JPS587400Y2 - タツクラベルシ - Google Patents
タツクラベルシInfo
- Publication number
- JPS587400Y2 JPS587400Y2 JP1974025432U JP2543274U JPS587400Y2 JP S587400 Y2 JPS587400 Y2 JP S587400Y2 JP 1974025432 U JP1974025432 U JP 1974025432U JP 2543274 U JP2543274 U JP 2543274U JP S587400 Y2 JPS587400 Y2 JP S587400Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- base material
- heat
- resistant
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は熱圧条件下で使用されるタックラベル、例え
ば特に自動車用タイヤの製造工程において担当作業者を
示す記号、製造番号、製造日等を表示するためタイヤに
永久貼着されるタックラベルに関するものである。
ば特に自動車用タイヤの製造工程において担当作業者を
示す記号、製造番号、製造日等を表示するためタイヤに
永久貼着されるタックラベルに関するものである。
この考案は、熱圧条件下での使用、特に上記のようなタ
イヤの製造工程において用いるに適したタックラベルを
提供することを目的とするものであり、以下その構成を
図示実施例に基づいて説明する。
イヤの製造工程において用いるに適したタックラベルを
提供することを目的とするものであり、以下その構成を
図示実施例に基づいて説明する。
図示実施例において、１はポリエステル又はこれと同効
性の耐熱性合成樹脂フィルムよりなるラベル基材であり
、この基材１の表面には所要の文字、数字等よりなる単
一種類多数の表示記号２が縦横配列に印刷により施され
ている。
性の耐熱性合成樹脂フィルムよりなるラベル基材であり
、この基材１の表面には所要の文字、数字等よりなる単
一種類多数の表示記号２が縦横配列に印刷により施され
ている。
この印刷面上には熱硬化性の感圧接着剤層３を介して耐
熱耐圧性透明合成樹脂被曝４が一体に設けられると共に
、ラベル基材１の裏面には、熱硬化性の感圧接着剤層５
を介して所定面積の離型紙６が貼着されている。
熱耐圧性透明合成樹脂被曝４が一体に設けられると共に
、ラベル基材１の裏面には、熱硬化性の感圧接着剤層５
を介して所定面積の離型紙６が貼着されている。
そしてこの離型紙６上の積層、すなわちラベル基材１、
接着剤層３、透明合成樹脂被膜４および接着剤層５の積
層に、所要の間隔を以って縦横に切込み７が施され、各
表示記号２を有する個々のタックラベル単片８に分離し
うるようになっている。
接着剤層３、透明合成樹脂被膜４および接着剤層５の積
層に、所要の間隔を以って縦横に切込み７が施され、各
表示記号２を有する個々のタックラベル単片８に分離し
うるようになっている。
熱圧条件下で使用されるタイヤ用等のこの種のラベルに
おいて、その基材１の材質如何は、ラベルの性能の良否
を決定する最も重要な要因になる。
おいて、その基材１の材質如何は、ラベルの性能の良否
を決定する最も重要な要因になる。
而して、この考案はラベル基材１としてポリエステルフ
ィルム又はこれと同効程度の加熱収縮率、熱安定性、耐
熱性、強度を有する樹脂フィルムが用いられるものであ
る。
ィルム又はこれと同効程度の加熱収縮率、熱安定性、耐
熱性、強度を有する樹脂フィルムが用いられるものであ
る。
ポリエステルフィルム以外には、具体的には例えばポリ
ウレタンフィルムを挙げることができる。
ウレタンフィルムを挙げることができる。
これらのフィルムは、融点が高く耐熱性に優れているこ
とは勿論、加熱収縮率も極めて小さく、熱安定性、強度
にも優れているので、加熱加圧条件下を経ても、大きな
熱伸縮による剥離、皺、ずれ等を生じたり、あるいは物
性変化を来たして脆化、著しい変色等を発生する危惧が
ないものである。
とは勿論、加熱収縮率も極めて小さく、熱安定性、強度
にも優れているので、加熱加圧条件下を経ても、大きな
熱伸縮による剥離、皺、ずれ等を生じたり、あるいは物
性変化を来たして脆化、著しい変色等を発生する危惧が
ないものである。
このような効果は、従来一般にラベル基材として用いら
れているような材料との比較において見れば、一層明瞭
なものである。
れているような材料との比較において見れば、一層明瞭
なものである。
例えば塩化ビニルフィルムに於ては、耐熱性に劣り、加
熱加圧条件下において著しい汚損変色や物性変化を来た
すため不適なものであり、またフッ素樹脂フィルム、シ
リコン樹脂フィルム等では、それ自体の有する離型性の
故に、接着剤層５、熱硬化剤層３との強固な接着一体化
を期待し難く、剥離し易い欠点がみられる。
熱加圧条件下において著しい汚損変色や物性変化を来た
すため不適なものであり、またフッ素樹脂フィルム、シ
リコン樹脂フィルム等では、それ自体の有する離型性の
故に、接着剤層５、熱硬化剤層３との強固な接着一体化
を期待し難く、剥離し易い欠点がみられる。
筐たポリプロピレンフィルムやポリエチレンフイルムハ
、耐熱性、強度において遜色があり、やはり熱圧条件下
での使用に不適である。
、耐熱性、強度において遜色があり、やはり熱圧条件下
での使用に不適である。
従って上記したようないずれの材料を用いるときも、本
考案の所期する効果を得ることができないか、又は本考
案のものより性能的に劣るものしか得られない。
考案の所期する効果を得ることができないか、又は本考
案のものより性能的に劣るものしか得られない。
表示記号２の印刷に用いるインクは、例えば公知の金属
焼付用のインクを用いるのが好適である。
焼付用のインクを用いるのが好適である。
表示記号２の印刷面上に設けられる熱硬化剤層３は、透
明合成樹脂被膜４のラベル基材１への強固な接着一体化
をはかるためのもので、常温において充分な粘着性を有
して透明合成樹耐波＠４を保持し、熱硬化によって基材
１と被＠４を完全一体化するものである。
明合成樹脂被膜４のラベル基材１への強固な接着一体化
をはかるためのもので、常温において充分な粘着性を有
して透明合成樹耐波＠４を保持し、熱硬化によって基材
１と被＠４を完全一体化するものである。
透明合成樹脂被膜４は、表示２面の保護層となるもので
ある。
ある。
この被膜４も基材１と同様に実質的に熱変形を起すこと
のないものとすることが必要であり、例えばシリコン、
ポリエステルフィルム等が好適に用いられる。
のないものとすることが必要であり、例えばシリコン、
ポリエステルフィルム等が好適に用いられる。
ラベル単片８は、これを離型紙６から１個ずつ剥してタ
イヤ等の被着体に貼着することはいう１でもない。
イヤ等の被着体に貼着することはいう１でもない。
この考案に係るタックラベル紙は叙上の通り、ラベル基
材がポリエステルフィルム又はこれと同等又はそれ以上
の耐熱性、熱安定性を有する合成樹脂フィルムで構成さ
れたものであるから、前述のように加熱加圧条件下で使
用せられるも著しい有害な変形を生じることがなく、表
示性能が損われることがない。
材がポリエステルフィルム又はこれと同等又はそれ以上
の耐熱性、熱安定性を有する合成樹脂フィルムで構成さ
れたものであるから、前述のように加熱加圧条件下で使
用せられるも著しい有害な変形を生じることがなく、表
示性能が損われることがない。
かつラベル基材の表示面側が耐熱性透明合或樹耐波膨で
覆われているので、表示が摩擦により消失して見えにく
くなる等の欠点がないのはもとより、この被膜は熱硬化
性の接着剤層を介して貼着されているので、加熱される
ことによって上記接着剤が熱硬化することにより、極め
て強固にラベル基材と一体化されると共に、ラベル基材
自体も熱硬化性接着剤を以って被着体面に貼着されるか
ら、熱圧条件下を経ることによっていよいよ強固に被着
体面に固着され、特にゴムタイヤ製造時に用いる表示用
のラベルとして好適するものである。
覆われているので、表示が摩擦により消失して見えにく
くなる等の欠点がないのはもとより、この被膜は熱硬化
性の接着剤層を介して貼着されているので、加熱される
ことによって上記接着剤が熱硬化することにより、極め
て強固にラベル基材と一体化されると共に、ラベル基材
自体も熱硬化性接着剤を以って被着体面に貼着されるか
ら、熱圧条件下を経ることによっていよいよ強固に被着
体面に固着され、特にゴムタイヤ製造時に用いる表示用
のラベルとして好適するものである。
捷た、この考案のラベルは使用に際し、離型紙から予め
切目によって、分割されたタックラベル単片を１枚ずつ
簡単に剥し取って使用することができるから、使用時に
鋏で切断するというような面倒な作業が不要で、作業能
率が良好であるのはもとより、相互に表示記号や数字の
異なった表示を有する複数種類のタックラベル紙を個々
的に所要枚数ずつ取揃えて準備すること力咄在であり、
例えば異なる表示を有する多数枚のラベル紙の１セツト
のうち使用頻度の高いものについて個々的に補充するこ
とが自由にでき、各セットについて使用頻度の少ない種
類のもののみが常に多量の残余分を生じて経済的損失が
大きくなるというような欠欠点がない等、各種製品の製
造工程、とりわけゴムタイヤの製造工程において用いる
表示ラベルとしして非常に好適する実用上優れた効果を
有するもののである。
切目によって、分割されたタックラベル単片を１枚ずつ
簡単に剥し取って使用することができるから、使用時に
鋏で切断するというような面倒な作業が不要で、作業能
率が良好であるのはもとより、相互に表示記号や数字の
異なった表示を有する複数種類のタックラベル紙を個々
的に所要枚数ずつ取揃えて準備すること力咄在であり、
例えば異なる表示を有する多数枚のラベル紙の１セツト
のうち使用頻度の高いものについて個々的に補充するこ
とが自由にでき、各セットについて使用頻度の少ない種
類のもののみが常に多量の残余分を生じて経済的損失が
大きくなるというような欠欠点がない等、各種製品の製
造工程、とりわけゴムタイヤの製造工程において用いる
表示ラベルとしして非常に好適する実用上優れた効果を
有するもののである。
第１図は本考案に係るタックラベルの一例の一部省略図
法で示した正面図、第２図は同上の一部分の拡大断面図
である。 １・・・ラベル基材、２・・・表示、３・・・熱硬化剤
層、４・・・耐熱性透明合成樹脂被膜、５・・・耐熱耐
圧性感圧接着剤層、６・・・離型紙、７・・・切目、８
・・・タックラベル単片。
法で示した正面図、第２図は同上の一部分の拡大断面図
である。 １・・・ラベル基材、２・・・表示、３・・・熱硬化剤
層、４・・・耐熱性透明合成樹脂被膜、５・・・耐熱耐
圧性感圧接着剤層、６・・・離型紙、７・・・切目、８
・・・タックラベル単片。
Claims (1)
- ポリエステル樹脂又はこれと同等程度の熱安定性に優れ
た耐熱性合成樹脂フィルムをラベル基材とし、該ラベル
基材の表面に所要の文字、数字等よりなる単一種類多数
の表示記号を縦横配列に印刷により施すと共に、その印
刷面上に熱硬化性接着剤層を介して耐熱耐圧性透明合成
樹脂被膜を積層一体化し、かつラベル基材の裏面には熱
硬化性の感圧接着剤層を介して離型紙を貼着し、離型紙
上の積層に、前記各表示の部分を個々のタックラベル単
片に分離する縦横の切目を施主でなることを特徴とする
熱圧条件下で使用されるタックラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974025432U JPS587400Y2 (ja) | 1974-03-02 | 1974-03-02 | タツクラベルシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974025432U JPS587400Y2 (ja) | 1974-03-02 | 1974-03-02 | タツクラベルシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS50114299U JPS50114299U (ja) | 1975-09-18 |
| JPS587400Y2 true JPS587400Y2 (ja) | 1983-02-09 |
Family
ID=28123936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1974025432U Expired JPS587400Y2 (ja) | 1974-03-02 | 1974-03-02 | タツクラベルシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587400Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4412443Y1 (ja) * | 1965-06-26 | 1969-05-23 |
-
1974
- 1974-03-02 JP JP1974025432U patent/JPS587400Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4412443Y1 (ja) * | 1965-06-26 | 1969-05-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS50114299U (ja) | 1975-09-18 |
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