JPS585705B2 - 多重ロ−ル破砕機 - Google Patents
多重ロ−ル破砕機Info
- Publication number
- JPS585705B2 JPS585705B2 JP2963978A JP2963978A JPS585705B2 JP S585705 B2 JPS585705 B2 JP S585705B2 JP 2963978 A JP2963978 A JP 2963978A JP 2963978 A JP2963978 A JP 2963978A JP S585705 B2 JPS585705 B2 JP S585705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- rotor
- casing
- shaft
- casings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回転破砕機に関するもので、複数のロ−タ軸に
て構成された多重ロールにより被破砕物を破砕および細
分化することを目的とするものである。
て構成された多重ロールにより被破砕物を破砕および細
分化することを目的とするものである。
従来から使用されている回転式破砕機には、シングルロ
ール破砕機およびダブルロール破砕機などがあって、破
砕される対象物も多様であるが、本発明によるものは特
にサトウキビなどのごとき比較的軟質で、且つ均一性の
ある被破砕物を大量に処理できると同時に、容易に処理
能力を加減できる多重(マルチ)ロール破砕機を提供す
ることにある。
ール破砕機およびダブルロール破砕機などがあって、破
砕される対象物も多様であるが、本発明によるものは特
にサトウキビなどのごとき比較的軟質で、且つ均一性の
ある被破砕物を大量に処理できると同時に、容易に処理
能力を加減できる多重(マルチ)ロール破砕機を提供す
ることにある。
以下本発明を実施の一例を示す図面にもとづいて説明す
る。
る。
図面において、1は多重ロール破砕機、2は本体ケーシ
ング、2Aは本体ケーシング2の投入ホツパー、2Bは
中央部に位置する破砕部、2Cは破砕部2Bの両側部に
膨出した側部ケーシングであって破砕部2Bの下方に破
砕物の排出口2Dを構成している。
ング、2Aは本体ケーシング2の投入ホツパー、2Bは
中央部に位置する破砕部、2Cは破砕部2Bの両側部に
膨出した側部ケーシングであって破砕部2Bの下方に破
砕物の排出口2Dを構成している。
3は本体ケーシング2を貫通する主回転軸で、本体ケー
シング2の外側には一端にプーリ4に隣接して無段変速
機5を、他端にフライホイール6を装着している。
シング2の外側には一端にプーリ4に隣接して無段変速
機5を、他端にフライホイール6を装着している。
7,7Aは歯車ケーシングで、本体ケーシング2の側部
ケーシング2C内に嵌め込まれて軸受8に保持されて対
設している。
ケーシング2C内に嵌め込まれて軸受8に保持されて対
設している。
ところで、前記無段変速機5は周知の流体式変速機が使
用され、主回転軸3にキー止めされ、主回転軸3と同じ
回転を行う駆動部分5Aと、歯車ケーシング1のフラン
ジ部7Bに固着されて駆動部分5Aの駆動力を歯車ケー
シング7に伝達する従動部分5Bとから構成されている
。
用され、主回転軸3にキー止めされ、主回転軸3と同じ
回転を行う駆動部分5Aと、歯車ケーシング1のフラン
ジ部7Bに固着されて駆動部分5Aの駆動力を歯車ケー
シング7に伝達する従動部分5Bとから構成されている
。
3Aは主回転軸3に設けられた油溝であり、ロータリー
ジョイント(図示なし)を介して、駆動部分5Aおよび
従動部分5Bのハウジング内インペラへ送られる油の油
圧量を増減させて、歯車ケーシング7へ回転力を伝達す
るとともにその回転数を無段階に変えることができる。
ジョイント(図示なし)を介して、駆動部分5Aおよび
従動部分5Bのハウジング内インペラへ送られる油の油
圧量を増減させて、歯車ケーシング7へ回転力を伝達す
るとともにその回転数を無段階に変えることができる。
9A,9B,9Cはそれぞれ同一構成されたロータ軸で
、主回転軸3にそれぞれ平行に設けられ、且つ各々は主
回転軸3を中心とする同一円周上に等間隔で配置されて
おり、歯車ケーシング7,7Aにブッシュ11を介して
回転自在に取付けられている。
、主回転軸3にそれぞれ平行に設けられ、且つ各々は主
回転軸3を中心とする同一円周上に等間隔で配置されて
おり、歯車ケーシング7,7Aにブッシュ11を介して
回転自在に取付けられている。
なお10は前記歯車ケーシング7,7Aと主回転軸3と
の間に設けられたプッシュである。
の間に設けられたプッシュである。
10Aは側部ケーシング2Cと主回転軸3との間に設け
られたブッシュである。
られたブッシュである。
ここで、歯車ケーシング7,7A間に設けられたロータ
軸9A,9B,9Cをみずから回転可能にするとともに
、該ロータ軸9A,9B,9Cを介して、歯車ケーシン
グ7の回転を歯車ケーシング7Aに伝達することができ
る。
軸9A,9B,9Cをみずから回転可能にするとともに
、該ロータ軸9A,9B,9Cを介して、歯車ケーシン
グ7の回転を歯車ケーシング7Aに伝達することができ
る。
12は歯車ケーシング7,7Aに内蔵された歯車伝達装
置であり、該歯車伝達装置12は主回転軸3にキー止め
された駆動歯車13と、ロータ軸9A,9B,9C端部
に形成されたスプライン軸9Dのロータ軸歯車14と、
駆動歯車13とロータ軸歯車14との間に介装された中
間歯車15とで構成され、該歯車伝達装置12によって
、主回転軸3の回転力に同期して各ロータ軸9A,9B
,9Cを駆動できるようになっている。
置であり、該歯車伝達装置12は主回転軸3にキー止め
された駆動歯車13と、ロータ軸9A,9B,9C端部
に形成されたスプライン軸9Dのロータ軸歯車14と、
駆動歯車13とロータ軸歯車14との間に介装された中
間歯車15とで構成され、該歯車伝達装置12によって
、主回転軸3の回転力に同期して各ロータ軸9A,9B
,9Cを駆動できるようになっている。
なお16は歯車ケーシング7,7Aに回動自在に設けら
れた中間軸で、該中間軸16に前記中間歯車15がキー
止めされている。
れた中間軸で、該中間軸16に前記中間歯車15がキー
止めされている。
17はロータ軸9A,9B,9Cの外側に外嵌したロー
タで、18はピン19によりロータ17に取付けられた
ハンマーであって交換可能に構成してある。
タで、18はピン19によりロータ17に取付けられた
ハンマーであって交換可能に構成してある。
20は衝撃板で、破砕部2Bの入口周縁に固着して突出
し、櫛歯状に取付けられハンマー18が衝撃板20の櫛
歯間に咬み込むように入って隙間21にて被破砕物を破
砕することができる。
し、櫛歯状に取付けられハンマー18が衝撃板20の櫛
歯間に咬み込むように入って隙間21にて被破砕物を破
砕することができる。
22は反撥板で、鋸刃状の破砕歯を有し、衝撃板20の
下方に取付けられており、衝撃板20とハンマー18に
て一旦打撃され破砕された被破砕物を再度破砕して微細
に細分化するようになっている。
下方に取付けられており、衝撃板20とハンマー18に
て一旦打撃され破砕された被破砕物を再度破砕して微細
に細分化するようになっている。
次に本発明の作用を説明する。
まず、プーリ4を介して駆動原動機(図示なし)によっ
て主回転軸3を駆動する。
て主回転軸3を駆動する。
主回転軸3が予め設定された所定回転数で回転を始める
と、無段変速機5を介して、歯車ケーシング7,7Aが
側部ケーシング2Cの軸受8に支持されて回転を行なう
とともに、歯車伝達装置12を介して、ロータ軸9A,
9B,9Cが同期して回転を行なう。
と、無段変速機5を介して、歯車ケーシング7,7Aが
側部ケーシング2Cの軸受8に支持されて回転を行なう
とともに、歯車伝達装置12を介して、ロータ軸9A,
9B,9Cが同期して回転を行なう。
このとき歯車ケーシング7,7Aおよびロータ軸9A,
9B,9Cはすべて反時計方向に同一方向に回転を行な
うのであるが、歯車ケーシング7,7Aは無段変速機5
によって、主回転軸3とは異なった回転数に可変でき、
またロータ軸9A,9B,9Cは歯車伝達装置12によ
って、その歯車比に規制された回転数で駆動される。
9B,9Cはすべて反時計方向に同一方向に回転を行な
うのであるが、歯車ケーシング7,7Aは無段変速機5
によって、主回転軸3とは異なった回転数に可変でき、
またロータ軸9A,9B,9Cは歯車伝達装置12によ
って、その歯車比に規制された回転数で駆動される。
すなわち、各ロータ軸9A,9B,9Cは主回転軸3の
回転にともなって、歯車ケーシング7,7Aに支持され
て本体ケーシング2内を公転しながら、衝撃板20なら
びに反撥板22に対応する位置を換えると同時に、みず
から回転を行ない破砕を可能にするのである。
回転にともなって、歯車ケーシング7,7Aに支持され
て本体ケーシング2内を公転しながら、衝撃板20なら
びに反撥板22に対応する位置を換えると同時に、みず
から回転を行ない破砕を可能にするのである。
したがって、以上のようにして回転状態にある多重ロー
ル破砕機1の上部の投入ホツパ2A内へ被破砕物が投入
されると、まずロータ軸9A,9B,9Cのハンマー1
8と衝撃板20との隙間21間に挾み込まれて破砕され
る。
ル破砕機1の上部の投入ホツパ2A内へ被破砕物が投入
されると、まずロータ軸9A,9B,9Cのハンマー1
8と衝撃板20との隙間21間に挾み込まれて破砕され
る。
そして隙間21によって破砕されて押し出された被破砕
物は下方の鋸刃状の反撥板22上においてハンマー18
により再度破砕されて下部の排出口2Dから排出される
。
物は下方の鋸刃状の反撥板22上においてハンマー18
により再度破砕されて下部の排出口2Dから排出される
。
なお、本発明は無段変速機5と歯車ケーシング7との連
結を解除させて歯車ケーシング7,7Aを停止させると
同時に、ロータ軸9A,9B,9Cのうち、一つを衝撃
板20に充当し、二つ目を反撥板22に充当し、残りを
予備として使用されうる場合もある。
結を解除させて歯車ケーシング7,7Aを停止させると
同時に、ロータ軸9A,9B,9Cのうち、一つを衝撃
板20に充当し、二つ目を反撥板22に充当し、残りを
予備として使用されうる場合もある。
また、本実施例においては、歯車ケーシング7,7Aの
各々に歯車伝達装置12を組込んであるが、これは主回
転軸3の回転力をロータ軸9A,9B,9Cに確実に伝
達するためであって、歯車伝達装置12は歯車ケーシン
グ7,7Aのいずれか一方に組込んだ場合でも、本発明
の目的が十分に果されうろことは言うまでもない。
各々に歯車伝達装置12を組込んであるが、これは主回
転軸3の回転力をロータ軸9A,9B,9Cに確実に伝
達するためであって、歯車伝達装置12は歯車ケーシン
グ7,7Aのいずれか一方に組込んだ場合でも、本発明
の目的が十分に果されうろことは言うまでもない。
さらに、ロータ軸9A,9B,9Cは本実施例のごとく
、主回転軸3を中心とする同一円周上に等間隔で配置さ
れるのが望ましく、回転によるバランスの点で、その安
全性を保証することになる。
、主回転軸3を中心とする同一円周上に等間隔で配置さ
れるのが望ましく、回転によるバランスの点で、その安
全性を保証することになる。
以上のように本発明の多重ロール破砕機によれば、ロー
タ軸を保持する歯車ケーシングは無段変速することがで
きるので、容易に可変処理ができて、被破砕物の供給量
の変化に対応でき、従来のシングルロールならびにダブ
ルロール破砕機に比べて単一ハンマの破砕回数が少なく
できるためロータ軸の回転数を大きくして処理能力を増
大でき、なお且つハンマはその破砕に十分耐えて寿命を
長く保持できるのである。
タ軸を保持する歯車ケーシングは無段変速することがで
きるので、容易に可変処理ができて、被破砕物の供給量
の変化に対応でき、従来のシングルロールならびにダブ
ルロール破砕機に比べて単一ハンマの破砕回数が少なく
できるためロータ軸の回転数を大きくして処理能力を増
大でき、なお且つハンマはその破砕に十分耐えて寿命を
長く保持できるのである。
第1図は本発明の縦断正面図、第2図は第1図のK部の
拡大断面図、第3図は第1図のL−L矢視縦断面図、第
4図は第1図のS−S矢視縦断面図、第5図は第4図の
T−T矢視拡大断面図である。 1・・・・・・多重ロール破砕機、2・・・・・・本体
ケーシング、2C・・・・・・側部ケーシング、3・・
・・・・主回転軸、5・・・・・・無段変速機、7,7
A・・・・・・歯車ケーシング、8・・・・・・軸受、
9A,9B,9C・・・・・・ロータ軸、12・・・・
・・歯車伝達装置、17・・・・・・ロータ、18・・
・・・・ハンマ、20・・・・・衝撃板、22・・・・
・・反撥板。
拡大断面図、第3図は第1図のL−L矢視縦断面図、第
4図は第1図のS−S矢視縦断面図、第5図は第4図の
T−T矢視拡大断面図である。 1・・・・・・多重ロール破砕機、2・・・・・・本体
ケーシング、2C・・・・・・側部ケーシング、3・・
・・・・主回転軸、5・・・・・・無段変速機、7,7
A・・・・・・歯車ケーシング、8・・・・・・軸受、
9A,9B,9C・・・・・・ロータ軸、12・・・・
・・歯車伝達装置、17・・・・・・ロータ、18・・
・・・・ハンマ、20・・・・・衝撃板、22・・・・
・・反撥板。
Claims (1)
- 1 ロータ軸の回転に伴って、ロータに取付けられたハ
ンマーで破砕を行う回転式破砕機であって、本体ケーシ
ングに貫装した主回転軸の両側部に歯車ケーシングを対
設して回動自在に支持し、歯車ケーシングの一方を変速
機を介して前記主回転軸と連結するとともに両歯車ケー
シング間に複数のロータ軸を回動可能に設け、該ロータ
軸を介して前記一方の歯車ケーシングの回転を他方の歯
車ケーシングに伝達するようになし、歯車ケーシング内
には歯車伝達装置を設けて、該歯車伝達装置を介して、
主回転軸の回転に同期させて、前記各ロータ軸を駆動す
るようになし、該各ロータ軸は主回転軸の回転に伴なっ
てその位置を変えると同時にみずから回転を行うことを
特徴とする多量ロール破砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2963978A JPS585705B2 (ja) | 1978-03-14 | 1978-03-14 | 多重ロ−ル破砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2963978A JPS585705B2 (ja) | 1978-03-14 | 1978-03-14 | 多重ロ−ル破砕機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54121463A JPS54121463A (en) | 1979-09-20 |
JPS585705B2 true JPS585705B2 (ja) | 1983-02-01 |
Family
ID=12281642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2963978A Expired JPS585705B2 (ja) | 1978-03-14 | 1978-03-14 | 多重ロ−ル破砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585705B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102716781A (zh) * | 2012-06-16 | 2012-10-10 | 临沂市矿宝机械有限公司 | 一种旋滚对冲破碎机 |
CN104815724A (zh) * | 2015-04-08 | 2015-08-05 | 济南大学 | 多轴转锤交错剪切破碎机 |
CN105944792B (zh) * | 2016-06-30 | 2018-07-17 | 禹州市远大塑料电器有限责任公司 | 一种石英石破碎装置 |
CN106938210A (zh) * | 2017-05-02 | 2017-07-11 | 张志通 | 一种高质量矿石破碎机 |
CN110356868B (zh) * | 2019-08-06 | 2020-11-20 | 惠州易涂佳实业有限公司 | 一种粉末涂料疏松剂的补加装置 |
-
1978
- 1978-03-14 JP JP2963978A patent/JPS585705B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54121463A (en) | 1979-09-20 |
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