JPS5856389Y2 - ソクドセイギヨソウチ - Google Patents

ソクドセイギヨソウチ

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JPS5856389Y2
JPS5856389Y2 JP1975148937U JP14893775U JPS5856389Y2 JP S5856389 Y2 JPS5856389 Y2 JP S5856389Y2 JP 1975148937 U JP1975148937 U JP 1975148937U JP 14893775 U JP14893775 U JP 14893775U JP S5856389 Y2 JPS5856389 Y2 JP S5856389Y2
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JP
Japan
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operating member
valve
servo
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servo valve
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JP1975148937U
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JPS5261501U (ja
Inventor
治宏 高橋
Original Assignee
カヤバ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、可変吐出ポンプの傾転角、すなわちその吐
出量を調整することによって、当該アクチェータの速度
を制御する装置に関する。
従来から知られているこの種の装置として第1図に示す
ものがある。
この従来の装置は、アキシャルプランジャポンプ15の
斜板16に接続した操作シリンダ17.18に、サーボ
バルブ19で制御した流体を供給し、当該アキシャルプ
ランジャポンプ15の傾転角、すなわちその吐出量を調
整するとともに、上記サーボバルブ19の操作部材20
に連動する方向切換弁21を設けている。
そして上記操作部材20が中立位置にあるとき、前記方
向切換弁21も中立位置を一保持する関係にしている。
このように両者が図示の中立位置にあるとき、サーボバ
ルブ19の出口ポー) 22.23に連結した流路24
が、上記方向切換弁21を介してタンク25に連通ずる
関係にしている。
また上記操作部材20をA、Bいづれかの方向に傾斜さ
せたとき、前記方向切換弁21も切換わり、流路24が
リリーフバルブ26を介してタンク27に連通ずる関係
にしている。
いま操作部材20をAあるいはB方向に動かすと、その
動きと同時に方向切換弁21が図示の中立位置から切換
わる。
そして、上記操作部材20の動きに応じて例えば、スプ
ール19 aが図面左方向に移動したとすると、チャー
ジポンプ29の吐出油が操作シリンダ17に流入する。
また、操作シリンダ18からの戻り油は、出口ポート2
3から流路24に流出する。
このとき、方向切換弁21が、上記のように切換わって
いるので、流路24に流出した上記戻り油は、リリーフ
バルブ26を経由してタンク27に戻る。
したがって、操作シリンダ18の戻り速度がゆっくりと
なり、斜板16の急激な回動を防止する。
斜板16の急激な回動が防止されるので、当該アクチェ
ータ28がゆっくりと作動し始める。
そして、上記アキシャルプランジャポンプ15の吐出量
は、操作部材20の操作角に応じて決まる。
つま、す、アキシャルプランジャポンプ15が、操作部
材20の操作角に応じた吐出量に達すると、サーボバル
ブ19が図示の中央位置に自動的に復帰し、その位置に
おける斜板16の傾転角を維持する。
ただし、この状態では、操作部材20が、上記操作角を
維持したままとなる。
この状態から操作部材20を、中立位置に復帰させると
、サーボバルブ19のスプール19aが、こん度は、図
面右側に移動する。
したがって、チャージポンプ29の吐出油が、操作シリ
ンダ18に流入するとともに、操作シリンダ17の戻り
油は、出口ポート22を経由して、タンクに戻り、斜板
16の傾転角を調整する。
そして、斜板16の傾転角が零すなわちアキシャルプラ
ンジャポンプ15の吐出量が零になると、サーボバルブ
19が再び図示の中立位置に復帰する。
このように当該ポンプ15の吐出量が零になれば、アク
チェータ28に対する駆動力がなくなるので、それを停
止させられる。
このようにした従来の装置では、アクチェータ28を急
停止させるために、操作部材20を急激に中立位置に復
帰できない欠点があった。
つまり、操作部材20をAあるいはB方向に切換えてい
る状態では、方向切換弁21が中立位置に復帰していな
い。
方向切換弁が中立位置に復帰していないので、スプール
19 aを移動させようとすると、このサーボバルブ1
9内に、リリーフバルブ26で定めた圧力が籠ってしま
う。
したがって、操作部材20を上記のように中立位置に復
帰させようとしたとき、リリーフバルブ26の設定圧に
相当する力に打勝たなければ、操作部材20を動かせな
くなる。
そして、この関係を示したのが第2図のグラフである。
このグラフからも明らかなように、操作部材20はゆっ
くりとしが動がない。
この操作部材20の移動にともなって、アクチェータ2
8も徐々に減速する。
そして、この過程で、方向切換弁21が中立位置に復帰
すると、その時点で、操作部材20の急激な移動が可能
になり、車速もそれにともなって減速する。
以上のことから明らかなように、この従来の装置によれ
ば、限られた範囲でしか、アキシャルプランジャポンプ
15の吐出量を急激に零にできない。
したがって、アクチュエータ28の急停止もできないこ
とになる。
この考案は、回路圧に関係なく操作部材を急激に動作さ
せるとともに、その動作に応じて、サーボバルブがスム
ーズに切換わるようにして、当該ポンプの吐出量を、急
激に零にしうる速度制御装置の提供を目的にする。
以下にはこれを図示の実施例について説明すノ る。
図示していないアクチェータを駆動させる可変吐出ポン
プvPは、サーボシリンダSのロッド1、すなわちピス
トン2の変位量に応じて傾転角を変位させるものである
上記サーボシリンダSは、サーボバルブSvを介して小
形定吐出ポンプPおよびタンクTに連通する関係にある
上記サーボバルブSVはサーボシリンダSの左右室3,
4のいずれか一方を上記ポンプPに連通さ1せ、他方を
タンクTに連通させる作動位置5,6と、そのサーボシ
リンダSの流通路を閉鎖する中立位置7とを有するもの
で、それは入力の変位量に比例した流量をサーボシリン
ダBに供給し、前記可変吐出ポンプVPの変位置が所要
の位置に達すると、上記中立位置7に復帰する従来公知
のものである。
上記サーボバルブSvに対する入力源となる操作部材8
は、ピン9を中心に回動しうるもので、その突出部8a
先端を、スプリングボックスからなる緩衝装置10を介
してサーボバルブSVに連繋している。
したがって操作部材8を、ピン9を中心に回動させれば
、突出部8a先端が円運動して変位し、その変位量がサ
ーボバルブSvに入力信号として作用するもので゛ある
前記したタンクTに通じる戻り通路には、調節バルブA
が接続されている。
この調節バルブAは、戻り油をそのままタンクTに戻す
開放位置11と、その戻り油に絞り抵抗を付与する調節
位置12とを有するもので、それは前記操作部材8の回
動位置に応じて位置決めされるものである。
すなわち、操作部材8にはそれと一体回転する卵形のカ
ム13を設けるとともに、このカム13がレバー14を
介して調節バルブAを切換える。
そして、上記操作部材8が図示の中立位置にあるときは
、カム13によってレバー14を押しこみ、調節バルブ
Aを開放位置11にセットする。
また、操作部材8を上記の中立位置からやや回動させた
位置では、調節バルブAか′自らのばね力によって、調
節位置12に切換わる。
なお、上記カム13及びレバー14の両者が相まって、
この考案の連繋機構を構成するが、この連繋機構は、リ
ミットスイッチとソレノイドバルブとの組合わせという
ように、電気的構成を採用してもよい。
しかして、図示の状態から操作部材8を、例えば時計方
向に回動させると、調節バルブAが調節装置12に切換
わるとともに、この操作部材8の回動力が、緩衝装置1
0を介してサーボバルブS■に伝達され、それを作動位
置6に切換える。
サーボバルブS■が上記作動位置6に切換わると、小形
定吐出ポンプPからの作動油が、サーボシリンダSの右
室4に流入するとともに、左室3の作動油がタンクTに
流出する。
そしてこのとき、調節バルブAが調節位置12に切換わ
っでいるので、上記戻り油に絞り抵抗を付与し、サーボ
シリンダSが、ゆっくりと移動する。
つまり、操作部材8の操作に対する応答性が低下する。
上記のようにして、サーボシリンダSが移動すると、そ
れにともなって、サーボバルブSVも相対的に中立位置
に復帰し、操作部材8の操作量に応じた吐出量を維持す
る。
この状態、すなわち操作部材8が回動位置を保持し、調
節バルブAが調節位置12に切換わっている状態から、
この操作部材8を図示の中立位置に復帰させようとすれ
ば、当該操作部材8がただちに上記中立位置に復帰する
つまり、従来のように、回路圧の影響によって、操作部
材8の復帰が遅れることがないが、その理由は次のとお
りである。
つまり、操作部材8を、上記のように中立位置に復帰さ
せるとき、サーボバルブSVが回路圧の影響を受けて移
動しにくい状態にあっても、操作部材8は、緩衝装置1
0のばね力に打勝つ力を持って簡単に中立位置に復帰す
るとともに、緩衝装置10にエネルギーを蓄積する。
そして、操作部材8が、このようにして図示の中立位置
に復帰すれば、調節バルブAが開放位置11に即座に切
換わる。
このように調節バルブAが、開放位置11に切換われば
、サーボバルブSV内が、タンクTにそのまま連通する
ので、このサーボバルブSV内に圧力が籠らない。
したがって、サーボバルブSVが、緩衝装置10に蓄え
られたエネルギーにより、スムーズに切換わり、当該可
変吐出ポンプVPの吐出量をただちに零にする、可変吐
出ポンプVPの吐出量が、急激に零になるので、当該ア
クチュエータがそれだけ速く停止できるようになる。
この関係を示したのが第4図のグラフであるが、このグ
ラフによれば、操作部材8が急激に動け、しかも、その
操作部材8の動きに応じて、調節バルブAが即座に開放
位置11にセットされることか゛、一層間らかになる。
なお、上記緩衝装置10は、スプリングボックスで構成
したが、それに限定されるものではない。
つまり、この緩衝装置は、操作部材8とサーボバルブS
vとの間にあって、それらの動作タイミングをずらすと
ともに、そのタイミングのずれと同時にエネルギーを蓄
えられる機能を果せば、その構成は問わない。
以上の説明から明らかなように、この考案の制御装置に
よれば、操作部材とサーボバルブとの間に、それら両者
の動作タイミングをずらす緩衝装置を介在させたので、
サーボバルブが回路圧の影響で、スムーズに動けない状
態にあっても、操作部材を即座に中立位置に復帰できる
操作部材が中立位置に復帰すると、それにともなって、
調節バルブが開放位置に切換わり、サーボバルブを直接
タンクに流通させるので、そのサーボバルブ内に圧力か
籠らない。
このように圧力が籠らないので、当該サーボバルブは、
速やかに切換わる。
サーボバルブの切換え速度が速ければ速いほど、可変吐
出ポンプの吐出量が、即座に零になる。
可変吐出ポンプの吐出量が即座に零になれば、それだけ
急停止が可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は、従来の装置を示した回路図、第2図は、
従来装置の操作部材の動きと停止時間との関係を示した
グラフ、第3,4図は、この考案の実施例を示したもの
で、第3図は回路図、第4図は操作部材の動きと停止時
間との関係を示したグラフである。 vP・・・・・・可変吐出ポンプ、S・・・・・・サー
ボシリンダ、3,4・・・・・・左右室、Sv・・・・
・・サーボバルブ、8・・・・・・操作部材、10・・
・・・・緩衝装置、A・・・・・・調節バルブ、13及
び14・・・・・・連繋機構を構成するカム及びレバー
11・・・・・・開放位置、12・・・・・・調節位置
、T・・・・・・タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 当該アクチェータを駆動させるための可変吐出ポンプと
    、ピストンの変位に応じて前記可変吐出ポンプの傾転角
    を調整するサーボシリンダと、このサーボシリンダの左
    右室のいずれか一方に作動油を供給し、他方の作動油を
    流出させる関係を保持する作動位置および前記シリンダ
    の流通路を閉鎖する中立位置を有するサーボバルブと、
    このサーボバルブと連繋し、それを前記作動位置あるい
    は中立位置に変位させる操作部材と、これらサーボバル
    ブと操作部材との間にあってそれら両者の動作タイミン
    グをずらすとともに、そのタイミングのずれにともなっ
    て、エネルギーを蓄積する緩衝装置と、前記操作部材と
    連動する連繋機構と、前記サーボバルブから流出する作
    動油に絞り抵抗を付与する調節位置および絞り抵抗を付
    与しない開放位置を有する調節バルブとから戊す、前記
    操作部材を中立位置に復帰させたとき前記調節バルブが
    前記連繋機構を介して開放位置にセットされる一方、前
    記操作部材が復帰した後に前記サーボバルブが中立位置
    に切換わる構成にした速度制御装置。
JP1975148937U 1975-10-31 1975-10-31 ソクドセイギヨソウチ Expired JPS5856389Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975148937U JPS5856389Y2 (ja) 1975-10-31 1975-10-31 ソクドセイギヨソウチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975148937U JPS5856389Y2 (ja) 1975-10-31 1975-10-31 ソクドセイギヨソウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5261501U JPS5261501U (ja) 1977-05-06
JPS5856389Y2 true JPS5856389Y2 (ja) 1983-12-26

Family

ID=28628445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975148937U Expired JPS5856389Y2 (ja) 1975-10-31 1975-10-31 ソクドセイギヨソウチ

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JP (1) JPS5856389Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122322Y2 (ja) * 1971-09-18 1976-06-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5261501U (ja) 1977-05-06

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