JPS5857263B2 - 傾動加圧式連続金型鋳造機 - Google Patents
傾動加圧式連続金型鋳造機Info
- Publication number
- JPS5857263B2 JPS5857263B2 JP2051776A JP2051776A JPS5857263B2 JP S5857263 B2 JPS5857263 B2 JP S5857263B2 JP 2051776 A JP2051776 A JP 2051776A JP 2051776 A JP2051776 A JP 2051776A JP S5857263 B2 JPS5857263 B2 JP S5857263B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- hot water
- tilting
- water supply
- casting machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、傾動加圧式の連続金型鋳造機に関するもので
ある。
ある。
従来、金型鋳造機としては種々のものが使用されている
が、高圧のものでは鋳物の品質が低下し、一方、重力に
よるものでは大きな押湯を設ける必要があり、製品歩留
りが非常に悪くなり、さらに製品の形状によっては湯ま
わりが悪く欠陥が発生するものである。
が、高圧のものでは鋳物の品質が低下し、一方、重力に
よるものでは大きな押湯を設ける必要があり、製品歩留
りが非常に悪くなり、さらに製品の形状によっては湯ま
わりが悪く欠陥が発生するものである。
本発明は斯かる点に鑑み、傾動運動を併用して湯まわり
を良くすると共に、加圧して押湯量の減少による歩留り
の向上と製品々質の緻密化を可能にし、さらに、連続鋳
造が可能な金型鋳造機を提供し、前記欠点を解消するも
のである。
を良くすると共に、加圧して押湯量の減少による歩留り
の向上と製品々質の緻密化を可能にし、さらに、連続鋳
造が可能な金型鋳造機を提供し、前記欠点を解消するも
のである。
本発明の構成を実施例につき、図面に基いて以下に説明
する。
する。
第1図に示すように、傾動架台1は、基台フレーム2上
に回動支軸3にて揺動可能に枢支され、基台フレーム2
に設けられた傾動手段である傾動シリンダ4のピストン
ロッド4aが接続され、該傾動シリンダ4にて傾動架台
1が回動支軸3を支点にして傾動運動され、起倒される
。
に回動支軸3にて揺動可能に枢支され、基台フレーム2
に設けられた傾動手段である傾動シリンダ4のピストン
ロッド4aが接続され、該傾動シリンダ4にて傾動架台
1が回動支軸3を支点にして傾動運動され、起倒される
。
前記傾動架台1には、前後に縦支盤5,6が立設され、
両縦支盤5,6の間にガイドバーγが設けられている。
両縦支盤5,6の間にガイドバーγが設けられている。
該ガイドバー7には前方の縦支盤5と対峙してスライド
枠8が摺動可能に支持され、該スライド枠8には後方の
縦支盤6に設けた金型開閉シリンダ9のピストンロッド
9aが接続されている。
枠8が摺動可能に支持され、該スライド枠8には後方の
縦支盤6に設けた金型開閉シリンダ9のピストンロッド
9aが接続されている。
そして、縦支盤5,6、ガイドバー7・・・および金型
開閉シリンダ9により、上記両縦支盤5.6間に設けら
れた分割購造の金型24を開閉する金型開閉手段31が
構成される。
開閉シリンダ9により、上記両縦支盤5.6間に設けら
れた分割購造の金型24を開閉する金型開閉手段31が
構成される。
なお、37は緩衝スプリングである。
また、上記金型24の上方つまり前方の縦支盤5上には
給湯装置10が設けられている。
給湯装置10が設けられている。
該給湯装置10は基板11上に設けられた給湯手段32
、加圧手段33および位置決め手段34からなり、上記
基板11はヒンジ12により上記縦支盤5に回動可能に
枢支されるとともに、連結部材35を介して起伏シリン
ダ13のピストンロッド13aに接続されている。
、加圧手段33および位置決め手段34からなり、上記
基板11はヒンジ12により上記縦支盤5に回動可能に
枢支されるとともに、連結部材35を介して起伏シリン
ダ13のピストンロッド13aに接続されている。
上記位置決め手段34は、第2図に示すように、給湯手
段32と加圧手段33を金型24に設けた給湯スリーブ
25の給湯口25 a hc対して選択的に位置させる
ためのもので、回転アーム18および該回転アーム18
を回転、駆動する切換シリンダ16などからなる。
段32と加圧手段33を金型24に設けた給湯スリーブ
25の給湯口25 a hc対して選択的に位置させる
ためのもので、回転アーム18および該回転アーム18
を回転、駆動する切換シリンダ16などからなる。
上記回転アーム18は基板11上に立設された支持軸1
4に回転スリーブ15を介して回転可能に軸支されてい
る。
4に回転スリーブ15を介して回転可能に軸支されてい
る。
該回転スリーブ15の平端部外周には歯車36が固着さ
れ、該歯車36は切換シリンダ16のピストンロッド1
6aに取付けられたラック17に噛合されている。
れ、該歯車36は切換シリンダ16のピストンロッド1
6aに取付けられたラック17に噛合されている。
給湯手段32は金型24内に溶融金属30を給湯するた
めのもので、上記回転アーム18の一端部に設けられ、
給湯カップ23および該給湯カップ23を回転7駆動す
る回転シリンダ22からなる。
めのもので、上記回転アーム18の一端部に設けられ、
給湯カップ23および該給湯カップ23を回転7駆動す
る回転シリンダ22からなる。
給湯カップ23は第2図に示すように、カップ軸21を
介して回転アーム18に回転可能に枢支され、カップ軸
21は回転アーム18に設けられた上記回転シリンダ2
2に連結されている。
介して回転アーム18に回転可能に枢支され、カップ軸
21は回転アーム18に設けられた上記回転シリンダ2
2に連結されている。
加圧手段33は金型24内に給湯された溶融金属30を
加圧するためのもので、上記回転アーム18における上
記給湯手段32と反対側の端部に設けられ、加圧ノズル
19および該加圧ノズル19を上下、駆動する上下動シ
リンダ20などからなる。
加圧するためのもので、上記回転アーム18における上
記給湯手段32と反対側の端部に設けられ、加圧ノズル
19および該加圧ノズル19を上下、駆動する上下動シ
リンダ20などからなる。
該上下動シリンダ20は回転アーム18に設けられると
ともに、ピストンロッド20a(第3図参照)に加圧ノ
ズル19が下方へ向けて取付けられている。
ともに、ピストンロッド20a(第3図参照)に加圧ノ
ズル19が下方へ向けて取付けられている。
加圧ノズル19の空気噴出口26は第3図に示すように
、エアーホース27、切換弁28、コントロールユニッ
ト29などを介して空気供給源に連通されており、該コ
ントロールユニット29は加圧ノズル19に供給する圧
搾空気の圧力を調整する。
、エアーホース27、切換弁28、コントロールユニッ
ト29などを介して空気供給源に連通されており、該コ
ントロールユニット29は加圧ノズル19に供給する圧
搾空気の圧力を調整する。
また、加圧ノズル19の先端部分は給湯スリーブ25の
給湯口25aに対応した形状とされている。
給湯口25aに対応した形状とされている。
次に、上記鋳造機の鋳造作用を説明する。
まず、傾動シリンダ4を縮めて傾動架台1を回動し、第
4図に示すように、給湯スリーブ25が水平に位置した
状態において、給湯カップ23の開口部25aを上方に
向け、その給湯カップ23に溶融金属30を定量注入す
る。
4図に示すように、給湯スリーブ25が水平に位置した
状態において、給湯カップ23の開口部25aを上方に
向け、その給湯カップ23に溶融金属30を定量注入す
る。
次に、速度調整可能な傾動シリンダ4を伸長して傾動架
台1を回動すると、給湯カップ23も同時に傾いて、溶
融金属30が給湯スリーブ25に注がれ、金型24内へ
の給湯が行われる。
台1を回動すると、給湯カップ23も同時に傾いて、溶
融金属30が給湯スリーブ25に注がれ、金型24内へ
の給湯が行われる。
特に金型24内への給湯状態をコントロールするために
傾動架台1の回動速度の調整と併せてカップ軸21を回
転シリンダ22にて回転せしめ給湯のタイミングと給湯
量(速度)を任意に調整可能な機構を有している。
傾動架台1の回動速度の調整と併せてカップ軸21を回
転シリンダ22にて回転せしめ給湯のタイミングと給湯
量(速度)を任意に調整可能な機構を有している。
傾動架台1の傾動が進行し、第1図に示す状態となると
、注湯も終了する。
、注湯も終了する。
続いて、切換シリンダ16を作動して回転スリーブ15
を回し、給湯カップ23に代って加圧ノズル19を給湯
シリンダ22上に位置するように速やかに移動せしめ、
上下動シリンダ20を作動し、加圧ノズル19にて給湯
スリーブ25を塞いで注湯された溶融金属30を噴出し
た圧搾空気にて加圧する。
を回し、給湯カップ23に代って加圧ノズル19を給湯
シリンダ22上に位置するように速やかに移動せしめ、
上下動シリンダ20を作動し、加圧ノズル19にて給湯
スリーブ25を塞いで注湯された溶融金属30を噴出し
た圧搾空気にて加圧する。
凝固後、加圧ノズル19を外し、金型24を開いて鋳造
品を取り出す。
品を取り出す。
次に、再び金型24を閉じ、傾動架台1を回動し、給湯
を繰り返し、前記同様の行程にて鋳造を行う。
を繰り返し、前記同様の行程にて鋳造を行う。
従って、以上のような本発明の鋳造機によれば、給湯の
際に傾動運動をするために、層流による注湯が行われて
薄肉フィン形状等の製品においても湯まわりが良好であ
る。
際に傾動運動をするために、層流による注湯が行われて
薄肉フィン形状等の製品においても湯まわりが良好であ
る。
また、給湯した後に自動的にかつ速やかに加圧するため
に、押湯量を減少して製品歩留りを著しく向上し、製品
々質の緻密化を可能にすると共に、給湯してから製品を
取り出す迄の時間が短縮され、効率が向上するものであ
る。
に、押湯量を減少して製品歩留りを著しく向上し、製品
々質の緻密化を可能にすると共に、給湯してから製品を
取り出す迄の時間が短縮され、効率が向上するものであ
る。
図面は本発明の実施態様を例示するものであり、第1図
は鋳造機の正面図、第2図は給湯装置を一部断面で示す
平面図、第3図は加圧状態を示す加圧手段の要部断面図
、第4図は鋳造機の傾動状態を示す正面図である。 1・・・・・・傾動架台、2・・・・・・基台フレーム
、4・・・・・・傾動手段(傾動シリンダ)、24・・
・・・・金型、25a・・・・・・給湯口、31・・・
・・・金型開閉手段、32・・・・・・給湯手段、33
・・・・・・加圧手段、34・・・・・・位置決め手段
。
は鋳造機の正面図、第2図は給湯装置を一部断面で示す
平面図、第3図は加圧状態を示す加圧手段の要部断面図
、第4図は鋳造機の傾動状態を示す正面図である。 1・・・・・・傾動架台、2・・・・・・基台フレーム
、4・・・・・・傾動手段(傾動シリンダ)、24・・
・・・・金型、25a・・・・・・給湯口、31・・・
・・・金型開閉手段、32・・・・・・給湯手段、33
・・・・・・加圧手段、34・・・・・・位置決め手段
。
Claims (1)
- 1 傾動手段に連結された傾動架台が基台フレームに揺
動可能に枢支され、該傾動架台には、金型開閉手段に連
結された分割購造の金型が開閉可能に保持され、該金型
の上方には、金型に溶融金属を給湯する給湯手段と、金
型内に給湯された溶融金属を加圧する加圧手段と、該加
圧手段および前記給湯手段を前記金型の給湯口に対して
選択的に位置させる位置決め手段とが設けられているこ
とを特徴とする傾動加圧式連続金型鋳造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2051776A JPS5857263B2 (ja) | 1976-02-25 | 1976-02-25 | 傾動加圧式連続金型鋳造機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2051776A JPS5857263B2 (ja) | 1976-02-25 | 1976-02-25 | 傾動加圧式連続金型鋳造機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52102831A JPS52102831A (en) | 1977-08-29 |
JPS5857263B2 true JPS5857263B2 (ja) | 1983-12-19 |
Family
ID=12029339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2051776A Expired JPS5857263B2 (ja) | 1976-02-25 | 1976-02-25 | 傾動加圧式連続金型鋳造機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857263B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5370921A (en) * | 1976-12-07 | 1978-06-23 | Kosei Aruminiyuumu Kougiyou Kk | Pressurizing casting method |
JPS62127163A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-09 | Janome Sewing Mach Co Ltd | 金属の鋳造方法及び装置 |
JPH067979B2 (ja) * | 1987-05-08 | 1994-02-02 | 宇部興産株式会社 | 射出成形方法および装置 |
KR19990054882A (ko) * | 1997-12-26 | 1999-07-15 | 오상수 | 알루미늄 주물 중력주조장치 |
-
1976
- 1976-02-25 JP JP2051776A patent/JPS5857263B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52102831A (en) | 1977-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5857263B2 (ja) | 傾動加圧式連続金型鋳造機 | |
JPS61140345A (ja) | コア配設装置 | |
US3643732A (en) | Metal casting apparatus | |
EP1337359B1 (en) | Core setter for matchplate moulding machine | |
JPH06304695A (ja) | 回転式重力金型鋳造機 | |
JP3899228B2 (ja) | ダイカスト装置 | |
US2956317A (en) | Apparatus and method of making molds | |
KR102354707B1 (ko) | 사형 경동 주조 장치 및 방법 | |
US4079776A (en) | Mold making machine | |
US1715418A (en) | Machine fob making castings | |
JPH02192872A (ja) | 金型鋳造法 | |
US1279650A (en) | Die-casting machine. | |
US1993439A (en) | Molding machine | |
SU455519A3 (ru) | Устройство дл удалени отливок из машины дл лить под давлением | |
CN220943103U (zh) | 一种汽轮机铸钢件铸造用定位装置 | |
US1534266A (en) | Die-casting machine | |
US1720357A (en) | Automatic casting machine | |
US2339265A (en) | Die casting machine | |
JPH0128938Y2 (ja) | ||
CN112207264B (zh) | 一种覆膜砂型铸造处理系统 | |
JP2004230406A (ja) | 鋳造装置 | |
JPH11291022A (ja) | 傾動注湯方法及びその装置 | |
JPS61202747A (ja) | 垂直割鋳型造型機における鋳型取出装置 | |
US1809289A (en) | Casting machine | |
GB1337203A (en) | Device for supplying metered amounts of molten metal to die casting machines |