JPS586217A

JPS586217A - 濾過装置

Info

Publication number: JPS586217A
Application number: JP56103570A
Authority: JP
Inventors: Akira Yagishita; 柳下　明
Original assignee: Terumo Corp
Current assignee: Terumo Corp
Priority date: 1981-07-02
Filing date: 1981-07-02
Publication date: 1983-01-13
Also published as: JPS6313722B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は一過装置、特に輸液、注射液中の異物を除去
するの感二適した一過装置に関する。

輸液、注射液等の薬液は本来的−一精製され、内部に異
物が存在しない状層で供給されるが、その後の操作ある
いは使用するチューブ等の装置内に付着した異物がこれ
ら薬液中に肩入する場合がある。これら薬液中に異物が
混在したまま体内Ｃ：注入されると合併症の原因となる
など多くの危険をともなう、そのため、これら薬液を体
内に注入する場合、フィルター装置を介して注入するこ
とがおこなわれている。この種のフィルター装置として
は円板状フィル！−を薬液流通部に介在させる方法、あ
るいは綿状の合成繊維を薬液流通一部に饋め込みフィル
ターの役目を果すようにしたものなどが知られている。

しかし、前者のものは十分な流量を得るために大径の円
板状フィルターを使用するため装置が六層になり取扱い
上不便である。又後者のものは混入異物の種類、薬液の
通過速度により、異物を十分に除去できない場合があり
、又粘度の高い薬液では充分な流量が得られないこと、
穿刺時の血液！ｌｌ［ｊ二よって目詰りを起し易いなど
の欠点があろう発明の目的この発明は上記事情−二値みてなされたものであって、
装置全体が小瓢である痕二拘わらず充分な流量が得られ
、穿刺時の逆流自演による目詰りのおそれもなく、ｍ液
中の異物除去幼果の大きい一過装置を提供することを目
的とする。

すなわち、この発明は液体導入口と液体排出口とを有す
る筒体と、咳筒体内に固定され、一端が閉塞し、他端が
開口した筒状フィルタ一部材とを具備してなり、誼筒状
フィルタ一部材の閉口端が１紀筒体の液体導入口に向け
て配置されていることを特徴とする濾過装置を提供する
ものである。

さらに、この発明は筒体がその液体導入口と液体排出口
との間に口径拡大部を有し、該拡大部Ｃニフィルタ一部
材が内ＩＩ！されていることを特徴とする濾過装置を提
供するものである。

さら１：、この発明は筒体外壁面に摘み部を付設してな
ることを特徴とする一過装置を提供するものである。

さらｇ＝、この発明は筒体外壁面に固定板な付設してな
ることを特徴とする濾過装置を提供するものである。

さも僅二、この発明は筒体の液体排出口？＝静脈針と接
続可能なルアーテーパが形成されていることを特徴とす
る濾過装置を提供するものである。

さらに、この発明はフィルグ一部材が不織布を骨材とす
るものであることを特徴とする濾過５ＩＩｉｌを提供す
るものである。

さらに、この発明はフィルタ一部材が不織布を骨材とし
、これにセルロースエステルが被着されていることを特
徴とする濾過装置を提供するものである。

さらに、この発明はフィルタ一部材の閉塞端が円筒状フ
ィルター材を圧潰接合してなることを特徴とする濾過装
置を提供するものである。

以下、この発明を図示Φ実施例を参照して説明する。

本発明に係わる一過装置は第１図および第２図に示すよ
うに、主たる構成部分は液体導入０１と液体排出口２と
を有する筒体１と、該筒体Ｊ内舊；固定され一端４ｍが
閉塞し、他端４ｂが開口した筒状フィルタ一部材４とか
らなるものであり、さらに必要に応じて図示の如く、操
作を容易にするための摘みＩＩＩおよび、人体１に固定
、保持させるための固定板−を設けてもよい。

さらに詳述すると、筒体１は中央部に口径が拡大された
口径拡大部１蟲を有し、その筐体導入口側にはたとえば
輸液量ットのゴム管と接続される第１の小径部１が連通
し、液体排出口側御＝はたとえば静脈軒のへプ部と駅舎
するルアーテーパを形成した第２の小径部８が連通して
いる。

フィルタ一部材４は、たとえばポリエステルからなる不
繊布を骨材とし、これにセルロースエステルな被着させ
適当な孔径を有する多孔質体を円筒状に成形するととも
に、その一端な圧潰し、たとえば超音波シールあるいは
熱Ｖ−ルしたものからなる。この円筒状フィルタ一部材
４はその閉塞端４ａを液体導入口１の方向に向け、他方
の開口端４ｂを上記第２の小径部８と一体成形された第
３の小径部９の外聞に被着した状態で口径拡大部１ａ内
Ｃ二配役されている。

しかして、輸液、注射液等の薬液は第２図中矢線で示す
如く第１の小径部１を通り、フィルタ一部材４の外側か
らフィルタ一部材４内部へ通過し、ついで第３の小径部
−を介して第２の小径部＃６二至り、この第２の小径部
１に嵌着された注射針（図示しない）を通って体内に注
入される。

発明の具体的作用効果以ｈ１Ｍ！明したようＣ＝、この発明によればフィルタ
一部材を筒状にし、かつ、薬液をその外側から内側へ流
すようにしたので、小さい装置で液体とのｗ！＠面積が
大きくとれ、混入した気泡Ｃ二よって失われる有効面積
の損失も少なくて済み、流量低下を起し離く、穿刺時−
二逆流する白液１；よって目績まりも回避することがで
きる。

さらに組立製造時に異物がフィルター筒体内部に残留す
る可能性を回避することができ、フィルターの清浄性を
保つうえで有利である。

さらにフィルター装置の一端に直接、注射針のへブ部と
嵌着させることができるので、薬液ｆ過後に薬液が再び
異物を揄う可能性も少ない。

また、フィルター筒体の閉塞封止部が液体によって破損
、開口するおそれも回避することができる。

変形例なお、を記実施例では摘み部５として円形のものを筒体
Ｊの拡大口径部３ａの外聞に設けたものについて説明し
たが、その形状、位置については必要に応じ適宜変更し
得るであろう。また押え板εについても、位置、形状並
びに筒体Ｓに対する角度を適宜変更し得る。

また、このフィルター装置の各構成部分の材質Ｃ二つい
てもポリプロピレン、ポリエチレンあるいはボッスチレ
ン、ポリ塩化ビニルなどの半透明又は透明樹脂を適宜選
択し得るであろう。

フィルタ一部材の材質としても上記実施例のものｇ；隈
らず、メツＶユ、スクリーンタイプのフィルター、メン
プラン等必要に♂じ適宜選択し得るであろう。又、フィ
ルタ一部材の形状としては第２図に示すものに限らず、
たとえば第３図に示すように、第３の小径部９を先端が
閉塞し・閣壁面に窓１０を設け、たとえばインナート成
形によりこの窓１０に筒状フィルター４を露出させるよ
うにしてもよい。要はフィルタ一部材が筒状をなし、薬
液がその外側から内側へ流れるようになっていればよい
。

なお、この発明は薬液に限らず、あらゆる液体の濾過に
も適用し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わるフィルター装置の斜視図、第２
図は第１図に示すフィルクー装置の縦断−図、第３図は
フィルタ一部材の変形例を示す斜視図である。１・・・液体導入口、１・・・液体排出口、１・・・筒
体、１畠・・・拡大口径部、４・・・フィルタ一部材、
４１−・・・フィルタ一部材閉塞端、４ｈ・・・フィル
タ一部材開口端、１・・・摘み部、＃・・・一定板、ｒ
・・・第１の小径部、８・・・第２の小径部、−・・・
第３の小径部、１０・・・窓。

Claims

【特許請求の範囲】（１）　　液体導入口と液体排出口とを有する筒体と、
鍍筒体内に固定され、一端が閉塞し、他端が開口した筒
状フィルタ一部材とを具備してなり、該筒状フィルタ一
部材の閉口端が上記筒体の液体導入口に向けて配置され
ていることを特徴とする一過装置。（匍　筒体がその液体導入口と液体排出口との間に口径
拡大部を有し、該拡大部にフィルタ一部材が内蔵されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の濾過
装置。（３）　　筒体外壁面に摘み部を付設してなることを特
徴とする特許請求の範囲第１又は２項記載の濾過装置。（４）筒体外−面に固定板、を付設してなることを特徴
とする特許請求の範闘第１ないし３項のいずれかに記載
の一過装置。（５）　筒体の波体排出口に静脈針と接続可能なルアー
テーパが形成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第１ないし４項のいずれかに記載の一過装置。（６）　フィルタ一部材が不織布を骨材とするものであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第１ないｔｓ項のい
ずれかに記載の一過装置。（７）　　フィルタ一部材が不織布を骨材とし、これに
セルロースエステルが被着されていることを特徴とする
特許請求の範−第６項記載の濾過装置。（８）　　フィルタ一部材はその閉塞端が円筒状フィル
ター材を圧潰接合してなることを特徴とする特許請求の
範囲第１ないし７項のいずれかに記載の一過装置。