JPS5857559B2 - 円板型精砕機 - Google Patents

円板型精砕機

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JPS5857559B2
JPS5857559B2 JP52010327A JP1032777A JPS5857559B2 JP S5857559 B2 JPS5857559 B2 JP S5857559B2 JP 52010327 A JP52010327 A JP 52010327A JP 1032777 A JP1032777 A JP 1032777A JP S5857559 B2 JPS5857559 B2 JP S5857559B2
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discs
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    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C7/00Crushing or disintegrating by disc mills
    • B02C7/11Details
    • B02C7/12Shape or construction of discs
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21BFIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/04Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
    • D21B1/12Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by wet methods, by the use of steam
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D1/00Methods of beating or refining; Beaters of the Hollander type
    • D21D1/20Methods of refining
    • D21D1/30Disc mills
    • D21D1/303Double disc mills
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    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は円板型精砕機において、円板精砕作業が行われ
る時に発生する蒸気を簡単に、効果的にかつ制御された
態様で排出し得るようになった改良円板型精砕機に関す
る。
本発明は特に複式回転円板型精砕機に対して有用であり
、本明細書においてもこのような例について説明する。
しかしながら本発明はこのような用途だけに制限される
ものではない。
本発明は在来の円板型精砕機を使用する場合に生じる種
々の問題を最少限に止めんとするものである。
円板型精砕機に加えられる動力は実質的にその全部が熱
に変換されることが知れており、この熱は精砕機円板の
相対する精砕面の間で材料が粉砕される時に発生する。
この熱の大部分は水分または液体を蒸気に変換する。
この熱の他の部分は精砕せんとする材料によって吸収さ
れる。
この発生熱の度合いが本発明によって解決せんとする問
題の源である。
この問題を解決するためには、円板型精砕機が作動する
場合には15俤の粘稠度においてチップの形をなして送
給される材料1トン当り60馬力/日の動力が加えられ
た時に、精砕円板の間を通る木材または繊維質材料1ト
ンに対して100度C(212度F)の蒸気1トンを発
生し得る熱が生じることを考える必要がある。
このような作業またはさらに高い”有効″入力が加えら
れる作業はさらに高い粘稠度の精砕を可能にし、かつ高
品質の製品が得られるようにし、または小さな入力で同
じ品質の製品を得んとする場合に好適である。
しかしながら相当量の蒸気が発生するために、重大なか
つ望ましからざる結果を伴うことなく任意の期間にわた
ってこのような状態で円板型精砕機を作動させることは
不可能でないとしても困難であることが認められている
実際上実験によれば在来の円板型精砕機を使用する場合
には常態では任意の円板型精砕機に1トン当り50馬力
−日の作業を行わせることは不可能であり、かつ好適な
作業効率は得られない。
本発明によって解決し得る作業上の問題の性質はたとえ
ば次の通りである。
蒸気の量が過大であり、発生蒸気の一部分が精砕された
材料と共に排出される場合(エネルギーの単なる損失を
表わす)には、円板型精砕機内に残った蒸気は普通の設
備においては屡逆行状態を発生させる。
このような状態の表わす意味は蒸気が移動して、精砕す
べき材料が精砕機に流入するのを阻止すると言うことで
ある。
繊維質パルプの製造において特に注意すべきことは前記
の如き蒸気の干渉によって材料の送給速度が不均一とな
りしたがって精砕機から出る最終製品の品質が不均一と
なることである。
多くの場合作業中に円板型精砕機の精砕面間に発生する
蒸気の量は非常に犬であり、材料の送入が妨げられるば
かりでなく、実際上精砕機の目の中に高い圧力が生じ、
通路から精砕機円板の精砕面間に流入する材料を完全に
遮断するようになる。
このような状態は精砕機の入口に通じる送給通路内に容
積型送入装置を設けた場合においても起り得る。
実際問題として容積型送入装置を設けることによって送
入通路に制限を加えれば精砕機の目に圧力の発生するの
を助けることができる。
伺れにしろ以上の説明により本発明によれば在来技術に
伴う種々の問題全解決し得ることが分かる。
在来においては、前記問題のあるものは、精砕せんとす
る材料と共に過剰の水を導入することによって解決され
ていた。
このような方法はある程度有効ではあるが、無駄が多い
ばかりでなく、精砕せんとする材料の粘稠度を減少せし
めしたがって最終製品の品質を低下させる。
本発明の主なる目的は円板精砕作業中に精砕機の”目”
に生じる過大な圧力を軽減することである。
前記目的を達成するための装置および方法を明らかにす
るために、本明細書においては本発明を米国特許第37
09443号に記載されている精砕機と基本的に同様な
構造の複式回転円板型精砕機に使用したものとして示し
た。
このような精砕機は1対の円板を有し、該円板の精砕面
は相対するように密接に隔置するように位置決めされ、
精砕すべき材料が前記相対する精砕面間を通る時に前記
円板は相対的に回転せしめられる。
本発明の図示の実施例においては、制御端部円板を構成
する一つの円板は複数の通気孔すなわち通路を有してお
り、該通路はその一端において精砕機の”目″と称され
る円板間空隙の区域またはその近くに連通している。
制御端部円板の裏側から開口するように配置された通気
孔すなわち通路の最外端は導管装置と共通に連通し、該
導管装置は受入れた蒸気を前記通路によって精砕機ハウ
ジングの外部に排出するようになっている。
前記導管装置は制御端部円板に連結され、該円板が相対
する円板の方に移動しまたは該円板から離れるようにな
った時に前記通気孔すなわち通路に対してその作動関係
を維持し、円板精砕面の間に所要の間隔を与えるように
なっている。
本発明の図示の実施例において特記すべきは通気孔すな
わち通路が設けられ、各通路の軸線方向長さが比較的短
く形威されていることである。
このように通路が短いのは、該通路が制御端部円板の中
をその片面から他の面に向って実質的にまっすぐに延び
ているからである。
図示の如き送給端部円板に関しては、図示の実施例は送
給端部円板内の送給通路および制御端部円板内の通気孔
すなりち通路が円板間の空隙の同じ区域と、その中心に
近いところで共通的に連通ずるような配置を有している
制御端部円板内の通気孔すなわち通路が特定の性質およ
び位置を有し、かつこれらが図示の如く導管装置と連続
的に共通に連通しているために、円板精砕プロセス中に
発生した過剰蒸気は円板の間から精砕機ハウジングの外
部に連続的にかつ効果的に排出される。
この蒸気の運搬を調整する装置が設けられているために
精砕機の内部および円板精砕面間の環境を好適に制御す
ることができる。
このような配置を有しているために本発明はその使用に
際して予想しないような結果が得られた。
本発明の一つの重要な利点は、大きな固体粘稠度を有す
るスラリを、高い”有効″入力、たとえば送給材料1ト
ン当り、70−90馬力−日の入力で処理し、しかも最
終製品の品質を高め得ることである。
さらに蒸気を急冷するために過剰の水を加える必要もな
くなる。
何れにしろ最終的には精砕機の目に発生する圧力を低下
せしめ、かつ在来よりは低い馬カー日/トンによって同
じ品質のパルプを製造することができる。
派生的な結果としては精砕すべき材料をさらに均一に送
給することができ、かつ同じ容積式送給機を使用すると
してもその過負荷および停止を阻止することができる。
精砕機を加圧状態で運転すべき場合には本発明による時
は、精砕機に材料を確実に配送するために普通必要とさ
れる横ねじを省略することができる。
もちろん本発明によって改良された円板型精砕機に特有
な性質はエネルギーの効果的な利用である。
本発明は複式回転円板型精砕機として説明するが、同様
な原理を使用した単式円板型精砕機によって本発明の特
色を発揮するようになすことができる。
したがって本発明の主なる目的は円板型精砕機を改良し
てさらに効果的なものとし、広い用途に適合させると共
にその誤動作を除去するようになすことである。
本発明の他の目的は円板型精砕機を改良して固体粘稠性
の大きな送給材料を処理し得るようにすることである。
本発明の他の目的は円板型精砕機を改良して、精砕作業
中に発生する蒸気に伴う問題を解決することである。
本発明の他の目的は円板型精砕機を改良して、在来より
低い馬カー日/トンによって品質のすぐれた最終製品を
得ることである。
本発明の他の目的は円板型精砕機の作動力法において、
エネルギーを最大限に利用し、かつ円板精砕作業中に蒸
気の急冷に過剰の水を使用することなく品質のすぐれた
最終製品を形威し得るようになった作動方法を供するこ
とである。
本発明のなお他の目的は円板型精砕機において前記の如
きすぐれた利点および特色を有し、かつ前記の如き装置
および作動力式を有する円板型精砕機を供することであ
る。
次に添付図面によって本発明の詳細な説明する。
本発明を実施するための図示の精砕機は前記米国特許第
3709443号に記載されているものの変型である。
図示の如くこの精砕機は複式円板型精砕機で、両方の精
砕円板は回転自在に配置され、各円板は相対的に移動し
得るようになっている。
言うまでもなく、ここに説明する精砕機の詳細は本発明
を理解するに必要な程度に止める。
ここに説明しない部品の性質は前記米国特許に詳細に説
明されており、熟練技術者の容易に理解し得るところで
ある。
図示の精砕機は精砕機ケース10内に収納された1対の
精砕円板28,30を有し、該円板はケースの内面から
隔置されている。
前記ケース10は垂直に位置決めされた管状腰部分16
を有し、該腹部分の一端はドーム形頂部12を備え、か
つその垂直方向他端は逆ドーム形底部14を有している
図の断面によって明らかな如く前記腹部分16の軸線方
向における比較的遠い壁部分18゜20はその全体が垂
直面内に位置している。
なお前記円板28はその背面が壁部分18の内面に対し
て密接な隔置関係を有するように装架され、かつその作
動面は前記壁部分と平行な面内に位置している。
精砕円板28は該円板が固定された駆動軸40の一端と
適合する中央孔を有している。
前記軸40は円板28の後方(図の左方)において壁部
分18内に形成された入口孔17の中心を通ってケース
10の外方に延びている。
前記壁部分18の内壁面は前記孔17を画界する凹入肩
22を有している。
この肩22の外周限界は浅い円筒壁面24によって画定
されている。
軸線方向に面し、かつ壁面24と隔置関係を有するよう
に整合した同様な浅い円筒壁面25は、前記円板28の
後面から突出した環状部分によって画定されている。
円板28の後面には壁面25と相対するように軸線方向
に突出したリング部材46の基礎部分が触座している。
前記リング46の突出端は垂直に位置する環状面を有し
、該環状面は前記肩22とほぼ接触してこれと平行関係
を有するように配置されている。
前記リング46の内周面の形は、その突出端部27が円
筒形を呈し、孔17を画界する壁画の直接延長部分を形
成するようになっている。
前記リング46の内周面は突出部分27に続き、円板2
8の方向に円錐形に拡開している。
リング46の内周面の拡開端部を画定する線は円板28
の本体内に形成された複数の送給通路29の入口端の周
縁を形成するようになっている。
前記通路29の入口端は枢動軸40に対し同心、隣接、
半径方向隔置関係を有するように配置されている。
この通路29は図によって線図的に示される如く直線状
通路であり、円板28の作動面の方に向って円錐状に拡
開するように延ひている。
通路29の排出端は普通の円形に配置された1組の精砕
板(精砕面を有する円板を形成するように固定された)
の内周限界に隣接する位置において円板28の作動面か
ら開口している。
リング部材46の外周面には周囲溝が形成されこの溝の
中には前記肩22を画界する壁面24に固定されたリン
グ状部材26の補合形を有する錐形突起が王台良く係合
するようになっている。
リング部材46は前記肩22およびリング部材26の隣
接面に対して密接な隔置関係を有しているために、該リ
ング部材46は円板28と回転する時に密封を行うよう
になっている。
この密封は周知の如く入口孔17を通して供給される材
料が円板28をバイパスするのを阻止する。
送給口32を形成する管状壁構造物は材料送給通路34
を画定し、該通路は垂直に対して傾斜した通路として入
口孔17の力に下向きに延びている。
前記送給口32を形成する壁構造物の最下端は外方フラ
ンジとなり、該フランジはケース10の壁部分18の外
面に形成された凹入肩と衝当しかつこの肩に溶接され、
孔17の縁を画定するようになっている。
排出端の垂直面内において送給通路34の直径は入口孔
17の直径よりわずかに小さくなっている。
送給通路34の下端開口の直径が入口孔17の上方部分
と直径が異なり、かつその心が一致しているために、送
給口の壁構造のフランジ付き下端部分は入口孔17の最
下方部分と重なっている。
この配置によって、入口を通して案内される材料が円板
28内の送給通路29に敏速に流入し、かつこの通路を
敏速に通る。
駆動軸40は孔17の中心を通ってケース10の外方に
延びているから、該軸は先ず送給通路34の下端部分を
通り、次にパツキン押えおよび従動組立体42を通り、
該組立体の下端部分に対して隣接垂直隔置関係を有する
ように位置した送給口32の壁部分内の開口を通って突
出する時にその周囲に密封部材を画定する。
ケース10内において精砕板は円板28の外周区画と共
に、円板30の隣接作動面に固定された同様な精砕板に
対して直接相対し、かつ密接に隣接している。
本発明によれば図示の円板30は通気口31を画定する
複数の直線状通路を有し、該通路はその一端において円
板30の本体およびその作動面の環状部分から円板精砕
板の内方半径方向の限界の内方位において該作動面と円
板28の作動面との間の空隙に開口している。
円板30の作動面のこの環状部分は図示の実施例におい
ては円形に隔置された送給通路29の排出端によって占
められる円板28の作動面の環状表面部分と軸線力向に
整合している。
図の断面によって明らかな如く前記通気口31は円板3
0の作動面からその後面すなわち反対面に円錐形に収斂
するように延びている。
これによって前記通気口は円板30の反対面から、該円
板の装着された枢動軸48の一端と適合する円板中心孔
に該孔と同心的に密接に隔置された状態で開口している
精砕円板30を装架する場合には駆動軸48を図示の如
く軸40に対して端部隔置関係を有するように同軸的に
整合させる。
したがって軸48はケース10から外方に延びかつ壁部
分20内の適当な孔の中心を通るように配置される。
壁部分20内のこの孔は環状コツプ形セグメント53に
よって部分的に被覆され、前記セグメントはその口に外
方フランジを有し、このフランジによって前記セグメン
トは図示の如く壁部分20に触座しかつ該部分に連結さ
れている。
板セグメント53の内周と整合する適当なリング形軸承
装置は該セグメントと軸承関係を有する如く、かつその
中で軸線力向に調節し得るように装架され、管状カート
リッジ52の一端に適合している。
カートリッジ52は普通の如くその中にパツキン押えお
よび従動組立体50を有し、軸48がケース10の外方
に延びる時にこれを通すようになっている。
図によって明らかな如く、カー1− IJツジ52の外
径は該カートリッジが駆動軸48の拡大部分によって形
成された肩と衝当する部分において板セグメント53の
外方に向って拡大されている。
カートリッジ52内において軸48を回転させるために
軸承(図示せず)が設けられ、かつカートリッジは前記
軸と共に回転するようにこの軸に適当に固定されている
したがってカートリッジ52は、前記軸48を円板28
.30上に装架連結されることによって密接に隔置され
た精砕板間に所要の間隔が得られるように軸線方向に調
節すれば円板30および軸48と共に運動するようにな
る。
調節機構は技術的に周知の適当な特性を有するものとな
すことができる。
しかしながらこの機構は本発明の部分をなすものではな
いから、その詳細な説明は省酪する。
図にはそれぞれ軸40と、軸48およびカートリッジ5
2に対する軸承ハウジング44.54が示されている。
このような軸承ハウジングは、図示の精砕機が軸40,
48に対する駆動モーターと共に普通の態様で装架され
る普通の精砕機基礎の上に設けられる。
なお、このような詳細は本発明を理解するためには必要
ではないから図には特別には示されていない。
このような機構および軸48を軸線力向に調節するため
の機構は前述の米国特許第3709443号に記載され
ている。
さらに図について説明すれば円板30の最後面から発出
する通気口すなわち通路31の開口は、軸48の通る円
板30のバブ部分の周囲に同心をなすように円周方向に
密接して隔置されている。
最後方開口の外周は円板30の最後面内に形成された凹
入肩41によって画界されている。
肩41は適当に固定されたリング58に対する座を形成
し、該リングはケース10の壁部分20に向って軸線方
向に突出している。
前記リング58の突出端の中には共軸管状スリーブ56
の一端が入子式に適合し、該スリーブの反対端は閉鎖板
セグメント53の内面と密封的に係合することによって
適当に固定されている。
スリーブ56の外表面に対するリング58の内表面の関
係は、円板30が回転した時にこれらの間に連続的密封
が生じるようになっている。
前記密封部分は軸48の軸線方向運動に適合する性質を
有し、円板28.30上の相対する精砕板の表面の間隔
を所要の如く微細に調節し得るようになっている。
スリーブ56は開口57を有し、該開口の中には長円形
の管状セグメント59の一端が固定されこのセグメント
は管路構造物33の一端を画定している。
前記管路構造物は連続通路を形成し、該通路の一端は前
述の如くスリーブ56の内部に開口し、かつその反対端
部はケース10の外部に位置している。
図示の実施例の場合はセグメント59に続く管路構造物
33のセグメント61が設けられ、管状通路の拡大断面
を有する円錐形延長部分を形成し、この断面は管路構造
物′がケース10の頂部に設けられた孔を通って延びる
時に該管路構造物の次のセグメントの中に一様な断面で
連続している。
前記管路構造物が孔を通る点においてはケース10と該
管路構造物33との間が密封されている。
図を明らかにするために前記管路構造物はケース10の
外部のある点まで延びるものとして示されている。
この管路構造物は精砕設備内に設けられた熱回収装置ま
たは他の装置に連結され、必要に応じ前記装置に蒸気を
送給するようになっている。
管路構造物33内には適当な弁35が設けられ、この弁
は該管路33によってケース10から供給される蒸気の
量を決定するように選択的に調節することができる。
前記開口57はスリ・−ブ56の頂部に位置するものと
して示されているが、これは説明を容易にするためのも
のである。
熟練技術者の容易に理解し得る如くこの開口57は他の
態様で位置決めすることができる。
図示の場合は送給口32および該送給口を後述の材料供
給源に連結するその管状延長部分38はその送給通路内
に螺旋型の容積式送給装置36を有している。
この装置は図に示されているが、加圧精砕機の如きある
型の状態および用途においてはこの送給装置は本発明に
より省略することができる。
以上に線図的に図示し、かつ特別に説明した実施例は、
精製プロセスを行う場合法の如き態様で作動する。
図示の円板型精砕機が作動する場合の改良機能は非常に
簡単であり、かつ効果的である。
精砕すべき材料を螺旋送給装置36により送給口32に
送給し、かつ精砕機を自由排出精砕装置として作動すれ
ば、螺旋によって配送された材料は該螺旋の下端から通
路34の比較的広い排出端に落下する。
続いて配送される材料の影響により、精砕さるべき前記
材料は入口孔17内に円滑にかつ自由に移動し、かつ該
入口孔を通り、さらにリング46により回転円板28の
流動通路29を通る。
流動通路29から出た材料は精砕咽から相対的に回転す
る円板28,30の作動面の入口端において該作動面の
隙間に流入する。
流動通路29が傾斜しているために、精砕すべき材料は
直ちに精砕面の間に流入し、かつその半径方向外方に流
動しこのプロセスが行われる間に材料の繊維は相互に分
離される。
周知の如くパルプ精砕作業において普通に処理されるス
ラリ型の材料の場合には、円板精砕プロセス中に加えら
れる動力が作業中に熱に変換するために蒸気が発生する
本発明によれば円板の間、および精砕機の目の中に過剰
の蒸気は発生せず、通路31によって形成された通気孔
が蒸気の一部分に対する通路となり、該蒸気が円板30
の本体を通ってスリーブ56に流入し、管路33によっ
て排出されるようになる。
前記蒸気は自由に排出されるように、または弁35のセ
ット状態によっである程度制限されて排出されるように
することができ、前記弁は蒸気に対して制限された通路
を形成し、管路33から使用個所に蒸気を移動させる。
もちろん敏速かつ容易に通気されるこの蒸気は適当な配
管によって精砕機の上流に位置する予備蒸発器または蒸
煮装置に送給し得ることが分かる。
このようになすことにより、本発明による改良の行われ
ない精砕設備に普通必要とされる新たらしい追加蒸気を
効果的に少なくしまたは消除することができる。
前述の如く蒸気を通気することの利益は、それによって
圧力が低下するために、精砕された材料と共に排出され
る蒸気が少なくなることである。
したがってほかの個所で使用されるエネルキーも著しく
節約することができる。
精砕プロセス中に発生する遠心力に起因′して、円板の
作動面から通路すなわち孔31に流入する傾向のある粒
子は遠心力の影響を受けてここから引出され、かつ円板
28.30の反対方向に回転する作動面上において精砕
板の間を半径方向外方に移動せしめられる。
図示の実施例の著しい特色は円板30内の通路31の配
置を円板28内の送給通路29の配置と同様になすこと
により製造費を節約し得ることである。
このようにすれば同じ円板を送給円板28および制御端
部円板30の両方に対して使用することができる。
もちろんこのようになすことが望ましいが、前記配置は
本発明の利点を得るためには不要である。
場合によっては、通気装置が非常に簡単であり、それに
よって精砕機の目またはそれに近接する個所から自然通
風が生じるために、逆行状態が実際的に消除される。
これは自由排出精砕機の場合は送給螺旋36の作動によ
って均一な送給量の得られることを意味する。
材料の流動は何れの場合においても精砕機の咽に円滑に
案内され、かつここから遠心力の作用によって半径方向
外方に移動する。
材料は半径方向外力に移動する時に、精砕機内にセット
された粉砕比にしたがい、精砕円板の精砕面の性質およ
びその間隔によって精砕される。
流人材料はこれを容易に制御し、精砕プロセス中に発生
した蒸気が精砕機の目の方に向って内向きに流動し、か
つ所要の速度で敏速に通気され、管路33によって精砕
機ケースから排出されるようになすことができる。
排出される蒸気を調整することによって精砕作業中に材
料の所要の調節を行うことができる。
図に線図的に示された実施例においてはケース10に出
口37が設けられ、精砕された材料は精砕円板が反対方
向に回転する時にその外周から前記出口を通して自由に
排出される。
もちろんこの排出孔の性質および配置は精砕機の用途に
応じて変えることができる。
前述の如く精砕機が周知の態様で適当に密封され、加圧
精砕機として作動するような場合には、本発明による蒸
気圧力制御能力によって、材料を加圧精砕機に配送する
場合に普通使用される普通の横螺旋装置は不要となる。
本発明の利点を要約すれば、常態では円板型精砕機内に
発生する蒸気を急冷するための余分の水が不要となるか
ら、在来のものよりも固形粘稠度の犬なる送給材料に対
して精砕機を効果的に作動させることができる。
本発明によって得られる他の結果は第1に普通の作業上
の困難を伴うこと々く円板型精砕機に大きな入力を加え
、かつこれに対応して最終製品の品質を高めることがで
き、第2には小さな入力を効果的に利用して、在来に比
し高品質の最終製品を形成し得ることである。
本発明の他の利点は精砕すべき材料の送給を均一に制御
し、したがって最終製品の品質を高め得ることである。
前記プロセスが行われる時にはエネルギーの変換が生じ
る。
さらに本発明によれは精砕すべき材料の適当な送給を阻
害する過負荷および停止状態の発生を阻止することがで
きる。
本発明は特許請求の範囲内において種々の変型を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明による複式回転円板型精砕機の線図的
断面図である。 図において、10はケース、12は頂部、14は底部、
16は腰部、17は入口孔、18.20は壁部分、22
は肩、24.25は円筒壁面、26はリング状部材、2
7は突出端部、28 、30は円板、29は送給通路、
31は通気口、32は送給口、33は管路構造物、34
は送給通路、35は弁、36は送給装置、37は出口、
38は管状延長部分、40は駆動軸、41は肩、42は
従動組立体、44は軸承ハウジング、46はリング部材
、48は駆動軸、50は従動組立体、52はカートリッ
ジ、53はコツプ形セグメント、54は軸承ハウジング
、56はスリープ、57は開口、58はリング、59は
管状セグメント、61はセグメントである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 人口と出口とを有するハウジングを備え、前記ハウ
    ジング内に少なくとも1対の精砕円板が設けられ、前記
    各円板が精砕面を画定する装置を備えた作動面を有し、
    さらに前記1対の円板を、少なくともその円板の一つが
    他のものに対して回転するように装架する装置が設けら
    れ、前記円板の回転に際して前記精砕面が相対して隣接
    しかつ密接な隔置関係に置かれ、前記入口によってハウ
    ジングに導入される、精砕すべき材料を前記精砕面の間
    に受入れかつこれを精砕し、この精砕に続いて前記ハウ
    ジングから前記出口に通して排出するようになっている
    精砕機において、前記1対の円板のうちの回転し得る第
    1の円板がその中に少なくとも1つの通路を有し、前記
    通路はこの円板を通って延び、該通路の一方の開放端は
    前記1対の円板の隣接作動面間の空隙に開放連通し、そ
    の反対側の端部は、前記ハウジング内の装置にして、該
    通路の延長部分をなしかつ該通路と共に前記入口から遠
    い力の前記ハウジングの第2出口に連結された連続管路
    を提供するようになった装置に開放連通し、前記管路は
    、前記ハウジングの外部に延在し、かつ前記1対の円板
    の精砕面間で材料を精砕した時に発生した蒸気を直接前
    記ハウジングの外部に通し、蒸気が前記入口の近くに移
    動したり前記ハウジングの内部の前記円板の周囲に再ひ
    入るのを阻止するように構成、配置されていることを特
    徴とする精砕機。 2、特許請求の範囲第1項記載の円板型精砕機において
    、前記1対の円板の作動面間の空隙の中央部分が前記精
    砕機の”目″を画定し、かつ前記通路の前記−力の開放
    端が前記一対の円板の前記作動面間の空隙の前記精砕機
    の”目″を構成する部分に開口してこれと連通している
    円板型精砕機。 3 特許請求の範囲第1項記載の円板型精砕機において
    、前記1対の円板の各々が前記ハウジング内において相
    互に相対して回転するように装架され、かつ前記通路の
    前記一方の開放端が、前記1対円板の回転し得る前記第
    1の円板の回転軸線から、前記通路の前記相対する端部
    よりさらに広く隔置されるようになっている円板型精砕
    機。 4 @記第1項記載の精砕機において、前記1対の円板
    の各々が回転自在であり、かつ前記各円板が相互に回転
    し得るように装架する装置を有し、前記1対の円板の第
    2の回転し得る円板が送給円板であり、該送給円板が送
    給通路にして、精砕すべき材料を受入れてこれを前記1
    対の円板の作動面間の空隙に通し、かつ連続流動として
    前記相対する精砕面に通す送給通路を形威し、前記1対
    の円板の前記第1の回転し得る円板がその中に、前記1
    つの通路に対応する、該円板を通って共通に延びる複数
    の通路を有し、前記複数の通路の一方の開放端は前記円
    板の作動面間の空隙と開放連通し、かつその相対する端
    部は前記1つの通路の延長部分をなす前記装置と同時に
    開放連通し、この構成により前記円板の作動面間の空隙
    から、前記1対の円板の精砕作業時に発生した空気を逃
    がし、それによって前記空隙から前記ハウジング入口を
    通って蒸気が逆流するのを阻止するようになっている精
    砕機。
JP52010327A 1976-02-06 1977-02-03 円板型精砕機 Expired JPS5857559B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US65600376A 1976-02-06 1976-02-06
US000000656003 1976-02-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5296459A JPS5296459A (en) 1977-08-13
JPS5857559B2 true JPS5857559B2 (ja) 1983-12-20

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ID=24631249

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JP52010327A Expired JPS5857559B2 (ja) 1976-02-06 1977-02-03 円板型精砕機

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AT (1) ATA69677A (ja)
BR (1) BR7700576A (ja)
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FI (1) FI59437C (ja)
SE (1) SE422819B (ja)

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JPS5422933A (en) * 1977-07-21 1979-02-21 Iseki Kaihatsu Koki Method and device for liquid pressurized shielding tunnel excavation
PL2465610T3 (pl) * 2010-12-20 2013-09-30 Podwysocki Spolka Jawna Urządzenie i sposób dezintegracji ścieków

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SE422819B (sv) 1982-03-29
ATA69677A (de) 1982-02-15
SE7701182L (sv) 1977-08-07
FI59437C (fi) 1981-08-10
CA1045865A (en) 1979-01-09
BR7700576A (pt) 1977-10-04
FI59437B (fi) 1981-04-30
FI770245A (ja) 1977-08-07

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