JPS5856787B2 - 装飾板状体の貼付方法及びそれに使用する貼付板 - Google Patents

装飾板状体の貼付方法及びそれに使用する貼付板

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Publication number
JPS5856787B2
JPS5856787B2 JP3113080A JP3113080A JPS5856787B2 JP S5856787 B2 JPS5856787 B2 JP S5856787B2 JP 3113080 A JP3113080 A JP 3113080A JP 3113080 A JP3113080 A JP 3113080A JP S5856787 B2 JPS5856787 B2 JP S5856787B2
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JP
Japan
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joint frame
pasting
lattice
decorative plate
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP3113080A
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English (en)
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JPS56167058A (en
Inventor
和幸 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Publication of JPS56167058A publication Critical patent/JPS56167058A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、下地にタイル等の装飾板状体を貼り付ける方
法及びそれに使用する貼付体に関する発明である。
従来、タイルを下地に貼り付ける方法とし、本出願人に
よる特願昭54−58497号に示される目地枠を使用
すると、タイルの貼付位置が目地枠によって決められる
ので貼付作業が容易であり、又目地枠を下地に固定した
まま残しておくので目地詰めする作業の必要がないとい
う効果を有するが、目地枠を構成する桟の幅及び高さは
タイル間の目地幅及びタイルの厚さ以下の寸法を要求さ
れるため細くなり、その結果桟のみから構成された格子
状の目地枠は強度的に弱く、破損しやすく、又全体に変
形しやすいという欠点を有した。
本発明は、上記欠点を解消することを目的とするもので
あり、以下その実施例を示す図面に基づいて本発明を説
明する。
はじめに本発明に使用する貼付体1について説明すると
、第1図に示す如く貼付体1は、格子状目地枠(以下目
地枠2と記す)と該目地枠2に囲まれた夫々の格子空間
3内で目地枠2により保持され有機溶剤によって溶解す
る発泡体又は非発泡体から成る充填体4とによって構成
される。
目地枠2は、縦横格子状に配設された桟5によって構成
され、その材質は有機溶剤によって溶解しないポリエチ
レン、ポリプロプレン等の耐薬品性の合成樹脂、金属、
木材、セメント等である。
桟5の太さくm)は、クイル6を下地7に貼り付ける際
の目標となるタイル6間の目地間隔に相当し、また桟5
の高さくn)は、貼り付けるタイル6の厚さを超えては
ならない。
縦横に配設された桟5によって形成される多数の格子空
間3の大きさは、貼り付けるタイル6の大きさに略々等
しく作られる。
充填体4は、トルエン、酢酸エチル、MEK(メチルエ
チルケトン)等の有機溶剤によって容易に溶解スルスチ
ロール、スチロール−スチレン共重合体、塩化ビニル等
の発泡合成樹脂又は非発泡合成樹脂さらに炭カル、タル
ク、アスベスト等の無機充填材を必要に応じ添加してな
る。
充填体4を目地枠2で保持するとは、貼付体1を運搬又
は下地7に固定する時充填体4が目地枠2より脱離しな
いように充填体4が目地枠2で保持されることである。
貼付体1の製法は、その一例として第2図に示す如く、
台盤8上に目地枠2と同一形状の浅い溝9を穿設し該溝
9に仮固定の状態で目地枠2を嵌め込む。
次にこの目地枠2の格子空間3内へ充填体4の原材料で
ある発泡又は非発泡の合成樹脂粉粒体10を充填した後
読粉粒体10を力ロ熱溶融し、充填体4を格子空間3内
へ形成すると同時に桟5の側面と充填体4の側面を一体
に接着又は仮接着させる。
また別の方法として、格子空間3の大きさに相当する既
成の充填体4を格子空間3内へ脱離しない程度に嵌め込
む方法も可能である。
充填体4と目地枠2との厚さの大小については、第1図
に示す如く両者か同等の形態が望ましいが、第3.4.
5図に示す如く充填体4の厚さが目地枠2よりやや小さ
い形態、やや大きい形態、又は充填体4が目地枠2の片
面2aを被覆する形態等が可能である。
なお後記するように、目地枠2の部分でもって貼付体1
を下地7に固定するので、目地枠2の片面2bが充填体
4で被覆されず露出している形態、また目地枠2の片面
2bと充填体4の片面が同一平面上に位置する形態等が
望ましい。
次に上記貼付体1を用いたクイル6の貼り付は方法につ
いて述べると、第6図に示す如く、下地7がボード類の
場合は桟5に釘11を打ちつけ貼付体1を下地γへ固定
する。
下地7がコンク、リート製壁面の場合は有機溶剤に不溶
のエポキシ等の無溶剤型、ラテックス、又はエマルジョ
ンタイプの接着剤を用い貼付体1を下地7に固定する。
次に第7図に示す如くトルエン、酢酸エチル等の有機溶
剤を貼付体1上へ塗布又は噴霧し充填体4のみを溶かし
、下地γ上には目地枠2のみを固定した状態で残し、そ
の後クイル6を格子空間3内へ嵌入する。
クイル6と下地7との接着は、格子空間3内で溶解され
た発泡スチロール等の充填体4の溶解物が接着剤の機能
を果たすことにより可能である。
また有機溶剤中にスチロール、二I−IJルゴム等のタ
イル用接着剤溶液を含有させるとタイル6の下地7への
接着効果はより増大する。
また必要に応じさらにタイル6間の目地部分に目地材を
充填することも可能である。
かくの如き方法で下地7面上に目地枠2によって目地通
りよく整列されたタイル付壁面を仕上げることができる
以上の如く本発明によると下記の点で種々の効果を生じ
る。
第1に目地枠の格子空間が充填体によって充填されるの
で目地枠が充填体によって補強され、目地枠は変形せず
下地に精度よく固定される。
その結果格子空間内に嵌入されたタイルは目地枠の桟に
沿って縦横規則正しく美麗に下地へ貼り付けられる。
第2に、タイルと下地との接着機能は有機溶剤を塗布す
ることにより格子空間3内で溶解した充填体によっては
たされるため、夫々のタイル裏面又は格子空間内の下地
へ別途にタイル用接着剤を塗布する必要がなく作業能率
は大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する貼付体の実施例を示す部分斜
視図、第2図は本発明に使用する貼付体の製法の実施例
を示す部分断面図、第3.4.5図は貼付体の他の実施
例を示す部分断面図、第6゜7図は本発明の装飾板状体
の貼付方法の実施例を謂明するため略示断面図。 1・・・・・・貼付体、2・・・・・・格子状目地枠、
3・・・・・・格子空間、4・・・・・・充填体、6・
・・・・・装飾板状体(タイル)、7・・・・・・下地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有機溶剤によって溶解しない格子状目地枠と、該目
    地枠に囲まれた格子空間内で格子状目地枠により保持さ
    れ有機溶剤によって溶解する発泡体又は非発泡体から成
    る充填体とによって構成される貼付体を下地に固定した
    後、貼付体に有機溶剤を塗布又は噴霧することにより格
    子空間内の充填体を溶解し、次にタイル等の装飾板状体
    を格子空間内へ嵌入し装飾板状体を下地に貼り付けるこ
    とを特徴とする装飾板状体の貼付方法。 2 有機溶剤によって溶解しない格子状目地枠と、該目
    地枠に囲まれた格子空間内で格子状目地枠により保持さ
    れ有機溶剤によって溶解する発泡体又は非発泡体から成
    る充填体とによって構成されることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法に使用する貼付体。
JP3113080A 1980-03-11 1980-03-11 装飾板状体の貼付方法及びそれに使用する貼付板 Expired JPS5856787B2 (ja)

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JPS56167058A JPS56167058A (en) 1981-12-22
JPS5856787B2 true JPS5856787B2 (ja) 1983-12-16

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60154389U (ja) * 1984-03-26 1985-10-15 新明和工業株式会社 クレ−ン車などのブ−ム構造
US9701521B2 (en) 2011-11-08 2017-07-11 Palfinger Ag Crane, in particular loading crane for a vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160465A (ja) * 1982-02-24 1983-09-22 株式会社イナックス タイル張り方法

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