JPS5866529A - 直流多端子送電系統の運転制御方法 - Google Patents

直流多端子送電系統の運転制御方法

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JPS5866529A
JPS5866529A JP56164213A JP16421381A JPS5866529A JP S5866529 A JPS5866529 A JP S5866529A JP 56164213 A JP56164213 A JP 56164213A JP 16421381 A JP16421381 A JP 16421381A JP S5866529 A JPS5866529 A JP S5866529A
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JP
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power transmission
voltage
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JP56164213A
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幸雄 吉田
清 竹中
小西 博雄
渡部 篤美
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Central Research Institute of Electric Power Industry
Hitachi Ltd
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Central Research Institute of Electric Power Industry
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、直流多端子送電系統の運転制御方法に関する
ものである。
複数台の交直変換装置が直流送電線を介して並列に接続
される直流多端子送電系統(並列4単子)の−系統分の
構成が第1図に示されている。図において、各交流系統
11,12,13.14は各変圧器21,22,23.
’24を介して各交直変換器31,32,33.34に
接続され、各交直変換器31,32,33.34は直流
リアクトル41.42,43.44を介して直流送電線
51゜52.53に接続されている。また、各交直変換
器31,32,33.34には制御保護装置61゜62
,63.64が接続されており、これら制御保護装置6
1,62,63.64には集中制御装置60が接続され
ている。
このような多端子送電系統を安定に運転するために、並
列多端子の各変換所のうちの一つの変換所に直流系統の
電圧の指定が行なわれ、他の残りの変換所では定電流制
御運転が行なわれる。このため各変換所の制御回路には
定電流制御回路が設けられ、その電流設定値は集中制御
装置60にて設定されて情報電送系を介して与えられる
。ここで、」二記電流設定値に関しては整流器運転を行
う全文直変換器の電流設定値の和100がインバータ運
転を行う全変換器の電流設定値の和102よシ所定マー
ジン分だけ大きくする電流マージン方式が採用されてい
る。第2図はこの電流マージン方式を説明するもので、
図においてΔ■dは電流マージンを表わしている。
この電流マージン方式においては、いかなる状態におい
てもこの電流マージンΔIdが常に正値であることが必
要で、万一、電流マージンΔ■dが零又は負値となると
異常な運転状態に入るおそれがある。このため、各変換
所へ集中制御装置60から電流設定値を正しく伝送する
必要があり、したがって情報伝送系の信頼度は非常に高
いものでなければ々らない。
又、直流送電線で地絡事故が発生した場合には断線地絡
はまれであってほとんどはアークを伴った地絡と考えら
れ、従来よシ2単子直流送電では地絡事故が発生すると
一端直流電圧が下げられアーク消去時間の経過後に再起
動を行う方式が採用されており、ここでも、この再起動
方式が採られている。
この再起動方式によれば、変換器局停止に到る重故障事
故時にも、事故局を直流送電系統から分離し健全な変換
局のみで再送電を行うことができるので、送電信頼度を
向上することができる。
然しなから本従来例のように多端子送電を行う場合には
、2端子送電を行う場合よ多情報伝送系への依存度が前
述したようにきわめて高く、情報伝送系が故障している
場合には再起動を行うことが困難となシ、安全な運転を
望むことができない。
これは、情報伝送系が故障している場合に直流送電系統
で地絡事故が発生すると、事故が直流送電線で発生した
か変換所で発生したかの区別が健全な変換所では区別が
つかないこと、更に、変換局停止に到る重故障事故では
小故局が故障検知によシ直ちに停止し直流送電系統より
分離されるので、各変換所の前記電流設定値間の相互関
係がくずれ、新たで最適な電流設定値を得ることができ
ない仁と、による。
以」二のように、多端子送電系統を電流マージン方式に
よシ運転を行い、直流送電系統に事故が発生すると再起
動運転を行う従来の運転制御方法には、電流設定値など
を伝送する情報伝送系が故障すると、再起動運転を行う
ことが困難となシ、又安定な運転を行うことができない
という欠点があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであシ、
その目的は、情報伝送系の故障時においても再起動を行
い、安定な直流送電を行うことができる直流多端子送電
系統の運転制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、直流送電線に並
列接続させた複数台の交直変換器の各定電流制御回路に
情報伝送系を介して電流設定値を与え、整流器運転を行
なう全文直変換器についての電流設定値の和をインバー
タ運転を行なう全文直変換器についての電流設定値の和
よシミ流マージン分だけ大きくとシ、送電系統の地絡事
故発生時に一旦直流電圧を降下させその後送電系統を再
起動させる直流多端子送電系統の運転制御方法において
、整流器運転を行う各交直変換器には直流電流の増加に
対して直流電圧が降下する電流−電圧特性をそしてイン
バータ運転を行なう各交直変換器には直流電流の増加に
対して直流電圧が上昇する電流−電圧特性をそれぞれ予
めもたせ、再起動後の定常状態での直流電流検出値と直
流電圧検出値とから各交直変換器の定電流制御回路に新
たな電流設定値を得ることを特徴とする特以下図面に基
づいて本発明の好適な実施例を説明する。
第3図は本発明に係る方法を説明するもので、本実施例
においても前述第1図と同様に、電流マージン方法及び
再起動方式が採用されている。ここで、本実施例では、
情報伝送系故障時に送電系を再起動して安定な運転を行
うために、事故局を探知し、これによシミ渡設定値の再
調整を行うこととしている。このため、本実施例では以
下の運転制御方法が採られる。すなわち、本実施例では
、整流器運転を行う変換所では、第3図に示される様に
、直流電流の増加に対して直流電圧が低下する電流−電
圧特性をその変換器にもたせる様に前述の制御回路が予
め構成され、一方において、インバータ運転を行う変換
所では、直流電流の増加に対して直流電圧が上昇する電
流−電圧特性をその変換器にもたせる様に前述の制御回
路が予め構成されている。
又、各変換器の電流−電圧特性は相異なる様に予め設定
することによシ事故局を確実に検知することができる。
まず、直流送電線地絡や転流失敗などの中、軽故障時の
ように4端子の各局が全て健全な場合に再起動が行なわ
れたとき、定常的な動作点は第3図においてA点となシ
、各変換所は直流電圧、直流電流の値から動作点がA点
であることを探知し、情報伝送系から予め事故前に与え
られていた電流設定値にその設定値を変えることによシ
再送電を行う。
又、重大な事故が発生してインバータ変換局の一つが系
統から切シ離れた場合には、再起動時の動作点は第3図
においてB点となシ、各変換所は予め与えられていたそ
の変換器の電流電圧特性から切り離された局がいずれで
、その電流設定値がどの程度であったかを知ることがで
き、これによ多情報伝送系からの電流設定値によらず新
たな電流設定値が決定される。したがって、情報伝送系
の故障時における系統の再起動がこの新たに設定された
電流設定値に基づいて行なわれ、安定な運転が可能とな
る。
以上のことは、整流器局の1つが直流系統から切シ離さ
れた場合でインバータ局と整流器局とが切シ離されたと
きにも同様であり、これらの場合、動作点は第3図にお
いて各々0点、D点と々る。
そして、インバータ局又は整流器局の2局が切シ離され
た場合には第3図において動作点は各々B′点、C′点
となる。
尚、事故後の再送電は、上述の再起動が行なわれて事故
の状況が確認されたのち、電流設定値を新しく設定し直
すことなどが行なわれてただちに通常の運転状態に戻さ
れる。
以上の説明は4単子送電系統の場合を例としたが、端子
局の数が異なった場合、あるいは整流器局及びインバー
タ局の数が異なった場合も」二記実施例と本質的に異な
るところはない。
次に本発明の好適な他の実施例を第4図に基づいて説明
する。
第4図において、交直変換器32の出力電力すなわち直
流系統の電圧は直流電圧変成器601によシ検出され、
その電流は直流電流変成器602(9) によシ検出されている。これら変成器601゜602の
検出値によシ関数発生器603は第5図に示される電流
−電圧特性を交直変換器にもたせることができる。尚、
第5図において、700は整流器局における特性を、8
00はインバータ局における特性を各々示している。
ここで、第5図に示す特性を交直変換器にもたせるため
には、例えば、上記直流電圧検出値に応じて第5図に示
される直流電流指令値(設定値)を作成し、前記制御保
護装置62に内蔵された定/I− 電流整御回路で直流電流をこの電流設定値に合致する様
に制御する。尚、このとき、各端子における交直変換器
の電流−電圧特性を予め異なる様に設定する。すなわち
、第5図においてvo、■。
を異なった値とする、ことにより事故の様子が確実に判
定され、然って、情報伝送系からの電流設定値によらな
い新たな電流設定値に従った安定な運転が行なわれる。
尚、この実施例では、送電系の直流電圧検出値を関数発
生器に与えて電流設定値を作成し、これ(10) を定電流制御回路にJjえて交直変換器に第5図に示さ
れる再起動時の電流−電圧!1子性を力える例を示した
が、この第5図に示される特性は定電流制御系のゲイン
を小さくすることによっても設定することができる。こ
の場合、交直変換器が整流器運転のときには電流設定値
が1゜、又、インバータ運転のときにはほぼ零とされ、
このとき、各交直変換器のゲインを異在った値に設定す
れば再起動時の定常状態を事故の状態に異なる値とする
ことができる。
以上説明したように、本発明によれば、情報伝送系の故
障時にも再起動を行うことができ、安定した直流送電を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は並列4端子からなる多端子送電系統の1系統分
の構成図、第2図は電流マージン方式の動作説明図、第
3図は本発明の好適な第1実施例の動作説明図、第4図
は本発明の好適な第2実施例に係る多端子送電系統の構
成図、第5図は第2実施例の動作説明図である。 11.12,13.14・・・交流系統、21,22゜
23.24・・・変圧器、31,32,33.34・・
・交直変換器、51,52.53・・・直流送電線、6
1.62,63.64・・・制御保護装置、60・・・
集中制御装置。 l)ヒIL1丁1− ギ  l  図 第  2  図 第 3  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直流送電線に並列接続された複数台の交直変換器の
    各定電流制御回路に情報伝送系を介して電流設定値を与
    え、整流器運転を行なう全文直変換器についての電流設
    定値の和をインバータ運転を行なう全文直変換器につい
    ての電流設定値の和よシミ流マージン分だけ大きくとる
    直流多端子送電系統の運転制御方法において、整流器運
    転を行なう各交直変換器には直流電流の増加に対して直
    流電圧が降下する電流−電圧特性をそしてインバータ運
    転を行なう各交直変換器には直流電流の増加に対して直
    流電圧が上昇する電流−電圧特性をそれぞれ予めもたせ
    、系統事故の場合再起動後の定常運転状態での直流電流
    検出値と直流電圧検出値とから各交直変換器の定電流制
    御回路に新たな電流設定値を得ることを特徴とする直流
    多端子送電系統の運転制御方法。 2、特許請求の範囲1記載の方法において、各交直変換
    器の電流−電圧特性が相異なって設定されたことを特徴
    とする直流多端子送電系統の運転制御方法。 3、特許請求の範囲1又は2の方法において、電流−電
    圧特性を定電流制御回路のゲイン調整にて各交直変換器
    にもたせることを特徴とする直流多端子送電系統の運転
    制御方法。
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101273518A (zh) * 2005-09-22 2008-09-24 西门子公司 具有多个变流器的直流传输调节方法

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