JPS585537Y2 - なべ蓋の支持脚 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は新規な構成を有するなべ蓋の支持脚を提供しよう
とするものである。

従来のなべ蓋にあっては、調理中など鍋より当該蓋をと
りはずした場合、その置き場所に困ることがある。

本案はかかる問題を充分解決しようとするもので、以下
、図面を参照しながらその一実施例の詳細を説明する。

１は本案のなべ蓋の支持脚である。

そして、その構成は、なべ蓋２の下面中央に取付けられ
た基板３の下面に当該基板の中央部より左右位置をもっ
て１対の二股脚４を垂下突設すると共に、上記二股脚に
隣接して１対の支え脚５が垂下突設せしめられている。

そこで、上記二股脚４は上方脚４Ａ、下方脚４Ｂからな
り、両者、はほぼ平行な状態で右端が少しく下方へ位置
するよう傾斜した状態となっている。

また、上記支□え脚５にあっては、上記二股脚の右端と
は所定間隔りをもって、当該支え脚の下端５Ａは斜め下
方へ垂下せしめた状態となっている。

３Ａは上記なべ蓋２への取付用穴で、２Ａはつまみで、
下端に皿２Ｂ’を有するポル）２Ｂでなべ蓋２に取付け
られている。

ついで、本案のものの使用方法を効果と共に説明する。

なべ本体２Ｃから蓋２を取り去った場合、上記支え脚５
がなべの側壁における外側に、また、二股脚が側壁にお
ける内側に位置するよう、すなわち、支え脚１と゛二股
脚で側壁をはさむようにして当該蓋を係止する。

そして、この蓋を取りはずす場合は上述とは逆に収′扱
えばよい。

また、蓋の下面に取付けるよう構成したから取付は状態
が安定しており、所謂かさ・ぼることもなく体裁もよい
。

さらに取付用穴３Ａ・を３ケ所設けたから蓋の大小、な
べ底の深いもの、浅いものに適宜調整して使用すること
ができる。

このように本案のものによれば、なべを煮たきに使用中
、あるいはテーブル上に置いて使用する場合において、
従来の如く蓋の置き場に困ることなく衛生的にかつ安定
した状態で支持することができる有用な考案と言うべき
ものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本案の一実施例を示すもので、第１図は底部を中
心にみた斜視図、第２図、第３図は使用状態を示す斜視
図、第４図は要部拡大縦断面図である。 １・・・・・・なべ蓋の支持脚、２・・・・・・なべ蓋
、３・・・・・・基板、４・・・・・・二股脚、５・・
・・・・支え脚。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. なべ蓋の下面中央に取付けられた基板の下面に当該基板
   の中央部より左右位置をも・つて１対の二股脚を垂下突
   設すると共に、上記二股脚に隣設して１対の支え脚を垂
   下突設せしぬたことを特徴、とするなべ蓋の支持脚。