JPS5866071A - 活線下ケ−ブル絶縁不良点探知方法 - Google Patents
活線下ケ−ブル絶縁不良点探知方法Info
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- JPS5866071A JPS5866071A JP16448081A JP16448081A JPS5866071A JP S5866071 A JPS5866071 A JP S5866071A JP 16448081 A JP16448081 A JP 16448081A JP 16448081 A JP16448081 A JP 16448081A JP S5866071 A JPS5866071 A JP S5866071A
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- insulation
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- loop
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/08—Locating faults in cables, transmission lines, or networks
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Locating Faults (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電カケープルを高圧母線に接続したままの活線
下で絶縁不良点の位置を標定する活線下ケーブル絶縁不
良点探知方法に関する。
下で絶縁不良点の位置を標定する活線下ケーブル絶縁不
良点探知方法に関する。
近時3KV、 6KVクラスの測圧CVケーブル(架橋
ポリエチレン絶縁ビニールシースケーブル)で問題とな
っている水トリー現象においては、ケーブル絶縁は交流
使用電圧に1叶えているけれども。
ポリエチレン絶縁ビニールシースケーブル)で問題とな
っている水トリー現象においては、ケーブル絶縁は交流
使用電圧に1叶えているけれども。
その絶縁抵抗は水トリーの進展と共に漸次低下し7゜絶
縁抵抗が低下すればする程ケーブルへの侵入サージによ
る電気破壊に至る確率は高くなる。この現象は伺等かの
原因でケーブル内に侵入した水分により起ることが多い
。従って、水トリーの発生部位は比較的局部である場合
が多く(といっても電気破壊点のようにスポットという
ことでなく、例えばジヨイント−ジヨイント間の一つの
スノξ/のように比較的長いゾーンにわたる場合もあり
得る)、その発生部位を知ることができ、該当部位だけ
を新ケーブルに取替えることができれば、残余のケーブ
ルは本来の寿命を全うすることができ、得られる工業的
価値は犬なるものがある。しかるに、取替え区間、取替
えケーブル長を決定しこれを注文し入手するまでには相
当の日時が必要であるから、まだケーブルの使用を継続
している状態でケーブル切断な序わずにこのような水ト
リー発生部位(二絶縁不良点)に関する情報を入手し得
ればすこぶる有用である。即ち、活線下でケーブルの絶
縁不良点を探知する方法を開発することが期待される。
縁抵抗が低下すればする程ケーブルへの侵入サージによ
る電気破壊に至る確率は高くなる。この現象は伺等かの
原因でケーブル内に侵入した水分により起ることが多い
。従って、水トリーの発生部位は比較的局部である場合
が多く(といっても電気破壊点のようにスポットという
ことでなく、例えばジヨイント−ジヨイント間の一つの
スノξ/のように比較的長いゾーンにわたる場合もあり
得る)、その発生部位を知ることができ、該当部位だけ
を新ケーブルに取替えることができれば、残余のケーブ
ルは本来の寿命を全うすることができ、得られる工業的
価値は犬なるものがある。しかるに、取替え区間、取替
えケーブル長を決定しこれを注文し入手するまでには相
当の日時が必要であるから、まだケーブルの使用を継続
している状態でケーブル切断な序わずにこのような水ト
リー発生部位(二絶縁不良点)に関する情報を入手し得
ればすこぶる有用である。即ち、活線下でケーブルの絶
縁不良点を探知する方法を開発することが期待される。
既に活線下でケーブル絶縁抵抗ケ測定する方法が開発、
されているのでいよいよもって絶縁不良点を同じく活線
下で探知する方法を具体化することが望まれる。
されているのでいよいよもって絶縁不良点を同じく活線
下で探知する方法を具体化することが望まれる。
第1図は従来の絶縁不良点の探知方法を例示する図であ
る。従来の探知方法には種々の方法があるが、本発明と
対比しやすくてろために本発明と同じく測定11E源に
低電圧を使用して感度良く測定できるインバーテツドマ
ール−ズリッジな使用する探知方法について説明する。
る。従来の探知方法には種々の方法があるが、本発明と
対比しやすくてろために本発明と同じく測定11E源に
低電圧を使用して感度良く測定できるインバーテツドマ
ール−ズリッジな使用する探知方法について説明する。
1は絶縁不良抵抗R1を有する絶縁不良ケーブルの導体
、その全長を1とし、測定端より絶縁不良点までの距離
なXとする。1′は健全・@線テーブルの導体、2は絶
縁不良ケーブルの避蔽、2′は健全帰線ケーブルの遮蔽
である。辿敞2及び2′は少くともどちらかの端部で接
地されているが、第1図では測定側端部a、 a’で接
地されている。5は導体1及び1′か接続されていた高
圧母線であるが、導体1及び1′はそれぞれスイッチ6
及び6′によってこの高圧母#5から、スイッチ4及び
4′によって負荷(図示せず)から遮断されている、即
ち、絶縁不良ケーブル及び健全帰線ケーブルは送電を□
停止し高圧母線5及び負荷から切離した状態で絶縁不良
点探知を行うのである。導体1及び1′は測定端と反対
側の端末e及びe′にて連結され導体のルーープを構成
させるが、このような作業を無電圧状態で行うのは当然
のことである。11は測定用電W、12は測定用電源投
入スイッチ、13は比例抵抗辺であり、それぞれ電流リ
ード15及び15′電圧リード16及び16′により導
体1及び1′の測定側端末d及びd′に接続される。1
8は比例抵抗辺の出力端子14と大地間に接続された微
少電流検出手段である。図示のような結物が完成すれば
測定用電源投入スイッチ12を閉成して測定用電源11
を投入し、比例抵抗辺16?操作して微少電流検出手段
1日の不動点を得れば、その時の比例抵抗辺16の指示
により距離xのケーブル1に対する比を知ることができ
る。即ち、絶縁不良点探知の存在位置を知ることができ
る。以上はケーブルが高圧母*M’5及び負荷から切離
されているために全く普通のブリッジワークを説明した
にすぎず、せいぜい微少電流演出手段18と測定用電源
11の位置が通常の高圧ブリッジの場合と入れ替ってい
るにすぎない。通常の高圧ブリッジの場合は、測定用電
1M110所要電圧値が絶縁不良抵抗えに抗して必要な
ブリッジ電流を流すために高電圧となり、ケーブル導体
を含めてブリッジ全体を大地からその高電圧で浮かせる
ことになる。御1定者はその電圧に対して安全なように
留意しなければならない欠点がある。また、ブリッジの
タイプの如何を問わずブリッジワークを行って絶縁不良
点を標定するためにはループを構成させる絶縁不良ケー
ブルの導体1及び健全帰線ケーブルの導体1′は完全に
高圧母線5から切離し、無課電状態にすることが必要で
あり、停電してケーブルを高圧母−5及び負荷から切離
さなければならない。このため停電による損害が大きい
欠点がある。更に、絶縁不良点の絶縁抵抗値は温度が高
い程低いが、ケーブルの送電を停止すると温度か低下す
ること及゛び高′屯位傾度下にないことから絶縁抵抗が
上昇し、測定不能となる可能性がありまた標定感度が低
い欠点がある。
、その全長を1とし、測定端より絶縁不良点までの距離
なXとする。1′は健全・@線テーブルの導体、2は絶
縁不良ケーブルの避蔽、2′は健全帰線ケーブルの遮蔽
である。辿敞2及び2′は少くともどちらかの端部で接
地されているが、第1図では測定側端部a、 a’で接
地されている。5は導体1及び1′か接続されていた高
圧母線であるが、導体1及び1′はそれぞれスイッチ6
及び6′によってこの高圧母#5から、スイッチ4及び
4′によって負荷(図示せず)から遮断されている、即
ち、絶縁不良ケーブル及び健全帰線ケーブルは送電を□
停止し高圧母線5及び負荷から切離した状態で絶縁不良
点探知を行うのである。導体1及び1′は測定端と反対
側の端末e及びe′にて連結され導体のルーープを構成
させるが、このような作業を無電圧状態で行うのは当然
のことである。11は測定用電W、12は測定用電源投
入スイッチ、13は比例抵抗辺であり、それぞれ電流リ
ード15及び15′電圧リード16及び16′により導
体1及び1′の測定側端末d及びd′に接続される。1
8は比例抵抗辺の出力端子14と大地間に接続された微
少電流検出手段である。図示のような結物が完成すれば
測定用電源投入スイッチ12を閉成して測定用電源11
を投入し、比例抵抗辺16?操作して微少電流検出手段
1日の不動点を得れば、その時の比例抵抗辺16の指示
により距離xのケーブル1に対する比を知ることができ
る。即ち、絶縁不良点探知の存在位置を知ることができ
る。以上はケーブルが高圧母*M’5及び負荷から切離
されているために全く普通のブリッジワークを説明した
にすぎず、せいぜい微少電流演出手段18と測定用電源
11の位置が通常の高圧ブリッジの場合と入れ替ってい
るにすぎない。通常の高圧ブリッジの場合は、測定用電
1M110所要電圧値が絶縁不良抵抗えに抗して必要な
ブリッジ電流を流すために高電圧となり、ケーブル導体
を含めてブリッジ全体を大地からその高電圧で浮かせる
ことになる。御1定者はその電圧に対して安全なように
留意しなければならない欠点がある。また、ブリッジの
タイプの如何を問わずブリッジワークを行って絶縁不良
点を標定するためにはループを構成させる絶縁不良ケー
ブルの導体1及び健全帰線ケーブルの導体1′は完全に
高圧母線5から切離し、無課電状態にすることが必要で
あり、停電してケーブルを高圧母−5及び負荷から切離
さなければならない。このため停電による損害が大きい
欠点がある。更に、絶縁不良点の絶縁抵抗値は温度が高
い程低いが、ケーブルの送電を停止すると温度か低下す
ること及゛び高′屯位傾度下にないことから絶縁抵抗が
上昇し、測定不能となる可能性がありまた標定感度が低
い欠点がある。
本発明の目的は、電カケープルを高圧母線に接続したま
まの活線下で絶縁不良点の位置な標定できる活線下ケー
ブル絶縁不良点探知方法を提供することである。
まの活線下で絶縁不良点の位置な標定できる活線下ケー
ブル絶縁不良点探知方法を提供することである。
以下に図面を参照して本発明について詳細に説明する。
第2図は本発明の活線下ケーブル絶縁不良点探知方法の
実施例を示す図である。t 3,1縁不良抵抗亀を有す
る絶縁不良ケーブルの導体、その全長を1とし、測定端
より絶縁不良点までの距離をXとする。1′は健全帰線
ケーブルの導体、2は絶縁不良ケーブルの遮蔽、2′は
健全帰線ケーブルの遮蔽である。遮蔽2及び2′は端部
で直接接地はせず静電容量により接地するが、第2図で
は遮蔽2及び2′の測定端部a、 a’でそれぞれ静電
容量17び2′によるループを構成する。5は導体1,
1′が接続され電力の供給を受けている高圧母線であり
。
実施例を示す図である。t 3,1縁不良抵抗亀を有す
る絶縁不良ケーブルの導体、その全長を1とし、測定端
より絶縁不良点までの距離をXとする。1′は健全帰線
ケーブルの導体、2は絶縁不良ケーブルの遮蔽、2′は
健全帰線ケーブルの遮蔽である。遮蔽2及び2′は端部
で直接接地はせず静電容量により接地するが、第2図で
は遮蔽2及び2′の測定端部a、 a’でそれぞれ静電
容量17び2′によるループを構成する。5は導体1,
1′が接続され電力の供給を受けている高圧母線であり
。
6に示す電源変圧器によりその一次側(一般に特別高圧
である)から変成された二次側高圧巻線に連なるもので
ある。この二次側は一般に非接地方式で使われるが、地
絡事故検出の目的のために小容−量の接地用変圧器7に
より中性点接地が行われて(・る。しかし、本発明にお
いては接地用変圧器7の一次側星型結線の中性点0は直
接接地されることなく、接地線の途中に挿入された電磁
接触子の接点8によって絶縁不良点を探知している時は
開路され同時に保安接地用回路9によって交流的には接
地が継続されるように構成される。保安接地用回路9の
内容はアレスタ、静電容量等が接点8に並列に入るもの
である。10は直列及び並列の要素を含むF波回路及び
地電流打消回路で、微少電流検出手段18に測定の邪魔
になる電流が侵入するのを防止するものである。11は
測定用電源、12は測定用電源投入スイッチ、13は比
例抵抗辺であり、それぞれ電流リード15及び15′。
である)から変成された二次側高圧巻線に連なるもので
ある。この二次側は一般に非接地方式で使われるが、地
絡事故検出の目的のために小容−量の接地用変圧器7に
より中性点接地が行われて(・る。しかし、本発明にお
いては接地用変圧器7の一次側星型結線の中性点0は直
接接地されることなく、接地線の途中に挿入された電磁
接触子の接点8によって絶縁不良点を探知している時は
開路され同時に保安接地用回路9によって交流的には接
地が継続されるように構成される。保安接地用回路9の
内容はアレスタ、静電容量等が接点8に並列に入るもの
である。10は直列及び並列の要素を含むF波回路及び
地電流打消回路で、微少電流検出手段18に測定の邪魔
になる電流が侵入するのを防止するものである。11は
測定用電源、12は測定用電源投入スイッチ、13は比
例抵抗辺であり、それぞれ電流リード15及び15′。
電圧リード16及び16′で遮蔽2及び2′の測定側端
末a及びa′に接続される。比例抵抗辺の出力端子14
は大地に接続する。18は接地用変圧器中性点0からP
波回路10を経て比例抵抗辺の出力端子14(=大地)
との間に接続された検流計等の微少電流検出手段である
。
末a及びa′に接続される。比例抵抗辺の出力端子14
は大地に接続する。18は接地用変圧器中性点0からP
波回路10を経て比例抵抗辺の出力端子14(=大地)
との間に接続された検流計等の微少電流検出手段である
。
本発明においては、ケーブル導体1及び1′は閉路され
たスイッチ3及び3′によって高圧母線5に、同じく閉
路されたスイッチ4及び4′によって負荷(図示せず)
に接続されたままであるから、ケーブルは活線下にあり
完全に送電を継続し導体1′に使用電圧が印加されてい
なくても別に差支えはない。要するに、絶縁不良ケーブ
ルの導体1は高圧母線5に接続されている二とが絶縁不
良抵抗りを通じた電流を接地用変圧器7を介して微少電
流検出手段18に導くために必要である。
たスイッチ3及び3′によって高圧母線5に、同じく閉
路されたスイッチ4及び4′によって負荷(図示せず)
に接続されたままであるから、ケーブルは活線下にあり
完全に送電を継続し導体1′に使用電圧が印加されてい
なくても別に差支えはない。要するに、絶縁不良ケーブ
ルの導体1は高圧母線5に接続されている二とが絶縁不
良抵抗りを通じた電流を接地用変圧器7を介して微少電
流検出手段18に導くために必要である。
図示の結線が完成すれば測定用電源投入スイッチ12を
閉成して測定用電源11を投入し、比例抵抗辺16を操
作して微少電流検出手段18の不動点を得れば、その時
の比例抵抗辺の指示により距離Xのケーブル全長1に対
する比を知ることができる。即ち、絶縁不良抵抗附の存
在位置を知ることができろ。上述の説明では、いわゆる
零位法を採用しているので、微少電流検出手段18の不
動点即ちこれに流れる電流を零とすべく比例抵抗辺13
を操作するものとしたが、これは勿論偏位法として応用
することが可能である。即ち、比例抵抗辺13を0%指
示の位置においた場合の微少電流検出手段18の振れ値
、及び比例抵抗辺13を100%又は200%指示の位
置においた場合の微少電流検出手段18の掘れ値の比較
から距離Xを求めることができる。この場合微少電流検
出手段18は絶縁不良抵抗附を内部抵抗とする電圧計と
して動作させていると考えればよい。偏位法を採用する
場合は比例抵抗辺16は必ずしも必要ではなく、電圧リ
ード16.16’の端末c、 c’又は直接a、 a’
を交互に大地に落すことで目的は達成できる。
閉成して測定用電源11を投入し、比例抵抗辺16を操
作して微少電流検出手段18の不動点を得れば、その時
の比例抵抗辺の指示により距離Xのケーブル全長1に対
する比を知ることができる。即ち、絶縁不良抵抗附の存
在位置を知ることができろ。上述の説明では、いわゆる
零位法を採用しているので、微少電流検出手段18の不
動点即ちこれに流れる電流を零とすべく比例抵抗辺13
を操作するものとしたが、これは勿論偏位法として応用
することが可能である。即ち、比例抵抗辺13を0%指
示の位置においた場合の微少電流検出手段18の振れ値
、及び比例抵抗辺13を100%又は200%指示の位
置においた場合の微少電流検出手段18の掘れ値の比較
から距離Xを求めることができる。この場合微少電流検
出手段18は絶縁不良抵抗附を内部抵抗とする電圧計と
して動作させていると考えればよい。偏位法を採用する
場合は比例抵抗辺16は必ずしも必要ではなく、電圧リ
ード16.16’の端末c、 c’又は直接a、 a’
を交互に大地に落すことで目的は達成できる。
第2図で回路の接地点を比例抵抗辺13の出力端子14
とした理由は次の通りである。一般にケーブルの遮蔽は
大地との間に絶縁不良を有することが多く、しかもその
値は今問題としている導体と遮蔽間の絶縁不良抵抗阻の
値よりもはるかに低いことが多いから、絶縁不良点の探
知にあたってこれが大きな誤差を招来しないように留意
する必要がある6そしてよくあるケースとしてケーブル
の絶縁不良点と遮蔽絶縁不良点が合致している場合は、
上記の如く接地すると微少電流検出手段18には誤差を
生せしめるような電流は全く流れ込まない。また、ケー
ブルの絶縁不良点と遮蔽絶縁不良点が一致しなくても、
遮蔽のケーブル長さ方向の抵抗値は数〃擢であるのに対
し遮蔽絶縁不良抵抗値は数にΩ〜数百にΩであるから、
上記の接地により強制的に接地点とな゛るケーブル絶縁
不良点と、これとは異なる位置にある遮蔽絶縁不良点と
の間の遮蔽に遮蔽絶縁不良抵抗)直が並列に入っても誤
差の原因となる遮蔽のケーブル長さ方向の抵抗値の変化
(減少)は殆んど無視し得る程度のものとなる。これに
反し比例抵抗辺16の出力端子14を積極的に接地しな
い場合は回路の接地点は遮蔽絶縁不良点となるが、微少
電流検出手段18には高圧母線5の絶縁抵抗(これも数
百にΩ程度のものであり、ケーブル絶縁不良抵抗値より
はるかに低い)を通じて大きい誤差を生せしめるような
電流が流れ込む、また比例抵抗辺13の出力端子14と
大地との間に微少電流検出手段18を接続し、接地用変
圧器7の中性点0はIG接接地する時もブリッジは遮蔽
絶縁不良点を測定してしまうことになるであろう。以上
の如き理由により、本発明では積極的に回路の接地を行
うこととし、その接地点は微少電流検出手段18と比例
抵抗辺13の出力端子14との接続点とした。これによ
り通常の零位法によりブリッジ7−7を行う場合のみで
なく、偏位法を行う場合にも遮蔽の絶縁不良抵抗や高圧
母線5の絶縁抵抗による誤差の導入を最小にできる。比
例抵抗辺16を全く設けず、偏位法としてのみの使用を
企図する時は接地点は微少電流検出手段18の接地用変
圧器中性点0から遠ざかった側の端子と1手順により交
互に接地されるa、 a’又はc、 c’である。
とした理由は次の通りである。一般にケーブルの遮蔽は
大地との間に絶縁不良を有することが多く、しかもその
値は今問題としている導体と遮蔽間の絶縁不良抵抗阻の
値よりもはるかに低いことが多いから、絶縁不良点の探
知にあたってこれが大きな誤差を招来しないように留意
する必要がある6そしてよくあるケースとしてケーブル
の絶縁不良点と遮蔽絶縁不良点が合致している場合は、
上記の如く接地すると微少電流検出手段18には誤差を
生せしめるような電流は全く流れ込まない。また、ケー
ブルの絶縁不良点と遮蔽絶縁不良点が一致しなくても、
遮蔽のケーブル長さ方向の抵抗値は数〃擢であるのに対
し遮蔽絶縁不良抵抗値は数にΩ〜数百にΩであるから、
上記の接地により強制的に接地点とな゛るケーブル絶縁
不良点と、これとは異なる位置にある遮蔽絶縁不良点と
の間の遮蔽に遮蔽絶縁不良抵抗)直が並列に入っても誤
差の原因となる遮蔽のケーブル長さ方向の抵抗値の変化
(減少)は殆んど無視し得る程度のものとなる。これに
反し比例抵抗辺16の出力端子14を積極的に接地しな
い場合は回路の接地点は遮蔽絶縁不良点となるが、微少
電流検出手段18には高圧母線5の絶縁抵抗(これも数
百にΩ程度のものであり、ケーブル絶縁不良抵抗値より
はるかに低い)を通じて大きい誤差を生せしめるような
電流が流れ込む、また比例抵抗辺13の出力端子14と
大地との間に微少電流検出手段18を接続し、接地用変
圧器7の中性点0はIG接接地する時もブリッジは遮蔽
絶縁不良点を測定してしまうことになるであろう。以上
の如き理由により、本発明では積極的に回路の接地を行
うこととし、その接地点は微少電流検出手段18と比例
抵抗辺13の出力端子14との接続点とした。これによ
り通常の零位法によりブリッジ7−7を行う場合のみで
なく、偏位法を行う場合にも遮蔽の絶縁不良抵抗や高圧
母線5の絶縁抵抗による誤差の導入を最小にできる。比
例抵抗辺16を全く設けず、偏位法としてのみの使用を
企図する時は接地点は微少電流検出手段18の接地用変
圧器中性点0から遠ざかった側の端子と1手順により交
互に接地されるa、 a’又はc、 c’である。
第3図は本発明に示す接地点が最も良いことを示す概念
等価回路図である。第6図(a)は出力端子14を接地
した本発明の回路の等価回路図、第3図(b)は出力端
子14を接地しない場合の等価回路図、第3図(C)は
出力端子14と大地との間に微少電流検出手段を入れた
場合 (接地用変圧器中性点を接地したままとしている
場合χに価回路図である。絶縁不良ケーブルの遮蔽2及
び健全帰線ケーブルの遮蔽2′にそれぞれ大地との間に
逅蔽絶縁不良抵抗胎及びRs’があるものとし、高圧母
線50対犬地絶縁抵抗なRBとする。第6図(a)の等
節回路では、抵抗Rs、 Rs’は遮蔽の抵抗に並列に
入るだけであるから測定誤差が僅少であり、また抵抗R
Bが微少電流検出手段に並列に入るだけであるので感度
低下が僅少であり誤差がない。第6図(blの等節回路
では、抵抗Rs、 Rs’の比で回路の接地点は殆んど
決定してしまい、その位置は抵抗R1の存在位置ではな
いから抵抗RBを通じて微少電流検出手段に大きい誤差
電流が流れ測定誤差が犬キ<ナル。第6図(C)の等節
回路では、抵抗Rs、 Rs’の比で決まる接地点をブ
リッジが測定してしまうので第3図(b)の回路よりも
なお測定誤差が大きくなることが多い。従って1本発明
で用いた第6図(a)の回路が最も良〜・ことがわかる
。
等価回路図である。第6図(a)は出力端子14を接地
した本発明の回路の等価回路図、第3図(b)は出力端
子14を接地しない場合の等価回路図、第3図(C)は
出力端子14と大地との間に微少電流検出手段を入れた
場合 (接地用変圧器中性点を接地したままとしている
場合χに価回路図である。絶縁不良ケーブルの遮蔽2及
び健全帰線ケーブルの遮蔽2′にそれぞれ大地との間に
逅蔽絶縁不良抵抗胎及びRs’があるものとし、高圧母
線50対犬地絶縁抵抗なRBとする。第6図(a)の等
節回路では、抵抗Rs、 Rs’は遮蔽の抵抗に並列に
入るだけであるから測定誤差が僅少であり、また抵抗R
Bが微少電流検出手段に並列に入るだけであるので感度
低下が僅少であり誤差がない。第6図(blの等節回路
では、抵抗Rs、 Rs’の比で回路の接地点は殆んど
決定してしまい、その位置は抵抗R1の存在位置ではな
いから抵抗RBを通じて微少電流検出手段に大きい誤差
電流が流れ測定誤差が犬キ<ナル。第6図(C)の等節
回路では、抵抗Rs、 Rs’の比で決まる接地点をブ
リッジが測定してしまうので第3図(b)の回路よりも
なお測定誤差が大きくなることが多い。従って1本発明
で用いた第6図(a)の回路が最も良〜・ことがわかる
。
本発明の効果は次のものが挙げられる。まず。
無停電で実施し、得るので得られる工業的価値が高いこ
とがある。ケーブルの絶縁抵抗不良の存在を伺等かの手
段により知ったとしても、iも経済的にケーブル使用を
継続するためには局所的なケーブル取替えにとどめたい
わけであるが、それに必要な準備をすすめるために長時
間の停電を必要とするのではその時点から既にケーブル
がパンクして使用不能となったのと同じことである。従
って。
とがある。ケーブルの絶縁抵抗不良の存在を伺等かの手
段により知ったとしても、iも経済的にケーブル使用を
継続するためには局所的なケーブル取替えにとどめたい
わけであるが、それに必要な準備をすすめるために長時
間の停電を必要とするのではその時点から既にケーブル
がパンクして使用不能となったのと同じことである。従
って。
無停電で絶縁抵抗不良発生場所についての情報を得るこ
とはすこぶる価値の高いことである。次に。
とはすこぶる価値の高いことである。次に。
送電継続中とはいっても高電圧部分には全く手を触れず
、イ妾地電位にあるブリッジの構成及び操作と接地用変
圧器中性点の接地回路の直流的開放(これは電磁接触子
によってリモートコントロールで行われる)とで探知を
行い潜るので安全であることがあげられろ。本発明の発
明者による別発明の1−縁下のケーブル絶縁抵抗監視シ
ステうでは既にこの様な接地用変圧器中性点接地回路の
開放設備をそなえているのでその場合は本発明はなお容
易に実施できる。第6には、標定感度が高いことがあげ
られる。送電継続中であれば絶縁不良点には交流高電位
傾度がかかりしかも温度が昼いから、綽電圧、低温で&
−11知し得なかった高絶縁抵抗まで標定可能となる。
、イ妾地電位にあるブリッジの構成及び操作と接地用変
圧器中性点の接地回路の直流的開放(これは電磁接触子
によってリモートコントロールで行われる)とで探知を
行い潜るので安全であることがあげられろ。本発明の発
明者による別発明の1−縁下のケーブル絶縁抵抗監視シ
ステうでは既にこの様な接地用変圧器中性点接地回路の
開放設備をそなえているのでその場合は本発明はなお容
易に実施できる。第6には、標定感度が高いことがあげ
られる。送電継続中であれば絶縁不良点には交流高電位
傾度がかかりしかも温度が昼いから、綽電圧、低温で&
−11知し得なかった高絶縁抵抗まで標定可能となる。
本発明の応用分野は、活線下ケーブル絶縁監視。
ケープルフォールトローカライズ工事、Cvケーブル等
がある。
がある。
第1図は従来の絶縁不良点の探知方法を例示する図、第
2図は本発明の活線下ケーブル絶縁不良点探知方法の実
IA!iVNを示す図、第3図は本発明に示す接地点が
最も良いことを示す等価回路図である。 1:絶縁不良ケーブルの導体、1′:健全帰線ケーブル
の導体、 2:絶縁不良ケーブルの遮蔽。 2′:健全帰線ケーブルの遮蔽、 3.3’、 4
.4’:スイッチ、 5:高圧母線、 6:電源変
圧器。 7:接地用変圧器、 8:接点、 9:保安接地用
回路、 10:P波回路及び地′亀流打消回路。 11:測定用電源、 12:測定用電源投入スイッチ
。 16:比例抵抗辺、 14:出力端子。 15.15’:電流リード、 16.16′:電圧リ
ード。 17.17′:静電容量、 18:微少電流検出手
段。 尾2図 毛3121 ?− 一よ拓−
2図は本発明の活線下ケーブル絶縁不良点探知方法の実
IA!iVNを示す図、第3図は本発明に示す接地点が
最も良いことを示す等価回路図である。 1:絶縁不良ケーブルの導体、1′:健全帰線ケーブル
の導体、 2:絶縁不良ケーブルの遮蔽。 2′:健全帰線ケーブルの遮蔽、 3.3’、 4
.4’:スイッチ、 5:高圧母線、 6:電源変
圧器。 7:接地用変圧器、 8:接点、 9:保安接地用
回路、 10:P波回路及び地′亀流打消回路。 11:測定用電源、 12:測定用電源投入スイッチ
。 16:比例抵抗辺、 14:出力端子。 15.15’:電流リード、 16.16′:電圧リ
ード。 17.17′:静電容量、 18:微少電流検出手
段。 尾2図 毛3121 ?− 一よ拓−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11高圧母線に接続したままで絶縁不良ケーブル導体
の遮蔽と健全帰線の遮蔽とでループを構成しこのループ
の開放端からケーブルの絶縁不良点の標定を行う活線下
ケーノル絶縁不良点探知方法において、前記高圧母線の
接地用装置の中性点を直流的に大地から浮かし、微少電
流検出手段の一端を前記接地用装置に接続しかつ他端を
接地し、測定用直流電源を上記ループの開放端間に接続
し、比例抵抗辺を同じく前記ループの開放端間に前記測
定用直流電源と並列に接続しかつその出力端子を接地し
、前記測定用直流電源により前記ループに電流を流しつ
つ比例抵抗辺を操作して前記微少電流検出手段の不動点
を得ることにより活線下で絶縁不良点の位置を標定する
ことを特徴とする活線下ケーブル絶縁不良点探知方法。 (2)高圧母線に接続したままで絶縁不良ケーブル導体
の遮蔽と健全帰線の遮蔽とでループを構成しこのループ
の開放端からケーブルの絶縁不良点の標定を行う活線下
ケーブル絶縁不良点探知方法において、前記高圧母線の
接地用装置の中性点を直流的に大地から浮力化、微少電
流検出手段の一端を前記接地用装置に接続し他端を接地
し、測定用直流電源を前記ループの開放端間に接続し、
前記測定用直流電源により前記ループに電流を流しつつ
前記ループの開放端を交互に接地し微少電流検出手段の
振れの比を求めることにより活線下で絶縁不良点の位置
を標定することを特徴とする活線下ケーブル絶縁不良点
探知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16448081A JPS5866071A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 活線下ケ−ブル絶縁不良点探知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16448081A JPS5866071A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 活線下ケ−ブル絶縁不良点探知方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5866071A true JPS5866071A (ja) | 1983-04-20 |
JPH0373823B2 JPH0373823B2 (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=15793968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16448081A Granted JPS5866071A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 活線下ケ−ブル絶縁不良点探知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5866071A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01128180U (ja) * | 1988-02-25 | 1989-09-01 |
-
1981
- 1981-10-15 JP JP16448081A patent/JPS5866071A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01128180U (ja) * | 1988-02-25 | 1989-09-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0373823B2 (ja) | 1991-11-25 |
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