JPS5858193B2 - 床面の一点を直上の天井に転記する方法 - Google Patents

床面の一点を直上の天井に転記する方法

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JPS5858193B2
JPS5858193B2 JP11831781A JP11831781A JPS5858193B2 JP S5858193 B2 JPS5858193 B2 JP S5858193B2 JP 11831781 A JP11831781 A JP 11831781A JP 11831781 A JP11831781 A JP 11831781A JP S5858193 B2 JPS5858193 B2 JP S5858193B2
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JP
Japan
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point
arm
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ceiling
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JP11831781A
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JPS5822681A (ja
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昭八 清水
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Mirai Kogyo KK
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Mirai Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は床面の一点を直上の天井に転記する方法に関す
る。
従来よりビル等の建築現場において天井に照明器具、エ
アコン設備、スプリンクラ−等の諸設備を取付ける場合
、まづ取付位置に対応する床面に設計図に基づき基準点
を印し、これを直上の天井に転記し、この天井に転記さ
れた基準点にもとづいて諸設備の取付位置を決めるとい
う方法が行なわれている。
この床面の規準点を転記する方法としては、実公昭45
−1069に記載された方法がある。
この方法は、長尺な主杆と、これの上端から紐を介して
垂下した重錘と、紐の鉛直線と捺印器の中心線と←致さ
せることにより構成され、使用に際しては、床面の特定
点を中心として円を描き、その円周上に主杆を直立状態
にセットし、そして重錘を特定点を合致させてから捺印
機を作動させ、その捺印機で天井面に印を押し、以て床
面の特定点を天井面にそのまま転記する様にしている。
然しなからこの方法の場合には、床面に円を逐−描かね
ばならず、又、種々の事情によって重錘が特定点上に垂
下しないときには、一端直立状態にセットした主杆を外
し、主杆全体を前後左右に移動する等して再びセットし
直さねばならない。
又、主杆が僅かでも傾いていると、紐の鉛直線と捺印機
の中心線とは一致せず、従って床面の特定点は傾いてい
るぶんずれて天井面に転記されることになる等の欠点を
有している。
一方、別の方法として本発明者は先に特願昭56−87
657号に記載の方法を開発したが、これは、前記の方
法とは異なり、特定点に重錘を垂下させるのではなく、
直接特定点上にポールを立て、このポールを摺動及び傾
動させることを必要とし、これによりポール自身を垂直
に立てて、特定点の天井における直上点を検出しようと
するものである。
また、この方法によればポール内部に直交座標及び下げ
振り重錘及びポールの摺動のための操作杆を内蔵しなけ
ればならず装置が複雑化し、従って操作も複雑であると
いう問題点を有している。
本発明は以上のような従来技術の情況に鑑みなされたも
のであるが、基本的には特願昭56−87657号記載
の方法のように特定点にポールを垂直に立てる方法では
なく実公昭45−1069号記載の方法と同様に天井か
ら特定点上に重錘を垂下させて特定点の天井における直
上点を検出する方法における改良である。
即ち本発明の構成は、天井から床面の特定点上に重錘を
垂下させ、特定点の天井面における直上点を検出してマ
ーキングする方法において、重錘を垂下させた摺動体を
保持するアームを床面の特定点近くの天井面に当接させ
、アームの一端を支点としてアームを天井面に沿って回
動させると共にアームに保持される摺動体をアームに沿
って移動させて、摺動体から垂下された重錘を床面の特
定点上にくるように配置し、この床面の特定点の天井面
における直上点を検出し、摺動体上部で重錘と同一垂直
軸線上に取付けられた指標装置によりマーキングするこ
とよりなる。
以下、図面に示した実施例に従い本発明の方法をより具
体的に説明する。
第1図は本発明の方法の実施の状態を示す斜視図である
本発明の方法に直接使用する装置は、基本的には重錘1
とこれと同一垂直軸線上にある指標装置2とこれらを備
えた摺動体3と、摺動体3を摺動可能に保持するアーム
4と、アーム4を天井に当接して支持するポール5とを
有している。
6は床面に設計図等に基づいて予め印された特定点であ
る。
この特定点6は、設計図等に基づいて床面に計り出され
た点のことであって、その点の位置は種々であり、また
、計り出される方法については問わない。
この床面に予め印された特定点6を本発明の方法により
天井に転記するにはまづ、この転記装置のアーム4をポ
ール5によって支持して床面の特定点6のほぼ直上の位
置の天井面Aに当接させる(第1図において一点鎖線で
示す位置)。
当接する位置は厳格に床面の特定点6の直上である必要
はなく目測でほぼ直上と思われる位置に当接させれば良
い。
7はアーム4上面の一端に取付けられた支点部であり8
はアーム4上面の他端に取付けられた回転部である。
アーム4を支持するポール5は伸縮機構(図示せず)を
有し、下端5aは尖鋭に形成され、又バネ、油圧、空圧
等の手段(図示せず)により・下方へ押出されており、
床面と抑圧接触している。
このようにアーム4を床面の特定点6の目測でほぼ直上
と思われる位置に当接させると、アーム4に保持された
摺動体3から垂下された重錘1はある任意点9を示指す
る。
そこでポール5を操作してアーム4を支点部7を支点と
して他端の回転部8の回転ローラーを回転させてアーム
4を回動させ、任意点9がポール先端5aと特定点6と
を結ぶ直線10の延長線上9にくるようにする。
この時直線10を床に描く必要もなく、又厳密に任意点
9が直線10上にくるようにアーム4を回動させる必要
もない。
目測で直線10上任意点9がくるようにすれば充分であ
る。
このようにして一応重錘1が任意点9或いはその付近に
きたら、つづいて摺動体3を矢印C方向へ摺動させて重
錘1を特定点6に近づける。
この摺動により重錘1が特定点6上にくれば良いが、こ
ない場合にはもう一度アーム4を微回動させて重錘1が
特定点6上にくるように調整する。
なお、上記には重錘1を任意点9から特定点6上へ移動
させるに、最初にアーム4を回動し、つづいて摺動体3
を摺動させる方法を説明したが、これは逆でも良く、最
初に摺動体3を摺動させ、つづいてアーム4を回転させ
ても良い。
もちろん重錘1が特定点6上に近づいた時は、アーム4
の回動運動と摺動体3の直線運動を適宜繰り返して重錘
1が特定点6上にくるように調整しなければならない。
重錘1が特定点6上にくれば、重錘1と同一垂直軸線上
にある指標装置2により特定点6の天井面における直上
点11を検出し、適宜な手段によりマーキングする。
ここで摺動体3の摺動機構の1例について第2図を参照
しながら説明する。
第2図は摺動体3の摺動機構の1例を示す一部破断斜視
図である。
摺動体3は例えば第1図の破線で示した位置から実線で
示した位置へ摺動するが、より具体的には第2図に示し
たようにアーム4の側面に設けられた摺動溝12を摺動
体3の上下に一列に回転自在に嵌装された鋼球13によ
って摺動する。
この摺動体3の摺動のための駆動源は重錘1の1部を構
成する棒状部材14の回転力である。
作業者が棒状部材14の床面に近い下方、例えばHの付
近を操作して棒状部材14を回転させるとこの回転は自
在垂下を可能にしている自在継手15を介してそのまま
重錘の1部を構成する角柱軸16に伝達される。
角柱軸16は摺動体3の主部材17に垂直方向へ上下動
可能且つ、回転可能に装着されており、更に角柱軸16
にはメインプーリー18が固着されている。
そしてメインプーリー18にはワイヤー19が巻装され
このワイヤー19はサブプーリー20.20を介してア
ーム4の摺動溝12内に張設され、ワイヤー19の端部
はアームの両端部21(第1図参照)に固着されている
摺動体3は概略以上のように構成されているので、まづ
棒状部材14の下方H付近を作業者が回転させると、そ
のまま回転は角柱軸16を介してメインプーリー18に
伝達される。
メインプーリー18が回転するとワイヤー19とメイン
プーリー18との間の摩擦抵抗の方が鋼球13のころが
り抵抗よりはるかに大きいので、摺動体3はメインプー
リー18がワイヤー19にそって滑動することにより摺
動する。
このとき摺動体3の摺動は摺動溝12により規制されて
いる。
なお、図面に示した例では摺動の手段としてブIJ−と
ワイヤーを用いたが、摺動の手段はこれに限らずプーリ
ーに替えてピニオンを使用し、アームに刻設したラック
と歯合させた装置を利用したり、或いは押圧部材により
アームに押圧されたローラー等を利用することができる
又更には摺動の駆動源として重錘の回転を利用したもの
を図面に示したが駆動源もこれに限られるものでなく、
例えば前述の特願昭56−87657号のように重錘と
は別個の駆動用回転軸を設け、これによって駆動させて
も良い。
なお、第2図における指標装置2はインクを内蔵したス
タンプ式マーカーであって、角柱軸16の上端に取付け
られ、角柱軸16の上動即ち棒状部材14の上動により
天井面に押印できるように構成されている。
本発明の方法は以上説明したように構成されているので
、まづ最初に厳密に位置を決めることなく目測でアーム
を天井に当接させ、つづいてアームの回動運動と摺動体
の直線運動とにより重錘を床面の特定点上にセットする
ことができ、操作が非常に簡単であるばかりでなく、回
動運動と直線運動という単純な動きにより重錘を移動さ
せるので微調整が容易であり特定点を直上の天井面に転
記する作業を能率的に逐行することができるという効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の実施の状態を示す斜視図、第2
図は摺動体の一部破断斜視図である。 図中の主な符号、1・・・・・・重錘、2・・・・・・
指標装置、3・・・・・・摺動体、4・・・・・・アー
ム、5・・・・・・ポール、6・・・・・・特定点、7
・・・・・・支点部、8・・・・・・回転部、19・・
・・・・ワイヤー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 天井から床面の特定点上に重錘を垂下させ、特定点
    の天井面における直上点を検出してマーキングする方法
    において、重錘を垂下させた摺動体を保持するアームを
    床面の特定点近くの天井面に当接させ、アームの一端を
    支点としてアームを天井面に沿って回動させると共にア
    ームに保持される摺動体をアームに沿って移動させて、
    摺動体から垂下された重錘を床面の特定点上にくるよう
    に配置し、この床面の特定点の天井面における直上点を
    検出し、摺動体上部で重錘と同一垂直軸線上に取付けら
    れた指標装置によりマーキングすることを特徴とする床
    面の一点を直上の天井に転記する方法。
JP11831781A 1981-07-28 1981-07-28 床面の一点を直上の天井に転記する方法 Expired JPS5858193B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11831781A JPS5858193B2 (ja) 1981-07-28 1981-07-28 床面の一点を直上の天井に転記する方法

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Publication Number Publication Date
JPS5822681A JPS5822681A (ja) 1983-02-10
JPS5858193B2 true JPS5858193B2 (ja) 1983-12-23

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ID=14733673

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH024292U (ja) * 1988-06-22 1990-01-11

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JPH024292U (ja) * 1988-06-22 1990-01-11

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JPS5822681A (ja) 1983-02-10

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