JPS58641Y2 - 遺体の冷却保存装置 - Google Patents
遺体の冷却保存装置Info
- Publication number
- JPS58641Y2 JPS58641Y2 JP1461881U JP1461881U JPS58641Y2 JP S58641 Y2 JPS58641 Y2 JP S58641Y2 JP 1461881 U JP1461881 U JP 1461881U JP 1461881 U JP1461881 U JP 1461881U JP S58641 Y2 JPS58641 Y2 JP S58641Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- see
- corpse
- opening
- corpses
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、断熱構造の透視筐体を移動台車上へ冠せて、
その開口へ冷却機ユニットを接続し、遺体を透視状態に
おいて冷却し、対面、検視等が外部がらできるため、便
利で取扱い易く、且、省エネルギー効果も非常に高い遺
体の冷却保存装置に関するものである。
その開口へ冷却機ユニットを接続し、遺体を透視状態に
おいて冷却し、対面、検視等が外部がらできるため、便
利で取扱い易く、且、省エネルギー効果も非常に高い遺
体の冷却保存装置に関するものである。
次に本考案に関する遺体の冷却保存装置の実施の一例を
図面に付き説明すれば下記の通りである。
図面に付き説明すれば下記の通りである。
図中1は透視筐体で、透明なプラスチックを用い、内壁
aと外壁すとの間に空気入りか、真空の断熱空間Cが形
成され、且、一端は後記する冷却機ユニットを接続する
ため開放2としてあり、上面には遺体の顔の部分に対応
させて、扉蓋3を取付けることもある。
aと外壁すとの間に空気入りか、真空の断熱空間Cが形
成され、且、一端は後記する冷却機ユニットを接続する
ため開放2としてあり、上面には遺体の顔の部分に対応
させて、扉蓋3を取付けることもある。
4は移動台車で、その下側に所定の間隔で数組の小さい
車輪5を取付け、上側には可燃で丈夫な合板等の遺体の
乗根6を置き、両側には前記透視筐体1の両側に取付け
た受金7に係合させる係止部材8を取付けである。
車輪5を取付け、上側には可燃で丈夫な合板等の遺体の
乗根6を置き、両側には前記透視筐体1の両側に取付け
た受金7に係合させる係止部材8を取付けである。
9は移動台車4と之に冠着した透視筐体1との隙間を密
閉させる公知のシール手段で、移動台車4の上面か、透
視筐体1の下縁に取付ける。
閉させる公知のシール手段で、移動台車4の上面か、透
視筐体1の下縁に取付ける。
10は前記乗根6の周囲に複数組取付けた吊手で、之を
持って遺体を乗せた乗根6棺(図面には示してない)へ
納める。
持って遺体を乗せた乗根6棺(図面には示してない)へ
納める。
Aは公知の冷却機ユニットで、前記透視筐体1の開放2
に適合する大きさに形成した筐体11内に納め、100
■の家庭用電源で駆動できるようにして、空気の吹出口
12と吸入口13とを設けた部分を、シール手段14を
挾んで筐体1の開放2に圧接し、吹出口12と吸入口1
3とを開放2に連通させ、冷却機ユニットAと透視筐体
1内とに冷却を循環させて遺体を冷却させるもので、必
ずしも図面第1図に示す様に動力部をも筐体11に組込
む必要はなく、動力部は分離して屋外に置き、冷却部と
配管により接続する方式を採用しても差支えないもので
ある。
に適合する大きさに形成した筐体11内に納め、100
■の家庭用電源で駆動できるようにして、空気の吹出口
12と吸入口13とを設けた部分を、シール手段14を
挾んで筐体1の開放2に圧接し、吹出口12と吸入口1
3とを開放2に連通させ、冷却機ユニットAと透視筐体
1内とに冷却を循環させて遺体を冷却させるもので、必
ずしも図面第1図に示す様に動力部をも筐体11に組込
む必要はなく、動力部は分離して屋外に置き、冷却部と
配管により接続する方式を採用しても差支えないもので
ある。
本考案に係る遺体の冷却保存装置の実施の一列は上記の
通り構成されるものであるから、遺体保存を行うときは
、移動台車4と之に冠着係止しである透視筐体1と、冷
却機ユニツ)Aとを現場に運び、先づ透視筐体1を外し
た移動台車4を遺体の安置場所に置き、この移動台車4
上に置いた可燃の乗根6上へ、吊手10を抑えない様に
遺体を安置し、移動台車4上へシール部材9を挾ませて
透視筐体1を冠せ、係止部材8を受金7に係合させれば
、移動台車4と透視筐体1とは気密的に結合されるから
、この状態において筐体1の開放2に、冷却機ユニツ)
Aにおける吹出口12.吸入口13側をシール手段14
を挾んで圧接すれば、冷却機ユニットAの吹出口12.
吸入口13は開放2と連通して、冷却機ユニツ)Aと透
視筐体1とに冷気の循環ルートを構成するから、この状
態において、冷却機ユニッ)Aを電源に接続して運転す
れば、冷却機ユニットにより冷却された空気の循環によ
り、筐体1内の遺体は冷却されて所要日時保存されるも
ので、然も、この装置は透視筐体1により保存中の遺体
の全体が透視され、対面、検視等も外部からでき、透視
筐体1を外す必要がないものであり、又、遺体を納棺す
るときは、開放2から冷却機ユニツ)Aを離し、受金7
から係止部材8を外して、移動台車1上の透視筐体1を
取り去れば、遺体があられれるため、この状態において
乗根6の吊手10を持ち、乗根6を移動台車4から持ち
上げて、棺(図面には示してない)へ納めれば、遺体の
納棺も丁重に手速く行われるものである。
通り構成されるものであるから、遺体保存を行うときは
、移動台車4と之に冠着係止しである透視筐体1と、冷
却機ユニツ)Aとを現場に運び、先づ透視筐体1を外し
た移動台車4を遺体の安置場所に置き、この移動台車4
上に置いた可燃の乗根6上へ、吊手10を抑えない様に
遺体を安置し、移動台車4上へシール部材9を挾ませて
透視筐体1を冠せ、係止部材8を受金7に係合させれば
、移動台車4と透視筐体1とは気密的に結合されるから
、この状態において筐体1の開放2に、冷却機ユニツ)
Aにおける吹出口12.吸入口13側をシール手段14
を挾んで圧接すれば、冷却機ユニットAの吹出口12.
吸入口13は開放2と連通して、冷却機ユニツ)Aと透
視筐体1とに冷気の循環ルートを構成するから、この状
態において、冷却機ユニッ)Aを電源に接続して運転す
れば、冷却機ユニットにより冷却された空気の循環によ
り、筐体1内の遺体は冷却されて所要日時保存されるも
ので、然も、この装置は透視筐体1により保存中の遺体
の全体が透視され、対面、検視等も外部からでき、透視
筐体1を外す必要がないものであり、又、遺体を納棺す
るときは、開放2から冷却機ユニツ)Aを離し、受金7
から係止部材8を外して、移動台車1上の透視筐体1を
取り去れば、遺体があられれるため、この状態において
乗根6の吊手10を持ち、乗根6を移動台車4から持ち
上げて、棺(図面には示してない)へ納めれば、遺体の
納棺も丁重に手速く行われるものである。
従来、冷却機ユニットを用いて遺体を冷却保存する装置
は、特公昭44−7200号により公知であるが、この
装置は、断熱材製の筐体の前部に開閉扉を設け、後部に
開口を設けて、この開口に冷却機ユニットの空気吹出口
と吸入口とを連通させると共に、前記筐体内に遺体筐を
収容し、この遺体筐の後壁に冷却機ユニットの空気吹出
口に連通ずる流入口を設け、天面前部に筐体と遺体筐と
の隙間に通ずる空気排出口を設けた構造のものであった
から、この装置に遺体を納めると、遺体との対面や検視
ができないため、その都度遺体筐を引き出さなければな
らない不便があって、然も、引き出しの都度筐体や遺体
筒内の温度が上り、之の冷却にエネルギーを要するだけ
でなく、不用の遺体筐をも冷却するから、エネルギー損
失が大きくて、且、引き出しにより遺体の温度が上るた
め、保存性も低下する欠点があり、更に又、この遺体筐
引出式は、重い遺体の入った長い遺体筐を筐体に出し入
れするから、この操作がきわめて困難であって、団地や
アパート等の狭い室では出し入れができない欠点があり
、一般に普及しない現状であった。
は、特公昭44−7200号により公知であるが、この
装置は、断熱材製の筐体の前部に開閉扉を設け、後部に
開口を設けて、この開口に冷却機ユニットの空気吹出口
と吸入口とを連通させると共に、前記筐体内に遺体筐を
収容し、この遺体筐の後壁に冷却機ユニットの空気吹出
口に連通ずる流入口を設け、天面前部に筐体と遺体筐と
の隙間に通ずる空気排出口を設けた構造のものであった
から、この装置に遺体を納めると、遺体との対面や検視
ができないため、その都度遺体筐を引き出さなければな
らない不便があって、然も、引き出しの都度筐体や遺体
筒内の温度が上り、之の冷却にエネルギーを要するだけ
でなく、不用の遺体筐をも冷却するから、エネルギー損
失が大きくて、且、引き出しにより遺体の温度が上るた
め、保存性も低下する欠点があり、更に又、この遺体筐
引出式は、重い遺体の入った長い遺体筐を筐体に出し入
れするから、この操作がきわめて困難であって、団地や
アパート等の狭い室では出し入れができない欠点があり
、一般に普及しない現状であった。
之に対し、本考案に関する遺体の冷却保存装置は、透明
なプラスチックにより内壁と外壁との間に断熱空間が形
成される透視筐体を一端が開放するように形成し、この
透視筐体を下側に車輪を取付け、上面に可燃の遺体乗根
を置いた移動台車上へシール手段を挾んで冠せ、係止部
材により前記移動台車へ止め付けた後、この筐体の前記
開口へ公知の冷却機ユニットを気密的に接続し、その空
気吹出口と、吸入口を前記開口へ連通させたものである
から、移動台車上へ遺体を安置して、この移動台車上へ
透視筐体を冠せた後、筐体の開放に冷却ユニットを接続
すれば、即座に遺体の冷却装置が完成し、然も、この装
置は、透視筐体により遺体全体が透視されるため、対面
、検視が外部がらできて、このために遺体の取り出しを
行う必要がないから、甚だ便利で、透視筐体の断熱構造
と相俟ってエネルギーの損失がなくなるし、又、退体の
温度が上って保存性を悪くすることもないのである。
なプラスチックにより内壁と外壁との間に断熱空間が形
成される透視筐体を一端が開放するように形成し、この
透視筐体を下側に車輪を取付け、上面に可燃の遺体乗根
を置いた移動台車上へシール手段を挾んで冠せ、係止部
材により前記移動台車へ止め付けた後、この筐体の前記
開口へ公知の冷却機ユニットを気密的に接続し、その空
気吹出口と、吸入口を前記開口へ連通させたものである
から、移動台車上へ遺体を安置して、この移動台車上へ
透視筐体を冠せた後、筐体の開放に冷却ユニットを接続
すれば、即座に遺体の冷却装置が完成し、然も、この装
置は、透視筐体により遺体全体が透視されるため、対面
、検視が外部がらできて、このために遺体の取り出しを
行う必要がないから、甚だ便利で、透視筐体の断熱構造
と相俟ってエネルギーの損失がなくなるし、又、退体の
温度が上って保存性を悪くすることもないのである。
殊にこの装置は、移動台車へ透視筐体を冠脱するもので
、この際遺体重量を負担せず、筐体だけを動かせば足り
るから、操作が至って簡単であると共に、透視筐体を上
から冠せ、上へ外すため、団地やアパートの狭い室でも
支障なく使用出来るものである。
、この際遺体重量を負担せず、筐体だけを動かせば足り
るから、操作が至って簡単であると共に、透視筐体を上
から冠せ、上へ外すため、団地やアパートの狭い室でも
支障なく使用出来るものである。
更に又、この装置は移動台車上へ可燃の乗根を置き、こ
の上へ遺体を安置したから、納棺の場合は吊手を利用し
て遺体ごと乗根を棺に納めれば、遺体の納棺も丁重に、
且、手速く行い得て、然も、乗根は火葬の際焼却される
から、遺体との対面、検視が冷却保存状態において行わ
れて、然も、取扱い易く、省エネルギー効果も大きい装
置として極めて実用性の高いものである。
の上へ遺体を安置したから、納棺の場合は吊手を利用し
て遺体ごと乗根を棺に納めれば、遺体の納棺も丁重に、
且、手速く行い得て、然も、乗根は火葬の際焼却される
から、遺体との対面、検視が冷却保存状態において行わ
れて、然も、取扱い易く、省エネルギー効果も大きい装
置として極めて実用性の高いものである。
図面は本考案に関する遺体の冷却保存装置の一実施例を
示すもので、第1図は縦断正面図。 第2図は第1図におけるX−X線の端面図。 第3図は透視筐体と移動台車との分離状態を示す斜視図
である。 図中 1は透視筐体、aは内壁、bは外壁、Cは断熱空
間、2は開放、4は移動台車、5は車輪、6は乗根、8
は係止部材、9はシール手段、Aは冷却機ユニット、1
2は空気吹出口、13は吸入口である。
示すもので、第1図は縦断正面図。 第2図は第1図におけるX−X線の端面図。 第3図は透視筐体と移動台車との分離状態を示す斜視図
である。 図中 1は透視筐体、aは内壁、bは外壁、Cは断熱空
間、2は開放、4は移動台車、5は車輪、6は乗根、8
は係止部材、9はシール手段、Aは冷却機ユニット、1
2は空気吹出口、13は吸入口である。
Claims (1)
- 透明なプラスチックにより、内壁と外壁との間に断熱空
間が形成される透視筐体を一端が開放するように形成し
、この透視筐体を下側に車輪を取付け、上面に可燃の遺
体乗根を置いた移動台車上へシール手段を挾んで冠せ、
係止部材により前記移動台車へ止め付けた後、この透視
筐体の前記開口へ公知の冷却機ユニットを気密的に接続
し、その空気吹出口と、吸入口を前記開放へ連通させた
ことを特徴とする遺体の冷却保存装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1461881U JPS58641Y2 (ja) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | 遺体の冷却保存装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1461881U JPS58641Y2 (ja) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | 遺体の冷却保存装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57129701U JPS57129701U (ja) | 1982-08-12 |
JPS58641Y2 true JPS58641Y2 (ja) | 1983-01-07 |
Family
ID=29812655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1461881U Expired JPS58641Y2 (ja) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | 遺体の冷却保存装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58641Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-04 JP JP1461881U patent/JPS58641Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57129701U (ja) | 1982-08-12 |
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