JPS5856715A - スポツト継手部の解体方法 - Google Patents
スポツト継手部の解体方法Info
- Publication number
- JPS5856715A JPS5856715A JP15345281A JP15345281A JPS5856715A JP S5856715 A JPS5856715 A JP S5856715A JP 15345281 A JP15345281 A JP 15345281A JP 15345281 A JP15345281 A JP 15345281A JP S5856715 A JPS5856715 A JP S5856715A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drilling
- nugget
- dismantling
- drill
- spot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/36—Auxiliary equipment
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、スポット溶接による継手部分の解体方法に関
するものである。
するものである。
スポット溶W!!は、抵抗熱を利用して被溶接部分を溶
融して接合する方法であり、溶接棒が不要でしかも短時
間で溶接できることからロボットによる溶接など近年さ
かんに利用されている。
融して接合する方法であり、溶接棒が不要でしかも短時
間で溶接できることからロボットによる溶接など近年さ
かんに利用されている。
スポット溶接によシ溶融して固った部分(以下ナゲツト
部という)に、前記したように溶加材を含まず被溶接材
が急熱急冷されてできるため、ナゲツト部全体が非常に
硬いマルチ/サイト組織となる。その丸め、従来スポッ
ト溶接における継手部分の解体作業は困難な作業の一つ
とされている。解体作業として一般に行なわれている技
術手段は、スポット溶接によるナゲツト部をドリルで穿
削する方法であるが、この作業の難易はナゲツト部の硬
軟によって著しく左右される。
部という)に、前記したように溶加材を含まず被溶接材
が急熱急冷されてできるため、ナゲツト部全体が非常に
硬いマルチ/サイト組織となる。その丸め、従来スポッ
ト溶接における継手部分の解体作業は困難な作業の一つ
とされている。解体作業として一般に行なわれている技
術手段は、スポット溶接によるナゲツト部をドリルで穿
削する方法であるが、この作業の難易はナゲツト部の硬
軟によって著しく左右される。
と06が、厳近自動車用材料としてAPFC45材、6
0材などの高強度鋼板が広く使用される傾向になってき
之。APFCb O材のような高強度鋼板になると、ス
ポット溶接部分は非常に硬く、普通のドリルでは文字通
シ歯が立たなりり、APFC45材#1、APFC60
材に比べ精々強度が劣るのでドリル揉み作業による解体
が行t) tL b カ、この場合10〜2o数点以上
o)”IJル揉み作業はドリルの損傷が激しく、ために
作業性の急激な低下を招く。そのため、ドリルの交換、
再研磨が必要となり、作業工程上、経済上控な社だ好ま
しくqvh結果を生ずる。
0材などの高強度鋼板が広く使用される傾向になってき
之。APFCb O材のような高強度鋼板になると、ス
ポット溶接部分は非常に硬く、普通のドリルでは文字通
シ歯が立たなりり、APFC45材#1、APFC60
材に比べ精々強度が劣るのでドリル揉み作業による解体
が行t) tL b カ、この場合10〜2o数点以上
o)”IJル揉み作業はドリルの損傷が激しく、ために
作業性の急激な低下を招く。そのため、ドリルの交換、
再研磨が必要となり、作業工程上、経済上控な社だ好ま
しくqvh結果を生ずる。
本発明者等社、叙上の従来技術Ksi−ける閘題点を解
決するために種々研究を重ねた結果、スポット溶接にお
けるナゲツト部をバーナー等により所定の温度に急速加
熱し焼なまし処理を行なえば、ナゲツト部の組織がマル
テンサイトからフェライト中パーライト組織となり、A
PFC60材のような高強度鋼板でも硬度が著しく低下
し、ドリル穿削が容易となることをみいだして本発明を
完成した。
決するために種々研究を重ねた結果、スポット溶接にお
けるナゲツト部をバーナー等により所定の温度に急速加
熱し焼なまし処理を行なえば、ナゲツト部の組織がマル
テンサイトからフェライト中パーライト組織となり、A
PFC60材のような高強度鋼板でも硬度が著しく低下
し、ドリル穿削が容易となることをみいだして本発明を
完成した。
溶接は一種の冶金現象であるが、通常の場合とは異なシ
溶融−凝固がきわめて短時間に起る非平衡である。スポ
ット溶接は、通常薄い鋼板に行われるため冷却も速く、
溶接ナゲツト部全体が硬いマルチ/サイト組織となる。
溶融−凝固がきわめて短時間に起る非平衡である。スポ
ット溶接は、通常薄い鋼板に行われるため冷却も速く、
溶接ナゲツト部全体が硬いマルチ/サイト組織となる。
この硬いマルチ/サイトの存在によりスポット溶接継手
部の解体作業は困難なもの和なっていた。この継手部を
解体する方法として従来は硬いナゲツト部をさけて、そ
の周辺をくり抜くスポットカヅタ工具を使用したり、頻
繁にドリルの交換をしたシすることにより対処せざるを
得なかった。
部の解体作業は困難なもの和なっていた。この継手部を
解体する方法として従来は硬いナゲツト部をさけて、そ
の周辺をくり抜くスポットカヅタ工具を使用したり、頻
繁にドリルの交換をしたシすることにより対処せざるを
得なかった。
そして今回考案したナゲツト部を加熱処理すやことは全
く行われていなかった。
く行われていなかった。
本発明者等の研究によれば、鋼板の溶接ナゲツト部のビ
ヴカース硬さとドリル切削速度とはほぼ比例し、因に示
す如き結果が得られた。図中、点AはAPFC60材の
ナゲツト部の硬さを示し、点Bは同材のナゲツト部のm
なまし処理後の硬さを示す、ま友、点Cは通常の鋼板で
ある5pcc材のナゲツト部の硬さを示し、点りは同様
に焼なまし処理後の硬さを示す。熱処理はイスnモア5
0〜aoo’cで60秒加熱した。またドリルは径a3
冒のものを用い、試材に対して垂直方向に加圧して切削
する(以下同じ)。
ヴカース硬さとドリル切削速度とはほぼ比例し、因に示
す如き結果が得られた。図中、点AはAPFC60材の
ナゲツト部の硬さを示し、点Bは同材のナゲツト部のm
なまし処理後の硬さを示す、ま友、点Cは通常の鋼板で
ある5pcc材のナゲツト部の硬さを示し、点りは同様
に焼なまし処理後の硬さを示す。熱処理はイスnモア5
0〜aoo’cで60秒加熱した。またドリルは径a3
冒のものを用い、試材に対して垂直方向に加圧して切削
する(以下同じ)。
この図かられかるように、熱処理によってナゲツト部の
硬さを低下させれば切削速度は大となり、APFC60
材でも従来の5PCC鋼板にはtY:近い切削速度を得
ることができる。
硬さを低下させれば切削速度は大となり、APFC60
材でも従来の5PCC鋼板にはtY:近い切削速度を得
ることができる。
本発明者等は、従来解体作業ができなかったAPFCb
o材についてナゲツト部の局所−加熱の*件と作業性
を試験したところ第1表に示す如き結果を得た。
o材についてナゲツト部の局所−加熱の*件と作業性
を試験したところ第1表に示す如き結果を得た。
第1表
注)Xはドリルの摩耗がはけしくまた切削速度も遅く作
業性が悪い。
業性が悪い。
Δは切削速度が遅く、作業性は良く′&V%00は作業
性曳好。
性曳好。
上表の結果かられかるように750’C以下では、長時
間加熱しても所望の硬さに低下せず作業性が悪い、ま九
aoo’c以上に加熱すると、熱影響部が広が)ナゲツ
ト周辺部が熱による変形を受けたブナゲット部が半溶融
状態となシ溶けて穴がおいてしまったシしてボデー修理
作業などを想定すると好ましくない。キれ故、急速加熱
源Rは750〜aoo’cが好ましく、その保持時間は
40〜120秒が1jIk遍である。
間加熱しても所望の硬さに低下せず作業性が悪い、ま九
aoo’c以上に加熱すると、熱影響部が広が)ナゲツ
ト周辺部が熱による変形を受けたブナゲット部が半溶融
状態となシ溶けて穴がおいてしまったシしてボデー修理
作業などを想定すると好ましくない。キれ故、急速加熱
源Rは750〜aoo’cが好ましく、その保持時間は
40〜120秒が1jIk遍である。
次に、上記結果tもとにしてAPFCa s材に本発#
!Aを適用し、スポットFj接部1点めたシの切削時間
を測定したところ次表の13に示すような従来技術に比
し優秀な結果を得た。
!Aを適用し、スポットFj接部1点めたシの切削時間
を測定したところ次表の13に示すような従来技術に比
し優秀な結果を得た。
上記の結果かられかるように、熱処理しないAPFCa
s材では10点目前後から、!故にドリル切ら1」能
力が低下する。したがって、ドリルの再研−t−頻繁に
行なわなければならない。一方ム6に示すように焼なま
し処理tした場合にはスポット点数が増えてもドリル切
$J 能力の低下はおこらない。
s材では10点目前後から、!故にドリル切ら1」能
力が低下する。したがって、ドリルの再研−t−頻繁に
行なわなければならない。一方ム6に示すように焼なま
し処理tした場合にはスポット点数が増えてもドリル切
$J 能力の低下はおこらない。
以上t−−丁ゐに、不発明にスボブ)#ll郡部物足の
温直で急速刃口熱し焼なまずことによりAPFC材の即
く高g1厩鋼材でも容易に解体作業が行えるよ′)にし
lcもので、従来技侑の欠点を解消したもので春る壷
温直で急速刃口熱し焼なまずことによりAPFC材の即
く高g1厩鋼材でも容易に解体作業が行えるよ′)にし
lcもので、従来技侑の欠点を解消したもので春る壷
図はナゲツト部硬さとドリル切削速度との関係を示すグ
ラフである。 図中、 A・・・−・・APFC60材 未処理B・・・・・・
加熱処理 C・−・・−5PCC材 未処理 D・−・・・ 加熱処理
ラフである。 図中、 A・・・−・・APFC60材 未処理B・・・・・・
加熱処理 C・−・・−5PCC材 未処理 D・−・・・ 加熱処理
Claims (1)
- APFC11111板1シなる部材のスポット溶接継手
部を解体するにあたシ、ナゲ噌ト部をバーナー等により
750〜800°Cに急速那熱して焼なまししたのちド
リルで穿削することを%徴とするAf’FC銅板部材の
スボ啼ト継手部の解体方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15345281A JPS5856715A (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | スポツト継手部の解体方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15345281A JPS5856715A (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | スポツト継手部の解体方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5856715A true JPS5856715A (ja) | 1983-04-04 |
Family
ID=15562860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15345281A Pending JPS5856715A (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | スポツト継手部の解体方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856715A (ja) |
-
1981
- 1981-09-28 JP JP15345281A patent/JPS5856715A/ja active Pending
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