JPS5860975A - 油糧種子の磨砕装置 - Google Patents

油糧種子の磨砕装置

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Publication number
JPS5860975A
JPS5860975A JP56158071A JP15807181A JPS5860975A JP S5860975 A JPS5860975 A JP S5860975A JP 56158071 A JP56158071 A JP 56158071A JP 15807181 A JP15807181 A JP 15807181A JP S5860975 A JPS5860975 A JP S5860975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
steam
seeds
chamber
hot water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP56158071A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyushichi Miyazawa
宮沢 久七
Masanori Numazaki
正徳 沼崎
Yutaka Suginaka
杉中 豊
Hidetoshi Harada
原田 秀利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Dairies Corp
Original Assignee
Meiji Milk Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Milk Products Co Ltd filed Critical Meiji Milk Products Co Ltd
Priority to JP56158071A priority Critical patent/JPS5860975A/ja
Publication of JPS5860975A publication Critical patent/JPS5860975A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改良された油糧種子の磨砕方法に関するもの
で、その目的とするところは、嫌気的雰囲気下で油糧種
子を高温加熱すると同時に瞬時に磨砕し酵素の働きを封
するところにある。
従来、大豆、落花生、綿実、サフラワー等の脂質を多量
に含有する油種種子(以下単に種子という)は、これを
磨砕して使用する場合が多く、磨砕は乾燥した粉粒のま
ま粉砕し、これに加水して加工するとか、種子を多量の
水に浸漬し、水切り後拙漬機等に供給して磨砕し乳状と
して取出す方法が構じられている。然し、通常上記作業
は空気の存在下で行なわれる結果、微粒となった種子が
酸素と接して変色したり、或は不快臭を発生させる結果
となる。このため、亜硫酸や抗酸化剤の存在下で磨砕し
たシ、窒素ガス等の不活性ガスの存在下で磨砕し、酸化
による不快臭の原因をたつ方法が構じられている。しか
し、これらの方法を構じても不快臭の原因となるリポ斧
シゲナーゼ等の酵素は4壽−=p活しないので、後処理
を必要とするもので、このことは特に大豆の磨砕で問題
となっている。
本発明は上記の事情によりなされたもので、従来の磨砕
手段を−変し、嫌気性雰囲気子で磨砕すると同時に、瞬
時に種子磨砕物を昇温せしめ、酵素の作用する余裕を与
えることなく磨砕せんと研究を進めた結果、蒸気による
空気の置換と、置換後蒸気により直接又は液体を介して
種子及びその磨砕物を加熱し、加熱速度の同上を計らん
とL上方に蒸気室、下方に磨砕室吟設壮、両者を円心部
において上下連通させ、前者には蒸気シールを行うと同
時に種子やその磨砕物を加熱する蒸気の吹入管と、加熱
の媒体ともなり、且つ液状で磨砕を行なわすだめの熱湯
注入管と、磨砕せんとする種子を投入するだめの投入口
を設け、後者には高速で水平回転する高速回転磨砕体を
設け、熱湯と共に投入された種子が高速回転磨砕体の回
転により□誘発される渦流の吸い込み効果によシ効率よ
く回転磨砕体内部にとシ込まれ、前記吹入された蒸気に
より加熱され、磨砕時に約100℃の高温に昇温し、酵
素の活動を封じて磨砕する装置とすることにより解決し
た。
以下本発明の例を添付の図面により説明する。
図中1は蒸気室、lは磨砕室を示す。蒸気室上は鉄板、
ステンレス板又は合成樹脂板等の板体で円筒型又は多角
柱状体に作られ、側板3と、コーン状の底板4と平板状
の蓋板5より構成されている。
底−板4の円心部は開口させ、開口部下方には円筒状の
脚6を設け、磨砕室1と脱着可能としである。
又、蓋板5の円心部には蒸気吹入管7を上下方向に設け
、底板4の前記円心部のできるだけ脚6の円心位置に開
口するよう固定するが、この蒸気吹入管7は側板3に設
けるとか、蒸気室上内の吹入管7の側部に蒸気の溢流ロ
ア′を設けてもよいものである。更に前記蓋板5の1側
には種子供給シュート8を設けて投入口となし、前記底
板4の円心部に向けて種子が落下するようにする。この
種子供給シート8は通常樋状とするが必要に応じて円筒
としてもよく、更には単に蓋板5に開口させただけでも
よいもので、固定位置も側板3に設け、前記底板4の円
心部に向けて種子を供給する如くしてもよいものである
前記蓋板5には熱湯注入管9を設け、熱湯により投入し
た種子Gを加熱すると同時に熱湯と共に磨砕するが、該
注入管9は好ましくは前記供給シーート8の上側に設け
、流入する種子Gの流路と対向するようにし、種子がそ
の壁面に付着することなく流下するのを容易とするのが
よい、又、種子Gの内部で加熱により放出される空気も
上方に逃れ余剰の蒸気と共に流出す%よ”うに前記シー
−ト8の上方を開放させておく。
一方、磨砕室2は鉄板、ステンレス板等で作られ、上板
11と円筒状又は多角柱状の側板12と底板13と前記
側板12の下方に連続し、1体となった台枠14とより
なシ、前記上板11は通常円形をなし、その周囲はボル
ト15又はその、他の固定具によシ側板12のフランチ
16に固定せられ、必要に応じて取外しできるようにす
る。又円心部には円形の開口を設け、該開口の周囲にそ
って環17を立上らせ、該環17と前記脚6を互に嵌合
させる。このため蒸気、室1は上板11に支持され蒸気
室1と磨砕室ヱは、脚6環17を介して連通ずることに
なる。父上板11の下面には固定磨砕体18を固定する
が、この固定磨砕体18はドーナツ状をなし、その中空
線は前記上板11の開口と一致する。そして、固定磨砕
体18の下側に対向し、05〜3.0 mmの間隔をお
いて回転磨砕体19を設けるが、種子Gの種類、磨砕度
に応じて前記間隔を適宜調節できるように磨砕体18,
19の位置調節可能としておく。又、前記回転磨砕体1
9は外側に回転排出羽根25を固定すると共に底板13
の下方に位置し、台枠14に固定した支持枠20に支持
されるモーター21の回転軸22の上端にボルト23等
により取外し可能に固定する。このためモーター21が
回、転すると回転磨砕体も回転し、LOOO〜5o o
m“″の゛顧速回転を行う。
尚24は側板14の1側で底板13の端部に設けた磨砕
物排出口である。
次に上記装置を使用し、豆乳を製造する場合の大豆の磨
砕について説明する。先づ使用する丸大豆は脱皮機にか
けて脱皮し、付着物はできるだけ除去しておく。この゛
脱皮大豆は図示しない貯槽に入れ、貯槽出口とヒーダー
を連通させておく。一方蒸気吹入管7にはゲージ圧0.
1 kg/cr/L2以上の低圧蒸気を吹入し、シーー
ト8の入口から十分蒸気が浴出するように準備する。次
いでモーター21のスイッチを入れ回転磨砕体I9の回
転をl 000〜aooorpmとし、そして熱湯注水
管9がらは0、03 %の重曹溶液を90℃以上に加熱
し、脱皮大豆の供給重量の8〜10#I量を供給シュー
ト8に向けて噴出さす。上記条件で脱皮大豆Gを連続供
給すると、大豆Gは供給シュート8を介して蒸気室1に
流入するが、このとき熱湯注水口10は脱皮大豆Gの流
路に向けられているので、脱皮大豆Gは壁面に付着する
ことなく熱湯と共に落下し、同伴した空気は内部よシの
蒸気に押され蒸気室1より外に流出する。このため蒸気
室上内ははq無酸素の状態となる。蒸気室1内に入った
脱皮大豆Gは前記回転する回転磨砕体19の円心部に衝
突し、一部は固定磨砕体18と回転磨砕体19の間隙に
入り、一部は回転磨砕体19により脚6、コーン状の底
板4の下方で旋回する渦流と共に回転し、降下して順次
前記間隙内へ熱湯と共に移行する。このとき、蒸気吹入
管7からは脚6の内側に向けて蒸気が吹入されているの
で、脱皮大豆と接触し温度を下げた熱湯は瞬時に再加熱
され、脱皮大豆は急速に昇温する。このようにして昇温
した脱皮大豆Gは次第にコーン状の底板4にそって洛下
し、回転磨砕体19と固定磨砕体18の間隙に喰い込ま
れ、熱湯及び蒸気と共に前記間隙を通過する。このため
脱皮大豆は磨砕されるが、吹入された蒸気がゲージ圧0
.1 Kg/cFL2と高温であるので昇温し、磨砕時
はそのま1高温で維持される。このようにして磨砕され
た脱皮大豆は生呉となって出口24より排出されるので
、そのま110分保持するとりボキシゲナーゼは完全に
失活し、以下の工程で豆乳の不快臭を発することはない
本発明は上記の如き装置で上記のような方法で穀粒を磨
砕するものであるが、1記回転磨砕体19をグラインダ
ーの例で示したが、これをコロイドミル等の回転磨砕体
に代えてもよいものである。
又、回転磨砕体19の材質としては通常カーポランダム
等が使用される。更に脱皮大豆の供給量に応じた熱湯供
給を行うとかの方法は適宜実施してよいものである。
本発明の実施により、供給シュート8から生呉の出口2
4迄の時間は極めて短かく且つ連続的であるから作業性
が極めて良好で、短時間であるにかかわらず、磨砕時に
磨砕物が瞬時に加熱されるので極めて短時間に加熱さ夙
、ワボキシゲナーゼ暮ノ酵素の働く余裕など全くな1い
。更に蒸気室1は蒸気で飽和し、且つ種子は常に蒸気に
加熱された熱湯に囲繞せられておシ、磨砕に際して空気
との接触など全くなく酸化による不快臭はない。従って
従来のように不活性ガスなど添加する必要はなく経済的
であるのみならず、蒸気室1内はゲージ圧01kg/c
IrL2以上の蒸気で飽和しているので、磨砕に際し外
気の流入はないので、外気吸入による磨砕液温の低下を
防止するのみならず、蒸気だけを吸引するため高温磨砕
を可能とし、蒸気による加熱であるから、磨砕開始時に
磨砕液温が低下するのを防ぐため装置全体を加熱するの
に要する大轍の熱水を必要としないばかりでなく、装置
全体の昇温時間が短時間となるので磨砕開始時までの時
間を短縮する事を可能とする。又、確実に高温磨砕とな
るので酵素の失活時間を短縮でき、保持タンク等の附帯
設備を小型とすることができる。
更に、蒸気室と磨砕室を上下連通させた簡単な構造であ
るから、装置を小型化することができ、高速回転さすこ
とによシ高能率処理を可能とするもやである。更に装置
に保温材等を必要としないので、装置の分解洗滌を容易
に行える等多くの利点を有するものである。
本発明の装置は、上記豆乳の製造のみならず、他の油種
種子の湿式磨砕に応用して極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する装置の例の側断面図、第2図
は第1図A−A視図である。 1・・蒸気室      2・磨砕室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)  上方に蒸気室、下方に磨砕室を設け、両者を円
    心部において連通させ、前記蒸気室には蒸気の吹入管、
    熱湯の注入管及び油種種子の投入口を設け、前記磨砕室
    内には水平方向の高速回転磨砕体を設け、蒸気により投
    入される油種種子に同伴する空気を追い出すと共に、投
    入された原料が前記回転磨砕体の高速回転によシ磨砕さ
    れることを特徴とする油糧種子の磨砕装置。
JP56158071A 1981-10-06 1981-10-06 油糧種子の磨砕装置 Pending JPS5860975A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56158071A JPS5860975A (ja) 1981-10-06 1981-10-06 油糧種子の磨砕装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP56158071A JPS5860975A (ja) 1981-10-06 1981-10-06 油糧種子の磨砕装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5860975A true JPS5860975A (ja) 1983-04-11

Family

ID=15663660

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56158071A Pending JPS5860975A (ja) 1981-10-06 1981-10-06 油糧種子の磨砕装置

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JP (1) JPS5860975A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100780441B1 (ko) 2006-07-26 2007-11-29 오세만 연료유 고형입자 분쇄기 및 이를 이용한 연료공급 시스템
CN110787892A (zh) * 2019-11-05 2020-02-14 安徽省含山县华康调味品厂 一种菜籽油用破碎机

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