JPS5869441A - 電力線搬送装置のサ−ジ吸収回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電力線搬送装置入力に印加されるサージ電圧等
の異常入力信号の吸収回路に関するものである。

電力線搬送装置は結合３波器、結合コンデンサおよびブ
ロッキングコイル等から成る結合装置により送電線に接
続されているため、送電線側で発生する雷サージ、また
は開閉サージ等が装置入力に印加されるため従来からそ
の保護の目的で装置入力端にサージ吸収回路が挿入され
ていた。その回路構成を図−１に示す、１は送電線、２
はブロッキングコイル、３は遮断器、４は結合コンデン
サ、５はサージ吸収回路、６は結合ろ波器、７は同軸ケ
ーブル、８は電力線搬送装置でその内部構成として８−
１は装置入力端子、８−２はサージ吸収回路、８−３は
絶縁トランス、８−４は線路ろ波器、８−５は送信部ま
たは受信部を示す。この回路構成において、サージ吸収
回路８−２に規定値以上の電圧が印加されると急激にイ
ンピーダンスが低下し、装置内部に異常電圧が入力され
ず装置の保護回路として動作していた。この結果サージ
吸収回路の動作中は同時に本来伝送すべき信号も瞬断す
るという欠点があった。

特に送電線保護システム内で使用される電力線搬送装置
においては前記サージ部による瞬断が大きな問題となっ
ていた。

本発明はこれらの欠点を除去するため、サージ強度に強
い線路ろ波器８−４を装置入力端に接続し、さらに線路
ろ波器８−４を通過した異常入力電圧に対してはサージ
吸収回路８−２が動作するような回路構成とするもので
ある。

以下その動作について図−２により説明する。

８は電力線搬送装置、その装置内は８−１は装置入力端
子、８−２はサージ吸収回路、８−３は絶縁トランス、
８−４は線路ろ波器、８−５は送信部または受信部を示
す。

本回路構成にすることにより外来サージは線路ろ波器８
−４　Ｋより大幅に減衰されるのでサージ吸収回路８−
２が動作する回数は極端に少なくなり瞬断現象が大幅改
善されることになる。この場合線路ろ波器８−４に対し
ては従来よりも高いサージ電圧が印加されることになる
がもともと線路ろ波器８−４を構成する部品は空芯コイ
ルおよび高耐圧コンデンサ等から成り、サージ電圧に対
しては十分な強度があり問題とはならない。

以上説明したごとく本発明によれば従来通りの構成部品
の接続替えのみでサージ入力に対する瞬断対策が可能と
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の回路構成を示す。 １：送電線、２ニブロツキングコイル、３：遮断器、４
：結合コンデンサ、５：サージ吸収回路（高圧用）、６
：結合ろ波器、７：同軸ケーブル。 ８：電力線搬送装置、８−１：装置人力端子。 ８−２：サージ吸収回路（低圧用）、８−３：絶縁トラ
ンス、８−４：線路ろ波器、８−５．送信部または受信
部 代理人　弁理士　薄　１）利　幸

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送信部と受信部を結合するハイブリットトランスの出力
   、または送信部出力、受信部入力等を絶縁トランスに接
   続比その線路側にサージ吸収回路を接続し、さらに線路
   ろ波器を接続したことを特徴とする電力線搬送装置のサ
   ージ吸収回路。