JPS586799Y2 - 自転車の増速具 - Google Patents
自転車の増速具Info
- Publication number
- JPS586799Y2 JPS586799Y2 JP1978075718U JP7571878U JPS586799Y2 JP S586799 Y2 JPS586799 Y2 JP S586799Y2 JP 1978075718 U JP1978075718 U JP 1978075718U JP 7571878 U JP7571878 U JP 7571878U JP S586799 Y2 JPS586799 Y2 JP S586799Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- bicycle
- plate
- spoke
- speed increaser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B1/00—Spoked wheels; Spokes thereof
- B60B1/003—Spoked wheels; Spokes thereof specially adapted for bicycles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自転車の走行に際して、向い風或いは追い風の
風力を利用して車輪の回転力を増し走行抵抗を減少せし
め、増速せしめんとする増速具であって、車輪のスポー
クに適宜個数等間隔に固着して風車の原理を利用したも
のであり、同一出願人に係る実登第１１４８６８１号（
実公昭５１−６８４２号）登録実用新案に更に改良を加
え左右分割式でなく断面略三角形状の一体で成形し、回
転方向の反対側に当る三角形の１片を全面開口し内空中
央に孔明補強板を着脱自在に設けると共に三角形底辺構
成板をも着脱自在とし、車輪への装着時に窄まり状態で
車輪のスポーク間に嵌め入れた後、組立て容易に成すと
共に、空気の孕み容積を大巾に増大せしめて推力増強を
簡単な構成で得るよう改善せんとするものである。
風力を利用して車輪の回転力を増し走行抵抗を減少せし
め、増速せしめんとする増速具であって、車輪のスポー
クに適宜個数等間隔に固着して風車の原理を利用したも
のであり、同一出願人に係る実登第１１４８６８１号（
実公昭５１−６８４２号）登録実用新案に更に改良を加
え左右分割式でなく断面略三角形状の一体で成形し、回
転方向の反対側に当る三角形の１片を全面開口し内空中
央に孔明補強板を着脱自在に設けると共に三角形底辺構
成板をも着脱自在とし、車輪への装着時に窄まり状態で
車輪のスポーク間に嵌め入れた後、組立て容易に成すと
共に、空気の孕み容積を大巾に増大せしめて推力増強を
簡単な構成で得るよう改善せんとするものである。
本考案の実施態様を添附図面に従って説明するに、１は
断面三角形の斧刃状円弧本体であって、側面板２，２′
の頭頂辺３及び前方斜辺４を予め接着等一体化され、後
方斜辺５及び底辺６をも開放状態にしており、この状態
で第１図の如く車軸１４両端のスポーク支持板１５から
リム１６までの間に張設されるスポーク部１７の空間に
嵌挿したる後、底辺６の夫々の対応面に案内溝７，７′
が対峙設定され且つ中央部にも水平方向へ同様案内溝８
，８′が対峙設定されており、先ず案内溝７．７′ に
、第４，５図に示す舟形底辺構成板９を後方から嵌め入
れると、開放状態の優であった底辺６が形成されて断面
三角形状を呈するように成る。
断面三角形の斧刃状円弧本体であって、側面板２，２′
の頭頂辺３及び前方斜辺４を予め接着等一体化され、後
方斜辺５及び底辺６をも開放状態にしており、この状態
で第１図の如く車軸１４両端のスポーク支持板１５から
リム１６までの間に張設されるスポーク部１７の空間に
嵌挿したる後、底辺６の夫々の対応面に案内溝７，７′
が対峙設定され且つ中央部にも水平方向へ同様案内溝８
，８′が対峙設定されており、先ず案内溝７．７′ に
、第４，５図に示す舟形底辺構成板９を後方から嵌め入
れると、開放状態の優であった底辺６が形成されて断面
三角形状を呈するように成る。
即ち当該舟形底辺構成板９の嵌着によって第１図の斜視
図に示す如く、前方斜辺４が刃状に尖端し反対方向の後
方斜辺５はＶ字状に開口して追い風空気の孕み空間Ａを
形成する。
図に示す如く、前方斜辺４が刃状に尖端し反対方向の後
方斜辺５はＶ字状に開口して追い風空気の孕み空間Ａを
形成する。
第４図に示す底辺６に於ける中央切欠１８ 、１８’は
車軸１４の逃げの為であり、尖端部には角部補強板１９
が一体的に固着されている。
車軸１４の逃げの為であり、尖端部には角部補強板１９
が一体的に固着されている。
次に本体１の略中段に形成された案内溝８，８′間に第
６図に示す透孔１１を穿設した孔明補強板１０を前記底
辺構成板９と同様嵌着することによって、当該円弧本体
１は、車軸１４０両端スポーク支持板１５を基端としリ
ム１６の同一円周線上に止着するスポーク１７０作り出
す縦長中挟な空間に、前記底辺構成板９と孔明補強板１
０の嵌着によってスポーク１７両側に対する夫々外方へ
の突張り力を発揮して該スポーク空間に緊密に装着され
ることになり、スポーク１７に対し固着板１２とビス１
３を使ってスポーク空間内で動かない様固着する。
６図に示す透孔１１を穿設した孔明補強板１０を前記底
辺構成板９と同様嵌着することによって、当該円弧本体
１は、車軸１４０両端スポーク支持板１５を基端としリ
ム１６の同一円周線上に止着するスポーク１７０作り出
す縦長中挟な空間に、前記底辺構成板９と孔明補強板１
０の嵌着によってスポーク１７両側に対する夫々外方へ
の突張り力を発揮して該スポーク空間に緊密に装着され
ることになり、スポーク１７に対し固着板１２とビス１
３を使ってスポーク空間内で動かない様固着する。
当該円弧本体１は１個だけでは車輪の回転バランスが取
れないので、複数例えば図示の如く二体設けるとよい。
れないので、複数例えば図示の如く二体設けるとよい。
２０．２０’は後方斜辺１５の開口端両側に穿った抜き
窓であって、本体１の孕み空間Ａの最深部に対し、真後
乃至斜め後方向からの追い風をも孕み得る様に作用する
。
窓であって、本体１の孕み空間Ａの最深部に対し、真後
乃至斜め後方向からの追い風をも孕み得る様に作用する
。
２１は開口端縁に於いて前記底辺構成板９嵌着後緊締す
る締付ボルトである。
る締付ボルトである。
冑、前記中段案内溝８，８′ と孔明補強板１０は必須
不可欠の存在ではなく、設けた方が好ましいものである
。
不可欠の存在ではなく、設けた方が好ましいものである
。
本考案は上記の如き構成であって、差力状円弧本体１を
側面板２，２′を突合せ、頭頂辺３及び前方斜辺４を予
め一体化し、後方斜辺５と底辺６を開放状態にあり、本
体は組立て式で当初薄く形成しているので、縦長中挟な
スポーク空間に嵌入作業が容易であり、爾後舟形底辺構
成板９及び略中段に孔明補強板１０を予め側面板２，２
′の対応面に形成した案内溝７ 、７’、 ８ 、８’
に嵌挿してスポーク空間内で組立完了し、スポーク１
７に対し極めて堅固に固着出来るので、今迄全く無用で
あったスポーク空間に装着可能となり、車輪外側に突起
物を形成せず車輪本来の機能を全く損なわず、且つ自転
車体に何等改造の必要も無いと共に、組立解体が極めて
簡単であり、部品点数も少なく廉価に製作でき、追い風
を本体１の内空空間Ａで孕み自転車体の推力に変換容易
であり、本案製品を取付けることによって風力利用をし
て自転車の走行エネルギーの消耗を可及的に防止し得る
等優れた実用的効果をもたらす考案である。
側面板２，２′を突合せ、頭頂辺３及び前方斜辺４を予
め一体化し、後方斜辺５と底辺６を開放状態にあり、本
体は組立て式で当初薄く形成しているので、縦長中挟な
スポーク空間に嵌入作業が容易であり、爾後舟形底辺構
成板９及び略中段に孔明補強板１０を予め側面板２，２
′の対応面に形成した案内溝７ 、７’、 ８ 、８’
に嵌挿してスポーク空間内で組立完了し、スポーク１
７に対し極めて堅固に固着出来るので、今迄全く無用で
あったスポーク空間に装着可能となり、車輪外側に突起
物を形成せず車輪本来の機能を全く損なわず、且つ自転
車体に何等改造の必要も無いと共に、組立解体が極めて
簡単であり、部品点数も少なく廉価に製作でき、追い風
を本体１の内空空間Ａで孕み自転車体の推力に変換容易
であり、本案製品を取付けることによって風力利用をし
て自転車の走行エネルギーの消耗を可及的に防止し得る
等優れた実用的効果をもたらす考案である。
図面は本考案の実施態様を例示し、第１図は車輪に装着
した状態を示す斜視図、第２図は第４図Ａ−Ａ線断面図
、第３図は第４図Ｂ −Ｂ線断面図、第４図は本体底面
図、第５図は舟形底辺構成板の平面図、第６図は孔明補
強板の平面図、第７図は自転車体に装着した状態の側面
図である。 １・・・・・・差力状円弧本体、２・・・・・昶面板、
３・・・・・・頭頂辺、４・・・・・・前方側辺、５・
・・・・・後方斜辺、６・・・・・・底辺、７・・・・
・・底部案内溝、８・・・・・・中段案内溝、９・・・
・・・舟形底辺構成板、１０・・・・・・孔明補強板、
１１・・・・・・透孔部、１２・・・・・・固着板、１
３・・・・・・取付ビス、１４・・・・・・車軸、１５
・・・・・・スポーク支持板、１６・・・・・・リム、
１７・・・・・・スポーク部、１８・・・・・・底辺中
央切欠、１９・・・・・・角部補強板、２０・・・・・
・抜き窓、２１・・・・・・締付ボルト、Ａ・・・・・
・孕み空間。
した状態を示す斜視図、第２図は第４図Ａ−Ａ線断面図
、第３図は第４図Ｂ −Ｂ線断面図、第４図は本体底面
図、第５図は舟形底辺構成板の平面図、第６図は孔明補
強板の平面図、第７図は自転車体に装着した状態の側面
図である。 １・・・・・・差力状円弧本体、２・・・・・昶面板、
３・・・・・・頭頂辺、４・・・・・・前方側辺、５・
・・・・・後方斜辺、６・・・・・・底辺、７・・・・
・・底部案内溝、８・・・・・・中段案内溝、９・・・
・・・舟形底辺構成板、１０・・・・・・孔明補強板、
１１・・・・・・透孔部、１２・・・・・・固着板、１
３・・・・・・取付ビス、１４・・・・・・車軸、１５
・・・・・・スポーク支持板、１６・・・・・・リム、
１７・・・・・・スポーク部、１８・・・・・・底辺中
央切欠、１９・・・・・・角部補強板、２０・・・・・
・抜き窓、２１・・・・・・締付ボルト、Ａ・・・・・
・孕み空間。
Claims (1)
- 側面板２，２′を突合せ、頭頂辺３及び前方斜辺４を予
め接着等一体化し、後方斜辺５及び底辺６を開放状態に
斧刃状円弧本体１を形成し、底辺６の内側対応面に案内
溝７，７′ を形成し、該案内溝に舟形底辺構成板９を
嵌入して孕み空間Ａを形成し、スポーク空間にて組立解
体自在に装着可能に構成したことを特徴とする自転車の
増速具。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978075718U JPS586799Y2 (ja) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | 自転車の増速具 |
| GB7902631A GB2023514B (en) | 1978-06-02 | 1979-01-25 | Speed up device for bicycle |
| US06/010,838 US4296939A (en) | 1978-06-02 | 1979-02-09 | Speed up device for bicycle |
| DE19797903639U DE7903639U1 (de) | 1978-06-02 | 1979-02-09 | Beschleunigungsvorrichtung fuer ein fahrrad |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978075718U JPS586799Y2 (ja) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | 自転車の増速具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54176958U JPS54176958U (ja) | 1979-12-14 |
| JPS586799Y2 true JPS586799Y2 (ja) | 1983-02-05 |
Family
ID=13584305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978075718U Expired JPS586799Y2 (ja) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | 自転車の増速具 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4296939A (ja) |
| JP (1) | JPS586799Y2 (ja) |
| DE (1) | DE7903639U1 (ja) |
| GB (1) | GB2023514B (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4516647A (en) * | 1982-02-08 | 1985-05-14 | Thaddeus Novak | Solar powered vehicle |
| US6267451B1 (en) * | 1999-09-22 | 2001-07-31 | Tsai Chia Chen | Wheel disc device |
| US20050062335A1 (en) * | 2003-09-23 | 2005-03-24 | Carlos Odell | Wheel spinner assembly for motorcycles |
| US7086706B1 (en) * | 2004-04-26 | 2006-08-08 | Wood Robert F | Spinner for bicycle hub |
| GB2542120A (en) * | 2015-09-07 | 2017-03-15 | James Maxwell Andrew | A device for attachment to a spoked bicycle wheel |
| FR3067762A1 (fr) * | 2017-06-19 | 2018-12-21 | Jacques Gervais | Roue a rayon speciaux permettant de capter et d'utiliser de maniere benefique le vent d'ou qu'il vienne; ainsi que de transformer les contres forces negatives generees par l'effet de penetration de l'air, en forces positives; obligeant ainsi la roue a tourner toujours dans le sens de la marche |
| FR3130196B1 (fr) * | 2021-12-13 | 2024-05-03 | Pager Innov | Organe rotatif |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB190417755A (en) * | 1904-08-16 | 1904-09-22 | Thomas James Dean | Improvements relating to the Propulsion of Bicycles and other Light Vehicles. |
| CH177802A (de) * | 1934-04-27 | 1935-06-15 | Herczenik Horvath Es | Einrichtung zur Gleichmässiggestaltung des Ganges von fussbetriebenen Fahrzeugen. |
| US3579408A (en) * | 1968-06-21 | 1971-05-18 | Wesley P Dowhan | Ornamental device for attachment to wire spoked wheels |
-
1978
- 1978-06-02 JP JP1978075718U patent/JPS586799Y2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-01-25 GB GB7902631A patent/GB2023514B/en not_active Expired
- 1979-02-09 DE DE19797903639U patent/DE7903639U1/de not_active Expired
- 1979-02-09 US US06/010,838 patent/US4296939A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54176958U (ja) | 1979-12-14 |
| DE7903639U1 (de) | 1979-05-23 |
| GB2023514A (en) | 1980-01-03 |
| GB2023514B (en) | 1983-02-23 |
| US4296939A (en) | 1981-10-27 |
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