを打印作動させる構成か
ら成る。
そして、このようなプリンタ装置においては、構造が簡
単で且つ消費電力が小さいという利点を有するが、通常
の場合、電磁手段は3桁程度の印字桁に対して1個づつ
設けられるので、この場合、3個置きの同時印字が行な
われる結果、前述した引込み印字が生じ易いという欠点
を有していた。
第1図には、複数印字桁1電磁手段方式の従来のプリン
タ装置が示されている。
活字ドラム10はその外周に複数の活字が形成され、活
字ドラム10と接触回転する位置に設けられたインクロ
ール12から各活字面にはインクが供給されている。
活字ドラム10の各印字桁に対してそれぞれハンマ14
が設けられ、所望の選択された活字に対してハンマ14
が打印作動されたとき、ハンマ14と活字ドラム10と
の間に挿入されている記録紙16に活字面のインクが転
写印字される。
活字ドラム10の各印字桁間にはそれぞれ逃げ溝18が
形成され、この逃げ溝に、詳細には図示していないが周
知の櫛歯状の記録紙受部材20が挿入されている。
図において、活字桁は3桁づつの印字桁群22−1,2
2−2,22−3に分割され、各印字桁ごとに電磁手段
が用けられている。
第1図は、各印字桁群の内各1個のハンマ14−2,1
4−5,14−8及び14−11が同時に印字作動を行
なった状態を示し、前述の様に、印字作用の行なわれた
印字桁間の印字桁に引込み印字作用が行なわれる。
本発明は上記従来の課題に鑑み成されたものであり、そ
の目的は複数印字桁1電磁手段方式のプリンク装置にお
いて、引込み印字作用の生じることの無い極めて良好な
印字品質を得ることの出来るプリンタ装置を提供するこ
とにある。
上記目的を達成するために、本発明は、隣接する一方の
印字桁群の印字タイミングと他方の印字桁群の印字タイ
ミングとが異なる印字タイミングとなる様に隣接する印
字桁群に対応するトリガ手段のトリガ部及び活字ドラム
の活字が回転方向に異なる位相で配置されていることを
特徴とする。
本発明においては、少なくとも隣接する印字桁群の間で
前述した印字タイミングの差が設けられても良く、更に
、全ての印字桁群間で印字タイミングの差が設けられて
も良い。
以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する。
第2図には6桁の印字桁を有するインクロール式プリン
タの実施例が示され、3桁ごとに二組の印字桁群が形成
され、各印字桁群ごとに電磁手段が設けられている。
プリンタの駆動源であるモータ30には周知の歯車伝達
機構を介して活字ドラム32が連結されている。
活字ドラム32の軸34にはリセットカム36が固定さ
れ、リセットカム36に隣接配置されたリセットスイッ
チ38から、活字ドラム3201回転ごとにリセットパ
ルスが検出される。
同様に、前述した歯車伝達機構にはキャラクタパルス検
出円板40が設けられ、円板40の近傍に設けられた検
出ヘッド42と共にキャラクタパルス検出装置を形成し
、活字ドラム32の活字が1ピッチ移動するごとに1個
のキャラクタパルスが検出される。
リセットハルスは活字ドラム32の1印字周期、図示し
た実施例においては活字ドラム3201回転ごとに1個
のリセットパルスを検出し、このリセットパルスとキャ
ラクタパルスが周知の制御回路に供給され、プリンタ装
置の印字制御が行なわれる。
活字ドラム32の近傍には各印字桁ごとにハンマ44が
対向配置され、活字ドラム32の活字面に向ってハンマ
44が打印作動されるとき、活字ドラム32とハンマ4
4との間に挿入されている記録紙46に所望の選択され
た活字が印字される。
第2図の実施例においては、図示していないが、周知の
インクロールが活字ドラム32と当接配置され、インク
ロールのインクが活字ドラム32の活字面に常時付着さ
れ、打印作動時に、このインクが記録紙46に写し取ら
れる。
活字ドラム32の各印字桁間には櫛歯状の記録紙受部4
8が挿入され、記録紙受部48が各印字面よりも若干突
出することにより、印字作動時、隣接する活字の引込み
印字が防止されている。
ハンマー44は印字桁と同数の6個のハンマからなり、
ハンマ軸50に軸支され、それぞれ印字スプリング52
の付勢力を受ける。
従って、ハンマ44はスプリング52により常時活字ド
ラム32へ向って回動する様付勢されているが、この回
動作用は電磁手段及びトリガ手段により拘束されている
図示した実施例においては、6桁の印字桁は3桁づつに
2分割され、各印字桁群が54−1及び54−2で示さ
れている。
各印字桁群54−1,54−2に対してそれぞれ電磁千
段56−1,56−2が設けられ、各電磁手段は印字指
令信号が供給される励磁コイル58、可動片60及び復
帰スプリング62からなり、可動片60がハンマ44の
第1係止部44aと係合してハンマ44の回動が拘束さ
れている。
電磁手段56−1の可動片60は印字桁群54−1に対
応する3個のハンマ44を拘束し、また電磁手段56−
2は印字桁群54−2に対応する3個のハンマを拘束す
る。
各印字桁群54−1,54−2内の3個の印字桁の選択
は歯車伝達機構のカム軸63に軸支された二組のトリガ
カム群64−1,64−2により行なわれる。
トリガカム群64−1,64−2は活字ドラム32が1
ピッチP分回動する間1回転し、この間に各3個の印字
桁から所望の印字桁が選択される。
即ち、トリガカム群64−1は各ハンマ44に対応して
円周方向に三等分された位置に配置されトリガ部として
の印字カム部66を有し、ハンマ44の第2係止部44
bが印字カム部66に落ち込んだ時にハンマ44の拘束
が解除される。
従って、ハンマ44は電磁手段の励磁コイル58が励磁
され、同時にトリガカム群64−1の印字カム部66が
ハンマ44の第2係止部44bに対応したときのみ印字
作動を行なうことが出来る。
この状態で、ハンマは印字拘束状態から解除され、打印
部44cが記録紙46を活字ドラム32の活字面に押圧
付勢して所望の印字作用を得ることが出来る。
トリガカム群64−1の3個の印字カム部66は、前記
した様に、120度の位相差を有し、これと同様に、各
印字桁群の活字面も1/3ピツチづつその設置位置が異
なり、この結果、活字ドラム32とハンマ44との同期
作動が得られる。
本発明において特徴的なことは、隣接する一方の印字桁
群54−1の印字タイミングと他方の印字桁群54−2
の印字タイミングとが異なる印字タイミングとなる様に
トリガ手段のカム形状及び活字配列が選択されているこ
とである。
即ち、トリガカム群64−1のカム形状とこれに隣接す
るトリガカム群64−2のカム形状との間にはαなる回
転方向の位相差が設けられている。
同様に、活字桁群54−1の各活字と印字桁群54−2
の活字との間にはβなる回転方向の位相差が形成されて
いる。
以上の説明から明らかな様に、本発明においては、隣接
する印字桁群の印字タイミングに位相差が設けられてい
るので、近接配置されたハンマが同時に印字作動するこ
とがなく、引込み印字を確実に防止することが出来る。
第2図の実施例においては、2個の印字桁群を有するの
で、両印字桁群間に位相差を設けることにより、第3図
に示される様に、常に印字作用は単一のハンマにより行
なわれ2字以上の同時印字を行なうことがないので、記
録紙46は単に曲げ作用を受けるのみで印字作用の行な
われている桁以外では記録紙46が活字ドラム32から
遠ざかり引込み印字を生じることがない。
第3図には、活字ドラム32にスプリング68により軽
く押圧付勢されているインクロール70が示されている
以下に第2図の実施例における印字タイミングを第4図
のタイミングチャートを参照しながら説明する。
第4図においては、「321022」なる6桁の印字作
用が行なわれる状態が示されている。
電磁手段56−1,56−2への印字指令信号は、図示
していないキーボードその他の入力手段からの入力信号
とキャラクタパルス検出器42からのキャラクタパルス
42Aにより供給される。
キャラクタパルス42Aはそのパルス間隔Pが活字ドラ
ム32の隣接する活字桁間のピツチPと対応して選択さ
れている。
従って、活字ピッチPの間に3個つキャラクタパルス4
2Aが検出される。
各キャラクタパルス42Aと入力信号とにより、電磁手
段56−1,56−2へはそれぞれ選択された励磁信号
56−1A,56−2Aが供給され、この時に可動片6
0がハンマ44の第1係止部44aから離れ、ハンマ4
4を印字可能状態へ解除する。
可動片60の解除により3個のハンマ44が同時に印字
可能状態へ解除されるが、実際の印字作動はトリガカム
群64−1,64−2の印字カム部66により決定され
る。
即ち、印字桁54−1に対しては印字指令信号56−1
Aとトリガカム64−1のカム形状64−1Aの印字作
動部66とが一致したときに印字作用が行なわれ、同様
に印字桁54−2に対しては印字指令信号56−2Aと
トリガカム64−2のカム形状64−2Aの印字作動部
66とが一致したときに印字作用が行なわれる。
従って、(1)から(6)で示される各桁に対して二点
鎖線で示される活字が選択され、「321022」なる
印字作用が行なわれる。
各印字カム部66の位相に対して記録紙上の印字位置5
4−1A,54−2Aがθなる遅れを有するが、これは
ハンマ44の飛翔時間遅れから生ずる。
本発明においては、前述した様に、隣接する一方のトリ
ガカム部64−1Aと他方のトリガカム部64−2Aと
の間にαなる位相差が設けられているので、両印字桁群
間においても同時印字を行なうことがない。
即ち、印字桁群54−1に属する(2)桁の活字「2」
と活字桁群54−2に属する(5)桁の活字「2」を印
字する各電磁手段56−1,56−2への印字指令信号
56−1A,56−2Aは、ハツチングが施された様に
、全く同位相であるが、前述したトリガタイミングの位
相差α及び活字配列位相差βの存在により、(2)桁の
印字が先に行なわれ、この印字終了後(5)桁の印字作
用が行なわれる。
従って、両印字は重なることなく、引込み印字を生じる
ことがない。
以上の様に、本発明によれば、電磁手段への印字指令信
号は従来と同様に各印字桁に対して同時に行なわれても
、トリガ手段により各印字桁間で印字タイミングに位相
差が設けられているので、近接桁における同時印字を確
実に防止することが可能となる。
第5,6図には本発明に係るプリンタ装置の好適な第2
実施例が示されている。
第2実施例は第1実施例と同様に3桁の印字桁ごとに電
磁手段が設けられ、第1実施例と同一若しくは類似する
部材には同一符合を付して説明を省略する。
この実施例は、第1実施例と異なり、ハンマ44は電磁
手段56と同一数だけ設けられ、単一のハンマ44によ
りそれぞれ対応する3桁の印字桁に対して印字作動を行
なう。
このために、ハンマ44はハンマ軸12と共に軸方向に
摺動することが出来、スプリング74によりハンマ群が
歯車伝達機構に設けられたスライドカム76に押圧付勢
されている。
ハンマ44はスライドカム76により軸方向に移動され
、この移動の間、活字ドラム36の第1の回転時に第1
の桁を印字し、活字ドラム32の第2の回転時に第2の
桁を、同様に、第3の回転時に第3の桁を印字作動する
図示した実施例では、12桁の印字桁を有し、3桁づつ
の印字桁54−1,54−2,54−3,54−4に分
割されている。
前述した様に、各印字桁群内での印字桁選択はハンマ4
4の軸方向位置により行なわれるので、印字桁群内での
活字は回転方向に同位相で形成されている。
第6図に詳細に示される様に、ハンマ44の印字作動は
電磁手段56及びトリガ手段により制御され、トリガ手
段はパワーロール78と電磁手段56の可動片60の端
部に揺動可能に支持された移動子80とを含む。
移動子80は図示していないスプリングにより可動片6
0の端部に軸支され、ハンマ44に向って当接付勢され
ている。
第6図は電磁手段56に印字指令信号が供給されていな
い状態を示し、可動片60はコイル58に吸引されない
ので、移動子80は図の位置に留まり、歯車伝達機構に
より連続回転しているパワーロール78の回転領域から
移動子80が退避している。
このとき、移動子80がバワーロール78の回転領域か
ら退避しているので、印字ハンマ44は印字拘束状態に
ある。
従って、パワーロール78の回転によっても、ハンマ4
4が活字ドラム32へ向って打印作動されることはない
次に、電磁手段56に印字指令信号が供給されると、可
動片60はコイル58に吸引され矢印方向へ回動するの
で、移動子80は鎖線で示されるパワーロール78の回
転領域に侵入し、パワーロール爪78aと係合し、パワ
ーロール78の駆動力によりハンマ44を活字ドラム3
2へ向って飛翔駆動し印字作用が行われる。
このとき、移動子80はパワーロール78の回転領域に
侵入しているので、印字ハンマ44は印字可能状態にあ
る。
第2実施例においては、パワーロール78が、第5図に
示される様に、各印字桁54−1,54−2,54−3
,54−4に対応した78−1,78−2,78−3,
78−4に分割され、そのパワーロール爪78−IA,
78−3Aとパワーロール爪78−2A,78−4Aと
はαで示される回転方向の位相差を有する。
同様に、印字桁54−1,54−3に対応する活字ドラ
ム32の活字と印字桁群54−2,54−4に対応する
活字ドラム32の活字とはβで示される位相差を有する
従って、前述したパワーロール爪及び活字の位相差によ
り印字タイミングに差が設けられ、少な《とも、隣接す
る6桁の範囲では同時に印字作用が生じることなく、引
込み印字作用を防止することが出来る。
通常の場合、前述した様に、1〜3桁置きに同時印字が
行なわれたとき引込み印字作用が生じ易く、5桁以上の
間隔を隔てた同時印字においては引込み印字作用の発生
が著しく減少する。
勿論、第2実施例においても、4個の印字桁群ごとに全
ての印字タイミンクを変えることも可能であり、この場
合には、12桁の印字桁においても常に単一のハンマに
よる印字作用のみ生じることととなる。
第7図には本発明に係るプリンタ装置の好適な第3実施
例が示されている 第3実施例は前述した各実施例がインクロール方式であ
るのに対し、インクリボン方式のプリンタ装置を示し、
前述した実施例と同一若しくは対応部材には同一符号を
付して説明を省略する。
第3実施例では、トリガ手段としてスナッチロール80
が設けられ、スナッチロール80の周辺に複数個設けら
れた突起82によって、各印字桁ごとに設けられたハン
マ44を記録紙を介して活字ドラマ32に打撃すること
によって、記録紙上に所望の印字を得ることが出来る。
各ハンマ44はそれぞれ対応して配置されたスプリング
84によりスナッチロール80の突起82の回転領域か
ら退避されているので、印字指令がない場合、スナッチ
ロール80が回転してもハンマ44が突起82と係合す
ることはない。
このとき、印字ハンマ44はスナッチロール80の突起
28の回転領域から退避しているので、印字ハンマ44
は印字拘束状態にある。
そして、各印字桁群54−1,54−2,54−3,5
4−4ごとに設けられた電磁手段56に印字指令信号が
供給されると可動片60の回動によりハンマ駆動子86
がハンマ44と突起82との間に挿入移動され、この結
果、スナッチロール80の回転時に突起82がハンマ駆
動子86を介してハンマ44を活字ドラム32に向って
飛翔駆動させる。
このとき、ハンマ駆動子86は印字ハンマ44と突起8
2との間に挿入移動されるので、印字ハンマ44は印字
可能状態にある。
第3実施例においても、各印字桁群54−1,54−2
,54−3,54−4ごとに設けられた突起82群はα
で示される回転方向の位相差を有し、また同様に、活字
ドラム32の活字も第1実施例と同様にβなる位相差を
有する。
従って、これらの設置位相差により隣接する一方の印字
桁群の印字タイミングと他方の印字桁群の印字タイミン
グとに差を設けることが出来、近接した印字桁が同時に
印字作用を行なうことがない。
従って、第3実施例においても、近接桁の同時印字によ
る引込み印字作用を確実に除去することが出来る。
但し、この第3実施例においては、他の実施例と比べ効
果の上で多少異なる点がある。
すなわち、従来構成で例えば第1桁と第4桁とを同時に
印字した場合には、この両桁間のリボンが緊張した状態
で紙に触れるので汚れるという欠点を有するが、本発明
によれば同時印字が無いので、このような汚れが生じな
いという利点を有する。
第2、3実施例では3桁の印字桁からなる印字桁群の内
隣接した印字桁群間でのみ印字タイミングの差が設けら
れているが、前述した様に、全部の印字桁群間で若干の
印字タイミング差を設けることが可能であり、この印字
タイミング差によれば、電磁手段へ供給される印字指令
信号に時間差を設けることと併用することによっても同
様の効果を得ることが出来る。
午の様な電磁手段への印字指令信号の制御は回路構成を
複雑にする欠点があるが、本発明に係るトリガ手段によ
る印字タイミング差との併用により実用的なプリンタ装
置を得ることが出来、この様な信号制御はキャラクタパ
ルスめ検出数を倍数にし、これらのパルスを選択するこ
とにより位相差の異なる印字指令信号を得ることにより
行なわれる。
以上説明したように、本発明によれば、間隔をあげて近
接する桁同志が同時印字を行うことが無いので、引込み
印字作用、リボンによる紙汚れ等を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインクロール式プリンタにおける引込み
印字作用を説明する要部平面図、第2図は本発明に係る
プリンタ装置の好適な第1実施例を示すインクロール式
プリンタ装置の要部斜視図、第3図は第2図のプリンタ
装置における印字作用状態を示す要部斜視図、第4図は
第1実施例における印字作用を説明するためのタイミン
グチャート図、第5図は本発明に係るプリンタ装置の第
2実施例を示すインクロール式プリンタ装置の要部斜視
図、第6図は第5図の実施例におけるパワーロールを含
むトリガ手段の作用を説明する概略説明図、第7図は本
発明に係るプリンタ装置の好適な第3実施例を示すイン
クリボン方式のプリンタ装置の要部斜視図である。 32・・・・・・活字ドラム、44・・・・・・ハンマ
、46・・・・・・記録紙、54−1,54−2,54
−3,54−4・・・・・・印字桁群、56−1,56
−2・・・・・・電磁手段、64−1,64−2・・・
・・・トリガカム群、70・・・・・・インクロール、
71−1,78−2,78−3,78−4・・・・・・
パワーロール、80・・・・・・スナッチロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の印字桁を含む印字桁群毎に設けられた電磁手
    段であって印字指令信号の供給により所望の印字ハンマ
    を印字拘束状態から印字可能状態へ解除する少くとも2
    以上の電磁手段と、各印字桁毎に設けられたトリガ部を
    有し活字ドラムと同期回転するトリガ手段であって各印
    字桁群にある複数の印字桁毎に異なる印字タイミングを
    与えるトリガ手段と、を含むプリンタ装置において、隣
    接する一方の印字桁群の印字タイミングと他方の印字桁
    群の印字タイミングとが異なる印字タイミングと成るよ
    うに隣接する印字桁群に対応するトリガ手段のトリガ部
    及び活字ドラムの活字が回転方向に異なる位相で配置さ
    れているプリンタ装置。
JP53081338A 1978-07-04 1978-07-04 プリンタ装置 Expired JPS587469B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53081338A JPS587469B2 (ja) 1978-07-04 1978-07-04 プリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53081338A JPS587469B2 (ja) 1978-07-04 1978-07-04 プリンタ装置

Publications (2)

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JPS557466A JPS557466A (en) 1980-01-19
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