JPS5864211A - 微粒状シリカおよびその製造方法 - Google Patents

微粒状シリカおよびその製造方法

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JPS5864211A
JPS5864211A JP16277781A JP16277781A JPS5864211A JP S5864211 A JPS5864211 A JP S5864211A JP 16277781 A JP16277781 A JP 16277781A JP 16277781 A JP16277781 A JP 16277781A JP S5864211 A JPS5864211 A JP S5864211A
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silica
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JP16277781A
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Akinori Noda
野田 明徳
Hiroshi Kawahara
川原 宏
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AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリオール残基が結合した微粒状ノリ力および
その製造方法に関するものである。
水を分散媒とした微粒状シリカの分散液はシリカゾルと
呼ばれ、この微粒状シリカはまたコロイダルシリカとも
呼ばれている。シリカゾルの分散媒は水に限られるもの
ではなく、メタノール、イソプロパツールなどの有機溶
媒を分散媒としたシリカゾルも知られている。コロイダ
ルシリカと呼ばれる微粒状シリカは分散媒に安に的に分
散されており、これにコロイダルシリカが適当な量のシ
ラノール基(SiOH)i有するためであるといわれて
いる。一方、エアロジルあるいはホワイトカーボンなど
と呼ばれる粉末状の微粒状シリカも知られているが、多
くの場合シラノール基が少ないかその重が適当でないた
め、高濃度の分散液や安定な分散液を得ることは比較的
困難である。シリカゾルの用途の1つとして塗料の添加
剤としての用途があり、塗料の物性、特に塗膜の硬さを
向上させる成分として有用である。たとえば、特開昭5
5−151065号公報には有機溶媒を分散媒としたシ
リカゾルとブチラール樹脂からなるコーティング組成物
が記載されている。本発明者らは、シリカゾルを使用し
た透明な硬質塗膜を得るための塗料として、シリカゾル
−ポリオール−アルキルエーテル化メチロールメラミン
の3成分を主成分とする組成物を検討した。本発明者の
検討によれば、シリカゾル中の微粒状シリカが有するシ
ラノール基は塗料の硬化の際、他の反応性成分の官能基
と反応し、この反応が充分に起ることが良好な塗膜を得
るために必要な資性であることを見い出した。上記公知
例においても、シラノール基はブチラール樹脂中の水酸
基と反応しているものと予想される。ところが、通常の
塗料の硬化条件ではシラノール基と他の官能基との反応
は充分ではなく、これが良好な塗pAt得るための障害
になっているものと予想された。
本発明者は上記問題を解決するために棟々の研究検討を
行った結果、微粒状シリカ中の7ラノール基と官能基を
有する化合物とをあらかじめ反応させておくことにより
問題が解決されることを見い出した。上記塗料の組成物
においては官能基を有する化合物としてポリオールが適
当であることを見い出した。ポリオールとシラノール基
との反応により微粒状シリカは少くとも1個の水酸基分
有するポリオール残基金持つものとなる。勿論ポリオー
ルのすべての水酸基がシラノール基と反応すると固結状
態となり塗料などの用途には適さない。しかしながら、
シラノール基に対して過剰のポリオール全使用すれば、
微粒状シリカが分散した分散液を得ることができ、ポリ
オールの量がそれより少くても加温により液状となりう
る分散物が得られる。。
このポリオール残基分有する微粒状ンリヵは水酸基を有
しているので水酸基と反応しつる官能基分有する化合物
、上記塗料の例でいえばアルキルエーテル化メチロール
メラミンと反応することができ、このポリオール残基を
有する微粒状シリカが分散したポリオールとアルキルエ
ーテル化メチロールメラミンにより良好な塗Mk得るこ
とができた。
本発明者は、上記ポリオール残基をイJする微粒状シリ
カが分散したポリオールは単に上記塗料用の成分として
使用しうるのみならず、ポリオールを使用した合成樹脂
の製造原料とし−Cも使用しうろことを見い出した。こ
の微粒状ノリ力分散ポリオールを用いて、ポリウレタン
やポリエステルなどの重合体を得ることができる。
この重合体において、微粒状シリカは単に充填されてい
るものではなく、反応により■金杯と結合しているので
良好な重合体を得ることが可能となる。また、ポリオー
ル残基を有する微粒状シリカはポリオールと分離し、て
粉末状で使用することができ、同じように反応性基を有
する充填剤などの用途に使用することが可能である。
また、ポリオール残基金有する微粒状ンリカやその分散
液は繊維処理剤などの7リカゾルの用途にも代替しうる
ものである。本発明はこの粉末状や分量媒に分散された
ポリオール残基分有する微粒状シリカに関するものであ
る。
ポリオール’k A−eOH)m+、(A:水酸基?除
いたポリオール残基、m:1以上の整数)で表わすとす
れば、シラノール基(Si−OH)はこのポリオールと
反応して5l−0−ハ(OH)mとなると考えられ心。
ケイ素原子は4価であるので微粒状シリカにおけるシラ
ノール基の水酸基は同一のケイ素原子に3個まで結合す
るが、通常は2個までである。従って、−0−A(OH
)mで表わされる基は同一ケイ素原子に通常2個1で結
合していると考えられる。また、5i−0−A40H)
m基のm個の水酸基はさらに他のシラノール基々どと反
応しつるが、通常は大過剰のポリオールと微粒状/リカ
を反応させるため、1分子のポリオールと2以上の微粒
状シリカが反応することは少い。また、微粒状シリカ中
のすべてのシラノール基などが一〇−A(−LJH)m
に変換されている必蓋はなく、微粒状シリカ1個につき
−0−A(OH)mが少くとも1個存在すf″l−はよ
い。
本発明の微粒状シリカが分散したポリオールは、シラノ
ール基などの5iOXで表わされる基を含む微粒状シリ
カとポリオールとを反応させることにより得られる。ポ
リオールの水酸基は5iOX (X :水素あるいばア
ルキル基)と反応しうる。Xがアルキル基の場合、反応
により1価のアルコールが副生ずる。しかし、通常Xげ
水素であり水が副生する。Xが水素以外の微粒状シリカ
はシラノール基を有する微粒状シリカとXOHで表わさ
れる1価のアルキルアルコールより製造される。XOH
で表わされるアルコールの沸点は反応させるポリオール
の沸点よりも低いことが好ましく、特にXは炭素数6以
下の低級アルキル基であることが好ましい。5iOX基
を含む微粒状シリカとポリオールの反応は通常加熱によ
って起る。従って、5iox基を含む微粒状シリカが分
散【7たポリオール全反応が起る温度に加熱することに
より目的とする微粒状/リカ分散ポリオールが得られる
ポリオールと微粒状シリカの反応は、5iOX基を有す
る微粒状シリカが粉末状の場合(%にXがアルキル基で
あるもの)は、それをポリオールに十分攪拌分散させた
後、甘た5iOX基を有する微粒状シリカが、水、アル
コール1トルエン、ジオキサン、その他の分散媒に分散
している時は、ポリオール存在下で七わらの分散媒を留
去した後、反応温度’1100℃〜ポリオールの沸点ま
で、好1しくに、反応温度を140℃〜ポリオールの沸
点に保ち、2〜15時間、好ましくは4〜lO時間加熱
攪拌して行なう。この時、りん酸、硫酸等の無機酸、あ
るいはベンゼンスルホン鍍、ハラトルエンスルホン酸等
ノ有機酸を01〜5重it%、特に好ましくは02〜1
重量%添加すると反応は促進される。寸た、この反応を
ジアセトンアルコール、キシレン等3級アルコールしか
持たない溶媒又はアルコール基を持たない溶媒中で進行
することもできる。
この時の反応条件は無溶媒における反応条件と同様であ
る。
5iOX基を有する微粒状シリカとして谷筋に入手しう
るものの例としては、5iC1,f熱加水分解會して、
衣101にシラノール!j!、を歿した微粒状シリカ、
この表面?アルコキン化した微粒状シリカ、有機ケイ素
化合v1:Jヲ加水分Pイ[−てイr+られる微粒状シ
リカ、水硝子より得られたコロイド状シリカ等があるが
、このような微粒状シリカのうち、特に好ましいものは
、水硝子より調整した水分散の7リカコロイドである。
このように、微粒状シリカとしては、特に/リカゾルに
おける微粒状シリカに限られるものではな(EIiOX
基を有する微粒状シリカであnば使用できる。しかしな
がら、微粒状シリカの分散安定性、 5iOX基の含量
、微粒状シリカ分散ポリオールの粘度(エアロジルにポ
リオールの粘度を極めて′尚くする)、その他の条件を
考慮すれば、上記のように水硝子よりイオン交換法等で
製造された水?分散媒とするシリカゾルを使用すること
が最も好ましい。また、水分分散媒とするシリカゾルよ
り冷媒置換することにより得られる1 111fiアル
コールその他の有機溶媒を分散媒とするシリカゾルも好
ましい。これらシリカゾルは前6己のようにポリオール
を加えて分散媒を除去することにより谷筋に微粒状シリ
カ分散ポリオールとすることかでき、次いで、この微粒
状シリカと分散媒であるポリオールを反応させて本発明
の微粒状シリカが分散したポリオールを得ることができ
る。2゜ 微粒状7リカの平均粒径は多くの場合1000Å以下で
あればよいが、好1しくば20〜soo′A、特に50
〜250入であることが好ましい。特に透明塗料や透明
合成樹脂?得るにはその上限は500六以下、特に25
0六以下であることが好ましい。また、硬い塗膜金得る
ための塗料用には平均粒径が小さいと硬度が低下するた
め、20′A以上、特に50″A以上のものが好丑しい
微粒状シリカ分散ポリオールにおける微粒状シリカの割
合は特に駆足されないが通常は80重量%以丁が適当で
ある。微粒状ノリ力の割合が増大すると系の粘度が−く
なったり、ポリオールに対する5iOX基の量が相対的
にポリオールの水酸基の酢に近づき、反応により未反応
のポリオールの菫が少くなって糸全体が固結する。
しかし、常温では固結しても加温下では゛流動性を有す
るものもあり、このようなものは有用である。好ましく
は得られるものは常温で液状の分散液である。微粒状シ
リカ分散ポリオールにおける微粒状シリカの割合は最大
約95亜1杖チ程度1で上げることができ、その場合、
不活性シリカゾルにおける微粒状7リカは100平万六
当り通常2〜5個、特に3〜4個のシラノール基?有し
ているといわれている。これはデポiyリカゾルである
ために心安な量であると考えられており、この童が太く
なっても少くなっても安厘性は低下する。シリカゾル以
外の場合、微粒状シリカはこれよりも多くのシラノール
基を持つこともあり、これよりも少い場合もある。
本発明でに原料となる微粒状シリカはそ扛が7ラノール
基などの5iOX基を有する限り特に限定はないが、好
ましくは、シリカゾルにおける微粒状シリカ、特に水硝
子よりイオン交換法により製造されたシリカゾルにおけ
る微粒状シリカが好ましい。また、微靭セ(ソリ力が有
する5iOX基はそのすべてがポリオールの水酸基と反
応する心安はなく、未反応の5iOX基が残っていても
よい。
加水分解性の有機ケイ累化合物の加水分解物もまた原料
として使用しうる。アルコキシ7ン基を有する有機ケイ
素化合物に加水分解反応Vこよりアルコールを副生じな
がら微粒状シリカとなる。たとえば、テトラエトキ7シ
ラン、メチルトリエトキシシランなどのアルコギンンラ
/を塩酸などの存在下に加水分解して・シラノール基を
有する微粒状シリカが副生じたアルコール中に分散した
分散液金得ることができる。この分散液を前記と同様の
処理によりポリオール分散液とすることができるが、1
だポリオールとアルコキシ7ラン基と才まず反応させて
ポリオール残基分有する力11水分解性有機ケイ索化合
物金製造して、これ勿加水分屏してポリオール分散液を
製造することも可能である。これらポリオール分散液音
用いて前記と同様に微粒状/リカの7ラノール基とポリ
オールと全反応させ目的とするポリオール残基tl[す
る微粒状/リカを生成きせることかできる。
ポリオールとL7ては種々のポリオールを、開用しうる
。このポリオールに最終用途に合せて肩当なポリオール
奮選択しうる。ポリオール奮A+OH)m+lで表わす
とすれば(A:水酸基ケ除くポリオール残基)、mは1
以上の整数であり、特に1〜7であることが好ましい。
より好ましいmは1〜3でめり、特にmが1、即ちポリ
オールかジオールであるものが用途が広い。
Aはm++価の炭化水素基、エーテル基やエフチル基分
有する炭化水素基等杜々のものかある。。
ポリオールの沸点は反応をこより副生するXOHよりも
筒いことが好テしい。X0Hr1.、B1常水でめるの
で通常rj100℃より高い沸点を有するポリオールが
使用される。XOHが1価アルコールの場合1−1: 
XOHよりも尚い沸点を有するポリオールが使用される
。しかしながら反応速度を高めるためには少くとも]0
0℃の温度で反応7行うことが好ましい。より好ましい
温度は140℃カラホIJオールの沸点までの温度であ
るが、上限は200℃程度で充分である。
2以上の水取基を有するポリオールとしては、脂肪族多
価アルコール、脂環式多価アルコール。
ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポ
リウレタンポリオール、その他のポリオールを使用しう
る。好ましい水数基数は2〜4であり、その水酸基のう
ち少なくとも2は1級又は2級であることが好壕しく、
特に1級であることが好ましい。好ましい分子in;t
6o〜s、ooo、特に好ましくは60〜1,000で
ある。。
具体的な化合物としては、例えは次のようなものがある
。エチレングリコール、プロピレノグリコール、グリセ
リン、1,4−ブタンジオール。
1.5−ベンタンジオール、1.6−ヘキサンジオール
、トリメチロールプロパン、その他の脂肪族多価アルコ
ール。ジエチレングリコール、トリエチレングリコール
、テトラエチレングリごJ−ル、ジプロピレングリコー
ル、その他の分子i5,000以下のポリエチレングリ
コールやポリプロピレングリコール。 ヒドロキシピノ
(リルヒドロキシピパレート、ジヒドロキンブチルック
シネート、ジヒドロキシエチルアジベート。
その他の分子前5.000以下のポリエステルポリオー
ル。ジグリセリン、トリグリセリン、その他の重合多価
アルコール。ポリオキシテトラメチレングリコール、ポ
リウレタン原料用ポリエーテルポリオール(%に2以上
の活性水素を有するイニンエーターのアルキレンオキシ
ド付加物)、その他の分子ii 5.000以下のポリ
エーテルポリオール。1.4−シクロヘキサ/ジオール
、1.4−シクロヘキサンジメタツール、水素化ビスフ
ェノールA、その他の脂゛肋環式多価アルコール。ジイ
ソシアネート(例えば1,6−ヘキサメチレンジインシ
アネート、 TDI 、 MDI’ )と脂肪&2価ア
ルコール(′vI+1えば1,4−プタンジ′オール)
とを反応させてイ1られる分子前5,000以下のポリ
ウレタンポリオール。分子−i5,000以下のポリカ
ーボネートジオール、(ビヌヒドロキシエチル)フタレ
ートなどのその他のポリオールなど。これらポリオール
は単独では勿論、2徨以上全併用して用いることもでき
る。1前記のように本発明の微粒状シリカが分散し。
たポリオールは、微粒状シリカおよびポリオールともア
ルコール性水酸基を有しているので、このアルコール性
水酸基と反応しうる官能基を2以上有する化合物と反応
させて合成樹脂や塗料その他に有用な重合体を製造する
ための原料として使用しうる。アルコール性水酸基と反
応しうる官能基として好ましいものに、メチロール基、
アルキルエーテル化メチロール基、カルボン酸基、エス
テル基、イソシアネート基などがある。たとえは、メチ
ロールメラミンやアルキルエーテル化メチロールメラミ
ンなどの化合物、テレフタル絃、アジピン酸、コノ・り
ばりるいはそれらの酸、無水物、酸クロライド、メチル
エステルなど多価カルボ/酸やその誘導体、トリレンジ
イソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネートなどのポリイソシアネ
ート化合物などかある。また、本発明の微粒状シリカが
分散したポリオールはそれ自身繊維処理剤用、その把の
用途に使用することもできる。さら(・′(、ポリぢ一
ル分散媒全除去してアルコール性水酸基ケイ1する微粒
状シリカ粉末として合成樹脂用充填Allその他の用途
に使用することも可能である。また、本発明の微粒状シ
リカが分散したポリオールの分散媒を他の分散媒に変換
することもでき、また他の化合物を添加することもでき
、とtlらを用いてさらに多くの用途に適応させること
ができる。
具体的な用途の1つの?lJは塗料であり、本発明の微
粒状シリカが分散したポリオールにさらにアルキルエー
テル化メチロールメラミンと浴剤全卵えたコーチイブ組
成物より、プラスチックのハードコートとして優れた硬
質塗膜を得ることができる。他の例はボリウレタ/やポ
リエステルなどの合成樹脂原料であり、ポリイソシアネ
ート化合物や多価カルボ/酸などと反応させて物性の優
れた合成樹脂を得ることができる。
以下実施例により本発明を具体的に説明し、参考例とし
てこれら用途の例を示すが、本発明にこれら実施例に限
られるものではなく、用途もこれら参考例に限られるも
のではない。
実施例1 水硝子よりイオン交換法で製造されたシリカゾルの分散
媒である水をイソプロパツールで置換して得られた市販
の微粒状ン11カーイソプロパツール分散液(シリカは
ほぼ球形でその平均粒径は120に、固形分濃度30重
量%)100部(重量部二以下同じ))−ジエチレング
リコール30部を混合し、イソプロパツールの沸点Jソ
、−Lに加熱しイソプロパツールヲ貿去した。このノリ
カージエチレングリコール分散液中の水含tは0.1重
量饅、微粒状のシリカ表面のシラノール基密度は100
千趣λ当り約3個であった。
これにリン酸0.3部を添加し、160℃で4時間反応
させたところ、06部の水−が流出し、ジエチレングリ
コール残基k m−する微粒状シリカのジエチレングリ
コール分散液が得られた。次に、得られた分散液にキシ
レンを加え、ジエチレングリコールをキシレンと共沸さ
せて除去し7、さらに130℃、l0J−ルで24時間
真空乾燥して粉末状のジエチレングリコール残基を有す
る微粒状シリカを得た。
得られた粉末状の微粒状シリカを元素分析したところ、
炭素10.7%、水素21%が含まれていることがわか
った。一方、これを工R測足したところ、ジエチレング
リコール残基のメチレン基、エーテル基およびアルコー
ル性水酸基の吸収が確認された。なお、分析方法ニ、1
972年発行[日本化学会誌J 1557頁に記載され
ている宇津木弘氏の文献に従って行った。
実施例2.参考例1 水硝子より製造された平均粒径110人の球形シリカ(
100平方ス当りのシラノール基は約3個)の水分散液
(シリカ含1120重量%。
pH2〜3)150部と1,4−ブタ/ジオール30部
を混合した後、減圧下で加熱して水を除去した。このシ
リカ−ブタンジオール混合物にリン酸0.3部全添加し
、160℃で4時間反応させた。反応により水が流出し
、1,4−ブタンジオール残基含有する微粒状シリカの
1.4−ブタンジオール分散液が得られた。〔以上実施
例2〕次に、得られた1、4−ブタンジオール残基含有
する微粒状シリカの1.4−ブタンジオール分散液にヘ
キサキスメトキシメチルメラミン39部全混合し、さら
にインプロパツール18oMo+パラトルエンスルポン
rRo、 s sおよびレヘリング剤0.8部を加えて
塗料とした。この塗料の粘度は13センチボイズであっ
た。
この塗料を厚さ3mのポリカーボネート板上にスピナー
法で膜厚が10μになるように塗布し、120℃で1時
間加熱乾燥した。この塗膜は透明で、以下の試験結果が
示す通り硬質の良好なものであった。
落砂テスト後のヘイズ址の変化 = 5%テーバテスト
後          : 7%スチールウールテスト
結果:はとんど傷がつかない1、実施例3.参考例2 実施例1と同じ微粒状シリカ−インプロパツール分散液
100部に平均分子量約3,000の1.4−ブタンジ
オールとアジピン酸より得られたポリエステルジオール
30部を混合し、イソプロパツールを留去した。得られ
た分散液を170℃で8時間反応させたところ、反応に
より水が流出し、ポリエステルポリオール残基勿有する
微粒状シリカのポリエステルポリオール分散液が得られ
た。〔以上実施例3〕 次に、得られたポリエステルポリオール残基を有する微
粒状シリカのポリエステルポリオール分散液にジメチル
ホルムアミド200部を加えた後、水添MD工 21部
を加え、さらにジブチルチンジラウレート0.8部を加
え外温80℃で10分間反応させて粘度21センチボイ
ズのポリウレタンのプレポリマー溶液を得た。このプレ
ポリマー溶液に1,4−ブタンジオール9部を加えて激
しく攪拌しながらガラス板上に流延し膜厚1顛のシート
ができるようにし、120℃で1時間加熱乾燥した。こ
の透明なポリウレタンシートの物性は以下の通りであっ
た。
引張り強度 548 Jry/Cd  、  伸び 1
70%引裂き強度 30 @/cm  テーパー硬度(
ヘイズ量の変化)08% 実施例4.参考例3 実施例1と同じ微粒状シリカ−インプロパツール分散液
50部に1.4−ブタンジオール15部を加え、イソプ
ロパツールを留去した後、160℃で6時間反応させて
?、4−ブタンジオー歩残基金有分有微粒状シリカの1
.4−ブタンジオール分散液を得た。〔以上実施例4〕
一方、平均分子量約2.000の1,4−ブタンジオー
ルにエチレンオキシドを付加して得られるポリエーテル
ジオール100部にインホロンジインシアネート70部
とジブチルチンジラウレ−)067部を加え、80℃で
15分間反応させてポリウレタンのポリマーを製造した
。このプレポリマーに上記の分散液と130部v)DM
yとの混合物ヲ赦しく攪拌しながら加え、直ちeこガラ
ス板上に流延し、120℃1時間加熱し、て膜厚1顛の
ポリウレタンシートを製造し7た。このシートの物性は
以下の通りであった。
伸び : 207%  引張り強度283 ky/cA
引裂き強度 36 kg7cm 実施例5.参考例4 メチルトリエトキシシラン534部に0.05規定の塩
酸16.2部を温度會10℃に保ちつつ60分間かかつ
て滴下した。その後4時間攪拌を続けた彼、1晩熟成し
て加水分解物(固形分濃度405重11itチ、含水率
37%)を得た。この加水分解−1vJヲトリメチロ一
ルプロパン30部と混合して揮発部ケ留云し、次いで1
50℃で10時間反応を行い、トリメチロールプロパン
残基を有する微粒状シリカのトリメチロールプロパン分
散液を得た。〔以上実施例5〕次に、得られたトリメチ
ロールプロパン残基含有する微粒状シリカのトリメチロ
ールプロパン分散液にコハク酸35部を加え、6部のキ
ンレンを徐々に滴下し、かつ副生物である水を共沸で留
去しながら温度180℃で8時間反応させ、ポリエステ
ルのプレポリマーを製造した。
水の流出fitI′i、8.1部であった。
このプレポリマーをトルエン、酢酸エチル混合溶媒に溶
解し、固形分30重量%、粘度23センチポイ゛ズの塗
料とし、これケアルミ板上に最終膜厚が10μとなるよ
うに*L塗りし、温度180℃で80分加熱乾燥した。
得られた透明な塗膜の物性は以下の通りであった。
スチールウールテスト :はとんど傷がつかない鉛筆硬
度   −2H 実施例6 メチルトリエトキシシラン534部と完全に脱水された
シクロヘキサ−゛ジメタツール18部を混合し、130
℃で10時間加熱したところ8部のエチルアルコールが
留出した。このものの工R測定をしたところアルコール
性水酸基の吸収はみられなかった。即ち、シクロヘキサ
ンジメタツールは全量エトキシ基の一部と交換し、しか
もシクロヘキサンジメタツールのすべての水酸基が反応
したことを示している。この反応生成物に0.05規定
の塩酸を加え50℃で4蒔間加水分解し、次いで生成し
たエチルアルコールを完全に留去した。得られた反応生
成物の水層ケエR測定およびガスクロ測定したところシ
クロヘキサンジメタツールの存在が確認された。
このことは、加水分解によりすべてのエチルアルコール
とシクロヘキサンジメタツールの大部分は加水分解によ
り分離したことを示している。
このことU、5iOR基とポリオールとが反応しうろこ
とを示しており、従って、大過剰のポリオールが存在す
肛ば微粒状シリカのf310R基とA+OH)m+t 
との反応で8i −0−A(OH)mが生成することを
示している。
実施例7.−前例5 実施例5の前段で製造したメチルトリエトキシシランの
加水分解物37部、実施例1の原料と同様の方法で得ら
れた微粒状シリカーメfノール分散液(シリカの平均粒
径120^、固形分1111度30重it%)50部の
混合物に、1.6−ヘキサンジオール15部およびトリ
メチロールプロパン15部を添加し、分散媒を留去した
後160℃で10時間反応させてポリオール残基kWす
る微粒状シリカのポリオール分散液を得た。〔以上実施
例7〕 これにテレフタル酸のジエチルエステル58部を加え、
180℃でエチルアルコール全留去しながら10時間反
応させてポリエステルのプレポリマーを得た。このプレ
ポリマーをトルエン・酢酸エチル混合溶媒に溶解し、固
形分25重t%、粘度18センチポイズの塗料會製造し
、アルミ板上に最終膜厚が10μとなるように塗布シ1
、温度180℃で80分間加熱乾燥した。得られた透明
な塗膜の物性は以下の通りであった。
スチールウールテスト:はとんど慟がつかない鉛筆硬度
   :3H

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 粉末状あるいは分散媒に分散されたボIJ 、、
    4−ル残基を有する微粒状シリカ。 2 微粒状シリカが5i−0−A−(OH)、o(A 
    :水酸基を除くポリオール残基。m:1以上の廠数)で
    表わされる基を有すること+I#f似とする特許請求の
    範囲第1項記載の微粒状シリカ。 3 分散媒がポリオールであること全特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の微粒状シリカ14 微粒状シリカ
    の平均粒径が20〜500スであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の微粒状シリカ。 5、 5i−0−X (X :水素またはアルキル基)
    を有する微粒状シリカのポリオール分散液ケ加熱して該
    ポリオールの水酸基と該微粒状ノリ力の5i−0−X基
    を反応させることケ特徴とするポリオール残基が結合し
    た微粒状シリカの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013510061A (ja) * 2009-11-05 2013-03-21 アクゾ ノーベル ケミカルズ インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ シリカ水性分散体

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JP2013510061A (ja) * 2009-11-05 2013-03-21 アクゾ ノーベル ケミカルズ インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ シリカ水性分散体

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