JPS5856007Y2 - 圧延機ロ−ルの軸受装置 - Google Patents
圧延機ロ−ルの軸受装置Info
- Publication number
- JPS5856007Y2 JPS5856007Y2 JP10065979U JP10065979U JPS5856007Y2 JP S5856007 Y2 JPS5856007 Y2 JP S5856007Y2 JP 10065979 U JP10065979 U JP 10065979U JP 10065979 U JP10065979 U JP 10065979U JP S5856007 Y2 JPS5856007 Y2 JP S5856007Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load surface
- rolling mill
- bearing
- supply port
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は圧延機ロールの合成樹脂製軸受装置に関するもの
である。
である。
潤滑に水を使用できる合成樹脂製軸受は、水を多量に使
用する圧延機用として最適であり、合成樹脂素材及び構
成材の改良とともに現在量も多く使用されている。
用する圧延機用として最適であり、合成樹脂素材及び構
成材の改良とともに現在量も多く使用されている。
このように有用な合成樹脂製軸受も、圧延機ロールの大
径のジャーナルを支持する場合には、冷却水路の構成に
よってその効果が左右されるため、従来、冷却水路の構
造、形状に関して種々の考案がなされてきたが、いずれ
も一長一短があって圧延機ロールの特性に適応できるも
のではながった。
径のジャーナルを支持する場合には、冷却水路の構成に
よってその効果が左右されるため、従来、冷却水路の構
造、形状に関して種々の考案がなされてきたが、いずれ
も一長一短があって圧延機ロールの特性に適応できるも
のではながった。
本案はこれに鑑み、圧延機ロールの軸受として最適の軸
受装置を提供するもので、合成樹脂製とした上面軸受と
下面軸受との組合せからなり、上面軸受を、ラジアル荷
重面において複数に分岐した冷却水路のすべてをスラス
ト荷重面に開口させたものとし、下面軸受を、ラジアル
荷重面の軸線に平行の2側縁に形成した内方傾斜部に一
端が開口する冷却水路のすべてをスラスト荷重面に開口
させである。
受装置を提供するもので、合成樹脂製とした上面軸受と
下面軸受との組合せからなり、上面軸受を、ラジアル荷
重面において複数に分岐した冷却水路のすべてをスラス
ト荷重面に開口させたものとし、下面軸受を、ラジアル
荷重面の軸線に平行の2側縁に形成した内方傾斜部に一
端が開口する冷却水路のすべてをスラスト荷重面に開口
させである。
つぎに、図面を参照しながら本案の実施例を説明すると
、第1図に正面図で、又、第2図に上面軸受を底面図で
、さらに第3図に下面軸受を平面図で示しであるように
、本案軸受装置は、合成樹脂製とした上下面軸受A、
Bからなる。
、第1図に正面図で、又、第2図に上面軸受を底面図で
、さらに第3図に下面軸受を平面図で示しであるように
、本案軸受装置は、合成樹脂製とした上下面軸受A、
Bからなる。
上面軸受Aはラジアル荷重面1のほぼ中心部に背面から
貫通した給水口2を穿設してあり、この給水口2に一端
を通じるようラジアル荷重面1において4本に分岐した
冷却水路3,3,4.4を有する。
貫通した給水口2を穿設してあり、この給水口2に一端
を通じるようラジアル荷重面1において4本に分岐した
冷却水路3,3,4.4を有する。
各冷却水路3 、3 、4 、4はそれぞれの他端をス
ラスト荷重面5に開口している。
ラスト荷重面5に開口している。
下面軸受Bはラジアル荷重面6の軸線に平行の2側縁に
形成した内方傾斜部7,7に一端が開口する左右2本ず
つ計4本の冷却水路8,9,8.9を有する。
形成した内方傾斜部7,7に一端が開口する左右2本ず
つ計4本の冷却水路8,9,8.9を有する。
各冷却水路8,9,8.9のそれぞれ他端はスラスト荷
重面10に開口している。
重面10に開口している。
前記各冷却水路3,4,8.9は必要な幅と深さをもち
、内方傾斜部7,7へは図示しない注水ノズルにより給
水する。
、内方傾斜部7,7へは図示しない注水ノズルにより給
水する。
本案は前記のように構成したので、給水口2から多量の
水を供給し、同時に内方傾斜部7,7に多量の水を供給
すると、圧延機ロールのジャーナル上面に接している上
面軸受Aでは冷却水がジャーナルを冷却すると同時に、
スラスト荷重面5に開口した冷却水路3,3,4.4の
すべてから流出する冷却水がスラスト荷重面5を完全に
冷却する。
水を供給し、同時に内方傾斜部7,7に多量の水を供給
すると、圧延機ロールのジャーナル上面に接している上
面軸受Aでは冷却水がジャーナルを冷却すると同時に、
スラスト荷重面5に開口した冷却水路3,3,4.4の
すべてから流出する冷却水がスラスト荷重面5を完全に
冷却する。
又、下面軸受Bでは冷却水が圧延機ロールのジャーナル
を冷却すると同時に、スラスト荷重面10に開口してい
る冷却水路8,9,8.9のすべてから一斉に流出し、
スラスト荷重面10を完全に冷却する。
を冷却すると同時に、スラスト荷重面10に開口してい
る冷却水路8,9,8.9のすべてから一斉に流出し、
スラスト荷重面10を完全に冷却する。
勿論、ラジアル荷重面1,6に開口しているすべての冷
却水路3,3,4,4,8,9.8はジャーナル全面を
高能率に冷却する十分な冷却水を直接ジャーナルに接触
させる。
却水路3,3,4,4,8,9.8はジャーナル全面を
高能率に冷却する十分な冷却水を直接ジャーナルに接触
させる。
特に、すべての冷却水路3,3,4,4,8,9,8゜
9をスラスト荷重面5,10に開口させであるので、い
ずれかの部分で冷却水路に目詰りが生じてもスラスト荷
重面の冷却に事欠くことはない。
9をスラスト荷重面5,10に開口させであるので、い
ずれかの部分で冷却水路に目詰りが生じてもスラスト荷
重面の冷却に事欠くことはない。
なお、3段ロールに使用する場合、中ロールに上下面軸
受A、 Bを使用し、上ロールには上面軸受Aを、又、
下ロールには下面軸受Bを使用すればよい 以上の説明から明らかなように、本案装置は圧延機ロー
ルのジャーナルは勿論、ロールネック部に至るまでを完
全に冷却できるとともに比較的少い冷却水の消費量で充
分に冷却し得る優れた利点を有するものである。
受A、 Bを使用し、上ロールには上面軸受Aを、又、
下ロールには下面軸受Bを使用すればよい 以上の説明から明らかなように、本案装置は圧延機ロー
ルのジャーナルは勿論、ロールネック部に至るまでを完
全に冷却できるとともに比較的少い冷却水の消費量で充
分に冷却し得る優れた利点を有するものである。
第1図は本案装置の正面図、第2図は上面軸受の底面図
、第3図は下面軸受の平面図である。 A・・・・・・上面軸受、B・・・・・・下面軸受、1
,6・・・・・・ラジアル荷重面、5,10・・・・・
・スラスト荷重面、2・・・・・・給水口、3,4,8
.9・・・・・・冷却水路。
、第3図は下面軸受の平面図である。 A・・・・・・上面軸受、B・・・・・・下面軸受、1
,6・・・・・・ラジアル荷重面、5,10・・・・・
・スラスト荷重面、2・・・・・・給水口、3,4,8
.9・・・・・・冷却水路。
Claims (1)
- 合成樹脂製とし、ラジアル荷重面のほぼ中心部に背面か
ら貫通した給水口を穿設し、この給水口に一端を通じる
とともに分岐する複数の冷却水路のそれぞれ他端をスラ
スト荷重面に開口させてなる上面軸受と、合成樹脂製と
し、ラジアル荷重面の軸線に平行の2側縁に形成した内
方傾斜部に端が開口する複数の冷却水路のそれぞれ他端
をスラスト荷重面に開口させてなる下面軸受との組合せ
からなる圧延機ロールの軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10065979U JPS5856007Y2 (ja) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | 圧延機ロ−ルの軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10065979U JPS5856007Y2 (ja) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | 圧延機ロ−ルの軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5623204U JPS5623204U (ja) | 1981-03-02 |
JPS5856007Y2 true JPS5856007Y2 (ja) | 1983-12-23 |
Family
ID=29333373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10065979U Expired JPS5856007Y2 (ja) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | 圧延機ロ−ルの軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856007Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59193113U (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-21 | 千代田紙工業株式会社 | 包装箱 |
JPS59209524A (ja) * | 1984-04-13 | 1984-11-28 | 松下電器産業株式会社 | 包装箱 |
JPS6211719U (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-24 | ||
JPH049297Y2 (ja) * | 1986-08-06 | 1992-03-09 | ||
JPS6414620U (ja) * | 1987-07-15 | 1989-01-25 | ||
JP5159447B2 (ja) * | 2008-06-10 | 2013-03-06 | 株式会社日立製作所 | 横軸型回転機 |
-
1979
- 1979-07-23 JP JP10065979U patent/JPS5856007Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5623204U (ja) | 1981-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5856007Y2 (ja) | 圧延機ロ−ルの軸受装置 | |
JPS6010727Y2 (ja) | 多段圧延機の通板ガイド | |
JPS6385304U (ja) | ||
JPS58170108U (ja) | 多段圧延機用ストリツプガイド | |
JPH0480604U (ja) | ||
JPH0392799U (ja) | ||
JPH0543927Y2 (ja) | ||
JPH0216209U (ja) | ||
JPS6066609U (ja) | 圧延材の洗浄装置 | |
JPH0222122Y2 (ja) | ||
DE903129C (de) | Rollennahtschweissmaschine | |
JPH0183918U (ja) | ||
JPH02140168U (ja) | ||
JPS63111209U (ja) | ||
JPH01106557U (ja) | ||
JPS62174709U (ja) | ||
JPH02123303U (ja) | ||
Friedrich | The effect of permanent impoundment in floodwater retention basins upon water quality. | |
King et al. | “Les eczématides”: Historical review of the term | |
JPH01155151U (ja) | ||
JPS6414966U (ja) | ||
JPH0281702U (ja) | ||
JPS61133209U (ja) | ||
JPS6246101U (ja) | ||
JPS623202U (ja) |