JPS585996B2 - 金属電解回収装置 - Google Patents
金属電解回収装置Info
- Publication number
- JPS585996B2 JPS585996B2 JP6393676A JP6393676A JPS585996B2 JP S585996 B2 JPS585996 B2 JP S585996B2 JP 6393676 A JP6393676 A JP 6393676A JP 6393676 A JP6393676 A JP 6393676A JP S585996 B2 JPS585996 B2 JP S585996B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic
- metal
- cathode
- precipitate
- cylindrical cathode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
- C23F1/00—Etching metallic material by chemical means
- C23F1/46—Regeneration of etching compositions
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は溶解金属含有液から電解により金属を回収する
装置に関するものである。
装置に関するものである。
従来溶解金属含有液から金属を回収する方法として、電
解によるものが知られていて、例えば、銅を電解回収す
る場合番こけ陰極に銅を析出させて回収するのであるが
、銅が電極面に密着して析出するため、掻き取り装置の
如きものを使用しないと、容易には剥離しないという問
題があり、また剥離さすためには、陰極板を外に取り出
さねばならぬという作業効率上の問題を有するものであ
った。
解によるものが知られていて、例えば、銅を電解回収す
る場合番こけ陰極に銅を析出させて回収するのであるが
、銅が電極面に密着して析出するため、掻き取り装置の
如きものを使用しないと、容易には剥離しないという問
題があり、また剥離さすためには、陰極板を外に取り出
さねばならぬという作業効率上の問題を有するものであ
った。
本発明は以上のような問題を解決して、連続的に電解に
より金属を回収することを目的としたものである。
より金属を回収することを目的としたものである。
本発明の装置の特徴とするところは、金属電解回収のた
めの金属含有溶液を電解液として用いて、垂直な回転円
筒形陰極面上に金属を、好ましくは樹枝状に析出せしめ
、生長した析出金属を陰極の回転により陰極面より剥離
させ、剥離せしめられた金属を電解液中に沈澱物として
沈澱せしめ、その沈澱物を沢別して回収することにある
。
めの金属含有溶液を電解液として用いて、垂直な回転円
筒形陰極面上に金属を、好ましくは樹枝状に析出せしめ
、生長した析出金属を陰極の回転により陰極面より剥離
させ、剥離せしめられた金属を電解液中に沈澱物として
沈澱せしめ、その沈澱物を沢別して回収することにある
。
以下に本発明を実施例により図面を用いて詳述する計
実施例１
この実施例においては、第１図に示すよう金属電解回収
装置によるものである。
装置によるものである。
装置は、電解槽１、沈澱槽２、涙過器３とよりなってい
る。
る。
電解槽１内には対向する２箇の垂直な陽極板１１゜１１
′の間の中央部に、回転機１４の回転軸１５に軸支され
て回転せしめられる垂直な回転円筒陰極１２が設けられ
ていて、直流電源１６の陽極端子には陽極板１１，１１
′が陰極端子には刷子接触している導体刷子１３を介し
て回転円筒陰極１２が接続されている。
′の間の中央部に、回転機１４の回転軸１５に軸支され
て回転せしめられる垂直な回転円筒陰極１２が設けられ
ていて、直流電源１６の陽極端子には陽極板１１，１１
′が陰極端子には刷子接触している導体刷子１３を介し
て回転円筒陰極１２が接続されている。
陽極板の材料としては、白金、二酸化鉛、酸化鉄；フェ
ライト、グラファイト等の不溶性物質が、陰極円筒の材
料としては、白金、グラファイト、ステンレススチール
等の導電性物質が用いられる。
ライト、グラファイト等の不溶性物質が、陰極円筒の材
料としては、白金、グラファイト、ステンレススチール
等の導電性物質が用いられる。
この電解槽１内に、それらの電極を浸漬するように被処
理用液、即ち電解液１７が入れられている。
理用液、即ち電解液１７が入れられている。
沈澱槽２は逆ピラミッド形の底部を有する円筒状容器で
、はぼ水平面上にある上縁が溢流堰となっていて、その
外周に溢流液排出用の溝２１が設けられていて、溝２１
の外周壁の上端は槽本体の上縁より高い位置にあるよう
にされている。
、はぼ水平面上にある上縁が溢流堰となっていて、その
外周に溢流液排出用の溝２１が設けられていて、溝２１
の外周壁の上端は槽本体の上縁より高い位置にあるよう
にされている。
はぼ中央部に円筒２２が設けられている。
以上において、電解液は電解槽１のＦ部から導管１８、
ポンプ１９、導管２０を経て円筒２２内に注入され、溝
２１に備えられた排液用の導管２３により再び電解槽１
内へ循環せしめられる。
ポンプ１９、導管２０を経て円筒２２内に注入され、溝
２１に備えられた排液用の導管２３により再び電解槽１
内へ循環せしめられる。
従って沈澱槽２内には電解槽よりの電解液２４が充満さ
れている。
れている。
濾過器３には炉布３１が設けられている。
沈澱槽２内の沈澱物２５は卑２６により排出されるよう
になっている。
になっている。
濾過器３においてはア過）こより沈澱物３２から沢別さ
れた液体分３３を放出するための放出管３４が備えられ
ている。
れた液体分３３を放出するための放出管３４が備えられ
ている。
本装置による電解液中の金属の回収は次の如く行なわれ
る。
る。
電解槽１内へ注入された被処理用電解液は、直流電源の
印カロと共に電解反応により回転円筒陰極上に金属を析
出する。
印カロと共に電解反応により回転円筒陰極上に金属を析
出する。
この場合、電流密度温度等電解状件を極当に選択するこ
とにより析出金属は樹枝状となるようにする。
とにより析出金属は樹枝状となるようにする。
電解の進行と共に樹枝状に発達した析出金属は回転陰極
による遠心力と周囲電解液による抵抗により陰極より剥
離し電解液１７中に分散して含まれることになる。
による遠心力と周囲電解液による抵抗により陰極より剥
離し電解液１７中に分散して含まれることになる。
このように剥離した。金属を含む電解液は導管１８、ポ
ンプ１９、導管２０を経て沈澱槽２の筒２２内へ注入さ
れ、筒内２２を下降し、ここで金属は下方へ沈澱し金属
を分離した電解液は槽本体の上縁より溢流し、溝２１を
経て導管２３より電解槽１へ戻され、電解液は循環され
て含有金属量は次第に少なくなり、金属量が規準値以下
となったならば、電性の切断、陰極の回転の停止、ポン
プの停止を行い、浄化された電解液は適宜の方法で排出
せしめられる。
ンプ１９、導管２０を経て沈澱槽２の筒２２内へ注入さ
れ、筒内２２を下降し、ここで金属は下方へ沈澱し金属
を分離した電解液は槽本体の上縁より溢流し、溝２１を
経て導管２３より電解槽１へ戻され、電解液は循環され
て含有金属量は次第に少なくなり、金属量が規準値以下
となったならば、電性の切断、陰極の回転の停止、ポン
プの停止を行い、浄化された電解液は適宜の方法で排出
せしめられる。
一方沈澱槽２内においては、Ｆ方における沈澱物２５を
先ず濾過器３内に。
先ず濾過器３内に。
弁２６を開いて排出させ、枦布３１により含有水分を除
き金属分３２を回収する。
き金属分３２を回収する。
更に、沈澱槽の少量の金属を含む電解液を濾過器内に入
れて、固液分離して金属を悉く回収すると共に、浄化電
解液は放出管３４を経て放出される。
れて、固液分離して金属を悉く回収すると共に、浄化電
解液は放出管３４を経て放出される。
以上の如く本発明装置によれば極めて容易且つ効率良く
金属電解回収を行うことができるものである。
金属電解回収を行うことができるものである。
実施例２
この実施ｆ翳、第２図における側断面、第３図における
横断面図に示すように、電解装置部分と沈澱装置部分を
同一の電解槽内にまとめたものであって、電解装置部分
において陽極板と回転円筒陰極の間へ整流板を設置した
ものでその細部の構面は下記の西りである。
横断面図に示すように、電解装置部分と沈澱装置部分を
同一の電解槽内にまとめたものであって、電解装置部分
において陽極板と回転円筒陰極の間へ整流板を設置した
ものでその細部の構面は下記の西りである。
すなわち、逆ピラミッド形の底部を備えた、稍々高さの
高い電解槽４の上方部分に、実施例１と全く同様な、陽
極板１１゜１１′と回転機１４の回転軸１５に軸、支さ
れ導体刷子１３に接触し乍ら回転する円筒陰極１２を備
え、直流電源の陽陰両極端子に陽極板と導体刷子が接続
されてなる電解装置において、該−極板１１゜１１′と
円筒陰極１２の間瘉ζ、それぞれ円筒陰極１２の中心線
を含む陽極板ｉｉ、１．．ｉ’に直角な平面に平行な適
当な間隔の複数筒の高さの等しい整流板４１．４１・・
・・・・および４１’、４１’・・・・・・が、それら
の図面上における左右の端部が対向する極面とほぼ等し
い距離になるように設けられている。
高い電解槽４の上方部分に、実施例１と全く同様な、陽
極板１１゜１１′と回転機１４の回転軸１５に軸、支さ
れ導体刷子１３に接触し乍ら回転する円筒陰極１２を備
え、直流電源の陽陰両極端子に陽極板と導体刷子が接続
されてなる電解装置において、該−極板１１゜１１′と
円筒陰極１２の間瘉ζ、それぞれ円筒陰極１２の中心線
を含む陽極板ｉｉ、１．．ｉ’に直角な平面に平行な適
当な間隔の複数筒の高さの等しい整流板４１．４１・・
・・・・および４１’、４１’・・・・・・が、それら
の図面上における左右の端部が対向する極面とほぼ等し
い距離になるように設けられている。
この電解槽４の下方部分は実施例１の沈澱槽の下方部分
と全く同様である。
と全く同様である。
この電解槽４内においては、整流板４１．４１・・・・
・・および４１’、４１’・・・・・・が設置されてい
るため、回転円筒陰極１２上に電解析出して樹枝状に生
長した金属は、陰極の回転に伴い近傍の電解液の抵抗が
、このような整流板を設けない場合より犬となるため竹
田金属の剥離は一層容易となる。
・・および４１’、４１’・・・・・・が設置されてい
るため、回転円筒陰極１２上に電解析出して樹枝状に生
長した金属は、陰極の回転に伴い近傍の電解液の抵抗が
、このような整流板を設けない場合より犬となるため竹
田金属の剥離は一層容易となる。
また、当然中央部分陰極近傍におい石金属の沈澱に伴い
電解液は下方へ向い、−男湯極近傍では電解液は上昇す
ることになって適度に電解液が電解槽内で循環せしめら
れて効率の良い電解による金属の析出が行われることに
なるものである。
電解液は下方へ向い、−男湯極近傍では電解液は上昇す
ることになって適度に電解液が電解槽内で循環せしめら
れて効率の良い電解による金属の析出が行われることに
なるものである。
沈殿物戸別についての濾過器３と、沈澱装置部分、この
場合電解槽４内下部における沈澱物２５についてす実施
例１の場合と全く同様である。
場合電解槽４内下部における沈澱物２５についてす実施
例１の場合と全く同様である。
以上に明らかな如く、本実施における装置においても、
実施例１の場合と同様に、極めて容易且つ効率良く金属
電解回収を行うことができるものである。
実施例１の場合と同様に、極めて容易且つ効率良く金属
電解回収を行うことができるものである。
このような本発明装置は、電気メツキ液、化学メッキ液
、エツチング液、イオン交換樹脂溶離液、金属による着
色液、金属表面処理液、酸洗浄又はアルカリ洗浄液、写
真定着液その他の銅、亜鉛、ニッケル、クロム、錫、カ
ドミウム、コバルト、白金、銀、金、ロジウム等の金属
を含有する液からそれらの金属を金属として電解析出さ
せる肌理に有効に用いることができるものである。
、エツチング液、イオン交換樹脂溶離液、金属による着
色液、金属表面処理液、酸洗浄又はアルカリ洗浄液、写
真定着液その他の銅、亜鉛、ニッケル、クロム、錫、カ
ドミウム、コバルト、白金、銀、金、ロジウム等の金属
を含有する液からそれらの金属を金属として電解析出さ
せる肌理に有効に用いることができるものである。
第１図は本発明の一実施例になる金属電解回収装置の側
断面図、第２図は本発明の他の実施例になる金属電解回
収装置の側断面図、第３図は第２図■−■による断面図
である。 １．４・・・・・・電解槽、２・・・・・・沈澱槽、３
・・・・・・ｐ過器、１１，１１’・・・・・・陽極板
、１２・・・・°°回転円筒陰極、２５・・・・・・沈
澱物、３２・・・・・・金属分、４１゜４１′・・・・
・・整流板。
断面図、第２図は本発明の他の実施例になる金属電解回
収装置の側断面図、第３図は第２図■−■による断面図
である。 １．４・・・・・・電解槽、２・・・・・・沈澱槽、３
・・・・・・ｐ過器、１１，１１’・・・・・・陽極板
、１２・・・・°°回転円筒陰極、２５・・・・・・沈
澱物、３２・・・・・・金属分、４１゜４１′・・・・
・・整流板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １相対する互に平行で且つ垂直な２個の陽極板と、その
中間中央部分に設けられた垂直な回転円筒陰極とよりび
る電解装置部分と、該電解装置部分で電解生成し、剥離
した金属を電解液中で沈澱物に沈澱させる沈澱装置部分
と該沈澱物をＰ別する濾過装置部分とを含み、電解装置
部分において電解生成し剥離した金属を沈澱装置部分に
諌るようになし、沈澱装置部分で沈澱した沈澱物を濾過
装置部分に送るように構成したことを特徴とする金属電
解回収装置。 ２該電解装置部分において該２個の陽極板の俗名と該回
転円筒陰極の中間に、該円筒陰極の中心軸を含み、該陽
極板に直角な平面に平行な複数個の適当な間隔の整流板
を設けてなるものを電解槽の上部に設け、電解槽内の該
電解装置の下方を沈澱装置部分となした特許請求の範囲
第１項記載の゛金属回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6393676A JPS585996B2 (ja) | 1976-06-01 | 1976-06-01 | 金属電解回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6393676A JPS585996B2 (ja) | 1976-06-01 | 1976-06-01 | 金属電解回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52146702A JPS52146702A (en) | 1977-12-06 |
| JPS585996B2 true JPS585996B2 (ja) | 1983-02-02 |
Family
ID=13243722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6393676A Expired JPS585996B2 (ja) | 1976-06-01 | 1976-06-01 | 金属電解回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585996B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55145189A (en) * | 1979-04-30 | 1980-11-12 | Kimura Etsuchingu Kenkyusho:Kk | Electrolytic treating apparatus of waste liquid containing silver |
| JP2925141B2 (ja) * | 1988-03-25 | 1999-07-28 | 三菱マテリアル株式会社 | 銀の電解精錬装置 |
| DE10326767B4 (de) | 2003-06-13 | 2006-02-02 | Atotech Deutschland Gmbh | Verfahren zur Regenerierung von eisenhaltigen Ätzlösungen zur Verwendung beim Ätzen oder Beizen von Kupfer oder Kupferlegierungen sowie eine Vorrichtung zur Durchführung desselben |
-
1976
- 1976-06-01 JP JP6393676A patent/JPS585996B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52146702A (en) | 1977-12-06 |
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