JPS5855917B2 - 作図機 - Google Patents

作図機

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JPS5855917B2
JPS5855917B2 JP3666578A JP3666578A JPS5855917B2 JP S5855917 B2 JPS5855917 B2 JP S5855917B2 JP 3666578 A JP3666578 A JP 3666578A JP 3666578 A JP3666578 A JP 3666578A JP S5855917 B2 JPS5855917 B2 JP S5855917B2
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JP
Japan
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head
value
signal
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section
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JP3666578A
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史展 君島
朝郎 小坂井
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MATSUKUSU KK
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MATSUKUSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、拡大図あるいは縮尺図を作図し得るようにし
た作図機に関する。
一般に、自在平行定規等の図板上において任意に移動操
作される作図ヘッド部を備えた作図機においては、図板
上における作図ヘッド部の座標位置や、作図ヘッド部に
よって任意の設定自在な角度に保持されるスケールの実
際の角度等を、目盛板および副尺によるアナログ的な計
測手段、あるイハアナロク・テシタル変換手段を介して
デジタル的な計数手段によって計測し、その計測結果す
なわち現在値を直接表示するようにした作図ヘッド部の
操作状態表示方法が知られている。
ところで、このようにアナログ的あるいはデジタル的に
現在値を直接表示して作図ヘッド部の操作状態を表示す
るのでは、作図ヘッド部の座標位置や回転角度等を高精
度に表示しようとするほどわずかな変位によって表示値
が変化することになるので、上記の表示値の読取り作業
が困難になる。
オた、すでに作図された図形の解析を行う場合等におい
ては上述の如き現在値を直接表示する表示方法が有効で
あるが、通常の作図作業においては、予め求められた設
定値に作図ヘッド部を移動あるいは回転させるように操
作するので、上述の如き従来よりの表示方法では操作途
中に表示値を常に確認し続けねばならず作図作業の作業
性が極めて悪い。
さらに、上述の如き従来の作図ヘッド部の操作表示方法
では、単にヘッド部の現在の操作状態が表示されている
だけであるために、拡大図や縮尺図の作図作業を行う場
合に、予め原寸図形に対し所望の拡大率あるいは縮尺率
をもった設定値を求めておいて、その設定値によって作
図作業を行なわねばならず、作業性が極めて悪い。
そこで、本発明は、原寸図形の設定値を所望の拡大率あ
るいは縮尺率で変換した値と、作図ヘッド部の実際の操
作状態とが一致したときに、一致表示を行なうようにし
て、作図ヘッド部が所望の設定状態になっていることを
表示することによって、作図ヘッド部の操作状態を明確
に表示するとともに作図作業の高能率化を図り得るよう
にする目的を達成するような新規な作図機を提供するも
のである。
すなわち、本発明の要旨は、図板上で任意に操作される
ヘッド部の現在操作位置を示す現在値を検出する検出手
段と、原寸図形を作図するに必要なヘッド部の設定操作
位置を示す設定置を記憶する第1の記憶手段と、原寸図
形に対する倍縮足車の設作値を記憶する第2の記憶手段
と、上記第1の記憶手段に記憶した設定値と上記第2の
記憶手段に記憶した設定値との乗除演算を行なう演算手
段と、上記検出手段にて得られる現在値と上記演算手段
にて得られる演算出力値との一致検出を行なう比較手段
と、上記比較手段にて得られる一致検出出力信号によっ
て駆動制御される表示手段とを備えて成る作図機とした
ことにある。
以下、本発明について、本発明を自在平行定規に適用し
た一実施例を示す図面を用いて、詳細に説明する。
本発明を適用した一実施例の概略的な外観平面図を第1
図に示すとともに、ヘッド部近傍の拡大平面図を第2図
に示す。
捷た、この実施例の電気的な構成を示す各回路ブロック
図を第3図ないし第5図に示す。
この実施例は、図示しない脚体上に固設された図板1の
上端縁に横レール2を固定するとともに上記の横レール
2に対して横移動自在に縦レール3を連結支持し、スケ
ール4A、4Bを任意の角度で設定自在に保持するヘッ
ド部5を上記の縦レール3に沿って移動自在に設けてな
るトラックタイプの自在平行定規に、本発明を適用した
ものである(第1図および第2図参照)。
すなわち、横レール2には、図示しないローラによって
ガイドレール面に沿って案内される横キャリッジ6が横
移動自在に配設されており、縦レール3の上端が上記の
横キャリッジ6に連結されている。
また、縦レール3には、同じく図示しないローラによっ
て縦ガイドレール而に沿って案内される縦キャ11ツジ
7が縦移動自在に配設されており、ヘッド部5が連結部
材8を介して上記の縦キャリッジ7に連結されている。
上記のヘッド部5は、その取付基板9に水平スケール4
Aおよび垂直スケール4Bがネジ止めされており、その
把手部10を回動操作することによって上記の各スケー
ル4A、4Bを任意の角度に設定して保持するようにな
っている。
そして、このような構造のトラックタイプの自在平行定
規において、上記の横キャリッジ6に突設した基板11
上の支軸12によって、第10回動円板13が回動自在
に軸支されている。
この第1の回動円板13は、その外周縁が上記の横レー
ル2に当接されており、上記の横キャリッジ6と一体的
に横移動されると、その移動量に応じた回動量をもって
回動するようになっている。
また、同様に上記の縦キャリッジ7に突設した基板14
上の支軸15によって第2の回動円板16が回動自在に
軸支されている。
この第2の回動円板16は、その外周縁が上記の縦レー
ル3に当接されており、上記の縦キャリッジ7と一体的
に縦移動されると、その移動量に応じた回動量をもって
回動するようになっている。
上記の第1および第2の回動板13,16は、各々1等
間隔の多数のパルス読取標本13A、16Aが円周上に
配設されている。
また、上記のヘッド部5には、その把手部10によって
回動操作される各スケール4A、4Bと一体的に回動す
るように、上記の把手部10の図示しない回動軸に固着
されたコード板17が内蔵されている。
この実施例では、このコード板17は、7ピツトの反転
二進化符号パターン17Aが第6図に示すように上記の
各スケール4A、4Bの回転角度に対応して配設されて
いる。
さらに、上記のヘッド部5の取付基板9には、把手部1
0と各スケール4A、4Bとの中間位置に、複数のキー
スイッチを備えたキーボード18表示切換スイッチ19
、および表示窓20か配設されている。
そして、上記のヘッド部5には、第2図に示すように、
第1ないし第4の数値表示部21,22゜23.24お
よび、第1iいし第3の一致表示部25.26,27、
さらに第1ないし第6の方向表示部28A、28B、2
9A、29B、30A。
30Bが、上記の表示窓20を通じて目視し得るように
配設されている。
ここで、上記の第1の数値表示部21は、後述するよう
にキースイッチの操作によって設定されるヘッド部5の
横方向の操作設定値を数値表示するものである。
そして、この第1の数値表示部21の上側に第1の一致
表示部25が配されているとともに、上記の第1の一致
表示部25の右左に第1および第2の方向表示部28A
、28Bが配されている。
また、上記の第2の数値表示部22はヘッド部5の縦方
向の操作設定値を数値表示するためのものであり、この
第2の数値表示部22の左側に第2の一致表示部26が
配され、上記の第2の一致表示部26の上下に第3およ
び第4の方向表示部29A、29Bが配されている。
さらに、第3の数値表示部23はヘッド部50回転操作
設定値を数値表示するためのものであり、この第3の数
値表示部23の左側に第3の一致表示部27が配され、
上記の第3の一致表示部27の上下に第5および第6の
方向表示部30A。
30Bが配設されている。
なお、第4の数値表示部24については次に詳述する。
すなわち、この実施例においては、第3図あるいは第5
図の回路ブロック図に示すように、キーボード18に設
けたキースイッチのキー操作によって、データ信号が入
力される演算回路60を備えてオーリ、作図作業に伴っ
て必要とされる三角函数や指数函数等の各種の計算を上
記の演算回路60によって行い、その計算結果を上記の
第4の数値表示部24で表示するようにしである。
上記の各数値表示部21,22,23.24には、発光
ダイオードや液晶等から形成した数字表示素子が使用さ
れ、また各−数表示部25,26゜27および方向表示
部28A、28B、29A。
29B、30A、30Bには、発光ダイオードや液晶等
が使用される。
そして、上記の第1の数値表示部21、第1の一致表示
部25、第1および第2の方向表示部28A、28Bは
、第3図に示すような構成の制御回路によって駆動され
ることによってヘッド部5の横方向操作状態の表示を行
う。
すなわち、第3図にむいて、31は、上記の第10回動
板13に設けられているパルス読取標本13Aを光学的
読取手段や磁気的読取手段等により読取って、上記の回
動板13の単位回動量すなわちヘッド部5の水平方向の
単位操作量毎にパルス信号を出力するパルス発生器であ
る。
このパルス発生器31からのパルス信号は、プリセット
カウンタにより構成される精度設定器32を介して可逆
カウンタ33に供給される。
上記の可逆カウンタ33は、上記の第10回動板13の
回動力向を検出する方向検出器34からの検出出力信号
によって、ヘッド部5の横方向への移動方向に対応して
、加算計数動作あるいは減算計数動作に切換制御され、
上記の精度設定器32を介して供給されるパルス信号を
計数する。
なお、この可逆カウンタ33は、キーボード18に設け
た原点修正キー18Aの操作によってその計数内容が零
にリセットされ、図板1上の任意の位置を原点としてヘ
ッド部5の横方向の座標位置を示す計数結果を出力し得
るようになっている。
また、上記の精度設定器32は、例えば、キーボード1
8に設けた数値設定キー18Bのキー操作によって演算
回路、60に入力される設定価を、精度設定キー18C
の操作によってプリセットカウンタにプリセットされる
ことによって、パルス発生器31からのパルス信号を上
記の設定値をもって分周して出力するようにして、任意
の精度設定を行う。
上述の如き可逆カウンター33によって得られる計数結
果は、図板1上における任意の原点からのヘッド部5の
横方向への移動量すなわち横方向の座標位置を示すこと
になる。
そして、上記の可逆カウンター33からの計数出力信号
は、データ比較器35の第1の入力端子35Aに供給さ
れる。
上記のデータ比較器35の第2の入力端子35Bには、
次に述べるように、キーボード18のキー操作によって
設定されるヘッド部5の横方向の操作設定値を示すデー
タ信号がデータ入力回路36より入力される。
すなわち、上記のデータ入力回路36は、乗・除算機能
を有する演算回路によって構成されており、倍縮尺設定
用メモリー37からの設定値信号によって設定される設
定値をもって、横方向設定用メモリー38からの設定値
信号を乗算あるいは除算して得られるデータ信号を出力
する。
上記の横方向設定用メモリー38には、キーボード18
の数値設定キー18Bのキー操作によって上記の演算回
路60に入力される横方向設定値が、横設定キー18D
のキー操作によって、記憶されるようになっている。
また、倍縮尺設定用メモリー37には、同様にして演算
回路60に入力される倍縮尺設定値が、倍縮尺人カキ−
18Eのキー操作によって、記憶されるようになってい
る。
ここで、上記の演算回路60の演算結果を示す演算出力
信号と上記の倍縮尺設定用メモリー37の記憶内容を示
す信号とが選択スイッチ19Aをして第4の数値表示部
24に選択的に供給されるようになっている。
そして、上記のデータ比較器35は、上記の可逆カウン
タ33からの計数出力信号とデータ入力回路36からの
データ信号とを比較して、各信号が一致しているときに
、その一致検出信号を第1の出力端子35aより上記の
第1の一致表示部25に供給する。
さらに、上記のデータ比較器35は、データ信号で示さ
れる設定値よりも計数出力信号で示される現在値の方が
小さな場合に第1の方向指示信号を第2の出力端子35
bより第1の方向表示部28Aに供給し、また、上記の
設定値よりも現在値の方が大きな場合に第2の方向指示
信号を第3の出力端子35cより第2の方向表示部28
Bに供給する。
ここで、上記の第1の一致表示部25を駆動制御するた
めの一致検出信号は、この実施例のように計数出力信号
釦よびデータ信号によって現在値および設定値がデジタ
ル信号で示される場合には、各信号の論理値が一致する
ことを検出するような一致検出器を用いて簡単に得るこ
とができる。
なお、務在値および設定値をアナログ信号によって示す
ように構成する場合には、電圧比較器等のアナログ的な
レベル比較手段を用いて一致検出信号を得ることができ
る。
上述の如き動作を行うデータ比較器35は、例えば、第
4図に示すような論理回路によって構成される。
すなわち、第4図にむいて、39は除算機能を有し除算
結果の商値ち・よび余り値を出する除算器であり、この
除算器39は、第2入力端子35Bを介して供給される
上記のデータ信号によって設定される設定値を除数とし
て、第1の入力端子35Aを介して供給される上記の計
数出力信号によって与えられる現在値についての除算演
算を行う。
丑た、40は、上記の除算器39による除算結果の商値
が91“であることを検出する91“検出器である。
さらに、41は、上記の除算器39による除算結果の余
り値が10“であることを検出するゝ0“検出器である
上記の′XO“検出器41で得られる検出出力信号は第
1および第2のアントゲ−)42.43の各一方の入力
端子に供給されている。
上記の第1のアンドゲート42の他方の入力端子には、
上記の 1 検出器40で得られる検出出力信号が供給
される。
また、上記の第2のアンドゲート43の他方の入力端子
には、上記のキーボード18に設けたリピート操作キー
18Fのキー操作によって論理11“に設定されるリピ
ート命令信号が第3の入力端子35Cを介して供給され
る。
そして、上記の第1および第2のアンドゲート42.4
3によって得られる各アンドゲート出力信号が、オア・
ゲート44を介して第1の信号出力端子35aより一致
検出信号として出力されるようになっている。
さらに、上記の一致検出信号は、フリップフロップ45
にトリガー信号として供給されているとともに、インバ
ータ46を介して第3釦よび第4のアントゲ−)47.
48の各一方の入力端子に供給される。
上記の第3のアンドゲート47の他方の入力端子には、
上記のフリップフロップ45からの肯定出力信号が供給
されている。
!、た、上記の第4のアンドゲート48には、上記のフ
リップフロップ45からの否定出力信号が供給されてい
る。
そして、上記の第3のアンドゲート47を介して得られ
るアンドゲート出力信号が第1の方向指示信号として第
2の出力端子35bより出力されるようになっている。
捷た、上記の第4のアンドゲート48を介して得られる
アンドゲート出力信号が第1の方向指示信号として第3
の出力端子35cより出力されるようになっている。
上述の如き論理回路により構成されるデータ比較器35
にむいては、上記のデータ信号によって設定される設定
値と上記の計数出力信号によって与えられる現在値とが
完全に一致すると、第1のアンドゲート42からのアン
ドゲート出力信号が論理 1 となり、寸た、リピート
命令信号が論理 1 になっているときに、上記の現在
値が設定値の整数倍の値に一致する毎に第2のアンドゲ
ート43からのアンドゲート出力信号が論理1“となる
従って、第1の出力端子35aには、リピート命令信号
が論理50“であれば、現在値と設定値とが一致したと
きに一致検出信号が得られリピート命令信号が論理“1
“であれば、現在値が設定値の整数倍の値に一致する毎
に一致検出信号が得られる。
さらに、第3および第4のアントゲ−)47.48は、
上記の一致検出信号が論理1 になっていないとき、す
なわち、現在値と設定値とが一致していないときにゲー
トが開かれまた、フリップフロップ45は上記の論理
1の一致検出信号が出力される毎にその動作状態が反転
されるので、第2および第3の出力端子35b。
35cには、上記の設定値にヘッド部5の現在値を一致
させるべく操作するための操作方向に対応した各方向指
示信号が得られる。
ここで、上記の可逆カウンタ33の計数出力信号と水平
方向設定メモリー38の記憶内容を示す信号とが選択ス
イッチ19Bを介して第1の数値表示部、21に供給さ
れるようにすることによってこの第1の数値表示部21
によりヘッド部5の横方向への操作状態の現在値も選択
的に表示し得るようにしである。
次に、上記の第2の数値表示部22、第2の一致表示部
26、第3むよび第4の方向表示部29A。
29Bは、上述の第3図に示した制御回路と同様な構成
の制御回路によって駆動されることによって、図板1上
におけるヘッド部5の縦方向への操作状態の表示を行う
なむ、ヘッド部5の縦方向への操作状態の表示を行うた
めの制御回路については、上記の第2の回動板16に設
けられているパルス標本16Aを読取って、ヘッド部5
の縦方向への単位操作量毎にパルス信号をパルス発生器
より出力するようにするとともに、キーボード19に設
けた縦方向設定キー18Gのキー操作によって縦方向へ
の設定値を演算回路に入力するようにした。
上述の第3図に示した制御回路と同様に構成されたもの
が使用されるので、その詳細な説明を省略する。
ここで、図板1上におけるヘッド部5の横方向あるいは
縦方向への操作状態を表示するための各制御回路は、ヘ
ッド部の単位操作量毎にパルス信号を出力するパルス発
生器の代りに、図板上における横方向むよび縦方向の座
標値を絶対番地で番地付けするようなコードパターンを
有するコード板を配設し、上記のコードパターンを読取
るような構成にすることもできる。
また、上記の可逆カウンタ33の代りに、分周比を任意
に設定できるようなプログラムプルデバイダを用いて、
上記のプログラムプルデバイダの分周比をキーボードの
キー操作によって設定するように構成すれば、上記のプ
ログラムプルデバイダの分周動作によって一致検出動作
を行わせることもできる。
さらに、上記の第3の数値表示部23、第3の一致表示
部27、第5および第6の方向表示部30A、30Bは
、第5図に示すような構成の制御回路によって駆動され
ることによって、図板1上にむけるヘッド部50回転操
作状態の表示を行う。
すなわち、第5図にむいて、49は、図板1上における
各スケール4A、4Bと一体的に回動されるようにヘッ
ド部5の把手部10の回転軸に設けられたコード板17
のコードパターン17Aを光学的読取手段や磁気的読取
手段等によって読取って、上記のヘッド部5の回転操作
量を絶対番地で示すコードパルス信号を出力するエンコ
ーダである。
このエンコーダ49より得られるコードパルス信号は、
上記のヘッド部5の回転操作量の現在値を示すものであ
るが、反転二進化符号信号であるので、デコーダ50に
よってBCDコード信号にテコードされてから、二次基
線補正回路51に供給される。
上記の二次基線補正回路51は、キーボード18の数値
設定キー18Bのキー操作によって演算回路60に入力
される二次基線設定値が、二次基準設定キー18A(上
述の原点修正キーと兼用されている。
)のキー操作によって二次基線メモリー52に記憶され
ると、上記の二次基線設定値を上記のデコーダ50から
のBCDコード信号で示される現在値より減算するよう
な、減算機能を有する減算器によって構成されている。
この二次基線補正回路51によって補正された現在値を
示すコード信号かデータ比較器53の一方の入力端子5
3Aに供給される。
上記のデータ比較器53の他方の入力端子53Bには、
次に述べるようにキーボード18のキー操作によって設
定されるヘッド部5の回転操作設定値を示すデータ信号
を回転量設定メモリー54より供給される。
すなわち、キーボード18に設けられている数値設定キ
ー18Hのキー操作によって演算回路60に入力される
回転操作設定値が、回転量設定キー18Hのキー操作に
よって上記の回転量設定メモリー54に記憶できるよう
になってトリ、この回転量設定メモリー54の記憶内容
がデータ信号として上記のデータ比較器53の他方の入
力端子53Bに供給される。
上記のデータ比較器53は、上述の第4図に示した論理
回路と同様な構成のものが用いられ、上記の現在値と設
定値との比較を行い、第1の出力端子53aより一致検
出信号を出力し、第2および第3の出力端子53b。
53cより各方向指示信号を出力する。
そして、上記のデータ比較器53の第1の出力端子53
aから出力される一致検出信号によって第3の一致表示
部27を1駆動し、第2および第3の出力端子53b、
53cから出力される各方向指示信号によって第5およ
び第6の方向表示部30A、30Bを1駆動する。
なお、この実施例では、コード板のコードパターンを7
ビツトの反転二進化符号にしであるのでヘッド部の回転
操作量は5°を単位回転操作量として検出されるように
なっているが、上記のコードパターンのビット数を増す
ことによって単位回転操作量を小さくして、角度読取分
解能を高めることができる。
また、上記のコードパターンは、反転二進化符号でなく
とも良い。
さらに、ヘッド部の単位回転操作量毎にパルス信号を出
力するパルス発生器を用いて、パルス信号のパルス数を
計数することによって、ヘッド部の回転操作量の現在値
を得るようにすることもできる。
さらに、上述の如き実施例における演算回路や制御回路
等は、−チップのマイクロプロセッサ等の集積回路を用
いることによって、極めて小型形状に構成でき、ヘッド
部に内蔵される。
上述の如き構成の実施例にむいては、図板1上にむける
ヘッド部5の操作状態を次のようにして表示することが
できる。
すなわち、図板1上におけるヘッド部5の横方向あるい
は縦方向への操作状態は、キーボード18のキー操作に
よって設定される横方向あるいは縦方向への各操作設定
値が、第1および第2の数値表示部21.22に表示さ
れ、上記の設定値とヘッド部5の操作状態の現在値とが
一致すると第1あるいは第2の一致表示部25.26が
点燈されることによって、ヘッド部5の操作状態が所望
の設定状態にあることを表示される。
従って、ヘッド部5が正しい操作状態にあることが表示
されるので、作図作業を正確に行うことができる。
また、ヘッド部5が所定の設定状態にないときには、正
しい操作状態にするための操作方向が、第1ないし第4
の方向表示部28A、28B。
29A、29Bによって表示される。
従って、上記の第1ないし第4の方向表示部28A、2
8B。
29A、29Bに表示される操作方向にヘッド部5を操
作すれば、上記のヘッド部5を正しい操作状態にするこ
とができ、ヘッド部5の操作性の向上が図れ、作図作業
の高能率化を図ることができる。
さらに、キーボード18のキー操作によって倍縮尺設定
を行えば、任意の倍率あるいは縮尺率をもってヘッド部
5が所定の設定状態にあることを表示することができる
ので、拡大図や縮尺図の作図作業が簡単にできる。
さらにまた、キーボード1aのキー操作に′よってリピ
ート操作設定を行えば、ヘッド部5の所定の操作移動量
毎に一致表示がなされるので、等間隔の平行線の作図作
業が簡単にできる。
そして、図板1上におけるヘッド部5の回転操作状態は
、キーボード18のキー操作によって設定される回転操
作設定値が第3の数値表示部23に表示され、上記の設
定値とヘッド部5の回転操作状態の現在値とが一致する
と、上記のヘッド部5が所望の操作状態にあることを示
す一致表示が第3の一致表示部27によってなされる。
従って図板1上において各スケール4A、4Bの任意の
設定角嵌に保持するようにヘッド部5の回転操作する作
業を正確に行うことが可能になり、高精度の作図作業が
できる。
そして寸た、ヘッド部5が設定操作状態にないときには
、正しい操作状態にするための操作方向が第5あるいは
第6の方向表示部30A、30Bによって表示される。
従って、上記の第5あるいは第6の方向表示部30A、
30Bによって表示される方向にヘッド5を回転操作す
ることによって、上記のヘッド部5を設定操作状態にす
ることができ、ヘッド部50回転操作性の向上が図れ、
作図作業の高能率化を図ることができる。
上述の実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、原寸図形の設定値を所望の拡大率あるいは縮尺率で
変換した値とヘッド部の現在値との一致表示によって該
ヘッド部の操作状態が表示されるので、ヘッド部の操作
状態を正確に表示して、作図作業の高能率化を図ること
ができるとともに、拡大図あるいは縮尺図を極めて簡単
に作図することが可能になり、所期の目的を充分に達成
することができる。
なお、本発明は、上述の実施例に限られるものでなく、
一致表示をするための現在値と設定値とをアナログ的に
比較することも可能であり、寸た表示手段としてブザー
等を駆動させても良く、さらに、トラックタイプの自在
平行定規に限らず他の作図機にも適用し得る等、他の多
くの変形例を含んだものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明をトラックタイプの自在平行定規に適
用した場合の一実施例の概略的な外観平面図である。 第2図は、上記の実施例のヘッド部近傍を拡大して示す
拡大平面図である。 第3図ないし第5図は、この実施例の電気的構成の一例
を示す各回路ブロック図であり、第3図はヘッド部の横
方向への操作状態を表示するための制御回路の一例を示
し、第4図は上記の制御回路にむけるデータ比較器の一
例を示し、第5図はヘッド部の回転操作状態を表示する
ための制御回路の一例を示している。 第6図は、上記の実施例に適用されるコード板のコード
パターンの一例を示す平面図である。 1・・・・・・図板、2,3・・・・・・レール、4A
、4B・・・・・・スケール、5・・・・・・ヘッド部
、6,7・・・・・・キャリッジ、10・・・・・・ヘ
ッド部の把手部、13.16・・・・・・回動板、13
A、16A・・・・・・パルス読取標本、17・・・・
・・コード板、17A・・・・・・コードパターン、1
8・・・・・・キーボード、20・・・・・・表示窓、
21゜22.23,24・・・・・・数値表示音医 2
5,26゜27・・・・・・一致表示部、28A、28
B、29A。 29B、30A、30B・・・・・・方向表示部、31
・・・・・・パルス発生器、33・・・・・・可逆カウ
ンタ、35゜53・・・・・・データ比較器、36・・
・・・・データ入力回路、37.38,52.54・・
・・・・メモリー 49・・・・・・エンコーダ、50
・・・・・・デコーダ、60・・・・・・演算回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 図板上で任意に操作されるヘッド部の現在操作位置
    を示す現在値を検出する検出手段と、原寸図形を作図す
    るに必要なヘッド部の設定操作位置を示す設定値を記憶
    する第1の記憶手段と、原寸図形に対する倍縮足車の設
    定値を記憶する第2の記憶手段と、上記第1の記憶手段
    に記憶した設定値と上記第2の記憶手段に記憶した設定
    値との乗除演算を行なう演算手段と、上記検出手段にて
    得られる現在値と上記演算手段にて得られる演算出力値
    との一致検出を行なう比較手段と、上記比較手段にて得
    られる一致検出出力信号によって駆動制御される表示手
    段とを備えて成る作図機。
JP3666578A 1978-03-31 1978-03-31 作図機 Expired JPS5855917B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063132A (ja) * 1983-09-19 1985-04-11 Multi Giken Kk 熱可塑性樹脂シ−トの型抜き接合方法
JPS60162625A (ja) * 1984-02-02 1985-08-24 Hashimoto Forming Co Ltd 樹脂成形品に対する模様付形方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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