JPS586079Y2 - 抵抗電気信号変換装置 - Google Patents

抵抗電気信号変換装置

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JPS586079Y2
JPS586079Y2 JP9685978U JP9685978U JPS586079Y2 JP S586079 Y2 JPS586079 Y2 JP S586079Y2 JP 9685978 U JP9685978 U JP 9685978U JP 9685978 U JP9685978 U JP 9685978U JP S586079 Y2 JPS586079 Y2 JP S586079Y2
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JP
Japan
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resistor
resistance
inverting input
current
input terminal
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JP9685978U
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JPS5526706U (ja
Inventor
斎藤治男
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、抵抗電気信号変換装置に関するものであって
、測温抵抗体や半導体ストレンゲージ等の抵抗体に電流
を流すことによって生ずる電圧を検出して抵抗値変化を
電気信号の変化に変換する装置において、抵抗体の導線
抵抗の影響を除くとともに温度等に対応した抵抗値の変
化を直線的な電気信号の変化に変換できるようにしたも
のである。
一般に、この種の装置では、抵抗体が遠隔の測定点に配
置され、変換用の電気回路とは導線によって結ばれてお
り、導線の抵抗が抵抗体と直列になっている。
したがって、導線抵抗の値が抵抗体の抵抗値に対して無
視できなくなると、そのままでは変換結果に誤差を生じ
ることになる。
また、温度等に対応した抵抗値の変化は、直線的な電気
信号の変化に変換できることが望ましい。
これらの点に着目した従来の装置として、例えば特開昭
49−82376号公報に記載された装置がある。
この装置は、2個の演算増幅器を用い、測温抵抗体の抵
抗値の変化に応じて測温抵抗体に流れる電流を変化させ
て温度に比例した出力電圧を得るようにするとともに、
測温抵抗体の導線抵抗が基準抵抗及び測温抵抗体に等し
く加算されるようにして測温抵抗体に流れる電流と基準
抵抗に流れる電流とを等しくし、測温抵抗体の導線抵抗
の影響を取り除くようにしたものである。
しかし、このような従来の装置によれば、測温抵抗体に
流れる電流と基準抵抗に流れる電流の大きさが異なると
測温抵抗体の導線抵抗による誤差を生じることになり、
好ましくない。
本考案は、このような従来の装置の欠点も解決したもの
であって、以下、図面により詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図であって、R
1は3線式の測温抵抗体、a、b、cは各導線の端子、
r、〜r3は各導線の抵抗を表わしている。
本実施例では、測温抵抗体Rtとして、温度上昇に対し
て抵抗値の増加率が徐々に減少する白金の例を示してい
る。
OPlは電流源回路を構成する第1の演算増幅器であっ
て、非反転入力端子(ト)は共通電位点に接続され、出
力端子と共通電位点間には抵抗体Rtの両端の第1の導
線r1、第3の導線r3.基準抵抗Rz、Rsおよび基
準電源Esが直列に接続され、反転入力端子(へ)には
演算抵抗R2を介して基準電源Esに接続された基準抵
抗Rsと導線r8に接続された基準抵抗Rzとの接続点
dが接続されている。
O12は差動増幅器を構成する第2の演算増幅器であっ
て、非反転入力端子(ト)は抵抗体Rtの第2の導線r
2の端子すに接続され、反転入力端子に)は演算抵抗R
3を介して抵抗体Rtの第1の導線r1の端子aに接続
され、出力端子は抵抗Roを介してトランジスタQのベ
ースに接続されている。
トランジスタQは電圧電流変換回路を構成するものであ
って、そのコレクタは負荷であるパラシングユニツ1−
BUの巻線りを介して電源子に接続され、そのエミッタ
は抵抗Rを介して共通電位点に接続されている。
そして、電圧電流変換回路の抵抗R1とトランジスタQ
のエミッタとの接続点は、演算抵抗R1を介して第1の
演算増幅器OP1の反転入力端子(へ)に接続されると
ともに、演算抵抗R4を介して第2の演算増幅器のO1
2の反転入力端子(へ)に接続されている。
このように構成された回路の動作について説明する。
第1図の回路において、電流源回路を構成する第1の演
算増幅器OP1に着目すると、電流電源回路は第2図の
ようになる。
ここで、各演算増幅器を理想増幅器とする。
今、演算増幅器OPl(7J叉転入力端子に)に一定電
圧Ec’に加えるものとすると、演算増幅器OP1の出
力インピーダンスは零なので抵抗R3から先の回路の影
響は無視でき、演算増幅器OP2の非反転入力端子(1
)の入力抵抗は無限大なので導線抵抗r2より先は開放
と考えられる。
そして、d点の電位をEdとし、抵抗R1゜R2を流れ
る電流をIxとすると、演算増幅器OP1の各入力の電
位は等しいので、 となり、 となる。
従って、基準抵抗Rsを流れる電流Is’とし、基準抵
抗Rz、導線抵抗r3)測温抵抗Rt及び導線抵抗r1
を流れる電流をIsとすると、l5=Is’+Ixとな
り、 となる。
次に、差動増幅器を構成する第2の演算増幅器OP2に
着目すると、第3図のようになる。
第3図において、b点の電位をEbとすると、 Eb=Ed−I s (r3 + Rz )
(3)となり、a点の電位をEaとすると、 Ea=Ed−Is(r3+Rz+Rt+r1)
(4)となる。
ここで、前述のように、演算増幅器OP1の出力インピ
ーダンスは零、演算増幅器OP2の非反転入力端子(1
)の入力抵抗は無限大となるので、演算増幅器OP2は
第4図のようになる。
この第4図から、 となり、 Etは、 となる。
この(6)式に(3) t (4)式を代入すると、と
なる。
一方、(2)式からEcは、となり、(1)式からEd
は、 となる。
そして・(9)式を(7)式に代入すると、となる。
ここで、R3=R4とし、r1〜r3も等しいものとす
ると、(10)式から、 となる。
この(11)式から明らかなように、出力電圧Etは、
導線抵抗r1〜r3の影響を全く受けないことになる。
ところで、(11)式では、演算増幅器OP1の反転入
力端子(へ)には一定電圧Ecを加えているので、出力
電圧Etは抵抗体R17)変化に対応した出力となって
いる。
本実施例では、白金測温抵抗体を用いているので、抵抗
体Rtの抵抗値の増加に応じて抵抗体Rtに流れる電流
Is’に増加させることにより出力電圧Etの変化率を
増加させることができ、温度変化に対して直線的に変化
する電気信号Etを得ることができる。
そこで、本考案装置では、出力電圧Et’に演算増幅器
OP1の反転入力端子(→に帰還している。
すなわち、(2)式において、Ecの代わりにEtとお
くと、 となる。
この02)式ヲ01)式に代入すると、 となる。
なお、第1図において、抗抗R7の値は、帰還電圧Ef
=R,lIlが出力電圧Etと等しくなるように設定し
ておく、また、この抵抗R1の値は、電流Ilが演算抵
抗R1+ R4側に流れて誤差とならないようにR1<
R1,R4’を満足するようにする。
これらから明らかなように、本発明によれば、抵抗体の
導線抵抗の影響を受けることがなく、かつ温度等の変化
に対して直線的に変化する電気信号を得ることができる
抵抗電気信号変換装置が、比較的簡単な回路構成で実現
できる。
なお、本実施例では、測温抵抗体として温度上昇に対し
て抵抗値の増加率が減少する白金の例について説明した
が、ニッケル等のように温度上昇に対して抵抗値の減少
率が減少する測温抵抗体を用いる場合には、第1図にお
ける抵抗体Rtと基準抵抗Rzk入れかえるとともに、
電圧電流変換回路の接続を変え、測温抵抗体Rtの抵抗
値が大きくなるのにしたがって出力電圧Etが減少する
ようにすればよい。
これにより、本実施例と同様に、抵抗体の導線抵抗の影
響を受けることがなく、かつ温度変化に対して直線的に
変化する電気信号を発生する装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図〜第4
図は第1図の各部を機能別に分割して示した要部回路図
である。 Rt・・・・・・測温抵抗体、OP□、O20・・・・
・・演算増幅器、Q・・・・・・トランジスタ、R1−
R4・・・・・・演算抵抗BU・・・・・・バランシン
グユニット、L・・・・・・巻線、Rz 。 Rs・・・・・・基準抵抗、Es・・・・・・基準電源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 3線式の抵抗体と、非反転入力端子が共通電位点に接続
    され、出力端子と共通電位点間に抵抗体の両端の第1、
    第3の導線および基準抵抗と基準電源を含む直列回路が
    接続され、反転入力端子には演算抵抗を介して抵抗体の
    導線と基準電源に接続された基準抵抗との接続点が接続
    された第1の演算増幅器よりなる電流源回路と、抵抗体
    の両端の第1、第3の導線間の電圧を差動的に検出する
    第2の演算増幅器よりなる差動増幅器と、差動増幅器の
    出力を電流に変換して負荷に加える電圧電流変換回路と
    、電圧電流変換回路の出力の一部を第1、第2の演算増
    幅器の反転入力端子にそれぞれ帰還する演算抵抗を具備
    した抵抗電気信号変換装置。
JP9685978U 1978-07-14 1978-07-14 抵抗電気信号変換装置 Expired JPS586079Y2 (ja)

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JP9685978U JPS586079Y2 (ja) 1978-07-14 1978-07-14 抵抗電気信号変換装置

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Publication Number Publication Date
JPS5526706U JPS5526706U (ja) 1980-02-21
JPS586079Y2 true JPS586079Y2 (ja) 1983-02-02

Family

ID=29031138

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