JPS5855518Y2 - 調整装置における表示装置 - Google Patents

調整装置における表示装置

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JPS5855518Y2
JPS5855518Y2 JP1976092646U JP9264676U JPS5855518Y2 JP S5855518 Y2 JPS5855518 Y2 JP S5855518Y2 JP 1976092646 U JP1976092646 U JP 1976092646U JP 9264676 U JP9264676 U JP 9264676U JP S5855518 Y2 JPS5855518 Y2 JP S5855518Y2
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signal
amplifier
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JP1976092646U
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一郎 小杉
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ソニー株式会社
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数の調整工程を順次行うようにした調整装置
において、これらの調整工程を表示するようにした表示
装置に関するもので、特に多数の調整個所を有するVT
Rのプリント基板等の調整を行うための調整装置におけ
る表示装置に用いて最適なものである。
複数の調整工程が完了したときは、一個の表示手段によ
って調整者に完了を知らせるより、順次行ってきた複数
の調整工程に対応する複数の表示手段によって調整工程
の何れもが完了したことを知らせる方が明確であって好
ましい。
本考案はこのような点に鑑みて考案されたもので、複数
の調整工程を順次行うようにした調整装置において、上
記調整工程に対応する複数の表示手段と、この複数の表
示手段に順次切換え表示させることによって各調整工程
をそれぞれ表示するためのシフトレジスタと、最終調整
工程の終了によって駆動される発振器とをそれぞれ具備
し、上記発振器の出力を上記シフ)・レジスタに供給し
て上記複数の表示手段に順次連続的に切換え表示させる
ことにより上記調整工程の完了を表示するよンうに構成
されている。
このように構成することによって、複数の調整工程に対
応する複数の表示手段を順次切換え表示させることによ
り各調整工程をそれぞれ表示できると共に、最終工程が
終了したときにはこれと共通の複数の表示手段の点滅を
1用いて極めて明確に総ての調整工程が完了したことを
表示できるようにしている。
以下本考案を実施例により詳細に説明する。
第1図は本考案を適用したVTR調整装置の全体を示す
ブロック図である。
VTR内の被調整回路1からは、電圧、周波数、波形、
位相等が検出されて信号変換回路2に供給される。
この信号変換回路2以降はVTR外の装置であって、V
TR調整装置を構成している。
この信号変換回路2では、これらの検出された電圧、周
波数、波形、位相等が全て直流電圧に変換される。
信号変換回路2の出力は次のゲート回路3によって選択
されて比較処理回路4に供給される。
ゲート回路3には、ゲート回路3を制御するための制御
信号が調整目的に応じて制御回路5から供給される。
制御回路5は被調整回路1の複数の調整個所を調整する
ための複数の調整工程を順次進めていくためにゲート回
路3、規格値選択回路7及びマトリクス回路6をそれぞ
れ制御するためのものである。
信号変換回路2がらゲート回路3を介して比較処理回路
4に供給される信号は通常は1種である。
しかし周波数特性のように被調整回路1がらの2つの値
を比較するような場合には、2種の信号が比較処理回路
4に供給される。
比較処理回路4は、マトリクス回路6を介して供給され
る制御回路5からの制御信号によって、その動作が制御
される。
比較処理回路4では、制御回路5からの制御信号によっ
て選択される規格値選択回路7からの規格値(上限値及
び下限値)と、ゲート回路3から得られる信号とが比較
される。
このとき必要に応じて、ピーク値が所定値■1となるよ
うなレベルシフトが後述するようにして行われる。
そして比較処理回路4の出力は次の表示部8によって表
示される。
表示部8には、後に詳細に説明するように、比較処理回
路4の出力を表示するための第4図に示す2種類の表示
回路48.49の他に、制御回路5の制御状態を表示す
るための第5図に示す表示回路901〜90.及び91
が設けられている。
なお制御回路5は操作部9によって操作され、この操作
によって前述したゲート回路3、規格値選択回路7及び
マトリクス回路6をそれぞれ制御するための各工程毎の
制御信号がこの制御回路5から得られるようになってい
る。
第2図は第1図における比較処理回路4の前段部分を示
す回路図である。
この第2図において、スイッチ11〜20はC−MOS
IC等から戊るアナログスイッチであってよく、スイ
ッチ11〜15のオン・オフ動作はマトリクス回路6か
らこれらのスイッチ11〜20に供給される制御信号に
よって制御される。
増巾器21〜29は演算増巾器から構成されている。
次にこの第2図に示す回路の第1の動作について説明す
る。
第1の動作とは、被調整回路1における調整値が最大又
は最小となるように調整を行う際の動作である。
この第1の動作ではまず、マトリクス回路6からの制御
信号によってスイッチ11、13.15がオンに、また
スイッチ12.14がオフになる。
スイッチ11がオンとなることによって増巾器22はそ
の一端子を接地されるので非反転増巾器として作動する
ゲート回路3によって選択された信号M工はスイッチ1
3を介して増巾器22の子端子に供給される。
増巾器22によって増巾された信号M1は増巾器23及
び26の子端子に供給される。
増巾器23はボルテージ・フォロワとして作動するもの
であり、また増巾器26はスイッチ14がオフに、また
スイッチ15がオンになっているので差動増巾器として
作動する。
スイッチ16は、後に詳細に説明するように、増巾器2
4の出力が正となった時のみオンになる。
また通常はスイッチ17はオンでスイッチ18はオフで
゛ある。
そして増巾器23の出力はスイッチ16.17がオンで
スイッチ1Bがオケである時に、スイッチ16、17を
介してコンデンサ39に供給されてこのコンデンサ39
を充電する。
しかしマトリクス回路4から端子42に正の制御信号が
供給された時には、スイッチ18がオンになると共に、
トランジスタ31がオンになるので訃うンジスタ31の
コレクタ電位か下ってスイッチ17がオフになる。
このようにスイッチ18がオンに、またスイッチ17が
オフになると、コンデンサ39に充電された電荷は放電
する。
上述のようにスイッチ17は通常はオン状態であるので
、増巾器24の子端子には増巾器23の出力電圧が印加
され、また一端子にはコンデンサ39の端子電圧が印加
される。
この増巾器24は比較器として作動するもので、増巾器
23の出力電圧がコンデ゛ンサ39の端子電圧以上とな
ったときには正の出力が得られ、この正の出力によって
スイッチ16がオン状態となって、既述のようにコンテ
゛ンサ39が充電される。
なおダイオード34は増巾器24の出力が負となったと
きにこの出力をアース電イ立にクランプするためのもの
である。
上述の比較器としての増巾器24及びスイッチ16の動
作によって、コンデンサ39は増巾器23の子端子に供
給される電圧のうちの最も大きな電圧に充電され、その
電圧がボールドされる。
この電圧は増巾器29から成るボルテージ・フォロワを
介して増巾器25の子端子に供給される。
増巾器25は差動増巾器として作動するもので、規格値
選択回路7からその一端子に供給される基準値v1と上
述したコンテ゛ンサ39の端子電圧との差に応じた出力
電圧がこの増巾器25から得られる。
この出力電圧はオン状態となっているスイッチ15を介
して増巾器26の一端子に供給される。
なお増巾器25の一端子に供給される基準値v1の値と
しては1■程度の電圧であってよい。
なお接地することにより0■となるようにしてもよいが
、0■以外のプラス又はマイナスの値である方が後段に
おける値の検出に都合がよい。
増巾器26は差動増巾器として作動し、その一端子には
上述の如くにして得られる増巾器25の出力が、またそ
の十端子には増巾器22の出力がそれぞれ印加される。
従って被調整回路1における可変抵抗器等の調整部を回
転調整して得られる第3A図に示すような信号M1がス
イッチ13を介して増巾器22の十端子に供給される場
合には、増巾器26の出力として信号V。
が得られる。即ち、信号M1が単調に増加する回転量の
区間θ1では信号M1の最新の値が最大値となるので、
増巾器25の出力信号はMl−vlとなる。
この出力信号は増巾器26の一端子に供給され、また増
巾器26の十端子には信号M1が供給されるので、増巾
器26の出力■。
として信号V1が得られる。信号M1が最大点(このと
きの信号M1の値をMImaXとする)を越えて単調に
減少する回転量の区間病に至ると、増巾器25の出力信
号が01m8x−vlとなるので、増巾器26の出力V
として信号M1(Mlmax−Vl)が得られる。
このときの信号V。は第3A図に示すように信号M1が
(M1maX■1)だけシフトされた値となる。
第3A図に示したようにして最大値M1maxがホール
ドされた後は、可変抵抗器等の上記調整部を逆回転させ
て第3A図に示す区間θ1の状態に戻した場合であって
も、第3B図に示すように信号■。
は信号M1を(Mlmax−vl)だけシフトした値と
なる。
従って最大値M1maXがホールドされた後の状態では
、信号M1は第3B図に示すようにその最大値M1ma
Xが所定値■1となるようにシフトされた信号■。
として増巾器26から得られる。この状態で最大点を検
出するには、信号■。
が所定値■1となる点を検出すればよく、従って非常に
容易である。
し力化、信号V。が所定値■1となる点をもって最大点
とすると、最大点以外でも所定値v1となる第3A図に
示す区間θ1において誤動作を招くことになる。
そこでこの誤動作を防止するための誤動作防止回路が第
2図に示す回路中に設けられている。
次にこの誤動作防止回路を第2図について説明する。
第2図に示すように、誤動作防止回路は増巾器27、フ
リップフロップ40及びスイッチ19.20等から構成
されている。
増巾器26の出力である信号Voは増巾器27の十端子
に供給されている。
増巾器27には比較器として作動するものであって、そ
の一端子には基準電圧としての電圧v2が供給され、こ
の電圧v2とその十端子に供給される信号voとが比較
される。
基準電圧■2は前述した電圧■1に対して■2〈Vlと
なるように設定されている。
従ってV。>V2の間は増巾器27の出力が正の電圧に
なり、また■。
≦■2の間は増巾器27の出力が負の電圧になる。
この増巾器27の出力は次のダイオード35及び36に
よっては)゛アース電位又はダイオード35のカソード
に供給される電位十E2の何れかにクランプされる。
従ってV。>V2の間は電圧+E2が、また■。
≦V2の間はアース電圧がフリップフロップ40のセッ
ト端子Sに供給される。
このフリップフロップ40はRSフリップフロップで構
成され、端子Sに供給される信号の立下りによってセッ
ト状態になる。
フリップフロップ40の出力はオア回路41を介してス
イッチ19及び゛スイッチ20にそれぞれ供給される。
このときスイッチ20にはオア回路41の出力か゛トラ
ンジスタ32によって反転されてから供給される。
フリップフロップ40がセット状態のときはスイッチ1
9がオンでスイッチ20がオフになる。
またフリップフロップ40がリセット状態のときはスイ
ッチ19か′オフでスイッチ20がオンになる。
なおフリップフロップ40のR端子に供給されるリセッ
ト信号は制御回路5から得られるようにしてよく、この
リセット信号がR端子に供給されるとフリップフロップ
40はリセット状態になる。
このように構成された誤動作防止回路は、第3A図に示
す回転量の区間θ1において予めフリップフロップ40
をリセット状態としてから使用される。
このとき未だV。>v2であるから、フリップフロップ
40はリセット状態を保つので、スイッチ19はオフに
、またスイッチ20はオン状態になっており、このため
に増巾器26の出力V。
は出力端子30には導出されない。
従って第3A図に示す区間θ1においては、増巾器26
の出力はスイッチ19によって遮断されて外部に導出さ
れることばない。
次に回転量が第3A図における区間病となって更に右方
に変化すると、増巾器26の出力V。
が低下してV2よりも小さくなるので、増巾器27の出
力が立下り、このためにフリップフロップセット状態に
反転する。
このようにフリップフロップ40がセット状態となると
、スイッチ19がオンでスイッチ20がオフになるので
、増巾器26の出力V。
がスイッチ19を介して出力端子30に導出される。
フリップフロップ40がセット状態となった後は、リセ
ット信号によってリセットされるまではセット状態を保
持するので、前述した第3B図に示す信号■。
を得ることができる。次に第2図に示す回路の第2の動
作について説明する。
第2の動作は被調整回路1の調整値に基準を設けて、こ
れと他の調整値とを比較するようにした例えば周波数特
性の調整を行う際の動作である。
この第2の動作ではまず、マトリックス回路6からの制
御信号によってスイッチ12, 13, 14がオンに
、またスイッチ11, 15がオフになる。
スイッチ11がオフに、またスイッチ12. 13がオ
ンになることによって、増巾器22は差動増巾器として
作動する。
ゲート回路3によって選択された信号M1はスイッチ1
3を介して増巾器22の+端子に供給される。
またゲート回路3によって選択された信号M2は増巾器
21の十端子に供給される。
これらの信号M1及びM2は例えば周波数を直流電圧に
変換したものであってよい。
増巾器21の一端子には基準電圧が供給される。
この基準電圧は増巾器25の一端子に供給される電圧v
1と同一のレベルの電圧■1であるのが好ましい。
従って増巾器22の出力として、信号M2と電圧■1と
の差の信号(M2−Vl)が得られる。
この増巾器21の出力は増巾器22の一端子に供給され
る。
増巾器22は前述したように差動増巾器として作動する
ので、出力として信号(Ml −M2+V1 )なる信
号が得られる。
従って増巾器22の出力がVlであることを検出すれば
、結果的に信号M1と信号M2とが等しいことを検出し
たことになる。
従って被調整回路1における可変抵抗器等の調整部を回
転調整して、増巾器22ひいては増巾器26の出力がV
lとなるように調整すればよい。
なお増巾器22の出力は非反転増巾器として作動する増
巾器26の+端子に供給されて増巾された後に、スイッ
チ19を介して出力端子30に導出される。
故にこの場合、増巾器26の増中度を1に選定しておれ
ば、増巾器22の出力v1がそのまま増巾器26の出力
とじて出力端子30に導出される。
以上で述べた第2図に示す回路の第2の動作において、
信号M工及び信号M2が故障等により共に無信号となっ
たときにも、増巾器22の出力が電圧■1となる。
従ってこの場合、信号M1と信号M2とが望ましいレベ
ルにあってしかも互いに等しい場合と同一の検出結果が
得られるので、この検出結界によって第2図に示す回路
が誤動作する恐れが生ずる。
このような誤動作を防止するために第2図に示す回路中
に第2の誤動作検出回路が設けられている。
この第2の誤動作防止回路は増巾器28、スイッチ19
, 20等から構成されている。
増巾器28の十端子には、信号M1又は信号M2が供給
されてよく、第2図では信号M2が供給されている。
この信号M2は増巾器2Bの一端子に供給される基準電
圧としての電圧■3と比較される。
この電圧v3は零電位に近い値に設定されている。
信号M3が基準電圧■3よりも大きいときには、増巾器
28の出力は正の電圧となる。
この電圧はダイオード37によって電圧十E2にクラン
プされてからオア回路41を介してスイッチ19及び2
0に供給される。
このためにスイッチ19はオンでスイッチ20はオフに
なるので゛、増巾器26の出力が出力端子30に導出さ
れる。
信号M3が基準電圧■3よりも小さいときには、増巾器
28の出力は負の電圧となる。
この電圧はダイオード37によってアース電圧にクラン
プされてオア回路41を介してスイッチ19及び20に
供給される。
このためにスイッチ19はオフでスイッチ20はオンに
なるので゛、増巾器26の出力はスイッチ19で遮断さ
れて導出されない。
なお信号M1のみ無信号で信号M2は正常な電圧である
場合には、この第2の誤動作防止回路は作動しないこと
になるが、この場合は信号M1と信号M2とが互いに等
しいという既述のような検出がなされることはないので
、この第2の誤動作防止回路は作動する必要がない。
従って信号M1及びM2が共に無信号となったときには
、増巾器22の出力が電圧V1となっても、この出力は
出力端子30に導出されず、従って既述の誤動作が防止
される。
以上で述べた第2図に示す回路の第1の動作及び第2の
動作によってスイッチ19を介して出力端子30に得ら
れる信号85は、第4図に示す増巾器86及び87の子
端子にそれぞれ供給される。
この第4図に示す回路は第1図に示す比較処理回路4の
後段部分であり、また表示回路48及び49は第1図に
示す表示部8の一部を構成している。
既述の如くにして得られる第2図に示す増巾器26の出
力、即ち第4図に示す回路に供給される信号85は、第
1図に示す被調整回路1における可変抵抗器等の調整部
を回転調整していく間に、瞬間的に規格値を満足するこ
とがある。
しかしこのように瞬間的に規格値を満足するだけでは、
被調整回路1の調整が完了したとは認め難い。
そこで、瞬間的に規格値を満足する場合を表示回路4B
によって、また所定時間以上規格値を満足する場合を表
示回路49によってそれぞれ表示し、表示回路49によ
る表示がなされた時にのみ、調整が完了したことを確認
し得るようにしている。
以下第4図に示す回路の説明を行う。
増巾器86及び87は比較器として作動するもので、こ
れらの一端子には、第1図に示す規格値選択回路7から
下限及び上限を示す規格値がそれぞれ供給されている。
増巾器87の出力はインバータ88を介して2人力のナ
ンド回路89に、また増巾器86の出力は直接ナンド回
路89に供給される。
従ってナンド回路89の出力信号64は、信号85が上
限及び下限の規格値内にあるときにのみ“L”となる。
この信号64は表示回路48及びダイオード62のアノ
ードに供給される。
表示回路48は信号64が“Ll+レベルのときにラン
プ等の発光表示手段を点燈させ、11H++レベルのと
きにランプ等の発光表示手段を消燈させるものであって
よい。
ダイオード62のアノードに供給された信号64は“H
′ルベルのときにダイオード62を介してコンデンサ6
3に供給され、このコンデンサ63を充電する。
コンデンサ63の端子電圧は抵抗50を介してトランジ
スタ59のベースに供給される。
トランジスタ59はトランジスタ60及び抵抗51.5
2゜53、54.55と共にシュミットトリガ−回路を
構成している。
このシュミットトリガ−回路の出力としてのトランジス
タ60のコレクタ電圧は、抵抗56を介してトランジス
タ61のベースに供給される。
このトランジスタ61は抵抗56.57.58と共にイ
ンバータを構成している。
このインバータの出力としてのトランジスタ61のコレ
クタ電圧は表示回路49に供給されると共に出力端子4
7から信号66として導出される。
表示回路49は供給される信号が“H1+レベルのとき
にランプ等の発光表示手段を点燈させ、((L I+レ
ベルのときにランプ等の発光表示手段を消燈させるもの
であってよい。
測定値が規格値外にあって信号64が“H1+レベルの
間は、トランジスタ59はオン、トランジスタ60はオ
フ、トランジスタ61はオンになる。
この状態から測定値が規格値内に入ると信号64は“L
″レベル変わるので、コンテ゛ンサ63は抵抗50、ト
ランジスタ59のベース・エミッタ間及び抵抗53を介
して放電を開始する。
この放電によってコンデンサ63の端子電圧が低下して
所定レベル以下になると、トランジスタ59がオフ、ト
ランジスタ60がオン、トランジスタ61がオフになる
コンテ゛ンサ63の端子電圧が低下して所定レベル以下
となるまでの時間Tは、コンデンサ63及び抵抗50゜
53で定まる時定数を変えることによって適当な値に設
定することができる。
信号64が“Ht+レベルから“L″レベル変わってか
ら、設定された時間Tを経過する以前に4(Hjlレベ
ルに戻った場合は、トランジスタ59をオフにすること
がなく、また表示回路49による表示も変化せずに元の
状態を保つ。
以上の結果、゛信号64のレベルの変化は表示回路48
によって逐一表示されて瞬間的に規格値を満足する場合
も表示され、所定時間T以上規格値を満足する場合には
表示回路49によっても表示される。
一つの調整が完了したことを示す信号66は出力端子4
7から制御回路5に供給される。
制御回路5はこの信号66に基いて次の調整工程に移行
させる制御を行う。
次にこの制御回路5を第5図について説明する。
第5図は制御回路5の一部を示すものである。第5図に
おいて、シフトレジスタ6Bはシリアルイン・パラレル
アウト型のシフトレジスタである。
このシフトレジスタにおいては、S端子に供給される信
号が、C端子に供給されるクロック信号によって順次シ
フトされて、出力端子Q1〜Q、より並列出力として得
られるようになっている。
なおR端子には、このシフトレジスタ6Bをクリアーす
るためのクリアー信号が供給される。
この第5図に示す回路は、シフトレジスタ68がクリア
ーされ、またフリップフロップ69がセットされてその
出力Qが(IH++となっている状態から始動される。
この状態でスタートスイッチ81が接点a側に一時的に
閉じられると、アンド回路73に供給される2つの信号
、即ちオア回路77の出力とフッツブフロップ6 おこのスイッチ81と後述するスイッチ82とは第1図
に示す操作部9に設けられている。
このアンド回路73の出力は、シフトレジスタ68のS
端子に供給されると共に、ディレーライン72及びオア
回路78をそれぞれ介してシフトレジスタ6BのC端子
にも供給される。
このためにシフトレジスタ6Bの出力Q1がl(Hl+
となると共にこの出力Q1によってフリップフロップ6 される。
フリップフロップ69がリセットされて出力Qが1(
L +1となると、アンド回路73の出力も(I L
++となるので、シフトレジスタ68のS端子へは((
Lllの信号が供給される。
以上の動作によってシフトレジスタ68の出力Q1〜Q
.は出力Q工のみが“H”で他は“Lllとなる。
この状態を第1の調整工程の状態とする。
この状態においては、出力Q□〜Qnが前述したゲート
回路3、マトリクス回路6、規格値選択回路7等に制御
信号として供給されて前述した動作が行われる。
これと並行して出力Q1〜Qnが表示部8に供給される
表示部8はランプ等の発光表示手段90□〜90.とそ
の駆動回路91とによって構成され、ランプ90□〜9
0nは出力Q1〜Q.に対応してn個設けられている。
そしてランプ90、〜90nは出力Q1〜Qnに従って
それぞれ点燈及び消燈するようになっている。
なおランプ90、〜90.の配列は直線状であってもよ
いし、また円環状であってもよい。
前述の如く出力Q1〜Q.の出力Q1のみが“H”で他
は“L”のときは、ランプ90□のみが点燈し他のラン
プ90□〜90oは消燈した状態となる。
このランプ90.のみが点燈することによって第1の調
整工程の状態であることが表示される。
なお第1の調整工程が完了したときには、前述の如くに
して信号66が得られ、この信号66はアンド回路75
に供給される。
そしてこのアンド回路75の出力はオア回路78を介し
てシフトレジスタ68のC端子に供給されるようになっ
ている。
故に第1の調整が完了して信号66が“H”となった時
には表示回路49がこの状態を表示するので、この表示
を確認してスイッチ82を接点a側に一時的に閉じると
、アンド回路75の出力は“H“となる。
この“H”レベルの出力はオア回路78を介してシフト
レジスタ68のC端子に供給されるので、このシフトレ
ジスタ68はシフト動作を行い、このためにシフトレジ
スタ68の出力Q1〜Qnは出力Q2のみが“H2Sで
他は°゛LLパる。
この状態が第2の調整工程の状態である。
この第2の調整状態においても前述した第1の調整状態
と同様に出力Q1〜Qoがゲート回路3、マトリクロス
回路6、規格値選択回路7等に制御信号としてそれぞれ
供給される。
これと並行して表示部8にも出力Q1〜Q。が供給され
るので、ランプ90□のみが点燈して第2の調整工程の
状態であることが表示される。
これ以後において調整工程が順次進んで上述の動作が順
次繰返され、この結果第3の調整工程以後の第n工程迄
の全ての調整が完了する。
このために第4図に示す表示回路49がこの完了を表示
するので、この表示を確認して再びスイッチ82を接点
a側に閉じればよい。
これによって、出力Q。が°“H”から“L”に変わっ
て、この出力Qnの立下りがシフトレジスタ68の端子
Rに供給される。
このためにシフトレジスタ6Bがクリアーされると共に
、出力Qnの立下りはフリップフロップ69のセット端
子Sにも供給されてこのフリップフロップ69がセット
される。
このときフリップフロップ6 となってアンド回路73、アンド回路74及びタイマー
回路71にそれぞれ供給される。
タイマー回路71は出力が“L”で゛あるときに“H”
レベルの信号が供給されると設定時間だけ“HATレベ
ルの出力が得られるもので、その設定時間は例えば10
秒間であってよい。
タイマー回路71の出力が“H”で゛フッツブフロップ
6 74の出力は“H2Sとなる。
このときのアンド回路74の出力は、オア回路77及び
゛アンド回路73を通ってシフトレジスタ68のS端子
に供給されると共に、ディレーライン72及びオア回路
78を介してシフトレジスタ68のC端子に供給される
このためにシフトレジスタ68の出力Q1が“H”とな
るので゛、この出力Q1によってフリップフロップ69
がリセットされる。
フリップフロップ69がリセットされて出力Qが“L”
となると、アンド回路73の出力も“L”となるので゛
、シフトレジスタ68のS端子へは“L“の信号が供給
される。
以上の動作によってシフトレジスタ6Bの出力Q1〜Q
、はQlのみがHt+で他は“L”となる。
このとき、タイマー回路71の出力をゲート信号として
発振器70の出力がアンド回路76からオア回路78を
介してシフトレジスタ68のC端子に供給されるので゛
、“H”となる出力は出力Q1から出力Q2へ、出力Q
2から出力Q3へというようにシフトされて、ついには
出力QnがH“となる。
この間、表示部8は、順次点滅するランプ90□〜90
nによって、光が一方向に流れているように見える表示
を行う。
なおシフトレジスタ68の上記シフトを行うための発振
器70の発振周波数は数H2〜数十H2程度であってよ
い。
この場合にも、上述のように出力Q0が“H“から°“
LI+に変ると、この出力Qnがシフトレジスタ68の
端子Rに供給されてこのシフトレジスタ6Bがクリアー
されると共に、この出力Qnはフリラフ。
フロラフ69のセット端子Sにも供給されてこのフリッ
プフロップ69はセット状態となる。
このときフリップフロップ6 アンド回路73及びアンド回路74にそれぞれ供給され
る。
アンド回路74にゲート信号として供給されるタイマー
回路71の出力が“HI3で゛あれば、アンド回路74
の出力は“H“となってオア回路77及びアンド回路7
3を通ってシフトレジスタ68のS端子に供給され、こ
の結果、前述した場合と同様の動作が繰返される。
この動作はタイマー回路71の出力がHI+である間、
即ち設定時間10秒間だけ繰返して続けられる。
なお上述の実施例においては、複数の表示手段として、
発光表示手段(例えばランプ又は発光ダイオード)を用
いたが、必ずしも光学的に表示する手段である必要はな
く、電気信号に応じて機械的に動作して機械的に表示す
るものであってもよい。
以上本考案によれば、複数の調整工程を順次行うよう調
整装置において、複数の調整工程に対応する複数の表示
手段に順次切換え表示させることにより各調整工程をそ
れぞれ表示することができると共に、最終工程が終了し
たときにはこれと共通の複数の表示手段を用いて極めて
明確に総ての調整工程が完了したことを表示することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を適用したVTR調整装置を示すもので、
第1図はVTR調整装置の全体を示すブロック図、第2
図は第1図に示す比較処理回路の前段部分を示す回路図
、第3A図及び第3B図は第2図に示す回路の動作を説
明するための特性図、第4図は第1図に示す制御回路の
後段部分を示す回路図、第5図は第1図に示す制御回路
を示す回路図である。 なお図面に用いられている符号において、16。 19、 20はスイッチ、24, 25, 26, 2
7は増巾器、48。 49は表示回路、50. 52は抵抗、62はダイオー
ド、63はコンデンサ、6Bはシフトレジスタ、70は
発振器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の調整工程を順次行うようにした調整装置において
    、上記調整工程に対応する複数の表示手段と、この複数
    の表示手段に順次切換え表示させることによって各調整
    工程をそれぞれ表示するためのシフトレジスタと、最終
    調整工程の終了によって駆動される発振器とをそれぞれ
    具備し、上記発振器の出力を上記シフトレジスタに供給
    して上記複数の表示手段に順次連続的に切換え表示させ
    ることにより上記調整工程の完了を表示するようにした
    調整装置における表示装置。
JP1976092646U 1976-07-12 1976-07-12 調整装置における表示装置 Expired JPS5855518Y2 (ja)

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