JPS5861177A - 石炭軟化溶融用ピツチの選択方法 - Google Patents
石炭軟化溶融用ピツチの選択方法Info
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- JPS5861177A JPS5861177A JP16121181A JP16121181A JPS5861177A JP S5861177 A JPS5861177 A JP S5861177A JP 16121181 A JP16121181 A JP 16121181A JP 16121181 A JP16121181 A JP 16121181A JP S5861177 A JPS5861177 A JP S5861177A
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- JP
- Japan
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- coal
- pitch
- softening
- melting
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、冶金用コークスtIl造する原料としては
不適当とされる石炭即ち軟化溶融性の乏しい石炭にピッ
チ類を添加配合することによって、その石炭の軟化溶融
性を向上せしめるに際し、該石炭に好適な種類のピッチ
を選択する方法に関する亀のである。
不適当とされる石炭即ち軟化溶融性の乏しい石炭にピッ
チ類を添加配合することによって、その石炭の軟化溶融
性を向上せしめるに際し、該石炭に好適な種類のピッチ
を選択する方法に関する亀のである。
近年、エネルギー事情の悪化が原因となって、良質の原
料右脚ひっ迫が表面化するに及び従来コークス製造用と
してはめ119遍さな一劣質次を原料として用いる方策
が種々講じられている。その中の一つとして、比較的容
易に94施可能で且つ効果の大きい方法として上紀劣質
脚にピッチ類を添加配合する方法が挙げられる。この方
法においては通常加熱した時の軟化溶融性が乏しい劣質
炭に適度な軟化溶融性を附与し、劣質炭を改質せしめる
結果、乾留して得られるコークスの気孔構造や組織構造
が改曽され、冶金用に耐え得る良質のコークスが得られ
るものである。
料右脚ひっ迫が表面化するに及び従来コークス製造用と
してはめ119遍さな一劣質次を原料として用いる方策
が種々講じられている。その中の一つとして、比較的容
易に94施可能で且つ効果の大きい方法として上紀劣質
脚にピッチ類を添加配合する方法が挙げられる。この方
法においては通常加熱した時の軟化溶融性が乏しい劣質
炭に適度な軟化溶融性を附与し、劣質炭を改質せしめる
結果、乾留して得られるコークスの気孔構造や組織構造
が改曽され、冶金用に耐え得る良質のコークスが得られ
るものである。
しかしながら−概に劣質炭とは言ってもその種類は多く
、性状はまちまちであるばかりか、添加されるピッチ類
にしても同様のことが言えることから、どのような性状
の石炭にどのような性状のピッチ類を添加配合すれば、
もつとも効果的に軟化溶融性を上昇せしめるかにつ−て
の知見を得ることは、当業者の極めて強く嘱望するとこ
ろであった。
、性状はまちまちであるばかりか、添加されるピッチ類
にしても同様のことが言えることから、どのような性状
の石炭にどのような性状のピッチ類を添加配合すれば、
もつとも効果的に軟化溶融性を上昇せしめるかにつ−て
の知見を得ることは、当業者の極めて強く嘱望するとこ
ろであった。
そこで便法として、石炭その4のの軟化溶融性を試験す
る方法で6るギースフーデヲストメーター法をピッチ類
の添加配合され九右脚に対して用い、この結果から皇紀
知見を得る試みがなされて来た。このイースフ−デフス
トメーター法は、ギースフーグフストメーターと称され
る一種の回転粘度計管用いて試料の軟化溶融性を測定す
る方法であり、而してその測定は円筒形の容器の中に試
料石炭管挿入し、該容器を外部から加熱しながら試料内
に埋没せしめた羽根のある回転軸、即ち撹拌棒を回転せ
しめて温度と撹拌棒の回転数の関係を知ることにより行
なわれるものである。
る方法で6るギースフーデヲストメーター法をピッチ類
の添加配合され九右脚に対して用い、この結果から皇紀
知見を得る試みがなされて来た。このイースフ−デフス
トメーター法は、ギースフーグフストメーターと称され
る一種の回転粘度計管用いて試料の軟化溶融性を測定す
る方法であり、而してその測定は円筒形の容器の中に試
料石炭管挿入し、該容器を外部から加熱しながら試料内
に埋没せしめた羽根のある回転軸、即ち撹拌棒を回転せ
しめて温度と撹拌棒の回転数の関係を知ることにより行
なわれるものである。
しかしながらピッチ類の添加された劣質炭は直ちに改質
されて軟化溶融性が向上するものではなく、゛乾留途中
に外部からかなり高温の熱を得て、その結果熱改質がな
されるものであること、及び添加するピッチ類は添加さ
れる石炭に比べて軟化点が200°C以下と低いことか
ら、ピッチ類OWA加され九石炭をギースツープヲスト
メーターによって測定した場合、石炭の未だ改質されて
いない温度すなわちピッチ類の軟化点附近の温度で石炭
が流動性を帯びないまま、ピッチ類が潤滑油O慟Iをし
て撹拌棒が回転してしまい測定が不能となるほか、もし
測定できたとしてもそれはピッチ類と石炭が共存した全
体としての値であり1石次自体の軟化溶融性がどのよう
に変化し九かは知り得べくtなかった。なんとなればピ
ッチ類と砂とをまぜても砂自身の軟化溶融性はt−p危
く改善されないにも拘らず、測定は可能な場合があると
いうことによってもうかがい知ることができる。
されて軟化溶融性が向上するものではなく、゛乾留途中
に外部からかなり高温の熱を得て、その結果熱改質がな
されるものであること、及び添加するピッチ類は添加さ
れる石炭に比べて軟化点が200°C以下と低いことか
ら、ピッチ類OWA加され九石炭をギースツープヲスト
メーターによって測定した場合、石炭の未だ改質されて
いない温度すなわちピッチ類の軟化点附近の温度で石炭
が流動性を帯びないまま、ピッチ類が潤滑油O慟Iをし
て撹拌棒が回転してしまい測定が不能となるほか、もし
測定できたとしてもそれはピッチ類と石炭が共存した全
体としての値であり1石次自体の軟化溶融性がどのよう
に変化し九かは知り得べくtなかった。なんとなればピ
ッチ類と砂とをまぜても砂自身の軟化溶融性はt−p危
く改善されないにも拘らず、測定は可能な場合があると
いうことによってもうかがい知ることができる。
以上の理由から、例えギースヲーデヲストメーター法を
用いてもピッチ類の添加された石炭についてはその軟化
溶融性が適確に把握されず、結果としてどのような性状
の石炭にどのような性状のピッチ類tm加配合すれば、
tつとも効果的に上記軟化溶融性を上昇せしめるかにつ
いては知り得べくもなかった。
用いてもピッチ類の添加された石炭についてはその軟化
溶融性が適確に把握されず、結果としてどのような性状
の石炭にどのような性状のピッチ類tm加配合すれば、
tつとも効果的に上記軟化溶融性を上昇せしめるかにつ
いては知り得べくもなかった。
そこで本発明者らは、ピッチ類の添加された石炭の軟化
溶融性の新たな測定方法を別途開発するに至ったが、本
発明はこの断冷に開発された測定方法による適確な測定
結果をもとに得られた%Oであって、ピッチ類が添加配
合されることによってもつとも効果的に石*0軟化溶融
性を向上せしめる横なピッチの選択方法を提供すること
を目的とし、その要旨は、平物反射率(lo)が0.8
以上の石炭に対しては側鎖の少な一多環芳書族廣化水素
を主成分とするピッチ「八すなわち芳書族性指数(fs
+)がfa>0.711.置換定数(σ)がσ<0.4
2.脚素と水素の原子比(C/II )がC/H>1.
14であるピッチを上記R,が0.84以上の石炭に添
加配合し、一方平掬反射率(to)が0.8未満の石炭
に対してはア#JA/側鎖がありナフテン構造をもつピ
ッチ−1即ちf a<o、s II 、 e〉0.1
4.C/)I<1.79であるピッチを上記R,が0.
8未満の石炭に添加配合する点に存在するものである。
溶融性の新たな測定方法を別途開発するに至ったが、本
発明はこの断冷に開発された測定方法による適確な測定
結果をもとに得られた%Oであって、ピッチ類が添加配
合されることによってもつとも効果的に石*0軟化溶融
性を向上せしめる横なピッチの選択方法を提供すること
を目的とし、その要旨は、平物反射率(lo)が0.8
以上の石炭に対しては側鎖の少な一多環芳書族廣化水素
を主成分とするピッチ「八すなわち芳書族性指数(fs
+)がfa>0.711.置換定数(σ)がσ<0.4
2.脚素と水素の原子比(C/II )がC/H>1.
14であるピッチを上記R,が0.84以上の石炭に添
加配合し、一方平掬反射率(to)が0.8未満の石炭
に対してはア#JA/側鎖がありナフテン構造をもつピ
ッチ−1即ちf a<o、s II 、 e〉0.1
4.C/)I<1.79であるピッチを上記R,が0.
8未満の石炭に添加配合する点に存在するものである。
まず本発明方法を完成させるための基礎となった軟化溶
融性の測定方法について第1図をもとに説明する。
融性の測定方法について第1図をもとに説明する。
第1図は軟化溶融性を測定するための装置の模式図であ
って、lは電気炉を示し、該電気炉lの内部には電熱線
の如き加熱用の電気的発熱体が内蔵されている。gFi
電気炉1内に設けられた枠体であって、直径5鱈の円筒
状測定棒8が枠体2の天井部より下方向に垂設され、試
料4の装填された内径5.6鱈、深さ4■の円筒状試料
セj%15が試料4の上面と測定棒8下面とが接するよ
うに装着される。6は中央部に支点のある梃子7t−介
して試料セルSjE面に上方への抑圧を与える重錘であ
って、試料上μ6には常に20ofの上向押圧力がかか
るようになされている。電気炉1内に装着された試料4
の入ったセpv6は、該セルb内の試料の軟化溶融に従
って収縮し、上記押圧作用によって加熱途中に上昇する
が、8はその収縮変位を電気的に検出する変位検出装置
であり、検出された変位は経時的に記鏝装置9に出力さ
れる。
って、lは電気炉を示し、該電気炉lの内部には電熱線
の如き加熱用の電気的発熱体が内蔵されている。gFi
電気炉1内に設けられた枠体であって、直径5鱈の円筒
状測定棒8が枠体2の天井部より下方向に垂設され、試
料4の装填された内径5.6鱈、深さ4■の円筒状試料
セj%15が試料4の上面と測定棒8下面とが接するよ
うに装着される。6は中央部に支点のある梃子7t−介
して試料セルSjE面に上方への抑圧を与える重錘であ
って、試料上μ6には常に20ofの上向押圧力がかか
るようになされている。電気炉1内に装着された試料4
の入ったセpv6は、該セルb内の試料の軟化溶融に従
って収縮し、上記押圧作用によって加熱途中に上昇する
が、8はその収縮変位を電気的に検出する変位検出装置
であり、検出された変位は経時的に記鏝装置9に出力さ
れる。
また10は熱電対などの温度計であって、該温度計10
によって検出された電気炉1内の経時的な温度変化が上
記収縮変位ともども記録装置9に出力される。なお、1
1は電気炉l底部よj) 100w17m i nの割
合で電気炉l内に供給され、611素ガスであって、試
料6の炉内でonset防止する。
によって検出された電気炉1内の経時的な温度変化が上
記収縮変位ともども記録装置9に出力される。なお、1
1は電気炉l底部よj) 100w17m i nの割
合で電気炉l内に供給され、611素ガスであって、試
料6の炉内でonset防止する。
次に上記装置を用いて、ピッチ類の添加配合された石炭
試料の軟化溶融性を測定する方法について説明する。t
ず石炭に所定の量のピッチmを添加したのち均一になる
まで混合して試料となす。
試料の軟化溶融性を測定する方法について説明する。t
ず石炭に所定の量のピッチmを添加したのち均一になる
まで混合して試料となす。
次に該試料の4011ft試料セl′v5内に装入し、
電気炉1内の所定の位置すなわち測定棒8の下面が試料
4上面と接する位置に装着する。ついで、電気炉1内に
上記の量の窺素ガス11t供給しながら発熱体に通電し
、電気炉l内1−10℃/mimの加熱速度で600″
atで外温し、その閣の温度上昇変化及びそれに伴ない
試料の軟化溶融によって起こる試料4の収縮変位を記録
装置9上に出力せしめる。第2因りは、そのようにして
得られた各測定値における炉内温度と収縮変位の関係を
示すグラフの一例であり、第2図(ロ)は、それぞれの
代表的温度における試料セフ&/lI内の試料の状sI
′f−説明する九めの模式図である。まず第2因りに示
すとお9時間の経過にしたがって温度は上昇するが、そ
の温度がピッチ類の軟化点に到達するまでは試料4は収
縮せずそのtまの状0を継続する(ステップI)、これ
は第2図1)のステップIの図で示すとおり、石炭粒子
(白丸で表示)とピッチ類粒子(黒丸で表示]がいずれ
も固体粒子としである程度の隙間をもって混在している
からである。
電気炉1内の所定の位置すなわち測定棒8の下面が試料
4上面と接する位置に装着する。ついで、電気炉1内に
上記の量の窺素ガス11t供給しながら発熱体に通電し
、電気炉l内1−10℃/mimの加熱速度で600″
atで外温し、その閣の温度上昇変化及びそれに伴ない
試料の軟化溶融によって起こる試料4の収縮変位を記録
装置9上に出力せしめる。第2因りは、そのようにして
得られた各測定値における炉内温度と収縮変位の関係を
示すグラフの一例であり、第2図(ロ)は、それぞれの
代表的温度における試料セフ&/lI内の試料の状sI
′f−説明する九めの模式図である。まず第2因りに示
すとお9時間の経過にしたがって温度は上昇するが、そ
の温度がピッチ類の軟化点に到達するまでは試料4は収
縮せずそのtまの状0を継続する(ステップI)、これ
は第2図1)のステップIの図で示すとおり、石炭粒子
(白丸で表示)とピッチ類粒子(黒丸で表示]がいずれ
も固体粒子としである程度の隙間をもって混在している
からである。
次にa度がピッチ類の軟化点以上になるとピッチ類は軟
化溶融を開始し1石炭粒子間の隙間を埋めるので、試料
4は収縮し第2図(イ)、(ロ)のステップ■に示す状
態となる。なお第2図ピ)のPpqピッチ類の軟化溶融
による変位である。上記の状態は試料4全体が軟化溶融
する温度まで継続し、その間に添加されたピッチ類によ
る作用を受けつつ石炭粒子は熱改質が行なわれる。T1
は熱改質された石炭の軟化溶融開示温度であり、この時
から試料4は全体として軟化溶融状1Ilt−呈するの
で流動性が上昇するが、その結果前記重錘6による押圧
に抗しきれず溶融物が測定棒8と試料セル6の隙間から
外部に溢出し始め、残渣のみが試料セル6内Ksllる
。温度Tfiまで見掛の収縮が起こり。
化溶融を開始し1石炭粒子間の隙間を埋めるので、試料
4は収縮し第2図(イ)、(ロ)のステップ■に示す状
態となる。なお第2図ピ)のPpqピッチ類の軟化溶融
による変位である。上記の状態は試料4全体が軟化溶融
する温度まで継続し、その間に添加されたピッチ類によ
る作用を受けつつ石炭粒子は熱改質が行なわれる。T1
は熱改質された石炭の軟化溶融開示温度であり、この時
から試料4は全体として軟化溶融状1Ilt−呈するの
で流動性が上昇するが、その結果前記重錘6による押圧
に抗しきれず溶融物が測定棒8と試料セル6の隙間から
外部に溢出し始め、残渣のみが試料セル6内Ksllる
。温度Tfiまで見掛の収縮が起こり。
ステップ■の状態となる。仁の場合において、外部に溢
出した軟化溶融物はピッチ類が添加された結果改質され
た石炭であゐことが別途性なった検査の結果判明した。
出した軟化溶融物はピッチ類が添加された結果改質され
た石炭であゐことが別途性なった検査の結果判明した。
上記軟化溶融物及び試料セルb内に残った残渣を顕微鏡
にて観姦したところ、残渣中には石炭に由来する粒子が
改質されずにそのままの大きさと形状で判別できるのに
財して、湿田軟化溶融物は石炭に由来する粒子が改質さ
れた結果小さな形状となってシシ、かつ異方性組織が著
しく発達している。そしてその改質の度合は、第2図に
)で示す見掛の収縮変位であるPa(以下棒入度という
)t−もって表現することができる。
にて観姦したところ、残渣中には石炭に由来する粒子が
改質されずにそのままの大きさと形状で判別できるのに
財して、湿田軟化溶融物は石炭に由来する粒子が改質さ
れた結果小さな形状となってシシ、かつ異方性組織が著
しく発達している。そしてその改質の度合は、第2図に
)で示す見掛の収縮変位であるPa(以下棒入度という
)t−もって表現することができる。
本発明は、前述したようにピッチ類の添加された石炭の
軟化溶融性をこのような棒大度によって適確に表示しう
ろことを見い出し、各種のピッチ類と石炭との混合試料
の棒入度を測定することにより得られたものである。
軟化溶融性をこのような棒大度によって適確に表示しう
ろことを見い出し、各種のピッチ類と石炭との混合試料
の棒入度を測定することにより得られたものである。
そこで以下各種のピッチ類と石*0滉舎試料について実
施した試験結果、及びそO結果に基づいて得られ九本発
明につき説明する。
施した試験結果、及びそO結果に基づいて得られ九本発
明につき説明する。
まず、本試験に用いられ九石脚及びピッチ類の性状を第
1表及び第2’JRfC示す。
1表及び第2’JRfC示す。
第1表に示すとおり1本試験に用いられた石炭は三部、
l、idd・11f、除いてすべて軟化溶融性の極め
て乏しい劣質炭でらって、ギースヲーデヲストメーター
法による測定では2〜8種を除いて全く測定ができない
ものである。
l、idd・11f、除いてすべて軟化溶融性の極め
て乏しい劣質炭でらって、ギースヲーデヲストメーター
法による測定では2〜8種を除いて全く測定ができない
ものである。
これらの各劣質炭に添加配合されるピッチ類としては、
第2表に示すとお90ピッチA、B、Cを用いた。ピッ
チAは側鎖の少ない多環式芳香族炭化水素を主体とする
構造(fs+が大でσが小さくC/Hが高い)t−有す
るピッチでおpl例えばコールタールピッチのようなも
のである。又、ピッチBは環構造の一部にナフデン構造
を含み、かつ若干の側鎖がある構造(C/Hが低いがf
a及びσも相当程度を示す)を有するピッチでTop。
第2表に示すとお90ピッチA、B、Cを用いた。ピッ
チAは側鎖の少ない多環式芳香族炭化水素を主体とする
構造(fs+が大でσが小さくC/Hが高い)t−有す
るピッチでおpl例えばコールタールピッチのようなも
のである。又、ピッチBは環構造の一部にナフデン構造
を含み、かつ若干の側鎖がある構造(C/Hが低いがf
a及びσも相当程度を示す)を有するピッチでTop。
例えば石炭に水素添加し溶剤抽出して得られたようなピ
ッチである。さらにピッチCは、側鎖が長くて多い多環
芳香族炭化水素を主体とする構造(C/R,faは満足
しうる程度であるがlは大きい)を有するピッチであり
、主に石油系のアスファルトを改質して得られるピッチ
である。
ッチである。さらにピッチCは、側鎖が長くて多い多環
芳香族炭化水素を主体とする構造(C/R,faは満足
しうる程度であるがlは大きい)を有するピッチであり
、主に石油系のアスファルトを改質して得られるピッチ
である。
上記各石炭7重量部に対して、上記各ピッチの8重量部
(ただしLlddel Iハ8 : 2 ) tjfl
l加配+し、前記の測定方法にしたがって棒大度(Pζ
]この結果よシビツチ類の添加のない石炭に比し、ピッ
チ類の添加された石炭の方がほとんどの場合において、
棒入度(Pc)即ち軟化溶融性が向上していることが判
る。
(ただしLlddel Iハ8 : 2 ) tjfl
l加配+し、前記の測定方法にしたがって棒大度(Pζ
]この結果よシビツチ類の添加のない石炭に比し、ピッ
チ類の添加された石炭の方がほとんどの場合において、
棒入度(Pc)即ち軟化溶融性が向上していることが判
る。
そこで石炭の性状との関係において、石炭にどのような
ピッチを添加すれば、より効果的にその軟化溶融性が改
善されるかを知るために石炭の性状の代表値として平均
反射率(Ro)を取りあげ、第8表に示すpc相対値と
平均反射率(Ro)との関係をプロットしたのが第8図
である。なお第8図には、本来軟化溶融性の大きい三部
炭及び、いかなるピッチ類を添加しても軟化溶融性の改
善されない劣質次であるHonguayJ12のデータ
はプロットしていない、この第8図に示す関係から本発
明方法が得られたものであり、石炭の性状値として平均
反射率(Ro)を用いたところに意義がToシ、他の性
状値例えば工業分析値や元素分析値などと棒入度(Pc
)又はP、相対値との間には見るべき関係は見い出せな
い。
ピッチを添加すれば、より効果的にその軟化溶融性が改
善されるかを知るために石炭の性状の代表値として平均
反射率(Ro)を取りあげ、第8表に示すpc相対値と
平均反射率(Ro)との関係をプロットしたのが第8図
である。なお第8図には、本来軟化溶融性の大きい三部
炭及び、いかなるピッチ類を添加しても軟化溶融性の改
善されない劣質次であるHonguayJ12のデータ
はプロットしていない、この第8図に示す関係から本発
明方法が得られたものであり、石炭の性状値として平均
反射率(Ro)を用いたところに意義がToシ、他の性
状値例えば工業分析値や元素分析値などと棒入度(Pc
)又はP、相対値との間には見るべき関係は見い出せな
い。
即ち第8図に見られるとおり、石炭の軟化性改善に与え
るピッチの種類による影響は、石炭の平が得られる。平
均反射率(Re)が0.8より小さい石炭に対しては、
B又はCのような性状のピッチ、即ち長い側鎖を多く有
する多環式芳香族膨化水素を主成分とするピッチ、例え
ば石油系アスファル)?改質して得られるピッチを添加
配合し、逆に平均反射率(Re)が0.8よりも大きい
石炭に対しては、A又はBのような性状のピッチ、即ち
側鎖の少な一多環式芳香族炭化水素を主成分とするピッ
チ、例えばコールタールピッチt−添加配合すればピッ
チ類の添加による石炭の軟化溶融性改善がより効果的に
現れる。尚ピッチBは前述のとおり石炭を改質して得ら
れるピッチであって、ピッチAとピッチCの中間的な性
状を示すものであって、R,が0.8以上であっても0
.8未満であっても次曹ではあるが使用できる。このこ
とは、平均反射II@ (Ro )が&8未満O石#1
2社それ自身軟化溶融性に寄与する成分が極めて乏しい
ことから、アルキル側鎖が多いか脱離する水素の多いピ
ッチ、即ち化学反応性の高iピッチ(σは0.14以上
好ましくは062〜G、6.faは0.98以下好まし
くは0.7〜0.8.C/Hに1.79以下好ましくは
1.1〜t、i)によって、乾留・過程で化学的に石j
12t−改質することによって軟化溶融性を向上させる
ことができることを示しておタ、又上紀値が0.8以上
の方決については、それ自身ある程度の軟化溶融性がす
でに存在していることから、化学反応性よりもむしろ芳
香族性が高くアルキル側鎖の少ないいわゆる方決に対す
る溶解力の高いピッチ(σは0.42以下好ましくは0
.2より小、faは0.76以上好ましくは0.8より
大* C/ aは1.14以上好ましくは1.15より
大のピッチ)によって、物理的に石*を改質せしめるこ
との方が軟化溶融性を向上せしめるのに効果があること
を示している。
るピッチの種類による影響は、石炭の平が得られる。平
均反射率(Re)が0.8より小さい石炭に対しては、
B又はCのような性状のピッチ、即ち長い側鎖を多く有
する多環式芳香族膨化水素を主成分とするピッチ、例え
ば石油系アスファル)?改質して得られるピッチを添加
配合し、逆に平均反射率(Re)が0.8よりも大きい
石炭に対しては、A又はBのような性状のピッチ、即ち
側鎖の少な一多環式芳香族炭化水素を主成分とするピッ
チ、例えばコールタールピッチt−添加配合すればピッ
チ類の添加による石炭の軟化溶融性改善がより効果的に
現れる。尚ピッチBは前述のとおり石炭を改質して得ら
れるピッチであって、ピッチAとピッチCの中間的な性
状を示すものであって、R,が0.8以上であっても0
.8未満であっても次曹ではあるが使用できる。このこ
とは、平均反射II@ (Ro )が&8未満O石#1
2社それ自身軟化溶融性に寄与する成分が極めて乏しい
ことから、アルキル側鎖が多いか脱離する水素の多いピ
ッチ、即ち化学反応性の高iピッチ(σは0.14以上
好ましくは062〜G、6.faは0.98以下好まし
くは0.7〜0.8.C/Hに1.79以下好ましくは
1.1〜t、i)によって、乾留・過程で化学的に石j
12t−改質することによって軟化溶融性を向上させる
ことができることを示しておタ、又上紀値が0.8以上
の方決については、それ自身ある程度の軟化溶融性がす
でに存在していることから、化学反応性よりもむしろ芳
香族性が高くアルキル側鎖の少ないいわゆる方決に対す
る溶解力の高いピッチ(σは0.42以下好ましくは0
.2より小、faは0.76以上好ましくは0.8より
大* C/ aは1.14以上好ましくは1.15より
大のピッチ)によって、物理的に石*を改質せしめるこ
との方が軟化溶融性を向上せしめるのに効果があること
を示している。
本発明は以上のようになされているので、従来不明であ
った混合用右脚とピッチ類の、より効果的な組合せが明
確になり、劣質次のピッチ類の添加による改質をよjI
j!麿に行ないうるので、結果としてそれを配合乾留し
てよEIJ%質のコークスを製造することができたー
った混合用右脚とピッチ類の、より効果的な組合せが明
確になり、劣質次のピッチ類の添加による改質をよjI
j!麿に行ないうるので、結果としてそれを配合乾留し
てよEIJ%質のコークスを製造することができたー
第1図は軟化溶融性を測定するため0@置の概略模式図
、第2図(イ)は上記装置で測定し危場合の温度と試料
の収縮変位の関係を示すグラフ、(財)はそれぞれの代
表的速度における試料の状at−説明するための模式図
、第8図線石次の反射率とPC相対値との関係を示すグ
ラフである。 1・・・電気炉 2・・・枠体 8・・・測定棒 4・・・試料 5・・・試料セ/%/ 6・・・重錘7・・・梃子
8−2位検出装置9・・・記録装置 1
0・・・温度計11・・・窒素ガス 0.5 0.8 In 1.5
2.+1゛V均反44率(Ro)
、第2図(イ)は上記装置で測定し危場合の温度と試料
の収縮変位の関係を示すグラフ、(財)はそれぞれの代
表的速度における試料の状at−説明するための模式図
、第8図線石次の反射率とPC相対値との関係を示すグ
ラフである。 1・・・電気炉 2・・・枠体 8・・・測定棒 4・・・試料 5・・・試料セ/%/ 6・・・重錘7・・・梃子
8−2位検出装置9・・・記録装置 1
0・・・温度計11・・・窒素ガス 0.5 0.8 In 1.5
2.+1゛V均反44率(Ro)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (13石次にピッチtm加し石炭の軟化溶融性を向上さ
せるに際し、平均反射率(R・)が0.8以上の石炭に
対しては下記に褐げる性状のピッチ(イ)を、又平均反
射率(Ro)が0.8未満O石PK対しては下記に掲げ
る性状のピッチ(ロ)をそれぞれ添加配合する様にした
ことを特徴とする石炭軟化溶融用ピッチの選択方法。 芳香族性指数vi−1m、置換定数Its炭素と水素の
原子比を01とした場合 ピッチ類の特性: ’ ”C’0.T @ s t’:
、 0.41! HC7乍〉114ピツチ←)の特性:
f亀<0.98.y>0.14.C/B<1.79
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16121181A JPS5861177A (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 石炭軟化溶融用ピツチの選択方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16121181A JPS5861177A (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 石炭軟化溶融用ピツチの選択方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5861177A true JPS5861177A (ja) | 1983-04-12 |
Family
ID=15730711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16121181A Pending JPS5861177A (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 石炭軟化溶融用ピツチの選択方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5861177A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015174934A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 新日鐵住金株式会社 | 高炉用コークスの製造方法 |
-
1981
- 1981-10-09 JP JP16121181A patent/JPS5861177A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015174934A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 新日鐵住金株式会社 | 高炉用コークスの製造方法 |
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