JPS58638Y2 - 救命浮器 - Google Patents
救命浮器Info
- Publication number
- JPS58638Y2 JPS58638Y2 JP1980061268U JP6126880U JPS58638Y2 JP S58638 Y2 JPS58638 Y2 JP S58638Y2 JP 1980061268 U JP1980061268 U JP 1980061268U JP 6126880 U JP6126880 U JP 6126880U JP S58638 Y2 JPS58638 Y2 JP S58638Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing plate
- ridges
- floating lid
- joined
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、船舶に常備し非常の際、海面に投下して使用
する救命浮蓋の改良に関する。
する救命浮蓋の改良に関する。
従来、斯種救命浮蓋として、第３図に示す如く、夫々外
周にフランジ１１を形成した一対の上、丁番状体１，１
ａを対向させ両フランジを一体接着して内部に空気室２
を形成し、必要に応じ前記空気室２に浮材を充填するよ
うにしたものが提案（実公昭４８−２８７３）されてい
る。
周にフランジ１１を形成した一対の上、丁番状体１，１
ａを対向させ両フランジを一体接着して内部に空気室２
を形成し、必要に応じ前記空気室２に浮材を充填するよ
うにしたものが提案（実公昭４８−２８７３）されてい
る。
しかし、斯る浮蓋は、高所の甲板から下方の水面へ投下
されるため、落下速度に比例して水面落下時に太きな衝
撃を受け、フランジの接着部が剥離乃至亀裂を生じる虞
れがある。
されるため、落下速度に比例して水面落下時に太きな衝
撃を受け、フランジの接着部が剥離乃至亀裂を生じる虞
れがある。
その原因として、例えば浮蓋が水平状態にて水面に落下
した場合、器体１又は１ａの平坦面が水面の直撃を受け
て瞬間的に窪み、空気室内の空気が圧縮され、落下衝撃
に前記圧縮空気の反力が加わるために、これが接着の弱
い部分に集中すること、又第４図に示す如く斜め状態に
て水面に落下した場合、浮蓋の全荷重が最初の水面接触
部に集中し、これに、上側器体１ａの加速が急停止され
るため、フランジ接合部の弱い部分に破損を生じるもの
と思われる０ そこで、本考案は、上、下蓋体の開口面を予め気密板に
て密閉一体化し、両気密板及びフランジを一体接合する
ことにより、落下衝撃時の破損問題を完全に解消した新
規な救命浮蓋を提供するものである。
した場合、器体１又は１ａの平坦面が水面の直撃を受け
て瞬間的に窪み、空気室内の空気が圧縮され、落下衝撃
に前記圧縮空気の反力が加わるために、これが接着の弱
い部分に集中すること、又第４図に示す如く斜め状態に
て水面に落下した場合、浮蓋の全荷重が最初の水面接触
部に集中し、これに、上側器体１ａの加速が急停止され
るため、フランジ接合部の弱い部分に破損を生じるもの
と思われる０ そこで、本考案は、上、下蓋体の開口面を予め気密板に
て密閉一体化し、両気密板及びフランジを一体接合する
ことにより、落下衝撃時の破損問題を完全に解消した新
規な救命浮蓋を提供するものである。
以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的に説明す
る。
る。
図面に於いて、救命浮蓋は公知の如く、強化プラスチッ
クを以て、外表面が平坦且つ周囲にフランジ１１を有す
略矩形の上部器体１と下部器体１ａとから構成し、本考
案は、該上、下蓋体１゜１ａの周壁１２上周縁に段部１
３を設けて、器体１．１ａの開口面に適合する密閉板１
４，１４を嵌合し、密閉板１４の外周と段部１３との間
を一体に接着し、夫々、完全気密室２，２ａを形成し、
該上、下蓋体１，１ａの密閉板１４．１４間を接着又は
接合し且つフランジ１１．１１間を一体接着したもので
ある。
クを以て、外表面が平坦且つ周囲にフランジ１１を有す
略矩形の上部器体１と下部器体１ａとから構成し、本考
案は、該上、下蓋体１゜１ａの周壁１２上周縁に段部１
３を設けて、器体１．１ａの開口面に適合する密閉板１
４，１４を嵌合し、密閉板１４の外周と段部１３との間
を一体に接着し、夫々、完全気密室２，２ａを形成し、
該上、下蓋体１，１ａの密閉板１４．１４間を接着又は
接合し且つフランジ１１．１１間を一体接着したもので
ある。
上記各器体１，１ａには 必要に応じて、気密室２に合
成樹脂発泡材等の浮材２１を装填すると共に、密閉板１
４には縦横の補強突条１５を形成して突条表面を相手密
閉板１４に接合させ且つ両突条１５，１５の側面を接合
させることにより、器体１，１ａ間の面接合を強化する
。
成樹脂発泡材等の浮材２１を装填すると共に、密閉板１
４には縦横の補強突条１５を形成して突条表面を相手密
閉板１４に接合させ且つ両突条１５，１５の側面を接合
させることにより、器体１，１ａ間の面接合を強化する
。
又、一体操着のフランジ１ｉ、ｉｉには、従来と同様に
通孔１６を穿設し、ロープ３を取付けている。
通孔１６を穿設し、ロープ３を取付けている。
ヌ、本案浮蓋の上面には各隅部に対応して鉤型突条４、
及び下面には前記突条４の内側又は外側に沿い適合する
鈎型突条５を形成し、同様な浮蓋を積重ねたときの前、
後、左、右のズレ動きを防止している。
及び下面には前記突条４の内側又は外側に沿い適合する
鈎型突条５を形成し、同様な浮蓋を積重ねたときの前、
後、左、右のズレ動きを防止している。
本考案は以上の如く、周囲にフランジ１１を有す上、丁
番体１，１ａの周壁１２上周縁に段部１３を設け、器体
の開口面に密閉板１４．１４を嵌合し密閉板１４の外周
と段部との間を一体に接着して完全気密室２，２ａを形
成すると共に密閉板１４には縦横の補強突条１５を形成
して突条表面を相手密閉板１４に、突条側面を相手側面
に接合して密閉板間に区画した空隙を形成し密閉板１４
．１４問およびフランジ１１．１１間を夫々一体に接着
したから、浮蓋を甲板から海面に投下し、例えば浮蓋が
海面に対し水平に落下した場合、器体の平坦面は水面の
直撃を受は瞬間的に窪むが、この衝撃力は縦横突条間に
囲まれた空隙により吸収され浮蓋破損の虞れはない。
番体１，１ａの周壁１２上周縁に段部１３を設け、器体
の開口面に密閉板１４．１４を嵌合し密閉板１４の外周
と段部との間を一体に接着して完全気密室２，２ａを形
成すると共に密閉板１４には縦横の補強突条１５を形成
して突条表面を相手密閉板１４に、突条側面を相手側面
に接合して密閉板間に区画した空隙を形成し密閉板１４
．１４問およびフランジ１１．１１間を夫々一体に接着
したから、浮蓋を甲板から海面に投下し、例えば浮蓋が
海面に対し水平に落下した場合、器体の平坦面は水面の
直撃を受は瞬間的に窪むが、この衝撃力は縦横突条間に
囲まれた空隙により吸収され浮蓋破損の虞れはない。
また、浮蓋が斜めの姿勢にて水面に落下した場合、浮蓋
の全荷重が最初の水面接触部に集中し且つ上側器体の加
速が急停止し下側器体にのみ水面の直撃を受けるがこの
衝撃力は、フランジ間接着部とは別個に密閉板間を接着
一体化し特に縦横突条が補強リブ作用を果す為、浮蓋全
体にて吸収され浮蓋破損の虞れが全くない。
の全荷重が最初の水面接触部に集中し且つ上側器体の加
速が急停止し下側器体にのみ水面の直撃を受けるがこの
衝撃力は、フランジ間接着部とは別個に密閉板間を接着
一体化し特に縦横突条が補強リブ作用を果す為、浮蓋全
体にて吸収され浮蓋破損の虞れが全くない。
しかも」−１下蓋体は接合フランジ内面間および接合密
閉板間で強固に一体止着し、止着に蝶ネジ等の止金具を
使用しないから、浮蓋を海面に投下するとき海面に浮か
ぶ遭難者が上下器体の止め金具により被害を受ける虞れ
がなく安全である等、構成簡易にして実用上の顕著な効
果を有する。
閉板間で強固に一体止着し、止着に蝶ネジ等の止金具を
使用しないから、浮蓋を海面に投下するとき海面に浮か
ぶ遭難者が上下器体の止め金具により被害を受ける虞れ
がなく安全である等、構成簡易にして実用上の顕著な効
果を有する。
第１図は平面図、第２図はＡ−Ａ線に沿う断面図、第３
図は従来の救命浮蓋の斜面図、第４図は落下状況説明用
の正面図である。 １・・・・・・上部器体、１ａ・・・・・・下部器体、
１１・・・・・・フランジ、１４・・・・・・密閉板、
２，２ａ・・・・・・気密室、３・・・・・・ロープ、
４，５・・・・・・補強突条。
図は従来の救命浮蓋の斜面図、第４図は落下状況説明用
の正面図である。 １・・・・・・上部器体、１ａ・・・・・・下部器体、
１１・・・・・・フランジ、１４・・・・・・密閉板、
２，２ａ・・・・・・気密室、３・・・・・・ロープ、
４，５・・・・・・補強突条。
Claims (1)
- 外表面が平坦且つ周囲にフランジ１１を有す上部器体１
と下部器体１ａとからなり、上下器体１゜１ａの周壁１
２上周縁に段部１３を設け、器体１゜１ａの開口面に密
閉板１４，１４を嵌合し、密閉板１４の外周と段部１３
との間を一体に接着して完全気密室２，２ａを形成し、
密閉板１４には縦横の補強突条１５を形成して突条表面
を相手密閉板１４に突条側面を相手側面に接合して密閉
板１４．１４問およびフランジ１１．１１間を一体接着
したことを特徴とする救命浮蓋〇
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980061268U JPS58638Y2 (ja) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | 救命浮器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980061268U JPS58638Y2 (ja) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | 救命浮器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56161887U JPS56161887U (ja) | 1981-12-02 |
| JPS58638Y2 true JPS58638Y2 (ja) | 1983-01-07 |
Family
ID=29655668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980061268U Expired JPS58638Y2 (ja) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | 救命浮器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58638Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4947676U (ja) * | 1972-07-28 | 1974-04-25 |
-
1980
- 1980-05-01 JP JP1980061268U patent/JPS58638Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4947676U (ja) * | 1972-07-28 | 1974-04-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56161887U (ja) | 1981-12-02 |
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