JPS5871921A - 線状ポリエステルおよびその製法 - Google Patents

線状ポリエステルおよびその製法

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JPS5871921A
JPS5871921A JP17310282A JP17310282A JPS5871921A JP S5871921 A JPS5871921 A JP S5871921A JP 17310282 A JP17310282 A JP 17310282A JP 17310282 A JP17310282 A JP 17310282A JP S5871921 A JPS5871921 A JP S5871921A
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パトリツク・ジエ−ムズ・ホ−ナ−
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 線状ポリエステル類は、紫外線の影響下では劣った安定
性を有するに過ぎんい。本発明の一目的は、線状ポリエ
ステルの紫外線安定性を向上させることである。
線状ポリエステルは、グリコール類の残基およびジカル
ボン酸類の残基ff順繰りにエステル結合してなる分子
鎖kWする周知の熱可塑性重合体である。線状ポリエス
テルの製造のために、多くの酸およびグリコールが提案
されてきている。そのような酸の例としては、(a)テ
レフタル酸、(b)イソフタル酸、(c)ナフタレン−
2,6−ジカルボン酸および(d)ビス (カルフ1ク
キジフェノキシ)エタンがある○グリコールの例として
は、2〜10個の炭素原子を有するアルカンジオ ル類
(例:エチレングリコール、1.4−ブタンジオール)
、および1,4−ゾメテロールシクロヘギザンがある。
最も一般的々ポリエステルは、ポリ (エチレンテレフ
タl/−ト)である。その他の工業的商業的に使用され
る線状ポリエステルとしてfd、(a)テレフタル酸お
よびイソフタル酸の混合物(80〜95モル係のテレフ
タルFjli−含む)どエチレングリコールとの共重合
体、(b) 1 、4−ブタンジオールとテレフタル酸
との重合体、および(C)テレフタル酸と1,4−ジメ
チロールシクロヘキザンとのホモ重合体がある。
、$発明による線状ポリエステルはその分子中にヒドロ
キシ−ビス (ヒドロキシ−アルコキシ)キサントン−
9のエステル化残基を含み、そのエステル化残基の敏は
重合体の全重量に基き0.11〜ろOwt係 、好捷し
くけ0.IJ5〜5wt饅である。
ヒドロキシ−ビス(ヒドロキシ−アルコキシ)キサント
ン−9は好1しくに1−ヒドロキシ−ろ。
6−ビス (ヒドロキシアルコキシ)キサントン−9で
あり、そのアルコキシ基は好捷しくはC1〜C1oアル
コキシ、一層好捷しクハC2−C4アルコギシ(例:エ
トキシ)基である。
例えば、そLI)ような線状ポリエステルはIV(固有
粘度)050以上であり、その分子中に下記の如きエス
テル化残基ケ含む。
(A)  下記から選択されるジカルボン酸(i)  
テレフタル酸、 (11)イソフタル酸、 (ill)ナフタリン−2,6−ジカルボン酸、(V)
  ビス (カルボキシフェノキシ)エタン、M)分子
中に4〜50個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸
(例:アゼライン酸)、および市販の分子量範囲200
〜1000のジカルボン酸、 CB)  分子中に2〜1u個の炭素原子をもつグリコ
ール類、捷たはそのようなグリコールの1種またはそれ
以上から形成された高分子エルチル類;例えばエチレン
グリコール、1,4−ブタンジオール、1.4−ジメチ
ロールシクロヘギサン、分子量150−’r、000の
ポリ (エチレングリコール)やポリ (ブチレングリ
コール)、および (C)  1−ヒドロギシービス (ヒドロキシアルコ
キシ)キサントン−9;この(C)の量はい)+[F]
)+(C)の畦に基いて0.01〜30wt係、好1し
くけ0.05〜5wt%である。
本発明による線状ポリエステルで重装なものは、下記の
繰返し単位を有するニ 一0YO−CO−X−CO− ここにX基のうちの少々くとも80モル%はp−フェニ
レン’kNbし、その残部はm−7エニレンを表わし、
そしてY基のうちの少なくとも90モル俸は−C11H
2n−(nは2〜10の整数、例−CH2−CH2−)
(r表わし、そして全重合体に基きo、ui〜30wt
%のY基は1−ヒドロキシ−ろ。
6−ビス (ヒドロキシアルコキシ)キサントンー9の
残基を表わ[7、その残基は下記式1を有する=(式I
においてn′およびn″ は1−10.好ましくけ2〜
4の整数であり、例えばn′−n″=2である)。
本発明によるエラストマーポリエステルのうちで他の重
要なものは、下記の繰返し単位?有するニー0YO−C
O−X−CO− ここにY基のうちの少なくとも70モル%はp−フエニ
レンヲ表わし、Y基のうちの少なくともXモル%は分子
中に4〜40個の炭素原子分もつジカルボン酸のエステ
ル化残基金表わし、そしてY基のうちの少なくとも70
モル%は−CnH2n−(nは2〜10の整数、例−C
H2−CH2−)ffiPわし、Y基のうちの少なくと
もyモル係は−(雫■ゎO)□・C□H2,。− (mは2〜10の整数、m′は2〜50の整数)例えば
 −(02)■40)rnlIC2■(4−−(C4H
3O)m“C4H8− (m〃は15〜45)ヲ表わし、そして全重合体に基き
0.01−30 wt%、好1しくは0.05〜5wt
% のY基は1−ヒドロキシ−3,6−ビス(ヒドロキ
シアルコキシ)キサントン−9の残基全表わし、その残
基は前記式1を有し、そのn′およびnI/σ1〜10
の整数、例えば11′=n″=2であり、また(x十y
)は少なくとも5である。
英国特許第924,019号明細書には、重合体と1−
ヒドロキンキサントン安定剤からなる耐UV性組成物が
記載されている。その重合体は、就中、ポリエステルで
あってよく、例としてポリエチレングリコールテレフタ
レートが挙げられており、捷たその1−ヒドロキシキサ
ントン化合物は、就中、1.i、6−)リヒドロキシキ
サントン捷たは1−ヒドロキシ−6,6−ビス−(β−
ヒドロキシコニトキシ)キサントンである。しかし、そ
の重合体および安定剤は単に物理的に混合しているだけ
であり、安定剤が重合体の一体部分をなすとの指示は全
くない6我々の以前の欧州特許出願第6,686号明細
褐 (1980年1月9日公開)には、6,6−ビス(
ヒドロキシアルコキシ)キサントン−9化合物の残基金
言み、本発明のポリエステルと類似のポリエステルが記
載されている。
予想外にも、我々は線状ポリエステル鎖中へ、ヒドロキ
シービス (ヒドロキシアルコキシ)キサントン−9化
合物の残基金、そのヒドロキシ基の1個分反応させずに
そのまま残こし、しかも (予期されるように)ポリエ
ステルの線状性をなくす又又結合剤として作用させるこ
となく、導入することができること全発見した。このよ
うに予期に反して未反応のまま残留するキサントン化合
物のヒドロキシ基は重合体組成物のUV安定性をさらに
向上させる。
線状ポリエステルは二段階法で得られる。第1段階で前
駆体を・作る。この前駆体はグリコールとジカルボン酸
の低分子量エステルである。第2段階において、その前
駆体全重縮合させて、その分子量を増大させることによ
り線状ポリエステルを得る。
そのような前駆体を作るには一般に二つの方法がある。
エステル交換法においては、グリコールを、ジカルボン
酸のシアルキルエステルと反応させる。エステル交換に
より低分子針アルコールが除去され、グリコールエステ
ルが生成する。例えハ、エチレングリコール全ジメチル
テレフタレートと反応させて、エチレンダリコールテレ
ンタレートトメチルアルコール(このものは蒸留により
除去される)とを生成させる。反応速匣は反応混合物中
にエステル交換触媒を導入することにより増加しうる。
適描なエステル交換触媒としては、酢酸亜鉛、酢酸マン
ガン、酢酸カルシウム、酢酸コバルトおよびチタニウム
テトラインゾロボギサイド等がある。
直接エステル化法においては、グリコールおよび酸をエ
ステル化させて、水を除去しつつグリコールエステル全
生成させる。例えばエチレングリコールをテレフタル酸
でエステル化する。直接工ステル化は触媒なしで実施す
るのが普通である0しかし、直接エステル化中の酸性条
件下では、エチレングリコールは下記の反応によって三
量化しやすい。
2 I’DCH2G(20)T−tHOG(2G(,0
CH2CH20H+ lI20この反応によって生成す
るジエチレングリコールのいく分かは、重合体鎖中へ導
入されるが、少量では、重合体の軟化点を低下すること
以外に悪影響がない。ジエチレングリコールの生成は、
直接エステル化反応混合物中にアルカリ性化合物、例え
ば水酸化ナトリウムを含ませることによって低減するこ
とができ、かくして軟化点全満足すべき値に維持するこ
とができる。
第2段階は、前駆体を低圧下(例えば5ミリバール以下
)にその融点以−ヒの温度で攪拌17つつカロ熱するこ
とにより実施する。この重縮合中に、グリコールが離脱
し、これは蒸留で除かれる。反応が進行するにつれて、
分子量および粘度が増力口する。粘度の増加は、所望の
分子量が達成された時点を確認する手段として用いうる
重縮合触媒を、この反応において用いるのが普通である
。適当な重縮合触媒としては、三酸化アンチモン、二酸
化ゲルマニウム、これら両者の混合物、チタニウムアル
コキシド、鉛酸化物および亜鉛等がある。若干の触媒(
例えば二酸化ゲルマニウム)は、反応系に添加する前に
アルカリ中に溶解するのが好適である。そのような場合
に、直接エステル化段階に存在するアルカIJ k用い
て触媒全溶解するのが特に適当である (1〜かしこの
ようにしてもその触媒は直接エステル化反応に影響を与
えない)。
反応中に存在する金属類は、重合体中に残留するので、
無色の重合体が必要とされるときには、そのような残留
物が着色誘導体の形になるのを避けることが必要である
。燐酸類またはそのエステルを重縮合反応混合物中へ添
加すると、金属類によって引き起こされる着色を軽減で
きる○軍縮合反応混合物に添加するのに適当な燐の化合
物の特定な例としては、正燐酸、トリフェニルホスフェ
ートおよび亜燐酸等がある〇 我々の欧州特許第6686号明細書には、三つのポリエ
ステル製造法が記載されている。これらのうちの二つの
方法は、本発明のポリエステルに応用できるので、それ
を以下に示す。
方法1 方法1によれば、線状ポリエステル 特にポリエチレン
テレフタレートは、生成されるべき重合体に基き0.0
4〜IDwt%、好ましくは004〜5wt% のトリ
ヒドロキシキサントン−9化合物、好ましくけその1.
ろ、6−異性体を、前駆体または前駆体生成用成分のい
ずれかに711えて、縮合がトリヒドロキシキサントン
−9化合物の存在下で起こるようにすることにより製造
される。我々は、トリヒドロキシキサントン−9化合物
が重縮合反応混合物中に含まれるときに、1個のヒドキ
シル基は反応せずにそのまま残こり、他の二つのヒドロ
キシル基は反応系に存在する(結合したまたは未結合の
)グリコールと反応してエーテル結合を形成してそのキ
サントン化合物をビス(ヒドロキシアルコキシ)誘導体
に変える、ことを発見した。このビス誘導体は前駆体中
の酸残基とエステル結合を形成する。この全体としての
反応は下記のように表わすことができる〔ここにl10
0CACOOHはジカルボン酸、)TOGOHはグリコ
ールそしてHOX 01(30Hはキサントン化合物を
表わす玉・・・ACjD) −0GOH+ )IOX 
(OI() 0)T + HOGO−(0)CA・・・
−−−一一一一−÷ ・・−AC(0)−0G −0−X (OH) −0−
Go −(0)CA−―・この反応機構は未だ明かでは
ないが、下記の理由により全体的な効果は示すことがで
きる。
(a)  ポリエステル中にフェノールは抽出′!!、
たは検出され得ない。
(b)  もしポリエステルがその酸およびグリコール
成分へ加水分解されれば、フェノールのヒドロキシアル
コキシ誘導体は加水分解物中に存在する。
(c)スペクトル吸光分析およびnmr試験の結果は上
記の反応の生成物に提示された構造と合致する。
好ましい方法においては、1.5.6−トリヒドロキシ
キサンタン−9を用い、その1−ヒドロキシル基が未反
応の1ま残こる。
方法2 方法2によれば、上記の如き線状ポリエステルは、ヒド
ロキシ−ビス (ヒドロキシアルコキシ)キサントン−
9化合物、好ましくけその1,6゜6−異性体を前駆体
または前駆体生成用成分のいずれかに配合することによ
って作られる。好ましいアルコキシ基はエトキシ基であ
る。
方法2け、エチレングリコール以外のグリコールを用い
るポリエステル、例えばポリゾチレンテレフタレートの
製造用に特に適している。
本発明によるポリエステルは、良好なUV安定性をもつ
賦形物品とすることができる。賦形物品としては、繊維
およびフィルム、例えばメタライズド(金属化)フィル
ムおよび本発明のポリエステル金片外面または内外面層
として有する同時押出積層体等がある。メタライズドフ
ィルムは太陽エネルギー捕集器の反射体として使用でき
る。透明フィルムは、窓、温室、園芸用おおい、太陽電
池の透明カバー材等として使用できる。1賦形物品に1
−2それ全体を本弁明のポリエステルで作ることも、あ
るいは本発明のポリエステルと慣用ポリエステルとのブ
レンドから作ることもできる。
本発明のポリエステルの製造全以下し11示する。
以下の実施例においては、1 .3 、6−1−!Jヒ
ドロキシキサントンー9分[1ろ6 T HX Jと略
記するO 実施例1 この実施例は、(1)直接ニスデル化およびそえ1に続
く(2)重縮合からなる二段階法を用いての本発明によ
る線状ボ′リエステルの製造を例示説明する。
段階(1)を開始するために下記の反し削’(1−メー
トクレープに仕込んだ。
60.5吟    テレフタル酸 30  t     エチレングリニJ−ル3.5gI
     二酸化ゲルマニウム6.52    水酸化
ナトリウム 〔敗扱いの便宜のために、上記のGeO2およびNaO
Hの両方全−緒に少量(約50 r)の上記エチレング
リコール中に溶解した。〕 そのオートクレープケ加圧して約6気圧とし、攪拌しつ
つ加熱した。反応が開始し、エステル化反応生成水は過
剰のグリコールの幾分かと共に除去した。高置は還流温
度に維持した。すべてのエステル化欣応生成水を約2.
5時間で除去し、その時点で渦層は248℃にまで」−
昇していた。圧力全約5分間で解放し、少量(約5t)
のグリコールが除去された、これにより、直接エステル
化(慣用法)が完結した。次いで119fのトリフェニ
ルホスフェート (メタノール溶液として)を添加した
。ポリエチレンプレフタレート製造用の慣用前駆体であ
る生成物が77に7得られた。これを以下の重縮合に用
いた。
前駆体を重縮合反応容器に移し、段階(2)の準備會し
た。重縮合は、210Or  (すなわち前駆体に対し
2.7wt%)の13.6THXおよび219の二酸化
アンチモン全添加することにより開始した。
グリコールの除去は、大気圧下で攪拌しつつ260℃で
蒸留することにより開始した。蒸留が開始したときに、
圧力を徐々に03εリバール1で低誠し、温度を290
℃に糾−持した。圧力全大気比重でfν帰させ、重合体
を重縮合反応容器から取り出し、小片に切断した。重合
体の今市IItは61 k7であった。
この実施例に記載の製法は、136TI(X全流力[1
したこと以外は慣用的であるといえる0得られた市″合
体は、フィルム形成用品位のポリ (エチレンテレフタ
レート)であった。これは重合体の重量に基き3wt%
の1−ヒドロキシ−6,6−ビス(オキシエトキシ)キ
サントン−9残基、すなわち前記式1のn′−n″=2
の残基を含んでいた。
実施例2 この実施例も(1)直接エステル化それに続く(2)重
縮合よりなる二段階法を用いての本発明の線状ポリエス
テルの製造を例示するものであるが、本例では136T
I−IXki接エステル化の開始時に添加した。
段階(1)全開始するために下記の反応剤をオートクレ
ープに仕込んだ。
60.51<g     テレフタル酸1、4 kv 
    136TT(Xろ01     エチレングリ
コール 6.57    二酸化ゲルマニウム 6.57    水酸化ナトリウム 〔取扱いの便宜のために上記のGe02およびNaOH
け少量(約50 f)のエチレングリコール中に一緒に
溶解[〜だ。〕 オートクレーブを約6気圧に加圧し、(■拌しつつ加熱
した。反応が開始し、エステル化生成水は過剰のグリコ
ールの幾分かと一緒に除去した。温度は還流温度に維持
した。すべてのエステル化生成水に約25時間で除去さ
れ、その時点で温度は248℃に上昇していた。圧力全
約5分間で解放し、少量(約5t)のグリコールが除去
された。
これで直接エステル化(慣用法)が完了し、次いで11
9Fのトリフェニルホスフェート (メタノール浴液と
して)全添加した。この直接エステル化中に166’l
”HXのいく分かがおそらくエステル化されてヒドロキ
シエトキシ誘導体になるであろう。反応混合物中には過
剰のヒドロキシル基があるので、キサントン訪導体はエ
チレングリコールと競合し、そしてその平衝量が前駆体
中へ導入される。77に7の前駆体が得られた。これは
下記の重縮合段階に用いた。こねは、キサントン誘導体
以外は慣用的な前駆体であった。この第1段階中に反応
しなかった1ろ6THX分は第2段階中に反応する。
次いで前駆体全軍縮合用容器に移して、段階(2)、′
t々わち重縮合反応のために21fの三酸化アンチモン
全添加することにより準備した。グリコールの除去は大
気圧下で230℃において攪拌しつつ開始した。その蒸
留が始まったときに、圧力を徐々に03ミリバールまで
低減し、温肚は290℃に維持した。圧力を大気圧に壕
で復帰させ、重合体全重縮合容器から取出し、切断して
小片とした。重合体の全軍祉は61に9であった。
この実施例における製造法は、136TH’Xの添加以
外は慣用的であるといえる。重合体に1フィルム形成用
品位のポリ (エチレンテレフタレート)であった。そ
れは、重合体の重量に基き2wt%7)1−ヒドロキシ
−6,6−ビス (オキシエトキシ)キサントン−9残
基を含み、その残基は前記式1(n’=n“−2)を有
″j−るものであった。
実施例6〜9 これらの実施例は、ニジストマーポリエステル中に本発
明による136THXのエステル化残基、ならびに従来
の脂肪族酸およびポリグリコールを含む製品に関してい
る。
使用ポリグリコールば、ポリ (エチレングリコール(
P E Gと略記)およびポリ−1,4−ブタンジオー
ル(P B Gと略記)であり、これらはそれぞれ第1
表に示すように1000および2000の分子量を有し
ていた。
第1表 使用した脂肪族カルボン酸は、(a)約500〜7[)
0の分子量を有する脂肪族ジカルボン酸であって、ユニ
リバー9工メリイ社からr EMPOL1014 Jの
商標で販売されている組成物、および(b)アゼライン
酸であった。実施例2のようにしてポリエステルを製造
した。その際に各実施例で第2表に示した反応剤をオー
トクレーブに仕込んだ。
面接エステル化反応後に1197のトリフェニルホスフ
ェート (メタノール溶液として)および212の三酸
化アンチモンを添加し、そして実施例2のような重合に
より製造を完了した。
実施例6〜9のそれぞれにおいて、生成物はフィルム形
成用品位のポリエステルであった。従来のPETと比較
して、それぞれの生成物は改善されたUV安定性および
一層低い弾性モジュラスを有した。
特許出願人  インペリアル・ケミカル・インダストリ
ーズ・ピーエルシー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)全重合体に基いて0.01〜ろOTIT損チのヒ
    ドロギシービス (ヒドロキシ−アルコキシ)キ′リー
    ントンー9化合物のエステル化残基金その分子中に言む
    ことを特徴とする線状ポリエステル。 (2)分子中に、 (A)  下記(1)〜(v) (1)  テレフタル酸、 (11)  イソフタル酸、 011)ナフタリン−2,6−ジカルボン酸、(V) 
     ビス(カルボキシフェノキシ)エタン、(V)分子中
    に4〜50個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸、 から選択されるジカルボン酸の、エステル化残基、 (11)  分子中に2〜10個の炭素原子ケ有するグ
    リコール、もしくはそのようなグリコールの1(C) 
     (A 十B 十C)の合計重量に暴き0.01〜ろo
    iizO量の1−ヒドロキシ−ビス(ヒドロキシ−アル
    コキシ)キサントン−9化合物の、エステル化残基、 を含み、固有粘度が05以上であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の線状ポリエステル。 (3) 1−ヒドロキシ−6,6−ビス (ヒドロキシ
    −アルコキシ)キサントン−9の残基金言むこと全特徴
    とする特許請求の範囲第1または2項に記載の線状ポリ
    エステル。 (411−ヒドロキシ−5,6−ビス(ヒドロキシ−ア
    ルコキシ)キサントン−9中の各アルコキシ基は2〜4
    個の炭素原子を有すること分%徴とする特許請求の範囲
    第1〜6項のいずれかに記載の線状ポリエステル。 (5)繰返し単位として、 −oyo−co−x−co− (ここにY基の少なくとも80モル係ばp−フェニレン
    を表わし、残部はm−フェニレンヲ表わし、そしてY基
    の少なくとも90モル%は−CIi−(nは2〜10の
    整数)を表わし、   2n そして全重合体に基き[1,01〜30重M俤のYN1
    は1−ヒドロキシ−3,6−ビス (ヒドロキシ−アル
    コキシ)キサントン−9の下記式1(n′およびnNは
    1〜10の整数) を有する残基全表わす。〕 全含むこと全特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    線状ポリエステル。 (6)  繰返し単位として、 −oyo−co−x−c。 〔ここKX基の少なくとも7 、[Jモル%はp−フエ
    ニレンヲ表わし、Y基の少なくともXモル係は分子中に
    4〜40個の炭素原子ケ有するジカルボン酸の残基を表
    わ]〜、そしてY基の少なくとも71モル係は−Cn 
    H2n  (nげ2〜10の整数)を表わし、Y基の少
    なくともyモル係は−”m112m0’ m”m112
    m −に&わしくmId′2〜1[lの整数、留は2〜
    50の整数)、 (x+y)の値は少なくとも5であり
    、そして全重合体に基き0.01〜30m(肝係のY基
    ば1−ヒドロキシ−3,6−ビス(ヒドロキシ−アルコ
    キシ)キサントン−9の下記式(n/およびnNば1〜
    10の整数) を有する残基を表わす。〕 ’(f含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の線状ポリエステル。 (71−CnH2nは−CH2CH2−であること全特
    徴とする特許請求の範囲第5または6項に記載の線状ポ
    リエステル。 (8)  n’ = n″−2であること全特徴とする
    特許請求の範囲第5〜7項のいずれかに記載の線状ポリ
    エステル。 (9)式−(Cn1112m”m”m’2.n−け、−
    (C2H40)ばC2H4−または −(C4H80)mllC4H8− であること全特徴とする特許請求の範囲第6〜8項のい
    ずれかに記載の線状ポリエステル。 (Ifl+  0.05〜5重針%のヒドロキシ−ビス
    (ヒドロキシ−アルコキシ)キサントン−9残基を含む
    こと全特徴とする特許請求の範囲第1〜9項のいずれか
    に記載の線状ポリエステル。 (11)特許請求の範囲第1〜10項のいずれかに記載
    の線状ポリエステルを製造するに際して、ジカルボン酸
    もしくけそのジアルキルエステルと、グリコールもしく
    はグリコールから生成された高分子エーテルとケ、トリ
    ヒドロキシ キサントン−9化合物と一緒に反応させ、
    そのトリヒドロキシキサントン化合物の1個のヒドロキ
    シル基を未反応のit残し、他の2個のヒドロキシル基
    ヲ」1記モノマーもしくは高分子化ダリコール分と反応
    させてエーテル結合を生じさせること全特徴とする上記
    線状ポリエステルの製法。 (121トリヒドロキシキサントン−9化合物は1゜6
    .6〜トリヒドロキシキザントン−9であること全特徴
    とする特許請求の範囲第11項に記載の方法。 (13)特許請求の範囲第1〜10項のいずれかに記載
    の線状ポリエステル全製造するに際して、ジカルボン酸
    もしくけそのジアルキルエステルと、グリコールもしく
    はグリコールから生成された高分子エーテルとを、1−
    ヒドロキシ−ビス(ヒドロギシーアルコキシ)キサント
    ン−9化合物と一緒に反応させて、その1−ヒドロキシ
    基全反応させずに残し、2個のヒドロキシ−アルコキシ
    基金ポリエステル形成反応に参加させることを特徴とす
    る上記線状ポリエステルの製法。 f14)  1−ヒドロキシ−ビス(ヒドロキシーアル
    コキシ)キサントン−9化合物は1−ヒドロキシ−3+
    6−ビス (ヒドロキシアルコキシ)キザントンー9で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第16項に記載の
    方法。 (15)  ジカルボン酸はテレフタル酸よりなること
    を特徴とする特許請求の範囲第11〜14項のいずれか
    に記載の方法。 (16)  グリコールはエチレングリコールよりなる
    こと全特徴とする特許請求の範囲第11〜15項のいず
    れかに記載の方法。
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