JPS586920B2 - 制御棒集合体 - Google Patents
制御棒集合体Info
- Publication number
- JPS586920B2 JPS586920B2 JP53094530A JP9453078A JPS586920B2 JP S586920 B2 JPS586920 B2 JP S586920B2 JP 53094530 A JP53094530 A JP 53094530A JP 9453078 A JP9453078 A JP 9453078A JP S586920 B2 JPS586920 B2 JP S586920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control rod
- control
- rod assembly
- guide tube
- reactor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高速増殖炉の制御棒集合体に係り、特に制御棒
の流力による浮上を防止する構造に関する。
の流力による浮上を防止する構造に関する。
従来の制御棒集合体は第１図に示すように、原子炉出力
の制御および緊急時炉停止を行うための中性子吸収材を
収納した制御棒２と、制御棒２を冷却するための冷却材
を流す流路を形成し、さらに、制御棒２の上下動のガイ
ドを行う制御棒案内管１から構成されている。
の制御および緊急時炉停止を行うための中性子吸収材を
収納した制御棒２と、制御棒２を冷却するための冷却材
を流す流路を形成し、さらに、制御棒２の上下動のガイ
ドを行う制御棒案内管１から構成されている。
通常運転時制御棒２は制御棒駆動機構（図示せず）によ
り上部をつかまれて制御棒案内管１の中を駆動され運転
制御を行う。
り上部をつかまれて制御棒案内管１の中を駆動され運転
制御を行う。
この際制御棒２に内蔵された中性子吸収材は中性子吸収
により発熱するため冷却材を流しで冷却している。
により発熱するため冷却材を流しで冷却している。
この冷却材圧力により制御棒２にたえず上向きの力が働
いている。
いている。
従って、原子炉の一次冷却系のポンプ事故などにより過
流量が流れ、かつ垂直方向の地震力が加わると制御棒２
の重力による下向きの力を上まわる可能性がある。
流量が流れ、かつ垂直方向の地震力が加わると制御棒２
の重力による下向きの力を上まわる可能性がある。
しかし、運転中には上述のように制御棒駆動機構により
保持されているため、上記の流体力、地震力による制御
棒の不用意の浮上は起りえない。
保持されているため、上記の流体力、地震力による制御
棒の不用意の浮上は起りえない。
一方、原子炉停止時においては、例えば、燃料交換をす
るために、制御棒駆動機構を保持している原子炉容器の
回転プラグを回転する必要があり、制御棒駆動機構と制
御棒２とは切り離される場合がある。
るために、制御棒駆動機構を保持している原子炉容器の
回転プラグを回転する必要があり、制御棒駆動機構と制
御棒２とは切り離される場合がある。
この状態では制御棒２の不用意な浮き上りの可能性があ
る。
る。
回転プラグ回転中における制御棒２の不用意な浮上は回
転プラグ下面に摩りつけられている炉心上部機構等の機
器を破損するのみならず、原子炉の不用意な起動をおこ
すことになり安全上絶対に避けなくてはならない。
転プラグ下面に摩りつけられている炉心上部機構等の機
器を破損するのみならず、原子炉の不用意な起動をおこ
すことになり安全上絶対に避けなくてはならない。
もつとも、制御棒２の浮き上り防止のため制御棒駆動機
構と制御棒２を切り離す際には流量を低流量に保持する
様にインターロックを設けることも考えられるが、制御
棒集合体固有の問題として解決することは、インターロ
ックを設ける必要がなくなり、プラントとしての信頼性
を向上させることになる。
構と制御棒２を切り離す際には流量を低流量に保持する
様にインターロックを設けることも考えられるが、制御
棒集合体固有の問題として解決することは、インターロ
ックを設ける必要がなくなり、プラントとしての信頼性
を向上させることになる。
本発明は上述の事情を考慮してなされたもので、炉停止
時に制御棒２の浮上りを防止できる制御棒集合体を得る
ことを目的としている。
時に制御棒２の浮上りを防止できる制御棒集合体を得る
ことを目的としている。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
本発明の制御棒集合体は、第２図、第３図、第４図に示
すように、制御棒案内管１内を上下動する制御棒２から
なり、制御棒案内管１内には、制御棒２を受止めるダッ
シュポット４が設けられている。
すように、制御棒案内管１内を上下動する制御棒２から
なり、制御棒案内管１内には、制御棒２を受止めるダッ
シュポット４が設けられている。
ダッシュポット４には底を貫通し摺動できる様に構成さ
れたロツド１３が配置され、ダッシュポット４内の当該
ロツド１３の上端には円板１１が固定され、ロツド１３
の下端には冷却材流路内径を摺動ずる円筒の流路変更器
１４が設けられている。
れたロツド１３が配置され、ダッシュポット４内の当該
ロツド１３の上端には円板１１が固定され、ロツド１３
の下端には冷却材流路内径を摺動ずる円筒の流路変更器
１４が設けられている。
円板１１の下部にはスプリング１２が設けられており、
円板１１はダッシュポットの溝１６内を摺動できる様に
配置され、原子炉運転時すなわち制御棒２引抜時には第
３図に示すようにダッシュポット４内の溝１６の上面１
７により保持されている。
円板１１はダッシュポットの溝１６内を摺動できる様に
配置され、原子炉運転時すなわち制御棒２引抜時には第
３図に示すようにダッシュポット４内の溝１６の上面１
７により保持されている。
一方制御棒案内管１には第３図に示す制御棒引抜状態で
は流路変更器１４により塞がれ、第４図に示す制御棒挿
入状態では流路変更器１４により開口される位置に小口
径流路孔１５と、制御棒引抜状態で開口し、制御棒挿入
状態で塞がれる大口径流路孔５が設けられている。
は流路変更器１４により塞がれ、第４図に示す制御棒挿
入状態では流路変更器１４により開口される位置に小口
径流路孔１５と、制御棒引抜状態で開口し、制御棒挿入
状態で塞がれる大口径流路孔５が設けられている。
以上のように構成された制御棒集合体は、原子炉運転中
は制御棒２を引抜くことにより流路変更器１４はスプリ
ング１２の力により上方に位置し、大口径流路孔５から
大流量の冷却材が流れ、Ｂ４Ｃ等の中性子吸収材を含む
制御棒２の発熱を除去し、原子炉停止時は制御棒２がダ
ッシュポット４内に挿入されるため、流路変更器１４が
押下げられ、大口径流路孔５が塞がれ、小口径流路孔１
５が開口し、制御棒集合体内の冷却材流量は小さくなる
。
は制御棒２を引抜くことにより流路変更器１４はスプリ
ング１２の力により上方に位置し、大口径流路孔５から
大流量の冷却材が流れ、Ｂ４Ｃ等の中性子吸収材を含む
制御棒２の発熱を除去し、原子炉停止時は制御棒２がダ
ッシュポット４内に挿入されるため、流路変更器１４が
押下げられ、大口径流路孔５が塞がれ、小口径流路孔１
５が開口し、制御棒集合体内の冷却材流量は小さくなる
。
従って、原子炉停止時たとえ一次主循環ポンフ功過流量
がおきても、制御棒集合体内流量は小さく、制御棒２が
浮上することはない。
がおきても、制御棒集合体内流量は小さく、制御棒２が
浮上することはない。
第５図、第６図は本発明の他の実施例で、制御棒案内管
１に流路孔２５を軸方向に数段設ける構造である。
１に流路孔２５を軸方向に数段設ける構造である。
第５図に示す制御棒引抜状態では、全流路を冷却材が流
れ、第６図に示す制御棒挿入状態では流路孔２５の大部
分が塞がれて、制御棒集合体内の冷却材流量が減少する
。
れ、第６図に示す制御棒挿入状態では流路孔２５の大部
分が塞がれて、制御棒集合体内の冷却材流量が減少する
。
以上説明したように、本発明によれば原子炉運転時すな
わち制御棒引抜時には、制御棒案内管１内に中性子吸収
材からの除熱に十分な冷却材を流すことができ、また、
原子炉停止時すなわち制御棒挿入時には、冷却材流量を
減らすことができるため、制御棒２の浮き上りを防止す
ることができ、原子炉の不用意な起動、炉心上部機構等
の破損を防止でき、安全な原子炉を構成できる。
わち制御棒引抜時には、制御棒案内管１内に中性子吸収
材からの除熱に十分な冷却材を流すことができ、また、
原子炉停止時すなわち制御棒挿入時には、冷却材流量を
減らすことができるため、制御棒２の浮き上りを防止す
ることができ、原子炉の不用意な起動、炉心上部機構等
の破損を防止でき、安全な原子炉を構成できる。
第１図は従来の制御棒集合体縦断面図、第２図は本発明
の一実施例を示す制御棒縦断面図、第３図、第４図は本
発明の要部を示す縦断面図、第５図、第６図は本発明の
他の実施例を示す要部縦断面図である。 １・・・・・・制御棒案内管、２・・・・・・制御棒、
４・・・・・・ダッシュポット、５・・・・・・大口径
流路孔、１１・・・・・・円板、１２・・・・・・スプ
リング、１３・・・・・・ロツド、１４・・・・・・流
路変更器、１５・・・・・・小口径流路孔、２５・・・
・・・流路孔。
の一実施例を示す制御棒縦断面図、第３図、第４図は本
発明の要部を示す縦断面図、第５図、第６図は本発明の
他の実施例を示す要部縦断面図である。 １・・・・・・制御棒案内管、２・・・・・・制御棒、
４・・・・・・ダッシュポット、５・・・・・・大口径
流路孔、１１・・・・・・円板、１２・・・・・・スプ
リング、１３・・・・・・ロツド、１４・・・・・・流
路変更器、１５・・・・・・小口径流路孔、２５・・・
・・・流路孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 制御棒案内管と制御棒から構成される制御棒集合体
において、制御棒案内管に２系統の流路孔を設け、流路
変更器により制御棒全挿入時と引抜時に流路を変更する
ことを特徴とする制御棒集合体。 ２ 制御棒案内管と制御棒から構成される制御棒集合体
において、制御棒案内管内に複数の流路孔を設け、流路
変更器により制御棒全挿入時と引抜時の開口流路孔の数
が変化することを特徴とする制御棒集合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53094530A JPS586920B2 (ja) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | 制御棒集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53094530A JPS586920B2 (ja) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | 制御棒集合体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5522120A JPS5522120A (en) | 1980-02-16 |
| JPS586920B2 true JPS586920B2 (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=14112878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53094530A Expired JPS586920B2 (ja) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | 制御棒集合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586920B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5960026A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-05 | Hino Motors Ltd | デイ−ゼルエンジンの燃焼室 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59145400U (ja) * | 1984-02-06 | 1984-09-28 | ロサンナ・セルッテイ | スチ−ムアイロン台 |
-
1978
- 1978-08-04 JP JP53094530A patent/JPS586920B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5960026A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-05 | Hino Motors Ltd | デイ−ゼルエンジンの燃焼室 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5522120A (en) | 1980-02-16 |
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